JP2001035188A - 半導体装置の試験方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の試験方法及び半導体装置

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JP2001035188A
JP2001035188A JP11210803A JP21080399A JP2001035188A JP 2001035188 A JP2001035188 A JP 2001035188A JP 11210803 A JP11210803 A JP 11210803A JP 21080399 A JP21080399 A JP 21080399A JP 2001035188 A JP2001035188 A JP 2001035188A
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dram
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Makoto Koga
誠 古賀
Kunihiko Goto
邦彦 後藤
Kenichi Matsumaru
賢一 松丸
Mitsuya Kawada
充哉 川田
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Fujitsu Ltd
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    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テスタの電流供給能力を上げることなく、同時
に試験できる半導体装置の数を増大する。 【解決手段】半導体チップ10には、4つのDRAM1
1,12,13,14が搭載されている。DRAM1
1,12は1メガビットの記憶容量を有し、DRAM1
3は2メガビットの記憶容量を有している。DRAM1
4は、4メガビットの記憶容量を有している。各DRA
M11〜14に対しそれぞれ独立の試験用アドレス信号
TA0〜TA9を入力し、各DRAM11〜14の試験を実施
する。この試験は、試験時間の短いDRAM11,1
2,13をシリアルに試験し、このシリアルな試験に平
行して試験時間の最も長いDRAM14をパラレルに試
験する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の試験
方法及び半導体装置に係り、詳しくはチップ上に独立し
てアクセス可能な半導体記憶装置のマクロが少なくとも
3個以上搭載された半導体装置の試験方法及び半導体装
置に関するものである。
【0002】近年、1チップ上に、3個以上の独立して
アクセス可能なDRAMをはじめとする半導体記憶装置
を搭載した半導体装置が提案されている。各記憶装置は
独立にアクセスすることができることから、その各記憶
装置についてはマクロと呼ばれている。そして、チップ
上に搭載された各マクロについて評価試験が行われる。
評価試験においてはテスタで同時に測定するチップの個
数が多いほど試験コストの低減が図れることから、テス
タによって同時に数多くのチップが測定可能な半導体装
置の試験方法及び半導体装置が求められている。
【0003】
【従来の技術】近年、半導体チップ上に独立にアクセス
が可能な複数個のDRAMをはじめとする半導体記憶装
置が搭載されたものがある。半導体チップ上の各半導体
記憶装置は、独立にアクセスすることができることから
それぞれマクロと呼ばれている。
【0004】図10は、従来の半導体チップ50の模式
図である。図10において、半導体チップ50は、独立
にアクセスが可能な4個のDRAMよりなる半導体記憶
装置(以下、第1〜第4DRAMという)51,52,
53,54が搭載されている。第1〜第4DRAM51
〜54は、ユーザの仕様によって、例えば同一の外部装
置に制御されたり、それぞれ独立して別々の外部装置に
制御されるようになっている。従って、第1〜第4DR
AM51〜54毎に外部装置に接続される入出力端子が
形成されている。
【0005】一方、第1〜第4DRAM51〜54は、
一つのテスタに対して制御されるようになっている。従
って、図10に示されるうように、第1〜第4DRAM
51〜54がテスタからの信号を入力する入力端子と信
号線は、共通の入力端子と信号線となる。因みに、テス
タからの信号は、試験モード信号TTST、試験用クロック
イネーブル信号TCKE、試験用クロック信号TCLK、試験用
チップセレクト信号TXCS、試験用ロウアドレスストロー
ブ信号TXRAS、試験用コラムアドレスストローブ信号TXC
AS、試験用ライトイネーブル信号TXWE、試験用アドレス
信号TA0〜TA9、試験用ライトデータTI等がある。
【0006】又、試験に基づく第1〜第4DRAM51
〜54の出力データTQ0〜TQ3は、それぞれ個別にテスタ
に出力する必要から、それぞれ第1〜第4DRAM51
〜54毎に出力端子及び信号線を設けている。
【0007】そして、チップ50に搭載した第1〜第4
DRAM51〜54をテスタにて試験する場合、共通の
各入力端子及び信号線を介して試験のための各種信号を
第1〜第4DRAM51〜54に入力して第1〜第4D
RAM51〜54の試験を同時に開始するようになって
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各DRAM
51〜54の記憶容量が互いに相違すると、以下のよう
な問題が生ずる。
【0009】今、第1及び第2DRAM51,52が1
メガビット、第3DRAM53が2メガビット、第4D
RAM54が4メガビットの記憶容量とする。つまり、
第1及び第2DRAM51,52のDRAMコアは、1
メガビットのアレイブロックを1つ備えている。第3D
RAM53のDRAMコアは、1メガビットのアレイブ
ロックを2つ備えている。第4DRAM54のDRAM
コアは、1メガビットのアレイブロックを4つ備えてい
る。
【0010】そして、テスタにて第1〜第4DRAM5
1〜54の試験が一斉に開始されると、記憶容量の小さ
なDRAMから試験が終了する。つまり、まず、1メガ
ビットの記憶容量の小さい第1及び第2DRAM51,
52の試験が終了し、残る2メガビットの第3DRAM
53と4メガビットの第4DRAM54はテスタにて試
験が続行される。やがて、2メガビットの第3DRAM
53の試験が終了し、4メガビットの第4DRAM54
のみが試験を続行する。そして、最後に最も記憶容量の
多い4メガビットの第4DRAM54の試験が終了す
る。
【0011】このように、各DRAM51〜54が一斉
に試験を開始することから、図11に示すように、試験
開始から第1及び第2DRAM51,52の試験が終了
するまでの第1試験期間t1においては、4個の第1〜
第4DRAM51〜54の試験が行われるため、その際
に半導体チップ50には消費電流I1が供給される。
又、第1及び第2DRAM51,52の試験終了から第
3DRAM53の試験が終了するまでの第2試験期間t
2においては、2個の第3及び第4DRAM53,54
の試験が行われるため、その際に半導体チップ50には
消費電流I2が供給される。さらに、第3DRAM53
の試験終了から第4DRAM54の試験が終了するまで
の第3試験期間t3においては、1個の第4DRAM5
4の試験が行われ、その際に半導体チップ50には消費
電流I3が供給される。
【0012】つまり、第1試験期間t1においては、4
個の第1〜第4DRAM51〜54の試験が同時に行わ
れることから、テスタから該チップ50に供給される消
費電力が最大となる。従って、半導体チップ50に対す
るテスタの電流供給能力は、この第1試験期間t1の最
も大きな消費電流I1が確保される必要がある。その結
果、テスタは、この半導体チップ50を同時に複数個試
験することからことから第1試験期間t1の最も大きい
消費電流I1が大きいと、全体として電流供給能力を上
げる必要がある。
【0013】しかしながら、このテスタの電流供給能力
を上げることには限界があるため、同時に試験する半導
体チップ50の数を制限しなければならず試験コストを
上げる原因の一つとなっていた。
【0014】本発明の目的は、テスタの電流供給能力を
上げることなく、同時に試験できる半導体装置の数を増
大することができる半導体装置の試験方法及び半導体装
置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、各記憶装置の試験を行う時、試験時間が最も長
い記憶装置を除く他の記憶装置の少なくとも2個の記憶
装置がシリアルに試験される。そして、このシリアルな
試験に平行して前記試験時間の最も長い記憶装置がパラ
レルに試験される。その結果、試験時の半導体装置の消
費電流を削減でき、試験時間が長くなることを防止でき
る。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、最も試験
時間が短い記憶装置が、他の記憶装置とシリアルに試験
され、このシリアルな試験に平行して前記試験時間の最
も長い記憶装置がパラレルに試験される。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、各記憶装
置はそれぞれ独立して入力されるアドレス信号に基づい
て試験が行われる。従って、半導体装置に搭載された記
憶装置を、試験時間が長くなるものに合わせて選択的に
動作させることにより、試験時の半導体装置の消費電流
を削減できる。又、連続的に記憶装置を動作させること
により、試験時間が長くなることを防止できる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、各記憶装
置はそれぞれ独立して入力されるアレイブロックを選択
するアドレス信号に基づいて試験が行われる。この場
合、アレイブロックを選択するアドレス信号以外のアド
レス信号を各記憶装置で共通とすることができる。従っ
て、試験端子の増加を抑えつつ、試験時の半導体装置の
消費電流を削減でき、試験時間が長くなることを防止で
きる。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、チップに
搭載された複数の記憶装置に試験時に入力されるアドレ
ス信号のうち、記憶装置の中にあるアレイブロックを選
択するアドレス信号に対し、ある一方の記憶装置間にイ
ンバータが一段挿入され、反転したアドレス信号が入力
される。この場合、試験時に入力されるアドレス信号を
共通として各記憶装置の中にあるそれぞれのアレイブロ
ックを任意に選択できる。従って、試験用アドレス信号
線を増加させることなく、試験時の半導体装置の消費電
流を削減でき、試験時間が長くなることを防止できる。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、チップ上
にそれぞれ独立してアクセスすることが可能な記憶装置
が少なくとも3個以上搭載され、各記憶装置に対してそ
れぞれ独立の試験用アドレス信号線がチップ上に形成さ
れる。この場合、半導体装置に搭載された記憶装置を、
試験時間が長くなるものに合わせて選択的に動作させて
同時に動作する記憶装置の数を抑制することで、試験時
の半導体装置の消費電流を削減できる。従って、テスタ
の電流供給能力を上げることなく、同時に試験できる半
導体装置の数を増加させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は、本発明を具体化
した半導体チップ10の模式図である。
【0022】図1に示す半導体チップ10は、4個のD
RAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)よりな
る半導体記憶装置(以下、第1〜第4DRAMという)
11,12,13,14と、図示しないロジック系の回
路装置とを搭載している。第1〜第4DRAM11〜1
4は、図2に示すように、クロックバッファ21、コマ
ンドバッファ22、アドレスバッファ23、I/Oバッ
ファ24、コマンドデコーダ25、ロウアドレスデコー
ダ26、コラムアドレスデコーダ27、I/O制御回路
28、DRAMコア29をそれぞれ備えている。
【0023】クロックバッファ21は、外部装置からク
ロックイネーブル信号CKE、クロック信号CLK、又は、テ
スタから試験用クロックイネーブル信号TCKE、試験用ク
ロック信号TCLKを入力する。そして、クロックバッファ
21は信号CKE,CLK又は信号TCKE,TCLKに基づいて内部ク
ロック信号clkzを生成して、その信号clkzをコマンドバ
ッファ22、アドレスバッファ23及びI/Oバッファ
24に出力する。
【0024】ここで、クロックバッファ21の具体的な
回路構成を図3を用いて説明する。図3において、クロ
ックバッファ21は、ナンド回路31a,31b,31
c,31d,31e,31f,31gとインバータ回路
32a,32b,32cとを有して構成されている。
【0025】詳しくは、ナンド回路31aの一方の入力
端子には試験モード信号TTSTが入力され、他方の入力端
子には試験用クロックイネーブル信号TCKEが入力され
る。又、ナンド回路31bの一方の入力端子にはインバ
ータ回路32aを介して試験モード信号TTSTが入力さ
れ、他方の入力端子にはクロックイネーブル信号CKEが
入力される。そして、ナンド回路31aの出力端子はナ
ンド回路31cの一方の入力端子に接続されるととも
に、ナンド回路31bの出力端子はナンド回路31cの
他方の入力端子に接続され、ナンド回路31cの出力端
子はナンド回路31dの一方の入力端子に接続されてい
る。
【0026】ナンド回路31eの一方の入力端子には試
験モード信号TTSTが入力され、他方の入力端子には試験
用クロック信号TCLKが入力される。又、ナンド回路31
fの一方の入力端子にはインバータ回路32bを介して
試験モード信号TTSTが入力され、他方の入力端子にはク
ロック信号CLKが入力される。そして、ナンド回路31
eの出力端子はナンド回路31gの一方の入力端子に接
続されるとともに、ナンド回路31fの出力端子はナン
ド回路31gの他方の入力端子に接続され、ナンド回路
31gの出力端子はナンド回路31dの他方の入力端子
に接続されている。さらに、ナンド回路31dの出力端
子はインバータ回路32cの入力端子に接続され、その
インバータ回路32cの出力端子から内部クロック信号
clkzが出力される。
【0027】具体的に、テスタによりDRAM11,1
2,13,14の試験が行われる場合、つまり、Hレベ
ルの試験モード信号TTSTが入力される場合、ナンド回路
31bの一方の入力端子には、インバータ回路32aを
介してLレベルの信号が入力されるため、クロックイネ
ーブル信号CKEの信号レベルに拘わらずナンド回路31
bの出力は常にHレベルとなる。同様に、ナンド回路3
1fの一方の入力端子には、インバータ回路32bを介
してLレベルの信号が入力されるため、クロック信号CL
Kの信号レベルに拘わらずナンド回路31fの出力は常
にHレベルとなる。
【0028】従って、内部クロック信号clkzは、試験用
クロックイネーブル信号TCKE及び試験用クロック信号TC
LKに基づいて生成される。つまり、Hレベルの試験用ク
ロックイネーブル信号TCKEが入力されるとき、Lレベル
の信号がナンド回路31aからナンド回路31cの一方
の入力端子に出力される。又、ナンド回路31cの他方
の入力端子には、Hレベルの信号がナンド回路31bか
ら入力されているため、Hレベルの信号がナンド回路3
1cからナンド回路31dの一方の入力端子に入力され
る。この状態において、Hレベルの試験用クロック信号
TCLKがナンド回路31eに入力されると、Lレベルの信
号がナンド回路31eからナンド回路31gの一方の入
力端子に出力される。又、ナンド回路31gの他方の入
力端子には、Hレベルの信号がナンド回路31fから入
力されているため、Hレベルの信号がナンド回路31g
からナンド回路31dの他方の入力端子に入力される。
その結果、ナンド回路31dの出力はLレベルとなりイ
ンバータ回路32cを介してHレベルの内部クロック信
号clkz信号が出力される。
【0029】又、その状態から試験用クロック信号TCLK
がLレベルに変化すると、Hレベルの信号がナンド回路
31eからナンド回路31gの一方の入力端子に出力さ
れる。このため、Lレベルの信号がナンド回路31gか
らナンド回路31dの他方の入力端子に入力されるよう
になる。その結果、ナンド回路31dの出力はHレベル
となりインバータ回路32cを介してLレベルの内部ク
ロック信号clkzが出力される。
【0030】因みに、Lレベルの試験用クロックイネー
ブル信号TCKEが入力されるときでは、ナンド回路31a
の出力がHレベルとなる。この場合、ナンド回路31c
の入力信号が共にHレベルとなり、それに伴いナンド回
路31cの出力はLレベルとなる。つまり、ナンド回路
31dの一方の入力端子にLレベルの信号が入力される
ため、試験用クロック信号TCLKの信号レベルに拘わらず
ナンド回路31dの出力はHレベルとなる。従って、イ
ンバータ回路32cを介して出力される内部クロック信
号clkzは常にLレベルとなる。
【0031】一方、通常動作時においてLレベルの試験
モード信号TTSTが入力される場合、試験用クロックイネ
ーブル信号TCKEの信号レベルに拘わらずナンド回路31
aの出力は常にHレベルとなり、試験用クロック信号TC
LKの信号レベルに拘わらずナンド回路31eの出力は常
にHレベルとなる。
【0032】従って、内部クロック信号clkzは、クロッ
クイネーブル信号CKE及びクロック信号CLKに基づいて生
成される。つまり、ナンド回路31bに入力されるクロ
ックイネーブル信号CKEがHレベルのとき、その際にナ
ンド回路31fに入力されるクロック信号CLKに応答し
てインバータ回路32cから内部クロック信号clkzが出
力される。又、ナンド回路31bに入力されるクロック
イネーブル信号CKEがLレベルとなると、クロック信号C
LKの信号レベルに拘わらずインバータ回路32cからL
レベルの内部クロック信号clkzが出力される。
【0033】図2に示すように、コマンドバッファ22
は、通常動作時にクロックバッファ21にて生成される
内部クロック信号clkz、つまりクロック信号CLKに応答
して外部装置からチップセレクト信号XCS、ロウアドレ
スストローブ信号XRAS、コラムアドレスストローブ信号
XCAS及びライトイネーブル信号XWEを取り込み、各信号X
CS,XRAS,XCAS,XWEに対応した信号csz,rasz,casz,wezを
コマンドデコーダ25及びI/O制御回路28に出力す
る。
【0034】又、コマンドバッファ22は、試験時にク
ロックバッファ21にて生成される内部クロック信号cl
kz、つまり試験用クロック信号TCLKに応答してテスタか
ら試験用チップセレクト信号TXCS、試験用ロウアドレス
ストローブ信号TXRAS、試験用コラムアドレスストロー
ブ信号TXCAS及び試験用ライトイネーブル信号TXWEを取
り込み、各信号TXCS,TXRAS,TXCAS,TXWEに対応した信号c
sz,rasz,casz,wezをコマンドデコーダ25及びI/O制
御回路28に出力する。
【0035】図4には、コマンドバッファ22の一部回
路を示す。図4において、コマンドバッファ22は、ナ
ンド回路33a,33b,33c、インバータ回路34
a,34b,34c、トランスミッションゲート35
a,35b、ラッチ回路36a,36bを有して構成さ
れている。トランスミッションゲート35a,35bは
NMOSトランジスタとPMOSトランジスタとから構
成され、ラッチ回路36a,36bは2つのインバータ
回路から構成されている。なお、図4には、チップセレ
クト信号XCS又は試験用チップセレクト信号TXCSに対応
した内部チップセレクト信号cszを出力するための回路
部分を示している。
【0036】詳しくは、ナンド回路33aの一方の入力
端子には試験モード信号TTSTが入力され、その他方の端
子には試験用チップセレクト信号TXCSが入力される。
又、ナンド回路33bの一方の入力端子にはインバータ
回路34aを介して試験モード信号TTSTが入力され、そ
の他方の入力端子にはチップセレクト信号XCSが入力さ
れている。そして、ナンド回路33aの出力端子はナン
ド回路33cの一方の入力端子に接続され、ナンド回路
33bの出力端子はナンド回路33cの他方の入力端子
に接続されている。ナンド回路33cの出力端子は、ト
ランスミッションゲート35aの入力に接続され、その
トランスミッションゲート35aの出力はラッチ回路3
6aを介してトランスミッションゲート35bの入力に
接続されている。さらに、トランスミッションゲート3
5bの出力はラッチ回路36bを介してインバータ回路
34bに接続されている。
【0037】トランスミッションゲート35aのPMO
Sトランジスタのゲート端子及びトランスミッションゲ
ート35bのNMOSトランジスタのゲート端子には、
クロックバッファ21からの内部クロック信号clkzが入
力され、トランスミッションゲート35aのNMOSト
ランジスタのゲート端子及びトランスミッションゲート
35bのPMOSトランジスタのゲート端子には、クロ
ックバッファ21からの内部クロック信号clkzがインバ
ータ回路34cを介して入力される。従って、Lレベル
の内部クロック信号clkzによりトランスミッションゲー
ト35aはオンになるとともにトランスミッションゲー
ト35bはオフとなる。又、Hレベルの内部クロック信
号clkzによりトランスミッションゲート35aはオフに
なるとともにトランスミッションゲート35bはオンに
なる。つまり、内部クロック信号clkzの信号レベルによ
りトランスミッションゲート35a,35bがオン/オ
フ制御されて、チップセレクト信号XCSまたは試験用チ
ップセレクト信号TXCSに対応した内部チップセレクト信
号cszがインバータ回路34bから出力されるようにな
っている。
【0038】具体的に、試験時にHレベルの試験モード
信号TTSTが入力される場合、ナンド回路33bの入力端
子には、インバータ回路34aを介してLレベルの信号
が入力されるため、チップセレクト信号XCSの信号レベ
ルに拘わらずナンド回路33bの出力は常にHレベルと
なる。このため、試験用チップセレクト信号TXCSに基づ
いてナンド回路33cの出力が変化する。つまり、試験
用チップセレクト信号TXCSがHレベルであると、ナンド
回路33aの出力はLレベルとなり、それに伴いナンド
回路33cの出力はHレベルとなる。又、この状態から
試験用チップセレクト信号TXCSがLレベルに変化する
と、ナンド回路33aの出力はHレベルとなり、それに
伴いナンド回路33cの出力はLレベルとなる。
【0039】一方、通常動作時にLレベルの試験モード
信号TTSTが入力される場合、試験用チップセレクト信号
TXCSの信号レベルに拘わらずナンド回路33aの出力は
常にHレベルとなる。このため、チップセレクト信号XC
Sに基づいてナンド回路33cの出力が変化する。つま
り、チップセレクト信号XCSがHレベルであると、ナン
ド回路33bの出力はLレベルとなり、それに伴いナン
ド回路33cの出力はHレベルとなる。又、この状態か
らチップセレクト信号XCSがLレベルに変化すると、ナ
ンド回路33bの出力はHレベルとなり、それに伴いナ
ンド回路33cの出力はLレベルとなる。
【0040】このナンド回路33cの出力信号は、Lレ
ベルの内部クロック信号clkzが入力されるとき、オンと
なるトランスミッションゲート35aを介してラッチ回
路36aに入力される。引き続き、内部クロック信号cl
kzがHレベルとなるとトランスミッションゲート35b
がオンとなり、ラッチ回路36aの出力信号がラッチ回
路36bに入力される。そして、ラッチ回路36bの出
力信号がインバータ回路34bを介して反転されて内部
チップセレクト信号cszとして出力される。
【0041】つまり、クロックバッファ21からの内部
クロック信号clkzがLレベルからHレベルに変化すると
きに、コマンドバッファ22は、試験時には試験用チッ
プセレクト信号TXCSの信号レベルに応じて内部チップセ
レクト信号cszを出力し、通常動作時にはチップセレク
ト信号XCSの信号レベルに応じて内部チップセレクト信
号cszを出力する。なお、図示及び説明を省略するが他
の各信号rasz,casz,wezも同様の回路構成によりコマン
ドバッファ22から出力されるようになっている。
【0042】図2に示すように、アドレスバッファ23
は、通常動作時においてLレベルの試験モード信号TTST
が入力される場合、クロック信号CLKに応答して外部装
置から10ビットのアドレス信号A0〜A9を取り込み、該
アドレス信号A0〜A9をロウアドレスデコーダ26及びコ
ラムアドレスデコーダ27に出力する。
【0043】又、アドレスバッファ23は、試験時にお
いてHレベルの試験モード信号TTSTが入力される場合、
試験用クロック信号TCLKに応答してテスタから10ビッ
トの試験用アドレス信号TA0〜TA9を取り込み、試験用ア
ドレス信号TA0〜TA9をロウアドレスデコーダ26及びコ
ラムアドレスデコーダ27に出力する。なお、アドレス
バッファ23もコマンドバッファ22と同様の回路形態
で構成されている。
【0044】I/Oバッファ24は、通常動作時におい
てLレベルの試験モード信号TTSTが入力される場合、ク
ロック信号CLKに応答して外部装置からライトデータDI0
〜DI63を取り込み、該ライトデータDI0〜DI63をI/O
制御回路28に出力する。又、I/Oバッファ24は、
クロック信号CLKに応答してI/O制御回路28からの
リードデータDO0〜DO63を外部装置に出力する。
【0045】さらに、I/Oバッファ24は、試験時に
おいてHレベルの試験モード信号TTSTが入力される場
合、試験用クロック信号TCLKに応答してテスタから試験
用ライトデータTIを取り込み、該試験用ライトデータTI
をI/O制御回路28に出力する。又、I/Oバッファ
24は、試験用クロック信号TCLKに応答してI/O制御
回路28からの試験用リードデータTQ0〜TQ3を取り込
み、該試験用リードデータTQ0〜TQ3をテスタに出力す
る。
【0046】コマンドデコーダ25は、コマンドバッフ
ァ22からのチップセレクト信号csz、ロウアドレスス
トローブ信号rasz、コラムアドレスストローブ信号casz
及びライトイネーブル信号wezに基づいてアクティブモ
ード、プリチャージモード、ライトモード、リードモー
ド等の各種コマンドモードを判定して各種モード信号AC
T,PRE,WRT,RED等をDRAMコア29に出力する。
【0047】図5には、コマンドデコーダ25の回路を
示す。図5において、コマンドデコーダ25は、ナンド
回路40a,40b,40c,40d及びインバータ回
路41a,41b,41c,41d,41e,41f,
41gを有して構成されている。
【0048】詳しくは、ナンド回路40a,40b,4
0c,40dの第1の入力端子には、チップセレクト信
号cszが入力されている。又、ナンド回路40a,40
bの第2の入力端子にはロウアドレスストローブ信号ra
szが入力され、ナンド回路40c,40dの第2の入力
端子にはロウアドレスストローブ信号raszがインバータ
回路41aを介して入力される。さらに、ナンド回路4
0a,40bの第3の入力端子にはコラムアドレススト
ローブ信号caszがインバータ回路41bを介して入力さ
れ、ナンド回路40c,40dの第3の入力端子にはコ
ラムアドレスストローブ信号caszが入力される。又、ナ
ンド回路40a,40cの第4の入力端子にはライトイ
ネーブル信号wezがインバータ回路41cを介して入力
され、ナンド回路40b,40dの第4の入力端子には
ライトイネーブル信号wezが入力される。
【0049】ナンド回路40aの出力端子は、インバー
タ回路41dに接続され、そのインバータ回路41dは
モード信号ACTを出力する。ナンド回路40bの出力端
子は、インバータ回路41eに接続され、そのインバー
タ回路41eはモード信号PREを出力する。ナンド回路
40cの出力端子は、インバータ回路41fに接続さ
れ、そのインバータ回路41fはモード信号REDを出力
する。ナンド回路40dの出力端子は、インバータ回路
41gに接続され、そのインバータ回路41gはモード
信号WRTを出力する。
【0050】具体的には、入力信号csz,raszがHレベ
ル、入力信号casz,wezがLレベルの場合では、ナンド回
路40aの出力はLレベルとなり、インバータ回路41
dからHレベルのモード信号ACTが出力される。この状
態からいずれかの入力信号のレベルが遷移した場合で
は、ナンド回路40aの出力はHレベルとなり、インバ
ータ回路41dからLレベルのモード信号ACTが出力さ
れる。又、入力信号csz,rasz,wezがHレベル、入力信号
caszがLレベルの場合では、Hレベルのモード信号PRE
が出力され、この状態からいずれかの入力信号のレベル
が遷移した場合では、Lレベルのモード信号PREが出力
される。さらに、入力信号csz,caszがHレベル、入力信
号rasz,wezがLレベルの場合では、Hレベルのモード信
号REDが出力され、この状態からいずれかの入力信号の
レベルが遷移した場合では、Lレベルのモード信号RED
が出力される。又、入力信号csz,casz,wezがHレベル、
入力信号raszがLレベルの場合では、Hレベルのモード
信号WRTが出力され、この状態からいずれかの入力信号
のレベルが遷移した場合では、Lレベルのモード信号WR
Tが出力される。
【0051】図2に示すように、ロウアドレスデコーダ
26は、通常動作時にアドレス信号A0〜A9に基づいてア
ドレスバッファ23から出力される信号に応答してワー
ド選択信号RAをDRAMコア29に出力する。又、試験
時には試験用アドレス信号TA0〜TA9に基づいてアドレス
バッファ23から出力される信号に応答してワード選択
信号RAをDRAMコア29に出力する。
【0052】コラムアドレスデコーダ27は、通常動作
時にアドレス信号A0〜A9に基づいてアドレスバッファ2
3から出力される信号に応答してコラム選択信号CAをD
RAMコア29に出力する。又、試験時には試験用アド
レス信号TA0〜TA9に基づいてアドレスバッファ23から
出力される信号に応答してコラム選択信号CAをDRAM
コア29に出力する。
【0053】I/O制御回路28は、通常動作時にI/
Oバッファ24からのライトデータDI0〜DI63をDRA
Mコア29に出力し、試験時にはI/Oバッファ24か
らの試験用ライトデータTIをDRAMコア29に出力す
る。又、I/O制御回路28は、DRAMコア29から
のリードデータDO0〜DO63又は試験用リードデータTQ0〜
TQ3をI/Oバッファ24に出力する。
【0054】DRAMコア29は、リードモード又は試
験用リードモードにおいて、前記ワード選択信号RA及び
コラム選択信号CAに基づいて選択されたセルに書き込ま
れたリードデータDO0〜DO63又は試験用リードデータTQ0
〜TQ3を読み出しI/O制御回路28に出力する。又、
DRAMコア29は、ライトモード又は試験用ライトモ
ードにおいて、前記ワード選択信号RA及びコラム選択信
号CAに基づいて選択されたセルに前記ライトデータDI0
〜DI63又は試験用ライトデータTIを書き込む。
【0055】本実施形態におけるDRAMマクロという
ものは、図6に示すように、例えば、1メガビット毎に
活性化アレイに分離され、それぞれを選択するためのア
ドレスを持っている。
【0056】この図6に示す例では、アドレスにおける
上位2ビットのA8とA9を活性化アドレスとしている
が、1メガビットのDRAMマクロであれば、(A9,
A8)=(0,0)でのみ動作を行う。
【0057】2メガビットのDRAMマクロであれば、
(A9,A8)=(0,0)、(0,1)で動作を行
う。4メガビットのDRAMマクロであれば、(A9,
A8)=(0,0)、(0,1)、(1,0)、(1,
1)で動作を行う。
【0058】このことから、図1に示すように、半導体
チップ10において、試験用のアドレス信号線を各DR
AM11,12,13,14毎に配線し、テスタからの
アドレス信号TA0〜TA9をチップ10のDRAMマクロで
各々が独立に入力すれば自由に活性化アレイを選択でき
る。このため、図7に示すような動作が可能になる。
【0059】具体的に、図7における各状態は下記のよ
うになる。 [状態1]第1DRAM11のための試験用アドレス信
号を(TA9,TA8)=(0,0)とするとともに、
第4DRAM14のための試験用アドレス信号を(TA
9,TA8)=(0,0)として、第1及び第4DRA
Mマクロを同時に試験する。なおこのとき、第2DRA
M12のための試験用アドレス信号を(TA9,TA
8)=(0,0)以外とし、第3DRAM13のための
試験用アドレス信号を(TA9,TA8)=(1,
0),(1,1)のいずれかに設定する。つまり、第2
及び第3DRAMマクロは選択しない。 [状態2]第2DRAM12のための試験用アドレス信
号を(TA9,TA8)=(0,0)とするとともに、
第4DRAM14のための試験用アドレス信号を(TA
9,TA8)=(0,1)として、第2及び第4DRA
Mマクロを同時に試験する。なおこのとき、第1DRA
M11のための試験用アドレス信号を(TA9,TA
8)=(0,0)以外とし、第3DRAM13のための
試験用アドレス信号を(TA9,TA8)=(1,
0),(1,1)のいずれかに設定する。つまり、第1
及び第3DRAMマクロは選択しない。 [状態3]第3DRAM13のための試験用アドレス信
号を(TA9,TA8)=(0,0)とするとともに、
第4DRAM14のための試験用アドレス信号を(TA
9,TA8)=(1,0)として、第3及び第4DRA
Mマクロを同時に試験する。なおこのとき、第1DRA
M11のための試験用アドレス信号を(TA9,TA
8)=(0,0)以外とし、第2DRAM12のための
試験用アドレス信号も(TA9,TA8)=(0,0)
以外に設定する。つまり、第1及び第2DRAMマクロ
は選択しない。 [状態4]第3DRAM13のための試験用アドレス信
号を(TA9,TA8)=(0,1)とするとともに、
第4DRAM14のための試験用アドレス信号を(TA
9,TA8)=(1,1)として、第3及び第4DRA
Mマクロを同時に試験する。なおこのときも、第1DR
AM11のための試験用アドレス信号を(TA9,TA
8)=(0,0)以外とし、第2DRAM12のための
試験用アドレス信号を(TA9,TA8)=(0,0)
以外に設定する。つまり、第1及び第2DRAMマクロ
は選択しない。
【0060】このように、半導体チップ10内で同時に
動作するDRAMマクロの数を抑制するとともに、各D
RAMマクロを時系列的に選択し、連続的に試験を実施
する。つまり、試験時間の短い第1〜第3DRAM1
1,12,13をシリアルに試験し、そのシリアルな試
験に対しパラレルに試験時間の長い第4DRAM14の
試験を実施する。この動作方式をとることにより、図7
のように試験時間t4の間、消費電流はI4となる。こ
の消費電流I4は、従来の半導体チップ50における第
1試験期間t1の消費電流I1に対し約1/2倍とな
る。つまり、試験時において、半導体チップ10で消費
される電流が少なくなるため、テスタからの電流供給が
抑えられる。また、試験時間t4は、従来の試験時間
(t1+t2+t3)と等しい。
【0061】次に、上記実施形態の特徴を以下に述べ
る。 (1)各DRAM11,12,13,14に対してそれ
ぞれ独立の試験用アドレス信号線が形成される。この場
合、半導体チップ10に搭載される各DRAM11,1
2,13,14のうち試験時間が長くなるDRAM14
に合わせて選択的に動作させ、同時に動作するDRAM
マクロの数を抑制することにより、試験時の半導体チッ
プ10の消費電流を低減できる。具体的には、試験時間
の短い第1〜第3DRAM11,12,13をシリアル
に試験し、そのシリアルな試験に対しパラレルに試験時
間の長い第4DRAMの試験を実施した。その結果、半
導体チップ10の消費電流がI4で済み、テスタからの
電流供給を抑えることができる。よって、テスタの電流
供給能力を上げることなく、同時に試験できる半導体チ
ップ10の数を増大できる。
【0062】(2)第4DRAM14の試験に平行して
第1〜第3DRAM11,12,13を連続的に動作さ
せることにより試験時間t4が長くなることを防止でき
る。 (3)試験時間t4が長くなることなく、同時に試験で
きる半導体チップ10の数を増大できるので、半導体チ
ップ10の試験コストを低減できる。尚、実施の形態は
上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように
して実施してもよい。
【0063】○上記実施形態では、各DRAM11,1
2,13,14に対してそれぞれ独立にアドレス信号線
が形成されていたが、図8に示す半導体チップ45のよ
うに、各DRAM11,12,13,14における活性
化アレイを選択する試験用アドレス信号TA8,TA9のため
のアドレス信号線のみを独立に形成してもよい。この場
合、試験用アドレス信号TA8,TA9以外のアドレス信号TA0
〜TA7を各記憶装置で共通とすることができる。従っ
て、半導体チップ45における試験用端子の増加を抑え
つつ図7に示すような動作が可能となる。つまり、テス
タの電流供給能力を上げることなく、同時に試験できる
半導体チップ45の数を増大できる。
【0064】又、テスタからの試験用アドレス信号TA0
〜TA9を入力する信号線を共通として、図9のように、
第2DRAM12の試験用アドレス信号TA8のための信
号線と、第3DRAM13の試験用アドレス信号TA9の
ための信号線に対し、各DRAM12,13に入力され
る直前の部分にインバータ回路46,47を挿入し、テ
スタからの試験用アドレス信号を反転させる。この場
合、テスタから入力する試験用アドレス信号を(TA
9,TA8)=(0,0)としたとき、第1DRAM1
1及び第4DRAM14が動作し、(TA9,TA8)
=(0,1)としたとき、第2及び第4DRAM14が
動作する。又、(TA9,TA8)=(1,0)とした
とき、第3及び第4DRAMが動作し、(TA9,TA
8)=(1,1)としたときにも、第3及び第4DRA
Mが動作する。つまり、テスターからのアドレス信号を
(TA9,TA8)=(0,0)→(0,1)→(1,
0)→(1,1)の順にインクリメントさせるだけで、
各DRAMマクロを図7に示すように選択的に動作せる
ことが可能となる。従って、試験用端子の数を増やすこ
となく、同時に試験できる半導体チップの数を増大でき
る。
【0065】○上記実施形態では、試験用アドレス信号
TA0〜TA9に基づき、各DRAM11,12,13,14
を選択的に試験する構成であったが、これに限定するも
のではない。例えば、試験用チップセレクト信号線を各
DRAM11,12,13,14に独立に形成して、各
DRAM11,12,13,14のためのチップセレク
ト信号によりDRAMマクロを選択的に試験する構成と
してもよい。
【0066】○上記実施形態において、半導体チップ1
0,45は、記憶装置として4個のDRAM11,1
2,13,14を搭載するものであったが、これに限定
するものではない。つまり、3個以上の記憶装置が搭載
され、その3個以上のうち少なくとも1つが他の記憶装
置と記憶容量が相違する半導体チップであればよい。こ
の場合、試験時間の短い記憶装置をシリアルに試験し、
そのシリアルな試験に平行して試験時間の最も長い記憶
装置をパラレルに試験する。また、最も試験時間の短い
記憶装置を他の記憶装置とシリアルに試験する。このよ
うにすれば、テスタの電流供給能力を上げることなく、
同時に試験できる半導体チップの数を増大することがで
きる。
【0067】○上記実施形態では、半導体チップ10,
45は、記憶装置としてDRAM11,12,13,1
4を搭載するものであったが、これに限定するものでは
ない。例えば、SRAM(スタティックランダムアクセ
スメモリ)やフラッシュメモリを搭載する半導体チップ
に具体化してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
テスタの電流供給能力を上げることなく、同時に試験で
きる半導体装置の数を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体チップの模式図。
【図2】チップに搭載された各DRAMの構成を説明す
るブロック図。
【図3】クロックバッファの回路図。
【図4】コマンドバッファの一部回路図。
【図5】コマンドデコーダの回路図。
【図6】各DRAMのメモリアレイの選択方法を説明す
る説明図。
【図7】各DRAMの試験順序とその時々の消費電流を
説明する説明図。
【図8】別例を説明するための半導体チップの模式図。
【図9】同じく別例を説明するためのブロック回路図。
【図10】従来の半導体チップの模式図。
【図11】従来の各DRAMの試験順序とその時々の消
費電流を説明する説明図。
【符号の説明】
10 半導体装置としての半導体チップ 11,12,13,14 記憶装置としてのDRAM 45 半導体装置としての半導体チップ 46,47 インバータ TA0〜TA9 アドレス信号としての試験用アドレス
信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松丸 賢一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 川田 充哉 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G032 AA07 5L106 AA01 DD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ上にそれぞれ独立してアクセスす
    ることが可能な記憶装置が少なくとも3個以上搭載さ
    れ、その3個以上の記憶装置のうち少なくとも1つが他
    の記憶装置と記憶容量が相違する半導体装置の試験方法
    において、 各記憶装置の試験を行う時、試験時間が最も長い記憶装
    置を除く他の記憶装置の少なくとも2個の記憶装置をシ
    リアルに試験を行うとともに、このシリアルな試験に平
    行して前記試験時間の最も長い記憶装置をパラレルに試
    験を行うようにしたことを特徴とした半導体装置の試験
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置の試験方法
    において、 前記2個の記憶装置の少なくとも一方の記憶装置は、最
    も試験時間が短い記憶装置であることを特徴とした半導
    体装置の試験方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体装置の試
    験方法において、 各記憶装置はそれぞれ独立して入力されるアドレス信号
    に基づいて試験が行われるようにしたことを特徴とした
    半導体装置の試験方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の半導体装置の試
    験方法において、 各記憶装置はそれぞれ独立して入力されるアレイブロッ
    クを選択するアドレス信号に基づいて試験が行われるよ
    うにしたことを特徴とした半導体装置の試験方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の半導体装置の試
    験方法において、 チップに搭載された複数の記憶装置に試験時に入力され
    るアドレス信号のうち、記憶装置の中にあるアレイブロ
    ックを選択するアドレス信号に対し、ある一方の記憶装
    置間にインバータを一段挿入し、反転したアドレス信号
    を入力したことを特徴とした半導体装置の試験方法。
  6. 【請求項6】 チップ上にそれぞれ独立してアクセスす
    ることが可能な記憶装置が少なくとも3個以上搭載さ
    れ、その3個以上の記憶装置のうち少なくとも1つが他
    の記憶装置と記憶容量が相違する半導体装置において、 各記憶装置に対してそれぞれ独立の試験用アドレス信号
    線をチップ上に形成したことを特徴とした半導体装置。
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