JP2001002240A - 壜の移送装置 - Google Patents

壜の移送装置

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JP2001002240A
JP2001002240A JP11175795A JP17579599A JP2001002240A JP 2001002240 A JP2001002240 A JP 2001002240A JP 11175795 A JP11175795 A JP 11175795A JP 17579599 A JP17579599 A JP 17579599A JP 2001002240 A JP2001002240 A JP 2001002240A
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JP
Japan
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bottle
suction cup
vacuum
transfer device
cylindrical cam
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JP11175795A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Kubota
邦彦 窪田
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Omron Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壜底のへこみ量の異なる壜を真空吸引できる
壜の移送装置を提供する。 【解決手段】 壜底を支持する壜台14が回転テーブル
13に円周上に配置され、壜底を真空吸引して壜台14
に押しつける吸引カップ17が壜台14に具備された壜
の移送装置6において、吸引カップ17を上下動可能に
してカムフォロワ21と円筒状カム22とにより上下動
させ、円筒状カム22の高さを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壜の底面を吸引し
て壜台に支持して移送する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】壜の胴部全周を撮像するために壜を移送
する装置として、回転テーブルに円周上に配置された壜
台で壜底を支持し、壜台に設けた吸引カップで壜底を真
空吸引して壜台に壜を押しつけ、壜台をベルトで回転さ
せながら移動させるものがある。壜底の中央部は、通
常、外周よりも数mmへこんでおり、吸引カップの先端は
壜台から数mm突出しており、吸引カップの高さは固定で
ある。壜は外周が壜台よりも数mm高い位置から落込むよ
うに壜台に乗移り、真空吸引されて壜台に押しつけられ
て移送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の吸引カップは、
壜台からの突出高さが通常の壜に対応するために数mmな
ので、壜底のへこみ量が大きい壜を真空吸引できないと
いう問題がある。一方、吸引カップの壜台からの突出高
さを高くすると、壜台への乗移りのとき壜が不安定にな
るという問題がある。
【0004】本発明は、上述の事情に鑑みなされたもの
で、壜底のへこみ量の異なる壜を真空吸引できる壜の移
送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、壜底を支持する壜台が回転テーブルに円周
上に配置され、壜底を真空吸引して壜台に押しつける吸
引カップが壜台に具備された壜の移送装置において、吸
引カップを上下動可能にしてカムフォロワと円筒状カム
とにより上下動させ、円筒状カムの高さを調節すること
を特徴とするものである。本発明によれば、円筒状カム
の高さを調節することにより、吸引カップを上下動させ
ることができるため、吸引カップの壜台からの突出高さ
を最適な状態に調節することができる。したがって、壜
底のへこみ量の異なる壜を確実に真空吸引できるととも
に、壜が壜台に乗移るときに不安定にならない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る壜の移送装置
の一実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。図1
は壜の移送装置の平面図である。図1において、検査対
象である壜1はコンベヤ2によって入口スターホイール
3に供給され、入口スターホイール3によって壜1はメ
インロータである壜の移送装置6に受け渡される。壜1
は、壜の移送装置6によって円周上を移送されている間
にCCDカメラによって胴部全周が撮像される。その
後、壜1は、壜の移送装置6から出口スターホイール3
0に受け渡され、出口スターホイール30によってコン
ベヤ2に戻されるようになっている。
【0007】前記入口スターホイール3の外周部に沿っ
てガイド4が設置されるとともに、壜底支持用の受板5
(図1において斜線部で示す)が設置されている。した
がって、壜1は、入口スターホイール3、ガイド4およ
び受板5によって支持されて壜の移送装置6まで搬送さ
れる。また壜の移送装置6は、外周部に沿って壜台回転
用ベルト7を備えている。壜台回転用ベルト7は駆動プ
ーリ8および複数の従動プーリ9によって支持されてお
り、壜台回転用ベルト7は駆動プーリ8を駆動すること
によって走行するようになっている。
【0008】また出口スターホイール30の外周部に
は、複数のプーリ31によって支持された壜支持用ベル
ト32が設置されており、壜1は出口スターホイール3
0とベルト32とによって挟持されて搬送されるように
なっている。
【0009】図2は壜の移送装置の縦断面図である。図
2に示すように、壜の移送装置6はフレーム10に上下
の軸受11A,11Bを介して支持された主軸12と、
主軸12の上端部に固定された回転テーブル13と、回
転テーブル13に円周上に等間隔で設置された複数の壜
台14とを備えている。各壜台14は軸受15を介して
回転テーブル13に回転可能に支持されている。また各
壜台14は下端にプーリ16を備え、プーリ16が前記
ベルト7に係合して壜台14が回転するようになってい
る。壜台14の中心部には吸引カップ17が配置されて
いる。吸引カップ17の下端には回転継手18が固定さ
れており、吸引カップ17は回転継手18を介して真空
源(図示せず)に接続されている。
【0010】前記壜台14と吸引カップ17とはキー1
9とキー溝17aによって連結されており、吸引カップ
17は壜台14と一体に回転するが、壜台14に対して
上下動可能になっている。また吸引カップ17は、下部
に昇降台20を備え、吸引カップ17は昇降台20と一
体に上下動するが、昇降台20に対して回転可能になっ
ている。昇降台20は上下動の際にガイド棒33によっ
て案内されるようになっている。また昇降台20の下端
部にはカムフォロワ21が固定されている。
【0011】一方、各カムフォロワ21の下方には、各
カムフォロワ21が摺接する円筒状カム22が配置され
ている。円筒状カム22は複数のねじ棒23に螺合して
おり、各ねじ棒23は軸受24を介してフレーム10に
回転可能に支持されている。また各ねじ棒23の下端に
はスプロケット25が固定されている。一方、円筒状カ
ム22の外周側には、高さ調整用ハンドル26が配設さ
れている。ハンドル26は軸受24を介してフレーム1
0に回転可能に支持されている。
【0012】またハンドル26の下端に固定されたスプ
ロケット27と各ねじ棒23の下端に固定されたスプロ
ケット25とはチェーン28を介して連結されている。
したがって、ハンドル26を正方向又は逆方向に回転す
れば、各ねじ棒23が回転し、ねじ機構により円筒状カ
ム22が昇降する。前記昇降台20と回転テーブル13
との間には、圧縮コイルバネ29が介装されており、圧
縮コイルバネ29の付勢力により昇降台20に固定され
たカムフォロワ21を円筒状カム22に押し付けるよう
にしている。
【0013】次に、前述のように構成された壜の移送装
置の作用を説明する。壜1はコンベヤ2から入口スター
ホイール3を介して壜の移送装置6の壜台14に供給さ
れる。このとき、円筒状カム22およびカムフォロワ2
1の作用により吸引カップ17は上昇し、壜1は吸引カ
ップ17によって壜底が真空吸引される。そして、壜1
は、壜台14上に載置され、かつ吸引カップ17に真空
吸引された状態で円周経路上を移送される。この移送中
に壜1は壜台14および吸引カップ17の回転によって
自転し、壜1の胴部全周がCCDカメラによって撮像さ
れる。
【0014】吸引カップ17の真空吸引は、出口スター
ホイール30に受け渡される直前に遮断され、その後、
壜1は出口スターホイール30に受け渡される。出口ス
ターホイール30に受け渡された壜1は、出口スターホ
イール30によってコンベヤ2に戻され、その後、コン
ベヤ2によって次工程へ搬送される。
【0015】壜1には、壜底のへこみ量が異なる各種の
壜が存在する。そのため、本発明においては、高さ調整
用ハンドル26を正方向又は逆方向に回転させることに
より、各ねじ棒23を回転させ、ねじ機構により円筒状
カム22を昇降させる。これにより、吸引カップ17の
壜台14からの突出高さを最適な状態に調節できるの
で、壜底のへこみ量の異なる各種の壜を真空吸引でき
る。
【0016】図3は、円筒状カム22と吸引カップ17
と壜1の壜底の関係を示す図である。図3に示すよう
に、円筒状カム22のカム天面22aは、実線で示すよ
うに、壜底のへこみ量が小さい壜のときと、壜底のへこ
み量が大きい壜のときとでは、その高さを変更する。こ
れにより、二点鎖線L1,L2で示すように、吸引カッ
プ17が壜台天面14aから突出する突出高さを調節で
きる。なお、図3において、hはカムのリフトを示して
いる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸引カップを上下動させ、かつ、壜台からの突出高さを
調節できるので、壜底のへこみ量の異なる壜を真空吸引
できる。また、壜台への乗移りのとき、壜底と壜台との
高さの差を小さくできるので、壜が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壜の移送装置の平面図である。
【図2】本発明に係る壜の移送装置の縦断面図である。
【図3】本発明の円筒状カムと吸引カップと壜の壜底の
関係を示す図である。
【符号の説明】
1 壜 2 コンベヤ 3 入口スターホイール 4 ガイド 5 受板 6 移送装置 7 壜台回転用ベルト 8 駆動プーリ 9 従動プーリ 10 フレーム 11A,11B,15,24 軸受 12 主軸 13 回転テーブル 14 壜台 14a 壜台天面 16,31 プーリ 17 吸引カップ 17a キー溝 18 回転継手 19 キー 20 昇降台 21 カムフォロワ 22 円筒状カム 22a カム天面 23 ねじ棒 25,27 スプロケット 26 高さ調整用ハンドル 28 チェーン 29 圧縮コイルバネ 30 出口スターホイール 32 壜支持用ベルト 33 ガイド棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壜底を支持する壜台が回転テーブルに円
    周上に配置され、壜底を真空吸引して壜台に押しつける
    吸引カップが壜台に具備された壜の移送装置において、 吸引カップを上下動可能にしてカムフォロワと円筒状カ
    ムとにより上下動させ、円筒状カムの高さを調節するこ
    とを特徴とする壜の移送装置。
JP11175795A 1999-06-22 1999-06-22 壜の移送装置 Pending JP2001002240A (ja)

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