JP2001017174A - 胎盤型有機アニオントランスポーターとその遺伝子 - Google Patents
胎盤型有機アニオントランスポーターとその遺伝子Info
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Abstract
関与する新規な有機アニオンントランスポーター遺伝子
およびその遺伝子がコードするポリペプチドである有機
アニオントランスポーターを提供するものである。 【解決手段】 本発明は、胎盤型有機アニオントランス
ポーターOAT4、より詳細には、配列番号2に示され
るアミノ酸配列、又は、その一部のアミノ酸配列が欠失
し、他のアミノ酸で置換もしくは付加されてもよいアミ
ノ酸配列を有する胎盤型有機アニオントランスポーター
OAT4に関する。また、本発明は、前記した胎盤型有
機アニオントランスポーターOAT4をコードする塩基
配列又はそれとストリンジェントな条件下でハイブリダ
イズし得る塩基配列を有するをコードする核酸、好まし
くはDNAに関する。
Description
陰イオン)輸送に関与する遺伝子と、その遺伝子がコー
ドするポリペプチドに関する。より詳細には、本発明
は、胎盤型有機アニオントランスポーターOAT4、そ
れをコードする遺伝子、当該遺伝子を検出するためのプ
ローブ、及び当該蛋白質を認識し得る抗体に関する。
よび体外排出に関して重要な役割を果たしている。腎臓
の尿細管細胞は極性を有する上皮細胞であり、側底膜を
介して血液と接し、種々の物質の受け渡しを行ってい
る。有機アニオンの一部は、輸送担体(トランスポータ
ー)により側底膜を介して腎臓に取り込まれ、また細胞
内で代謝により産生された有機アニオンもトランスポー
ターにより排出されることがこれまでの生理学的な研究
から予測されてきた。
れらの代謝物などの多くを含むことから、有機アニオン
輸送系は、生体異物***系あるいは薬物輸送系としても
広く知られてきた。尿細管細胞の有機アニオンの取り込
みについては、これまで摘出臓器灌流法や単離細胞膜小
胞系などを用いた実験系により研究されてきた。しかし
従来の手法では、側底膜を介した有機アニオン輸送系に
ついて詳細に解析することは困難であり、トランスポー
ターそのものを単離して解析することが望まれてきた。
織においても行われている。胎盤は、胎児と母体との間
で物質交換を活発におこなっている組織であり、糖やア
ミノ酸を含む生体必須物質はトランスポーターを介し
て、母体から効率良く胎児に輸送されている。一方、胎
盤は胎児の外部環境に対する組織バリアーとしての役目
も担っている。胎盤は、母体が摂取した生体異物の胎児
への自由な移行に対して、ある種の制限を与えており、
この機能の一部は、異物***トランスポーターによる胎
児循環からの異物除去によるものと想定される。
反応がおこっており、その結果として有機アニオンが産
生されている。胎児の解剖学的な特殊性から、こうした
代謝物の***は主に胎盤を介している。有機アニオント
ランスポーターが胎盤に存在してこの役割を果たしてい
ると考えるのは、合目的的である。このように、胎盤に
おける生体異物輸送(特に有機アニオン輸送)は、胎児
の発育および遺伝毒性に関して重要な役割を担っている
と考えられるにも関わらず、腎臓や肝臓以上にその輸送
の詳細は不明である。
おいて中心的な役割を果たしている有機アニオントラン
スポーターOAT1(J. Biol Chem 272巻,18526-9
頁、1997)、OAT2(FEBS letter 429、179-182頁、1
998)、およびOAT3(J. Biol Chem ,274巻, 13675-
13680頁、1999)を単離し報告してきた。また、これら
については、既に特許出願済みである。OAT1、OA
T2およびOAT3は化学構造の異なる多くの有機アニ
オンを輸送することの出来るトランスポーターであり、
種々のアニオン性薬物の輸送も行っている。OAT1、
OAT2さらにOAT3の単離、同定は有機アニオント
ランスポーターがファミリーを形成することを示してい
る。このファミリーのメンバーは、腎臓や肝臓など生体
異物の体外***に中心的な役割を果たしている臓器のみ
ならず、組織関門を形成する脳にもその発現が認められ
る。
門の機能的単位および胎児の代謝物***経路として、胎
盤における有機アニオントランスポーターの存在を予想
し、胎盤に存在する新規な有機アニオントランスポータ
ーを単離した。
における有機アニオン輸送に関与する新規な有機アニオ
ンントランスポーター遺伝子およびその遺伝子がコード
するポリペプチドである有機アニオントランスポーター
を同定し、提供することにある。その他の目的について
は以下の記載より明白である。
たように、3つの有機アニオントランスポーターOAT
1、OAT2およびOAT3を単離した。これらは相互
に40%前後のアミノ酸配列の相同性を有している。こ
れらの配列をもとに、ESTデータベース(expressed
sequence tag data base)を検索し、OAT1,2およ
び3と相同性を有する新規cDNA断片を同定した。こ
のcDNA断片を用いて、ヒト腎臓cDNAライブラリ
ーよりこれまでに報告のない新規クローン(OAT4)
を同定した。そして、このものが胎盤型であることを確
認した。
ントランスポーターOAT4に関し、より詳細には、本
発明は、配列表の配列番号2に示されるアミノ酸配列、
又は、その一部のアミノ酸配列が欠失し、他のアミノ酸
で置換もしくは付加されてもよいアミノ酸配列を有する
胎盤型有機アニオントランスポーターOAT4に関す
る。本発明の胎盤型有機アニオントランスポーターOA
T4は、有機アニオンとしてエストロン硫酸、デヒドロ
エピアンドロステロン硫酸、及び/又はオクラトキシン
Aなどの有機アニオンを取り込む能力を有する胎盤型有
機アニオントランスポーターOAT4である。
されるアミノ酸配列、又は、その一部のアミノ酸配列が
欠失し、他のアミノ酸で置換もしくは付加されていても
よいアミノ酸配列を有する蛋白質をコードする塩基配列
又はそれとストリンジェントな条件下でハイブリダイズ
し得る塩基配列を有する核酸、好ましくはDNAに関
し、前記した本発明の胎盤型有機アニオントランスポー
ターOAT4をコードする遺伝子に関する。さらに、本
発明は、配列表の配列番号1で示される塩基配列を有す
るDNAの連続する少なくとも14塩基以上、好ましく
は20塩基以上、またはそれらの相補鎖よりなる塩基配
列を有する核酸、好ましくはDNAに関し、当該DNA
などの核酸は前記下本発明の胎盤型有機アニオントラン
スポーターOAT4をコードする遺伝子を検出、同定又
は定量するためのプローブとして有用である。また、本
発明は、前記した本発明の胎盤型有機アニオントランス
ポーターOAT4を認識し得る抗体にも関する。
AT4は、異なる化学構造を持った有機アニオンに対し
てこれらを輸送する(取り込む)能力を有する、広い範
囲の基質選択性を有するトランスポーターである。本発
明の胎盤型有機アニオントランスポーターOAT4は、
エストロン硫酸、デヒドロエピアンドロステロン硫酸、
及び/又はオクラトキシンAなどの有機アニオンを取り
込む能力を有している。
OAT1、OAT2およびOAT3の塩基配列情報をも
とに、公開されているEST データベースを探索した
ところ、OAT1、OAT2およびOAT3と相同性を
有する新規cDNA断片H12876を得た。このH1
2876を32Pでラベルしたプローブを用いて、既に
構築してあったヒト腎臓cDNAライブラリーをスクリ
ーニングした。この結果、有機アニオン輸送活性を持つ
新規cDNA(hOAT4 cDNA)が得た。得られ
たcDNA(OAT4 cDNA)の塩基配列の決定
は、特異的プライマーを用いて、自動シークエンサー
(アプライドバイオシステム社製)により行い、配列表
の配列番号1に示す塩基配列であることが分かった。
性を持っていることを確認するために、関根らの方法
(Sekine,T., et al.J Biol Chem 272巻、18526-9頁、1
997年)に準じて、このcDNAを含むプラスミドから
cRNA(cDNAに相補的なRNA)を調製し、これ
をアフリカツメガエルの卵母細胞に注入し、この卵母細
胞について放射能標識された種々の有機アニオンおよび
有機カチオンによる取り込み実験を行った。この結果を
図1に示す。図1に示されるように、OAT4を発現さ
せた卵母細胞は3H−エストロン硫酸、3H−デヒドロ
エピアンドロステロン硫酸、及び3H−オクラトキシン
Aの取り込みを示すことが判明した。これに対して代表
的な有機カチオンである14C−TEA(テトラエチル
アンモニウム)の取り込みは認められなかった。
した卵母細胞を用いて、本発明のOAT4による種々の
濃度におけるエストロン硫酸、デヒドロエピアンドロス
テロン硫酸の取り込み量の変化を調べ、有機アニオン輸
送のミカエリスーメンテン動力学試験を行った。この結
果を図2に示す。この結果、本発明のOAT4は、ある
濃度までは濃度依存的に有機アニオンの取り込み量を増
加させるものであることがわかった。そして、エストロ
ン硫酸、デヒドロエピアンドロステロン硫酸の取り込み
のKm値はそれぞれ 1.01±0.15μM、0.6
3±0.04μMであった。
けるナトリウム依存性を検討した。OAT4によるエス
トロン硫酸の取り込みを、種々の細胞外陽イオンの存在
下に実験した。結果を図3に示す。図3に示されるよう
に、細胞外陽イオンとしてナトリウムイオン、コリンイ
オン及びリチウムイオンが存在するとOAT4を介した
エストロン硫酸の取り込み活性が認められ、細胞外ナト
リウムをリチウムおよびコリンに置換しても、OAT4
を介したエストロン硫酸の輸送に変化は無く、OAT4
が細胞外ナトリウム非依存性の有機アニオントランスポ
ーターであることが明らかになった。
検討するために、3H−エストロン硫酸の取り込み実験
系において、系へ各種イオン性物質を添加し、その影響
を調べた(阻害実験)。その結果を図4に示す。この結
果、種々のアニオン性物質(プロベネシド、ペニシリン
G、インドメタシン、イブプロフェン、ジクロフェナッ
ク、フロセミド、ブメタニド、ブロモサルフォフタレイ
ン、コール酸、タウロコール酸など)はOAT4による
3H−エストロン硫酸の輸送を有意に阻害したが、テト
ラエチルアンモニウムのようなカチオン性物質および無
機硫酸は阻害作用を示さなかった。以上の結果から、O
AT4は多選択性有機アニオントランスポーターである
ことが判明した。
デヒドロエピアンドロステロン硫酸の二つの硫酸抱合体
の取り込み活性を示したため、各種硫酸抱合体およびグ
ルクロン酸抱合体がOAT4と相互作用を示すか否か
を、阻害実験により調べた。結果を図5に示す。この結
果、ミノキシジル硫酸を除く硫酸抱合体は全てOAT4
と相互作用を示した。一方、グルクロン酸抱合体は、α
ナフチルβグルクロナイド以外は、OAT4と弱い相互
作用を示すのみであった。
の部位に発現しているかをノーザンブロット解析により
調べた。このノーザンブロットの結果を図6に示す。こ
の結果、本発明のOAT4は腎臓および胎盤のみにおい
て、強いバンドが検出され、本発明のOAT4が胎盤型
のものであることが判明した。したがって、本発明のO
AT4は、ヒトの胎盤型有機アニオントランスポーター
であり、本発明においてはこれを胎盤型有機アニオント
ランスポーターOAT4という。
で示されたアミノ酸配列を有するもののほか、例えば、
配列番号2で示されたアミノ酸配列において1もしくは
数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ
酸配列を有するものが挙げられる。アミノ酸が欠失、置
換もしくは付加は、有機アニオン輸送活性が失われない
程度であればよく、通常1〜約110個、好ましくは1
〜約55個である。このようなタンパク質は、配列番号
2で示されたアミノ酸配列と通常、〜75%、好ましく
は〜90%のアミノ酸配列のホモロジーを有する。
下でのハイブリダイゼーションは、通常、ハイブリダイ
ゼーションを、5×SSC又はこれと同等の塩濃度のハ
イブリダイゼーション溶液中、37〜42℃の温度条件
下、約12時間行い、5×SSCまたはこれと同等の塩
濃度の溶液等で予備洗浄を行った後に、1×SSC又は
これと同等の塩濃度で洗浄を行うことにより実施でき
る。また、より高いストリンジェンシーを得るために
は、洗浄を0.1×SSC又はこれと同等の塩濃度の溶
液中で洗浄を行うことにより実施できる。本発明におけ
るストリンジェントな条件下でのハイブリダイゼーショ
ンし得る核酸とは、前記した条件下でハイブリダイゼー
ションし得るものが包含される。
びその遺伝子は、ヒト以外に適当な哺乳動物の組織や細
胞を遺伝子源として用いてスクリーニングを行うことに
より単離取得することもできる。哺乳動物としては、イ
ヌ、ウシ、ウマ、ヤギ、ヒツジ、サル、ブタ、ウサギ、
ラット、マウスなどの非ヒト動物を用いることもでき
る。遺伝子のスクリーニングおよび単離は、ホモロジー
スクリーニングおよびPCRスクリーニングなどにより
好適に実施できる。得られたcDNAについては、常法
により塩基配列を決定し、翻訳領域を解析して、これに
コードされるタンパク質、即ちOAT4のアミノ酸配列
を決定することができる。
ポーター遺伝子のcDNAであること、即ち、cDNA
にコードされた遺伝子産物が有機アニオントランスポー
ターであることは、例えば次のようにして検証すること
ができる。得られたOAT4cDNAから調製したcR
NAを卵母細胞に導入して発現させ、有機アニオンを細
胞内に輸送する(取り込む)能力を、適当な有機アニオ
ンを基質とする通常の取り込み実験(Sekine,T.ら、J. B
iol Chem 272巻,18526-9頁、1997)により、細胞内へ
の基質取り込みを測定することにより確認できる。
実験を応用して、OAT4の輸送特性や基質特異性など
を調べることができる。得られたOAT4遺伝子のcD
NAを用いて、異なる遺伝子源で作製された適当なcD
NAライブラリー又はゲノミックDNAライブラリーを
スクリーニングすることにより、異なる組織、異なる生
物由来の相同遺伝子や染色体遺伝子等を単離することが
できる。
列(配列番号1)に示された塩基配列、もしくはその一
部)の情報に基づいて設計された合成プライマーを用
い、通常のPCR法によりcDNAライブラリーから遺
伝子を単離することが出来る。cDNAライブラリー及
びゲノミックDNAライブラリー等のDNAライブラリ
ーは例えば、「Molecular Cloning;Sambrook, J.,Frits
h,E.F.およびManiatis,T.著、Cold Spring Harbor Labo
ratory Pressより1989年に発刊」に記載の方法により調
製することができる。あるいは、市販のライブラリーが
ある場合にはこれを用いてもよい。
(OAT4)は、例えば、有機アニオントランスポータ
ーをコードするcDNAを用い、遺伝子組み換え技術に
より生産することができる。例えば、有機アニオントラ
ンスポーターをコードするDNA(cDNA等)を適当
な発現ベクターに組み込み、得られた組み換えDNAを
適当な宿主細胞に導入することができる。ポリペプチド
を生産するための発現系(宿主ベクター系)としては、
例えば、細菌、酵母、昆虫細胞および哺乳動物細胞の発
現系等が挙げられる。このうち、機能タンパクを得るた
めには、昆虫細胞および哺乳動物細胞を用いることが望
ましい。
せる場合には、有機アニオントランスポーターをコード
するDNAを、適当な発現ベクター(例えば、レトロウ
イルス系ベクター、パピローマウイルスベクター、ワク
シニアウイルスベクター、SV40系ベクター等)中の
適当なプロモーター(例えばSV40プロモーター、L
TRプロモーター、エロンゲーション1αプロモーター
等)の下流に挿入して発現ベクターを構築する。次に、
得られた発現ベクターで適当な動物細胞を形質転換し
て、形質転換体を適当な培地で培養することによって、
目的とするポリペプチドが生産される。宿主とする哺乳
動物細胞としては、サルCOS−7細胞、チャイニーズ
ハムスターCHO細胞、ヒトHela細胞または、腎臓
組織由来の初代培養細胞やブタ腎由来LLC−PK1細
胞、フクロネズミ腎由来OK細胞等の細胞株が挙げられ
る。
コードするcDNAとしては、例えば、配列番号1に示
される塩基配列を有するcDNAを用いることが出来る
ほか、前記のcDNAに限定されることなく、アミノ酸
配列に対応するDNAを設計し、ポリペプチドをコード
するDNAを用いることもできる。この場合、一つのア
ミノ酸をコードするコドンは各々1〜6種類知られてお
り、用いるコドンの選択は任意でよいが、例えば発現に
利用する宿主のコドン使用頻度を考慮して、より発現の
高い配列を設計することができる。設計した塩基配列を
もつDNAはDNAの化学合成、前記cDNAの断片化
と結合、塩基配列の一部改変等によって取得できる。人
為的な塩基配列の一部改変、変異導入は、所望の改変を
コードする合成オリゴヌクレオチドからなるプライマー
を利用して部位変異導入法(sitespecific mutagenesi
s)「Mark,D.F.ら、Proc Natl Acad Sci USA 第18巻、56
62-5666頁、1984年」等により実施できる。
伝子にストリンジェントな条件下でハイブリダイズする
ヌクレオチド(オリゴヌクレオチドもしくはポリヌクレ
オチド)は、有機アニオントランスポーター遺伝子を検
出するためのプローブとして使用できるほか、有機アニ
オントランスポーターの発現を変調させるために、例え
ばアンチセンスオリゴヌクレオチド、やリボザイム、デ
コイとして使用することもできる。このようなヌクレオ
チドとしては、例えば、配列番号1で示される塩基配列
の中の通常、連続する14塩基以上の部分配列もしくは
その相補的な配列を含むヌクレオチドを用いることがで
き、ハイブリダイズをより特異的とするためには、部分
配列としてより長い配列、例えば20塩基以上あるいは
30塩基以上の配列を用いても良い。
ターまたは、これと免疫学的同等性を有するポリペプチ
ドを用いて、その抗体を取得することが出来、抗体は、
有機アニオントランスポーターの検出や精製などに利用
できる。抗体は、本発明の有機アニオントランスポータ
ー、その断片、またはその部分配列を有する合成ペプチ
ド等を抗原として用いて製造できる。ポリクロナール抗
体は、宿主動物(たとえば、ラットやウサギ)に抗原を
接種し、免疫血清を回収する通常の方法により製造する
ことができ、モノクロナール抗体は、通常のハイブリド
ーマ法などの技術により製造できる。
説明するが、これらの実施例は本発明を制限するもので
はない。なお下記実施例において、各操作は特に断りが
ない限り、「Molecular Cloning:Sambrook,J.,Fritsh,E.
F.およびManiatis,T.著、Cold Spring Harbor Laborator
y Pressより1989年に発刊」に記載の方法により行う
か、または、市販のキットを用いる場合には市販品の指
示書に従って使用した。
ポーター4(OAT4)cDNAの単離とその解析) 既に本発明者らが単離したOAT1、OAT2およびO
AT3の塩基配列情報をもとに、公開されているEST
データベースを探索した。この結果、OAT1、OA
T2およびOAT3と相同性を有する新規cDNA断片
H12876を得た。得られたH12876を32Pで
ラベルしたプローブを用いて、既に構築してあったヒト
腎臓cDNAライブラリーをスクリーニングした。ハイ
ブリダイゼーションは、50℃のハイブリダイゼーショ
ン用溶液中で一昼夜行い、その後フィルター膜は、50
℃で0.1×SSC/0.1%SDSで洗浄した。ハイ
ブリダイゼーション溶液としては、50%ホルムアミ
ド、5×standard saline citra
te(SSC)、3×デンハード液、0.2%SDS、
10%硫酸デキストラン、0.2mg/ml変性サーモ
ン***DNA、2.5mMピロリン酸ナトリウム、25
mM MES、0.01%Antifoam B(シグ
マ社製)を含むpH6.5の緩衝液を用いた。
は、in vivo excision法によりプラスミドベクタ−pZ
Lにさらにサブクローン化した。この結果、有機アニオ
ン輸送活性を持つ新規cDNA(hOAT4 cDN
A)が得られた。上記により得られたcDNA(OAT
4 cDNA)の塩基配列の決定は、特異的プライマー
を用いて、自動シークエンサー(アプライドバイオシス
テム社製)により行った。この塩基配列を配列表の配列
番号1に示す。
Aポリメラーゼを用いて、インビトロでcRNA(cD
NAに相補的なRNA)を調製した(Sekine,T.,et al.
J. Biol Chem 272巻、18526-9頁、1997年参照)。得ら
れたcRNAを、既に報告されている方法に従い(Seki
ne,T., et al.J Biol Chem 272巻、18526-9頁、1997
年)、アフリカツメガエルの卵母細胞に注入し、この卵
母細胞について放射能標識された種々の有機アニオンお
よび有機カチオンによる取り込み実験を行った。この結
果、図1に示すようにOAT4を発現させた卵母細胞は
3H−エストロン硫酸、3H−デヒドロエピアンドロス
テロン硫酸、3H−オクラトキシンAの取り込みを示す
ことが判明した。これに対して代表的な有機カチオンで
ある14C−TEA(テトラエチルアンモニウム)の取
り込みは認められなかった。
力学試験を行った。種々の濃度のエストロン硫酸、デヒ
ドロエピアンドロステロン硫酸のOAT4による取り込
み量の変化を調べることにより、これらの基質のOAT
4による輸送の濃度依存性を検討した。放射能標識され
たエストロン硫酸、デヒドロエピアンドロステロン硫酸
の取り込み実験は、OAT4 cRNAを注入した卵母
細胞を用い、前記記載方法に準じて実施した。この結果
(図2)、エストロン硫酸、デヒドロエピアンドロステ
ロン硫酸の取り込みのKm値はそれぞれ 1.01±
0.15μM、0.63±0.04μMであった。
おける陽イオン依存性試験) OAT4の有機アニオン輸送におけるナトリウム依存性
を検討した。細胞外ナトリウムをリチウムおよびコリン
に置換しても、OAT4を介したエストロン硫酸の輸送
に変化は無く、OAT4が細胞外ナトリウム非依存性の
有機アニオントランスポーターであることが明らかにな
った(図3)。
めに、OAT4 cRNAを注入した卵母細胞による3
H−エストロン硫酸の取り込み実験系において、系へ各
種アニオン性物質を添加し、その影響を調べた(阻害実
験)。3H−エストロン硫酸の取り込み実験は、OAT
4 cRNAを注入した卵母細胞を用い、前記記載方法
に準じて実施した。500μMの各種化合物(非標識)
の存在下および非存在下で、50nM 3H−エストロ
ン硫酸の取り込みを測定した。その結果、種々のアニオ
ン性物質(プロベネシド、ペニシリンG、インドメタシ
ン、イブプロフェン、ジクロフェナック、フロセミド、
ブメタニド、ブロモサルフォフタレイン、コール酸、タ
ウロコール酸など)はOAT4によるの3H−エストロ
ン硫酸の輸送を有意に阻害した(図3)。一方、テトラ
エチルアンモニウムのようなカチオン性物質および無機
硫酸は阻害作用を示さなかった(図4)。以上の結果か
ら、OAT4は多選択性有機アニオントランスポーター
であることが判明した。
びグルクロン酸抱合体の取り込み試験) OAT4がエストロン硫酸、デヒドロエピアンドロステ
ロン硫酸の二つの硫酸抱合体の取り込み活性を示したた
め、各種硫酸抱合体およびグルクロン酸抱合体がOAT
4と相互作用を示すか否かを、阻害実験を用いて行っ
た。図5に示す通り、ミノキシジル硫酸を除く硫酸抱合
体は全てOAT4と相互作用を示した。一方、グルクロ
ン酸抱合体は、αナフチルβグルクロナイド以外は、O
AT4と弱い相互作用を示すのみであった。
ッティング解析) ヒトの各組織におけるOAT4遺伝子の発現(ノーザン
ブロッティング)の解析を行った。OAT4 cDNA
の全長を32P−dCTPでラベルし、これをプローブ
として用いて、ヒトの種々の組織から抽出したRNAを
ブロッティングしたフィルター(クロンテック社製)の
ハイブリダイゼーションをおこなった。OAT4 cD
NA全長を含んだハイブリダイゼーション液で一晩ハイ
ブリダイセーションを行い、フィルターを65℃にて、
0.1%SDSを含む0.1xSSCで洗浄した。ノー
ザンブロットの結果(図6)、腎臓および胎盤のみにお
いて、強いバンドが検出された。なお、図6中のブロッ
トは、左側から脳(brain)、心臓(heart)、骨格筋
(skeletal muscle)、結腸(colon)、胸腺(thymu
s)、脾臓(spleen)、腎臓(kidney)、肝臓(live
r)、小腸(small intestine)、胎盤(placenta)、肺
(lung)、末梢血白血球(peripheral blood leukocyte
s)を示す。
ランスポーターOAT4及びそれをコードする遺伝子を
提供するものである。トランスポーターはチャネルと同
様に細胞の生命維持に必要な物質を取り込むための蛋白
質であり、その異常は種々の疾患の原因となっている。
とりわけ本発明の胎盤型有機アニオントランスポーター
OAT4は腎臓や胎盤に選択的に発現するものであり、
この解明は各種腎疾患や胎児の生長異常などの予防治療
に有用となるものである。
卵母細胞に発現させた時の、有機アニオン取り込み活性
を示すものである。
を用いたエストロン硫酸、デヒドロエピアンドロステロ
ン硫酸の輸送の動力学試験の結果を示すものである。
を用いたエストロン硫酸の輸送における各種陽イオンの
存在による影響を示したものである。
における、各種有機物質の阻害作用の試験の結果を示す
ものである。
合体による、OAT4の輸送阻害試験の結果を示すもの
である。
ロッティング解析の結果を示す図面に代わる写真であ
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 胎盤型有機アニオントランスポーターO
AT4。 - 【請求項2】 配列表の配列番号2に示されるアミノ酸
配列、又は、その一部のアミノ酸配列が欠失し、他のア
ミノ酸で置換もしくは付加されてもよいアミノ酸配列を
有する請求項1に記載の胎盤型有機アニオントランスポ
ーターOAT4。 - 【請求項3】 エストロン硫酸、デヒドロエピアンドロ
ステロン硫酸、及び/又はオクラトキシンAを輸送する
能力を有する請求項1又は2に記載の胎盤型有機アニオ
ントランスポーターOAT4。 - 【請求項4】 配列表の配列番号2に示されるアミノ酸
配列、又は、その一部のアミノ酸配列が欠失し、他のア
ミノ酸で置換もしくは付加されていてもよいアミノ酸配
列を有する蛋白質をコードする塩基配列又はそれとスト
リンジェントな条件下でハイブリダイズし得る塩基配列
を有する核酸。 - 【請求項5】 配列表の配列番号1で示される塩基配列
を有するDNAである請求項4に記載の核酸。 - 【請求項6】 配列表の配列番号1で示される塩基配列
を有するDNAの連続する少なくとも14塩基またはそ
の相補鎖よりなる核酸。 - 【請求項7】 塩基の数が20以上である請求項6に記
載の核酸。 - 【請求項8】 請求項1〜3のいずれかに記載の胎盤型
有機アニオントランスポーターOAT4をコードする遺
伝子の存在を検出、同定又は定量するためのプローブと
して使用されるための請求項6又は7に記載の核酸。 - 【請求項9】 請求項1〜3のいずれかに記載の胎盤型
有機アニオントランスポーターOAT4を認識し得る抗
体。
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