JP2001013085A - 欠陥検査装置 - Google Patents

欠陥検査装置

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JP2001013085A
JP2001013085A JP11184881A JP18488199A JP2001013085A JP 2001013085 A JP2001013085 A JP 2001013085A JP 11184881 A JP11184881 A JP 11184881A JP 18488199 A JP18488199 A JP 18488199A JP 2001013085 A JP2001013085 A JP 2001013085A
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imaging
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JP11184881A
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English (en)
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Eiji Yonezawa
栄二 米澤
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Nidek Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/95Investigating the presence of flaws or contamination characterised by the material or shape of the object to be examined
    • G01N21/956Inspecting patterns on the surface of objects

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種類の異なる周期的なパターンを持つ被検物
に対しても、複雑な調整や処理を行うことなく、高感度
で容易に欠陥検査を行う。 【解決手段】 周期的パターンを有する被検物を略平行
光により斜め方向から暗視野照明する暗視野照明光学系
と、被検物を撮像する撮像素子を持つ撮像光学系と、撮
像された暗視野画像データに基づいて欠陥を検査する手
段とを備え、暗視野照明の照明方向と撮像光学系の撮像
方向との相対的な位置関係はパターンの周期と暗視野照
明光の波長とによって定まる回折角に基づいて決定さ
れ、被検物に平行な方向の暗視野照明の開口角と撮像光
学系が持つ撮像レンズの被検物側開口角の合計は、パタ
ーンの周期と暗視野照明光の波長とによって定まる回折
角より小さく設定されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
被検物表面の欠陥を検査する欠陥検査装置に関する。
【0002】
【従来技術】半導体ウエハの表面におけるキズやゴミ等
の欠陥を検査する方法としては、ウエハ表面に対して照
明光を斜め方向から照射する暗視野照明を利用する方法
が知られている。
【0003】従来はこの暗視野照明を使用し、オペレー
タがウエハを回転させたり傾斜させたりして異常な輝点
の存在を目視観察することによって欠陥を検査していた
が、近年では検査の自動化を図るためにウエハ全体をC
CDカメラで撮像し、その画像データを画像処理して欠
陥を検査する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、暗視野照明
でのキズやゴミ等の欠陥からの散乱光は非常に微弱であ
るため、画像処理による検査では欠陥以外の部分は相対
的に暗いことが望ましい。しかし、微細な周期的なパタ
ーンが形成されたウエハではパターンにより回折光が生
じるので、欠陥を感度良く検出するための暗視野状態を
作り出すことは難しく、オペータが行っていたことを画
像処理で実現するには構成が複雑になり、処理速度の点
でも問題がある。
【0005】また、画像処理では予め最適な照明角度を
調べて設定しておく作業が必要となるが、最適な照明角
度はウエハの種類によってことなるため、多品種のウエ
ハに対応するには多大な手間が掛かる。さらには、どの
ような照明角度にしても十分な暗視野が得られないパタ
ーンを有するものに対しては、欠陥の検出感度が悪くな
る。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
種類の異なる周期的なパターンを持つ被検物に対して
も、複雑な調整や処理を行うことなく、高感度で容易に
欠陥検査を行える欠陥検査装置を提供することを技術課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0008】(1) 周期的パターンを有する被検物の
欠陥を検査する欠陥検査装置において、被検物を略平行
光により斜め方向から暗視野照明する暗視野照明光学系
と、暗視野照明された被検物を撮像する撮像素子を持つ
撮像光学系と、前記撮像素子により撮像された暗視野画
像データに基づいて欠陥を検査する欠陥検査手段とを備
え、前記暗視野照明の照明方向と前記撮像光学系の撮像
方向との相対的な位置関係は前記パターンの周期と暗視
野照明光の波長とによって定まる回折角に基づいて決定
され、被検物に平行な方向の暗視野照明の開口角と前記
撮像光学系が持つ撮像レンズの被検物側開口角の合計
は、前記パターンの周期と暗視野照明光の波長とによっ
て定まる回折角より小さく設定されていることを特徴と
する。
【0009】(2) (1)の欠陥検査装置において、
前記暗視野照明の照明方向と前記撮像光学系の撮像方向
との相対的な位置関係は、撮像方向を前記パターンの周
期により生じる0次回折光と1次回折光が成す回折角の
間の角度方向とすべく決定されていることを特徴とす
る。
【0010】(3) (1)の欠陥検査装置において、
前記暗視野照明の照明方向と前記撮像光学系の撮像方向
との相対的な位置関係は、撮像方向を前記パターンの周
期により生じる0次回折光と1次回折光が成す回折角の
略中間の角度方向とすべく決定されていることを特徴と
する。
【0011】(4) (2)又は(3)の何れかの欠陥
検査装置において、前記撮像方向は被検物に対して略垂
直方向であり、前記暗視野照明の照明方向は前記相対的
な位置関係を満たすべく決定されていることを特徴とす
る。
【0012】(5) 請求項1の欠陥検査装置におい
て、前記暗視野照明光学系は所期する検出感度を満たす
べく被検物表面に対する照明光の入射角度が定められて
いることを特徴とする。
【0013】(6) 周期的パターンを有する被検物の
欠陥を検査する欠陥検査装置において、被検物を略平行
光により暗視野照明する暗視野照明光学系と、暗視野照
明された被検物を撮像する撮像素子を持つ撮像光学系
と、被検物に対する前記暗視野照明の方向を相対的に変
更する変更手段と、該変更手段により変更される暗視野
照明方向毎に前記撮像素子により得られる各暗視野画像
の対応する画素について輝度が最小値の画素データを抽
出する抽出手段と、該抽出された画素データで構成され
る暗視野画像データを作成する画像作成手段と、該作成
された画像に基づいて欠陥を検査する欠陥検査手段とを
備え、被検物に平行な方向の前記暗視野照明の開口角と
前記撮像光学系が持つ撮像レンズの被検物側開口角の合
計は、前記パターンの周期と暗視野照明光の波長とによ
って定まる回折角より小さく設計されていることを特徴
とする。
【0014】(7) (6)の変更手段は、被検物に垂
直な軸を中心として前記暗視野照明の方向を回転、又は
被検物に垂直な軸を中心として被検物及び前記撮像光学
系を回転する回転手段であることを特徴とする。
【0015】(8) (6)の欠陥検査装置において、
前記被検物は互いに直交する周期的パターンを有し、前
記撮像光学系の撮像方向は被検物に対して略垂直方向で
あり、前記変更手段は暗視野照明の方向を前記周期的パ
ターンの一方の周期方向に直交する方向から所定角度傾
けた第1方向と該第1方向に略直交する第2方向との少
なくとも2方向に変更する手段であり、前記所定角度は
前記周期的パターンの周期と暗視野照明光の波長とによ
って定まる回折角に基づいて決定されていることを特徴
とする。
【0016】(9) (8)の欠陥検査装置において、
前記所定角度は前記パターンの周期により生じる0次回
折光と1次回折光が成す回折角の略中間の角度方向に前
記撮像光学系の撮像方向が位置すべく決定されているこ
とを特徴とする。
【0017】(10) (6)の欠陥検査装置におい
て、前記暗視野照明光学系又は前記撮像光学系には、前
記撮像素子により得られる暗視野照明画像の波長帯域を
狭帯域とする狭帯域手段を設けたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る欠陥検査装置
の構成を示す図である。
【0019】1は暗視野照明光学系であり、ハロゲンラ
ンプ等の光源2から発せられた光はレンズ4により平行
光束とされて、XYステージ5に載置された被検物であ
るウエハWの表面に対して斜め方向から照明光が照射さ
れる。ウエハWの上方向にはCCDカメラ11を持つ撮
像光学系10が配置されている。CCDカメラ11とウ
エハWの間には、ウエハWのほぼ全体を略均一に撮像す
るためのレンズ12が設けられており、CCDカメラ1
1はレンズ12の焦点位置付近に置かれている。
【0020】なお、暗視野照明光学系1の光路には暗視
野照明光を狭帯域とするための狭帯域フィルタ3が設け
られているが、この狭帯域フィルタ3は撮像光学系10
側のCCDカメラ11の前に設けることにより撮像画像
を同様に狭帯域とすることができる。
【0021】20は画像処理部であり、CCDカメラ1
1からの映像信号をA/D変換等の所定の処理を施して
取り込んだ後、ノイズ除去、CCDカメラ11が持つ撮
像素子の感度補正等の必要な前処理を施して欠陥検出を
行う。20aは画像処理部20が持つメモリである。2
1はディスプレイであり、画像処理部20に取り込まれ
た画像が表示される。22はXYステージ5を移動する
駆動部、23は欠陥検査装置全体を制御する制御部であ
る。
【0022】次に、良好な暗視野画像を得るための、暗
視野照明光学系1と撮像光学系10の配置について説明
する。まず、ウエハWが持つパターンに起因する散乱光
の総光量を少なくするための暗視野照明光学系1の配置
について説明する。
【0023】暗視野照明により欠陥を検査する場合、半
導体ウエハのように微細なパターン(ここではメモリパ
ターンのように使用する照明波長の数倍程度までの微細
なパターンを言う)が存在するものはそのパターンによ
る散乱光で回折光が高レベルで発生するので、この散乱
光の光量により検出感度が影響する。パターンに起因す
る散乱光の総光量はウエハ表面に入射する照明光量によ
って決まるため、暗視野照明光の入射角(ウエハ表面の
垂直方向に対する角度)を大きくすればパターンに起因
する散乱光を減少させることができるようになる。一
方、ウエハ表面に付着したゴミ等からの散乱光は暗視野
照明光の入射角が変化してもさほど変化しない。したが
って、暗視野照明の入射角を大きくすれば、ゴミ等の部
分からの散乱光が相対的に高くなり、欠陥検出の感度を
上げることができる。
【0024】暗視野照明光のウエハ表面に対する入射角
θを最大の90度とすれば、照明光はウエハの表面に平
行に進むため、パターンに起因する散乱光は0になり、
最も検出感度が良くなると考えられる。しかし、製造工
程におけるウエハ表面は一般的に僅かな反りを持つた
め、入射角θ=90度の照明では欠陥検出ができなくな
る場合がある。また、キズなどのように突起を持たない
欠陥は、パターンによる散乱光の減少と同時に減少す
る。
【0025】よって、この入射角は主にゴミ等の突起を
持つ欠陥の検出感度を高めるべく、効率の良い角度に定
める。実用的にはθ=85度程度でも十分と言える。θ
=85度とした場合、ウエハに入射する総光量は垂直入
射の場合に比べてCOS(85°)=0.087倍とな
る。すなわち、ゴミの検出感度は約11倍になるので、
カメラの画素よりも小さいゴミの検出が可能になる。ウ
エハ全体を撮像するマクロ検査においては、撮像カメラ
の画素寸法は相対的に大きくなりがちであり、画素寸法
より小さなゴミの欠陥検出には、この検出感度の向上の
効果は大きい。
【0026】上記ではゴミの欠陥検出感度を向上させる
ための暗視野照明光の入射角度について説明したが、キ
ズの検出感度を向上させるためには、CCDカメラ11
に入射するパターンによる散乱光(回折光)をさらに減
衰させることが必要である。以下、この方法を、照明方
向と撮像方向の位置関係、回折光が存在しない方向の幅
(角度)の関係に分けて説明する。
【0027】(イ)照明方向と撮像方向の位置関係につ
いて パターンに周期性がある場合、散乱光同士は干渉し合う
ため、特定の方向への散乱光は強め合う(すなわち回折
光が現われる)が、それ以外の方向への光は弱めあって
非常に小さくさる。したがってこの特性を利用し、回折
方向を避けるようにCCDカメラ11を配置すれば、パ
ターンによる散乱光を大きく減衰させることができるの
で、干渉を起こさない欠陥による散乱光を選択的に明る
く撮像できることになる。しかし、回折方向はパターン
の周期や照明の波長、及びパターンに対する照明方向に
よって変化するため、ウエハの品種によって照明方向
(又は撮像方向)の調整を行う必要があるが、これでは
手間が掛かるし、良好な暗視野が得られる保証もない。
【0028】そこで、本発明では次のように照明方向と
撮像方向の位置関係を定めることにより、ウエハの品種
毎に照明方向(又は撮像方向)の調整を行うことなく、
共通の照明条件で良好な暗視野画像を得られるようにす
る。
【0029】いま、図2のように微細なパターンを規則
的に配置された点列31と考え、暗視野照明光を理想的
な平行光束としてパターンの周期方向に直交する方向か
ら照明した場合の回折パターンを調べてみる(実際のウ
エハに形成されるパターンは、この点列31が周期方向
に直交する方向へ連続的に連なっていると考えることが
できる)。XYの直交平面30上で微細なパターンの点
列31がX方向に沿って周期nで配置されているものと
し、点列31の周期方向に直交するY方向から波長λの
照明光33を平行に照明する。また、照明光33は平面
30の表面に対しては斜めの方向(先に説明したように
平面30の垂直方向に対して入射角θの方向)から照明
するものとする。このとき点列31の配列方向には、そ
の周期的な配列パターンにより回折光が生じる。
【0030】図3はこの回折光の様子を説明する図であ
り、X軸を含む断面を見たときの回折光の様子を模式的
に示したものである(点列31による回折光はその配列
方向を軸とした回転に対して等価になるので、回折光の
様子はX軸を含む断面であればどの部分の断面でも同じ
とみることができる)。微細なパターンの点列31によ
る0次回折光は平面30に対して垂直方向であるZ方向
に向かうように現われ、0次以外の回折光は照明光の波
長λ、点列31の周期nによって変化して様々な方向に
現われる。しかし、0次回折光の方向40と最小の回折
角αminで形成される1次回折光の方向41a(又は方
向41b)との間は、回折光が生じない方向が存在す
る。最小の回折角αminは、種類が異なるパターンの最
大の周期n(max)と使用する照明波長の中の最短波長λ
(min)により定めることができる。したがってこの0次
回折光の方向40と1次回折光の方向41a(又は方向
41b)との間の方向から撮像を行えば、パターンの種
類が異なっているとしても、常に回折光の影響を少なく
した画像を得ることができる。好ましくは0次回折光の
方向40と1次回折光の方向41a(又は方向41b)
との中間である方向42a(又は方向42b)から撮像
するのが良い。
【0031】なお、撮像方向としてはX軸を含む断面に
おける上記条件(0次回折光の方向40と1次回折光の
間の方向)を満たせば、Y方向に対する撮影角度は何れ
であっても同条件であると言えるが、ピントの合った歪
みのない像を得る上では、ウエハに対して略垂直方向
(Z方向)から撮像する方が好ましい。
【0032】例えば、図3における撮像方向42bをZ
方向にするためには、パターンの周期方向に直交する方
向に対して照明方向を傾けることにより可能となる(相
対的に照明方向をずらせば良い)。すなわち、図4のよ
うに、照明光33をY方向に対して角度β分だけ傾けた
方向から照明すれば、0次回折光はZ方向に対して照明
光の傾きと同じ角度β分だけ傾く(図5参照;図5は図
3と同じくX軸を含む断面を見たときの回折光の様子を
模式的に示したものである)。したがって、撮像方向を
0次と1次の回折光方向の中間に設定する場合は、β=
αmin・1/2とすれば良い。
【0033】(ロ)回折光が存在しない方向の幅の関係
について 散乱光(回折光)を減衰させた画像を得るためには、さ
らに回折光が存在しない方向の幅が関係するので、以下
これについて説明する。
【0034】上記の条件で撮像方向と照明方向の関係を
定めたとしても、カメラ11が持つ撮像レンズを大きく
し過ぎると(すなわち撮像レンズの開口角が大きすぎる
と)、回折光がカメラ11に入射してしまい、必ずしも
十分な暗視野になるとは限らない。
【0035】また、照明光はレーザを使用すれば理想的
な平行光を作れるが、暗視野照明としては光量が少なく
使用に必ずしも適さない。一般的なハロゲンランプの場
合、暗視野照明としての光量は十分であるが、コリメー
トレンズを使用しても完全な平行光にはならないため、
回折光の方向には広がりが生じる。これが大きすぎると
やはりカメラ11に回折光が入射してしまい、十分な暗
視野になるとは限らなくなる。
【0036】回折光が存在しない方向の幅の関係を図6
に基づいて説明する。図6において0次回折光40はZ
方向に対して照明光の傾きと同じ角度β分だけ傾いてお
り、かつ角度βは回折角αの1/2とする。また、撮像
はZ方向から行うものとする。
【0037】ここで、暗視野照明光が完全な平行光でな
いときは、0次回折光及び1次回折光はそれぞれ斜線領
域50、51で示すように幅(角度)を持つことにな
る。この幅(角度)はウエハ表面に平行な方向における
暗視野照明の開口角γと同じものとなる(図7参照)。
すなわち、暗視野照明光を完全な平行光としたときの0
次回折光40と1次回折光41bに対して、それぞれ内
側へ開口角γの1/2分だけ減じられた幅(角度δ)よ
りも撮像レンズの幅が大きいと、回折光が入射すること
になる。逆に言えば、この角度δより小さい角度の幅で
撮影を行えば、回折光の影響を受けない画像が得られる
ことになる。
【0038】また、撮像方向を0次回折光40と1次回
折光41bの中間に置く場合には、図8に示すように、
CCDカメラ11が持つ撮像レンズ11aの被検物側の
開口角εが角度δより小さくすれば回折光が撮像素子面
11bに入射しなくなる。
【0039】以上のことを総合すれば、CCDカメラ1
1に入射する散乱光を減衰させるための必要条件として
は、下記のようになる。
【0040】撮影レンズの開口角ε+暗視野照明光の開
口角γ<回折光が存在しない方向の幅(角度)=回折角
α また、回折角αは、使用する照明波長をλ、パターンの
周期をnとすれば、 α=sin-1(λ/n) で定められる。
【0041】なお、撮像方向は0次回折光の方向と1次
回折光の方向との中間が良いが、撮影レンズの開口角ε
と暗視野照明光の開口角γの合計が、回折角αよりも十
分に小さければ、多少どちらかに寄っていても構わな
い。
【0042】以上のことから、種類が異なるパターンを
検査する場合には、そのパターンの最大の周期n(max)
と、狭帯域フィルタ3による照明光の最短波長λ(min)
とによって最小の回折角αminが定まるので、これに応
じて撮影レンズの開口角εと暗視野照明光の開口角γを
設計すれば、種類が異なるパターンであっても常に良好
な暗視野画像を得られるようになる。
【0043】ところで、ウエハ上のパターンには、メモ
リセルのように極めて微細なものと、外部リード線を接
続するための大きなドットパターンのようなものが混在
し、大きなパターンについて回折角を計算すると極めて
小さな値になってしまう。しかし、このような大きなパ
ターンにおいては正反射(0次回折光)が主であり、散
乱(高次回折光)はほとんど発生しないので、回折角を
考慮しなくとも良好な暗視野画像が得られる。回折角を
考慮しなければならないパターンとは、使用する波長の
数倍程度までのサイズを持つ微細なパターンである。
【0044】次に、図1に示した形態による欠陥検査の
動作について簡単に説明する。まず、ウエハWをXYス
テージ5に載置する。このとき、ウエハWが持つパター
ンの周期方向はXYステージ5のX方向に沿う方向とな
る位置関係に置く。なお、暗視野照明光学系1及びカメ
ラ11は図4及び図5で説明した位置関係に配置されて
おり、カメラ11はウエハWに対して略垂直方向(Z方
向)に設定され、暗視野照明光学系1の照明方向はXY
ステージ5のY方向に対して角度β分だけ傾くように設
定されている。
【0045】暗視野照明光学系1により暗視野照明され
たウエハWはカメラ11により撮像される。このとき微
細なパターンによる回折光が減衰されているので、暗い
暗視野画像が得られる。カメラ11からの映像信号は画
像処理部20に取り込まれてメモリ20aに記憶され
る。画像処理部20は記憶した暗視野画像に基づいて欠
陥検出を行う。ウエハ上にキズやゴミ等の欠陥がある場
合、欠陥以外の暗視野画像に対して欠陥からの散乱光は
相対的に輝度が高いので、この輝度を閾値と比較するこ
とにより欠陥が検出される。
【0046】以上は、一方向からの暗視野照明で欠陥を
検査する方法を説明したが、ウエハ上には縦方向に周期
性を持つ部分と横方向に周期性を持つ部分とが混在して
いるものがあり、この場合には一方向からの暗視野照明
による1枚の画像では最良の暗視野画像にならない可能
性がある。
【0047】また、ロジックICのように完全な周期性
を持たないもの、1チップ上に多種類の回路を集積した
システムLSIのようなものでは、どの方向から暗視野
照明を行っても何処かが明るくなってしまい良好な暗視
野画像が得られない可能性がある。
【0048】このようなパターンに対する欠陥検査装置
の変容例を図9に基づいて説明する。図9の欠陥検査装
置は、図1に示した装置に対して暗視野照明光学系1
を、XYステージ5の垂直軸(Z軸)を回転中心にして
回転する回転駆動部25を付加した構成であり、他の構
成は図1のものと同様である。回転駆動部25による暗
視野照明光学系1の回転は制御部23により駆動制御さ
れる。
【0049】この装置による欠陥検査について説明する
(図10のフローチャート参照)。まず、所期回転位置
に置かれた暗視野照明光学系1によりウエハWを照明
し、1枚目の画像を撮像し、画像処理部20はこれをメ
モリ20aに記憶する。次に制御部23は回転駆動部2
5を駆動し、照明光学系1を一定角度づつ回転させ、こ
の回転に同期させてメラ11で撮像されるウエハWの暗
視野画像を順次メモリ20aに記憶する。
【0050】所定の角度(例えば、所期位置から90
度)まで回転して複数の画像が得られたら、画像処理部
20は各画像データの位置的に対応する画素(同一位置
の画素)について、一番暗いもの(輝度が最小値のも
の)を抽出し、抽出された各位置の画素データにより構
成される1枚の暗視野画像を作成する。この処理は画像
の取り込みと平行して行うこともできる。
【0051】照明方向を回転させた場合、1チップ上の
各種回路はそれぞれ異なる周期で明暗を繰り返すため、
全てが同時に暗くなることはないが、最も暗くなったと
きの画素を集めれば、良好な暗視野画像を得ることがで
きる。画像処理部20は作成した画像を処理してキズや
ゴミ等の欠陥検出を行う。これにより、ロジックICや
システムLSIのようなものであっても、良好な暗視野
画像が得られ、欠陥検出を感度良く行うことができる。
【0052】なお、照明方向を回転してスキャンする場
合には、カメラ11が持つ撮像レンズの周辺を高次回折
光が通過することになる。高次回折光は照明波長の帯域
に応じた広がりを持っているため、良好な暗視野画像を
得るためには照明光の帯域幅を狭くすることが好まし。
本形態では狭帯域フィルタ3を使用してこれを実現して
いる。フィルタ3による波長及びその狭帯域の幅は、光
源2の光量分布やカメラ11側の検出感度に応じて設計
される。
【0053】また、上記における暗視野照明光学系1の
回転は、パターンの種類に応じてその回転角度を定めれ
ば良く、記憶する画像データの数もパターンの種類に応
じ、処理時間や検出精度との関係等から設定すれば良
い。
【0054】縦方向と横方向というように互いに直交す
る方向に周期的を持つパターンが混在しているウエハW
の場合には、次のように少なくとも2方向からそれぞれ
の画像を得て上記と同じ処理をすれば良い。すなわち、
図11に示す如く、暗視野照明光学系1はXYステージ
5のY方向に対して、前述した方法により定められる角
度β分だけ傾けた第1の方向60aと、この方向60a
に直交する第2の方向60bの2方向から照明できるよ
うに配置する。これは回転駆動部25によって暗視野照
明光学系1の照明方向を変更する他、暗視野照明光学系
1を2組用意して各方向60a、60bに固定的に配置
する構成としても良い。そして、ウエハWをパターンの
縦方向及び横方向の周期がXYステージ5におけるX方
向、Y方向に沿うように配置する。
【0055】方向60aからの暗視野照明では、Y方向
に直交する周期方向を持つパターンの回折光が減衰され
た画像が得られる。方向60bからの暗視野照明では、
X方向に直交する周期方向を持つパターンの回折光が減
衰された画像が得られる。この2つの画像データを基
に、前述のように位置的に対応する画素の輝度が小さい
方を抽出し、抽出された各位置の画素データにより構成
される1枚の暗視野画像を作成することにより、簡単に
高感度の欠陥検出ができる。
【0056】なお、図9に示した実施形態では暗視野照
明光学系1をウエハWに対して回転する構成としたが、
ウエハWを載置するXYステージ5と撮像光学系10と
をZ軸を中心として回転する構成としても、相対的に同
じ関係にすることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
種類の異なる周期的なパターンを持つ被検物に対して
も、暗視野照明の複雑な調整や処理を行うことなく、容
易に感度の高い欠陥検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る欠陥検査装置の構成を示す図であ
る。
【図2】微細なパターンを規則的に配置された点列と考
え、パターンの周期方向に直交する方向から照明した場
合を説明する図である。
【図3】図2の照明方向における回折光の様子を説明す
る図である。
【図4】照明方向をパターンに直交する方向に対して傾
けた場合を説明する図である。
【図5】図4の照明方向における回折光の様子を説明す
る図である。
【図6】回折光が存在しない方向の幅の関係を説明する
図である。
【図7】ウエハ表面に平行な方向における暗視野照明の
開口角γを示す図である。
【図8】撮像レンズの被検物側の開口角εを示す図であ
る。
【図9】変容例の欠陥検査装置の構成を示す図である。
【図10】変容例の欠陥検査装置における検査のフロー
チャートを示した図である。
【図11】少なくとも2方向に暗視野照明光学系を配置
する例を示した図である。
【符号の説明】
1 暗視野照明光学系 2 光源 3 狭帯域フィルタ 10 撮像光学系 11 CCDカメラ 11a 撮像レンズ 20 画像処理部 23 制御部 25 回転駆動部 W ウエハ
フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA51 AB01 AB07 BA20 BB05 CA03 CA04 CB05 CB06 DA07 EA12 EA14 FA10 4M106 AA01 AA02 BA04 CA38 CA41 DB04 DB07 DB15 DB19 DB30 DJ04 DJ11 DJ14 DJ21 DJ23 5B057 AA03 BA02 BA17 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC02 CE08 CE09 CE11 DA03 DB02 DB09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的パターンを有する被検物の欠陥を
    検査する欠陥検査装置において、被検物を略平行光によ
    り斜め方向から暗視野照明する暗視野照明光学系と、暗
    視野照明された被検物を撮像する撮像素子を持つ撮像光
    学系と、前記撮像素子により撮像された暗視野画像デー
    タに基づいて欠陥を検査する欠陥検査手段とを備え、前
    記暗視野照明の照明方向と前記撮像光学系の撮像方向と
    の相対的な位置関係は前記パターンの周期と暗視野照明
    光の波長とによって定まる回折角に基づいて決定され、
    被検物に平行な方向の暗視野照明の開口角と前記撮像光
    学系が持つ撮像レンズの被検物側開口角の合計は、前記
    パターンの周期と暗視野照明光の波長とによって定まる
    回折角より小さく設定されていることを特徴とする欠陥
    検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の欠陥検査装置において、前記
    暗視野照明の照明方向と前記撮像光学系の撮像方向との
    相対的な位置関係は、撮像方向を前記パターンの周期に
    より生じる0次回折光と1次回折光が成す回折角の間の
    角度方向とすべく決定されていることを特徴とする欠陥
    検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の欠陥検査装置において、前記
    暗視野照明の照明方向と前記撮像光学系の撮像方向との
    相対的な位置関係は、撮像方向を前記パターンの周期に
    より生じる0次回折光と1次回折光が成す回折角の略中
    間の角度方向とすべく決定されていることを特徴とする
    欠陥検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3の何れかの欠陥検査装置
    において、前記撮像方向は被検物に対して略垂直方向で
    あり、前記暗視野照明の照明方向は前記相対的な位置関
    係を満たすべく決定されていることを特徴とする欠陥検
    査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の欠陥検査装置において、前記
    暗視野照明光学系は所期する検出感度を満たすべく被検
    物表面に対する照明光の入射角度が定められていること
    を特徴とする欠陥検査装置。
  6. 【請求項6】 周期的パターンを有する被検物の欠陥を
    検査する欠陥検査装置において、被検物を略平行光によ
    り暗視野照明する暗視野照明光学系と、暗視野照明され
    た被検物を撮像する撮像素子を持つ撮像光学系と、被検
    物に対する前記暗視野照明の方向を相対的に変更する変
    更手段と、該変更手段により変更される暗視野照明方向
    毎に前記撮像素子により得られる各暗視野画像の対応す
    る画素について輝度が最小値の画素データを抽出する抽
    出手段と、該抽出された画素データで構成される暗視野
    画像データを作成する画像作成手段と、該作成された画
    像に基づいて欠陥を検査する欠陥検査手段とを備え、被
    検物に平行な方向の前記暗視野照明の開口角と前記撮像
    光学系が持つ撮像レンズの被検物側開口角の合計は、前
    記パターンの周期と暗視野照明光の波長とによって定ま
    る回折角より小さく設計されていることを特徴とする欠
    陥検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の変更手段は、被検物に垂直な
    軸を中心として前記暗視野照明の方向を回転、又は被検
    物に垂直な軸を中心として被検物及び前記撮像光学系を
    回転する回転手段であることを特徴とする欠陥検査装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項6の欠陥検査装置において、前記
    被検物は互いに直交する周期的パターンを有し、前記撮
    像光学系の撮像方向は被検物に対して略垂直方向であ
    り、前記変更手段は暗視野照明の方向を前記周期的パタ
    ーンの一方の周期方向に直交する方向から所定角度傾け
    た第1方向と該第1方向に略直交する第2方向との少な
    くとも2方向に変更する手段であり、前記所定角度は前
    記周期的パターンの周期と暗視野照明光の波長とによっ
    て定まる回折角に基づいて決定されていることを特徴と
    する欠陥検査装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の欠陥検査装置において、前記
    所定角度は前記パターンの周期により生じる0次回折光
    と1次回折光が成す回折角の略中間の角度方向に前記撮
    像光学系の撮像方向が位置すべく決定されていることを
    特徴とする欠陥検査装置。
  10. 【請求項10】 請求項6の欠陥検査装置において、前
    記暗視野照明光学系又は前記撮像光学系には、前記撮像
    素子により得られる暗視野照明画像の波長帯域を狭帯域
    とする狭帯域手段を設けたことを特徴とする欠陥検査装
    置。
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