JP2001040261A - 水性インキ - Google Patents
水性インキInfo
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- JP2001040261A JP2001040261A JP21443899A JP21443899A JP2001040261A JP 2001040261 A JP2001040261 A JP 2001040261A JP 21443899 A JP21443899 A JP 21443899A JP 21443899 A JP21443899 A JP 21443899A JP 2001040261 A JP2001040261 A JP 2001040261A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】消しゴムで消去可能であるとともに、消去保存
性の優れた水性インキを提供する。 【解決手段】必須成分としての着色剤である染料または
顔料、樹脂、溶剤および必要に応じて添加される界面活
性剤などの各種添加剤からなる水性インキにおいて、樹
脂として、シリコンゴムパウダー単独、またはシリコン
ゴムパウダーとゴラテックスとを組み合わせて使用す
る。
性の優れた水性インキを提供する。 【解決手段】必須成分としての着色剤である染料または
顔料、樹脂、溶剤および必要に応じて添加される界面活
性剤などの各種添加剤からなる水性インキにおいて、樹
脂として、シリコンゴムパウダー単独、またはシリコン
ゴムパウダーとゴラテックスとを組み合わせて使用す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、消しゴムなどによ
って消去可能な筆記具用の水性インキに関するものであ
る。
って消去可能な筆記具用の水性インキに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】筆記具用のインキは、水性インキ、油性
インキにかかわらず、着色剤である染料または顔料、樹
脂、高沸点溶剤、および界面活性剤、防腐剤、消泡剤、
ｐＨ調整剤などの各種添加物から成り立っている。そし
て、紙面に筆記すると、インキは紙の繊維の内部まで浸
透して染料が繊維を染着したり、顔料が繊維に吸着され
て樹脂膜が形成され、この樹脂膜が筆跡となる。従っ
て、インキの筆跡は消しゴムなどによって消去すること
ができず、安定性が大きいが、このことが鉛筆などと異
なってインキの利点の一つでもある。しかし、場合によ
っては、消しゴムなどで消去できた方が便利なこともあ
る。
インキにかかわらず、着色剤である染料または顔料、樹
脂、高沸点溶剤、および界面活性剤、防腐剤、消泡剤、
ｐＨ調整剤などの各種添加物から成り立っている。そし
て、紙面に筆記すると、インキは紙の繊維の内部まで浸
透して染料が繊維を染着したり、顔料が繊維に吸着され
て樹脂膜が形成され、この樹脂膜が筆跡となる。従っ
て、インキの筆跡は消しゴムなどによって消去すること
ができず、安定性が大きいが、このことが鉛筆などと異
なってインキの利点の一つでもある。しかし、場合によ
っては、消しゴムなどで消去できた方が便利なこともあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年、消しゴムで消去
可能な油性インキの開発が試みられ、販売されたことも
あるが、かかるインキで筆記された筆跡は、実際に市販
されている消しゴムではほとんど消去することができ
ず、砂消しゴムで強く擦ると若干消去できる程度であ
り、その消去性は満足できるものではなかった。
可能な油性インキの開発が試みられ、販売されたことも
あるが、かかるインキで筆記された筆跡は、実際に市販
されている消しゴムではほとんど消去することができ
ず、砂消しゴムで強く擦ると若干消去できる程度であ
り、その消去性は満足できるものではなかった。
【０００４】また、消去可能な水性インキとして、樹脂
に、天然ゴムやスチレンブタジエン系共集合体、アクリ
ルニトリルブタジエン系共重合体などのゴムラテックス
を使用したものが開発されたことがある。このインキの
消去性は、油性インキの消去性よりも優れているが、時
間の経過とともに消去性が低下し、また、高温になる
と、筆跡の樹脂膜の硬化が促進されて短期間で消去不能
になり、消去保存性が劣っていた。このように、従来か
ら、消しゴムで消去可能なインキの開発が試みられてい
るが、所望の効果を奏するには到っていない。
に、天然ゴムやスチレンブタジエン系共集合体、アクリ
ルニトリルブタジエン系共重合体などのゴムラテックス
を使用したものが開発されたことがある。このインキの
消去性は、油性インキの消去性よりも優れているが、時
間の経過とともに消去性が低下し、また、高温になる
と、筆跡の樹脂膜の硬化が促進されて短期間で消去不能
になり、消去保存性が劣っていた。このように、従来か
ら、消しゴムで消去可能なインキの開発が試みられてい
るが、所望の効果を奏するには到っていない。
【０００５】そこで本発明は、消しゴムで消去可能であ
るとともに、消去保存性の優れた水性インキを提供する
ことを目的とする。
るとともに、消去保存性の優れた水性インキを提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意検討した結果、必須成分としての
着色剤である染料または顔料、樹脂、溶剤および必要に
応じて添加される界面活性剤などの各種添加剤からなる
水性インキにおいて、樹脂として、シリコンゴムパウダ
ーを使用することにより前記の目的を達成できることを
見出し、本発明を完成した。
め、本発明者らは鋭意検討した結果、必須成分としての
着色剤である染料または顔料、樹脂、溶剤および必要に
応じて添加される界面活性剤などの各種添加剤からなる
水性インキにおいて、樹脂として、シリコンゴムパウダ
ーを使用することにより前記の目的を達成できることを
見出し、本発明を完成した。
【０００７】シリコンゴムパウダーは、平均粒径が５μ
ｍ以下の真球状の微粒子を高濃度に含有したものであ
り、水分散性と耐熱性の高いものである。通常のシリコ
ンゴムは、水性系への配合が難しく、このため、エマル
ジョン形態にして使用する必要がある。しかし、エマル
ジョンタイプのシリコンゴムを利用してインキ化する
と、粒子がシリコンゴムパウダーよりもずっと小さいた
めに、紙面に浸透した後に造膜しにくい不具合がある。
一方、シリコンゴムパウダーは水分散性であるために、
水系への配合が容易であり、紙面に浸透した後に速やか
に樹脂膜を形成する。そして、この樹脂膜は、消しゴム
などで物理的な力を加えるとにより容易に破壊され、簡
単に消去することができる。また、シリコンゴムパウダ
ーは耐熱性が優れているので、高温になってもゴムが硬
化しにくく、長期間経過しても消去性が低下せず、消去
保存性も優れている。
ｍ以下の真球状の微粒子を高濃度に含有したものであ
り、水分散性と耐熱性の高いものである。通常のシリコ
ンゴムは、水性系への配合が難しく、このため、エマル
ジョン形態にして使用する必要がある。しかし、エマル
ジョンタイプのシリコンゴムを利用してインキ化する
と、粒子がシリコンゴムパウダーよりもずっと小さいた
めに、紙面に浸透した後に造膜しにくい不具合がある。
一方、シリコンゴムパウダーは水分散性であるために、
水系への配合が容易であり、紙面に浸透した後に速やか
に樹脂膜を形成する。そして、この樹脂膜は、消しゴム
などで物理的な力を加えるとにより容易に破壊され、簡
単に消去することができる。また、シリコンゴムパウダ
ーは耐熱性が優れているので、高温になってもゴムが硬
化しにくく、長期間経過しても消去性が低下せず、消去
保存性も優れている。
【０００８】インキ組成中に占めるシリコンゴムパウダ
ーの量は、１０〜６０重量部、好ましくは４０〜５０重
量部の範囲がよい。シリコンゴムパウダーの量が１０重
量部未満ではインキの消去性が十分でなく、また、６０
重量部を超えると固形分の増加に伴い、インキが掠れる
ことがあり、場合によっては筆記不能になり、実用的で
ない。
ーの量は、１０〜６０重量部、好ましくは４０〜５０重
量部の範囲がよい。シリコンゴムパウダーの量が１０重
量部未満ではインキの消去性が十分でなく、また、６０
重量部を超えると固形分の増加に伴い、インキが掠れる
ことがあり、場合によっては筆記不能になり、実用的で
ない。
【０００９】樹脂はシリコンゴムパウダー単独に限られ
るものではなく、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、
クロロプレンゴム、アクリルニトリルとブタジエンとの
共重合体であるブチルゴム、アクリルゴム、アクリル樹
脂、ポリビニールアルコール、ポリビニールピロリド
ン、ポリビニールブチラール、スチレン−マレイン酸共
重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレンの１種または２
種以上とシリコンゴムパウダーを組み合わせたものを使
用しても同様の効果を得ることができる。
るものではなく、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、
クロロプレンゴム、アクリルニトリルとブタジエンとの
共重合体であるブチルゴム、アクリルゴム、アクリル樹
脂、ポリビニールアルコール、ポリビニールピロリド
ン、ポリビニールブチラール、スチレン−マレイン酸共
重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレンの１種または２
種以上とシリコンゴムパウダーを組み合わせたものを使
用しても同様の効果を得ることができる。
【００１０】着色剤である染料または顔料を分散させる
ために界面活性剤を使用するのが良いが、シリコンゴム
パウダーの安定性を考慮して、界面活性剤としては、陰
イオン性界面活性剤もしくは非イオン性界面活性剤を使
用するのが好ましい。
ために界面活性剤を使用するのが良いが、シリコンゴム
パウダーの安定性を考慮して、界面活性剤としては、陰
イオン性界面活性剤もしくは非イオン性界面活性剤を使
用するのが好ましい。
【００１１】必要なインキ特性を満たすために、インキ
の粘度が重要であり、ＥＨ型粘度計で測定した２０℃に
おける粘度が、５〜４０００ｍＰａ・Ｓであることが必
要であり、更には、１０００〜３０００ｍＰａ・Ｓであ
ることが望ましい。インキ粘度が４０００ｍＰａ・Ｓを
超えるとインキの流動性が悪くなり、筆記時に線切れな
どが生じる。１０００ｍＰａ・Ｓ未満では、マーカータ
イプの筆記具では問題はないが、ボールペンタイプの筆
記具の場合は、時間経過と共に、着色剤である顔料の沈
降に伴い、インキが分離して筆記不能になることがあ
る。また、インキ粘度を更に低下させて５ｍＰａ・Ｓ未
満にすると、インキの流動性が極めて良いために紙面に
対するインキの浸透性が良くなり、マーカータイプの筆
記具においても樹脂膜が形成しにくくなり、消去性を発
揮しなくなる。
の粘度が重要であり、ＥＨ型粘度計で測定した２０℃に
おける粘度が、５〜４０００ｍＰａ・Ｓであることが必
要であり、更には、１０００〜３０００ｍＰａ・Ｓであ
ることが望ましい。インキ粘度が４０００ｍＰａ・Ｓを
超えるとインキの流動性が悪くなり、筆記時に線切れな
どが生じる。１０００ｍＰａ・Ｓ未満では、マーカータ
イプの筆記具では問題はないが、ボールペンタイプの筆
記具の場合は、時間経過と共に、着色剤である顔料の沈
降に伴い、インキが分離して筆記不能になることがあ
る。また、インキ粘度を更に低下させて５ｍＰａ・Ｓ未
満にすると、インキの流動性が極めて良いために紙面に
対するインキの浸透性が良くなり、マーカータイプの筆
記具においても樹脂膜が形成しにくくなり、消去性を発
揮しなくなる。
【００１２】インキ粘度を５〜４０００ｍＰａ・Ｓに調
整するために粘性付与剤を使用するが、粘性付与剤とし
ては水に溶解して粘性を帯びるものであるならばどれで
も使用可能である。具体例としてグルコース、アルギン
酸、カラギーナン酸などの単唐類から構成されるグアー
ガム、キサンタンガム、あるいはポリビニールピロリド
ンなどが挙げられ、これらを単独、もしくは２種類以上
混合して使用される。粘性付与剤の添加量は、粘性付与
剤の種類により異なるものの、インキ組成中の０．０１
〜１０重量部の範囲で添加される。
整するために粘性付与剤を使用するが、粘性付与剤とし
ては水に溶解して粘性を帯びるものであるならばどれで
も使用可能である。具体例としてグルコース、アルギン
酸、カラギーナン酸などの単唐類から構成されるグアー
ガム、キサンタンガム、あるいはポリビニールピロリド
ンなどが挙げられ、これらを単独、もしくは２種類以上
混合して使用される。粘性付与剤の添加量は、粘性付与
剤の種類により異なるものの、インキ組成中の０．０１
〜１０重量部の範囲で添加される。
【００１３】着色剤としての顔料は、通常の筆記具用イ
ンキに使用されているアクリル樹脂やベンゾグアナミン
樹脂などが使用可能である。顔料の粒子径は、マーカー
タイプの筆記具においては特に制約はないが、ボールペ
ンタイプの筆記具においては、１０μｍ以下であること
が望ましい。顔料の粒子径が１０μｍを超えると、ボー
ルペンチップの受け座とボールとの隙間より顔料の粒子
が大きくなって筆記不能になることがある。顔料粒子の
配合量は、インキ組成中の１〜４０重量部の範囲で使用
される。
ンキに使用されているアクリル樹脂やベンゾグアナミン
樹脂などが使用可能である。顔料の粒子径は、マーカー
タイプの筆記具においては特に制約はないが、ボールペ
ンタイプの筆記具においては、１０μｍ以下であること
が望ましい。顔料の粒子径が１０μｍを超えると、ボー
ルペンチップの受け座とボールとの隙間より顔料の粒子
が大きくなって筆記不能になることがある。顔料粒子の
配合量は、インキ組成中の１〜４０重量部の範囲で使用
される。
【００１４】その他の添加物として、水に可溶な有機溶
剤、例えばプロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコールなどのグリコール溶液、グリ
セリンなどが使用できる。また、必要に応じて、防腐
剤、消泡剤、ｐＨ調整剤などを添加することができる。
剤、例えばプロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコールなどのグリコール溶液、グリ
セリンなどが使用できる。また、必要に応じて、防腐
剤、消泡剤、ｐＨ調整剤などを添加することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】〔実施例１〕水 １９．５重量
部， 顔料（大日精化社製：ラブコロール３Ｍ） １４
重量部， 陰イオン性界面活性剤（第一工業社製：プラ
イサーフＡ２１０Ｇ） １．０重量部をビーズミルに投
入して顔料を分散させ、これに樹脂としてシリコンゴム
パウダー（東レ社製：ＤＹ３３−４２０Ｍ） ６０重量
部を投入して成分Ａを得た。別の容器に、有機溶剤（エ
チレングリコール） ５重量部， 粘度付与剤（興人社
製：キサンタンガムコージンＲ） ０．５重量部を投入
して成分Ｂを得た。そして成分Ａと成分Ｂを混合して水
性インキを得た。この水性インキの粘度は２０００Ｐａ
・Ｓであった。
部， 顔料（大日精化社製：ラブコロール３Ｍ） １４
重量部， 陰イオン性界面活性剤（第一工業社製：プラ
イサーフＡ２１０Ｇ） １．０重量部をビーズミルに投
入して顔料を分散させ、これに樹脂としてシリコンゴム
パウダー（東レ社製：ＤＹ３３−４２０Ｍ） ６０重量
部を投入して成分Ａを得た。別の容器に、有機溶剤（エ
チレングリコール） ５重量部， 粘度付与剤（興人社
製：キサンタンガムコージンＲ） ０．５重量部を投入
して成分Ｂを得た。そして成分Ａと成分Ｂを混合して水
性インキを得た。この水性インキの粘度は２０００Ｐａ
・Ｓであった。
【００１６】〔実施例２〕樹脂としてシリコンゴムパウ
ダーとゴムラテックスを１：１の割合で混合したものを
使用し、その他の条件を実施例１と同じにして水性イン
キを得た。この水性インキの粘度は２５００Ｐａ・Ｓで
あった。
ダーとゴムラテックスを１：１の割合で混合したものを
使用し、その他の条件を実施例１と同じにして水性イン
キを得た。この水性インキの粘度は２５００Ｐａ・Ｓで
あった。
【００１７】〔比較例１〕樹脂としてゴムラテックスを
使用し、その他の条件を実施例１と同じにして水性イン
キを得た。この水性インキの粘度は２２００Ｐａ・Ｓで
あった。
使用し、その他の条件を実施例１と同じにして水性イン
キを得た。この水性インキの粘度は２２００Ｐａ・Ｓで
あった。
【００１８】上記の３種類の水性インキをそれぞれボー
ルペンに充填し、紙面に筆記した。そして、その筆跡を
消しゴムで擦ったところ、いずれも消すことができた
が、特に実施例１および実施例２の筆跡は容易に消すこ
とができ、消去性が優れていることが認められた。
ルペンに充填し、紙面に筆記した。そして、その筆跡を
消しゴムで擦ったところ、いずれも消すことができた
が、特に実施例１および実施例２の筆跡は容易に消すこ
とができ、消去性が優れていることが認められた。
【００１９】次にこれらの筆跡を４０℃の乾燥器内に放
置し、経過日数と消去性の関係を調べた。その結果を表
１に示すが、実施例１および実施例２の筆跡は、長期間
経過しても消去可能であり、特に実施例１の筆跡は消去
保存性が極めて優れていた。これに対して比較例１の筆
跡は比較的短期間で消去不能になり、消去保存性が劣っ
ていた。
置し、経過日数と消去性の関係を調べた。その結果を表
１に示すが、実施例１および実施例２の筆跡は、長期間
経過しても消去可能であり、特に実施例１の筆跡は消去
保存性が極めて優れていた。これに対して比較例１の筆
跡は比較的短期間で消去不能になり、消去保存性が劣っ
ていた。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、必須成
分としての着色剤、樹脂、溶剤および必要に応じて添加
される界面活性剤などの各種添加剤からなる水性インキ
において、樹脂としてシリコンゴムパウダー単独、また
はシリコンゴムパウダーとゴムラテックスとを組み合わ
せて使用するので、消しゴムで消去可能であるととも
に、消去保存性の優れた水性インキとすることができ
る。
分としての着色剤、樹脂、溶剤および必要に応じて添加
される界面活性剤などの各種添加剤からなる水性インキ
において、樹脂としてシリコンゴムパウダー単独、また
はシリコンゴムパウダーとゴムラテックスとを組み合わ
せて使用するので、消しゴムで消去可能であるととも
に、消去保存性の優れた水性インキとすることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4J039 AB11 AD03 AD06 AD07 AD08 AD09 AD10 AD11 AD14 AD15 AD23 AE03 AE11 BD02 BE01 BE02 BE12 BE22 CA06 EA37 EA48 GA26 GA27
Claims (4)
- 【請求項１】 必須成分としての着色剤、樹脂、溶剤お
よび必要に応じて添加される界面活性剤などの各種添加
剤からなる水性インキにおいて、 前記樹脂として、シリコンゴムパウダーを使用したこと
を特徴とする水性インキ。 - 【請求項２】 必須成分としての着色剤、樹脂、溶剤お
よび必要に応じて添加される界面活性剤などの各種添加
剤からなる水性インキにおいて、 前記樹脂として、シリコンゴムパウダーに、天然ゴム、
スチレンブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリル
ニトリルとブタジエンとの共重合体であるブチルゴム、
アクリルゴム、アクリル樹脂、ポリビニールアルコー
ル、ポリビニールピロリドン、ポリビニールブチラー
ル、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、
ポリスチレンの１種または２種以上を組み合わせたもの
を使用したことを特徴とする水性インキ。 - 【請求項３】 陰イオン性界面活性剤もしくは非イオン
性界面活性剤が添加されたことを特徴とする請求項１ま
たは請求項２記載の水性インキ。 - 【請求項４】 インキ粘度が５〜４０００ｍＰａ・Ｓで
あることを特徴とする請求項１、２、３のいずれかに記
載の水性インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21443899A JP2001040261A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 水性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21443899A JP2001040261A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 水性インキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001040261A true JP2001040261A (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16655789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21443899A Pending JP2001040261A (ja) | 1999-07-29 | 1999-07-29 | 水性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001040261A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003068875A1 (fr) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Sakura Color Products Corporation | Composition d'encre effaçable |
| JP2004026926A (ja) * | 2002-06-24 | 2004-01-29 | Sakura Color Prod Corp | 消去性インキ組成物 |
-
1999
- 1999-07-29 JP JP21443899A patent/JP2001040261A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003068875A1 (fr) * | 2002-02-18 | 2003-08-21 | Sakura Color Products Corporation | Composition d'encre effaçable |
| US7371785B2 (en) | 2002-02-18 | 2008-05-13 | Sakura Color Products Corporation | Erasable ink composition |
| JP2004026926A (ja) * | 2002-06-24 | 2004-01-29 | Sakura Color Prod Corp | 消去性インキ組成物 |
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