JP2000505532A - 負荷保持制動弁 - Google Patents

負荷保持制動弁

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、下降モード中絞った仕方で接続部Bから接続部Aへ負荷容積流れを排出する、複動する消費部のための液圧的に制御される弁に関する。この目的のために、弁は主ピストン(3)の密封面(4)と接触する弁座(5)を有し、主ピストンには、主ピストンのパイロット弁座(7)の密封面(7)と接触するパイロットピストン(8)が同心に案内される。前記主ピストン(3)と前記パイロットピストン(8)は負荷圧によりおよび/または弾性力により弁座(5)にまたはパイロット弁座(6)に保持される。パイロットピストン(8)は圧力レリース側に座孔内を延びていてかつ続的に減少する絞り作用を有するピストンシャンク(9)を有し、特に絞り箇所を形成する絞り溝(10)を有する。液圧的に作用されるパイロットピストン(8)を制御ピストン(20)により軸方向に変位させることができる。その結果、パイロット弁(5,6)が開放し、そしてそこにはばねを収容するパイロット室(15)から絞り箇所を経て負荷容積流れがある。その結果として負荷圧力が減少するため、主ピストン(3)の軸方向変位と弁座の開放が起こる。付加的な減衰弁配置により、起こる負荷振動が減少する。戻り圧力と無関係な圧力制限弁が負荷保持制動弁ハウジングに組み込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 負荷保持制動弁 本発明は、請求の範囲1の上位概念による複動する消費部のための液圧で制御 可能な負荷保持制動弁に関する。 この弁は、スイス特許明細書54 30 28により知られている。負荷保持制動弁は 前制御弁として球形座弁を有し、この球形座弁は始めから一様な流れの増加を可 能にしかつ突然の開放挙動を避けるために、制御ピストンによる非常に敏感な制 御を必要とする。 それ故、本発明の課題は、突然の容積の増加なしで主ピストンの非常に敏感な 圧力レリーフが行われるように冒頭に述べた種類の負荷保持制動弁を設計するこ とである。弁の漸進的な開放挙動が達成されるためには、負荷容積流の減少が非 常に一様にかつ連続的に行われなければならない。 漸進的な開放挙動とは、開放が制御圧に実質的に比例し、いずれにせよ、しか も開放横断面と制御圧の間に限定された衝撃や打撃なく依存し合うことと解され る(すなわち、1.および2.機能の誘導「制御を介した弁の開放」が制御圧の 各変化ごとに終わりでありかつ連続的である)。 この課題は、請求の範囲1による特徴を有する負荷保持制動弁により解決され る。 前制御ピストンは、その密封面に接続してピストン軸(前制御タペット)を有 し、このピストン軸は小さい遊びで座孔に導かれる。ピストン軸はその長さにわ たって一連の多数の横断面を有する。最大横断面が続いていて座横断面に一致す る。ピストン軸は座孔(前制御通路)に対して非常にわずかな遊びを有する。最 大横断面の領域は非常に短くかつゼロに近くなることができる。 それには、絞り領域が繋がっている。それにより、弁タペットが座孔(前制御 通路)により絞り箇所を形成し、その絞り作用はタペットが摺動したときにおよ び/またはそれにより実現される前制御通路からの浮き上がりが連続的に−およ び好ましくは漸進的に−いっそう小さくなる。絞り領域の位置に、好ましくは前 制御ピストンがその座から持ち上がった直後すでに、絞り作用が大きいので、平 衡絞りの絞り作用より実質的に大きい。そこから、前制御通路に対して絞り作用 か制御ピストンの増加する制御通路および前制御タペットの移動とともに、絞り 作用の機能が前制御タペットの摺動長さにわたって連続的であるように絞り作用 か減少する。好ましくは、絞り作用が第一にほんのわずかだけ、そしてそれから 増加する摺動路とともに常にいっそう著しく減少する。したがって、タペットの 長さと横断面が主ピストンの前制御通路を有するタペットが前制御ピストンの開 放開始のときに非常に小さな絞り間隙を形成するように減少し、それが最小横断 面を達成するまで、連続的に大きくなる絞り間隙を形成し、その絞り作用は前制 御タペットおよび制御ピストンの運動長さとともに連続的に減少し、好ましくは ますます著しく減少するので、主ピストンに作用する閉鎖力が減少する。これは 絞り領域の長さとその横断面に関して絞り領域の特別な形成により達成される。 特に、横断面の二つの形成が可能である。 その第一の構成において、横断面が最大横断面から出発しそしてそれからその 長さにわたって最小横断面まで連続的に減少する。ここにおいて、減少する絞り 作用は、最大横断面の絞り間隙から出発して、前制御通路壁に対する前制御タペ ットの絞り間隙が連続的に減少することにより減少する絞り作用が達成される。 第二の構成においては、同様に最大横断面から出発し、それから横断面が第一 の部分長さにわたって最小横断面より大きい横断面まで減少する。別の部分長さ にわたってこの横断面は一定である。ここで、前制御通路の中へ浸る前制御タペ ットの絞り間隙の長さが前制御タペットの移動とともに連続的に減少する。両方 の実施の組み合わせも考えられる。 絞り領域におけるタペットの横断面の連続的な減少が、すなわち前制御通路に 対するタペットの絞り作用の減少は、例えば減少する横断面を有する領域におい てタペットが回転体であり、その直径がその長さにわたって若干円錐形にまたは −好ましくは−漸進的に、すなわち放物線状にまたは双曲線状に減少することに より達成することができる。同様に、減少する横断面を有する領域を最大横断面 を有する領域の直径で円筒形に形成することが可能だろう。しかしながら、減少 する横断面の領域において変化する深さと幅の始まりまたは平坦化または軸方向 に向けられた絞り溝を設けることもできよう。それは最大横断面を有する領域か ら出発して最小横断面を有する領域の周囲に走り出るようにする。その際、漸進 的な横断面減少を達成するために、深さを付加的にまたはそれに代わり、この始 まりの幅または絞り溝を放物線的にまたは双曲線的に増加させることができる。 絞り領域の長さを、主ピストンに作用する閉鎖力の変化に適合するように調整 するのが好ましい。この閉鎖力は、液圧的な力と主ピストンに作用するばね力か ら生ずる。 この適合調整は、タペットが前制御ピストンの開放開始のときに主ピストンの 前制御通路とともに非常に小さな絞り間隙を形成するように行われ、その絞り作 用は平衡絞りの絞り作用より大きくかつそれから最小横断面を達成するまで連続 的に大きくなる絞り間隙を形成し、その際絞り作用は前制御ピストンと制御ピス トンの運動長さとともに、制御ピストンに作用する閉鎖力が増加するときに著し く減少する。したがって、主ピストンに直接作用するばねと共に弁の形成におい て、絞り領域の長さが、主ピストンに閉鎖方向に作用するばねのばね強さに反比 例する。この構成により、前制御弁の開放後、前制御室内の圧力減少が一方では タペットの長さや制御ピストンまたは前制御タペットの運動長さに依存して、ゆ っくりと始まり、他方では、主ピストンを閉鎖方向に押圧するばねの強さや液圧 的に有効な主ピストンの形成に依存して始まる。このばねのばね強度が大きけれ ば大きいほど、タペットとその絞り領域がそれだけいっそう短い。換言すれば、 開放したときに主ピストンへのばね力が強ければ強いほど増加し、前制御ピスト ンの運動時に前制御通路のその絞り作用がますます減少しなければならない。 それにより、制御圧ごとに、主ピストンの安定した平衡状態が得られる。それ 故、負荷保持制動弁制御ピストンの突然の、衝撃的なかつ飛躍的な開放または運 動も阻止される。さらに、一方ではタペット長さの開放特性および同調がおよび 他方ではばねが可動負荷の振動の剌激を阻止する。 前制御室内の圧カレリーフは連続的にかつ制御圧に限定依存してかつそれによ って起こる制御ピストンの運動が行われる。主ピストンが前制御ピストンより先 立って急いで進むが、制御されないおよび制御できない運動を実施させるのが避 けられる。 正確に働く液圧追従システムが得られる。主ピストンの後の負荷圧が減少する とすぐに、主ピストンが前制御ピストンに自動的に追従する。なぜなら、結果と して生ずる主ピストンの環状面に作用する負荷圧が主ピストンをその弁座から移 動させるからである。主ピストンが制御ピストンにより押し出される前制御ピス トンに追従するので、開口横断面が前制御弁座においてさらに狭まり、その結果 さらに主ピストンの前制御室内に対向圧が構成できる。それ故、一方では制御ピ ストンと前制御ピストンの間の平衡状態が生じ、他方では制御ピストンとの間に 生ずる。この原理の利点は、閉鎖方向に作用する流れ力が達成された液圧的な力 の強化により全ての条件の下で液圧的な開放力より小さいことである。それによ り、消費部接続部Bにおける圧力振動が主ピストンの望ましくない運動を解放す ることが阻止される。それにより、液圧掘削機または液圧クレーンにおけるブー ムの揺動を阻止することができる。 その場合、前制御通路の横断面に対する前制御タペットの最大横断面が、第一 に前制御弁座の開放後の横断面が平衡絞りの絞り横断面より小さいように設計さ れるので、主ピストンを座から持ち上げるときに、前制御室内でゆっくりした圧 力減少が行われることができる。最大横断面を有する領域の形成およびそこに接 続する減少する横断面の領域の形成を種々の開放特性が実現することができ、特 に制御圧に対し線形でありかつ制御ピストンの運動に対し線形である開放挙動も 実現することができる。 本発明により負荷保持制動弁が負荷保持、負荷下降、負荷持ち上げおよび負荷 防護のための機能を非常にコンパクトな構造様式をもつ弁ハウジングにひっくる めて一体化する。相応して形成された絞り横断面の延び具合のときに、液圧的な 力が前制御ピストンに安定して作用するので、前制御ピストンのばね側上の圧力 減少にもかかわらず、この前制御ピストンをまたはタペットを前制御ピストンか ら持ち上げることができる。 さらに、負荷持ち上げ状態で、ばね負荷された主ピストンが逆止弁の機能を引 き受ける。ここにおいて、逆止弁の小さい開放圧が大きな座面により可能になる 。弁座の作用直径と前制御弁座の作用直径との間の大きな面比率により、前制御 ピストンが開かないことが達成される。 本発明により、弁に形成されるかまたは存在している種々の絞り箇所に細かな 段階をつけることができる。請求の範囲3による弁の構成において、制御圧が制 御すべき負荷圧力に広範囲に依存してないので、小さな制御圧でも別の制御領域 および敏感な制御が可能になる。 請求の範囲4の構成により、弁座直径の大きさのため不正確にしか限定できな い絞りになる弁座の開口が弁座の開放挙動に否定的な影響を与えないことが達成 される。 請求の範囲5による構成により、少ない制御圧でも弁の反作用におよび負荷の 運動になることが確保される。 本発明により、主ピストンの開放運動と閉鎖運動を液圧だけで導くことができ る。なぜなら、主ピストンの両側で絞り箇所の微調整により連続的に限定可能な 液圧的な状態を支配するからである。 閉鎖作用を高めるために、請求の範囲3による実施が役立ち、その際安全のた めに好ましくは二つの平行に装着されたばねを設けることができる。これらのば ねのうち、一つは主制御ピストンにのみ作用することができ、しかし他方は前制 御ピストンにかつそれとともに間接的に主ピストンにも作用することができる。 同時に閉鎖方向にも主ピストンに作用するばねで前制御ピストンのみを閉鎖方向 に負荷することも主ピストンの敏感な予備制御のために有利である。 案内軸における前絞り孔の構成に関して、所望の挙動に依存して、広範囲の構 成の自由度がある。そこで、前絞り孔の横断面は前制御室と環状室の間の平行絞 りの流通横断面より大きいか/同じかまたはより小さくすることができる。 請求の範囲6による実施は、制御圧が供給圧と無関係に予め与えられる場合に 有利である。前制御ピストンの段付けによりおよび前制御絞りの直列接続により 、前制御ピストンにおけるいっそう高い閉鎖圧力が作用することが実現される。 それ故、特に、外部の制御部を有する開放システムでは、BからAに向かう流れ を負荷圧の増加するときに減少させることができる。弁の反作用が減衰されるの で、制御部の不連続度または負荷の不連続度または振動が特に弁の振動として影 響を及ぼすことができない。 制御ピストンと前制御ピストンが互いに独立して導かれることにより、制御ピ ストンと前制御ピストンの間に整合誤差が影響なしで残る。 請求の範囲7による負荷保持制動弁では、弁ハウジングに負荷圧力の防護のた めに圧力制限弁が一体化されている。その他、最も高い負荷圧力が簡単な仕方で 調整できる。 その場合、圧力制限ピストンのばね負荷を減少させるために、方策を講ずるの が合目的である。この狙いは、圧力制限ピストンが、負荷圧力により作用される 小さい作用面のみを有することにより達成される。それにより、必要なばね力が 著しく減らされて、組み込み空間が縮小する。 そのような実施は請求の範囲8から得られる。 安全の理由から、圧力制限ピストンに二つの圧縮ばねが作用し、これらの圧縮 ばねはしかも平行に装着されているが、場所の節約のために請求の範囲9に応じ て配置されている。 請求の範囲7〜9までの一つによる負荷保持制動弁の実施において、圧力制限 弁の開放圧力は戻り圧と無関係である。圧力制限弁のこの原理により、方向弁に 直列接続された圧力制限弁では調整圧力の総計が行われない。 本発明による負荷保持制動弁は、すでに説明したように、制御ピストンを有し 、この制御ピストンで前制御ピストンの作動が液圧機械的仕方で行われる。その ような弁の液圧機械的な作動は液圧ではしばしば起こり、例えば調整弁の液圧作 動の場合に現れる。この液圧制御には、制御弁が開放すると−多かれ少なかれ急 速に−制御油量が増加するという欠点がある。それ故、所望の制御油量に達した ときに制御弁が、すなわち液圧機械的に制御される弁の定められた位置に達する と、制御弁をこの位置に維持することが、作業員の注意深さと巧みさに依存して いる。 本発明の別の狙いは、あらゆる他の液圧機械的に制御される弁のように、これ を所定の端部位置にもたらすことである。そのような実施は請求の範囲10から 得られる。 そのような配量弁は液圧作用原理に基づくことができる。例えば、それから制 御油として制御ピストンに供給される、配分により予め与えられる油量に基づく ことができる。 しかしながら、それとともに、それぞれ配量すべき油量を制御ピストンの所望 の変位に適合させることが必要であろう。この適合は、請求の範囲11による弁 の実施において、自動的に行われる。 ここにおいて、閉鎖要素は任意の仕方で制御ピストンと機械的に接触すること ができるので、制御ピストンの予め定められた位置に達すると、別の制御油流の 供給が中断される。 配量弁を制御装置の中へ液圧機械的に有利に一体化することは請求の範囲12 から得られる。この実施において、請求の範囲13から配量の調整の操作し易い 可能性と近づき易さが得られる。さらに、ここでは制御ピストンの緊急作動が所 望されかつ請求の範囲14、15および16の実施により達成される。これによ り、一方では、制御圧が落ちたときに制御ピストンの機械的な作動が実現されか つ他方では、制御ピストンの制御可能性の完全な遮断が実現される。両方の機能 は安全の理由から提供することができる。 請求の範囲17は閉鎖要素の圧力レリーフの簡単な可能性が得られる。 請求の範囲18はいっそう詳細な実施可能性を記載してある。 この実施により、一方では、制御のストローク制限が可能になりかつ他方では 機械的なロックを外す可能性が、特に緊急作用として可能になる。 ストローク限界が制御ピストンのおよびそれにより作用される弁の所望の端部 位置を非常に頻繁に示さないで、端部位置が突き当たらなければならない位置を 示す。これは特に負荷の下降のときに当てはまる。そこでは、迅速移動の実質的 な距離を通りぬけなければならないが、一方端部位置にゆっくりと、すなわちイ ンチングの送りで到着する。 請求の範囲19は請求の範囲10〜18による弁を相応して形成する。この構 成において、弁が配量弁の開放した状態で作動されることにより、迅速作動が非 常に突然に開始される。それに対して、配量弁の端部ストロークの達成後、イン チング送りの速度の調整を許す、減衰ノズルを介してのインチング送りの作動が 行われる。今や、制御ピストンの減衰した作動により、所望の端部位置に細かな 制御により到着することができる。迅速作動領域対インチング送り(細かな制御 領域)の比率は、外部から、配量弁のための調整スピンドルの調整により調整す ることができる。制御ピストンの迅速な反応は、強い液圧的な減衰にもかかわら ず、可能なままである。配量弁の機能領域の外側でも迅速な反応を可能とするた めに、定められた制御圧を越えたときに、制御室と制御ピストンへの制御通路の 連結を開放する予負荷弁を設ける(請求の範囲20)。 請求の範囲21の構成により、迅速作動でも微細制御作動でも制御圧の圧力振 動を減衰する目的に役立つ。 本発明による負荷保持制動弁の他の利点と実施例は、今や図面により詳細に説 明する。 図面において、 第1図は送り出し流を供給流に適合させる方向で消費部を制御するための液圧 回路図である。 第2図は負荷保持制動弁の変形例の縦断面図である。 第3a/b図は前制御弁の縦断面図である。 第4図は負荷保持制動弁の変形例の縦断面図である。 第5図は制御流の液圧機械的な限界を有する第1図に対応する液圧回路図であ る。 第6図は第5図による配量弁の細部を示す図である。 第7図は第6図の詳細図であるが、制御ピストンの走りだしたストロークの状 態を示す。すなわち、液圧的なストローク制限を示す。 第8図は第5図による細部を示すが、制御ピストンの機械的な制御部を有する 。 第9図は送り出し流の液圧的な減衰部、過圧弁、減衰バイパスならびにレリー フバイパスを有する第1図に対応する液圧回路図である。 第10図は第9図による実施例である。 第1図に、負荷保持制動弁により送出し流を供給流に適合させる方向の消費部 制御の液圧回路図を示してある。消費部26は供給ライン28と下降ライン25 に接続されている。下降ライン25は負荷保持制動弁1Aの接続部Bと連結され ている。負荷保持制動弁1Aの接続部Aから戻りライン27が方向弁31に導か れている。同様に、供給ライン28は方向弁31で終わっている。ここでは、方 向弁31は4−3−方向弁として設計されている。供給ライン28と戻りライン 27の他に、ポンプ32の接続部ならびにタンクへのラインの接続部が設けられ ている。負荷保持制動弁1Aは供給ライン28と制御ライン29を介して連結さ れている。さらに、下降ライン27と戻りライン28の間に圧力制限弁30が接 続されている。図示の切り換え位置では、供給ライン28と戻りライン27がタ ンク23と連結されている。それとともに、消費部26は瞬間的な位置にある。 負荷保持制動弁1Aの接続部Bと接続部Aの間の連結は遮断されている。 スライド方向弁31が右に向かって摺動されると、供給ライン28がポンプ3 2と連結される。消費部26は今や下降動作にある。それ故、戻りライン27は タンクと連結される。しかしながら、負荷保持制動弁1Aの接続部Bと接続部A の間の連結は、供給中圧力構成が行われかつ制御ライン29を介して充分な制御 圧が負荷保持制動弁1Aに隣接する間、閉じられたままである。それから、負荷 保持制動弁1Aはばねに抗して右側へ摺動される。負荷保持制動弁1Aの接続部 Bと接続部Aは今や可変な絞りを介して互いに連結されている。それとともに、 容積流れが下降ライン25から戻りライン27へ流れそしてタンク33に流れる 。負荷保持制動弁1Aは制御圧が一定で存在する間はこの位置にある。それとと もに、供給圧の変化ごとに直接負荷保持制動弁の開口横断面に影響をもたらす。 スライド方向弁31が左側に摺動されると、ポンプ32が戻りライン27と連結 される。供給ライン28がタンク33と連結しているので、負荷保持制動弁1A の制御側に圧力が全く存在せずかつ負荷保持制動弁1Aは図示の位置にある。こ の位置には、消費部26が上昇運転中に存在する。ポンプ容積流れが負荷保持制 動弁1Aの戻りライン27および逆止弁を介して接続部Bに達する。そこから、 油が下降ライン25を通って消費部26へ流れる。 圧力制限弁30は下降運動中または消費部の静止状態中、負荷圧力を防護する のに役立ちかつ下降ライン25と戻りライン27の間にある。圧力防護装置は通 例方向弁(ここには示してない)に配置されている。 第2図には、一体化された圧力制限弁なしの負荷保持制動弁の縦断面を示す。 負荷保持制動弁は円筒状の制御室2のあるハウジング1を有する。制御室2は、 好ましくは一直線に並んで配置された室区分しかもこの順序に、すなわち: 前制御室15、 (接続部B)を介して消費部26の下降ライン25と連結された環状室70、 (接続部A)を介して戻りライン27でタンクに連結された戻り室73、 制御通路Xと連結している制御室21とからなる。 円筒状制御室2は端部で制御室ストッパー13により閉じられている。制御室 2には、制御室2の長手方向軸線に対し垂直に接続孔AとBが開口している。接 続孔AとBの間に制御室2は弁座5を有する。弁座5は弁ハウジング1に固定配 置されかつ環状空間70を戻り室73から分離する。制御室ストッパー13を有 する制御室2の一端と弁座5の間に主ピストン3が移動可能に案内されている。 主ピストン3は円錐形の密封面4を有するいっそう薄い肩部を有し、密封面4は 弁座5と協働する。弁座5と反対側に向けられかつ接続孔Bに向けられた側に、 主ピストン3が端肩部42を有する。端肩部42は上記の肩部より大きい直径を 有しかつ制御室2内に密封状態で案内されるので、主ピストン3は軸方向に移動 可能である。制御ピストンとして形成することにより、主ピストン3は環状室7 0を形成しており、この環状室は接続部Bを介して下降ライン25と連結されて いる。環状室70は主ピストン3を弁座5から持ち上げることにより、戻り室、 接続部Bおよびタンク33と連結されている。 主ピストン3の厚い肩端部42と制御室ストッパー13との間の制御室2の領 域が前制御室15として示されている。この前制御室15はばね12A(図示省 略)を収容するのに役立ち、このばねは制御室ストッパー13と主ピストン3の 間に装着されている。図示されているのは、後で詳細に述べるばね12であり、 その限りでは同じ機能を有するので、主ピストン3がばね力により、しかし付加 的に主ピストンに作用する液圧力により弁座5に押圧される。 環状室70は絞り14を介して前制御室15と連結されている。絞り14は、 図示のように、より厚いピストン肩部に軸平行に配置することができるが、弁ハ ウジングにも配置することができる。主ピストン3を前制御通路34が同心に貫 通しており、この前制御通路は前制御室15と戻り室73とを連結する。このた めに、主ピストン3は、前制御室15に対して同心に配置された段付き孔71を 有する。より大きい直径を有する第一の段部の基部72から、前制御通路34と して示された、より小さい直径の段部が出発している。段部71と前制御通路3 4との間の基部72上に、前制御弁座6が形成されている。 前制御ピストン8は、その制御軸、前制御タペット9と共に、前制御通路34 内を遊びをもって移動可能に案内されている。前制御ピストン8と前制御タペッ ト9は一つまたは二つの部片で製造されている。前制御タペット9は、前制御通 路34から突出する前制御ピストン8より小さい直径を有する。前制御ピストン 8は、前制御タペット9と連結されたその端部に、密封面7を有し、この密封面 7は前制御ばね12(閉鎖ばね)の力の下に前制御弁座6上に載っている。その 場合、より小さい截頭円錐面が実質的に前制御通路34のおよび前制御タペット 9の引き続く領域の横断面に一致する。 前制御タペット9はその長さにわたって、いっそう数多い直径領域または横断 面領域を有する。 円錐形の座には、小さい溝がアンダーカットとして隣接している。溝は周方向 に延びておりかつ実質的に製造技術的理由を有する。溝には前制御ピストン8の 大きい横断面の非常に短い領域が隣接している。この領域は円筒状に形成されか つ前制御通路34の直径およびいっそう小さい密封面7の直径に一致する直径を わずかな遊びでもって有する。その長さはゼロになり得るので、もっぱら次の領 域の始まりを示す。 大きな横断面の非常に短い領域には、減少する絞り作用をもつ領域が隣接する 。タペット運動とともに減少する絞り作用は、この領域の横断面が−最大横断面 から出発して−少なくとも部分長さにわたって連続的に減少することにより達成 されおよび/または前制御通路に浸されるこの部分長さの部片は、前制御タペッ トが摺動するときに短縮することにより達成される。この領域の別の部分長さは 、そのとき続いている最小横断面を有する領域の横断面より大きい一定の横断面 を 有することができる。減少する絞り作用が、タペットの運動とともに、まず減少 する横断面の領域が前制御通路から前制御室の中へ浸ることから生ずる。さらに タペット運動するとともに、一定の横断面を有する前制御通路34の中へ浸され た前制御タペット9の部分長さが変化する。したがって、前制御タペット9のこ の領域における絞り作用の変化は、前制御通路34に浸ってそこの中を導かれる 絞り横断面のおよび/または絞り長さの変化により行われる。このことは、減少 する横断面または減少する絞り作用の領域が前制御通路34より長い必要がない 。その長さは、特に制御圧に関して所望の開放挙動に依存する。 しかしながら、領域を先頭の領域の直径をもって円筒状に形成しかつ円筒外被 上に最大横断面から出発していっそう小さい一定の横断面で終わる掴みまたは溝 を取り付けることができる。流れ技術的におよび製造技術的に好都合な、減少す る横断面の領域の実施を第3a図と第3b図により述べる。 前制御タペット9(ピストン軸)の端部が、減少する横断面をもつ領域の最小 横断面に実質的に一致する最小横断面を有する。この端部領域はほんの一部だけ 前制御通路34の内側に存在する。その端部領域は前制御通路34の長さにわた ってのび出ておりかつその端部が制御室2の戻り室の中へ突出する。 特に図示されている。前制御タペット9は密封面7の接続部に沿ってぐるりと 回っている開放アッダーカット溝35を有する。そこに円筒状領域が隣接してお り、その直径は遊びをもって前制御通路の直径に一致する(最大横断面を有する 領域、最大横断面の領域)。 開放アンダーカットに対しわずかな間隔を置いて、「減少する絞り作用を有す る領域143」が始まる。全体領域143は減少する横断面を有しかつ回転体と して真っ直ぐなまたは好ましくは放物線状のまたは双曲線状の母線をもって形成 することができる。 特別な着眼を必要とするのは、最大横断面を有する領域と減少する横断面を有 する領域との間の移行である。この移行は連続していなければならないので、こ の領域で前制御タペット9が運動したとき、負荷運動中衝突または衝撃が全く起 こらない。 第3a図において、領域143の減少する絞り作用が第一の部分長さ144上 でタペットの減少する横断面により達成される。タペットはこの部分長さが若干 円錐形であり、すなわち截頭円錐として形成されている。大きな円錐面は、最大 横断面を有する先頭領域の横断面に一致する。小さい円錐面は、一定の横断面を 有するそのとき続く部分長さ145の横断面に一致する。この部分長さ145は 前制御通路においてなおわずかな絞り作用を生じ、この絞り作用は、部分長さの 前制御通路からの浮かび上がりとともに連続的に減少する。それ故、この部分長 さあは弁の機能のためにほんの副次的な意味しかない。それ故、その長さはゼロ に近くなり得る。重要なのは、減少する横断面を有する先頭の領域の形成と長さ である。図面について特に強調しなければならないことは、最大横断面を有する 領域と減少する横断面を有する領域との間の移行がそこに適切に図示できないこ とである。実際には、そこのぐるりと回っている縁が形成されない。なぜなら、 連続する、すなわち放物線状のまたは双曲線状の移行が望ましいからである。同 様に、母線の放物線状または双曲線状の形成も示すことができない。図示される のは、もちろん本発明の意味で特に好都合なものとして見なすことできない直線 の母線である。 一定の横断面を有する部分長さ145には、最小横断面を有する領域146が 隣接している。とにかく、この最小横断面は一定の横断面を有する先頭の部分長 さ145の横断面より小さいことが強調されよう。いずれにしても、両方の横断 面領域の間の境界は前制御通路において前制御弁が閉じられたときに存在する。 最小横断面を有する領域は前制御通路から戻り室の中へ突出している。 第3b図に示した前制御タペット9の設計は減少する絞り作用を有する領域に 軸方向に多数の絞り溝10を有し、これらの絞り溝は前制御通路34の壁ととも に絞り箇所36を形成する。絞り溝10は、減少する横断面を有する領域におい て、前制御タペット9の自由端に向かって連続的にかつ−好ましくは漸進的に− 増加する深さを有する(減少する横断面を有する部分長さ)。それから、絞り溝 10は達成された最大深さを維持する(一定の横断面を有する部分長さ)。絞り 溝10を有する領域(減少する絞り作用を有する領域)の接続部では、ここでも 最小横断面の領域が続いている。この領域は再び円筒状に形成されている。その 直径は絞り溝10の最も深い溝基底の直径に実質的に一致することができる。 絞り溝10は、前制御タペット9上に軸方向にまたは螺旋状に設けられている 偏平部または切り込みにより代えることができる。深さの代わりにまたは深さと 並んで、絞り溝10の幅を変えることができる。これは、特に溝の始めの領域に 、すなわち減少する絞り作用を有する領域に当てはまる。これらの溝は、深さ= 0および幅=0の最大横断面を有する領域から出発する。溝の幅と深さの増加に より、タペットの横断面の連続的な放物線状のまたは双曲線状のまたは他の延び 具合を達成することができる。 機能について: 前制御ピストン8が右へ軸方向に摺動すると、密封面7が前制御弁座6から持 ち上がることにより、前制御タペット9を開放する。最大横断面の領域が前制御 通路34の中へ浸る(絞り箇所36)間、容積流れが著しく絞られたままであり 、その際この絞り作用が前制御絞り14と比較して前制御室の圧力減少およびそ れとともに主ピストンの開放挙動を定める。 前制御タペット9の増加する軸方向摺動とともに、最大タペット横断面の領域 が前制御通路34から浮き上がり、それ故連続的にその絞り作用を減少させる。 今や、絞り作用が、減少する絞りの領域により、すなわちまず前制御通路34か ら浮き上がる前制御タペット9の減少する横断面により定められる。ここで、絞 り溝の深さが増加するか(第3b図)またはタペットの直径が減少する(第3a 図)。絞り作用は、この部分長さ(截頭円錐または溝)が前制御通路34から前 制御室の中へ連続的に浮き上がったときに、いっそう少なくなる。截頭円錐の最 小円錐横断面または絞り溝の最大深さが前制御弁座6に到達すると、それにもか かわかず絞り作用の減少がたしかに実質的にほんのわずかだけ続く。なぜなら、 前制御通路の中へ浸された、一定の横断面を有する部分片の長さが減少するから である。そのとき、最小横断面を有する領域がさらに前制御通路34の中へ浸さ れたままであることは全く効果がない。なぜなら、この領域の絞り作用は非常に 小さいからである。 したがって、連続的なゆっくりした圧力減少が行われる。ここでは、前制御弁 座6の開放横断面は開放直後も前制御通路の絞り横断面より大きい(絞り箇所3 6)。 分離ウエブ17(第4図)は戻り室73を、これと軸方向に整合する制御孔4 3から分離する。制御孔43は他方の端面では栓22により閉じられている。制 御孔43では、制御ピストン20(案内肩部)が密封状態に案内されている。制 御ピストン20は制御孔43を制御室21と分離ウエブ17に隣接するばね室と に細分する。栓22は接続孔Xを有し、この接続孔により制御室21が制御ライ ン29(第1図)と連結されている。 制御ピストン20は、より太い部分19と、より細い部分16とからなる制御 軸16、19を有する。制御軸のより細い部分16は分離ウエブ17を貫通しか つ分離ウエブの案内孔74を密封状態に案内されている。制御軸19の自由端が 端面44で戻り室73の中へ突出しており、制御軸16、19および前制御ピス トン8の前制御タペット9が軸線上に存在している。制御ピストン20は、圧縮 ばねとして形成されかつばね室43に配置された制御はね24により分離ウエブ に支えられ、制御圧力が制御室21に存在しないときに制御ばね24がその出発 位置に圧縮される。ばね室43が漏れ油孔Lにより圧力が除かれる。安全の理由 から、制御ばね24は一つ以上の平行に配置されたばね46、47により(第4 図参照)形成される。 制御軸19の太い領域19が細い領域16に対して端面48を形成している。 この端面は、分離ウエブ17と当接するに至ることにより、制御ピストン20の 機械的な行程制限のための当接面48として役立つ。寸法決めのために言うと、 制御ピストン20の案内肩部が制御圧で作用される端面45を有し、その作用面 対前制御弁座6の作用面は50:1の大きい比率で、好ましくは100:1の大 きい比率である。 さらに言うと、制御端部16の端面44に対する案内肩部の端面45の比率は 30:1より大きく、特に60:1より大きい。 前述した有利な構成では、負荷圧力に広範囲に左右されない制御圧を持続する 。 特に制御圧は戻り圧力に広範囲に左右されないままである。それ故、制御ばね 24の領域のばね室43の圧カレリーフは正確に予め定められたかつ制御圧の形 成に依存する力の経過が制御ピストン20に作用することを可能にする。ここで は、安全の理由から、多数のばねが制御ピストン20に作用すれば、有利である 。 それとともに、ばねの破損のときでさえ、制御ピストン20が、例えばライン破 損のときになおその閉鎖位置に制御可能に摺動される。 前制御タペットの絞り横断面の延び具合は、制御ピストン20により圧力を加 えられた前制御ピストン8の開放方向への摺動が押し上げ作動のために制御ピス トン20の次第に高まる液圧力でのみ可能であるように設計される。 主ピストン3と前制御ピストン8の作用面の比率は、主ピストン3と前制御ピ ストン8の間の相対運動が前制御弁座6の開放の方向に実施可能であるように実 施されている。 負荷保持制動弁の機能について: 静止状態: 接続部Bと環状室70には、消費部の負荷圧力がある。前制御室15は絞り1 4を介して環状室70と連結されている。負荷圧力は主ピストン3のいっそう太 い端肩部42の作用面に作用する。主ピストン3はその密封面4でばね12によ りならびに液圧で弁座5に押圧される。 前制御ピストン8は負荷圧力およびばね12のばね力で作用されている。前制 御ピストン8はその密封面7で前制御弁座6に保持される。したがって、Bから Aに向かう連結は漏れなく遮断される。 下降運転: 方向弁31(第1図)は消費部26を供給ライン28を介してポンプと連結し かつ戻りライン27を介してタンクと連結する。負荷保持制動弁は制御ライン2 9ならびに接続孔X供給ライン28を介してポンプと連結されている。方向弁に より可変な圧力が制御圧力として制御ピストン20に作用する。制御圧力に応じ て、制御ピストン20が、ばね力と制御力がバランスを保つまで制御ばね24に 抗して分離ウエブ17に向かって摺動される。このとき、制御軸16がその端面 44で前制御ピストン8の前制御タペット9の自由端に衝突して、−絶対的に見 て−制御圧力に比例する距離部分だけ前制御タペット9を変位させる。前制御ピ ストン8の密封面7が前制御弁座6から持ち上げられる。それにより、戻り室7 3と前制御室15の間の連結が作られ、その絞り作用は前制御タペット9の形成 におよびタペット部分または制御部分の長さにまたは制御圧の高さに依存する。 かずかな制御圧力のときに、すなわち前制御通路34の内方に最大横断面を有す る前制御タペット9の領域が存在する限り、この連結は非常に強く絞られている 。さらに開放すると、絞り作用はむろん主ピストンの平衡絞り14の絞り作用よ り小さくなる。そこから、前制御室15内のゆっくりした圧力降下が生じ、それ とともに、主弁座4の開放のおよび環状室70と戻り室73の間の連結の方向の 主ピストンのゆっくりした移動が始まる。それ故、負荷が非常にゆっくりと沈降 する。主弁座の開放の方向の主ピストン3の運動は前制御ピストンおよびタペッ ト9に対する前制御弁6/7の閉鎖方向の運動を意味する。なぜなら、前制御タ ペット9の絶対位置が制御ピストン20の位置により予め与えられるからである 。主ピストン3が前制御ピストン8の運動に追従するので、したがって前制御通 路34における絞り箇所36の絞り横断面が再び狭まる。それにより、前制御室 15において新たにいっそう高い圧力が構成される。この圧力構成により、前制 御ピストン8と主ピストン3の間で釣り合い状態が調整される。 制御圧力がさらに高められるとすぐ、減少する横断面を有する前制御タペット 9の領域がさらに続いて前制御通路34と前制御弁座6から浮かび上がる。それ とともに、前制御通路34が引き続いて開放され、すなわち前制御タペット9の 絞り作用がさらに減少する。増加する容積流れが前制御室15から前制御タペッ ト9の側を通って流れ、タペット前制御タペット9に配置された絞り溝10を通 って戻り室73の中へ流れる。このとき、前制御通路34の絞り横断面が、例え ば絞り溝10を通って、前制御タペット9の運動と共に、絞り作用の一様なゆっ くりした減少および続いて前制御室15内の連続的な圧力の減少が起こるように 寸法決めされる。これにより、制御圧の大きさにより一義的に定義される前制御 ピストン8の漸進的な開放挙動が達成される。 前制御タペット9の絞り領域の長さと絞り作用が主ピストン3のばね力と液圧 力に適合するように調整する。制御ピストン20の運動毎におよび前制御ピスト ン8と前制御タペット9の運動毎に主ピストン3が直ちにおよび一様に追従する 。 その上、弁座5と関係した主ピストン3の構成は、閉鎖方向に作用する流れの 力に常に、各位置で流れ力よりいっそう大きい液圧的な開放力が反対に作用する という利点を有する。それとともに、主ピストン3に対する接続部Bに起こり得 る圧力振動の影響が避けられる。 制御ピストン20は前制御弁座6に対する比が大きい作用面を有するので、制 御圧力は負荷圧力に実質的に無関係である。前制御弁座の作用面に対する制御ピ ストン20の作用面の間の比は50:1より大きく、好ましくは100:1より 大きい。さらに、制御ピストン20はその端面45と44の比を有し、それは好 ましくは30:1より大きい。それとともに、制御圧も戻り圧に広範囲に無関係 である。 端面45に作用する制御室21内の制御圧が弱まるかまたは−例えばライン破 壊のゆえに−崩壊する場合に、制御ピストン20がばね24により押し戻されて 最後にその出発位置へストッパーに達する。ばね12により、これに前制御ピス トン8が追従しそして前制御弁座6/7を閉じる。それにより、前制御室15内 の前制御圧力が再び構成され、截頭孔Aの後で截頭孔Bとの連結により、消費部 主消費部Bの連結が閉じられ、それと共に消費部の負荷が静止状態になる。 持ち上げ運転: ここで、第1図から明らかなように、接続部Aがポンプ32と連結される。ポ ンプ圧力が弁座5に近接し、そして主ピストン3をばね力(ばね12とばね12 A)に抗して持ち上げて弁座5を開放させる。負荷が持ち上げられる。弁座5の 作用面と前制御弁座6の作用面の間の差が大きいために、この逆止弁機能によっ て、主ピストン3が前制御ピストン8とともに動かされる。主ピストン3の弁座 4の大きな面のゆえに、弁座にほんのわずかな絞り損失しか生じない。 本発明による負荷保持制動弁において、平衡絞り14ならびに前絞り孔41を ノズルによっても代えることができるので、粘性と無関係な圧力減少が行われ得 ることが指摘される。 負荷保持制動弁には、負荷の安全のために圧力制限弁を一体化することができ る。これは第4図により示されかつ記載される。 第4図による実施例は制御室2および制御孔43ならびに弁機能に関して第2 図の負荷保持弁と同一である。それ故、そのような記載に関しておよびなお差異 しか述べない。 この実施例では、前制御ピストン8と主ピストン3は、弁ハウジングに支えら れるばね12でのみ負荷をかけるのが有利である。主ピストン3は実質的に液圧 力によって軸方向に動かされる。前制御ピストン8は、この設計では、案内軸3 7を有し、この案内軸は主ピストン3の段付き孔71に密封状態で案内される。 それ故、前制御弁座6と案内軸37との間に制御ピストン8に対し同心に前制御 室15への予室40が形成される。予室40は前絞り41を介して前制御室15 と連結されている。前絞り41の絞り横断面は、この場合、平衡絞り14の絞り 横断面より大きいか、同じかまたはそれより小さく設計することができる。この 前制御ピストン8の構成は、前制御室15内の圧力減少が固定絞り横断面を有す る二つの段部を介して行われるという利点を有する。特に、開放した状態では、 負荷圧が上昇するときに、より高い閉鎖力を前制御ピストン8に作用するという 前絞り孔41を実現する。閉鎖力がいっそう高いと、前制御通路(第3図の絞り 箇所36)の絞り横断面が、軸方向変位のために同様に縮小し、それとともに主 ピストン3を後走行規制のゆえに増加するように閉鎖する。このシステムは特に 開放旋回のときに利点がある。この場合、ポンプ圧力に無関係なかつ供給圧力に 無関係な、例えば一定に調整可能である制御ピストン19に制御圧力が予め与え られる。 制御ピストン20の面が大きいことにより、制御孔(ばね室43)には制御ば ねとして、平行に装着された二つの予め負荷をかけたばね46と47が案内肩部 20と分離ウエブ17の間に装着することができる。一方のばねが破損すると、 他方のばねが制御ピストンをその出発位置に動かすことができる。これは、安全 の点で見ると特に意味がある。 第4図に示した負荷保持制動弁において、圧力制限弁30が弁ハウジング1に 一体化されている。圧力制限弁30は戻り弁として、負荷側(環状室70)から タンク側(戻り室73)へ透過性をもって形成されている。そのとき、圧力制限 弁55は非常に小さい開放方向に作用する面のみを有する。これは、次のように して達成される。すなわち、 −圧力制限弁55が、負荷室53を貫通しかつ環状室として形成する軸を有する こと、 −負荷室53が一方の側では戻り弁座54を有するピストン55によりかつ他方 の側では軸に固定された端肩部62により区画されること、および −戻り弁座54がほんのわずかだけ大きい液圧作用面を、軸に固定された端肩部 62として有することにより達成される。 組み立てのために、弁ハウジング1の中へ制御室の側に盲孔50が配置されて いる。盲孔50は過負荷孔49により環状室(負荷室)70と連結されかつ戻り 孔60を介して戻り室73と連結されている。盲孔50の中に栓51(ブッシュ )がねじこまれている。栓51の中には、内孔52が中心に設けられ、この内孔 は盲孔に向かって開放しておりかつその端部が戻り弁座54を形成している。 戻り弁座54は過負荷孔49と戻り孔60の間に存在する。内孔52は半径方向 孔53および栓51の周方向溝76を介して過負荷室49と連結されている。過 負荷室49および戻り室60が圧力制限弁30の弁ハウジングの内孔52と孔6 8の間に配置されている。圧力制限弁30のばね負荷された圧力制限ピストン5 5は密封面56を有し、密封面56は圧縮ばね57、66の予張力を受けて戻り 弁座54に当接しかつ半径方向孔53を戻り室73に対して密閉している。圧力 制限ピストン55は両側にそれぞれ一つの端肩部62、63を有する。ピストン 軸は半径方向孔53を貫通しておりかつその端部に端肩部62を有する。この端 肩部62は内孔52内を密封状態で(シール79)案内され、その端面64はピ ストンの戻り弁座54の横断面より若干小さい。端肩部63は圧力制限ピストン 55に当接しておりかつ−先細になった端部で−端壁およびシール61を有する 案内孔77内を案内されかつ孔68の中へ突出している。過負荷孔49に隣接し ている内孔52ならびにその端肩部62が戻り室73の圧力で負荷されている。 そのために、ピストンの軸線に長手方向孔として形成されたレリーフ通路81が 役立ち、このレリーフ通路は戻り室73を半径方向アンダーカット通路80によ り端肩部62の端室と連結している。この端室の横断面ならびに端肩部62の横 断面は戻り弁座54の座面54よりほんのわずかだけ小さい。開放方向の負荷圧 力のときに有効である作用面がこの差に一致する。孔68は圧力レリーフのため にレリーフ孔69により制御孔43(ばね室)および漏れ油Lと連結されている 。孔68の中へ突出するいっそう細い端肩部63がその液圧に有効な横断面(端 面65)に関して開放方向の上記作用面と同じ大きさであり、すなわち弁座面5 4 と端肩部62を有する内孔52の間の差である。 圧力制限弁30のピストン55は二つの平行に装着された圧縮ばねで閉鎖方向 に負荷されている。一方の圧縮ばね57は戻り室内にピストン突起58に対して 負荷されかつ他方の圧縮ばね66が圧力レリーフした端部室内で端肩部63を有 するピストン軸に対して負荷されている。負荷安全圧力の調整のために、栓51 が盲孔の中へ多かれ少なかれ深くねじ込まれる。 圧力制限弁30の機能について: 負荷圧力は内孔52内で弁座56の密封面56に当接している。調整された負荷 安全圧力に到達するとすぐに、主ピストン3を介して容積流れ減少が行われる前 に、圧力制限ピストン55がばね55と66に抗して軸方向に摺動されることは ない。密封面56が戻り弁座54から持ち上がり、圧力制限弁30が開放する。 今や、油が過負荷孔49から開放した弁座54を越えて戻り孔60へ流れること ができる。それにより、負荷圧力が予備調整された制限値を越えると、環状室7 0と戻り室73が主ピストン3の弁座を迂回して連結される。制限値(負荷安全 圧力)は、前後して平行に接続された両方の圧縮ばね66と57により予め与え られる。 圧力制限ピストン55とその圧力レリーフの構成は、内孔52の中で弁座54 に作用する開放圧力が戻り圧力と無関係にかつもっぱら負荷圧力に依存するとい う結果になる。圧力制限弁のこの実施例は特に負荷保持制動弁における負荷防護 の機能に適している。通例の切り換え回路では直列接続された圧力制限弁が切り 換え弁に存在しているので、それにより調整圧が総計されることにならない。 第5図〜第10図は予め制御された弁を液圧ピストンストロークの制限できる 可能性を示す。この液圧ストローク制限は、弁ピストンの作動のために制御弁が 設けられている全ての液圧的に予備制御される弁に用いることができる。液圧ス トローク制限は第1図〜第4図に記載されているように、負荷保持制動弁で説明 される。第5図による切り換え回路は第1図による切り換え回路に似ている。第 図から第4図までの記載については内容全体について引き合いに出される。第3 、4図はここには示してない。負荷保持制動弁は制御接続部Xに関して制御ピス トン20の制御の際に配量弁84により補完される。 この制御のために、配量弁84が役立つ。配量弁84は第6図にユニットで示 されかつ第6図により記載される。 配量弁84は、制御室21を区画する蓋22に存在する。蓋22は負荷保持制 動弁の弁ハウジング1にシール121により気密にフランジを介して接合されて いる。配量弁84の弁座109を有する配量室が制御室21に対して相対的に移 動可能に案内されかつ位置決め可能である。このために、例えば配量弁84の弁 座109が密封ピストン119に形成されており、この密封ピストンは配量弁室 102を制御室21に対して通例閉鎖しかつ配量弁室102内で制御ピストンに 対し平行に密封状態に案内されかつ位置決め可能である。そのために、負荷保持 制動弁の弁軸線に対し同軸に存在している蓋22に長手方向孔104、105が 存在している。これらの長手方向孔は、負荷保持制動弁と反対方向に向いている それらの端部にねじ105が設けられている。その残りの長さ(連結段部104 )が、より大きい直径を有する。ねじ105の中に調整スピンドル106がねじ こまれておりかつロックナット113で気密に締めつけられている。調整スピン ドル106は長手方向孔104、105と共に連結段部104の領域に環状室を 形成する。この連結段部104に制御ラインが開口している。制御ラインXには 、フィルタ116ならびにノズル117が接続されている。環状室は、負荷保持 制動弁に向けられている側に、案内肩部119により閉鎖されており、この案内 肩部は調整スピンドル106の端部と固定結合されかつ長手方向孔102の案内 段部103にOリングとして実施されたシール120により密封状態に導かれて いる。調整スピンドル106はその中心を中心通路108が貫通している。負荷 保持制動弁と反対側に向けられている端部で、中心通路108が栓112により 気密に閉鎖される。負荷保持制動弁に向けられている中心通路108の端部で、 弁開放通路107を有する中心通路108が制御室21の中に開放している。弁 開放通路107の前に、閉鎖要素110および軸118と共に存在している。弁 閉鎖要素110はここでは球である。軸118は一方の側では閉鎖要素110に 支えられかつ制御ピストン20と固定結合されているのが好ましい。軸118は 弁開放通路107を大きな遊びをもって貫通しておりかつ制御室21の中へ突出 しており、制御室では、制御室21を他方の側で区画する制御ピストン20の端 面に隣接している。中心通路108は、直径のいっそう小さい弁開放通路107 と共に円錐形または冠状の環状弁座109を形成しており、この環状弁座には閉 鎖要素110が適合する。閉鎖要素110は中心通路108に遊びをもって案内 されている。閉鎖要素は、制御ピストン20の端面に軸118を介して支えられ るように、制御ピストン20に向かう方向にばね111により押圧される。制御 室21に圧力のない状態では、制御ピストン20がばね46、47の力の下に蓋 22に当接しており、蓋の中には配量弁が存在している。この位置では、半径方 向通路114が、孔102とそこに開口する制御通路Xを連結段部104を介し て中心通路108と連結する場所を有するだけ離れて、軸118が閉鎖要素11 0を弁座109により支えている。 機能について: 制御接続部Xが制御圧で作用される場合に、連結段部104と半径方向通路1 14内の制御圧が中心通路108まで伝播する。閉鎖要素110が中心通路10 8の壁に対して大きな遊びを有するので、制御圧が閉鎖要素110の両側に存在 する。それから、油の流れが弁開口107を通って制御室21の中へ達する。 閉鎖要素110と閉鎖要素の軸118がばね111により制御ピストン20に 向かう方向に押圧されるので、軸118と閉鎖要素110が制御ピストンの制御 運動に参加する。そのとき、ここでは球として形成されている閉鎖要素110が 中心通路108の端部に達して、弁開口の弁座109に当接する。それにより、 弁開口107が閉鎖され、制御ピストン20の制御運動が終わる。 制御弁の液圧的なストローク制限のこの状態は第7図に示されているが、これ には通例第6図の記載が当てはまる。特に、閉鎖要素110は座109に漏れの ない状態で載っている。 それに対して、制御接続部の圧力がレリーフすると、制御ピストン20がばね 46、47による負荷を受けてその当接部まで、すなわち蓋22まで戻る。 緊急の場合に、すなわち液圧的制御圧の不足の場合に、制御ピストン20を機 械的に作動させることも可能である。この目的のために、制御ピストン20に向 けられた調整スピンドル106の前端−すなわち案内肩部119が−制御ピスト ン20の端面に当接しかつ制御ピストンを主ピストン3に向かう方向に、前制御 弁座6を有する前制御弁の開口の方向に移動させるように調整スピンドル106 のねじ105を回転させる。それとともに、負荷を制御圧なしで沈下させること ができる。この作動状態は図8に示されており、これにはそのほかの点では第6 図の記載が当てはまる。 第9図と第10図には、制御ピストン20を制御するための配量弁の別の構成 を示す。配量弁の記載に関して、第5図〜第8図の記載を参照する。付加的に、 ここに次の三つの要素を示すが、これらはそれだけでまたは第二または第三の要 素と組み合わせて配量弁と共通に使用できる。 a)配量バイパス 制御圧で作用可能な環状通路104から配量バイパス通路126が減衰ノズル 125を介して分岐している。この配量バイパス通路126は、制御室21に開 口するアンダーカット通路127に続いている。アンダーカット通路127には 、必要に応じてほかの減衰ノズル128を配置することができる。 機能について: 一つ以上の減衰ノズル127を有する配量バイパス通路126により、閉鎖要 素110が弁座109を閉鎖するときでも、制御室21が制御圧で作用される。 しかしながら、もっぱらなお所望の程度に減衰された制御ピストン20の制御が 行われる。これにより、したがって配量弁の機能も変化する。 配量バイパスを用いると、その配量弁は第一の制御領域における制御ピストン 20の妨げられない迅速な制御を実現する。配量弁は同様に主弁の迅速な応答、 すなわち下降運転中の負荷保持制動弁の迅速な応答を実現する。この迅速制御領 域は、配量弁が弁開口107により制御油の供給を阻止するときに(液圧的な迅 速制御領域のストローク制限を阻止する)。今や、制御室はほんのバイパスだけ 著しく絞られて制御油で作用される。この状態では、絞りバイパス127のみを 有効に形成するので、負荷保持制動弁を敏感に作動させることができる。配量弁 を使用しないと、次のような要求があるだろう。制御通路Xにおいて減衰のため に必要なノズルが使用されかつ制御運動の迅速な制御のために非常に高い制御圧 が用いられたときにのみ良好な減衰で迅速な制御で大きな制御路があること。調 整スピンドルの調整により、全制御領域に対する迅速制御領域の比が調整される だろう。 他方では、ほとんど絞らない配量弁の使用により、制御ピストン20の迅速な 戻り運動が可能になる。なぜなら、絞りバイパス126の両方の減衰ノズル12 5、128が弁開口107を通って回ってゆくからである。 b)タンクバイパス 配量バイパスから、配量バイパスをタンク通路138と連結するタンクバイパ ス通路137が分岐している。タンクバイパス通路137には、バイパスノズル 132ならびにバイパス戻り弁が球133およびばね134でもって配置されて いる。戻り弁が漏れ油接続部Lからノズル132を介して連結孔への配量バイパ ス126における逆流を阻止する。 機能について: 連結孔126内の圧力がバイパス逆止弁の球133を開く。それにより、制御 油の一部がバイパスノズル132およびバイパス通路を通ってタンクへ流れる。 それとともに、配量弁における流れおよび圧力分割が生ずる。これにより、圧力 振動が減衰される。減衰の強さはバイパスノズル132の大きさにより定めるこ とができる。 c)制御圧の予負荷 制御圧で負荷されている環状室104から、予負荷バイパス129、131が 分岐している。この予め負荷されたバイパスでは、ねじにより調整可能である予 負荷弁(過圧弁130)が存在している。予負荷弁は、周知のように、ばね負荷 された逆止弁を有し、この逆止弁は環状通路104内の圧力により開放されかつ 制御室21と連結を作る。 機能について: 環状室104内のおよび減衰ノズル125前の制御圧が突然増大すると、予負 荷弁130の開放が行われる。それとともに、制御油が迅速に流れて直接制御室 21の中へ流れる。負荷の沈下のために負荷保持制動弁の開放方向への制御要素 の迅速な作用が行われる。 負荷保持制動弁の正常作動のときの配量弁によりすでに迅速な制御が可能であ る間、それと組み合わせて用いられた予負荷弁により、迅速制御領域および微細 制御領域を迂回しながらさらに作用される制御が可能になる。 配量弁それだけで、しかし他の制御課題のために一つ以上の要素a、bおよび cと組み合わせて用いることができ、液圧流れが制御される制御ピストンを、制 御圧により液圧的に制御しかつ調整すること、特に戻しばねの力に抗して調整す ることが問題である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月19日(1997.11.19) 【補正内容】 請求の範囲 1.一方の側でその負荷側に外側の負荷を受けている、次の特徴を有する特に複 動する消費部のための液圧で制御可能な負荷保持制動弁であって、 弁ハウジング(1)に制御室(2)が配置され、 前記制御室は、好ましくは整合して配置された室区分をしかもこの順序て有し 、すなわち 前制御室(15)と、 接続部Bを介して消費部(26)の下降ライン(25)と連結されている環状 室(70)と、 接続部Aを介して戻りライン(27)とタンクに連結されている戻り室(73 )と、 制御通路(X)と連結されている制御室(21)とを備え、 環状室と戻り室の間には、制御室(2)に弁ハウジング(1)に固定状態で、 中心の通路を有する弁座(5)が配置され、この弁座を介して接続孔Aおよび Bとが連結可能であり、 弁座か主ピストン(3)により閉鎖されるかまたは開放され、 主ピストン(3)は段付きピストンとして実施されかつ細いピストン肩部を有 し、このピストン肩部は制御室(2)の円筒状壁と共に環状室(70)を形成 し、弁座に向けられていてかつ弁座(5)と協働する細いピストン肩部に沿っ て密封面(4)を有し、 環状室と前制御室の間の制御室の壁に沿って密封状態に導かれた太いピストン 肩部を有し、両方共互いに分離されており、 主ピストンは戻り室(73)の圧力作用によりおよび弁座(4)から持ち上げ る方向に環状室(70)の圧力作用によりかつ弁座の閉鎖方向に前制御室(1 5)の圧力作用により制御室(2)内を軸方向に移動可能であり、 前制御室(15)は平衡ノズル(14)介して環状室(70)ならびに接続部 Bと連結可能でありかつ前制御通路(34)を介して主ピストン(3)内の前 制御弁座(6)と戻り室(73)ならびに接続部Aと連結可能であり、 前制御弁座(6)を有する前制御通路が前制御通路(34)に対し同心に導か れた閉鎖要素により、前制御ピストン8がその密封面(7)と前制御室(15 )内の圧力作用により、好ましくは閉鎖ばね(12)の力により閉鎖可能であ り、かつ反対方向に前制御タペット(9)により閉鎖可能であり、前記前制御 タペット(9)は前制御通路(34)に遊びをもって導かれかつ戻り室(73 )の中へ突出しており、 制御室(21)には制御ピストン(20)が軸方向に案内されかつ戻り室(7 3)の方向への制御室(21)の圧力作用によりおよび制御ばね(24)によ り反対方向に移動可能であり、 制御ピストン(20)が前制御タペット(9)に向かって向けられていてかつ これに対し同軸に方向づけられた制御軸(19)を有し、この制御軸はその一 端が制御端部(16)に制御室(2)の中へ突出しておりかつ制御ピストン( 20)が軸方向に移動すると制御ばね(24)の力に抗して前制御タペット( 9)および前制御ピストン(8)の上へ開放方向に作用するようになっている 液圧制御可能な負荷保持制動弁において、 −前制御タペット(9)はその長さにわたっておよび前制御ピストン(9)の 座面(7)から出発して少なくとも次の長手方向領域を有し、 第一に前制御通路(34)に対して最小の遊び(絞り隙間)をもって導かれて おり、 それからそれに続く絞り領域(143)を備え、この絞り領域はその長さにわ たってその横断面とともに前制御通路(34)に対して絞り間隙を形成し、こ の絞り間隙は最大横断面の絞り間隙から出発しておりそしてそれから少なくと も絞り領域(143)の部分長さ(144)にわたって、連続的に、好ましく は漸進的に増加し、 それから最小横断面を有する領域(146)を有し、好ましくは前制御タペッ ト(9)が前制御ピストン(8)と固定結合され、 −制御圧で作用される制御ピストン(20)の作用面(45)が、前制御制御 弁座(6)の作用面に対し50:1より大きい比率で、好ましくは100:1 より大きい比率であり、また好ましくは、制御ピストン(20)の端面(45 )対制御端部(16)の端面(44)または作用面(74)の比率は30: 1より大きく、特に60:1より大きく、 前制御タペット(9)が前制御通路(34)とともに形成する絞り横断面(絞 り箇所36)が前制御ピストン(8)のすべての開放位置で前制御弁座(6) と前制御ピストン(8)の密封面(7)との間に形成された開放横断面より小 さく、 −前制御ピストン(8)が前制御通路(34)と共に形成する最大横断面が平 衡絞り(14)の流通横断面より大きいことを特徴とする弁。 2.請求の範囲1の弁において、 前制御ピストンに最も近くに存在する(最大横断面の領域142)絞り領域の 前制御タペット(9)が円筒状にかつ実質的に最大横断面でもってかつ前制御 通路(34)に対し小さい遊びをもって形成され、 前制御タペット(9)がそれから次の絞り領域(143)内に減少する絞り作 用をもってその外筒上に少なくとも一つの軸方向に向けられた絞り溝(10) を有し、その深さおよび/または幅が最大横断面の幅に実質的にゼロでもって 隣接しておりかつ絞り領域(143)の部分長さ(144)にわたって連続的 に増加しており、−好ましくは−それから別の部分長さ(145)にわたって 一定に続いており、 そして−好ましくは−絞り溝の溝基部が絞り領域(143)の他端に実質的に 前制御タペット(9)の最小横断面上で終わることを特徴とする請求の範囲1 の弁。 3.主ピストン(3)が前制御室(15)に向けられているその端部に中心孔( 38)を有し、その基底から前制御通路(34)が出発しており、 前制御ピストン(8)が前制御室に向けられた(ばね負荷された)端部に案内 軸(37)を有し、この案内軸は主ピストン(3)の案内孔(38)内を気密 に導かれかつ前制御弁座(6)の作用面と比較してより大きい端面(39)を 有し、 前制御弁座(6)と案内軸(37)との間に存在する案内孔(38)の部分が 前絞り孔(41)を介して前制御室(15)と連結されていることを特徴とす る請求の範囲1または2の弁。 4.環状室(70)は接続部Bおよび下降ライン(25)を含めておよび戻り室 (60)は戻り室(73)と接続部A、戻りライン(27)およびタンクを含 めて室(49)および戻り室(60)およびその間に配置されたばね負荷され た圧力制限弁(30)の圧力制限ピストン(55)を介して連結されているこ とを特徴とする請求の範囲1から3までのうちのいずれか一つに記載の弁。 5.室49および戻り室(60)は圧力制限弁(30)の二つの端部室の間に存 在しており、 圧力制限弁(30)のばね負荷された圧力制限ピストン(55)が密封面(5 6)ならびに両端にそれぞれ一つのピストン軸を案内端部(62)および案内 端部(63)とともに有し、 その際密封面(56)は圧縮ばね(57)の予張力を受けて弁座(54)に当 接しておりかつ その際各案内端部(62,63)が弁ハウジング(1)の端部室のうちの一方 に気密に案内されており、 過負荷孔(49)に隣接している端部室ならびにその案内端部(62)が戻り 室(73)の圧力で長手方向孔(81)および横孔(80)を介して負荷され かつ横断面(端面64)が弁座の端面よりほんのわずかだけ小さく、 案内端部(63)を有する端部室か圧力レリースされかつその液圧的に有効な 横断面(端面65)に関して弁座面(54)と案内端部(62)を有する端部 室(147)の横断面(端面64)との間の差と同じ大きさであることを特徴 とする請求の範囲4の弁。 6.圧力制限弁(30)のばね負荷された圧力制限ピストン(55)が二つの平 行に装着された圧縮ばねで負荷され、そのうち一方の圧縮ばね(57)が戻り 室(60)で圧力制限ピストン(58)に対しておよび他方の圧縮ばね(66 )が圧力レリースされた端部室て案内端部(63)を有するピストン軸に対し 締めつけられていることを特徴とする請求項4または5の弁。 7.制御室(21)が制御通路(X)と配量弁(84)を介して連結され、配量 弁により制御ピストン(20)が制御ピストン(20)の所定のストロークに 限定された制御油量で作用されることを特徴とする請求の範囲1から6までの うちのいずれか一つに記載の弁。 8.配量弁(84)の配量室(102)が制御接続部(115)と連結されかつ 次の要素を備えており、すなわち 弁座(109)を有する弁開口(107)を備え、この弁開口を通って制御油 が制御室(21)に到達するようになっており、 閉鎖要素(110)が弁座(109)と開口位置の間の配量室(102)で制 御ピストン(20)と同期して移動できるように軸(118)により制御ピス トン(20)に支えられ、閉鎖要素は制御ピストン(20)の所定のストロー クで弁座(109)を閉鎖することを特徴とする請求の範囲7の弁。 9.弁開口(107)が制御室(21)に制御ばね(147)と反対側に開口し ておりかつ環状の閉鎖面(弁座109)により囲まれており、この閉鎖面は制 御ピストンの圧力が作用される端面に対し平行に存在し、 軸(118)が弁開口(107)を大きな遊びをもって貫通しており、 閉鎖要素(110)がばね(111)により制御ピストン(20)の圧力作用 される端面に軸が当接するようにかつ所定のストロークを通過した後弁座(1 09)に押圧されることを特徴とする請求の範囲8の弁。 10.配量弁(84)の弁開口(107)を有する弁座(109)が制御室(2 1)に対し相対的に移動可能に導かれかつ位置決め可能であり、特に配量弁( 84)の弁開口(107)が閉鎖ピストン(119)に形成され、この閉鎖ピ ストンは配量弁室(102)を制御室(21)に対して閉鎖しかつ閉鎖ピスト ンは配量弁室(102)内を制御ピストン(20)に対し平行に気密に導かれ かつ位置決め可能であることを特徴とする請求の範囲9の弁。 11.閉鎖ピストン(119)は、制御ピストン(20)に当接しかつ制御ピス トン(20)を前制御閉鎖要素(前制御ピストン8)を解除する方向に移動さ せて位置決めするように位置決め可能であることを特徴とする請求の範囲10 の弁。 12.閉鎖ピストン(119)が調整スピンドル(106)の自由端に取り付け られ、調整スピンドル(106)が弁開口(107)と整合する中心通路(1 08)を有し、この中心通路は調整スピンドル(106)の自由端に栓(11 2)により閉鎖され、 閉鎖要素(球110)が中心通路(108)内を導かれ、 中心通路(108)が閉鎖要素の両側て制御圧で作用され、 調整スピンドル(106)が制御ピストン(20)の運動に対し平行なねじ孔 (105)の中へまたはねじ孔の中から出入り可能であることを特徴とする請 求の範囲10または11の弁。 13.閉鎖ピストン(119)の調整スピンドル(106)の一方の端部位置が 制御室(21)の中へ突出しており、制御ピストンに当接して制御ピストン (20)を前制御閉鎖要素(前制御ピストン8)の解除方向に移動させ(第8 図)かつ他方の端部位置では休止位置に存在する制御ピストン(20)の端面 からの弁座(109)の間隔が軸(118)より短いことを特徴とする請求の 範囲12の弁。 14.制御通路(114)が閉鎖ピストンの閉鎖面の直前で中心通路(108) の中へ開口しかつ閉鎖要素が遊びをもって中心通路に導かれることにより、中 心通路(108)が閉鎖要素(110)の両側で制御圧で作用されることを特 徴とする請求の範囲12または13の弁。 15.軸(118)が閉鎖要素(110)と固定結合されるか、または閉鎖要素 (110)により分離され、 軸(118)が制御ピストン(20)と固定結合されるか、または制御ピスト ン(20)により分離されることを特徴とする請求の範囲7から14までのう ちのいずれか一つに記載の弁。 16.配量弁(84)が絞り通路(127)により迂回され、この絞り通路は閉 鎖要素(110)による座(109)の閉鎖後、制御油流のいっそう強い絞り 部(絞りまたは遮蔽板125と128)を有することを特徴とする請求の範囲 7から15までのうちのいずれか一つに記載の弁。 17.配量弁が予負荷通路(129,131)によりそこに置かれた予負荷弁( 130)とともに回避され、最大圧力差が予負荷通路(129)と残りの制御 通路(21)の間に予め与えられることを特徴とする請求の範囲7から16ま でのうちのいずれか一つに記載の弁。 18.配量弁かバイパス通路(135,137)のようなレリーフ通路により迂 回され、このレリーフ通路は制御通路をバイパスノズル(132)および逆止 弁(133)を介してタンクと連結することを特徴とする請求の範囲7から1 7までのうちのいずれか一つに記載の弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,KR,US (72)発明者 チュールヘル・ヨーゼフ スイス国、CH−6345 ノイハイム、リン デンヴェーク、26 【要約の続き】 が減少する。戻り圧力と無関係な圧力制限弁が負荷保持 制動弁ハウジングに組み込まれている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一方でその負荷側に外側の負荷を受けている、特に複動する消費部のための 液圧で制御可能な負荷保持制動弁において、次の特徴:すなわち 弁ハウジング(1)に制御室(2)が配置され、 制御室は、特に一直線に配置された室区分およびしかもこの順序に配置された 室区分、すなわち 前制御室(15)と、 (接続部B)を介して消費部(26)の下降ライン(25)と連結された環状室(70)と 、 (接続部A)を介して戻りライン(27)とタンクに連結された戻り室(70)と、 制御通路(X)と連結された制御室(21)と、 環状室と戻り室の間には制御室(2)に弁ハウジング(1)に固定状態に、中心通路 を有する弁座(5)が配置され、それを介して接続孔AとBが連結可能であり、 弁座が主ピストン(3)により閉鎖されるかまたは開放され、 主ピストン(3)が段付きピストンとして設計されかつ細いピストン肩部を有し 、このピストン肩部は制御室(2)の円筒状壁と共に環状室(70)を形成し、弁座 に向けられていてかつ弁座(5)と協働する密封面(4)を細いピストン肩部を有し 、環状室と前制御室の間に制御室の壁に密封状態に案内されかつ両方を互いに 分離する太いピストン肩部有し、 主ピストンが制御室(2)内を軸方向に戻り室(73)または環状室(70)の圧力作用 により弁座(4)から持ち上がる方向にかつ弁座を閉じる方向に前制御室(15)の 圧力作用により移動可能であり、 前制御室(15)が平衡絞り(14)を介して環状室(70)ならびに接続部(B)とおよび 絞り通路(34)を介して主ピストン(3)の前制御弁座(6)と環状室(73)ならびに接 続部Aと連結可能であり、 前制御弁座(6)を有する前制御通路が前制御通路(34)に対し同心に導かれる閉 鎖要素(前制御ピストン8)によりその密封面(7)と前制御室(15)内の圧力作用 によりおよび、好ましくは、閉鎖ばね(12)の力により閉鎖可能でありかつ反対 方向に前制御タペット(ピストン軸9)により制御可能であり、その前制御タペ ット(9)が前制御通路(34)内を遊びをもって導かれかつ戻り室(73)内へ突出し ており、 制御室(21)には制御ピストン(20)が軸方向に導かれかつ戻り室(73)の方向への 制御室(21)の圧力作用によりおよび反対方向の制御ばね(24)により移動可能で あり、 制御ピストン(20)が前制御タペット(9)に向かって方向づけられかつそれに対 し同軸に配向された制御軸(19)を有し、前記制御軸はその一端(制御端部)で 制御室(2)の中へ突出しておりかつ制御ばね(24)の力に抗して制御ピストン(2 0)が軸方向に移動すると前制御タペット(9)および前制御ピストン(8)の上へ開 放方向に作用する負荷保持制動弁において、 前制御タペット(9)はその長さにわたっておよび前制御ピストン(9)の座面(7) から出発して少なくとも次の長さ領域を所有しており、 第一に、前制御通路(34)に対して最も少ない遊び(絞り隙間)をもって導かれる 最大横断面を有する領域(142)を、それからそこに接続する絞り領域(143)を有 し、この絞り領域はその横断面をもつその長さにわたって前制御通路(34)に対 し絞り隙間を形成し、この絞り隙間は最大横断面の絞り隙間から出発してそれ から、少なくとも絞り領域(143)の部分長さ(144)にわたって、連続的に、好ま しくは漸進的に、少なくとも、それから最小横断面を有する領域(146)を有し 、 そして特に前制御タペット(9)が前制御ピストン(8)と固定結合されていること を特徴とする負荷保持制動弁。 2.前制御ピストンに最も近く存在する絞り領域の前制御タペット(9)が(最大横 断面の領域142)、円筒状にかつ実質的に最大横断面でかつ前制御通路(34)に対 して僅かな遊びで形成され、 それから次の「減少する絞り作用を有する絞り領域(143)」に前制御タペット (9)がその外筒上に少なくとも一つの軸方向に向けられた絞り溝(10)を有し、 その深さおよび/または幅は最大横断面の領域に実質的にゼロで隣接しかつ絞 り領域(143)の部分長さ(144)にわたって連続的に減少し、そして−特に−それ から別の部分長さ(145)にわたって一定に継続し、 そして−特に−絞り領域(143)の他端で絞り溝の基底が実質的に前制御タペッ ト(9)の最小横断面で終わることを特徴とする請求の範囲1の弁。 3.制御圧で作用される制御ピストン(20)の作用面(45)が前制御弁座(6)の作用 面に対して50:1の大きい比率であり、好ましくは100:1の大きい比率であり、 好ましくは、制御端部(16)の端面(44)もしくは作用面(74)に対する制御ピスト ン(20)の端面(45)の比率が大きい30:1であり、特に大きい60:1であることを特 徴とする請求の範囲1または2の弁。 4.前制御タペット(9)が前制御通路(34)とともに形成する絞り横断面(絞り箇 所36)が、前制御ピストン(8)の全ての開放位置で、前制御弁座(6)と前制御ピ ストン(8)の密封面(7)の間に形成される開放横断面より小さいことを特徴とす る請求の範囲1から3までのうちのいずれか一つに記載の弁。 5.前制御ピストン(8)が前制御通路(34)と共に形成する最大横断面が、平衡絞 り(14)の貫通横断面より大きいことを特徴とする請求の範囲4の弁。 6.主ピストン(3)は、前制御室(15)に向けられたその端部に中心の案内孔(38) を有し、その基底から前制御通路(34)が出発しており、 前制御ピストン(8)は、前制御室に向けられた(ばね負荷された)端部に案内 軸(37)を有し、この案内軸は主ピストン(3)の案内孔(38)内を密封状態に案内 されかつ前制御弁座(6)の作用面に比較して大きい端面(39)を有し、 前制御弁座(6)と案内軸(37)の間に存在する案内孔(38)の部分か前絞り孔(41) を介して前制御室(15)と連結されていることを特徴とする請求の範囲1から5 までのうちのいずれか一つに記載の弁。 7.環状室(70)(接続部Bおよび下降ライン25を含めて)および戻り室(60)(接続 部A、戻りライン(27)およびタンクを含めて)が室(49)および戻り室(60)お よびその間に配置されたはね負荷された圧力制限弁(30)の圧力制限ピストン(5 5)を介して戻り室(73)と連結されていることを特徴とする請求の範囲1から6 までのうちのいずれか一つに記載の弁。 8.室(49)と戻り室(60)が圧力制限弁(30)の二つの端部室の間に存在しており、 圧力制限弁(30)のばね負荷された圧力制限ピストン(55)が密封面(56)ならびに 両端にそれぞれ一つのピストン軸(案内端部62,案内端部63)を有し、 その際密封面(56)が圧縮ばね(57)の予負荷を受けて弁座(54)に当接しかつ 各案内端部(62,63)が弁ハウジング(1)の端部室のうちの一つに気密に案内され 、 過負荷孔(49)に隣接している端部室ならびにその案内端部(62)が長手方向孔(8 1)および横孔(80)を介して戻り室(73)の圧力で負荷されかつ横断面(端面64)が 弁座の端面よりほんのわずかだけ小さく、 端部室が案内端部(63)で圧力レリーフされかつその液圧的に有効な横断面(端 面65)に関して弁座面(54)と案内端部(62)を有する端部室(147)の横断面(端面 64)との間の差と同じ大きさであることを特徴とする請求の範囲7の弁。 9.圧力制限弁(30)のばね負荷された圧力制限ピストン(55)が二つの平行に装着 された圧縮はねで負荷され、そのうち一方の圧縮ばね(57)が戻り室(60)で圧力 制限ピストン(58)に対して締めつけられかつ他方の圧縮はね(66)が圧力レリー フされた端部室で案内端部(63)を有するピストン軸に対し締めつけられている ことを特徴とする請求項7または8の弁。 10.弁の開放または閉鎖の方向の調整可能な制御油流により作用可能である液 圧/機械的な制御ピストンを有する弁において、特に請求の範囲1の上位概念 による弁、好ましくは先行する請求の範囲のうちの一つによる弁において、制 御室(21)が配量弁(84)を介して制御通路(X)と連結され、それにより制御ピス トン(20)が制御ピストン(20)の所定のストロークに制限された制御油量で作用 されることを特徴とする弁。 11.配量弁(84)の配量室(102)が制御接続部(115)と連結されており、かつ制御 油が制御室(21)に達する際に通る弁座(109)を有する弁開口(107)と、閉鎖要素 (110)とを有し、前記閉鎖要素は弁座(109)と開放位置の間の配量室(102)内で 制御ピストン(20)と同期して移動できるように、かつ制御ピストン(20)の所定 のストロークで弁座(109)を閉鎖するように軸(118)により制御ピストン(20)に 支えられることを特徴とする請求の範囲10の弁。 12.弁開口(107)が制御室(21)に制御ばね(147)と反対側で開口しておりかつ制 御ピストンの圧力作用される端面に対し平行に存在する環状の閉鎖面(弁座10 9)により囲まれており、軸(118)が弁開口(107)を大きな遊びをもって貫通して おり、閉鎖要素(110)がばね(111)により制御ピストン(20)の圧力作用さ れる端面に軸を当接させるためにかつ所定のストロークだけ通過した後に弁座 (109)に押圧されることを特徴とする請求の範囲11による弁。 13.配量弁(84)の弁開口(107)を有する弁座(109)が制御室(21)に対して相対的 に移動可能に導かれかつ位置決め可能であり、特に配量弁(84)の弁開口(107) が閉鎖ピストン(119)に形成され、前記閉鎖ピストンが配量弁(102)を制御室(2 1)に対して閉鎖しかつ配量弁室(102)内で制御ピストン(20)に対し平行に気密 に導かれかつ位置決め可能であることを特徴とする請求の範囲12の弁。 14.閉鎖ピストン(119)は、制御ピストン(20)に当接しかつ制御ピストン(20) を前制御閉鎖要素(前制御ピストン8)の解除方向に移動させて位置決めするよ うに位置決め可能であることを特徴とする請求の範囲13の弁。 15.閉鎖ピストン(119)が調整スピンドル(106)の自由端に取り付けられ、 調整スピンドル(106)が弁開口(107)と整合する中心通路(108)を有し、この中 心通路は調整スピンドル(106)の自由端で栓(12)により閉鎖され、 中心通路(108)内を閉鎖要素(球110)が案内され、中心通路(108)が閉鎖要素の 両側で制御圧で作用されかつ 調整スピンドル(106)は制御ピストン(20)の運動に対し平行なねじ孔(105)内を ねじで出入り可能であることを特徴とする請求項13または14の弁。 16.閉鎖ピストン(119)の調整スピンドル(106)の一方の端部位置で閉鎖ピスト ン(119)が制御室(21)の中へ突出しており、制御ピストンに当接しかつ制御ピ ストン(20)を前制御閉鎖要素(前制御ピストン8)の解除方向に移動させ(第8 図)、そして他方の端部位置では、休止位置に存在する制御ピストン(20)の端 面からの弁座(109)の間隔が軸(118)より短いことを特徴とする請求の範囲15 の弁。 17.制御圧通路(114)が閉鎖ピストンの閉鎖面の直前で中心通路(108)に開口し かつ閉鎖要素が遊びをもって中心通路内を案内されることにより、中心通路(1 08)が閉鎖要素(110)の両側で制御圧で作用されることを特徴とする請求の範囲 15または16の弁。 18.軸(118)が閉鎖要素(110)と固定結合されるか、または閉鎖要素(110)から 分離されており、 軸(118)が制御ピストン(20)と固定結合されるか、または制御ピストン(20)か ら分離されていることを特徴とする請求の範囲10から17までのうちのいず れか一つに記載の弁。 19.配量弁(84)が絞り通路(127)により回避され、この絞り通路は閉鎖要素(11 0)による座(109)の閉鎖後制御流のより強い絞り(絞りまたは遮蔽125および12 8)を有することを特徴とする請求の範囲10から18までのうちのいずれか一 つに記載の弁。 20.配量弁が、そこに配置された予負荷弁(130)を有する予負荷通路(129、13 1)により迂回され、予負荷通路(129)と残りの制御通路(21)の間の最大圧力差 が予め与えられることを特徴とする請求の範囲10から19までのうちのいず れか一つに記載の弁。 21.配量弁がレリーフ通路(バイパス通路135,137)により迂回され、前記レリ ーフ通路は制御通路をバイパスノズルおよび逆止弁133を介してタンクと連結 することを特徴とする請求の範囲10から20までのうちのいずれか一つに記 載の弁。
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