JP2001027546A - パッケージ構造 - Google Patents

パッケージ構造

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JP2001027546A
JP2001027546A JP11199526A JP19952699A JP2001027546A JP 2001027546 A JP2001027546 A JP 2001027546A JP 11199526 A JP11199526 A JP 11199526A JP 19952699 A JP19952699 A JP 19952699A JP 2001027546 A JP2001027546 A JP 2001027546A
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JP
Japan
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package
hall element
rotation sensor
permanent magnet
package structure
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JP11199526A
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Kouko Kato
功己 加藤
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被実装物との間の位置精度を高めることので
きるパッケージ構造を提供する。 【解決手段】 樹脂モールドしたパッケージ1の表面に
被実装物に取り付けるための凹部2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パッケージ構造に
関し、特に、被実装物と精度よく組み合わせることので
きるパッケージ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、回転センサ等のパッケージに
おいては、これを被実装物に組みつけるに際しては、パ
ッケージから引き出されたリードを半田あるいは銀ペー
スト等によって被実装物に固定することが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパッケ
ージ構造によると、その固定が半田接続等に依存したも
のであるため、パッケージの位置精度を確保することが
難しく、このため、高い位置精度が要求される用途への
適用には限界があった。
【0004】従って、本発明の目的は、被実装物との間
の位置精度を高めることのできるパッケージ構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、半導体チップを樹脂モールドしたパッケ
ージ構造において、樹脂モールドしたパッケージの表面
に前記パッケージを被実装物に取り付けるための凹部あ
るいは凸部を形成したことを特徴とするパッケージ構造
を提供するものである。
【0006】上記の半導体チップとしては、ホール素
子、磁気抵抗素子あるいはICチップ等が使用される。
また、被実装物としては、永久磁石、フェライトヨーク
あるいは鉄心ヨーク等がこれに相当する。
【0007】パッケージに形成される凹部あるいは凸部
は、単一とは限らず、被実装物の形状に合わせて複数個
形成することもある。被実装物に凸部あるいは凹部を形
成して、これをパッケージの凹部あるいは凸部に嵌合す
る構成とすることは可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるパッケージ構
造の実施の形態を説明する。図1は、ホール素子を内蔵
した回転センサ用パッケージの例を示したもので、1は
ホール素子(図示せず)の周囲に樹脂をモールドしたパ
ッケージ、2はパッケージ1の表面に設けた円形の凹部
を示し、内径6.000 +0.1mm、深さ0.15mmに
形成されている。3はホール素子からパッケージ1を貫
通して外部に引き出されたリードを示す。
【0009】このパッケージにバイアス磁界を与えるた
めに、約0.3テスラのサマリウムコバルトの永久磁石
を取り付けた。永久磁石としては、外径6.000 -0.1
mmの円形体を使用し、これをパッケージ1の凹部2に
装着した。依って、この場合のパッケージ1の永久磁石
への実装は、±0.1mmの公差内で行われたことにな
る。
【0010】なお、この図1の構成のパッケージを使用
する回転センサの場合には、凹部2の深さの分、ホール
素子と永久磁石を近づけることができるので、回転セン
サとしての感度を向上させる副次的な効果を得ることが
でき、従って、高感度の回転センサを構成することがで
きる。
【0011】図2は、サマリウムコバルト永久磁石の磁
束密度の分布を示したものである。磁石の中心において
0.3Tの磁石密度は、3mm離れた位置になると、
0.25Tに減じ、さらに、中心から±0.1mm以内
の領域においては、0.3Tの磁束密度を保持すること
が認められる。
【0012】従って、このことから、図1においてパッ
ケージ1と永久磁石の差を±0.1mmの範囲に収める
構成は、サマリウムコバルト磁石にとっては最適であ
る。回転センサにおいては、その裏面に永久磁石を取り
付けるのが普通であり、従って、以上の構成のもとに、
精度の高い回転センサを構成することが可能となる。
【0013】永久磁石の代わりにフェライトヨークなど
を取り付ける場合にも本発明のパッケージ構造は適用可
能である。また、凹部の側壁を深くなるに連れて内径が
小さくなるようなテーパ状に形成し、これによって凹部
に被実装物を装着したときに調心作用が生ずるようにす
ることも可能であり、このように構成するときには、位
置精度はより高まることになる。
【0014】図3は、本発明の他の実施の形態を示し、
永久磁石4の側に凸部5を形成した例である。図1の凹
部2へこの凸部5を装着することによって、パッケージ
1と永久磁石4を組み合わせるもので、この凹部2と凸
部の関係は、逆にしても成り立つ。
【0015】即ち、パッケージ1の側に凸部を形成し、
永久磁石4の側に凹部を形成してもよく、いずれの場合
にも、パッケージ1と永久磁石4を高い精度のもとに組
み合わせることが可能となる。
【0016】本発明のパッケージ構造は、実装状態にお
ける位置ずれによって感磁性が大きく影響を受ける回転
センサに特に好適であるが、たとえば、プリント基板上
へホール素子等のパッケージを精度よく実装するときに
も有効である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるパッ
ケージ構造によれば、樹脂モールドしたパッケージの表
面に被実装物に取り付けるための凹部あるいは凸部を形
成しているため、この凹部あるいは凸部を被実装物に取
り付けることによってパッケージと被実装物の間の位置
精度を高めることができ、従って精度の高いデバイス品
を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパッケージ構造の実施の形態を示
す説明図であり、(a)はその正面図、(b)は側面図
を示す。
【図2】サマリウムコバルト磁石の磁束密度の分布を示
す説明図。
【図3】本発明によるパッケージ構造の他の実施の形態
において、これと組み合わされる永久磁石の構成を示す
説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示
す。
【符号の説明】
1 パッケージ 2 凹部 3 リード 4 永久磁石 5 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体チップを樹脂モールドしたパッケー
    ジ構造において、 樹脂モールドしたパッケージの表面に前記パッケージを
    被実装物に取り付けるための凹部あるいは凸部を形成し
    たことを特徴とするパッケージ構造。
  2. 【請求項2】前記半導体チップは、ホール素子、磁気抵
    抗素子あるいはICチップであることを特徴とする請求
    項1項記載のパッケージ構造。
  3. 【請求項3】前記凹部あるいは凸部は、複数個形成され
    ることを特徴とする請求項1項記載のパッケージ構造。
  4. 【請求項4】前記凹部あるいは凸部は、前記被実装物が
    有する凸部あるいは凹部を受け入れる構成の請求項1項
    記載のパッケージ構造。
JP11199526A 1999-07-13 1999-07-13 パッケージ構造 Pending JP2001027546A (ja)

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