JP2001014935A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

Info

Publication number
JP2001014935A
JP2001014935A JP11187081A JP18708199A JP2001014935A JP 2001014935 A JP2001014935 A JP 2001014935A JP 11187081 A JP11187081 A JP 11187081A JP 18708199 A JP18708199 A JP 18708199A JP 2001014935 A JP2001014935 A JP 2001014935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
existing
lighting
attached
main body
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11187081A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Hara
伸博 原
Takafumi Oishi
崇文 大石
Hideyuki Kanazawa
秀幸 金澤
Masanao Hieda
正直 稗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP11187081A priority Critical patent/JP2001014935A/ja
Publication of JP2001014935A publication Critical patent/JP2001014935A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の器具を利用して、新規な器具本体を容
易に設置する。 【解決手段】 器具本体15には、一側の枠部36に第1の
係止部46を形成し、他側の枠部36に第2の係止部47を形
成する。第1及び第2の係止部46,47は、既設器具本体
16に取り付けるアクセサリーと同様の構造とする。設置
の際は、第1の係止部46を既設器具本体16の一側の制光
体取付部23に係止し、次いで、この係止した部分を支点
として器具本体15を回動しながら反対側を押し上げ、第
2の係止部47を既設器具本体16の他側の制光体取付部23
に係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、既設の器
具を利用して設置される照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は従来の照明器具を示す分解斜視
図である。
【0003】従来、例えば、図18に示す天井埋込形の
照明器具1が知られている。この照明器具1は、下面を
照射開口2とした器具本体3を備え、この器具本体3の
内側に、直管形の蛍光ランプであるランプLを装着する
ランプソケット4と、ランプLに対向し化粧ねじ5aなど
で固定された反射板5とが収納されている。また、器具
本体3の基板部6には、複数の取付孔が形成されてい
る。また、照射開口2の外周部には、枠部7が形成され
ている。さらに、照射開口2の内周部には、図示しない
ルーバなどの制光体を取り付けるスリット8が形成され
ている。
【0004】そして、この照明器具1は、天井板にあら
かじめ照明器具1の配置間隔に合わせて形成された埋込
孔に下側から器具本体3を挿入するとともに、天井スラ
ブにあらかじめ照明器具1の配置間隔に合わせて設置さ
れた吊りボルトBを器具本体3の取付孔に位置合わせし
て挿入し、座金Wを挿入し、ナットNを螺合して締め付
け、枠部7を天井板の下面に当接して設置されている。
【0005】そして、このような照明器具が長期間使用
されて老朽化すると、照度の低下が生じ、美観が損なわ
れるため、照明器具を新規な器具に更新(リニューア
ル)することが望まれる。しかしながら、既設の器具を
廃棄する場合は、廃材の処理などの問題が生じる。
【0006】そこで、例えば、特開平8−180726
号公報に記載されているように、既設の器具を残したま
ま、この器具に新規の器具を取り付ける構成が知られて
いる。そして、この構成では、新規の器具の器具本体
は、固着手段を介して既設の器具に取り付けられてい
る。そして、この固着手段は、既設の器具の固定金具に
係合する金具を用い、あるいは、既設の器具に取り付け
られていたねじを用いている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、既
設の器具などを利用して、より簡略な構成で製造コスト
を低減し、また、設置の作業性を向上することが求めら
れている。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、既設の器具などを利用して、簡略な構成で作業性
良く設置できる照明器具を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、被設置部に取り付けられ、制光体取付部を設けた既
設の器具と;制光体取付部に係止される係止部を備えた
器具本体と;を具備したものである。
【0010】そして、この構成では、既設の器具の制光
体取付部を利用することにより、簡略な構成で製造コス
トを低減しつつ、作業性良く設置される。
【0011】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、制光体取付部は、既設の器具に相
対向して設けられ、器具本体は、一方の制光体取付部に
回動可能に係止される第1の係止部と、第1の係止部が
一方の制光体取付部に係止された状態で、他方の制光体
取付部に係止される第2の係止部とを備えたものであ
る。
【0012】そして、この構成では、器具本体の第1の
係止部を一方の制光体取付部に係止した状態で、器具本
体を回動させ、第2の係止部を他方の制光体取付部に係
止することにより、器具本体が既設の器具に容易に取り
付けられる。
【0013】請求項3記載の照明器具は、被設置部に取
り付けられ、被設置部に対向する枠部を設けた既設の器
具と;枠部に係止される係止部を備えた器具本体と;を
具備したものである。
【0014】そして、この構成では、既設の器具の枠部
を利用することにより、簡略な構成で製造コストを低減
しつつ、作業性良く設置される。係止部は、枠部と被設
置部との間に強固に保持される。
【0015】請求項4記載の照明器具は、被設置部に取
り付けられ、被設置部に対向する枠部を設けた反射体を
備えた既設の器具と;枠部に係止される係止部を備えた
器具本体と;を具備したものである。
【0016】そして、この構成では、既設の器具の反射
体の枠部を利用することにより、簡略な構成で製造コス
トを低減しつつ、作業性良く設置される。係止部は、枠
部と被設置部との間に強固に保持される。
【0017】請求項5記載の照明器具は、請求項3また
は4記載の照明器具において、器具本体は、枠部及び係
止部を覆う外枠部を備えたものである。
【0018】そして、この構成では、外枠部により枠部
及び係止部が覆われ、外観が向上する。
【0019】請求項6記載の照明器具は、請求項1ない
し5いずれか一記載の照明器具において、既設の器具に
代えて被設置部に取り付けられるアダプタを備えたもの
である。
【0020】そして、この構成では、既設の器具が使用
できない場合などに、リニューアル用の照明器具が容易
に設置される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明器具の一実施
の形態を図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明の照明器具の一実施の形態の
取り付け動作を示す説明図である。図2は同上照明器具
を示す一部を切り欠いた端面図である。図3は同上照明
器具を示す斜視図である。図4は同上照明器具の器具本
体を示す一部を切り欠いた端面図である。図5は同上照
明器具の器具本体を示す斜視図である。図6は同上照明
器具の器具本体を示す平面図である。図7は同上照明器
具の器具本体を示す側面図である。図8は同上照明器具
の既設の器具を示す平面図である。図9は同上照明器具
の既設の器具を示す側面図である。
【0023】図1ないし図3において、10は照明器具
で、この照明器具10は、被設置部としての天井部12に設
置された既設の器具14を利用して、新規な器具本体15を
取り付けて構成されている。
【0024】そして、この既設の器具14は、図1ないし
図3、図8、及び図9に示すように、天井板12a 内へ埋
め込み配設される埋込形の照明器具で、下面を既設照射
開口16a とした既設器具本体(シャーシ)16を備え、上
面である既設基板部17を吊りボルト(取付ボルト)B及
びこの吊りボルトBに螺合したナットNなどで支持さ
れ、既設照射開口16a の周囲の枠部18を天井板12a の下
面に当接して支持されている。すなわち、既設基板部17
には、電源孔17a に加え、ボルト用の取付孔17bが複数
形成されている。
【0025】また、既設器具本体16には、既設端子台21
及び安定器などの既設点灯装置22が収納されるととも
に、これら部材を覆って、枠部18の内側に設けた制光体
取付部23に係合して、制光体としての既設反射板24が取
り付けられている。さらに、既設器具本体16には、既設
化粧ねじ26を用いて既設ランプソケット27が取り付けら
れている。なお、この既設の器具14は、使用状態におい
ては、既設ランプソケット27間に直管形のランプが取り
付けられ、また、必要に応じて、制光体取付部23にルー
バやカバーなどの制光体であるアクセサリが取り付けら
れるものであるが、リニューアルの状態では、ランプお
よびアクセサリは取り外されている。
【0026】一方、新規の器具本体15は、図1ないし図
7に示すように、下面を照射開口31a とした本体シャー
シ31を備えている。そして、この本体シャーシ31は、上
面である基板部33と、この基板部33の両端部から下方に
略垂直に形成された端板部34と、基板部33の長手方向か
ら下方に拡開状に傾斜して形成された側板部35とを備え
ているとともに、照射開口31a の外周部には、外周部に
向かって枠部36が突設されている。そして、この器具本
体15は、既設器具本体16の内側に配置可能であり、すな
わち、器具本体15の枠部36を含む平面形状は、既設器具
本体16の既設照射開口16a の内側の形状より小さく、既
設器具本体16内に挿入可能であるとともに、器具本体15
の高さ寸法は、既設器具本体16の既設ランプソケット27
から既設照射開口16a までの寸法と等しいか、若干小さ
く形成されている。
【0027】また、基板部33には、中央部に、電源孔33
a が形成されているものの、ボルト用の取付孔は形成さ
れていない。また、基板部33の下面には、幅方向の中央
部に沿って端子台41及び点灯装置を構成するインバータ
回路などの安定器42が取り付けられ、Vカバーである既
設の反射板44で覆われているとともに、基板部33の長手
方向の両端部すなわち端板部34の内側には、ランプソケ
ット45が取り付けられ、いわゆるT5などの細径の蛍光
ランプや、細径の高周波点灯専用の直管形あるいはU字
形の蛍光ランプであるランプLが取り付けられている。
なお、反射板44は、Vカバーに複数枚の制光板を互いに
平行に取り付けたバッフルとすることもできる。
【0028】さらに、この器具本体15には、一側の枠部
36の複数カ所、本実施の形態では2カ所に、引掛金具で
ある第1の係止部46が鈎形などに形成され、他側の枠部
36の複数カ所、本実施の形態では2カ所に、取付具であ
る第2の係止部47が弾性的に進退可能な板状などに形成
されている。そして、これら第1及び第2の係止部46,
47は、既設器具本体16に取り付けられたアクセサリーと
同様の構造であり、電気的な配線作業の後、図1に示す
ように、まず、第1の係止部46を既設器具本体16の一側
の制光体取付部23に係止し、次いで、この係止した部分
を支点として器具本体15を回動させるように反対側を押
し上げることにより、第2の係止部47が既設器具本体16
の他側の制光体取付部23に係止され、器具本体15の設置
を完了できる。
【0029】このように、本実施の形態によれば、既設
の器具14である埋込形の照明器具を利用して、容易に新
規な器具本体15を取り付けて照明器具10をリニューアル
(更新)できる。
【0030】すなわち、既設の器具14の既設器具本体1
6、点灯装置である既設点灯装置22、配線部品などを廃
材とする必要がなく、廃材処理を軽減できるとともに、
インバータ回路などを備えて省エネルギを推進できる。
【0031】そして、器具本体15は、本体シャーシ31の
背面にボルト取付用の孔部を有さず、既設の器具14のカ
バーやルーバなどのアクセサリーを取り付ける孔部であ
る制光体取付部23を利用して取り付けできるため、設置
作業を容易にできる。
【0032】また、既設の器具14は、単体で使用されて
いる場合でも、互いに連結されて使用されている場合で
も、器具本体15を取り付けることができ、汎用性が高
い。
【0033】なお、上記の実施の形態では、既設の器具
14が埋込形の照明器具である例を説明したが、これに限
られず、既設の器具14は天井直付形の照明器具などであ
っても良い。
【0034】次に、図10ないし図13を参照して第2
の実施の形態を説明する。
【0035】図10は本発明の照明器具の第2の実施の
形態を示す断面図である。図11は同上照明器具の取付
動作を示す説明図である。(a)は既設の器具に引掛金
具を取り付けた状態。(b)は器具本体を取り付けた状
態。図12は同上他の照明器具の取付動作を示す説明図
である。(a)は既設の器具に引掛金具を取り付けた状
態。(b)は器具本体を取り付けた状態。図13は同上
さらに他の照明器具の取付動作を示す説明図である。
(a)は既設の器具に引掛金具を取り付けた状態。
(b)は器具本体を取り付けた状態。
【0036】図10及び図11に示す既設の器具14は、
天井板12a の埋込孔12b に埋込設置される浅形の既設器
具本体16を備えている。そして、この既設器具本体16の
既設基板部17の上面側に、既設点灯装置22が取り付けら
れているとともに、既設基板部17の下面側に、既設ラン
プソケット27と、既設の反射板44とが取り付けられてい
る。また、この既設の反射板44の枠部44a は既設器具本
体16の外周側に突出し、上側に折り返されて先端の縁部
が天井板12a の下面に当接する。
【0037】一方、新規の器具本体15は、下面を照射開
口31a とし、反射板と一体的に形成された本体シャーシ
31を備え、この本体シャーシ31は、上面である基板部33
と、この基板部33の両端部から下方に略垂直に形成され
た端板部34と、基板部33の長手方向から下方に拡開状に
傾斜して形成された側板部35とを備えている。さらに、
照射開口31a の外周部には、上側に立ち上げられた外枠
部51が形成され、この外枠部51には、固定具取付孔52が
形成され、セットスクリュウである固定具53が挿入され
る。また、この外枠部51は、既設の反射板44の枠部44a
すなわち既設の器具14の外周部の下側および外周部を覆
う大きさに形成されている。そして、基板部33の上側に
は、端子台41及び点灯装置を構成するインバータ回路な
どの安定器42が取り付けられ、基板部33の下側には、ラ
ンプソケット45が取り付けられている。
【0038】また、器具本体15は、外枠部51の内側に配
置される引掛金具55を備え、この引掛金具55には、既設
の反射板44の枠部44a に係止される係止部56と、固定具
53が螺合されるねじ孔である固定部57とが形成されてい
る。
【0039】そして、この新規の器具本体15の取付作業
は、まず、既設の器具14の反射板44を一旦外しあるいは
ナットなどを緩めて天井板12a の下面から離間させ、反
射板44の枠部44a に外側から複数カ所例えば4カ所に引
掛金具55の係止部56を引っ掛ける。次いで、器具本体15
を、下側から既設の器具14および引掛金具55を覆うよう
にして配置し、外枠部51の外側から固定具取付孔52に固
定具53を挿入し、さらに、この固定具53を引掛金具55の
固定部57に螺合して締め付けることにより、器具本体15
を既設の器具14に取り付け、照明器具10を構成すること
ができる。
【0040】そして、この実施の形態においても、第1
の実施の形態と同様に、既設の器具14である埋込形の照
明器具を利用して、容易に新規な器具本体15を取り付け
て照明器具10をリニューアル(更新)できる。
【0041】すなわち、既設の器具14の既設器具本体1
6、点灯装置である既設点灯装置22、配線部品などを廃
材とする必要がなく、廃材処理費用を軽減できるととも
に、インバータ回路などを備えて省エネルギを推進でき
る。
【0042】そして、器具本体15は、既設の器具14の反
射板44の枠部44a を利用して取り付けできるため、設置
作業を容易にできる。
【0043】また、引掛金具55の係止部56は、天井板12
a の下面と枠部44a との間に挟持されるため、確実に保
持できる。
【0044】さらに、器具本体15の本体シャーシ31の外
周部に、立ち上がり部である外枠部51を設け、既設の器
具14を覆って天井板12a の下面に密着させることによ
り、外観を向上できる。
【0045】なお、引掛金具55が引っ掛けられる枠部
は、反射板44の枠部44a に限られず、図12に示すよう
に、既設器具本体16の枠部18とすることもできる。
【0046】また、引掛金具55の形状を変更することな
どにより、既設の器具14は、埋込形の照明器具のほか、
天井直付形の照明器具などに適用することもできる。
【0047】例えば、図13に示すように、天井直付形
の照明器具である既設の器具14に対して、引掛金具55
に、天井板12a の下面に当接する立ち上げ部59を形成
し、この立ち上げ部59にねじ孔である固定部57を形成す
ることもできる。そして、この構成では、照明器具10を
薄型化するため、安定器42は外枠部51の内側面に取り付
けられている。
【0048】図14は本発明の照明器具の第3の実施の
形態を示す分解斜視図である。図15は同上照明器具の
取付動作を示す説明図である。(a)はアダプタに器具
本体の一側を引っ掛けた状態。(b)は器具本体を取り
付けた状態。図16は同上照明器具の他のアダプタを示
す説明図である。図17は同上照明器具のさらに他のア
ダプタを示す説明図である。
【0049】上記の各実施の形態では、既設の器具14を
利用して器具本体15を支持したが、既設の器具14の強度
が低下している場合や、既設の器具14が設置されていな
い場所に器具本体15を設置する場合は、図14および図
15に示すように、天井板12a に形成した平面矩形状の
埋込孔12b に、角筒状すなわち平面略ロ字状のアダプタ
61を取り付けることにより、このアダプタ61を介して、
第1の実施の形態の器具本体15を容易に取り付けでき
る。
【0050】そして、このアダプタ61は、角筒状のアダ
プタ本体62を備え、このアダプタ本体62の下端部には、
外周に突出する枠状部64が形成されているとともに、ア
ダプタ本体62の外周部には、図15に示すように、この
枠状部64との間に天井板12aを挟持するアダプタ取付部6
6が設けられている。例えば、このアダプタ取付部66
は、下方に向かって拡開状に配置されたばね材からな
り、アダプタ本体62を埋込孔12b に位置合わせして押し
上げるのみで、アダプタ61が天井板12a に取り付けられ
るようになっている。
【0051】さらに、このアダプタ61のアダプタ本体62
には、既設の器具14と同様に、制光体取付部23と同様の
取付部であるスリット68が、複数カ所、本実施の形態で
は4カ所に、それぞれ上下に間隔を介して形成されてお
り、第1の実施の形態の器具本体15は、まず、図15
(a)に示すように、第1の係止部46を一側のスリット
68に係止し、次いで、図15(b)に示すように、この
係止した部分を支点として器具本体15を回動させるよう
に反対側を押し上げることにより、第2の係止部47が他
側のスリット68に係止され、器具本体15の設置を完了で
きる。
【0052】このように、本実施の形態によれば、既設
の器具14が使用に適当でない場合などにも、アダプタ61
を使用することにより、器具本体15を取付ボルトを使用
せずに迅速に容易に設置できる。
【0053】また、図15に示す下面を開放した器具の
ほか、例えば、図16に示すように、上側のスリット68
を利用して、器具本体15を取り付けるとともに、下側の
スリット68を利用して、アクセサリであるルーバなどの
制光体70を取り付けることもできる。
【0054】なお、このアダプタ61の枠状部64を枠部と
して、第2の実施の形態の器具本体15を取り付けること
もできる。
【0055】また、アダプタ61は、アダプタ取付部66に
よる固定に代えて、あるいは、アダプタ取付部66による
固定とともに、吊りボルトを利用して天井部12に取り付
けることもできる。例えば、図17に示すように、アダ
プタ本体62の上側部を幅方向に連結する支持腕部73に形
成したボルト用孔74に吊りボルトBを挿入し、図示しな
いナットを螺合して固定することもできる。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、被設
置部に取り付けられ、制光体取付部を設けた既設の器具
と、既設の器具内に少なくとも一部が収納され、制光体
取付部に係止される係止部を備えた器具本体とを具備し
たため、既設の器具の制光体取付部を利用することによ
り、簡略な構成で製造コストを低減しつつ、作業性良く
設置できる。
【0057】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の効果に加え、器具本体の第1の係止部を一方の
制光体取付部に係止した状態で、器具本体を回動させ、
第2の係止部を他方の制光体取付部に係止することによ
り、器具本体を既設の器具に容易に取り付けできる。
【0058】請求項3記載の照明器具によれば、被設置
部に取り付けられ、被設置部に対向する枠部を設けた既
設の器具と、枠部に係止される係止部を備えた器具本体
とを具備したため、既設の器具の枠部を利用することに
より、簡略な構成で製造コストを低減しつつ、作業性良
く設置できる。係止部は、枠部と被設置部との間に強固
に保持できる。
【0059】請求項4記載の照明器具によれば、被設置
部に取り付けられ、被設置部に対向する枠部を設けた反
射体を備えた既設の器具と、枠部に係止される係止部を
備えた器具本体とを具備したため、既設の器具の反射体
の枠部を利用することにより、簡略な構成で製造コスト
を低減しつつ、作業性良く設置できる。係止部は、枠部
と被設置部との間に強固に保持できる。
【0060】請求項5記載の照明器具によれば、請求項
3または4記載の効果に加え、器具本体は、枠部及び係
止部を覆う外枠部を備えたため、外枠部により枠部及び
係止部を覆い、外観を向上できる。
【0061】請求項6記載の照明器具によれば、請求項
1ないし5いずれか一記載の効果に加え、既設の器具に
代えて被設置部に取り付けられるアダプタを備えること
により、既設の器具が使用できない場合などに、リニュ
ーアル用の照明器具を容易に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施の形態の取り付け動
作を示す説明図である。
【図2】同上照明器具を示す一部を切り欠いた端面図で
ある。
【図3】同上照明器具を示す斜視図である。
【図4】同上照明器具の器具本体を示す一部を切り欠い
た端面図である。
【図5】同上照明器具の器具本体を示す斜視図である。
【図6】同上照明器具の器具本体を示す平面図である。
【図7】同上照明器具の器具本体を示す側面図である。
【図8】同上照明器具の既設の器具を示す平面図であ
る。
【図9】同上照明器具の既設の器具を示す側面図であ
る。
【図10】本発明の照明器具の第2の実施の形態を示す
断面図である。
【図11】同上照明器具の取付動作を示す説明図であ
る。 (a)は既設の器具に引掛金具を取り付けた状態 (b)は器具本体を取り付けた状態
【図12】同上他の照明器具の取付動作を示す説明図で
ある。 (a)は既設の器具に引掛金具を取り付けた状態 (b)は器具本体を取り付けた状態
【図13】同上さらに他の照明器具の取付動作を示す説
明図である。 (a)は既設の器具に引掛金具を取り付けた状態 (b)は器具本体を取り付けた状態
【図14】本発明の照明器具の第3の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図15】同上照明器具の取付動作を示す説明図であ
る。 (a)はアダプタに器具本体の一側を引っ掛けた状態 (b)は器具本体を取り付けた状態
【図16】同上照明器具の他のアダプタを示す説明図で
ある。
【図17】同上照明器具のさらに他のアダプタを示す説
明図である。
【図18】従来の照明器具を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 照明器具 12 被設置部としての天井部 14 既設の器具 15 器具本体 23 制光体取付部 24 制光体としての既設反射板 46 第1の係止部 47 第2の係止部 51 外枠部 56 係止部 61 アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 秀幸 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 稗田 正直 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被設置部に取り付けられ、制光体取付部
    を設けた既設の器具と;制光体取付部に係止される係止
    部を備えた器具本体と;を具備したことを特徴とする照
    明器具。
  2. 【請求項2】 制光体取付部は、既設の器具に相対向し
    て設けられ、 器具本体は、一方の制光体取付部に回動可能に係止され
    る第1の係止部と、第1の係止部が一方の制光体取付部
    に係止された状態で、他方の制光体取付部に係止される
    第2の係止部とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の照明器具。
  3. 【請求項3】 被設置部に取り付けられ、被設置部に対
    向する枠部を設けた既設の器具と;枠部に係止される係
    止部を備えた器具本体と;を具備したことを特徴とする
    照明器具。
  4. 【請求項4】 被設置部に取り付けられ、被設置部に対
    向する枠部を設けた反射体を備えた既設の器具と;枠部
    に係止される係止部を備えた器具本体と;を具備したこ
    とを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 器具本体は、枠部及び係止部を覆う外枠
    部を備えたことを特徴とする請求項3または4記載の照
    明器具。
  6. 【請求項6】 既設の器具に代えて被設置部に取り付け
    られるアダプタを備えたことを特徴とする請求項1ない
    し5いずれか一記載の照明器具。
JP11187081A 1999-06-30 1999-06-30 照明器具 Withdrawn JP2001014935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11187081A JP2001014935A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11187081A JP2001014935A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001014935A true JP2001014935A (ja) 2001-01-19

Family

ID=16199806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11187081A Withdrawn JP2001014935A (ja) 1999-06-30 1999-06-30 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001014935A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010135221A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
US8393765B2 (en) 2008-12-05 2013-03-12 Toshiba Lighting & Technology Corporation Luminaire
JP2014112494A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Iris Ohyama Inc 直管型led照明装置
JP2016085878A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 三菱電機株式会社 照明器具
JP2016162554A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 興和株式会社 照明装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010135221A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
US8393765B2 (en) 2008-12-05 2013-03-12 Toshiba Lighting & Technology Corporation Luminaire
JP2014112494A (ja) * 2012-12-05 2014-06-19 Iris Ohyama Inc 直管型led照明装置
JP2016085878A (ja) * 2014-10-27 2016-05-19 三菱電機株式会社 照明器具
JP2016162554A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 興和株式会社 照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6979108B1 (en) Multi-use adaptor kit/system for recessed can fixtures
JP2001014935A (ja) 照明器具
JP2722176B2 (ja) インバーター点検口付き埋込照明器具
JPH07272509A (ja) システム天井用照明器具
JP3858322B2 (ja) 天井埋め込み型照明器具
KR200304804Y1 (ko) 형광등기구의 고정장치
JPS6222963Y2 (ja)
JPH031847Y2 (ja)
JPS6335452Y2 (ja)
JP2580078Y2 (ja) 1灯用の天井埋込型照明器具
JPH03257707A (ja) 照明器具
KR200260005Y1 (ko) 천정면 및 벽면 매립형 조명등기구
JPH04121902A (ja) 照明器具
KR200240267Y1 (ko) 벽면부착등의 설치구조
JPH08180726A (ja) 照明器具
JP2567230Y2 (ja) 照明器具用ソケットカバー取付装置
JPH04181603A (ja) 照明器具
JP2003168317A (ja) 照明器具
JPS6339846Y2 (ja)
KR200197831Y1 (ko) 형광등기구의 고정장치
JPH10247414A (ja) 照明器具
JP2004207202A (ja) 天井照明装置
JP2000133036A (ja) 埋め込み型照明器具
JP2001216831A (ja) 照明器具および照明器具構造物
JPH1125743A (ja) 天井埋め込み形照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060620

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20071203