JP2001035333A - 温度ヒュ−ズアセンブリ−及び機器への温度ヒュ−ズの装着方法 - Google Patents
温度ヒュ−ズアセンブリ−及び機器への温度ヒュ−ズの装着方法Info
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】薄型温度ヒュ−ズを機器の温度ヒュ−ズ装着面
に高い位置精度で装着し得て装着温度ヒュ−ズの感温作
動特性のばらつきを確実に排除できる温度ヒュ−ズアセ
ンブリ−を提供する。 【解決手段】低融点可溶合金片内蔵の薄型本体部10か
らリ−ド導体12,12が引出された温度ヒュ−ズ1
と、前記薄型本体部10の勘合用孔21または窪み部を
備え機器の温度ヒュ−ズ装着面3に対する位置決めとし
て使用されるプレ−ト状ホルダ−2とから成る。
に高い位置精度で装着し得て装着温度ヒュ−ズの感温作
動特性のばらつきを確実に排除できる温度ヒュ−ズアセ
ンブリ−を提供する。 【解決手段】低融点可溶合金片内蔵の薄型本体部10か
らリ−ド導体12,12が引出された温度ヒュ−ズ1
と、前記薄型本体部10の勘合用孔21または窪み部を
備え機器の温度ヒュ−ズ装着面3に対する位置決めとし
て使用されるプレ−ト状ホルダ−2とから成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は薄型温度ヒュ−ズを
機器、例えば優れた位置精度で二次電池に装着できるよ
うにした温度ヒュ−ズアセンブリ−及びその温度ヒュ−
ズアセンブリ−を使用した機器への温度ヒュ−ズの装着
方法に関するものである。
機器、例えば優れた位置精度で二次電池に装着できるよ
うにした温度ヒュ−ズアセンブリ−及びその温度ヒュ−
ズアセンブリ−を使用した機器への温度ヒュ−ズの装着
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、電子・電気機器の小型化に伴いそ
の機器に装着して使用するプロテクタ−やセンサ−にお
いても小型化が図られ、特に機器の所定面に密接状態で
装着し機器の発熱で作動させる温度ヒュ−ズにおいて
は、その面装着のために薄型化が要求されている。図2
の(イ)及び図2の(ロ)は、公知の薄型温度ヒュ−ズ
を示している。図2の(イ)に示す薄型温度ヒュ−ズに
おいては、プラスチックベ−スフィルム11上にアクシ
ャルタイプの帯状リ−ド導体12,12の先端部を固着
し、帯状リ−ド導体先端部間に低融点可溶合金片13を
接続し、この低融点可溶合金片13にフラックス14を
塗布し、プラスチックカバ−フィルム15の周辺をベ−
スフィルム11にヒ−トシ−ル等により固着してフラッ
クス塗布低融点可溶合金片を封止してある。
の機器に装着して使用するプロテクタ−やセンサ−にお
いても小型化が図られ、特に機器の所定面に密接状態で
装着し機器の発熱で作動させる温度ヒュ−ズにおいて
は、その面装着のために薄型化が要求されている。図2
の(イ)及び図2の(ロ)は、公知の薄型温度ヒュ−ズ
を示している。図2の(イ)に示す薄型温度ヒュ−ズに
おいては、プラスチックベ−スフィルム11上にアクシ
ャルタイプの帯状リ−ド導体12,12の先端部を固着
し、帯状リ−ド導体先端部間に低融点可溶合金片13を
接続し、この低融点可溶合金片13にフラックス14を
塗布し、プラスチックカバ−フィルム15の周辺をベ−
スフィルム11にヒ−トシ−ル等により固着してフラッ
クス塗布低融点可溶合金片を封止してある。
【0003】また、図2の(ロ)に示す薄型温度ヒュ−
ズにおいては、アクシャルタイプの帯状リ−ド導体1
2,12の先端部をプラスチックベ−スフィルム11の
裏面側から表面側に表出させると共に同ベ−スフィルム
11に固着し、表出させた帯状リ−ド導体先端部間に低
融点可溶合金片13を接続し、この低融点可溶合金片1
3にフラックス14を塗布し、プラスチックカバ−フィ
ルム15の周辺をベ−スフィルム11にヒ−トシ−ル等
により固着してフラックス塗布低融点可溶合金片を封止
してある。
ズにおいては、アクシャルタイプの帯状リ−ド導体1
2,12の先端部をプラスチックベ−スフィルム11の
裏面側から表面側に表出させると共に同ベ−スフィルム
11に固着し、表出させた帯状リ−ド導体先端部間に低
融点可溶合金片13を接続し、この低融点可溶合金片1
3にフラックス14を塗布し、プラスチックカバ−フィ
ルム15の周辺をベ−スフィルム11にヒ−トシ−ル等
により固着してフラックス塗布低融点可溶合金片を封止
してある。
【0004】ところで、携帯式電子・電気機等の電源と
して使用されている二次電池、特にリチウムイオン二次
電池においては、内蔵エネルギ−が高く異常発熱する畏
れがあるので、薄型温度ヒュ−ズを二次電池の所定の面
に密接状態で装着し、異常発熱時に温度ヒュ−ズを作動
させて二次電池を負荷回路から遮断することが提案され
ている。
して使用されている二次電池、特にリチウムイオン二次
電池においては、内蔵エネルギ−が高く異常発熱する畏
れがあるので、薄型温度ヒュ−ズを二次電池の所定の面
に密接状態で装着し、異常発熱時に温度ヒュ−ズを作動
させて二次電池を負荷回路から遮断することが提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薄型温
度ヒュ−ズの本体の寸法(通常、3mm×8mm)に対
して角形二次電池の温度ヒュ−ズ装着面の面積が相当に
大きく、薄型温度ヒュ−ズを所定の装着位置にずれなく
配設し得ずに装着温度ヒュ−ズの感温作動特性にかなり
のばらつきが生じている。
度ヒュ−ズの本体の寸法(通常、3mm×8mm)に対
して角形二次電池の温度ヒュ−ズ装着面の面積が相当に
大きく、薄型温度ヒュ−ズを所定の装着位置にずれなく
配設し得ずに装着温度ヒュ−ズの感温作動特性にかなり
のばらつきが生じている。
【0006】本発明の目的は、薄型温度ヒュ−ズを機器
の温度ヒュ−ズ装着面に高い位置精度で装着し得て装着
温度ヒュ−ズの感温作動特性のばらつきを確実に排除で
きる温度ヒュ−ズアセンブリ−を提供することにある。
の温度ヒュ−ズ装着面に高い位置精度で装着し得て装着
温度ヒュ−ズの感温作動特性のばらつきを確実に排除で
きる温度ヒュ−ズアセンブリ−を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る温度ヒュ−
ズアセンブリ−は、低融点可溶合金片内蔵の薄型本体部
からリ−ド導体が引出された温度ヒュ−ズと、前記薄型
本体部の勘合用孔または窪み部を備え機器の温度ヒュ−
ズ装着面に対する位置決めとして使用されるプレ−ト状
ホルダ−とから成ることを特徴とする構成であり、折り
返しにより嵌合用孔または窪み部を押さえる耳部をプレ
−ト状ホルダ−に設けることができる。
ズアセンブリ−は、低融点可溶合金片内蔵の薄型本体部
からリ−ド導体が引出された温度ヒュ−ズと、前記薄型
本体部の勘合用孔または窪み部を備え機器の温度ヒュ−
ズ装着面に対する位置決めとして使用されるプレ−ト状
ホルダ−とから成ることを特徴とする構成であり、折り
返しにより嵌合用孔または窪み部を押さえる耳部をプレ
−ト状ホルダ−に設けることができる。
【0008】本発明に係る機器への温度ヒュ−ズの装着
方法は、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組立て、組立てた
温度ヒュ−ズアセンブリ−を機器の温度ヒュ−ズ装着面
に合わせて固定することを特徴とする構成であり、機器
が二次電池の場合、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立
てたのち、二次電池の突出端子側端面にプレ−ト状ホル
ダ−を合わせて固定することができる。
方法は、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組立て、組立てた
温度ヒュ−ズアセンブリ−を機器の温度ヒュ−ズ装着面
に合わせて固定することを特徴とする構成であり、機器
が二次電池の場合、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立
てたのち、二次電池の突出端子側端面にプレ−ト状ホル
ダ−を合わせて固定することができる。
【0009】本発明に係る機器への温度ヒュ−ズの他の
装着方法は、前記温度ヒュ−ズアセンブリ−の組立て前
に、プレ−ト状ホルダ−を機器の温度ヒュ−ズ装着面に
合わせて固定し、而るのち、固定プレ−ト状ホルダ−の
嵌合用孔または窪み部に温度ヒュ−ズの薄型本体部を嵌
合することを特徴とする構成であり、機器が二次電池の
場合、温度ヒュ−ズアセンブリ−のプレ−ト状ホルダ−
を前記突出端子側端面に合わせて固定したのち、固定プ
レ−ト状ホルダ−の嵌合用孔または窪み部に温度ヒュ−
ズの薄型本体部を嵌合することができる。
装着方法は、前記温度ヒュ−ズアセンブリ−の組立て前
に、プレ−ト状ホルダ−を機器の温度ヒュ−ズ装着面に
合わせて固定し、而るのち、固定プレ−ト状ホルダ−の
嵌合用孔または窪み部に温度ヒュ−ズの薄型本体部を嵌
合することを特徴とする構成であり、機器が二次電池の
場合、温度ヒュ−ズアセンブリ−のプレ−ト状ホルダ−
を前記突出端子側端面に合わせて固定したのち、固定プ
レ−ト状ホルダ−の嵌合用孔または窪み部に温度ヒュ−
ズの薄型本体部を嵌合することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る温度
ヒュ−ズアセンブリ−の一例を示している。図1の
(イ)において、1は薄型温度ヒュ−ズを示し、図2の
(イ)に示すように、プラスチックベ−スフィルム11
上にアクシャルタイプの帯状リ−ド導体12,12の先
端部を接着剤や融着により固着し、帯状リ−ド導体先端
部間に低融点可溶合金片13を接続し、この低融点可溶
合金片13にフラックス14を塗布し、プラスチックカ
バ−フィルム15の周辺をベ−スフィルム11にヒ−ト
シ−ル、超音波溶着または接着剤等により固着してフラ
ックス塗布低融点可溶合金片を封止したもの(10は温
度ヒュ−ズ本体)、または、図2の(ロ)に示すよう
に、アクシャルタイプの帯状リ−ド導体12,12の先
端部をプラスチックベ−スフィルム11の裏面側から表
面側に絞り出し等により表出させると共にリ−ド導体1
2を同ベ−スフィルム11に接着剤や融着により固着
し、表出させた帯状リ−ド導体先端部間に低融点可溶合
金片13を接続し、この低融点可溶合金片13にフラッ
クス14を塗布し、プラスチックカバ−フィルム15の
周辺をベ−スフィルム11にヒ−トシ−ル、超音波溶着
または接着剤等等により固着してフラックス塗布低融点
可溶合金片を封止したものを使用できる。
実施の形態について説明する。図1は本発明に係る温度
ヒュ−ズアセンブリ−の一例を示している。図1の
(イ)において、1は薄型温度ヒュ−ズを示し、図2の
(イ)に示すように、プラスチックベ−スフィルム11
上にアクシャルタイプの帯状リ−ド導体12,12の先
端部を接着剤や融着により固着し、帯状リ−ド導体先端
部間に低融点可溶合金片13を接続し、この低融点可溶
合金片13にフラックス14を塗布し、プラスチックカ
バ−フィルム15の周辺をベ−スフィルム11にヒ−ト
シ−ル、超音波溶着または接着剤等により固着してフラ
ックス塗布低融点可溶合金片を封止したもの(10は温
度ヒュ−ズ本体)、または、図2の(ロ)に示すよう
に、アクシャルタイプの帯状リ−ド導体12,12の先
端部をプラスチックベ−スフィルム11の裏面側から表
面側に絞り出し等により表出させると共にリ−ド導体1
2を同ベ−スフィルム11に接着剤や融着により固着
し、表出させた帯状リ−ド導体先端部間に低融点可溶合
金片13を接続し、この低融点可溶合金片13にフラッ
クス14を塗布し、プラスチックカバ−フィルム15の
周辺をベ−スフィルム11にヒ−トシ−ル、超音波溶着
または接着剤等等により固着してフラックス塗布低融点
可溶合金片を封止したものを使用できる。
【0011】図1の(イ)において、2はプレ−ト状ホ
ルダ−を示し、機器外面の全外郭または外郭の一部にプ
レ−ト状ホルダ−の全外郭または外郭の一部を合わせる
ことにより機器外面に対して一定の位置に位置決めする
ために使用され、温度ヒュ−ズの薄型本体部10を嵌合
するための孔21を備えている。
ルダ−を示し、機器外面の全外郭または外郭の一部にプ
レ−ト状ホルダ−の全外郭または外郭の一部を合わせる
ことにより機器外面に対して一定の位置に位置決めする
ために使用され、温度ヒュ−ズの薄型本体部10を嵌合
するための孔21を備えている。
【0012】図1の(ロ)は、プレ−ト状ホルダ−2の
外郭を機器の温度ヒュ−ズ装着面3の外郭に一致させた
場合の本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の使用状
態を示し、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てたのち
(プレ−ト状ホルダ−2の嵌合用孔21に温度ヒュ−ズ
の薄型本体部10を嵌合したのち)、プレ−ト状ホルダ
−2の全外郭を機器の温度ヒュ−ズ装着面3の全外郭に
合わせてプレ−ト状ホルダ−2を温度ヒュ−ズ装着面3
に接着剤等により固定してある。
外郭を機器の温度ヒュ−ズ装着面3の外郭に一致させた
場合の本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の使用状
態を示し、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てたのち
(プレ−ト状ホルダ−2の嵌合用孔21に温度ヒュ−ズ
の薄型本体部10を嵌合したのち)、プレ−ト状ホルダ
−2の全外郭を機器の温度ヒュ−ズ装着面3の全外郭に
合わせてプレ−ト状ホルダ−2を温度ヒュ−ズ装着面3
に接着剤等により固定してある。
【0013】上記図1の(ロ)の使用形態では、プレ−
ト状ホルダ−2側を機器の温度ヒュ−ズ装着面3に接触
させているが、図3に示すように、温度ヒュ−ズ1側を
機器の温度ヒュ−ズ装着面に接触させることもできる。
図3において、2はプレ−ト状ホルダ−を、10は温度
ヒュ−ズ本体を、12は帯状リ−ド導体をそれぞれ示し
ている。
ト状ホルダ−2側を機器の温度ヒュ−ズ装着面3に接触
させているが、図3に示すように、温度ヒュ−ズ1側を
機器の温度ヒュ−ズ装着面に接触させることもできる。
図3において、2はプレ−ト状ホルダ−を、10は温度
ヒュ−ズ本体を、12は帯状リ−ド導体をそれぞれ示し
ている。
【0014】上記図1の(ロ)の使用形態とは逆に、温
度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てる前に、プレ−ト状
ホルダ−の全外郭を機器の温度ヒュ−ズ装着面の全外郭
に合わせて接着剤等により固定し、而るのち、固定プレ
−ト状ホルダ−の嵌合用孔に温度ヒュ−ズの薄型本体を
嵌合することもできる。
度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てる前に、プレ−ト状
ホルダ−の全外郭を機器の温度ヒュ−ズ装着面の全外郭
に合わせて接着剤等により固定し、而るのち、固定プレ
−ト状ホルダ−の嵌合用孔に温度ヒュ−ズの薄型本体を
嵌合することもできる。
【0015】図4はプレ−ト状ホルダ−2の一部2aの
外郭を機器に対する位置決めに利用した場合の本発明に
係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の使用状態を示し、温度
ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てたのち(プレ−ト状ホ
ルダ−2の嵌合用孔21に温度ヒュ−ズの薄型本体部1
0を嵌合したのち)、プレ−ト状ホルダ−2の一端部2
aを機器の一の面3に合わせて接着剤等により固定して
ある。この場合も、温度ヒュ−ズ側を機器の温度ヒュ−
ズ装着面に接触させることもできる。
外郭を機器に対する位置決めに利用した場合の本発明に
係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の使用状態を示し、温度
ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てたのち(プレ−ト状ホ
ルダ−2の嵌合用孔21に温度ヒュ−ズの薄型本体部1
0を嵌合したのち)、プレ−ト状ホルダ−2の一端部2
aを機器の一の面3に合わせて接着剤等により固定して
ある。この場合も、温度ヒュ−ズ側を機器の温度ヒュ−
ズ装着面に接触させることもできる。
【0016】図4に示した使用形態とは逆に、温度ヒュ
−ズアセンブリ−を組み立てる前にプレ−ト状ホルダ−
の一端部を機器の一の面に合わせて接着剤等により固定
し、而るのち、プレ−ト状ホルダ−の嵌合用孔に温度ヒ
ュ−ズの薄型本体部を嵌合することもできる。
−ズアセンブリ−を組み立てる前にプレ−ト状ホルダ−
の一端部を機器の一の面に合わせて接着剤等により固定
し、而るのち、プレ−ト状ホルダ−の嵌合用孔に温度ヒ
ュ−ズの薄型本体部を嵌合することもできる。
【0017】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−に
よれば、プレ−ト状ホルダ−を機器に対して機器の外面
の特定の外郭とプレ−ト状ホルダ−の外郭とを一定の態
様で合わせることにより一定の位置で配置できるから、
その一定の位置を正規の温度ヒュ−ズ装着位置とするよ
うにプレ−ト状ホルダ−の外郭及び嵌合用孔の位置を設
定しておくことにより、温度ヒュ−ズ本体を機器の正し
い温度ヒュ−ズ装着位置に実質的にずれなく装着でき
る。従って、温度ヒュ−ズ本体の位置ずれに起因する温
度ヒュ−ズの感温作動特性のばらつきを確実に排除でき
る。
よれば、プレ−ト状ホルダ−を機器に対して機器の外面
の特定の外郭とプレ−ト状ホルダ−の外郭とを一定の態
様で合わせることにより一定の位置で配置できるから、
その一定の位置を正規の温度ヒュ−ズ装着位置とするよ
うにプレ−ト状ホルダ−の外郭及び嵌合用孔の位置を設
定しておくことにより、温度ヒュ−ズ本体を機器の正し
い温度ヒュ−ズ装着位置に実質的にずれなく装着でき
る。従って、温度ヒュ−ズ本体の位置ずれに起因する温
度ヒュ−ズの感温作動特性のばらつきを確実に排除でき
る。
【0018】上記プレ−ト状ホルダ−には、絶縁体であ
ってある程度の剛性を有するものであれば適宜のものを
使用でき、プラスチックシ−トが好適である。上記プレ
−ト状ホルダ−の嵌合用孔の深さは、温度ヒュ−ズの薄
型本体を嵌合固定できるものであればよく、プレ−ト状
ホルダ−の厚みは温度ヒュ−ズの薄型本体の厚みにほぼ
等しくすることが好ましい。
ってある程度の剛性を有するものであれば適宜のものを
使用でき、プラスチックシ−トが好適である。上記プレ
−ト状ホルダ−の嵌合用孔の深さは、温度ヒュ−ズの薄
型本体を嵌合固定できるものであればよく、プレ−ト状
ホルダ−の厚みは温度ヒュ−ズの薄型本体の厚みにほぼ
等しくすることが好ましい。
【0019】上記プレ−ト状ホルダ−2の孔21に温度
ヒュ−ズ本体10を嵌合したのちは、図5に示すように
温度ヒュ−ズ本体の脱出防止のために粘着テ−プ4や収
縮チュ−ブで温度ヒュ−ズ本体を留止することが好まし
い。
ヒュ−ズ本体10を嵌合したのちは、図5に示すように
温度ヒュ−ズ本体の脱出防止のために粘着テ−プ4や収
縮チュ−ブで温度ヒュ−ズ本体を留止することが好まし
い。
【0020】また、図6の(イ)に示すようにプレ−ト
状ホルダ−2に耳部22を一体に設けておき、図6の
(ロ)に示すようにこの耳部22を折り返し、嵌合した
温度ヒュ−ズ本体10を耳部22で押さえ、図6の
(ハ)に示すように、耳部を粘着テ−プ4や収縮チュ−
ブまたは接着剤により固着することもできる。この場
合、プレ−ト状ホルダ−がプラスチック製の場合、耳部
の固着を熱溶着や超音波溶着により行うことも可能であ
る。
状ホルダ−2に耳部22を一体に設けておき、図6の
(ロ)に示すようにこの耳部22を折り返し、嵌合した
温度ヒュ−ズ本体10を耳部22で押さえ、図6の
(ハ)に示すように、耳部を粘着テ−プ4や収縮チュ−
ブまたは接着剤により固着することもできる。この場
合、プレ−ト状ホルダ−がプラスチック製の場合、耳部
の固着を熱溶着や超音波溶着により行うことも可能であ
る。
【0021】上記耳部に代え、プレ−ト状ホルダ−とは
別体のプレ−ト片(プラスチック製、セラミックス製、
金属製)を用い、前記嵌合した温度ヒュ−ズ本体10を
このプレ−ト片で押さえ、このプレ−ト片をプレ−ト状
ホルダ−に粘着テ−プや収縮チュ−ブまたは接着剤によ
り固定することもできる。この場合、プレ−ト片または
プレ−ト状ホルダ−の少なくとも一方がプラスチック製
の場合、プレ−ト片の固定を熱溶着や超音波溶着により
行うことも可能である。
別体のプレ−ト片(プラスチック製、セラミックス製、
金属製)を用い、前記嵌合した温度ヒュ−ズ本体10を
このプレ−ト片で押さえ、このプレ−ト片をプレ−ト状
ホルダ−に粘着テ−プや収縮チュ−ブまたは接着剤によ
り固定することもできる。この場合、プレ−ト片または
プレ−ト状ホルダ−の少なくとも一方がプラスチック製
の場合、プレ−ト片の固定を熱溶着や超音波溶着により
行うことも可能である。
【0022】上記プレ−ト片に代え、前記嵌合した温度
ヒュ−ズ本体10を両面から挾持するU型、または表裏
2枚型のものを使用することもできる。上記の耳部やプ
レ−ト片やU型、または表裏2枚型片は温度ヒュ−ズ本
体10を補強し低融点可溶合金片の曲引張り破断の防止
に役立っている。
ヒュ−ズ本体10を両面から挾持するU型、または表裏
2枚型のものを使用することもできる。上記の耳部やプ
レ−ト片やU型、または表裏2枚型片は温度ヒュ−ズ本
体10を補強し低融点可溶合金片の曲引張り破断の防止
に役立っている。
【0023】上記プレ−ト状ホルダ−の嵌合用孔に代
え、嵌合用窪み部を設けることもできる。
え、嵌合用窪み部を設けることもできる。
【0024】本発明に係る機器への温度ヒュ−ズの装着
方法は、二次電池への温度ヒュ−ズの装着に使用するこ
ともできる。この場合、二次電池への温度ヒュ−ズの装
着面を、突出端子側端面とすることが好ましい。特に、
ケ−ス内に密接状態で収容された二次電池(例えば、角
形リチウムイオン二次電池)の場合、当該二次電池の突
出端子側端面の外郭とケ−スの内郭とが実質上同じであ
るので、図7に示すように、ケ−ス6に温度ヒュ−ズア
センブリ−Aのプレ−ト状ホルダ−2を嵌め込めば、プ
レ−ト状ホルダ−2を二次電池の突出端子側端面3に合
わせて固定できる。図7において、5は二次電池、51
は突出端子、210はプレ−ト状ホルダ−2に開けた小
孔であり、帯状リ−ド導体12と突出端子51とを小孔
210を通して溶接してある。
方法は、二次電池への温度ヒュ−ズの装着に使用するこ
ともできる。この場合、二次電池への温度ヒュ−ズの装
着面を、突出端子側端面とすることが好ましい。特に、
ケ−ス内に密接状態で収容された二次電池(例えば、角
形リチウムイオン二次電池)の場合、当該二次電池の突
出端子側端面の外郭とケ−スの内郭とが実質上同じであ
るので、図7に示すように、ケ−ス6に温度ヒュ−ズア
センブリ−Aのプレ−ト状ホルダ−2を嵌め込めば、プ
レ−ト状ホルダ−2を二次電池の突出端子側端面3に合
わせて固定できる。図7において、5は二次電池、51
は突出端子、210はプレ−ト状ホルダ−2に開けた小
孔であり、帯状リ−ド導体12と突出端子51とを小孔
210を通して溶接してある。
【0025】また、温度ヒュ−ズアセンブリ−を組立て
たのち、プレ−ト状ホルダ−を二次電池の突出端子側端
面に接着剤等により固定し、而るのち、温度ヒュ−ズ装
着二次電池をケ−ス内に収容することもできる。
たのち、プレ−ト状ホルダ−を二次電池の突出端子側端
面に接着剤等により固定し、而るのち、温度ヒュ−ズ装
着二次電池をケ−ス内に収容することもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、機器の温度ヒュ−ズ
装着面に対して温度ヒュ−ズ本体部が平面的に小さくて
温度ヒュ−ズ単独では温度ヒュ−ズ本体を温度ヒュ−ズ
装着面の所定の正しい位置にずれなく位置させることが
困難であることを勘案し、位置決め用のプレ−ト状ホル
ダ−に一定位置の嵌合用孔または窪み部に温度ヒュ−ズ
本体を嵌合して温度ヒュ−ズアセンブリ−にし、プレ−
ト状ホルダ−の機器への一定の位置での装着で温度ヒュ
−ズ本体を機器の温度ヒュ−ズ装着面の正しい位置に確
実に位置させるようにしているから、小型・薄型の温度
ヒュ−ズ本体でも高い精度で正しい位置に配置でき、装
着温度ヒュ−ズを感温特性のばらつきを排除して良好に
作動させることができる。
装着面に対して温度ヒュ−ズ本体部が平面的に小さくて
温度ヒュ−ズ単独では温度ヒュ−ズ本体を温度ヒュ−ズ
装着面の所定の正しい位置にずれなく位置させることが
困難であることを勘案し、位置決め用のプレ−ト状ホル
ダ−に一定位置の嵌合用孔または窪み部に温度ヒュ−ズ
本体を嵌合して温度ヒュ−ズアセンブリ−にし、プレ−
ト状ホルダ−の機器への一定の位置での装着で温度ヒュ
−ズ本体を機器の温度ヒュ−ズ装着面の正しい位置に確
実に位置させるようにしているから、小型・薄型の温度
ヒュ−ズ本体でも高い精度で正しい位置に配置でき、装
着温度ヒュ−ズを感温特性のばらつきを排除して良好に
作動させることができる。
【図1】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の一例
とその使用状態を示す図面である。
とその使用状態を示す図面である。
【図2】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−におい
て使用する温度ヒュ−ズの異なる例を示す図面である。
て使用する温度ヒュ−ズの異なる例を示す図面である。
【図3】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の上記
とは別の使用状態を示す図面である。
とは別の使用状態を示す図面である。
【図4】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の上記
とは別の使用状態を示す図面である。
とは別の使用状態を示す図面である。
【図5】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の上記
とは別の例を示す図面である。
とは別の例を示す図面である。
【図6】請求項2に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の一
例を示す図面である。
例を示す図面である。
【図7】本発明に係る温度ヒュ−ズアセンブリ−の上記
とは別の使用状態を示す図面である。
とは別の使用状態を示す図面である。
1 温度ヒュ−ズ 10 薄型本体部 12 リ−ド導体 2 プレ−ト状ホルダ− 21 嵌合用孔 3 機器の温度ヒュ−ズ装着面 5 二次電池 6 ケ−ス
Claims (6)
- 【請求項1】低融点可溶合金片内蔵の薄型本体部からリ
−ド導体が引出された温度ヒュ−ズと、前記薄型本体部
の勘合用孔または窪み部を備え機器の温度ヒュ−ズ装着
面に対する位置決め用に使用されるプレ−ト状ホルダ−
とから成ることを特徴とする温度ヒュ−ズアセンブリ
−。 - 【請求項2】折り返しにより嵌合用孔または窪み部を押
さえる耳部がプレ−ト状ホルダ−に設けられている請求
項1記載の温度ヒュ−ズアセンブリ−。 - 【請求項3】請求項1または2記載の温度ヒュ−ズアセ
ンブリ−を組み立てたのち、該組立て温度ヒュ−ズアセ
ンブリ−のプレ−ト状ホルダ−を機器に固定することを
特徴とする機器への温度ヒュ−ズの装着方法。 - 【請求項4】請求項1または2記載の温度ヒュ−ズアセ
ンブリ−を組み立てたのち、二次電池の突出端子側端面
にプレ−ト状ホルダ−を合わせて固定することを特徴と
する機器への温度ヒュ−ズの装着方法。 - 【請求項5】二次電池の端面の外郭とケ−ス内郭とが等
しくされたケ−ス収容二次電池において、請求項1また
は2記載の温度ヒュ−ズアセンブリ−を組み立てたの
ち、二次電池の突出端子側においてケ−ス内にプレ−ト
状ホルダ−を嵌め合わせて固定することを特徴とする機
器への温度ヒュ−ズの装着方法。 - 【請求項6】請求項1または2記載の温度ヒュ−ズアセ
ンブリ−を組み立てる前に、プレ−ト状ホルダ−を機器
の温度ヒュ−ズ装着面に合わせて固定し、而るのち、固
定プレ−ト状ホルダ−の嵌合用孔または窪み部に温度ヒ
ュ−ズの薄型本体部を嵌合することを特徴とする機器へ
の温度ヒュ−ズの装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11210010A JP2001035333A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 温度ヒュ−ズアセンブリ−及び機器への温度ヒュ−ズの装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11210010A JP2001035333A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 温度ヒュ−ズアセンブリ−及び機器への温度ヒュ−ズの装着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001035333A true JP2001035333A (ja) | 2001-02-09 |
Family
ID=16582345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11210010A Pending JP2001035333A (ja) | 1999-07-26 | 1999-07-26 | 温度ヒュ−ズアセンブリ−及び機器への温度ヒュ−ズの装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001035333A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100420148B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2004-03-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 보호 소자와 이를 장착한 이차 전지 |
KR100420146B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-03-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 서모 프로텍터가 장착된 이차전지 |
US7781092B2 (en) | 2002-12-18 | 2010-08-24 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery and method of manufacturing same |
-
1999
- 1999-07-26 JP JP11210010A patent/JP2001035333A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100420146B1 (ko) * | 2001-10-18 | 2004-03-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 서모 프로텍터가 장착된 이차전지 |
KR100420148B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2004-03-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 보호 소자와 이를 장착한 이차 전지 |
US7781092B2 (en) | 2002-12-18 | 2010-08-24 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Secondary battery and method of manufacturing same |
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