JP2001010167A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2001010167A
JP2001010167A JP11183583A JP18358399A JP2001010167A JP 2001010167 A JP2001010167 A JP 2001010167A JP 11183583 A JP11183583 A JP 11183583A JP 18358399 A JP18358399 A JP 18358399A JP 2001010167 A JP2001010167 A JP 2001010167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
printer
air
chassis
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP11183583A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Yoshida
勝之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JP2001010167A publication Critical patent/JP2001010167A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風ファン等の別部品を用いることなく基板
上の発熱部品からの熱気を充分に放熱することができ
て、コストダウンを図ることができるとともに、信頼性
を向上できるプリンタを提供する。 【解決手段】 プリンタ本体1の内部に配設されたシャ
ーシ2の背面側に間隙を持って基板3が取付けられ、こ
の基板3の接続部に帯状のケーブル4で接続されたキャ
リッジ5が、シャーシ2の前面に左右方向に向けて配置
されたシャフト6に添って左右往復するように構成され
たプリンタにおいて、シャーシ2におけるキャリッジ5
と帯状のケーブル4の左右移動軌道部分に、このキャリ
ッジ5の左右移動とケーブル4の移動によって基板3の
表面側に、基板3上の部品7を冷却するための空気を押
し出す空気導入穴21が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ本体の内
部に配設されたシャーシの背面側に間隙を持って基板が
取付けられ、この基板の接続部に帯状のケーブルで接続
されたキャリッジが、前記シャーシの前面に左右方向に
向けて配置されたシャフトに添って左右往復するように
構成されたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプリンタは、基板に発熱
半導体やIC等の部品が発熱部品が取付けられている場
合が多く、この発熱部品の発熱でプリンタ内部に熱気が
滞留してしまいやすく、他の部品にも悪影響を及ぼすこ
とがあるという問題がある。これの熱気の滞留を防ぐた
めに、プリンタの一方側に換気ファンを設けてこの滞留
する熱気を強制換気するようにしたものもあるが、これ
においては、換気ファンを設けるためにコスト高になる
とともに、プリンタにおける換気ファンを設けるスペー
スを必要とするために、プリンタ全体が大型化してしま
うという問題があった。
【0003】また、特開平5−32001号公報には、
レジスタ用プリンタが記載されている。これは、図2
(a)(b)に示すように、プラテン102に沿って往
復移動して印字を行う印字ヘッド103と、プラテン1
02と印字ヘッド103との間隙を一定に保持するため
の補強部材111と、発熱電子部品122hが装着され
た配線基板121とを備えたレジスタ用プリンタにおい
て、補強部材111を高熱伝導率材より形成し、補強部
材111の所定位置に配線基板121を取り付けたもの
である。ところがこれにおいては、高熱伝導率材より形
成された補強部材111による自然放熱で発熱電子部品
からの発熱を放熱していたので、放熱が限られてしま
い、充分な放熱効果は得られないという問題があった。
【0004】また、特開平6−143741号公報に
は、プリンタシャーシ構造が記載されている。これは、
図3(a)(b)に示すように、金属で形成されるプリ
ンタシャーシ201上に、絶縁層202をコーティング
し、作成された金属ベース基板を中継基板211とする
プリンタシャーシ構造において、中継基板211上に、
モーターのドライバー等の発熱部品212を実装し、プ
リンタシャーシ201を放熱板として使用するものであ
る。ところがこれにおいては、絶縁層202がコーティ
ングされて発熱部品121が実装された中継基板211
の加工が複雑であって、コスト高になるという問題があ
った
【0005】また、特開平5−147204号公報に
は、インクジェット記録装置が記載されている。これ
は、図4に示すように、プラテン301に沿って搬送さ
れる記録媒体300に向かってインク滴を噴射するイン
クジェットヘッド302と筐体303に配置された発熱
部品305,306を空冷するための送風手段304
と、発熱部品305,306にあたって温められた空気
を、インクジェットヘッド302による記録が行われた
後およびインクジェットヘッド302による記録が行わ
れる前の少なくともいずれかの一方の位置で記録媒体3
00にあたるように案内するための温風案内手段307
とを設けて構成したものである。
【0006】ところがこれにおいては、発熱部品30
5,306を空冷し、これら発熱部品305,306に
あたって温められた空気を温風案内手段307まで送る
ための送風ファンからなる送風手段304を必要とする
ために、送風手段304を設けるためにコスト高になる
とともに、送風手段304を設けるスペースを必要とす
るために、装置全体が大型化してしまうという問題があ
った。
【0007】また、特開平7−299929号公報に
は、画像形成装置が記載されている。これは、図5
(a)(b)に示すように、記録媒体に画像を形成する
画像形成装置において、給送するための記録媒体を縦方
向に支持する第1支持手段410と、画像形成後の記録
媒体を縦方向に支持する第2支持手段420と、第1支
持手段410から第2支持手段420へ向かう搬送路の
上方に設けられた像担持体441と、第1支持手段41
0と第2支持手段420との間であって、像担持体44
1に画像情報に応じた情報光を与えるための情報光発射
手段450と、搬送路430の下方に設けられた、像担
持体441に形成されたトナー像を記録媒体に転写する
ための転写手段460と、記録媒体に転写されたトナー
像を記録媒体に定着するための定着手段470と、上面
に発熱部材(図示略)を有し、搬送路下方に配設された
電装基板480と、装置本体401の下部に横方向に突
出するとともに上面に通気孔406bが穿設された段部
406aとを備え、電装基板480の発熱部材480A
が段部406aに位置するように電装基板480を配置
するようにしたものである。ところがこれにおいては、
発熱部材480Aからの熱気を段部406aの上面の通
気孔406bから排出して放熱するしており、これは自
然放熱であるために放熱が限られてしまい、充分な放熱
効果は得られないという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、送風ファン等の別部品を用いることなく
基板上の発熱部品からの熱気を充分に放熱することがで
きて、コストダウンを図ることができるとともに、信頼
性を向上できるプリンタを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、プリンタ本体の内部に配
設されたシャーシの背面側に間隙を持って基板が取付け
られ、この基板の接続部に帯状のケーブルで接続された
キャリッジが、前記シャーシの前面に左右方向に向けて
配置されたシャフトに添って左右往復するように構成さ
れたプリンタにおいて、前記シャーシにおける前記キャ
リッジと前記帯状のケーブルの左右移動軌道部分に、こ
のキャリッジの左右移動と前記ケーブルの移動によって
前記基板の表面側に、前記基板上の部品を冷却するため
の空気を押し出す空気導入穴が形成されていることを特
徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記基板の前面
又は背面には、発熱部品が取付けられていることを特徴
としている。請求項3に記載の発明は、前記プリンタ本
体における前記基板の側方に位置する側壁に、空気排出
穴が形成されていることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記キャリッジ
を移動駆動するためのモータが配置されている前記シャ
ーシにおける前記モータの近傍箇所であって、前記キャ
リッジの移動軌道部分に、前記キャリッジの左右移動で
空気を押し出して前記モータを冷却するための空気導入
穴が形成されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタの実
施の形態について、図を参照しつつ説明する。 図1は
本発明の実施形態のプリンタの要部の内部構造を示し、
(a)はその概略正面図、(b)はその概略横断面図で
ある。
【0013】本実施形態のプリンタは、図1(a)
(b)に示すように、プリンタ本体1の内部に配設され
たシャーシ2の背面側に間隙を持って基板3が取付けら
れ、この基板3の接続部に帯状のケーブル4で接続され
たインクヘッドからなるキャリッジ5が、シャーシ2の
前面に左右方向に向けて配置されたシャフト6に添って
左右往復するように構成されている。そして、シャーシ
2におけるキャリッジ5と帯状のケーブル4の左右移動
軌道部分に、このキャリッジ5の左右移動とケーブル4
の移動によって基板3の表面側に、基板3上の発熱部品
7、7を冷却するための空気を押し出す複数の空気導入
穴21が形成されている。
【0014】更に、プリンタ本体1における基板3の側
方に位置する側壁11に、複数の空気排出穴12が形成
されている。また、キャリッジ5を移動駆動するための
モータ8が配置されているシャーシ2におけるモータ8
の近傍箇所であって、キャリッジ5の移動軌道部分に、
キャリッジ5の左右移動で空気を押し出してモータ8を
冷却するための複数の空気導入穴22が形成されてい
る。
【0015】上記構成により、インクヘッドからなるキ
ャリッジ5が、図1(a)(b)において、右側位置か
ら左方に印字動作に伴って移動すると、このキャリッジ
5とキャリッジ5に接続されている帯状のケーブル4の
裏面によって、空気が後方に向けて押し出され、この空
気はシャーシ2に設けられた複数の空気導入穴21を通
って、基板3の表面に向けて吹きつけられて、基板3上
の発熱部品7、7が冷却される。そして、発熱部品7、
7を冷却してこの発熱部品からの発熱で熱気を帯びた空
気は、プリンタ本体1の側壁11の複数の空気排出穴1
2から外部に排出されて放熱される。
【0016】また、キャリッジ5が、図1(a)(b)
において、左側位置から右方に印字動作に伴って移動す
ると、このキャリッジ5で空気が後方に向けて押し出さ
れ、シャーシ2に設けられた複数の空気導入穴22を通
ってモータ8に向けて吹きつけられて、このモータ8が
冷却される。更に、プリンタ本体1におけるモータ8の
側方の側壁13にも、複数の空気排出穴14が形成され
ていて、モータ8を冷却して熱気を帯びた空気は、これ
らの空気排出穴14から外部に排出されて放熱される。
【0017】従って、送風ファン等の別部品を用いるこ
となく基板1上の発熱部品7、7を冷却してその温度を
下げることができ、この発熱部品7、7から放出される
熱気を空気排出穴12から外部に向けて充分に放熱する
ことができるとともに、モータ8も冷却することができ
て、冷却した後の熱気を空気排出穴14から外部に向け
て充分に放熱することができて、コストダウンを図るこ
とができるとともに、信頼性を向上できる、
【0018】尚、発熱部品7は基板3の表面に配置され
るものに限らず、基板3の裏面に配置されたものでも、
シャーシ2に設けられた複数の空気導入穴21から押し
出された空気で冷却して放熱することができることは勿
論であり、更に発熱部品7に限らず基板1上に配置され
た他の部品も複数の空気導入穴21から押し出された空
気で冷却できることは勿論である。
【0019】
【発明の実施の形態】以上説明したように、請求項1に
記載の発明によれば、シャーシにおけるキャリッジとこ
のキャリッジに接続された帯状のケーブルの左右移動軌
道部分に、このキャリッジの左右移動とケーブルの移動
によって基板の表面側に、基板上の部品を冷却するため
の空気を押し出す空気導入穴が形成されているので、こ
の押し出された空気によって基板上の部品を効率良く冷
却することができて、送風ファン等の別部品を用いるこ
となく基板上の部品を充分に冷却して放熱することがで
きて、コストダウンを図ることができるとともに、信頼
性を向上できる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、基板の前
面又は背面に発熱部品が取り付けられているものでは、
この発熱部品をシャーシに設けられた空気導入穴から押
し出された空気によって冷却することができるととも
に、この発熱部品から発された熱気を充分に放熱するこ
とができる。請求項3に記載の発明によれば、プリンタ
本体における基板の側方に位置する側壁に、空気排出穴
が形成されているので、基板上の発熱部品等の部品を冷
却した後の熱気を帯びた空気をこの空気排出穴から外部
に向けて排出して放熱することができ、プリンタ本体内
に熱気が滞留することを無くすことができる。
【0021】請求項4に記載の発明によれば、キャリッ
ジを移動駆動するためのモータが配置されているシャー
シにおけるモータの近傍箇所であって、キャリッジの移
動軌道部分に、キャリッジの左右移動で空気を押し出し
てモータを冷却するための空気導入穴が形成されている
ので、この空気導入穴から押し出された空気でモータを
充分に冷却して放熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のプリンタの要部の内部構造
を示し、(a)はその概略正面図、(b)はその概略横
断面図である。
【図2】従来のレジスタ用プリンタを示し、(a)はそ
の部分分解斜視図、(b)はその側面図である。
【図3】従来のプリンタシャーシ構造を示し、(a)は
その断面図、(b)はその配線状態を示す側面図であ
る。
【図4】従来のインクジェット記録装置の内部構造を示
す概略縦断面図である。
【図5】従来の画像形成装置を示し、(a)はその概略
構成を示す縦断面図、(b)はその平面図である。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 11 側壁 12 空気排出穴 2 シャーシ 21、22 空気導入穴 3 基板 4 帯状のケーブル 5 キャリッジ 6 シャフト 7 発熱部品 8 モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体の内部に配設されたシャー
    シの背面側に間隙を持って基板が取付けられ、この基板
    の接続部に帯状のケーブルで接続されたキャリッジが、
    前記シャーシの前面に左右方向に向けて配置されたシャ
    フトに添って左右往復するように構成されたプリンタに
    おいて、前記シャーシにおける前記キャリッジと前記帯
    状のケーブルの左右移動軌道部分に、このキャリッジの
    左右移動と前記ケーブルの移動によって前記基板の表面
    側に、前記基板上の部品を冷却するための空気を押し出
    す空気導入穴が形成されていることを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記基板の前面又は背面には、発熱部品
    が取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記プリンタ本体における前記基板の側
    方に位置する側壁に、空気排出穴が形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジを移動駆動するためのモ
    ータが配置されている前記シャーシにおける前記モータ
    の近傍箇所であって、前記キャリッジの移動軌道部分
    に、前記キャリッジの左右移動で空気を押し出して前記
    モータを冷却するための空気導入穴が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプリ
    ンタ。
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