JP2001016491A - デジタルスチルカメラ - Google Patents

デジタルスチルカメラ

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JP2001016491A
JP2001016491A JP11186681A JP18668199A JP2001016491A JP 2001016491 A JP2001016491 A JP 2001016491A JP 11186681 A JP11186681 A JP 11186681A JP 18668199 A JP18668199 A JP 18668199A JP 2001016491 A JP2001016491 A JP 2001016491A
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memory card
still camera
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JP11186681A
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Kazumitsu Watanabe
一光 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリカード等の記憶媒体に記憶されるファ
イルの管理を容易にしたデジタルスチルカメラを提供す
ること。 【解決手段】 本発明に係るデジタルスチルカメラは、
着脱可能なメモリカード9と、被写体を撮像して画像デ
ータを得るCCD3と、画像データを所定形態で画像デ
ータファイルとしてメモリカード9に記憶すると共に、
1枚のメモリカード9を複数の論理メモリカードとして
管理するCPU13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルスチル
カメラに関し、詳細には、着脱可能な記憶媒体を使用可
能なデジタルスチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記憶媒体としてATA形式の
メモリカードを用いるデジタルスチルカメラが普及して
いる。メモリカードは同一仕様のものが、各種のコンピ
ュータ内蔵の機器、例えば、パーソナルコンピュータ
(以下「パソコン」と称する)等にも使用されており、
メモリカードはデジタルスチルカメラとパソコンの双方
で利用されている。
【0003】例えば、一枚のメモリカードをデジタルス
チルカメラとパソコンとで共有して使用し、あるメモリ
カードを用いて、デジタルスチルカメラで画像記録を行
い、そのメモリカードの画像情報をパソコン上で分類、
整理、或いは、画像合成等の処理を行い、再度、デジタ
ルスチルカメラで画像を再生するといった使用もなされ
ている。
【0004】上述のように、メモリカードがデジタルス
チルカメラとパソコン等の双方で利用される場合、メモ
リカードのフォーマットをパソコンのDOS(DISK OP
ERATING SYSTEM )に合致させる必要がある。また、近
年では、ファイルフォーマットやディレクトリ名やファ
イル名の付け方について標準化がなされてきており、こ
の方式はパソコンのみならず、デジタルカメラとプリン
タ、デジタルカメラ同士のデータ交換に使用できるよう
になっている。
【0005】他方、半導体の大容量化によりメモリカー
ドの容量は増大している。また、HDDの小型化によ
り、メモリカード用のスロットで用いることができるH
DDもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、メモリカードのメモリ容量の増大に伴い、記
憶可能なファイル数が増大し、ファイル管理が困難にな
るという問題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、メモリカード等の記憶媒体に記憶されるファイルの
管理を容易にしたデジタルスチルカメラを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に係る発明は、着脱可能
な記憶媒体を使用可能なデジタルスチルカメラにおい
て、被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、前
記画像データを所定形態で画像データファイルとして前
記記憶媒体に記憶する記憶制御手段と、1つの前記記憶
媒体を複数の論理記憶媒体として管理するメモリ管理手
段と、を備えたものである。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記メモリ管理手段は、ユーザー
の指示に応じて、前記複数の論理記憶媒体のエリアサイ
ズを任意に設定可能であることとした。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記メモリ管理手段は、ユーザー
の指示に応じて、前記論理記憶媒体の数を任意に設定可
能であることとした。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記メモリ管理手段は、前記複数
の論理記憶媒体の1又は複数をDOS区画に設定可能で
あることとした。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記メモリ管理手段は、ユーザー
の指示に応じて、前記論理記憶媒体を削除可能であるこ
とした。
【0013】また、請求項6に係る発明は、請求項1〜
請求項5のいずれか1つに記載の発明において、さら
に、起動時または記憶媒体の挿入時に、前記論理記憶媒
体が存在するか否かを検索するメモリ検索手段を備えた
ものである。
【0014】また、請求項7に係る発明は、請求項1〜
請求項6のいずれか1つに記載の発明において、前記記
憶媒体はメモリカードであることとした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0016】図1はこの発明に係るデジタルスチルカメ
ラの一実施の形態を示すブロック図である。
【0017】図1に示すデジタルスチルカメラは、レン
ズ1、オートフォーカスを含むメカ機構2、CCD3、
CDS回路4、A/D変換器5、デジタル信号処理回路
6、圧縮/伸張回路7、DRAM8、メモリカード9、
LCD10、ドライバ11、SG12、CPU13、操
作部14、ストロボ15、マイク16、AMP/FIL
TER17、D/A変換器18、音声データ圧縮/伸張
回路19、A/D変換器20、AMP/FILTER2
1、及びOSD22等により構成されている。
【0018】レンズユニットは、レンズ1、オートフォ
ーカス(AF)・絞り・フィルター部を含むメカ機構2
等からなり、メカ機構2のメカニカルシャッターは2つ
のフィールドの同時露光を行う。CCD(電荷結合素
子)3は、レンズユニットを介して入力した被写体像を
電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS
(相関2重サンプリング)回路4は、CCD型撮像素子
に対する低雑音化のための回路である。また、A/D変
換器5は、CDS回路4を介してCCD3から入力した
アナログ画像データをデジタル画像データに変換する。
すなわち、CCD3の出力信号は、CDS回路4を通じ
てA/D変換器5で最適なサンプリング周波数(例え
ば、NTSC信号のサブキャリア周波数の整数倍)にて
デジタル信号に変換される。
【0019】また、デジタル信号処理部6は、A/D変
換器5から入力した画像データを色差データと輝度デー
タに分けて各種処理、補正、及び画像圧縮/伸張のため
のデータ処理を施す。画像圧縮/伸張回路7は、例え
ば、JPEGに準拠した画像圧縮/伸張処理を行う。
【0020】一方、音声は、マイク16等の音声−電気
信号変換素子により電気信号に変換されて音声データと
なり、AMP/FILTER17により増幅され必要帯
域にカットオフされた後、D/A変換器18により所定
帯域の2倍以上のサンプリング周波数でデジタル音声デ
ータに変換される。更に、このデジタル音声データは音
声データ圧縮/伸張回路19により圧縮・符号化処理さ
れる。
【0021】DRAM8は、圧縮処理された画像データ
を一時的に格納する。メモリカード9には、圧縮された
画像データは画像データファイルとして、圧縮された音
声データは音声データファイルとしてメモリカード9に
記録される。
【0022】また、LCD10には、メモリカード9に
記録されている画像データに応じた画像が表示される。
また、LCD10には、設定されているデジタルスチル
カメラの状態、例えば、設定されているモード表示やエ
ラー表示等が行われる。操作部14は、機能選択、撮影
指示、及びその他の各種設定を外部から行うためのボタ
ンを備えている。
【0023】CPU13は、操作部14からの指示、若
しくは図示しないリモコン等の外部動作指示に応じて、
図示しないROMに格納された制御プログラムに従っ
て、図示しないRAMをワークエリアに使用して、デジ
タルスチルカメラの各部の動作を制御する。例えば、C
PU13は、メモリカード9のメモリ管理(図7〜図1
1参照)、メモリカード9への画像データや音声データ
の記録動作の制御、およびメモリカード9に記録されて
いる画像データファイルや音声データファイルの再生動
作の制御等を行う。
【0024】次に、デジタルスチルカメラの画像データ
の記録動作を説明する。先ず、レンズ1を介して入力さ
れる被写体像は、CCD3で電気信号(アナログ画像デ
ータ)に変換された後、CDS4を経て、A/D変換器
5に入力されアナログ画像データがデジタル画像データ
に変換される。変換されたデジタル画像データは、デジ
タル信号処理回路6で信号処理されて、CPUバスを介
してDRAM8に格納される。DRAM8に格納された
デジタル画像データは、CPUバスを介して圧縮/伸張
回路7に入力され、圧縮処理されて、再び、DRAM8
に格納される。圧縮処理が終了すると、CPU13は、
DRAM8に格納されている圧縮処理された画像データ
を、CPUバスを介してメモリカード9に所定形態で画
像データファイルとして記録する。
【0025】次に、デジタルスチルカメラの再生動作を
説明する。操作部14の操作により再生すべきメモリカ
ード9の画像データファイルが指定されると、指定され
た画像データファイルの圧縮処理された画像データが読
み出されて、DRAM8に格納される。このDRAM8
に格納された画像データは、CPUバスを介して圧縮/
伸張回路7に入力され、伸張処理されて、再び、DRA
M8に格納される。DRAM8に格納された伸張処理さ
れた画像データは、CPUバスを介してデジタル信号処
理回路6に入力され、ビデオ信号に変換されてLCD1
0に表示される。
【0026】つぎに、1枚のメモリカード9を論理的に
複数枚のメモリカードとして使用する場合のメモリカー
ド9のフォーマット構成を示す。図2は、メモリカード
9のフォーマットの一例を示す図である。メモリカード
9は、図2に示す如く、アトリビュートメモリ100
と、コモンメモリ101とを備えている。アトリビュー
トメモリ100には、デバイス種類、アクセス速度、記
憶容量等のカード属性情報が格納されている。コモンメ
モリ101は、割り当てられた区画毎の区画情報が格納
される区画管理情報領域102と、複数のデータ領域
(データ領域1、データ領域2、・・・)からなるデー
タ管理領域103を備える。
【0027】図3は、図2の区画管理情報領域102の
領域配置例を示す図である。区画管理情報領域102
は、図3に示すように、マスタブート領域200、区画
1〜4の区画情報201〜204、および終了フラグ2
05を備える。
【0028】図4は、図3の区画情報の構成を示す図で
ある。区画情報は、区画割り当てのための情報からな
り、図4に示すように、区画が有効か否かを示すアクテ
ィブフラグ301、区画開始位置302、ファイルシス
テム種別303、区画終了位置304、セクタ数/シリ
ンダ305、およびセクタ総数306の情報からなる。
【0029】図2のデータ管理領域のデータ領域は、図
5に示すように、各々メモリ管理領域401とデータフ
ァイル領域402とから構成されている。メモリ管理領
域401は、DOS情報が格納されており、ブートセク
タ領域403と、FAT領域404と、およびディレク
トリエントリ領域405とから構成されている。
【0030】ブートセクタ領域403には、メモリカー
ド9からデータを読み出す場合に必要なパラメータ、す
なわち、FAT(file allocation table )の数、デ
ィレクトリエントリの数等が記録される。
【0031】FAT領域404には、各ファイルのデー
タが記録されている状態の情報であるFATエントリが
書き込まれる。尚、データが記録されているメモリ上の
位置は、データの書き込み単位の番号となるクラスタ番
号で示されている。
【0032】図6は、ディレクトリエントリ領域405
に格納されるデータの構成の一例を示す図である。ディ
レクトリエントリ領域405には、図6に示す如く、記
録したデータのファイル名、ファイル属性、予約領域、
作成/更新時刻、作成更新日付、対応するファイルまた
はサブディレクトリエントリの物理的位置(FAT開始
番号)と該ファイルのサイズについての情報がそれぞれ
記録されている。上記ファイル名としては、対応するも
のがデータファイルであるときには、ファイルの属性情
報の1つである拡張子を含むファイル名、また、対応す
るものがサブディレクトリ名であるときには、ディレク
トリ名が記録される。尚、デイレクトリにサブディレク
トリが作成された場合には、そのサブディレクトリのデ
ィレクトリエントリも書き込まれる。
【0033】データファイル領域402には、画像デー
タファイル406、音声データファイル407や、リレ
ーションファイル408等が格納される。画像データフ
ァイルは、ヘッダー(ファイル属性等が記録される)と
画像データ(例えば、JPEGデータ)からなり、音声
データファイルには、ヘッダー(ファイル属性等が記録
される)と音声データ(例えば、ADPCMデータ)か
らなる。リレーションファイル408は、個々の記録順
番や組み合わせ情報を格納するファイルであり、ヘッダ
ー(ファイル属性等が記録される)とデータ(ファイル
相互関連情報)からなる。
【0034】次に、上記構成のデジタルスチルカメラの
メモリカードに関する動作例を図7〜図11に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。図7はデジタルスチル
カメラのメモリカードに関する動作を説明するためのフ
ローチャート、図8は図7のフローチャートの区画検出
処理を説明するためのフローチャート、図9は図7のフ
ローチャートの区画作成処理を説明するためのフローチ
ャート、図10は図7のフローチャートのアクティブ区
画設定処理を説明するためのフローチャート、図11は
図7のフローチャートの区画削除処理を説明するための
フローチャートを示す。
【0035】図7において、先ず、当該デジタルスチル
カメラの電源スイッチがオンとなり、電源が供給される
と、CPU13は、メモリカード9がデジタルスチルカ
メラに挿入されているか否かを判断する(ステップS1
01)。この判断の結果、デジタルスチルカメラにメモ
リカード9が挿入されていない場合には、CPU13
は、LCD10に、メモリカード9が挿入されていない
旨を表示して、操作者に報知する(ステップS10
2)。
【0036】メモリカード9が挿入されている場合は、
処理はステップS103に移行し、CPU13は、メモ
リカード9の区画検出処理(図8参照)を行う。つい
で、ユーザーによる操作部14の操作により、メモリカ
ード9の区画作成の指示があるか否かを判断し(ステッ
プS104)、メモリカード9の区画作成の指示がある
場合には区画作成処理(図9参照)を実行する(ステッ
プS105)一方、メモリカード9の区画作成の指示が
ない場合には、ステップS106に移行する。
【0037】ステップS106では、CPU13は、ユ
ーザーによる操作部14の操作により、メモリカード9
のアクティブ区画設定の指示があるか否かを判断し、メ
モリカード9のアクティブ区画設定の指示がある場合に
はアクティブ区画設定処理(図10参照)を実行する
(ステップS107)一方、メモリカード9のアクティ
ブ区画設定の指示がない場合には、ステップS108に
移行する。
【0038】ステップS108では、ユーザーによる操
作部14の操作により、メモリカード9の区画削除の指
示があるか否かを判断し、メモリカード9の区画削除の
指示がある場合には区画削除処理(図11参照)を実行
する(ステップS109)一方、メモリカード9の区画
削除の指示がない場合には、ステップS110に移行す
る。
【0039】ステップS110では、CPU13は、メ
モリカードの入れ替えがあるか否かを検出し、メモリカ
ードの入れ替えを検出した場合には、ステップS103
に戻り、区画検出処理が行われる。他方、メモリカード
の入れ替えが検出されない場合にはステップS111に
移行し、電源がOFFされた場合は当該フローを終了す
る一方、電源がOFFされていない場合には、ステップ
S104に戻り、ユーザからの指示待ちとなる。
【0040】つぎに、上記図7の区画検出処理(ステッ
プS103)の具体的な処理を、図8のフローチャート
を参照して説明する。上述したように、この区画検出処
理は、起動時(電源ON時)やメモリカードの入れ替え
を検出した場合に実行される。
【0041】まず、CPU13は、メモリカード9のア
トリビュートメモリ100に格納されている属性情報
(カード属性情報)を読み出す(ステップS200)。
そして、CPU13は、カウンタNを初期化して「0」
に設定し(ステップS201)、続いて、カウンタNの
値を「1」インクリメントする(ステップS202)。
そして、CPU13は、区画Nの区画情報をメモリカー
ド9から読み出して(ステップS203)、読み出した
区画Nが有効か(アクティブフラグがONとなっている
か)否かを判断する(ステップS204)。この判断の
結果、区画Nが有効であると判断した場合には、CPU
13はこの区画Nの区画情報を図示しないRAMに記憶
する(ステップS205)。他方、ステップS204で
区画Nが有効でないと判断した場合には、ステップS2
06に移行する。
【0042】ステップS206では、区画Nが最終区画
(図3に示す例では、最終区画は区画4である)か否か
を判断し、区画が最終区画でない場合には、ステップS
202に移行して、カウンタNの値を「1」インクリメ
ントして、次の区画Nについて同様の処理を行う。すな
わち、最初の区画〜最後の区画まで区画が有効か否かの
確認が行われることになる。
【0043】最終の区画まで終了すると(ステップS2
06)、有効な区画が1つでもあったか否かを判断し、
有効な区画が1つもない場合には、図7の区画作成処理
へ移行する一方、有効な区画が1つでもあった場合に
は、図7のステップS105に移行する。
【0044】上述した、RAMに記憶された各区画は、
別個のメモリカードとしてCPU13により記録・再生
に使用される。すなわち、この有効な区画の数だけ論理
的なメモリカードが存在することになる。これにより、
ユーザーは1枚のメモリカードを複数枚の論理メモリカ
ードとして使用して、ファイル管理することが可能とな
る。
【0045】つぎに、上記図7の区画作成処理(ステッ
プS105)の具体的な処理を、図9のフローチャート
を参照して説明する。上述したように、この区画作成処
理は、ユーザーからの指示がある場合や、上述の区画検
出処理(図8参照)で有効な区画が検出されない場合に
実行される。
【0046】まず、CPU13は、LCD10に、設定
可能なエリアサイズを表示して(ステップS300)、
ユーザーに設定可能なエリアサイズを報知する。つぎ
に、ユーザーの操作部14の操作により区画のエリアサ
イズが指定される(ステップS301)。そして、CP
U13は、ユーザーにより指定されたエリアサイズが設
定可能か否かを判断し(ステップS302)、指定され
たエリアサイズが設定可能でない場合には、ステップS
301に戻り、再度ユーザーによりエリアサイズの指定
が行われ、他方、指定されたエリアサイズが設定可能で
ある場合には、指定されたエリアサイズに応じて、区画
の位置(区画の開始位置、区画の終了位置)、サイズ情
報(セクタ数/シリンダ、セクタ総数)の設定を行う
(ステップS303)。そして、CPU13は、設定さ
れた区画のデータ管理領域をDOSフォーマットする。
そして、処理はステップS107のアクティブ区画設定
処理に移行する。以上説明したように、ユーザーは、各
区画のエリアサイズを自由に設定可能である。
【0047】つぎに、上記図7のアクティブ区画設定処
理(ステップS107)の具体的な処理を、図10のフ
ローチャートを参照して説明する。上述したように、こ
のアクティブ区画設定処理は、ユーザーからの指示があ
る場合や、区画作成処理(図9参照)の終了後に実行さ
れる。
【0048】まず、ユーザーにより、アクティブな1又
は複数の区画の指定が行われる(ステップS400)。
そして、CPU13は、カウンタNを初期化して「0」
に設定し(ステップS400)、続いて、カウンタNの
値を「1」インクリメントする(ステップS402)。
そして、CPU13は、区画Nは、指定された区画か否
かを判断し(ステップS403)、区画Nが指定された
区画であると判断した場合には、区画Nの区画情報のア
クティブフラグをONとし(ステップS404)、区画
Nの区画情報のファイルシステム種別をDOSに設定し
て(ステップS405)、ステップS408に移行す
る。
【0049】他方、ステップS402で、区画Nが指定
された区画でないと判断した場合には、CPU13は、
区画Nの区画情報のアクティブフラグがONとなってい
る場合には、アクティブフラグをOFFに設定する(ス
テップS406)。続いて、CPU13は、区画Nの区
画情報のファイルシステム種別がDOSに設定されてい
る場合には、非DOSに設定して(ステップS40
7)、ステップS408に移行する。
【0050】ステップS408では、区画Nが最終区画
(図3に示す例では、最終区画は区画4である)か否か
を判断し、区画が最終区画でない場合には、ステップS
401に移行して、カウンタNの値を「1」インクリメ
ントして、次の区画Nについて同様の処理を行い、最初
の区画〜最後の区画まで同じ処理を繰り返す(ステップ
S401〜ステップS408)。他方、最終の区画まで
終了すると(ステップS408)、処理は、図7のステ
ップS108に移行する。
【0051】つぎに、上記図7の区画削除処理(ステッ
プS109)の具体的な処理を、図11のフローチャー
トを参照して説明する。上述したように、この区画削除
処理は、ユーザーからの指示がある場合に実行される。
【0052】まず、ユーザーの操作部14の操作によ
り、削除する区画の指定が行われる(ステップS50
0)。そして、CPU13は、削除指定された区画の区
画情報をクリアする(ステップS501)。具体的に
は、指定された区画の区画情報について、アクティブフ
ラグをOFFとし、ファイルシステム種別を非DOSに
設定し、また、区画の開始位置、終了位置、セクタ数/
シリンダ、セクタ総数をクリアする。
【0053】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、1枚のメモリカードを複数枚の論理メモリカード
として管理することとしたので、1枚のメモリカードを
論理的に複数のメモリカードとして扱うことが可能とな
る。具体的には、例えば、区画1を1枚目の論理メモリ
カード、区画2を2枚目の論理メモリカードというよう
に、ユーザは、複数のメモリカードを使用しているのと
同様の環境でファイル管理することが可能となる。これ
により、大量のファイルを扱う場合でもファイル管理が
容易となる。
【0054】また、本実施の形態においては、ユーザー
が論理メモリカードのエリアサイズを任意に設定可能で
あることとしたので、ユーザーが論理メモリカードのエ
リアサイズを任意に設定可能となる。
【0055】また、本実施の形態においては、ユーザー
がメモリカードの区画の有効、無効を設定可能であるこ
ととしたので、すなわち、ユーザーが論理メモリカード
の数を任意に設定可能であることとしたので、ユーザー
が論理メモリカードの数を任意に設定可能となる。
【0056】また、本実施の形態においては、メモリカ
ードの区画(論理メモリカード)をDOS区画に設定可
能であることとしたので、論理メモリカードをDOS区
画に設定することが可能となる。
【0057】また、本実施の形態においては、ユーザー
が、区画(論理メモリカード)の区画情報を削除可能と
したので、ユーザーの使い勝手が良くなる。
【0058】また、本実施の形態においては、デジタル
カメラの起動時またはメモリカードの交換時に、メモリ
カードに有効な区画(論理メモリカード)が存在するか
否かを判断することとしたので、論理的に分割されたメ
モリカードと従来のメモリカードの双方を使用すること
が可能となる。
【0059】なお、本発明は上記した実施の形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適
宜変形して実施可能である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、記憶制御手段は、画像データを所定形態で
画像データファイルとして記憶媒体に記憶し、メモリ管
理手段は、1つの記憶媒体を複数の論理記憶媒体として
管理することとしたので、1つの記憶媒体を複数の倫理
記憶媒体として使用することができ、ファイル管理が容
易になる。
【0061】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に記載の発明において、メモリ管理手段は、ユーザ
ーの指示に応じて、複数の論理記憶媒体のエリアサイズ
を任意に設定可能であることとしたので、請求項1に記
載の発明の効果に加えて、ユーザーが論理メモリカード
のエリアサイズを任意に設定可能となる。
【0062】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1に記載の発明において、メモリ管理手段は、ユーザ
ーの指示に応じて、論理記憶媒体の数を任意に設定可能
であることとしたので、請求項1に記載の発明の効果に
加えて、ユーザーが論理記憶媒体の数を任意に設定可能
となる。
【0063】また、請求項4に係る発明によれば、請求
項1に記載の発明において、メモリ管理手段は、複数の
論理記憶媒体の1又は複数をDOS区画に設定可能であ
ることとしたので、請求項1に記載の発明の効果に加え
て、論理メモリカードをDOS区画に設定することが可
能となる。
【0064】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項1に記載の発明において、メモリ管理手段は、ユーザ
ーの指示に応じて、論理記憶媒体を削除可能であること
したので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ユー
ザーの使い勝手が良くなる。
【0065】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項1〜請求項5のいずれか1つに記載の発明において、
メモリ検索手段は、起動時または記憶媒体の挿入時に、
論理記憶媒体が存在するか否かを検索することとしたの
で、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の効果に
加えて、論理的に分割されたメモリカードと従来のメモ
リカードの双方を使用することが可能となる。
【0066】また、請求項7に係る発明によれば、請求
項1〜請求項6のいずれか1つに記載のデジタルスチル
カメラにおいて、記憶媒体はメモリカードであることと
したので、請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の
発明の効果に加えて、1枚のメモリカードを複数の論理
メモリカードとして使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタルスチルカメラの一実施
の形態を示すブロック図である。
【図2】メモリカードのフォーマットの一例を示す図で
ある。
【図3】図2の区画管理情報領域の構成の一例を示す図
である。
【図4】図2の区画情報の構成の一例を示す図である。
【図5】図2のデータ管理領域のデータ領域の構成の一
例を示す図である。
【図6】図5のディレクトリエントリ領域に格納される
データの構成の一例を示す図である。
【図7】デジタルスチルカメラのメモリカードに関する
動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図7の区画検出処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】図7の区画作成処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】図7のアクティブ区画設定処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】図7の区画削除処理を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 レンズ 2 メカ機構 3 CCD 4 CDS回路 5 A/D変換器 6 デジタル信号処理回路 7 圧縮/伸張回路 8 DRAM 9 メモリカード 10 LCD 11 ドライバ 12 SG 13 CPU 14 操作部 15 ストロボ 16 マイク 17 AMP/FILTER 18 D/A変換器 19 音声データ圧縮/伸張回路 20 A/D変換器 21 AMP/FILTER 22 OSD

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な記憶媒体を使用可能なデジタ
    ルスチルカメラにおいて、 被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と、 前記画像データを所定形態で画像データファイルとして
    前記記憶媒体に記憶する記憶制御手段と、 1つの前記記憶媒体を複数の論理記憶媒体として管理す
    るメモリ管理手段と、を備えたことを特徴とするデジタ
    ルスチルカメラ。
  2. 【請求項2】 前記メモリ管理手段は、ユーザーの指示
    に応じて、前記複数の論理記憶媒体のエリアサイズを任
    意に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の
    デジタルスチルカメラ。
  3. 【請求項3】 前記メモリ管理手段は、ユーザーの指示
    に応じて、前記論理記憶媒体の数を任意に設定可能であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のデジタルスチルカ
    メラ。
  4. 【請求項4】 前記メモリ管理手段は、前記複数の論理
    記憶媒体の1又は複数をDOS区画に設定可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデジタルスチルカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記メモリ管理手段は、ユーザーの指示
    に応じて、前記論理記憶媒体を削除可能であることを特
    徴とする請求項1に記載のデジタルスチルカメラ。
  6. 【請求項6】 さらに、起動時または前記記憶媒体の挿
    入時に、前記論理記憶媒体が存在するか否かを検索する
    メモリ検索手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1つに記載のデジタルスチルカメラ。
  7. 【請求項7】 前記記憶媒体はメモリカードであること
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載
    のデジタルスチルカメラ。
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