JP2001020898A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JP2001020898A
JP2001020898A JP11194597A JP19459799A JP2001020898A JP 2001020898 A JP2001020898 A JP 2001020898A JP 11194597 A JP11194597 A JP 11194597A JP 19459799 A JP19459799 A JP 19459799A JP 2001020898 A JP2001020898 A JP 2001020898A
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JP
Japan
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air
motor
blower
impeller
casing
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JP11194597A
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Inventor
Fumio Kato
文雄 加藤
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Tsukasa Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsukasa Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風装置のモータの空冷を実現しつつモータ
から発生する騒音を低減する。 【解決手段】 送風装置1のモータ7でインペラ14を
回転させて送風運転を行なう間、この送風を利用して、
ガラリ8aから外気がモータ室7aに流入させ、この外
気でモータ7を空冷した後、小孔16から空気通路13
へ流出させ、送風される空気に合流させる。即ち、送風
装置1の自己の送風能力のほんのわずかの部分を利用し
て、モータ室7aに空気の流れを作ることでモータ7を
強制的に空冷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集塵機、乾燥機等
の送風に利用される送風装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示す通り、従来の送風装置101
は、基礎100の上にモータ台105が固定され、イン
ペラ(羽根車)114を内蔵したケーシング106をモ
ータ台105の上面に取付け、ケーシング106の近傍
に設けたモータ107でインペラ114を回転駆動する
ようにしたものである。ケーシング106は配管13
0,160とそれぞれ接続してある。また、モータ10
7の結線ボックス118も露出し、電気配線170も露
出している。さらに、モータ107とインペラ114と
はベルト、プーリ等からなる伝達機構180を介して回
転駆動力を伝達するようにしている。モータ107が回
転すると、伝達機構180を経てインペラ114が回転
されて、空気は図中の点線矢印の通り、配管130、ケ
ーシング106、配管160を流れる。また、モータ1
07の熱は外気に放出される。
【0003】ところが、上記従来技術では、モータ10
7が露出しているため、工場内に送風装置101を設置
すると、モータ107が発生する騒音が工場内の職場環
境を悪化させる。また、モータ107のフィン150に
粉体等のごみが溜まって清掃を強いられる。モータ10
7をカバーで覆いたいところであるが、熱がカバー内部
にこもってモータ107の運転に支障が生じるから、モ
ータ107を露出させざるをえず、モータ107の騒音
は不可避である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1記載
の発明は、モータの空冷を実現しながらモータが発生す
る騒音を減少させ、さらにモータを外部からの粉塵から
保護できる送風装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1記載の発明は、空気吐出口と空気吸引口とを備え、内
部に羽根車が収容されたケーシングと、該ケーシング外
部に設置され前記羽根車を回転させるモータと、該モー
タをカバーで覆いモータ室を形成し、前記羽根車の回転
に起因して、外気が前記モータ室を通って前記ケーシン
グに流入できるように空気流入部と空気流出部を設けた
ことを特徴とする送風装置である。これにより、モータ
の発生する騒音は、モータ室を形成するカバーで遮断さ
れるため送風装置を設置した工場の内部は静粛性が実現
できる。また、モータ室には、冷却用の空気が外部から
流入するようにしたことでモータの空冷もでき、上記課
題が好適に達成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の送風
装置(ブロワ)を図面を参照して説明する。図1の通
り、送風装置1は工場内のバグフィルタ2の排気口4に
取付けられ、バグフィルタ2における粉塵の捕集のため
の送風を司るものである。バグフィルタ2の吸引口側は
図示を省略してある。図1〜図5に示した通り、本実施
形態の送風装置1は、外形が箱状に形成され、モータ台
5の上に、かたつむり形状のケーシング6が固定され、
箱状のモータ台上部5a(図2、3参照)の上にモータ
7が固定されている。モータ台上部5aにはカバー8が
脱着自在に取付けられ、モータ7を覆っている。カバー
8の内部には、図2に示した通り、モータ室7a(図3
及び図4参照)が形成される。箱状のカバー8には通風
用のガラリ8a、取手8b、着脱ネジ8cが設けられて
いる。ケーシング6には、右側面に空気吸引口9を有す
る吸引フランジ10(図5参照)と、上面に空気吐出口
11を有する吐出フランジ12(図4参照)とが設けら
れている。吸引フランジ10は配管30(図1参照)と
接続され、配管30はバグフィルタ2の空気排出口と接
続され、また、吐出フランジ12は配管60(図1参
照)と接続され、配管60は天井面に固定されている。
ケーシング6の内部には、空気吸引口9から空気吐出口
11に連通した空気通路13が形成されている。図5の
通り、空気吸引口9の内部にインペラ(フィン、プロペ
ラ等でも良い)14が回転自在にケーシング6の内部に
取付けられている。インペラ14は羽根部材を円筒板に
挟みこんだものである。インペラ14の中心軸15がモ
ータ7の回転軸に固定され、このインペラ14がモータ
7の回転に伴い回転可能となっている。
【0007】ケーシング6の側面6aに単数個の小孔1
6(複数個でも良い)を形成してある。この側面6a
は、モータ室7aに面する領域、つまり、カバー8で覆
われた領域である。小孔16が空気通路13とモータ室
7aとを連通するのである。モータ7の回転により送風
が行われ、これに伴い、ガラリ8aから空気をモータ室
7aに流入させ、小孔16からケーシング6の空気通路
13に流出させる。なお、小孔16とガラリ8aとの開
口面積等は、送風能力、即ち、風量、静圧に影響を与え
ない範囲に設定することが好ましい。図3に示した円盤
形のものは点検フタ17で、送風装置1を工場等に設置
する際の結線作業用の穴も兼ねている。また、モータ7
の横側に取付けられている箱状のものは、結線ボックス
18である。図6の通り、送風装置1は、モータ台5に
取付けベース6bをボルト19で固定して上部本体をモ
ータ台5に固定してある。
【0008】次に、送風装置1の施工方法について説明
する。バグフィルタ2を工場等の床に設置する。次に送
風装置1を設置する。即ち、図7に示した通り、モータ
台5の左右にオールアンカー20を4箇所打ち込んでモ
ータ台5を工場の床面に固定する。オールアンカー20
の上面にアンカーカバー21を取付けてカバーし、点検
フタ17を開け、結線ボックス18の配線を結線し、そ
して、カバー8をモータ台上部5aに取り付ける等の作
業を行う。そして、配管30、60を施工する。
【0009】本実施形態の送風装置1の動作を説明す
る。送風装置1でバグフィルタ2の送風を行うと、図1
の点線矢印の通り空気が流れる。送風装置1のモータ7
でインペラ14を回転させて送風運転を行なう間、この
送風を利用して、ガラリ8aから外気がモータ室7aに
流入し、この外気でモータ7を空冷した後、小孔16か
ら空気通路13へ流出させ、送風される空気に合流す
る。即ち、送風装置1の自己の送風能力のほんのわずか
の部分を利用して、モータ室7aに空気の流れを作るこ
とでモータ7を強制的に空冷する。これにより、モータ
7が発生する騒音を遮断して送風装置1を設置した工場
等の静粛性を実現できるとともに、モータ7をカバー8
で覆ったにもかかわらず、モータ7の空冷が可能とな
り、しかも特別な放熱装置(ファンなど)などは不要で
ある。また、美観が著しく向上する。さらに、カバー8
でモータ7を覆っているとともに、前述した通りモータ
室7aの空気の流れにより、モータ7に粉塵が付着しに
くくなり、清掃が簡単になる。
【0010】なお、本発明は、上述の実施の形態又は実
施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来る
ものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的
範囲に含まれることとなる。なお、請求項にいう空気流
入部の例としてガラリ8a、空気流出部の例として小孔
16を挙げたが、例えば、これらは、管、小孔、ガラリ
等でも良く、同様の機能を達成可能な様々な構造を採用
でき、また、それらの形状、取付位置等も実施形態に限
定されるわけではない。モータ7がインペラに直結され
たものを例示したが、モータをベルト・プーリ等からな
る伝達機構を介して間接的に駆動し、これらをカバーで
覆ったものにも適用できる。さらに、送風装置1は、そ
の適用範囲を集塵機に限らず、乾燥機等の送風装置にも
適用できる。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、効果的な
モータの空冷効果を得ながら送風装置のモータが発生す
る騒音を大幅に低減できる。また、モータを外部からの
粉塵から保護できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の送風装置を取付けた集塵シ
ステムを表した斜視図である。
【図2】送風装置の左側面図である。
【図3】送風装置の正面図である。
【図4】送風装置の平面図である。
【図5】送風装置の右側面図である。
【図6】図2のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図7】図3のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
【図8】従来技術の送風装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…送風装置、2…バグフィルタ 4…排気口、5…モータ台、6…ケーシング 6a…側面、6b…取付けベース、7…モータ 7a…モータ室、8…カバー、8a…ガラリ 8b…取手、8c…着脱ネジ、9…空気吸引口 10…吸引フランジ、11…空気吐出口、12…吐出フ
ランジ 13…空気通路、14…インペラ、15…中心軸 16…小孔、17…点検フタ、18…結線ボックス 19…ボルト、20…オールアンカー、21…アンカー
カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吐出口と空気吸引口とを備え、内部
    に羽根車が収容されたケーシングと、 該ケーシング外部に設置され前記羽根車を回転させるモ
    ータと、 該モータをカバーで覆いモータ室を形成し、前記羽根車
    の回転に起因して、外気が前記モータ室を通って前記ケ
    ーシングに流入できるように空気流入部と空気流出部を
    設けたことを特徴とする送風装置。
JP11194597A 1999-07-08 1999-07-08 送風装置 Pending JP2001020898A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255318A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Toshiba Corp 媒体搬送装置
KR101171971B1 (ko) * 2012-02-17 2012-08-07 케이에프이엔지주식회사 중앙집중식 진공흡입 시스템의 파일럿 블로어
KR101308027B1 (ko) * 2011-12-09 2013-09-12 (주)에이티앤비 분해 조립이 용이한 팬 케이싱 구조
JP2020063117A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 東芝エレベータ株式会社 防音装置

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KR101171971B1 (ko) * 2012-02-17 2012-08-07 케이에프이엔지주식회사 중앙집중식 진공흡입 시스템의 파일럿 블로어
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