JP2000508370A - 酵素を含むフォーム洗剤組成物 - Google Patents

酵素を含むフォーム洗剤組成物

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JP2000508370A JP10521504A JP52150498A JP2000508370A JP 2000508370 A JP2000508370 A JP 2000508370A JP 10521504 A JP10521504 A JP 10521504A JP 52150498 A JP52150498 A JP 52150498A JP 2000508370 A JP2000508370 A JP 2000508370A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、界面活性剤系と酵素とを含んでなる、低密度のフォーム形態のクリーニング組成物に関する。このクリーニング組成物は、全フォーム組成物の0.0001〜0.005重量%の純粋なプロテアーゼ酵素タンパク質を含んでなる。また、本発明は、フォームを分配するパッケージされた製品、好ましくはエアゾールパッケージ、ならびにフォームを使用して編織布地をクリーニングする方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 酵素を含むフォーム洗剤組成物 本発明は、界面活性剤系と、酵素とを含んでなる、フォーム形態のクリーニン グ組成物に関する。また、本発明は、フォームを分配するパッケージされた製品 、好ましくはエアゾールパッケージ、ならびにフォームを使用して編織布地(tex tile fabric)をクリーニングする方法に関する。 酵素は多年にわたって粒状および液状の双方の洗濯洗剤において使用されてき ている。 本出願人の同時継続欧州特許出願第96201705.9号(1996年6月19日提出)は、 0.0001〜0.5重量%の純粋なプロテアーゼ酵素タンパク質を含んでなる洗 剤組成物を特許請求している。 洗濯洗剤を提供する他の形態が現在考えられている。 EP-A-0,677,577号明細書(1995年10月18日発行)には、プロテアーゼ、アルカ ラーゼ、リパーゼ、セルラーゼのような酵素を含んでなることができる、編織布 地をクリーニングする発泡性洗剤組成物が開示されている。 今回、発泡した洗濯洗剤により提供される酵素活性は、同一酵素系(重量/重 量)を有する匹敵する粒状または液状洗濯洗剤のいずれよりも、非常に大きいこ とが見出された。 本発明は、高度に効率よくかつ原価効率的な、酵素を含んでなるフォームを送 出す手段に関する。本発明の目的は、布地の許容されえない摩耗または引張強さ の損失を生じない、布地表面の外観を向上させるフォーム洗剤を提供することで ある。本発明の他の目的は、すぐれた酵素安定性を有する発泡組成物を提供する ことである。発明の要約 本発明によれば、これらの目的は、全フォーム組成物の0.0001〜0.00 5重量%の純粋なプロテアーゼ酵素タンパク質を含んでなるフォーム組成物によ り達成される。 本発明の好ましい態様において、フォーム組成物は、全フォーム組成物の0. 00001〜0.0005重量%、より好ましくは0.00005〜0.0002 5重量%の純粋なセルラーゼ酵素タンパク質をさらに含む。 本発明の他の態様において、フォーム組成物はパッケージされた製品から分配 される。このパッケージされた製品は、密閉された容器、好ましくはエアゾール のカンと、分配手段、好ましくはフォーム分配ノズルと、から構成され、さらに 噴射剤ガスを含む。ここでこの噴射剤ガスは二酸化炭素、亜酸化窒素、空気また はそれらの混合物を含んでなる。二酸化炭素が最も好ましい。 本発明の他の態様において、下記工程(i)〜(iii)を含んでなる、編織布地 をクリーニングする方法が提供される。 (i) 前述のようにフォーム組成物を形成させる工程、 (ii) フォームを水中に溶解または分散させて水溶液を形成させる工程、 そして、引き続いてあるいは同時に、 (iii) クリーニングされた編織布地を前記水溶液中で撹拌する工程。 発明の詳細な説明 フォームは、比較的少量の液体中のガスの粗い分散液である。本発明のフォー ムは、組成物を含む液体連続相とガスを含む分散相である。典型的には、分散相 のガスの「バブル」の大きさは50マイクロメートルから数ミリメートルの間で 変化することができる。 一般に、フォームの品質は、次の1)〜4)のような種々のフォーム品質属性 を評価することによって決定される。 1)フォームの外観[バブルの大きさ分布の均一性、ならびに実際のバブル の大きさにより決定される、ここで小さくかつ均一な大きさのバブルが 一般に好ましい]。 2)フォームの厚さ[見掛けのフォームの粘度により決定される、ここで見 掛けのフォームの粘度が大きいほど、一般に好ましい]。 3)フォームの密度[好ましくは250g/lより小さい、より好ましくは 150g/lより小さい、最も好ましくは100g/lより小さい]。 4)固体表面上に放置したときの、フォームからの液体の排出[ここで液体 の排出は遅いのが好ましい]。 ここで洗剤フォームの好ましい成分を、下記においてより詳しく説明する。 高級脂肪酸の水溶性塩、すなわち、「セッケン」は、本発明の組成物において 有用なアニオン界面活性剤である。これはアルカリ金属セッケン、例えば、約8 〜約24個の炭素原子、好ましくは約12〜約18個の炭素原子を含有する高級 脂肪酸のナトリウム、カリウム、エタノールアミン、アンモニウムおよびアルキ ルアンモニウムの塩を包含する。セッケンは脂肪および油の直接けん化によるか 、あるいは遊離脂肪酸の中和により、製造することができる。ヤシ油および獣脂 から誘導された脂肪酸混合物のエタノールアミン、ナトリウムおよびカリウムの 塩、すなわち、モノエタノールアミン、ナトリウムおよびカリウムのタロウおよ びココナツセッケンは特に有用である。 また、有用なアニオン界面活性剤は、約10〜約20個の炭素原子を含有する アルキル基およびスルホン酸もしくは硫酸のエステル基を分子構造中に有する有 機硫酸反応生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属、エタノールアミン、ア ンモニウムおよび置換アンモニウムの塩、を包含する(用語「アルキル」に、ア シル基のアルキル部分が包含される)。合成界面活性剤のこの基の例は、次の通 りである。アルキル硫酸塩、特に高級アルコール(C8−C18炭素原子)を硫酸 化することによって得られたもの、例えば、獣脂またはヤシ油のグリセリドの還 元により製造されたもの;アルキル基が直鎖状または分枝鎖状の立体配置におい て約9〜15個の炭素原子を含有するアルキルベンゼンスルホン酸塩、例えば、 米国特許第2,220,099号および米国特許第2,477,383号の各明細書に記載されてい るもの;ならびにメチルエステルスルホン酸塩。アルキル基中の炭素原子の平均 数が約11〜13である直鎖状アルキルベンゼンスルホン酸塩(C11−C13LA Sと略す)は、特に価値がある。 本発明における他のアニオン界面活性剤は次の通りである。アルキルグリセリ ルエーテルスルホン酸塩、特に獣脂およびヤシ油から誘導された高級アルコール のエーテル;ヤシ油脂肪酸モノグリセリドスルホン酸塩および硫酸塩;約1〜約 10単位のエチレンオキシド/分子を含有しかつアルキル基が約8〜約12個の 炭素原子を含有する、アルキルフェノールエチレンオキシドエーテル硫酸塩;な らびに約1〜約10単位のエチレンオキシド/分子を含有しかつアルキル基が約 10〜約20個の炭素原子を含有する、アルキルエチレンオキシドエーテル硫酸 の塩。 本発明における他の有用なアニオン界面活性剤は下記のものを包含する。脂肪 酸基中に約6〜20個の炭素原子を含有しかつエステル基中に約1〜10個の炭 素原子を含有する、アルファースルホン化脂肪酸エステルの水溶性塩;アシル基 中に約2〜9個の炭素原子を含有しかつアルカン部分中に約9〜約23個の炭素 原子を含有する、2−アシルオキシ−アルカン−1−スルホン酸の水溶性塩;ア ルキル基中に約10〜20個の炭素原子を含有しかつ約1〜30モルのエチレン オキシドを含有するアルキルエーテル硫酸塩;約12〜24個の炭素原子を含有 するオレフィンスルホン酸の水溶性塩;およびアルキル基中に約1〜3個の炭素 原子を含有しかつアルカン部分中に約8〜約20個の炭素原子を含有する、ベー タ−アルキルオキシアルカンスルホン酸塩。 また、水溶性非イオン界面活性剤は、本発明の組成物において界面活性剤とし て有用である。事実、好ましい方法においてアニオン界面活性剤/非イオン界面 活性剤のブレンドを使用する。このような非イオン性物質は、アルキレンオキシ ド基(特質が親水性である)を有機疎水性化合物(これは特質が脂肪族またはア ルキル芳香族であることができる)と縮合することによって製造された化合物を 包含する。任意の特定の疎水性基と縮合されるポリオキシアルキレン基の長さを 、容易に調節して、親水性要素と疎水性要素との間の所望の程度のバランスを有 する水溶性化合物を生成することができる。 適当な非イオン界面活性剤は、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮 合物、例えば、直鎖状または分枝鎖状の立体配置において、約6〜16個の炭素 原子を含有するアルキルを有するアルキルフェノールと、アルキルフェノール1 モル当たり約4〜25モルのエチレンオキシドとの縮合生成物を包含する。 好ましい非イオン界面活性剤は、直鎖状または分枝鎖状の立体配置において、 約8〜22個の炭素原子を含有する脂肪族アルコールと、アルコール1モル当た り約1〜25モルのエチレンオキシド、特にアルコール1モル当たり約2〜7モ ルのエチレンオキシドとの水溶性縮合生成物である。約9〜15個の炭素原子を 含有するアルキル基を有するアルコールの縮合生成物、ならびにポリプロピレン グリコールとエチレンオキシドとの縮合生成物が、特に好ましい。 他の好ましい非イオン界面活性剤は、脂肪酸エステルとN−アルキルポリヒド ロキシアミンとの反応により製造することができるポリヒドロキシ脂肪酸アミド である。本発明において使用するために好ましいアミンは、N−(R1)−CH 2(CH2OH)4−CH2−OHであり、そして好ましいエステルはC12− C20脂肪酸メチルエステルである。N−メチルグルカミン(これはグルコース から誘導することができる)とC12−C20脂肪酸メチルエステルとの反応生 成物が最も好ましい。 ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを製造する方法は、WO9206073号明細書に記載さ れている。この明細書には、溶媒の存在下におけるポリヒドロキシ脂肪酸アミド の製造が記載されている。本発明の非常に好ましい態様において、N−メチルグ ルカミンをC12−C20メチルエステルと反応させる。 半極性界面活性剤は下記のものを包含する。約10〜18個の炭素原子の1つ のアルキル部分と、1〜約3個の炭素原子を含有するアルキル基およびヒドロキ シアルキル基から成る群より選択される2つの部分とを含有する水溶性アミンオ キシド;約10〜18個の炭素原子の1つのアルキル部分と、約1〜3個の炭素 原子を含有するアルキル基およびヒドロキシアルキル基から成る群より選択され る2つの部分とを含有する水溶性ホスフィンオキシド;および約10〜18個の 炭素原子の1つのアルキル部分と、約1〜3個の炭素原子を含有するアルキル基 およびヒドロキシアルキル基から成る群より選択される部分とを含有する水溶性 スルホキシド。 両性界面活性剤は、脂肪族部分が直鎖状または分枝鎖状であることができ、そ して脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を含有しかつ少なくとも1つ の脂肪族置換基がアニオン性水可溶化基を含有する、脂肪族第二級および第三級 アミンの誘導体または複素環式第二級および第三級アミンの脂肪族誘導体を包含 する。 双性イオン界面活性剤は、脂肪族置換基の1つが約8〜18個の炭素原子を含 有する、脂肪族第四級アンモニウム、ホスホニウム、およびスルホニウム化合物 の誘導体を包含する。 有用なカチオン界面活性剤は次式の水溶性第四級アンモニウム化合物を包含す る。R4567+-、式中、R4は10〜20、好ましくは12〜18個の 炭素原子を有するアルキルであり、そしてR5、R6およびR7の各々はC1−C7 アルキル、好ましくはメチルであり、そしてX-はアニオン、例えば、クロリド である。このようなトリメチルアンモニウム化合物の例は、C12−C14アルキル トリメチルアンモニウムクロリドおよびココアルキルトリメチルアンモニウムメ トサルフェートを包含する。 本発明の組成物において使用することができる他の界面活性剤は、C10−C 18グリセロールエーテル、C10−C18アルキルポリグルコシドおよびそれ らの対応する硫酸化ポリグルコシド、アルキルエステルスルホネート、およびオ レオイルサルコシネートを包含する。 タンパク質分解酵素 タンパク質分解酵素は、本発明の洗剤組成物の中に、組成物の0.0001〜 0.005重量%、好ましくは0.0002〜0.002重量%、より好ましくは 0.0005〜0.001重量%の純粋なタンパク質分解酵素のレベルで混入され る。 タンパク質分解酵素は、動物、植物または微生物(好ましい)由来であること ができる。細菌由来のセリンタンパク質分解酵素はさらに好ましい。精製された 形態または非精製形態のこの酵素を使用することができる。化学的または遺伝学 的に変性された突然変異体により生産されたタンパク質分解酵素、ならびに構造 的に近接する酵素変異型は定義内に含められる。 適当なプロテアーゼは、バシラス・サブチリス(B.subtilis)およびバシラス・ リヘニフォルミス(B.Iicheniformis)の特定の菌株から得られるスブチリシン( スブチリシンBPNおよびBPN’)である。ある適当なプロテアーゼは、バシ ラス(Bacillus)の菌株から得られ、8〜12のpH範囲において最大活性を有し ており、ノボ・インダストリーズ(Novo Industries A/S、デンマーク)により開 発され、登録商品名ESPERASERで販売されている。この酵素および類似の酵素の 製造は英国特許明細書第1,243,784号(Novo)に記載されている。他の適当なプ ロテアーゼは、ALCALASER、RURAZYMRおよびSAVINASER(Novoから)およびMAXATA SER、MAXACALR、PROPERASERおよびMAXAPEMR(タンパク質操作Maxacal)(Inter national Bio-Synthetics,Inc.、オランダ国);ならびにプロテアーゼ(Proteas e)A(欧州特許出願第130,756A号、1985年1月9日発行、に開示されている)お よびプロテアーゼB(欧州特許出願第303,761A号(1987年4月28日提出)および 欧州特許出願第130,756A号(1985年1月9日発行))を包含する。また、WO93/181 40号明細書(Novo)に記載されているバシラス種NCIMB40338からの高p Hのプロテアーゼも参照のこと。プロテアーゼ、1またはそれ以上の他の酵素、 および可逆的プロテアーゼ阻害剤を含んでなる酵素の洗剤は、WO92/03529A号明 細書(Novo)に記載されている。他の好ましいプロテアーゼは、WO95/10591A号明 細書(Procter & Gamble)のプロテアーゼを包含する。必要に応じて、吸着が減少 しかつ加水分解が増加したプロテアーゼは、WO95/07791号号明細書(Procter & G amble)に記載されているように入手可能である。本発明において適当な洗剤のた めの組換えトリプシン様プロテアーゼは、WO94/25583号明細書(Novo)に記載され ている。 より詳細には、「プロテアーゼD」と呼ばれるプロテアーゼは、天然に見出さ れないアミノ酸配列を有するカルボニルヒドロラーゼ変異型である。これは、下 記の特許出願に記載されているように、前駆体のカルボニルヒドロラーゼから異 なるアミノ酸を複数のアミノ酸残基と、位置+76に等しい前記カルボニルヒド ロラーゼ中の位置において、好ましくは、また、下記から成る群より選択される 位置に等しい1または2以上のアミノ酸残基位置と組み合わせて、置換すること によって誘導される。+99、+101、+103、+104、+107、+1 23、+27、+105、+109、+126、+128、+135、+156 、+166、+195、+197、+204、+206、+210、+216、 +217、+218、+222、+260、+265、および/または+274 、 バシラス・アミロリクファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)のスブチリシ ンのナンバリングに従う。C.Ghosh、et al.、発明の名称「プロテアーゼ酵素を 含有する漂白組成物」、米国出願第08/322,677号(出願日:1994年10月13日)。 また、欧州特許(EP)第251,446号およびWO91/06637号明細書に記載されているプ ロテアーゼも、本発明にとって適当である。 本発明において使用するために好ましいプロテアーゼは、フォーム洗剤組成物 において全組成物の0.00001〜0.005重量%、好ましくは0.0002 〜0.002重量%、より好ましくは0.0005〜0.001重量%の純粋なプ ロテアーゼ酵素タンパク質のレベルの、SAVINASERおよび欧州特許(EP)第215,446 号およびWO95/10591号明細書に記載されているプロテアーゼである。 ある範囲の酵素物質および合成洗剤組成物の中に含めるための手段は、また、 WO93/07263A号およびWO93/07260A号(Genencor International)、WO89/08694A号( Novo)、および米国特許第3,553,139号(McCarty et al.、1971年1月5日発行)に 開示されている。酵素は、さらに、米国特許第4,101,457号(Place et al.、197 8年7月18日発行)および米国特許第4,507,219号(Hughes et al.、1985年3月26 日発行)に開示されている。フォーム洗剤配合物に有用である酵素物質は、米国 特許第4,261,868号(Hora et al.、1981年4月14日発行)に開示されている。洗 剤において使用するための酵素は種々の技術により安定化させることができる。 酵素安定化技術は、下記の特許に開示されかつ例示されている。米国特許第3,60 0,319号(Gedge et al.、1971年8月17日発行)、およびEP199,405号およびEP200 ,586号(Venegas、1986年10月29日発行)。酵素安定化系は、また、例えば、米 国特許第3,519,570号明細書にも記載されている。プロテアーゼ、キシラナーゼ およびセルラーゼを与える有用なバシラス種AC13は、WO94/01532A号明細書( No.vo)に記載されている。 洗剤組成物は、プロテアーゼ酵素に加えて、クリーニング性能および/または 布地ケア効果を提供する1またはそれ以上の酵素をさらに含んでなることができ る。 前記酵素は、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、グルコ−アミ ラーゼ、アミラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペ クチナーゼ、リダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシ ゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナ ーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ またはそれらの混合物から選択される酵素を包含する。 好ましい組合わせは、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、クチナーゼおよ び/またはセルラーゼのような慣用の適用可能な酵素と、1またはそれ以上の植 物細胞壁分解酵素とのカクテルを有するクリーニング組成物である。 本発明において使用可能なセルラーゼは、細菌または真菌の双方のセルラーゼ を包含する。好ましくは、セルラーゼは5〜9.5のpH最適条件を有するであ ろう。適当なセルラーゼは、米国特許第4,435,307号明細書(Barbesgoard et al. )に開示されており、この明細書にはフミコラ・インソレンス(Humicola insolen s)により生産された真菌のセルラーゼが開示されている。適当なセルラーゼは、 また、英国特許出願(GB-A)第2,075,028号、英国特許出願(GB-A)第2,095,275号お よびドイツ国特許公開明細書(DE-OS)第2,47,832号明細書にも開示されている。 このようなセルラーゼの例は、フミコラ・インソレンスの株(Humicola grisea var.thermoidea)、特にフミコラの株DSM 1800、により生産されたセル ラーゼである。他の適当なセルラーゼは、約50kDaの分子量、5.5の等電 点を有し、そして415アミノ酸を含有するフミコラ・インソレンスから由来す るセルラーゼである。特に適当なセルラーゼは、色のケア効果を有するセルラー ゼである。このようなセルラーゼの例は、欧州特許出願第91202879.2号明細書( Novo、1991年11月6日提出)に記載されている。 ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えば、過炭酸塩、過ホウ酸塩、過硫酸塩 、過酸化水素およびその他と組み合わせて使用される。ペルオキシダーゼ酵素は 「溶液漂白」のために、すなわち、洗濯操作の間に支持体から除去された染料ま たは顔料が洗濯溶液中の他の支持体に転移するのを防止するために、使用される 。ペルオキシダーゼ酵素は当該技術分野において知られており、そして、例えば 、セイヨウワサビペルオキシダーゼ、リグナーゼ、およびハロペルオキシダーゼ 、例えば、クロロ−およびブロモ−ペルオキシダーゼ、を包含する。 ペルオキシダーゼを含有する洗剤組成物は、例えば、PCT国際出願WO89/099 813号および欧州特許出願(EP)第91202882.6(1991年11月6日提出)に開示されて いる。 前記セルラーゼおよび/またはペルオキシダーゼは、通常、洗剤組成物の0. 00001〜0.001重量%、好ましくは0.00005〜0.00025重量 %の活性酵素のレベルにおいて洗剤組成物の中に添加される(これらのレベルは 0.005CEVU/g〜0.2CEVU/g、好ましくは0.02CEVU/g〜0.1CEVU/ gに相当する)。 本発明の洗剤組成物中に添加することができる他の好ましい酵素はリパーゼを 包含する。洗剤の用途に適当なリパーゼ酵素は、シュードモナス(Pseudomonas) グループの微生物、例えば、シュードモナス・スタッツエリ(Pseudomonas stutz eri)ATCC19.154(英国特許第1,372,034号に開示されている)、により生産され るものを包含する。適当なリパーゼは、微生物シュードモナス・フルオレセンス (Pseudomonas fluorescens)IAM 1057により生産される、リパーゼの抗体と陽性 の免疫学的交差反応を示すものを包含する。このリパーゼは天野製薬株式会社( 日本国名古屋)から商品名リパーゼP「アマノ」(以後「アマノ−P」と呼ぶ) で入手可能である。特に適当なリパーゼは、M1 LipaseRおよびLipomaxR(Gist-Br ocades)およびLipolaseRおよびLipolase UltraR(Novo)のようなリパーゼで あり、これらは本発明の組成物と組合わせて使用するとき、非常に有効であるこ とが見出されている。 また、クチナーゼ[EC 3.1.1.50]も適当である。このクチナーゼはリパーゼ の特別の種類、すなわち、界面の活性化を必要としないリパーゼ、として考える ことができる。適当なクチナーゼは、WO94/14963号およびWO94/14964号明細書に 記載されている。洗剤組成物へのクチナーゼの添加は、例えば、WO-A-88/09367 号明細書(Genencor)に記載されている。 リパーゼおよび/またはクチナーゼは、通常、洗剤組成物の0.0001〜2 重量%の活性酵素のレベルにおいて洗剤組成物の中に添加される。 アミラーゼ(αおよび/またはβ)は、炭水化物をベースとする汚染の除去の ために添加することができる。WO/94/02597号明細書(Novo Nordisk A/S、1994 年2月3日発行)には、突然変異体のアミラーゼを含むクリーニング組成物が記載 されている。クリーニング組成物において使用するための既知の他のアミラーゼ は、α−およびβ−アミラーゼの双方を包含する。α−アミラーゼは当該技術分 野において知られており、そして米国特許第5,003,257号、EP252,666号、WO/91/ 00353号、FR2,676,456号、EP285,123号、EP525,610号、EP368,341号、および英 国特許明細書第1,296,839号(Novo)に開示されているものを包含する。商用α− アミラーゼ製品の例は、TermamylR、BanRおよびFungamylR(これらのすべてはノ ボ・ノルディクス社、デンマーク国、から入手可能である)である。WO95/26937 号明細書には、次のような他の適当なアミラーゼが記載されている。PhadebasR α−アミラーゼ活性のアッセイにより測定して、25℃〜55℃の温度範囲およ び8〜10の範囲のpH値において、TermamylRの比活性よりも少なくとも25 %高い比活性を有することによって特徴づけられるα−アミラーゼ。活性レベル に関して改良された性質および熱安定性とより高い活性レベルとの組合わせを有 する他のデンプン分解酵素は、WO95/35842号明細書に記載されている。 前述の酵素は、任意の適当な由来、例えば、植物、動物、細菌、真菌および酵 母由来であることができる。前記酵素は、通常、洗剤組成物の0.0001〜2 重量%の活性酵素のレベルにおいて洗剤組成物の中に添加される。該酵素は単一 の成分(1つの酵素を含有する、プリル、粒子、安定化された液体、およびその 他)として、あるいは2またはそれ以上の酵素の混合物(例えば、コグラニュレ イト(cogranulates))として添加することができる。 添加できる他の適当な洗剤成分は、同時継続欧州特許出願第92870018.6号明細 書(1992年1月31日提出)に記載されている酵素酸化掃去剤である。このような 酵素酸化掃去剤の例は、エトキシル化テトラエチレンポリアミンである。 本発明のフォームは中性またはアルカリ性の塩を含有することができる。これ らの塩は溶液中で7またはそれより大きいpHを有し、そして特質が有機または 無機であることができる。ビルダー塩は、所望の密度および嵩を本発明における 洗剤粒子に与えることを促進する。塩のあるものは不活性であるが、塩の多数は また、洗濯溶液の中で洗浄性ビルダーとして機能する。 中性の水溶性塩の例は、アルカリ金属、エタノールアミン、アンモニウムまた は置換アンモニウムの塩化物、フッ化物および硫酸塩を包含する。前述のナトリ ウム、エタノールアミンおよびアンモニウムの塩が好ましい。クエン酸および、 一般に、任意の他の有機酸または無機酸を、本発明における組成物の中に混入す ることができる。 他の有用な水溶性塩は、洗浄ビルダー物質として普通に知られている化合物を 包含する。ビルダーは、一般に、種々の水溶性の、アルカリ金属、エタノールア ミン、アンモニウムまたは置換アンモニウムのリン酸塩、ポリリン酸塩、ホスホ ン酸塩、ポリホスホン酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、ホウ酸塩、およびポリヒドロキ シスルホン酸塩である。前述のナトリウム、エタノールアミンおよびアンモニウ ムの塩が好ましい。 無機リン酸塩ビルダーの特定の例は、ナトリウムおよびカリウムのトリポリリ ン酸塩、ピロリン酸塩、約6〜21の重合度を有するポリマー状メタリン酸塩、 およびオルトリン酸塩である。ポリホスホン酸塩ビルダーの例は、エチレンジホ スホン酸の塩、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸の塩およびエタ ン−1,1,2−トリホスホン酸の塩である。他のリンのビルダー化合物は、米 国特許第3,159,581号、米国特許第3,213,030号、米国特許第3,422,021号、米国 特許第3,422,137号、米国特許第3,400,176号および米国特許第3,400,148号明細 書(引用することによって本明細書の一部とされる)に開示されている。しかし ながら、一般に、リン酸塩は環境的理由で回避することが好ましい。 非リン酸塩無機ビルダーの例は、ナトリウムおよびカリウムの炭酸塩、重炭酸 塩、セスキ炭酸塩、四ホウ酸塩十水和物、および約0.5〜約4.0、好ましくは 約1.0〜約4.0のSiO2/アルカリ金属酸化物の比を有するケイ酸塩である 。 本発明において有用な発泡性組成物の他の成分は、1またはそれ以上の非水性 低粘度有機溶媒を含む。用語「溶媒」は、本発明においては、組成物に対して粘 度減少作用を有する、洗剤組成物のマトリックスの中に溶解する、非表面活性ま たは低表面活性物質を意味するために使用される。この作用は、一般に、配合物 の中に存在し、液体の結晶相の形成を防止する、界面活性剤−水の系の、それら の相互作用により生ずる。用語「溶媒」は、溶媒物質がそれに添加された洗剤組 成物成分のすべてを実際に溶解できることが必要であることは意味しない。 本発明において溶媒として使用される非水性有機溶媒は、高極性もしくは低極 性の液体である物質であることができる。溶媒として適当な、高極性の液体は、 例えば、短鎖アルコール(エタノール、プロパノール、プロパンジオール、およ びその他)、短鎖アルデヒド(メチラール、アセトアルデヒド、およびその他) 、短鎖ケトン(アセトン、プロパノン、およびその他)および短鎖エーテルであ る。 ある場合において有用な他の極性物質は、グリセロール、グリコールおよび短 鎖エトキシル化アルコール(短鎖非イオン界面活性剤)である。 本発明において使用する短鎖非イオン界面活性剤は、下記式に従うアルコキシ ル化アルコール、またはそれらの混合物である: RO(A)nH 式中、RはC6−C10直鎖状または分枝鎖状の炭化水素鎖であり、そしてnは 平均エトキシル化度を表し、1〜10である。Aはエチレンオキシドまたはプロ ピレンオキシドまたはそれらの組合わせである。 本発明において使用する適当な界面活性剤は、所望の鎖長を有するアルコール を、プロピレンオキシドまたはエチレンオキシド、またはそれらの混合物と縮合 することによって、容易に製造することができる。本発明において使用するため に適当な短鎖アルコキシル化アルコールは、いくつかの供給会社から入手可能で あり、例えば、Dehydrol 04R(Henkelから)(C8EO4)、Mergital C4R(Sl dobreから)(C8EO4)、およびImbentin AG/810/050RおよびAG/810/080R( Kolbから)(それぞれ、C8−10EO5およびC8−10EO8)である。 本発明における非水性液状洗剤組成物において有用な低極性溶媒の適当な型は 、アルキレングリコールモノ低級アルキルエーテル、低分子量ポリエチレングリ コール、低分子量メチルエステルおよびアミド、およびその他を包含する。 本発明において使用するために好ましい非水性の低極性溶媒の型は、モノ−、 ジ−、トリ−、またはテトラ−C2−C3アルキレングリコールモノC2−C6アル キルエーテルを包含する。このような化合物の特定の例は、ジエチレングリコー ルモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロ ピレングリコールモノエチルエーテル、およびジプロピレングリコールモノブチ ルエーテルを包含する。ジエチレングリコールモノブチルエーテルおよびジプロ ピレングリコールモノブチルエーテルが特に好ましい。この型の化合物は、商品 名Dowanol、Carbitol、およびCellosolveで商業的に入手可能である。 本発明において使用するために好ましい非水性低極性有機溶媒の型は、低分子 量ポリエチレングリコール(PEGs)を含む。このような物質は、少なくとも 約150の分子量を有する物質である。約200〜600の分子量範囲のPEG sが最も好ましい。 非極性非水性の溶媒のさらに他の好ましい型は、低分子量メチルエステルであ る。このような物質は下記の一般式を有する物質である。R1−C(O)−OC H3、式中、R1は1〜約18の範囲である。適当な低分子量メチルエステルの例 は、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、オクタン酸メチル、およびドデカン酸メ チルを包含する。 1またはそれ以上の使用される非水性有機溶媒は、もちろん、本発明における 発泡性洗剤組成物において使用される他の組成物成分と相溶性でありかつ非反応 性であるべきである。このような溶媒成分は、一般に、組成物の約1〜60重量 %の量で利用されるであろう。より好ましくは、非水性有機溶媒は、組成物の約 5〜40重量%、最も好ましくは約10〜25重量%を構成する。 また、フォーム安定化剤も本発明の組成物において使用することができる。脂 肪族アルコール、例えば、12〜18個の炭素原子の直鎖状飽和アルコール、例 えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルアルコールおよび それらの混合物が、特に好ましい。ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー ル、ポリアクリルアミド、ポリペプチド、多糖、セルロース誘導体を包含するポ リマー、ならびにまた、天然および合成のガムおよび樹脂、例えば、グアーゴム 、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウムおよびカゼイネートも 本発明において使用することもできる。 編織布地は、布から作られた任意の材料、例えば、被服、例えば、シャツ、ブ ラウス、ソックス、スカート、ズボン、ジャケット、下着およびその他、および また、テーブルクロス、タオル、カーテンおよびその他である。本明細書におい て使用するとき、編織布地という用語は、カーペットおよび同様な床のカバー材 料を包含しない。 本発明において使用すべき編織布地は、製織または編成により普通に作られる 。多数の異なる繊維を使用して、合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリアミド 、およびその他)および天然繊維、例えば、植物(綿、***)および動物(例え ば、羊毛、アンゴラ、絹)からの繊維を包含する、織製、編成または他の型の編 織布地を製造することができる。また、異なる繊維のブレンドも普通に使用され る。 本発明のフォーム(foam)と日常の洗濯プロセスにおいて普通に直面する泡(sud s)とを区別ことが重要である。本発明のフォームはさらにいっそう濃縮されてお り、そして慣用の泡よりも少ない水を含む。本発明のフォームは、好ましくは2 5重量%より少ない、より好ましくは15重量%より少ない水を含む。本発明の フォームは、好ましくは少なくとも18重量%、より好ましくは少なくとも25 重量%の表面活性剤を含む。クリーニング組成物として使用するために最も好ま しいフォームは、少なくとも10重量%、好ましくは少なくとも20重量%のア ニオン界面活性剤を含む。 他方において、洗濯前に洗剤を希釈するときに、慣用の洗濯プロセスにおいて 形成する泡は、典型的には10リットルの水中に製品100gの非常に希薄な溶 液から形成される。その結果、約99重量%の水を含んでなる洗浄液が生ずる。 泡の層を洗浄液の表面上に形成させることができ、泡の組成は洗浄液それ自体の 組成に類似する。泡の界面活性剤の含量は、通常1%より非常に少なく、典型的 には0.3%より少ない。 従って、本発明のフォームと慣用の洗濯プロセスの泡との間の差が理解される であろう。 また、当業者が認識するように、泡は洗濯プロセスにおいてしばしば望ましく なく、そして泡を減少または抑制するために泡抑制剤がしばしば使用される。洗 剤活性剤の溶液が活性因子を繊維表面に輸送する媒体である洗濯プロセスにおい ては、泡の存在は洗濯性能を減少させる。泡の中に存在する洗剤活性因子が洗浄 液それ自体の中にもはや溶解せず、したがって、繊維表面に効率よく輸送されな いからである。 本発明のパッケージされた製品は、密閉された容器、例えば、実質的に円筒形 のびんから構成され、分配手段、例えばノズル、を有する。この容器は組成物お よび噴射剤ガスを含有する。適当な容器は、任意の材料、特にアルミニウム、錫 の板、プラスチック、例えば、PET、OPP、PEまたはポリアミド、および これらの混合物、ラミネートまたはこれらの他の組合わせから作ることができる 。ノズルを動かすと、フォームが分配され、洗剤が噴射剤ガスと一緒に放出され る。噴射剤ガスは膨張して、組成物内で多数の「バブル」を形成し、これにより フォームをつくる。 噴射剤ガス 本発明の噴射剤ガスは、液体噴射剤または圧縮ガス噴射剤を含む。液体噴射剤 の例は、フルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、H−クロロフルオロカー ボン、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタンである。圧縮ガス噴射剤の 例は、二酸化炭素、窒素または亜酸化窒素(特にN2O)、空気、アンモニアお よびジメチルエーテルである。二酸化炭素は、環境的および易燃性の配慮から、 最も好ましい。 噴射剤ガスを加圧する種々の方法が当該技術分野において知られている。例え ば、このガスをパッケージング時に加圧することができる。製品は、張力下に、 ゴムのような膜により、圧縮ガスと物理的に分離することができる。あるいは、 引き続いて機械的作用によりガスを加圧する手段を設けてもよい(いわゆる「ポ ンプおよびスプレー」システム)。 フォームを送出す種々の装置は、米国特許第5,364,031号明細書(1994年11月1 5日発行、発明の名称「フォーム分配ノズルおよび前記ノズルを使用するディス ペンサー」)に記載されている。容器から洗剤成分の混合物を放出する手段を提 供しかつフォームを提供する、任意のノズルまたはノズル/弁のアセンブリーが 、本発明において使用するために適する。ザ・プリシジョン・バルブ・カンパニ ー 途、例えば、シェイビングフォームおよびカーペットクリーナー用の、ある範囲 のノズルアセンブリーを、種々の商品名、例えば、CityR、MontegoR、Power JetR 、VulcanRおよびViscoRで、供給している。フォームを水平および垂直の双方に 分散させる(容器を直立させて保持するとき)ノズルが入手可能である。予め定 めた量のフォームを分配する計量弁も入手可能であり、本発明において有用であ る。計量弁は、WO9108965号(Precision Valve Co.)およびEP-A-616953号(3M Co. )明細書に開示されている。本発明の方法において、この装置が有効であるため には、この装置は密閉された容器から少なくとも3g/秒、より好ましくは少な くとも10g/秒の速度でフォームを送出すべきである。 クリーニング方法 本発明の方法を使用して、手により編織布地を洗濯することができる(本発明 において「ハンドウォッシュ」と呼ぶ)。フォームを洗濯すべき編織布地上にま たはその回りに分配するか、あるいは(通常水の中に)溶解させて洗浄液を形成 する。次いで、布地の全表面を「そのまま」(neat)フォームに、あるいは洗浄液 に暴露させる。フォームは、「そのまま」の形態で、あるいは溶解させたときは 洗浄液を形成して、酵素の容易な、かつ均一な分布を保証し、これにより、高い 濃度の酵素の局存化による布地の損傷を引き起こさないで、急速かつ有効な酵素 活性が促進されると考えられる。 編織布地をフォームまたは洗浄液の中に、数日間、またはさらには数週間まで 、浸漬させて放置することができる。しかしながら、浸漬時間は1分〜24時間 、 好ましくは5分〜4時間であることが好ましい。 通常、編織布地を引き続いてきれいな水を使用してすすいで、微量の洗剤を除 去する。 本発明の方法は、繊細な編織布地のハンドウォッシュに特によく適する。特に 、高いレベルの羊毛または絹からなる編織布地をこのようにして有利に処理する ことができる。1つの特定の利点は、慣用の洗濯プロセスを使用するときに、起 こることがある局所的布地の損傷を著しく減少させることである。慣用の洗濯プ ロセスにおいては、組成物、汚れた編織布地および水のすべてを適当な容器の中 に一緒に入れる。このプロセスの開始において、組成物は水の中に均質に分布さ れているが、組成物が水の中に溶解し始めるとき、非常に高い局所的濃度の酵素 が存在する。このような溶液中の高い局所的濃度は、それが布地上にまたはそれ に近接して存在する場合、布地の局所的損傷を引き起こすことがある。本発明の 方法によれば、この型の布地の局所的損傷は回避される。酵素はすべて大きい体 積のフォーム全体を通じて均一に分布しているので、布地の損傷を引き起こす活 性物質の局所的濃度は存在しない。 典型的にはハンドウォッシュ組成物は、下記の成分の一部分またはすべてを含 んでなる。界面活性剤(アニオン、非イオン、カチオン、両性および双性イオン )、洗剤ビルダーおよびキレート化剤、汚れ解放ポリマー、蛍光増白剤、染料移 動阻止剤ポリマー、香料、酵素、着色剤。 界面活性剤は、好ましくは、組成物の10〜90重量%、好ましくは20〜8 0重量%、より好ましくは25〜50重量%、最も好ましくは約30重量%のレ ベルで存在する。 洗浄ビルダー、例えば、脂肪酸、クエン酸、コハク酸、リン酸塩、ゼオライト は、好ましくは、組成物の10〜90重量%、好ましくは10〜50重量%、よ り好ましくは12〜20重量%のレベルで存在する。 キレート化剤、例えば、ホスホン酸塩は、好ましくは、組成物の0〜5重量% 、より好ましくは0.1〜3重量%のレベルで存在する。 本発明の別の洗濯方法を使用して、慣用の洗濯機において、あるいはまた、水 の添加を必要としない場合には、慣用の乾燥機において(双方の場合を本発明に おいて「機械洗濯」と呼ぶ)、編織布地を洗濯することができる。本発明のフォ ームは、汚れた編織布地を装入する前または後に、機械のドラムの中に単に分配 される。 大部分の商業的に入手可能な洗濯機は、自動洗濯サイクルを有する。水をサイ クルの間に添加する場合、フォーム成分の大部分を水の中に溶解または分散させ ると、多分、洗濯機の中において泡の層が生ずるであろう。前述したように、こ れらの泡は高い水含量および低い界面活性剤含量を有し、本発明の目的の範囲内 のフォームと考えるべきではない。 洗濯サイクルは、洗濯、すすぎ、コンディショニングおよび/または乾燥の工 程の任意の組合わせにより完結することができ、それらの任意の工程の間におい て、追加の洗濯またはすすぎ添加剤を洗濯機のドラムの中に導入することができ る。 機械洗濯のフォームに適当な組成は、ハンドウォッシュについて前述した組成 に類似する。 表1における組成に従い成分を混合することによって、液状洗濯組成物を調製 した。次いで、各組成物を金属容器の中にパッケージした。各容器は405cm3 の公称容量を有した。カンに250mlの液状洗剤を充填し、次いで震盪しな がら二酸化炭素で加圧し、約20℃においてカンの二酸化炭素圧力を約10バー ルに平衡させた。 すべてのカンに直径3×1.0mmの標準的弁(コードNo.045380、Valve Prec ision)を取付け、これらのカンは浸漬管および線状のぬぐいクリームノズルを もたない。カンの中から外にフォームを排出するために、カンを倒立位置にしな くてはならない。 カンを使用前に室温(約20℃)において1日間放置した。使用直前に、カン を手でよく震盪させて、カンの内側の成分の均質性を保証した。 NMGは、C12/C14N−メチルグルカミドである。 エトキシル化TEPは、エトキシル化テトラエチレンペンタミンである。 PVNOは、ポリビニルピリジン−N−オキシドである。 PTMSは、プロピルトリメトキシシランである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 全フォーム組成物の0.0001〜0.005重量%の純粋なプロテアーゼ 酵素タンパク質を含んでなることを特徴とする、界面活性剤系と酵素とを含 んでなるフォーム組成物。 2. 前記組成物が、セルラーゼ、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、アミラ ーゼ、グルコ−アミラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、エステラーゼ、クチ ナーゼ、ペクチナーゼ、リダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダ ーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペン トサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、コンドロ イチナーゼ、ラッカーゼまたはそれらの混合物から選択される追加の酵素を 含む、請求項1に記載のフォーム組成物。 3. 前記組成物が、セルラーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、またはそれらの混合 物から選択される追加の酵素を含む、請求項2に記載のフォーム組成物。 4. 全フォーム組成物の0.00001〜0.0005重量%の純粋なセルラー ゼ酵素タンパク質をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成 物。 5. 全フォーム組成物の0.00005〜0.00025重量%の純粋なセルラ ーゼ酵素タンパク質を含む、請求項4に記載の組成物。 6. 密閉された容器と分配手段とからなり、さらに噴射剤ガスを含む(ここで 噴射剤ガスは、二酸化炭素、亜酸化窒素、またはそれらの混合物を含んでな る)、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物分配用のパッケージされ た製品。 7. パッケージされた製品が、エアゾール容器とフォーム分配ノズルとから構 成される、請求項6に記載のパッケージされた製品。 8. 下記工程(i)〜(iii)を含んでなる、編織布地をクリーニングする方法 。 (i) フォーム組成物を形成させる工程(ここで、前記フォーム組成物は 請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成を有する)、 (ii) フォームを水中に溶解または分散させて水溶液を形成させる工程、 そして、引き続いてあるいは同時に、 (iii) クリーニングされた編織布地を前記水溶液中で撹拌する工程。
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