JP2001041853A - 光学センサ保守用の感度判定方法及び感度判定フィルタ - Google Patents

光学センサ保守用の感度判定方法及び感度判定フィルタ

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JP2001041853A
JP2001041853A JP21793499A JP21793499A JP2001041853A JP 2001041853 A JP2001041853 A JP 2001041853A JP 21793499 A JP21793499 A JP 21793499A JP 21793499 A JP21793499 A JP 21793499A JP 2001041853 A JP2001041853 A JP 2001041853A
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optical sensor
sensitivity
filter
projection
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Takumi Kamiyama
巧 上山
Koji Kusamura
耕治 草村
Keiichi Tsujimoto
敬一 辻本
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Tsubakimoto Chain Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手で容易に把持でき、投射光域の周りが非
常に狭い場合においても投射光域に片手で良好に配置で
き、光学センサの保守を簡易にできるようにする。 【解決手段】 投光部21から投射された投射光を投射
光域を経て受光する受光部22を備えた光学センサ2の
前記投射光域に減光フィルタ1を配置し、該減光フィル
タ1を透過した透過光を前記受光部22で受光し、該受
光部22の受光結果に基づいて前記光学センサ2の感度
を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は既設の光学センサの
感度を判定するために用いられる光学センサ保守用の感
度判定方法及び感度判定フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】生産現場、物流倉庫の収納棚等には投光
部及び該投光部から投射された投射光を投射光域を経て
受光する受光部を備えた光学センサが設置され、投光部
から投射した投射光を被検出物が遮光又は反射すること
により被検出物を検出するように構成されている。
【0003】光学センサは、経年変化によって光量が低
下し、投射光域(検出距離)が短くなる。この光量の低
下の主要因は発光素子の経年変化によるものであるが、
その他設置場所の環境、例えば高温高湿の環境下、埃・
油等が付着し易い環境下等によって大きく影響されるた
め、一般には設置したときから5乃至10年の経年で光
量測定器を用いて光学センサの感度(光量)を定期的に
測定し、光学センサの誤動作を防ぐ必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、生産現場、
物流装置等に設置された光学センサの投射光域の周りは
非常に狭いため、この投射光域の周りに光量測定器を配
置することは困難であり、既設の状態で光学センサの光
量を測定することは困難であった。従って、既設の光学
センサの感度を測定する必要がある経年となった場合に
おいても光学センサの光量を測定することなく、換言す
れば光学センサの保守を行うことなく使用されることが
多い。
【0005】このように光学センサの保守が行われない
場合、生産ライン及び物流装置等が稼働しているとき、
光学センサが誤動作したり、被検出物を検出できなくな
ったりすることが多くなり、このようになったとき、前
述の稼働を長時間停止して光学センサの保守を行う事態
となる。また、被検出物を検出できなくなったとき、そ
の原因を追求することなく、換言すれば投光部の光量の
劣化によるものか、投光部の投光面又は受光部の受光面
の汚れによるものか、反射物の反射面の汚れによるもの
か、振動等による光軸のずれによるものかを追求するこ
となく光学センサの全体を交換することが多く、未だ十
分に使用可能な光学センサが新しいものと交換されてい
る。
【0006】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、光学センサの投射光域に減光フィル
タを配置し、該減光フィルタを透過した透過光を受光部
で受光させることにより、光学センサの感度を簡易に判
定できるようにすることを目的とする。また、投射光域
に透過率が等しいか又は異なる複数の減光フィルタを配
置することにより、光学センサの感度を二段階以上でよ
り正確に判定できるようにすることを目的とする。
【0007】また、投光部から反射物までの投射側域及
び反射物から前記受光部までの反射側域の一方又は両方
に減光フィルタを配置することにより、拡散反射型の光
学センサであっても光学センサの感度を良好に判定でき
るようにすることを目的とする。また、膜状のフィルタ
本体と、該フィルタ本体の周縁部に設けられ、前記フィ
ルタ本体を保持する保持枠とを備えた構成とすることに
より、片手で容易に把持でき、前記投射光域の周りが非
常に狭い場合においても投射光域に片手で良好に配置で
き、光学センサの保守を簡易にできるようにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る感度判定
方法は、投光部から投射された投射光を投射光域を経て
受光する受光部を備えた光学センサの前記投射光域に減
光フィルタを配置し、該減光フィルタを透過した透過光
を前記受光部で受光し、該受光部の受光結果に基づいて
前記光学センサの感度を判定することを特徴とする。
【0009】第1発明にあっては、光学センサが動作状
態であることを確認後、光学センサの投射光域に減光フ
ィルタを配置することにより、投光部から投射された投
射光が減光フィルタを透過し、所定の透過率で減光され
る。この減光された透過光が受光部で受光されるため、
この受光部の受光結果に基づいて前記光学センサの感度
を簡易に判定できる。この感度の判定は、例えば透過光
を受光した受光部が受光信号を出力したとき前記感度を
良とし、受光部が受光信号を出力しないとき前記感度を
不良とする。
【0010】このように感度判定を簡易にできるため、
光学センサの感度が不良であるとき、その原因の追求を
簡易にできる。例えば投光部の投光面及び受光部の受光
面並びに反射物の反射面を拭いた後、前記減光フィルタ
によって再び感度の判定ができ、この感度の判定が不良
であるとき、光軸のずれを調べた後、前記減光フィルタ
によって再び感度の判定ができ、この感度の判定が不良
であるとき、投光部及び/又は受光部を新しいものと交
換して保守できるため、光学センサが未だ十分使用でき
る段階で新しいものと交換されることを未然に防止でき
る。
【0011】第2発明に係る感度判定方法は、既設の光
学センサの投射光域に透過率が等しいか又は異なる複数
の減光フィルタを配置することを特徴とする。
【0012】第2発明にあっては、透過率が等しい複数
の減光フィルタを用いる場合、これら減光フィルタの一
つを光学センサの投射光域に配置することにより、該減
光フィルタを投射光が透過し、減光された透過光が受光
部で受光され、該受光部が受光信号を出力したとき前記
感度を良と判定でき、受光信号を出力しないとき前記感
度を不良と判定できる。
【0013】前記感度が良である場合、さらに別の減光
フィルタを前記投射光域に配置し、減光フィルタを複数
個とすることにより、投光部から投射された投射光が複
数の減光フィルタを透過し、これら減光フィルタの個数
の倍率で減光され、この減光された透過光が受光部で受
光され、該受光部が受光信号を出力したとき前記感度を
良と判定でき、受光信号を出力しないとき前記感度を不
良に近い状態であると判定できる。このように複数の段
階で感度の判定を行うことができるため、感度の判定を
より一層正確にできる。
【0014】透過率が異なる複数の減光フィルタを用い
る場合、透過率が大きい減光フィルタを光学センサの投
射光域に配置することにより、該減光フィルタを投射光
が透過し、減光された透過光が受光部で受光され、該受
光部が受光信号を出力したとき前記感度を良と判定で
き、受光信号を出力しないとき前記感度を不良と判定で
きる。
【0015】透過率が大きい減光フィルタで前記感度が
良である場合、さらに透過率が小さい減光フィルタを前
記投射光域に配置することにより、該減光フィルタを投
射光が透過し、減光された透過光が受光部で受光され、
該受光部が受光信号を出力したとき前記感度を良と判定
でき、受光信号を出力しないとき前記感度を不良に近い
状態であると判定できる。このように複数の段階で感度
の判定を行うことができるため、感度の判定をより一層
正確にできる。
【0016】第3発明に係る感度判定方法は、投光部及
び受光部が一体的に設けられた既設の光学センサの前記
投光部から反射物までの投射側域及び反射物から前記受
光部までの反射側域の一方又は両方に前記減光フィルタ
を配置することを特徴とする。
【0017】第3発明にあっては、投光部から反射物ま
での投射側域及び反射物から受光部までの反射側域の一
方に前記減光フィルタを配置することにより、投光部か
ら投射された投射光が減光フィルタを一回透過し、所定
の透過率で減光される。この減光された透過光が受光部
で受光されるため、この受光部の受光結果に基づいて前
記光学センサの感度を第1発明と同様に判定できる。
【0018】投射側域及び反射側域の両方に前記減光フ
ィルタを配置することにより、投光部から投射された投
射光が減光フィルタを透過し、所定の透過率で減光さ
れ、この減光された透過光が反射物で反射され、この反
射光が前記減光フィルタを再び透過し、所定の透過率で
減光され、この減光された透過光が受光部で受光される
ため、この受光部の受光結果に基づいて前記光学センサ
の感度を第2発明と同様に判定できる。
【0019】第4発明に係る感度判定フィルタは、投光
部から投射された投射光を受光する受光部を備えた既設
の光学センサが発生する前記投射光を減光する膜状のフ
ィルタ本体と、該フィルタ本体の周縁部に設けられ、前
記フィルタ本体を保持する保持枠とを備えていることを
特徴とする。
【0020】第4発明にあっては、投射光を透過させる
ことができる大きさの膜状のフィルタ本体が保持枠に保
持された小形品であるため、片手で容易に把持できると
ともに、前記投射光域の周りが非常に狭い場合において
も投射光域に片手で良好に配置でき、光学センサの感度
判定を簡易にできる。しかも、感度判定を簡易にできる
ため、光学センサの感度が不良であるとき、その原因の
追求を簡易にできる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は光学センサ保守用の
感度判定フィルタの構成を示す斜視図、図2は感度判定
フィルタを開いた状態の構成を示す斜視図、図3は図1
のIII −III 線の拡大断面図、図4は感度判定フィルタ
の構成を示す分解斜視図、図5は既設の光学センサが透
過型である場合の使用例を示す模式図である。
【0022】この感度判定フィルタは、投光部21から
投射された投射光を受光する受光部22を備えた既設の
光学センサ2が発生する前記投射光を減光する四角形の
膜状のフィルタ本体11と、該フィルタ本体11の周縁
部に設けられ、前記フィルタ本体11を保持する扁平の
保持枠12とを備えた減光フィルタ1によって構成され
ている。
【0023】フィルタ本体11は、厚さが0.05mm程
度の合成樹脂製の膜であり、波長が600〜720nm
の投射光の透過率をほぼ80%、及びほぼ63%とした
二種類がある。
【0024】保持枠12は、前記フィルタ本体11より
も小寸法の四角形の孔13を夫々有する一対の枠本体1
2a,12bを備え、これら枠本体12a,12b間に
前記フィルタ本体11の周縁部を挾着してある。一対の
枠本体12a,12bは、薄肉のヒンジ14を介して連
続している。一方の枠本体12aは、前記孔13の周り
に突設されフィルタ本体11の前記孔13に対する位置
を決める複数の位置決め用突起15と、外周縁に沿って
突設された突条16とを備え、また、他方の枠本体12
bには前記位置決め用突起15に対応する複数の嵌合孔
17を備えている。
【0025】フィルタ本体11の保持は、一対の枠本体
12a,12bを開いた状態で、一方の枠本体12aの
孔13の周りにフィルタ本体11の周縁部を載置し、該
周縁部の少なくとも一側を前記位置決め用突起15に当
接させてフィルタ本体11の孔13に対する位置を決
め、他方の枠本体12bを、ヒンジ14を支点として閉
じながら位置決め用突起15を前記嵌合孔17に嵌合す
ることによりフィルタ本体11の周縁部を枠本体12
a,12bの間で挾着するとともに、枠本体12a,1
2bを結合する。
【0026】次に以上の如く構成された感度判定フィル
タを用いて光学センサ2保守用の感度を判定する方法に
ついて説明する。
【0027】判定方法1 生産現場、物流装置等に設置された光学センサ2が透過
型(図5参照)である場合、例えば透過率が80%の減
光フィルタ1を1個用いる。光学センサ2が動作状態で
あることを確認した後、光学センサ2の投射光域に前記
減光フィルタ1を配置することにより、投光部21から
投射された投射光が減光フィルタ1を透過し、80%の
透過率で減光される。この減光された透過光が受光部2
2で受光される。この受光部22が受光した後、受光部
22が受光信号を出力したとき前記感度は未だ良好であ
り、保守の必要がないと判定できる。また、受光部22
が受光信号を出力しないとき前記感度は不良であり、保
守の必要があると判定できる。
【0028】このように感度が不良と判定された場合、
その原因を追求する。この原因の追求は、例えば投光部
21の投光面及び受光部22の受光面を拭いた後、前記
減光フィルタ1によって再び感度の判定ができ、この感
度の判定が不良であるとき、投光部21及び受光部22
の光軸のずれを調べた後、前記減光フィルタ1によって
再び感度の判定を行い、この感度の判定が不良であると
き、投光部21又は受光部22を新しいものと交換す
る。従って、光学センサ2が未だ十分使用できる段階で
新しいものと交換されることを未然に防止できる。
【0029】判定方法2 前述の判定方法1で用いる透過率が80%の減光フィル
タ1を例えば2個(複数個)用いる。前述の如く設置さ
れた光学センサ2が例えば透過型(図5参照)である場
合、光学センサ2が動作状態であることを確認した後、
光学センサ2の投射光域に1個の減光フィルタ1を配置
することにより、投光部21から投射された投射光が減
光フィルタ1を透過し、80%の透過率で減光され、判
定方法1と同様に判定される。
【0030】感度が良と判定された場合、2個(複数)
の減光フィルタ1,1を前記投射光域に夫々配置するこ
とにより、投光部21から投射された投射光が2個の減
光フィルタ1,1を透過し、これら減光フィルタ1,1
の個数の倍率で64%に減光され、この減光された透過
光が受光部22で受光され、該受光部22が受光信号を
出力したとき前記感度を良と判定でき、受光信号を出力
しないとき前記感度を不良に近い状態であると判定でき
る。
【0031】このように2段階で感度の判定を行うこと
ができるため、判定方法1に比べて感度の判定を正確に
できる。尚、感度が不良と判定された場合、判定方法1
で述べたようにその原因を追求する。
【0032】判定方法3 透過率が80%の減光フィルタと、透過率が63%の減
光フィルタとを夫々1個(合計で複数個)用いる。前述
の如く設置された光学センサ2が例えば透過型である場
合、光学センサ2が動作状態であることを確認した後、
光学センサ2の投射光域に透過率が80%の減光フィル
タを配置することにより、投光部21から投射された投
射光が減光フィルタを透過し、80%の透過率で減光さ
れ、判定方法1と同様に判定される。
【0033】感度が良と判定された場合、透過率が80
%の減光フィルタを投射光域から除き、透過率が63%
の減光フィルタを前記投射光域に配置することにより、
投光部21から投射された投射光が減光フィルタを透過
し、63%の透過率で減光され、この減光された透過光
が受光部22で受光され、該受光部22が受光信号を出
力したとき前記感度を良と判定でき、受光信号を出力し
ないとき前記感度を不良と判定できる。
【0034】このように2段階で感度の判定を行うこと
ができるため、判定方法1に比べて感度の判定を正確に
できる。尚、感度が不良と判定された場合、判定方法1
で述べたようにその原因を追求する。
【0035】判定方法4 図6は既設の光学センサ2が反射型である場合の使用例
を示す模式図である。生産現場、物流装置等に設置され
た光学センサ2が例えば拡散反射型である場合、投光部
21から反射物23までの投射側域及び反射物23から
受光部22までの反射側域の一方に前述の判定方法1〜
3で用いた減光フィルタを配置し、夫々判定方法1〜3
と同様に判定する。また、前記投射側域及び反射側域の
両方に前述の判定方法1〜3で用いた減光フィルタを配
置し、夫々判定方法1〜3と同様に判定する。尚、感度
が不良と判定された場合、判定方法1で述べたようにそ
の原因を追求する。
【0036】以上説明した実施の形態において、透過率
が等しいか又は異なる複数の減光フィルタを用いる場
合、2個以上であればその個数は特に制限されない。
【0037】また、以上説明した実施の形態では複数の
減光フィルタ1を用いたが、複数を用いる代わりに、例
えば前記フィルタ本体11が、そのフィルタ面上に減光
率が異なる複数個の減光部を並列に有する構成としても
よい。また、前記フィルタ本体11はその1個を保持枠
12に保持したが、その他、例えば複数のフィルタ本体
11をそのフィルタ面が向き合う状態として保持枠に保
持した構成としてもよい。
【0038】
【発明の効果】第1発明によれば、光学センサの投射光
域に減光フィルタを配置し、該減光フィルタを透過した
透過光を受光部で受光し、該受光部の受光結果に基づい
て光学センサの感度を判定するため、投射光域の周りが
非常に狭い場合においても投射光域に良好に配置でき、
光学センサの感度判定を簡易にできる。
【0039】しかも、感度判定を簡易にできるため、光
学センサの感度が不良であるとき、その原因の追求を簡
易にでき、光学センサが未だ十分使用できる段階で新し
いものと交換されることを未然に防止できる。
【0040】第2発明によれば、複数の減光フィルタに
よって感度の判定を複数の段階で判定できるため、第1
発明に比べて感度の判定を正確にできる。
【0041】第3発明によれば、既設の光学センサが反
射型である場合においても、投射側域及び反射側域の一
方又は両方に減光フィルタを配置することによって光学
センサの感度判定を簡易にでき、また、複数の減光フィ
ルタによって感度の判定を経年変化に応じて複数の段階
で判定でき、感度の判定をより一層正確にできる。
【0042】第4発明によれば、投射光を透過させるこ
とができる大きさの膜状のフィルタ本体が緊張状態とし
て保持枠に保持された小形品であるため、片手で容易に
把持できるとともに、前記投射光域の周りが非常に狭い
場合においても投射光域に良好に配置でき、光学センサ
の感度判定を簡易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感度判定フィルタの構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明に係る感度判定フィルタを開いた状態の
構成を示す斜視図である。
【図3】図1のIII −III 線の拡大断面図である。
【図4】本発明に係る感度判定フィルタの構成を示す分
解斜視図である。
【図5】既設の光学センサが透過型である場合の使用例
を示す模式図である。
【図6】既設の光学センサが反射型である場合の使用例
を示す模式図である。
【符号の説明】
1 減光フィルタ 11 フィルタ本体 12 保持枠 2 光学センサ 21 投光部 22 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻本 敬一 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 2G086 EE05 5F089 BA02 BB01 BB04 BC16 CA21 GA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光部から投射された投射光を投射光域
    を経て受光する受光部を備えた光学センサの前記投射光
    域に減光フィルタを配置し、該減光フィルタを透過した
    透過光を前記受光部で受光し、該受光部の受光結果に基
    づいて前記光学センサの感度を判定することを特徴とす
    る光学センサ保守用の感度判定方法。
  2. 【請求項2】 既設の光学センサの投射光域に透過率が
    等しいか又は異なる複数の減光フィルタを配置する請求
    項1記載の光学センサ保守用の感度判定方法。
  3. 【請求項3】 投光部及び受光部が一体的に設けられた
    既設の光学センサの前記投光部から反射物までの投射側
    域及び反射物から前記受光部までの反射側域の一方又は
    両方に前記減光フィルタを配置する請求項1又は請求項
    2記載の光学センサ保守用の感度判定方法。
  4. 【請求項4】 投光部から投射された投射光を受光する
    受光部を備えた既設の光学センサが発生する前記投射光
    を減光する膜状のフィルタ本体と、該フィルタ本体の周
    縁部に設けられ、前記フィルタ本体を保持する保持枠と
    を備えていることを特徴とする光学センサ保守用の感度
    判定フィルタ。
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