JP2001018850A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

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JP2001018850A
JP2001018850A JP11190670A JP19067099A JP2001018850A JP 2001018850 A JP2001018850 A JP 2001018850A JP 11190670 A JP11190670 A JP 11190670A JP 19067099 A JP19067099 A JP 19067099A JP 2001018850 A JP2001018850 A JP 2001018850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
exhaust pipe
rear floor
vehicle body
floor panel
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Pending
Application number
JP11190670A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Aoki
剛 青木
Shuichiro Iwatsuki
修一郎 岩月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JP2001018850A publication Critical patent/JP2001018850A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/88Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気管・消音器の下方への突出量を最
小限とし、車体の空力性能を低下させることなく車体パ
ネルの剛性を確保すると共に排気管・消音器から車室へ
の熱伝達を確実に遮断可能な自動車の車体構造を提供す
る。 【解決手段】 排気管及び/または消音器を受容する
べく車体パネルの一部を凹設して形成した排気管受容部
にて、車体パネルと排気管及び/または消音器との間に
空隙をもって車体パネルに固着された補強パネルを介在
させることで、車体パネルの剛性を高めることができ、
より一層の車体パネル薄板化、即ち軽量化を図ることが
できると共に排気管及び/または消音器から車室への熱
の伝達を遮断することができ、排気管及び/または消音
器の下方突出量も低減でき、車体の空力性能を低下させ
ることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体構造
に関し、特に排気管及び/または消音器を受容するべく
車体パネルの一部に排気管受容部を凹設してなる自動車
の車体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の燃費を向上させるために
種々の技術が提案されており、特に空力性能の向上や車
両重量の低減が効果的である。空力性能向上のために
は、例えば、排気管・消音器の下方への突出量を抑制
し、空気抵抗を減らすことが良い。また、軽量化のため
には、例えば同一出願人による特願平10−32578
4号に記載されているように軽合金材を用いたり、さら
に薄肉化すると良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薄肉化
したフロアパネル下面に排気管・消音器を配置した場
合、排気管・消音器から発生する熱が車室側に伝達され
ることを防止するのにフロアパネルと排気管・消音器と
を離間させる必要があり、下方への突出量が増えるとい
う問題がある。
【0004】一方、例えばスペアタイヤを車体のトラン
クルームに位置するフロアパネル(車体パネル)に車室
側から見て凹設したタイヤ収納部内に収納するようにし
た自動車がある。このような自動車にあっては、路面側
から見るとこのタイヤ収納部が凸設されていることか
ら、車体のエンジンルームから後方に延出する排気管・
消音器はこのタイヤ収納部を避けた位置に路面側からか
ら見て凹設された排気管受容部に配置される。
【0005】そのような自動車に於いて軽量化のために
車体パネルを薄肉化した場合に、上記トランクルームに
位置するフロアパネルの剛性を確保するために大きなビ
ードなどを形成すると平坦形状が損なわれて空力性能が
悪化し、逆に空力性能向上のためにフロアパネルを平坦
化するとその剛性を確保することが難しいという問題が
ある。
【0006】本発明は、このような課題を解決して、排
気管・消音器の下方への突出量を最小限とし、車体の空
力性能を低下させることなく車体パネルの剛性を確保す
ると共に排気管・消音器から車室への熱伝達を確実に遮
断することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
べく本発明では、排気管4a及び/または消音器4bを
受容するべく車体パネル(リアフロアパネル後部1)の
一部を凹設して形成した排気管受容部3にて、前記車体
パネルの剛性を高めると共に前記排気管4a及び/また
は消音器4bから車室への熱の伝達を遮断するべく、前
記車体パネルと前記排気管4a及び/または消音器4b
との間に空隙をもって介在するように補強パネル7を前
記車体パネル(リアフロアパネル後部1)に固着した。
【0008】これによれば、補強パネルが空隙をもって
車体パネルと前記排気管及び/または消音器との間に介
在するにより、車体パネルと排気管及び/または消音器
とが断熱され、かつ車体パネルが補強される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面に示された具体
例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明す
る。
【0010】図1は、本発明が適用された自動車の車体
構造を示す路面側から見た斜視図であり、図2はその要
部底面図、図3は図2のIII−III線について見た
断面図である。この車体フレームは、アルミニウム合金
で押出成型・鋳造された種々の骨格部材と、アルミニウ
ム合金の板材でプレス成型された種々のパネル部材と
を、互いに溶接付けすることで組み立てられている。
【0011】リアフロアパネル後部1は、アルミニウム
合金材からなる板材をプレス成型して形成されている。
リアフロアパネル後部1は、車体パネルの一部を凹状に
形成し、車室(トランクルーム)側にスペアタイヤ収容
部2、路面側に排気管4a及び/または消音器4bを受
容するための排気管受容部3が画定されるように、適所
を折り曲げられている。
【0012】また、リアフロアパネル後部1には、剛性
確保のためのビード5の如き凹凸などがプレス成型時に
形成されている。これらビード5を設けるのは、本発明
が適用された車体に用いられるリアフロアパネル後部1
が極めて薄い板材からなり、走行中に振動や音が発生し
易いことから、それらの発生を抑えるためである。そし
て例えば断面形状が田字状をなす押出材で形成された、
車体の左右の側部フレームとして左右一対のリアサイド
フレーム6a・6bの上面に、リアフロアパネル後部1
の両側縁が溶接付けされ、両リアサイドフレーム6a・
6bの後端にリアパネル(図示せず)の左右側縁部が溶
接付けされている。
【0013】本図示例における自動車にあっては、図2
及び図3に併せて示されるように、スペアタイヤ収納部
2が、車体幅方向(左右方向)について中心から一方
(図では後方から見て左方)に偏倚して設けられてい
る。車体後部において下方に大きく突出するスペアタイ
ヤ収納部2を上記したように車体幅方向の一方に偏倚さ
せているのは、スペアタイヤ収納部2の側方であって幅
の長い側の下面に排気管4a及び/または消音器4bを
受容するための充分な大きさの排気管受容部3を確保す
るためである。
【0014】そして、排気管受容部3には、リアフロア
パネル後部1に適所(図に示された×印の部分)を溶接
されて固着された本発明に基づく補強パネル7が配設さ
れている。この補強パネル7は、薄板材をプレス加工し
て形成され、溶接部以外の部分がリアフロアパネル後部
1の壁面からやや離間するように、即ち空隙8をもって
リアフロアパネル後部1に固着されている(図3)。こ
の補強パネル7によりリアフロアパネル後部1の剛性を
好適に高めることができるため、リアフロアパネル後部
1を極力薄板材で形成することができる
【0015】したがって、車体の軽量化を促進し得ると
共に、補強パネル7により剛性を確保することができ、
振動や音が発生することを防止し得る。また、補強パネ
ル7が空隙8をもってリアフロアパネル後部1に固着さ
れているため、この空隙8による断熱効果で排気管4a
及び/または消音器4bをリアフロアパネル後部1に近
接配置してもこれら排気管4a及び/または消音器4b
からの熱がリアフロアパネル後部1まで至らず、車室側
に伝達される心配がないと共に排気管4a及び/または
消音器4bの下方突出量も低減できる。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、排気管及び
/または消音器を受容するべく車体パネルの一部を凹設
して形成した排気管受容部にて、車体パネルと排気管及
び/または消音器との間に空隙をもって車体パネルに固
着された補強パネルを介在させることで、車体パネルの
剛性を高めることができ、より一層の車体パネル薄板
化、即ち軽量化を図ることができると共に排気管及び/
または消音器から車室への熱の伝達を遮断することがで
き、排気管及び/または消音器の下方突出量も低減で
き、車体の空力性能を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動車の車体構造を示す路
面側から見た斜視図。
【図2】図1の要部底面図。
【図3】図2のIII−III線について見た断面。
【符号の説明】
1 リアフロアパネル後部(車体パネルの一部) 3 排気管受容部 4a 排気管 4b 消音器 7 補強パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気管及び/または消音器を受容するべ
    く車体パネルの一部を凹設して形成した排気管受容部に
    て、前記車体パネルの剛性を高めると共に前記排気管及
    び/または消音器から車室への熱の伝達を遮断するべ
    く、前記車体パネルと前記排気管及び/または消音器と
    の間に空隙をもって介在するように補強パネルを前記車
    体パネルに固着したことを特徴とする自動車の車体構
    造。
JP11190670A 1999-07-05 1999-07-05 自動車の車体構造 Pending JP2001018850A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013051A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Honda Motor Co Ltd 車体フロア構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013051A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Honda Motor Co Ltd 車体フロア構造

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