JP2001010936A - パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法 - Google Patents

パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法

Info

Publication number
JP2001010936A
JP2001010936A JP11183548A JP18354899A JP2001010936A JP 2001010936 A JP2001010936 A JP 2001010936A JP 11183548 A JP11183548 A JP 11183548A JP 18354899 A JP18354899 A JP 18354899A JP 2001010936 A JP2001010936 A JP 2001010936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
agent
acid
oil
wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11183548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3926063B2 (ja
Inventor
Yoshimi Nakamura
義美 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoyu Co Ltd
Original Assignee
Hoyu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoyu Co Ltd filed Critical Hoyu Co Ltd
Priority to JP18354899A priority Critical patent/JP3926063B2/ja
Publication of JP2001010936A publication Critical patent/JP2001010936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3926063B2 publication Critical patent/JP3926063B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪の損傷を抑え、均一で良好なウェーブ又
はストレートを形成すると共に、自然な油性感と柔らか
さを与え、感触の優れたパーマネントウェーブ用前処理
剤組成物及びその使用方法を提供する。 【解決手段】 (A)植物油脂及び/又は植物性ロウ
類、(B)トリメチルグリシン、及び(C)平均分子量
5000以上のタンパク質加水分解物及び/又はその誘
導体を含有し、pH2〜7に調整されていることを特徴
とするパーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその
使用方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪の損傷を抑え、均
一で良好なウェーブ又はストレートを形成すると共に、
自然な油性感と柔らかさを与え、感触の優れたパーマネ
ントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパーマネントウェーブ用剤(以
下、単にパーマ剤とする)とその原理は、チオグリコー
ル酸及びその塩類、システイン及びその誘導体、亜硫酸
塩などの還元剤を主剤とし、更に、アンモニア、モノエ
タノールアミン、炭酸水素アンモニウム、水酸化ナトリ
ウムなどのアルカリ剤を加えたパーマ剤第1剤により、
毛髪内のS−S結合を還元開鎖し、次いで、臭素酸ナト
リウム、過酸化水素、過ホウ酸ナトリウムなどの酸化剤
を主剤とするパーマ剤第2剤によって酸化閉鎖し、ウェ
ーブを作り出したり、ストレートな状態に保つ方法が一
般的である。しかしながら、パーマ施術中には、アルカ
リによる毛髪の膨潤や還元・酸化に伴う化学的変化ある
いは加温によるタンパク変性などの悪条件が重なって、
S−S結合の低下や間充物質の流出が原因で毛髪の損傷
が生じたり、感触が悪くなるといった問題があった。こ
れらの問題点を解決するために種々の試みが提案されて
いる。例えば、パーマ剤にシリコーンやタンパク質加水
分解物、カチオン化セルロース等を添加し、損傷の防止
や感触の改善を目的とする試みが行われている。あるい
はパーマの前処理剤として、シリコーンやタンパク質加
水分解物を配合したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パーマ
剤にシリコーン類を大量に配合するとウェット時におけ
る油ぎしみや製品安定性の低下、ウェーブの不均一が生
じたり、損傷毛に対しては、効果的に吸着されず、自然
な油性感を付与することができないことがあった。同様
に、タンパク質加水分解物はある程度の損傷防止には役
立つものの、その効果は充分満足いくものではなく、大
量に用いるとウェーブ力が低下したり、べたついた感触
になるという課題があった。また、カチオン化セルロー
スは、毛髪表面に吸着し、プレーンリンス時のきしみ感
を低減させる効果は高いものの、ドライ時にぱさつきや
硬さが生じるという課題があった。つまり、パーマ剤に
配合しただけでは、充分な損傷防止効果や感触改善効果
が得られにくいのが現状であった。更に、間充物質が流
出したような損傷毛に対してパーマをかけると、ウェー
ブがかかりすぎたり、ウェーブのもちや感触が悪くなる
などの課題があった。このように、パーマ剤単独では、
損傷度の異なる毛髪に対しては、充分な損傷防止や感触
改善、ウェーブの均一性を確保することは困難であっ
た。また、シリコーンやタンパク質加水分解物を配合し
た前処理剤は、軽度の損傷毛にはある程度効果があるも
のの、人工的な仕上がり感になったり、重度の損傷毛で
は充分な効果が得られないという課題があった。
【0004】従って、本発明の目的は、毛髪の損傷を抑
え、均一で良好なウェーブ又はストレートを形成すると
共に、自然な油性感と柔らかさを与え、感触の優れたパ
ーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記実情を鑑
み鋭意検討を重ねた結果、パーマネントウェーブ用前処
理剤に植物油脂及び/又は植物性ロウ類、トリメチルグ
リシン、及び平均分子量5000以上のタンパク質加水
分解物及び/又はその誘導体を組み合わせることによ
り、毛髪の損傷を抑え、均一で良好なウェーブ又はスト
レートを形成すると共に、自然な油性感と柔らかさを与
え、優れた感触が得られることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、(A)植物油脂及び
/又は植物性ロウ類、(B)トリメチルグリシン、及び
(C)平均分子量5000以上のタンパク質加水分解物
及び/又はその誘導体を含有し、pH2〜7に調整され
たことを特徴とするパーマネントウェーブ用前処理剤組
成物及びその使用方法を提供するものである。以下、本
発明の構成について詳細に説明する。
【0007】本発明で用いられる成分(A)は、植物か
ら得られる油脂類又はロウ類であり、多くは植物の種
子、果肉、胚芽中に存在しているものである。油脂類
は、脂肪酸とグリセリンのエステル、つまりトリグリセ
ライドが大部分を占めており、一方、ロウ類は、高級ア
ルコールと高級脂肪酸のエステルが主成分である。油脂
類としては、アボカド油、アルモンド油、アーモンドナ
ッツ油、オリーブ油、カカオ脂、キューカンバ油、ゴマ
油、キョウニン油、ゴボウ種子油、小麦胚芽油、米胚芽
油、サザンカ油、サフラワー油、コーン油、大豆油、月
見草油、トウモロコシ油、パーム油、マカデミアンナッ
ツ油、モモ種子油、ローズヒップ油、ブドウ種子油、メ
ドウホーム油などが挙げられ、ロウ類としてはホホバ
油、カルナウバロウなどが挙げられる。その他日本汎用
化粧品原料集第二版、化粧品原料基準第二版などに記載
されているものも使用できる。
【0008】これらの植物油脂あるいはロウ類で好まし
いのは、アボカド油、オリーブ油、米胚芽油、サフラワ
ー油、ローズヒップ油、ブドウ種子油、メドウホーム
油、ホホバ油である。これらの油脂あるいはロウ類は、
毛髪に適度な油性感を与え、仕上がり時の良好な感触を
付与する。
【0009】本発明においては、これらのうちの1種又
は2種以上を配合し、その配合量は0.01〜5重量
%、好ましくは0.05〜3重量%である。0.01重
量%より少ない場合は充分な油性感、柔らかさ及びウェ
ーブ均一性が得られず、5重量%を超えると製品の安定
性が悪くなるばかりか、油っぽくなり感触を悪くする。
【0010】成分(B)のトリメチルグリシンは、ベタ
イン、グリシルベタイン等の名称で知られており、砂糖
大根、麦芽、キノコ類、果実等に多く含まれている成分
である。その配合量は0.01〜2重量%、好ましくは
0.05〜1重量%である。0.01重量%より少ない
と毛髪がぱさつきやすく、また損傷防止効果も充分でな
く、2重量%を超えるとべとついた感触となる。
【0011】成分(C)としては、動植物由来のタンパ
ク質を加水分解したものやその誘導体が挙げられる。具
体的には、ケラチン、コラーゲン、シルク、セリシン、
カゼイン、コンキオリン、エラスチン、卵黄タンパク、
卵白タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、トウモロ
コシタンパク、米タンパクなどの動植物由来のタンパク
を酸、アルカリ又は酵素で部分的に加水分解して得られ
るペプチドや、その誘導体としては、タンパク質加水分
解物のエステル体や第4級アンモニウム誘導体などが挙
げられる。
【0012】これらの中でも、動物由来のケラチン、シ
ルク、コンキオリン、植物由来の大豆タンパク、小麦タ
ンパク及びこれらの第4級アンモニウム誘導体が毛髪損
傷防止効果の点で好ましい。
【0013】本発明では、これらのうちの1種又は2種
以上を配合し、その配合量は0.01〜5重量%、好ま
しくは0.05〜3重量%である。0.01重量%より
少ない場合は充分な損傷防止効果が得られず、5重量%
を超えると経時変化による着色や不快臭の原因となる。
また、平均分子量は5000以上のものが好ましい。5
000未満のものでは、皮膜性に乏しく、ウェーブの弾
力性に欠けるため好ましくない。
【0014】本発明の組成物はpH2〜7に調整され
る。pHが2より低いと皮膚への刺激の面から好ましく
なく、7より大きいと毛髪が損傷を受けやすくなる。p
Hの調整には通常、酸及び/又はその塩が使用される。
このような酸としては次のようなものを挙げることがで
きる。無機酸としては、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸等が
挙げられ、有機酸としては、酢酸、プロピオン酸、パル
ミチン酸等のモノカルボン酸;シュウ酸、マロン酸、フ
タル酸等のジカルボン酸あるいはポリカルボン酸;エチ
レンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸等の
アミノポリカルボン酸;アセトホスホン酸、ヒドロキシ
ホスホン酸、アミノホスホン酸等のホスホン酸;α−ヒ
ドロキシカルボン酸(例えば、グリコール酸、乳酸、グ
ルコン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸)等のモノヒド
ロキシカルボン酸あるいはポリヒドロキシカルボン酸等
が挙げられる。
【0015】また、これらの酸のナトリウム塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩等を同時に配合することによって
系内に緩衝能をもたせることが可能である。このことに
より、経時におけるpH変化を少なくすることができ、
系の安定化につながる。酸の配合量は、組成物のpHを
2〜7に調整するのに必要な量である。
【0016】更に、本発明の組成物に(D)アミノ酸及
び(E)糖類を配合することにより、優れた毛髪損傷防
止効果を得ることができる。
【0017】成分(D)のアミノ酸としては、グリシ
ン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリ
ン、スレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプ
トファン、シスチン、システイン、メチオニン、プロリ
ン、ヒドロキシプロリン等の中性アミノ酸、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸、アスパラギン、グルタミン等の酸
性アミノ酸、アルギニン、ヒスチジン、リジン、ヒドロ
キシリジン等の塩基性アミノ酸が挙げられる。これらの
中でも、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、ヒド
ロキシプロリン等の中性アミノ酸が好ましい。その配合
量は0.01〜5重量%、好ましくは0.05〜3重量
%である。0.01重量%より少ない場合は、充分な損
傷防止効果が得られず、5重量%を超えるとべとついた
感触となる。
【0018】成分(E)の糖類としては、グルコース、
キシリトール、ソルビトール、フルクトース等の単糖、
ラクトース、トレハロース、ショ糖等のオリゴ糖が挙げ
られる。具体的な単糖としては、D−グリセリルアルデ
ヒド、ジヒドロキシアセトン等の三炭糖、D−エリトロ
ース、D−エリトルロース、D−トレオース、エリスリ
トール等の四炭糖、L−アラビノース、D−キシロー
ス、L−リキソース、D−アラビノース、D−リボー
ス、D−リブロース、D−キシルロース、L−キシルロ
ース等の五炭糖、D−グルコース、D−タロース、D−
ブシコース、D−ガラクトース、D−フルクトース、L
−ガラクトース、L−マンノース、D−タガトース等の
六炭糖、アルドヘプトース、へプッロース等の七炭糖、
オクツロース等の八炭糖、2−デオキシ−D−リボー
ス、6−デオキシ−L−ガラクトース、6−デオキシ−
L−マンノース等のデオキシ糖、D‐グルコサミン、D
‐ガラクトサミン、シアル酸、アミノウロン酸、ムラミ
ン酸等のアミノ糖、D‐グルクロン酸、D‐マンヌロン
酸、L−ベルロン酸、D‐ガラクツロン酸、L−イズロ
ン酸等のウロン酸等が挙げられる。オリゴ糖としては、
ショ糖、グンチアノース、ウンベリフェロース、ラクト
ース、プランテオース、イソリクノース類、α,α‐ト
レハロース、ラフィノース、リクノース類、ウンビリシ
ン、スタキオースベルバスコース類等が挙げられる。
【0019】これらの中でも、ソルビトール、グルコー
ス、トレハロース、ラクトースなどの分子量500以下
のものが浸透性の点で好ましく、分子量が大きい多糖類
は不向きである。本発明においては、これらのうちの1
種又は2種以上を配合し、その配合量は0.001〜3
重量%、好ましくは0.005〜2重量%である。0.
001重量%より少ない場合は充分な柔らかさが得られ
ず、3重量%を超えるとウェーブの弾力が低下し、ウェ
ーブがだれてしまったり、ストレート効果の持続性が悪
くなる。
【0020】さらに、本発明のパーマネントウェーブ用
前処理剤には、本発明の効果を妨げない範囲で、通常化
粧品分野で用いられている他の任意成分を配合すること
ができる。このような任意成分としては、高級アルコー
ル、炭化水素やエステル類等の油脂、アニオン、カチオ
ン、ノニオン、両性等の界面活性剤、カチオン化セルロ
ース誘導体、カチオン化グアーガム、ジアリル4級アン
モニウム塩/アクリルアミド共重合体などのカチオン化
ポリマー、アニオン性ポリマー、両性ポリマー等の高分
子化合物、プロピレングリコール、グリセリンなどの多
価アルコール類、増粘剤、動植物の抽出エキス、アルコ
ール類などの溶剤、金属封鎖剤、防腐剤、香料及び色素
等が挙げられる。
【0021】本発明のパーマネントウェーブ用前処理剤
組成物は常法に従って製造でき、その剤型は、液状、乳
液状、クリーム状、ゲル状、ペースト状、泡状エアゾー
ル、スプレータイプ等とすることができる。
【0022】本発明のパーマネントウェーブ用前処理剤
組成物は、パーマネントウェーブの施術前に使用するも
ので、乾燥したドライの状態、もしくはシャンプー後な
どの若干濡れた状態の毛髪に適量塗布し、その後直ぐに
パーマネントウェーブ処理を行う。もしくは、塗布後、
30〜60℃の温度で3〜20分間加温器で加温もしく
はドライヤーで乾燥させた後、パーマネントウェーブ処
理を行う方法が一般的である。このパーマネントウェー
ブ処理とは、直毛にウェーブを形成するパーマネントウ
ェーブ、あるいはくせ毛、縮毛、ウェーブ毛をストレー
トな状態にする縮毛矯正を示している。一般にパーマネ
ントウェーブ用第1剤は、チオグリコール酸又はその塩
類、システイン又はその誘導体、ホモシステイン、チオ
グリセロール、チオ乳酸、チオリンゴ酸などのメルカプ
ト化合物や亜硫酸塩、亜硫酸水素塩などの還元剤を主剤
とし、これにアンモニア水、モノエタノールアミンや2
−アミノ−2−メチル−1−プロパノール等の有機アミ
ン類、炭酸ナトリウム、炭酸水素アンモニウム、水酸化
ナトリウムなどのアルカリ剤やジチオジグリコール酸ジ
アンモニウムなどの反応調整剤を加えることができる
が、更に植物油脂を1種又は2種以上配合したパーマネ
ントウェーブ用第1剤と組み合わせて使用することで、
本発明の前処理剤の効果を高め、仕上がり時の感触がよ
り良好なものとなる。この際、第1剤に配合される植物
油脂の配合量は、0.1〜5重量%が好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内容について、実
施例を挙げて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。
【0024】
【実施例】実施例1及び比較例1〜4 表1に示す組成の実施例1及び比較例1〜4のパーマネ
ントウェーブ用前処理剤組成物を常法により調製した。
また、表2に示す組成のパーマ剤第1剤(1−A及び1
−B)及び第2剤(2−A)を常法により調製した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】次に、本発明の組成物の効果を評価するた
めに、ウェーブの均一性、官能評価及び毛髪損傷度につ
いて比較試験を行った。
【0028】<ウェーブの均一性>20代日本人女性
の、化学的な処理を行っていない毛髪を用いて、30本
一束の毛束(長さ15cm)を作製した。次に毛先から
7cmまでをブリーチ処理(2回)し、人為的に損傷部
と非損傷部を作製した毛束に、実施例1及び比較例1〜
4の前処理剤をそれぞれ塗布し、続いてパーマ処理を施
した後、それぞれの毛束のウェーブの均一性を評価し
た。なお、パーマ処理は直径1cmのプラスチックロッ
ドに毛束を巻き付け、第1剤(37℃、15分)及び第
2剤(室温、15分)で処理した後、水洗して、根元部
分と毛先部分のウェーブ径を測定した。測定値から次式
を用いて、ウェーブの均一性を以下の基準で評価した。 ウェーブの均一性=(毛先のウェーブ径/根元のウェー
ブ径)×100 ◎:ウェーブが均一(95以上) ○:ウェーブがほぼ均一(85以上95未満) △:ウェーブがやや不均一(75以上85未満) ×:ウェーブが不均一(75未満)
【0029】<官能評価>毛髪の状態(太さ、損傷度な
ど)がほぼ同じである毛髪を用い、毛束(長さ20c
m,重量2g)を作成し、5名の専門美容師により官能
評価を行った。直径1cmのプラスチックロッドに毛束
を巻き付け、前処理剤(37℃、5分)、第1剤(37
℃、15分)及び第2剤(室温、15分)で処理した
後、水洗して、乾燥させた後に、ウェーブの弾力、柔ら
かさ、油性感及びツル感について、以下の基準により官
能評価を行った。 ◎:非常に良い ○:やや良い △:普通 ×:悪い
【0030】<毛髪損傷度>官能評価の比較試験におい
てパーマ処理した毛束を、走査型電子顕微鏡を用いて、
毛髪のキューティクルの浮き上がり方で損傷度を評価し
た。すなわち、パーマ処理した毛束の根本から2〜3cm
部分で結び目ができるように毛束を調製し、この結び目
を一定の条件で引っ張ったときの結び目曲面におけるキ
ューティクルの浮き上がり具合から、以下の基準により
評価した。 ◎:非常に損傷が少ない(キューティクルがほとんど浮
き上がっていない) ○:損傷が少ない(キューティクルの最外層が一部浮き
上がっている) △:損傷がややある(キューティクルの最外層が全体的
に浮き上がっている) ×:損傷がある(キューティクルのほとんどが浮き上が
っている) 結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】表3の結果から、本発明のパーマネントウ
ェーブ用前処理剤組成物を用いることにより、ウェーブ
の均一性、毛髪の弾力性及び感触が良好になり、毛髪損
傷も防止できることがわかる。更に、植物性油分を配合
したパーマ剤第1剤を併用することで、感触がより向上
することがわかる。
【0033】下記の組成からなるパーマ剤第1剤(1−
C)及び第2剤(2−B)を常法により調製した。 パーマ剤第1剤(1−C) 重量% 50%チオグリコール酸アンモニウム 10.0 モノエタノールアミン 3.5 キサンタンガム 0.5 サフラワー油 1.0 ローズヒップ油 0.5 POE(10)オレイルエーテル 1.2 1,3−ブチレングリコール 1.5 塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.3 香料 0.1 精製水 適 量 パーマ剤第2剤(2−B) 臭素酸ナトリウム 10.0 クエン酸 0.05 POE(10)ラウリルエーテル 0.5 塩化ラウリルトリメチルアンモニウム 2.0 精製水 適 量
【0034】実施例3 重量% アボカド油 1.0 米胚芽油 0.3 トリメチルグリシン 0.3 加水分解ケラチン(平均分子量100000) 0.5 クエン酸 0.2 セタノール 0.2 流動パラフィン 0.5 POE(20)セチルエーテル 0.5 グリセリン 2.0 カチオン化ポリマー(レオガードG;ライオン(株)製) 0.1 アラニン 2.0 グルコース 1.0 香料 0.2 精製水 適 量
【0035】実施例4 重量% ブドウ種子油 0.5 メドウホーム油 0.3 トリメチルグリシン 0.1 4級化加水分解コラーゲン(平均分子量12500) 0.5 乳酸 0.2 流動パラフィン 0.5 ステアリルアルコール 0.4 POE(2)ステアリルエーテル 0.7 アミノ変性シリコーン 0.2 (SM8702C;東レ・シリコーン(株)製) グルタミン酸 0.2 ソルビトール 0.8 精製水 適 量
【0036】上記組成からなる実施例3及び4のパーマ
ネントウェーブ用前処理剤組成物をそれぞれ常法により
調製した。実施例3又は4を毛髪に塗布し、続いて前記
パーマ剤第1剤(1−C)及び第2剤(2−B)を用い
て通常のパーマ処理を行い、実施例1と同様の評価を行
ったところ、均一で弾力のあるウェーブが得られ、感触
に関しても良好であった。
【0037】下記の組成からなる縮毛矯正剤第1剤(1
−D)及び第2剤(2−C)を常法により調製した。 縮毛矯正剤第1剤(1−D) 重量% 50%チオグリコール酸アンモニウム 15.0 40%ジチオジグリコール酸アンモニウム 4.0 28%アンモニア水 1.0 モノエタノールアミン 3.0 カルボキシビニルポリマー 1.0 サフラワー油 1.0 米胚芽油 0.5 POE(10)オレイルエーテル 1.2 1,3−ブチレングリコール 1.5 香料 0.1 精製水 適 量 縮毛矯正剤第2剤(2−C) 臭素酸ナトリウム 10.0 セタノール 6.0 流動パラフィン 4.0 POE(15)セチルエーテル 0.5 POE(2)ステアリルエーテル 3.0 精製水 適 量
【0038】実施例5 重量% ホホバ油 1.0 オリーブ油 0.5 トリメチルグリシン 0.2 4級化加水分解ケラチン(平均分子量30000) 4.0 加水分解小麦ペプチド(平均分子量5000) 1.0 グリコール酸 0.4 グリセリン 10.0 POE(20)ラノリン 2.0 セピゲル305(成和化成(株)製) 2.5 セリン 1.5 トレハロース 1.0 精製水 適 量
【0039】上記組成からなる実施例5のパーマネント
ウェーブ用前処理剤組成物を常法により調製し、これを
毛髪に塗布した後、前記縮毛矯正剤第1剤(1−D)及
び第2剤(2−C)を用いて通常の縮毛矯正処理を行
い、実施例1と同様の評価を行ったところ、毛髪のダメ
ージを抑えて、均一なストレートが得られ、感触に関し
ても良好であった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、毛髪の損傷を抑え、均
一で良好なウェーブ又はストレートを形成すると共に、
自然な油性感と柔らかさを与え、感触の優れたパーマネ
ントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA121 AA122 AB082 AB312 AB332 AC022 AC072 AC122 AC132 AC182 AC302 AC442 AC542 AC581 AC582 AC692 AC772 AC782 AD092 AD132 AD162 AD191 AD202 AD212 AD352 AD411 AD412 AD432 AD442 AD512 CC34 DD06 DD23 EE06 EE07 EE25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)植物油脂及び/又は植物性ロウ
    類、(B)トリメチルグリシン、及び(C)平均分子量
    5000以上のタンパク質加水分解物及び/又はその誘
    導体を含有し、pH2〜7に調整されていることを特徴
    とするパーマネントウェーブ用前処理剤組成物。
  2. 【請求項2】 更に(D)アミノ酸及び(E)糖類を含
    有することを特徴とする請求項1記載のパーマネントウ
    ェーブ用前処理剤組成物。
  3. 【請求項3】 植物油脂を含有するパーマネントウェー
    ブ用第1剤の前処理剤として使用することを特徴とする
    請求項1又は2記載のパーマネントウェーブ用前処理剤
    組成物の使用方法。
JP18354899A 1999-06-29 1999-06-29 パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法 Expired - Fee Related JP3926063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18354899A JP3926063B2 (ja) 1999-06-29 1999-06-29 パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18354899A JP3926063B2 (ja) 1999-06-29 1999-06-29 パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001010936A true JP2001010936A (ja) 2001-01-16
JP3926063B2 JP3926063B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=16137744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18354899A Expired - Fee Related JP3926063B2 (ja) 1999-06-29 1999-06-29 パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3926063B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145743A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Estate Chemical Kk パーマネントウェーブ用前処理剤
JP2003192546A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Lion Corp 毛髪化粧料
US6916467B2 (en) 2001-11-08 2005-07-12 L'oreal S.A. Process for permanently reshaping the hair using particular aminosilicones
JP2006169202A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Mandom Corp パーマネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤並びに該処理剤を用いた毛髪の処理方法
WO2007061045A1 (ja) * 2005-11-28 2007-05-31 Seiwa Kasei Company, Limited 粉末状乳化増粘剤を含有する毛髪処理剤
JP2007131581A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Shiseido Co Ltd 毛髪化粧料
JP2008297297A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Hoyu Co Ltd 毛髪処理用組成物
JP2010037283A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Asutaa Biyo:Kk 毛髪化粧料組成物
WO2011045840A1 (ja) * 2009-10-15 2011-04-21 株式会社アスター美容 毛髪化粧料組成物
WO2011105410A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 株式会社資生堂 毛髪形状調整用組成物
JP2015518049A (ja) * 2012-06-04 2015-06-25 イーエルシー マネージメント エルエルシー 毛髪繊維の構造を強化するための組成物および方法
KR20160021876A (ko) * 2013-06-20 2016-02-26 로레알 아크릴 중합체, 실리콘 공중합체 및 아미노산 또는 아미노산 유도체의 조합물을 포함하는 조성물
JP2016132615A (ja) * 2015-01-15 2016-07-25 株式会社ミルボン 前処理剤、及び毛髪変形処理方法
JP2018537494A (ja) * 2015-12-18 2018-12-20 ロレアル 脂肪物質およびオキシアルキレン化界面活性剤を含む、ケラチン物質を処理するための酸化性組成物
JP2019006694A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社アリミノ 毛髪熱保護剤および毛髪処理方法
CN111148500A (zh) * 2017-07-11 2020-05-12 迪维思科 用于拉直头发的新型组合物

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839612A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Kao Corp パ−マネントウエ−ブ前処理剤
JPH06287110A (ja) * 1993-04-02 1994-10-11 Ichimaru Pharcos Co Ltd 毛髪化粧料
JPH06293621A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Asahi Chem Ind Co Ltd パ−マ液
JPH09110655A (ja) * 1995-09-19 1997-04-28 Kao Corp パーマネントウェーブ組成物
JPH09512837A (ja) * 1995-07-28 1997-12-22 ウエラ アクチェンゲゼルシャフト 毛髪のパーマネント加工方法
JPH1129451A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Mirubon:Kk パーマネントウェーブ前処理剤およびその使用方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839612A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Kao Corp パ−マネントウエ−ブ前処理剤
JPH06287110A (ja) * 1993-04-02 1994-10-11 Ichimaru Pharcos Co Ltd 毛髪化粧料
JPH06293621A (ja) * 1993-04-09 1994-10-21 Asahi Chem Ind Co Ltd パ−マ液
JPH09512837A (ja) * 1995-07-28 1997-12-22 ウエラ アクチェンゲゼルシャフト 毛髪のパーマネント加工方法
JPH09110655A (ja) * 1995-09-19 1997-04-28 Kao Corp パーマネントウェーブ組成物
JPH1129451A (ja) * 1997-07-11 1999-02-02 Mirubon:Kk パーマネントウェーブ前処理剤およびその使用方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002145743A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Estate Chemical Kk パーマネントウェーブ用前処理剤
US6916467B2 (en) 2001-11-08 2005-07-12 L'oreal S.A. Process for permanently reshaping the hair using particular aminosilicones
JP2003192546A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Lion Corp 毛髪化粧料
JP2006169202A (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Mandom Corp パーマネントウェーブ前処理剤及び中間処理剤並びに該処理剤を用いた毛髪の処理方法
JP2007131581A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Shiseido Co Ltd 毛髪化粧料
WO2007061045A1 (ja) * 2005-11-28 2007-05-31 Seiwa Kasei Company, Limited 粉末状乳化増粘剤を含有する毛髪処理剤
JP2008297297A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Hoyu Co Ltd 毛髪処理用組成物
JP2010037283A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Asutaa Biyo:Kk 毛髪化粧料組成物
WO2011045840A1 (ja) * 2009-10-15 2011-04-21 株式会社アスター美容 毛髪化粧料組成物
JP2012149072A (ja) * 2010-02-26 2012-08-09 Shiseido Co Ltd 毛髪形状調整用組成物
WO2011105410A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 株式会社資生堂 毛髪形状調整用組成物
CN102770116A (zh) * 2010-02-26 2012-11-07 株式会社资生堂 毛发形状调整用组合物
JP2015518049A (ja) * 2012-06-04 2015-06-25 イーエルシー マネージメント エルエルシー 毛髪繊維の構造を強化するための組成物および方法
KR102256772B1 (ko) * 2013-06-20 2021-05-28 로레알 아크릴 중합체, 실리콘 공중합체 및 아미노산 또는 아미노산 유도체의 조합물을 포함하는 조성물
KR20160021876A (ko) * 2013-06-20 2016-02-26 로레알 아크릴 중합체, 실리콘 공중합체 및 아미노산 또는 아미노산 유도체의 조합물을 포함하는 조성물
JP2016132615A (ja) * 2015-01-15 2016-07-25 株式会社ミルボン 前処理剤、及び毛髪変形処理方法
JP2018537494A (ja) * 2015-12-18 2018-12-20 ロレアル 脂肪物質およびオキシアルキレン化界面活性剤を含む、ケラチン物質を処理するための酸化性組成物
JP2019006694A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社アリミノ 毛髪熱保護剤および毛髪処理方法
JP2022001596A (ja) * 2017-06-22 2022-01-06 株式会社アリミノ 毛髪熱保護剤および毛髪処理方法
JP7010457B2 (ja) 2017-06-22 2022-02-10 株式会社アリミノ 毛髪熱保護剤および毛髪処理方法
CN111148500A (zh) * 2017-07-11 2020-05-12 迪维思科 用于拉直头发的新型组合物
JP2020527600A (ja) * 2017-07-11 2020-09-10 ディ ヴィスコ 縮毛矯正用組成物
US11497707B2 (en) 2017-07-11 2022-11-15 Di Visco Composition for straightening hair

Also Published As

Publication number Publication date
JP3926063B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1340671C (en) Method and composition to condition hair and impart semi-permanent hair set retention properties
JP3926063B2 (ja) パーマネントウェーブ用前処理剤組成物及びその使用方法
JP2023040217A (ja) 縮毛矯正用組成物
KR20080081791A (ko) 세발용제
JP2019123710A (ja) 毛髪化粧料
MXPA04003492A (es) Metodo de tratamiento capilar y uso del metodo para el alaciado del cabello.
JP5875303B2 (ja) 毛髪用化粧料
JP4197199B2 (ja) 還元工程のpH値を最初は高く、後に低くした毛髪のパーマネント加工法
JP2013147476A (ja) 毛髪化粧料
JP7361368B2 (ja) 毛髪洗浄剤、毛髪化粧料セット、シャンプー・トリートメント処理方法、および酸・熱トリートメント処理方法
JP2009096774A (ja) パーマネントウェーブ第1剤
JP3774166B2 (ja) 毛髪処理剤及び毛髪処理方法
JP5788372B2 (ja) パーマ液および頭髪用調整剤
JP4612249B2 (ja) パーマネントウェーブ用剤組成物及びパーマネントウェーブ用剤
JP6923955B2 (ja) 毛髪処理剤
JP5073243B2 (ja) 毛髪処理方法
JP2011037778A (ja) 毛髪の補修方法
JP2004262798A (ja) 毛髪のパーマネントウエーブ処理方法
JP4510279B2 (ja) 毛髪処理剤組成物及びその使用方法
JP2003300836A (ja) 毛髪前処理剤及び毛髪前処理方法
WO2010143484A1 (ja) 毛髪処理剤及び毛髪処理剤用原料
JP2019031451A (ja) 頭髪のパーマネント方法
JP2001335437A (ja) 毛髪処理剤
US20240050346A1 (en) New composition for curling hair
JP2003040727A (ja) 毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051202

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060920

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160309

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees