JP2001046336A - 内視鏡洗浄装置及びその洗浄方法 - Google Patents

内視鏡洗浄装置及びその洗浄方法

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JP2001046336A
JP2001046336A JP11351910A JP35191099A JP2001046336A JP 2001046336 A JP2001046336 A JP 2001046336A JP 11351910 A JP11351910 A JP 11351910A JP 35191099 A JP35191099 A JP 35191099A JP 2001046336 A JP2001046336 A JP 2001046336A
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tank
endoscope
water
cleaning tank
cleaning
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Meishu Boku
明 秀 朴
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Union Medical KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄装置の小型化を図ることができ、また、
水と洗剤と消毒液の消耗量を節減することができ、しか
も、洗浄作動中に内視鏡への水の浸透に因る故障の恐れ
もない内視鏡洗浄装置を提供する。 【解決手段】 本発明による内視鏡洗浄装置は、内視鏡
のフレキシブル部110を収容する主洗浄タンク8、内
視鏡のA/Wコネクタ123に連結される副洗浄タンク
70、タンク内へ水を供給するための給水部20、タン
ク内へ洗剤を供給するための洗剤供給部90、タンク内
へ空気を吹き付けるための空気噴射部50、タンク内へ
消毒液を供給するための消毒液供給部30、タンク内の
水を排出するための排水部10、及び各部位を所定の洗
浄過程に従って制御する制御部を有する。本発明の内視
鏡洗浄装置は、上記制御部の制御によって、主洗浄タン
ク内に収容されたフレキシブル部及び副洗浄タンクと連
結された内視鏡の内部の洗浄、濯ぎ、消毒及び乾燥作動
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡洗浄装置及び
その洗浄方法に関し、より詳しくは、医療用内視鏡の洗
浄、濯ぎ、消毒及び乾燥を自動的に行える洗浄装置及び
この内視鏡洗浄装置を用いて内視鏡を自動的に洗浄する
洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、患者の体内に挿入して患部を
肉眼により確認したり、または患部を肉眼で確認しなが
ら手術するときに使用する道具である。図5は、このよ
うな内視鏡を示している。一般に、内視鏡は本体10
0、患者の体内に挿入されるフレキシブル部110、及
び各種の補助装置が連結される補助装置連結部120で
構成されている。
【0003】本体100には、フレキシブル部110の
作動を制御するための調整部101、フレキシブル部1
10を通して撮影された映像を肉眼で確認するための接
眼部113、及び補助装置連結部120の作動を制御す
るためのサクションスイッチ103とA/Wスイッチ1
02が設けられている。
【0004】フレキシブル部110は、本体100に設
けられるフレキシブルなチューブであり、口腔や肛門、
または腹部の切開部位などを通して人体の内部に挿入さ
れる。フレキシブル部110の端部にはベンディング部
111が設けられ、このベンディング部111の端部に
はレンズ112が設置されている。また、フレキシブル
部110の上部には該フレキシブル部を通して手術用メ
スなどを人体の内部に挿入するためのチャンネル投入部
104が設置されている。
【0005】補助装置連結部120は、本体100に設
置されたライトガイド124、ライトガイド124の端
部に設置されたA/Wコネクタ123、A/Wコネクタ
123に設置されたサクションコネクタ122、及びサ
クションコネクタ122に設置された光源連結部121
からなる。
【0006】光源連結部121には、外部の光源が連結
される。外部の光源から供給された光はライトガイド1
24によってガイドされ、フレキシブル部110の端部
を通して人体の内部に照射される。
【0007】サクションコネクタ122は外部のサクシ
ョン装置(図示せず)の連結されるサクションポート
(suction port)122aを有している。サクション装
置が作動すれば、フレキシブル部110及びライトガイ
ド124を通して人体の内部の異物が吸入され、体外に
排出される。
【0008】A/Wコネクタ123は外部のA/W(ai
r/water)注入装置(図示せず)の連結される注入ポー
ト(injection port)123aを有している。A/W注
入装置はライトガイド124及びフレキシブル部110
を通して人体の内部に空気または水を注入する。
【0009】使用者はフレキシブル部110を人体の内
部に挿入してから、調整部101を調整してベンディン
グ部111の折曲方向及びレンズ部112の動作を調節
する。これにより、接眼部113には患部の映像が生成
され、使用者は上記映像を肉眼にて確認することができ
る。この際、必要に応じては、サクションスイッチ10
3を使用してサクション装置の動作を制御することによ
り体内の異物を除去したり、或いは、A/Wスイッチ1
02を使用してA/W注入装置を制御することにより体
内に空気または水を注入したりすることができる。
【0010】かかる内視鏡は、使用時に患者の体内に直
接挿入されるため、使用後には他の患者の検診のために
洗浄及び消毒されなければならない。洗浄及び消毒が不
適切に行われた場合は、前に使用した患者の病菌が内視
鏡を介して次の患者に伝染される恐れがある。このよう
な恐れを防止するために、内視鏡の洗浄及び消毒のため
の多様な内視鏡洗浄装置が開発されている。
【0011】しかしながら、従来の内視鏡洗浄装置には
次のような問題点があった。
【0012】即ち、従来の内視鏡洗浄装置はそのサイズ
が大きいため、広い空間を使用する大型の総合病院など
には設置が可能であるが、個人病院などでは使用空間が
狭小であるとの理由で設置が困難であった。従来の内視
鏡洗浄装置のサイズが大きかったのは、内視鏡全体を洗
浄タンク内に収容した状態で洗浄する方式を採用してい
たからである。即ち、洗浄タックが大容量であるため、
洗浄装置の全体サイズが大きくならざるを得なかった。
【0013】また、従来の内視鏡洗浄装置は、大容量の
洗浄タンクを採用していたため、多量の水を消耗すると
いう欠点があった。従来の内視鏡洗浄装置の場合、1回
使用において、約60リットルの水、約17リットルの
消毒液、及び約0.1リットルの洗剤を消耗するのが一
般的である。
【0014】また、従来の内視鏡洗浄装置では、内視鏡
全体を洗浄タンク内に浸漬した状態で洗浄を行うため、
洗浄後には内視鏡全体に水気が残ることになる。従っ
て、内視鏡の各部位の水気を取り除くための後続の作業
を行わなければならなかった。また、内視鏡の漏水有無
の点検を行っていない状態で洗浄作動を行った場合は、
内視鏡の内部への水の浸透により高価の内視鏡が故障し
てしまう恐れがあった。
【0015】その結果、内視鏡を使用した後の完璧な洗
浄及び消毒は必須であるにもかかわらず、上記のような
不便さのために洗浄及び消毒が不完全に行われる可能性
があり、このため、他の患者への2次感染を引き起こす
恐れもあった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、
小型となっていて狭小な空間にも設置することができ、
水、洗剤及び消毒液の使用量を低減することができ、ま
た、内視鏡の漏水有無を点検することができ、しかも、
洗浄後の水気除去作業が容易に行える内視鏡洗浄装置を
提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、上記のような内視鏡
洗浄装置を利用して内視鏡の洗浄を効果的に行うための
内視鏡洗浄方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による内視鏡洗浄装置は、内視鏡のフレキシ
ブル部を収容するための主洗浄タンクと;内視鏡のA/
Wコネクタに連結される連結管を備えた副洗浄タンク
と;上記主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ水を供
給するための給水部と;上記主洗浄タンク及び上記副洗
浄タンク内へ洗剤を供給するための洗剤供給部と;上記
主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ空気を吹き付け
るための空気噴射部と;上記主洗浄タンク及び上記副洗
浄タンク内へ消毒液を供給するための消毒液供給部と;
上記主洗浄タンク内の水を排出するための排水部と;上
記給水部、上記洗剤供給部、上記空気噴射部、上記消毒
液供給部、及び上記排水部を所定の洗浄過程に従って制
御する制御部と;を含む。上記内視鏡洗浄装置は、制御
部の制御によって、上記主洗浄タンク内に収容された上
記フレキシブル部、及び上記副洗浄タンクと連結された
上記内視鏡内部の洗浄、濯ぎ及び消毒作動を行う。これ
により、内視鏡の洗浄、濯ぎ及び消毒作動が自動的に行
われる。
【0019】望ましくは、上記内視鏡洗浄装置は、上記
主洗浄タンクの内部へ供給された消毒液を上記消毒液タ
ンク内に回収するための消毒液回収部を有する。これに
より、消毒液の消耗量を一層低減することができる。
【0020】また、本発明の好適な実施例によれば、内
視鏡洗浄装置は、上記内視鏡内への空気注入により上記
内視鏡の漏水有無を検査する漏水チェック部を有する。
これにより、内視鏡の漏水有無の検査後に洗浄作動を行
うことができるため、洗浄作動時に内視鏡内への水の浸
透に因る内視鏡の故障を防止することができる。
【0021】また、本発明によれば、上記のように構成
された内視鏡洗浄装置を用意する段階;内視鏡のフレキ
シブル部を上記主洗浄タンクに収容し、上記副洗浄タン
クと内視鏡のA/Wコネクタとを連結する段階;上記給
水部、上記洗剤供給部及び上記空気噴射部を駆動して、
上記主洗浄タンク内の上記フレキシブル部及び上記内視
鏡の内部を洗浄する段階;上記排水部を駆動して上記主
洗浄タンク内の水を排水する段階;上記給水部を駆動し
て上記主洗浄タンク内のフレキシブル部及び上記内視鏡
の内部を濯ぐ段階;上記排水部を駆動して上記主洗浄タ
ンク内の水を排水する段階;上記消毒液供給部を駆動し
て上記主洗浄タンク内の上記フレキシブル部及び上記内
視鏡の内部を消毒する段階;上記給水部を駆動して上記
主洗浄タンク内のフレキシブル部及び上記内視鏡の内部
を濯ぐ段階;及び上記排水部を駆動して上記内視鏡内の
水を排出する段階;を含むことを特徴とする内視鏡洗浄
方法が提供される。
【0022】上記洗浄段階を行う前に、上記空気噴射部
を利用して内視鏡のサクションコネクタを通して空気を
注入することにより、上記内視鏡の漏水有無をチェック
することが望ましい。また、上記消毒段階を行った後の
上記主洗浄タンク内の消毒液は上記消毒液供給部内に回
収される。
【0023】本発明によれば、内視鏡の洗浄、消毒、濯
ぎ、排水及び乾燥作業が自動に行われる。また、洗浄装
置の小型化を図ることができ、水と洗剤と消毒液の消耗
量を低減することができる。しかも、洗浄作動中に内視
鏡への水の浸透に因る故障の恐れもない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明をより詳しく説明する。
【0025】本発明の説明において、図5に示した従来
の内視鏡に関する説明は省略し、従来の内視鏡の各部分
については同一の参照符号を付して引用する。
【0026】図1は本発明による内視鏡洗浄装置の外観
を示した図である。本発明による内視鏡洗浄装置は、洗
浄タンクなどのような各種の器具が収容されるケーシン
グ5、ケーシング5の底面に設置されている支持台6、
及び使用者が各部位の動作を制御するための操作部2な
どを備えている。ケーシング5の上面には連結管3、漏
水チェック管4、及び主洗浄タンク8が露出している。
【0027】後述するように、主洗浄タンク8には内視
鏡のフレキシブル部110が収容され、連結管3は別途
の連結部材(図示せず)を介してA/Wコネクタ123
の注入ポート123aと連結され、漏水チェック管4は
別途の他の連結部材(図示せず)を介してサクションコ
ネクタ122のサクションポート122aと連結され
る。
【0028】図2は本発明による内視鏡洗浄装置の細部
構成を示した図である。同図に示すように、本発明によ
る内視鏡洗浄装置は、内視鏡のフレキシブル部110を
収容するための主洗浄タンク8、連結管3を備えた副洗
浄タンク70、主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70内
へ水を供給するための給水部20、主洗浄タンク8及び
副洗浄タンク70内へ洗剤を供給するための洗剤供給部
90、主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70内へ空気を
吹き付けるための空気噴射部50、主洗浄タンク8及び
副洗浄タンク70内へ消毒液を供給するための消毒液供
給部30、及び主洗浄タンク8内の水を排出するための
排水部10で構成されている。
【0029】主洗浄タンク8の上部には、上記主洗浄タ
ンク8内の水位を感知するための水位センサー11が設
置されている。給水部20により主洗浄タンク8に供給
される水の量は、水位センサー11の感知結果に応じて
調節される。
【0030】主洗浄タンク8は上下方向に配置される円
筒状を有し、副洗浄タンク70は主洗浄タンク8の上方
に配置されている。主洗浄タンク8は内視鏡のフレキシ
ブル部110を収容し得る程度の長さを有し、副洗浄タ
ンク70は若干の洗浄用水及び消毒液などを貯蔵し得る
程度の大きさを有する。
【0031】給水部20は洗浄用水を貯蔵するための給
水タンク28と、給水タンク28内の水をポンピングす
るための給水ポンプ21と、給水ポンプ21によりポン
ピングされた水を主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70
内に供給するための多数の給水管28a、28b、28
cと、上記多数の給水管28a、28b、28cを開閉
するための給水弁22、25、26とで構成されてい
る。
【0032】給水タンク28は給水弁20aを通して外
部の給水源(図示せず)と連結されている。給水弁20
aの作動により外部の給水源から給水タンク28内に水
が供給されれば、供給された水は給水タンク28内に貯
蔵される。給水タンク28は第1給水管28a及び第2
給水管28bを通して主洗浄タンク8の下部及び上部に
それぞれ連結されており、第3給水管28cを通して副
洗浄タンク70に連結されている。給水弁22、25、
26の開放状態で給水ポンプ21が作動すれば、給水タ
ンク28内の水が主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70
内に供給される。この時、第1給水管28aを介しては
主洗浄タンク8の下部への給水が行われ、第2給水管2
8bを介しては主洗浄タンク8の上部への給水が行われ
る。
【0033】上記洗剤供給部90は洗剤を貯蔵する洗剤
タンク23、洗剤タンク23と給水管28a、28b、
28cとを連結する洗剤供給管23a、及び洗剤供給管
23aを開閉する洗剤弁24からなっている。洗剤弁2
4は洗剤タンク23からの洗剤の流出を制御する。洗剤
弁24が開放されれば、洗剤は給水管28a、28b、
28c内に供給され、これにより、給水ポンプ21の作
動時に洗剤入りの水が主洗浄タンク8及び副洗浄タンク
70内に供給される。
【0034】空気噴射部50はエアポンプ58、エアポ
ンプ58と主洗浄タンク8との間を連結する第1エア供
給管51a、第1エア供給管51aを開閉する第1エア
弁51、エアポンプ58と副洗浄タンク70との間を連
結する第2エア供給管51b、及び第2エア供給管51
bを開閉する第2エア弁52からなっている。第1エア
弁51及び第2エア弁52の開放状態でエアポンプ58
が作動すれば、第1エア供給管51a及び第2エア供給
管51bを介して主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70
内に空気が注入される。
【0035】消毒液供給部30は消毒液を貯蔵する消毒
液タンク38、消毒液タンク38内の消毒液をポンピン
グするための消毒液ポンプ40、消毒液ポンプ40と主
洗浄タンク8との間を連結する第1消毒液供給管31
a、第1消毒液供給管31aを開閉する第1消毒液供給
弁41、消毒液ポンプ40と副洗浄タンク70との間を
連結する第2消毒液供給管31b、第2消毒液供給管3
1bを開閉する第2消毒液供給弁44、消毒液タンク3
8と消毒液ポンプ40との間に配置された第3消毒液供
給弁31、及び外部の消毒液供給源(図示せず)と消毒
液タンク38との間に配置された消毒液充填弁40aか
らなっている。第1消毒液供給弁41及び第2消毒液供
給弁44の開放状態で消毒液ポンプ40が作動すれば、
第1消毒液供給管31a及び第2消毒液供給管31bを
介して主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70への消毒液
の供給が行われる。消毒液タンク38内の消毒液が切れ
た場合は消毒液充填弁40aが開放され、これにより、
消毒液供給源から消毒液タンク38への消毒液の供給が
行われる。
【0036】一方、本発明による内視鏡洗浄装置は、主
洗浄タンク8内に供給された消毒液を消毒液タンク38
内に回収するための消毒液回収部を有している。消毒液
回収部は、主洗浄タンク8と消毒液ポンプ40との間を
連結する第1回収管42a、第1回収管42aを開閉す
る第1回収弁42、消毒液ポンプ40と消毒液タンク3
8との間を連結する第2回収管43a、及び第2回収管
43aを開閉する第2回収弁43からなっている。第1
回収弁42及び第2回収弁43の開放状態で消毒液ポン
プ40が作動すれば、主洗浄タンク8内の消毒液は第1
回収管42a、消毒液ポンプ40、及び第2回収管43
aを経て消毒液タンク38内に回収される。
【0037】主洗浄タンク8のそばには制御弁60が設
置されている。制御弁60は第1エア供給管51a、第
1消毒液供給管31a及び第1回収管42aを主洗浄タ
ンク8と連結させる。制御弁60の開閉状態によって、
第1エア供給管51a、第1消毒液供給管31a及び第
1回収管42aのうち何れか1つが主洗浄タンク8と連
結される。
【0038】排水部10は主洗浄タンク8の下部に設置
されている排水ポンプ15、主洗浄タンク8と排水ポン
プ15との間を連結する排水管14a、及び排水管14
aを開閉する排水弁14を有している。また、排水部1
0は主洗浄タンク8の上部と排水管14aとを連結する
オーバーフロー管13a、オーバーフロー管13aの中
間部位に設置されているオーバーフロータンク12、及
びオーバーフロータンク12と排水ポンプ15との間に
設置されているオーバーフロー弁13を有している。主
洗浄タンク8に過多な量の水が供給された場合、溢れ出
る水はオーバーフロー管13aを通して主洗浄タンク8
の外部に排出されオーバーフロータンク12内に貯蔵さ
れ、オーバーフロー弁13が開放されれば排水ポンプ1
5によって外部に排出される。
【0039】一方、本発明による内視鏡洗浄装置は、内
視鏡内に空気を注入して内視鏡の漏水有無を感知する漏
水チェック部80を備えている。漏水チェック部80
は、サクションコネクタ122のサクションポート12
2aに連結される漏水チェック管4と、漏水チェック管
4を開閉する漏水チェック弁53とからなる。漏水チェ
ック管4の下部は第2エア供給管51bと連結される。
漏水チェック弁53の開放状態でエアポンプ58が作動
すれば、漏水チェック管4とサクションコネクタ122
を通して内視鏡の内部に空気が注入される。この際作業
者は、主洗浄タンク8内にバブルが発生するかどうかを
肉眼で観察することにより、内視鏡の漏水有無を感知す
ることができる。
【0040】図3は図2の内視鏡洗浄装置の制御関係を
示したブロック図である。
【0041】内視鏡洗浄装置は、本発明による内視鏡洗
浄方法を行うためのプログラムが貯蔵されているマイク
ロプロセッサーMを備えている。マイクロプロセッサー
Mは図2に示された全ての弁及び全てのポンプを制御す
る。また、マイクロプロセッサーMには、操作部2を通
して洗浄装置の動作モードが入力され、水位センサー1
1から主洗浄タンク8内の水位に関するデータが入力さ
れる。また、マイクロプロセッサーMはタイマー95を
通して洗浄、濯ぎ、消毒、排水などの各動作を行う時間
を計数する。
【0042】以下、上記のように構成された本発明の内
視鏡洗浄装置による内視鏡の洗浄過程を、図4を参照し
ながら説明する。
【0043】まず、作業者は本発明による内視鏡洗浄装
置を使用するために、内視鏡をセッティングする作業を
行う(S10)。即ち、作業者は内視鏡のフレキシブル
部110を主洗浄タンク8内に収容させ、副洗浄タンク
70の連結管3をA/Wコネクタ123と連結させ、漏
水チェック管4をサクションコネクタ122と連結させ
る。
【0044】上記のようなセッティング作業(S10)
が完了すれば、作業者は操作部2を通して内視鏡洗浄装
置の動作モードを入力する。作業者により選択される動
作モードは必要によって多様に構成することができる。
例えば、作業者が内視鏡の濯ぎ作動のみを希望する場合
は濯ぎモードを選択し、消毒作動のみを希望する場合は
消毒モードを選択すればよい。また、洗浄、濯ぎ及び消
毒作動を順に行うことを希望する場合は自動モードを選
択すればよい。本実施例に関する説明では自動モードを
選択した場合の動作過程について説明する。
【0045】内視鏡洗浄装置が作動を開始する前には、
図3に示すマイクロプロセッサーMは全ての弁及びポン
プを閉状態及び停止状態に保持する。マイクロプロセッ
サーMは自動モードを構成する個々の作動を行うときに
はそれに相応する弁を開放してポンプを動作させ、各作
動の終了時には弁を閉鎖してポンプの動作を中止させ
る。
【0046】作業者が自動モードを選択すれば、マイク
ロプロセッサーMは、まず漏水チェック作業を行う(S
20)。即ち、マイクロプロセッサーMは漏水チェック
弁53を開放させエアポンプ58を駆動する。そうすれ
ば、漏水チェック管4とサクションコネクタ122を通
して内視鏡内に空気が供給される。作業者は主洗浄タン
ク8内にバブルが発生するかどうかを肉眼で観察して内
視鏡の漏水有無を判断する。漏水チェックが完了すれ
ば、マイクロプロセッサーMはエアポンプ58の作動を
停止し漏水チェック弁53を閉鎖することにより、漏水
チェック作業(S20)を終了する。
【0047】漏水チェック作業(S20)が終了されれ
ば、マイクロプロセッサーMは洗浄作業を行う(S3
0)。即ち、マイクロプロセッサーMは給水弁22、2
5、26及び洗剤弁24を開放し、給水ポンプ21を作
動させる。これにより、主洗浄タンク8と副洗浄タンク
70内に洗剤入りの水が供給される。副洗浄タンク70
内に供給された水は連結管3とA/Wコネクタ123を
通して内視鏡内に供給され、内視鏡の内部の洗浄が行わ
れる。
【0048】マイクロプロセッサーMは水位センサー1
1によって主洗浄タンク8内の水位を感知し、感知され
た水位が所定量に達すれば、給水ポンプ21の作動を中
止し、給水弁22、25、26及び洗剤弁24を閉鎖す
る。それから、第1エア弁51を開放し、制御弁60を
制御して第1エア供給管51aを主洗浄タンク8と連結
させ、エアポンプ58を駆動して主洗浄タンク8内に空
気を吹き付ける。主洗浄タンク8内に吹き付けられた空
気は主洗浄タンク8内にバブルを発生させ、このバブル
はフレキシブル部110の外面に打撃を加える。これに
より、フレキシブル部110の洗浄がなされる。洗浄作
業中に主洗浄タンク8から溢れ出る洗浄用水はオーバー
フロー管13aを通してオーバーフロータンク12内に
収容される。マイクロプロセッサーMはタイマー95に
よって洗浄作動の時間を計数し、計数された時間が2分
30秒となれば、洗浄作業(S30)を終了する。
【0049】洗浄作業(S30)が終了されれば、マイ
クロプロセッサーMは排水作業を行う(S40)。即
ち、マイクロプロセッサーMは排水弁14及びオーバー
フロー弁13を開放し、排水ポンプ15を作動させる。
これにより、主洗浄タンク8とオーバーフロータンク1
2内の洗浄用水が外部に排出される。内視鏡内に供給さ
れていた洗浄用水はフレキシブル部110を通して主洗
浄タンク8内に流出し、主洗浄タンク8内の洗浄用水の
排水時に一緒に排水される。排水作業(S40)は約1
0秒間行われる。
【0050】排水作業(S40)が終了されれば、マイ
クロプロセッサーMは濯ぎ作業を行う(S50)。即
ち、マイクロプロセッサーMは給水弁22、25、26
を開放し、給水ポンプ21を作動させる。これにより、
主洗浄タンク8と副洗浄タンク70内に水が供給され
る。マイクロプロセッサーMは水位センサー11の感知
結果に基づいて主洗浄タンク8内に供給される水の量を
制御する。副洗浄タンク70内に供給された水は、連結
管3とA/Wコネクタ123を通して内視鏡の内部に供
給され、これにより、内視鏡の内部の濯ぎが行われる。
この際、マイクロプロセッサーMは第1エア弁51を開
放しエアポンプ58を駆動して主洗浄タンク8内に空気
を吹き付けることにより、フレキシブル部110の濯ぎ
が行われる。
【0051】望ましくは、上記のような濯ぎ作業(S5
0)は、3回にわたって行われる。マイクロプロセッサ
ーMは、1次の濯ぎ作動時には給水作動中に洗剤弁24
を開放して主洗浄タンク8及び副洗浄タンク70内に洗
剤入りの水を供給し、2次及び3次の濯ぎ作動時には洗
剤弁24を閉鎖して主洗浄タンク8と副洗浄タンク70
内に水のみを供給する。これにより、濯ぎ作業がより効
果的に行われる。各々の濯ぎ作業(S50)は20秒ず
つ行われる。
【0052】濯ぎ作業(S50)が終了されれば、再び
排水作業が行われる(S60)。排水作業(S60)は
前述した方式と同様に行われる。
【0053】排水作業(S60)の終了後には消毒作業
が行われる(S70)。即ち、マイクロプロセッサーM
は消毒液供給弁31、41、44を開放し、制御弁60
を制御して第1消毒液供給管31aと主洗浄タンク8と
を連結させ、消毒液ポンプ40を作動させる。これによ
り、消毒液タンク38内の消毒液が、主洗浄タンク8に
供給されると同時に副洗浄タンク70とA/Wコネクタ
123を通して内視鏡の内部に供給される。マイクロプ
ロセッサーMは水位センサー11の感知結果に基づいて
主洗浄タンク8内に供給される消毒液の量を制御する。
この時、マイクロプロセッサーMは、消毒作業の効果を
一層高めるために、前述した濯ぎ作業(S50)でのよ
うに、空気噴射部50を駆動して主洗浄タンク8の内部
にバブルを発生させる。消毒作業(S70)は約3分間
行われる。
【0054】消毒作業(S70)の終了後には、消毒液
回収作業が行われる(S80)。即ち、マイクロプロセ
ッサーMは回収弁42、43を開放し、制御弁60を制
御して第1回収弁42と主洗浄タンク8とを連結させ、
消毒液ポンプ40を作動させる。これにより、主洗浄タ
ンク8内の消毒液が、第1回収管42a、消毒液ポンプ
40、及び第2回収管43aを通して消毒液タンク38
内に回収される。この際、内視鏡内に供給されていた消
毒液は、フレキシブル部110を通して主洗浄タンク8
内に流出し、主洗浄タンク8内の消毒液とともに消毒液
タンク38内に回収される。消毒液回収作業(S80)
は約40秒間行われる。
【0055】消毒液回収作業(S80)の終了後には、
再び濯ぎ作業(S90)及び排水作業(S100)が前
述した方式と同様に行われる。この際、濯ぎ作業(S9
0)及び排水作業(S100)はそれぞれ30秒ずつ行
われる。
【0056】排水作業(S100)が終了されれば、乾
燥作業が行われる(S110)。即ち、マイクロプロセ
ッサーMはエア弁51、52を開放し、エアポンプ58
を作動させる。これにより、主洗浄タンク8内に空気が
供給されてフレキシブル部110の外面の水気が取り除
かれ、副洗浄タンク70とA/Wコネクタ123を通し
て内視鏡内に空気が注入されて内視鏡の内部の水気が取
り除かれる。乾燥作業(S110)の終了により内視鏡
の洗浄作業が完了する。
【0057】以上、本発明を望ましい実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で変更及び改
良が可能なことは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡の洗浄、消毒、濯ぎ、排水、及び乾燥作業が自動
的に行われる。また、フレキシブル部のみを主洗浄タン
ク内に収容した状態で内視鏡の内部及び外部の洗浄を行
うため、内視鏡全体が浸漬される程度の大容量のタンク
が不要となる。従って、洗浄装置の小型化が実現でき、
水及び洗剤の消耗量を節減することが出来る。
【0059】また、消毒液を回収して再利用することが
できるため、消毒液の消耗が低減され、洗浄作業の完了
後には乾燥作業が自動に行われるため、内視鏡の内部及
び外部の水気を取り除くための後続の作業が不要とな
る。さらに、内視鏡を洗浄した後は、該内視鏡を主洗浄
タンク内に保管することもできる。従って、保管が便利
で、保管中に内視鏡の汚染を防止することができる。
【0060】さらに、従来の内視鏡洗浄装置では内視鏡
全体が洗浄タンク内に浸かった状態で洗浄を行っていた
ため、洗浄中に内視鏡内に水が染み込んで故障を引き起
こす恐れがあったが、本発明によれば、洗浄作動に先立
って漏水有無の検査が行われ、またフレキシブル部のみ
を主洗浄タンク内に浸漬した状態で洗浄作動が行われる
ため、内視鏡の内部に水が染み入る恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡洗浄装置の外観を示した斜
視図である。
【図2】本発明による内視鏡洗浄装置の構成を示した図
である。
【図3】図2の内視鏡洗浄装置の制御関係を示したブロ
ック図である。
【図4】本発明による内視鏡洗浄方法のフローチャート
である。
【図5】一般の内視鏡を示した図である。
【符号の説明】
4 漏水チェック管 8 主洗浄タンク 10 排水部 11 水位センサー 12 オーバーフロータンク 15 排水ポンプ 20 給水部 21 給水ポンプ 23 洗剤タンク 28 給水タンク 30 消毒液供給部 40 消毒液ポンプ 50 空気噴射部 58 エアポンプ 60 制御弁 70 副洗浄タンク 80 漏水チェック部 90 洗剤供給部 110 フレキシブル部 122 サクションコネクタ 123 A/Wコネクタ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の内部に挿入されるフレキシブル部、
    上記フレキシブル部を通して人体内に空気及び/または
    水を注入するA/W(air/water)注入装置が連結され
    るA/Wコネクタ、及び上記フレキシブル部を通して人
    体内の異物を吸入するサクション装置が連結されるサク
    ションコネクタを備えた内視鏡洗浄装置において、 上記フレキシブル部を収容するための主洗浄タンクと;
    上記A/Wコネクタに連結される連結管を備えた副洗浄
    タンクと;上記主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ
    水を供給するための給水部と;上記主洗浄タンク及び上
    記副洗浄タンク内へ洗剤を供給するための洗剤供給部
    と;上記主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ空気を
    吹き付けるための空気噴射部と;上記主洗浄タンク及び
    上記副洗浄タンク内へ消毒液を供給するための消毒液供
    給部と;上記主洗浄タンク内の水を排出するための排水
    部と;上記給水部、上記洗剤供給部、上記空気噴射部、
    上記消毒液供給部、及び上記排水部を所定の洗浄過程に
    従って制御して、上記主洗浄タンク内に収容された上記
    フレキシブル部、及び上記副洗浄タンクと連結された上
    記内視鏡内部の洗浄、濯ぎ及び消毒作動を行う制御部
    と;を含むことを特徴とする内視鏡洗浄装置。
  2. 【請求項2】上記給水部は、 洗浄用水を貯蔵する給水タンクと;上記給水タンク内の
    水をポンピングするための給水ポンプと;上記給水ポン
    プによりポンピングされる水を主洗浄タンク及び副洗浄
    タンクに供給するための給水管と;上記給水管をそれぞ
    れ開閉する給水弁と;を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の内視鏡洗浄装置。
  3. 【請求項3】上記給水ポンプと上記主洗浄タンクとは一
    対の上記給水管により連結され、上記一対の給水管は上
    記主洗浄タンクの上部及び下部にそれぞれ連結されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の内視鏡洗浄装置。
  4. 【請求項4】上記洗剤供給部は、 洗剤を貯蔵する洗剤タンクと;上記洗剤タンクからの上
    記洗剤の流出を制御するための洗剤弁と;を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  5. 【請求項5】上記空気噴射部は、 エアポンプと;上記エアポンプと上記主洗浄タンクとの
    間及び上記エアポンプと上記副洗浄タンクとの間にそれ
    ぞれ配置され、上記主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク
    への空気の供給を制御する一対のエア弁と;を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  6. 【請求項6】上記消毒液供給部は、 消毒液を貯蔵する消毒液タンクと;上記消毒液タンク内
    の消毒液をポンピングするための消毒液ポンプと;上記
    消毒液ポンプと上記主洗浄タンクとの間及び上記消毒液
    ポンプと上記副洗浄タンクとの間をそれぞれ連結する一
    対の消毒液供給管と;上記一対の消毒液供給管をそれぞ
    れ開閉する一対の消毒液供給弁と;を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  7. 【請求項7】上記主洗浄タンク内に供給された消毒液を
    上記消毒液タンク内に回収するための消毒液回収部をさ
    らに含むことを特徴とする請求項6に記載の内視鏡洗浄
    装置。
  8. 【請求項8】上記消毒液回収部は、 上記主洗浄タンクと上記消毒液ポンプとの間を連結する
    第1回収管と;上記第1回収管を開閉する第1回収弁
    と;上記消毒液ポンプと上記消毒液タンクとの間を連結
    する第2回収管と;上記第2回収管を開閉する第2回収
    弁と;を含み、 これにより、上記消毒液ポンプの駆動時に、上記主洗浄
    タンク内の消毒液は上記第1回収管、消毒液ポンプ及び
    上記第2回収管を経て上記消毒液タンク内に回収される
    ことを特徴とする請求項7に記載の内視鏡洗浄装置。
  9. 【請求項9】上記排水部は、 上記主洗浄タンク内の水を外部に排出するための排水ポ
    ンプと;上記主洗浄タンクと上記排水ポンプとの間に設
    置されている排水弁と;を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の内視鏡洗浄装置。
  10. 【請求項10】上記排水部は、 上記主洗浄タンクの上部と上記排水ポンプとの間を連結
    するオーバーフロー管と;上記オーバーフロー管の一部
    位に設置され、上記オーバーフロー管を通して上記主洗
    浄タンクから溢れ出る水を貯蔵するためのオーバーフロ
    ータンクと;上記オーバーフロータンクと上記排水ポン
    プとの間に設置されているオーバーフロー弁と;をさら
    に含むことを特徴とする請求項9に記載の内視鏡洗浄装
    置。
  11. 【請求項11】上記主洗浄タンクの水位を感知する水位
    センサーをさらに含み、 上記制御部は上記水位センサーの感知結果に基づいて上
    記給水部の給水動作を制御することを特徴とする請求項
    1に記載の内視鏡洗浄装置。
  12. 【請求項12】上記内視鏡内に空気を注入して、上記内
    視鏡の漏水有無を検査する漏水チェック部をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄装置。
  13. 【請求項13】上記漏水チェック部は、 上記空気噴射部と上記サクションコネクタとの間を連結
    する漏水チェック管と;上記漏水チェック管を開閉する
    漏水チェック弁と;を含むことを特徴とする請求項12
    に記載の内視鏡洗浄装置。
  14. 【請求項14】人体の内部に挿入されるフレキシブル
    部、上記フレキシブル部を通して人体内に空気及び/ま
    たは水を注入するA/W(air/water)注入装置が連結
    されるA/Wコネクタ、及び上記フレキシブル部を通し
    て人体内の異物を吸入するサクション装置が連結される
    サクションコネクタを備えた内視鏡洗浄方法において、 上記フレキシブル部を収容するための主洗浄タンク、上
    記A/Wコネクタに連結される副洗浄タンク、上記主洗
    浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ水を供給するための
    給水部、上記主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ洗
    剤を供給するための洗剤供給部、上記主洗浄タンク及び
    上記副洗浄タンク内へ空気を吹き付けるための空気噴射
    部、上記主洗浄タンク及び上記副洗浄タンク内へ消毒液
    を供給するための消毒液供給部、及び上記主洗浄タンク
    内の水を排出するための排水部を含む内視鏡洗浄装置を
    用意する段階と;上記フレキシブル部を上記主洗浄タン
    クに収容し、上記副洗浄タンクと上記A/Wコネクタと
    を連結する段階と;上記給水部、上記洗剤供給部及び上
    記空気噴射部を駆動して、上記主洗浄タンク内の上記フ
    レキシブル部及び上記内視鏡の内部を洗浄する段階と;
    上記排水部を駆動して上記主洗浄タンク内の水を排水す
    る段階と;上記給水部を駆動して上記主洗浄タンク内の
    フレキシブル部及び上記内視鏡の内部を濯ぐ段階と;上
    記排水部を駆動して上記主洗浄タンク内の水を排水する
    段階と;上記消毒液供給部を駆動して上記主洗浄タンク
    内の上記フレキシブル部及び上記内視鏡の内部を消毒す
    る段階と;上記給水部を駆動して上記主洗浄タンク内の
    フレキシブル部及び上記内視鏡の内部を濯ぐ段階と;上
    記排水部を駆動して上記内視鏡内の水を排出する段階
    と;を含むことを特徴とする内視鏡洗浄方法。
  15. 【請求項15】上記洗浄段階を行う前に、上記空気噴射
    部を利用して上記サクションコネクタを通して上記内視
    鏡内に空気を注入することにより、上記内視鏡の漏水有
    無をチェックする段階をさらに含むことを特徴とする請
    求項14に記載の内視鏡洗浄方法。
  16. 【請求項16】上記洗浄段階は、 上記給水部及び上記洗剤供給部を駆動して、上記主洗浄
    タンク及び上記内視鏡内へ洗剤と水を供給する段階と;
    上記空気噴射部を駆動して、上記主洗浄タンク及び上記
    内視鏡内へ空気を吹き付ける段階と;を含むことを特徴
    とする請求項14に記載の内視鏡洗浄方法。
  17. 【請求項17】上記消毒段階を行った後、上記主洗浄タ
    ンク内の消毒液を上記消毒液供給部内に回収する段階を
    さらに含むことを特徴とする請求項14に記載の内視鏡
    洗浄方法。
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