JP2001034754A - 虹彩認証装置 - Google Patents

虹彩認証装置

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JP2001034754A
JP2001034754A JP11205221A JP20522199A JP2001034754A JP 2001034754 A JP2001034754 A JP 2001034754A JP 11205221 A JP11205221 A JP 11205221A JP 20522199 A JP20522199 A JP 20522199A JP 2001034754 A JP2001034754 A JP 2001034754A
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Mikio Kamata
幹夫 鎌田
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Sony Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/12Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes
    • A61B3/1216Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes for diagnostics of the iris

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 虹彩を使った認証装置で本人の認証精度を向
上する。 【解決手段】 虹彩7から生成したデータに基づき認証
をおこなう虹彩認証装置において、この虹彩の状態をデ
ータとして検出する虹彩データ検出手段21,25と、
この虹彩が生体の状態にあることを検出する生体検出手
段26,27とよりなり、この生体検出手段によりこの
虹彩の状態が生体の状態にあることが検出されたときに
この虹彩データ検出手段により検出された検出データを
有効とすることができるようにし、この虹彩のパターン
を偽造した非生体の虹彩により本人であると詐称してこ
の認証を受けることを確実に防止することができるよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は虹彩から生成したデ
ータに基づき認証をおこなう虹彩認証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒトの身体の一部である指紋のパ
ターンに基づいたデータを使った指紋認証装置が実用化
されている。
【0003】この指紋認証装置では、この認証を受ける
者が、指紋を予めこの認証装置に登録してある指の指紋
の部分を、この認証装置の指紋読み取り部に接触した状
態にしてこの指紋をこの認証装置で読み取り、この読み
取った指紋をこの認証装置で検証し、この認証を受ける
者の指紋が予めこの認証装置に登録してある当人の指紋
であることの認証を受けることができるようにしてい
る。
【0004】しかしながら、この指紋を使った認証装置
においては、第三者が何等かの手段を用いてこの当人の
指紋のコピーを作成し、この第三者がこのコピーの指紋
を使用してこの認証装置の指紋読み取り部に読み取らせ
ることにより、この指紋を予めこの認証装置に登録して
ある当人になりすますことが出来得る不都合があった。
【0005】この不都合を回避する目的で、従来、非接
触状態でこの認証を受けることができるようにした認証
装置として人の虹彩部の表面の皺模様を使った認証装置
が提案されている(参考文献:「エレクトロニクス」
1998年2月号 (株)オーム社発行) 。しかしなが
らこの虹彩を使った認証装置においても、この認証装置
に登録している当人の目の部分を盗撮してこの虹彩の表
面の皺模様のコピーを作成し、このコピーを張り付けた
眼鏡を使用し、この認証装置に登録してある当人になり
すましてこの認証を受けることが出来得る不都合があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ヒトの身体の一部であ
るこの虹彩に基づいて生成したデータを使った認証装置
は、この虹彩の万人不同、終生不変という個人識別に対
する絶対的な特徴があり、個人を非接触状態で識別する
手段としての識別能力において優れた素質を備えなが
ら、この虹彩のコピーを何等かの手段を用いて作成し使
用することにより、この当人になりすますことができる
という問題があった。
【0007】本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、
虹彩認証装置により認証した虹彩のデータ、或いは認証
しようとしている虹彩のデータが生体から得たものであ
ることを確認できるようにし、生体から得たものではな
い虹彩のデータにより生体である本人になりすますこと
ができないようにして、この虹彩を使った認証装置のこ
の本人の認証精度の向上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による虹彩から生
成したデータに基づき認証をおこなう虹彩認証装置は、
この虹彩の状態をデータとして検出する虹彩データ検出
手段と、この虹彩の状態が生体の状態にあることを検出
する生体検出手段とよりなり、この生体検出手段により
この虹彩の状態が生体の状態にあることが検出されたと
きにこの虹彩データ検出手段により検出された検出デー
タを有効と判断し、この虹彩のパターンを偽造すること
により本人であると詐称してこの認証を受けることを確
実に防止することができるようにしたものである。
【0009】また本発明による虹彩から生成したデータ
に基づき認証をおこなう虹彩認証装置は、この虹彩の状
態をデータとして検出する虹彩データ検出手段と、この
虹彩データ検出手段で検出したこの虹彩の状態を表すデ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶した虹
彩の状態を表すデータに基づきこの虹彩の状態が生体の
状態にあることを検出する生体検出手段とにより、この
生体検出手段により虹彩の状態が生体の状態にあること
が検出されたときに、この虹彩データ検出手段により検
出された検出データを有効とすることができるようにし
て、この虹彩のパターンを偽造することにより本人であ
ると詐称してこの認証を受けることを確実に防止できる
ようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図1〜図5を参照しながら本
発明の虹彩認証装置の実施の形態の一例について説明す
る。
【0011】先ず図4および図5を参照しながらヒトの
眼球の構造の概要について説明する。
【0012】1はヒトの眼球の要部を示し、この眼球1
は強膜部2と、網膜部3と、視神経部4と、硝子体部5
と、水晶体部6と、虹彩部7と、毛様体部8と、角膜部
9と、全房部10と眼筋部11と中心窩部12および瞳
孔部15とで形成されている。
【0013】7Aは虹彩部7の表面を示し、13は水晶
体部6の中心と中心窩部12を結ぶ視軸を示しそして1
4は水晶体部6が形成するレンズの光軸を示している。
この視軸13は水晶体部6の中心においてこの光軸14
と反時計回りに約5度の角度で交っている。
【0014】そしてこの虹彩部7は瞳孔部15の開き具
合を調節する括約筋と散大筋で構成され、この虹彩部7
の表面7Aには瞳孔部15の周囲から外側に向かってカ
オス状の皺が形成されている。そしてこのカオス状の皺
は人の発育時のランダム性から生じる為、各ヒトの夫々
に固有の模様をこの皺が形成し、またこの模様は同一人
でも左右の眼で互いに異なっており、かつこの皺の描く
模様の変化は生後数年でとまり、それ以後一生涯に渡っ
て変化しない性質を備えている。
【0015】次にこの虹彩の皺が描く模様に基づく虹彩
情報でこの認証装置による認証をおこなうに際して、こ
の虹彩情報が生体特有の性質を有しているかどうかを検
出することにより、この虹彩情報が生体から得られた情
報であるか否かを確認するようにした例について説明す
る。
【0016】先ず生体特有の性質を有しているかどうか
を検出する上で利用できる虹彩情報の例として、サイク
ロバージョン(cycloversion)および瞳孔部15の変化
について説明する。
【0017】なおこの生体とは、この虹彩情報が生体特
有の性質を有しているかどうかを検出する時点で生きて
活動している状態にあるヒトをいうものとする。
【0018】なおこのサイクロバージョンとは次のよう
に定義される眼球の運動である。
【0019】網膜部3に入射してこの網膜部3に結像し
ている状態のこの入射像が、視軸13を中心にして回転
する状態となるようにヒトの体を動かしたときに、この
動きに応じてこのヒトの三半器官等の平衡感覚系から生
成される情報により生じる前庭眼球反射(VOR(vest
ibulo-ocular reflex ))に起因して発生する、この網
膜部3 に結像している像の回転を補償する為の眼球の動
き(これは視軸13を中心とした回転運動であり、回旋
眼球運動とよばれる)として現れる運動と、視覚系から
の情報により生じる視運動性眼震(OKN(optokineti
c nystagmus ))に起因して現れる回旋眼球運動の二つ
の運動の夫々により生成される眼球の運動。
【0020】この前庭眼球反射に起因するサイクロバー
ジョンは、例えば暗黒中において視軸13の回りに頭部
を傾けると、この傾けた角度の約1/10の逆の角度方
向に、眼筋部11の運動によりこの回旋眼球運動が生じ
る特徴をもった生体反応運動である。そしてこれに対し
て視覚系からの情報により生じるこの視運動性眼震に起
因するサイクロバージョンは、そのゲインが0.003 程度
と低く、また変動が大きい特徴をもった生体反応運動で
ある。
【0021】また虹彩部7に囲まれて形成されている瞳
孔部15の瞳孔径は、虹彩部7を形成しかつその縮瞳
(収縮とも呼ばれる)に寄与する括約筋と、この虹彩部
7を形成しかつ散瞳(拡大とも呼ばれる)に寄与する散
大筋の活躍により制御されている。
【0022】そしてまたこの縮瞳運動は主に副交感神経
が支配し、この散瞳運動は主に交感神経が支配している
といわれており、これらの神経の活動(揺らぎとも呼ば
れる)を反映してこの瞳孔部15の瞳孔径が絶えず変動
する生体反応を呈する特徴がある。またこれら神経の活
動の変動値が低周波成分になる程この変動の振幅が大き
くなる特徴があり、変動周波成分の周波数値をfとした
場合、おおよそ1/fと呼ばれる特性に近い振幅変動を
示す特徴がある。
【0023】また、この虹彩部7に囲まれて形成されて
いる瞳孔部15は、写真機でいう絞りの機能を有してお
り、瞳孔部15に入射する光強度の増加に伴いこの瞳孔
部15が縮瞳する生体反応を呈する。そしてこの縮瞳の
際の潜時(この瞳孔部15に対する光刺激の発生時点か
ら実際に縮瞳が始まるまでの時間)、および瞳孔部15
に入射する光強度の低下に伴いこの瞳孔部15の瞳孔径
が散瞳を始めるまでの時間は、健常人であれは標準的な
範囲に収まる特徴がある。
【0024】次にこれらサイクロバージョンの特徴を利
用して、この虹彩情報が生体から得ている状態のもので
あることを確認できるようにした例について図1〜図3
を参照して説明する。
【0025】図1は本発明による虹彩認証装置の要部の
構成を示したブロック図で、20はこの虹彩認証装置の
要部を示し、虹彩認証装置20はカメラ部21と、メカ
ニカル制御部22と、光源部23と、音響再生部24
と、信号処理部25と、虹彩データ処理部26と、デー
タベース部27と、入力・表示部28と、光学レンズ2
9と、モニタ受像器31および第2のハーフミラー32
により構成されている。
【0026】そしてこの光源部23は照明制御器23A
と、光源ランプ23Bと、ハーフミラー23Cおよび全
反射ミラー23Dにより構成され、この音響再生部24
は再生制御器24Aおよびスピーカ24Bにより構成さ
れ、入力・表示部28はテンキー28Aおよびデータ表
示部28Bより構成されている。
【0027】図2および図3は本発明による虹彩認証装
置20の外観を示した立体斜視図で、図2および図3に
おいて30はこの虹彩認証装置20の筐体を示し、この
虹彩認証装置20には、認証対象者35が黙視しやすい
位置にこの光学レンズ29が配設され、そしてこの入力
・表示部28を構成しているテンキー28Aおよびデー
タ表示部28Bが、この筐体30上の認証対象者35が
使用・確認しやすい位置に配設されている。
【0028】次にこの虹彩認証装置20の動作について
説明する。
【0029】信号処理部25から照明制御器23Aを制
御し、光源ランプ23Bから可視光線を出射し、この可
視光線を全反射ミラー23Dおよびハーフミラー23C
ならびに光学レンズ29を通じて、この光学レンズ29
からこの筐体30の外方の、この認証対象者35の黙視
位置に焦点を結ばせた状態にする。
【0030】この状態において、認証対象者35に、図
3に示した如く例えば認証対象者35の右眼35Eでも
ってこの光学レンズ29をのぞかせた状態とし、かつこ
の状態でこの可視光線が正面に見える位置となるように
右眼35Eの位置を認証対象者35に調整させて、カメ
ラ部21の焦点がこの右眼35Eに結んだ状態とし、図
5に示した如き虹彩部7、瞳孔部15および白目部16
よりなる認証対象者35の右眼35Eの画像データをカ
メラ部21で撮影して生成し、この眼の画像データを、
カメラ部21から信号処理部25に入力する虹彩検知モ
ードを実行する。
【0031】またこの虹彩検知モードにおいてこの認証
対象者35の右眼35Eの位置が光学レンズ29に対し
て所定の位置にあるか否かを信号処理部25で判断し、
所定の位置にないとの判断になった際には、信号処理部
25から再生制御器24Aを制御し、音声合成によるガ
イドをスピーカ24Bからこの認証対象者35に伝え
て、この認証対象者35の右眼35Eの位置が光学レン
ズ29に対して所定の位置になるようにしてもよい。
【0032】この認証対象者35の右眼35Eの位置が
光学レンズ29に対して所定の位置にある状態で得たこ
の眼の画像データを、カメラ部21から信号処理部25
に入力し、この信号処理部25においてこの眼の画像デ
ータから虹彩部7の表面7Aのデータを切り出し、この
切り出した表面7Aのデータからこの表面7Aの特徴を
抽出する特徴抽出処理をおこなって特徴抽出データを作
成し、この作成した特徴抽出データを虹彩データ処理部
26に入力する。
【0033】そしてこの虹彩データ処理部26におい
て、この特徴抽出データと、予めデータベース部27に
登録している認証対象者35の右眼35Eの虹彩部7の
表面7Aの特徴抽出データとを比較し、これら二つのデ
ータの間のマッチングをはかる処理を行う。この処理の
結果、これら二つのデータの間のマッチングが予め定め
てあるデータの範囲に入る場合は、この認証対象者35
は本人である場合があると判断し、この範囲に入らなか
った場合はこの認証対象者35は本人ではないとこの虹
彩データ処理部26において判断する。
【0034】なおデータベース部27に登録するこの特
徴抽出データは、認証対象者のこの右眼の特徴抽出デー
タに限られることなく、この認証対象者の左眼の特徴抽
出データでもよく、或いは右眼および左眼の双方の特徴
抽出データでもよい。
【0035】この判断の結果として、この認証対象者3
5が本人である場合があるとの判断になった場合には、
この前庭眼球反射のサイクロバージョンを利用してこの
虹彩情報が生体から得ている状態のものであることを確
認するステップに入る。
【0036】なおこのステップにおいては、光源ランプ
23Bを人の眼が感知しない近赤外線照射ランプに切り
換え、またカメラ部21としてはこの近赤外線領域にも
感度を有するカメラ部を使用するか、あるいはこのステ
ップに入るときに、カメラ部21をこの可視光線に感度
を有する状態からこの近赤外線領域に感度を有する状態
に切り換えるようにする。
【0037】この光源ランプ23Bを点灯し近赤外線を
出射している状態において、この認証対象者35にこの
虹彩検知モードの状態を保った状態、即ちこの認証対象
者35の右眼35Eの位置が光学レンズ29に対してこ
の所定の位置にある状態で、頭部を所定の角度だけ回旋
させ、この回旋させた状態においてカメラ部21により
この右眼35Eを撮影し、虹彩部7の表面7Aの画像デ
ータを信号処理部25で生成し、この画像の位置データ
を虹彩データ処理部26に入力する。
【0038】そしてこの虹彩データ処理部26におい
て、先にこの認証対象者35は本人であるか否かを判断
した際に使用した虹彩部7の表面7Aの画像データと、
このように頭部を所定の角度だけ回旋させた状態で得た
この位置データの間の差の位置データを求める。
【0039】なおこの前庭眼球反射のサイクロバージョ
ンを利用してこの確認をおこなう場合に外来光線が邪魔
になる場合には、この光学レンズ29にアイカップ等の
この外来光線を遮蔽する部材を設けるようにしてもよ
い。
【0040】次にこの差の位置データをこの虹彩データ
処理部26から信号処理部25に帰還し、この信号処理
部25からメカニカル制御部22を制御してこの差の位
置データが最小となる方向にカメラ部21を回旋させた
状態でこの虹彩データ処理部26においてこの差のデー
タを求める。
【0041】次にこの虹彩データ処理部26においてこ
の差のデータが最小となったことが求められたとき、こ
のときのこのカメラ部21の回旋角度、回旋方向等、視
軸13まわりの回転により生じるヒトの眼球1の網膜部
3 の上に結像した像の回転を補償する為に起こるこのヒ
トの眼球1の運動を知る上で必要な眼球運動データをこ
のメカニカル制御部22から信号処理部25を通じて虹
彩データ処理部26に入力する。
【0042】そしてこの虹彩データ処理部26におい
て、データベース部27に予め蓄積されている前庭眼球
反射のサイクロバージョンの特徴にかかるデータを呼び
出し、このデータに基づいてこの眼球運動データの特徴
を比較分析し、この眼球運動データが生体から発せられ
たデータであるか否かを判断する。
【0043】この判断の結果、この眼球運動データが生
体から発せられたデータであるとの判断が、この虹彩デ
ータ処理部26において出た場合には、この虹彩部7の
表面7Aの特徴抽出データを判断した結果得られたこの
認証対象者35は本人である場合があるとの先の判断と
あわせて、この認証対象者35は本人である確率が極め
て高いと虹彩認証装置20において判断する。
【0044】したがってこの虹彩認証装置20によれ
ば、この虹彩部7の表面7Aの特徴抽出データを判断し
た場合に問題になるこの虹彩部7の表面7Aの特徴をコ
ピー等により偽造して本人になりすました認証対象者3
5を容易に見破ることができる。
【0045】以上説明した例では前庭眼球反射のサイク
ロバージョンを適用し、この認証対象者35から検出し
たこの虹彩部7の表面7Aのデータが生体から発した生
体反応データであるか否かを判断するようにしたもので
あったが、視運動性眼震のサイクロバージョンを適用し
てこの認証対象者35から検出したこの虹彩部7の表面
7Aのデータが、生体から発した生体反応データである
か否かを判断するようにした例について次に説明する。
【0046】この視運動性眼震のサイクロバージョンを
適用し、この認証対象者35から検出したこの虹彩部7
の表面7Aのデータは生体から発した生体反応データで
あるか否かを判断する場合には、図1に示した如くモニ
タ受像器31および第2のハーフミラー32を設け、図
3に示した状態でカメラ部21から信号処理部25に認
証対象者35の右眼35E(または左眼)の画像データ
を入力するこの虹彩検知モードを実行する際に、同時に
このモニタ受像器23Eからこの視軸13の回りに回転
する静止画像を、この認証対象者35の右眼35E(ま
たは左眼)に呈示することができるようにする。
【0047】そして視軸13の回りに回転する静止画像
をこの認証対象者35の右眼35E(または左眼)に呈
示した状態において、カメラ部21から得た信号を信号
処理部25に供給し、この認証対象者35から検出した
この虹彩部7の表面7Aのデータに基づいて、視軸13
の回りに回転するこの静止画像に対するこの視運動性眼
震運動のデータを信号処理部25において生成する。
【0048】そしてこの生成した視運動性眼震運動をこ
の信号処理部25から虹彩データ処理部26に入力する
一方、この虹彩データ処理部26から、データベース部
27に予め蓄積されているこの視運動性眼震のサイクロ
バージョンの特徴にかかるデータを呼び出し、この呼び
出したデータに基づいて、この信号処理部25から虹彩
データ処理部26に入力したこの視運動性眼震運動デー
タの特徴をの虹彩データ処理部26において分析し、こ
のデータが生体から発せられた生体反応データであるか
否かを判断する。
【0049】この判断の結果で、このデータが生体から
発せられた視運動性眼震運動データの特徴を具備してい
るとの判断に至った場合は、この認証対象者35は本人
である確率が極めて高いと判断する。
【0050】したがってこの前庭眼球反射のサイクロバ
ージョンを適用して、この認証対象者35から検出した
この虹彩部7の表面7Aのデータが、生体から発した生
体反応データであるか否かを判断した場合と同様に、こ
の視運動性眼震運動のサイクロバージョンを適用して、
この認証対象者35から検出したこの虹彩部7の表面7
Aのデータが生体から発した生体反応データであるか否
かを判断した場合においても、この虹彩部7の表面7A
の特徴をコピー等により偽造して本人になりすました認
証対象者35を容易に見破ることができる。
【0051】以上説明した例においては、これら前庭眼
球反射のサイクロバージョン或いは視運動性眼震のサイ
クロバージョンを適用して、この認証対象者35から検
出したこの虹彩部7の表面7Aのデータが生体から発し
た生体反応データであるか否かを判断した。
【0052】しかしながら本例においては、これら判断
の他、瞳孔部15の径の縮瞳運動は主に副交感神経に支
配され、この瞳孔部15の径の散瞳運動は主に交感神経
に支配された状態で、これら神経の活動を反映して絶え
ず変動し、またこれら神経の活動の変動値が低周波成分
になる程この変動の振幅が大きくなり、周波成分の周波
数値をfとした場合に、おおよそ1/fと呼ばれる特性
に近い特徴のある振幅変動を示す瞳孔部15の径の変化
の特徴を適用してこの生体反応データであるか否かの判
断をするようにしてもよい。
【0053】さらにまた本例においては、この虹彩部7
に光刺激を与えるとこの虹彩部7に光反応が生じ、この
光反応の潜時・回復過程に特徴的な変化が生じる特徴を
利用してこの生体反応データであるか否かの判断をする
ようにしてもよい。
【0054】さらにまた本例においては、モニタ受像器
31から第2のハーフミラー32を通じてスポットイメ
ージを認証対象者35に見せている状態でこのスポット
イメージの明るさを変化させ、この明るさの変化に応じ
て瞳孔径が変化するのに伴う虹彩の収縮をカメラ部21
の出力信号から判断し、この変化が見られる際には、こ
の認証対象者35の虹彩は生体の虹彩であると判断する
ようにしてもよい。
【0055】さらにまた本例においては、ヒトはその頭
部の運動方向を平衡器官により察知し、この察知の結果
に応じた信号を神経を通じて眼球の運動を司る筋肉に送
り、この頭部の運動方向と逆方向の運動をこの眼球にさ
せることにより、この頭部の運動が開始される前にこの
眼球が見つめていた被写体を的確に見続けることができ
るようにする、前庭動眼反射と称せられる眼球運動制御
能力を備えていることに着目し、この前庭動眼反射に応
じてこの判断をするようにしてもよい。
【0056】即ちこの判断を行う場合には、カメラ部2
1のメカニカル制御部22に、このカメラ部21の回転
角センサとしてジャイロ部を設け、モニタ受像器31か
ら第2のハーフミラー32を通じてスポットイメージを
認証対象者35に見せている状態で認証対象者35にそ
の頭部を、例えば左右に回してもらった状態で、カメラ
部21で、この認証対象者35の光彩部7の移動状態を
自動追尾させる。
【0057】そしてこの移動状態をこのジャイロ部で検
知しこの移動状態データを得、この得られたデータの値
が、あらかじめ基準値として用意してあるデータに比較
して少ない場合は、この認証対象者35の虹彩は生体の
虹彩であると判断する。
【0058】さらにまた本例においては、このようにし
てこの認証対象者35の虹彩は生体の虹彩であると判断
することに併用して、このスポットイメージの明るさを
変化させ、この明るさの変化に応じて瞳孔径が変化する
のに伴う虹彩の収縮をカメラ部21の出力信号から判断
し、この変化が見られる際には、この認証対象者35の
虹彩は生体の虹彩であると判断するようにしてもよい。
【0059】このように二重の判断をおこなうことによ
り、他人の虹彩パターンを盗撮し、この虹彩パターンを
複製したコンタクトレンズを装着した認証対象者35
を、偽物であると見破ることができる。
【0060】またこれら前庭眼球反射のサイクロバージ
ョン、視運動性眼震のサイクロバージョン或いはこの虹
彩部の光反応において特徴を有する生体反応のデータ
を、認証を受けるヒトの夫々に応じてデータベース部に
予め個別に登録しておき、これら登録したヒトの夫々に
固有のデータに基づいて認証を受けるヒトの夫々のこれ
ら眼球運動のデータが生体から発した生体反応データで
あるか否かを判断できるようにして、虹彩認証における
認証をより正確におこなうことができるようにしてもよ
い。
【0061】また図1〜図3に示して説明した例におい
ては、虹彩認証装置20を単一の筐体で構成したが、こ
の虹彩認証装置20の構成のうちで虹彩データ処理部2
6およびデータベース部27をこの虹彩認証装置20か
ら分離して別体に構成し、この別体に構成した部分を、
例えば管理センター等に配置して管理することができる
ようにしてもよい。
【0062】そしてまた、このように虹彩データ処理部
26およびデータベース部27をこの虹彩認証装置20
から分離して別体に構成した場合の、この虹彩認証装置
20の複数を出入りゲート等の複数の要所の夫々に配設
し、このように配設した複数の虹彩認証装置20を管理
センター等に配置したこの虹彩データ処理部26および
データベース部27に集中して接続し、集中的に管理で
きるようにした構成にしてもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、虹彩に基づき認証対象
者の認証を行う際に、この認証の対象の虹彩が生体のも
のであるか否かを判断できるようにしたので、この虹彩
のパターンを偽造して使用することにより、認証対象者
本人であると詐称してこの認証を受けることを確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の虹彩認証装置の構成の一例を示したブ
ロック図である。
【図2】この虹彩認証装置の外観を示した立体斜視図で
ある。
【図3】この虹彩認証装置の使用状況を示した立体斜視
図である。
【図4】ヒトの眼の一例を示した断面図である。
【図5】ヒトの眼を正面からみた場合の一例を示した平
面図である。
【符号の説明】
1‥‥ヒトの眼球、7‥‥虹彩部、20‥‥虹彩認証装
置、21‥‥カメラ部、25‥‥信号処理部、26‥‥
虹彩データ処理部、27‥‥データベース部、35‥‥
認証対象者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 虹彩から生成したデータに基づき認証を
    おこなう虹彩認証装置において、 前記虹彩の状態をデ
    ータとして検出する虹彩データ検出手段と、 前記虹彩の状態が生体の状態にあることを検出する生体
    検出手段とを設け、前記生体検出手段により前記虹彩の
    状態が生体の状態にあることが検出されたときに前記虹
    彩データ検出手段により検出された検出データを有効と
    判断することができるようにしたことを特徴とする虹彩
    認証装置。
  2. 【請求項2】 虹彩から生成したデータに基づき認証を
    おこなう虹彩認証装置において、 前記虹彩の状態をデ
    ータとして検出する虹彩データ検出手段と、 前記虹彩データ検出手段で検出した前記虹彩の状態を表
    すデータを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶した前記虹彩の状態を表すデータに
    基づき前記虹彩の状態が生体の状態にあることを検出す
    る生体検出手段とを設け、前記生体検出手段により前記
    虹彩の状態が生体の状態にあることが検出されたときに
    前記虹彩データ検出手段により検出された検出データを
    有効と判断することができるようにしたことを特徴とす
    る虹彩認証装置。
  3. 【請求項3】 前記虹彩から生成したデータに基づき認
    証をおこなう虹彩認証装置において、 前記生体検出手段は前記虹彩のサイクロバージョンを検
    出する手段で構成したことを特徴とする請求項1に記載
    した虹彩認証装置。
  4. 【請求項4】 前記虹彩から生成したデータに基づき認
    証をおこなう虹彩認証装置において、 前記虹彩データ検出手段は前記虹彩に光を与えたときの
    前記虹彩の反応を検出する手段で構成したことを特徴と
    する請求項1に記載した虹彩認証装置。
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