JP2001003582A - 集合住宅 - Google Patents

集合住宅

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JP2001003582A
JP2001003582A JP11173386A JP17338699A JP2001003582A JP 2001003582 A JP2001003582 A JP 2001003582A JP 11173386 A JP11173386 A JP 11173386A JP 17338699 A JP17338699 A JP 17338699A JP 2001003582 A JP2001003582 A JP 2001003582A
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JP
Japan
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dwelling unit
space
dwelling
equipment
apartment house
Prior art date
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Pending
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JP11173386A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Sengoku
智広 仙石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各住戸をシンプルな構造として、工業化や施
工性の向上を図ることができ、しかも必要に応じて間取
りの変更や建物のレイアウトの変更等を行うことができ
る集合住宅を提供する。 【解決手段】 第1の住戸10と第2の住戸20を左右
に並べて配置した集合住宅であって、第1の住戸10及
び第2の住戸20は平面正方形又は矩形の居住空間1
1、21と、その居住空間11、21の横に隣接させて
配置した平面矩形の設備空間10A、20Aとをそれぞ
れ備え、各住戸の設備空間10A、20Aを各住戸の居
住空間11、21の間に並べて配置した形態で各住戸の
外壁の少なくとも一部を連続させた建物とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の住戸と第2
の住戸を左右に並べて配置した集合住宅に関し、特に、
居住空間と設備空間の2種類の空間を組み合わせて複数
の住戸を構成可能にした集合住宅に関する。
【0002】
【背景の技術】従来のアパートのような集合住宅は、戸
境壁によって左右に並んだ複数の住戸に区画し、建物が
複数階に及ぶ場合には各階に複数の住戸を配置する構成
としているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アパートの
ような集合住宅の建築においては、可能な限りシンプル
な構造として、工業化を図りやすく、かつ現場での施工
性に優れていることが望まれる。また、シンプルな構造
ではあるが、間取りの変更が可能でしかも敷地や隣地あ
るいは道路等との関係において建物のレイアウトを一定
の範囲で変更可能であることも望まれる。
【0004】よって、本発明の目的は、各住戸をシンプ
ルな構造として、工業化や施工性の向上を図ることがで
き、しかも必要に応じて間取りの変更や建物のレイアウ
トの変更等を行うことができる集合住宅を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建物を図面
を参照して説明すると、第1の住戸10と第2の住戸2
0を左右に並べて配置した集合住宅であって、第1の住
戸10及び第2の住戸20は平面正方形又は矩形の居住
空間11、21と、その居住空間11、21の横に隣接
させて配置した平面矩形の設備空間10A、20Aとを
それぞれ備え、各住戸の設備空間10A、20Aを各住
戸の居住空間11、21の間に並べて配置した形態で各
住戸の外壁の少なくとも一部を連続させた建物としたこ
とを特徴とする。
【0006】このような本発明によれば、各住戸10、
20をシンプルな構造として、工業化や施工性の向上を
図ることができ、しかも必要に応じて間取りの変更や建
物のレイアウトの変更等を行うことができる。
【0007】上記構成において、第1の住戸10の設備
空間10Aと、第2の住戸20の設備空間20Aとを、
各住戸の間口方向に並べて配置して各住戸10、20間
にスペースSを形成し、各住戸の設備空間10A、20
Aに玄関16、26をそれぞれ設け、各住戸間のスペー
スSを建物外部から各住戸の玄関16、26に至る経路
とすることもできる。
【0008】このようにすれば、各住戸の玄関16、2
6をあたかも引き込み玄関のように構成することができ
る。
【0009】また、第1の住戸30の設備空間30A
と、第2の住戸40の設備空間40Aとを、各住戸の奥
行き方向に並べて配置し、各住戸の玄関37、47を居
住空間31、41部分に配置した構成とすることもでき
る。
【0010】このようにすれば、各住戸を含む建物全体
の間口を設備空間一つの間口寸法分だけ狭くすることが
できる。
【0011】また、第1の住戸10及び第2の住戸20
の設備空間10A、20Aには、少なくともバスルーム
14、24とトイレ15、25とが配置されている構成
とするのが好ましい。
【0012】このようにすれば、設備空間10A、20
Aに、それぞれ必要最小限の設備を配置してコンパクト
に構成することができる。
【0013】また、第1の住戸10の設備空間10Aと
第2の住戸20の設備空間20Aとが建物の間口方向あ
るいは奥行き方向に延びる線に対して線対称に配置され
ている構成とするのが好ましい。
【0014】このようにすれば、さらに工業化を図りや
すくなり、かつ配管等を含めて現場での施工性も格段に
向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態1に係る集合住
宅用建物の間取り図であり、図3はその組み合わせを示
すモデル図である。
【0017】本実施の形態に係る集合住宅は、図1及び
図3に示すように、パネル組立住宅のような壁式構造の
建物1であり、第1の住戸10と第2の住戸20を左右
に並べて配置している。第1の住戸10及び第2の住戸
20は平面正方形の居住空間11、21と、その居住空
間11、21の横に隣接させて配置した平面矩形の設備
空間10A、20Aとをそれぞれ備えている。
【0018】各住戸10、20の居住空間11、21
は、それぞれが例えば8m×8mの正方形の一つの大き
な居住空間であり、その中に移動家具12、13及び2
2、23を配置して自由間仕切りの居住空間としてい
る。設備空間10A、20Aは間口方向が例えば1.2
m程度、奥行き方向4m程度の奥行き方向に長い平面長
方形である。即ち、設備空間10A、20Aは共に同一
寸法で、それぞれの奥行きが居住空間11、21の奥行
きの半分の長さとしている。そして、建物1全体として
は、各住戸の設備空間10A、20Aを各住戸の居住空
間11、21の間の奥側に並べて配置した形態で各住戸
の外壁の一部を連続させた建物としている。
【0019】第1の住戸10の設備空間10Aと、第2
の住戸20の設備空間20Aとを、このように各住戸の
間口方向に並べて配置することで、各住戸10、20間
に出入りに必要なスペースSを形成している。各住戸の
設備空間10A、20Aには玄関16、26がそれぞれ
設けられ、各住戸間のスペースSを建物外部から各住戸
の玄関16、26に至る経路としている。各住戸間には
スペースSに連絡する経路K1も設けられている。1
7、27は玄関扉を示している。
【0020】また、第1の住戸10及び第2の住戸20
の設備空間10A、20Aには、バスルーム14、24
とトイレ15、25もそれぞれ配置されている。そし
て、第1の住戸10の設備空間10Aと第2の住戸20
の設備空間20Aとが建物の奥行き方向に延びる線に対
して線対称に配置されている。
【0021】このように本実施の形態では、各住戸1
0、20をシンプルな構造として、工業化や施工性の向
上を図ることができる。また、各住戸の玄関16、26
をあたかも引き込み玄関のように構成することができ
る。
【0022】また、設備空間10A、20Aに、それぞ
れ必要最小限の設備を配置してコンパクトに構成するこ
とができる。さらに、工業化を図りやすくなり、かつ配
管等を含めて現場での施工性も格段に向上する。
【0023】図2は本発明の実施の形態2に係る集合住
宅の平面図であり、図4はその組み合わせを示すモデル
図である。
【0024】この実施の形態2に係る集合住宅も、図2
及び図4に示すように、パネル組立住宅のような壁式構
造の建物1であり、第1の住戸30と第2の住戸40を
左右に並べて配置している。第1の住戸30及び第2の
住戸40は平面正方形の居住空間31、41と、その居
住空間31、41の横に隣接させて配置した平面矩形の
設備空間30A、40Aとをそれぞれ備えている。
【0025】各住戸30、40の居住空間31、41
は、それぞれが例えば8m×8mの正方形の一つの大き
な居住空間であり、その中に移動家具32、33及び4
2、43を配置して自由間仕切りの居住空間としてい
る。設備空間30A、40Aは間口方向が例えば1.2
m程度、奥行き方向4m程度の奥行き方向に長い平面長
方形である。即ち、設備空間30A、40Aは共に同一
寸法で、それぞれの奥行きが居住空間31、41の奥行
きの半分の長さとしている。そして、建物2全体として
は、各住戸の設備空間30A、40Aを各住戸の居住空
間31、41の間において奥行き方向に一列に並べて配
置した形態で各住戸の外壁全体を連続させた建物として
いる。
【0026】第1の住戸30の設備空間30Aと、第2
の住戸40の設備空間40Aとを、このように各住戸の
奥行き方向に並べて配置した場合、各住戸間には実施の
形態1のようなスペースSは形成されないため、そこへ
玄関を設けるには不適切である。
【0027】そこで、この実施の形態2では、各住戸の
玄関37、47を居住空間31、41部分に配置した構
成としている。そして、それら各住戸30、40の玄関
36、46に出入りするために必要な経路K1、K2を
建物の外壁に沿って設けている。経路K1はここでは建
物2の正面右側に位置し、経路K2は建物2の背面側位
置して、玄関連絡している。37、47は玄関扉を示し
ている。
【0028】また、第1の住戸30及び第2の住戸40
の設備空間30A、40Aには、バスルーム34、44
と、トイレ35、45と、収納38、48もそれぞれ配
置されている。そして、第1の住戸30の設備空間30
Aと第2の住戸40の設備空間40Aとが建物の間口方
向に延びる線に対して線対称に配置されている。
【0029】この実施の形態2においても、先の実施の
形態1とほぼ同様の効果が得られるが、ここでは、特
に、各住戸を含む建物全体の間口を設備空間一つの間口
寸法分だけ狭くすることができる。
【0030】なお、以上の実施の形態では、建物が平屋
の例を述べたが、建物が複数階で多数の住戸を配置する
集合住宅においても同様に実施することができる。その
場合において、経路K1は階段の一部とすることもでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各住戸
をシンプルな構造として、工業化や施工性の向上を図る
ことができ、しかも必要に応じて間取りの変更や建物の
レイアウトの変更等を行うことができる集合住宅を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に至る集合住宅の間取
り図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る集合住宅の間取
り図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る集合住宅の組み
合わせを示すモデル図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係る集合住宅の組み
合わせを示すモデル図である。
【符号の説明】
1、2 建物 10、30 第1の住戸 11、21、31、41 居住空間 12、13、22、23、32、33、42、43 移
動家具 14、24、34、44 バスルーム 14、25、35、45 トイレ 16、26、36、46 玄関 17、27、37、47 玄関扉 20、40 第2の住戸 K1、K2 経路 S スペース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の住戸と第2の住戸を左右に並べて
    配置した集合住宅であって、第1の住戸及び第2の住戸
    は平面正方形又は矩形の居住空間と、その居住空間の横
    に隣接させて配置した平面矩形の設備空間とをそれぞれ
    備え、各住戸の設備空間を各住戸の居住空間の間に並べ
    て配置した形態で各住戸の外壁の少なくとも一部を連続
    させた建物としたことを特徴とする集合住宅。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の集合住宅において、前記
    第1の住戸の設備空間と、前記第2の住戸の設備空間と
    を、各住戸の間口方向に並べて配置して各住戸間にスペ
    ースを形成し、前記各住戸の設備空間に玄関をそれぞれ
    設け、各住戸間のスペースを建物外部から各住戸の玄関
    に至る経路としたことを特徴とする集合住宅。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の集合住宅におい
    て、前記第1の住戸の設備空間と、前記第2の住戸の設
    備空間とを、各住戸の奥行き方向に並べて配置し、各住
    戸の玄関を居住空間部分に配置したことを特徴とする集
    合住宅。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の集合住宅
    において、前記第1の住戸及び第2の住戸の設備空間に
    は、少なくともバスルームとトイレが配置されているこ
    とを特徴とする集合住宅。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の集合住宅
    において、前記第1の住戸の設備空間と第2の住戸の設
    備空間とが建物の間口方向あるいは奥行き方向に延びる
    線に対して線対称に配置されていることを特徴とする集
    合住宅。
JP11173386A 1999-06-18 1999-06-18 集合住宅 Pending JP2001003582A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155814A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Cf Building Management:Kk 設備建物ユニット及び建物
JP2015055051A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社竹中工務店 建物
JP2022128639A (ja) * 2021-02-24 2022-09-05 歩 茨木 集合住宅

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155814A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Cf Building Management:Kk 設備建物ユニット及び建物
JP2015055051A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社竹中工務店 建物
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