JP2001042903A - 雨水排水制御装置 - Google Patents

雨水排水制御装置

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JP2001042903A
JP2001042903A JP11212417A JP21241799A JP2001042903A JP 2001042903 A JP2001042903 A JP 2001042903A JP 11212417 A JP11212417 A JP 11212417A JP 21241799 A JP21241799 A JP 21241799A JP 2001042903 A JP2001042903 A JP 2001042903A
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rainwater
pump
rainwater drainage
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JP11212417A
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English (en)
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Masahiko Tsutsumi
正 彦 堤
Akihiro Nagaiwa
岩 明 弘 長
Norihisa Uenishi
西 範 久 上
Masashirou Nakada
田 雅司郎 仲
Kazuhiro Horie
江 一 宏 堀
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下水道施設から公共用水への放流水の水質を
常に良好に維持して、ノンポイントソースを低減するよ
うな制御を実施する雨水排水制御装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、雨水を一時的に貯留する貯留
部4から、ポンプ6を用いて雨水を排出する雨水排水装
置15を制御する雨水排水制御装置20である。雨水排
水制御装置20は、貯留部4内の液相の濁度Cを測定す
る濁度測定手段30と、濁度測定手段30が測定した濁
度Cに基づいて雨水排水装置15に関する状態を推定す
る状態推定部31とを備える。ポンプ制御装置32が、
状態推定部31が推定した状態に基づいて、ポンプ6を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水処理場の流入
管渠、ポンプ井、ポンプ場、雨水滞水池、雨水貯留管等
の雨水が混入する下水道施設の雨水排水制御装置に係
り、とりわけ、下水道施設から河川、湖沼、海域等の公
共用水への放流水の水質を常に良好に維持して、ノンポ
イントソース(非特定汚染源)を低減するような制御を
実施する雨水排水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、本発明前に本件発明者によって
提案された他の下水道の雨水排水制御装置の構成概略図
である。
【0003】図8に示すように、雨水排水制御装置50
は、下水管51が沈砂池53の側壁部に接続されてい
る。沈砂池53は、下水管51と対向する側でポンプ井
54に隣接している。スクリーン52が、その上方側が
ポンプ井54側に倒れるような傾斜の形態で沈砂池53
内に立設されている。
【0004】ポンプ井54内には水位計55が設置され
ており、水位計55は制御部62に接続されている。ポ
ンプ井54の底部近傍から管59が延びており、ポンプ
57が設けられると共に、管60及び管61に分岐して
いる。管60は制御弁58を介して河川63に接続さ
れ、管61は最初沈殿池64に接続されている。ポンプ
57と弁58は、それぞれ制御部62に接続されてい
る。さらに地上雨量計71が制御部62に接続されてい
る。
【0005】制御部62について、図9を用いて説明す
る。図9に示すように、制御部62は、流入量演算部7
3と降雨量演算部74とを有している。流入量演算部7
3は、水位計55の水位値Hを、Q−Hカーブ等により
流入量Qに変換演算する回路によって構成されている。
一方、降雨量演算部74は、地上雨量計71の雨量値を
降雨量に演算する回路によって構成されている。
【0006】降雨量演算部74は、降雨量予測部75に
接続されている。降雨量予測部75は、降雨量演算部7
4が演算した降雨量を入力値として、モデル同定等によ
って決定された非線形予測モデルにより、将来の降雨量
を予測演算するようになっている。
【0007】流入量演算部73と降雨量予測部75と
は、流入量予測部76に接続されている。流入量予測部
76は、非線形のB1ock−orientedモデル
(線形の伝達関数と非線形要素を任意の個数かつ任意の
配置で組み合わせたもの)等を用いて、降雨量予測部7
5により予測された降雨量の予測値と流入量演算部73
により演算された流入量とを入力値として、流入量予測
値を演算する。
【0008】これらの流入量演算部73、降雨量演算部
74、降雨量予測部75及び流入量予測部76の構成や
内部のアルゴリズム式等は、特願平10−224766
号「雨水流入量予測装置及び雨水流入量予測方法」に詳
細に記述されている。
【0009】流入量予測部76には、さらに流入水質予
測部77が接続されている。流入水質予測部77は、流
入量予測部76により出力される予測流入量Qを入力値
として、流入水質予測演算を行うようになっている。
【0010】流入量予測部76と流入水質予測部77と
は、管内水質変化予測部78a(管内水質予測部)に接
続されている。管内水質変化予測部78aでは、流入水
質予測値C と予測雨水流入量Qを入力値として、管
内水質変化予測値C を演算する。
【0011】管内水質変化予測部78aには雨水排水制
御部78bが接続されており、これらが排水制御部78
を構成している。雨水排水制御部78bは、管内水質変
化予測部78aでの出力値C を入力値として、図1
0に示すアルゴリズムによりポンプ57と弁58のON
−OFF制御を実施するようになっている。
【0012】このような構成よりなる雨水排水制御装置
は、以下のように作用する。
【0013】通常の非雨天時には、下水管51内には下
水のみが流れており、下水はスクリーン52、沈砂池5
3、ポンプ井54を順次通過する。雨天時には、雨水が
下水管51内に流入して下水と混合される。一方、水位
計55の計測値及び地上雨量計71の雨量値に基づい
て、制御部62によりポンプ57の運転と弁58の開閉
が制御される。
【0014】制御部62は、まず流入量演算部73が水
位計55の水位値Hから流入量Qを演算し、降雨量演算
部74が地上雨量計71の雨量値から降雨量を演算す
る。次に降雨量予測部75が、降雨量演算部74により
演算された降雨量から将来の降雨量を予測演算する。
【0015】続いて流入量予測部76が、非線形のB1
ock−orientedモデル等を用いて流入量予測
値を演算する。さらに流入水質予測部77が、流入量予
測部76により出力される予測流入量Qを入力値として
流入水質予測演算を行い、流入水質予測値C を演算
するさらに管内水質変化予測部78aが、流入水質予測
値C と予測流入量Qを入力値として、管内水質変化
予測値C を演算する。その後、雨水排水制御部78
bが、管内水質変化予測部78aでの出力値C を入
力値として、図10のアルゴリズムによりポンプ57と
弁58のON−OFF制御を実施する。
【0016】以上のような雨水排水制御装置によれば、
初期降雨汚濁(ファーストフラッシュ)を起こさず、常
に良好な排水水質を維持できる。
【0017】前記の雨水排水制御装置50の詳細につい
ては、特願平11−43796号に記載されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
雨水排水制御装置50は、降雨量予測部75、流入量予
測部76、流入水質予測部77、管内水質変化予測部7
8aという4つの予測部を有しており、多くの予測演算
を実施するため、誤差が非常に大きくなる。
【0019】従って、雨水排水制御部78bにおいて、
不適当な制御がなされることがある、すなわち、水質の
悪化した放流水を河川63へ排水したり、ポンプ井54
が浸水したりするといった問題が生じる。
【0020】一方、ポンプ井54内での雨水の貯留時間
が長くなると、貯留された雨水中に含まれる臭気成分が
腐敗することがある。臭気成分の腐敗が進むと、貯留水
水質の悪化という問題に加えて、ポンプ井54気相部か
らの悪臭ガス発生による大気環境の悪化や、ポンプ井5
4、管59及びポンプ56の腐食、劣化の進行等といっ
た問題が生じる。
【0021】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、下水道施設から河川、湖沼、海域等の公
共用水への放流水の水質を常に良好に維持して、ノンポ
イントソース(非特定汚染源)を低減するような制御を
実施する雨水排水制御装置を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、雨水を一時的
に貯留する貯留部から、ポンプを用いて雨水を排出する
雨水排水装置を制御する雨水排水制御装置であって、貯
留部内の液相の濁度を測定する濁度測定手段と、濁度測
定手段が測定した濁度に基づいて雨水排水装置に関する
状態を推定する状態推定部と、状態推定部が推定した状
態に基づいて、ポンプを制御するポンプ制御装置と、を
備えたことを特徴とする雨水排水制御装置である。
【0023】本発明によれば、貯留部内の液相の濁度と
雨水排水装置に関する状態との相関関係を利用して、貯
留部内の液相の濁度に基づいて雨水排水装置に関する状
態を推定してポンプを制御するため、効果的なポンプ制
御が実現できる。
【0024】また本発明は、雨水を一時的に貯留する貯
留部から、ポンプを用いて雨水を排出する雨水排水装置
を制御する雨水排水制御装置であって、貯留部内の液相
の温度を測定する温度測定手段と、温度測定手段が測定
した温度に基づいて雨水排水装置に関する状態を推定す
る状態推定部と、状態推定部が推定した状態に基づい
て、ポンプを制御するポンプ制御装置と、を備えたこと
を特徴とする雨水排水制御装置である。
【0025】本発明によれば、貯留部内の液相の温度と
雨水排水装置に関する状態との相関関係を利用して、貯
留部内の液相の温度に基づいて雨水排水装置に関する状
態を推定してポンプを制御するため、効果的なポンプ制
御が実現できる。
【0026】また本発明は、雨水を一時的に貯留する貯
留部から、ポンプを用いて雨水を排出する雨水排水装置
を制御する雨水排水制御装置であって、貯留部内の液相
内の成分変化を測定する成分変化測定手段と、成分変化
測定手段が測定した成分変化に基づいて雨水排水装置に
関する状態を推定する状態推定部と、状態推定部が推定
した状態に基づいて、ポンプを制御するポンプ制御装置
と、を備えたことを特徴とする雨水排水制御装置であ
る。
【0027】本発明によれば、貯留部内の液相内の成分
変化と雨水排水装置に関する状態との相関関係を利用し
て、貯留部内の液相内の成分変化に基づいて雨水排水装
置に関する状態を推定してポンプを制御するため、効果
的なポンプ制御が実現できる。
【0028】また本発明は、雨水を一時的に貯留する貯
留部から、ポンプを用いて雨水を排出する雨水排水装置
を制御する雨水排水制御装置であって、貯留部内の気相
内の物質濃度を測定する濃度測定手段と、濃度測定手段
が測定した物質濃度に基づいて雨水排水装置に関する状
態を推定する状態推定部と、状態推定部が推定した状態
に基づいて、ポンプを制御するポンプ制御装置と、を備
えたことを特徴とする雨水排水制御装置である。
【0029】本発明によれば、貯留部内の気相内の物質
濃度と雨水排水装置に関する状態との相関関係を利用し
て、貯留部内の気相内の物質濃度に基づいて雨水排水装
置に関する状態を推定してポンプを制御するため、効果
的なポンプ制御が実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0031】図1は、本発明の第1の実施の形態による
下水道の雨水排水制御装置を示す構成概略図である。図
1に示すように、本発明の第1の実施の形態の下水道の
雨水排水制御装置20は、雨水排水装置15に対して設
けられている。
【0032】図1の雨水排水装置15は、下水管1と、
側壁部において下水管1と接続された沈砂池3とを有し
ている。
【0033】沈砂池3は、下水管1と対向する側でポン
プ井4(貯留部)に隣接している。スクリーン2が、そ
の上方側がポンプ井4側に倒れるような傾斜の形態で沈
砂池3内に立設されている。ポンプ井4内には濁度計3
0(濁度測定手段)が設置されており、濁度計30は制
御部12に接続されている。
【0034】一方、ポンプ井4の底部近傍から管9が延
びており、ポンプ6が設けられると共に、管10及び管
11に分岐している。管10は制御弁7を介して河川1
3に接続され、管11は制御弁8を介して処理場最初沈
殿池14に接続されている。ポンプ6と弁7、8は、そ
れぞれ制御部12に接続されている。
【0035】制御部12は、雨水排水装置15に関する
状態としてポンプ井4への流入量[Q]を推定する流入
量推定部31と、流入量推定部31が推定した流入量
[Q]に基づいて、ポンプ6及び制御弁7、8を制御す
るポンプ制御部32と、を有している。
【0036】本件発明者は、ある降雨時の降雨強度R、
流入量[Q]、濁度Cとの一般的な関係が、図2に示す
ようなトレンドグラフに表せることを知見した。流入量
推定部31は、この知見に基づいて、ポンプ井4内の液
相の濁度Cの増減速度dC/dt及び最大値Cmax 等が
流入量[Q]と相関することを利用して、流入量[Q]
を推定するようになっている。
【0037】本実施の形態の流入量推定部31は、具体
的には、降雨の開始から終了までの一連の状態を以下の
ように5段階に場合分けして流入量推定演算を行うよう
になっている。
【0038】第1に、濁度Cが晴天時よりも高く、かつ
増加している時、すなわち、(C>Cc+k1)and
(dC/dt≧0)の時、 [Qr]=m1・|dC/dt|max .........(1)式 [Q] =[Qr]+Qc ..............(2)式
【0039】第2に、濁度Cが晴天時よりも高く、かつ
減少している時、すなわち、(C>Cc+k1)and
(dC/dt<0)の時、 [Qr]=m2・Cmax .............(3)式 [tr]max =m3・|dC/dt|max .......(4)式 [Qr]=[Qr]t-1 ・([Qr]max −[Qr]t-1) /([tr]max−t) ..(5)式 [Q]=[Qr]+Qc ...............(6)式
【0040】第3に、濁度Cが晴天時よりも低く、かつ
減少している時、すなわち、(C≦Cc+k1)and
(dC/dt<0)の時、 [Qr]=m4・(Cc/C)・Qc .........(7)式 [Q] =[Qr]+Qc ..............(8)式
【0041】第4に、濁度Cが晴天時よりも低く、かつ
増加している時、すなわち、(C≦Cc−k2)and
(dC/dt≧O)の時、 [Qr]=m5・(Cc/C)・Qc .........(9)式 [Q] =[Qr]+Qc .............(10)式
【0042】第5に、濁度Cが晴天時と略同程度に戻っ
た時、すなわち、(Cc−k2<C≦Cc+k1)の
時、 [Q]=Qc ...................(11)式
【0043】以上の式における記号の意味は、下記の通
りである。各記号の示す意味を補足説明する図を、図3
に示す。
【0044】[Q] :流入量の推定値(出力値) [Qr]:雨水流入量の推定値(出力値) [Qr]max :最大雨水流入量の推定値 [tr]max :最大雨水流入時刻の推定値 [Qr]t-1 :1ステップ前の雨水流入量の推定値 [tr]t-1 :1ステップ前の雨水流入時刻の推定値 Qc:晴天時汚水流入量(定数) C :濁度(入力値) Cc:晴天時濁度(定数) Cmax :最高濁度 k1:濁度補正パラメータ(定数) k2:濁度補正パラメータ(定数) m1:雨水流入量演算補正パラメータ(定数) m2:雨水流入量演算補正パラメータ(定数) m3:雨水流入時間演算補正パラメータ(定数) m4:雨水流入量演算補正パラメータ(定数) m5:雨水流入量演算補正パラメータ(定数)
【0045】以上に示すように、流入量[Q]の推定演
算は、降雨初期の汚濁物流出現象(ファーストフラッシ
ュ)が生じる雨天初期段階(前記の第1及び第2の段
階)と、雨水が汚水を希釈する雨天希釈段階(前記の第
3及び第4の段階)とで、異なる演算式を用いるように
なっている。すなわち、前者の段階では、濁度の増減速
度dC/dtと最大値Cmax より流入量[Q]を推定す
るが、後者の段階では、雨天時濁度Cと晴天時濁度Cc
との比から流入量[Q]を推定するようになっている。
【0046】その他、本実施の形態の流入量推定部31
は、濁度Cに基づいて、降雨の有無そのものを判定する
ようになっている。降雨判定は、公知の種々の判定方法
を採用して行われ得る。
【0047】ポンプ制御装置32は、排出量目標値に従
って一定量の排水を行うよう(揚水量一定制御)ポンプ
6及び制御弁7、8を制御する制御本体部33と、流入
量推定部31が推定した流入量[Q]に基づいて、制御
本体部33内の排出量目標値を補正するポンプ制御目標
値補正部34と、を有している。
【0048】次に、このような構成よりなる本実施の形
態の作用について、図4を用いて説明する。
【0049】図4に示すように、濁度計30によって濁
度Cが測定されると(STEP1)、流入量推定部31
において濁度Cに基づく降雨判定が行われる(STEP
2)。
【0050】降雨なしと判定された場合、流入量推定部
31によって推定される流入量推定値[Q]に関わら
ず、制御目標値補正部34は作動せず、制御本体部33
の排出量目標値[Qsv]t は、1ステップ前の排出量
目標値[Qsv]t-1 に維持される([Qsv]t =
[Qsv]t-1 )(STEP3)。
【0051】降雨ありと判定された場合、流入量推定部
31で演算される流入量推定値[Q](STEP4)に
基づいて、制御目標値補正部34が、補正値[Qmv]
を演算する。この場合、補正パラメータaを用いて、
[Qmv]=a・[Q]を演算する(STEP5)。
【0052】さらに本実施の形態の制御目標値補正部3
4は、濁度Cの値と基準濁度Csvとを比較する(ST
EP6)。
【0053】C<Csvなら(この時、制御本体部34
によって弁7または弁8が開放される)、先に演算した
[Qmv]を用いて、[Qsv]t=[Qsv]t-1 +
[Qmv]として排出量目標値が補正される(STEP
7)。
【0054】C≧Csvなら(この時は、未だ弁7、8
が開放されない)、aより小なる第2補正パラメータb
(b<a)を用いて、[Qmv]=b・[Q]を演算し
た後(STEP8)、[Qsv]t=[Qsv]t-1 +
[Qmv]として排出量目標値が補正される(STEP
7)。
【0055】補正パラメータa及び第2補正パラメータ
bは、排出される水質が悪化せず、かつ、ポンプ井4等
の雨水排水装置15に浸水が起こらないような値に設定
される。
【0056】以上のように、本実施の形態によれば、ポ
ンプ井4内の液相の濁度Cと流入量[Q]との相関関係
(図2及び図3参照)を利用して、流入量推定部31が
ポンプ井4内の液相の濁度Cに基づいて流入量[Q]を
推定し、ポンプ制御部32が流入量[Q]に基づいてポ
ンプ6及び制御弁7、8を制御するため、効果的なポン
プ制御が実現できる。
【0057】また、本実施の形態によれば、ポンプ井4
内の液相の濁度Cから前記の式(1)乃至(11)を用
いて流入量[Q]を推定しているため、流入量[Q]の
推定精度が高く、結果的にポンプ制御運転を安定に実施
できる。
【0058】また、本実施の形態によれば、流入量推定
部31のみが予測演算を行うものであり、従来の制御方
法と比べて誤差の発生が抑制されるため、ポンプ制御の
精度が良い。
【0059】また、本実施の形態によれば、いわゆる揚
水量一定制御法を採用したことにより、ポンプ6の制御
が「ばたつかず」に安定する。また、制御目標値補正部
34による補正演算も容易に実施できる。
【0060】さらに、濁度Cと基準濁度Csvとを比較
して弁7、8の開閉を行うことにより、河川放流水の水
質を向上することができる。
【0061】なお、濁度Cは、SS(浮遊物質)や、B
OD,CODとも相関があるため、他の水質基準に基づ
く制御方法を援用することも可能である。
【0062】次に、本発明の第2の実施の形態の下水道
の雨水排水制御装置について図5を用いて説明する。図
5は、第2の実施の形態の下水道の雨水排水制御装置の
概略図である。
【0063】図5に示すように、本実施の形態の雨水排
水制御装置20は、濁度計30の代わりに温度計40
(温度測定手段)を有する他は、図1に示す第1の実施
の形態と同様の構成である。第2の実施の形態におい
て、図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一
の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0064】温度計40は、制御部12に接続されてお
り、本実施の形態の流入量推定部31は、温度計40が
測定するポンプ井4内の液相の温度に基づいて、ポンプ
井4への流入量[Q]を推定するようになっている。こ
れは、通常、雨水の水温が下水管1内の汚水の水温に比
べて低いという事実を利用するものである。
【0065】具体的には、前記の式(1)乃至(11)
において、濁度Cを基準温度からの低下温度Tに、濁度
Cの増減速度dC/dtを低下温度Tの増減速度dT/
dtに、晴天時濁度Ccを晴天時低下温度Tcに、最高
濁度Cmax を最高低下温度Tmax に、それぞれ置き換え
ると共に、各パラメータk1、k2、m1〜m5の値を
適宜に変更して得られる式を用いて、流入量[Q]が演
算される。
【0066】本実施の形態によれば、ポンプ井4内の液
相の温度と流入量[Q]との相関関係を利用して、ポン
プ井4内の液相の温度に基づいて流入量[Q]を推定し
てポンプ6及び制御弁7、8を制御するため、効果的な
ポンプ制御が実現できる。
【0067】次に、本発明の第3の実施の形態の下水道
の雨水排水制御装置について図6を用いて説明する。図
6は、第3の実施の形態の下水道の雨水排水制御装置の
概略図である。
【0068】図6に示すように、本実施の形態の雨水排
水制御装置20は、濁度計30の代わりに溶存酸素濃度
計41(成分変化測定手段)を有する他は、図1に示す
第1の実施の形態と同様の構成である。第2の実施の形
態において、図1に示す第1の実施の形態と同一の部分
には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0069】溶存酸素濃度計41は、制御部12に接続
されており、本実施の形態の流入量推定部31は、溶存
酸素濃度計41が測定するポンプ井4内の液相の溶存酸
素濃度DOに基づいて、ポンプ井4への流入量[Q]を
推定するようになっている。これは、雨水流入時に、雨
水の下水管1内での流動により、ポンプ井4の液相中の
溶存酸素濃度DOが増大するという事実を利用するもの
である。
【0070】具体的には、前記の式(1)乃至(11)
において、濁度Cを溶存酸素濃度DOに、濁度Cの増減
速度dC/dtを溶存酸素濃度DOの増減速度dDO/
dtに、晴天時濁度Ccを晴天時溶存酸素濃度DOc
に、最高濁度Cmax を最高溶存酸素濃度DOmax に、そ
れぞれ置き換えると共に、各パラメータk1、k2、m
1〜m5の値を適宜に変更して得られる式を用いて、流
入量[Q]が演算される。
【0071】本実施の形態によれば、ポンプ井4内の液
相の溶存酸素濃度と流入量[Q]との相関関係を利用し
て、ポンプ井4内の液相の溶存酸素濃度に基づいて流入
量[Q]を推定してポンプ6及び制御弁7、8を制御す
るため、効果的なポンプ制御が実現できる。
【0072】なお、本実施の形態では、ポンプ井4内の
液相の成分変化を測定するために溶存酸素濃度を測定し
ているが、溶存酸素濃度の代わりに、ポンプ井4への流
入量[Q]と相関性のある他の成分変化量を測定しても
よい。
【0073】例えば、酸化還元電位(ORP)の測定が
有効である。酸化還元電位は、溶存酸素濃度DOの変化
に追随するからである。
【0074】また、水素イオン濃度(pH)の測定も有
効である。最近の雨水のpHは、3〜6となっており、
雨水の流入によってポンプ井4内の液相のpHが低下す
るからである。
【0075】さらに、UV、COD、BOD等の水質に
関する濃度も、雨水流入時に濁度Cと略同様に変化す
る。このため、これらの測定も有効である。
【0076】その他、雨水に含まれる成分物質である、
NOx、SOx、その他の無機及び有機物質について
も、その測定が有効である。
【0077】以上に挙げた種々の成分変化量は、それぞ
れの測定値を単独で制御に利用する他、2以上の量を複
合的に利用することも可能である。また、ポンプ井4の
濁度Cや温度と共に複合的に利用することも可能であ
る。
【0078】また、以上の各実施の形態においては、雨
水排水装置15に関する状態として、ポンプ井4への流
入量[Q]を用いているが、雨水の流入量[Qr]や、
ポンプ井4の水位、降雨強度、降雨量、無降雨時間、気
温、気圧、風向、風速等を、単独であるいは複合的に用
いることもできる。
【0079】また、前記の式(1)乃至(11)は、測
定値のさらに詳細なパターン解析によって変更され得
る。逆に、測定値の絶対値のみを利用する簡易な式にも
変更され得る。同様に、ポンプ制御目標値補正部34に
よる補正値の演算式も、2次関数や、対数関数、指数関
数、線形モデル、非線形モデル等が適宜に採用され得
る。
【0080】なお、ポンプ6の制御方法については、揚
水量一定制御の他、水位一定制御や、水位と揚水量とを
複合的に制御する態様などが、適宜に採用され得ること
は勿論である。
【0081】次に、本発明の第4の実施の形態の下水道
の雨水排水制御装置について図7を用いて説明する。図
7は、第4の実施の形態の下水道の雨水排水制御装置の
概略図である。
【0082】図7に示すように、本実施の形態の雨水排
水制御装置20は、濁度計30の代わりに、硫化水素計
45(濃度測定手段)がポンプ井4内の気相内の硫化水
素濃度を測定するために設けられている。また、流入量
推定部31の代わりに、ポンプ井4内の雨水の貯留時間
を推定する貯留時間推定部37を有している。
【0083】その他の構成は、図1に示す第1の実施の
形態と同様の構成である。第2の実施の形態において、
図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符
号を付して詳細な説明は省略する。
【0084】硫化水素計45は、制御部12に接続され
ており、本実施の形態の貯留時間推定部37は、硫化水
素計45が測定するポンプ井4内の気相内の硫化水素濃
度に基づいて、ポンプ井4内の雨水の貯留時間(例え
ば、雨水流入停止時からの貯留時間)を推定するように
なっている。これは、ポンプ井4の気相中の硫化水素濃
度が、雨水のポンプ井4での貯留時間と略比例するとい
う事実を利用するものである。
【0085】本実施の形態の制御目標値補正部34は、
硫化水素濃度から推定される雨水の貯留時間に基づい
て、貯留時間が長い場合に揚水量を多くするような補正
値を制御本体部33に送るようになっている。
【0086】本実施の形態によれば、ポンプ井4内での
雨水の貯留時間の最適化が図れる。
【0087】また、本実施の形態によれば、硫化水素計
45の測定値を用いて、ポンプ6等の機械設備、管9、
10、11等の配管設備、ポンプ井4等の土木設備等に
ついての腐食及び劣化性を診断することも可能である。
これら腐食及び劣化性は、ポンプ井4の気相中の硫化水
素濃度と略比例するからである。
【0088】なお、硫化水素濃度の代わりに、ポンプ井
4内の気相内の各種物質濃度を測定することも有効であ
る。例えば、酸素、二酸化炭素、臭気ガス、メタン、メ
チルメルカプタン、アンモニア、硫化メチル、トリメチ
ルアミン、二流化メチル、アセトアルデヒド、スチレン
等の各濃度は、いずれも硫化水素濃度と同様に、雨水の
貯留時間及び雨水排水装置の各部の腐食程度と相関性を
有するため、本実施の形態と同様の制御が実現できる。
【0089】以上に挙げた種々の物質濃度は、それぞれ
の測定値を単独で利用する他、2以上の量を複合的に利
用することも可能である。
【0090】また、本実施の形態においては、雨水排水
装置15に関する状態としてポンプ井4内の雨水の貯留
時間を用いているが、ポンプ井4への流入量[Q]や、
雨水の流入量[Qr]、ポンプ井4の水位、降雨強度、
降雨量、無降雨時間、ポンプ設備6、7、8の腐食程
度、ポンプ井4の腐食程度、各管1、9、10の腐食程
度等を、単独であるいは複合的に用いることもできる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
貯留部内の液相の濁度と雨水排水装置に関する状態との
相関関係を利用して、貯留部内の液相の濁度に基づいて
雨水排水装置に関する状態を推定してポンプを制御する
ため、効果的なポンプ制御が実現できる。
【0092】また本発明によれば、貯留部内の液相の温
度と雨水排水装置に関する状態との相関関係を利用し
て、貯留部内の液相の温度に基づいて雨水排水装置に関
する状態を推定してポンプを制御するため、効果的なポ
ンプ制御が実現できる。
【0093】また本発明によれば、貯留部内の液相内の
成分変化と雨水排水装置に関する状態との相関関係を利
用して、貯留部内の液相内の成分変化に基づいて雨水排
水装置に関する状態を推定してポンプを制御するため、
効果的なポンプ制御が実現できる。
【0094】また本発明によれば、貯留部内の気相内の
物質濃度と雨水排水装置に関する状態との相関関係を利
用して、貯留部内の気相内の物質濃度に基づいて雨水排
水装置に関する状態を推定してポンプを制御するため、
効果的なポンプ制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による雨水排水制御
装置を示す構成概略図。
【図2】降雨時の降雨強度、流入量及び濁度の関係の一
例を示すグラフ。
【図3】流入量と濁度との関係を表すモデル式の記号に
ついての補足説明図。
【図4】図1の雨水排水制御装置の作用を説明する流れ
図。
【図5】本発明の第2の実施の形態による雨水排水制御
装置を示す構成概略図。
【図6】本発明の第3の実施の形態による雨水排水制御
装置を示す構成概略図。
【図7】本発明の第4の実施の形態による雨水排水制御
装置を示す構成概略図。
【図8】他の雨水排水制御装置を示す構成概略図。
【図9】図8の制御部の構成を示す概略ブロック図。
【図10】図8の制御部の作用を示す流れ図。
【符号の説明】 1 下水管 2 スクリーン 3 沈砂池 4 ポンプ井 6 ポンプ 7、8 制御弁 9、10、11 管 12 制御部 13 河川 14 最初沈殿池 30 濁度計 31 流入量推定部 32 ポンプ制御部 33 制御本体部 34 制御目標値補正部 37 貯留時間推定部 40 温度計 41 溶存酸素濃度計 45 硫化水素計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上 西 範 久 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 仲 田 雅司郎 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 堀 江 一 宏 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 2D063 AA07 DC06 3H045 AA23 BA00 CA00 CA29 DA01 EA34 5H004 GB08 HA02 HB01 HB04 HB05 HB20 JA13 JB30 KA03 KC22 KC23 KC27 9A001 BB06 GG01 HH34 KK37

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雨水を一時的に貯留する貯留部から、ポン
    プを用いて雨水を排出する雨水排水装置を制御する雨水
    排水制御装置であって、 貯留部内の液相の濁度を測定する濁度測定手段と、 濁度測定手段が測定した濁度に基づいて雨水排水装置に
    関する状態を推定する状態推定部と、 状態推定部が推定した状態に基づいて、ポンプを制御す
    るポンプ制御装置と、を備えたことを特徴とする雨水排
    水制御装置。
  2. 【請求項2】雨水を一時的に貯留する貯留部から、ポン
    プを用いて雨水を排出する雨水排水装置を制御する雨水
    排水制御装置であって、 貯留部内の液相の温度を測定する温度測定手段と、 温度測定手段が測定した温度に基づいて雨水排水装置に
    関する状態を推定する状態推定部と、 状態推定部が推定した状態に基づいて、ポンプを制御す
    るポンプ制御装置と、を備えたことを特徴とする雨水排
    水制御装置。
  3. 【請求項3】雨水を一時的に貯留する貯留部から、ポン
    プを用いて雨水を排出する雨水排水装置を制御する雨水
    排水制御装置であって、 貯留部内の液相内の成分変化を測定する成分変化測定手
    段と、 成分変化測定手段が測定した成分変化に基づいて雨水排
    水装置に関する状態を推定する状態推定部と、 状態推定部が推定した状態に基づいて、ポンプを制御す
    るポンプ制御装置と、を備えたことを特徴とする雨水排
    水制御装置。
  4. 【請求項4】状態推定部が推定する雨水排水装置に関す
    る状態は、貯留部への流入量であることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の雨水排水制御装置。
  5. 【請求項5】雨水を一時的に貯留する貯留部から、ポン
    プを用いて雨水を排出する雨水排水装置を制御する雨水
    排水制御装置であって、 貯留部内の気相内の物質濃度を測定する濃度測定手段
    と、 濃度測定手段が測定した物質濃度に基づいて雨水排水装
    置に関する状態を推定する状態推定部と、 状態推定部が推定した状態に基づいて、ポンプを制御す
    るポンプ制御装置と、を備えたことを特徴とする雨水排
    水制御装置。
  6. 【請求項6】状態推定部が推定する雨水排水装置に関す
    る状態は、貯留部内の雨水の貯留時間であることを特徴
    とする請求項5に記載の雨水排水制御装置。
  7. 【請求項7】ポンプ制御装置は、 排出量目標値に従ってポンプを制御する制御本体部と、 状態推定部が推定した雨水排水装置に関する状態に基づ
    いて、制御本体部内の排出量目標値を補正する制御目標
    値補正部と、を有していることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれかに記載の雨水排水制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065966A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Yamatake Corp 河川汚濁負荷源推定装置、方法、およびプログラム
KR100907290B1 (ko) 2006-07-06 2009-07-13 주식회사이피에스솔루션 저류 시스템
CN102061720A (zh) * 2010-12-07 2011-05-18 杨敏 雨水收集装置
JP2012193547A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Toshiba Corp ポンプ運転計画装置
KR101269806B1 (ko) 2012-11-08 2013-05-30 송성석 유량 및 시간경과에 따른 펌프 자동제어 시스템

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