JP2001019319A - 床構造 - Google Patents

床構造

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JP2001019319A
JP2001019319A JP11193771A JP19377199A JP2001019319A JP 2001019319 A JP2001019319 A JP 2001019319A JP 11193771 A JP11193771 A JP 11193771A JP 19377199 A JP19377199 A JP 19377199A JP 2001019319 A JP2001019319 A JP 2001019319A
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floor plate
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Shinichiro Takahashi
伸一郎 高橋
Seiichi Hashimoto
成一 橋本
Akio Sugimoto
明男 杉本
Kenji Iwai
健治 岩井
Hiroyuki Takigawa
裕之 瀧川
Kazuhiro Kamikawa
和弘 上川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で、部品点数や溶接工数が少なくて済
み、かつ溶接の健全性も従来ほど問題とならないエレベ
ーターの床構造を得る。 【解決手段】 平行に配置された上面板14及び下面板
15を複数のリブ16で結合して一体化した平面視矩形
状を有するアルミ押出形材で構成した床板11と、床板
11の両側の2辺11a、11bと出入口側の1辺11
cをそれぞれ下方より支持するアルミ押出型材製の桁梁
12、13からなる。床板11のリブ16は上面板14
及び下面板15に対し垂直であり、床板11の強軸方向
(押出方向)が両側の2辺を支持する桁梁12の強軸方
向に直交して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのカ
ゴ等に用いられる床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターのカゴの床は、例え
ば図13及び図14に示すように、平面視矩形状の鋼板
1A及びその下面に溶接された補強用のC型鋼1Bから
なる床板1と、床板1の4辺の下部を支持する桁梁2か
ら構成される。ここで、C型鋼1Bの長さ方向に沿った
両辺は鋼板1Aの下面に溶接され、さらにその両端は桁
梁2の側面に溶接されている(溶接箇所を太いラインa
で示す)。なお、図13において、5は防振用のゴム材
(仮想線で示す)であり、その下をカゴ自体の荷重を支
えるカゴ床枠(図示せず)が支持している。
【0003】この床構造において、床板1と図示しない
カゴ床枠の間の間隔bは余り大きくとることができず、
かつこの間隔bに制御機器等の一部が収容されることも
あって、C型鋼1Bの高さcを大きく設定することは難
しい。そのため、床板1の剛性を高めるにはC型鋼1B
の厚さを大きくするしかなく、素材が鋼であることもあ
って床板1の重量が大きくなる。また、C型鋼1Bの上
面側は全長にわたり床板に溶接されているが、下面側は
両端で桁梁2の側面に溶接されているに過ぎないので拘
束が弱く、床板1に荷重がかかると下面側の間隔dが容
易に開き、床板1が仮想線eで示すようにたわみやす
く、そのため、C型鋼1Bの厚さを大きくして床板1の
剛性を高める必要があり、やはり重量が大きくなる。さ
らに、この床構造は部品点数が多く溶接工数が多くなる
ほか、床板1は事実上、桁梁2の側面の溶接箇所でのみ
支えられているので、この溶接箇所の健全性がきびしく
要求され、これらがコストアップの要因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の床構
造の上記問題点に鑑みてなされたもので、軽量で、部品
点数や溶接工数が少なくて済み、かつ溶接の健全性も従
来ほど問題とならないエレベーター等の床構造を得るこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る床構造は、
平行に配置された上面板及び下面板を複数のリブで結合
して一体化した平面視矩形状を呈する軽金属製の中空形
材で構成した床板と、同じく軽金属製の形材で構成さ
れ、その床板における対向する2組の2辺のうち少なく
とも1組の2辺側をそれぞれ下方より支持する軽金属製
の桁梁からなることを特徴とする。なお、上記桁梁も床
板と同じく中空形材で構成することが望ましい。
【0006】上記床構造の望ましい具体的形態として、
床板の隣接するリブと上面板又は下面板との結合部が
互いに独立していること、その場合、例えば床板のリブ
が上面板及び下面板に対し略垂直であること、床板の
強軸方向が前記2辺側を支持する桁梁の強軸方向に直交
して配置されていること、床板が弱軸方向に分割され
た複数の床板部材からなり、隣接する床板部材が互いに
結合されていること、その場合、例えば、隣接する床板
部材の対向する上面板を下面板より弱軸方向に突出さ
せ、該上面板同士を結合したこと、床板の前記2辺側
を支持する桁梁が、ロ字形の外形の中にV字形のリブが
ある断面構造をもつ中空形材からなること、桁梁の側
方にフランジ部を張り出させ、このフランジ部と床板の
下面板を結合すること、さらに床板の他の組の2辺側
のいずれか一方又は双方を軽金属製の形材で構成される
桁梁で支持すること、その場合、出入口側が他の組の2
辺側にある場合、少なくともその出入口側を桁梁で支持
すること、等を挙げることができる。なお、本発明に係
る床構造はエレベーターのカゴの床構造として特に適す
るが、他の車両構体、自動車、船舶、航空機、建築構造
物などの床構造としても利用することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照して、
本発明に係る床構造の構成及び作用についてより具体的
に説明する。図1に示す床構造はエレベーター用の床構
造であり、平面視矩形状の床板11と桁梁12から構成
され、床板11における対向する2組の2辺のうち1組
の2辺側11a、11bの下面がそれぞれ桁梁12で支
持され、他の1組の2辺のうち出入口側11cの下面が
桁梁13で支持されている。この床板11は、平行に配
置された上面板14及び下面板15を多数の垂直のリブ
16で結合して一体化したアルミニウム合金押出形材か
らなり、桁梁12は、ロ字形の外形17の中にV字形の
リブ18がある断面構造をもつ同じくアルミニウム合金
押出形材からなり、桁梁13も同じくアルミニウム合金
押出形材からなる。
【0008】上記床構造では、床板11を中空形材とし
たため部品点数が少なく、溶接工数も少なくなり、また
比剛性(単位重量当りの剛性)及び比強度(単位重量当
りの強度)が高く軽量化が可能となる。そして、この床
板11は上下面板14、15をリブ16で結合した構造
であるため、等分布荷重により上下面板14、15に生
ずる変形(たわみ)が均一化され、集中荷重(ハイヒー
ルや靴のかかとから受ける荷重、荷車のキャスターから
受ける荷重など)に対する変形も生じにくくなる。な
お、リブ16の間隔は、想定される集中荷重により上面
板14が耐力を超える応力を受けないように設定する必
要がある。
【0009】また、上記床構造では、床板11の強軸方
向(剛性の高い方向)が桁梁12の強軸方向に直交して
配置されている。ここで、床板11の強軸方向Xは、図
2に示すようにリブ16の方向であり、それに直交する
方向が弱軸方向(剛性の弱い方向)Yとなり、桁梁12
の強軸方向Xも同じくリブ18の方向であり、それに直
交する方向が弱軸方向Yである。つまり、上記床構造で
は、床板11の弱軸方向Yに桁梁12の強軸方向Xを配
置し、床板11の強軸方向Xと桁梁12の強軸方向Xを
直交させることで、床板11の弱軸方向Yの剛性を高め
ている。なお、仮に床板11自身に弱軸方向Yの剛性を
保有させようとすると、弱軸方向にリブを追加するか、
上下面板14、15の板厚を増す必要があるが、いずれ
も軽量化の観点から望ましくない。さらに、上記床構造
では、床板11の下面板15と桁梁12、13は溶接に
より接合されるが、桁梁12、13の上に床板11が乗
る構造であるため、従来の床構造ほど溶接箇所の健全性
がきびしく要求されない利点がある。なお、床板11の
ように、隣接するリブと上面板又は下面板との結合部が
互いに独立している場合、結合部が重なる後述の例(図
4参照;結合点iが4重点となっている)に比べて押出
性に優れ、薄肉に押し出すことができるので、軽量化の
面で特に有利である。
【0010】ところで、エレベーターの床構造におい
て、先に述べたように桁梁の下にはゴム材5が取り付け
られているが、床板の下にエレベーターの制御機器等の
一部を収容するスペースを稼ぐため、及び外の振動を室
内に伝達しにくくするため、一般にこのゴム材5の水平
面における断面積(幅×長さ)はカゴの荷重を支持する
に十分である限り、小さい方が望ましい。一方、上記床
構造において、桁梁12の幅fを余り小さくすると、荷
重負荷時に桁梁の断面のねじれ変形が大きくなり、床板
全体の変形(たわみ)が大きくなる恐れがあり、そのた
め、桁梁12の幅fは一般的なゴム材5の幅よりかなり
大きく設定することが望ましい。この桁梁12では、上
記双方の要請を満足させるため、図3(a)に示す通
り、ロ字形の外形17の中に上面板19の両端点と下面
板20(この例ではその中央部)を連結するV字形のリ
ブ18(断面のねじれ変形に対し垂直リブより強い)を
形成し、かつ詳しくは同図に両矢印で示すように、下面
板20の一方の端点gとリブ連結部hまでの間がゴム材
5の支持幅となるように設定した。なお、図3(b)〜
(d)のように、この支持幅を下面板の一方の端点とリ
ブの連結部までの範囲以外に設定した場合、桁梁12の
下面板20がゴム材5に押されて変形することになり、
望ましくない。
【0011】図4に示す床構造は、同じく平面視矩形状
の床板21と桁梁22から構成され、床板21における
対向する2組の2辺のうち1組の2辺側21a、21b
の下面がそれぞれ桁梁22で支持され、他の1組の2辺
のうち出入口側21cの下面が桁梁23で支持されてい
る。この床構造は、床板21が、平行に配置された上面
板24及び下面板25を多数のトラス形のリブ26で結
合して一体化したものである点、及び床板21の強軸方
向Xと桁梁22の強軸方向Xを平行とした点で、図1に
示す床構造と異なる。
【0012】この配置では、床板21と桁梁22の強軸
方向Xが平行であるため、桁梁22で床板21の弱軸方
向Yの剛性が補なわれないが、例えば奥行きが幅より相
当大きく、桁梁の強軸方向Xに垂直な面内での曲げが支
配的な床構造等の場合には適用することができる。その
際、トラス形のリブ26で結合した床板21は弱軸方向
Yの剛性が垂直リブ16を有する床板11より高いた
め、このような配置を行った場合に有利である。ただ
し、トラス形以外のリブをもつ床板がこの配置に利用で
きないわけではない。
【0013】これまで述べた床構造では、床板は一体的
に成形されたもの(図5(a)参照)を想定していた
が、図5(b)に示すように、弱軸方向Yに分割された
複数の床板部材30を隣接するもの同士互いに結合して
床板31としてもよい。この場合、各床板部材30は、
それぞれが平行に配置された上面板30a及び下面板3
0bを複数のリブ30cで結合して一体化した金属中空
形材(例えばアルミニウム合金押出形材)とする。隣接
する床板部材30の結合方法としては、嵌合、ボルト締
め、溶接等、種々の方法が考えられるが、なかでも図6
(a)に例示する溶融溶接法、図6(b)に例示する摩
擦撹拌溶接法(FSW)(特許第2792233号公
報、特開平11−5180号公報等参照)を利用するの
が望ましい。特にFSWがコスト面で有利である。な
お、図6(b)のFSWを行う場合のツール先端部の挿
入位置と撹拌接合領域(斜線部)を図8(a)に示す。
【0014】床板部材を結合する場合、図6に示すよう
に隣接する床板部材30の上面板30aと下面板30b
の両方を結合してもよいが、弱軸方向Yに上面板が下面
板より突出した床板部材を用い、上面板のみを結合した
床板とすることもできる。この床板部材30を用いた床
構造の組付手順を図7を参照して説明すると、まず、弱
軸方向Yに上面板40aが下面板40bより突出した床
板部材40を平らな定盤46の上に上面板40aを下に
して置き、隣接する上面板40a同士を床板部材40の
裏面側から長さ方向(紙面に垂直)に沿って溶接(a)
又はFSW(b)により結合し、床板41を作成する。
続いて、そのまま床板41の上に桁梁42、43を置き
(c)、溶接接合し(溶接箇所を太いラインjで示
す)、最後にひっくり返せば床構造ができ上がる
(d)。
【0015】床板41がこのような構造をもつことで、
上記手順による床構造の組み付けが可能となり、次のよ
うな利点が生ずる。まず、上面板40aの表面は溶接時
に定盤46に接しているので、溶接後の床板41の上面
板43の表面の平面精度が確保され、仕上げ加工が不要
となる。FSWで結合する場合は、ツール47の加圧力
を床板部材40自身でなく定盤46で受けるため、図6
(b)の例のように床板部材30のリブ30cで加圧力
を受ける場合と違って、床板部材40の断面の変形(た
わみ)が起こらない。なお、図7(b)のFSWを行う
場合のツール47の先端部の挿入位置と摩擦溶接領域
(斜線部)を図8(b)に示す。ツール先端と定盤46
の間には、接触を回避するための隙間mを置いている。
また、組付作業の間、天地作業(部材を裏返す作業)を
行うことがないため、作業性が優れている。なお、床板
41の溶接線の数は図6の床板31場合の半分で済み、
下面板45は桁梁42に溶接されているので、隣接する
床板部材40同士の下面板40bの間隔kが、従来のC
型鋼のように簡単に開くことはない。
【0016】FSWは桁梁と床板の結合にも利用するこ
とができる。図9に示す例は、桁梁の側方にフランジ部
を張り出させることによりそれを可能としたもので、図
9(a)は、上面板51の両側方にフランジ部51aを
水平に張り出した桁梁52を用い、このフランジ部51
aと床板53の下面板54をFSWにより結合するも
の、図9(b)は、上面板61の両側方に上面側が水平
で下面側が傾斜したフランジ部61aを張り出した桁梁
62を用い、このフランジ部61aと床板53の下面板
54をFSWにより結合するものである。また図9
(c)は、先の桁梁52を用い、さらに床板53の下面
板54を所定幅切り欠き、そこに桁梁52の上面板51
及びフランジ部51aをはめ込み、そのフランジ部51
aと床板53の下面板54をFSWにより結合するもの
である。それぞれ、ツール先端部の挿入位置と摩擦溶接
領域(斜線部)を拡大して同時に示す。
【0017】また、図10は桁梁72を2つの形材72
a、72bで構成し、これをFSWで結合するものであ
る。桁梁72(のフランジ部)と床板73の下面板の結
合もFSWで行えばよい。図9に示す桁梁52のような
断面形状を一体の押出形材として製造する場合は、V字
形のリブと上下面板(及びフランジ)が交わる箇所が4
重点となるため押出性に劣るが、図10のような2つの
形材72a、72bに分けることで4重点が解消し、押
出性が改善される。なお、桁梁72では上面板をなくし
ている。
【0018】
【実施例】次に、本発明に係る床構造と従来の床構造に
ついて、等分布荷重載荷時及び集中荷重載荷時の床板の
最大変形量及び発生応力を有限要素法(FEM)により
計算し比較した。両床構造において試験条件は表1の通
りである。なお、表1の各記号の意味を図11に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示す床構造において、桁梁の下4隅
にゴム材を置き、床板の上面に3.6tonの等分布荷
重を加えた場合の床板の最大変形量(たわみ)と最大応
力、及びリブ間又はC型鋼間に100kgの集中荷重を
加えた場合の上面板又は鋼板の最大変形量(たわみ)と
最大応力を下記表2に示す。なお、等分布荷重の最大変
形量は桁梁に垂直な面内における最大変形量δ(図1
2(a)参照)、集中荷重の最大変形量はリブ間又はC
型鋼間の最大変形量δ(図12(b)参照)である。
【0021】
【表2】
【0022】表2に示すように、本発明の床構造では、
従来の床構造と同等の性能を半分以下の重量で実現する
ことができた。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る床構造は、部品点数が少な
く、接合工数が少なくて済み、アルミニウム合金等の軽
金属を用いることで大幅に軽量化できる利点がある。ま
た、金属中空形材を用いることにより、従来の床構造で
は必要とされたプレス成形などの加工を省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る床構造の斜視図である。
【図2】 上記床構造に関し、床板及び桁梁の強軸方向
及び弱軸方向を説明する図である。
【図3】 上記床構造に関し、ゴム材の支持幅について
説明する図である。
【図4】 本発明に係る他の床構造の斜視図である。
【図5】 本発明に係る一体型床板(a)及び分割型床
板(b)の概念図である。
【図6】 本発明に係る床構造に関し、床板の結合方法
を説明する図である。
【図7】 本発明に係る他の床構造に関し、床構造の組
付方法を説明する図である。
【図8】 FSWによる床板の結合方法を説明する図で
ある。
【図9】 FSWによる桁梁と床板の結合方法を説明す
る図である。
【図10】 FSWによる桁梁の結合方法を説明する図
である。
【図11】 実施例の符号の意味を説明する図である。
【図12】 実施例の変形について説明する図である。
【図13】 従来の床構造の斜視図である。
【図14】 その下方からみた斜視図である。
【符号の説明】
11、21、31、41 床板 12、13、22、23、42、43 桁梁 14、24 床板の上面板 15、25、45 床板の下面板 16、26 床板のリブ 17 桁梁のロ型外形 18 桁梁のV型リブ 30 床板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 明男 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 岩井 健治 東京都品川区北品川5丁目9番12号 株式 会社神戸製鋼所東京本社内 (72)発明者 瀧川 裕之 山口県下関市長府港町14番1号 株式会社 神戸製鋼所長府製造所内 (72)発明者 上川 和弘 山口県下関市長府港町14番1号 株式会社 神戸製鋼所長府製造所内 Fターム(参考) 3F306 AA05 AA06 CA01 CA25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に配置された上面板及び下面板を複
    数のリブで結合して一体化した平面視矩形状を呈する軽
    金属製の中空形材で構成した床板と、同じく軽金属製の
    形材で構成され、その床板における対向する2組の2辺
    のうち少なくとも1組の2辺側をそれぞれ下方より支持
    する桁梁からなることを特徴とする床構造。
  2. 【請求項2】 上記床板は、隣接するリブと上面板又は
    下面板との結合部が互いに独立していることを特徴とす
    る請求項1に記載された床構造。
  3. 【請求項3】 床板のリブが上面板及び下面板に対し略
    垂直であることを特徴とする請求項2に記載された床構
    造。
  4. 【請求項4】 床板の強軸方向が上記桁梁の強軸方向に
    直交して配置されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載された床構造。
  5. 【請求項5】 床板が弱軸方向に分割された複数の床板
    部材からなり、隣接する床板部材が互いに結合されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載された床構造。
  6. 【請求項6】 隣接する床板部材の対向する上面板を下
    面板より弱軸方向に突出させ、該上面板同士を結合した
    ことを特徴とする請求項5に記載された床構造。
  7. 【請求項7】 上記桁梁が、ロ字形の外形の中にV字形
    のリブがある断面構造をもつ中空形材からなることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載された床構造。
  8. 【請求項8】 上記桁梁の側方にフランジ部を張り出さ
    せ、このフランジ部と床板の下面板を結合したことを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載された床構造。
  9. 【請求項9】 さらに床板の対向する2組の2辺のうち
    他の組の2辺側の一方又は双方が軽金属製形材からなる
    桁梁で支持されていることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれかに記載された床構造。
  10. 【請求項10】 前記床板及び桁梁が、アルミニウム合
    金製押出形材からなることを特徴とする請求項1〜9の
    いずれかに記載された床構造。
  11. 【請求項11】 前記床構造がエレベーター用床構造で
    あることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
    された床構造。
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