JP2001028619A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JP2001028619A
JP2001028619A JP2000135197A JP2000135197A JP2001028619A JP 2001028619 A JP2001028619 A JP 2001028619A JP 2000135197 A JP2000135197 A JP 2000135197A JP 2000135197 A JP2000135197 A JP 2000135197A JP 2001028619 A JP2001028619 A JP 2001028619A
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浩美 和田
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直也 吉田
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバからイメージを取得し、そのイメージ
をサイズ変換して背景画面として利用することができる
ような移動体装置を提供する。 【解決手段】 イメージ取得部407は、サーバからイ
メージを取得する。はみ出し判定部410は、イメージ
取得部407が取得したイメージが画面の表示領域から
はみ出すか否かを判定する。イメージサイズ変換部41
1は、はみ出し判定部410の判定結果が肯定の場合、
イメージ取得部407が取得したイメージを、画面の表
示領域内に表示可能となるようにサイズ変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末装置に関
し、より特定的には、サーバからインターネットを通じ
て文書やイメージを取得する機能を持った携帯電話や携
帯情報端末等の小型情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化が進む中、ユーザがパ
ソコンにアクセス先のアドレスを入力するだけで、イン
ターネットを通じていろいろな情報を即時に取得するこ
とが可能となってきた。取得する情報は、HTML(H
yperTextMarkupLanguage)など
で記述されたハイパーテキストや、MIME(Mult
ipurposeInternetMailExten
sions)で記述されたメールなどである。ブラウザ
と呼ばれるアプリケーションを搭載したハイパーテキス
ト表示装置や、メーラと呼ばれるアプリケーションを搭
載したメール表示装置を用いることにより、ユーザは、
サーバへ情報の取得を要求したり、サーバから取得した
情報を画面に表示したりすることができる。このような
ブラウザとしては、「Netscape(登録商標)N
avigator」や「InternetExplor
er」などが広く普及している。これらのブラウザで
は、サーバからインターネットを通じて画像情報(イメ
ージ)を取得し、それをバックグラウンド(背景画面)
やスクリーンセーバとして利用することができる。
【0003】さて、最近、機器の小型化に伴ない、携帯
電話や携帯情報端末等の小型情報端末装置にもブラウザ
やメーラが搭載されるようになってきた。そして、小型
情報端末装置においても、パソコンの場合と同様、サー
バからイメージを取得して、それを背景画面等として利
用したいという要求が生まれている。
【0004】また、パソコンの場合、サーバからイメー
ジを取得して背景画面として利用する際に、複数枚のイ
メージを蓄積記憶しておき、それら複数枚のイメージの
中から1枚を選択して背景画面として利用することがで
きる。よって、小型情報端末装置において、サーバから
イメージを取得して背景画面として利用する場合にも、
パソコンの場合と同様、イメージを選択したいという要
求が生じることが予想される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】(第1の課題)小型情
報端末装置の場合、パソコンと比べて表示画面のサイズ
が小さく、しかも機種によって表示画面のサイズがまち
まちである。そのため、サーバから取得したイメージを
背景画面として利用するには、そのイメージを表示画面
に適合するようにサイズ変換する必要がある。ところ
が、既存のブラウザは、画面サイズの決まったパソコン
で用いられることを前提として設計されているので、イ
メージをサイズ変換して背景画面に設定するような機能
は持っていない。そのため、従来、小型携帯情報端末で
は、サーバから取得したイメージを背景画面として利用
することができなかった。
【0006】なお、サーバから取得したイメージを、い
ったん画像加工ツールなどを用いてサイズ変換してか
ら、背景画面に設定することはできる。ただし、この方
法は、比較的大きな記憶容量を持ち、かつポインティン
グデバイス等によって容易に入力操作が行えるような情
報端末装置でなければ行えない。特に、携帯電話の場
合、記憶容量の制約が大きく、また入力操作もテンキー
やボタンを用いるため極めて煩雑となるので、画像加工
ツールを用いる方法は、現実的でない。
【0007】(第2の課題)ポインティングデバイスを
持たない情報端末装置、特に携帯電話では、サーバから
取得した複数枚のイメージの中からユーザの希望する1
枚を選択することが容易に行えない。
【0008】なお、ポインティングデバイスを持たない
情報端末装置において、複数枚のイメージの中からユー
ザの希望する1枚を選択するには、例えば、次のような
方法が考えられる。すなわち、複数枚のイメージの名称
を画面上に表示し、ユーザがキー操作によって1つの名
称を指定するのを受けて、その名称と対応するイメージ
を選択する。この場合、各イメージの名称を生成する必
要があるが、情報端末装置にとってはどのようなイメー
ジも画素データの集合に過ぎないので、それが容易でな
い。
【0009】それゆえに、本発明の第1の目的は、サー
バからイメージを取得し、そのイメージをサイズ変換し
て背景画面として利用することができるような情報端末
装置を提供することである。
【0010】また、本発明の第2の目的は、サーバから
イメージを取得して蓄積し、蓄積した複数枚のイメージ
の中からユーザの希望するイメージを選択して表示する
ことができるような情報端末装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、サーバからイメージを取得し、そのイメージを
画面の表示領域内に表示する情報端末装置であって、サ
ーバからイメージを取得する取得手段、取得手段が取得
したイメージが画面の表示領域からはみ出すか否かを判
定するはみ出し判定手段、およびはみ出し判定手段の判
定結果が肯定の場合、取得手段が取得したイメージを、
画面の表示領域内に表示可能となるようにサイズ変換す
るサイズ変換手段を備えている。
【0012】上記第1の発明では、サーバからイメージ
を取得し、そのイメージをサイズ変換して背景画面とし
て利用することができるようになる。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、はみ
出し判定手段は、取得手段が取得したイメージのサイズ
を検出して、画面の表示領域のサイズと比較することに
よって、当該イメージが当該画面の表示領域からはみ出
すか否かを判定することを特徴としている。
【0014】上記第2の発明では、イメージが画面の表
示領域からはみ出すか否かを判定することができる。
【0015】第3の発明は、第1の発明において、画面
の表示領域は、そのサイズが可変的であり、はみ出し判
定手段は、取得手段が取得したイメージのサイズと、画
面の表示領域のサイズとを検出して、それら2つのサイ
ズを互いに比較することによって、当該イメージが当該
画面の表示領域からはみ出すか否かを判定することを特
徴としている。
【0016】上記第3の発明では、画面の表示領域のサ
イズが可変的である場合でも、イメージが画面の表示領
域からはみ出すか否かを判定することができる。
【0017】第4の発明は、第3の発明において、はみ
出し判定手段は、検出した2つのサイズをサイズ変換手
段に通知し、サイズ変換手段は、はみ出し判定手段が通
知した2つのサイズに基づいて伸縮率を算出して、取得
手段が取得したイメージを当該伸縮率で伸縮させること
によってサイズ変換することを特徴としている。
【0018】上記第4の発明では、イメージのサイズと
画面の表示領域のサイズとから伸縮率を求め、イメージ
をその伸縮率で伸縮させることによってサイズ変換す
る。伸縮率は、好ましくは、サイズ変換後のイメージの
サイズが画面の表示領域のサイズと一致するような値で
あり、画面の表示領域のサイズをイメージのサイズで除
することにより求められる。
【0019】第5の発明は、第1の発明において、画面
の表示領域は、そのサイズが可変的であり、はみ出し判
定手段は、取得手段が取得したイメージの横サイズおよ
び縦サイズと、画面の表示領域の横サイズおよび縦サイ
ズとを検出して、当該2つの横サイズを互いに比較し、
かつ当該2つの縦サイズを互いに比較することによっ
て、当該イメージが当該画面の表示領域からはみ出すか
否かを横方向および縦方向についてそれぞれ判定するこ
とを特徴としている。
【0020】上記第5の発明では、画面の表示領域のサ
イズが可変的である場合でも、イメージが画面の表示領
域からはみ出すか否かを横方向および縦方向についてそ
れぞれ判定することができる。
【0021】第6の発明は、第5の発明において、はみ
出し判定手段は、検出した2つの縦サイズおよび2つの
横サイズをサイズ変換手段に通知し、サイズ変換手段
は、はみ出し判定手段が通知した2つの横サイズに基づ
いて横方向の伸縮率を算出し、かつ2つの縦サイズに基
づいて縦方向の伸縮率を算出して、取得手段が取得した
イメージを横方向および縦方向に当該2つの伸縮率のう
ち小さい方の伸縮率で伸縮させることによってサイズ変
換することを特徴としている。
【0022】上記第6の発明では、イメージの横サイズ
と画面の表示領域の横サイズとから横方向の伸縮率を求
め、イメージの縦サイズと画面の表示領域の縦サイズと
から縦方向の伸縮率を求め、イメージを縦方向および横
方向にそれら2つの伸縮率のうち小さい方の伸縮率で伸
縮させることによってサイズ変換する。この場合、イメ
ージを縦横同一の伸縮率で伸縮させるので、サイズ変換
後のイメージが扁平することがない。
【0023】第7の発明は、第5の発明において、はみ
出し判定手段は、検出した2つの縦サイズおよび2つの
横サイズをサイズ変換手段に通知し、サイズ変換手段
は、はみ出し判定手段が通知した2つの横サイズに基づ
いて横方向の伸縮率を算出し、かつ2つの縦サイズに基
づいて縦方向の伸縮率を算出して、取得手段が取得した
イメージを横方向および縦方向に各当該伸縮率で伸縮さ
せることによってサイズ変換することを特徴としてい
る。
【0024】上記第7の発明では、イメージの横サイズ
と画面の表示領域の横サイズとから横方向の伸縮率を求
め、イメージの縦サイズと画面の表示領域の縦サイズと
から縦方向の伸縮率を求め、イメージを縦方向および横
方向に各伸縮率で伸縮させることによってサイズ変換す
る。この場合、イメージを縦横別々の伸縮率で伸縮させ
るので、変換後のイメージのサイズを画面の表示領域の
サイズと縦横共に一致させることができる。
【0025】第8の発明は、第5の発明において、イメ
ージを横方向および縦方向に同一の伸縮率で伸縮させる
ことによってサイズ変換する第1のサイズ変換フォー
ム、イメージをその一部を切り取ることによってサイズ
変換する第2のサイズ変換フォーム、およびイメージを
横方向および縦方向に別々の伸縮率で伸縮させることに
よってサイズ変換する第3のサイズ変換フォームのうち
いずれかを設定するフォーム設定手段をさらに備え、サ
イズ変換手段は、取得手段が取得したイメージを、フォ
ーム設定手段が設定したフォームを用いてサイズ変換す
ることを特徴としている。
【0026】上記第8の発明では、それぞれに利点を持
つ第1〜第3のサイズ変換フォームを切り替えて用いる
ことができるので、イメージの特徴に適したサイズ変
換、あるいはユーザの好みに応じたサイズ変換が行え
る。
【0027】第9の発明は、第1の発明において、サイ
ズ変換手段は、取得手段が取得したイメージをその一部
を切り取ることによってサイズ変換することを特徴とし
ている。
【0028】上記第9の発明では、イメージを、その一
部を切り取ることによってサイズ変換する。この場合、
サイズ変換後のイメージは、その解像度が落ちることが
ない。
【0029】第10の発明は、サーバからイメージを取
得して蓄積し、蓄積した複数のイメージのうちいずれか
を表示する情報端末装置であって、イメージ、およびそ
のイメージと互いに関連付けられ、かつそのイメージが
何のイメージであるかをユーザが識別できるような情報
(以下、イメージ情報)を含む文書を、サーバから取得
する取得手段、取得手段が取得したイメージを蓄積記憶
するイメージ蓄積記憶手段、取得手段が取得した文書か
らイメージ情報を抽出するイメージ情報抽出手段、イメ
ージ情報抽出手段が抽出した複数のイメージ情報で構成
されるリストを作成するリスト作成手段、リスト作成手
段が作成したリストを表示するリスト表示手段、リスト
表示手段が表示したリストを構成する複数のイメージ情
報のうちいずれかがユーザによって指定されるのを受
け、指定されたイメージ情報を選択する選択手段、およ
び選択手段が選択したイメージ情報と互いに関連付けら
れたイメージをイメージ蓄積記憶手段から取得して表示
するイメージ表示手段を備えている。
【0030】上記第10の発明では、サーバからイメー
ジを取得して蓄積し、蓄積した複数枚のイメージの中か
らユーザの希望するイメージを選択して表示することが
できるようになる。
【0031】第11の発明は、第10の発明において、
イメージ表示手段は、選択手段が選択したイメージ情報
と互いに関連付けられたイメージがイメージ蓄積記憶手
段に存在しない場合、取得手段に依頼して当該イメージ
をサーバから取得させることを特徴としている。
【0032】上記第11の発明では、選択したイメージ
情報と互いに関連付けられたイメージが蓄積記憶されて
いない場合、そのイメージをサーバから取得する。
【0033】第12の発明は、第10の発明において、
サーバは、インターネットと接続されたWWWサーバで
あり、イメージ情報は、イメージの格納位置であり、イ
メージ情報を含む文書は、HTML文書であることを特
徴としている。
【0034】上記第12の発明では、WWWサーバから
インターネットを通じてHTML文書およびイメージを
取得し、イメージを蓄積記憶する一方、HTML文書か
らそのイメージの格納位置(”moon.gif”な
ど)を抽出する。イメージの格納位置は、そのイメージ
と関連付けられており、しかも、多くの場合そのイメー
ジの名称を含むので、そのイメージが何のイメージであ
るかをユーザが容易に識別できる。
【0035】第13の発明は、情報端末装置によって行
われ、サーバからイメージを取得し、そのイメージを画
面の表示領域内に表示するイメージサイズ変換表示方法
であって、サーバからイメージを取得する取得ステッ
プ、取得ステップで取得したイメージが画面の表示領域
からはみ出すか否かを判定するはみ出し判定ステップ、
およびはみ出し判定ステップでの判定結果が肯定の場
合、取得ステップで取得したイメージを、画面の表示領
域内に表示可能となるようにサイズ変換するサイズ変換
ステップを備えている。
【0036】第14の発明は、第13の発明において、
はみ出し判定ステップでは、取得ステップで取得したイ
メージのサイズを検出して、画面の表示領域のサイズと
比較することによって、当該イメージが当該画面の表示
領域からはみ出すか否かを判定することを特徴としてい
る。
【0037】第15の発明は、第13の発明において、
画面の表示領域は、そのサイズが可変的であり、はみ出
し判定ステップでは、取得ステップで取得したイメージ
のサイズと、画面の表示領域のサイズとを検出して、そ
れら2つのサイズを互いに比較することによって、当該
イメージが当該画面の表示領域からはみ出すか否かを判
定することを特徴としている。
【0038】第16の発明は、第15の発明において、
サイズ変換ステップでは、はみ出し判定ステップで検出
した2つのサイズに基づいて伸縮率を算出して、取得ス
テップで取得したイメージを当該伸縮率で伸縮させるこ
とによってサイズ変換することを特徴としている。
【0039】第17の発明は、第13の発明において、
画面の表示領域は、そのサイズが可変的であり、はみ出
し判定ステップでは、取得ステップで取得したイメージ
の横サイズおよび縦サイズと、画面の表示領域の横サイ
ズおよび縦サイズとを検出して、当該2つの横サイズを
互いに比較し、かつ当該2つの縦サイズを互いに比較す
ることによって、当該イメージが当該画面の表示領域か
らはみ出すか否かを横方向および縦方向についてそれぞ
れ判定することを特徴としている。
【0040】第18の発明は、第17の発明において、
サイズ変換ステップでは、はみ出し判定ステップで検出
した2つの横サイズに基づいて横方向の伸縮率を算出
し、かつ2つの縦サイズに基づいて縦方向の伸縮率を算
出して、取得ステップで取得したイメージを横方向およ
び縦方向に当該2つの伸縮率のうち小さい方の伸縮率で
伸縮させることによってサイズ変換することを特徴とし
ている。
【0041】第19の発明は、第17の発明において、
サイズ変換ステップでは、はみ出し判定ステップで検出
した2つの横サイズに基づいて横方向の伸縮率を算出
し、かつ2つの縦サイズに基づいて縦方向の伸縮率を算
出して、取得ステップで取得したイメージを横方向およ
び縦方向に各当該伸縮率で伸縮させることによってサイ
ズ変換することを特徴としている。
【0042】第20の発明は、第17の発明において、
イメージを横方向および縦方向に同一の伸縮率で伸縮さ
せることによってサイズ変換する第1のサイズ変換フォ
ーム、イメージをその一部を切り取ることによってサイ
ズ変換する第2のサイズ変換フォーム、およびイメージ
を横方向および縦方向に別々の伸縮率で伸縮させること
によってサイズ変換する第3のサイズ変換フォームのう
ちいずれかを設定するフォーム設定ステップをさらに備
え、サイズ変換ステップは、取得ステップで取得したイ
メージを、フォーム設定ステップで設定したフォームを
用いてサイズ変換することを特徴としている。
【0043】第21の発明は、第13の発明において、
サイズ変換ステップでは、取得ステップで取得したイメ
ージをその一部を切り取ることによってサイズ変換する
ことを特徴としている。
【0044】第22の発明は、情報端末装置によって行
われ、サーバからイメージを取得して蓄積し、蓄積した
複数のイメージのうちいずれかを選択して表示するイメ
ージ選択表示方法であって、イメージ、およびそのイメ
ージと互いに関連付けられ、かつそのイメージが何のイ
メージであるかをユーザが識別できるような情報(以
下、イメージ情報)を含む文書を、サーバから取得する
取得ステップ、取得ステップで取得したイメージを蓄積
記憶するイメージ蓄積記憶ステップ、取得ステップで取
得した文書からイメージ情報を抽出するイメージ情報抽
出ステップ、イメージ情報抽出ステップで抽出した複数
のイメージ情報で構成されるリストを作成するリスト作
成ステップ、リスト作成ステップで作成したリストを表
示するリスト表示ステップ、リスト表示ステップで表示
したリストを構成する複数のイメージ情報のうちいずれ
かがユーザによって指定されるのを受け、指定されたイ
メージ情報を選択する選択ステップ、およびイメージ蓄
積記憶ステップで蓄積記憶したイメージのうち、選択ス
テップで選択したイメージ情報と互いに関連付けられた
イメージを表示するイメージ表示ステップを備えてい
る。
【0045】第23の発明は、第22の発明において、
イメージ表示ステップでは、イメージ蓄積記憶ステップ
で蓄積記憶されたイメージの中に、選択ステップで選択
したイメージ情報と互いに関連付けられたイメージがな
い場合、当該イメージをサーバから取得して表示するこ
とを特徴としている。
【0046】第24の発明は、第22の発明において、
サーバは、インターネットと接続されたWWWサーバで
あり、イメージ情報は、イメージの格納位置であり、イ
メージ情報を含む文書は、HTML文書であることを特
徴としている。
【0047】第25の発明は、サーバからイメージを取
得し、そのイメージを画面の表示領域内に表示する方法
を情報端末装置に行わせるためのプログラムを記憶した
記録媒体であって、サーバからイメージを取得する取得
ステップ、取得ステップで取得したイメージが画面の表
示領域からはみ出すか否かを判定するはみ出し判定ステ
ップ、およびはみ出し判定ステップでの判定結果が肯定
の場合、取得ステップで取得したイメージを、画面の表
示領域内に表示可能となるようにサイズ変換するサイズ
変換ステップを備えるイメージサイズ変換表示方法を、
情報端末装置に行わせるためのプログラムを記録してい
る。
【0048】第26の発明は、サーバからイメージを取
得して蓄積し、蓄積した複数のイメージのうちいずれか
を選択して表示する方法を情報端末装置に行わせるため
のプログラムを記録した記録媒体であって、イメージ、
およびそのイメージと互いに関連付けられ、かつそのイ
メージが何のイメージであるかをユーザが識別できるよ
うな情報(以下、イメージ情報)を含む文書を、サーバ
から取得する取得ステップ、取得ステップで取得したイ
メージを蓄積記憶するイメージ蓄積記憶ステップ、取得
ステップで取得した文書からイメージ情報を抽出するイ
メージ情報抽出ステップ、イメージ情報抽出ステップで
抽出した複数のイメージ情報で構成されるリストを作成
するリスト作成ステップ、リスト作成ステップで作成し
たリストを表示するリスト表示ステップ、リスト表示ス
テップで表示したリストを構成する複数のイメージ情報
のうちいずれかがユーザによって指定されるのを受け、
指定されたイメージ情報を選択する選択ステップ、およ
びイメージ蓄積記憶ステップで蓄積記憶したイメージの
うち、選択ステップで選択したイメージ情報と互いに関
連付けられたイメージを表示するイメージ表示ステップ
を備えるイメージ選択表示方法を、情報端末装置に行わ
せるためのプログラムを記録している。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。はじめに、本発明が
適用される移動体通信システムについて説明しておく。
図1は、本発明の一適用例である移動体通信システムの
構成を示すブロック図である。図1において、移動体通
信通信システムは、インターネット17に接続されたG
W(ゲートウェイ)サーバ16と、同じくインターネッ
ト17に接続された複数のWWWサーバ(ここでは、代
表としてWWWサーバ18,19のみを示す)と、GW
サーバ16に接続された交換機15と、交換機15に接
続され管理される複数の基地局(ここでは、代表として
基地局12〜14のみを示す)と、それら基地局が管理
する無線ゾーン(ここでは、代表として基地局12が管
理する無線ゾーン20のみを示す)と、いずれかの無線
ゾーン内に位置している移動体装置(ここでは、代表と
して無線ゾーン20内に位置している移動体装置10,
11のみを示す)とから構成されている。
【0050】WWWサーバ18,19は、HTMLなど
のハイパーテキストで記述されたHTML文書や、イメ
ージなどを保存している。また、移動体装置10,11
は、WWWサーバ18,19へ情報の取得を要求するこ
とにより、インターネット17を通じてWWWサーバ1
8,19が保持する情報を取得し、移動体装置10,1
1の表示画面を用いて表示することが可能である。な
お、基地局12と無線ゾーン20内の移動体装置10,
11との間の通信には、例えば、CDMAを用いたデジ
タル通信方式が採用されている。
【0051】図2は、図1に示される移動体装置10の
構成の一例を示すブロック図である。図2において、移
動体装置10は、アンテナ21と、無線制御部22と、
変調部23と、復調部24と、チャネルCODEC25
と、音声入力部26と、音声出力部27と、入力部28
と、表示部29と、通信アプリ部30とから構成されて
いる。
【0052】無線制御部22は、変調部23から与えら
れる変調データを無線搬送波に乗せてアンテナ21から
送信する機能と、アンテナ21に誘起した高周波信号の
中から所定の周波数帯の信号を受信する機能とを有す
る。変調部23は、チャネルCODEC25から出力さ
れる送信データを所定の方式で変調(例えば、π/4シ
フトDQPSK変調)し、無線制御部22に出力する。
復調部24は、無線制御部22によって受信された信号
を復調して、チャネルCODEC25に与える。チャネ
ルCODEC25は、復調部24から入力されたデータ
を音声出力部27または通信アプリ部30に振り分けて
出力する。また、音声入力部26から入力された音声を
変調部23または通信アプリ部30に振り分けて出力す
る。さらに、通信アプリ部30から入力されたデータを
変調部23または音声出力部27に振り分けて出力す
る。
【0053】入力部28は、キーボードやボタン等によ
って構成され、ダイヤル番号や表示画面操作データ等の
入力処理を行う。表示部29は、ディスプレイ装置等に
よって構成され、通信アプリ部30から出力されるデー
タを、画面表示、バイブレーション出力等する。通信ア
プリ部30は、CPU31、RAM32、ROM33、
VRAM34等を含み、移動体装置10の通信の接続制
御を行ったり、送信データの作成、受信データの表示や
保存など、送受信データの処理制御を行う。
【0054】図3は、図2に示される通信アプリ部30
の構成の一例を示すブロック図である。図3において、
通信アプリ部30は、入力制御部101と、音声制御部
102と、表示制御部103と、アプリ管理部104
と、ブラウザアプリ105と、メールアプリ106と、
音声電話アプリ107と、通信制御部108とから構成
される。
【0055】入力制御部101は、入力部28から受信
した入力キー情報等をアプリ管理部104に通知する。
音声制御部102は、音声入力部26から受信した音声
をアプリ管理部104に通知したり、アプリ管理部10
4から通知された音声をチャネルCODEC25へ出力
するための制御を行う。表示制御部103は、アプリ管
理部104から通知された表示情報を表示部29へ出力
するための制御を行う。アプリ管理部104は、移動体
装置10に実装されている複数のアプリケーションの切
替管理を行ったり、各アプリケーションと入力制御部1
01や音声制御部102、表示制御部103との間で情
報を配送するための制御を行う。
【0056】ここでは、ブラウザアプリ105、メール
アプリ106、音声電話アプリ107の3つのアプリケ
ーションが移動体装置10に実装されているものとし
た。ただし、実装されるのがこの3つのアプリケーショ
ンに限定されないのは明らかである。また、移動体装置
10に実装される複数のアプリケーションは、音声サー
ビス対応アプリケーションと、文字サービス対応アプリ
ケーションとに分類することができる。音声サービス対
応アプリケーションは、文字データやイメージデータな
どの送受信は行わず音声のみをサポートする。一方、文
字サービス対応アプリケーションは、文字データやイメ
ージデータなどの送受信を行い、送受信対象の各情報の
画面表示をサポートする。例えば、ブラウザアプリ10
5やメールアプリ106は、文字サービス対応アプリケ
ーションであり、音声電話アプリ107は、音声サービ
ス対応アプリケーションとなる。通信制御部108は、
各アプリケーション(105〜107)からの指示に従
い、発着信などの呼接続制御やデータ通信制御などを行
う。
【0057】さて、以下に説明する第1の実施形態で
は、本発明のイメージサイズ変換表示方法を移動体装置
10に実行させるためのプログラムが、移動体装置10
に実装されたブラウザアプリ105に組み込まれてい
る。そして、通信アプリ部30において、通信制御部1
08が上記プログラムの組み込まれたブラウザアプリ1
05からの指示に従って制御を行い、それによって、移
動体装置10は、後述するようなイメージサイズ変換表
示処理を行うことができる。
【0058】また、第2の実施形態では、本発明のイメ
ージ選択表示方法を移動体装置10に実行させるための
プログラムが、移動体装置10に実装されたブラウザア
プリ105に組み込まれている。そして、通信アプリ部
30において、通信制御部108が上記プログラムの組
み込まれたブラウザアプリ105からの指示に従って制
御を行い、それによって、移動体装置10は、後述する
ようなイメージ選択表示処理を行うことができる。
【0059】ここで、上記の各プログラムを、移動体装
置10に実装されたブラウザアプリ105に組み込む方
法としては、次の3つの方法が考えられる。第1は、移
動体装置10の出荷前、上記の各プログラムをブラウザ
アプリ105に予め組み込んでおく方法である。第2
は、インターネット17や移動体通信網等のネットワー
クを通じて上記の各プログラムを移動体装置10に供給
し、ブラウザアプリに組み込む方法である。第3は、上
記の各プログラムをCD−ROM等の携帯型記録媒体に
格納してユーザに提供し、ユーザがパソコン等を用いて
携帯型記録媒体からそのプログラムを読み出して移動体
装置10へと転送し、ブラウザアプリに組み込む方法で
ある。ただし、第2,第3の方法では、移動体装置10
に組み込み処理を行わせるための別のプログラムを、上
記の各プログラムに添付しておく必要がある。
【0060】なお、ここでは、ブラウザアプリ105に
上記のプログラムが組み込まれるとしたが、代わりに、
移動体装置10に実装されている他のアプリケーション
に組み込んでもよく、あるいは、上記のプログラム単独
で構成された新たなアプリケーションを移動体装置10
に実装してもよいのはいうまでもない。
【0061】(第1の実施形態)図4は、本発明の第1
の実施形態に係る移動体装置の機能的な構成を示すブロ
ック図である。図4に示される移動体装置は、図1に示
される移動体装置10,11と対応している。そのハー
ドウエア的な構成は、図2に示され、図2の通信アプリ
部30のソフトウェア的な構成は、図3に示されてい
る。
【0062】図5は、図4の表示部413が表示を行う
ための画面の構成例を示す図である。図5において、画
面内には、イメージを表示可能な領域501があり、こ
の表示領域501は、有効表示領域と非有効表示領域と
から構成される。図示されている例では、非有効表示領
域は、画面上部および下部の2箇所にある(これらをヘ
ッダ502およびフッタ503と呼ぶことにする)。こ
れらヘッダ502およびフッタ503に移動体装置の状
態(例えばバッテリ残量や受信電波強度等)示すシンボ
ルなどが表示される。有効表示領域504は、非有効領
域以外の領域、すなわちヘッダ502およびフッタ50
3に挟まれた部分であり、そこにWWWサーバ18,1
9から取得したイメージが背景画面として表示される。
【0063】有効表示領域504の一部(図中、参照番
号505で示される領域)は、必要に応じ、非有効表示
領域として使用される。このような、有効表示領域50
4の一部であるが必要に応じて非有効表示領域として使
用されている領域505を、”テンポラリな非有効表示
領域”と呼ぶ。これと対比して、ヘッダ502およびフ
ッタ503を”スタティックな非有効表示領域”と呼
ぶ。すなわち、有効表示領域504のサイズは、可変的
である。図示されている例では、(80×90)および
(80×70)の2種類のサイズのいずれかとなる。
【0064】図3において、本実施形態では、ブラウザ
アプリ105に組み込まれる上記のプログラムは、WW
Wサーバ18,19から取得したイメージのサイズを表
示部29(図4の表示部413)の画面サイズに適合す
るようにサイズ変換して表示するためのイメージサイズ
変換表示プログラムである。このイメージサイズ変換表
示プログラムに従ってCPU31が動作することによっ
て、図4に示される各ブロックの機能(後述)が実現さ
れる。
【0065】図4において、本発明の第1の実施形態に
係る移動体装置は、入力部401と、入力判定部402
と、有効表示領域サイズ設定部403と、有効表示領域
サイズ記憶部404と、イメージサイズ変換フォーム設
定部405と、イメージサイズ変換フォーム記憶部40
6と、イメージ取得部407と、イメージ蓄積記憶部4
08と、イメージ選択部409と、はみ出し判定部41
0と、イメージサイズ変換部411と、表示イメージ一
時記憶部412と、表示部413とを備えている。
【0066】入力部401は、ユーザからの指示入力を
受け付ける。入力判定部402は、入力部401が受け
付けた指示(有効表示領域サイズ設定指示、イメージサ
イズ変換フォーム設定指示、イメージ取得指示、イメー
ジ選択指示など)を判定する。有効表示領域サイズ設定
部403は、有効表示領域サイズを設定する。有効表示
領域サイズ記憶部404は、有効表示領域サイズ設定部
403が設定した有効表示領域サイズを記憶する。
【0067】イメージサイズ変換フォーム設定部405
は、イメージサイズ変換フォームを設定をする。イメー
ジサイズ変換フォーム記憶部406は、イメージサイズ
変換フォーム設定部405が設定したイメージサイズ変
換フォームを記憶する。イメージ取得部407は、WW
Wサーバ18,19からインターネット17を通じてイ
メージを取得する。イメージ蓄積記憶部408は、イメ
ージ取得部407が取得したイメージを蓄積記憶する。
【0068】イメージ選択部409は、イメージ蓄積記
憶部408が蓄積記憶したイメージの1つを選択する。
はみ出し判定部410は、イメージ選択部409が選択
したイメージのサイズを、有効表示領域サイズ記憶部4
04が記憶した有効表示領域サイズと比較して、そのイ
メージが有効表示領域504からはみ出すか否かを判定
する。
【0069】イメージサイズ変換部411は、イメージ
選択部409が選択したイメージのサイズを、有効表示
領域サイズ記憶部404が記憶した有効表示領域サイズ
に適合するように、イメージサイズ変換フォーム記憶部
406が記憶したフォームを用いて変換する。表示イメ
ージ一時記憶部412は、イメージ選択部409が選択
したイメージ、またはイメージサイズ変換部411が変
換して得られたイメージ(すなわちサイズ変換後のイメ
ージ)を、表示用イメージとして一時記憶する。表示部
413は、表示イメージ一時記憶部412に記憶されて
いるイメージを、背景画面として有効表示領域504内
に表示する。
【0070】図6は、図4に示される移動体装置がWW
Wサーバ18,19からイメージを取得してサイズ変換
し、図5に示される有効表示領域504内に背景画面と
して表示する動作を示すフローチャートである。以下、
図4〜6を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係
る移動体装置の動作を説明する。
【0071】図6において、本移動体装置の電源が入れ
られると、入力部401は、ユーザからの指示入力を受
け付ける動作を開始する(ステップS101)。次に、
入力判定部402は、入力部401が受け付けた指示が
有効表示領域サイズ設定指示であるか否かを判定する
(ステップS102)。ステップS102の判定結果が
否定の場合、引き続き、ステップS105が実行され
る。ステップS102の判定結果が肯定の場合、有効表
示領域サイズ設定部403は、有効表示領域サイズの設
定を行う(ステップS103)。次に、有効表示領域サ
イズ記憶部404は、ステップS103で有効表示領域
サイズ設定部403が設定したサイズを記憶する(ステ
ップS104)。
【0072】次に、入力判定部402は、入力部401
が受け付けた指示がイメージサイズ変換フォーム設定指
示であるか否かを判定する(ステップS105)。ステ
ップS105の判定結果が否定の場合、引き続き、ステ
ップS108が実行される。ステップS105の判定結
果が肯定の場合、イメージサイズ変換フォーム設定部4
05は、イメージサイズ変換フォームの設定を行う(ス
テップS106)。次に、イメージサイズ変換フォーム
記憶部406は、ステップS106でイメージサイズ変
換フォーム設定部405が設定したフォームを記憶する
(ステップS107)。
【0073】次に、入力判定部402は、入力部401
が受け付けた指示がイメージ取得指示であるか否かを判
定する(ステップS108)。ステップS108の判定
結果が否定の場合、引き続き、ステップS111が実行
される。ステップS108の判定結果が肯定の場合、イ
メージ取得部407は、WWWサーバ18,19からイ
ンターネット17を通じてイメージを取得する(ステッ
プS109)。次に、イメージ蓄積記憶部408は、ス
テップS109でイメージ取得部407が取得したイメ
ージを蓄積記憶する(ステップS110)。
【0074】次に、入力判定部402は、入力部401
が受け付けた指示がイメージ選択指示であるか否かを判
定する(ステップS111)。ステップS111の判定
結果が否定の場合、引き続き、ステップS117が実行
される。ステップS111の判定結果が肯定の場合、イ
メージ選択部409は、ステップS110でイメージ蓄
積記憶部408が蓄積記憶したイメージのうち1つを選
択する(ステップS112)。
【0075】次に、はみ出し判定部410は、ステップ
S110でイメージ選択部409が選択したイメージの
サイズを、ステップS104で有効表示領域サイズ記憶
部404が記憶した有効表示領域サイズと比較して、そ
のイメージが有効表示領域504からはみ出すか否かを
判定する(ステップS113)。ステップS113の判
定結果が否定の場合、それに続いて、ステップS115
〜S117が実行される。
【0076】ステップS113の判定結果が肯定の場
合、イメージサイズ変換部411は、ステップS107
でイメージ選択部409が選択したイメージのサイズ
を、ステップS104で有効表示領域サイズ記憶部40
4が記憶した有効表示領域サイズに適合するように、ス
テップS107でイメージサイズ変換フォーム記憶部4
06が記憶したフォームを用いて変換する(ステップS
114)。それに続いて、ステップS115〜S117
が実行される。
【0077】ステップS115では、表示イメージ一時
記憶部412は、表示用イメージを一時記憶する。すな
わち、表示イメージ一時記憶部412は、ステップS1
10でイメージ選択部409が選択したイメージ、また
はステップS115でイメージサイズ変換部411がサ
イズ変換して得られたイメージ(すなわちサイズ変換後
のイメージ)を、表示用イメージとして一時記憶する。
【0078】ステップS116では、表示部413は、
表示イメージ一時記憶部412に記憶されているイメー
ジ(すなわちステップS112で選択されたイメージ、
またはステップS114でサイズ変換して得られたイメ
ージ)を、背景画面として有効表示領域504内に表示
する。
【0079】ステップS117では、入力判定部402
は、入力部401が受け付けた指示がイメージ表示停止
指示であるか否かを判定する。ステップS117の判定
結果が肯定の場合、表示部413は、イメージ表示を停
止し、否定の場合は、再び上記ステップS101〜S1
17が実行される。以上が、本移動体装置の動作の概略
である。
【0080】次に、上記ステップS101〜S117の
うち主要なステップについて、詳細に説明する。ステッ
プS103,S104の有効表示領域サイズ設定・記憶
処理は、次のようにして行われる。有効表示領域サイズ
設定部403には、有効表示領域サイズとして設定可能
ないくつかのサイズが予め準備されており、ユーザが入
力部401の特定のボタンを押すと、有効表示領域サイ
ズ設定部403は、それらのサイズのいずれかを選択
し、有効表示領域サイズとして設定する。有効表示領域
サイズ設定部403によって設定されたサイズは、有効
表示領域サイズ記憶部404によって記憶される。図5
の例では、有効表示領域サイズ設定部403によって、
(80×90)または(80×70)のいずれかのサイ
ズが設定され、設定されたサイズが有効表示領域サイズ
記憶部404によって記憶される。
【0081】あるいは、ユーザが入力部401のキーボ
ードを操作して任意のサイズを指定し、有効表示領域サ
イズ設定部403は、指定されたサイズを有効表示領域
サイズとして設定するようにしてもよい。
【0082】ステップS106,S107のイメージ変
換フォーム設定・記憶処理は、次のようにして行われ
る。すなわち、イメージ変換フォーム設定部には、いく
つかのイメージ変換フォームが予め準備されており、ユ
ーザが入力部401の特定のボタンを押すと、イメージ
変換フォーム設定部は、それらのフォームのいずれかを
選択し、そのフォームをイメージサイズ変換フォームと
して設定する。イメージサイズ変換フォーム設定部40
5によって設定されたフォームは、イメージサイズ変換
フォーム記憶部406によって記憶される。
【0083】イメージ変換フォーム設定部において準備
されるイメージサイズ変換フォームは、第1〜第3の3
つのイメージサイズ変換フォームである。図7〜図9
は、第1〜第3のイメージサイズ変換フォームを視覚的
に示した図である。第1のイメージサイズ変換フォーム
は、図7に示されるように、縦横同一比率でイメージを
縮小する(つまり一定の割合で画素を間引くことによっ
て解像度を落とす)ようなフォームである。この第1の
フォームを用いれば、変換後のイメージは、その縦横比
が変わる(つまり形状が扁平する)ことなく、かつその
全体が有効表示領域内に収まるサイズになる。
【0084】第2のイメージサイズ変換フォームは、図
8に示されるように、イメージの一部を切り取ることに
よって、イメージのサイズをより小さく変換するフォー
ムである。この第2のフォームを用いれば、変換後のイ
メージは、有効表示領域からはみ出す部分が削除される
ものの、その解像度が落ちることがなくなる。第3のイ
メージサイズ変換フォームは、図9に示されるように、
イメージを縦横個別の比率で縮小する変換フォームであ
る。この第3のフォームを用いれば、変換後のイメージ
は、形状が扁平するものの、その全体が過不足なく有効
表示領域内に収まるサイズになる。
【0085】ステップS110のイメージ蓄積記憶処理
では、イメージ蓄積記憶部408は、蓄積しようとする
イメージに識別子(ID)として、例えば連続番号
(0,1,2,…)を順番に付与する。
【0086】ステップS112のイメージ選択処理は、
次のようにして行われる。ステップS110でイメージ
蓄積記憶部408が蓄積記憶したイメージが1枚だけの
場合、イメージ選択部409は、そのイメージを選択す
る。ステップS110でイメージ蓄積記憶部408が蓄
積記憶したイメージが複数枚の場合、イメージ選択部4
09は、ステップS110でイメージ蓄積記憶部408
が付与した識別子を参照して、それら複数枚のイメージ
のうちいずれか1枚を選択する。ここでは、最も簡単な
選択方法の一例を挙げる。すなわち、ステップS110
でイメージ蓄積記憶部408が例えば3枚のイメージ
(ID=1〜3)を蓄積記憶したとすると、イメージ選
択部409は、1枚目のイメージ(ID=1)を選択す
る。
【0087】ステップS113のはみ出し判定処理は、
次のようにして行われる。はみ出し判定部410は、最
初、ステップS112でイメージ選択部409が選択し
たイメージのサイズを検出する。なお、WWWサーバ1
8,19から提供されるイメージには、そのサイズを示
すデータが添付されており、そのデータに基づいてイメ
ージのサイズを検出することができる。次に、はみ出し
判定部410は、横方向および縦方向それぞれについ
て、イメージのサイズと有効表示領域のサイズとの比較
を行い、はみ出しが起こるか否かを判定する。
【0088】ステップS114のイメージサイズ変換処
理は、次のようにして行われる。 (1)ステップS107でイメージサイズ変換フォーム
記憶部406が記憶したフォームが上記第1のフォーム
であり、かつステップS113のはみ出し判定処理では
み出し判定部410が横方向のはみ出しが起こると判定
した場合、イメージサイズ変換部411は、変換後のイ
メージの横サイズが有効表示領域の横サイズと一致する
ような伸縮率を算出し、イメージを縦方向および横方向
共にその伸縮率で縮小する。
【0089】上記(1)の処理の一例が、図7(A)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の横サイズ80と、イメージの横サイズ1
20とを比較して、横方向のはみ出しが起こると判定す
る。そこで、イメージサイズ変換部411は、80を1
20で除することによって、伸縮率(2/3)を算出す
る。そして、第1のフォームに基づいて、イメージを縦
方向および横方向共に(2/3)倍に縮小する。
【0090】(2)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
1のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が縦方向のはみ出しが
起こると判定した場合、イメージサイズ変換部411
は、変換後のイメージの縦サイズが有効表示領域の縦サ
イズと一致するような伸縮率を算出し、イメージを縦方
向および横方向共にその伸縮率で縮小する。
【0091】上記(2)の処理の一例が、図7(B)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の縦サイズ90と、イメージの縦サイズ1
50とを比較して、縦方向のはみ出しが起こると判定す
る。そこで、イメージサイズ変換部411は、90を1
50で除することによって、伸縮率(3/5)を算出す
る。そして、第1のフォームに基づいて、イメージを縦
方向および横方向共に(3/5)倍に縮小する。
【0092】(3)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
1のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が縦方向および横方向
のはみ出しが起こると判定した場合、イメージサイズ変
換部411は、変換後のイメージの縦サイズが有効表示
領域の縦サイズと一致するような伸縮率と、変換後のイ
メージの横サイズが有効表示領域の横サイズと一致する
ような伸縮率とを算出し、イメージを縦方向および横方
向共に、それら2つの伸縮率のうち小さい方の伸縮率で
縮小する。
【0093】上記(3)の処理の一例が、図7(C)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の横サイズ80と、イメージの横サイズ1
20とを比較して、横方向のはみ出しが起こると判定す
る。また、有効表示領域の縦サイズ90と、イメージの
縦サイズ150とを比較して、縦方向のはみ出しが起こ
ると判定する。そこで、イメージサイズ変換部411
は、80を120で除することによって、伸縮率(2/
3)を算出する。また、90を150で除することによ
って、伸縮率(3/5)を算出する。そして、第1のフ
ォームに基づいて、イメージを縦方向および横方向共に
(3/5)倍に縮小する(なぜなら、(2/3)と(3
/5)とでは、後者の方が小さいからである)。
【0094】(4)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
2のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が横方向のはみ出しが
起こると判定した場合、イメージサイズ変換部411
は、有効表示領域からはみ出したイメージの左端部分お
よび右端部分を削除する。
【0095】上記(4)の処理の一例が、図8(A)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の横サイズ80と、イメージの横サイズ1
20とを比較して、横方向のはみ出しが起こると判定す
る。そこで、イメージサイズ変換部411は、第2のフ
ォームに基づいて、イメージから左端部分(横サイズ2
0相当)および右端部分(横サイズ20相当)を削除す
る。なお、イメージの左右を均等に削除する代わりに、
左端部分(横サイズ40相当)だけを削除してもよく、
右端部分(横サイズ40相当)だけを削除してもよい。
【0096】(5)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
2のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が縦方向のはみ出しが
起こると判定した場合、イメージサイズ変換部411
は、有効表示領域からはみ出したイメージの上端部分お
よび下端部分を削除する。
【0097】上記(5)の処理の一例が、図8(B)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の縦サイズ90と、イメージの縦サイズ1
50とを比較して、縦方向のはみ出しが起こると判定す
る。そこで、イメージサイズ変換部411は、第2のフ
ォームに基づいて、イメージの上端部分(縦サイズ30
相当)および下端部分(縦サイズ30相当)を削除す
る。なお、イメージの上下を均等に削除する代わりに、
上端部分(縦サイズ60相当)だけを削除してもよく、
下端部分(縦サイズ60相当)だけを削除してもよい。
【0098】(6)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
2のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が縦方向および横方向
のはみ出しが起こると判定した場合、イメージサイズ変
換部411は、最初、有効表示領域からはみ出したイメ
ージの左端部分および右端部分を削除し、次いで、有効
表示領域からはみ出したイメージの上端部分および下端
部分を削除する。
【0099】上記(6)の処理の一例が、図8(C)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の横サイズ80と、イメージの横サイズ1
20とを比較して、横方向のはみ出しが起こると判定す
る。また、有効表示領域の縦サイズ90と、イメージの
縦サイズ150とを比較して、縦方向のはみ出しが起こ
ると判定する。そこで、イメージサイズ変換部411
は、第2のフォームに基づいて、最初、イメージの左端
部分(横サイズ20相当)および右端部分(横サイズ2
0相当)を削除し、次いで、イメージの上端部分(縦サ
イズ30相当)および下端部分(縦サイズ30相当)を
削除する。
【0100】(7)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
3のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が横方向のはみ出しが
起こると判定した場合、イメージサイズ変換部411
は、変換後のイメージの横サイズが有効表示領域の横サ
イズと一致するような伸縮率を算出し、イメージを横方
向にその伸縮率で縮小する。
【0101】上記(7)の処理の一例が、図9(A)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の横サイズ80と、イメージの横サイズ1
20とを比較して、横方向のはみ出しが起こると判定す
る。そこで、イメージサイズ変換部411は、80を1
20で除することによって、伸縮率(2/3)を算出す
る。そして、第3のフォームに基づいて、イメージを横
方向に(2/3)倍に縮小する。
【0102】(8)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
3のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が縦方向のはみ出しが
起こると判定した場合、イメージサイズ変換部411
は、変換後のイメージの縦サイズが有効表示領域の縦サ
イズと一致するような伸縮率を算出し、イメージを縦方
向にその伸縮率で縮小する。
【0103】上記(8)の処理の一例が、図9(B)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の縦サイズ90と、イメージの縦サイズ1
50とを比較して、縦方向のはみ出しが起こると判定す
る。そこで、イメージサイズ変換部411は、90を1
50で除することによって、伸縮率(3/5)を算出す
る。そして、第3のフォームに基づいて、イメージを縦
方向に(3/5)倍に縮小する。
【0104】(9)ステップS107でイメージサイズ
変換フォーム記憶部406が記憶したフォームが上記第
3のフォームであり、かつステップS113のはみ出し
判定処理ではみ出し判定部410が縦方向および横方向
のはみ出しが起こると判定した場合、イメージサイズ変
換部411は、変換後のイメージの横サイズが有効表示
領域の横サイズと一致するような伸縮率と、変換後のイ
メージの縦サイズが有効表示領域の縦サイズと一致する
ような伸縮率とを算出する。そして、最初、イメージを
横方向に前者の伸縮率で縮小し、次いで、横方向に縮小
されたイメージを、さらに縦方向に後者の伸縮率で縮小
する。
【0105】上記(9)の処理の一例が、図9(C)に
示されている。この例では、はみ出し判定部410は、
有効表示領域の横サイズ80と、イメージの横サイズ1
20とを比較して、横方向のはみ出しが起こると判定す
る。また、有効表示領域の縦サイズ90と、イメージの
縦サイズ150とを比較して、縦方向のはみ出しが起こ
ると判定する。そこで、イメージサイズ変換部411
は、80を120で除することによって、伸縮率(2/
3)を算出する。また、90を150で除することによ
って、伸縮率(3/5)を算出する。そして、第3のフ
ォームに基づいて、最初、イメージを横方向に(2/
3)倍に縮小し、次いで、横方向に縮小されたイメージ
を縦方向に(3/5)倍に縮小する。
【0106】なお、以上では、移動体装置がWWWサー
バ18,19からインターネット17を通じてイメージ
を取得するとしたが、イメージを取得する主体は、例え
ば携帯情報端末など、移動体装置以外の情報端末装置で
あってもよい。また、イメージを取得する先は、例えば
メールサーバなど、WWWサーバ18,19以外のサー
バであってもよい。また、イメージを伝達する媒体は、
例えば通信ネットワークやCATVネットワークなど、
インターネット17以外のネットワークであってもよ
い。
【0107】以上のように、本実施形態によれば、サー
バからイメージを取得し、そのイメージをサイズ変換し
て背景画面として利用することができるようになる。
【0108】なお、本実施形態では、ステップS112
のイメージ選択処理として、複数枚のイメージのうちい
ずれかを選択する場合、複数枚のイメージのうち1枚目
のイメージをイメージ選択部409が自動的に選択する
としたが、代わりに、ユーザが入力部401を通じてど
のイメージを選択するかを任意に指定してもよい。その
場合、イメージ選択部409は、ユーザによって指定さ
れたイメージを選択する。
【0109】ユーザが複数枚のイメージのうちいずれか
を指定するのを受けてイメージを選択するには、例え
ば、イメージリストボックス作成部をさらに設け、か
つ、イメージ選択部409に、フォーカス機能および決
定機能を持たせればよい。イメージリストボックス作成
部は、複数のボックスで構成され、かつ各ボックス内に
それぞれ1枚のイメージ、あるいはイメージと互いに関
連付けられ、かつそのイメージが何のイメージであるか
をユーザが識別できるような情報(以下、イメージ情
報)が記載されたようなイメージリストボックスを作成
する。
【0110】イメージリストボックスに記載されるイメ
ージ情報としては、イメージの格納位置(”moon.
gif”や”star.gif”など)を用いるのがよ
い。なぜなら、イメージの格納位置は、そのイメージと
互いに関連付けられており、かつ、多くの場合そのイメ
ージの名称を含むので、どのようなイメージと対応して
いるかをユーザが即座に理解できる。しかも、イメージ
の格納位置は、HTML文書を解析することにより容易
に得られる(イメージを取得するのに先立ってWWWサ
ーバ18,19からHTML文書を取得しているはずで
ある)。
【0111】イメージ選択部409は、イメージリスト
ボックスを構成する複数のボックスのうちいずれか1つ
にフォーカスを当てると共に、ユーザのキー操作に応じ
て、フォーカスを上下(および/または左右)に移動さ
せる。そして、ある1つのボックスにフォーカスを当て
た状態において、ユーザのキー操作により決定が入力さ
れると、イメージ選択部409は、そのボックス内に記
載された1つのイメージ(またはイメージ情報)を選択
する。
【0112】(第2の実施形態)図10は、本発明の第
2の実施形態に係る移動体装置の機能的な構成を示すブ
ロック図である。図10に示される移動体装置は、図1
に示される移動体装置10,11と対応している。その
ハードウエア的な構成は、図2に示され、図2の通信ア
プリ部30のソフトウェア的な構成は、図3に示されて
いる。
【0113】図11は、図10の表示部1013が持つ
画面上の表示領域1101と、入力部1001が持つキ
ーボードの構成の一例とを示す模式図である。図11に
おいて、キーボードには、電話番号や文字を入力するた
めのテンキー1102のほか、情報選択を行うための上
キー1103、下キー1104、左キー1105、右キ
ー1106および決定キー1107が含まれる。以下で
は、上キー1103、下キー1104および決定キー1
107を用いて情報選択を行うものとする。
【0114】図3において、本実施形態では、ブラウザ
アプリ105に組み込まれる上記のプログラムは、WW
Wサーバ18,19から取得したHTML文書に含まれ
る複数の情報のうちいずれか1つを選択して利用するた
めのプログラム、典型的には、複数枚のイメージの格納
位置のうちいずれか1つを選択して表示するためのイメ
ージ選択表示プログラムである。このイメージ選択表示
プログラムに従ってCPU31が動作することによっ
て、図10に示される各ブロックの機能(後述)が実現
される。
【0115】図10において、本発明の第1の実施形態
に係る移動体装置は、入力部1001と、入力判定部1
002と、抽出要素種別設定部1003と、抽出要素種
別記憶部1004と、HTML取得部1005と、HT
ML蓄積記憶部1006と、HTML文書解析部100
7と、HTML要素情報蓄積記憶部1008と、情報抽
出部1009と、抽出情報記憶部1010と、情報リス
トボックス作成部1011と、情報リストボックス一時
記憶部1012と、表示部1013と、情報選択部10
14と、要素取得部1015と、表示イメージ一時記憶
部1016とを備えている。
【0116】入力部1001は、ユーザからの指示入力
を受け付ける。入力判定部1002は、入力部1001
が受け付けた指示(抽出要素種別設定指示、HTML文
書取得指示、情報選択指示など)を判定する。抽出要素
種別設定部1003は、抽出要素種別(ここでは”イメ
ージ”)を設定する。抽出要素種別記憶部1004は、
抽出要素種別設定部1003が設定した抽出要素種別を
記憶する。
【0117】HTML取得部1005は、WWWサーバ
18,19からインターネット17を通じてHTML文
書およびイメージを取得する。HTML蓄積記憶部10
06は、HTML取得部1005が取得したHTML文
書およびイメージを蓄積記憶する。HTML文書解析部
1007は、HTML蓄積記憶部1006が蓄積記憶し
たHTML文書を解析する。HTML要素情報蓄積記憶
部1008は、HTML文書解析部1007が解析を行
って得られたHTML要素情報を蓄積記憶する。
【0118】情報抽出部1009は、HTML要素情報
蓄積記憶部1008が蓄積記憶したHTML要素情報か
ら、抽出要素種別記憶部1004が記憶した種別に属す
る要素(ここではイメージ)の持つ情報(ここではイメ
ージの格納位置)だけを抽出する。抽出情報記憶部10
10は、情報抽出部1009が抽出した情報を記憶す
る。情報リストボックス作成部1011は、抽出情報記
憶部1010が記憶した情報(ここでは複数枚のイメー
ジの格納位置)が記載された情報リストボックスを作成
する。情報リストボックス一時記憶部1012は、情報
リストボックス作成部1011が作成した情報リストボ
ックスを一時記憶する。
【0119】表示部1013は、情報リストボックス一
時記憶部1012が一時記憶した情報リストボックスを
表示し、また、表示イメージ一時記憶部1016が一時
記憶したイメージを表示領域1101内に表示する。情
報選択部1014は、抽出情報記憶部1010が記憶し
た複数の情報(ここでは複数枚のイメージの格納位置)
のいずれか1つを選択する。要素取得部1015は、情
報選択部1014が選択した情報と対応する要素(ここ
ではイメージ)を、HTML蓄積記憶部1006に存在
すればそこから、存在しなければ外部から取得する(こ
こではHTML取得部1005に依頼してWWWサーバ
18,19からインターネット17を通じて取得す
る)。表示イメージ一時記憶部1016は、要素取得部
1015が取得したイメージを表示用イメージとして一
時記憶する。
【0120】図12は、図10に示される移動体装置が
HTML文書を解析し、その解析結果(すなわちHTM
L要素情報)からイメージの格納位置を示す情報を抽出
して情報リストボックスを作成・表示し、ユーザの選択
指示を受けて複数枚のイメージの格納位置のうちいずれ
か1つを選択し、選択した格納位置からイメージを取得
して背景画面として表示する一連の動作を示すフローチ
ャートである。以下、図10〜図12を参照しながら、
本発明の第2の実施形態に係る移動体装置の動作につい
て、詳細に説明する。
【0121】図12において、本移動体装置の電源が入
れられると、入力部1001は、ユーザからの指示入力
を受け付ける動作を開始する(ステップS201)。次
に、入力判定部1002は、入力部1001が受け付け
た指示が抽出要素種別設定指示であるか否かを判定する
(ステップS202)。ステップS202の判定結果が
否定の場合、引き続き、ステップS205が実行され
る。ステップS202の判定結果が肯定の場合、抽出要
素種別設定部1003は、抽出要素種別を設定する(ス
テップS203)。次に、抽出要素種別記憶部1004
は、ステップS203で抽出要素種別設定部1003が
設定した抽出要素種別を記憶する(ステップS20
4)。
【0122】ここで、上記ステップS203の抽出要素
種別設定処理、およびステップS204の抽出要素種別
記憶処理の詳細について説明する。抽出要素種別設定部
1003には、複数の抽出要素種別が予め準備されてい
る。以下では、3つの抽出要素種別”テキスト”、”リ
ンク”および”イメージ”が準備されているものとす
る。抽出要素種別設定部1003は、本移動体装置の電
源が初めて入れられるとき、抽出要素種別の初期設定を
行う。初期設定の場合、抽出要素種別設定部1003
は、抽出要素種別として”イメージ”を設定し、抽出要
素種別記憶部1004は、設定された種別”イメージ”
を記憶する。
【0123】また、抽出要素種別設定部1003は、ユ
ーザによって抽出要素種別設定指示がなされたとき、抽
出要素種別の再設定を行う。再設定の場合、抽出要素種
別設定部1003は、ユーザによって指定された抽出要
素種別(例えば”リンク”)を設定し、抽出要素種別記
憶部1004は、再設定された種別”リンク”を記憶す
る。以下では、ステップS204で抽出要素種別記憶部
1004が抽出要素種別として”イメージ”を記憶した
ものとして説明する。
【0124】図12に戻り、次に、入力判定部1002
は、入力部1001が受け付けた指示がHTML文書取
得指示であるか否かを判定する(ステップS205)。
ステップS205の判定結果が否定の場合、ステップS
201に戻って、入力部1001が次の入力指示を受け
付ける。ステップS205の判定結果が肯定の場合、H
TML取得部1005は、WWWサーバ18,19から
インターネット17を通じてHTML文書を取得する
(ステップS206)。次に、HTML蓄積記憶部10
06は、ステップS206でHTML取得部1005が
取得したHTML文書を蓄積記憶する(ステップS20
7)。
【0125】次に、HTML文書解析1007は、ステ
ップS207でHTML蓄積記憶部1006が蓄積記憶
したHTML文書を解析する(ステップS208)。次
に、HTML要素情報蓄積記憶部1008は、ステップ
S208でHTML文書解析1007が解析を行って得
られたHTML要素情報を蓄積記憶する(ステップS2
09)。
【0126】ここで、上記ステップS208のHTML
文書解析処理、およびステップS209のHTML要素
情報蓄積記憶処理の詳細について説明する。図13は、
図12のステップS207でHTML蓄積記憶部100
6が蓄積記憶したHTML文書の一例を示す図である。
図13において、HTML文書は、第1〜第7行(13
01〜1307)の7行で構成される。図14は、図1
2のステップS208のHTML文書解析処理の詳細を
示すフローチャートである。以下、HTML文書解析1
007がHTML文書をどのようにして解析するかにつ
いて、図13および図14を用いて説明する。
【0127】図14において、HTML文書解析100
7は、最初、図12のステップS207でHTML蓄積
記憶部1006が蓄積記憶したHTML文書を複数の要
素に分解し(ステップS301)、次いで、各要素に識
別子(ID)を付与する(ステップS302)。ここで
は、IDは、0から始まる連続番号とする。従って、ス
テップS301で分解して得られた要素数をNとする
と、各要素にそれぞれID=0,1,2,…,(N−
1)が付与されることになる。
【0128】次いで、HTML文書解析1007は、解
析処理の対象である要素の識別子を示す”k”に初期値
(ここでは0)をセットする(ステップS303)。次
に、HTML文書解析1007は、要素”k”につい
て、予め準備されたいくつかの情報を含むか否かを判定
し、さらに、その判定結果に基づいて、その要素”k”
が予め準備された複数の要素種別のうちどの種別に属す
るかを特定する(ステップS304)。
【0129】次に、HTML文書解析1007は、ステ
ップS304の解析結果、すなわち、要素”k”がどの
要素種別に属し、また、どのような情報を持っているか
を、HTML情報蓄積記憶部に通知する(ステップS3
05)。次に、HTML文書解析1007は、”k”を
インクリメントし(ステップS306)、次いで、”
k”が”N−1”より大きいか否かを判定する(ステッ
プS307)。そして、ステップS307の判定結果が
否定の場合、HTML文書解析1007は、ステップS
304に戻って上記と同様の処理を繰り返し、肯定の場
合、処理を終了する。
【0130】上記一連の処理を、図13のHTML文書
を解析する場合について、より具体的に説明する。上記
のステップS301,S302において、HTML文書
解析1007は、そのHTML文書を行単位に分割し、
各行1301〜1307に記述された情報がHTML文
書を構成する1つの要素であるとみなして、各要素にI
D=0〜6を付与する。そして、ステップS304で
は、HTML文書解析1007は、ID=0〜6の各要
素(すなわち図13の第1〜第7行1301〜130
7)について、(a) 文字列を含むか否か、(b) 格納
位置を含むか否か、(c) リンク先を含むか否か、を
それぞれ判定する。そして、上記(a)〜(c)の判定
結果に基づいて、その要素が、予め準備された3つの要
素種別”テキスト”、”リンク”および”イメージ”の
うちどの種別に属するかを特定する。
【0131】すなわち、HTML文書解析1007は、
最初、ID=0の要素(第1行1301)について、文
字列を含むが、格納位置およびリンク情報を含まないと
判定し、その判定結果に基づいて、要素種別が”テキス
ト”であると特定する。次に、ID=1の要素(第2行
1302)について、文字列およびリンク情報を含む
が、格納位置を含まないと判定し、その判定結果に基づ
いて、要素種別が”リンク”であると特定する。次に、
ID=2の要素(第3行1303)について、格納位置
を含むが、文字列およびリンク情報を含まないと判定
し、その判定結果に基づいて、要素種別が”イメージ”
であると特定する。ID=3〜6の各要素(第4〜第7
行1304〜1307)についても同様の判定を行い、
その判定結果に基づいて要素種別を特定する。
【0132】HTML要素情報蓄積記憶部1008は、
HTML文書解析1007の解析結果を受け、それをH
TML要素情報として蓄積記憶する。図15は、図10
のHTML要素情報蓄積記憶部1008が蓄積記憶する
HTML要素情報の一例(図13のHTML文書を解析
して得られたもの)を示す図である。図15において、
HTML要素情報には、HTML文書を構成する各要素
(ID=0〜6)について、その要素の種別(ここで
は、”テキスト”、”リンク”および”イメージ”のう
ちいずれか)と、その要素が持つ情報(ここでは、文字
列、格納位置およびリンク先)とが記載されている。
【0133】上記の文字列は、その要素またはHTML
文書全体の名称を示す情報(”天体に関する情報”な
ど)であり、格納位置は、その要素の実体が格納されて
いる位置を示す情報(”moon.gif”など)であ
り、リンク先は、その要素のリンク先を示す情報(”m
oon.html”など)である。
【0134】再び図12戻って、次に、情報抽出部10
09は、ステップS209でHTML要素情報蓄積記憶
部1008が蓄積記憶したHTML要素情報から、ステ
ップS204で抽出要素種別記憶部1004が記憶した
種別(ここでは”イメージ”)に属する要素の持つ情報
だけを抽出する(ステップS210)。従って、図15
に示されるHTML要素情報からは、”イメージ”に属
する要素(ID=2,4および6が付された3つの要
素)が持つ情報、すなわち3枚のイメージの格納位置”
moon.gif”、”sun.gif”および”st
ar.gif”だけが抽出される。
【0135】次に、抽出情報記憶部1010は、ステッ
プS210で情報抽出部1009が抽出した情報を記憶
する(ステップS211)。次に、情報リストボックス
作成部1011は、ステップS211で抽出情報記憶部
1010が記憶した情報の記載された情報リストボック
スを作成する(ステップS212)。この情報リストボ
ックスは、ステップS210で情報抽出部1009が抽
出した情報の数と同数のボックスで構成されている。
【0136】次に、情報リストボックス一時記憶部10
12は、ステップS212で情報リストボックス作成部
1011が作成した情報リストボックスを一時記憶する
(ステップS213)。次に、表示部1013は、ステ
ップS213でリスト一時記憶部が一時記憶した情報リ
ストボックスを表示する(ステップS214)。
【0137】図16は、ステップS214で表示部10
13が表示する情報リストボックスの一例を示す図であ
る。図16において、情報リストボックスは、縦一列に
並べられた3つのボックス1601〜1603で構成さ
れている。最上位のボックス1601から順番に、第0
ボックス、第1ボックス、…のように呼ぶことにする
と、第0ボックス1601には”moon.gif”
が、第1ボックス1602には”sun.gif”が、
第2ボックス1603には”star.gif”がそれ
ぞれ記載されている。
【0138】なお、図16の情報リストボックスでは、
イメージの実体の格納位置”moon.gif”、”s
un.gif”および”star.gif”が文字の態
様で記載されているが、代わりに、それらの格納位置か
らイメージの実体を取得し、図17に示すように月、太
陽および星のイメージそのものを記載してもよい。
【0139】再び図12に戻って、次に、入力判定部1
002は、入力部1001が受け付けた指示が情報選択
指示であるか否かを判定する(ステップS215)。ス
テップS215の判定結果が否定の場合、ステップS2
01に戻って、入力部1001が次の入力指示を受け付
ける。。ステップS215の判定結果が肯定の場合、情
報選択部1014は、ステップS211で抽出情報記憶
部1010が記憶した情報のいずれか1つを選択する
(ステップS216)。
【0140】ここで、ステップS216の情報選択処理
の詳細について説明する。図18は、図10の情報選択
部1014の構成を示すブロック図である。図18にお
いて、情報選択部1014は、フォーカス部1801
と、決定部1802とを含む。フォーカス部1801
は、表示部1013によって表示される情報リストボッ
クスにおいて、いずれか1つのボックスにフォーカスを
当てる。
【0141】上記の「1つのボックスにフォーカスを当
てる」とは、その1つのボックスが他のボックスと視覚
的に区別されるようにその1つのボックスの表示態様を
変化させる処理、例えばその1つのボックスの枠線を強
調したり輝度や色彩を変化させるような処理をいう。以
下では、図19に示すような、情報リストボックス上の
1つのボックス1602に当てられた枠窓1901を、
フォーカス1901と呼ぶことにする。
【0142】また、フォーカス部1801は、表示部1
013によって表示される情報リストボックスにおいて
1つのボックスにフォーカスを当てた状態で入力部10
01の上下キー1103,1104が押されると、それ
に応じて、フォーカスを上下のボックスへと移動させ
る。すなわち、図19の情報リストボックスにおいて、
ボックス1602に当てられたフォーカス1901は、
上キー1103が押されると、ボックス1602の上隣
のボックス1601へと移動され、下キー1104が押
されると、下隣のボックス1603へと移動される。
【0143】設定部1802は、表示部1013によっ
て表示される情報リストボックス(図19参照)におい
て、フォーカス部1801がいずれか1つのボックスに
フォーカスを当てた状態で決定キー1107が押される
と、そのボックス内に記載された情報を、情報選択部1
014によって選択されるべき情報に決定する。
【0144】図20は、図12のステップS216の選
択処理の詳細を示すフローチャートである。図20に記
載されている”max_num”は、図12のステップ
S210で情報抽出部1009が抽出した情報の個数を
示す。”id”は、ステップS214で表示部1013
が表示する情報リストボックスを構成する複数のボック
ス(ここでは、第0〜第2ボックス1601〜1603
の合計3個のボックス)のうち、フォーカス部1801
によって現在フォーカスが当てられているボックスを示
す。
【0145】図20において、最初、フォーカス部18
01は、初期化処理を行う(ステップS401)。この
初期化処理では、”id”に初期値(ここでは0)がセ
ットされ、”max_num”に抽出情報数(ここでは
3)がセットされる。次に、フォーカス部1801は、
表示部1013によって表示される情報リストボックス
(図19参照)において、”id”番目のボックスにフ
ォーカスを当てる(ステップS402)。すなわち、選
択処理の開始当初は、0番目(すなわち最上位)のボッ
クス1601にフォーカスが当てられる。次に、入力判
定部1002は、押されたキーが上キー1103、下キ
ー1104および決定キー1107のうちどれであるか
を判定し、その判定結果をフォーカス部1801および
設定部1802に通知する(ステップS403)。
【0146】下キー1104が押された場合、フォーカ
ス部1801は、次のような処理を行う。最初、”i
d”をインクリメントし(ステップS404)、次い
で、”id”が”max_num−1”より大きいか否
かを判定する(ステップS405)。ステップS405
の判定結果が否定の場合、フォーカス部1801は、ス
テップS402に戻って、”id”番目のボックスにフ
ォーカスを当てる。ステップS405の判定結果が肯定
の場合、フォーカス部1801は、”id”を初期値
(ここでは0)に戻して(ステップS406)、ステッ
プS402に戻る。
【0147】すなわち、下キー1104が押されると、
あるボックスに当てられているフォーカスが下隣のボッ
クスへと移動される(例えば、1番目のボックス160
2に当てられているフォーカスが2番目のボックス16
03へと移動される)。ただし、フォーカスが最下位の
ボックス(ここでは2番目のボックス1603)に当て
られている状態で下キー1104が押された場合、フォ
ーカスは、最上位のボックス(ここでは0番目のボック
ス1601)へとジャンプ移動される。
【0148】上キー1103が押された場合、フォーカ
ス部1801は、次のような処理を行う。最初、”i
d”をデクリメントし(ステップS407)、次い
で、”id”が”0より小さいか否かを判定する(ステ
ップS408)。ステップS408の判定結果が否定の
場合、フォーカス部1801は、ステップS402に戻
って、”id”番目のボックスにフォーカスを当てる。
ステップS408の判定結果が肯定の場合、フォーカス
部1801は、”id”に”max_num−1”をセ
ットして(ステップS409)、ステップS402に戻
る。
【0149】すなわち、上キー1103が押されると、
あるボックスに当てられているフォーカスが上隣のボッ
クスへと移動される(例えば、1番目のボックス160
2に当てられているフォーカスが0番目のボックス16
01へと移動される)。ただし、フォーカスが最上位の
ボックス(ここでは0番目のボックス1601)に当て
られている状態で上キー1103が押された場合、フォ
ーカスは、最下位のボックス(ここでは2番目のボック
ス1603)へとジャンプ移動される。
【0150】決定キー1107が押された場合、設定部
1802は、フォーカス部1801によってフォーカス
が当てられているボックス内に記載された情報を、情報
選択部1014によって選択されるべき情報に決定し
(ステップS410)、その後、情報選択処理が終了さ
れる。
【0151】再び図12に戻って、次に、要素取得部1
015は、ステップS216で情報選択部1014が選
択した情報(ここでは格納位置)と対応する要素(ここ
ではイメージ)がHTML蓄積記憶部1006に存在す
るか否かを判定する(ステップS217)。そして、ス
テップS217の判定結果が肯定の場合、要素取得部1
015は、その要素をHTML蓄積記憶部1006から
取得し(ステップS218)、次いで、ステップS22
1が実行される。
【0152】ステップS217の判定結果が否定の場
合、要素取得部1015は、本移動体装置の外部からそ
の要素を取得、ここでは、HTML取得部1005に依
頼して、WWWサーバ18,19からインターネット1
7を通じてその要素を取得し(ステップS219)、H
TML蓄積記憶部1006がその要素を蓄積記憶する
(ステップS220)。その後、ステップS221が実
行される。以下では、ステップS219で要素取得部1
015が、位置”moon.gif”に格納されたイメ
ージ(図15においてID=2を付された要素)を、W
WWサーバ18,19からインターネット17を通じて
取得したものとして説明する。
【0153】次に、表示イメージ一時記憶部1016
は、テップS219で要素取得部1015が取得したイ
メージを表示用イメージとして一時記憶し(ステップS
221)、続いて、表示部1013は、表示イメージ一
時記憶部1016が記憶したイメージを背景画面として
表示領域1101内に表示する(ステップS222)。
【0154】次に、入力判定部1002は、入力部10
01が受け付けた指示がイメージ表示停止指示であるか
否かを判定する(ステップS223)。ステップS22
3の判定結果が肯定の場合、表示部1013は、イメー
ジ表示を停止し、否定の場合は、再び上記ステップS2
01〜S223が実行される。以上が、本移動体装置の
動作である。
【0155】なお、以上では、抽出要素種別として”イ
メージ”が設定されている場合について説明したが、”
リンク”が設定されている場合の移動体装置の動作は、
例えば次のようになる。移動体装置は、図15のHTM
L文書から”リンク”に属する要素(すなわち、ID=
1,3および5の要素)が持つリンク先”moon.h
tml”、”sun.html”および”star.h
tml”を抽出して、それら3つのリンク先が記載され
た情報リストボックスを表示する。そして、上記と同
様、ユーザがいずれか1つのリンク先を指定すると、移
動体装置は、指定されたリンク先を選択する。そして、
例えば、そのリンク先にアクセスする。
【0156】また、以上では、情報リストボックスは、
縦一列に並べられた複数のボックス(1601〜160
3)で構成されており、フォーカス部1801は、上下
キー1103,1104が押されるのに応じてフォーカ
スを上下に移動させたが、二次元的に並べられた複数の
ボックスで構成された情報リストボックスを用いてもよ
い。この場合、フォーカス部1801は、上下左右キー
1103〜1106が押されるのに応じてフォーカスを
上下左右に移動させる。
【0157】また、以上では、移動体装置がWWWサー
バ18,19からインターネット17を通じてイメージ
を取得するとしたが、第1の実施形態でも述べたよう
に、イメージを取得する主体は、移動体装置以外の情報
端末装置であってもよく、イメージを取得する先は、W
WWサーバ18,19以外のサーバであってもよく、イ
メージを伝達する媒体は、インターネット17以外のネ
ットワークであってもよい。
【0158】以上のように、本実施形態によれば、サー
バからイメージを取得して蓄積し、蓄積した複数枚のイ
メージの中からユーザの希望するイメージを選択して表
示することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一適用例である移動体通信システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される移動体装置10の構成の一例を
示すブロック図である。
【図3】図2に示される通信アプリ部30の構成の一例
を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る移動体装置の機
能的な構成を示すブロック図である。
【図5】図4の表示部413が表示を行うための画面の
構成例を示す図である。
【図6】図4に示される移動体装置がWWWサーバ1
8,19からイメージを取得してサイズ変換し、図5に
示される有効表示領域504内に背景画面として表示す
る動作を示すフローチャートである。
【図7】第1のイメージサイズ変換フォームを視覚的に
示した図である。
【図8】第2のイメージサイズ変換フォームを視覚的に
示した図である。
【図9】第3のイメージサイズ変換フォームを視覚的に
示した図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る移動体装置の
機能的な構成を示すブロック図である。
【図11】図10の表示部1013が持つ画面上の表示
領域1101と、入力部1001が持つキーボードの構
成の一例とを示す模式図である。
【図12】図10に示される移動体装置がHTML文書
を解析し、その解析結果(すなわちHTML要素情報)
からイメージの格納位置を示す情報を抽出して情報リス
トボックスを作成・表示し、ユーザの選択指示を受けて
複数枚のイメージの格納位置のうちいずれか1つを選択
し、選択した格納位置からイメージを取得して背景画面
として表示する一連の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】図12のステップS207でHTML蓄積記
憶部1006が蓄積記憶したHTML文書の一例を示す
図である。
【図14】図12のステップS208のHTML文書解
析処理の詳細を示すフローチャートである。
【図15】図10のHTML要素情報蓄積記憶部100
8が蓄積記憶するHTML要素情報の一例(図13のH
TML文書を解析して得られたもの)を示す図である。
【図16】ステップS214で表示部1013が表示す
る情報リストボックスの一例を示す図である(イメージ
の実体の格納位置が文字の態様で記載されている)。
【図17】ステップS214で表示部1013が表示す
る情報リストボックスの別の一例を示す図である(イメ
ージそのものが記載されている)。
【図18】図10の情報選択部1014の構成を示すブ
ロック図である。
【図19】情報リストボックス上の1つのボックスに当
てられるフォーカスを示す図である(ボックス1602
に当てられた枠窓1901がフォーカス)。
【図20】図12のステップS216の選択処理の詳細
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
17 インターネット 18,19 WWWサーバ 401,1001 入力部 402,1002 入力判定部 403 有効表示領域サイズ設定部 404 有効表示領域サイズ記憶部 405 イメージサイズ変換フォーム設定部 406 イメージサイズ変換フォーム記憶部 407 イメージ取得部 408 イメージ蓄積記憶部 409 イメージ選択部 410 はみ出し判定部 411 イメージサイズ変換部 412,1016 表示イメージ一時記憶部 413,1013 表示部 504 有効表示領域 1003 抽出要素種別設定部 1004 抽出要素種別記憶部 1005 HTML取得部 1006 HTML蓄積記憶部 1007 HTML文書解析部 1008 HTML要素情報蓄積記憶部 1009 情報抽出部 1010 抽出情報記憶部 1011 情報リストボックス作成部 1012 情報リストボックス一時記憶部 1014 情報選択部 1015 要素取得部 1101 表示領域 1103 上キー 1104 下キー 1107 決定キー 1801 フォーカス部 1802 決定部 1901 フォーカス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 630 H04B 7/26 109M 109T (72)発明者 吉田 直也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 淳展 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバからイメージを取得し、そのイメ
    ージを画面の表示領域内に表示する情報端末装置であっ
    て、 前記サーバからイメージを取得する取得手段、 前記取得手段が取得したイメージが前記画面の表示領域
    からはみ出すか否かを判定するはみ出し判定手段、およ
    び前記はみ出し判定手段の判定結果が肯定の場合、前記
    取得手段が取得したイメージを、前記画面の表示領域内
    に表示可能となるようにサイズ変換するサイズ変換手段
    を備える、情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記はみ出し判定手段は、前記取得手段
    が取得したイメージのサイズを検出して、前記画面の表
    示領域のサイズと比較することによって、当該イメージ
    が当該画面の表示領域からはみ出すか否かを判定するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記画面の表示領域は、そのサイズが可
    変的であり、 前記はみ出し判定手段は、前記取得手段が取得したイメ
    ージのサイズと、前記画面の表示領域のサイズとを検出
    して、それら2つのサイズを互いに比較することによっ
    て、当該イメージが当該画面の表示領域からはみ出すか
    否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の情
    報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記はみ出し判定手段は、検出した前記
    2つのサイズを前記サイズ変換手段に通知し、 前記サイズ変換手段は、前記はみ出し判定手段が通知し
    た前記2つのサイズに基づいて伸縮率を算出して、前記
    取得手段が取得したイメージを当該伸縮率で伸縮させる
    ことによってサイズ変換することを特徴とする、請求項
    3に記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記画面の表示領域は、そのサイズが可
    変的であり、 前記はみ出し判定手段は、前記取得手段が取得したイメ
    ージの横サイズおよび縦サイズと、前記画面の表示領域
    の横サイズおよび縦サイズとを検出して、当該2つの横
    サイズを互いに比較し、かつ当該2つの縦サイズを互い
    に比較することによって、当該イメージが当該画面の表
    示領域からはみ出すか否かを横方向および縦方向につい
    てそれぞれ判定することを特徴とする、請求項1に記載
    の情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記はみ出し判定手段は、検出した前記
    2つの縦サイズおよび前記2つの横サイズを前記サイズ
    変換手段に通知し、 前記サイズ変換手段は、前記はみ出し判定手段が通知し
    た前記2つの横サイズに基づいて横方向の伸縮率を算出
    し、かつ前記2つの縦サイズに基づいて縦方向の伸縮率
    を算出して、前記取得手段が取得したイメージを横方向
    および縦方向に当該2つの伸縮率のうち小さい方の伸縮
    率で伸縮させることによってサイズ変換することを特徴
    とする、請求項5に記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 前記はみ出し判定手段は、検出した前記
    2つの縦サイズおよび前記2つの横サイズを前記サイズ
    変換手段に通知し、 前記サイズ変換手段は、前記はみ出し判定手段が通知し
    た前記2つの横サイズに基づいて横方向の伸縮率を算出
    し、かつ前記2つの縦サイズに基づいて縦方向の伸縮率
    を算出して、前記取得手段が取得したイメージを横方向
    および縦方向に各当該伸縮率で伸縮させることによって
    サイズ変換することを特徴とする、請求項5に記載の情
    報端末装置。
  8. 【請求項8】 イメージを横方向および縦方向に同一の
    伸縮率で伸縮させることによってサイズ変換する第1の
    サイズ変換フォーム、イメージをその一部を切り取るこ
    とによってサイズ変換する第2のサイズ変換フォーム、
    およびイメージを横方向および縦方向に別々の伸縮率で
    伸縮させることによってサイズ変換する第3のサイズ変
    換フォームのうちいずれかを設定するフォーム設定手段
    をさらに備え、 前記サイズ変換手段は、前記取得手段が取得したイメー
    ジを、前記フォーム設定手段が設定したフォームを用い
    てサイズ変換することを特徴とする、請求項5に記載の
    情報端末装置。
  9. 【請求項9】 前記サイズ変換手段は、前記取得手段が
    取得したイメージをその一部を切り取ることによってサ
    イズ変換することを特徴とする、請求項1に記載の情報
    端末装置。
  10. 【請求項10】 サーバからイメージを取得して蓄積
    し、蓄積した複数のイメージのうちいずれかを表示する
    情報端末装置であって、 前記イメージ、およびそのイメージと互いに関連付けら
    れ、かつそのイメージが何のイメージであるかをユーザ
    が識別できるような情報(以下、イメージ情報)を含む
    文書を、前記サーバから取得する取得手段、 前記取得手段が取得したイメージを蓄積記憶するイメー
    ジ蓄積記憶手段、 前記取得手段が取得した文書から前記イメージ情報を抽
    出するイメージ情報抽出手段、 前記イメージ情報抽出手段が抽出した複数のイメージ情
    報で構成されるリストを作成するリスト作成手段、 前記リスト作成手段が作成したリストを表示するリスト
    表示手段、 前記リスト表示手段が表示したリストを構成する複数の
    イメージ情報のうちいずれかがユーザによって指定され
    るのを受け、指定されたイメージ情報を選択する選択手
    段、および前記選択手段が選択したイメージ情報と互い
    に関連付けられたイメージを前記イメージ蓄積記憶手段
    から取得して表示するイメージ表示手段を備える、情報
    端末装置。
  11. 【請求項11】 前記イメージ表示手段は、前記選択手
    段が選択したイメージ情報と互いに関連付けられたイメ
    ージが前記イメージ蓄積記憶手段に存在しない場合、前
    記取得手段に依頼して当該イメージを前記サーバから取
    得させることを特徴とする、請求項10に記載の情報端
    末装置。
  12. 【請求項12】 前記サーバは、インターネットと接続
    されたWWWサーバであり、 前記イメージ情報は、前記イメージの格納位置であり、 前記イメージ情報を含む文書は、HTML文書であるこ
    とを特徴とする、請求項10に記載の情報端末装置。
  13. 【請求項13】 情報端末装置によって行われ、サーバ
    からイメージを取得し、そのイメージを画面の表示領域
    内に表示する方法であって、 前記サーバからイメージを取得する取得ステップ、 前記取得ステップで取得したイメージが前記画面の表示
    領域からはみ出すか否かを判定するはみ出し判定ステッ
    プ、および前記はみ出し判定ステップでの判定結果が肯
    定の場合、前記取得ステップで取得したイメージを、前
    記画面の表示領域内に表示可能となるようにサイズ変換
    するサイズ変換ステップを備える、イメージサイズ変換
    表示方法。
  14. 【請求項14】 前記はみ出し判定ステップでは、前記
    取得ステップで取得したイメージのサイズを検出して、
    前記画面の表示領域のサイズと比較することによって、
    当該イメージが当該画面の表示領域からはみ出すか否か
    を判定することを特徴とする、請求項13に記載のイメ
    ージサイズ変換表示方法。
  15. 【請求項15】 前記画面の表示領域は、そのサイズが
    可変的であり、 前記はみ出し判定ステップでは、前記取得ステップで取
    得したイメージのサイズと、前記画面の表示領域のサイ
    ズとを検出して、それら2つのサイズを互いに比較する
    ことによって、当該イメージが当該画面の表示領域から
    はみ出すか否かを判定することを特徴とする、請求項1
    3に記載のイメージサイズ変換表示方法。
  16. 【請求項16】 前記サイズ変換ステップでは、前記は
    み出し判定ステップで検出した前記2つのサイズに基づ
    いて伸縮率を算出して、前記取得ステップで取得したイ
    メージを当該伸縮率で伸縮させることによってサイズ変
    換することを特徴とする、請求項15に記載のイメージ
    サイズ変換表示方法。
  17. 【請求項17】 前記画面の表示領域は、そのサイズが
    可変的であり、 前記はみ出し判定ステップでは、前記取得ステップで取
    得したイメージの横サイズおよび縦サイズと、前記画面
    の表示領域の横サイズおよび縦サイズとを検出して、当
    該2つの横サイズを互いに比較し、かつ当該2つの縦サ
    イズを互いに比較することによって、当該イメージが当
    該画面の表示領域からはみ出すか否かを横方向および縦
    方向についてそれぞれ判定することを特徴とする、請求
    項13に記載のイメージサイズ変換表示方法。
  18. 【請求項18】 前記サイズ変換ステップでは、前記は
    み出し判定ステップで検出した前記2つの横サイズに基
    づいて横方向の伸縮率を算出し、かつ前記2つの縦サイ
    ズに基づいて縦方向の伸縮率を算出して、前記取得ステ
    ップで取得したイメージを横方向および縦方向に当該2
    つの伸縮率のうち小さい方の伸縮率で伸縮させることに
    よってサイズ変換することを特徴とする、請求項17に
    記載のイメージサイズ変換表示方法。
  19. 【請求項19】 前記サイズ変換ステップでは、前記は
    み出し判定手段が検出した前記2つの横サイズに基づい
    て横方向の伸縮率を算出し、かつ前記2つの縦サイズに
    基づいて縦方向の伸縮率を算出して、前記取得ステップ
    で取得したイメージを横方向および縦方向に各当該伸縮
    率で伸縮させることによってサイズ変換することを特徴
    とする、請求項17に記載のイメージサイズ変換表示方
    法。
  20. 【請求項20】 イメージを横方向および縦方向に同一
    の伸縮率で伸縮させることによってサイズ変換する第1
    のサイズ変換フォーム、イメージをその一部を切り取る
    ことによってサイズ変換する第2のサイズ変換フォー
    ム、およびイメージを横方向および縦方向に別々の伸縮
    率で伸縮させることによってサイズ変換する第3のサイ
    ズ変換フォームのうちいずれかを設定するフォーム設定
    ステップをさらに備え、 前記サイズ変換ステップは、前記取得ステップで取得し
    たイメージを、前記フォーム設定ステップで設定したフ
    ォームを用いてサイズ変換することを特徴とする、請求
    項17に記載のイメージサイズ変換表示方法。
  21. 【請求項21】 前記サイズ変換ステップでは、前記取
    得ステップで取得したイメージをその一部を切り取るこ
    とによってサイズ変換することを特徴とする、請求項1
    3に記載のイメージサイズ変換表示方法。
  22. 【請求項22】 情報端末装置によって行われ、サーバ
    からイメージを取得して蓄積し、蓄積した複数のイメー
    ジのうちいずれかを選択して表示する方法であって、 前記イメージ、およびそのイメージと互いに関連付けら
    れ、かつそのイメージが何のイメージであるかをユーザ
    が識別できるような情報(以下、イメージ情報)を含む
    文書を、前記サーバから取得する取得ステップ、 前記取得ステップで取得したイメージを蓄積記憶するイ
    メージ蓄積記憶ステップ、 前記取得ステップで取得した文書から前記イメージ情報
    を抽出するイメージ情報抽出ステップ、 前記イメージ情報抽出ステップで抽出した複数のイメー
    ジ情報で構成されるリストを作成するリスト作成ステッ
    プ、 前記リスト作成ステップで作成したリストを表示するリ
    スト表示ステップ、 前記リスト表示ステップで表示したリストを構成する複
    数のイメージ情報のうちいずれかがユーザによって指定
    されるのを受け、指定されたイメージ情報を選択する選
    択ステップ、および前記イメージ蓄積記憶ステップで蓄
    積記憶したイメージのうち、前記選択ステップで選択し
    たイメージ情報と互いに関連付けられたイメージを表示
    するイメージ表示ステップを備える、イメージ選択表示
    方法。
  23. 【請求項23】 前記イメージ表示ステップでは、前記
    イメージ蓄積記憶ステップで蓄積記憶されたイメージの
    中に、前記選択ステップで選択したイメージ情報と互い
    に関連付けられたイメージがない場合、当該イメージを
    前記サーバから取得して表示することを特徴とする、請
    求項22に記載のイメージ選択表示方法。
  24. 【請求項24】 前記サーバは、インターネットと接続
    されたWWWサーバであり、 前記イメージ情報は、前記イメージの格納位置であり、 前記イメージ情報を含む文書は、HTML文書であるこ
    とを特徴とする、請求項22に記載のイメージ選択表示
    方法。
  25. 【請求項25】 サーバからイメージを取得し、そのイ
    メージを画面の表示領域内に表示する方法を情報端末装
    置に行わせるためのプログラムを記憶した記録媒体であ
    って、 前記サーバからイメージを取得する取得ステップ、 前記取得ステップで取得したイメージが前記画面の表示
    領域からはみ出すか否かを判定するはみ出し判定ステッ
    プ、および前記はみ出し判定ステップでの判定結果が肯
    定の場合、前記取得ステップで取得したイメージを、前
    記画面の表示領域内に表示可能となるようにサイズ変換
    するサイズ変換ステップを備えるイメージサイズ変換表
    示方法を、前記情報端末装置に行わせるためのプログラ
    ムを記録した、記録媒体。
  26. 【請求項26】 サーバからイメージを取得して蓄積
    し、蓄積した複数のイメージのうちいずれかを選択して
    表示する方法を情報端末装置に行わせるためのプログラ
    ムを記録した記録媒体であって、 前記イメージ、およびそのイメージと互いに関連付けら
    れ、かつそのイメージが何のイメージであるかをユーザ
    が識別できるような情報(以下、イメージ情報)を含む
    文書を、前記サーバから取得する取得ステップ、 前記取得ステップで取得したイメージを蓄積記憶するイ
    メージ蓄積記憶ステップ、 前記取得ステップで取得した文書から前記イメージ情報
    を抽出するイメージ情報抽出ステップ、 前記イメージ情報抽出ステップで抽出した複数のイメー
    ジ情報で構成されるリストを作成するリスト作成ステッ
    プ、 前記リスト作成ステップで作成したリストを表示するリ
    スト表示ステップ、 前記リスト表示ステップで表示したリストを構成する複
    数のイメージ情報のうちいずれかがユーザによって指定
    されるのを受け、指定されたイメージ情報を選択する選
    択ステップ、および前記イメージ蓄積記憶ステップで蓄
    積記憶したイメージのうち、前記選択ステップで選択し
    たイメージ情報と互いに関連付けられたイメージを表示
    するイメージ表示ステップを備えるイメージ選択表示方
    法を、前記情報端末装置に行わせるためのプログラムを
    記録した、記録媒体。
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