JP2001044928A - 移動無線機、移動通信システムおよび信号送信方法 - Google Patents

移動無線機、移動通信システムおよび信号送信方法

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JP2001044928A
JP2001044928A JP11218134A JP21813499A JP2001044928A JP 2001044928 A JP2001044928 A JP 2001044928A JP 11218134 A JP11218134 A JP 11218134A JP 21813499 A JP21813499 A JP 21813499A JP 2001044928 A JP2001044928 A JP 2001044928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動無線機から基地局へ信号を送信する際
に、最大送信電力を適切に決定する。 【解決手段】 制御部7は、データ通信用端末13が接
続されているか否か等に基づき送信する信号の伝送速度
を判断し、その伝送速度に応じた最大送信電力を決定す
る。また、利用者がユーザインタフェース17を介して
入力した情報に基づき最大送信電力を決定する。さら
に、減衰量計算部で基地局30との間の伝搬減衰量を計
算し、該伝搬減衰量に応じた最大送信電力を決定する。
外部アンテナ10が接続されている場合には、本体付属
アンテナ3の利得と外部アンテナ10の利得との利得差
を考慮して最大送信電力を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最大送信電力を決
定し、該最大送信電力に従って基地局へ信号を送信する
移動無線機、該移動無線機を備えた移動通信システム、
および移動無線機から基地局へ信号を送信する信号送信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信において、移動無線機が
基地局へ信号を送信する際には、通信可能エリアの設定
等を考慮して、最大送信電力が設定されていた。その
際、送信する信号の伝送速度、基地局との間の伝搬減衰
量等にかかわらず、1つの最大送信電力が設定されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】信号の最大送信電力を
1からP2に増大すれば、今まで送信電力がP1に抑え
られていた場合において、送信電力が増大する(P1
り大きくP2以下になる)場合がある。信号の送信電力
が大きくなると、他の通信に与える干渉も大きくなり問
題となる。また、移動通信のシステムの容量および通信
品質への影響が問題となる場合もある。したがって、最
大送信電力を必要以上に大きく設定することは望ましく
ない。
【0004】また、移動無線機の送信回路では、設定さ
れた最大送信電力に応じて複数の増幅素子を用いた多段
増幅器を構成している。このため移動無線機の電力消費
量は、駆動する増幅素子の数によって決定される。また
ディジタル無線信号の増幅には線形あるいは準線形型の
増幅回路が用いられるため、増幅率が小さい場合におい
ても内部での電力消費があり、その量は最大送信電力が
大きいほど増加する。したがって、必要とする最大送信
電力を超える状態で送信回路を動作状態にしておくと、
移動無線機内部での電力消費が必要以上に増大し、電池
等の限られた電源で駆動される移動無線機の通信時間が
短縮してしまう。
【0005】一般的にディジタル伝送方式の移動通信シ
ステムにおいて、音声通信の場合は、音声信号は圧縮さ
れて伝送されるため、伝送速度は数kb/sから十数k
b/s程度である。また、データ通信の場合、例えばイ
ンターネットや画像通信サービスにおいては映像信号の
伝送を効率よく行うために数十kb/sから数百kb/
s、さらには数Mb/s程度の伝送速度となる場合もあ
る。ディジタル無線信号の伝送に必要な受信電力(受信
信号の電力)は伝送速度に比例して大きくなるため、移
動通信システムにおいて複数の伝送速度を用いるサービ
スを提供する際には、基地局で必要となる受信電力は伝
送速度により異なることになり、移動無線機で必要とな
る送信電力も伝送速度により異なることになる。
【0006】そのため、移動無線機の(1つの)通信可
能エリアを設定しようとしても、従来の移動無線機のよ
うに1つの最大送信電力を設定するのでは、信号の伝送
速度により通信可能エリアにばらつきが生じてしまう。
例えば、音声通信と、音声通信よりも伝送速度が大きい
データ通信とを考える。
【0007】図4は、最大送信電力が1つの場合の音声
通信における通信可能エリアおよびデータ通信における
通信可能エリアの例を示す図である。図4に示すよう
に、最大送信電力が1つの場合には、音声通信における
通信可能エリア62の方がデータ通信における通信可能
エリア64よりも狭くなる。
【0008】データ通信の伝送速度に合わせて最大送信
電力を設定することにより、移動無線機の通信可能エリ
アを(図4の通信可能エリア64に)設定すると、音声
通信における最大送信電力が必要以上に大きくなってし
まう。
【0009】一方、音声通信の伝送速度に合わせて最大
送信電力を設定することにより、移動無線機の通信可能
エリアを(図4の通信可能エリア62に)設定すると、
移動無線機44は基地局32にデータ信号を送信するこ
とができるが、移動無線機42は基地局32にデータ信
号を送信することができない(基地局32で受信した信
号が所定の品質を満たさない)。すなわち、この場合は
データ通信において、最大送信電力が必要な量に達して
おらず、移動無線機の通信可能エリアとされるエリア6
2において通信できない部分がある。
【0010】したがって、従来の移動無線機のように1
つの最大送信電力を設定するのでは、1つの通信可能エ
リアを設定、確保しつつ、必要最小限の最大送信電力で
信号を送信することができない。また、必要とする最大
送信電力を超える状態で移動無線機の送信回路を動作状
態にしておけば、移動無線機内部での電力消費が必要以
上に増大する。
【0011】図5は、移動無線機の信号送信により他の
通信に与える干渉を説明するための図である。ここで、
基地局34と移動無線機46との間(で通信を行った場
合の信号)の伝搬減衰量は、基地局34と移動無線機4
8との間の伝搬減衰量よりも小さいものとする。移動無
線機46および移動無線機48が同じ送信電力で信号を
送信した場合、基地局における受信電力(受信レベル)
は移動無線機46が送信した信号のものの方が大きく、
他の通信(他の移動無線機から基地局への送信)に与え
る干渉も大きい。
【0012】したがって、干渉防止の観点からは、基地
局との間の伝搬減衰量が小さい(位置にいる)移動無線
機の最大送信電力を抑えることが効果的である。また、
一般に、基地局との間の伝搬減衰量が小さい移動無線機
で必要となる送信電力は、基地局との間の伝搬減衰量が
大きい移動無線機に比べて小さくてすむので、最大送信
電力を小さくしても問題が生ずることは少ない。また、
必要とする最大送信電力を超える状態で移動無線機の送
信回路を動作状態にしておけば、移動無線機内部での電
力消費が必要以上に増大する。しかし、従来の移動無線
機では基地局との間の伝搬減衰量にかかわらず、1つの
最大送信電力を設定していた。
【0013】そこで、本発明の目的は、移動無線機から
基地局へ信号を送信する際に、最大送信電力を適切に決
定することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、移動無線機であって、
基地局へ信号を送信する送信手段と、最大送信電力を決
定する最大送信電力決定手段とを備え、前記送信手段
は、前記最大送信電力決定手段により決定された最大送
信電力に従って基地局へ信号を送信することを特徴とす
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の移動無線機であって、前記最大送信電力決定手段は、
送信する信号の伝送速度を判断し、該伝送速度に応じて
最大送信電力を決定することを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の移動無線機であって、前記最大送信電力決定手段は、
送信する信号の伝送速度を音声信号の伝送速度またはデ
ータ信号の伝送速度と判断し、音声信号の伝送速度に応
じた最大送信電力またはデータ信号の伝送速度に応じた
最大送信電力に決定し、前記音声信号の伝送速度は前記
データ信号の伝送速度よりも小さく、前記音声信号の伝
送速度に応じた最大送信電力は前記データ信号の伝送速
度に応じた最大送信電力よりも小さいことを特徴とす
る。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の移動無線機であって、前記最大送信電力決定手段は、
前記移動無線機にデータ通信用端末が接続されている場
合には、送信する信号の伝送速度をデータ信号の伝送速
度と判断し、該伝送速度に応じて最大送信電力を決定す
ることを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の移動無線機であって、前記最大送信電力決定
手段は、前記移動無線機にイヤホンマイクが接続されて
いる場合には、送信する信号の伝送速度を音声信号の伝
送速度と判断し、該伝送速度に応じて最大送信電力を決
定することを特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項3ないし
5のいずれかに記載の移動無線機であって、前記最大送
信電力決定手段は、前記移動無線機に外部アンテナが接
続されている場合には、送信する信号の伝送速度をデー
タ信号の伝送速度と判断し、該伝送速度に応じて最大送
信電力を決定することを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6のいずれかに記載の移動無線機であって、基地局から
送信されてきた信号の伝搬減衰量を検出する伝搬減衰量
検出手段をさらに備え、前記最大送信電力決定手段は、
前記伝搬減衰量検出手段により検出された伝搬減衰量に
応じて最大送信電力を決定することを特徴とする。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
7のいずれかに記載の移動無線機であって、前記移動無
線機のアンテナの利得と外部アンテナの利得との利得差
を検出する利得差検出手段をさらに備え、前記最大送信
電力決定手段は、前記移動無線機が信号の送信に外部ア
ンテナを用いる場合には、前記利得差検出手段により検
出された利得差を考慮して最大送信電力を決定すること
を特徴とする。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
8のいずれかに記載の移動無線機であって、前記移動無
線機の利用者が最大送信電力を決定するための情報を入
力するための入力手段をさらに備え、前記最大送信電力
決定手段は、前記入力手段により入力された情報に基づ
き最大送信電力を決定することを特徴とする。
【0023】請求項10に記載の発明は、請求項1ない
し9のいずれかに記載の移動無線機と基地局とを備えた
ことを特徴とする。
【0024】請求項11に記載の発明は、移動無線機か
ら基地局へ信号を送信する信号送信方法であって、最大
送信電力を決定するステップと、決定した最大送信電力
に従って信号を送信するステップとを備えることを特徴
とする。
【0025】以上の構成によれば、移動無線機から基地
局へ信号を送信する際に、最大送信電力を適切に決定す
ることができる。
【0026】送信する信号の伝送速度に応じて最大送信
電力を決定し、該最大送信電力に従って信号を送信する
ことにより、通信可能エリアを設定、確保しつつ、必要
最小限の最大送信電力で信号を送信することができる。
【0027】また、基地局との間の伝搬減衰量に応じて
最大送信電力を決定し、該最大送信電力に従って信号を
送信することにより、他の通信に与える干渉を軽減する
ことができる。基地局との間の伝搬減衰量に応じて移動
無線機の最大送信電力を決定するようにすれば、例えば
最大送信電力による制限で大まかな送信電力の制御を行
い、従来の一般的な送信電力制御(例えば、基地局の受
信信号の品質に応じた移動無線機の送信電力の制御)に
よりきめ細かな送信電力の制御を行うことができる。
【0028】必要最小限の最大送信電力に従って信号を
送信すれば、移動無線機内部での必要以上な電力消費を
防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の実施形態に係る移動無線
機の構成例を示す図である。
【0031】本実施形態に係る移動無線機40は、送受
信部1、最大送信電力設定部2、本体付属アンテナ(移
動無線機40のアンテナ)3、受信電力検出部4、基地
局情報読取部5、減衰量計算・計算部6、制御部7、外
部アンテナ検出部8、外部アンテナ接続ポート9、デー
タ通信用端末検出部11、データ通信用端末接続ポート
12、イヤホンジャック14、イヤホンマイク検出部1
5、ユーザインタフェース17、受信電力比較部19、
および記憶部20を備える。
【0032】制御部7は最大送信電力の制御等を行う。
最大送信電力設定部2は制御部7の指示に従い、最大送
信電力を設定する。送受信部1は本体付属アンテナ3
(または外部アンテナ10)を介して基地局30と信号
の送受信を行う。その際、最大送信電力設定部2で設定
された最大送信電力に従って基地局30に信号を送信す
る。
【0033】本実施形態に係る移動無線機40(の制御
部7)は、送信する信号の伝送速度の判断結果および基
地局との間の伝搬減衰量の検出結果に応じて最大送信電
力を決定する。さらに、信号の送信に外部アンテナ10
を使用する場合には、移動無線機(本体)の本体付属ア
ンテナ3の利得と外部アンテナ10の利得との利得差を
考慮して最大送信電力を決定する。また、移動無線機4
0の利用者から情報の入力があった場合には、その情報
に基づき最大送信電力を決定する。
【0034】記憶部20には、音声信号の伝送速度に応
じた最大送信電力、およびデータ信号の伝送速度に応じ
た最大送信電力があらかじめ記憶されている。音声信号
の伝送速度はデータ信号の伝送速度よりも小さいので、
音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力はデータ信号
の伝送速度に応じた最大送信電力よりも小さく設定され
ている。本実施形態においては、音声信号とデータ信号
の2つの伝送速度に応じた最大送信電力を記憶しておく
が、信号を別の形で分類してその伝送速度に応じた最大
送信電力を記憶しておいてもよいし、3つ以上の信号の
伝送速度に応じた最大送信電力を記憶しておいてもよ
い。さらに、伝送速度に対する最大送信電力の関係を式
で表し、最大送信電力を求めるようにしてもよい。
【0035】音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力
は、さらに基地局との間の伝搬減衰量に応じて異なる。
本実施形態においては、基地局との間の伝搬減衰量に対
してしきい値TA1,TA2,TA3,・・・を設け、伝
搬減衰量がTA1未満の場合には最大送信電力をP1に、
伝搬減衰量がTA1以上TA2未満の場合には最大送信電
力をP2に、伝搬減衰量がTA2以上TA3未満の場合に
は最大送信電力をP3に、・・・というように割り当て
ている。その際、伝搬減衰量が小さいほど最大送信電力
が小さくなるようにしている。ここで、伝搬減衰量に対
する最大送信電力の関係を式で表し、最大送信電力を求
めるようにしてもよい。データ信号の伝送速度に応じた
最大送信電力についても、音声信号の伝送速度に応じた
最大送信電力と同様である。
【0036】図2は、本実施形態に係る移動無線機に外
部アンテナを接続した例を示す図である。本実施形態に
係る移動無線機40には外部アンテナ10を接続するこ
とができ、移動無線機40の本体付属アンテナ3ではな
く、外部アンテナを用いて基地局と信号の送受信を行う
ことができる。
【0037】このように外部アンテナ10を用いる場合
を考慮して、記憶部20には、信号の送信に外部アンテ
ナ10を使用する場合の最大送信電力の修正量も記憶さ
れている。これは記憶部20に記憶されている最大送信
電力が本体付属アンテナ3で信号を送信することを前提
に設定されているからである。最大送信電力から修正量
を引くことにより修正を行う。本実施形態においては、
移動無線機の本体付属アンテナ3の利得G1と外部アン
テナ10の利得G2との利得差G2−G1に対してしきい
値TB1,TB2,TB3,・・・を設け、利得差がTB1
未満の場合には修正量をA1に、伝搬減衰量がTB1以上
TB2未満の場合には最大送信電力をA2に、伝搬減衰量
がTB2以上TB3未満の場合には最大送信電力をA
3に、・・・というように割り当てている。ここで、外
部アンテナ10の利得G2が大きいほど小さい送信電力
で信号を送信できるので、利得差G2−G1が大きいほど
修正量は大きい。また、G2−G1>0であればA>0で
あり、G2−G1<0であればA<0である。ここで、利
得差に対する最大送信電力の修正量の関係を式で表し、
最大送信電力の修正量を求めるようにしてもよい。ま
た、修正量を用いずに、利得差G2−G1に応じて、例え
ば、最大送信電力をPi+1からPiにするようにしてもよ
い。
【0038】制御部7は、データ通信用端末接続ポート
12にデータ通信用端末13が接続されていることを、
データ通信用端末検出部11により検出すると、信号の
伝送速度をデータ信号の伝送速度と判断し、記憶部20
からデータ信号の伝送速度に応じた最大送信電力(値)
を取り出し、その最大送信電力で信号を送信するように
する。データ通信用端末13が接続されている場合に
は、一般にデータ信号の送信を行うものと考えられるか
らである。制御部7は、信号の伝送速度をデータ信号の
伝送速度と判断したことをユーザインタフェース17に
より移動無線機40の利用者に知らせる。
【0039】また、制御部7は、イヤホンジャック14
にイヤホンマイク16が接続されていることを、イヤホ
ンマイク検出部15により検出すると、信号の伝送速度
を音声信号の伝送速度と判断し、記憶部20から音声信
号の伝送速度に応じた最大送信電力を取り出し、その最
大送信電力で信号を送信するようにする。イヤホンマイ
ク16が接続されている場合には、一般に音声信号の送
信を行うものと考えられるからである。制御部7は、信
号の伝送速度を音声信号の伝送速度と判断したことをユ
ーザインタフェース17により移動無線機40の利用者
に知らせる。
【0040】本実施形態においては、データ通信用端末
13およびイヤホンマイク16の双方が接続されている
場合には、通信可能エリアの確保等を考慮してデータ信
号の伝送速度に応じた最大送信電力にするようにしてい
るが、音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力にする
ようにしてもよい。
【0041】さらに、制御部7は、外部アンテナ接続ポ
ート9に外部アンテナ10が接続されていることを、外
部アンテナ検出部8により検出すると、信号の伝送速度
をデータ信号の伝送速度と判断し、記憶部20からデー
タ信号の伝送速度に応じた最大送信電力を取り出し、そ
の最大送信電力で信号を送信するようにする。外部アン
テナ10が接続されている場合には、データ信号の送信
を行う場合が多いと考えられるからである。制御部7
は、信号の伝送速度をデータ信号の伝送速度と判断した
ことをユーザインタフェース17により移動無線機40
の利用者に知らせる。
【0042】ただし、外部アンテナ10が接続されてい
る場合にデータ信号の送信を行う可能性は、イヤホンマ
イク16が接続されている場合に音声信号の送信を行う
可能性に比べて低いと考えられるので、本実施形態にお
いては、イヤホンマイク16および外部アンテナ10の
双方が接続されている場合には、音声信号の伝送速度に
応じた最大送信電力にするようにしている。
【0043】移動無線機40の利用者は、ユーザインタ
フェース17を介してボタン操作等により最大送信電力
を決定するための情報を入力することができる。本実施
形態において、利用者は音声通信を行うかデータ通信を
行うかを(手動)設定することができる。ただし、より
多種類の中から選択できるようにすることもできるし、
送信する信号の伝送速度自体を設定するようにすること
もできる。さらに、基地局との間の伝搬減衰量や最大送
信電力自体を設定するようにすることもできる。
【0044】制御部7は、ユーザインタフェース17に
より設定がなされたことを検出すると、設定(入力)さ
れた情報を受け取り、その情報に基づき最大送信電力を
決定する。すなわち、利用者が音声通信に設定した場合
には、音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力で信号
を送信するようにする。また、利用者がデータ通信に設
定した場合には、データ信号の伝送速度に応じた最大送
信電力で信号を送信するようにする。制御部7は、音声
信号の伝送速度に応じた最大送信電力にしたのか、デー
タ信号の伝送速度に応じた最大送信電力にしたのかをユ
ーザインタフェース17により移動無線機40の利用者
に知らせる。
【0045】本実施形態においては、最大送信電力を決
定する際に、利用者の設定情報を最優先している。すな
わち、例えばデータ通信用端末接続ポート12にデータ
通信用端末13が接続されている場合であっても、利用
者がユーザインタフェース17により音声通信に設定す
れば、音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力で信号
の送信を行う。したがって、上述のデータ通信用端末1
3の接続、イヤホンマイク16の接続、または外部アン
テナ10の接続による信号の伝送速度の自動判断が誤っ
ていることを、利用者がユーザインタフェース17によ
り知った場合、利用者は手動設定により正しい伝送速度
に設定すればよい。
【0046】本実施形態において、移動無線機40にデ
ータ通信用端末13、イヤホンマイク16、および外部
アンテナ10のいずれもが接続されておらず、利用者に
よる手動設定もなされていない場合には、通信可能エリ
アの確保等を考慮してデータ信号の伝送速度に応じた最
大送信電力にするようにしているが、音声信号の伝送速
度に応じた最大送信電力にするようにしてもよい。
【0047】制御部7は、以上のようにして、音声信号
の伝送速度に応じた最大送信電力にするのか、またはデ
ータ信号の伝送速度に応じた最大送信電力にするのかを
決定した後、基地局30からの伝搬減衰量に応じて具体
的な最大送信電力を決定する。
【0048】図3は、本実施形態に係る移動無線機が基
地局からの伝搬減衰量を検出する方法を説明する図であ
る。基地局30は、移動無線機40に送信する信号中に
その信号を送信した際の送信電力の情報を含める。移動
無線機40はその信号を受信し、受信電力検出部4で受
信電力を検出する。また、基地局情報読取部5でその信
号中に含まれるその信号の基地局における送信電力を読
み取る。そして、減衰量計算部6で、検出した受信電力
および読み取った送信電力に基づき信号の伝搬減衰量、
すなわち基地局からの伝搬減衰量を計算する。制御部7
は、減衰量計算部6から伝搬減衰量を受け取り、その伝
搬減衰量に対応する最大送信電力を記憶部20を参照し
て決定する。
【0049】本実施形態においては、基地局30で送信
する信号中にその信号を送信した際の送信電力の情報を
含め、移動無線機40でその情報を読み取っているが、
基地局30で信号を送信する際の送信電力があらかじめ
定まっていれば、そのような処理を行う必要はない。
【0050】また、伝搬減衰量は、図3に示すように、
一般に基地局30と移動無線機40との距離が大きいほ
ど大きい。したがって、例えば、距離に応じた最大送信
電力を記憶部20に記憶しておき、利用者がユーザイン
タフェース17を介して入力した距離に基づき最大送信
電力を設定するようにすることもできる。
【0051】外部アンテナ10を用いて信号を送信する
場合には、制御部7は記憶部20から最大送信電力の修
正量を取り出す。本実施形態における移動無線機40
は、外部アンテナ10が接続されると、以後、本体付属
アンテナ3の代わりに外部アンテナ10を用いて信号の
送受信を行うようにする。したがって、外部アンテナ接
続ポート9に外部アンテナ10が接続されていること
を、外部アンテナ検出部8により検出すると、外部アン
テナ10を用いて信号の送受信を行うものと判断する。
【0052】最大送信電力の修正量は、本体付属アンテ
ナ3の利得と外部アンテナ10の利得との利得差に基づ
き決定される。本体付属アンテナ3の利得と外部アンテ
ナ10の利得との利得差は以下のようにして求める。す
なわち、受信電力検出部4で本体付属アンテナ3による
信号の受信電力、および外部アンテナ10による信号の
受信電力を検出する。そして、受信電力比較部19でこ
れらの受信電力の差から利得差を求める。制御部7は、
受信電力比較部19から利得差を受け取り、記憶部20
から対応する修正量を取り出し、最大送信電力の修正を
行う。
【0053】以上のようにして、制御部7は最大送信電
力を決定し、その最大送信電力にするように最大送信電
力設定部2に指示を出す。送受信部1は本体付属アンテ
ナ3(または外部アンテナ10)を介して最大送信電力
設定部2で設定された最大送信電力に従って基地局30
に信号を送信する。
【0054】本実施形態においては、送信する信号の伝
送速度および基地局からの伝搬減衰量の双方に基づき最
大送信電力を決定しているが、一方についてはその値に
よらず最大送信電力一定として、他方にのみ基づいて最
大送信電力を決定するようにすることもできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
移動無線機から基地局へ信号を送信する際に、最大送信
電力を適切に決定することができる。
【0056】送信する信号の伝送速度に応じて最大送信
電力を決定し、該最大送信電力に従って信号を送信する
ことにより、通信可能エリアを設定、確保しつつ、必要
最小限の最大送信電力で信号を送信することができる。
【0057】また、基地局との間の伝搬減衰量に応じて
最大送信電力を決定し、該最大送信電力に従って信号を
送信することにより、他の通信に与える干渉を軽減する
ことができる。基地局との間の伝搬減衰量に応じて移動
無線機の最大送信電力を決定するようにすれば、例えば
最大送信電力による制限で大まかな送信電力の制御を行
い、従来の一般的な送信電力制御によりきめ細かな送信
電力の制御を行うことができる。
【0058】必要最小限の最大送信電力に従って信号を
送信すれば、移動無線機内部での必要以上な電力消費を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る移動無線機の構成例を
示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る移動無線機に外部アン
テナを接続した例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る移動無線機が基地局か
らの伝搬減衰量を検出する方法を説明する図である。
【図4】最大送信電力が1つの場合の音声通信における
通信可能エリアおよびデータ通信における通信可能エリ
アの例を示す図である。
【図5】移動無線機の信号送信により他の通信に与える
干渉を説明するための図である。
【符号の説明】
1 送受信部 2 最大送信電力設定部 3 本体付属アンテナ 4 受信電力検出部 5 基地局情報読取部 6 減衰量計算部 7 制御部 8 外部アンテナ検出部 9 外部アンテナ接続ポート 10 外部アンテナ 11 データ通信用端末検出部 12 データ通信用端末接続ポート 13 データ通信用端末 14 イヤホンジャック 15 イヤホンマイク検出部 16 イヤホンマイク 17 ユーザインタフェース 19 受信電力比較部 20 記憶部 30、32、34 基地局 40、42、44、46、48 移動無線機 62 音声通信における通信可能エリア 64 データ通信における通信可能エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 誠嗣 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA03 AA43 BB01 BB21 DD44 EE02 EE10 GG08 HH21 KK03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線機であって、 基地局へ信号を送信する送信手段と、 最大送信電力を決定する最大送信電力決定手段とを備
    え、前記送信手段は、前記最大送信電力決定手段により
    決定された最大送信電力に従って基地局へ信号を送信す
    ることを特徴とする移動無線機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動無線機であって、
    前記最大送信電力決定手段は、送信する信号の伝送速度
    を判断し、該伝送速度に応じて最大送信電力を決定する
    ことを特徴とする移動無線機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動無線機であって、 前記最大送信電力決定手段は、送信する信号の伝送速度
    を音声信号の伝送速度またはデータ信号の伝送速度と判
    断し、音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力または
    データ信号の伝送速度に応じた最大送信電力に決定し、 前記音声信号の伝送速度は前記データ信号の伝送速度よ
    りも小さく、 前記音声信号の伝送速度に応じた最大送信電力は前記デ
    ータ信号の伝送速度に応じた最大送信電力よりも小さい
    ことを特徴とする移動無線機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の移動無線機であって、
    前記最大送信電力決定手段は、前記移動無線機にデータ
    通信用端末が接続されている場合には、送信する信号の
    伝送速度をデータ信号の伝送速度と判断し、該伝送速度
    に応じて最大送信電力を決定することを特徴とする移動
    無線機。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の移動無線機で
    あって、前記最大送信電力決定手段は、前記移動無線機
    にイヤホンマイクが接続されている場合には、送信する
    信号の伝送速度を音声信号の伝送速度と判断し、該伝送
    速度に応じて最大送信電力を決定することを特徴とする
    移動無線機。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のいずれかに記載の移
    動無線機であって、前記最大送信電力決定手段は、前記
    移動無線機に外部アンテナが接続されている場合には、
    送信する信号の伝送速度をデータ信号の伝送速度と判断
    し、該伝送速度に応じて最大送信電力を決定することを
    特徴とする移動無線機。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の移
    動無線機であって、 基地局から送信されてきた信号の伝搬減衰量を検出する
    伝搬減衰量検出手段をさらに備え、 前記最大送信電力決定手段は、前記伝搬減衰量検出手段
    により検出された伝搬減衰量に応じて最大送信電力を決
    定することを特徴とする移動無線機。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の移
    動無線機であって、 前記移動無線機のアンテナの利得と外部アンテナの利得
    との利得差を検出する利得差検出手段をさらに備え、 前記最大送信電力決定手段は、前記移動無線機が信号の
    送信に外部アンテナを用いる場合には、前記利得差検出
    手段により検出された利得差を考慮して最大送信電力を
    決定することを特徴とする移動無線機。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の移
    動無線機であって、 前記移動無線機の利用者が最大送信電力を決定するため
    の情報を入力するための入力手段をさらに備え、 前記最大送信電力決定手段は、前記入力手段により入力
    された情報に基づき最大送信電力を決定することを特徴
    とする移動無線機。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    移動無線機と基地局とを備えたことを特徴とする移動通
    信システム。
  11. 【請求項11】 移動無線機から基地局へ信号を送信す
    る信号送信方法であって、 最大送信電力を決定するステップと、 決定した最大送信電力に従って信号を送信するステップ
    とを備えることを特徴とする信号送信方法。
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