JP2000507276A - 被覆フィルムから原材料を連続的に回収する方法及びこの目的に使用される装置並びにそれで回収されたフィルム材料 - Google Patents

被覆フィルムから原材料を連続的に回収する方法及びこの目的に使用される装置並びにそれで回収されたフィルム材料

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Abstract

(57)【要約】 大量の被覆フィルムを、被覆層のいかなる顔料、基板材料を回収する連続再循環工程に送ることができる。その処理は、室温で、軟石鹸、有機溶剤及び/又は水からなるアルカリ性媒体中で、触媒の存在下又は非存在下に行われる。溶剤は再循環される。最初の処理段階の終了後、フィルム細断物は、第2段階で、第1段階と同様に溶剤/水混合物を用いて処理することができ、そして水又は溶剤の循環による徹底的な最後の洗浄が第3段階で行われる。回収されたフィルム細断物は、乾燥、圧縮、磨砕され、所望の形状のプラスチック凝集体が得られ、回収顔料は減圧下乾燥される(図1)。上記方法及び装置は、どのようなタイプの基板、印刷板、例えば磁気基板、写真基板、印刷版及び無顔料基板にも、有利に使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 被覆フィルムから原材料を連続的に回収する方法及びこの目的に使用される装置 並びにそれで回収されたフィルム材料 本発明は、高分子基板と、その上に存在する顔料が架橋或いは非架橋バインダ マトリックス中に分散されていても良い塗膜又は印刷とからなる被覆フィルムの 微細断廃棄物から、基板材料及び必要により顔料を液体媒体中で処理することに より回収する、原材料を連続的に回収する方法に関する。本発明は、更にこの方 法を行うための装置、及びこの方法により回収されたフィルム材料に関する。 近年、情報産業の急速な発展により、大量の印刷板、写真フィルム及び磁気記 憶媒体(例、コンピュータテープ、オーディオテープ、ビデオテープ及びフロッ ピーティスク)が、広く消費されている。特に、磁気テープ及びフロッピーディ スクは、基板にポリエチレンテレフタレートを有し、近年、その優れた磁気、機 械特性のため益々増産されるようになっている。一般に、このような記憶媒体の 残渣及び廃棄物は、その製造時及び末端ユーザーの使用により大量に発生する。 現在、このような廃棄物は、自国の廃棄物を衛生的な埋め立て地に堆積させるこ とにより、或いはそれらを焼却炉で焼却することにより処理されている。廃棄物 の減少及び有用な材料な回収の観点から、このような廃棄物を充分に利用するこ とが、未解決の必要事項である。 冒頭で述べた一般的なタイプの方法は、DE−A3341608に記載されて いる。この公報によれば、磁気テープの廃棄物は、微細に裁断され、その後磁性 層及び基板はアルカリ性水溶液で、表層剥離され、それから磁性粉が基板から、 高速攪拌により分離される。この方法は、処理液体を少なくとも90℃に加熱す る必要があり極めて複雑で大型の装置と大量のエネルギーが要求される。 更に、塩基で処理して磁性層と基板を分離することを基本とする方法が、特開 昭(Japanese Patent Application)53−112979号公報、特開昭54−6 985号公報、特開昭53−92879号公報及び特開昭62−167601号 公報、韓国特許出願No.89/03614号に記載されている。特開昭63 −317707号公報、特開昭64−112413号公報及び特開昭57−14 6624号公報には、酸処理による分離が記載されている。特開昭58−540 50号公報には、磁性層の表層剥離にフェノールとテトラクロロエタンの混合溶 剤を使用することが記載されている。 US−A−5246503には、有機溶剤、水、希釈剤及び湿潤剤からなるイ ンク膜用表層剥離溶液と、加えて膜を引っ掻きにより機械的に除去する方法が開 示されている。 顔料分散バインダ層及び基板を表層剥離することを意図し、その目的を有用な 材料、特に顔料とポリエチレンテレフタテート、を回収することとする場合、P ETフィルムは、できるだけ化学的劣化や腐食が無いようにすべきである。一方 、例えばEP−0099533に記載されているように、磁性層のバインダとし て架橋したポリウレタンを使用する場合には、上記記載の方法は、大部分は成功 せず、或いは分離、表層剥離及び回収に関して不満足な結果となる。 同じ出願人の公報、DE−A4330889には、微細断された磁気記録媒体 を、有機溶剤、その中に溶解する酸及びアルコール又はチオアルコール、及び必 要に応じて界面活性剤の中で、高温で処理し、こうして表層剥離した磁性層を洗 浄工程により基板から分離し、その後微細断された基板廃棄物と磁性粉を乾燥す ることからなる磁気記録媒体からの原材料の回収方法が記載されている。この方 法の本質的な特徴は、ポリウレタンバインダのエステル基を上述の処理媒体で加 水分解により***させ、一方同時にポリエチレンテレフタレート基板のエステル 基は化学的に破壊されないことにある。これらの境界条件を満たすのはこの方法 では困難であり、更に微細断廃棄物を、完全な分離を達成するために長時間処理 しなければならないことが明らかになった。 同じ出願人の独出願DE−A4407900には、上記出願のような回収法が 記載されている。即ち、微細断廃棄物を、多価不飽和脂肪酸のナトリウム塩、1 種以上の有機溶剤及び/又は水からなる溶液中で、機械的作用を付与して処理し 、その後分離した磁性粉を洗浄、沈殿、或いは磁気分離器により基板から分離す る。この方法もまた、60〜95℃の高温を必要とし、バッチ法で行うことがで きるだけで、比較的大量の被覆フィルムを経済的に最適な方法で処理すること ができない。 JP−A−6238667には、微細断された磁気テープ廃棄物を、NaOH 水溶液、界面活性剤含有溶液、有機溶剤又はこれらの混合物等の加熱処理液で基 板フィルムと磁性粉に分割する連続法が記載されている。磁気テープ廃棄物をま ず処理液で満たされた分離釜に輸送し、そこで数分攪拌し、それから分離を促進 するミキサーに送る。フィルム粒子と磁性粒子を、回転ふるいで分離し、粒子を 処理液から濾別する。このようにして精製した処理液は分離釜に回収される。こ の方法も、処理液を70〜80℃まで加熱しなければならず、大量のエネルギー が必要である。 本発明の目的は、冒頭で述べた一般的なタイプの方法及びそのための装置で、 室温で実施でき、処理液が回収され、そして大量の被覆フィルムから原材料の回 収が可能な方法及び装置を提供することにある。 本発明者等は、この目的が特許請求の範囲に記載した特徴を有する単一工程又 は多段階工程の方法及びそのための装置により達成されることを見出した。更に 、発明の詳細は図及び記載から明らかである。 本発明を図を参照しながら記載する。 図1は、本発明の3段階の連続工程を示す。 図2は、本発明の並流の原理に基づく二重壁フローミキサーの断面を示す。 図3は、本発明の向流の原理に基づく二重壁フローミキサーの断面を示す。 図4は、本発明の沈降の原理に基づくフローミキサーの断面を示す。 まず、新規な方法の一態様を、図1を参照しながら記載する。この態様は、3 個の循環I、II及びIIIでのフィルムの表層剥離のために行われる。 表層剥離すべき生成物(12)、例えば印刷或いは塗装された記録媒体(例、 磁気テープ或いは写真フィルム)、を所定の長さ(好ましくは0.5〜10cm )の小片にカッターミル(13)で細断する。細分化により、少量の切断粉塵が 発生するが、それはカッターミルの下流の分離器(14)で大きい細断片と分離 される。遠心力で分離を行うガスサイクロンが、図1の例の分離器として用いら れる。サイクロン(14)からの出口空気が、ファン(15)及びフィルター( 16)によりパイプを介して抜き取られ、精製され、それから廃空気と して排気される。その後、細断物(12)は貯蔵タンク(1)に入り、ここから 排気装置(17)及び計量供給装置(18)(例、スターフィーダ(star feeder ))により表層剥離のため第1のフローミキサー(3)に搬送される。表層剥離 溶剤を貯蔵タンク(2)からこのフローミキサーに輸送する。タンク(2)は攪 拌機(29)で攪拌されている。表層剥離組成物は計量ポンプ(28)で計量さ れ、1個以上(好ましくは2個以上)の位置(30,31)で、フローミキサー に入ることができる。 この液体表層剥離組成物は、本質的に前記独国特許出願DE−A440790 0に記載されたものと同じものである。それは、1種以上の有機界面活性剤又は その塩、1種以上の有機溶剤及び/又は水、及び必要により触媒から構成される 。 界面活性剤化合物の例としては、多価不飽和酸のカリウム塩(通称名:ソフト ソープ(soft soap))又は燐酸塩の混合物、界面活性剤、及び錯生成剤(商品名 :ムカゾール(MukasolR))を挙げることができる。 適当な有機溶剤の例として、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、 ジメチルスルホキシド、メチルエチルケトン、ジブチルエーテル、テトラヒドロ フラン、1,4−ジオキサン、アセトン、シクロヘキサノン、トルエン、キシレ ン、クロロホルム、ブチルグリコール、エチルグリコール、酢酸エチル、塩化メ チレン、トリクロロエチレン、イソプロパノール、メタノール、ブタノン及びテ トラクロロエタンを挙げることができ、特にこれらの混合物、水との混合物が好 ましい。 塩基性化合物、例えばナトリウムメチラート、カリウムtert−ブチラート 、エチルオキサロアセテートのナトリウム塩又はジメチルアミノピリジン、が、 特に有用な触媒であることが分かっているが、o−ブチルチタネート及びNaO Hも添加剤として適当である。 さらに、磁性層の表層剥離のために、その他の界面活性剤を、上記成分と組み 合わせて使用することができる。他の界面活性剤の好適な例として、溶剤系に溶 解又は分散できるようにエチレンオキシド、プオピレンオキシド又はブチレンオ キシドでアルコキシル化された高級脂肪酸又はオキソアルコールを挙げることが できる。例えば、エチレンオキシドでエトキシル化されたC13又はC15オキソア ルコール。 上記組成物は、本質的にアルカリ性領域で作用する。 フローミキサー(3)は、モーターで作動し、内部に細断物と表層剥離組成物 を混合するためのブレードを有する。処理量を増やすために、ミキサーは流れ方 向に対して水平に、或いは90゜(好ましくは5〜45°)の傾きで設置される 。次の実施例から明らかとなるように、フィルム細断物の処理時間は、通常の室 温で、一般に数分である。処理時間は、フローミキサーの速度、その傾き、処理 温度、溶剤の処理量及び表層剥離されるべき導入細断物の量により決まる。処理 温度は、室温が好ましいが、液状媒体の沸点まで上昇しても良い。 表層剥離された細断物(12’)は、それから分離器に入る。分離器は、例え ば輸送ふるい(4)であり、そこから溶剤がパイプを通って沈降タンク(5)に 入る。第1のフローミキサー(3)からフィルター(32)を介して濾過された 過剰の溶剤もまた、1本以上のパイプを介してこのタンクに入る。沈降タンクで は、塗膜から分離した顔料が、重力の力で集められ、磁性顔料は、例えば磁界に よる引力により、沈降する。溶剤は、沈降タンクからポンプ(19)により汲み 出し、液体と固体成分の分離のための分離手段(20)、例えば遠心力を用いる 液体サイクロンに送る。そこから固形成分を沈降タンク(5)に再循環し、一方 、液状媒体を第1の溶剤タンク(2)にパイプを介して再び送り、このようにし て完全なサイクル(I)が達成される。必要により、固形成分の分離を溶剤タン ク(2)で行っても良い。 表層剥離媒体の組成は、フィルム細断物の処理の間に変化する場合があるので 、貯蔵タンクは、図示されていないが、電位測定或いは電導度測定の機能を有す る調整装置に繋がれている。そしてこの装置は戻った溶液の組成を監視し、そし て必要により、表層剥離組成物が再び循環(I)に入ることができるように1種 以上の物質を添加して所定の組成に回復させる。 フィルム細断物の完全な表層剥離をこの最初の循環で達成した場合、同時に、 目視検査或いは分析試験で容易に決定できる要求純度を有する基板材料(例、ポ リエチレンテレフタレート)及び輸送ふるいに到達したフィルム細断物 (12’)は、即座に最終処理が施される。これについては、下記に詳細に記載 する。 上記と異なり、フィルム細断物を、第1のフローミキサーと同じ形の第2のフ ローミキサー(6)からなる第2の循環IIに供給する。フィルム細断物(12’ )を、上記フローミキサー、閉回路パイプから送られた有機溶剤及び/又は水の 混合物中に、に供給し、また1個以上の位置で計量される。他の点では、処理は 、第1循環で記載された通りである。このように精製され、且つ大部分の付着顔 料及びバインダ残渣が除去されたフィルム細断物(12”)は、それから第2の 輸送ふるい(7)に入る。第2のフローミキサー及び輸送ふるいからの過剰の溶 剤は、第2の沈降タンク(8)に入る。この沈降タンクは、第1の沈降タンクと 同じ目的のもので、ここから溶剤又は溶剤混合物を、第2のフローミキサー(6 )での更なる使用に好適となるように、ポンプ(21)及び第2の分離装置(2 2)により循環系に再循環する。必要により、中間の緩衝タンク(図示せず)を 第1の循環に設置することができる。 この洗浄/精製装置が充分な純度のフィルム細断物を与えることができない場 合、その細断物は第2の輸送ふるい(7)から第3循環(III)を通過する。第3 循環は、コンベアベルト(9)からなり、その上でフィルム細断物が水噴射或い は溶剤で洗浄又は噴霧される。この媒体は、沈降させて固体残渣を残すための第 3の沈降タンク(10)を通過し、ポンプ手段(23)により第3の分離装置( 24)に入り、閉回路パイプ(11)に戻る。 こうして得られた最終的な精製、表層剥離されたフィルム細断物(12”’) は、乾燥/圧縮装置(25)に送られ、それから最終的にミル(26)で磨砕さ れ、最後にプラスチック・アグロミレーター(一体化装置)(27)に送られる 。そこでは細断物を希望の用途のために所望の状態にされる。 回収された表層剥離されたフィルム細断物はさらに下記のように加工すること ができる: 最終製品として再使用:例えば、ポリエチレンテレフタレートの場合で、繊維 、フィルム、不織布、地盤用シート或いは他の形状のプラスチック製品の製造用 の原材料として; 原材料として再使用:例えば、ポリエチレンテレフタレートの場合で、 部分解糖によるポリエチレンテレフタレート、及びポリウレタン製造(例、硬 質フォーム)用ポリオールとしてその得られる部分解糖物の使用; 完全解糖/メタノリシスによるポリエチレンテレフタレート、及びポリエステ ル合成用原材料としてその得られる解糖/メタノリシス生成物の使用。 沈降タンク(5、8、10)から得られる洗浄顔料、例えば着色顔料又は磁性 粉、は、溶剤が除去され、減圧下に乾燥され、再使用される。 顔料は、凝集を避け得る、過熱蒸気体中での溶剤処理により乾燥することがで きる。顔料の乾燥は、例えば、顔料が加熱、減圧下で充分に混合される櫂型乾燥 機中で行われる。 新規な方法の更に好ましい態様について、図2〜4を参照しながら記載する。 示されるこのフローミキサーの共通の特徴は、多数段階の設計である点であり、 それ故、図1の例では、3個の分離した循環において、1段フローミキサー又は 洗浄ユニットに供給される液体処理媒体又は表層剥離組成物が、この場合、複数 のチャンバーからなる1段フローミキサーに良好に入る。但し、特別の循環(図 示せず)の残りの部分は正確に図1に示される通りであり得る。 更に下記に記載するように、3工程ゾーンは、例えば、3段階又はチャンバー からなる多段フローミキサーにより、ミキサー内に作られる。 1段階:部分溶解及び表層剥離 2段階:表層剥離及び洗浄 3段階:洗浄 図2に、流れ方向から約15°の角度で傾斜した3段階の2重壁フローミキサ ー示されている。フィルム細断物の流入領域(43)の供給スクリュー(42) を有し、そして他の3個のチャンバー(56、57,58)にブレード(45) を備えた連続(通し)攪拌棒(59)は、モーター(41)により駆動する。図 1の第1循環と同様に、第1の表層剥離組成物が、3段階フローミキサーの第1 チャンバー(56)に、フィード(44)を介して入り、ブレードにより流れ方 向にフィルム細断物と共に充分に混合される。第1チャンバーの断面は、輸送方 向に円錐形状に狭くなっている。チャンバー内に設置された更なる円 形状のじゃま板(47)により、フィルム細断物の滞留時間及びそれ故細断物処 理に必要な強度を調整することができる。上述の供給スクリューを備えた流入領 域では、塗膜の部分溶解が起こり易くなる。更に、図2から明らかなように、フ ローミキサーは二重壁であり、外側ジャケットと同じような円錐状内側ジャケッ トとして有孔ブレード(46)が、それに同軸に設置されている。ブレード(4 5)によって発生する遠心力により、塗膜は、有孔ブレードを通る溶剤流により 剥離され、そして第1チャンバー末端のオリフィス(孔口)(48)を通って排 出される。 その後、フィルム細断物は、第1チャンバーと同様に設計された第2チャンバ ー(57)に入る。この第2チャンバーには、第1チャンバーと同様、図1の循 環IIにおけるように溶剤混合物が供給されることが好ましい。最後に、細断物が 第3チャンバー(58)に入り、そこで、循環IIIと同様にそれらを水又は溶剤 で洗浄することが好ましい。上述の第2、第3チャンバーもまた、それぞれ溶剤 と水のための供給口(49、51)及び排出口(50、52)を備えており、そ して更に細断物の流れ方向に表層剥離媒体が供給される。その後、細断物は、排 出口(54)を備え、攪拌シャフトに連結された排出ブレード(53)を装備し た最終チャンバーに入る。該ブレードは、例えば、溶剤排出を最小にするために くま手状又は有孔板状であっても良い。 分離装置(55)、例えば有孔ディスク状の装置が、溶剤及び細断物の隣のチ ャンバーへの流れの調整のため個々のチャンバー(56、57、58)間に存在 しても良い。前述のミキサーから細断物を排出した後、表層剥離フィルムは更に 前述のように処理される。 図3には、同様に、3段階の二重壁ミキサーで、下記の点以外は図2と同様に 設計されたフローミキサーが示されている:即ち、表層剥離組成物又は溶剤及び 洗浄剤を、3個のチャンバー(56、57、58)の各チャンバーの末端に設置 された供給口(44、49、51)から逆流導入し、表層剥離スラッジを有する 液体を各チャンバーの開始位置に設置された排出口(48、50、52)を介し て取り除く点。この配置では、フローミキサーは、流れ方向に対して傾ける必要 はく、水平に配置するのが好ましい。 最後に、図4には、沈降原理に基づく3段階フローミキサーが示されている。 このミキサーにおいては、表層剥離組成物を、同様に逆流導入するが、じゃま板 はチャンバーに配置されておらず、そのかわりに、遠心力のために、剥離塗膜が フィルム細断物の輸送とは逆流で、排出口に好ましく供給される。ここに記載の フローミキサーも、水平配置で操作するのが好ましい。 更に、類似の設計のフローミキサーの配置も当然可能である。例えば、フロー ミキサーを、図1の循環IIIが変化無く保持される限り、2個のチャンバーのみ から構成されていても良い。必要に応じて、フィルム細断物の塗膜(被膜)の表 層剥離のために3個を超えるチャンバーも可能である。 新規な方法を、表層剥離されるべき磁気テープを参照しながら、下記に記載す るが、本発明はこれらに限定されない。 フィルム細断物は、微細断磁気テープ材料であり、それは市販品のPET基板 フィルム及び下記の組成の磁性分散液が塗布されたものである: 微細針状CrO2 11重量部 高分子量のポリウレタン 1.6重量部 ビニル共重合体VAGH 0.6重量部 滑剤 0.04重量部 分散剤 0.2重量部 架橋ポリイソシアネート 0.4重量部 溶剤 23重量部 分散液を、非磁性の15μm厚のポリエチレンテレフタレート基板の上に通常 の押出コーターを用いて、乾燥膜厚が3.5μmとなるように流延し、次いで乾 燥し、カレンダー処理し、そして続いて熱処理を行った。ビデオテープの製造の ために、塗布フィルムを縦方向に1/2インチ(1.27cm)幅に切断した。 [実施例1] 18kgの軟石鹸を96kgのメタノールに溶解した溶液を、攪拌槽で作製し 、500kgのテトラヒドロフラン/ジオキサン(1:1)混合物をその溶液 に加えた。1.51(リットル)の15%濃度NaOH水溶液を触媒として加え た。上記のように作製した表層剥離溶液を、流れ方向に対して15°傾き、40 1の容積を有し、種々の緩和及び圧縮ゾーンを有しそして攪拌ブレード(100 0rpmで作動する)を有し、更に溶剤の流速が121/分である、フローミキ サーに供給した。同時に、フィルム細断物を、1kg/分の速度でフローミキサ ーに計量供給した。フィルム細断物の平均長は3cmであった。上記以外、配置 は図1に示す通りであった。 第2循環の処理組成はテトラヒドロフラン/ジオキサン(1:1)混合物であ り、そして第3循環の処理組成は0.3バールで噴霧される栓口からの水であっ た。第1及び第2フローミキサーにおける平均滞留時間は、それぞれ室温にて2 .5分であった。その結果、フィルム細断物は、数個の微視的に小さい顔料のよ うなものを除いて、完全に表層剥離されていた。 [実施例2] 溶剤の流速を第1循環で271/分とした以外は実施例1と同様の手順を実施 した。この場合、第1のミキサーにおけるフィルム細断物の平均滞留時間は1. 1分で、生成物の品質は実施例1で得られたものと同じであった。 [実施例3] 第1の処理媒体に触媒NaOHを使用しなかった以外は実施例1と同様の手順 を実施した。この場合、第1のミキサーにおけるフィルム細断物の平均滞留時間 を、実施例1と同じ品質の生成物を得るために5分に増加する必要があった。 [実施例4] 第1の混合物の処理温度を60℃とした以外は実施例3と同様の手順を実施し た。その得られた生成物の品質は、前の実施例と同じであった。この場合、第1 のミキサーにおけるフィルム細断物の平均滞留時間は2.5分であった。 [実施例5] 第1の処理媒体における軟石鹸の代わりに同量のムカゾール(MukasolR)を使用 した以外は実施例1と同様の手順を実施した。第1のミキサーにおけるフィルム 細断物の平均滞留時間を3分とした。その得られた生成物の品質は、前の実施例 と同じであった。 [実施例6] 第1、第2及び第3の循環における、3種の処理溶液を実施例1に記載のもの を使用し、図3に示した逆流原理の3段階のフローミキサーを次のようにして使 用した以外は実施例1と同様に実施した。 即ち、ミキサーを水平に配置し、第1,第2及び第3のチャンバーは201の 容積を有する。フィルム細断物を1.5kg/分でミキサーに供給し、第1の表 層剥離溶液を第1の入口を介して501/分で供給すると、101の塗膜を含む 溶剤が第1の出口から現れた。第2のチェンバーにおける供給は101/分で、 排出は501/分であり;第3のチェンバーにおける水の供給は501/分で、 排出は451/分であった。ここでもまた、完全な表層剥離及びフィルム細断物 の塗膜残渣の分離が達成された。 [比較例] 軟石鹸を使用しなかった以外は実施例1と同様の手順を実施した。第1のミキ サーにおけるフィルム細断物の平均滞留時間を15分まで増加しても、表層剥離 が達成できなかった。 回収したポリエチレンテレフタレートの品質を、残渣のクロム含有量及び溶液 の粘度の測定により決定した(表を参照)。生成物の品質を決定するために色数 も示すことができる。 a表層剥離の結果 表層剥離の結果について、目視検査でその品質を評価した。剥離しないで層の 残渣(磁気テープの場合ではフィルム上に黒い点として検出される)の頻度を評 価した。等級1は、ランダムサンプリングにより検査された少なくとも20個の フィルム細断物の内、層残渣の付着したものが1個もなっかた場合に与えられる 。等級2は、1個以下のフィルム細断物に層残渣の付着がある場合に、等級3は 層残渣の付着が更に頻繁にある場合に与えられる。等級4は不充分な表層剥離結 果を示す。 bCr含有量 表層剥離フィルム細断物のCr含有量は、フィルム上の磁性層の見えない残渣 の存在を証明することができる。各場合に、少なくとも4サンプル用いて、原子 発光分光分析により決定した。Cr含有量は、100ppm」以下であるべきで あり、理想的には40ppm未満で、Cr含有量が全くないことが好ましい。 c比粘度 比溶液粘度の測定により、PETフィルム材料の分子量が表層剥離により悪影 響が与えられていないことを示した。表層剥離フィルム細断物のサンプルを、フ ェノール/o−ジクロロベンゼン(1:1)w/w)に溶解し、これらの溶液の 相対溶液粘度をウッベローデ毛管粘度計で測定し、その比溶液粘度を計算した。 これらの溶液の濃度は、100mlの溶液に0.5gのポリマーを含む濃度であ り;測定温度は25℃であった。比較のために、非塗布及び非処理のフィルム材 料の比溶液粘度を測定した。それに用いたPETの比粘度は66ml/gであっ た。比溶液粘度は、そのずれを10%未満に抑えるべきであり、特に非塗布PE Tフィルムの4%以下に抑えるべきである。 同様の表層剥離の結果が、ポリエチレンナフタレート及び酢酸セルロースを基 板材料として使用した場合、或いは写真塗膜を磁性層の代わりに除去すべき場合 にも得られた。印刷版、無顔料塗膜或いは印刷されたポリエチレンテレフタレー トフィルムの表層剥離もまた可能であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BG ,BR,BY,CA,CN,CZ,GE,HU,IL, JP,KR,LV,MX,NO,NZ,PL,RO,R U,SG,SI,SK,TR,UA,US (72)発明者 ブルクハルト,ウヴェ ドイツ国、D−67468、フランケンシュタ イン、ハウプトシュトラーセ、67 (72)発明者 ティーレ,ハイノ ドイツ国、D−67063、ルートヴィッヒス ハーフェン、アン、デァ、フロシュラヘ、 23 (72)発明者 シュヴァルツ,ロタル ドイツ国、D−77704、オーバーキルヒ、 アルベルスバッハー、シュトラーセ、70 (72)発明者 ミュラー,ノルベルト ドイツ国、D−67159、フリーデルスハイ ム、マクスィミリアンシュトラーセ、23 (72)発明者 アイヒャー,ヨッヘン ドイツ国、D−67157、ヴァヘンハイム、 アム、ユーデンアッカー、13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l.高分子基板と、その上に存在し、顔料が架橋或いは非架橋バインダマトリッ クス中に分散されていても良い塗膜又は印刷とからなる被覆フィルムの微細断廃 棄物から、 液体媒体中で処理することにより、基板材料及び必要により顔料を回収し、そ の被覆フィルム廃棄物を第1貯蔵タンク(1)から、そして1種以上の界面活性 剤又はその塩、1種以上の有機溶剤又は水からなり、更に塩基性触媒が添加され ていても良い第1の表層剥離溶液を第2貯蔵タンク(2)から、共に第1のフロ ーミキサー(3)に供給し、その後フィルムの細断物を過剰の表層剥離溶液から 分離し、そして溶液を、沈降させるため或いはその溶液に懸濁した固体を沈降さ せた後、第2の貯蔵タンク(2)に再循環する、 各工程を実施することにより、原材料を連続的に回収する方法であって; 上記方法を、室温で実施し、そして 第1の循環で処理されたフィルム細断物(12)を、第2の表層剥離溶液が計 量供給された第2のフローミキサー(6)に供給し、それから該溶液と分離し、 その溶液を固体成分と分離して、第2のフローミキサー(6)に再循環し、そし て 第1又は第2の循環で生じた表層剥離したフィルム細断物(12’、12”) を、洗浄ユニット(9)に輸送し、そこで循環システム(11)で生じた表層剥 離溶液(好ましくは水又は溶剤)を用いて洗浄又は噴霧し、そして処理液を固体 成分と分離し循環システム(11)に再循環することを特徴とする被覆フィルム の微細断廃棄物から原材料を連続的に回収する方法。 2.少なくとも2種の異なった表層剥離溶液を使用する請求項1に記載の方法。 3.少なくとも1種の表層剥離溶液の組成を、電位或いは導電率の測定により検 査し、そして必要により1種以上の成分の自動添加により、その成分を、求めら れる組成に戻す工程を、さらに行う請求項1に記載の方法。 4.磁気記録媒体、特にPETフィルムの基板及びCrO2含有磁性層又は印刷 からなる磁気記録媒体から、原材料を回収するために利用される請求項2又は3 に記載の方法。 5.フローミキサーが、互いに連結され、それぞれが表層剥離溶液の供給及び排 出のための入口(44、49、51)及び出口(48、50)52)を別々に備 えた複数のチャンバー(56、57、58)を有するものである請求項1〜3の いずれかに記載の方法を実施するための装置。 6.チャンバーが、モータ駆動(41)ブレード及びじゃま板(47)を有する ものである請求項5に記載の装置。 7.フローミキサーが、外壁近傍の内側に、塗膜をフィルム細断物から分離する 同軸有孔板(46)を有するものである請求項5に記載の装置。 8.チャンバー(56、57、58)のそれぞれを、フィルム細断物の輸送方向 に並流又は向流の表層剥離組成物で、作動させることができる請求項5に記載の 装置。 9.フローミキサーが、輸送方向の水平面に対して5〜90°傾いている請求項 5に記載の装置。 10.チャンバーが、流れ方向に狭くなっている請求項5に記載の装置。
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