JP2001016615A - 立体撮影装置 - Google Patents

立体撮影装置

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JP2001016615A
JP2001016615A JP11185921A JP18592199A JP2001016615A JP 2001016615 A JP2001016615 A JP 2001016615A JP 11185921 A JP11185921 A JP 11185921A JP 18592199 A JP18592199 A JP 18592199A JP 2001016615 A JP2001016615 A JP 2001016615A
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Japan
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subject
distance
convergence angle
focusing
optical system
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JP11185921A
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English (en)
Inventor
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻輳角の制御精度を高め、快適な撮影を実現
し、撮影信頼性を高めることのできる立体撮影装置を提
供する。 【解決手段】 ズームレンズの合焦レンズ411gは、
AF信号処理回路424bにより制御される。この合焦
レンズ411gの制御系とは別に、測距手段414を設
けて被写体までの距離を測定し、その結果により、レン
ズマイコン412−1は、モータドライバ419に駆動
信号を出力し、ステップモータ411bにより全反射ミ
ラー411aR,411aLを駆動して輻輳角の変更を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラや電
子スチルカメラ等の撮影装置に関し、特に撮影対象の視
差画像を撮影する立体撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年種々の立体映像表示装置が提案され
ている。
【0003】従来より、左右の視差画像をモニタ上に表
示して、それを観察者が液晶シャッタメガネをかけ、そ
の液晶シャッタメガネの左右2個の液晶シャッタを映像
信号と同期させて動作させることで立体的な画像を観察
する装置が提案されている。
【0004】具体的には観察するモニタ上に右眼用の映
像が表示されている間は右眼用の液晶シャッタが透過で
左眼用の液晶シャッタを非透過の状態にし、モニタ上に
左眼用の映像が表示されている間は左眼用の液晶シャッ
タを透過にし右眼用の液晶シャッタを非透過の状態にす
ることでモニタ上には右眼用の映像と左眼用の映像が交
互に表示されても観察者には常に右眼には右眼用の映像
が、又、左眼には左眼用の映像が観察される。
【0005】ここで例えば2台のカメラを眼の間隔分だ
け離して同一の被写体を映像するようにして右のカメラ
からの映像信号を前記右眼用の画像とし、左のカメラか
らの映像信号を左眼用の画像としてモニタ上に交互に表
示させると観察者は液晶シャッタメガネを通してその画
像は立体的に見えてくる。
【0006】このようにして奥行きのある映像を観察者
に提供することで立体ゲームや立体テレビ等の娯楽機器
への展開ばかりでなくフライトシュミレータや手術補助
機器などの教育,医療機器への展開が考えられており、
ヘッドマウントディスプレイやレンチキュラシート等様
々な手法による立体映像の鑑賞装置が提案されている。
【0007】一方画像を入力するカメラ側についても様
々な提案が行われており、前述したような2台のカメラ
を並べて使用する手法ばかりでなく、1台のカメラで左
右の画像を交互に取り込むことで機器の小型化を図り民
生品に適した構成のカメラも提案されてきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような立体撮影装
置にとると、輻輳角を制御するための駆動系と、焦点を
合わせるためのレンズ駆動系とがそれぞれ必要となる。
【0009】これらの輻輳角制御用の駆動系と、焦点を
合わせるためのレンズ駆動系とは、ともに被写体までの
距離に関連するものであるので、これらをメカニカルに
連結することにより、駆動系すなわちモータ,モータド
ライバを共通化することが可能と思われるが、このよう
にすると、例えばインナフォーカスレンズのように、ズ
ーム動作に応じて、フォーカスレンズの合焦位置が変化
するような撮影光学系を用いると、ズーム動作に応じて
フォーカスレンズの位置が変化するため、これに伴って
輻輳角も変化してしまい、被写体との間に距離の変化が
ないにもかかわらず、輻輳角が変化してしまい、立体視
に支障が出る。この問題は、ズームが高倍率化するにし
たがって大きくなる。
【0010】またオートフォーカス動作によって、フォ
ーカスレンズが移動する度に輻輳角も変化することとな
り、これによる画面の変化、騒音等が頻繁に生じること
となり、操作感が悪くなる問題を生じる。
【0011】またさらに、被写体に対して、左右の撮像
光学系をそれぞれ通過した被写体画像の合焦位置が互い
にずれていた場合には、レンズが左右の撮像系による撮
影の周期とレンズの駆動の時定数,位相等の要因から、
レンズの駆動が不安定になる場合があり、安定性,信頼
性の点で問題がある。
【0012】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、輻輳角の制御精度を高め、快適な撮影を実現
し、撮影信頼性を高めることのできる立体撮影装置を提
供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では立体撮影装置を次の(1)〜(8)のと
おりに構成する。
【0014】(1)被写体を集光して結像面に光学像を
形成する二つの光学系と、被写体の合焦状態を検出する
合焦状態検出手段と、該合焦状態検出手段の信号に応じ
て該二つの光学系に共通の合焦光学系を駆動して合焦動
作を行わせる合焦駆動手段と、被写体までの距離を測距
する測距手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つ
の光学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを
備えた立体撮影装置。
【0015】(2)前記(1)記載の立体撮影装置にお
いて、前記合焦状態検出手段は、該合焦光学系を通して
被写体の合焦状態を検出するTTL測距手段であり、前
記測距手段は専用の光学系を通して被写体までの距離を
測距する外測測距手段である立体撮影装置。
【0016】(3)被写体を集光して結像面に光学像を
形成する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する
測距手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光
学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備え
た立体撮影装置において、該測距手段は撮影中或いは撮
影準備中に所定の周期で被写体までの距離の測距を繰り
返し該輻輳角の制御を行う立体撮影装置。
【0017】(4)前記(3)記載の立体撮影装置にお
いて、前記測距手段の信号による目標輻輳角と現在の輻
輳角の差が所定値以下のときには輻輳角の変更を行わせ
ない輻輳駆動判別手段を備えた立体撮影装置。
【0018】(5)被写体を集光して結像面に光学像を
形成する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する
測距手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光
学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備え
た立体撮影装置において、該測距手段による今回の測距
値と前回の測距値の変化が所定値以上のときは該測距手
段は再測距を行う立体撮影装置。
【0019】(6)被写体を集光して結像面に光学像を
形成する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する
測距手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光
学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備え
た立体撮影装置において、該測距手段による今回の測距
値と前回の測距値の変化が所定値以上のときは該輻輳角
制御手段は該輻輳角の駆動速度を通常よりも遅くする立
体撮影装置。
【0020】(7)被写体を集光して結像面に光学像を
形成する第1と第2の光学系と、被写体の合焦状態を検
出する合焦状態検出手段と、該合焦状態検出手段の出力
をもとに該第1と第2の光学系に共通の合焦光学系を駆
動して合焦動作を行わせる合焦駆動手段とを備えた立体
撮影装置において、該合焦状態検出手段は該第1の光学
系からの被写体情報により被写体の合焦状態を検出し、
該第2の光学系からの被写体情報による被写体の合焦状
態は利用しない立体撮影装置。
【0021】(8)被写体を集光して結像面に光学像を
形成する第1と第2の光学系と、被写体の合焦状態を検
出する合焦状態検出手段と、該合焦状態検出手段の出力
をもとに該第1と第2の光学系に共通の合焦光学系を駆
動して合焦動作を行わせる合焦駆動手段とを備えた立体
撮影装置において、該合焦状態検出手段は該第1の光学
系からの被写体情報により被写体の合焦状態を検出し、
該第2の光学系からは被写体の合焦状態を検出しない立
体撮影装置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の態様を立体撮
影装置の実施例により詳しく説明する。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を説明するにあたり、まず立
体撮影装置を交換レンズ式ビデオカメラに適用した場合
の基本構成について説明する。
【0024】図6は前述の立体映像を撮影するための立
体撮影装置の基本的構成を示すブロック図である。41
は所定のフォーマットで規格化された交換レンズユニッ
トであり、撮影光学系411と、カメラマイコン412
と、液晶制御回路413と、映像入力端子415と、I
Gドライバ416と、モータドライバ417,418と
図示しない前記所定のフォーマットで規格化されたレン
ズマウントと接点ブロックからなる。42はカメラ本体
であり、図示しない前記所定のフォーマットで規格化さ
れたカメラマウントと接点ブロックを有しており、交換
レンズユニット41のレンズマウントとカメラマウント
はメカニカルに係合して着脱可能な構造になっている。
交換レンズ41の接点ブロックとカメラ本体42の接点
ブロックもレンズマウントをカメラマウントに装着させ
ると接点同士が接触して、矢印43に相当する動作、即
ちレンズマイコン412とカメラマイコン421とで所
定のデータの通信を所定のフォーマットにしたがって行
う通信ラインと、カメラ本体42から交換レンズ41へ
の電力の供給を行う電力供給ラインがそれぞれの接点ブ
ロックを介して形成される。
【0025】411は撮影光学系であり、411aR,
411aLは所定の軸回りに回動可能な全反射ミラーで
ある。ここで各々の全反射ミラー411aR,411a
Lは後述する合焦用のレンズ411gとメカニカルな連
結手段411bで連結されており、合焦レンズ411g
の光軸方向の移動に応じて前記2枚の全反射ミラー41
1aR,411aLは互いに左右の眼に相当する被写体
情報を撮影レンズ群に導く役割を担っている。この被写
体情報を被写体までの距離に応じて変更することでいわ
ゆる輻輳制御を行っていることになる。
【0026】411cR,411cL,411dは1枚
もしくは複数枚で構成される負屈折率のレンズ群、41
1e,411f,411gは1枚もしくは複数枚で構成
される正屈折率のレンズ群であり、411hは面411
hRと411hLに全反射ミラー面を有するプリズム、
411iR,411iL,411jR,411jLは偏
光板、411kR,411kLはシャッタ機能を有する
液晶素子である。偏光板411iR,411jRと液晶
素子411kRとを組み合わせ、液晶制御回路413に
よって液晶に電界をかけることで光束が透過,非透過の
状態になる。偏光板411iL,411jLと液晶素子
411kLとの組み合わせにおいても同様である。液晶
素子411kR,411kLは例えばFLCD(Fer
roelectric Liquid Crystal
Display),TN,STN等を用いることが可
能である。又、偏光板411iR,411jRおよび偏
光板411iL,411jLは液晶素子411kR,4
11kLに接着等で固定しても良いし、別途配置しても
良い。左右画像の光軸411mR,411mLは略同一
平面内にあり無限遠点を含む所定の位置で略交差する
(以下輻輳するという)ものとする。前述したように2
枚のミラー411aR,411aLは所定の軸回りに回
動可能であり、互いに回動することで輻輳する位置を変
えることができるようになっている。又、光軸411m
R,411mLとミラー411aR,411aLの反射
面との交点の間隔(基長線)は人間の平均的な瞳間隔で
ある63mm近傍に設定されている。
【0027】411nは光量調節手段である絞りであ
り、物体側に配置されることで前玉の有効光束径の大型
化を防いでいる。411pはIGメータ、411q,4
11rはステップモータである。411cR,411c
Lは第1レンズ群、411dは固定のレンズ群であり、
レンズ411eはバリエータ、レンズ411fはコンペ
ンセータ、レンズ411gはフォーカシング機能を有す
る可動レンズ群である。レンズ411e,411fはカ
ム筒411sでメカニカルに連動して光軸方向に移動可
能に配置する。このカム筒411sをステップモータ4
11qで駆動し回動する。又、ステップモータ411r
はレンズ411gを駆動する。レンズ411e,411
f,411gの光軸方向の位置検出はステップモータを
駆動する駆動パルスを数えることでレンズの位置を換算
して検出する。IGメータ411pは絞り411nを駆
動して光量調節を行う。又、図示していないNDフィル
タが撮影光学系411内に配置されている。撮影光学系
411はリアフォーカスズームタイプでありレンズ41
1e,411f,411gはズームする際にレンズマイ
コン412によって所定の関係で連動して駆動制御され
る。
【0028】カメラ本体42は3板式の撮像部422の
撮像素子422a,422b,422cと対応して接続
された増幅器423a,423b,423cと、増幅器
423a,423b,423cと接続された信号処理回
路424と、信号処理回路424と接続されたカメラマ
イコン421と、カメラマイコン421に接続された図
示しないズームスイッチおよびAFスイッチと、映像出
力端子425とモニタとしての電子ビュファインダ42
6(以下、EVF)とを備えている。又、信号処理回路
424は、カメラ信号処理回路424aとAF信号処理
回路424bを備えており、カメラ信号処理回路424
aの出力が映像信号として出力され、カメラマイコン4
21の出力が交換レンズ41のレンズマイコン412に
供給される。
【0029】3板式撮像部422では撮影光学系411
によって撮像した入射光が色分解プリズムにより三原色
に色分解され、三原色中の赤色の成分は撮像素子422
a上に結像され、緑色の部分は撮像素子422b上に結
像され、青色の成分は撮像素子422c上に結像され
る。各撮像素子422a,422b,422c上に結像
された被写体像は各々光電変換されて電気信号となり、
対応する増幅器423a,423b,423c上に供給
される。増幅器423a,423b,423cにより各
々最適なレベルに増幅された各電気信号はカメラ処理回
路424aにより標準方式のテレビジョン信号に変換さ
れて映像信号として出力されると共に、AF信号処理回
路424bに供給される。
【0030】AF信号処理回路424bは増幅器423
a,423b,423cからの三原色の信号を用いてA
F評価値信号を生成する。カメラマイコン421は予め
記憶されたデータ読出しプログラムを用いてAF信号処
理回路424bで生成されたAF評価値信号にもとづい
てレンズ411gを駆動制御してフォーカシングを行
う。
【0031】全反射ミラー411aR,411aLは合
焦レンズ411gの光軸方向の移動に応じて回動され
る。
【0032】これによって被写体までの距離に応じて輻
輳角の変更が行われる訳であるが、合焦レンズ411g
の光軸方向の移動位置と全反射ミラー411aR,41
1aLの回動角度が常に一対一に対応しているために以
下のような問題がある。
【0033】図7で説明したように、撮影光学系はズー
ムを行うことで撮影の自由度をアップさせている。とこ
ろがズームを行うことで被写体距離が一定であっても合
焦レンズの合焦位置は光軸方向で一定の位置にはならな
い。
【0034】具体的にはズームワイド状態で一定位置の
被写体にピントを合わせておき、そのままレンズ411
gの光軸方向の位置を保ったままズームをテレにすると
被写体に対してピントがずれてしまう。
【0035】そしてこのピントずれを補正するために再
びレンズ411gを動かさなくてはならない。
【0036】今、レンズ411gの位置に対して全反射
ミラー411aR,411aLの回動角は一対一なので
例えばズームワイド状態で輻輳角が適正状態だとしたと
きにそのままズームをテレにして、被写体にピントを合
わせ直すと輻輳角が狂ってしまうという問題になってい
る。
【0037】勿論輻輳角の制御は被写体に対する合焦制
御に比べて精度を求められないのでズーム状態で少々輻
輳角が狂っても問題にはならないのであるが、ズームの
高倍率化が進んでくるとズーム状態により合焦レンズ4
11gの位置が大きく変化することになるので輻輳角の
誤差も無視できなくなってしまう。
【0038】このように高倍率ズーム化を進めていくと
輻輳角の精度が劣化する問題がある。
【0039】又、輻輳角をレンズ411gの移動に一対
一としておくとレンズ411gが動くたびに全反射ミラ
ー411aR,411aLも回動することになる。
【0040】実際には常時レンズ411gは駆動され続
けて被写体からピントがずれないように制御されてお
り、これと同期して頻繁に輻輳角が変化するとその作動
音ばかりでなく、撮影者や鑑賞者が画面を見ていても不
快感を感じてしまう。
【0041】このように合焦駆動と輻輳角駆動を同期さ
せると快適な撮影が損なわれる欠点がある。
【0042】次にAF信号処理回路424bは被写体の
ピント状態を検出している訳であるが立体画像入力のた
めに光軸411mRを通して被写体画像と光軸411m
Lを通した被写体画像は僅かにずらされているために両
画像でのピント状態が異なることがある。
【0043】そのような撮影状態のときにレンズ411
gを合焦駆動すると、前述の2つの画像は周期的に切り
替わるためにその周期と合焦レンズ411gの駆動時定
数の位相関係からレンズ411gの駆動が安定しなくな
ってしまう問題もあり、撮影信頼性に欠ける問題があ
る。
【0044】そこで、以下に示す実施例では、前述の図
6に示す基本構成における種々の問題点を解決し、輻輳
角制御,焦点制御等を高精度に行い得るとともに、低消
費電力化,静音化を図り、交換レンズ式ビデオカメラ等
に実施することのできるようにしたものである。
【0045】(実施例1)図1は、実施例1である“立
体撮影装置”の構成を示すブロック図であり、図7の装
置と異なる点は測距手段414が設けられ、レンズマイ
コン412−1に輻輳駆動判別手段11が設けられてい
る点であり、又、全反射ミラー411aR,411aL
はステップモータ411bで駆動され、ステップモータ
411bを駆動するモータドライバ419が設けられて
いる点である。
【0046】なお、図示される輻輳駆動判別手段11は
説明のために各役割分担を分かり易くするためであり、
実際の機能はレンズマイコン412−1内での一連の演
算,比較により行われている。
【0047】測距手段414は例えば三角測量を利用し
た公知のアクティブAFやパッシブAF手段等外測(カ
メラの撮影レンズを通さないで測距する方式)の測距手
段であり、被写体までの距離が測定できるものである。
【0048】輻輳角の変更は、測距手段414の測距結
果がレンズマイコン412−1に出力され、その結果を
もとにレンズマイコン412−1はモータドライバ41
9に駆動信号を出力し、ステップモータ411bにより
全反射ミラー411aR,411aLを駆動して輻輳角
の変更を行う。
【0049】このようにレンズ411gの駆動量とは独
立に輻輳角の変更が行えるようになったので精度良い輻
輳角制御ができるようになった。
【0050】なお、カメラ本体42のAF処理回路42
4bは、撮影光学系411を通して(合焦レンズ411
gを通して)撮像部422に結像する被写体像のピント
状態を検出する手段であり、TTL方式と呼ばれる。そ
して被写体にピントが合っていないときにはピントが合
う所までレンズ411gを駆動し、ピントが合った時点
でレンズ411gの駆動を停止することで被写体にピン
トを合わせており、厳密には被写体までの距離を測定し
ている訳ではない。
【0051】AF信号処理回路424bは、被写体に対
してピントがずれたときはレンズ411gを動かす構成
であり、撮影中は常時被写体のピント状態を検出してい
る。
【0052】それに対して測距手段414は、所定の周
期(例えば4秒毎)で被写体までの距離を測距しており
測距値が変化したときには輻輳角の変更駆動を行う。
【0053】ここでレンズマイコン412−1は、前回
測距した測距値により駆動された輻輳角と今回測距した
測距値により求まる目標輻輳角の差が所定値(例えば被
写体距離の変化として1m)以下のときには輻輳角の変
更駆動を行わないようにしている。これは、この程度の
被写体距離変化のときには輻輳角の変更を行って輻輳角
精度を向上させても撮影者或いは鑑賞者にはさほど効果
が分からず、かえって輻輳角の駆動音の方が気になるか
らであり、又、消費電力の低減の観点からでもある。
【0054】又、前回測距した測距値に比べて今回測距
した測距値があまりにもかけ離れている場合には誤測距
の可能性もあるのでレンズマイコン412−1は測距手
段414に再測距を行わせることで測距信頼性を向上さ
せている。
【0055】図2は図1のブロックの動作を説明するフ
ローチャートであり、このフローは立体撮影装置を撮影
或いは撮影準備状態にするとスタートし撮影或いは撮影
準備を止めると終了する。
【0056】ステップ1001ではタイマtをスタート
させる。
【0057】ステップ1002では測距回路414によ
り被写体までの距離を測距してその信号をレンズマイコ
ン412−1に送る。
【0058】ステップ1003では入力された被写体ま
での距離信号が前回測距した信号に比べて大きく異なっ
ていた場合にはステップ1004に進み、そうでないと
きはステップ1005に進む。
【0059】なお、一番始めにステップ1003のフロ
ーに入るときは前回の距離信号は入っていないので無条
件にステップ1005に進む。
【0060】ステップ1004は入力された被写体まで
の距離信号が前回測距した信号に比べて大きく異なって
いた場合に到達するフローであり、この場合測距結果の
信頼性が低いと判断して(誤測距)再度被写体までの距
離を測距し直す。
【0061】ステップ1005では測距結果により求ま
る輻輳角が現在の輻輳角に比べて差が少ない場合(例え
ば被写体距離の変化で1m)にはステップ1008に進
み、そうでないときはステップ1006に進む。
【0062】これにより不必要に輻輳角を駆動すること
はなくなる。
【0063】ステップ1006では輻輳駆動判別手段1
1によりモータドライバ419,ステップモータ411
bを通し全反射ミラー411aR,411aLを駆動し
て輻輳角を変更する。
【0064】ステップ1007では輻輳駆動判別手段1
1は輻輳角駆動が完了したか否かを判断する。
【0065】これは例えばモータドライバ419への制
御信号が所定時間出力されなくなったことで判別してお
り、輻輳角の駆動が完了したときにはそれ以上モータド
ライバ419に制御信号を入力することを禁止してステ
ップ1008に進む。
【0066】ステップ1008ではタイマtがTになる
まで待機する。
【0067】ステップ1009ではタイマtをリセット
してステップ1001に戻る。
【0068】Tは例えば4秒であり、これにより4秒毎
のインターバルで被写体までの距離を測距し、輻輳角を
変更する。
【0069】これによりピント合わせと同期して頻繁に
輻輳角を変更することがなくなり快適に撮影を続けるこ
とができるようになった。
【0070】このように本実施例では、被写体を集光し
て結像面に光学像を形成する二つの光学系と、被写体の
合焦状態を検出する合焦状態検出手段と、その信号に応
じて合焦光学系を駆動して合焦動作を行わせる合焦駆動
手段と、被写体までの距離を測距する測距手段と、その
信号をもとに二つの光学系の互いの輻輳角を変更する輻
輳角制御手段を有し、合焦状態検出手段は合焦光学系を
通して被写体の合焦状態を検出するTTL測距手段であ
り、測距手段は専用の光学系を通して被写体までの距離
を測距する外測測距手段で構成している。
【0071】これによって輻輳角制御の精度を高めるこ
とが可能になった。
【0072】又、被写体を集光して結像面に光学像を形
成する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する測
距手段と、その信号をもとに二つの光学系の互いの輻輳
角を変更する輻輳角制御手段とを有する立体撮影装置に
おいて、測距手段は立体撮影装置が撮影或いは撮影準備
中に所定の周期で被写体までの距離の測距を繰り返し該
輻輳角の制御を行い、測距手段の信号による目標輻輳角
と現在の輻輳角の差が所定値以下のときには輻輳角の変
更を行わせない輻輳駆動判別手段を有する構成にしてい
る。又、被写体を集光して結像面に光学像を形成する二
つの光学系と、被写体までの距離を測定する測距手段
と、その信号をもとに二つの光学系の互いの輻輳角を変
更する輻輳角制御手段とを備えた立体撮影装置におい
て、測距手段による今回の測距値と前回の測距値の変化
が所定値以上のときは測距手段は再測距を行う構成にし
ている。
【0073】これにより快適に撮影を続けることができ
ると共に輻輳角制御の信頼性を高めることが可能になっ
た。
【0074】(実施例2)実施例1においては、測距手
段414が測距した値が前回に比べてあまりにも大きい
ときには誤測距と判断して再度測距を行っていた。
【0075】しかしながら撮影者がカメラをパンしたと
きなど被写体距離が大きく変わることはあり得る。
【0076】このようなときには再測距して測距信頼性
を確認しても同じ値が得られ、その測距値をもとに輻輳
角の変更駆動が行われる。
【0077】被写体までの距離が大きく変化した訳であ
るから輻輳角の変更量も大きくなる。
【0078】このようなときには輻輳角が急激に大きく
変わることによる撮影者,鑑賞者に与える不快感と共に
輻輳角変更量が大きいことにより駆動音が長く続き耳障
りになってしまう。
【0079】そこで本実施例においては、測距値が前回
に比べて大きく変わったときに対処して、このようなと
きには輻輳角の駆動速度をゆっくりにしている。
【0080】例えば駆動速度を通常の半分にすることで
輻輳角は徐々に変更され、撮影者,鑑賞者に不快感を与
えない。又、輻輳角を変更するまでの時間は長くなるが
(駆動音の継続時間は長くなるが)駆動音そのものが小
さくなるので撮影の支障をきたさなくなる。
【0081】本実施例のハードウエア構成は実施例1と
同様であり、説明を省略する。図3は以上の動作を説明
するためのフローチャートであり、このフローは撮影準
備状態になるとスタートする。
【0082】図3のフローが図2のフローと異なってい
るのは、ステップ1004の代わりにステップ2004
が設けられている点であり、その他のフローは同一のた
めに説明を省く。
【0083】ステップ2003で今回の測距値が前回に
比べて大きく変化しているときにはステップ2004に
進み、そうでないときはステップ2005に進む。
【0084】ステップ2004ではステップ2006に
比べて輻輳角の駆動スピードを半分にしてゆっくりと全
反射ミラー411aR,411aLを駆動する。
【0085】このように本実施例では、今回の測距値が
前回に比べて大きく変化しているときには、輻輳角駆動
速度を落とすことで駆動音を小さくすると共に急激に輻
輳角が変更されて撮影者或いは鑑賞者に不快感を与える
のを防ぐことができる。
【0086】又、このとき図2と同様に再測距して測距
信頼性を確認して、それでも測距値の変化が大きいとき
に輻輳角駆動速度を落としても良い。
【0087】このように被写体を集光して結像面に光学
像を形成する二つの光学系と、被写体までの距離を測定
する測距手段と、その信号をもとに二つの光学系の互い
の輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを有する立体撮影
装置において、測距手段による今回の測距値と前回の測
距値の変化が所定値以上のときは輻輳角制御手段は該輻
輳角の駆動速度を通常よりも遅くする構成にすることで
快適に撮影を続けることが可能になった。
【0088】(実施例3)実施例3の“立体撮影装置”
のハードウエア構成は図1と同様であり説明を省略す
る。
【0089】立体撮影装置では、光軸411mRを通し
た被写体画像と光軸411mLを通した被写体画像をも
とにAF信号処理回路424bは被写体のピント状態を
検出しているが、両者の被写体像は僅かにずらされてい
るために両画像でのピント状態が異なることがある。
【0090】そのような撮影状態のときにレンズ411
gを合焦駆動すると、前述の2つの画像は周期的に切り
替わるためにその周期と合焦レンズ411gの駆動時定
数の位相関係からレンズ411gの駆動が安定しなくな
ってしまう問題もあり、撮影信頼性に欠ける。
【0091】この問題を解決するために本実施例では、
AF信号処理回路424bの被写体合焦信号の中で、例
えば光軸411mR(右眼)の信号のみを用いてレンズ
411gの駆動制御を行っている。
【0092】図4は本実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートであり、このフローは撮影準備状態になる
とスタートする。
【0093】ステップ3001では液晶素子411kR
を開放する。このとき液晶素子411kLは閉じてい
る。
【0094】ステップ3002では光軸411mRを通
して被写体像を入力し、AF信号処理回路は合焦状態を
検出する。
【0095】ステップ3003では液晶素子411kL
を開放する。このとき液晶素子411kRは閉じてい
る。
【0096】ステップ3004では光軸411mLを通
して被写体像を入力し、AF信号処理回路は合焦状態を
検出する。
【0097】ステップ3005ではステップ3002で
求めた合焦状態からレンズ411gを駆動するか否か判
断し合焦駆動が必要ないときはステップ3006に進
み、合焦駆動が必要なときはステップ3007に進む。
【0098】ステップ3006では今まで駆動されてい
たレンズ411gの駆動を停止する。勿論レンズ駆動が
行われていなかったときにはこのステップ3006は何
も作用しない。
【0099】駆動停止が完了するとステップ3001に
戻る。
【0100】ステップ3007ではレンズ411gに合
焦駆動動作を行わせる。勿論今までも合焦駆動動作を行
っていたときはこのステップ3007は何も作用しな
い。
【0101】レンズを合焦駆動させるとステップ300
1に戻る。
【0102】このように本実施例では、レンズの合焦駆
動には右眼からの合焦状態検知信号しか使っていないの
で右,左の被写体像のずれによる合焦信頼性の劣化を防
ぐことができた。
【0103】又、図5のフローのように始めから左眼で
の合焦状態の検出を行わないようにしても良い。図5に
おいて、図4と同一ステップ番号は図4の同一ステップ
番号の動作を示す。
【0104】以上のように本実施例では、被写体を集光
して結像面に光学像を形成する第1と第2の光学系と、
被写体の合焦状態を検出する合焦状態検出手段と、その
出力をもとに合焦光学系を駆動して合焦動作を行わせる
合焦駆動手段を有する立体撮影装置において、合焦状態
検出手段は第1の光学系からの被写体情報により被写体
の合焦状態を検出し、第2の光学系からの被写体情報に
よる被写体の合焦状態は利用しない構成にするか、或い
は第1の光学系からの被写体情報により被写体の合焦状
態を検出し、第2の光学系からは被写体の合焦状態を検
出しない構成にすることで撮影信頼性を高めることがで
きた。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輻輳角の制御精度を高め、快適な撮影を実現し、撮影信
頼性を高めることができる。詳しくは次のとおりであ
る。
【0106】請求項1,2記載の発明では、被写体を集
光して結像面に光学像を形成する二つの光学系と、被写
体の合焦状態を検出する合焦状態検出手段と、その信号
に応じて合焦光学系を駆動して合焦動作を行わせる合焦
駆動手段と、被写体までの距離を測距する測距手段と、
その信号をもとに二つの光学系の互いの輻輳角を変更す
る輻輳角変更制御手段を有し、合焦状態検出手段は合焦
光学系を通して被写体の合焦状態を検出するTTL測距
手段であり、測距手段は専用の光学系を通して被写体ま
での距離を測距する外測測距手段で構成にしている。
【0107】これにより輻輳角の制御精度を高めること
が可能になる。
【0108】請求項3,4記載の発明では、被写体を集
光して結像面に光学像を形成する二つの光学系と、被写
体までの距離を測定する測距手段と、その信号をもとに
二つの光学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段
とを備えた立体撮影装置において、測距手段は撮影中或
いは撮影準備中に所定の周期で被写体までの距離を繰り
返し該輻輳角の制御を行い、測距手段の信号による目標
輻輳角と現在の輻輳角の差が所定値以下のときには輻輳
角の変更を行わせない輻輳駆動判別手段を有する構成に
している。
【0109】又、請求項5,6記載の発明では、被写体
を集光して結像面に光学像を形成する二つの光学系と、
被写体までの距離を測定する測距手段と、その信号をも
とに二つの光学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御
手段とを備えた立体撮影装置において、測距手段による
今回の測距値と前回の測距値の変化が所定値以上のとき
は測距手段は再測距を行うか、或いは輻輳角制御手段は
該輻輳角の駆動速度を通常よりも遅くする構成にしてい
る。
【0110】これにより快適な撮影を可能にする。
【0111】請求項7,8記載の発明では、被写体を集
光して結像面に光学像を形成する第1と第2の光学系
と、被写体の合焦状態を検出する合焦状態検出手段と、
その出力をもとに合焦光学系を駆動して合焦動作を行わ
せる合焦駆動手段とを備えた立体撮影装置において、合
焦状態検出手段は第1の光学系からの被写体情報により
被写体の合焦状態を検出し、第2の光学系からの被写体
情報による被写体の合焦状態は利用しない構成にする
か、或いは第1の光学系からの被写体情報により被写体
の合焦状態を検出し、第2の光学系からは被写体の合焦
状態を検出しない構成にしている。
【0112】これにより撮影信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図3】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図4】 実施例3の動作を示すフローチャート
【図5】 実施例3の変形の動作を示すフローチャート
【図6】 立体撮影装置の基本的構成を示すブロック図
【符号の説明】
411 撮影光学系 412−1 レンズマイコン 414 測距手段 424b AF信号処理回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を集光して結像面に光学像を形成
    する二つの光学系と、被写体の合焦状態を検出する合焦
    状態検出手段と、該合焦状態検出手段の信号に応じて該
    二つの光学系に共通の合焦光学系を駆動して合焦動作を
    行わせる合焦駆動手段と、被写体までの距離を測距する
    測距手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光
    学系の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備え
    たことを特徴とする立体撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の立体撮影装置において、
    前記合焦状態検出手段は、該合焦光学系を通して被写体
    の合焦状態を検出するTTL(Through the
    lens)測距手段であり、前記測距手段は専用の光
    学系を通して被写体までの距離を測距する外測測距手段
    であることを特徴とする立体撮影装置。
  3. 【請求項3】 被写体を集光して結像面に光学像を形成
    する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する測距
    手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光学系
    の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備えた立
    体撮影装置において、該測距手段は撮影中或いは撮影準
    備中に所定の周期で被写体までの距離の測距を繰り返し
    該輻輳角の制御を行うことを特徴とする立体撮影装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の立体撮影装置において、
    前記測距手段の信号による目標輻輳角と現在の輻輳角の
    差が所定値以下のときには輻輳角の変更を行わせない輻
    輳駆動判別手段を備えたことを特徴とする立体撮影装
    置。
  5. 【請求項5】 被写体を集光して結像面に光学像を形成
    する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する測距
    手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光学系
    の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備えた立
    体撮影装置において、該測距手段による今回の測距値と
    前回の測距値の変化が所定値以上のときは該測距手段は
    再測距を行うことを特徴とする立体撮影装置。
  6. 【請求項6】 被写体を集光して結像面に光学像を形成
    する二つの光学系と、被写体までの距離を測定する測距
    手段と、該測距手段からの信号をもとに該二つの光学系
    の互いの輻輳角を変更する輻輳角制御手段とを備えた立
    体撮影装置において、該測距手段による今回の測距値と
    前回の測距値の変化が所定値以上のときは該輻輳角制御
    手段は該輻輳角の駆動速度を通常よりも遅くすることを
    特徴とする立体撮影装置。
  7. 【請求項7】 被写体を集光して結像面に光学像を形成
    する第1と第2の光学系と、被写体の合焦状態を検出す
    る合焦状態検出手段と、該合焦状態検出手段の出力をも
    とに該第1と第2の光学系に共通の合焦光学系を駆動し
    て合焦動作を行わせる合焦駆動手段とを備えた立体撮影
    装置において、該合焦状態検出手段は該第1の光学系か
    らの被写体情報により被写体の合焦状態を検出し、該第
    2の光学系からの被写体情報による被写体の合焦状態は
    利用しないことを特徴とする立体撮影装置。
  8. 【請求項8】 被写体を集光して結像面に光学像を形成
    する第1と第2の光学系と、被写体の合焦状態を検出す
    る合焦状態検出手段と、該合焦状態検出手段の出力をも
    とに該第1と第2の光学系に共通の合焦光学系を駆動し
    て合焦動作を行わせる合焦駆動手段とを備えた立体撮影
    装置において、該合焦状態検出手段は該第1の光学系か
    らの被写体情報により被写体の合焦状態を検出し、該第
    2の光学系からは被写体の合焦状態を検出しないことを
    特徴とする立体撮影装置。
JP11185921A 1999-06-30 1999-06-30 立体撮影装置 Withdrawn JP2001016615A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004107762A1 (ja) * 2003-05-30 2004-12-09 Seijiro Tomita 撮影方法及び撮影装置
JP2007529960A (ja) * 2004-03-18 2007-10-25 ソニー エレクトロニクス インク 個人用電子機器の3次元情報取得及び表示システム
JP2013109010A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Canon Inc 立体映像撮影システム

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