JP2001020640A - 網戸用外れ止め - Google Patents

網戸用外れ止め

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JP2001020640A
JP2001020640A JP11193569A JP19356999A JP2001020640A JP 2001020640 A JP2001020640 A JP 2001020640A JP 11193569 A JP11193569 A JP 11193569A JP 19356999 A JP19356999 A JP 19356999A JP 2001020640 A JP2001020640 A JP 2001020640A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別の道具を用意しなくても網戸に装着され
ている網の上部近傍という低い位置で取付高さ位置調整
を容易に行うことができ、網戸の清掃時等には簡単に外
れ止め効果を解除できる網戸用外れ止めを提供する。 【解決手段】 サッシ上枠から垂下された網戸用上部レ
ールを網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋
外側の上部突出部材で挟み込むようにけんどん式に装着
される網戸7の網戸上框9の上部突出部材間の水平部材
10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通
孔11に挿入され最上部が網戸用上部レール下端の直下
に位置せしめられる網戸用外れ止め18を、上部の門型
部19の両側下方に上端を中心にして素材の弾性によっ
て端部間距離が短くなるように変形でき且つ前記貫通孔
11を挿通し得る脚部20を垂下し、更にこの脚部20
の外側に所定間隔毎に網戸上框9の水平部材10に係合
する鋸歯状突起21を形成した構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシの上下枠に
設けられた網戸用上下レール間にけんどん式に装着され
る網戸の外れを防ぐための網戸用外れ止めに関し、更に
詳しくはサッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを
網戸上框の上方に長手方向に平行に突出された屋内側,
屋外側の上部突出部材間に挟み込んで網戸を装着した状
態で、網戸上框の上方への移動代を規制して網戸の外れ
を防ぐための網戸用外れ止めに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の窓や出入口の開閉する
障子の最外側に防虫用として網戸が設けられている。こ
の網戸はガラス障子のように常時使用するものではなく
夏期等の虫が発生し易い時期のみに使用するものである
ので安価で且つ取外しが便利なように軽量であることが
要求される結果、簡単にサッシ枠から外れてしまうこと
がしばしばある。
【0003】一般に、網戸の装着はサッシ枠に設けられ
ている網戸用上下のレール間へ「けんどん式」により、
即ちサッシ上枠から垂下された網戸用上部レールを網戸
上框の上方に平行に突設された屋内側,屋外側の上部突
出部材間に挟み込むように持ち上げた後にサッシ下枠か
ら突出されている網戸用下部レール上に網戸の下框内に
装着されている戸車が載置されるように網戸を下ろす方
式により行われているが、装着した後は網戸上框におけ
る屋内側,屋外側の上部突出部材の基部間の水平部材上
面とサッシ上枠から垂下された網戸用上部レール下端と
の間にはかなりの隙間がある。この隙間が存在するため
に網戸をけんどん式にの着脱ができるのであるが、また
これが網戸の外れの原因になる。
【0004】例えば図9の網戸を装着した状態のサッシ
を示す断面図に示すように、網戸7は、サッシ上枠1か
ら垂下されている網戸用上部レール3を網戸上框9の上
方に長手方向全長に亘って突設された屋内側,屋外側の
上部突出部材12,13で挟み込むように持ち上げた後
に網戸下框16内に装着されている戸車17をサッシ下
枠2に突出されている網戸用下部レール4上に下ろす
「けんどん式」で装着される。この状態において網戸上
框9における屋内側,屋外側の上部突出部材12,13
の基部間の水平部材10の上面とサッシ上枠1から垂下
された網戸用上部レール3下端との間に隙間が存在する
ため、網戸7は上方に移動できるので、網戸7の走行中
の一寸した振動等により戸車17がサッシ下枠2から突
出されている網戸用下部レール4上から完全に脱落した
り、片方の戸車17が外れて網戸7がゆがんで動かなく
なることがある。
【0005】そこで、このような現象が生じないように
するために、従来は網戸上框の上方への移動代を規制す
るために上下方向に長孔を形成した板状の網戸用外れ止
めを、その上端がサッシ上枠の水平部分下面から僅かに
下方に位置するように配置し前記長孔を挿通したビスを
網戸上框の上方に突出された屋内側の上部突出部材の所
定位置に螺設したメネジに螺着して挟持固定することに
よって、サッシ上枠に固定する方法が採用されていた。
【0006】しかしながら、この方法では網戸用外れ止
めの取付高さ位置を調整する際にビスを回転させるため
のドライバーを用意しなければならないばかりか、網戸
用外れ止めの位置が網戸上框の最上部に位置するため網
戸用外れ止めの取付高さ位置を調整する際には脚立のよ
うなものを用意しなければならず、しかもビスの締め付
けが弱いと重力により網戸用外れ止めが下方に下がって
来てその役目をなさなくなり、ビスの締め付けが強いと
網戸用外れ止めが破損してしまうという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の網戸
用外れ止めの欠点を解決し、特別の道具を用意しなくて
も指先で操作して網戸用外れ止めの取付高さ位置調整を
容易に行って網戸上框の上方への移動代を規制する外れ
止め効果を確実に機能させることができるばかりか、網
戸に装着されている網の上部近傍という低い位置で網戸
用外れ止めの取付高さ位置調整を行うことができ、しか
も網戸の清掃や冬期等の不使用時は簡単に外れ止め効果
を解除できる網戸用外れ止めを提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決すべく種々検討の結果、前記した網戸上框の上方に平
行に突出された屋内側,屋外側の突出部材間の水平部材
の所定位置に上下に貫通する貫通孔を穿設し、網戸用外
れ止めを、この貫通孔に挿入してその最上部がサッシ上
枠から垂下された網戸用上部レール下端の直下に位置せ
しめられるように上下方向に取付高さ位置の調整が可能
な状態に取り付け得る構造とすることによって前記課題
を解決できることを究明して本発明を完成した。
【0009】即ち本発明は、サッシ上枠から垂下された
網戸用上部レールを網戸上框の上方に平行に突出された
屋内側,屋外側の上部突出部材で挟み込むようにけんど
ん式に装着される網戸の網戸上框の上部突出部材間の水
平部材に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫
通孔に挿入され最上部が網戸用上部レール下端の直下に
位置せしめられる網戸用外れ止めであって、上部の門型
部の両側下方に上端を中心にして素材の弾性によって端
部間距離が短くなるように変形することができ且つ前記
貫通孔を挿通し得る脚部が垂下され、更にこの脚部の外
側に所定間隔毎に前記網戸上框の水平部材に係合する鋸
歯状突起が形成されていることを特徴とする網戸用外れ
止めに関するものである。
【0010】そしてこのような網戸用外れ止めにおいて
更に、脚部間にその端部間距離の短縮を復元するバネ部
が形成されていると、繰返し網戸用外れ止めの取付高さ
位置の調整を行っても材料のへたりによって脚部の外側
に所定間隔毎に形成されている鋸歯状突起の網戸上框の
水平部材への係合状態で維持できなくなる現象の発生を
効果的に防止できることや、脚部の外側下端にそれぞれ
つまみ部が形成されていると、脚部の端部間距離の短縮
を行う指先と良く係合すると共に指先の保護作用も生じ
ることや、門型部の頂部上に空間部を介して円弧状に凸
設したクッション当接部が形成された係止部が設けられ
ていると、網戸用外れ止めの取付高さ位置の調整を行っ
た結果網戸の移動時にサッシ上枠から垂下された網戸用
上部レールの下端と網戸用外れ止めの上端とが当接する
ことがあっても網戸を移動し得ない現象が発生しないこ
とや、門型部が網戸上框の水平部材に上下に貫通して長
手方向に平行に穿設された貫通孔を挿通し得る形状の場
合に、門型部の頂部上に貫通孔の幅及び/又は長さより
大きい幅及び/又は長さを有する係止部が設けられてい
ると、網戸用外れ止めの取付高さ位置の調整を行う際に
網戸用外れ止めが網戸上框に穿孔された貫通孔から脱落
してしまうことがなくなって安心して操作できること
や、係止部の長手方向側面の一方に網戸上框の屋外側の
上部突出部材に上下方向に形成されている切り欠き溝に
係合する摺動突起部が設けられていると、網戸用外れ止
めの取付状態が規定されて網戸用外れ止めが斜めに取り
付けられるような現象が生じないこともそれぞれ究明し
たのである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る網戸用外れ止
めの1実施例について図面を用いて詳細に説明する。図
1は本発明に係る網戸用外れ止めの1実施例の正面図、
図2は図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの左側
面図、図3は図1に示した本発明に係る網戸用外れ止め
の平面図、図4は図1に示した本発明に係る網戸用外れ
止めの底面図、図5は本発明に係る網戸用外れ止めの装
着位置の1例を示す正面説明図、図6は図1に示した本
発明に係る網戸用外れ止めを網戸に装着した状態を示す
側断面説明図、図7は図6におけるA−A線断面説明
図、図8は図6の平面説明図である。
【0012】本発明に係る網戸用外れ止め18は、図9
に示すように窓や出入口の開口部におけるサッシ上枠1
とサッシ下枠2との間に配置された屋内側,屋外側のガ
ラス障子5,6の更に屋外側において、サッシ上枠1か
ら垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の上方に
平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材12,
13で挟み込むようにけんどん式に装着される網戸7に
取り付けて使用されるものであって、この網戸7が網戸
上框9と網戸下框16と両側の網戸竪框15,15とか
ら成る框材に網8が張架されるものであることは、従来
と同様である。
【0013】本発明に係る網戸用外れ止め18は、網戸
7の網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外
側の上部突出部材12,13間の水平部材10の所定位
置に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔
11に挿入され最上部が網戸用上部レール3下端の直下
に位置せしめられるものであって、上部の門型部19の
両側下方に上端を中心にして素材の弾性によって端部間
距離が短くなるように変形することができ且つ前記貫通
孔11を挿通し得る脚部20,20が垂下され、更にこ
の脚部20の外側に所定間隔毎に前記網戸上框9の水平
部材10に係合する鋸歯状突起21が形成されている。
この鋸歯状突起21は、網戸上框9が図示した場合の如
く中空材である場合には、水平部材10が上部と下部と
の2つが存在するので少なくともいずれか一方に係合す
るものであれば良いが、脚部20は上端を中心にして素
材の弾性によって端部間距離が短くなるように変形する
ものであるから変形代の大きな下部の水平部材10と係
合するものであることが好ましい。
【0014】そして、脚部20,20間には、繰返し網
戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行っている間
に材料のへたりによって脚部20の外側に所定間隔毎に
形成されている鋸歯状突起21の網戸上框9の水平部材
10への係合状態で維持できなくなる現象の発生を効果
的に防止するために、その端部間距離の短縮を復元する
バネ部23が形成されている。
【0015】また、脚部20の外側下端には、脚部2
0,20の端部間距離の短縮を行う指先と良く係合して
安全に操作することができると共に指先の保護作用も生
じるように、それぞれつまみ部22が形成されている。
このつまみ部22は、水平部材10の所定位置に上下に
貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11に網戸
用外れ止め18が上方から挿入されるものである場合に
は、その先端が投影された鋸歯状突起21の先端より内
側に位置している。
【0016】更に門型部19の頂部上には、空間部25
を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形成
された係止部24が設けられており、網戸上框9の水平
部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された
貫通孔11の幅及び/又は長さより大きい幅及び/又は
長さを有する係止部24が設けられている。
【0017】このように門型部19の頂部上に空間部2
5を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形
成されていると、網戸用外れ止め18の取付高さ位置の
調整を行った結果、網戸7の移動時にサッシ上枠1から
垂下された網戸用上部レール3の下端と網戸用外れ止め
18の上端とが当接することがあっても、また建築物の
長期間の使用によってサッシ上枠1が固定されている躯
体の開口部の中央側が垂れてきてサッシ上枠1から垂下
された網戸用上部レール3の下端と網戸用外れ止め18
の上端とが当接する状態になっても、空間部25の存在
によりクッション当接部26が凹むことによって多少重
くはなるが、網戸7を移動し得なくなる現象は防止でき
るのである。また、門型部19の頂部上に網戸上框9の
水平部材10に上下に貫通して長手方向に平行に穿設さ
れた貫通孔11の幅及び/又は長さより大きい幅及び/
又は長さを有する係止部24が設けられていると、網戸
用外れ止め18の門型部19が貫通孔11を挿通し得る
形状の場合に、脚部20,20の端部間距離の短縮を行
いながら網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行
う際に網戸用外れ止め18が網戸上框9に穿孔された貫
通孔11から脱落してしまうことがないのである。
【0018】そして、網戸用外れ止め18の取付状態が
規定されて網戸用外れ止め18が斜めに取り付けられる
ような現象が生じないように、且つ網戸用外れ止め18
の取付高さ位置の調整を行う際に網戸用外れ止め18が
常に網戸上框9の長手方向に直角な方向に移動するよう
に、係止部24の長手方向側面の一方に網戸上框9の屋
外側の上部突出部材13に上下方向に形成されている切
り欠き溝14に係合する摺動突起部27が設けられてい
る。
【0019】前述したような構造の本発明に係る網戸用
外れ止め18は、図5の本発明に係る網戸用外れ止めの
装着位置の1例を示す正面説明図に示すように、網戸上
框9の両側の網戸竪框15寄りに設けるのがよいが、個
数や位置はこれに限るものではない。
【0020】そして、本発明に係る網戸用外れ止め18
を網戸7の網戸上框9に取り付けるには、先ずサッシ上
枠1から垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の
上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材
12,13で挟み込むようにけんどん式に装着される網
戸7の網戸上框9の上部突出部材12,13間の水平部
材10の所定位置(図5に示すような装着位置)に上下
に貫通して長手方向に平行に貫通孔11を穿設しておい
て、この貫通孔11に本発明に係る網戸用外れ止め18
の門型部19の両側の下部に垂下されており上端を中心
にして素材の弾性によって端部間距離が短くなるように
変形することができる脚部20,20を挿入するのであ
る。
【0021】この挿入は、網戸用外れ止め18の門型部
19(その頂部上に係止部24が設けられている場合は
係止部24付きの門型部19)が貫通孔11を挿通し得
る形状の場合には貫通孔11の下方と上方とのいずれの
方向からでも行うことができるが、貫通孔11を挿通し
得ない形状の場合(門型部19か、門型部19の頂部上
に係止部24が設けられている場合は門型部19と係止
部24との少なくともいずれかが貫通孔11の幅及び/
又は長さより大きい幅及び/又は長さを有する場合)に
は貫通孔11の上方からしか行うことができないので、
網戸7をサッシ上枠1から垂下された網戸用上部レール
3を網戸上框9の上方に平行に突出された屋内側,屋外
側の上部突出部材12,13で挟み込むようにけんどん
式に装着する前に行うことが必要である。
【0022】かくして網戸用外れ止め18の脚部20の
外側に所定間隔毎に形成されている鋸歯状突起21の最
も門型部19側に位置する鋸歯状突起21を網戸上框9
の水平部材10に係合させた状態で、網戸7がサッシ上
枠1から垂下された網戸用上部レール3を網戸上框9の
上方に平行に突出された屋内側,屋外側の上部突出部材
12,13で挟み込むようにけんどん式に装着された
ら、網戸上框9の下方に突出している脚部20,20の
外側下端(脚部20の外側下端にそれぞれつまみ部22
が形成されている場合にはつまみ部22,22)を指先
で脚部20,20の端部間距離を短くするよう変形させ
ることによって鋸歯状突起21と網戸上框9の水平部材
10との係合を解除した状態にして上方に動かし、脚部
20の鋸歯状突起21に網戸上框9の水平部材10を係
合させることにより網戸用外れ止め18の取付高さ位置
の調整を行う。この網戸用外れ止め18の取付高さ位置
の調整は、網戸用外れ止め18の最上部(門型部19の
頂部上方に係止部24や係止部24の上面に空間部25
を介して円弧状に凸設したクッション当接部26が形成
されている場合には係止部24の上面やクッション当接
部26の最上部)をサッシ上枠1から垂下された網戸用
上部レール3の下端に当接する位置より僅か下方の位置
に位置させた後に指先の力を抜いて鋸歯状突起21を網
戸上框9の水平部材10に係合させれば良い。
【0023】このような本発明に係る網戸用外れ止め1
8を、網戸7への取付けやを取付高さ位置の調整を行う
に際し、脚部20の外側下端にそれぞれつまみ部22が
形成されていると脚部20,20の端部間距離の短縮を
行う指先と良く係合すると共に指先の保護作用も生じ、
門型部19の頂部上に貫通孔11の幅及び/又は長さよ
り大きい幅及び/又は長さを有する係止部24が設けら
れていると門型部19が網戸上框9の水平部材10に上
下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔11を
挿通し得る形状の場合に網戸用外れ止め18の取付高さ
位置の調整を行う際に網戸用外れ止め18が網戸上框9
に穿孔された貫通孔11から脱落してしまうことがない
ので安心して操作でき、また係止部24の長手方向側面
の一方に網戸上框9の屋外側の上部突出部材13に上下
方向に形成されている切り欠き溝14に係合する摺動突
起部27が設けられていると網戸用外れ止め18の取付
状態が規定されて網戸用外れ止め18が斜めに取り付け
られるような現象が生じない。
【0024】そして脚部20,20間にその端部間距離
の短縮を復元するバネ部23が形成されていると繰返し
網戸用外れ止め18の取付高さ位置の調整を行っても材
料のへたりによって脚部20の外側に所定間隔毎に形成
されている鋸歯状突起21の網戸上框9の水平部材10
への係合状態で維持できなくなる現象の発生が効果的に
防止され、門型部19の頂部上に空間部25を介して円
弧状に凸設したクッション当接部26が形成された係止
部24が設けられていると網戸用外れ止め18の取付高
さ位置の調整を行った結果網戸7の移動時にサッシ上枠
1から垂下された網戸用上部レール3の下端と網戸用外
れ止め18の上端とが当接することがあっても網戸7を
移動し得なくなる現象が発生しない。
【0025】このような本発明に係る網戸用外れ止め1
8は、以上の操作を逆に行うことによって、即ち網戸上
框9の下方に突出している脚部20の外側下端(脚部2
0の外側下端にそれぞれつまみ部22が形成されている
場合にはつまみ部22,22)を指先で脚部20,20
の端部間距離を短くするよう変形させることによって鋸
歯状突起21と網戸上框9の水平部材10との係合を解
除した状態にして下方に動かした後に脚部20の鋸歯状
突起21に網戸上框9の水平部材10を係合させること
により、簡単に外れ止め効果を解除できるので、網戸の
清掃時や冬期等の不使用時に網戸7をサッシ枠から取り
外すことができる。
【0026】
【発明の効果】以上に詳述した如き本発明に係る網戸用
外れ止めは、簡単な構造で安価且つ容易に製作でき、従
来の網戸用外れ止めの如く網戸用外れ止めの取付高さ位
置を調整する際にビスを回転させるためにドライバーの
ように特別の道具を用意する必要がないばかりか、網戸
用外れ止めの取付高さ位置を調整するための操作部位と
なる脚が網戸上框の下方に突出しているため網戸用外れ
止めの取付高さ位置を調整する際には脚立のようなもの
を用意する必要もなく、しかもビスのように締め付けが
弱かったり強すぎたりすることによる弊害もないという
優れた効果を奏するものであり、その工業的価値は非常
に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る網戸用外れ止めの1実施例の正面
図である。
【図2】図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの左
側面図である。
【図3】図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの平
面図である。
【図4】図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めの底
面図である。
【図5】本発明に係る網戸用外れ止めの装着位置の1例
を示す正面説明図である。
【図6】図1に示した本発明に係る網戸用外れ止めを網
戸に装着した状態を示す側断面説明図である。
【図7】図6におけるA−A線断面説明図である。
【図8】図6の平面説明図である。
【図9】網戸を装着した状態のサッシを示す断面説明図
である。
【符号の説明】
1 サッシ上枠 2 サッシ下枠 3 網戸用上部レール 4 網戸用下部レール 5 屋内側のガラス障子 6 屋外側のガラス障子 7 網戸 8 網 9 網戸上框 10 水平部材 11 貫通孔 12 屋内側の上部突出部材 13 屋外側の上部突出部材 14 切り欠き溝 15 網戸竪框 16 網戸下框 17 戸車 18 網戸用外れ止め 19 門型部 20 脚部 21 鋸歯状突起 22 つまみ部 23 バネ部 24 係止部 25 空間部 26 クッション当接部 27 摺動突起部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ上枠(1)から垂下された網戸用上
    部レール(3)を網戸上框(9)の上方に平行に突出された
    屋内側,屋外側の上部突出部材(12,13)で挟み込む
    ようにけんどん式に装着される網戸(7)の網戸上框(9)
    の上部突出部材(12,13)間の水平部材(10)に上下
    に貫通して長手方向に平行に穿設された貫通孔(11)に
    挿入され最上部が網戸用上部レール(3)下端の直下に位
    置せしめられる網戸用外れ止め(18)であって、上部の
    門型部(19)の両側下方に上端を中心にして素材の弾性
    によって端部間距離が短くなるように変形することがで
    き且つ前記貫通孔(11)を挿通し得る脚部(20,20)
    が垂下され、更にこの脚部(20)の外側に所定間隔毎に
    前記網戸上框(9)の水平部材(10)に係合する鋸歯状突
    起(21)が形成されていることを特徴とする網戸用外れ
    止め。
  2. 【請求項2】 脚部(20,20)間にその端部間距離の
    短縮を復元するバネ部(23)が形成されている請求項1
    に記載の網戸用外れ止め。
  3. 【請求項3】 脚部(20)の外側下端にそれぞれつまみ
    部(22)が形成されている請求項1又は2に記載の網戸
    用外れ止め。
  4. 【請求項4】 門型部(19)の頂部上に空間部(25)を
    介して円弧状に凸設したクッション当接部(26)が形成
    された係止部(24)が設けられている請求項1から3い
    ずれか1項に記載の網戸用外れ止め。
  5. 【請求項5】 門型部(19)が網戸上框(9)の水平部材
    (10)に上下に貫通して長手方向に平行に穿設された貫
    通孔(11)を挿通し得る形状の場合に、門型部(19)の
    頂部上に貫通孔(11)の幅及び/又は長さより大きい幅
    及び/又は長さを有する係止部(24)が設けられている
    請求項1から4いずれか1項に記載の網戸用外れ止め。
  6. 【請求項6】 係止部(24)の長手方向側面の一方に網
    戸上框(9)の屋外側の上部突出部材(13)に上下方向に
    形成されている切り欠き溝(14)に係合する摺動突起部
    (27)が設けられている請求項4又は5に記載の網戸用
    外れ止め。
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