JP2001025371A - 無臭にんにく食品及びその製造方法 - Google Patents

無臭にんにく食品及びその製造方法

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JP2001025371A
JP2001025371A JP11200614A JP20061499A JP2001025371A JP 2001025371 A JP2001025371 A JP 2001025371A JP 11200614 A JP11200614 A JP 11200614A JP 20061499 A JP20061499 A JP 20061499A JP 2001025371 A JP2001025371 A JP 2001025371A
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garlic
food
odorless
granular
oil
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Nobuko Kitamura
信子 北村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調理に用いることができるのは勿論のこと、
そのまま食したり、野菜料理や肉料理等にそのままふり
かけたり或いは混ぜたりしても油分を気にせず美味しく
食することができ、更には、油によって料理の味を損ね
ることがない汎用性の高い無臭にんにく食品を提供す
る。 【解決手段】 粒状に破砕され、且つ、水分除去処理が
施された脱臭処理済粒状にんにく2の表面に卵黄の被膜
3を形成したことを特徴とする無臭にんにく食品1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無臭にんにくを用
いた食品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】にんにくは栄養価に富み、健康によいこ
とは良く知られているが、その強烈な臭みにより摂取が
制限される傾向にあることから、最近では、マイクロ波
加熱、アルコール漬け加熱、蜂蜜漬け加熱或いは加圧処
理等の種々の脱臭技術を用いて臭いをある程度除去した
無臭にんにくが市場に出回っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無臭にんにくにおいて、調理、特に加熱調理に用いられ
る場合が殆どであり、そのまま食したり、野菜料理や肉
料理等にそのままふりかけたり或いは混ぜたりして食す
るのには抵抗があり、利用範囲が限られているのが現状
である。
【0004】このような食への抵抗を無くした無臭にん
にくとしては、にんにくを油で揚げてチップ状にしたも
のが知られているが、油が制限されている人は毎日食す
ることができず、また、油が合わない料理や、水分の多
い料理に用いた場合は料理そのものの味を損ねてしまう
という不都合が生じる。本発明はかかる不都合を解消す
るためになされたものであり、調理に用いることができ
るのは勿論のこと、そのまま食したり、野菜料理や肉料
理等にそのままふりかけたり或いは混ぜたりしても油を
気にせず美味しく食することができ、更には、油によっ
て料理の味を損ねることがない汎用性のある無臭にんに
く食品及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る無臭にんにく食品は、粒状に破砕
され、且つ、水分除去処理が施された脱臭処理済にんに
くの表面に卵黄の被膜を形成したことを特徴とする。請
求項2に係る無臭にんにく食品の製造方法は、にんにく
にマイクロ波加熱処理を施して該にんにくの臭みを除去
した後、該にんにくを粒状に破砕し、次いで、粒状にん
にくを煎って該粒状にんにくに含有する水分を除去した
後、該粒状にんにくと生の卵黄を混ぜて加熱し、これに
より、前記粒状にんにくの表面に卵黄の被膜を形成した
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である無臭にんにく食品の製造工程を示すフローチ
ャート図、図2は無臭にんにく食品の拡大概略断面図で
ある。この無臭にんにく食品は、図1に示すように、マ
イクロ波加熱処理工程、破砕処理工程、水分除去処理工
程、卵黄被膜形成工程を経て製造される。
【0007】マイクロ波加熱処理工程では、皮を剥いた
生にんにくをラップで包んで電子レンジで所定時間加熱
する。これにより、生にんにく中のアリナーゼ酵素が瞬
時に不活性化され、強烈な刺激臭の原因であるアリシン
の生成が防止されて脱臭処理が施される。破砕処理工程
では、マイクロ波加熱処理工程によって脱臭処理が施さ
れた生にんにくを例えばすり鉢等を用いて粒状(例えば
粒径が2〜5mm程度)に破砕する。
【0008】水分除去処理工程では、破砕処理工程で粒
状に破砕されたにんにくを例えば鉄板上で焦げない程度
に煎って該粒状にんにくに含有する水分を蒸発させて除
去する。卵黄被膜形成工程では、水除去処理工程で水分
が除去された粒状にんにくと生の卵黄を混ぜて加熱し、
これにより、図2に示すように、粒状にんにく2に卵黄
の被膜3が形成された無臭にんにく食品1を得る。この
ように粒状にんにく2に卵黄の被膜3が形成することに
より、該被膜3がにんにくの臭いを包み込んでマイクロ
波加熱処理工程によって得られた脱臭効果をより効果的
なものにすることができると共に、被膜3が旨味成分と
なって味の向上を図ることができる。なお、卵黄被膜形
成工程における加熱は、水分除去処理工程に用いた鉄板
上で行っても良く、或いは該鉄板から粒状にんにくを別
の容器に移しかえて該容器内で行っても良い。
【0009】そして、このようにして得られた無臭にん
にく食品1は、調理に用いることができるのは勿論のこ
と、そのまま食したり、野菜料理(炒めもの、焼き物、
煮物、生野菜、漬け物等)や肉料理(炒めもの、焼き
物、煮物、生食肉、佃煮等)等にそのままふりかけたり
或いは混ぜたりしても、にんにくの刺激臭がなく、ま
た、卵黄の旨味等も加わって美味しく食することがで
き、更には、油を用いないため、油が制限される人でも
毎日食することができ、しかも油によって料理の味を損
ねることがない汎用性の高い無臭にんにく食品とするこ
とができる。
【0010】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、調理に用いることができるのは勿論のこと、
そのまま食したり、野菜料理や肉料理等にそのままふり
かけたり或いは混ぜたりしても油分を気にせず美味しく
食することができ、更には、油によって料理の味を損ね
ることがない汎用性の高い無臭にんにく食品とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例である無臭にんにく
食品の製造工程を示すフローチャート図である。
【図2】無臭にんにく食品の拡大概略断面図である。
【符号の説明】
1…無臭にんにく食品 2…粒状にんにく 3…卵黄被膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状に破砕され、且つ、水分除去処理が
    施された脱臭処理済にんにくの表面に卵黄の被膜を形成
    したことを特徴とする無臭にんにく食品。
  2. 【請求項2】 にんにくにマイクロ波加熱処理を施して
    該にんにくの臭みを除去した後、該にんにくを粒状に破
    砕し、次いで、粒状にんにくを煎って該粒状にんにくに
    含有する水分を除去した後、該粒状にんにくと生の卵黄
    を混ぜて加熱し、これにより、前記粒状にんにくの表面
    に卵黄の被膜を形成したことを特徴とする無臭にんにく
    食品の製造方法。
JP11200614A 1999-07-14 1999-07-14 無臭にんにく食品及びその製造方法 Pending JP2001025371A (ja)

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