JP2001037564A - 抽斗の閉止装置 - Google Patents

抽斗の閉止装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】抽斗の側面にピンを設けることなく、抽斗をキ
ャビネット本体内に引き込みできるようにする。 【手段】キャビネット本体8の内側面に設けたガイド体
11に、スライダー13を前後動自在に取付け、スライ
ダー13に、屈曲自在な蝶番部16を介して作動部15
を一体成形する。作動部15に係合爪18,24を設
け、ガイド体11と抽斗1の側枠2には係合溝17、係
合穴25を設ける。抽斗1を引き出すと、その途中で作
動部15が逃げ回動して、第1係合爪18が第1係合溝
17に嵌合する。引き出した抽斗1を押し込むと、突起
27の蹴り上げ作用によって作動部15が抽斗1に向け
て回動する。すると、第2係合爪24が第2係合穴25
に嵌合して、ばね19によって抽斗1はキャビネット本
体8内に引き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抽斗を後退位置に
引き込む閉止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】キャビネットのように抽斗を備えた家具
において、後退位置近くまで押し込まれた抽斗を自動的
に家具本体内に引き込む閉止装置を設けて、抽斗を家具
本体内に後退し切った状態に保持することが行われてい
る。
【0003】その例として、特公平5−23763号公
報の第1〜第4図には、家具本体の内側面に、傾斜部分
と称する作動部材を前後動自在に装着して、作動部材を
ばねで後退方向に引っ張り付勢すると共に、作動部材
を、前進し切ると前傾姿勢となるように設定することに
より、作動部材がばねで後退方向に引っ張られた状態の
ままで前進位置に保持されるように設定する一方、抽斗
の側面に、前記作動部材に形成した上向き開口の溝に嵌
まるピンを横向きに突設し、作動部材が前傾姿勢になる
とピンが作動部材の係合溝から離脱するように設定して
おくことが記載されている。
【0004】すなわち、この従来技術では、抽斗を後退
し切った状態から引き出すと、ピンによって作動部材は
そのストロークの範囲内で前進し、作動部材が前進し切
って前傾姿勢になるとピンは作動部材の係合溝から抜け
出て、抽斗はそのまま引き出される。
【0005】そして、抽斗を後退位置近くまで押し込む
と、ピンが作動部材における係合溝の一側面に当たるこ
とにより、作動部材は前傾姿勢から水平状の姿勢に戻さ
れ、それと同時にピンが作動部材の係合溝に嵌まり係合
する。すると、作動部材はばねの引っ張りによって後退
し、これに伴って抽斗は押し込み切った後退位置に引き
込まれる。また、公報の第5図〜第12図には、抽斗の
下面の箇所に作動部材を配置することが記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術による
と、作動部材(傾斜部分)の前後移動ストロークを任意
の長さに設定できるので、抽斗を引き込みできる範囲を
大きくすることができる利点がある。
【0007】しかし、前記従来技術のようにピンで作動
部材の姿勢を変えるものでは、繰り返しの使用によって
ピンが曲がり変形しやすく、耐久性に問題があった。ま
た、抽斗の側面にピンを設けると、組立前にピンが人の
衣服に引っ掛かったり、組立た後においても、抽斗を引
き出した状態で露出したピンに衣服が引っ掛かったり、
物が当たってピンを変形させたりする虞がある点も問題
であった。
【0008】更に、抽斗に設けたピンによって作動部材
の全体の姿勢を変えるものであるため、作動部材は後退
した状態でその姿勢を変えることはできず、このため、
抽斗を引き出している状態において何らかの理由で作動
部材がばねによって後退してしまうと、抽斗を押し込ん
でもピンが作動部材前面に当たって、抽斗を奥まで押し
込むことができなるという問題もあった。
【0009】本発明は、これらの問題を解消して閉止装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明で
は、抽斗を前後動自在に設けた家具本体の内部のうち抽
斗と対向した部位に前後動自在なスライダーを設け、こ
のスライダーに、当該スライダーの移動方向と交叉した
方向に回動し得る作動部を設けている。
【0011】そして、前記作動部と家具本体とに、スラ
イダーが前進した状態で作動部が一方方向に回動すると
互いに係合してスライダーを前進状態に保持する第1係
合手段を設け、ばねにより、スライダーを後退方向に付
勢すると共に、スライダーが前進した状態では前記第1
係合手段が係合し勝手となるように付勢している。
【0012】更に、前記スライダーの作動部と抽斗と
に、抽斗を押し込むと前記作動部を他方方向に回動させ
て前記第1係合手段の係合を解除させる係合解除手段
と、この係合解除手段によって作動部が他方方向に回動
すると互いに係合してスライダーと抽斗とを一緒に後退
させる第2係合手段とを設けている。
【0013】また、請求項2に係る発明では、前記スラ
イダーは合成樹脂製であって、家具本体の内側面に配置
されている一方、作動部は、平面視で水平回動するよう
に変形自在な蝶番部を介してスライダーに一体成形され
ており、前記第2係合手段は、作動部に設けた平面視鉤
形の係合爪と、この係合爪が係脱するように抽斗の側板
に形成した係合穴とからなっている。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明によると、スライダーに設
けた作動部を回動させることによって抽斗に係脱させる
ものであるため、抽斗を引き込むための第2係合手段と
しては、例えば請求項2のように側板に単なる係合穴を
形成するなどすることが可能となり、ピンをなくすこと
ができる。従って、人の衣服が引っ掛かるような問題
や、物が当たって変形するような問題をなくすことがで
きる。
【0015】また、スライダーを後退させた状態でも作
動部は回動し得るため、抽斗を引き出し状態で何らかの
理由によってスライダーが後退してしまっても、抽斗の
押し込みによって作動部を逃げ回動させて、第2係合手
段が互いに係合するように形成することが可能となり、
その結果、抽斗を引き出した状態でスライダーが後退す
る不測の事態が生じても、抽斗を家具本体の奥まで押し
込み切ることができる。
【0016】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0017】本発明は三段式のキャビネットに適用して
おり、図1は中段の抽斗1を引き出した状態でのキャビ
ネットの斜視図、図2は図1の部分側面図、図3は部材
を一部破断した状態での閉止装置の分離斜視図、図4の
うち(A)は図2のIV−IV視断面図、(B)は図5
(A)の IVA-IVA視断面図、図5のうち(A)は抽斗1
を後退させた状態での図4(A)の VA-VA視断面図、
(B)は同じく抽斗1を後退させた状態での図4(A)
の VB-VB視断面図、図6は作用を示す断面図で、(B)
は(A)のB−B視断面図、図7も作用を示す図であ
る。
【0018】図2や図3に示すように、抽斗1は、正面
視L字状に形成された左右側枠2を備えている。抽斗1
は、左右一対のレール装置(サスペンションレール)3
によって前後動自在に支持されている。
【0019】図4(A)に明瞭に示すように、レール装
置3は、抽斗1の側枠2に固定された抽斗側レール4
と、家具本体8の内側面に固着した本体側レール5と、
これらのレール4,5にボール7前後動自在に装着され
た中間レール6とによって3段式に構成されており、図
2に示すように、抽斗1は、全体がキャビネット本体8
から突出する状態に引き出すことができる。レール装置
3は抽斗1の下部に配置している。
【0020】例えば図4(A)に示すように、本体側レ
ール5は、キャビネット本体8の内側面にスペーサ9を
介して取付けられた前後ブラケット10に固着されてい
る。ブラケット10のうちレール装置3よりも上方の部
位はキャビネット本体8の側板に向けて段落ちするよう
に折曲げられており、前部に位置した左右ブラケット1
0の段落ち部10aに、前後方向に延びる断面略C字状
のガイド体11をそれぞれねじ12で固着しており、ガ
イド体11の内部に、スライダー13を前後動自在に嵌
め入れている。
【0021】ガイド体11は合成樹脂製としているが、
金属製であっても良い。なお、ブラケット10は前後に
長く延びるように形成しても良いし、また、ガイド体1
1は、レール装置3の取付け用ブラケット10とは別の
部材に取付けても良い。
【0022】スライダー13は合成樹脂製であり、その
前端部に、ガイド体11の開口溝14から抽斗1の方向
に露出した作動部15を一体に設けている。作動部15
のうちスライダー13との連続部は撓み変形自在な蝶番
部16となっており、蝶番部16を平面視で傾斜状に延
びる姿勢とすることにより、作動部15を抽斗1の外側
面に近接させている。
【0023】図6(B)に明示するように、作動部15
の上下幅寸法は、ガイド体11における開口溝14の溝
幅よりも小さい寸法に設定されている。
【0024】ガイド体11における前端寄り部位の開口
縁11aに第1係合溝17が切欠き形成されている一
方、前記スライダー13の作動部15には、スライダー
13が前進し切った状態で作動部15が水平回動すると
前記第1係合溝17に嵌脱する上下一対の第1係合爪1
8を形成している。上下の第1係合爪18は互いに連続
しているが、ガイド体11の上下第1係合溝17に嵌脱
すれば良いから、互いに分断されていても良い。第1係
合溝17と第1係合爪18とは、請求項に記載した第1
係合手段の一例である。
【0025】作動部15のうち上下第1係合爪18の箇
所には、ばね19の前端を引っ掛ける前部ばね止め20
を設ける一方、ガイド体11の後部には、ばね19の後
端を引っ掛ける後部ばね止め21が形成されており、更
に、スライダー13と蝶番部16とには、ばね19が貫
通する逃がし溝22と逃がし穴23が空いてる。このば
ね19により、スライダー13は常に後退方向に引っ張
り付勢されている。
【0026】ばね19は作動部15よりもガイド体11
に寄った部位に配置されているため、ばね19の引っ張
り力は、作動部15をガイド体11の方向に回動させる
ようにも作用している。このため、スライダー13の前
後動に際して第1係合爪18はガイド体11の開口縁に
当接しており、スライダー13が前進し切ると、作動部
15が蝶番部16を弾性変形させて水平回動し、その結
果、第1係合爪18が第1係合溝17に嵌まり込む。
【0027】なお、引っ張りばね19で後方に引っ張る
ことに代えて、作動部15の手前側に圧縮ばねを配置
し、この圧縮ばねによって作動部15を後方に付勢して
も良い。また、請求項に記載した「ばね」とは、ゴム等
の他の弾性体、ばね手段を広く含む概念である。
【0028】スライダー13における作動部15の前端
には、抽斗1の外側面に向けて突出する平面視鉤状の第
2係合爪24が形成されている。他方、抽斗1の側枠2
には、抽斗1が後退し切った状態で前記第2係合爪24
が嵌合し得る第2係合穴25が形成されている。これら
第2係合爪24と第2係合穴25とは、請求項2に記載
した第2係合手段の一例を成すものである。側枠2に係
合爪を形成し、作動部15に第2係合穴25を形成して
も良い。
【0029】側枠2のうち第2係合穴25の後方部は外
向きに膨出部25aとなっているが、これは、側枠2の
厚さ寸法が小さくても、第2係合爪24の引っ掛かりを
確実ならしめるためである(外向き膨出部25aの突出
寸法を大きくすると、第2係合穴25を設ける必要がな
くなり、この場合は、外向き膨出部25aと第2係合爪
24とが請求項の第2係合手段を構成することにな
る)。
【0030】作動部15の前端部(或いは第2係合爪2
4の前部)のうち抽斗1と対向した面は、手前に向かっ
て抽斗1の側面との間隔が広がる傾斜面26に形成され
ている。
【0031】作動部15の後端部には、抽斗1の側面に
向けて突出する突起27が形成されている。他方、抽斗
1の側枠2には、抽斗1が後退し切った状態で前記突起
27の前端面に近接した切欠き28が形成されており、
これら突起27と切欠き28が、請求項に記載した係合
解除手段の一例を成している。切欠き28を設けること
に代えて、抽斗1の側面にブロック状等の突起を設けて
も良い。
【0032】図5(B)に示すように、抽斗1がキャビ
ネット本体8の内部に押し込まれた状態では、作動部1
5の第2係合爪24が抽斗1の第2係合穴25に嵌合し
た状態でスライダー13がばね19によって後方に引っ
張られており、このため、抽斗1は後退位置に保持され
ている。なお、抽斗1は図示しないストッパーで後退位
置が規制されている。また、抽斗1の前進動を阻止する
ラッチ爪を別に設けても良い抽斗1を引き出すと、図6
(B)に示すように第1係合爪18がガイド体11の開
口縁11aに当たっている範囲では、図6(A)に示す
ように、抽斗1の前進動に伴ってスライダー13も一緒
に引き出される。
【0033】そして、抽斗1の引き出し動に伴って第1
係合爪18が第1係合溝17の箇所に来ると、図7
(A)に示すように、作動部15がばね19の引っ張り
力によってガイド体11に近づくように回動して、第2
係合爪24が第2係合穴25から離脱すると共に、第1
係合爪18が第1係合溝17に嵌まり込み、これによ
り、スライダー13は前進し切った位置に保持される。
第2係合爪24と第2係合穴25との係合が解除される
ため、抽斗1はそのまま引き出される。
【0034】作動部15は蝶番部16を中心にして回動
するものであるため、その姿勢が変わっても、突起27
と抽斗1との間隔は殆ど変わらない。このため、図7
(B)に示すように、引き出していた抽斗1を押し込む
と、その押し込み動に伴って、側枠2の切欠き28が作
動部15の突起27に当たる。
【0035】すると、図7(B)に示すように、作動部
15は抽斗1に近づくように蝶番部16を中心にして水
平回動し、これにより、第1係合爪18は第1係合溝1
7から離脱する。そして、スライダー13はばね19で
引っ張られて後退動するため、仮に、人が抽斗1を最後
まで押し切らなくても、抽斗1は後退位置まで引き込ま
れる。スライダー13の移動ストロークは、一般には2
5mm程度に設定されていることが多い。
【0036】以上の説明から容易に理解できるように、
本発明によると、抽斗1には第2係合穴25や切欠きの
ような非ピン状の係合部を設ければ足りるため、人の衣
服の引っ掛かり自己や変形などの問題を防止できる(実
施形態のように、第2係合手段として抽斗1の側枠2に
第2係合穴25を形成すると共に、係合解除手段として
側枠2に切欠き28を形成すると、側枠をプレス加工す
るだけで足りるため、加工工程が簡単になる利点があ
る)。
【0037】また、抽斗1を引き出した状態で何らかの
理由でスライダー13が後退してしまっても、抽斗1を
押し込むと、側枠2が作動部15の傾斜面26に当たる
ことによるガイド作用により、作動部15は逃げ回動し
てから第2係合爪24が第2係合穴25に嵌合すること
になり、このため、抽斗1を最奥まで押し込みできなく
なる不具合もない。
【0038】作動部15を逃げ回動させるガイド手段と
しては、作動部15に傾斜面26を形成することに代え
て、又はこれに加えて、側枠2の切欠き28にガイド用
傾斜面を形成しても良い。また、必ずしも抽斗1には側
枠2を設ける必要はなく、他の部材に第2係合手段及び
係合解除手段を設けても良い。
【0039】本実施形態のように蝶番部16の変形によ
って作動部15の回動を許容する場合は、図8に示すよ
うに、板ばね等の弾性金属板からなる芯板30をインサ
ート成形によってスライダー13に埋設することによ
り、耐久性のアップを図っても良い。また、板ばねのよ
うな弾性金属板を板金加工することにより、作動部付き
のスライダーを製造しても良い。また、スライダー13
と作動部15と別々に製造して、板ばねに固着しても良
い。
【0040】上記の実施形態は作動部をスライダーに一
体成形した場合であったが、作動部をスライダーとは別
体に製造して、ピンや軸によって回動自在に取付けても
良い。また、スライダーを後退方向に付勢するばねと、
作動部を抽斗から離反する方向に付勢するばねとを別々
に設けても良い。
【0041】更に、スライダーや作動部は必要に応じて
様々の形状を選択できるし、スライダーの前後動をガイ
ドするガイド手段も、様々の形態に具体化できる。ま
た、スライダーを抽斗の下面の箇所に配置することも可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】中段の抽斗を引き出した状態でのキャビネット
の斜視図である。
【図2】図1の部分側面図である。
【図3】部材を一部破断した状態での閉止装置の分離斜
視図である。
【図4】(A)は図2の IVA-IVA視断面図、(B)は図
5(A)の IVA-IVA視断面図である。
【図5】抽斗を後退させた状態での図4(A)の VA-VA
視断面図、 VB-VB視断面図である。
【図6】作用を示す断面図で、(B)は(A)のB−B
視断面図である。
【図7】各分図とも作用を示す図である。
【図8】変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 抽斗 2 抽斗の側枠 3 レール装置 8 キャビネット本体 10 ブラケット 11 ガイド体 13 スライダー 15 作動部 16 蝶番部 17 第1係合手段を構成する第1係合溝 18 第1係合手段を構成する第1係合爪 19 ばね 24 第2係合手段を構成する第2係合爪 25 第2係合手段を構成する第2係合穴 27 係合解除手段を構成する突起 28 係合解除手段を構成する切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 和史 大阪市城東区今福東1丁目4番12号 株式 会社イトーキクレビオ内 Fターム(参考) 3B060 NB04 ND03 NE01 NE02 NE05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抽斗を前後動自在に設けた家具本体の内部
    のうち抽斗と対向した部位に前後動自在なスライダーを
    設け、このスライダーに、当該スライダーの移動方向と
    交叉した方向に回動し得る作動部を設け、 前記作動部と家具本体とに、スライダーが前進した状態
    で作動部が一方方向に回動すると互いに係合してスライ
    ダーを前進状態に保持する第1係合手段を設け、 ばねにより、スライダーを後退方向に付勢すると共に、
    スライダーが前進した状態では前記第1係合手段が係合
    し勝手となるように付勢し、 更に、前記スライダーの作動部と抽斗とに、抽斗を押し
    込むと前記作動部を他方方向に回動させて前記第1係合
    手段の係合を解除させる係合解除手段と、この係合解除
    手段によって作動部が他方方向に回動すると互いに係合
    してスライダーと抽斗とを一緒に後退させる第2係合手
    段とを設けていること、を特徴とする抽斗の閉止装置。
  2. 【請求項2】前記スライダーは合成樹脂製であって、家
    具本体の内側面に配置されている一方、作動部は、平面
    視で水平回動するように変形自在な蝶番部を介してスラ
    イダーに一体成形されており、前記第2係合手段は、作
    動部に設けた平面視鉤形の係合爪と、この係合爪が係脱
    するように抽斗の側枠に形成した係合穴とからなってい
    ることを特徴とする請求項1に記載した抽斗の閉止装
    置。
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