JP2001051813A - 印刷ジョブ出力装置および印刷ジョブ出力方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷ジョブ出力装置および印刷ジョブ出力方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2001051813A
JP2001051813A JP11225934A JP22593499A JP2001051813A JP 2001051813 A JP2001051813 A JP 2001051813A JP 11225934 A JP11225934 A JP 11225934A JP 22593499 A JP22593499 A JP 22593499A JP 2001051813 A JP2001051813 A JP 2001051813A
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Hideo Ikeno
秀夫 池野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正当なユーザとして受け取り指定されている
以外の不正なユーザからの印刷ジョブの出力要求の受け
付けを確実に制限することである。 【解決手段】 受け取り人が指定されている印刷ジョブ
をHDD5に保管し、該印刷ジョブに対する印刷実行要
求を該指定されている受取人から受け付け、該受け付け
た印刷実行要求が、HDD5により保持した印刷ジョブ
の正当な受取人からの要求であるか否かをCPU1が判
別して認証し、保持した印刷ジョブの正当な受取人から
の印刷実行要求であったと認証した場合に、保持される
印刷ジョブの印刷実行をPRT7に指示する構成を特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して1つ以上のコンピュータと通信可能な装置に係
り、特にいずれかのコンピュータから受信する印刷ジョ
ブの出力を処理可能な印刷ジョブ出力装置および印刷ジ
ョブ出力方法およびコンピュータが読み出し可能なプロ
グラムを格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷処理装置、例えばプ
リンタやFAXなど印刷ジョブ出力装置に送信された印
刷ジョブは、即座に出力処理されるか、または、出力装
置のキューに保存された後に無条件に出力処理されてい
た。
【0003】また、何らかのアプリケーションを用いて
作成したデータやその出力物を、特定の受取人に渡した
いという要求が発生した場合には、ネットワークを介し
てデータを回覧可能とする方法、データそのものを受取
人に送信する方法、出力結果をFAXで送信する方法、
同フロア内などにおいては出力物(紙)を直接手渡す方
法のいずれかが採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷処理装置は
上記のように構成されているので、例えば印刷ジョブを
無条件に印刷する装置では、FAXでは受取人が出力物
を受け取れる状態か否かにかかわらず装置上に出力され
てしまう事態が発生する。
【0005】また、プリンタでは印刷ジョブの送り手が
すぐに出力結果を回収できない場合のように、装置上に
出力物が溜まってしまう事態が発生するし、特定の受取
人に宛て出力物を出力したい場合も、装置上に無条件に
出力されるため、その時点で他人の目にさらされてしま
う事態が発生していた。
【0006】このように出力されたものを他人の目に触
れる危険を回避するために、ネットワークを介してのデ
ータの閲覧または送信という方法では、受取人側のシス
テム、アプリケーション、フォントなどの利用可能なデ
ータ処理資源環境が異なるため、出力の内容を正しく閲
覧したり出力できないという問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、受け取り人が指定さ
れている印刷ジョブを保管し、該印刷ジョブに対する印
刷実行要求を該指定されている受取人から受け付け、該
受け付けた印刷実行要求が、前記ジョブ保持手段により
保持した印刷ジョブの正当な受取人からの要求であるか
否かを判別して認証し、保持した印刷ジョブの正当な受
取人からの印刷実行要求であったと認証した場合に、保
持される印刷ジョブの印刷実行を行なうことにより、正
当なユーザとして受け取り指定されている以外の不正な
ユーザからの印刷ジョブの出力要求の受け付けを確実に
制限でき、不正なユーザからの印刷ジョブの処理が割り
込んで正当ユーザからの印刷ジョブの処理が遅延してし
まう事態を回避することができるとともに、該出力結果
を受け取るべき正当なユーザを特定して、出力結果を該
印刷装置に赴く正当ユーザ以外のユーザが目にしてしま
う機会を削減でき、且つ、受け取り人に対して指定され
た印刷ジョブの保管状況を適時にそれぞれ指定先に通知
することができ、各受取人が自らの操作で指定されてい
る印刷ジョブの出力指示してそれぞれが任意のタイミン
グでその出力結果を回収させること、また、保持した印
刷ジョブの印刷結果の受取人に対し、印刷実行要求待ち
のジョブが存在することをメールで通知するので、印刷
して回覧すべき受け取り人に対してその旨が確実に通知
され、各受け取り人にとって任意の回収可能なタイミン
グで印刷出力を行うことが可能となり、印刷ジョブの受
け取りを各受け取り人に指示する通知処理負担も軽減さ
れること、また、指定された受け取り人が印刷ジョブを
出力すると、対象となる受け取り状況も管理でき、既に
印刷ジョブを出力して回収しているユーザに再度印刷ジ
ョブの受け付け状況を通知して無駄な印刷処理を繰り返
す事態も確実に回避することができること、さらに、受
取人の環境に左右されない形式である印刷出力物を特定
の受取人が回収可能な適正なタイミングで出力可能とす
る印刷ジョブ出力装置および印刷ジョブ出力方法および
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定の通信媒体(ネットワーク)を介して1つ以上
のコンピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置であっ
て、いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブ
の印刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持す
るジョブ保持手段(図1に示すHDD5)と、前記ジョ
ブ保持手段により保持した前記印刷ジョブに対する印刷
実行要求を受け付ける出力要求受付手段(図1に示すN
TC8)と、前記出力要求受付手段により受信した印刷
実行要求が、前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジ
ョブの正当な受取人からの要求であるか否かを判別する
認証手段(図1に示すCPU1がHDD5,ROM2等
に記憶される制御プログラムを実行して認証処理する)
と、前記認証手段による判断に基づき、前記出力要求受
付手段により受信した要求が、前記ジョブ保持手段によ
り保持した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要
求であったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョ
ブの印刷実行を行なう出力実行手段(図1に示すCPU
1がHDD5,ROM2等に記憶される制御プログラム
を実行して出力処理する)とを有するものである。
【0009】本発明に係る第2の発明は、所定の通信媒
体を介して1つ以上のコンピュータと通信可能な印刷ジ
ョブ出力装置であって、いずれかのコンピュータから送
信されてきたジョブの印刷結果の受取人指定を含む印刷
ジョブを記憶保持するジョブ保持手段(図1に示すHD
D5)と、前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョ
ブの印刷結果の受取人に対し、印刷実行要求待ちのジョ
ブが存在することを通知するジョブ受付通知手段(図1
に示すCPU1がHDD5,ROM2等に記憶される制
御プログラムを実行して通知処理する)と、前記ジョブ
保持手段により保持した前記印刷ジョブに対する印刷実
行要求を受け付ける出力要求受付手段(図1に示すNT
C8)と、前記出力要求受付手段により受信した印刷実
行要求が、前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョ
ブの正当な受取人からの要求であるか否かを判別する認
証手段(図1に示すCPU1がHDD5,ROM2等に
記憶される制御プログラムを実行して認証処理する)
と、前記認証手段による判断に基づき、前記出力要求受
付手段により受信した要求が、前記ジョブ保持手段によ
り保持した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要
求であったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョ
ブの印刷実行を行なう出力実行手段(図1に示すCPU
1がHDD5,ROM2等に記憶される制御プログラム
を実行して出力処理する)とを有するものである。
【0010】本発明に係る第3の発明は、前記認証手段
は、前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョブ内に
含まれる受取人の名前およびパスワードと、前記出力要
求受付手段により受信した印刷実行要求に含まれる要求
者の名前およびパスワードを用いて処理するものであ
る。
【0011】本発明に係る第4の発明は、前記認証手段
は、前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョブ内に
含まれる受取人の電子メールアドレスおよびパスワード
と、前記出力要求受付手段により受信した印刷実行要求
に含まれる要求者の電子メールアドレスおよびパスワー
ドとを用いて処理するものである。
【0012】本発明に係る第5の発明は、前記認証手段
は、前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョブ内に
含まれる受取人のマシンのIPアドレス、もしくはジョ
ブ内に含まれる受取人のマシン名に関連付けられたIP
アドレスと、前記出力要求受付手段により受信した印刷
実行要求に含まれる要求発行マシンのIPアドレスとを
用いて処理するものである。
【0013】本発明に係る第6の発明は、前記出力要求
受付手段は、前記認証手段に用いる情報を含む電子メー
ルを受け付けるものである。
【0014】本発明に係る第7の発明は、前記出力要求
受付手段は、前記認証手段に用いる情報を含む印刷実行
ジョブを受け付けるものである。
【0015】本発明に係る第8の発明は、前記ジョブ受
付通知手段は、前記ジョブ保持手段により保持した印刷
ジョブ内に含まれる受取人の電子メールアドレスに対
し、印刷実行要求作成に必要な情報を記述した電子メー
ルを発信するものである。
【0016】本発明に係る第9の発明は、前記ジョブ受
付通知手段は、前記ジョブ保持手段により保持した印刷
ジョブ内に含まれる受取人の電子メールアドレスに対
し、印刷実行要求ジョブそのものを添付した電子メール
を発信するものである。
【0017】本発明に係る第10の発明は、前記出力実
行手段の実行に伴い、前記ジョブ保持手段により保持し
たジョブの受取人に関する情報部を、印刷実行要求のあ
った受取人が受取済であることを示すように変更するジ
ョブ変更手段(図1に示すCPU1がHDD5,ROM
2等に記憶される制御プログラムを実行してHDD5上
で管理される図11に示す受取人リスト62のフラグを
受領済みに設定制御する)を有するものである。
【0018】本発明に係る第11の発明は、前記ジョブ
変更手段は、前記出力実行手段による処理に伴い自動的
に前記ジョブ保持手段により保持したジョブの受取人に
関する情報部を、印刷実行要求のあった受取人が受取済
であることを示すように変更するものである。
【0019】本発明に係る第12の発明は、前記ジョブ
変更手段は、受取人の要求に従い前記ジョブ保持手段に
より保持したジョブの受取人に関する情報部を、印刷実
行要求のあった受取人が受取済であることを示すように
変更するものである。
【0020】本発明に係る第13の発明は、前記ジョブ
保持手段は、前記ジョブ変更手段により、前記ジョブ保
持手段により保持したジョブに含まれる受取人全てから
の印刷実行要求を処理した事を示す状態となるまで、ジ
ョブを保持し続けるものである。
【0021】本発明に係る第14,第27の発明は、所
定の通信媒体(ネットワーク)を介して1つ以上のコン
ピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置における印刷
ジョブ出力方法であって、あるいは所定の通信媒体を介
して1つ以上のコンピュータと通信可能な印刷ジョブ出
力装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、いずれかのコンピュ
ータから送信されてきたジョブの印刷結果の受取人指定
を含む印刷ジョブを記憶保持するジョブ保持工程(図5
に示すステップS42)と、前記ジョブ保持工程により
保持した前記印刷ジョブに対する印刷実行要求を受け付
ける出力要求受付工程(図5に示すステップS41)
と、前記出力要求受付工程により受信した印刷実行要求
が、前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの正
当な受取人からの要求であるか否かを判別する認証工程
(図5に示すステップS44)と、前記認証工程による
判断に基づき、前記出力要求受付工程により受信した要
求が前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの正
当な受取人からの印刷実行要求であったと認証した場合
に、前記保持される印刷ジョブの印刷実行を行なう出力
実行工程(図5に示すステップS45)とを有するもの
である。
【0022】本発明に係る第15,第28の発明は、所
定の通信媒体(ネットワーク)を介して1つ以上のコン
ピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置における印刷
ジョブ出力方法であって、あるいは所定の通信媒体を介
して1つ以上のコンピュータと通信可能な印刷ジョブ出
力装置を制御するコンピュータが読み出し可能なプログ
ラムを格納した記憶媒体であって、いずれかのコンピュ
ータから送信されてきたジョブの印刷結果の受取人指定
を含む印刷ジョブを記憶保持するジョブ保持工程(図7
に示すステップS63)と、前記ジョブ保持工程により
保持した印刷ジョブの印刷結果の受取人に対し、印刷実
行要求待ちのジョブが存在することを通知するジョブ受
付通知工程(図7に示すステップS64)と、前記ジョ
ブ保持工程により保持した前記印刷ジョブに対する印刷
実行要求を受け付ける出力要求受付工程(図7に示すス
テップS61)と、前記出力要求受付工程により受信し
た印刷実行要求が、前記ジョブ保持工程により保持した
印刷ジョブの正当な受取人からの要求であるか否かを判
別する認証工程(図7に示すステップS68)と、前記
認証工程による判断に基づき、前記出力要求受付工程に
より受信した要求が前記ジョブ保持工程により保持した
印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求であった
と認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの印刷実
行を行なう出力実行工程(図7に示すステップS65)
とを有するものである。
【0023】本発明に係る第16,第29の発明は、前
記認証工程は、前記ジョブ保持工程により保持した印刷
ジョブ内に含まれる受取人の名前およびパスワードと、
前記出力要求受付工程により受信した印刷実行要求に含
まれる要求者の名前およびパスワードを用いて処理する
ものである。
【0024】本発明に係る第17,第30の発明は、前
記認証工程は、前記ジョブ保持工程により保持した印刷
ジョブ内に含まれる受取人の電子メールアドレスおよび
パスワードと、前記出力要求受付工程により受信した印
刷実行要求に含まれる要求者の電子メールアドレスおよ
びパスワードとを用いて処理するものである。
【0025】本発明に係る第18,第31の発明は、前
記認証工程は、前記ジョブ保持工程により保持した印刷
ジョブ内に含まれる受取人のマシンのIPアドレス、も
しくはジョブ内に含まれる受取人のマシン名に関連付け
られたIPアドレスと、前記出力要求受付手段により受
信した印刷実行要求に含まれる要求発行マシンのIPア
ドレスとを用いて処理するものである。
【0026】本発明に係る第19,第32の発明は、前
記出力要求受付工程は、前記認証工程に用いる情報を含
む電子メールを受け付けるものである。
【0027】本発明に係る第20,第33の発明は、前
記出力要求受付工程は、前記認証工程に用いる情報を含
む印刷実行ジョブを受け付けるものである。
【0028】本発明に係る第21,第34の発明は、前
記ジョブ受付通知工程は、前記ジョブ保持工程により保
持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の電子メールアド
レスに対し、印刷実行要求作成に必要な情報を記述した
電子メールを発信するものである。
【0029】本発明に係る第22,第35の発明は、前
記ジョブ受付通知工程は、前記ジョブ保持工程により保
持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の電子メールアド
レスに対し、印刷実行要求ジョブそのものを添付した電
子メールを発信するものである。
【0030】本発明に係る第23,第36の発明は、前
記出力実行工程の実行に伴い、前記ジョブ保持工程によ
り保持したジョブの受取人に関する情報部を印刷実行要
求のあった受取人が受取済であることを示すように変更
するジョブ変更工程(図10に示すステップS104
5,S1046)を有するものである。
【0031】本発明に係る第24,第37の発明は、前
記ジョブ変更工程は、前記出力実行工程による処理に伴
い自動的に前記ジョブ保持工程により保持したジョブの
受取人に関する情報部(図11に示すフラグ)を、印刷
実行要求のあった受取人が受取済であることを示すよう
に変更するものである。
【0032】本発明に係る第25,第38の発明は、前
記ジョブ変更工程は、受取人の要求に従い前記ジョブ保
持工程により保持したジョブの受取人に関する情報部
を、印刷実行要求のあった受取人が受取済であることを
示すように変更するものである。
【0033】本発明に係る第26,第39の発明は、前
記ジョブ保持工程は、前記ジョブ変更工程により、前記
ジョブ保持工程により保持したジョブに含まれる受取人
全てからの印刷実行要求を処理した事を示す状態となる
まで、ジョブを保持し続けるものである。
【0034】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕 <装置の説明>図1は、本発明の第1実施形態を示す印
刷ジョブ出力装置の構成を説明するブロック図である。
【0035】本実施形態における出力装置は、図1に示
したように、CPU1、ROM2、RAM3、ハードデ
ィスクコントローラ(HDC)4、ハードディスクドラ
イブ(HDD)5、プリンタコントローラ(PRTC)
6、プリンタエンジン(PRT)7、ネットワークコン
トローラ(NTC)8、ネットワーク装置(NT)9、
システムバス10を有している。
【0036】CPU1は、装置全体を制御する中央処理
装置であり、RAM3をワークエリア等として利用しな
がら、ROM2またはハードディスクコントローラ4に
格納されたプログラムに従がって、本発明に関わるジョ
ブの出力に関する処理をはじめ、本装置の機能である各
種の処理を実行する。
【0037】システムバス10は、上記各構成要素間で
データ、制御信号を授受するための通路となっている。
なお、ROM2およびHDD5には、文字パターンデー
タ(フォントデータ)等が格納されており、さらにHD
C4には後述するように、本装置に送信されてきた印刷
ジョブを格納する。
【0038】ハードディスクコントローラ(HDC)4
は、本装置が記憶装置の1つとして利用するHDD5動
作を制御し、さらに本装置に第2、第3など新たなハー
ドディスクドライブが追加された場合にもそれらの動作
を制御する。
【0039】プリンタコントローラ6は、本装置に送信
されてきた印刷ジョブの実際の印刷出力処理を行なう際
のプリンタエンジン7を制御している。ネットフークコ
ントローラ8は、ネットワークを介して接続された各種
装置との間でデータ送受信を行う際のネットワーク装置
9の動作を制御している。
【0040】また、本実施形態の処理プログラムを初め
とするCPU1で処理するプログラムは、コンピュータ
言語を用いてプログラムされたものである。
【0041】なお、本実施形態では本発明に係る処理プ
ログラムをROM2およびHDD5に記憶しているが、
システムバス10を介して直接接続フロッピーディスク
(FD)などの記憶媒体に記憶されていてもよい。さら
に、ネットワークで接続されている他の装置上に記憶さ
れていてもよい。
【0042】また、本発明に係る処理プログラムは、F
D、HD、MO、CD−ROMなどの記憶媒体やネット
ワークを介して他の装置に供給でき、それら記憶媒体か
ら直接起動することも可能であるし、また装置上にイン
ストール後に起動することも可能である。
【0043】図2は、図1に示した印刷ジョブ出力装置
における各種のプログラムのメモリマップを説明する図
であり、本実施形態では、各種の処理プログラムを実行
する際、処理プログラムを格納しているROM2および
HDD5からRAM3上にロードした際のメモリマップ
の構造に対応する。
【0044】なお、メモリマップは、本装置上の入出力
を司る基本I/Oプログラム11、各処理プログラムに
動作環境を提供するシステムプログラム12、本実施形
態の処理プログラムを初めとする各種処理プログラム1
3、関連データを格納するエリア14、各種プログラム
が動作する際に一時的に利用するワークエリア15で構
成されている。なお、RAM3の容量の制約により、1
1〜15として利用する領域が足りなくなった場合、H
DD5など別の記憶媒体をRAM3の領域の一部として
扱うことも可能である。
【0045】図3は、本発明に係る印刷ジョブ出力装置
を適用可能な印刷システムの一例を示す図である。
【0046】図3において、21、22、23、25、
27はパーソナルコンピュータで、所定のハードウエア
(CPU等を含む制御ボード,ハードディスク,ネット
ワーク制御部等を含む)を備えるが、それぞれデータ処
理資源(フォント環境,ブラウザ環境,OS環境,ネッ
トワーク環境等を含む)が異なるものとする。
【0047】28はサーバコンピュータで、所定のハー
ドウエア(CPU等を含む制御ボード,ハードディス
ク,ネットワーク制御部等を含む)を備えているものと
する。24はプリンタで、ネットワーク回線29を介し
て受信する印刷ジョブを解析して処理する。26は複合
機で、FAX・プリンタ・複写機などのデータ処理機能
を兼ね備えている。
【0048】なお、図中の21〜28の各機器は、ネッ
トワーク回線29で接続されて、所定御プロトコルを介
して相互に通信可能に構成されている。
【0049】また、図1に示した印刷ジョブ出力装置
は、図3中では印刷機能を持つ装置であるプリンタ24
および複合機26に実装されるものである。
【0050】上記プリンタ24および複合機26は、ネ
ットワーク回線29で接続されたパーソナルコンピュー
タ21、22、23、25、27またはサーバコンピュ
ータ28から、後述する図4に示す印刷ジョブという形
式でデータを受信し、印刷出力を行なう。なお、特に複
合機26は、ネットワーク回線29とは別に公衆回線に
も接続可能であり、公衆回線を介して受信したFAXデ
ータをも印刷可能である。また、複合機26では、公衆
回線を介して受信したFAXデータも、そのヘッダ情報
などを利用して図4に示す印刷ジョブの形式に変換し
て、ネットワーク回線29を介して受信した印刷ジョブ
と同様に印刷出力を行なう。
【0051】サーバコンピュータ28は、ファイルサー
バとしての役割を担うとともに、ネットワーク回線29
で接続された各機器を識別するためのマシン名やIPア
ドレスを格納したネームサーバとしての役割も担ってい
る。
【0052】図4は、図1に示した印刷ジョブ出力装置
が処理する印刷ジョブの構造を示す図である。
【0053】図4において、31はジョブ識別子で、印
刷ジョブ(以下、単にジョブと呼ぶ場合がある)を本装
置上で一意に識別するための情報である。32はコマン
ドで、装置が受信したジョブをどのように処理すべきか
を示す命令である。この命令はジョブの送信者が印刷指
示によりジョブを生成する際に、アプリケーションやド
ライバのインタフェースにより指定する。なお、本実施
形態においては「ストア」と「実行」という2種類のコ
マンドを処理する。
【0054】33〜35はジョブの属性データとして総
括され、ジョブ情報33、受取人名34、受取人パスワ
ード35から成るものとする。
【0055】特に、ジョブ情報33には、ジョブ送信者
に関する情報、ジョブのタイトルなどが格納されてい
る。この情報は、アプリケーションやドライバを介し
て、ジョブ送信者が印刷指示によりジョブを生成する際
に指定するか、または自動的に付加されるものである。
【0056】また、受取人名34は、本ジョブの受取人
を特定する名前であり、受取人パスワード35は、受取
人名34で指定された受取人が本ジョブの出力結果を得
たい場合に必要になるパスワードである。受取人名34
および受取人パスワード35は、ジョブの送信者が印刷
指示によりジョブを生成する際に、アプリケーションや
ドライバのインタフェースにより指定する。
【0057】また、印刷データ36は、装置が最終的に
出力物を出力する際に用いるデータであり、本装置特有
の言語(所定のPDL(PS,LIPS,PCL等)に
基づく)または本装置が処理可能なイメージ形式で格納
されている。ただし、本装置が処理するジョブの1つで
ある印刷実行ジョブ(コマンド32が「実行」)は、印
刷データ36に当たる部分は存在せず、ジョブ識別子3
1、コマンド32、ジョブ情報33、受取人名34、受
取人パスワード35の部分のみから成るものとする。
【0058】この時、ジョブ識別子31は、すでに装置
内のHDD5に格納されたジョブの中で出力したいジョ
ブのジョブ識別子31と一致し、コマンド32は「実
行」、受取人名34はジョブの送信者名となる。
【0059】なお、この場合の受取人名34は、ジョブ
情報内の送信者名と一致するので必ずしも必要ではない
が、本実施形態の処理の説明上、受取人名34には実行
ジョブの送信者名が入るものとする。
【0060】なお、図4では印刷ジョブが1つの塊を成
しているが、受信時にはいくつかのパケットに分割され
た状態で受信し、ジョブ識別子31を利用し、図1の装
置上で図3のように構成し直すことも容易に可能であ
る。
【0061】図5は、本実施形態に係る印刷ジョブ出力
装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフロー
チャートであり、本実施形態の印刷ジョブ出力装置が受
信したジョブの処理手順に対応する。なお、S41〜S
46は各ステップを示す。
【0062】本装置ではジョブを受信後、ステップS4
1において、コマンド32の内容をCPU1が調べる。
ステップS41において、コマンド32が「ストア」と
なっていたと判定した場合、ステップS42に進み、ジ
ョブ全体をHDD5に保管し、処理を終了する。
【0063】なお、ステップS42において本装置上に
格納されたジョブは、ネットワーク回線29に接続され
たコンピュータ上で、アプリケーションプログラムを用
いて一覧可能であり、各コンピュータユーザ側から積極
的に本出力装置を監視している。また、各受取人がジョ
ブの印刷を実行するために必要なパスワードは、予め印
刷ジョブ送信者と受取人の間で通知または取り決めが為
されていなければならない。
【0064】ジョブの受取人は、出力装置を前述の要領
で監視する事により、自分宛のジョブが出力装置上に存
在する事を認知し、そのジョブのジョブ識別子31、お
よび予め知らされているパスワード35を用い、「実
行」ジョブを生成・送信する。この実行ジョブの生成・
送信処理は、受取人のコンピュータ上で動作する前述の
監視のためのアプリケーションプログラムの機能として
行なわれる場合も、または全く別の専用プログラムによ
り行われる場合もある。
【0065】一方、ステップS41で、コマンド32が
「実行」となっていたと判定した場合、ステップS43
に進み、「実行」ジョブの送信者が、「実行」ジョブの
ジョブ識別子31で示されるHDD5内に保持したジョ
ブの正当な受取人であるかを判断するための認証処理を
実行する。そして、ステップS44で、認証が正常であ
るかどうかを判定して、OKならばステップS45へ進
み、NGならば処理を終了する。
【0066】本実施形態においては、HDD5内のジョ
ブと、今回受信した「実行」ジョブの受取人名34およ
び受取人パスワード35の一致をもって正当な受取人か
らの「実行」ジョブであったと認証するものとする。
【0067】ステップS43の処理により認証されたか
否かを判断した際に、ステップS44において、認証さ
れたと判断した場合、ステップS45において、HDD
5内の今回の処理対象ジョブをPRT7に出力して印刷
を実行する。
【0068】そして、ステップS46において、HDD
5内から今回の処理対象ジョブを消去し、処理を終了す
る。
【0069】一方、ステップS44において、認証され
なかったと判断した場合、受信した「実行」ジョブを無
効とし、処理を終了する。
【0070】この際、本装置が警告音を鳴らしたり、エ
ラーメッセージをPRT7から出力したり、各コンピュ
ータから本装置を監視しているプログラムが認識可能な
ように何らかの情報を提供するなどの、「実行」ジョブ
無効報知方法も容易に考えられる。
【0071】〔第2実施形態〕本実施形態は、第1実施
形態の図1に示した装置上で動作する処理プログラムで
あり、図6に示すデータ形式の印刷ジョブを処理し、P
RT7への出力を行なう点が第1実施形態との相違点で
ある。以下、その実施形態について説明する。
【0072】図6は、本発明の第2実施形態を示す印刷
ジョブ出力装置における印刷ジョブのデータ構造を説明
する図である。
【0073】図6において、51はジョブ識別子で、ジ
ョブを本装置上で一意に識別するための情報である。5
2は種別で、ジョブの種類を示すものであり、本実施形
態においては通常の印刷ジョブと、HDD5に格納され
たジョブの印刷実行を命令する実行ジョブとを区別して
いる。この命令はジョブの送信者が印刷指示によりジョ
ブを生成する際に、アプリケーションやドライバのイン
タフェースにより指定する。
【0074】53〜56はジョブの属性データとして総
括されるデータであり、ジョブ情報53、受取人名5
4、受取人パスワード55、受取人メールアドレス56
から成る。
【0075】ここで、ジョブ情報53には、ジョブ送信
者に関する情報、ジョブのタイトルなどが格納されてい
る。この情報は、アプリケーションやドライバを介し
て、ジョブ送信者が印刷指示によりジョブを生成する際
に指定するか、または自動的に付加されたものである。
【0076】また、受取人名54は、本ジョブの受取人
を特定する名前であり、受取人パスワード55は、受取
人名54で指定された受取人が本ジョブの出力結果を得
たい場合に必要になるパスワード、受取人メールアドレ
ス56は、本装置が受取人に対し印刷ジョブを受信・格
納している旨を電子メールで報知するために用いるメー
ルアドレスである。
【0077】さらに、受取人名54および受取人パスワ
ード55および受取人メールアドレス56は、ジョブの
送信者が印刷指示によりジョブを生成する際に、アプリ
ケーションやドライパのインタフェースにより指定す
る。
【0078】また、印刷データ57は、装置が最終的に
出力物を出力する際に用いるデータであり、本装置特有
の言語または本装置が処理可能なイメージ形式で格納さ
れている。
【0079】ただし、本装置が処理するジョブの1つで
ある印刷実行ジョブ(種別52が「実行」)は、印刷デ
ータ57に当たる部分は存在せず、ジョブ識別子51、
種別52、ジョブ情報53、受取人名54、受取人パス
ワード55の部分のみから成る。
【0080】この時、ジョブ識別子51は、すでに装置
内のHDD5に格納されたジョブの中で出力したいジョ
ブのジョブ識別子51と一致し、種別52は「実行」、
受取人名54はジョブの送信者名となる。
【0081】なお、この場合の受取人名54は、ジョブ
情報内の送信者名と一致するので必ずしも必要ではない
が、本実施形態の処理の説明上、受取人名54には実行
ジョブの送信者名が入るものとする。
【0082】なお、図6では印刷ジョブが1つの塊を成
しているが、受信時にはいくつかのパケットに分割され
た状態で受信し、ジョブ識別子51を利用し、図1の装
置上で図6のように構成し直す事も容易に可能である。
【0083】図7は、本実施形態に係る印刷ジョブ出力
装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフロー
チャートであり、本実施形態の印刷ジョブ出力装置が受
信したジョブの処理手順に対応する。なお、S61〜S
68は各ステップを示す。
【0084】本装置ではジョブを受信後、ステップS6
1において、種別52の内容を調べる。ステップS61
において種別52が通常ジョブを示していた場合、ステ
ップS62に進み、受取人名54が指定されているか否
かを判別し、受取人名54が指定されていたと判別した
場合、本印刷ジョブは一旦保存すべきものと判断し、ス
テップS63においてHDD5にジョブ全体を保管す
る。
【0085】そして、ステップS64で、受取人メール
アドレス56に記されたメールアドレスに対し、ジョブ
識別子51および受取人パスワード55を含む、本ジョ
ブを出力するための情報を記載した電子メールを自動的
に発信して、処理を終了する。
【0086】なお、ステップS64においては、別の方
法として、ジョブ識別子51および受取人パスワード5
5および種別52が実行ジョブを示す内容である印刷実
行ジョブを生成し、電子メールに添付し、受取人メール
アドレス56宛に発信する方法もある。
【0087】なお、本実施形態においては、ステップS
64による電子メールを受け取った受取人は、受け取っ
たメールの内容を反映し、自分のメールアドレスを加え
た印刷実行ジョブを何らかのアプリケーションにより生
成・送信する、あるいは電子メールに添付されていた印
刷実行ジョブをそのまま添付した電子メールを本装置に
対し返信するものとする。
【0088】本装置では、印刷実行ジョブが添付された
電子メールを受け取った場合には、添付されていたジョ
ブの受取人メールアドレス56に、電子メールの構造上
必ず認識可能な発信元メールアドレスを挿入した後、印
刷実行ジョブを受信した場合と同じ動作で添付されてき
たジョブを処理する。
【0089】一方、ステップS62において、受取人名
54が指定されていなかったと判別した場合、すぐに出
力処理を行なって良いジョブと判断し、ステップS65
においてPRT7に印刷出力して印刷実行を行い、ステ
ップS66においてジョブを消去して、処理を終了す
る。
【0090】なお、本実施形態においては、送信者が受
取人名54に自分自身を記述しておいて、後に受取人と
して印刷実行ジョブを送信し、出力物を得る事も可能で
ある。
【0091】一方、ステップS61において、種別52
が印刷実行ジョブを示す内容となっていたと判別した場
合、ステップS67に進み、印刷実行ジョブの送信者
が、印刷実行ジョブのジョブ識別子51で示されるHD
D5内に保持したジョブの、正当な受取人であるかを判
断するための処理を行なう。
【0092】本実施形態においては、HDD5内のジョ
ブと、今回受信した印刷実行ジョブの受取人メールアド
レス56および受取人パスワード55の一致をもって正
当な受取人からの印刷実行ジョブであったと認証する。
【0093】そして、ステップS68においては、ステ
ップS67の処理により認証されたか否かを判断し、認
証されたと判断した場合、ステップS65において、H
DD5内の今回の処理対象ジョブをPRT7に出力し、
S66においてHDD5内から今回の処理対象ジョブを
消去し、処理を終了する。
【0094】一方、ステップS68において、認証され
なかったと判断した場合、受信した印刷実行ジョブを無
効とし、処理を終了する。
【0095】この際、本装置が警告音を鳴らしたり、エ
ラーメッセージをPRT7から出力したり、印刷実行ジ
ョブの受取人メールアドレス56に対し認証されなかっ
た旨の電子メールを発信するなどの、印刷実行ジョブ無
効報知方法も容易に考えられる。
【0096】〔第3実施形態〕本実施形態は、第1実施
形態の図1に示した装置上で動作する処理プログラムで
あり、図8に示すデータ形式の印刷ジョブを処理し、P
RT7への出力を行なう点が第1実施形態との相違点あ
る。以下、その実施形態について説明する。
【0097】図8は、本発明の第3実施形態を示す印刷
ジョブ出力装置における印刷ジョブのデータ構造を説明
する図である。
【0098】図において、71はジョブ識別子で、ジョ
ブを本装置上で一意に識別するための情報である。72
はコマンドで、装置が受信したジョブをどのように処理
すべきかを示す命令である。この命令はジョブの送信者
が印刷指示によりジョブを生成する際に、アプリケーシ
ョンやドライバのインタフェースにより指定する。本実
施形態においては「ストア」と「実行」という2種類の
コマンドを処理する。
【0099】73,74はジョブの属性データとして総
括されるデータであり、ジョブ送信者情報73、受取人
IP74から成る。
【0100】ここで、ジョブ送信者情報73には、ジョ
ブ送信者に関する情報、ジョブのタイトルなどが格納さ
れている。この情報は、アプリケーションやドライバを
介して、ジョブ送信者が印刷指示によりジョブを生成す
る際に指定するか、または、自動的に付加されたもので
ある。
【0101】また、受取人IP74は、本ジョブの受取
人の機器を特定する情報である。受取人IP74とは、
IPアドレスと呼ばれるものであり、あるネットワーク
回線上で接続された機器を一意に識別するために割り振
られたアドレスである。受取人IP74は、ジョブの送
信者が印刷指示によりジョブを生成する際に、アプリケ
ーションやドライパのインタフェースにより指定する。
【0102】なお、この時、ネットワーク上の全マシン
のIPアドレスを、サーバ28がネームサーバとして一
元管理している場合、受取人機器名で指定し、ジョブ生
成のためのプログラムがサーバコンピュータ28に問い
合わせて最終的に受取人IP74を埋め込む事もを可能
である。印刷データ75は、装置が最終的に出力物を出
力する際に用いるデータであり、本装置特有の言語また
は本装置が処理可能なイメージ形式で格納されている。
【0103】ただし、本装置が処理するジョブの1つで
ある印刷実行ジョブ(コマンド72が「実行」)は、印
刷データ75に当たる部分は存在せず、ジョブ識別子7
1、コマンド72、ジョブ送信者情報73のみから成
る。この時、ジョブ識別子71は、すでに装置内のHD
D5に格納されたジョブの中で出力したいジョブのジョ
ブ識別子71と一致し、コマンド72は「実行」、ジョ
ブ送信者情報73にはネットワーク上でデータの送受信
を行なう際の当然の要件として送信装置のIPアドレス
が格納されている。
【0104】なお、図8では印刷ジョブが1つの塊を成
しているが、受信時にはいくつかのパケットに分割され
た状態で受信し、ジョブ識別子71を利用し、図1の装
置上で図8のように構成し直す事も容易に可能である。
【0105】本実施形態では、装置がジョブを受信した
後、図5に示すフローチャートの処理を行なう。
【0106】本装置ではジョブを受信後、ステップS4
1において、コマンド72の内容を調べる。ステップS
41において、コマンド72が「ストア」となっていた
場合、ステップS42に進む。ステップS42では、ジ
ョブ全体をHDD5に保管し、処理を終了する。
【0107】なお、本実施形態においては、ステップS
42において、本装置上に格納されたジョブは、ネット
ワーク回線29に接続されたコンピュータ上で、アプリ
ケーションプログラムを用いて一覧可能であり、各コン
ピュータユーザ側から積極的に本出力装置を監視してい
る。
【0108】ジョブの受取人は、出力装置を前述の要領
で監視する事により自分宛のジョブが出力装置上に存在
する事を認知し、そのジョブのジョブ識別子71を用
い、「実行」ジョブを生成・送信する。この実行ジョブ
の生成・送信処理は、受取人のコンピュータ上で動作す
る前述の監視のためのアプリケーションプログラムの機
能として行なわれる場合も、または全く別の専用プログ
ラムにより行われる場合もある。
【0109】そして、ステップS41において、コマン
ド72が「実行」となっていた場合、ステップS43に
進み、「実行」ジョブの送信者が、「実行」ジョブのジ
ョブ識別子71で示されるHDD5内に保持したジョブ
の、正当な受取人であるかを判断するための処理を行な
う。
【0110】本実施形態においては、HDD5内のジョ
ブの受取人IPと、今回受信した「実行」ジョブのジョ
ブ送信者情報73に含まれる送信装置のIPアドレスの
一致をもって正当な受取人からの「実行」ジョブであっ
たと認証する。これは、各人が必ず特定の装置で作業し
ている特殊な環境では、装置の特定が即ち個人の特定と
なり得るためである。
【0111】一方、ステップS44においては、ステッ
プS43の処理により認証されたか否かを判断し、認証
されたと判断した場合、ステップS45において、HD
D5内の今回の処理対象ジョブをPRT7に出力し、ス
テップS46においてHDD5内から今回の処理対象ジ
ョブを消去し、処理を終了する。
【0112】一方、ステップS44において、認証され
なかったと判断した場合、受信した「実行」ジョブを無
効とし、処理を終了する。
【0113】この際、本装置が警告音を鳴らしたり、エ
ラーメッセージをPRT7から出力したり、各コンピュ
ータから本装置を監視しているプログラムが認識可能な
ように何らかの情報を提供するなどの、「実行」ジョブ
無効報知方法も容易に考えられる。
【0114】〔第4実施形態〕本実施形態は、第1実施
形態の図1に示した装置上で動作する処理プログラムで
あり、図9に示すデータ形式の印刷ジョブを処理し、P
RT7への出力を行なう点が第1実施形態との相違点で
ある。以下、その実施形態について説明する。
【0115】図9は、本発明の第4実施形態を示す印刷
ジョブ出力装置における印刷ジョブのデータ構造を説明
する図である。
【0116】図において、91はジョブ識別子で、ジョ
ブを本装置上で一意に識別するための情報である。コマ
ンド92は、装置が受信したジョブをどのように処理す
べきかを示す命令である。この命令はジョブの送信者が
印刷指示によりジョブを生成する際に、アプリケーショ
ンやドライバのインタフェースにより指定する。
【0117】本実施形態においては「ストア」と「実
行」という2種類のコマンドを処理する。なお「実行」
コマンドには、印刷実行後にコマンド送信者を受取人リ
ストから削除するかしないかの指示も含んでいる。
【0118】93〜99はジョブの属性データであり、
ジョブ情報93、受取人数94、受取人リスト99から
成る。受取人リスト99は、本ジョブの出力結果の受取
人全員に関する情報(図では受取人名95、97、パス
ワード96、98)から成る。ジョブ情報93には、ジ
ョブ送信者に関する情報、ジョブのタイトルなどが格納
されている。
【0119】この情報は、アプリケーションやドライバ
を介して、ジョブ送信者が印刷指示によりジョブを生成
する際に指定するか、または自動的に付加されたもので
ある。
【0120】受取人名95は、本ジョブの受取人の一人
を特定する名前であり、パスワード96は、受取人名9
5で指定された受取人が本ジョブの出力結果を得たい場
合に必要になるパスワードである。受取人名97および
パスワード98も、受取人名35およびパスワード96
と同様である。95〜98のように本ジョブの出力結果
の受取人全員に関する情報が受取人リスト99として印
刷ジョブ内に収められている。受取人リスト99は、ジ
ョブの送信者が印刷指示によりジョブを生成する際に、
アプリケーションやドライバのインタフェースにより指
定する。
【0121】受取人数94は、受取人リスト99の内容
に基づき自動的に設定される情報である。印刷データ1
00は、装置が最終的に出力物を出力する際に用いるデ
ータであり、本装置特有の言語または本装置が処理可能
なイメージ形式で格納されている。
【0122】ただし、本装置が処理するジョブの1つで
ある印刷実行ジョブ(コマンド92が「実行」)は、印
刷データ100に当たる部分は存在せず、ジョブ識別子
91、コマンド92、ジョブ情報93、受取人一人分の
受取人リスト99(受取人名95、パスワード96)の
部分のみから成る。
【0123】この時、ジョブ識別子91は、すでに装置
内のHDD5に格納されたジョブの中で出力したいジョ
ブのジョブ識別子91と一致し、コマンド92は「実
行」を示し、かつ、印刷実行後にコマンド送信者を受取
人リストから削除するかしないかの指示も含み、受取人
名95はジョブの送信者名となる。なお、この場合の受
取人名95は、ジョブ情報内の送信者名と一致するので
必ずしも必要ではないが、本実施形態の処理の説明上、
受取人名95には実行ジョブの送信者名が入るものとす
る。
【0124】なお、図9では印刷ジョブが1つの塊を成
しているが、受信時にはいくつかのパケットに分割され
た状態で受信し、ジョブ識別子31を利用し、図1の装
置上で図3のように構成し直す事も容易に可能である。
【0125】図10は、本実施形態に係る印刷ジョブ出
力装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフロ
ーチャートであり、本実施形態の印刷ジョブ出力装置が
受信したジョブの処理手順に対応する。なお、S104
1〜S1049は各ステップを示す。
【0126】本装置ではジョブを受信後、ステップS1
041において、コマンド92の内容を調べ、コマンド
92が「ストア」となっていたと判断した場合、ステッ
プS1042に進み、ジョブ全体をHDD5に保管し、
処理を終了する。
【0127】なお、本実施形態においては、ステップS
1042において、本装置上に格納されたジョブは、ネ
ットワーク回線29に接続されたコンピュータ上で、ア
プリケーションプログラムを用いて一覧可能であり、各
コンピュータユーザ側から積極的に本出力装置を監視し
ている。また、各受取人がジョブの印刷を実行するため
に必要なパスワードは、予め印刷ジョブ送信者と受取人
の間で通知または取り決めが為されていなければならな
い。
【0128】ジョブの受取人は、出力装置を前述の要領
で監視する事により、自分宛のジョブが出力装置上に存
在する事を認知し、そのジョブのジョブ識別子91、お
よび予め知らされている自分用のパスワード(図9では
96、98)を用い、「実行」ジョブを生成・送信す
る。
【0129】この実行ジョブの生成・送信処理は、受取
人のコンピュータ上で動作する前述の監視のためのアプ
リケーションプログラムの機能として行なわれる場合
も、または全く別の専用プログラムにより行われる場合
もある。
【0130】一方、ステップS1041において、コマ
ンド92が「実行」となっていたと判断した場合、ステ
ップS1043に進み、「実行」ジョブの送信者が、
「実行」ジョブのジョブ識別子71で示されるHDD5
内に保持したジョブの、正当な受取人であるかを判断す
るための処理を行なう。
【0131】本実施形態においては、HDD5内のジョ
ブと、今回受信した「実行」ジョブの受取人名(図9で
は95、97)およびパスワード(図9では96、9
8)の一致をもって正当な受取人からの「実行」ジョブ
であったと認証する。
【0132】ステップS1044においては、ステップ
S1043の処理により認証されたか否かを判断し、認
証されたと判断した場合、ステップS1045に進む。
【0133】一方、S1044において、認証されなか
ったと判断した場合、受信した「実行」ジョブを無効と
し、処理を終了する。
【0134】この際、本装置が警告音を鳴らしたり、エ
ラーメッセージをPRT7から出力したり、各コンピュ
ータから本装置を監視しているプログラムが認識可能な
ように何らかの情報を提供するなどの、「実行」ジョブ
無効報知方法も容易に考えられる。
【0135】ステップS1045において、「実行」コ
マンド92に含まれる印刷実行後の処理に関する指示を
判別し、実行後受取人リストから削除という指示がある
と判断した場合、ステップS1046に進み、HDD5
内に保持している今回の「実行」ジョブと同じジョブ識
別子91を持つジョブ、即ち、今回の処理対象ジョブの
受取人リスト99から、今回の実行ジョブの送信者名、
即ち、受取人名95、パスワード96の部分をクリアす
る。
【0136】これにより、今回の「実行」ジョブの送信
者にとっては、今回処理対象ジョブは、自分宛のジョブ
ではなくなる。また、ステップS1046においては、
今回の処理対象ジョブの受取人数94を「1」減算し、
ステップS1047に進む。
【0137】一方、ステップS1045において、実行
後受取人リストから削除という指示がないと判断した場
合、ステップS1046の処理は行なわず、ステップS
1047に進む。これにより、今回印刷実行要求を行な
った受取人も、今回と同様の印刷実行動作で、再び同じ
出力物を必要な時に得る事が可能となる。
【0138】従って、複写機を利用する手間も不要であ
り、しかもデータをプリンタに送信し印刷を行なう事に
比べると、出力装置用のデータ形式への変換・送信とい
う処理を行なう事なく効率的に出力結果を得る事が可能
となる。
【0139】そのため、ジョブの最初の送信者(「スト
ア」ジョブの送信者)が、受取人として自分自身を指定
しておけば、複数部数印刷の様に一時に同じ出力物を得
るのではなく、必要な時に、データの印刷処理を最初か
ら行なう方法よりも効率的な方法で、出力結果を得る事
が可能である。
【0140】ステップS1047において、HDD5内
の今回の処理対象ジョブをPRT7に出力する。そし
て、ステップS1048においては、今回の処理対象ジ
ョブの受取人リスト99内に、まだ受け取っていない受
取人がいるかどうかを判断する。
【0141】なお、本実施形態においては、受取人数9
4がをこの処理に用いる事が可能なため、受取人リスト
99を直接サーチする必要はない。
【0142】ステップS1048において、まだ受け取
っていない受取人がいると判断した場合、即ち、今回の
処理対象ジョブの受取人数がゼロでない場合は、そのま
ま処理を終了する。
【0143】一方、ステップS1048において受取人
数94がゼロであった場合、ステップS1049におい
て、HDD5内から今回の処理対象ジョブを消去し、処
理を終了する。
【0144】〔第5実施形態〕本実施形態は、第1実施
形態の図1に示した装置上で動作する処理プログラムで
あり、図11に示すデータ形式の印刷ジョブを処理し、
PRT7への出力を行なう点が第1実施形態との相違点
である。以下、その実施形態について説明する。
【0145】図11は、本発明の第5実施形態を示す印
刷ジョブ出力装置における印刷ジョブのデータ構造を説
明する図である。
【0146】図において、ジョブ識別子1151は、ジ
ョブを本装置上で一意に識別するための情報である。種
別1152は、ジョブの種類を示すものであり、本実施
形態においては通常の印刷ジョブと、HDD5に格納さ
れたジョブの印刷実行を命令する実行ジョブとを区別し
ている。この命令はジョブの送信者が印刷指示によりジ
ョブを生成する際に、アプリケーションやドライバのイ
ンタフェースにより指定する。
【0147】1153〜1162は、ジョブの属性デー
タであり、ジョブ情報1153、受取人リスト1162
から成る。受取人リスト1162は、本ジョブの出力結
果の受取人全員に関する情報(図11ではフラグ115
4、1158、受取人名1155、1159、パスワー
ド1156、1160、受取人メールアドレス115
7,1161)から成る。ジョブ情報1153には、ジ
ョブ送信者に関する情報、ジョブのタイトルなどが格納
されている。この情報は、アプリケーションやドライバ
を介して、ジョブ送信者が印刷指示によりジョブを生成
する際に指定するか、または、自動的に付加されたもの
である。受取人用のフラグ1154、1158は、受取
人名1155、1159が本ジョブの出力結果を受け取
ったかどうか、即ち、受取人名1155、1159から
の印刷実行ジョブを受信・処理したかを示すフラグであ
る。なお、このフラグ1154、1158の値は、本装
置が通常ジョブを受け取った際に、全て未受領(出力さ
れていない事を示す)に初期化する。
【0148】受取人名1155、1159は、本ジョブ
の受取人を特定する名前であり、受取人パスワード11
56、1160は、受取人名1155、1159で指定
された受取人が本ジョブの出力結果を得たい場合に必要
になるパスワード、受取人メールアドレス1157、1
161は、本装置が受取人に対し印刷ジョブを受信・格
納している旨を電子メールで報知するために用いるメー
ルアドレスである。受取人名1155、1159および
受取人パスワード1156、1160および受取人メー
ルアドレス1157、1161は、ジョブの送信者が印
刷指示によりジョブを生成する際に、アプリケーション
やドライバのインタフェースにより指定する。印刷デー
タ1163は、装置が最終的に出力物を出力する際に用
いるデータであり、本装置特有の言語または本装置が処
理可能なイメージ形式で格納されている。ただし、本装
置が処理するジョブの1つである印刷実行ジョブ(種別
1152が「実行」)は、印刷データ1163に当たる
部分は存在せず、ジョブ識別子1151、種別115
2、ジョブ情報1153、一人分の受取人リスト116
2(フラグ1154、受取人名1155、パスワード1
156)の部分のみから成る。この時、ジョブ識別子1
151は、すでに装置内のHDD5に格納されたジョブ
の中で出力したいジョブのジョブ識別子1151と一致
し、種別1152は「実行」、受取人名1155はジョ
ブの送信者名となる。なお、この場合の受取人名115
5は、ジョブ情報内の送信者名と一致するので必ずしも
必要ではないが、本実施形態の処理の説明上、受取人名
1155には実行ジョブの送信者名が入るものとする。
また、種別1152が「実行」であるジョブのフラグ1
154は、何の意味も持たない。
【0149】なお、図11では印刷ジョブが1つの塊を
成しているが、受信時にはいくつかのパッケとに分割さ
れた状態で受信し、ジョブ識別子1151を利用し、図
1の装置上で図11のように構成し直す事も容易に可能
である。
【0150】図12は、本実施形態に係る印刷ジョブ出
力装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフロ
ーチャートであり、本実施形態の印刷ジョブ出力装置が
受信したジョブの処理手順に対応する。なお、S127
1〜S1280は各ステップを示す。
【0151】本装置ではジョブを受信後、ステップS1
271において、種別1152の内容を調べ、種別11
52が通常ジョブを示していたと判別した場合、ステッ
プS1272に進み、受取人リスト1162が指定され
ているか否かを判別し、受取人リスト1162が指定さ
れていた場合、本印刷ジョブは一旦保存すべきものと判
断し、ステップS1273において、HDD5にジョブ
全体を保管する。
【0152】そして、ステップS1274において、受
取人リスト1162内の受取人メールアドレス(図11
では1157、1161)に記された全メールアドレス
に対し、ジョブ識別子1151および各人用の受取人パ
スワード(図11では1156、1160)を含む、本
ジョブを出力するための情報を記載した電子メールを自
動的に発信し、処理を終了する。
【0153】一方、ステップS1274においては、別
の方法として、ジョブ識別子1151および各人用の受
取人パスワード(図11では1156、1160)およ
び種別1152が実行ジョブを示す内容である印刷実行
ジョブを生成し、電子メールに添付し、各受取人メール
アドレス(図11では1157、1161)宛に発信す
る方法もある。
【0154】なお、本実施形態においては、ステップS
1274による電子メールを受け取った受取人は、受け
取ったメールの内容を反映し、自分のメールアドレスを
加えた印刷実行ジョブを何らかのアプリケーシヨンによ
り生成・送信する、あるいは電子メールに添付されてい
た印刷実行ジョブをそのまま添付した電子メールを本装
置に対し返信する。
【0155】本装置では、印刷実行ジョブが添付された
電子メールを受け取った場合には、添付されていたジョ
ブの受取人メールアドレス1157に、電子メールの構
造上必ず認識可能な発信元メールアドレスを挿入した
後、印刷実行ジョブを受信した場合と同じ動作で添付さ
れてきたジョブを処理する。
【0156】一方、ステップS1272において、受取
人リスト1162が指定されていなかった場合、すぐに
出力処理を行なって良いジョブと判断し、ステップS1
275において、PRT7に印刷出力し、ステップS1
276に進み、受取人リスト1162が存在しないジョ
ブは、未受領の受取人は存在しないものと判断し、ステ
ップS1277においてジョブを消去して、処理を終了
する。
【0157】なお、本実施形態においては、送信者が受
取人リスト1162に自分自身を記述しておいて、後に
受取人として印刷実行ジョブを送信し、出力物を得る事
も可能である。
【0158】一方、ステップS1271において、種別
1152が印刷実行ジョブを示す内容となっていた場
合、ステップS1278に進み、印刷実行ジョブの送信
者が、印刷実行ジョブのジョブ識別子1151で示され
るHDD5内に保持したジョブの、正当な受取人である
かを判断するための処理を行なう。
【0159】本実施形態においては、HDD5内のジョ
ブと、今回受信した印刷実行ジョブの受取人メールアド
レネ1157および受取人パスワード1156の一致を
もって正当な受取人からの印刷実行ジョブであったと認
証する。
【0160】また、メールアドレス1157およびパス
ワード1156が一致しても、ストアされているジョブ
のフラグ1154が受領済を示す内容であった場合は、
正当な受取人からの印刷実行ジョブであったとは認めな
い。
【0161】ステップS1279においては、ステップ
S1278の処理により認証されたか否かを判断し、認
証されたと判断した場合、ステップS1280に進む。
【0162】一方、ステップS1279において、認証
されなかったと判断した場合、受信した印刷実行ジョブ
を無効とし、処理を終了する。
【0163】この際、本装置が警告音を鳴らしたり、エ
ラーメッセージをPRT7から出力したり、印刷実行ジ
ョブの受取人メールアドレス1157に対し認証されな
かった旨の電子メールを発信するなどの、印刷実行ジョ
ブ無効報知方法も容易に考えられる。
【0164】ステップS1280において、HDD5内
の今回の処理対象ジョブの受取人リスト1162内の、
今回の実行ジョブの送信者に当たるフラグ(図11では
1154または1158)を出力済みを示す内容に書き
換える。そして、ステップS1275において、HDD
5内の今回の処理対象ジョブをPRT7に出力する印刷
を実行する。
【0165】そして、ステップS1276においては、
HDD5内の今回の処理対象ジョブの受取人リスト11
62のフラグ(図11では1154、1158)をチェ
ックし、全てが受領済を示す内容になっているかどうか
を判断し、全ての受取人が受領したと判断した場合、ス
テップS1277においてHDD5内から今回の処理対
象ジョブを消去し、処理を終了する。
【0166】一方、ステップS1276において、未受
領者がいると判断した場合、そのまま処理を終了する。
これにより、全受取人が出力し終えるまで、ジョブは出
力装置上に保持される。
【0167】〔第6実施形態〕本実施形態は、第1実施
形態の図1に示した装置上で動作する処理プログラムで
あり、図13に示すデータ形式の印刷ジョブを処理し、
PRT7への出力を行なう点が第1実施形態との相違点
である。以下、その実施形態について説明する。
【0168】図13は、本発明の第6実施形態を示す印
刷ジョブ出力装置における印刷ジョブのデータ構造を説
明する図である。
【0169】図において、1381はジョブ識別子で、
ジョブを本装置上で一意に識別するための情報である。
1382はコマンドで、装置が受信したジョブをどのよ
うに処理すべきかを示す命令である。この命令はジョブ
の送信者が印刷指示によりジョブを生成する際に、アプ
リケーションやドライバのインタフェースにより指定す
る。
【0170】本実施形態においては「ストア」と「実
行」という2種類のコマンドを処理する。なお「実行」
コマンドには、印刷実行後にコマンド送信者を受取人リ
ストから削除するかしないかの指示も含んでいる。
【0171】1383〜1386はジョブの属性データ
に総括されるデータであり、ジョブ送信者情報138
3、受取人リスト1386から成る。
【0172】ここで、受取人リスト1386は、本ジョ
ブの出力結果の全受取人の受取人IP(図13では13
84、1385)から成る。ジョブ送信者情報1383
には、ジョブ送信者に関する情報、ジョブのタイトルな
どが格納されている。この情報は、アプリケーションや
ドライバを介して、ジョブ送信者が印刷指示によりジョ
ブを生成する際に指定するか、または自動的に付加され
たものである。受取人IP1384、1385は、本ジ
ョブの受取人の機器を特定する情報である。受取人IP
1384、1385とは、IPアドレスと呼ばれるもの
であり、あるネットワーク回線上で接続された機器を一
意に識別するために割り振られたアドレスである。受取
人IP1384、1385は、ジョブの送信者が印刷指
示によりジョブを生成する際に、アプリケーションやド
ライバのインタフェースにより指定する。
【0173】なお、この時、ネットワーク上の全マシン
のIPアドレスを、サーバコンピュータ28がネームサ
ーバとして一元管理している場合、受取人機器名で指定
し、ジョブ生成のためのプログラムがサーバコンピュー
タ28に問い合わせて最終的に受取人IP1384、1
385を埋め込む事が可能である。印刷データ1387
は、装置が最終的に出力物を出力する際に用いるデータ
であり、本装置特有の言語または本装置が処理可能なイ
メージ形式で格納されている。ただし、本装置が処理す
るジョブの1つである印刷実行ジョブ(コマンド138
2が「実行」)は、印刷データ1387に当たる部分は
存在せず、ジョブ識別子1381、コマンド1382、
ジョブ送信者情報1383のみから成る。この時、ジョ
ブ識別子1381は、すでに装置内のHDD5に格納さ
れたジョブの中で出力したいジョブのジョブ識別子13
81と一致し、コマンド1382は「実行」、ジョブ送
信者情報1383にはネットワーク上でデータの送受信
を行なう際の当然の要件として送信装置のIPアドレス
が格納されている。
【0174】なお、図13では印刷ジョブが1つの塊を
成しているが、受信時にはいくつかのパケットに分割さ
れた状態で受信し、ジョブ識別子1381を利用し、図
1の装置上で図13のように構成し直す事も容易に可能
である。
【0175】本実施形態では、装置がジョブを受信した
後、図10に示すフローチャートの処理を行なう。
【0176】本装置ではジョブを受信後、ステップS1
041において、コマンド1382の内容を調べる。ス
テップS1041において、コマンド1382が「スト
ア」となっていた場合、ステップS1042に進み、ジ
ョブ全体をHDD5に保管し、処理を終了する。
【0177】なお、本実施形態においては、ステップS
1042において、本装置上に格納されたジョブは、ネ
ットワーク回線29に接続されたコンピュータ上で、ア
プリケーションプログラムを用いて一覧可能であり、各
コンピュータユーザ側から積極的に本出力装置を監視し
ている。
【0178】ジョブの受取人は、出力装置を前述の要領
で監視する事により、自分宛のジョブが出力装置上に存
在する事を認知し、そのジョブのジョブ識別子1381
を用い、「実行」ジョブを生成・送信する。この実行ジ
ョブの生成・送信処理は、受取人のコンピュータ上で動
作する前述の監視のためのアプリケーションプログラム
の機能として行なわれる場合も、または全く別の専用プ
ログラムにより行われる場合もある。
【0179】ステップS1041において、コマンド1
382が「実行」となっていた場合、ステップS104
3に進み、「実行」ジョブの送信者が、「実行」ジョブ
のジョブ識別子1381で示されるHDD5内に保持し
たジョブの、正当な受取人であるかを判断するための処
理を行なう。
【0180】本実施形態においては、HDD5内のジョ
ブの受取人リスト1386内の受取人IP(図13では
1384,1385)のいずれかと、今回受信した「実
行」ジョブのジョブ送信者情報1383に含まれる送信
装置のIPアドレスの一致をもって正当な受取人からの
「実行」ジョブであったと認証する。これは、各人が必
ず特定の装置で作業している特殊な環境では、装置の特
定が即ち個人の特定となり得るためである。
【0181】ステップS1044においては、ステップ
S1043の処理により認証されたか否かを判断し、認
証されたと判断した場合、ステップS1045に進む。
【0182】一方、ステップS1044において、認証
されなかったと判断した場合、受信した「実行」ジョブ
を無効とし、処理を終了する。
【0183】この際、本装置が警告音を鳴らしたり、エ
ラーメッセージをPRT7から出力したり、各コンピュ
ータから本装置を監視しているプログラムが認識可能な
ように何らかの情報を提供するなどの、「実行」ジョブ
無効報知方法も容易に考えられる。
【0184】ステップS1045において、「実行」コ
マンド1382に含まれる印刷実行後の処理に関する指
示を判別し、実行後受取人リストから削除という指示が
あると判断した場合、ステップS1046に進み、HD
D5内に保持している今回の「実行」ジョブと同じジョ
ブ識別子1381を持つジョブ、即ち、今日の処理対象
ジョブの受取人リスト1386から、今回の実行ジョブ
のジョブ送信者情報に含まれる送信者のIPアドレスに
一致するIPアドレス(図13では1384または13
85)をクリアし、ステップS1047に進む。
【0185】これにより、今回の「実行」ジョブの送信
者にとっては、今回処理対ジョブは、自分宛のジョブで
はなくなる。
【0186】一方、ステップS1045において、実行
後受取人リストから削除という指示がないと判断した場
合、ステップS1046の処理は行なわず、ステップS
1047に進む。
【0187】これにより、今回印刷実行要求を行なった
受取人も、今回と同様の印刷実行動作で、再び同じ出力
物を必要な時に得る事が可能となる。
【0188】従って、複写機を利用する手間も不要であ
り、しかもデータをプリンタに送信し印刷を行なう事に
比べると、出力装置用のデータ形式への変換・送信とい
う処理を行なう事なく効率的に出力結果を得る事が可能
となる。
【0189】そのため、ジョブの最初の送信者(「スト
ア」ジョブの送信者)が、受取人として自分自身を指定
しておけば、複数部数印刷の様に一時に同じ出力物を得
るのではなく、必要な時に、データの印刷処理を最初か
ら行なう方法よりも効率的な方法で、出力結果を得る事
が可能である。
【0190】ステップS1047において、HDD5内
の今回の処理対象ジョブをPRT7に出力する。ステッ
プS1048においては、今回の処理対象ジョブの受取
人リスト1386内に、まだ受け取っていない受取人が
いるかどうかを判断する。なお、本実施形態において
は、受取人リスト1386内を直接サーチし、有効な
(クリアされていない)IPアドレスが存在するか否か
で判断し、まだ受け取っていない受取人がいると判断し
た場合、そのまま処理を終了する。
【0191】一方、ステップS1048において、受取
人リスト1386に記載されていた全員が受け取ったと
判断した場合、ステップS1046においてHDD5内
から今回の処理対象ジョブを消去し、処理を終了する。
【0192】上記実施形態によれば、前記ジョブ保持手
段により、出力装置内にジョブを保存可能とし、印刷ジ
ョブ受信後即時出力処理をする事なく、装置内にジョブ
を貯めておく事が可能になった。前記出力要求受付手段
により、印刷ジョブ出力結果の受取人の任意時に、装置
内に貯まった印刷ジョブの出力処理実行が可能となっ
た。
【0193】また、前記認証手段により、装置内に貯ま
った印刷ジョブに対する出力要求が、指定された受取人
からのものであるか否か判別可能となった。さらに、前
記出力実行手段により、印刷ジョブの出力結果を、特定
の受取人が確実に回収可能となった。
【0194】また、前記ジョブ受付通知手段により、印
刷ジョブが出力装置上に存在する事を、印刷ジョブ作成
者が受取人に対し積極的に通知する事なく、また受取人
が各自出力装置を監視することなく、特定の受取人に認
知させる事が可能となった。
【0195】従って、印刷出力物を、特定の受取人が、
受取人任意の回収可能なタイミングで出力装置から取り
出す事が可能となり、出力装置上での出力物の停滞の解
消、および出力物が他人の目に触れる危険性の削減が図
れ、また、出力物の受取人が出力装置を監視する必要性
を無くす事ができ、さらに、受取人を特定する方法を提
供でき、また、受取人からの出力要求の受付方法を提供
でき、印刷ジョブが出力装置内に存在する事を受取人に
対し報知する方法を提供でき、出力物の受取人が出力装
置を監視する必要性を無くす事ができ、特定の複数人に
同一出力物を配布する際の効率的な一処理方法を提供で
き、配布された印刷ジョブによる出力物を、受取人が、
受取人の意志で、効率的に(出力装置用のデータ形式に
変換し、出力装置に送信する時間を省略し)、しかも繰
り返し得る事を可能とする処理方法を提供でき、配布さ
れた印刷ジョブによる出力物を、受取人が受取人の意志
で効率的にしかも繰り返し得る事を可能とする処理方法
を提供できる。
【0196】以下、図14に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る印刷ジョブ出力装置を適用可能な印刷シ
ステムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成に
ついて説明する。
【0197】図14は、本発明に係る印刷ジョブ出力装
置を適用可能な印刷システムで読み出し可能な各種デー
タ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを
説明する図である。
【0198】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0199】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0200】本実施形態における図5,図7,図10,
図12に示す機能が外部からインストールされるプログ
ラムによって、ホストコンピュータにより遂行されてい
てもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシ
ュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワ
ークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情
報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用され
るものである。
【0201】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0202】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0203】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0204】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0205】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0206】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第39の発明によれば、受け取り人が指定されている
印刷ジョブを保管し、該印刷ジョブに対する印刷実行要
求を該指定されている受取人から受け付け、該受け付け
た印刷実行要求が、前記ジョブ保持手段により保持した
印刷ジョブの正当な受取人からの要求であるか否かを判
別して認証し、保持した印刷ジョブの正当な受取人から
の印刷実行要求であったと認証した場合に、保持される
印刷ジョブの印刷実行を行なうことにより、正当なユー
ザとして受け取り指定されている以外の不正なユーザか
らの印刷ジョブの出力要求の受け付けを確実に制限で
き、該出力結果を受け取るべき正当なユーザを特定し
て、出力結果を該印刷装置に赴く正当ユーザ以外のユー
ザが目にしてしまう機会を削減でき、且つ、受け取り人
に対して指定された印刷ジョブの保管状況を適時にそれ
ぞれ指定先に通知することができ、各受取人が自らの操
作で指定されている印刷ジョブを出力指示してそれぞれ
が任意のタイミングでその出力結果を回収させることも
可能となる。
【0207】また、保持した印刷ジョブの印刷結果の受
取人に対し、印刷実行要求待ちのジョブが存在すること
をメールで通知するので、印刷して回覧すべき受け取り
人に対してその旨が確実に通知され、各受け取り人にと
って任意の回収可能なタイミングで印刷出力を行うこと
が可能となり、印刷ジョブの受け取りを各受け取り人に
指示する通知処理負担も軽減される。
【0208】また、指定された受け取り人が印刷ジョブ
を出力すると、対象となる受け取り状況も管理でき、既
に印刷ジョブを出力して回収しているユーザに再度印刷
ジョブの受け付け状況を通知して無駄な印刷処理を繰り
返す事態も確実に回避することができる。
【0209】さらに、受取人の環境に左右されない形式
である印刷出力物を特定の受取人が回収可能な適正なタ
イミングで出力可能とする等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す印刷ジョブ出力装
置の構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した印刷ジョブ出力装置における各種
のプログラムのメモリマップを説明する図である。
【図3】本発明に係る印刷ジョブ出力装置を適用可能な
印刷システムの一例を示す図である。
【図4】図1に示した印刷ジョブ出力装置が処理する印
刷ジョブの構造を示す図である。
【図5】本実施形態に係る印刷ジョブ出力装置における
第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2実施形態を示す印刷ジョブ出力装
置における印刷ジョブのデータ構造を説明する図であ
る。
【図7】本実施形態に係る印刷ジョブ出力装置における
第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第3実施形態を示す印刷ジョブ出力装
置における印刷ジョブのデータ構造を説明する図であ
る。
【図9】本発明の第4実施形態を示す印刷ジョブ出力装
置における印刷ジョブのデータ構造を説明する図であ
る。
【図10】本実施形態に係る印刷ジョブ出力装置におけ
る第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明の第5実施形態を示す印刷ジョブ出力
装置における印刷ジョブのデータ構造を説明する図であ
る。
【図12】本実施形態に係る印刷ジョブ出力装置におけ
る第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の第6実施形態を示す印刷ジョブ出力
装置における印刷ジョブのデータ構造を説明する図であ
る。
【図14】本発明に係る印刷ジョブ出力装置を適用可能
な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プログ
ラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 ハードディスクコントローラ(HDC) 5 ハードディスクドライブ(HDD) 6 プリンタコントローラ(PRTC) 7 プリンタエンジン(PRT) 8 ネットワークコントローラ(NTC) 9 ネットワーク装置(NT) 10 システムバス

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して1つ以上のコン
    ピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置であって、 いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブの印
    刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持するジ
    ョブ保持手段と、 前記ジョブ保持手段により保持した前記印刷ジョブに対
    する印刷実行要求を受け付ける出力要求受付手段と、 前記出力要求受付手段により受信した印刷実行要求が、
    前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョブの正当な
    受取人からの要求であるか否かを判別する認証手段と、 前記認証手段による判断に基づき、前記出力要求受付手
    段により受信した要求が、前記ジョブ保持手段により保
    持した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求で
    あったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの
    印刷実行を行なう出力実行手段と、を有することを特徴
    とする印刷ジョブ出力装置。
  2. 【請求項2】 所定の通信媒体を介して1つ以上のコン
    ピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置であって、 いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブの印
    刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持するジ
    ョブ保持手段と、 前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョブの印刷結
    果の受取人に対し、印刷実行要求待ちのジョブが存在す
    ることを通知するジョブ受付通知手段と、 前記ジョブ保持手段により保持した前記印刷ジョブに対
    する印刷実行要求を受け付ける出力要求受付手段と、 前記出力要求受付手段により受信した印刷実行要求が、
    前記ジョブ保持手段により保持した印刷ジョブの正当な
    受取人からの要求であるか否かを判別する認証手段と、 前記認証手段による判断に基づき、前記出力要求受付手
    段により受信した要求が、前記ジョブ保持手段により保
    持した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求で
    あったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの
    印刷実行を行なう出力実行手段と、を有することを特徴
    とする印刷ジョブ出力装置。
  3. 【請求項3】 前記認証手段は、前記ジョブ保持手段に
    より保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の名前およ
    びパスワードと、前記出力要求受付手段により受信した
    印刷実行要求に含まれる要求者の名前およびパスワード
    を用いて処理することを特徴とする請求項1または2記
    載の印刷ジョブ出力装置。
  4. 【請求項4】 前記認証手段は、前記ジョブ保持手段に
    より保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の電子メー
    ルアドレスおよびパスワードと、前記出力要求受付手段
    により受信した印刷実行要求に含まれる要求者の電子メ
    ールアドレスおよびパスワードとを用いて処理すること
    を特徴とする請求項1または2記載の印刷ジョブ出力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記認証手段は、前記ジョブ保持手段に
    より保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人のマシンの
    IPアドレス、もしくはジョブ内に含まれる受取人のマ
    シン名に関連付けられたIPアドレスと、前記出力要求
    受付手段により受信した印刷実行要求に含まれる要求発
    行マシンのIPアドレスとを用いて処理することを特徴
    とする請求項1または2記載の印刷ジョブ出力装置。
  6. 【請求項6】 前記出力要求受付手段は、前記認証手段
    に用いる情報を含む電子メールを受け付けることを特徴
    とする請求項1または2記載の印刷ジョブ出力装置。
  7. 【請求項7】 前記出力要求受付手段は、前記認証手段
    に用いる情報を含む印刷実行ジョブを受け付けることを
    特徴とする請求項1または2記載の印刷ジョブ出力装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ジョブ受付通知手段は、前記ジョブ
    保持手段により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人
    の電子メールアドレスに対し、印刷実行要求作成に必要
    な情報を記述した電子メールを発信することを特徴とす
    る請求項2記載の印刷ジョブ出力装置。
  9. 【請求項9】 前記ジョブ受付通知手段は、前記ジョブ
    保持手段により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人
    の電子メールアドレスに対し、印刷実行要求ジョブその
    ものを添付した電子メールを発信することを特徴とする
    請求項2記載の印刷ジョブ出力装置。
  10. 【請求項10】 前記出力実行手段の実行に伴い、前記
    ジョブ保持手段により保持したジョブの受取人に関する
    情報部を、印刷実行要求のあった受取人が受取済である
    ことを示すように変更するジョブ変更手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2記載の印刷ジョブ出力装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ジョブ変更手段は、前記出力実行
    手段による処理に伴い自動的に前記ジョブ保持手段によ
    り保持したジョブの受取人に関する情報部を、印刷実行
    要求のあった受取人が受取済であることを示すように変
    更することを特徴とする請求項10記載の印刷ジョブ出
    力装置。
  12. 【請求項12】 前記ジョブ変更手段は、受取人の要求
    に従い前記ジョブ保持手段により保持したジョブの受取
    人に関する情報部を、印刷実行要求のあった受取人が受
    取済であることを示すように変更することを特徴とする
    請求項10記載の印刷ジョブ出力装置。
  13. 【請求項13】 前記ジョブ保持手段は、前記ジョブ変
    更手段により、前記ジョブ保持手段により保持したジョ
    ブに含まれる受取人全てからの印刷実行要求を処理した
    事を示す状態となるまで、ジョブを保持し続けることを
    特徴とする請求項1または2記載の印刷ジョブ出力装
    置。
  14. 【請求項14】 所定の通信媒体を介して1つ以上のコ
    ンピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置における印
    刷ジョブ出力方法であって、 いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブの印
    刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持するジ
    ョブ保持工程と、 前記ジョブ保持工程により保持した前記印刷ジョブに対
    する印刷実行要求を受け付ける出力要求受付工程と、 前記出力要求受付工程により受信した印刷実行要求が、
    前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの正当な
    受取人からの要求であるか否かを判別する認証工程と、 前記認証工程による判断に基づき、前記出力要求受付工
    程により受信した要求が前記ジョブ保持工程により保持
    した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求であ
    ったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの印
    刷実行を行なう出力実行工程と、を有することを特徴と
    する印刷ジョブ出力方法。
  15. 【請求項15】 所定の通信媒体を介して1つ以上のコ
    ンピュータと通信可能な印刷出力装置における印刷ジョ
    ブ出力方法であって、 いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブの印
    刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持するジ
    ョブ保持工程と、 前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの印刷結
    果の受取人に対し、印刷実行要求待ちのジョブが存在す
    ることを通知するジョブ受付通知工程と、 前記ジョブ保持工程により保持した前記印刷ジョブに対
    する印刷実行要求を受け付ける出力要求受付工程と、 前記出力要求受付工程により受信した印刷実行要求が、
    前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの正当な
    受取人からの要求であるか否かを判別する認証工程と、 前記認証工程による判断に基づき、前記出力要求受付工
    程により受信した要求が前記ジョブ保持工程により保持
    した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求であ
    ったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの印
    刷実行を行なう出力実行工程と、を有することを特徴と
    する印刷ジョブ出力方法。
  16. 【請求項16】 前記認証工程は、前記ジョブ保持工程
    により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の名前お
    よびパスワードと、前記出力要求受付工程により受信し
    た印刷実行要求に含まれる要求者の名前およびパスワー
    ドを用いて処理することを特徴とする請求項14または
    15記載の印刷ジョブ出力方法。
  17. 【請求項17】 前記認証工程は、前記ジョブ保持工程
    により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の電子メ
    ールアドレスおよびパスワードと、前記出力要求受付工
    程により受信した印刷実行要求に含まれる要求者の電子
    メールアドレスおよびパスワードとを用いて処理するこ
    とを特徴とする請求項14または15記載の印刷ジョブ
    出力方法。
  18. 【請求項18】 前記認証工程は、前記ジョブ保持工程
    により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人のマシン
    のIPアドレス、もしくはジョブ内に含まれる受取人の
    マシン名に関連付けられたIPアドレスと、前記出力要
    求受付工程により受信した印刷実行要求に含まれる要求
    発行マシンのIPアドレスとを用いて処理することを特
    徴とする請求項14または15記載の印刷ジョブ出力方
    法。
  19. 【請求項19】 前記出力要求受付工程は、前記認証工
    程に用いる情報を含む電子メールを受け付けることを特
    徴とする請求項14または15記載の印刷ジョブ出力方
    法。
  20. 【請求項20】 前記出力要求受付工程は、前記認証工
    程に用いる情報を含む印刷実行ジョブを受け付けること
    を特徴とする請求項14または15記載の印刷ジョブ出
    力方法。
  21. 【請求項21】 前記ジョブ受付通知工程は、前記ジョ
    ブ保持工程により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取
    人の電子メールアドレスに対し、印刷実行要求作成に必
    要な情報を記述した電子メールを発信することを特徴と
    する請求項15記載の印刷ジョブ出力方法。
  22. 【請求項22】 前記ジョブ受付通知工程は、前記ジョ
    ブ保持工程により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取
    人の電子メールアドレスに対し、印刷実行要求ジョブそ
    のものを添付した電子メールを発信することを特徴とす
    る請求項15記載の印刷ジョブ出力方法。
  23. 【請求項23】 前記出力実行工程の実行に伴い、前記
    ジョブ保持工程により保持したジョブの受取人に関する
    情報部を印刷実行要求のあった受取人が受取済であるこ
    とを示すように変更するジョブ変更工程を有することを
    特徴とする請求項14または15記載の印刷ジョブ出力
    方法。
  24. 【請求項24】 前記ジョブ変更工程は、前記出力実行
    工程による処理に伴い自動的に前記ジョブ保持工程によ
    り保持したジョブの受取人に関する情報部を、印刷実行
    要求のあった受取人が受取済であることを示すように変
    更することを特徴とする請求項23記載の印刷ジョブ出
    力方法。
  25. 【請求項25】 前記ジョブ変更工程は、受取人の要求
    に従い前記ジョブ保持工程により保持したジョブの受取
    人に関する情報部を、印刷実行要求のあった受取人が受
    取済であることを示すように変更することを特徴とする
    請求項23記載の印刷ジョブ出力方法。
  26. 【請求項26】 前記ジョブ保持工程は、前記ジョブ変
    更工程により、前記ジョブ保持工程により保持したジョ
    ブに含まれる受取人全てからの印刷実行要求を処理した
    事を示す状態となるまで、ジョブを保持し続けることを
    特徴とする請求項14または15記載の印刷ジョブ出力
    方法。
  27. 【請求項27】 所定の通信媒体を介して1つ以上のコ
    ンピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置を制御する
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブの印
    刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持するジ
    ョブ保持工程と、 前記ジョブ保持工程により保持した前記印刷ジョブに対
    する印刷実行要求を受け付ける出力要求受付工程と、 前記出力要求受付工程により受信した印刷実行要求が、
    前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの正当な
    受取人からの要求であるか否かを判別する認証工程と、 前記認証工程による判断に基づき、前記出力要求受付工
    程により受信した要求が前記ジョブ保持工程により保持
    した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求であ
    ったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの印
    刷実行を行なう出力実行工程と、を有することを特徴と
    するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  28. 【請求項28】 所定の通信媒体を介して1つ以上のコ
    ンピュータと通信可能な印刷ジョブ出力装置を制御する
    コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
    憶媒体であって、 いずれかのコンピュータから送信されてきたジョブの印
    刷結果の受取人指定を含む印刷ジョブを記憶保持するジ
    ョブ保持工程と、 前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの印刷結
    果の受取人に対し、印刷実行要求待ちのジョブが存在す
    ることを通知するジョブ受付通知工程と、 前記ジョブ保持工程により保持した前記印刷ジョブに対
    する印刷実行要求を受け付ける出力要求受付工程と、 前記出力要求受付工程により受信した印刷実行要求が、
    前記ジョブ保持工程により保持した印刷ジョブの正当な
    受取人からの要求であるか否かを判別する認証工程と、 前記認証工程による判断に基づき、前記出力要求受付工
    程により受信した要求が前記ジョブ保持工程により保持
    した印刷ジョブの正当な受取人からの印刷実行要求であ
    ったと認証した場合に、前記保持される印刷ジョブの印
    刷実行を行なう出力実行工程と、を有することを特徴と
    するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
    た記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記認証工程は、前記ジョブ保持工程
    により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の名前お
    よびパスワードと、前記出力要求受付工程により受信し
    た印刷実行要求に含まれる要求者の名前およびパスワー
    ドを用いて処理することを特徴とする請求項27または
    28記載のコンピュータが読み出し可能なプログラムを
    格納した記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記認証工程は、前記ジョブ保持工程
    により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人の電子メ
    ールアドレスおよびパスワードと、前記出力要求受付工
    程により受信した印刷実行要求に含まれる要求者の電子
    メールアドレスおよびパスワードとを用いて処理するこ
    とを特徴とする請求項27または28記載のコンピュー
    タが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  31. 【請求項31】 前記認証工程は、前記ジョブ保持工程
    により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取人のマシン
    のIPアドレス、もしくはジョブ内に含まれる受取人の
    マシン名に関連付けられたIPアドレスと、前記出力要
    求受付工程により受信した印刷実行要求に含まれる要求
    発行マシンのIPアドレスとを用いて処理することを特
    徴とする請求項27または28記載のコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  32. 【請求項32】 前記出力要求受付工程は、前記認証工
    程に用いる情報を含む電子メールを受け付けることを特
    徴とする請求項27または28記載のコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記出力要求受付工程は、前記認証工
    程に用いる情報を含む印刷実行ジョブを受け付けること
    を特徴とする請求項27または28記載のコンピュータ
    が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記ジョブ受付通知工程は、前記ジョ
    ブ保持工程により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取
    人の電子メールアドレスに対し、印刷実行要求作成に必
    要な情報を記述した電子メールを発信することを特徴と
    する請求項28記載のコンピュータが読み出し可能なプ
    ログラムを格納した記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記ジョブ受付通知工程は、前記ジョ
    ブ保持工程により保持した印刷ジョブ内に含まれる受取
    人の電子メールアドレスに対し、印刷実行要求ジョブそ
    のものを添付した電子メールを発信することを特徴とす
    る請求項28記載のコンピュータが読み出し可能なプロ
    グラムを格納した記憶媒体。
  36. 【請求項36】 前記出力実行工程の実行に伴い、前記
    ジョブ保持工程により保持したジョブの受取人に関する
    情報部を印刷実行要求のあった受取人が受取済であるこ
    とを示すように変更するジョブ変更工程を有することを
    特徴とする請求項27または28記載のコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  37. 【請求項37】 前記ジョブ変更工程は、前記出力実行
    工程による処理に伴い自動的に前記ジョブ保持工程によ
    り保持したジョブの受取人に関する情報部を、印刷実行
    要求のあった受取人が受取済であることを示すように変
    更することを特徴とする請求項36記載のコンピュータ
    が読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  38. 【請求項38】 前記ジョブ変更工程は、受取人の要求
    に従い前記ジョブ保持工程により保持したジョブの受取
    人に関する情報部を、印刷実行要求のあった受取人が受
    取済であることを示すように変更することを特徴とする
    請求項36記載のコンピュータが読み出し可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体。
  39. 【請求項39】 前記ジョブ保持工程は、前記ジョブ変
    更工程により、前記ジョブ保持工程により保持したジョ
    ブに含まれる受取人全てからの印刷実行要求を処理した
    事を示す状態となるまで、ジョブを保持し続けることを
    特徴とする請求項27または28記載のコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
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