JP2001039201A - 自動車用シート付けカップホルダー - Google Patents

自動車用シート付けカップホルダー

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JP2001039201A
JP2001039201A JP11218869A JP21886999A JP2001039201A JP 2001039201 A JP2001039201 A JP 2001039201A JP 11218869 A JP11218869 A JP 11218869A JP 21886999 A JP21886999 A JP 21886999A JP 2001039201 A JP2001039201 A JP 2001039201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup holder
cup
seat
attached
seat cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP11218869A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Yoshida
明弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート付けタイプのカップホルダーであって
も、シートクッションのパッドの厚みを正規の寸法に確
保して座り心地を良好に保つ。 【解決手段】 シートクッション10の側周部に対し、
折りたたみによって収納できるタイプのカップホルダー
が取り付けられている。これにより、シート付けカップ
ホルダーの収納スペースを確保するためにシートクッシ
ョン10のパッド16の厚みが犠牲になることが解消さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシート側
に設けられるカップホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のシート付けカップホルダー
の概要を表した断面図である。この図面で示すように従
来のカップホルダー58は、シートクッション50の座
面下に収納できる構造になっている。つまりパッド54
の内部においてクッションフレーム52に固定されたホ
ルダーケース56に対し、カップホルダー58がスライ
ド可能に組み付けられている。したがってこのカップホ
ルダー58は、ホルダーケース56内に収納された状態
から図面で示すようにシートクッション50の前面に引
き出して使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5で示されている従
来の技術では、シートクッション50のパッド54内に
カップホルダー58が収納されることから、前記ホルダ
ーケース56が位置する部分でのパッド54の厚みを確
保しにくい。とくにホルダーケース56の奥の上隅とパ
ッド54の表面との間の寸法Sが小さく、クッションの
保持が難しく、座り心地が損なわれてしまう。
【0004】本発明は前記課題を解決しようとするもの
で、その目的は、シート付けタイプのカップホルダーで
あっても、シートクッションのパッドの厚みを正規の寸
法に確保して座り心地を良好に保つことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためのもので、請求項1記載の発明は、シートクッ
ションの側周部に対し、折りたたみによって収納できる
タイプのカップホルダーが取り付けられている。これに
より、シート付けカップホルダーの収納スペースを確保
するためにシートクッションのパッドの厚みが犠牲にな
ることが解消され、このパッドの厚みが正規の寸法に確
保される。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
動車用シート付けカップホルダーであって、カップホル
ダーがシートクッションの前面部に取り付けられてい
る。このようにシートクッションの前面部を利用するこ
とにより、カップホルダーの取り付けスペースが容易に
確保される。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の自
動車用シート付けカップホルダーであって、カップホル
ダーの取付けブラケットがクッションフレームに固定さ
れている。前記カップホルダーはシートクッションに対
していわゆる外付けされた構成であるが、クッションフ
レームに対する取付けブラケットの固定により、カップ
ホルダーの取付け強度は充分保証される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は自動車用シートクッションの構造を表した
分解斜視図、図2は図1の一部を拡大して表した斜視図
である。これらの図面で示されているようにシートクッ
ション10は、大別してクッションフレーム12、パッ
ド16、カバー18により構成されている。クッション
フレーム12はシートクッション10の骨格をなすもの
で、その上にパッド16が設けられ、これらを被うよう
にカバー18が被せられる。
【0009】前記クッションフレーム12の前面部14
(前カマチ部)には、シート付けカップホルダー用の取
付けブラケット15が固定されている。この取付けブラ
ケット15の前面には、二個のビス孔15aと一個の位
置決め孔15bとがあけられている。またパッド16の
前面部には取付けブラケット15の前面と対応する箇所
において切り欠き部16aが形成され、カバー18の前
面部には取付けブラケット15のビス孔15a及び位置
決め孔15bと対応する箇所に孔18aがあけられてい
る(図1)。これによりシートクッション10の完成後
に、取付けブラケット15に対してカップホルダーが後
付けにより取り付けられる。
【0010】図3は取付けブラケット15に取り付けら
れたカップホルダーの断面図、図4は同じくカップホル
ダーの平面図である。これらの図面から明らかなよう
に、カップホルダー本体20はその位置決め部分(図示
外)を取付けブラケット15の位置決め孔15bに係合
させ、かつビス孔15aにビス22を締め込むことによ
って取り付けられている。またカップホルダー本体20
には、その両サイドにおいて上下方向へ円弧状に延びる
ガイド溝24が形成されている。
【0011】カップ48(図3)を倒れないように保持
するためのカップホールド部材26は、図4で示す平面
形状をしているとともに、カップホルダー本体20とは
別体に形成されている。このカップホールド部材26の
後端側には、その両サイドに貫通するガイド軸28が設
けられ、このガイド軸28の両端部は前記ガイド溝24
によって受けられている。このガイド軸28はガイド溝
24の円弧形状に沿って移動可能であり、またこのガイ
ド軸28に対してカップホールド部材26は回転可能で
ある。
【0012】カップホールド部材26の先端側の下面に
は、その両側において連結部30がそれぞれ一体に形成
されており、これらには個々に支持バー32の一端部が
軸34によって回転自在に連結されている。そして両支
持バー32の他端部はカップホルダー本体20に対して
軸38によりそれぞれ回転自在に連結されている。この
ようにカップホールド部材26は、ガイド軸28及び支
持バー32により、図3の実線で示す使用位置と仮想線
で示す収納位置との間を回転動作可能となっている。な
お軸34には、カップホールド部材26と支持バー32
との間で弾性力を発揮するトーションバネ36が設けら
れている。
【0013】一方、カップ48を載せるためのカップ受
け部材40は、カップホルダー本体20とは別体でプレ
ート状に形成され、その後端側が前記軸38によって回
転可能に支持されている。このカップ受け部材40につ
いても、図3の実線で示す使用位置と仮想線で示す収納
位置との間を回転動作するようになっている。また軸3
8にはカップホルダー本体20とカップ受け部材40と
の間で弾性力を発揮するトーションバネ42が設けられ
ている。
【0014】前記のように構成されたシート付け形式の
カップホルダーにおいて、それを使用しないときは図3
の仮想線で示すようにカップホールド部材26及びカッ
プ受け部材40がカップホルダー本体20に添わせるよ
うに折りたたまれて収納されている。この収納状態にお
いては、カップ受け部材40が他の構成部材を被う蓋の
役割をしている。
【0015】さてカップホルダーを使用するにあたって
は、カップホールド部材26及びカップ受け部材40を
それぞれ図3の実線で示す使用位置まで回転させる。こ
のとき、カップホールド部材26はガイド軸28の軸線
回りに回転し、かつこのガイド軸28はガイド溝24の
内部を上に向かって移動し、溝の上縁によって位置規制
される。このガイド軸28の位置規制と支持バー32と
により、カップホールド部材26は使用位置に保持され
る。
【0016】またカップ受け部材40は軸38の軸線回
りに回転し、その後端部がカップホルダー本体20に当
たることによって使用位置に保持される。これによって
カップ48を図3で示すようにカップ受け部材40の上
に置き、かつカップホールド部材26で倒れないように
保持できる。なお使用状態でのカップホールド部材26
及びカップ受け部材40は、振動などを受けても前記の
トーションバネ36,42の弾性により、がたつかない
ようになっている。
【0017】このように折りたたみ式のカップホルダー
をシートクッション10に対して外付けすることによ
り、カップホルダーの収納スペースを確保するためにシ
ートクッション10のパッド16の厚みを犠牲にするこ
とがなく、またカップホルダー本体20はクッションフ
レーム12に固定された取付けブラケット15に直接取
り付けられているので、シートクッション10に対する
カップホルダーの取付け強度が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用シートクッションの構造を表した分解
斜視図。
【図2】図1の一部を拡大して表した斜視図。
【図3】シートクッション側に取り付けられたカップホ
ルダーの断面図。
【図4】同じくカップホルダーの平面図。
【図5】従来のシート付けカップホルダーの概要を表し
た断面図。
【符号の説明】
10 シートクッション 12 クッションフレーム 15 取付けブラケット 16 パッド 20 カップホルダー本体 26 カップホールド部材 40 カップ受け部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションの側周部に対し、折り
    たたみによって収納できるタイプのカップホルダーが取
    り付けられている自動車用シート付けカップホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車用シート付けカッ
    プホルダーであって、カップホルダーがシートクッショ
    ンの前面部に取り付けられている自動車用シート付けカ
    ップホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動車用シート付けカッ
    プホルダーであって、カップホルダーの取付けブラケッ
    トがクッションフレームに固定されている自動車用シー
    ト付けカップホルダー。
JP11218869A 1999-08-02 1999-08-02 自動車用シート付けカップホルダー Pending JP2001039201A (ja)

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