JP2000512530A - コンテナー又はカートのローラ機構 - Google Patents

コンテナー又はカートのローラ機構

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JP2000512530A JP10503291A JP50329198A JP2000512530A JP 2000512530 A JP2000512530 A JP 2000512530A JP 10503291 A JP10503291 A JP 10503291A JP 50329198 A JP50329198 A JP 50329198A JP 2000512530 A JP2000512530 A JP 2000512530A
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アブラハム,ジェイ.リチャード
エム.ビー. チラマニ,パオロ
エイ. ボザック,ジョン
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500 グループ インコーポレイテッド
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    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45CPURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
    • A45C5/00Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C5/14Rigid or semi-rigid luggage with built-in rolling means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62BHAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
    • B62B5/00Accessories or details specially adapted for hand carts
    • B62B5/02Accessories or details specially adapted for hand carts providing for travelling up or down a flight of stairs

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 スーツケース(2)は、その上に第1のローラ(21、22)を設け、直立位置にてスーツケースを少なくとも部分的に支持し、スーツケースが路面を横切って転がり移動することを可能にする。腕(38)の第1端(48)は、スーツケースの剛性部分に枢支されている。第2のローラ(39、40)は、腕の第2端(50)に設けられて、スーツケースが路面を横切って転がり移動することを可能にする。第1のリンク(44)は、剛性部分に枢支され、第2のリンク(46)は第1のリンクと腕に枢支されている。腕は、スーツケースの後パネルの近傍である引込み位置に引込み可能、且つ後パネルの外側に位置する展開位置に展開可能である。第1、第2のローラは、第2のローラが展開され、スーツケースが転がり位置にあるときに、共同してスーツケースを十分に支持する。押し/引張り用ハンドル(26)が、スーツケース上に設けられ、使用者が路面を横切ってスーツケースを転がすことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 コンテナー又はカートのローラ機構 [0001]発明の分野 本発明は、路面(surface)上を転がり移動するコンテナ又はカートに関し、特 に引込み可能なローラを有するスーツケースに関する。 [0002]背景情報 スーツケースをローラ上に搭載し、グラウンドや床のような路面を横切って転 がすことができるようにすることは一般的になってきた。そのようなスーツケー スは一般にハンドルを具えて、使用者はローラ上のケースを引いたり押したりで きる。 [0003] 車輪を具えたスーツケースの一般的な1つのスタイルは、ケースの底の後部に ローラ又は車輪を有するものである。ハンドルは、ケースの後部の頂点に設けら れる。待機時には、ケースは車輪及び1又は1以上の足に支えられている。使用 者はハンドルを握り、傾き位置までスーツケースを傾け、ケースの重量が車輪と ハンドル上の使用者の力により支えられるようにする。ケースは、こ のとき路面を横切って(across)転がる。このタイプの形状は、ケースの操作時に 、優れたコントロールを可能にする。 [0004] このタイプのスーツケースの1つの問題は、引くときにスーツケースの重量の 少なくとも一部は、使用者に支持されなければならない点である。他の問題は、 比較的大きな階段を通り抜けるには、2つ又は4つの車輪が固定された旅行鞄で あれば、使用者は引き上げねばならない点である。例えば、2輪式の手押し車の 場合は、後向きにして引っ張り、段から引き上げる必要があり、階段を引っ掻く おそれがある。 [0005] トロッコやショッピングカートのような4つの固定された車輪を有するカート は、全収容物品の総重量を、使用者が転がり抵抗を越える十分な力を加えて、効 果的に運んでいる。問題は、カートは一般的に比較的重く、折り畳み、又小さな サイズに圧縮できないことである。 [0006] 出願番号08/397,687号は、他のタイプのスーツケースを開示しており、第1の 一対のローラが後パネルとスーツケースの壁部材の底との接合部に設けられてい る。第1の一対のローラは、直立又は待機位置のとき、少なくともスーツケース の重量部を支持するために設けられて いる。単一の比較的狭いブラケットが、後パネルの堅い部分に蝶着されている。 支柱はブラケットと後パネルの間に設けられて、ブラケット上に位置する第2の 一対のローラの展開と引込みを可能にする。支柱は、後パネル又はブラケットに 蝶着される。多くのストッパが配備されて、第2の一対のローラを種々の位置に まで展開することを可能にしている。問題は、コスト、展開位置と引込み位置間 の切換えの容易さ、第1の一対のローラ間距離に対して比較的狭い第2の一対の ローラ間距離である。 [0007] 低コストで、使用者に便利で、コンパクトで、車輪付きのスーツケースであっ て、障害物には優れた操作性があり、この場合、引っ張り/押し状態のときには 、スーツケースの重量は、ケースの車輪が全面的に支承するものについて、要望 がある。 [0008] 発明の要旨 本発明は、引込み及び展開可能なローラを具えた装置を提供し、ローラは転が り状態の時には、他のローラと一緒に働いて、装置の重量を支える。装置が待機 位置又は直立位置のとき、好ましくは装置の重量は引込み可能なローラによって は支持されず、重量は少なくとも部分的に他のローラにより支持される。 [0009] ホルダ装置は、頂部と底部を有する第1のパネル手段と、該第1のパネル手段 の底部に接続された第2のパネル手段を具え、第1、第2のパネル手段の少なく とも1つは、自身の支持の為に、剛性部分を具える。第1のローラ手段は、第2 のパネルの底部の近傍に設けられ、略直立位置にてホルダ装置を少なくとも部分 的に支持し、傾き位置にてホルダ装置が路面を横切って転がり移動できるように 配備されている。腕手段の第1端部は、剛性部分に枢支されている。第2のロー ラ手段は、腕手段の第2端部の近傍に設けられ、ホルダ装置が路面を横切って転 がり移動できるように配備されている。ブラケット手段は、剛性部分と腕手段と の間で、腕手段の第1端部とは異なる箇所に接続されている。ブラケット手段は 、腕手段が剛性部分に所定の角度で固定される展開位置と、腕手段が剛性部分に 並ぶ引込み位置との間を移動できる。第1、第2のローラ手段は、ブラケット手 段が展開位置の時に、共同してホルダ装置を十分に支持する。ハンドル手段は、 ホルダ装置が路面を横切って転がり移動できるように、剛性部分の近傍に設けら れる。 [0010] 多くの改良点の中には、腕手段に開口を設けること、及びブラケット手段の第 1及び第2のリンク手段は、引込み位置にて、通常は開口部の内側にあることが 含まれている。腕手段及び第1、第2のリンク手段は、引込み 位置のときは通常は剛性部分と平行になる。 [0011] 本発明の他の実施例として、コンテナは、通常は離れて平行に設けられ、周縁 の近くを壁部材に接続し、前パネルと後パネルを有する。互いに対向して位置す る頂部と底部を具えた壁部材は、前パネルと後パネルの間で広がり、これにより 、容量が決まる。後パネル、前パネル及び壁部材の少なくとも1つは、自身を支 える為に、剛性部分を具える。第1のローラ手段は、壁部材の底部の近傍に設け られ、略直立位置にて少なくとも部分的にコンテナを支持し、傾き位置にてコン テナが路面を横切って転がり移動できるように位置する。腕手段の第1端は、剛 性部分に枢支される。第2のローラ手段は、腕手段の第2端の近傍に設けられ、 コンテナが路面を横切って転がり移動できるように位置する。第1のリンク手段 は、剛性部分に枢支され、第2のリンク手段は第1のリンク手段及び腕手段に枢 支される。腕手段は、後パネルの近傍の引込み位置に引込み可能であり、後パネ ルの外側に位置する展開位置に展開可能である。第1及び第2のローラ手段は、 第2のローラ手段が展開位置で、コンテナが転がり位置の時に、共同してコンテ ナを十分に支持する。ハンドル手段は、剛性部分の近くに設けられ、コンテナが 路面を横切って転がり移動できるようにする。 [0012] 第1、第2のリンク手段の1つには、両リンク手段を回転自在に取り付けるピ ボット手段が配備される。第1、第2のリンク手段は展開位置にて共通の平面を 有し、ピボット手段は展開位置にて、第1、第2のリンク手段の共通の平面から 、中心がずれた(offset)軸線を有する。 腕手段には、引込み位置から展開位置へ移動するために、使用者により係合操 作される手段が配備される。係合手段は、使用者の足により係合する受け手段を 有する。 [0013] 本発明の更なる実施例として、カートは頂部と底部を有する第1のパネルと、 該第1パネルの底部に接続される第2のパネルを具える。第1のローラ手段は、 第2のパネルの近傍に設けられ、略直立位置にて少なくとも部分的にカートを支 持し、傾き位置にて路面を横切って転がり移動ができるように位置する。腕手段 の第1端は、第1のパネルに枢支される。第2のローラ手段は、腕手段の第2端 の近傍に設けられ、カートが路面を横切って転がり移動ができるように位置する 。第1のリンク手段は、第1のパネルに枢支され、第2のリンク手段は、第1の リンク手段と腕手段に枢支される。腕手段は、第1のパネルの近傍の引込み位置 に引込み可能であり、第1のパネルの外側に位置する展開位置に展開可能である 。第1、第2のローラ手段は、第2のローラ手段が展開され、カートが転がり位 置にあるときに、両者が互いに作 用してカートを十分に支持する。ハンドル手段は、剛性部分の近傍に設けられ、 カートは路面を横切って転がり移動する。 [0014] 本発明のなお更なる実施例として、第1のパネル、第1のパネルの底部に接続 される第2のパネル、路面を横切って転がり移動する為のハンドル手段を具えた ホルダ具とともに使用されるローラ装置は、ホルダ具の第2のパネルの近傍に設 けられた第1のローラ手段を有する。第1のローラ手段は、略直立位置に於いて 、少なくとも部分的にホルダ具を支持し、傾き位置にてホルダ具が路面を横切っ て転がり移動できるように位置する。腕手段の第1端部は、第1のパネルに枢支 される。第2のローラ手段は、腕手段の第2端部の近傍に設けられ、ホルダ具が 路面を横切って転がり移動できるように位置する。第1のリンク手段は、第1の パネルに枢支され、第2のリンク手段は、第1のリンク手段と腕手段に枢支され る。腕手段は、第1のパネルの近傍である引込み位置に引込み可能であり、第1 のパネルの外側に位置する展開位置に展開可能である。第1、第2のローラ手段 は、第2のローラ手段が展開され、ホルダ具が転がり位置にあるときに、両者が 互いに作用してホルダ具を十分に支持する。 本発明の他の詳細、目的、及び有利さは、本発明の好ましい実施例の以下の記 載により、一層明らかになるだ ろう。 [0015] 図面の簡単な説明 添付の図面には、本発明の好ましい実施例が記載されている。 図1は、使用者により動かされる本発明のスーツケース及びローラ機構の実施 例の側面図である。 図2は、図1のスーツケース及びローラ機構の斜視図であり、ローラ機構は引 込み位置にある。 図3は、図1のスーツケース及びローラ機構の斜視図であり、ローラ機構は引 込み位置と展開位置の中間の位置にある。 図4は、図1のスーツケース及びローラ機構の斜視図であり、ローラ機構は展 開位置にある。 図5は、本発明のローラ機構とスーツケースの他の実施例を簡略化した側面図 であり、引込み位置にある棚(shelf)を有する。 図6は、図5のローラ機構とスーツケースの簡略化した側面図であり、棚は展 開位置にある。 図7は、本発明のカートの実施例の側面図であり、直立位置にあるローラ機構 を具える。 図8は、図7のカートの側面図であり、ローラ機構は転がり位置にある。 図9は、図1のスーツケースとローラ機構を簡略化し た側面図であり、比較的小さな段を横切って引張られている。 図10は、図1のスーツケースとローラ機構を簡略化した側面図であり、比較 的小さな段を横切って押されている。 図11は、図1のスーツケースとローラ機構を簡略化した側面図であり、比較 的大きな段を横切って押されている。 図12−14は、本発明のローラ機構の他の実施例の展開動作を簡略化した側 面図であり、夫々引込み位置、中間の位置、展開位置を示す。 図15−17は、図12−14のローラ機構の引込み動作を簡略化した側面図 であり、夫々展開位置、中間の位置、引込み位置を示す。 図18は、引込み位置にある本発明のスーツケースとローラ機構の他の実施例 の側面図である。 [0016] 望ましい実施例の説明 ここで用いる「コンテナー」は、ラゲージケース、スーツケース、容積の内部 に物品を収容するその他の広い範囲の器具を意味するが、これに限定するもので はない。 ここで用いる「カート」の語は、トロリー、ドオリ、荷物カート、ゴルフカー ト、買い物車、べビーカー、乳母車及び品物又は小さな人間を移動可能に収容す る広い 範囲の器具を意味するが、これに限定するものではない。 ここに用いる「ホルダー装置」は、コンテナーとカートを意味するが、これに 限定するものではない。 [0017] 図1は、ローラ機構(3)を含むスーツケース(2)の望ましい実施例を示してい る。スーツケースは又、一般的に間隔を開けて夫々平行に離れた前パネル(4)と 後パネル(6)を有する。パネル(4)(6)は、その周囲で壁部材(8)につながって いる。壁部材(8)は、パネル(4)(6)の間に広がることによって、容積を形成す る。壁部材(8)は、頂部(10)、該頂部に対向して配置された底部(12)、側壁部(1 4)(16)(図2参照)を有する。パネル(4)(6)と壁部材(8)は、織り地のような 柔らかく、可撓性の材料で作られることが望ましい。手動式閉じ具(18)即ちジッ パーが、前パネル(4)の周囲に設けられて、スーツケース(2)を開閉でき、スー ツケース(2)内部の容積へ出し入れできるが、当業者であれば任意の適当な閉じ 具にすることができるであろう。後パネル(6)は、剛性部分(19)(図面中破線で 示す)を具えており、熱可塑性材料によって作られることが望ましいが、任意の 適当な合成材料を用いることができる。 [0018] 図2において、第1ローラ(21)(22)は、剛性部分(19)につながり、壁部材(8) の底部(12)の近くに取り付けら れる。ローラ(21)(22)は、後パネル(6)と壁部材(8)の底部(12)とのつながり部 分に、配置することが望ましい。ローラ(21)(22)は、スーツケース(2)が直立状 態即ち待機状態の時、重量の少なくとも一部を支持するように配置されている。 望ましい実施例では、脚(24)が、壁部材(8)の底部(12)の前部に配置され、スー ツケース(2)が直立位置にある時、残りの重量を支えるようにすることが望まし い。ローラ(21)(22)は、スーツケース(2)が傾き姿勢の時、地面(23)に対して、 揺動ができる。ローラ機構(3)が展開されていない時、スーツケース(2)の重量 は、ローラ(21)(22)と移動用ハンドル(26)とに分けられることが望ましい。図1 2に関連して以下に説明するように、関係するコンテナー又はカート(図示せず )が、直立状態の時、腕(38)のローラは、路面(38)から離れていることが望まし い。 [0019] 移動用ハンドル(26)は、2本の脚(28)(30)とグリップ(32)とを具えた剛性のハ ンドルとすることが望ましい。ハンドル(26)は、壁部材(8)の頂部(10)に於いて 、剛性部分(19)の近くでスーツケース(2)へ取り付けられる。ハンドル(26)は、 スーツケース(2)の空間へ後退及び引出を交互に行うことができる。後退及び引 出を行うには、ハンドル(26)は、延長部と、剛性部分(19)(破線で図示)に支え られたキャリヤーを有することが望ましい。 キャリヤーは、一対のチューブ(図示せず)を具え、脚(28)(30)を入子状に受け 入れて、引込ませる。このような引込みと延長構造は、当業者には周知である。 ハンドル(26)は、ロック機構(図示せず)を具えて、ハンドル(26)を引込み位置 又はそれ以上の引き延ばした位置に固定し、使用者が路面(23)へスーツケース( 2)を転がり移動するときに使用する。移動用ハンドル(26)が、様々な位置をと り、引き込み及び延長できることによって、様々な身長の使用者が、スーツケー スを移動させることができる。 [0020] スーツケース(2)は、頂部(10)に設けた把手(34)及び/又は壁部材(8)の側壁 (16)に取り付けた把手(36)の如く、1又はそれ以上の表面に取り付けた1又はそ れ以上の把手を有する。把手(34)(36)は、使用者がスーツケースをつかみ持ち上 げて、その全重量を支える時に使用する。把手(34)(36)は、当業者に知られてい る任意の種類のものが使用できる。把手(34)(36)の何れかで、スーツケース(2) とその収容物の重量を十分に支えることができるように、壁部材(8)の頂部(10) と側壁部(16)は剛性であることが望ましい。 [0021] ローラ機構(3)は、腕(38)と第2ローラ(39)(40)と一対のリンク(44)(46)を具 えたブラッケット機構(42)とを 有する。腕(38)は、第1端部(48)と第2端部(50)を有する。腕(38)の第1端部(4 8)は、ヒンジ(52)等の適当なピボット機構によって、剛性部分(19)へ回転可能に 取り付けられる。第2ローラ(39)(40)は、腕(38)の第2端部(51)の近くに取り付 けられて、スーツケース(2)が、路面(23)を転がり移動できるように位置が決 められている。第1リンク(44)は、ヒンジ(54)等の適当なピボット機構によって 、剛性部分(19)へ回転自由に取り付けられている。第2リンク(46)は、腕(38)と 第1リンク(44)へヒンジ(56)(58)の如き適当なピボット機構によって、夫々回転 自由に取り付けられている。このようにして、ブラケット機構(42)は、(1)ヒン ジ(54)による剛性部分(19)と(2)ヒンジ(56)による腕(38)との間につながれる。 ヒンジ(58)は、第1リンク(44)を第2リンク(46)へ回転可能に取り付ける。 [0022] ブラケット機構(42)は、(図1と4に示す如く)腕(38)を剛性部分(19)に対し 、所定角度にロックした展開位置と、(図1と4に示す)腕(38)と剛性部分(19) に近づいた折り畳み位置(図2に示す)の間で移動する。同じく腕(38)は、後パ ネル(6)に接近した引き込み位置(図2に示す)に引き込み、また後壁(6)か ら外方へ離した展開位置(図1と4に示す)へ展開することが交互にできる。図 1と4に示す第2ローラ(39)(40)が開かれて、ス ーツケースが転がり位置(図1に示す)にある時、第1ローラ(21)(22)と第2ロ ーラ(39)(40)が働いてスーツケースの全重量を支える。スーツケース(2)の重量 が、ローラ(21)(22)(39)(40)によって(図1の如く)十分に支えられるから、使 用者は、つり合い力などの一切の支えを加える必要がない。従って、子供でもス ーツケース(2)を移動できるであろう。 [0023] ローラ(21)(22)(39)(40)は、当業者に知られている任意に形式の車輪又はキャ スターが使用できる。 第2ローラ(39)(40)は腕(38)に対してピボット運動が出来るように取り付けら れることが望ましい。従って2軸の回転軸を有し、スーツケース(2)は図1の路 面上を真っ直ぐな転がり運動及び/曲がり径路を動くことが出来る。 側壁部(14)(16)間の距離は第1ローラ(21)(21)間の距離に略等しい。スーツケー ス(2)の安定性の意味合いから第2ローラ(39)(40)の間隔は第1ローラ(21)(22) 間の間隔に略等しく、従って側壁部(14)(16)間の距離に略等しくすることが望ま しい。 [0024] 図4に示すとおり、後パネル(6)はその上へ、一対のそりまたは辷り板(60)を 有する。辷り板(60)は略平行にハンドル(26)まで延びており(図2に示す)、壁 部材(8)の 頂部(10)と底部(12)の間に配置される。望ましい実施例では辷り板(60)の長手方 向はローラ(21)(22)と揃える。辷り板(60)は剛性の熱可塑性樹脂によって作られ ることが望ましく、例えば、上の階へ又は床からベットへと言うように、あるレ ベルから垂直方向の他のレベルへスーッケースを辷らせる時に役立つ。 辷り板(60)は、後パネル(6)よりも一層小さい面積で、段の角に接する。 更に後パネル(6)が好んで作られている織地よりも低い摩擦ケースである。従 って辷り板(60)が使われるときは、一層小さな抵抗で辷り運動が出来る。 ローラ機構(3)は図2に示す引込み位置に有るときは、小さく纏まっているこ とが望ましい。引込み状態にあるローラ機構(3)の大きく扁平な面積は、スーツ ケース(2)の略長さ一杯に延びる垂直辷り板(60)によって保護されている。 [0025] 図2−4、図18に示されるように、腕(38)は開口部(62)を有する。図2及び 18に示される引込み位置では一対のリンク(44)(46)は一般的に腕(38)の開口部 (62)の内側にる。図2に示される様に、腕(38)リンク(44)(46)は引込み位置の時 には、剛性部分(19)と平行であることが望ましい。図4に示す様に展開位置では リンク(44)(46)は略同一面内にあって、ヒンジ(58)の回転軸は共通面 と平行である。ヒンジ(58)の回転軸は展開位置にあるリンク(44)(46)の共通面か らズレている。図3に示す様に引込み位置と展開位置との中間にある位置では、 ヒンジ(58)はリンク(44)(46)が図2及び18の平行位置から図4の略共通面とな る展開位置へ容易に移動する。図4に示す様に、後パネル(6)はラッチ(63)を有 して腕(38)の対応ラッチ部(64)と係合することが望ましい。ラッチ(63)はアーム (38)を後パネル(6)へ係止した図2の引込み位置とし、また、腕(38)を後パネル( 6)から外して図3の中間位置、そして図4の展開位置に移る様にする。ラッチ(6 3)はローラ機構(3)を引込み位置又は展開位置に保持することに役立っている。 望ましくはラッチ(63)は、引込み位置にある腕(38)の対応ラッチ部(64)の内側へ 入り込むのが良い。 [0026] 図2に示される引込み位置或いは折り畳み位置ではローラ機構(3)はスーツケ ース(2)について同一面内にあって、平坦となし、突出部、ラッチ、突起、爪、 受け金などが露れないことが望ましい。ローラ機構(3)は後パネル(6)を保護する 腹状の鍋の働きをし、スーツケース(2)とその収容物の保護を高める。 [0027] ローラ機構(3)の腕(38)の底(65)は靴の爪先で操作出来る様にアーチ状に形成 することが望ましい。アーチ状の 底受け部(65)は図12−14に基づき以下に詳しく説明するとおり、使用者の足 に引っかけて引込み位置から展開位置に移動する。ラッチ(63)を外した後、使用 者は腕(38)を引き上げ、図4に示す展開位置へ自動的にロックする。図4は略そ の侭使用できるローラ機構(3)を示している。ローラ機構(3)が展開或いは殆んど 広げられた位置にあるとき、2本のリンク(44)(46)は開口部(62)から落ちて所定 位置でロックされる。ローラ機構はロックされ、そして図15−17に基づき以 下に説明するように使用者がアンロックするまでその位置に保持される。 [0028] 図1を再び参照するとローラ(3)は直ちに使用出来る状態にある。スーツケー ス(2)は4つのローラ(21)(22)(39)(40)(ローラ(21)(39)は図4に示す)の全部 が路面(23)に接するまで傾けられる。ローラ機構(3)に加わる静荷重(L1)(L2)(L3 )を、スーツケース(2)等の重量コンテナーと共に図している。幾何学によって荷 重(L1)(L2)はリンク(44)(46)と平行で圧縮又は引っ張りである。腕(38)は荷重(L 3)によって圧縮状態にある。腕(38)に向う荷重(L3)は出来るだけ真っ直ぐである ことが望ましい。2本のリンク(44)(46)はこの実施例では最大強さの時、引っ張 り状態である。 [0029] 図5−6は、スーツケース(2)’とローラ機構(3)’の 他の実施例における単純化された側面図を示している。以下に説明する点を除い てスーツケース(2)’とリンク機構(3)’は図1−4のスーツケース(2)及びロー ラ機構(3)と夫々実質的に同一である(便宜上、ローラ機構(3)’の一部分だけを 図示する)。スーツケース(2)’はローラ位置の上方へ傾けられ、通常は直立位置 から約50乃至60度の角度にする。スーツケースは一対の第1ローラ(21)(22) を備えている(ローラ(21)だけを図示する)。ローラ機構(3)’は図2の腕(38)と 同様に腕(38)’を備え、単一ローラ(41)を有する。後パネル(6)’は内部に剛性 部分(19)’を有する。腕(38)’の端はヒンジ(52)’によって剛性部分(19)’へ回 動可能に取り付けられる。 [0030] スーツケース(2)’の平衡中心は図1のスーツケース(2)及び殆どの質量と同じ くローラ中心線(66)(68)の間にある。この様にしてスーツケース(2)’は前方へ 傾けることなく、前方(図5の左側)へ引かれる。更に傾け角度によって、質量 は中心にあからローラ機構(3)’の展開位置では図1のローラ機構(3)と同じく比 較的安定な状態となる。これはスーツケース(2)(2)’が空か一杯か収容物が低位 置重量か高位置重量とは関係がない。この安定状態は路面が凸凹面、穴あき面、 登り坂、下り坂に適用し、同じく加速、減速、ユーザ及び/又は路面(23)によっ て様々な方向へ不意に衝撃を受けた場合にも対応する。し かもスーツケース(2)(2)’は使用者が何等の静荷重を加えることなく、押し及び /又は引張りによって自由に転がる。 [0031] スーツケース(2)’は、剛性部分を成るべく備えた前パネル(4)’と、折畳みと 立ち上げが出来る棚部材(70)とを有している。棚部材(70)は壁部材(8)の底部(12 )と頂部(10)との間で前パネル(4)’へ回転可能に取り付けられている。棚部材(7 0)は前パネル(4)’に近づいた引込み位置(図5に示す)と、前パネル(4)’上で 棚を構成する展開位置(図6に示す)の間で回転自由である。棚は例えば、一般 的にはスーツケース(7)上に、他の場合或いは任意の余分な品物等の物品をロー ラ中心線(66)(68)の間にてスーツケース(2)’の平衡中心の殆ど内側で支える。 [0032] 図7及び図8において、図1−4のローラ機構(3)(図面の都合上、ローラ機 構(3)の一部のみを図示する)を備えたカート(74)が直立姿勢及び傾き姿勢で夫 々描かれている。カート(74)は一対の剛性パネル(76)(78)とハンドル(80)を有す る。第1パネル(76)は上部分(82)と底部分(84)を有する。第2パネル(78)は第1 パネル(76)の底部分(84)に繋がっている。一対の第1ローラ(71)(一方のローラ だけを図示する)が第2パネル(78)の近くに設けられており、直立姿勢の時、少 なくとも部分的にカート (74)を支持するように配置され、また、傾き姿勢の時は路面(23)をカート(74)が 転がり移動出来る様に配置されている。腕(38)の端部(48)はヒンジ(52)によって 第1パネル(76)へ回転可能に取り付けられている。同様にリンク(44)の一端はヒ ンジ(54)によって第1パネル(76)へ回転可能に取り付けられている。一対の第2 ローラ(39)(一方だけを図示する)が腕(38)の第2端部(50)の近くに取り付けら れ、路面(23)上をカート(74)が転がり移動出来る様に配置されている。 図1−4に関連して上記と同様に腕(38)が第1パネルに近くで図7の引き込み 位置へ引き込み可能であり、第1パネル(76)から外方へ離れる様に展開位置(図 8に図示する)展開できる。この位置では第1及び第2ローラ(21)(39)はカート (74)の転がり姿勢でカートを全面的に支える働きをする。ハンドル(80)が第1剛 性パネル(76)の上部分(82)に接近してカート(74)に設けられている。使用者はハ ンドル(80)を操作し、路面(23)上でカート(74)を押し又は引くことにより転が り移動させる。 [0033] 図9−11において、引っ張り又は押しの何れでも自由なやり方で、質量を三 角形に集中させることによって、ローラ機構(3)の特殊な安定したバランスが、 一例としてのスーツケース(2)を引っ張り及び押し状態の何れによってでも、縁 石(86)(88)の如き障害物を通り越えることが 出来る。一例としてのスーツケース(2)の傾きが大きくなるにつれて集中質量が 指数的に任意する。上り及び下り傾斜面では重心は通常一定であって、適当な安 定状態となる。 [0034] 図9及び10には、ローラ(39)(21)の何れか片側に2つの段(36)(88)が夫々示 されている。また図1において、図10の段(88)よりも小さな段をローラ機構(3 )が押し越える時は、荷重は静荷重(L1)(L2)(L3)に極めて似ている。腕(38)は圧 縮状態であり、リンク(44)(46)は引っ張り状態である。しかし、引張りながらロ ーラ機構(3)が段を越える時は、その段がローラ(39)の水平中心線より高くなく 、図9の段(86)より小さいときは、ローラ機構(3)には異なった組の荷重が加わ る。リンク(44)(46)を繋ぐヒンジ(58)のずれた回転軸線は、リンク(44)(46)に対 し、適度にズレて荷重を作用させる。回転軸線は中心を越える即ちオフセット状 態にさせるから、リンク(44)(46)は圧縮状態となる。リンク(44)(46)は(図3に 示す様な)一部引き込まれた位置に戻ることはない。むしろリンク(44)(46)は 押されて一時的に(小さな段から負荷が加わっている限り)、1個のそして比較 的丈夫な単一リンクとなり、これはリンク機構(3)が小さな段を越えるのに十分 な強さを持つ。 [0035] 図9に示す如く段(86)はローラ(39)の水平中心より高い。この場合ローラ機構 (3)は段(86)にぶっつけて単純に乗り越えることは出来ない。むしろハンドル(26 )によって段(86)を越えて、持ち上げねばならない。この場合、リンク(44)(46) は崩れたり、折れないことが望ましい。リンク(44)(46)は、ローラ(39)の重量と 腕(38)による振り子効果によって圧縮をうけ、単一の比較的丈夫な状態となる。 [0036] 図11に示す様に比較的大きな段(90)を越えるためにわざと大きく傾けられた 時、質量はローラ中心線(66)(68)の外方へ指数的に移動し(説明の便宜上、図9 −11にハッチング線で示す)、大きな段(90)を越えるために使用者が加えなけ ればならない下向き静荷重を軽減するための釣り合い力を引き起こす。 [0037] 図1を参照するとリンク(44)(46)は、その中央位置を越えて描かれており、リ ンク(44)(46)を繋ぐ中央ヒンジ(58)をずらすように上向き力が加えられると、部 分的な引き込み位置(図3に示す)に折れ曲がる。スーツケース(2)の体積から 生じる荷重(L4)の如く、下向き静荷重がローラ機構(3)へ継続して加わっている 限りリンク(44)(46)は上向き荷重が消えると中心を越えた位置(図1に示す)に 戻る。 [0038] 図12−14と図15−17は夫々ローラ機構(92)の、(1).展開状態;及び(2 ).閉じ又は引き込み状態を示す。関連したコンテナー又はカート(図示せず)が 図12と17に示す直立姿勢の時、第2ローラ(41)(このローラだけを図示する )は、路面(23)から離れていることが望ましい。これはローラ(41)とローラ機構 (92)の摩耗を防止する。もし路面から離れていなければ、ローラ機構(92)は図1 −4のローラ機構と殆ど同一である。展開又は引き込み状態にするには使用者が 素早い1動作を行なうだけでよい。図2−4のラッチ(63)が外された後は、その 後の使用者の動作としては片足で行うだけで良いから、使用者は姿勢をかがめる 必要はない。 [0039] ローラ機構(92)を展開するためには、使用者は腕(38)の底アーチ(65)(図2− 4に示す)の下側を足で引っかけるだけで可い。手の操作で行うことは勿論可能 であるけれども、底アーチは特に靴先に合わせた形状とすることが望ましい。図 13に示される様に、使用者は足で腕(38)を引き上げ、リンク(44)(46)を持ち上 げて中心を越える。次に使用者はローラ機構(92)と関連するコンテナー又はカー ト(図示せず)を使用のために展開されたローラ(21)(41)の上へ傾ける。 ローラ機構(92)を閉じるには、ローラ機構(92)と関連 するコンテナー或いはカート(図示せず)は、(図15に示す様に)直立させ、 ヒンジ(58)に素早くキックを加えるのが望ましい。その後、図16及び17に示 される様に腕(38)とローラ(41)の重量と振り子効果によってローラ機構(92)は落 下する。 [0040] 図18にはスーツケース(94)とローラ機構(96)の他の実施例が示されている。 次に述べる点を除いてスーツケース(94)とローラ機構(96)は図1−4のスーツケ ース(2)及びローラ機構(3)と夫々略同一である。図1−4について述べたとおり 、スーツケース(2)の後パネル(6)は剛性部分(19)を有している。腕(38)の端部(4 8)には、腕(38)を剛性部分(19)へ回転可能に取り付けるヒンジ(52)を有している 。図1−4の実施例はスーツケース(2)が製造される際、ローラ機構(3)と一体化 するものを示している。 [0041] 図18はスーツケース(94)をローラ機構(96)へ適合させたものを示している。 ローラ機構(96)が適合して取り付けられるとき、外取付パネル(98)も又設けられ る。取付パネル(98)はローラ機構(96)とスーツケース(94)の後パネル(100)の間 に配置される。スーツケース(94)が図18に示す様に剛性の後パネル(100)を有 している場合は、取付パネル(98)は固定具(図示せず)を用いて、後パネ ル(100)へ適当に取り付けられる。一方スーツケースが布製パネルの如く剛性で ない後パネル(図示せず)を有する時は、取付パネル(98)はスーツケースの面積 の内側に配置された対向する取付パネル(図示せず)に適当に固定される。 [0042] 図18に示される様に、腕(38)の端部(48)にはヒンジ(52)が設けられ、外側パ ネル(98)が腕(38)へ回転可能に取り付けられる。平たく、層に重なったリンク(4 4)(46)(図面に破線で示す)が腕(38)の開口部(62)(図面に破線で示す)の内側 へ夫々の上端に配置されている。 リンク(44)(46)と後パネル(100)が腕(38)と後パネル(100)の場合と同様に、夫 々の間隔を最小に或いは空間を殆ど形成しない様にし、互いにしっかりと閉じた 又は引き込んだローラ機構(96)を形成することが望ましい。第1リンク(44)はヒ ンジ(54)(図面に破線で示す)等の適当なヒンジ機構によって外パネルへ回転可 能に取り付けられる。第2リンク(46)はヒンジ(58)及び/または回転ピン(102) 等の当業者に知られている適当なヒンジ機構(図面に破線で示す)によって、第 1リンク(44)と腕(38)へ夫々回転自由に取り付けられる。当業者であれば、その 他の同等なローラ機構がコンテナー又はカートの表面へ同一面内となるように一 体的に取り付けできることは理解されるであろう。 [0043] 一例としてのローラ機構(3)(3)’(92)(96)の構成は、この様な構成が従来はコ ンベアベルト等によって運ばれていた場合に役立つ。この構成は射出成形等の低 コストの製造方法に適している。ガラス繊維を含むナイロン、ポリエチレン、ポ リプロピレン、その他、当業者の知っている材料を含み、合成樹脂材料が使用出 来る。業務用としては、溶接又はボルト締めで組み立てた鉄パイプが適当な代用 となる。超低コストの資材として木材等の天然材料が使われる。腕(38)とリンク (44)(46)をパネル状にした図2−4の構造は特に上記したものより荷重に対して 優れた捩り剛性を有する。例えば、その様な構成でなかった場合、強い横荷重は 比較的華奢な鉄パイプを変形させる。 [0044] 本発明は引き込み可能なローラを備えたスーツケース等のカート又はコンテネ 装置を提供するものであり、引き込み可能なローラは傾き姿勢で転がり、直立状 態で車輪を有する優れた操作性と同時に転がり位置では、装置の全重量を支える ことは明らかであろう。さらに押し又は引っ張ることによって装置は路面上をロ ーラ機構によって転がる。 [0045] ローラ機構は、様々なコンテナー又はカートの一部分 として製造され、又は改良として取り付けられ、それの移動を容易にする。さら に移動式カートはコンテナーの搬送可能な容積を超えて搬送荷重容積を追加する 。 本発明の特定の実施例を説明の目的で記載したが、当業者であれば、添付した 請求範囲に記載の発明から離れることなく、細部について様々な変形を作ること が出来るのは勿論である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボザック,ジョン エイ. アメリカ合衆国 06831 コネチカット, グリニッチ,リバーデイル アベニュー 37,アパートメント 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホルダー装置であって、 頂部と底部を有する第1パネル手段と、 前記第1パネル手段の底部に繋がった第2パネル手段と、 前記第1及び第2パネル手段の少なくとも一方は剛性部分を有し、そこへ提 手を設けており、 前記第2パネル手段の底部近傍に取り付けられ、ホルダー装置が略真っ直ぐ 姿勢の時、前記ホルダー装置を少なくとも部分的に支持し、ホルダー装置が傾き 姿勢のときは、該ホルダー装置を路面を横切って転がり移動出来る様に配置され た第1ローラ手段と、 第1端部と段2端部を有し、第1端部は前記剛性部分へ回転可能に取り付け られた腕手段と、 前記腕手段の第2端部の近くへ取り付けられ、前記路面を横切って前記ホル ダー装置を転がり移動できる第2ローラ手段と、 前記剛性部分と前記腕手段との間において、前記腕手段の第1端部とは異な る位置に繋がれたブラケット手段であって、該ブラケット手段は、前記腕手段が 前記剛性部分に対し、ある角度で固定される展開位置と前記腕手段が前記剛性部 分と並んで置かれる引き込み位置との間を動くことが出来るブラケット手段と、 前記第1及び第2ローラ手段は、前記ブラケット手段が展開位置の時は、互 いに働いて前記ホルダー装置を充分に支持し、 前記剛性部分の近くへ取り付けられ、前記ホルダー装置が路面を横切って転 がり移動させるハンドル手段、とを有するホルダー装置。 2.前記ブラケット手段は、前記剛性部分へ回転可能に取り付けられた第1リン ク手段と、前記第1リンク手段と前記腕手段へ回転可能に取り付けられた第2リ ンク手段とを有する請求項1に規定する装置。 3.前記腕手段は開口部を有し、 前記第1及び第2リンク手段は引き込み位置の時、前記腕手段の開口部の略内 側にある請求項2に規定する装置。 4.前記腕手段と前記第1及び第2リンク手段は、引き込み位置の時は、前記剛 性部分に対し略平行である請求項3に規定する装置。 5.前記第1及び第2リンク手段の一方は、前記第1及び第2リンク手段を回転 可能に取り付けるピボット手段を有し、前記第1及び第2リンク手段は展開位置 に有るとき、共通の平面を含み、 前記ピボット手段は展開位置では、前記第1及び第2リンク手段の共通平面 からズレた回転軸線を含む請求項2に規定する装置。 6.コンテナーであって、 略平行に離れて配置され、周辺部が壁部材に繋がっている前パネル及び後パネ ルであって、該壁部材は前記前パネルと後パネルの間で延び、これによって容積 を決め、前記壁部材は互いに対向して配置された頂部と底部を有しており、 前記後パネルと、前記前パネルと、前記壁部材の少なくとも1つはそれの自 立性を持つ為に剛性部分を有しており、 前記壁部材の底部近くに取り付けられ、略直立姿勢の時は、前記容器の少な くとも一部を支持し、傾き姿勢の時は、路面を横切って前記容器を転がり移動出 来る様にした第1ローラ手段と、 第1端部と第2端部を有し、第1端部は前記剛性部分へ回転可能に取り付け られている腕手段と、 前記腕手段の第2端部の近くに取り付けられ、前記コンテナーを路面を横切 って転がり移動出来るようにした第2ローラ手段と、 前記剛性部分へ回転可能に取り付けられた第1リンク手段と、 前記第1リンク手段と前記腕手段へ回転可能に取り付けられた第2リンク手 段と、 前記腕手段は前記後パネルに隣り合って引き込み位置へ引き込み可能及び前 記後パネルから外向きに離れ た展開位置へ展開可能であり、これを交互に行い、 前記第1及び第2ローラ手段は、前記第2ローラ手段が広げられ、前記コン テナーが転がり位置にあるとき、互いに作用し合って、前記コンテナーを全面的 に支持し、 前記剛性部分の近くへ取り付けられ、前記コンテナーを路面を横切って転が り移動させるハンドル手段、とを有するコンテナー。 7.第2ローラ手段は、少なくとも1つのローラを有している請求項6に規定す るコンテナー。 8.第2ローラ手段は複数個のローラを有する請求項6に規定するコンテナー。 9.少なくとも1つの前記ローラは、複数の回転軸を備えた複数のローラである 請求項7に規定するコンテナー。 10. 前記ハンドル手段は縮めたり、延ばしたり出来る押し/引っ張り用ハンド ルである請求項6に規定するコンテナー。 11. 前記第1及び第2リンク手段の1つは、前記第1及び第2リンク手段を回 転自由に取り付けるピボット手段を有し、 前記第1及び第2リンク手段は、展開位置のときは共通平面を有し、 前記ピボット手段は、展開位置において前記第1及 び第2リンク手段の共通平面からズレたピボット軸線を有する 請求項6に規定するコンテナー。 12. 前記後パネルは第1剛性部分を有し、 前記第1リンク手段と前記腕手段の第1端部は、第1剛性部分へ回転自由に 取り付けられ、 前記壁部材は第2剛性部分を有し、 少なくとも1個の移動用ハンドルが前記壁部材の第2剛性部分へ取り付けら れ、前記コンテナーは前記移動用ハンドルに全面的に重量を支えて移動されるよ うにした、請求項6に規定するコンテナー。 13. 前記第1ローラ手段は第1剛性部分と係合し、 前記壁部材の頂部は第2剛性部分を有し、 少なくとも1個の前記移動用ハンドルは、第2剛性部分へ固定されている請求 項12に規定するコンテナー。 14. 前記コンテナーはスーツケースであり、 前記前パネルは柔軟性であって、周囲縁部には前記スーツケースを開閉して 前記容積に出し入れ出来る摺動式固定具を有する、 請求項6に規定するコンテナー。 15. 前記後パネルは第1剛性部分を有し、 前記第1リンク手段と前記腕手段の第1端部は、第1剛性部分へ回転可能に 取り付けられ、 前記壁部材は第2剛性部分を有し、 前記第1ローラ手段は、第1剛性部分へ近づけて取り付けられ、前記後パネ ルと前記壁部材の繋がり部分に配置されている、 請求項10に規定するコンテナー。 16. 前記後パネルは第1剛性部分を有し、 前記第1リンク手段と前記腕手段の第1端部は、第1剛性部分へ回転可能に 取り付けられ、 前記前パネルは、第2剛性部分及び、前記壁部材の底部分と頂部の間におい て、第2剛性部分へ配置された棚手段とを有している、 請求項6に規定するコンテナー。 17. 前記棚手段は前記前パネルの第2剛性部分へ回転可能に取り付けられてい る請求項16に規定するコンテナー。 18. 前記第1及び第2ローラ手段は、前記コンテナーの釣り合い中心を決め、 前記棚手段は、前記前パネルに接近する第1の位置と、前記前パネル上へ棚 を構成する第2の位置との間へ回転可能であり、 前記棚は前記平衡中心の略内側で物品を支える請求項17に規定するコンテ ナー。 19. 前記第1及び第2ローラ手段は少なくとも1本の回転軸を具えた複数個の ローラを有する請求項6に規定するコンテナー。 20. 前記第1及び第2ローラ手段の少なくとも一方は、複数個のローラを有し 、 前記後パネルは前記ローラと動作が関連する複数の辷り板を有する 請求項6に規定するコンテナー。 21. 前記第1及び第2リンク手段は、展開位置に有るときは、略同一平面上に ある請求項6に規定するコンテナー。 22. 前記腕手段は使用者によって引き込み位置から展開位置へ移動させるため の係合手段を有する請求項6に規定するコンテナー。 23. 前記係合する手段は、使用者の足操作によって係合するための受け手段を 有する請求項22に規定するコンテナー。 24. 前記第2ローラ手段は、前記コンテナーが直立姿勢の時、路面から離れて いる請求項6に規定するコンテナー。 25. 前記後パネルは前記剛性部分を有し、 前記腕手段の第1端部は、前記腕手段を前記後パネルの前記剛性部分へ回転 可能に取り付ける 請求項6に規定するコンテナー。 26. 前記後パネルは内部に剛性部分を有し、 前記腕手段は前記内側の剛性部分へ取り付けられた外パネルを有し、 前記腕手段の第1端部は前記腕手段を外パネルへ回転自由に取り付けるヒン ジ手段を有する請求項6に規定するコンテナー。 27. 前記後パネルはラッチ手段を有し、前記腕手段を前記後パネルへ係止した 引き込み位置と前記腕手段を前記後パネルからのラッチを外して展開位置へ移す ラッチ手段を有する請求項6に規定するコンテナー。 28. 前記壁部材は更に第1距離の間隔で互いに向き合った第1側壁部と第2側 壁部を有し、 前記第2ローラ手段は第2距離の間隔で一対のローラを有し、 前記第2距離は前記第1距離と略等しい 請求項6に規定するコンテナー。 29. カートであって、 頂部と底部を有する第1パネルと、 前記第1パネルの底部へ繋がった第2パネルと、 前記第2パネルへ接近して取り付けられ、略直立姿勢の時は、前記カートを 少なくとも部分的に支持し、傾き位置の時は路面を横切ってカートを転がり移動 させることが可能な様に配置された第1ローラ手段と、 第1端部と第2端部を有し、第1端部は前記第1パネルへ回転可能に取り付 けられている腕手段と、 前記腕手段の第2端部の近くへ取り付けられ、前記路面を横切ってカートの 転がり移動を可能にする様に 配置された第2ローラ手段と、 前記第1パネルへ回転可能に取り付けられた第1リンク手段と、 前記第1リンク手段と前記腕手段へ回転可能に取り付けられた第2リンク手 段と、 前記腕手段は前記第1パネルの近くの引き込み位置へ引き込み可能であり、 また前記第1パネルから外方へ離れた展開位置へ展開可能であり、 前記第1及び第2ローラ手段は前記第2ローラ手段が展開して前記カートが 転がり位置に在るときには、互いに働き合って前記カートを充分に支持し、 前記剛性部分に接近して取り付けられ、前記カートが路面を横切って転がり 移動する様にしたハンドル手段、とを有するカート。 30. 頂部と底部を備えた第1パネルと該第1パネルの底部へ繋がれた第2パネ ルと路面を横切って転がり移動させるハンドル手段を有するホルダー具と共に使 用するローラ装置であって、該装置は、 前記第2パネルの近くに取り付けられ、通常直立姿勢の時は、前記ホルダー 具を少なくとも部分的に支持し、傾き状態の時は、前記路面を横切って前記ホル ダー部の転がり移動を可能にする様に配置された第1ローラ手段と、 第1端部と第2端部を有し、第1端部は前記第1パ ネルへ回転可能に取り付けられた腕手段と、 前記腕手段の第1端部の近くに取り付けられ、路面を横切って前記ホルダー 具の転がり移動を可能にする第2ローラ手段と、 前記第1パネルへ回転可能に取り付けられた第1リンク手段と、 前記第1リンク手段と前記腕手段へ回転可能に取り付けられた第2リンク手 段と、 前記腕手段は前記第1パネルの近くの引き込み位置へ引き込み可能であり、 また前記第2パネルから外方へ離れた展開位置へ展開可能であり、 前記第1及び第2ローラ手段は、前記第2ローラ手段が展開され、前記ホル ダー具が転がり位置に在るときは、互いに働き合って前記ホルダー具を充分に支 持するローラ装置。 31. 前記第1及び第2リンク手段の一方は、ピボット手段を有しており、前記 第1及び第2リンク手段を回転可能に取り付け、 前記第1及び第2リンク手段は、展開位置において共通面を有しており、 前記回転手段は展開位置に置いて前記第1及び第2リンク手段の共通面から 外れた回転軸線を有する、請求項30に規定する装置。
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