JP2001014184A - デバッグ情報通知方式 - Google Patents

デバッグ情報通知方式

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JP2001014184A
JP2001014184A JP11181456A JP18145699A JP2001014184A JP 2001014184 A JP2001014184 A JP 2001014184A JP 11181456 A JP11181456 A JP 11181456A JP 18145699 A JP18145699 A JP 18145699A JP 2001014184 A JP2001014184 A JP 2001014184A
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Takashi Yamazaki
隆 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実行中のアプリケーション・ソフトウェアの
デバッグ情報を複数の利用者に個別的に通知するデバッ
グ情報通知方式を提供する。 【解決手段】 アプリケーション・ソフトウェアAPの
デバッグ処理を予め定めた種類別に行う複数のタスクT
1〜T3を管理するように前記アプリケーション・ソフ
トウェアAPに予め組み込まれたデバッグ・マネージャ
DMと、このデバッグ・マネージャDMの管理により前
記タスクT1〜T3別にデバッグ情報をそれぞれ記憶し
たファイルとを備え、前記デバッグ・マネージャDM
は、アプリケーション・ソフトウェアAPの利用者から
そのプログラム実行中に得られた詳細情報及び前記デバ
ッグ情報を要求する要求信号により、デバッグ情報を前
記ファイルから読み出して前記利用者に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デバック情報通知
方式に関し、特に、コンピュータ端末のオペレーティン
グ・システム上で動作するアプリケーション・ソフトウ
ェアのデバッグ処理中のデバッグ情報を速やかにその開
発者に提供するデバック情報通知方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ上で動くソフトウェ
アの需要と急激な発展に伴い、アプリケーション・ソフ
トウェアのライフサイクルが短くなると共に、ますます
複雑化するアプリケーション・ソフトウェアを可能な限
り低コストにかつ短時間に作成すること、即ち開発を完
了することが要求されている。
【0003】通常、アプリケーション・ソフトウェアの
作成を完了するまでにソフトウェアに関して必要とする
処理は、大まかにいって下記の段階からなる。
【0004】即ち、アプリケーション・ソフトウェアの
仕様書を作成する第1の段階、この仕様書に基づきアプ
リケーション・プログラムを作成する第2の段階、作成
したアプリケーション・プログラムがその仕様書に記載
した内容を満足しているかについて試験する第3の段
階、その試験結果により不都合な箇所が発見されたとき
には、これを訂正するために、即ちデバッグするために
再度、第2の段階に戻し、一方不都合な箇所が発見され
ず、前記仕様書の内容が確かに満足されると判断された
ときに、以上の一連の処理、即ち、アプリケーション・
ソフトウェアの開発を完了させる第4の段階である。
【0005】第2の段階は、その仕様書を満足させない
限り、何回も繰り返され、不都合な箇所が除去された後
で、最終的な第4の段階に進めることができるが、それ
までに相当な時間と労力などのコストが掛かることにな
る。
【0006】開発に要する時間及びコストを短縮するた
めに、各段階の処理は、それぞれ、専門的な知識及び経
験を豊富に有する者が参加することが望ましい。
【0007】特に、第2の段階は、アプリケーション・
ソフトウェアのプログラム作成のためのそれに必要とさ
れるプログラム言語の知識を有するいわゆるプログラマ
が参加する重要な段階である。
【0008】しかるに、アプリケーション・ソフトウェ
アの動作を試験する第3及び第4の段階は、特にそのプ
ログラム自体の内容を理解していない試験者であって
も、予め準備された所定の作業手順に従ってプログラム
を動作させ、その結果について合否の判断をするだけで
十分となるように構築される。
【0009】しかしながら、前記第3の段階でアプリケ
ーション・ソフトウェアの動作を確認する試験を実行し
た結果として、そのプログラムにデバッギングを必要と
する不都合な箇所、即ちアプリケーションに障害を発生
させるようなバグが発見されたとしても、前記第2の段
階でその障害を解析するのを容易にするのに十分な詳細
情報をそのデバッギングを行うプログラマに速やかに報
告するような体制がこれまで確立されていなかった。つ
まり、開発における動作試験現場から動作試験の結果が
単に不合格ということだけをプログラマにフィードバッ
クされても、直ちにデバッグ処理に掛かれるわけではな
い。
【0010】このために、プログラマにおいて再度その
プログラムを動作させ、報告された障害を再現させてみ
ると共に、必要に応じてデバッガ等も利用して障害の原
因を発見して解析し、プログラムのバグを探し出して除
去、即ちデバッグしなければならない。
【0011】通信ソフトウェアの場合には、障害検出用
の測定器も用意して模擬的に通信の障害を再現させて障
害の詳細情報を得る必要があった。このような障害を再
現させること自体がしばしば容易でない場合もあり、そ
のような場合には、相当な時間を費やす結果となる。
【0012】このように、従来のソフトウェアの開発で
は、特殊な測定器等の開発環境及び分析環境を十分に用
意し、そのような環境においてのみプログラマがランタ
イムの情報解析を行い、これによって発生した障害につ
いてその原因を詳細に追及することが可能であった。こ
のような開発状況では、アプレケーション・ソフトウェ
アの開発がコスト及び時間が掛かるものとなり、ソフト
ウェアとしてのライフサイクルが短くなっている現状に
照らし合わせても、好ましいことではない。
【0013】更に、このようなアプリケーション・ソフ
トウェアの動作試験は、開発に要する期間を短縮するた
め等の理由により、並行して複数の箇所で実行され、そ
れぞれの動作試験結果が同時的にプログラマにフィード
バックされることもあり得るが、プログラマ側も経済的
及び能力的な要因により、それらに同時的に対応出来る
とは限らない。
【0014】また、アプリケーション・ソフトウェアの
信頼性を高めるために、可能な限り種々の条件を設定し
て利用現場のシミュレーションを行うアプリケーション
・ソフトウェアの動作試験が実行されるが、不都合にも
そのアプリケーション・ソフトウェアが既に商品として
出荷された後に、不具合が発見されたような場合には、
遠方の複数の箇所から通信により次々に障害発生の報告
がプログラマに来ることにもなり得る。
【0015】そのような場合にもプログラマがそれらに
同時的に全て対応出来るとは限らない。かかる場合に
は、障害解決の優先度、時間待ちの許容度等に応じて、
その障害にレベルを付けて処理することが必要となる。
【0016】叙上の問題を解決するために提案されてい
る従来技術の第1の例として、特開昭60−26323
4号公報に開示された「ソフトウェア開発装置」は、入
力されるデータに基づいて必要な処理を行いその結果を
出力する複数のソフトウェア開発ツールを有し、これに
ソフトウェア開発ツールの種々のツールで発生したエラ
ー情報を分析及び集計するエラー分析装置と、この分析
及び集計結果を記録する装置とを付加して構成されたも
のである。
【0017】しかしながら、前記分析及び集計結果を記
録する装置から前記分析及び集計結果をプログラマに迅
速に通信を利用して解析する技術については、何ら開示
されてはいない。
【0018】前述の問題を解決する従来技術の第2の例
として、特開平5−241886号公報に開示された
「オペレーティング・システム組み込みデバッグサポー
トシステム」は、プログラム実行環境のための各種機能
を提供するオペレーティング・システムの割り込み管理
や、タスク管理機能等を提供するカーネル機能を用いた
デバッグサポートシステムにおいて、それぞれ収集され
たデータをそれぞれのデータ解析手段により解析し、そ
れらの結果をデバッグ担当者に自然言語により通信のホ
ストワークステーションに通知する複数の通知手段を備
えた技術を開示している。
【0019】しかしながら、このデバッグサポートシス
テムは、前記複数の通知手段間で発生し得る競合を考慮
して遠方のオペレータにそのレベルに応じて処理させる
技術については、何も開示していない。
【0020】前述の問題を解決する従来技術の第3の例
として、特開平6−242991号公報に開示された
「障害監視システム」は、計算システム群で発生した障
害通報を受け付け、その障害を解析し、解析結果を障害
が発生した前記計算機システムの顧客に対して、電子メ
ールにより、または直接、ファックスにより通報する手
段を具備している。
【0021】一般的に、障害を含め、計算機システムの
処理には種々の優先順位が設定され、複数の障害が同時
的に発生した場合には、そのレベルに応じて処理する必
要がある。しかしながら、前記構成は、そのようなレベ
ルに応じて処理するようにされていない。
【0022】前述の問題を解決する従来技術の第4の例
として、特開平10−333935号公報にデバッギン
グ方式が開示されている。
【0023】この技術は、イベント駆動型で構成された
ソフトウェアのデバッグ方式に関するもので、対象ソフ
トウェアに予め組み込まれているデバッグ処理手続きに
対して、デバッグ・メッセージを送信することによっ
て、前記デバッグ処理手続きを駆動するメッセージ駆動
ステップと、前記デバッグ手続きが前記対象ソフトウェ
アの障害を見地するためのデバッグ動作を行うデバッグ
・ステップとを含む。
【0024】この場合に、通信インタフェースを介して
デバッグ・マネージャを遠隔操作すれば、離れた場所か
らデバッグ対象コンポーネントのデバッグ作業を行うこ
とができ、いわゆるリモート・メンテナンスなどの作業
が容易に行なえることとしている。
【0025】しかしながら、通信インタフェースを介し
て前記デバッグ・マネージャを遠隔操作するためには、
少なくともファイルに記憶されているデバッグ・マネー
ジャを送信する別個の送信処理が必要である。その際
に、複数のデバッグ対象コンポーネントが集中して送信
された場合には、どのように対処すればよいかについて
は、何ら開示されていない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、ア
プリケーション・ソフトウェアの開発等において、迅速
なそのデバッグ処理を要求する際には、必要に応じて通
信も利用してデバッグ処理側にそのアプリケーション・
ソフトウェアの詳細なデバッグ情報を適時、提供すると
共に、同時的に発生する複数のデバッグ処理に適切に対
処するために、処理の優先順位を表す何らかのレベル情
報を付加することも必要である。
【0027】本発明は、従来の上記実情に鑑みてなされ
たものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内
在する上記諸欠点を解消すると共に従来の上記要望を満
足させることを可能としたアプリケーション・ソフトウ
ェアのプログラムの新規なデバッグ情報通知方式を提供
することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るデバッグ情報通知方式は、実行中のア
プリケーション・ソフトウェアのデバッグ情報を複数の
利用者に個別的に通知するデバッグ情報通知方式におい
て、アプリケーション・ソフトウェアのデバッグ処理を
予め定めたレベルに従って行う複数のタスクを管理する
ように前記アプリケーション・ソフトウェアに予め組み
込まれたデバッグ・マネージャと、前記デバッグ・マネ
ージャの管理により前記タスク別にデバッグ情報をそれ
ぞれ記憶したファイルとを備え、前記デバッグ・マネー
ジャは、前記アプリケーション・ソフトウェアの利用者
からそのプログラム実行中に得られた詳細情報、及び前
記デバッグ情報を要求する要求信号を受け取り、前記要
求信号に従い前記詳細情報に対応するデバッグ情報を前
記ファイルから読み出して、前記利用者に送出するよう
にしたことを特徴としたものでる。
【0029】更に、本発明によるデバッグ情報通知方式
は、前記詳細情報及び前記要求信号が、前記デバッグ・
マネージャと前記利用者との間に設けられた通信手段を
介して授受され、前記デバッグ・マネージャは、前記利
用者に対応する前記デバッグ情報を前記ファイルから読
み出し、前記通信手段を介して前記利用者に提供するよ
うにしてもよい。
【0030】更に、本発明によるデバッグ情報通知方式
は、前記レベルが、同時的に発生する複数の利用者から
の前記要求信号に対処するために、前記要求信号にその
優先順位に対応して設定され、前記要求信号に付加され
たレベル情報により前記デバッグ・マネージャに送信さ
れ、前記デバッグ・マネージャが、前記レベル情報に従
って前記ファイルから選択的に詳細情報を読み出して前
記利用者に送出するようにしてもよい。
【0031】更にまた、本発明によるデバッグ情報通知
方式は、前記利用者が、前記デバッグ・マネージャへ前
記レベルの変更を要求するレベル変更要求信号を送信
し、前記デバッグ・マネージャは、前記レベル変更要求
信号の受け取りに応答して指定されたタスクのデバッグ
情報を送出する優先順位を定めるレベルを変更するよう
にしてもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】次に本発明をその好ましい一実施
の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0033】図1は、通常のオペレーティング・システ
ム上で動作する本発明によるアプリケーション・ソフト
ウェを示す概略ブロック図である。
【0034】[実施の形態の構成]図1を参照するに、
通常のオペレーティング・システムOS上で動作する本
発明によるアプリケーション・ソフトウェアAPと、こ
のアプリケーション・ソフトウェアAPに組み込まれ、
多数のタスク(説明を簡単にするために、この実施の形
態ではT1、T2及びT3の場合について説明する)を
有するデバッグ・マネージャDMとが示されている。
【0035】この実施の形態では、図2に示すように、
処理の名前がname/PID、タスクT1〜T3がそ
れぞれアラーム・モニタ・タスク(Alm/n)、コン
トロール・タスク(Cnt/m)及びログ・タスク(L
og/p)である場合について説明する。
【0036】図3はタスクTn(n=1〜3)内の共通
インタフェースを示す概略ブロック図である。
【0037】図3を参照するに、デバッグ・マネージャ
DMは、タスクT1により例示する共通インタフェース
CIFを介して、アプリケーション・ソフトウェアAP
によりサポートされて全てのタスクT1〜T3と通信可
能に接続され、図示しない利用者からデバッグ情報DB
INF1〜DBINF3の送出要求に対して予め定めた
デバッグ・レベルにより応答し、デバッグ・マネージャ
DMからそのタスクT1〜T3用に予め登録されている
通信手段としての電子メールのアドレスにデバッグ情報
を転送することにより、アプリケーション・ソフトウェ
アAPの利用者にデバッグ情報が提供される。
【0038】共通インタフェースCIFは、先に取得し
たタスクT1〜T3のプロセスID1〜3、及び利用者
から要求されたデバッグ・レベルを引数に有する。
【0039】ここで、デバッグ・レベルLVa、LVc
及びLVl(それぞれレベルとして1〜3のうちのいず
れか1つを取り、処理の優先順位はレベル1>レベル2
>レベル3の順である)が登録される。
【0040】レベル1はタスクの現在の状態を示す基本
情報、レベル2は監視している伝送装置に送信されるコ
マンドの内容を表示する1を含まないコマンド・レベル
情報、及びレベル3は詳細情報に与えられる。
【0041】この詳細情報には、タスク内の変数値、処
理中のメソッド名、例外送出情報等、可能な限り詳細な
情報が含まれ、例えば不正なアクセス等を発見するため
に利用される。
【0042】各タスクT1〜T3のデバッグ・レベルL
Va、LVc及びLVlのレベルは、利用者からデバッ
グ・レベル変更要求が送出され、デバッグ・マネージャ
DMが受け付けることにより、変更可能である。デバッ
グ・マネージャDMは、他のタスクのデバッグ・レベル
に対するデバッグ・レベル変更要求も受け付ける。
【0043】[実施の形態の動作]次に本発明による一
実施の形態の動作について説明する。
【0044】監視ソフトウェアが起動されると、まず、
デバッグ・マネージャDMを起動させるように、スクリ
プト・ファイルを用意しておく。その後、残りのタスク
が順番に起動される。
【0045】図2に示すように、ここで、デバッグ・マ
ネージャDMにはネーム・サーバのような役割をし、名
前(name/PID)がタスク・データ・ベースに登
録され、タスクT1〜T3も登録される。この実施の形
態でのタスク名は、前述したように、アラーム・モニタ
・タスク(Alm/n)、コントロール・タスク(Cn
t/m)及びログ・タスク(Log/p)であり、図4
に示すようにそれぞれプロセスID1〜3、デバッグ・
レベルLVa、LVc及びLVlも登録される。
【0046】これによって、以降のデバッグ・マネージ
ャDMは、全てのタスクT1〜T3と通信することがで
き、従って現在タスクT1〜T3のうちのいずれが動作
しているかを知ることができる。なお、タスク名は、後
に利用者からデバッグ情報の要求があった場合に、デバ
ッグ情報としてタスクT1〜T3のうちのいずれの情報
かを容易に区別しやすいものが好ましい。
【0047】デバッグ・マネージャDMは、共通インタ
フェースCIFを使用して利用者からデバッグ情報の要
求があったときに、直ちにプロセスID1〜3と共に、
デバッグ・レベルLVa、LVc及びLVlのレベルを
設定して他のタスクにデバッグ情報を提供する。
【0048】図4はデバッグ・マネージャDMと各タス
クT1、T2及びT3との間の情報の授受を示す図であ
る。
【0049】図3を参照するに、デパッグ・マネージャ
DMは、各タスクT1、T2及びT3に対してそれぞれ
のプロセス識別情報PID1〜PID3と、デバッグ情
報要求としてのデバッグ・レベルLVa、LVc及びL
Vlを送出する。
【0050】これに対して各タスクT1、T2及びT3
は、それぞれのデバッグ情報要求のレベル1、2または
3に従ってデバッグ情報DBINF1〜DBINF3を
デバッグ・マネージャDMに転送する。
【0051】図5はタスクTn(n=1〜3)のデバッ
グ情報DBINF1〜DBINF3をデバッグ・マネー
ジャDMに送出する際に使用されるフィルタ機能を示す
図である。
【0052】図5を参照するに、各タスクT1〜T3に
は、種々の関数、ルーチン毎のデバッグ情報が用意され
ているので、フィルタ機能は、デバッグ・マネージャD
Mから要求されたレベルのみのデバッグ情報DBINF
1、DBINF2またはDBINF3がデバッグ・マネ
ージャDMに転送するようにフィルタ処理を実行する。
【0053】一方、インタフェース、例えばグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェースは、画面上に表示されたい
わゆるメニューから特定のデバッグ情報を選択してオン
にする。これに続くメニューにより、利用者はデバッグ
・レベルの設定を行うように促される。これに応答し
て、利用者がそのレベルを選択すると、図6に示すよう
に、デバッグ専用のウィンドウW1が起動される。
【0054】図6はデバッグ情報を表示するデバッグ・
ウィンドウW1の表示図である。
【0055】図6において、このデバッグ・ウィンドウ
W1上には、デバッグ情報DBINFn(n=1〜3)
として、当該メッセージは各タスクのプログラムの何行
目から送信しているかの表示(Send CMD)、実
行時刻(Cnt)の表示等を含み、ラジオ・ボタンとし
て、プリント・アウトを実行させるプリントの表示(P
rint)の表示、ファイルの記憶を実行させる表示
(Save to File)等を含む。ラジオ・ボタ
ンRBTはデバッグ情報DBINFnのレベルを表示L
evel1、Level2及びLevel3により示
す。
【0056】図7は電子メールのプル・ダウン・メニュ
ーを示すウィンドウW2の表示図であり、電子メールを
実行する際に利用者が設定すべき設定項目を拡大して示
している。
【0057】図6を参照するに、設定項目(Mail
Registraion)として、利用者が設定すべき
その利用者の電子メール・アドレスMAの表示(Mai
lAddress)、デバッグ情報を捕捉すべき時間長
(秒)を設定する捕捉時間CTの表示(Capture
Time)、電子メールの送信SMの可否を選択する
表示(Send Mail Yes■ No□)が示さ
れている。この捕捉時間は、デバッグ情報をここに設定
した時間だけ保持した後、送信するための時間である。
【0058】[他の実施の形態]次に、本発明による他
の実施の形態について説明する。
【0059】以上は、デバッグ・マネージャDM内に電
子メールの送信エンジンを備えることにより、本発明を
実施したが、他の実施の形態として電子メールのアプリ
ケーションを外部的に備えてもよい。
【0060】図8は本発明の他の実施の形態を説明する
ためのプル・ダウン・メニューを示すウィンドウW3の
表示図である。
【0061】図8に示された本発明の他の実施の形態に
おいては、デバッグ・マネージャDMは、指定された時
間が経過した後、捕捉したラン・タイムのデバッグ情報
をファイルとして保存する。その後、デバッグ・マネー
ジャDMは指定された外部電子メール・アプリケーショ
ンEMAPを起動する。利用者は起動された外部の電子
メール・アプリケーションEMAPを使用して、保存さ
れたラン・タイムのデバッグ情報のファイルを添付ファ
イルとして電子メールに添付し、またこれにコメントも
任意に書き込むこともできる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アプリケーション・ソフトウェアの開発者とその試験を
行う試験者が電子メールを介してデバッグ情報を送受す
ることができるので、開発者が試験現場から離れていて
も十分に対応することができる。
【0063】また、本発明によれば、電子メールを介し
てアプリケーション・ソフトウェアの開発者に直接、迅
速、かつ正確にデバッグ情報を提供することができるの
で、試験現場にデバッガ等のプログラム開発環境、及び
特殊なアナライザなどを格別に用意する必要がなく、こ
のことはまた不都合な点を解析するための解析時間、ア
プリケーション・ソフトウェアの開発のコスト、及び製
品化するまでの時間を圧縮するのに有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のオペレーティング・システム上で動作す
る本発明によるアプリケーション・ソフトウェアを示す
概略ブロック図である。
【図2】デバッグ・マネージャに登録される各タスクを
示す概略ブロック図である。
【図3】タスク内の共通インタフェースを示す概略ブロ
ック図である。
【図4】デバッグ・マネージャと各タスクとの間の情報
の授受を示す図である。
【図5】タスクのデバッグ情報をデバッグ・マネージャ
に送出する際に使用されるフィルタ機能を示す図であ
る。
【図6】デバッグ情報を表示するデバッグ・ウィンドウ
の表示図である。
【図7】デバッグ情報を表示するデバッグ・ウィンドウ
の表示図である。
【図8】デバッグ情報を表示するデバッグ・ウィンドウ
の表示図である。
【符号の説明】
AP…アプリケーション・ソフトウェア DM…デバッグ・マネージャ T1〜T3、Tn…タスク W1、W2、W3…ウィンドウ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実行中のアプリケーション・ソフトウェ
    アのデバッグ情報を複数の利用者に個別的に通知するデ
    バッグ情報通知方式において、 アプリケーション・ソフトウェアのデバッグ処理を予め
    定めたレベルに従って行う複数のタスクを管理するよう
    に前記アプリケーション・ソフトウェアに予め組み込ま
    れたデバッグ・マネージャと、 前記デバッグ・マネージャの管理により前記タスク別に
    デバッグ情報をそれぞれ記憶したファイルと、 を備え、 前記デバッグ・マネージャは、前記アプリケーション・
    ソフトウェアの利用者からそのプログラム実行中に得ら
    れた詳細情報、及び前記デバッグ情報を要求する要求信
    号を受け取り、前記要求信号に従い前記詳細情報に対応
    するデバッグ情報を前記ファイルから読み出して、前記
    利用者に送出するようにしたことを特徴とするデバック
    情報通知方式。
  2. 【請求項2】 前記詳細情報及び前記要求信号は、前記
    デバッグ・マネージャと前記利用者との間に設けられた
    通信手段を介して授受され、 前記デバッグ・マネージャは、前記利用者に対応する前
    記デバッグ情報を前記ファイルから読み出し、前記通信
    手段を介して前記利用者に提供するようにしたことを更
    に特徴とする請求項1に記載のデバック情報通知方式。
  3. 【請求項3】 前記レベルは、同時的に発生する複数の
    利用者からの前記要求信号に対処するために、前記要求
    信号にその優先順位に対応して設定され、前記要求信号
    に付加されたレベル情報により前記デバッグ・マネージ
    ャに送信され、 前記デバッグ・マネージャは、前記レベル情報に従って
    前記ファイルから選択的に詳細情報を読み出して前記利
    用者に送出するようにしたことを更に特徴とする請求項
    1または2のいずれか一項に記載のデバック情報通知方
    式。
  4. 【請求項4】 前記利用者は、前記デバッグ・マネージ
    ャへ前記レベルの変更を要求するレベル変更要求信号を
    送信し、 前記デバッグ・マネージャは、前記レベル変更要求信号
    の受け取りに応答して指定されたタスクのデバッグ情報
    を送出する優先順位を定めるレベルを変更するようにし
    たことを更に特徴とする請求項1、2または3のいずれ
    か一項に記載のデバック情報通知方式。
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