JP2001034822A - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

自動販売機の制御装置

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JP2001034822A
JP2001034822A JP11207664A JP20766499A JP2001034822A JP 2001034822 A JP2001034822 A JP 2001034822A JP 11207664 A JP11207664 A JP 11207664A JP 20766499 A JP20766499 A JP 20766499A JP 2001034822 A JP2001034822 A JP 2001034822A
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Naohito Matsumoto
尚人 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラムの書き換えを確実に行うこと
ができる自動販売機の制御装置を提供する。 【解決手段】 制御装置1は、制御プログラム12と読
出プログラム122を記憶したフラッシュメモリ12
と、一時的にデータを格納可能なRAM13を備えると
ともに、書換プログラム51及び新制御プログラム52
を記憶したメモリカード5を装着すると読出プログラム
122が実行され、読出プログラム122では書換プロ
グラム51をメモリカード5からRAM13の作業領域
131に転送し、この作業領域131において書換プロ
グラム51を実行する。これにより書換プログラム51
の実行中にメモリカード5が抜き外されてもCPU11
が暴走することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種物品を販売す
る自動販売機の制御装置について、その制御プログラム
の更新に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の制御装置
は、制御プログラムを記憶した記憶装置と、該制御プロ
グラムを実行する演算装置と、各種機器とのインターフ
ェース部とを備えている。この制御装置は、演算装置が
記憶装置に記憶されている制御プログラムを実行するこ
とにより動作する。ここで、制御プログラムを記憶した
記憶装置としては、フラッシュメモリ等の電気的に書き
換え可能な不揮発性メモリが用いられている。インター
フェース部に接続する機器としては、顧客の販売要求を
指示する商品選択ボタン、金額等を表示する表示器、冷
却装置を構成する圧縮機や送風器等、管理者用のリモコ
ンなどである。
【0003】ところで、記憶装置に記憶されている制御
プログラムは、自動販売機が市場に投入された以降に、
例えばリモコン操作方法の修正変更などのために、その
内容を変更する場合がある。すなわち制御プログラムの
バージョンアップである。従来の制御装置では、記憶装
置として前述したような電気的に書き換え可能な不揮発
性メモリを用いており、また書換用プログラムをフラッ
シュメモリなどの不揮発性メモリに記憶している。そし
て、制御装置に新たな制御プログラムを記憶したメモリ
カードやFDD(Floppy Disk Drive)を接続し、書換
用プログラムを実行することにより制御プログラムを新
たな制御プログラムに書き換えている。ここで、制御プ
ログラムの書換の際には、既に記憶されている制御プロ
グラムと新しい制御プログラムの種別やバージョンをチ
ェックし、変更する必要がある場合にのみ書換を行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
制御装置は、書換プログラムが制御装置内のメモリに記
憶されており、この書換プログラム自体は書き換えられ
ないため、制御プログラムのバージョンチェック方法、
制御プログラムの書換手順、新たな制御プログラムの格
納フォーマット等が固定されていた。このため、バージ
ョンアップ時に誤った制御プログラムに書き換えてしま
ったり、また将来の拡張性に乏しいという問題があっ
た。
【0005】この問題を解決するために、外部記憶媒体
として演算装置から直接アクセス可能なメモリカードを
用いるとともに、このメモリカードに書換プログラム及
び新しい制御プログラムを記憶する方法が提案されてい
る。この方法では、メモリカードに記憶されている書換
プログラムを実行することにより制御装置の制御プログ
ラムを新しい制御プログラムに書き換えている。しか
し、この方法では、演算装置が直接メモリカードにアク
セスしているので、書換プログラムの実行中に誤ってメ
モリカードが抜き外されてしまうと演算装置が暴走して
しまうという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、制御プログラムの書
き換えを確実に行うことができる自動販売機の制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、制御プログラムが記憶された電気的
に書き換え可能な第1記憶手段と、第1記憶手段の制御
プログラムを実行する演算装置とを備え、着脱自在な外
部記憶媒体を装着することにより前記制御プログラムを
書き換え可能な自動販売機の制御装置において、前記外
部記憶媒体には、第2の制御プログラムと、前記第1記
憶手段に記憶された制御プログラムを第2の制御プログ
ラムに書き換える書換プログラムとが予め記憶され、外
部記憶媒体に記憶されている書換プログラムを読み出す
読出プログラムが記憶された第2記憶手段と、読出プロ
グラムにより読み出された書換プログラムを一時的に格
納する第3記憶手段とを備え、前記演算装置は、外部記
憶媒体が装着されると前記読出プログラムを実行して外
部記憶媒体に記憶されている書換プログラムを第3記憶
手段に格納し、第3記憶手段に記憶した書換プログラム
を実行することを特徴とするものを提案する。
【0008】本発明によれば、外部記憶媒体が装着され
ると、演算装置が第2記憶手段に記憶されている読出プ
ログラムを実行することにより、外部記憶媒体に記憶さ
れている書換プログラムが第3記憶手段に読み出され
る。この後に、演算装置は第3記憶手段に読み出された
書換プログラムを実行することにより、第1記憶手段に
記憶されている制御プログラムが、外部記憶媒体に記憶
されている第2の制御プログラムに書き換えられる。こ
のように、書換プログラムが制御装置に設けられた第3
記憶手段において実行されるので、書換実行中に外部記
憶媒体が抜き外された場合には、当該書換プログラムの
実行は正常に完了しないものの、演算装置の暴走を防止
することができる。また、書換プログラムは制御プログ
ラムのみを書き換えるので、書換プログラムの実行中に
外部記憶媒体が抜き外された場合であっても、読出プロ
グラムが初期化されたりデータ破損を受けない。これに
より、制御プログラムの書き換えを確実に再開させるこ
とができる。したがって、制御プログラムの書き換えを
確実に行うことができる。
【0009】本発明の好適な態様の一例として、請求項
2では、請求項1記載の自動販売機の制御装置におい
て、前記書換プログラムの実行では、外部記憶媒体に記
憶されている第2の制御プログラムが第1記憶手段に記
憶されている制御プログラムと比較して同一種別である
ときにのみ書き換えを行うことを特徴とするものを提案
する。
【0010】本発明によれば、第1記憶手段に記憶され
ている制御プログラムと外部記憶媒体に記憶されている
第2の制御プログラムの種別が同一であるときにのみ書
き換えが行われるので、誤って異なる種別の制御プログ
ラムで書き換えられることがない。
【0011】また、他の好適な態様の一例として、請求
項3では、請求項1記載の自動販売機の制御装置におい
て、前記書換プログラムの実行では、外部記憶媒体に記
憶されている第2の制御プログラムが第1記憶手段に記
憶されている制御プログラムと比較してバージョンが新
しいものであるときにのみ書き換えを行うことを特徴と
するものを提案する。
【0012】本発明によれば、外部記憶媒体に記憶され
ている第2の制御プログラムが第1記憶手段に記憶され
ている制御プログラムよりもバージョンが新しくなって
いるときにのみ書き換えが行われるので、誤って古いバ
ージョンの制御プログラムで書き換えられることがな
い。
【0013】さらに、他の好適な態様の一例として、請
求項4では、請求項1記載の自動販売機の制御装置にお
いて、前記書換プログラムの実行では、外部記憶媒体に
記憶されている第2の制御プログラムが第1記憶手段に
記憶されている制御プログラムと比較して同一種別且つ
バージョンが新しいものであるときにのみ書き換えを行
うことを特徴とするものを提案する。
【0014】本発明によれば、外部記憶媒体に記憶され
ている第2の制御プログラムが第1記憶手段に記憶され
ている制御プログラムと同一種別で且つバージョンが新
しくなっているときにのみ書き換えが行われるので、誤
って異なる種別や古いバージョンの制御プログラムで書
き換えられることがない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態にかかる自
動販売機の制御装置について図1及び図2を参照して説
明する。図1は自動販売機の制御装置の構成図、図2は
制御プログラムの書換動作を説明するフローチャートで
ある。
【0016】この制御装置1は、主演算装置であるCP
U11と、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであ
るフラッシュメモリ12と、揮発性メモリであるRAM
13と、各種機器との接続インターフェースであるI/
Oインターフェース14と、これらを接続するバス15
からなる。I/Oインターフェース14は、自動販売機
の構成機器である各種機器に接続している。図1では、
その一例として、顧客による商品選択の指示を入力する
商品選択ボタン2と、自動販売機に設置されている冷却
装置を構成する圧縮機3と、自動販売機の管理者により
操作され各種データの入出力を行うリモコン4を示し
た。また、この制御装置1には、メモリカード5が装着
可能となっている。
【0017】フラッシュメモリ12には、制御プログラ
ム121と読出プログラム122が記憶されている。制
御プログラム121は、I/Oインターフェース部14
を介して接続する各種機器に信号を入出力することによ
り自動販売機を制御する。この制御プログラム121
は、主に通常の販売動作時に実行される販売用プログラ
ムとリモコンの操作による管理用プログラムを備えてい
る。この制御プログラム121による制御については、
従来の制御装置と同様なのでここでは説明は省略する。
また、制御プログラム121は、自身の制御プログラム
の種別を示す識別子と、そのバージョン(版)に関する
情報を有している。ここで、制御プログラムの識別子と
は、制御プログラムを適用することができる自動販売機
を識別するために設けたものである。読出プログラム1
22は、制御プログラム121の書き換えの際に実行さ
れるプログラムである。この読出プログラム122は、
メモリカード5に記憶されているデータを読み出してR
AM13に格納する。具体的には、読出プログラム12
2は、メモリカード5に記憶されている書き換えプログ
ラム51を読み出してRAM13に格納する。
【0018】RAM13は、制御プログラム121の実
行中に各種データを一時的に保持したり、読出プログラ
ム122によりメモリカード5から読み出されたデータ
を記憶する作業領域131を備えている。RAM13と
しては、例えばSRAMが用いられる。
【0019】CPU11は、プログラムを実行する演算
装置である。通常時には、フラッシュメモリ12に記憶
されている制御プログラム121を演算実行する。ま
た、このCPU11は、所定の割り込み信号に基づき各
種処理が可能となっており、メモリカード5が装着され
ると割り込み信号IRQが発生し、これに対してフラッ
シュメモリ12に記憶されている読出プログラム122
を実行するように設定されている。
【0020】メモリカード5は、制御プログラム121
の内容を書き換える際に制御装置1に装着される。メモ
リカード5は、フラッシュメモリを備えた携帯型のもの
である。このメモリカード5は、制御装置1のバス15
に接続される。このような接続により、CPU11は、
フラッシュメモリ12及びRAM13のアドレス空間に
加えて、メモリカード5によるアドレス空間が追加され
たように認識される。また、このメモリカード5を制御
装置1に装着すると、CPU11に対して割り込み信号
IRQが出力される。CPU11は、この割り込み信号
IRQを受け付けるとフラッシュメモリ12に記憶され
ている読出プログラム122の先頭アドレスに制御を移
し、当該プログラムを演算実行する。
【0021】メモリカード5には、書換プログラム51
と、新制御プログラム52が記憶されている。書換プロ
グラム51は、前記読出プログラム122によりRAM
13の作業領域131に格納された後に、この作業領域
131において実行される。この書換プログラム51
は、メモリカード5に記憶されている新制御プログラム
52を読み出し、フラッシュメモリ12に記憶されてい
る制御プログラム121を新制御プログラム52に書き
換え更新する。ここで、書換プログラム51は、制御プ
ログラムの書き換えを以下の条件で行う。すなわち、メ
モリカード5に記憶されている新制御プログラム52に
は、制御プログラム121と同様に、新制御プログラム
52の種別を示す識別子及びバージョン情報が記憶され
ている。書換プログラム51は、メモリカード5に記憶
されている新制御プログラム52がフラッシュメモリ1
2に記憶されている制御プログラム121と比較して、
種別を示す識別子が同一であり、且つバージョンが新し
くなっていることを条件に書き換えを行う。
【0022】次に、この制御装置1の動作について図2
のフローチャートを参照して説明する。この制御装置1
では、メモリカード5の装着により割り込み信号IRQ
が発生し、CPU11はフラッシュメモリ12の読出プ
ログラム122の処理に移る(ステップS1)。
【0023】次に、読出プログラム122では、メモリ
カード5の書換プログラム51をRAM13の作業領域
131にコピーし(ステップS2)、処理を作業領域1
31にコピーされた書換プログラム51に移す(ステッ
プS3)。
【0024】次に、書換プログラム51では、フラッシ
ュメモリ12に記憶されている制御プログラム121の
種別を示す識別子と、メモリカード5に記憶されている
新制御プログラム52の種別を示す識別子とを比較し、
同一種別でないならば処理を終了させる(ステップS
4)。次いで、新制御プログラム52と制御プログラム
121のバージョン情報を比較し、新制御プログラム5
2が制御プログラム121よりもバージョンが新しいも
のでないならば処理を終了させる(ステップS5)。次
いで、フラッシュメモリ12における制御プログラム1
21の格納領域を初期化し(ステップS6)、メモリカ
ード5に記憶されている新制御プログラム52をフラッ
シュメモリ12に転送し書き込む(ステップS7)。最
後に、CPU11はフラッシュメモリ12に転送された
新制御プログラム52の処理に移る(ステップS8)。
【0025】以上のステップにより、制御装置1にメモ
リカード5が装着されると、読出プログラム122によ
り、メモリカード5に記憶されている書換プログラム5
1が制御装置1内に設けられているRAM13の作業領
域131に読み出され、これが実行される。書換プログ
ラム51が実行されると、メモリカード5に記憶されて
いる新制御プログラム52が書き換え条件を満たしてい
る場合にのみフラッシュメモリ12の制御プログラム1
21が新制御プログラム52に書き換えられる。このよ
うに、本実施の形態の制御装置1では、書換プログラム
51が制御装置1に設けられたRAM13の作業領域1
31において実行される。したがって、書換実行中に外
部記憶媒体であるメモリカード5が抜き外された場合に
は、書換プログラム51からアクセス対象となるメモリ
カード5が存在しないことにより書換プログラム51は
正常に実行できなくなるものの、CPU11のプログラ
ムカウンタはRAM13内のアドレスを示しているので
CPU11の暴走を防止できる。また、書換プログラム
51はフラッシュメモリ12の制御プログラム121の
みを書き換えるので、書換プログラム51の実行中にメ
モリカード5が抜き外された場合であっても、読出プロ
グラム122が初期化されたりデータ破損を受けない。
これにより、読出プログラム122を再実行することに
より制御プログラムの書き換えを確実に再開させること
ができる。したがって、制御プログラムの書き換えを確
実に行うことができる。
【0026】また、書換プログラム51は、新制御プロ
グラム52が、フラッシュメモリ12に記憶されている
制御プログラム121に対して、同一種別であり、且つ
バージョンが新しくなっている場合にのみ書き換えを行
う。これにより、誤った種類の制御プログラムや古いバ
ージョンの制御プログラムに書き換えられることがな
い。また、この制御プログラムの種別やバージョンのチ
ェックは書換プログラム51により行われ、この書換プ
ログラム51はメモリカード5に記憶されているので、
当該チェック方法を変更する場合には、制御装置1のR
OM交換等を行うことなく当該書換プログラム51を変
更するだけで容易に行うことができる。
【0027】なお、本実施の形態では、書換プログラム
51において制御プログラムの書き換えに先立って、そ
の種別及びバージョンをチェックしていたが、種別のみ
のチェック又はバージョンのみのチェックとしてもよ
い。制御プログラムの種別のみをチェックする場合に
は、古いのバージョンの制御プログラムによる書き換え
が可能になる。これは、例えば制御プログラムの更新後
に当該制御プログラムに不具合があった場合など、種々
の理由により制御プログラムを古いものに戻す必要があ
る場合などに有効である。また、バージョンのみをチェ
ックする場合には、適用可能な自動販売機が単一であっ
たり、全ての自動販売機で適用可能な場合などに有効で
ある。また、これらの場合には、書換プログラム51を
簡略化することができる。
【0028】また、本実施の形態では、メモリカード5
の装着により割込信号が発生し、これにより読出プログ
ラム122が実行されるように構成したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、メモリカード5
の装着後にリモコン4を操作して書き換え動作を開始す
るようにしてもよい。
【0029】さらに、本実施の形態では、制御プログラ
ム121と読出プログラム122を一つのフラッシュメ
モリ12に記憶させたが、制御プログラム121と読出
プログラム122をそれぞれ異なる記憶手段に記憶させ
てもよい。
【0030】さらに、本実施の形態では、制御プログラ
ム121と読出プログラム122の記憶手段としてフラ
ッシュメモリ12を用いたが、本発明はこれに限定され
るものではない。すなわち、電気的に書き換え可能な不
揮発性の記憶手段であれば他のものであってもよい。例
えば、いわゆるEEPROMと呼ばれる記憶素子を用い
てもよく、また磁気記憶装置や光磁気記憶装置などを用
いてもよい。
【0031】さらに、本実施の形態では、書換プログラ
ム51を一時的に格納する記憶手段として、SRAMで
あるRAM13を用いたが、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、一時的にプログラムを格納す
ることができれば、不揮発性であっても揮発性であって
もよい。例えば、フラッシュメモリなどを用いてもよ
く、またDRAMなどを用いてもよい。
【0032】さらに、本実施の形態では、書換プログラ
ム51及び新制御プログラム52を記憶する着脱可能な
外部記憶媒体としてメモリカード5を用いたが、本発明
はこれに限定されるものではない。他の半導体記憶素子
や磁気記憶媒体や光磁気記憶媒体、光記憶媒体などであ
ってもよい。例えば、フロッピーディスクやCD−RO
Mなどを用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明にかかる自
動販売機の制御装置によれば、外部記憶媒体が装着され
ると、演算装置が第2記憶手段に記憶されている読出プ
ログラムを実行することにより、外部記憶媒体に記憶さ
れている書換プログラムが第3記憶手段に読み出され
る。この後に、演算装置は第3記憶手段に読み出された
書換プログラムを実行することにより、第1記憶手段に
記憶されている制御プログラムが、外部記憶媒体に記憶
されている第2の制御プログラムに書き換えられる。こ
のように、書換プログラムが制御装置に設けられた第3
記憶手段において実行されるので、書換実行中に外部記
憶媒体が抜き外された場合には、当該書換プログラムの
実行は正常に完了しないものの、演算装置の暴走を防止
することができる。また、書換プログラムは制御プログ
ラムのみを書き換えるので、書換プログラムの実行中に
外部記憶媒体が抜き外された場合であっても、読出プロ
グラムが初期化されたりデータ破損を受けない。これに
より、制御プログラムの書き換えを確実に再開させるこ
とができる。したがって、制御プログラムの書き換えを
確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動販売機の制御装置の構成図
【図2】制御プログラムの書換動作を説明するフローチ
ャート
【符号の説明】
1…制御装置、11…CPU、12…フラッシュメモ
リ、121…制御プログラム、122…読出プログラ
ム、13…RAM、131…作業領域、14…I/Oイ
ンターフェース、15…バス、5…メモリカード、51
…書換プログラム、52…新制御プログラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムが記憶された電気的に書
    き換え可能な第1記憶手段と、第1記憶手段の制御プロ
    グラムを実行する演算装置とを備え、着脱自在な外部記
    憶媒体を装着することにより前記制御プログラムを書き
    換え可能な自動販売機の制御装置において、 前記外部記憶媒体には、第2の制御プログラムと、前記
    第1記憶手段に記憶された制御プログラムを第2の制御
    プログラムに書き換える書換プログラムとが予め記憶さ
    れ、 外部記憶媒体に記憶されている書換プログラムを読み出
    す読出プログラムが記憶された第2記憶手段と、読出プ
    ログラムにより読み出された書換プログラムを一時的に
    格納する第3記憶手段とを備え、 前記演算装置は、外部記憶媒体が装着されると前記読出
    プログラムを実行して外部記憶媒体に記憶されている書
    換プログラムを第3記憶手段に格納し、第3記憶手段に
    記憶した書換プログラムを実行することを特徴とする自
    動販売機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記書換プログラムの実行では、外部記
    憶媒体に記憶されている第2の制御プログラムが第1記
    憶手段に記憶されている制御プログラムと比較して同一
    種別であるときにのみ書き換えを行うことを特徴とする
    請求項1記載の自動販売機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記書換プログラムの実行では、外部記
    憶媒体に記憶されている第2の制御プログラムが第1記
    憶手段に記憶されている制御プログラムと比較してバー
    ジョンが新しいものであるときにのみ書き換えを行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動販売機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記書換プログラムの実行では、外部記
    憶媒体に記憶されている第2の制御プログラムが第1記
    憶手段に記憶されている制御プログラムと比較して同一
    種別且つバージョンが新しいものであるときにのみ書き
    換えを行うことを特徴とする請求項1記載の自動販売機
    の制御装置。
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