【発明の詳細な説明】
修飾アミノ酸、これらの化合物を含む薬物及びそれらの調製方法
本発明は一般式
の修飾アミノ酸、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡
像体、それらの混合物及びそれらの塩、特に無機または有機の酸または塩基との
それらの生理学上許される塩、これらの化合物を含む医薬組成物、これらの使用
並びにそれらの調製方法に関する。
上記一般式Iにおいて、
Rは非分岐C1-7-アルキル基〔これはω−位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基またはビフェ
ニリル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、
2,4(1H,3H)ぉ]ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-
3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
チエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-
イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、
2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、
1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ
イミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾール-1
-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基(最後の二つの
基はそれぞれ4位及び/または5位或いは5位及び/または6位で低級直鎖もし
くは分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジニル
基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル- 1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル基
または1-メチルイミダゾリル基により一置換または二置換されていてもよく、こ
れらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
または硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしくは
追加の窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されていて
もよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4−ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して
上記5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合され
ていてもよく、またこうして形成された二環式ヘテロ芳香族環は1,4-ブタジエニ
レン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕、
必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニリ
ル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジ
オキソキナゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-
イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)
-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキ
シド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-
チエニル)-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2
-オキソイミダゾール-1-イル基、
1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2
(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1
H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミ
ジン-3-イル基、または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ-[4,5-b]ピリジン-3-
イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
または硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしくは
追加の窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されていて
もよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記
5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されてい
てもよく、またこうして形成された二環式ヘテロ芳香族環は1,4-ブタジエニレン
基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
(ω-位のアルキル基及びアルキルアミノ基の置換について上記されたフェニ
ル基、ナフチル基及びビフェニリル基並びに炭素骨格中の必要によりまた部分水
素化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフ
ッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、C3-8-シクロアルキル
基、ニトロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カル
ボキシ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基
、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾ
イルアミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミ
ノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル
基、(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カ
ルボニル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カル
ボニル基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロ
メチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルス
ルホニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換
基は同じであってもよく、または異なっていてもよく、上記ベンゾイル基、ベン
ゾイルアミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原
子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミ
ノ基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい)
により置換されていてもよい〕、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2または3を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、oは
また1を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対である場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-であり、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)であり、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-3-アルキル基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ
カルボニル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルメチル基またはフェニル基を表し、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではないことを条件として、R6はR5
と一緒になって付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を構成することを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-
ブタジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-6-アルキル基〔これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、ヒドロキシ基、アルコ
キシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ピペリジニル基、
モルホリニル基、ピロリジニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、アミノカ
ルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アセチルアミノ基、シアノ基、アミ
ノカルボニルアミノ基もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基またはフェニ
ル基、ピリジニル基もしくはジアジニル基により一置換または二置換されていて
もよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい〕、
C5-7-シクロアルキル基、フェニル基、ピリジニル基、シアノ基、アミノ基、
ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アル
コキシカルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミ
ノ基、アルキルアミノカルボニルアミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアミノ
基、N-(アミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル
)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、
フェニルアミノカルボニルアミノ基、[フェニル(アルキルアミノ)]カルボニルア
ミノ基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(フェニルアミ
ノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボニルアミノ基、フ
ェニルアルキルアミノカルボニルアミノ基、ピリジニルアミノカルボニルアミノ
基、N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル
)-N-フェニルアミノ基、N-(アミノカルボニルアミノカルボニル)-N-フェニルア
ミノ基、N-(ピリジニル)-N-(アミノカルボニル)アミノ基、N-(ピリジニル)-N-(
アルキルアミノカルボニル)アミノ基、フェニルアミノ基、ピリジニルアミノ基
、4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル基または
ジアジニルアミノ基、
飽和、モノ不飽和またはジ不飽和5員〜7員のアザ、ジアザ、トリアザ、オキ
ソアザ、チアザ、チアジアザまたはS,S-ジオキシド-チアジアザ-複素環
〔上記複素環は炭素原子または窒素原子を介して結合されていてもよく、かつ
窒素原子に隣接する1個または2個のカルボニル基を含んでいてもよく、
窒素原子の一つの位置でアルキル基、アルカノイル基、アロイル基、ヒドロキ
シカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキ
シカルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されて
いてもよく、
1個または2個の炭素原子の位置で分岐アルキル基もしくは非分岐アルキル基
またはフェニル基、フェニルメチル基、ナフチル基、ビフェニリル基、ピリジニ
ル基、ジアジニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基
、1,3-チアゾリル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル
基、イミダゾリル基または1-メチルイミダゾリル基により置換されていてもよく
、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、
またC3-6-アルキレン基が2個の隣接炭素原子を介して上記複素環に更に結合
されていてもよく、または上記不飽和複素環の一つのオレフィン二重結合がベン
ゼン環、ピリジン環、ジアジン環、1,3-オキサゾール環、チオフェン環、フラン
環、チアゾール環、ピロール環、N-メチル-ピロール環、キノリン環、イミダゾ
−ル環またはN-メチル−イミダゾール環と縮合されていてもよい〕
を表し、または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表す場合
、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく、または
Y1が炭素原子である場合、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)またカルボニ
ル基または飽和もしくはモノ不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ−複素環(
これは必要によりその環中に1個または2個のカルボニル基を含んでいてもよく
、またそれが不飽和である場合、二重結合の位置でベンゾ縮合されていてもよく
、また窒素原子の一つの位置でメチル基、アミノカルボニル基、ヒドロキシカル
ボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカル
ボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていても
よく、
R5,R7及びRNに記載の基に含まれたフェニル基、ピリジニル基、ジアジンニル
基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル
基または1-メチルイミダゾリル基、並びに炭素骨格中のベンゾ複素環、チエノ複
素環、ピリド縮合複素環及びジアジノ縮合複素環は更にフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ
基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アルキ
ルスルホニルアミノ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ
基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルア
ミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ヒドロキシアルキルアミノカルボニ
ル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピ
ペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ−1−アゼピニル)カルボニル基、(4-
メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、メチレンジオキシ基、アミノカルボニル
アミノ基、アミノカルボニルアミノアルキル基、アルキルアミノカルボニルアミ
ノ基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチ
ルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホ
ニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は
同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、
ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボニルアミノ基及びベンゾイルメチ
ルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子また
はアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基によ
り更に置換されていてもよく、
また特に明記しない限り、上記の基に含まれるアルキル基は1個〜5個の炭素
原子を含んでいてもよく、
Xは酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zはメチレン基または基-NR1
(R1は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表す)
を表し、
R11は水素原子、C1-3-アルキル基、合計2〜4個の炭素原子を有するアルコキ
シカルボニル基またはフェニルメチル基を表し、
nは数1または2を表し、またはmが1である場合、nはまた0であってもよく
、
mは数0または1を表し、
R2はフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホ
ルミル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-イ
ンドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、2-チエニ
ル基、3-チエニル基、チアゾリル基、1H-インダゾール-3-イル基、1-メチル-1H-
インダゾール-3-イル基、ベンゾ[b]フル-3-イル基、ベンゾ[b]チエン-3-イル基
、ピリジニル基、キノリニル基またはイソキノリニル基を表し、
炭素骨格中の上記芳香族基及びヘテロ芳香族基は更にフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子または分岐もしくは非分岐アルキル基、C3-8-シクロアルキル基
、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルア
ルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボ
キシアルキル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、ジアルキルアミノア
ルキル基、ジアルキルアミノアルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基
、
アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基
、ベンゾイルメチルアミノ基、メチルスルホニルオキシ基、アミノカルボニル基
、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、アルカノイル
基、シアノ基、テトラゾリル基、フェニル基、ピリジニル基、チアゾリル基、フ
リル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメ
チルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二
置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾ
イルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子、またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルア
ミノ基により更に置換されていてもよく、
Aは結合または式
(これは-CX基を介してNR3R4基に結合されている)
の2価の基を表し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、かつ
R9は水素原子または分岐もしくは非分岐C1-5-アルキル基(それが分岐してい
ない場合、これはそのω-位でヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、アルキ
ルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-アゼチジニル基、1-ピロリジニル基、1-ピ
ペリジニル基、ヘキサヒドロ-1-アゼピニル基、メチルチオ基、ヒドロキ
シカルボニル基、アミノカルボニル基、アミノイミノメチルアミノ基、アミノカ
ルボニルアミノ基、フェニル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インド
ール-3-イル基、1-ホルミル-1H-インドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メ
チル-4-イミダゾリル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはピリジニル基によ
り置換されていてもよく、上記複素環、フェニル基及びナフチル基は順に炭素骨
格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメチル基、アルコキシ基、
トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカ
ルボニル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、メチルスルホニルオキシ基、
トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフ
ルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく
、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、R9について
記載された基に含まれるヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、グアニジノ基
、インドリル基及びイミダゾリル基はペプチド化学に普通使用される保護基、好
ましくはアセチル基、ベンジルオキシカルボニル基またはtert.ブチルオキシカ
ルボニル基で置換されていてもよい)を表し、
R3は水素原子、
C1-7-アルキル基(これはω-位でシクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル
基、ジアジニル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
ミノ基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アセ
チルアミノ基、1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、4-(1-ピペリジニル)-1-
ピペリジニル基、4-モルホリニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、[ビス-
(2-ヒドロキシエチル)]アミノ基、4-アルキル-1-ピペラジニル基または4-(ω-ヒ
ドロキシアルキル)-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)、
フェニル基またはピリジニル基、
(上記複素環基及びフェニル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはメチル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ
基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、シアノ基、メチルスル
ホニルオキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により一
置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであっても
よく、また異なっていてもよい)、
を表し、
R4は水素原子または必要によりフェニル基もしくはピリジニル基により置換さ
れていてもよいC1-3-アルキル基を表し、または
R3及びR4は囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
式中、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子であってもよく、
rは数0、1または2を表し、
qは数0、1または2を表し、
R10は水素原子またはアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アミノイミノメチル基、アミノカルボニルアミノ
基、アルキルアミノカルボニルアミノ基、シクロアルキルアミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアルキル基、アミ
ノカルボニルアミノアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、カルボキシアルキル基またはカルボキシ基、
フェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、ピ
リジニルカルボニル基またはフェニルカルボニル基(これらは炭素骨格中でフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、アルコキシ基、メチル
スルホニルオキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチ
ルアミノ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニ
ルアミノメチル基、シアノ基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキシ
アルキル基、カルボアルコキシアルキル基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルア
ミノ)アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルキル基、ω-(ジアルキルアミ
ノ)ヒドロキシアルキル基、ω-(カルボキシ)アルカノイル基、トリフルオロメト
キシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基もしく
はトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されてい
てもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基、2,4
(1H,3H)-ジオキソピリミジニル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジニ
ル基(これらはフェニル基により置換されていてもよく、または二重結合の位置
でベンゼン環、ピリジン環またはジアジン環に縮合されていてもよい)、
1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
4員〜10員のアザシクロアルキル基、5員〜10員のオキサザ基、チアザ基もし
くはジアザシクロアルキル基または6員〜10員のアザビシクロアルキル基を表し
、
上記単環式複素環及び二環式複素環は窒素原子または炭素原子を介して結合さ
れていてもよく、また
C1-7-アルキル基;アルカノイル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニ
ル基、ピリジニルカルボニル基、カルボキシアルカノイル基、カルボキシアルキ
ル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アミノカル
ボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルキルスルホニル基、シクロアルキ
ル基またはシクロアルキルアルキル基;必要により環中で置換されていてもよい
シクロアルキルカルボニル基、アザシクロアルキルカルボニル基、ジアザシクロ
アルキルカルボニル基またはオキサアザシクロアルキルカルボニル基により置換
されていてもよく、
これらの置換基中に含まれる脂環式部分は3個〜10個の環員を含んでもよく、
またヘテロ脂環式部分は4個〜10個の環員を含んでもよく、また
上記フェニル基及びピリジニル基は順にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子、アルキル基、アルコキシ基、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチ
ル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、アミ
ノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノメチル基、シアノ基、カルボキ
シ基、カルボアルコキシ基、カルボキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル
基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルカノイル基、ω-(カルボキシ)
アルカノイル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置
換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよ
く、また異なっていてもよく、または
R10はR12及びY3と一緒になって4員〜7員の脂環式環(メチレン基は-NH-基ま
たは-N(アルキル)−基により置換されていてもよい)を表し、
基R10中の窒素原子に結合された水素原子は保護基により置換されていてもよ
く、
R12は水素原子、
C1-4-アルキル基(非分岐アルキル基はω-位でフェニル基、ピリジニル基、ジ
アジニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-ピロリジニ
ル基、1-ピペリジニル基、4-メチル-1-ピペラジニル基、4-モルホリニル基また
はヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基により置換されていてもよい)、
アルコキシカルボニル基、シアノ基もしくはアミノカルボニル基または電子の
遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれの場合に水素原子を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素−炭素結合(
R10が先に定義されたとおりであり、かつR13が水素原子を表す)を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素−炭素結合を
表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって部分水素化された、ま
たは芳香族の5員〜7員の単環式または二環式の炭素環または複素環を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに上記のその他の基中に存在する
アルキル基は、特にことわらない限り、1個〜7個の炭素原子を含んでもよく、
全ての上記シクロアルキル基及び上記のその他の基中に存在するシクロアルキル
基は、特にことわらない限り、5個〜10個の炭素原子を含んでもよく、また
先に使用された"アロイル基"という用語は、例えば、ベンゾイル基またはナフ
トイル基を表す。
以上の定義及び以下に記載される保護基はペプチド化学に普通に使用される保
護基、特に
必要によりフェニル核中でハロゲン原子、ニトロ基もしくはフェニル基または
1個もしくは2個のメトキシ基により置換されていてもよい、アルコキシ部分中
に1個〜3個の炭素原子を有するフェニルアルコキシカルボニル基、
例えば、ベンジルオキシカルボニル基、2-ニトロ-ベンジルオキシカルボニル
基、4-ニトロ-ベンジルオキシカルボニル基、4-メトキシ-ベンジルオキシカルボ
ニル基、2-クロロ-ベンジルオキシカルボニル基、3-クロロ-ベンジルオキシカル
ボニル基、4-クロロ-ベンジルオキシカルボニル基、4-ビフェニリル-α,α-ジメ
チル-ベンジルオキシカルボニル基または3,5-ジメトキシ-α,α-ジメチル-ベン
ジルオキシカルボニル基、
アルキル部分中に合計1個〜5個の炭素原子を有するアルコキシカルボニル基
、
例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロポキシカルボ
ニル基、イソプロポキシカルボニル基、n-ブトキシカルボニル基、1-メチルプロ
ポキシカルボニル基、2-メチルプロポキシカルボニル基またはtert.ブチルオキ
シカルボニル基、
アリルオキシカルボニル基、2,2,2-トリクロロ-(1,1-ジメチルエトキシ)カル
ボニル基または9-フルオレニルメトキシカルボニル基または
ホルミル基、アセチル基またはトリフルオロアセチル基である。
本発明はラセミ体に関するものであり、この場合、一般式Iの化合物は唯一の
キラル元素を有する。しかしながら、本件出願はまた一般式(I)の化合物中に
一つより多いキラル元素がある場合に生じる鏡像体の個々のジアステレオマーの
対またはこれらの混合物を包含する。
ZがNR1を表し、かつmが値0をとり、かつ式
の部分アミノ酸構造に関してD配置または(R)配置であり、また式
(これは基A中に存在してもよい)
の部分アミノ酸構造に関してL配置または(S)配置である一般式Iの化合物が
特に好ましい。一般式Iにより含まれるその他の化合物について、好ましい異性
体は式VI
の部分構造に関して式Vの(R)配置の部分構造に空間上類似して構成される異
性体である。一般式Iの化合物はそれらの選択的CGRP-拮抗特性に基いて有益な
薬理学的性質を有する。更に、本発明はこれらの化合物を含む薬物、それらの使
用及びそれらの調製に関する。
特別な記載に値する一般式Iの化合物のサブグループは
A,R2,R3,R4,R11,X,Z及びm並びにnが先に定義されたとおりであり、
Rが必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基によ
り置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニリ
ル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、
1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2
(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1
H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミ
ジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イ
ル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
1個、2個または3個の窒素原子を含み、かつ炭素原子を介して結合された6
員ヘテロ芳香族環( 1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接
炭素原子を介して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両
方に結合されていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,
4-ブタジエニレン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕
を表し、
ω-位のアルキルアミノ基及び炭素骨格中の必要により部分水素化されていて
もよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記され
たフェニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基
、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカル
ボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキ
ル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ
基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメ
チルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキル
アミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボ
ニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基、
シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロ
メチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二
置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾ
イルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミ
ノ基により更に置換されていてもよく、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに上記のその他の基中に存在する
アルキル基は、特にことわらない限り、1個〜4個の炭素原子を含んでもよい、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、こ
れらの混合物及びこれらの塩を含む。
特別な記載に値する一般式Iの化合物の別のサブグループは、
R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが前記第一サブグループについて定義さ
れたとおりであり、
Rが非分岐C1-7-アルキル基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニリ
ル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、
2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒド
ロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-
d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)
-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキ
シド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-
オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オ
キソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾー
ル-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基(最後の二
つの基はそれぞれ4位及び/または5位または5位及び/または6位で低級の直
鎖または分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジ
ニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾ
リル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル-1-メチルピラゾリル基、イミダゾリ
ル基または1-メチルイミダゾリル基により一置換または二置換されていてもよい
)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、
1個、2個または3個の窒素原子を含み、炭素原子を介して結合された6員ヘ
テロ芳香族環(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を
介して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合さ
れていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエ
ニレン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕
を表し、
ω-位のアルキル基及び炭素骨格中の必要により部分水素化されていてもよい
単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記されたフェ
ニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基、フェ
ニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニル
基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プ
ロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメチルア
ミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノ
カルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボニル
基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペラジ
ニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基、
シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロ
メチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二
置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾ
イルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミ
ノ基により更に置換されていてもよく、かつ
Aが単結合を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに上記のその他の基中に存在する
アルキル基は、特にことわらない限り、1個〜4個の炭素原子を含んでもよい、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、こ
れらの混合物及びこれらの塩を含む。
上記一般式Iの好ましい化合物は
Rが非分岐C1-5-アルキル基〔これはω-位で
C4-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、
2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒド
ロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-
d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)
-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキ
シド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ
イミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾール-1
-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基(最後の二つの
基はそれぞれ4位及び/または5位または5位及び/または6位で低級の直鎖ま
たは分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジニル
基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル-1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル基
または1-メチルイミダゾリル基により一置換または二置換されていてもよく、こ
れらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
1個または2個の窒素原子を含み、かつ炭素原子を介して結合された6員ヘテ
ロ芳香族環( 1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原
子を介して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結
合されていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタ
ジエニレン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕、または
必要により窒素原子の位置でC1-3-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-4-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イ
ル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾ
リン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキ
ソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3
(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニ
ル)-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキ
ソイミダゾール-1-イル基、
1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2
(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1
H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミ
ジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イ
ル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
1個または2個の窒素原子を含み、かつ炭素原子を介して結合された6員ヘテ
ロ芳香族環( 1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原
子を介して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結
合されていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタ
ジエニレン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキル基及びアルキルアミノ基及び炭素骨格中の必要によりまた部
分水素化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置
換について上記されたフェニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は更にフッ素
原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、C5-7-シクロアルキル基、
ニトロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメ
チル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキ
シ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、ア
ミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイル
アミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、
(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニ
ル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル
基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチル
チオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニ
ル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同
じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイ
ルアミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、
塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基
もしくはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、oはまた1
を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対である場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-を表し、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)であり、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-3-アルキル基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ
カルボニル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルメチル基またはフェニル基を表し、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではないことを条件として、R6はR5
と一緒になって付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を構成することを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-
ブタジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基または1-ナフチル基、2-ナフチル基、ヒドロキシ基、
アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ピペリジニ
ル基、モルホリニル基、ピロリジニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、ア
ミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アセチルアミノ基、シアノ基
、アミノカルボニルアミノ基もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基により
一置換されていてもよく、またはフェニル基、ピリジニル基もしくはジアジニル
基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであって
もよく、また異なっていてもよい)、
シクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル基、シアノ基、アミノ基、ベンゾ
イルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルコキシ
カルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、
アルキルアミノカルボニルアミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアミノ基、
N-(アミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-
アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、フェ
ニルアミノカルボニルアミノ基、[N-フェニル(アルキルアミノ)]カルボニルアミ
ノ基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、
N-(フェニルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボ
ニルアミノ基、フェニルアルキルアミノカルボニルアミノ基、ピリジニルアミノ
カルボニルアミノ基、N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(ア
ルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アミノカルボニルアミノカ
ルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(ピリジニル)-N-(アミノカルボニル)アミノ
基、N-(ピリジニル)-N-(アルキルアミノカルボニル)アミノ基、フェニルアミノ
基、ピリジニルアミノ基、ジアジニルアミノ基または4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オ
キソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル基、
飽和、一不飽和または二不飽和の5員〜7員のアザ、ジアザ、トリアザ、オキ
サザ、チアザ、チアジアザまたは S,S-ジオキシドチアジアザ複素環
(上記複素環は炭素原子または窒素原子を介して結合されていてもよく、また窒
素原子に隣接する1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
窒素原子の一つの位置でアルキル基、アルカノイル基、アロイル基、ヒドロキ
シカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキ
シカルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されて
いてもよく、
1個または2個の炭素原子の位置で分岐または非分岐アルキル基、フェニル基
、フェニルメチル基、ナフチル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジニル
基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル
基または1-メチルイミダゾリル基により置換されていてもよく、これらの置換基
は同じであってもよく、また異なっていてもよく、
またC3-4-アルキレン基が2個の炭素原子を介して上記複素環に更に結合され
ていてもよく、または上記不飽和複素環の一つのオレフィン二重結合がベンゼン
環、ピリジン環、ジアジン環、1,3-オキサゾール環、チオフェン環、フラン環、
チアゾール環、ピロール環、N-メチル-ピロール環、キノリン環、イミダゾール
環またはN-メチル-イミダゾール環と縮合されていてもよい)
を表し、または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表すこと
を条件として、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく
、または
Y1が炭素原子を表す場合、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)またカルボニ
ル基または飽和もしくは一不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ-複素環(こ
れは窒素原子に隣接する環中に1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
またそれが不飽和である場合、二重結合の位置でまたベンゾ縮合されていてもよ
く、また窒素原子の一つの位置でメチル基、アミノカルボニル基、ヒドロキシカ
ルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカ
ルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていて
もよい)
を表し、
R5,R7及びRNに記載された基中に含まれるフェニル基、ピリジニル基、ジアジ
ニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、
1,3-チアゾリル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル基
、イミダゾリル基または1-メチルイミダゾリル基、並びに炭素骨格中のベンゾ縮
合複素環、チエノ縮合複素環、ピリド縮合複素環及びジアジノ縮合複素環は更に
フッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C4-7-シクロアルキル基
、ニトロ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキ
ルスルホニル基、アルキルスルホニルアミノ基、フェニル基、フェニルアルコキ
シ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニル
アルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル
基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベン
ゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ヒドロキシ
アルキルアミノカルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、(1-ピロリジニ
ル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1-アゼピニ
ル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、メチレンジオキシ
基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノアルキル基、アルキル
アミノカルボニルアミノ基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ
基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリ
フルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されていても
よく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上
記の基中に含まれるアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原
子を含んでもよく、
Xが酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zがメチレン基または基-NR1-
(R1は水素原子またはC1-3-アルキル基を表す)
を表し、
R11が水素原子、C1-3-アルキル基または合計2個〜4個の炭素原子を有するア
ルコキシカルボニル基を表し、
nが数1または2を表し、またはmが1である場合、nがまた0であってもよく
、
mが数0または1を表し、
R2がフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホ
ルミル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-イ
ンドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、2-チエニ
ル基、3-チエニル基、チアゾリル基、1H-インダゾール-3-イル基、1-メチル-1H-
インダゾール-3-イル基、ベンゾ[b]フル-3-イル基、ベンゾ[b]チエン-3-イル基
、ピリジニル基、キノリニル基またはイソキノリニル基を表し、
その炭素骨格中の上記芳香族基及びヘテロ芳香族基は更にフッ素原子、塩素原
子もしくは臭素原子、または分岐もしくは非分岐アルキル基、C4-7-シクロアル
キル基、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、フェニル基、フェ
ニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニルアルキル基、
カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、ジアルキルア
ミノアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ
基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベン
ゾイルアミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、メチルスルホニルオキシ基、アミ
ノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基
、アルカノイル基、シアノ基、テトラゾリル基、フェニル基、ピリジニル基、チ
ア
ゾリル基、フリル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、ト
リフルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基によ
り一置換、二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じで
あってもよく、また異なっていてもよく、
Aが結合または式
(カルボニル基を介して一般式(I)のR3R4N-基に結合された)
の2価の基を表し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはC1-3-アルキル基を表し、かつ
R9は水素原子または分岐もしくは非分岐C1-4-アルキル基(これは、それが非
分岐である場合、ω-位で
ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、1-アゼチジニル基、1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、ヘキサヒドロ-1
-アゼピニル基、メチルチオ基、ヒドロキシカルボニル基、アミノカルボニル基
、アミノイミノメチルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、フェニル基、
1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホルミル-1H-
インドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、1-ナフ
チル基、2-ナフチル基またはピリジニル基により置換されていてもよく、上記複
素環及びフェニル基は順にその炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子、またはメチル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、
アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、シアノ基、トリフルオロメ
トキシ基、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチルチオ基、
トリフルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基に
より一置換、二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、R9について記載された基中に含まれ
るヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、グアニジノ基、インドリル基及びイ
ミダゾリル基は保護基により置換されていてもよい)を表し、
R3が水素原子、
C1-4-アルキル基(これはω-位でシクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル
基、ジアジニル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
ミノ基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アセ
チルアミノ基、1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、4-(1-ピペリジニル)-1-
ピペリジニル基、4-モルホリニル基、ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル基、[ビ
ス-(2-ヒドロキシエチル)]アミノ基、4-メチル-1-ピペラジニル基または4-(ω-
ヒドロキシアルキル)-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)、
フェニル基またはピリジニル基を表し、
上記複素環基及びフェニル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子、またはメチル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、シアノ基、メチルス
ルホニルオキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリ
フルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により
一置換、二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであ
ってもよく、また異なっていてもよく、
R4が水素原子または必要によりフェニル基もしくはピリジニル基により置換さ
れていてもよいメチル基もしくはエチル基を表し、または
R3及びR4が囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子であってもよく、
rは数0、1または2を表し、
qは数0、1または2を表し、
R10は水素原子またはアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アミノイミノメチル基、アミノカルボニルアミノ
基、アルキルアミノカルボニルアミノ基、シクロアルキルアミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアルキル基、アミ
ノカルボニルアミノアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、カルボキシアルキル基もしくはカルボキシ基、
フェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、ピ
リジニルカルボニル基またはフェニルカルボニル基(これらは炭素骨格中でフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、アルコキシ基、メチル
スルホニルオキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチ
ルアミノ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニ
ルアミノメチル基、シアノ基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキシ
アルキル基、カルボアルコキシアルキル基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルア
ミノ)アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルキル基、ω-(ジアルキルアミ
ノ)ヒドロキシアルキル基、ω-(カルボキシ)アルカノイル基、トリフルオロメト
キシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基または
トリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換され
ていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
よい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基、
2,4(1H,3H)-ジオキソピリミジニル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジ
ニル基(これらはフェニル基により置換されていてもよく、または二重結合の位
置でベンゼン環、ピリジン環またはジアジン環に縮合されていてもよい)、
1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
4員〜10員のアザシクロアルキル基、5員〜10員のオキサザ基、チアザ基もし
くはジアザシクロアルキル基または6員〜10員のアザビシクロアルキル基(上記
単環式複素環及び二環式複素環は窒素原子または炭素原子を介して結合されてい
てもよく、また
C1-7-アルキル基;アルカノイル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニ
ル基、ピリジニルカルボニル基、カルボキシアルカノイル基、カルボキシアルキ
ル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アミノカル
ボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルキルスルホニル基、シクロアルキ
ル基またはシクロアルキルアルキル基;必要により環中でアルキル置換されてい
てもよいシクロアルキルカルボニル基、アザシクロアルキルカルボニル基、ジア
ザシクロアルキルカルボニル基またはオキサザシクロアルキルカルボニル基によ
り置換されていてもよく、
これらの置換基に含まれる脂環式部分は3〜10の環員を含んでもよく、またヘ
テロ脂環式部分は4〜10の環員を含んでもよく、また
上記フェニル基及びピリジニル基は順にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子、またはアルキル基、アルコキシ基、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオ
ロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基
、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノメチル基、シアノ基、カ
ルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキシアルキル基、カルボアルコキシア
ルキル基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルカノイル基、ω-(カル
ボキシ)アルカノイル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基
、
トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基によ
り一置換、二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じで
あってもよく、また異なっていてもよい)
を表し、または
R10はR12及びY3と一緒になって4員〜7員の脂環式環を表し、その中のメチレ
ン基は-NH-基または-N(アルキル)-基により置換されていてもよく、
基R10中の窒素原子に結合された水素原子は保護基により置換されていてもよ
く、
R12は水素原子、C1-2-アルキル基(これはω-位でフェニル基、ピリジニル基
、ジアジニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-ピロリ
ジニル基、1-ピペリジニル基、4-メチル-1-ピペラジニル基、4-モルホリニル基
またはヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル基により置換されていてもよい)、
アルコキシカルボニル基、シアノ基もしくはアミノカルボニル基または電子の
遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれの場合に水素原子を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素を表し
、この場合、R10が先に定義されたとおりであり、かつR13が水素原子を表し、ま
たは
Y3が炭素原子である場合、R12はまたR14と一緒になって別の炭素−炭素結合を
表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって部分水素化された、ま
たは芳香族の5員〜7員の単環式または二環式の炭素環または複素環を表し、
上記アルキル基及びアルコキシ基並びに記載されたその他の基中に存在するア
ルキル基は、特にことわらない限り、1個〜4個の炭素原子を含んでもよく、
上記シクロアルキル基及び記載されたその他の基中に存在するシクロアルキル
基は、特にことわらない限り、5個〜7個の炭素原子を含んでもよく、また
先に使用された"アロイル基"という用語は、例えば、ベンゾイル基またはナフ
トイル基を表す、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体及び
それらの塩である。
特別な記載に値する一般式Iの好ましい化合物の一つのサブグループは
A,R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが一般式Iの好ましい化合物について
先に示されたとおりに定義され、
Rが必要により窒素原子の位置でC1-3-アルキル基またはフェニルメチル基によ
り置換されていてもよい非分岐アルキルアミノ基(これはω-位で
C4-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基
、
1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2
(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1
H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミ
ジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イ
ル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、
1個または2個の窒素原子を含み、かつ炭素原子を介して結合された6員ヘテ
ロ芳香族環( 1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原
子を介して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結
合されていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタ
ジエニレン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい)
を表し、
ω-位のアルキルアミノ基及び炭素骨格中の必要により部分水素化されていて
もよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記され
たフェニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子、アルキル基、C5-7-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基
、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカル
ボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキ
ル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ
基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメ
チルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキル
アミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボ
ニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基、シ
アノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメ
チルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置
換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また
異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾイ
ルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミノ
基により更に置換されていてもよく、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに記載されたその他の基中に存在
するアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜4個の炭素原子を含んでもよ
い、化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体
、これらの混合物及びこれらの塩を含む。
特別な記載に値する一般式Iの化合物の別のサブグループは
R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが前記の第一の好ましいサブグループに
ついて定義されたとおりであり、
Rが非分岐C1-5-アルキル基(これはω-位で
C4-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、
2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒド
ロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-
d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)- オキソ
キナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)
-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキ
シド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-
オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノ
リン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基または3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基(最後の二つの基はそれぞれ4位及び
/または5位または5位及び/または6位で低級の直鎖または分岐アルキル基、
フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジニル基、フリル基、チエニ
ル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル基、イソオキサゾリル
基、ピラゾリル-1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル基または1-メチルイミダ
ゾリル基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じで
あってもよく、また異なっていてもよい)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個または2個の炭
素原子を含み、
1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘ
テロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていてもよ
く、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基の炭
素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい)
を表し、
ω-位のアルキル基及び炭素骨格中の必要により部分水素化されていてもよい
単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記されたフェ
ニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子、アルキル基、C5-7-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基、フェ
ニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニル
基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プ
ロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメチルア
ミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノ
カルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボニル基
、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペラジニ
ル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基、
シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロ
メチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二
置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾ
イルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミ
ノ基により更に置換されていてもよく、かつ
Aが単結合を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに上記のその他の基中に存在する
アルキル基は、特にことわらない限り、1個〜4個の炭素原子を含んでもよい、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、こ
れらの混合物及びこれらの塩を含む。
上記一般式Iの好ましい化合物は
Rが非分岐C1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2
-オキソイミダゾール-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-
イル基(最後の二つの基は炭素骨格中でフェニル基、ピリジニル基またはジアジ
ニル基により置換されていてもよい)、
窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子または二つの窒素原子を含み、かつ炭素
原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(イミノ基の窒素はアルキル基によ
り置換されていてもよい)
により置換されていてもよく、または
ピリジニル基により置換されていてもよく、
1,4-ブタジニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘテ
ロ芳香族単環式環及びピリジニル基の両方に結合されていてもよく、またこうし
て形成された二環式ヘテロ芳香族環は1,4-ブタジニレン基の炭素原子を介して結
合されていてもよい)、または
必要により窒素原子の位置でメチル基またはエチル基により置換されていても
よい非分岐C1-4-アルキルアミノ基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキ
ソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール
-1-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-
ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H
-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子または2個の窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル
基により置換されていてもよい)、または
ピリジニル基、
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘ
テロ芳香族単環式環及びピリジニル基の両方に結合されていてもよく、こうして
形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基の炭素原子を介し
て結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω−位のアルキル基及びアルキルアミノ基並びに必要により部分水素化されて
いてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記
されたフェニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は炭素骨格中で更にフッ素原
子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基、ト
リフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニ
ルアミノ基、アルカノイル基、シアノ基またはトリフルオロメトキシ基により一
置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよい)、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、それはまた
数1を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対を表す場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-を表し、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)を表し、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-3-アルキル基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ
カルボニル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基もしくはアミノカルボニ
ルアミノ基または必要により芳香族部分でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはメチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により置換されていてもよいフェニル
メチル基もしくはフェニル基を表し、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではない場合、R6はR5と一緒になっ
て付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を表すことを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-ブタ
ジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基または1-ナフチル基、2-ナフチル基、ヒドロキシ基、
アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ピペリジニ
ル基、モルホリニル基、ピロリジニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、ア
ミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、アセチルアミノ基、シアノ基、
アミノカルボニルアミノ基もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基により一
置換されていてもよく、またはフェニル基、ピリジニル基もしくはジアジニル基
により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであっても
よく、また異なっていてもよい)、
シクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル基、シアノ基、アミノ基、ベンゾ
イルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルコキシ
カルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、
アルキルアミノカルボニルアミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアミノ基、
N-(アミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-
アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、フェ
ニルアミノカルボニルアミノ基、[N-フェニル(アルキルアミノ)]カルボニルアミ
ノ基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、
N-(フェニルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボ
ニルアミノ基、フェニルアルキルアミノカルボニルアミノ基、ピリジニルアミノ
カルボニルアミノ基、N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アルキル
アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アミノカルボニルアミノカルボニ
ル)-N-フェニルアミノ基、N-(ピリジニル)-N-(アミノカルボニル)アミノ基、N-(
ピリジニル)-N-(アルキルアミノカルボニル)アミノ基、フェニルアミノ基、ピリ
ジニルアミノ基、ジアジニルアミノ基または4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナ
ゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル基、
飽和、一不飽和または二不飽和の5員〜7員のアザ、ジアザ、トリアザ、オキ
サザ、チアザ、チアジアザまたは s,s-ジオキシドチアジアザ複素環
(上記複素環は炭素原子または窒素原子を介して結合されていてもよく、また
窒素原子に隣接する1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
窒素原子の一つの位置でアルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシカルボニル
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカルボニル
アルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていてもよく、
1個または2個の炭素原子の位置でメチル基、フェニル基、フェニルメチル基
、ナフチル基、ビフェニリル基、チエニル基、ピリジニル基またはジアジニル基
により置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異な
っていてもよく、
またC3-4-アルキレン基が2個の隣接炭素原子を介して上記複素環に更に結合
されていてもよく、または上記複素環の一つのオレフィン二重結合がチオフェン
環、ベンゼン環、ピリジン環、キノリン環またはジアジン環に縮合されていても
よい)
を表し、または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表す場合
、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく、または
Y1が炭素原子を表す場合、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)またカルボニ
ル基または飽和もしくは一不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ-複素環(こ
れは窒素原子に隣接する環中に1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
またそれが不飽和である場合、二重結合の位置でまたベンゾ縮合されていてもよ
く、また窒素原子の一つの位置でメチル基、アミノカルボニル基、ヒドロキシカ
ルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカ
ルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていて
もよい)
を表してもよく、
RNに記載された基中に含まれるフェニル基、ピリジニル基またはジアジニル基
、並びに炭素骨格中のチエノ縮合複素環、ベンゾ縮合複素環、ピリド縮合複素環
またはジアジノ縮合複素環は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、メチ
ル基、ニトロ基、メトキシ基、エトキシ基、メチルスルホニルアミノ基、トリフ
ルオロメチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、
カルボキシ基、カルボキシアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミ
ノ基、プロピオニルアミノ基、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基
、ジメチルアミノカルボニル基、ヒドロキシアルキルアミノカルボニル基、(4-
モ
ルホリニル)カルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニ ル
)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1-アゼピニル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)カルボニル基、メチレンジオキシ基、アミノカルボニルアミノ基、ア
ミノカルボニルアミノアルキル基、メチルアミノカルボニルアミノ基、アセチル
基、シアノ基またはトリフルオロメトキシ基により一置換、二置換または三置換
されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
よく、また上記の基中に含まれるアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜
3個の炭素原子を含んでもよく、
Xが酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zがメチレン基または基-NR1-
(R1は水素原子またはメチル基である)
を表し、
R11が水素原子またはメチル基もしくはメトキシカルボニル基を表し、
nが数1または2を表し、またはmが数1である場合、nがまた0であってもよ
く、
mが数0または1を表し、
R2がフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホ
ルミル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-イ
ンドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、2-チエニ
ル基、3-チエニル基、チアゾリル基、ピリジニル基またはキノリニル基を表し、
上記芳香族基及びヘテロ芳香族基は炭素骨格中で更にフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子、分岐もしくは非分岐C1-5-アルキル基、アリル基、ビニル基、
メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、1-メチルエトキシ基、ジメチルアミノ
エトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アセ
チルアミノ基、プロピオニルアミノ基、アミノカルボニル基、メチルアミノカル
ボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、アセチル基、シアノ基、メチルスルホ
ニルオキシ基もしくはトリフルオロメトキシ基、テトラゾリル基、フェニル基、
ピリジニル基、チアゾリル基またはフリル基により一置換、二置換または三置換
されていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく、また異なってい
てもよく、
Aが結合または式(カルボニル基を介して一般式(I)のNR3R4-基に結合された)
の2価の基を表し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはメチル基を表し、かつ
R9は水素原子または非分岐C1-4-アルキル基(これはω-位で
ヒドロキシ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ヒドロキシカ
ルボニル基、アミノカルボニル基、アミノイミノメチルアミノ基、アミノカルボ
ニルアミノ基、フェニル基またはピリジニル基により置換されていてもよく、そ
のフェニル基及びピリジニル基は順に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはメチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基
、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基もしくはシアノ基により置
換されていてもよく、またR9について示された基中に含まれるヒドロキシ基、
アミノ基及びグアニジノ基は保護基、例えば、フェニルメトキシカルボニル基ま
たはtert.ブチルオキシカルボニル基により置換されていてもよい)を表し、
R3が水素原子、
必要によりω-位でシクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、カルボキシ基、アミノカ
ルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アセチルアミノ基、1-ピロリジニル
基、1-ピペリジニル基または4-(1-ピペリジニル)-1-ピペリジニル基により置換
されていてもよいC1-4-アルキル基、
フェニル基またはピリジニル基
(上記フェニル基及びピリジニル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子またはメチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基もしくはシアノ基によ
り置換されていてもよい)
を表し、
R4が水素原子または必要によりフェニル基もしくはピリジニル基により置換さ
れていてもよいC1-2-アルキル基を表し、または
R3及びR4が囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
式中、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子であってもよく、
rは数0、1または2を表し、
qは数0、1または2を表し、
但し、r及びqについて示された数の合計が0、1、2または3であることを条件
とし、
R10は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ジアルキルアミノ基、アミ
ノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、フェ
ニルアミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルメチル基、カルボキシメチル基またはカルボキシ基、
フェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基、ピリジニルカルボニル基またはフ
ェニルカルボニル基(これらは炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子、またはメチル基、エチル基、プロピル基、メトキシ基、ヒドロキシ基、ω
-(ジアルキルアミノ)-アルキル基、ω-(ジアルキルアミノ)ヒドロキシアルキル
基もしくはアルカノイル基により一置換または二置換されていてもよく、これら
の置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基、2,4
(1H,3H)-ジオキソピリミジニル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリジニル
基(これらはフェニル基により置換されていてもよく、または二重結合の位置で
ベンゼン環、ピリジン環またはジアジン環に縮合されていてもよい)、 5員〜
7員のアザシクロアルキル基、4員〜7員のオキサザシクロアルキル基もしくは
ジアザシクロアルキル基または7員〜9員のアザビシクロアルキル基、(上記単
環式複素環及び二環式複素環は窒素原子または炭素原子を介して結合されており
、また
C1-7-アルキル基、またはアルカノイル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカ
ルボニル基、カルボキシアルカノイル基、カルボキシアルキル基、アルコキシ部
分中に1個〜4個の炭素原子を有するアルコキシカルボニルアルキル基もしくは
アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、シクロアルキル基もしくはシ
クロアルキルアルキル基または必要により環中でアルキル置換されていてもよい
アザシクロアルキルカルボニル基もしくはジアザシクロアルキルカルボニル基に
より置換されていてもよく、
これらの置換基中に含まれる脂環式基は3個〜7個の環員を含んでもよく、
またヘテロ脂環式基は4個〜7個の環員を含んでもよく、また
上記フェニルカルボニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメ
チル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基もしくは
アセチルアミノ基により置換されていてもよい)
を表し、または
R10はR12及びY3と一緒になって4員〜6員の脂環式環(メチレン基が-NH-基ま
たは-N(CH3)-基により置換されていてもよい)を表し、
基R10中の窒素原子に結合された水素原子は保護基、例えば、フェニルメトキ
シカルボニル基またはtert.ブチルオキシカルボニル基により置換されていても
よく、
R12は水素原子、C1-2-アルキル基(これはω-位でフェニル基、ピリジニル基
、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-ピロリジニル基、1-ピ
ペリジニル基または4-メチル-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)
、
メトキシカルボニル基もしくはエトキシカルボニル基、シアノ基もしくはアミ
ノカルボニル基または電子の遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれ水素原子を表し、または
Y3炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素結合を表
し、この場合、R10は先に定義されたとおりであり、かつR13は水素原子を表し、
または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素結合を
表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって部分水素化された、ま
たは芳香族の5員または6員の単環式または二環式の炭素環または複素環(1個
または2個の窒素原子を含む)を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに記載されたその他の基中に存在
するアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原子を含んでもよ
く、また
全ての上記シクロアルキル基及び記載されたその他の基中に存在するシクロア
ルキル基は、特にことわらない限り、5個〜7個の炭素原子を含んでもよい、化
合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、これ
らの混合物及びこれらの塩である。
特別な記載に値する一般式Iの特に好ましい化合物の一つのサブグループは
A,R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが一般式Iの特に好ましい化合物につ
いて先に定義されたとおりであり、かつ
Rが必要により窒素原子の位置でメチル基またはエチル基により置換されてい
てもよい非分岐C1-4-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキ
ソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール
-1-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-
ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H
-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子または2個の窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル
基により置換されていてもよい)、または
ピリジニル基、
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘ
テロ芳香族単環式環そしてまたピリジニル基の両方に結合されていてもよく、こ
うして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基の炭素原子
を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕
を表し、
ω-位のアルキルアミノ基及び必要により部分水素化されていてもよい単環式
ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記されたフェニル基
、ナフチル基及びビフェニリル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子またはアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基、トリフルオロメチル
基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、アル
カノイル基、シアノ基またはトリフルオロメトキシ基により一置換または二置換
されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
よく、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに記載されたその他の基中に存在
するアルコキシ基は、特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原子を含んでも
よい、化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像
体、これらの混合物及びこれらの塩を含む。
特別な記載に値する一般式Iの特に好ましい化合物の別のサブグループは
R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが最初に記載された特に好ましいサブグ
ループについて先に定義されたとおりであり、
Rが非分岐C1-3-アルキル基〔これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2
-オキソイミダゾール-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-
イル基(最後の二つの基は炭素骨格中でフェニル基、ピリジニル基またはジアジ
ニル基により置換されていてもよい)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子または2個の窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル
基により置換されていてもよい)、または
ピリジニル基、
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘ
テロ芳香族単環式環そしてまたピリジニル基の両方に結合されていてもよく、こ
うして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基の炭素原子
を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕
を表し、
ω-位のアルキル基及び必要により部分水素化されていてもよい単環式ヘテロ
芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記されたフェニル基、ナフ
チル基及びビフェニリル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子またはアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒ
ドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、アルカノイ
ル基、シアノ基もしくはトリフルオロメトキシ基により一置換または二置換され
ていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく
、かつ
Aが単結合を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに上記のその他の基中に存在する
アルキル基は、特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原子を含んでもよい、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体及び
それらの塩を含む。
上記一般式Iの更に特に好ましい化合物は
Rが非分岐C1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基(上記芳香族基は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子または
メチル基、メトキシ基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により置換されてい
てもよい)、
2-ピロリル基、3-ピロリル基、ピリジニル基、1H-インドール-3-イル基、キノ
リニル基またはイソキノリニル基
により置換されていてもよい)、または
必要により窒素原子の位置でメチル基またはエチル基により置換されていても
よい非分岐C1-4-アルキルアミノ基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
フェニル基(これはフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはメチル基
、ニトロ基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基もし
くはアセチルアミノ基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置
換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
2-ピロリル基、3-ピロリル基、ピリジニル基、1H-インドール-3-イル基、
キノリニル基またはイソキノリニル基
により置換されていてもよい)、または
式の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、それはまた
数1を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対を表す場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-を表し、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)を表し、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-2-アルキル基またはシアノ基もしくはフェニル基
を表してもよく、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではないことを条件として、R6はR5
と一緒になってまた付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を表すことを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-ブタ
ジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-3-アルキル基(これはω-位で
1個または2個のフェニル基もしくはピリジニル基(これらの置換基は同じで
あってもよく、また異なっていてもよい)、または
ヒドロキシ基もしくはメトキシ基
により置換されていてもよい)、
フェニル基(これはフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメチル基、
ニトロ基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基もし
くはシアノ基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同
じであってもよく、また異なっていてもよい)、またはメチレンジオキシ基によ
り置換されたフェニル基、
2-ピリジニル基または4-ピリジニル基、
アミノ基、ベンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニ
ル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ
基、メチルアミノカルボニルアミノ基、N-(アミノカルボニル)-N-メチルアミノ
基、N-(メチルアミノカルボニル)-N-メチルアミノ基、N-(アミノカルボニル)-N-
(4-フルオロフェニル)アミノ基、N-(メチルアミノカルボニル)-N-フェニルア
ミノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基、[N-フェニル(メチルアミノ)]カル
ボニルアミノ基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-メチルアミノ基、N-(フェニ
ルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボニルアミノ
基、N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基または必要によりフェニル環中
でアミノカルボニルアミノ基もしくはメチルスルホニルアミノ基により置換され
ていてもよいフェニルアミノ基、
1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニ
ル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミ
ダゾール-1-イル基、1,3,3a,4,5,6,7,7a-オクタヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミ
ダゾール-1-イル基、1H-インドール-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン
-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル基、1,
3(2H)-ジオキソ-1H-イソインド-ル-2-イル基、1H-ベンゾイミダゾール-1-イル基
、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソキナゾリン-1-イル基、2(3H)-オキソベンゾオキサゾール-3-イル基、1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-d]ピリミジン-3-イル基、2,3,4,5-テトラヒド
ロ-2(1H)-オキソ-1,3-ベンゾジアゼピン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
ピリド
[2,3-d]ピリミジン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、3,4,4a
,5,6,7,8,8a-オクタヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、1,1-ジオキシド
-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエ
ノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリ
ミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル
基、2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オキソ-1,2,4-トリアゾール-2-イル基、1,
3-ジヒドロ-5-メチル-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル基、2,5-ジ
オキソ-4-フェニルイミダゾリジン-1-イル基、2,5-ジオキソ-4-(フェニルメチル
)-イミダゾリジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2,2-ジオキシド-2,1,3-ベンゾチア
ジアジン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(4-ビフェニリル)-2(2H)-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(2-ナフチル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-4,5-ジフェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3
-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、4-フェニル-2(1H)
-オキソピリミジン-1-イル基、 4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル]-1-ピペリジニル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド[3,4-d]ピリミジン
-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2[1H]-オキソピリド[4,3-d]ピリミジン-3-イル基また
は2,3-ジヒドロ-4(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基
を表し、
上記単環式複素環及び二環式複素環は窒素原子の一つの位置でメトキシカルボ
ニルメチル基により置換されていてもよく、かつ/または
上記単環式複素環及び二環式複素環は炭素骨格中及び/またはこれらの基中に
含まれるフェニル基でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはメチル基
、トリフルオロメチル基、メトキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、フ
ェニル基、フェニルメチル基、カルボキシ基、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ヒドロキシエ
チルアミノカルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カ
ルボニル基または(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基により一置換、二置
換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また
異なっていてもよく、また最後の三つの置換基による多置換は除外され、または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表すこと
を条件として、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく
、または
Y1が炭素原子を表すことを条件として、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)
またカルボニル基または飽和もしくは一不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ
-複素環(これは窒素原子に隣接する環中にカルボニル基を含んでもよく、
窒素原子の一つの位置でフェニル基により置換されていてもよく、
またそれが不飽和である場合には、二重結合の位置でベンゾ縮合されていても
よい)
を表してもよく、
Xが酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zがメチレン基または基-NR1-
(R1は水素原子またはメチル基を表す)
を表し、
R11が水素原子、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基またはメチル
基を表し、
nが数1を表し、かつmが数0を表し、または
nが数0を表し、かつmが数1を表し、
R2がフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,
1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-インドール-3-イル基、2-チエニル基、3-チ
エニル基、チアゾリル基またはアルキル部分中に1個〜3個の炭素原子を有する
アルキルチアゾリル基、ピリジニル基またはキノリニル基を表し、
上記フェニル基及びナフチル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子また
は分岐もしくは非分岐C1-5-アルキル基、C1-3-アルコキシ基、ビニル基、アリ
ル
基、トリフルオロメチル基、メチルスルホニルオキシ基、2-(ジメチルアミノ)エ
トキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基もしくはアミノ基、テトラゾリル
基、フェニル基、ピリジニル基、チアゾリル基またはフリル基により一置換、二
置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく
、また異なっていてもよく、また最後の五つの置換基による多置換は除外され、
Aが結合または式
(カルボニル基を介して一般式(I)のNR3R4-基に結合された)
の2価の基を表し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはメチル基を表し、かつ
R9は水素原子または非分岐C1-4-アルキル基(これはω-位でアミノ基、メチ
ルアミノ基、ジメチルアミノ基、アミノイミノメチルアミノ基またはアミノカル
ボニルアミノ基により置換されていてもよく、上記置換基中、窒素原子に結合さ
れた水素原子は保護基、例えば、フェニルメトキシカルボニル基またはtert.ブ
チルオキシカルボニル基により置換されていてもよい)を表し、
R3が水素原子または
必要によりω-位でアミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基または4-(1-
ピペリジニル)-1-ピペリジニル基により置換されていてもよいC1-4-アルキル基
、
を表し、
R4が水素原子またはメチル基もしくはエチル基を表し、または
R3及びR4が囲まれた窒素原子と一緒になって一般式の基を表し、
式中、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子を表してもよく、
rは数1を表し、
qは数1を表し、
R10は水素原子、アルキル基、ジアルキルアミノ基、アミノアルキル基、アル
キルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、フェニルアミノカルボニ
ルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルメチル基、カルボ
キシメチル基もしくはカルボキシ基または環中に4個〜7個の炭素原子を有する
シクロアルキル基、
ベンゾイル基、ピリジニルカルボニル基、フェニル基、ピリジニル基またはジ
アジニル基(これらのそれぞれは炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子、またはアセチル基、メチル基、エチル基もしくはメトキシ基、または必
要によりアルキル部分中でヒドロキシ置換されていてもよいアルキル部分中に1
個〜4個の炭素原子を有するジメチルアミノアルキル基により置換されていても
よい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基(こ
れは二重結合の位置でベンゼン環またはピリジン環に縮合されていてもよい)、
1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、4-(ジメチルアミノ)-1-ピペリジニル
基、4-ピペリジニル基または4-モルホリニル基(4-ピペリジニル基の窒素原子は
それぞれ1個〜7個の炭素原子を有するアルカノイル基もしくはアルキル基また
はベンゾイル基、メチルスルホニル基、3-カルボキシプロピオニル基、シクロプ
ロピルメチル基、アルコキシカルボニルメチル基もしくはカルボキシメチル基或
るいは保護基、例えば、フェニルメトキシカルボニル基もしくはtert.ブチルオ
キシカルボニル基により置換されていてもよい)を表し、またはそれはヘキサヒ
ドロ-1H-1-アゼピニル基、8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル基、4
-アルキル-1-ピペラジニル基、ヘキサヒドロ-4-アルキル-1H-1,4-ジアゼピン-1-
イル基、1-アルキル-4-ピペリジニルカルボニル基もしくは4-アルキル-1-ピペラ
ジニルカルボニル基を表してもよく、または
R10はR12及びY3と一緒になって5員脂環式環(メチレン基が-NH-基または-N(C
H3)-基により置換されていてもよい)を表し、
R12は水素原子、C1-2-アルキル基(これはω-位で1-ピロリジニル基、1-ピペ
リジニル基または4-メチル-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)、
メトキシカルボニル基もしくはエトキシカルボニル基またはシアノ基、
電子の遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれ水素原子を表し、または
Y3が炭素原子であることを条件として、R12はR14と一緒になってまた別の炭素
-炭素結合を表し、この場合、R10は先に定義されたとおりであり、かつR13は水
素原子を表し、または
Y3が炭素原子であることを条件として、R12はR14と一緒になってまた別の炭素
-炭素結合を表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって5員環を
介して縮合されたインドール基を表し、
全ての上記アルキル基及びその他の記載された基中に存在するアルキル基は、
特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原子を含んでもよい、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体及び
それらの塩を含む。
特別な記載に値する一般式Iの最も特に好ましい化合物の一つのサブグループ
は
A,R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが一般式Iの最も特に好ましい化合
物について先に定義されたとおりであり、かつ
Rが必要により窒素原子の位置でメチル基またはエチル基により置換されてい
てもよい非分岐C1-4-アルキルアミノ基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
フェニル基(これはフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメチル基、
ニトロ基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基もしく
はアセチルアミノ基により、一置換または二置換されていてもよく、これらの置
換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、または
2-ピロリル基、3-ピロリル基、ピリジニル基、1H-インドール-3-イル基、キノ
リニル基もしくはイソキノリニル基
により置換されていてもよい)
を表す、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、こ
れらの混合物及びこれらの塩を含む。
特別な記載に値する一般式Iの最も特に好ましい化合物の別のサブグループは
R2,R3,R4,R11,X,Z並びにm及びnが最初に記載された特に好ましい化合
物について先に定義されたとおりであり、かつ
Rが非分岐C1-3-アルキルアミノ基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基(上記芳香族基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメチ
ル基、メトキシ基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により置換されていても
よい)、または
2-ピロリル基、3-ピロリル基、ピリジニル基、1H-インドール-3-イル基、キノ
リニル基もしくはイソキノリニル基
により置換されていてもよい)
を表し、かつ
Aが単結合を表す、
化合物、それらの互変異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、こ
れらの混合物及びこれらの塩を含む。
下記の化合物が最も特に好ましい化合物の例として挙げられる。
(1) 1-[N2-[N-[[[2-(2-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(2) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(3) 1-[N2-[N-[[[2-(2,5-ジメトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5
-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(4) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-アルギニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(5) 1-[N2-[N-[[[2-(2,3-ジメトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5
-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(6) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D,L-チロシル]-D,L-リシル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(7) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D,L-チロシル]-D,L-リシル]-4-(4-ピペリジニル)-ピペラジン
(8) 1-[N2-[N-[[[2-(3,4-ジヒドロキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3
,5-ジブロモ-D,L-チロシル]-D,L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(9) 1-[N2-[N-[4-(2-メトキシフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(10) 1-[N2-[N-[4-(3-メトキシフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(11) 1-[N2-[N-[[(2-フェニルエチル)アミノ]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チ
ロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(12) 1-[N2-[N-[[[2-(4-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(13) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3-(1-
ナフチル)-D-アラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(14) 1-[N2-[N-[[[2-(3-ヒドロキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(15) 1-[N2-[N-[3-(3-メトキシフェニル)-1-オキソプロピル]-3,5-ジブロモ-D
-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(16) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]メチルアミノ]カルボニル]-
3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(17) 1-[N2-[N-(4-フェニル-1-ピペラジニル)カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チ
ロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(18) 1-[N2-[N-[4-(2-メチルフェニル)-1-ピペラジニル)カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(19) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペラジン
(20) 1-[N2-[N-[[[2-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
クロロ-D,L-チロシル]-D,L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(21) 1-[N2-[N-[4-(2-メトキシカルボニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(22) 1-[N2-[N-(4,4-ジフェニル-1-ピペリジニル)カルボニル]-3,5-ジブロモ-D
-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(23) 1-[N2-[N-(4-フェニル-1-ピペリジニル)カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チ
ロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(24) 1-[N2-[N-[4-(4-フルオロフェニル)-1-オキソブチル]-3,5-ジブロモ-D-チ
ロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(25) 1-[N2-[N-[4,4-ジフェニル-1-オキソブチル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-
L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(26) 1-[N2-[N-[4-シクロヘキシル-1-オキソブチル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル
]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(27) 1-[N2-[N-[4-(4-アセチルアミノフェニル)-1-オキソブチル]-3,5-ジブロ
モ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(28) 1-[N2-[N-[4-(2-メトキシフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
クロロ-D,L-チロシル]-D,L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(29) 1-[N2-[N-[4-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-ピペラジニル]カルボ
ニル]-3,5-ジブロモ-D,L-チロシル]-D,L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(30) 1-[N2-[N-[4-(2-クロロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(31) 1-[N2-[N-[4-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニ
ル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(32) 1-[N2-[N-(4-メチル-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロ
シル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(33) 1-[N2-[N-[4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(34) 1-[N2-[N-[4-(4-ピリジニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ
-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(35) 1-[N2-[N-[4-(2-ピリジニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ
-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(36) 1-[N2-[N-[4-(ジフェニルメチル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(37) 1-[N2-[N-[4-(フェニルメチル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブロ
モ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(38) 1-[N2-[N-[4-(4-ニトロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(39) 1-[N2-[N-[4-(エトキシカルボニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(40) 1-[N2-[N-[[[3-(2-メトキシフェニル)プロピル]アミノ]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(41) 1-[N2-[N-[[[2-(3-ブロモフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(42) 1-[N2-[N-[[[2-(3-ニトロフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(43) 1-[N2-[N-[[[2-(3-アセチルアミノフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-
3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(44) 1-[N2-[N-[[[2-(3-ブロモフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリ
ジニル)-ピペラジン-
(45) 1-[N2-[N-[(1,2,4,5-テトラヒドロ-3H-3-ベンゾアゼピン-3-イル)カルボ
ニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(46) 1-[N2-[N-[[[2-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]エチル]アミノ]カルボ
ニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(47) 1-[N2-[N-[[[2-(3-フルオロフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(48) 1-[N2-[N-[4-(2-メトキシフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-フルオロフェニル)-ピペラジン
(49) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[(2-フェニルエチル)アミノ]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(50) 1-[N2-[N-[4-(2-メトキシフェニル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(51) 1-[N2-[N-[4-(3-メトキシフェニル)-1,2,5,6-テトラヒドロ-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(52) 1-[N2-[N-[4-(2-メトキシフェニル)-1,2,5,6-テトラヒドロ-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(53) 1-[N2-[N-[(4-ビフェニリル)アセチル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リ
シル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(54) 1-[N2-[N-[4-(4-ブロモフェニル)-1-オキソブチル]-3,5-ジブロモ-D-チ
ロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(55) 1-[N2-[N-[4-(1H-インドール-3-イル)-1-オキソブチル]-3,5-ジブロモ-D
-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(56) 1-[N2-[N-(4,4-ジフェニル-1-ピペリジニル)カルボニル]-3,5-ジブロモ-
D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(57) 1-[N2-[N-(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザスピロ[4,5]dec-8-イル)
カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラ
ジン
(58) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-4-アミノ-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-L-リ
シル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(59) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-
1-ピペリジニル]カルボニル]-4-アミノ-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-L-
リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(60) 1-[N2-[N-[4-(2-クロロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-4-アミノ
-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(61) 1-[N2-[N-[4-(2-クロロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-4-アミノ
-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(62) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエト
キシカルボニル)-L-リシル]-4-(2-ピリジニル)-ピペラジン
(63) 1-[N2-[N-[[[2-(2-シクロヘキシル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(64) 1-[N2-[N-[4-(2-クロロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(65) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペリジン
(66) 1-[N2-[N-[4-(アミノカルボニル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(67) 1-[N2-[N-[[[2-(1H-インドール-3-イル)エチル]アミノ]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(68) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-
1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(2-メト
キシフェニル)-ピペラジン
(69) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-
1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(2-ピリ
ジニル)-ピペラジン
(70) 1-[N2-[N-(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザスピロ[4,5]dec-8-イル)
カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(2-メトキシフェニル)-ピ
ペラジン
(71) 1-[N2-[N-(4,4-ジフェニル-1-ピペリジニル)カルボニル]-3,5-ジブロモ-D
-チロシル]-L-リシル]-4-(2-ピリジニル)-ピペラジン
(72) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D,L-フェニルアラニル]-L-リシル]-4
-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(73) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-
1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D,L-フェニルアラニル]-N6-(1,1-ジ
メチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(74) 1-[N2-[N-[4-(2,3-ジクロロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(75) 1-[N2-[N-[4-(3,5-ジクロロフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(76) 1-[N2-[N-[4-(2-シアノフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジブ
ロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(77) 1-[N2-[N-(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザスピロ[4,5]dec-8-イル)
カルボニル]-3,5-ジブロモ-D,L-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル
)-ピペラジン
(78) 1-[N2-[N-(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザスピロ[4,5]dec-8-イル)
カルボニル]-3,5-ジブロモ-D,L-フェニルアラニル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシ
カルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(79) 1-[N2-[N-[4-[4-クロロ-3-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-ピペラジニ
ル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(80) 1-[N2-[N-[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエト
キシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(81) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-
ピリジニル)-ピペリジン
(82) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-
ピリジニル)-ピペラジン
(83) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール
-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラ
ジン
(84) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-[1-(1-メチ
ルエチル)-4-ピリジニル)-ピペリジン
(85) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-フェ
ニルピペラジン
(86) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-6-メチル-2(2H)-オキソ
ベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル
]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(87) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5-メチル-2(2H)-オキソ
ベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル
]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(88) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5,6-ジクロロ-2(2H)-オ
キソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラ
ニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(89) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-3-(メトキシカルボニル
メチル)-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル
]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(90) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール
-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピペリジニル)-ピペ
リジン
(91) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3,3a,4,5,6,7,7a-オクタヒドロ-2(2
H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(92) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(ベンゾイルアミノ)-1-ピペリジニル]
カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(93) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(アミノカルボニル)-1-ピペリジニル]
カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(94) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザス
ピロ[4,5]dec-8-イル)カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピ
ペラジン
(95) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(ベンゾイルアミノ)-1-ピペリジニル]カルボニル
]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(96) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-6-メチル-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニ
ル)-ピペラジン
(97) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5-メチル-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニ
ル)-ピペラジン
(98) 3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1
-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシンアミド
(99) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール
-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-メチルピペラジン
(100) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-ピペリジ
ニル)ピペラジン
(101) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-フェニルピペラジン
(102) 3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-
1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N,N-ジエチル-D-チロシンアミド
(103) 3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-
1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-[(4-(ジメチルアミノ)ブチル]-D-チロ
シンアミド
(104) 1-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(105) 1-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(106) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[1-(1,1-ジメチルエト
キシカルボニル)-4-ピペリジニル]ピペラジン
(107) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-シアン-4-フェニル-1-ピペリジニル)
カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(108) 1-[3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザスピロ-[4,5
]dec-8-イル)カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(109) 1-[3,5-ジブロモ-N-[(4-シアン-4-フェニル-1-ピペリジニル)カルボニル
]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(110) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-
ピリジニル)-ピペラジン
(111) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-
ピリミジニル)-ピペラジン
(112) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(2-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(113) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4(ピラ
ジニル)-ピペラジン
(114) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザス
ピロ[4,5]dec-8-イル)カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-ピリジニル)-ピ
ペラジン
(115) 1-[3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザスピロ[4,5]
dec-8-イル)カルボニル]-D-チロシル]-4-(2-ピリジニル)-ピペラジン
(116) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピ
ペラジン
(117) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-イル)-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(118) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(アミノカルボニル)-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(119) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザス
ピロ[4,5]dec-8-イル)カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(ピラジニル)-ピペ
ラジン
(120) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(2-ピリミジニル)-ピ
ペラジン
(121) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ-イミダゾ〔4,5-b
〕ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペラジン
(122) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H) -オキソ-イミダ
ゾ〔4,5-b〕ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラ
ニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(123) シス-1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-シクロヘキシル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)
-ピペラジン
(124) トランス-1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-シクロヘキシル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペラジン
(125) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジメチル-D,L-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピ
ペラジン
(126) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジメチル-D,L-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピ
ペリジン
(127) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジメチル-D,L-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-
ピペリジン
(128) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-
フルオロフェニル)-ピペラジン
(129) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ピラジニル)-ピペラ
ジン
(130) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-
メトキシフェニル)-ピペラジン
(131) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザス
ピロ[4,5]dec-8-イル)カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-メトキシフェニ
ル)-ピペラジン
(132) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-フェニル-1,3,8-トリアザス
ピロ[4,5]dec-8-イル)カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-フルオロフェニ
ル)-ピペラジン
(133) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(2-メトキシフェニル)
-ピペラジン
(134) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(5-
メトキシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(135) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(5-メトキシ-4-ピリミ
ジニル)-ピペラジン
(136) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(137) 1-[4-アミノ-N-[[4-(1H-ベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]
カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(138) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3(2H)-ジオキソ-1H-イソインドー
ル-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(139) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-
b]ピリジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチ
ルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(140) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-イル)-
1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニ
ル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(141) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-
b]ピリジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4
-ピリジニル)-ピペラジン
(142) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-イル)-
1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラ
ジン
(143) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-ジオキソキナゾリン-3-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(144) 1-[3,5-ジブロモ-N-[(4'(3'H)-オキソスピロ[ピペリジン-4,2'(1'H)-キ
ナゾリン]-1-イル)カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(145) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ-[4,5-b]
ピリジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)
-ピペリジン
(146) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-3-(4-ピリジニル)アラニル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペラジン
(147) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ
[4,5-b]ピリジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(148) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(149) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(150) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5-(メトキシカルボニル)-2(2H)-
オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-
4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(151) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5-(ヒドロキシカルボニル)-2(2H
)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル
]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(152) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペリジン
(153) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペリジン
(154) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペラジン
(155) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-フルオロフェニル)
-ピペラジン
(156) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(2-フルオロフェニル)
-ピペラジン
(157) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-
フルオロフェニル)-ピペラジン
(158) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(フェニルアミノカルボニルアミノ)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジ
ン
(159) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)-N-フェニルア
ミノ]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-
ピペリジン
(160) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(アミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニル]カ
ルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(161) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-
ピリミジニル)-ピペラジン
(162) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(3H)-オキソベンゾオキサゾール-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(163) 1-[N-[[4-(アミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-
ジブロモ-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(164) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(フェニルアミノカルボニルアミノ)-1
-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリ
ジン
(165) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリミジニル)-ピ
ペラジン
(166) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(メチルアミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(167) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)-メチルアミノ]-1-ピペ
リジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(168) 1-[N2-[N-[[4-(アミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニル]カルボニル]-
3,5-ジブロモ-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4
-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(169) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(3-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(170) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(3-
ピリジニル)-ピペラジン
(171) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(フェニルアミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(172) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(フェニルアミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(173) 1-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペリジン
(174) 1-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペラジン
(175) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(176) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(メチルアミノカルボニルアミノ)-1-ピペリ
ジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-L-リ
シル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(177) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)メチルアミノ]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-L
-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(178) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(メチルアミノカルボニル)-メチルアミノ]-1
-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(179) 1-[N2-[N-[[4-(アミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニル]カルボニル]-
3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(180) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(メチルアミノカルボニル)メチルアミノ
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボ
ニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(181) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)メチルアミノ]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(182) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(メチルアミノカルボニル)アミノ]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(183) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(メチルアミノカルボニル)メチルアミノ
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
リジン
(184) 1-[N2-[N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]
カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジ
ン
(185) 1-[N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カル
ボニル]-4-アミノ-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
リジン
(186) 1-[N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カル
ボニル]-4-アミノ-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(187) 1-[N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カル
ボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(188) 1-[N2-[N-[[4-[2(3H)-オキソベンゾオキサゾール-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニ
ル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(189) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1H-インドール-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(190) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエ
トキシカルボニル)-L-リシル]-4-(5-メトキシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(191) 1-[N2-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N6-(1,1-ジ
メチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(192) 1-[N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カル
ボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(193) 1-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-フェニルピペラジン
(194) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-シクロヘキシル-4-ピペリジ
ニル)-ピペラジン
(195) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエ
トキシカルボニル)-L-リシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(196) 1-[N2-[N-[[4-(2-シアノフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(1-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(197) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(1-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(198) 1-[N2-[N-[[4-(2-シアノフェニル)-1-ピペラジニル]カルボニル]-3,5-ジ
ブロモ-D-チロシル]-L-リシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(199) 1-[3,5-ジクロロ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピ
ペリジン
(200) 1-[3,5-ジクロロ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(201) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-6-ヒドロキシ−2(2H)-
オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(202) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-モルホリニル)-ピ
ペリジン
(203) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(エトキシカルボニル)
-ピペリジン
(204) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ジメチルアミノ)-ピ
ペリジン
(205) 1-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジ
ン
(206) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピロリジニル)-ピ
ペリジン
(207) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(メトキシカルボニル)
-4-フェニルピペリジン
(208) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-L-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピ
リジニル)-ピペラジン
(209) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-L-チロシル]-D-リシル]-4-(4-ピ
リジニル)-ピペラジン
(210) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-D-リシル]-4-(4-ピ
リジニル)-ピペラジン
(211) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ヒドロキシカルボニ
ル)-ピペリジン
(212) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6,N6-ジメチル-L-
リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(213) 1-[N2-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(214) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピペリジニル)-ピ
ペラジン
(215) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-
オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-ピペリジン
(216) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-
オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル)-ピペリジン
(217) 1-[N2-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキ
シカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(218) 1-[N2-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジ
ニル)-ピペラジン
(219) (R)-1-[2-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-メチルアミノ]-3-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロ
キシフェニル)-プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(220) (R)-1-[2-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]アミノ]-3-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニ
ル)-プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(221) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N6
,N6-ジメチル-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(222) 3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-
1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-[(2-[4-(1-ピペリジニル)-1-ピペリジ
ニル]エチル]-D-チロシンアミド
(223) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[5-[(4-モルホリニル)カルボニル]-1,3-ジヒド
ロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-
チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(224) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[5-[(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル]-1,
3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボ
ニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(225) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(226) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(227) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(228) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(229) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ-[4,5-d]
ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニ
ル)-ピペリジン
(230) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-
ピペリジニル)-ピペリジン
(231) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,3,4,5-テトラヒドロ-2(1H-オキソ-
1,3-ベンゾジアゼピン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(232) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナ
ゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-
4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(233) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナ
ゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-
4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(234) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナ
ゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-
4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(235) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3
-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(236) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4
-ピリジニル)-ピペラジン
(237) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-L-リシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(238) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(239) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)
-ピペリジン
(240) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(241) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(242) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(243) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(244) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-ピペ
リジニル)-ピペラジン
(245) (R)-1-[2-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド[2,3-d]ピリミジン
-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]アミノ]-3-(4-アミノ-3,5-ジブ-ロモフェ
ニル)-プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(246) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-(1,3-
ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオ
キソブチル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(247) 1-[N2-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾイミダゾ
ール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N6-(1,1-ジメ
チルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(248) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(3H)-オキソベンゾオキサゾール-3-イル]
-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(249) 1-[N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カル
ボニル]-4-アミノ-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-[(1-ピペリジニル)メ
チル]-ピペリジン
(250) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾイミダゾ
ール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(5-メト
キシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(251) 1-[N2-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾイミダゾ
ール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-
(4-ピリジニル)-ピペリジン
(252) 1-[N2-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾイミダゾ
ール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-L-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-
(4-ピリジニル)-ピペリジン
(253) 1-[N2-[2,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾイミダゾ
ール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-
(4-ピリジニル)-ピペラジン(254) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカ
ルボニル)フェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1
-ジメチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(255) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)フェニルアミノ]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジ
ン
(256) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-
リシル]-4-(5-メトキシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(257) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾ
イミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-グリ
シル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(258) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(ベンゾイルアミノカルボニルアミノ)
-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラ
ジン
(259) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(ベンゾイルアミノカルボニルアミノ)
-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペ
リジン
(260) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾ
イミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-β-
アラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(261) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)オキソベンゾ
イミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N-メ
チルグリシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(262) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(フェニルアミノカルボニル)フェ
ニルアミノ)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニ
ル)-ピペラジン
(263) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-[3-(2-チエニル)-D-アラニル]-4-(1-ピペリジニル)-
ピペリジン
(264) 4-アミノ-3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミ
ダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-メチル-N-[3-(4-メチル-1-ピ
ペラジニル)プロピル]-D-フェニルアラニンアミド
(265) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-グ
リシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(266) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-
アラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(267) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(メチルアミノカルボニル)フ
ェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N6-(1,1-ジ
メチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(268) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-
アラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(269) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピ
ペラジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(270) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピ
ペラジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(271) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(メチルアミノカルボニル)フ
ェニルアミノ]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4
-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(272) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-トリプチル
]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(273) 1-[N-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N-
メチルグリシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(274) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル]-
1-ピペラジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジ
ン
(275) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル]-
1-ピペラジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリ
ジン
(276) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[N-(アミノカルボニル)-N-(4-フルオ
ロフェニル)アミノ]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-
ピリジニル)-ピペラジン
(277) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-4-メチル-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(278) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-4-メチル-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペリジン
(279) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[3-
ジメチルアミノ)プロピル]-ピペリジン
(280) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベン
ゾイミダゾール-1-イル)-4-メチル-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(281) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D-トリプチル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(282) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(5-メトキシ-
4-ピリミジニル)-ピペラジン
(283) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-
1-ピペラジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル
)-ピペリジン
(284) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(5-メトキシ-4-ピリミジニル)-
ピペラジン
(285) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-(1,3-
ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオ
キソブチル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(286) 3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾール-
1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-[2-(4-メチル-1-ピペラジニル)エチル]
-D-チロシンアミド
(287) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピ
リジニル)-ピペラジン
(288) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(7,9-ジヒドロ-6,8-ジオキソ-1H-プリン-9-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(289) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(290) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(291) (R,S)-1-[2-(4-アミノ-3,5-ジブロモベンゾイル)-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2
(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-4-オキソブチル]-4-(4-ピリ
ジニル)-ピペリジン
(292) (R)-1-[3-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)-2-[N-[[4-(3,4-ジヒド
ロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]アミノ]プロ
ピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(293) 1-[N6-アセチル-N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)ーオキソ
キナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-L-リシル]-4-(4
-ピリジニル)-ピペラジン
(294) 1-[N2-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナ
ゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-N6,N6-ジメ
チル-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(295) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6,N6-ジメチル-L-リシル]-4-
(4-ピリジニル)-ピペラジン
(296) (R,S)-1-[2-(4-アミノ-3,5-ジブロモベンゾイル)-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2
(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-4-オキソブチル]-4-(1-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(297) (R)-1-[3-(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)-2-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4
-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]ア
ミノ]プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(298) (R)-1-[3-(4-アミノ-3-ブロモフェニル)-2-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フ
ェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]アミノ
]プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(299) (R)-1-[3-(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)-2-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2
(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]アミノ]プロピル]
-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(300) (R)-1-[3-(4-アミノ-3-ブロモフェニル)-2-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)
-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]アミノ]プロピル]-4-(
1-ピペリジニル)-ピペリジン
(301) (R)-1-[3-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)-2-[N-[[4-(1,3-ジヒド
ロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル
]アミノ]プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(302) (R,S)-1-[2-(4-アミノ-3,5-ジブロモベンゾイル)-4-[4-(1,3-ジヒドロ-4
-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]-4-オキソブチ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(303) 1-[4-アミノ-N-[[4-[2-(アミノカルボニルアミノ)フェニルアミノ]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(304) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-7-(メトキシカルボニ
ル)-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニル
アラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(305) 1-[4-アミノ-N-[[4-[2-(メチルスルホニルアミノ)フェニルアミノ]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(306) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-7-(ヒドロキシカルボ
ニル)-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(307) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-7-(メトキシカルボニ
ル)-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニル
アラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(308) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4,4a,5,6,7,8,8a-オクタヒドロ-2(
1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(309) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-7-(ヒドロキシカルボ
ニル)-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(310) 1-[4-アミノ-N-[[4-[7-(アミノカルボニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(311) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(2-ヒドロキシエチルアミノカルボ
ニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボ
ニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(312) 1-[4-アミノ-N-[[4-[7-(アミノカルボニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニルア
ラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(313) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(2-ヒドロキシエチルアミノカルボ
ニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボ
ニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(314) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4
-ベンゾチアジアジン-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(315) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4
-ベンゾチアジアジン-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(316) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(5-メトキシ-4-ピ
リミジニル)-ピペラジン
(317) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-フルオロ
フェニル)-ピペラジン
(318) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-フルオロフェニル)-ピペラジ
ン
(319) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-フルオロ
フェニル)-ピペラジン
(320) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(2-フルオロフェニル)-ピペラジン
(321) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチ
アジアジン-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニ
ル)-ピペリジン
(322) トランス-1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイ
ミダゾール-1-イル)-1-シクロヘキシル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(323) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-6,7-ジメトキシ-2(1H)-オキソキ
ナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)
-ピペリジン
(324) 1-[N-[[4-(5-クロロ-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-
ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
リジン
(325) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[3-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピロリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(326) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペラジン
(327) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(328) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-8-メトキシ-2(1H)-オキソキナゾ
リン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピ
ペリジン
(329) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(4-メトキシフェニル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-
ピリジニル)-ピペリジン
(330) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(4-メトキシフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(331) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(4-メトキシフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(332) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリ
ミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペリジン
(333) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリ
ミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペリジン
(334) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-3-(4-ピリジニル)-D
,L-アラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(335) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3
,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(336) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリ
ミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)
-ピペリジン
(337) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリ
ミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)
-ピペリジン
(338) (R)-1-[3-(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)-2-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2
(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]ア
ミノ]プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(339) (R)-1-[3-(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)-2-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2
(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]ア
ミノ]プロピル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(340) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピ
ペリジン
(341) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(342) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(343) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2(2H)-オキソイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-
ピペリジニル)-ピペリジン
(344) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ヘキサヒドロ-1H
-1-アゼピニル)-ピペリジン
(345) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル
)-ピペリジン
(346) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(347) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(ヘキサヒド
ロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(348) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オ
キソ-1,2,4-トリアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(349) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オ
キソ-1,2,4-トリアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(350) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(351) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(352) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロ
シル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(353) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2(2H)-オキソイ
ミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(354) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピ
ペリジン
(355) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オ
キソ-1,2,4-トリアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(356) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(エキソ-8-メ
チル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル)-ピペラジン
(357) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(358) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロ
シル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(359) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(360) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3
,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(361) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3
,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(362) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3
,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(363) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(364) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメチル)フェ
ニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロ
シル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(365) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメチル)
フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-
チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(366) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-エチル-4-
ピペリジニル)-ピペリジン
(367) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(1-エチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(368) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-エチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(369) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペラジン
(370) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-エチル-4-
ピペリジニル)-ピペラジン
(371) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-エチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(372) 4-(1-アセチル-4-ピペリジニル)-1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4
-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フ
ェニルアラニル]-ピペリジン
(373) 1-[4-アミノ-N-[[4-(6-ブロモ-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3
-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(374) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-5-メチル-4-フェニル-
2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(375) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(3-ニトロフェニル)
-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニル
アラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(376) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(3-メトキシフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(377) 1-[4-アミノ-N-[[4-[4-(3-ブロモフェニル)-1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ
イミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニル
アラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(378) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾール-
1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-N6-(1,1-ジメチルエトキシ
カルボニル)-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(379) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-フルオロフェ
ニル)-ピペラジン
(380) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(4-フルオロフェニル)-ピペラジン
(381) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(3-ピリジニル)-
ピペラジン
(382) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(3-ピリジニル)-ピペラジン
(383) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾ
リン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(3-ピリジ
ニル)-ピペラジン
(384) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベン
ゾチアジアジン-2-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリ
ジニル)-ピペラジン
(385) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(3-ピリジニル)-ピペラジン
(386) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(5-メトキシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(387) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(2-ピリジニ
ル)-ピペラジン
(388) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(2-ピリジニル)-ピペラジン
(389) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(フェニルア
ミノカルボニルアミノ)-ピペリジン
(390) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-〔4-〔3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキ
ナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(5-メトキシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(391) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル]-1-ピペリジニル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(5-メトキ
シ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(392) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[4-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-1-イル]-
1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(393) 4-シアノ-1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-フェニルピペリジン
(394) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリミジ
ニル)-ピペラジン
(395) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(4-ピリミジニル)-ピペラジン
(396) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリミジニル)
-ピペラジン
(397) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリミジニル)-ピペラジン、
(398) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキノリン
-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(399) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(5-メトキシ-4-ピリミジニル)-ピペラジン
(400) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(401) 2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-1,2,3,4-テトラヒドロ-5H-ピリド[
4,3-b]インドール
(402) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(403) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキノリン
-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)
-ピペラジン
(404) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-エチルフ
ェニル)-ピペラジン
(405) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-フルオロフェニル)-1,2,5,6-
テトラヒドロピリジン
(406) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(407) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-
1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(408) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-[4-(1-オキソエチル)フェニル]-ピペラジン
(409) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[4-(1-オキソ
エチル)フェニル]-ピペラジン
(410) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-フルオロベンゾイル)-ピペリ
ジン
(411) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-シアノ-4-フェニルピペリジン
(412) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-フルオロフェニル)-ピペリジ
ン
(413) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[(ヘキサヒドロ-1-メチル-4-ピ
リジニル)カルボニル]-ピペラジン
(414) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-〔3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾ
リン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[3-(ジメチ
ルアミノ)プロピル]-ピペラジン
(415) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-ピペラジン
(416) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-メチル-1-
ピペラジニル)-ピペリジン
(417) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(418) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[3-(トリフルオロメ
チル)フェニル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニ
ル]-D-フェニルアラニル]-4-(エキソ-8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3
-イル)-ピペラジン
(419) 1-[N-[4-[[1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリ
ジニル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(エキ
ソ-8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル)-ピペラジン
(420) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(メトキシカルボニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピ
リジニル)-ピペリジン
(421) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(ヒドロキシカルボニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H
)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-
ピリジニル)-ピペリジン
(422) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(メトキシカルボニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(423) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(ヒドロキシカルボニル)-3,4-ジヒドロ-2(1H
)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(424) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-(メチルアミノカルボニル)-3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェ
ニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(425) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-モルホリニル)-ピペリジン
(426) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(ジメチルア
ミノ)-ピペリジン
(427) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピロリジニル)-ピペリジン
(428) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-モルホリ
ニル)-ピペリジン
(429) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ジメチルアミノ)-ピペリジン
(430) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[7-[(4-メチル-1-ピペラジニル)カル
ボニル]-3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カル
ボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(431) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,5-ジオキソ-4-フェニルイミダゾリ
ジン-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(432) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,5-ジオキソ-4-フェニルイミダゾリジン-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(433) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2,5-ジオキソ-4-(フェニルメチル)-
イミダゾリジン-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-
(4-ピリジニル)-ピペリジン
(434) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[2,5-ジオキソ-4-(フェニルメチル)-イミダゾリ
ジン-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニル)-
ピペリジン
(435) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピロリジ
ニル)-ピペリジン
(436) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピ
ペラジン
(437) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-
ピペリジニル)-ピペラジン
(438) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-シクロヘキシ
ルピペラジン
(439) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-シクロヘキシルピペラジン
(440) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2,2-ジオキシド-2,1,3
-ベンゾチアジアジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(441) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2,2-ジオキシド-2,1,3
-ベンゾチアジアジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(442) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2,2-ジオキシド-2,1,3
-ベンゾチアジアジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(443) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-
メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(444) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(445) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-
ピリジニル)-ピペラジン
(446) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-
メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(447) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(448) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(449) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-フルオロフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(450) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-N-メチル-D-チロシル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
リジン
(451) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(452) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[1,3-
ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]-1,4
-ジオキソブチル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(453) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(454) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(455) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[1,3-
ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]-1,4
-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(456) 1-[3,4-ジクロロ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピ
ペリジン
(457) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[1,3-
ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]-1,4
-ジオキソブチル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジン
(458) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[1,3-
ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]-1,4
-ジオキソブチル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(459) (R,S)-1-[2-[(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)メチル]-4-[4-[3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(460) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-シクロヘプチルピペラジン
(461) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-シクロペンチルピペラジン、
(462) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-4-メトキシ-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(463) 1-[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(4
-ピリジニル)-ピペラジン
(464) 1-[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1
-ピペリジニル)-ピペリジン
(465) 1-[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(
ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(466) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-ビフェニリル)-2
(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルア
ラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(467) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(2-ナフチル)-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(468) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(2-ナフチル)-2(2H)-オキソイ
ミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(469) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリ
ジン
(470) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(4-ビフェニリル)-2(2H)-オキ
ソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(471) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(4-ビフェニリル)-D,L-アラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピ
ペリジン
(472) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-ビフェニリル-2(2H)-オキソイ
ミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1
-ピペリジニル)-ピペリジン
(473) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(2-メトキシフェニル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(474) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(2-メトキシフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(475) 1-[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1
-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(476) 1-[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1
-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(477) 1-[3,4-ジクロロ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(478) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(へキサヒドロ-1H-1-アゼ
ピニル)-ピペリジン
(479) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(480) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペリジ
ン
(481) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[4-(3,4-ジクロロフエニル)-1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェ
ニルアラニル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(482) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[4-(3,4-ジクロロフェニル)-1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェ
ニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(483) 1-[4-アミノ-N-[[4-[4-(3-クロロフェニル)-1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ
イミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニル
アラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(484) 1-[4-アミノ-N-[[4-[4-(3-クロロフェニル)-1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ
イミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロモ-D-フェニル
アラニル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(485) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ベンゾイ
ル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(486) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチルス
ルホニル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(487) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[1-(3-カルボ
キシ-1-オキソプロピル)-4-ピペリジニル]-ピペリジン
(488) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-ヘキシル-
4-ピペリジニル)-ピペリジン
(489) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-シクロプ
ロピルメチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(490) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オキソ-1,2,4
-トリアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル
-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(491) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オキソ-1,2,4
-トリアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(492) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オキソ-1,2,4
-トリアゾール-2-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル
-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(493) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[1-(エトキシ
カルボニルメチル)-4-ピペリジニル]-ピペリジン
(494) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[1-(カルボキ
シメチル)-4-ピペリジニル]-ピペリジン
(495) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4,5-ジフェニル-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(496) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[(4-ピリジニ
ル)カルボニル]-ピペラジン
(497) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]
-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)ピペ
リジン
(498) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(ヘキサヒド
ロ-4-メチル-1H-1,4-ジアゼピン-1-イル)ピペリジン
(499) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-(ヘキサヒドロ-4-メチル-1H-1,4-ジアゼピン-1-イル)ピペリジン
(500) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[(1-メチル-4
-ピペリジニル)カルボニル]-ピペラジン
(501) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)ピペリジン
(502) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ヘキサヒドロ-4-メチル-1H-1,4
-ジアゼピン-1-イル)ピペリジン
(503) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(ヘキサヒドロ-4-
メチル-1H-1,4-ジアゼピン-1-イル)ピペリジン
(504) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[(4-メチル-1
-ピペラジニル)カルボニル]-ピペリジン
(505) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ
[4,5-c]キノリン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-ピペリジニル)カルボニル]-ピペリジン
(506) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-
4-ピペリジニル)-ピペリジン
(507) 1-[3-クロロ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリ
ジン
(508) (R,S)-1-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリ
ジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4
-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(509) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[4-(3-ブロモフェニル)-1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニル
アラニル]-4-(エキソ-8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル)-ピペラ
ジン
(510) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(3-メトキシフェニ
ル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニ
ルアラニル]-4-(エキソ-8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル)-ピペ
ラジン
(511) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-メトキシ-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピ
ペリジン
(512) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-メトキシ-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジ
ニル)-ピペラジン
(513) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-メトキシ-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリジニル)-ピペ
ラジン
(514) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-メトキシ-D,L-フェニルアラニル]-4-(エキソ-8-メチル-8-
アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル)-ピペラジン
(515) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-メトキシ-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-エチル-4-ピペリジ
ニル)-ピペラジン
(516) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-L-チロシル]-D-リシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペラジン
(517) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-D-リシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペラジン
(518) 1-[N2-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-
イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-L-チロシル]-L-リシル]-4-(4-ピリジニル)-
ピペラジン
(519) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-(3-ヒドロキシフェ
ニル)-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェ
ニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(520) 1-[4-アミノ-N-[[4-[4-[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)フェニル]-1,3-
ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5
-ジブロモ-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(521) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(522) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-ピペリジニル)-ピペリジン
(523) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-4-(メチルスルホニルオキシ)-D-フェニルアラニ
ル]-4-[1-(メチルスルホニル)-4-ピペリジニル]-ピペリジン
(524) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[1-(メチルスルホニル)-4-ピペ
リジニル]-ピペリジン
(525) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[1-(シクロプロピルメチル)-4-
ピペリジニル]-ピペリジン
(526) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[1-(ヒドロキシカルボニルメチ
ル)-4-ピペリジニル]-ピペリジン
(527) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(2-メチル-4-チアゾリル)-D,L-アラニル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(528) 1-[N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(2-メチル-4-チアゾリル)-D,L-アラニル]-4-(4-ピリジニル
)-ピペラジン
(529) (R,S)-1-[2-[(1-ナフチル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキ
ナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジニル)-
ピペリジン
(530) (R,S)-1-[2-[(1-ナフチル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキ
ナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(531) (R,S)-1-[2-[(3-メトキシフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(532) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-エテニル-D,L-フェニルアラニル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-
アゼピニル)-ピペリジン
(533) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド-[3,4-d]ピ
リミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(534) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド[3
,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(535) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(IH)-オキソピリド-[3,4-d]ピ
リミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-メチル-4-ピ
ペラジニル)-ピペリジン
(536) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド[3
,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4
-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(537) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド-[3,4-d]ピ
リミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(538) (R,S)-1-[2-[(1-ナフチル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピ
リド[3,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-
メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(539) (R,S)-1-[2-[(1-ナフチル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピ
リド[3,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-
メチル-4-ピペラジニル)-ピペリジン
(540) (R,S)-1-[2-[(1-ナフチル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピ
リド[3,4-d]ピリミジン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(541) (R,S)-1-[2-[(3-エトキシフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル
-4-ピペラジニル)-ピペリジン
(542) (R,S)-1-[2-[(3-エトキシフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(543) (R,S)-1-[2-[(3-エトキシフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-
オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル
-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(544) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(1-メチルエトキシ)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4
-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(545) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(1-メチルエトキシ)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4
-(1-メチル-4-ピペラジニル)-ピペリジン
(546) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(1-メチルエトキシ)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4
-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(547) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(548) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチ
ル-4-ピペラジニル)-ピペリジン
(549) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチ
ル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(550) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-[2-(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]メチル]-1,4-ジオキ
ソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペラジニル)-ピペリジン
(551) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[(1-メチル-4-ピペラジニル)カ
ルボニル]-ピペリジン
(552) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[4-(1-オキソ
エチル)-1-ピペラジニル]-ピペリジン
(553) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[4-(1-オキソエチル)-1-ピペラ
ジニル]-ピペリジン
(554) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェ二ルアラニル]-
4-[4-(1-オキソエチル)-1-ピペラジニル]-ピペリジン
(555) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[4-(1-オキソエチ
ル)-1-ピペラジニル]-ピペリジン
(556) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[(1-メチル-4
-ピペラジニル)カルボニル]-ピペラジン
(557) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-[(1-メチル-4-ピペラジニル)カルボニル]-ピペラジン
(558) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[(4-ピリジニル)カルボニル]-ピ
ペラジン
(559) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[(4-オキソ-1-ピペリジニル)カルボニル]-
D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(560) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[4-[4-(ジメ
チルアミノ)ブチル]フェニル]-ピペラジン
(561) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-[4-[4-(ジメチルアミノ)ブチル]フェニル]-ピペラジン
(562) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[(1-メチル-4-ピペラジニル)カ
ルボニル]-ピペラジン
(563) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-チロシル]-4-[(1-メチル-4-ピ
ペラジニル)カルボニル]-ピペラジン
(564) 1-[4-アミノ-N-[(4-アミノ-1-ピペリジニル)カルボニル]-3,5-ジブロモ-
D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(565) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[4-(ジメチル
アミノ)-1-ピペリジニル]-ピペリジン
(566) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オ
キソイミダゾール-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-
4-[4-(ジメチルアミノ)-1-ピペリジニル]-ピペリジン
(567) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-
ピペリジン
(568) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピ
ペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-ピペ
リジニル]-ピペリジン
(569) 1-[3,5-ジブロモ-N-[[4-[2(1H)-オキソキノリン-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-D-チロシル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(570) 1-[N2-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-N'-メチル-D-トリプチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピ
ペリジン
(571) 1-[N2-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピリジニ
ル]カルボニル]-N'-メチル-D-トリプチル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペ
リジン
(572) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N'-メチル-D-トリプチル]-4-(1-メチル-1-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(573) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N'-メチル-D-トリプチル]-4-(4-メチル-1-ピ
ペラジニル)-ピペリジン
(574) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチ
ル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(575) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチ
ル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(576) 1-[N2-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-トリプチル]-4-(4-
メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(577) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-ト
リプチル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(578) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジブロモフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチ
ル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(579) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジブロモフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチ
ル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(580) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N,-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-ト
リプチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(581) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-ト
リプチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(582) 1-[4-アミノ-3,5-ジブロモ-N-[[4-(2,3-ジヒドロ-4(1H)-オキソキナゾリ
ン-3-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-
ピペリジニル)-ピペリジン
(583) 1-[N2-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-N'-メチル-D-トリプチル]-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-ピペリ
ジニル]-ピペリジン
(584) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N'-メチル-D-トリプチル]-4-[4-(ジメチルア
ミノ)-1-ピペリジニル]-ピペリジン
(585) 1-[4-アミノ-N-[[4-[4-(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)-1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロ
モ-D-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(586) 1-[4-アミノ-N-[[4-[4-(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)-1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3,5-ジブロ
モ-D-フェニルアラニル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(587) 1-[N2-[[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-トリプチル]-4-[4-
(ジメチルアミノ)-1-ピペリジニル]-ピペリジン
(588) 1-[N2-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イ
ル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-N'-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-D-ト
リプチル]-4-[4-(ジメチルアミノ)-1-ピペリジニル]-ピペリジン
(589) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジブロモ-4-メチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(590) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジブロモ-4-メチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(591) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3,4-ジフルオロ-5-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4
-ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(592) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピ
ペリジニル]-2-[[3,4-ジフルオロ-5-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1
,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(593) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(エトキ
シカルボニル)-ピペリジン
(594) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(エトキ
シカルボニルメチル)-ピペリジン
(595) (R,S)-2-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-6-メチル-
2,6-ジアザスピロ[3,4]オクタン
(596) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(ヒドロ
キシカルボニルメチル)-ピペリジン
(597) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[1-メチル-1H-インドール-3-イル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(598) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[1-メチル-1H-インドール-3-イル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(599) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-(エトキシカルボニル)-2-[[1-メチル-1H-インドール-3-イル]メチ
ル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(600) (R,S)-1-[4-[4-(アミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニル]-2-[[1-メチ
ル-1H-インドール-3-イル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(601) (R,S)-1-[4-[4-(アミノカルボニルアミノ)-1-ピペリジニル]-2-(エトキ
シカルボニル)-2-[[1-メチル-1H-インドール-3-イル]メチル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(602) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジブロモ-4-メトキシフエニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(603) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-カルボ
キシピペリジン
(604) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,5-ジブロモ-4-メトキシフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(605) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[4-フルオロ-3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジ
オキソブチル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(606) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[4-フルオロ-3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジ
オキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(607) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-エチ
ル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(608) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-メチ
ル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(609) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(610) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリ
ジニル)-ピペラジン
(611) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(トリフルオロメチル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(4-ピリ
ジニル)-ピペリジン
(612) (R,S)-1-[2-[(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒ
ドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(613) 1-[3-クロロ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(614) 1-[3-クロロ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼ
ピニル)-ピペリジン
(615) 1-[3-クロロ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(シクロペンチル)-ピペラ
ジン
(616) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3-メチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(617) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル)-ピペリジン
(618) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(エキソ-8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イル)-ピペラジン
(619) 1-[3-ブロモ-N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾー
ル-1-イル)-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(620) 1-[3-シアノ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリ
ジン
(621) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3-メチル-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリ
ジン
(622) 1-[N-[[4-(1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル
)-1-ピペリジニル]カルボニル]-3-メチル-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(623) 1-[3-メチル-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(624) 1-[N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(3-メトキシフェニル)-2(2H)-オキソイミダ
ゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3-メチル-D,L-フェニルアラニル]
-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(625) 1-[N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[(3-(トリフルオロメチル)-フェニル]-2(2H)
-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-3-メチル-D,L-フェ
ニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(626) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-[(3-(トリフルオロメチル)-フェニ
ル]-2(2H)-オキソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェ
ニルアラニル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(627) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジ
ン-3-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(628) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(629) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペラジン
(630) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピ
ペリジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(4-ピリジニル)-ピペラジン
(631) (R,S)-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)−1-ピペ
リジニル]-4-オキソ-2-[[3-(トリフルオロメチル)-フェニル]メチル]-N-[2-(4-
メチル-1-ピペラジニル)エチル]-ブタンアミド
(632) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1−ピペリジ
ニル]カルボニル]-3-(1H-テトラゾール-5-イル)-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(633) 1-[3-ブロモ-N-[[4-[1,3-ジヒドロ-4-(3-メトキシフェニル)-2(2H)-オキ
ソイミダゾール-1-イル]-1-ピペリジニル]カルボニル]-D,L-フェニルアラニル]-
4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(634) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(2-ナフチル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジニル)-
ピペリジン
(635) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]
-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(636) 1-[N-[[4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニ
ル]カルボニル]-3-ニトロ-D,L-フェニルアラニル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル
)-ピペリジン
(637) (R,S)-1-[2-[(4-アミノ-3,5-ジブロモフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒ
ドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル1-
4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(638) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[2-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]
-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(639) (R,S)-1-[2-[[3,5-ビス-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-4-[4-(
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソ
ブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(640) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジメトキシフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メ
チル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(641) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(2-ナフチル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペ
リジニル)−ピペリジン
(642) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジメトキシフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(643) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]
-4-(4-ピペリジニル)-ピペリジン
(644) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3
-イル)-1-ピペリジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-
ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(645) (R,S)-1-[2-[(3-ブロモフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オ
キソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4
-ピペリジニル)-ピペリジン
(646) (R,S)-1-[2-[(3-ブロモフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オ
キソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジ
ニル)-ピペリジン
(647) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(1-プロペン-3-イル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(648) (R,S)-1-[2-[3-(ビフェニリル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジニ
ル)-ピペリジン
(649) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(ピリジニル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(650) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(2-チアゾリル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-
ピペリジニル)-ピペリジン
(651) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[3-(2-フリル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペ
リジニル)-ピペリジン
(652) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3-プロピルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリ
ジニル)-ピペリジン
(653) (R,S)-1-[4-(2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オキソトリアゾール-2-イ
ル)-1-ピペリジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオ
キソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(654) (R,S)-1-[4-[1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イ
ル]-1-ピペリジニル]-2-[[3-(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオ
キソブチル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(655) (R,S)-1-[2-[(4-キノリニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチル-4-ピ
ペリジニル)-ピペリジン
(656) (R,S)-1-[2-[(4-キノリニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-ピペリジニル
)-ピペリジン
(657) 1-[2-[(1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナフチル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ
-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1
-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン(ジアステレオマーの混合物)
(658) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジブロモフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチ
ル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(659) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(3,4-ジブロモフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチ
ル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(660) (R,S)-1-[2-[(4-キノリニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチル-1-ピ
ペラジニル)-ピペリジン
(661) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(4-ヒドロキシ-3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(662) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(4-ヒドロキシ-3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(663) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(4-ヒドロキシ-3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチ
ル]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(664) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(4-メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(1-ピペリジニル)-ピペリジン
(665) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(4-メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(4-メチル-1-ピペラジニル)-ピペリジン
(666) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(4-メトキシ-3,5-ジメチルフェニル)メチル]-1,4-ジオキソブチル
]-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(667) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(1-ナフチル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)-ピペリジン
(668) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[(1-ナフチル)メチル]-1,4-ジオキソブチル]-4-(1-メチルスルホニ
ル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(669) (R,S)-1-[2-[3,5-ジブロモ-4-メチルフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒ
ドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-
4-[4-[4-(ジメチルアミノ)ブチル]フェニル]-ピペラジン
(670) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]
-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(671) (R,S)-1-[4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペ
リジニル]-2-[[4-(1,1-ジメチルエチル)フェニル]メチル]-1,4-ジオキソブチル]
-4-(1-メチル-4-ピペリジニル)-ピペリジン
(672) (R,S)-1-[2-[(3,4-ジクロロフェニル)メチル]-4-[4-(3,4-ジヒドロ-2(1H
)-オキソキナゾリン-3-イル)-1-ピペリジニル]-1,4-ジオキソブチル]-4-[4-(ジ
メチルアミノメチル)フェニル]-ピペリジン
及びこれらの塩。
一般式Iの化合物は、特にぺプチド化学に由来する方法を使用して、一般に知
られている方法により調製される(例えば、Houben-Weyl,Methoden der Organis
chen Chemie,Vol.15/2を参照のこと)。使用されるアミノ保護基はHouben-Weyl
,Methoden der Organischen Chemie,Vol. 15/1に記載されたものであってもよ
く、その中でウレタン保護基、例えば、フルオレニルメトキシカルボニル、フェ
ニルメトキシカルボニルまたはtert.-ブチルオキシカルボニル基が好ましい。一
般式Iの化合物の基R2及び/またはAまたはその前駆体中に存在する官能基は副
反応を防止するために好適な保護基により更に保護される(例えば、G.B.Fields
ら, Int.J.peptide Protein Res.35,161(1990);T.W.Greene,Protective G
roups in Organic Synthesisを参照のこと)。この種の側鎖保護アミノ酸の例と
して、特にArg(NO2)、Arg(Mtr)、Arg(di-Z)、Arg(Pmc)、Lys(BOC)、Lys(Z)、Orn
(Boc)、Orn(Z)、Lys(Cl-Z)が挙げられ、これらがおそらく誘導体の形態で市販さ
れている。保護基の所謂直交の組み合わせが、例えば、以下のようにα-アミノ
基及び側鎖アミノ基を保護するのに使用されることを確実にするように特別な注
意が払われるべきである。 側鎖中のアミノ基を保護する代わりに、前駆体官能基を有し、特に側鎖中でニ
トロ基またはシアノ基により置換されているアミノ酸またはその誘導体、例えば
、5-o-シアノノルバリンがまた使用されてもよい。
市販されておらず、また、例えば、(アミノイミノメチル)基を特徴とするα
-アミノ酸の側鎖中の塩基性官能基がアルギニン及びその誘導体の側鎖を保護す
るのに使用されるのと同じ方法で保護されてもよい(また、M.Bodanszky,
"Peptide Chemistry",Springer-Verlag,1988,p.94-97を参照のこと)。(ア
ミノイミノメチル)基に特に適している保護基はp-トルエンスルホニル基、メシ
チレンスルホニル(Mts)基、メトキシトリメチルフェニルスルホニル(Mtr)基、2,
2,5,7,8-ペンタメチルクロマン-6-スルホニル(Pmc)基、ペンタクロロフェノキシ
カルボニル基及びニトロ保護基である。
実際のカップリングについて、ペプチド化学から知られている方法が使用され
る(例えば、Houben-Weyl, Methoden der Organischen Chemie, Vol.15/2を参
照のこと)。カルボジイミド、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、
ジイソプロピルカルボジイミド(DIC)またはエチル-(3-ジメチルアミノプロピル)
-カルボジイミド、o-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-N,N-N',N'-テトラメチル
ウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU)もしくはテトラフルオロボレート
(TBTU)または1H-ベンゾトリアゾール-1-イルオキシ-トリス-(ジメチルアミノ)-
ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)を使用することが好ましい。1-
ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)または3-ヒドロキシ-4-オキソ-3,4-ジヒド
ロ-1,2,3-ベンゾトリアジン(HOObt)の添加により、ラセミ化が所望により更に抑
制されてもよく、または反応速度が増大されてもよい。通常、カップリングは溶
媒、例えば、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチル
ホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA)、N-メチルピロリドン(NMP)ま
たはこれらの混合物中で-30〜+30℃、好ましくは-20〜+20℃の温度で等モル量
のカップリング成分及びカップリング試薬を用いて行われる。必要により、N-エ
チル-ジイソプロピルアミン
所謂"酸無水物法"(またM.Bodanszky,"Peptide Chemistry",
Springer-Verlag 1988,p. 58-59;M.Bodanszky,"Principles
of Peptide Synthesis",Springer-Verlag 1984,p.21-27を参照のこと)が一
般式Iの化合物の合成に別のカップリング方法として使用された。"酸無水物法"
はVaughanの別法(J.R.Vaughan Jr.,J.Amer.
Chem.Soc.73,3547(1951))に好ましく、この方法では、4-メチルモルホリンま
たは4-エチルモルホリンの如き塩基の存在下でイソブチルクロロカーボネートを
使用して混合酸無水物がカップリングされる必要によりN2保護されていてもよ
いα−アミノ酸、及びモノ−イソブチルカーボネートから得られる。この混合酸
無水物の調製及びアミンとのカップリングは、-20〜+20℃、好ましくは0〜+20℃
の温度で上記溶媒を使用してワンポット方法で行われる。
α-アミノ酸部分構造の側鎖中に存在する保護基が、一般に文献によりまた知
られている好適な試薬、特別にはアリールスルホニル保護基及びヘテロアリール
スルホニル保護基によりN末端置換アミノ酸誘導体及びC末端置換アミノ酸誘導
体の生成後に、好ましくはアシドリシス、即ち、強酸、好ましくはトリフルオロ
酢酸の作用により最後に開裂され、例えば、ニトロ保護基及びアリールメトキシ
カルボニル保護基がパラジウムブラックの存在下で溶媒としての氷酢酸を用いて
水素を使用して水添分解により開裂されることが好ましい。基質が水添分解に感
受性である官能基、例えば、ハロゲン原子、例えば、塩素、臭素もしくはヨウ素
、フェニルメタノール官能基もしくはヘテロアリール官能基またはある種のその
他のベンジルヘテロ原子結合、特にベンジル−酸素結合を含む場合、ニトロ基は
また非水添分解により、例えば、亜鉛/2Nトリフルオロ酢酸(またA.Turan,A.
patthy及びS.Bajusz,Acta Chim.Acad.Sci.Hung,Tom.85
(3),327-332[1975];C.A.83,206526y[1975]を参照のこと)、60%の水性ギ酸中の
塩化スズ(II)(またSUNSTAR KK,JA-A-3271-299を参照のこと)、酢酸の存在下の
亜鉛(またA.Malabarba,P.Ferrari,
G.Cietto,R.Pallanza及びM.Berti,J.Antibiot.42(12),1800-1816(1989)
を参照のこと)または24℃の水性酢酸アンモニウム緩衝液の存在下の水性メタノ
ール中の過剰の水性の20%の塩化チタン(III)(また
R.M.Freidinger,R.Hirschmann及びD.F.Veber,J.Org.Chem.43(25),4800-
4803[1978]を参照のこと)で開裂されてもよい。
α-アミノ酸の側鎖中に存在しうる前駆体官能基はまた続いて水添分解により
所望のアミノ官能基に変換されてもよい。ニトロアルキル基は化学者に良く知ら
れている条件下でアミノアルキル基を生じ、一方、シアノ基はアミノメチル基に
変換される。
また、ニトリル官能基は分子中に含まれるその他の重要な官能基、特にアミド
基に関して選択的である錯体水素化物(また、J.Seyden-Penne,
"Reductions by the Alumino- and Borohydrides in Organic
Synthesis",VCH Publishers Inc.,1991,p.132ff.を参照のこと)、例えば、
メタノール中の塩化コバルト(II)の存在下のホウ水素化ナトリウム、テトラヒ
ドロフラン中のトリフルオロ酢酸の存在下のホウ水素化ナトリウムまたはジクロ
ロメタン中のホウ水素化テトラキス-(n-ブチル)-アンモニウムで還元されてもよ
い。脂肪族ニトロ官能基から一級アミノ官能基への還元はまた、型I化合物中に
存在するカルボキサミド基に影響しないで、塩化スズ(II)または銅(II)-アセチ
ルアセトネートの存在下のホウ水素化ナトリウムで可能である(また、J.Seyden
-Penne,上記文献p.137ff.を参照のこと)。
下記の方法は本発明の一般式Iの化合物を調製するのに特に適している。
a)一般式Iの化合物
(式中、
Rは非分岐C1-7アルキル基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
ル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、
2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒ
ドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オ
キソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,
2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3
,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル
基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4
-べンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾピリジニル
基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒ
ドロ-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリ
ミジン-3-イル基(最後の二つの基はそれそれ4位及び/または5位または5位
及び/または6位で低級直鎖または分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル
基、ピリジニル基、ジアジニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オ
キサゾリル基、1,3-チアゾリル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル-1-メチル
ピラゾリル基、イミダゾリル基または1-メチルイミダゾリル基により一置換また
は二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっ
ていてもよい)、炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素
原子、酸素原子もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、
硫黄原子もしくは付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基に
より置換されていてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、かつ
ω-位のアルキル基の置換について上記されたフェニル基、ナフチル基及びビ
フェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素化されていてもよい単
環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子またはアルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキ
シ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシ
カルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシア
ルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルア
ミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイ
ルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
キルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)
カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1
-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基
、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオ
ロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、
二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、
また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベン
ゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基またはアセチル
アミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは先に定義されたとおりであり、
Y2はCH-基を表し、かつ
zはNR1-基(式中、R1は先に定義されたとおりである)
の基を表す)
を調製するために、
一般式VII
RCO2H (VII)
(式中、
Rは先に定義されたとおりである)
のカルボン酸を一般式VIII
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,x,m及びnは先に定義されたとおりであり、かつzはNR1-基
(式中、R1は先に定義されたとおりである)を表す)
の化合物とカップリングし、
必要により、続いて保護基を開裂し、または前記の方法に従って前駆体官能基を
修飾する。
そのカップリングは上記ペプチド化学から知られている方法を使用して、特に
試薬としてDCC、DIC、HBTU、TBTUまたはBOPを使用して、または混合酸無水物方
法を使用して行われる。
b)一般式Iの化合物(式中、Rはa)に定義されたとおりであり、zはNR1-基を表
し、かつR1,R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは先に定義されたとおりである)
を調製するために、
一般式IXの化合物
R-CO-Nu (IX)
(式中、
Rはa)に定義されたとおりであり、かつ
Nuは脱離基、例えば、ハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原子もしくはヨウ
素原子、アルキル部分中に1個〜10個の炭素原子を有するアルキルスルホニルオ
キシ基、必要により塩素原子もしくは臭素原子またはメチル基もしくはニトロ基
により一置換、二置換または三置換されていてもよいフェニルスルホニルオキシ
基もしくはナフチルスルホニルオキシ基(これらの置換基は同じであってもよく
、また異なっていてもよい)、1H-イミダゾール-1-イル基、必要により炭素骨格
中で1個または2個のメチル基により置換されていてもよい1H-ピラゾール-1-イ
ル基、1H-1,2,4-トリアゾール-1-イル基、1H-1,2,3-トリアゾール-1-イル基、1H
-1,2,3,4-テトラゾール-1-イル基、ビニル基、プロパルギル基、p-ニトロフェニ
ル基、2,4-ジニトロフェニル基、トリクロロフェニル基、ペンタクロロフェニル
基、ペンタフルオロフェニル基、ピラニル基もしくはピリジニル基、ジメチルア
ミニルオキシ基、2(1H)-オキソピリジン-1-イルオキシ基、2,5-ジオキソピロリ
ジン-1-イルオキシ基、フタルイミジルオキシ基、1H-ベンゾトリアゾール-1-イ
ルオキシ基またはアジド基を表す)を、
一般式VIIIの化合物
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは先に定義されたとおりであり、かつ
zはNR1-基(R1は先に定義されたとおりである)を表す)
とカップリングさせ、
必要により、続いて保護基を開裂し、または上記方法を使用して前駆体官能基を
修飾する。
その反応はショッテン-バウマン条件またはアインホルン条件下で行われ、即
ち、成分が少なくとも1当量の補助塩基の存在下で-50℃〜+120℃、好ましくは-
10℃〜+30℃の温度で、必要により溶媒の存在下で反応させられる。使用しうる
補助塩基はアルカリ金属及びアルカリ土類金属の水酸化物、例えば、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウムまたは水酸化バリウム、アルカリ金属炭酸塩、例えば、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウムまたは炭酸セシウム、アルカリ金属酢酸塩、例え
ば、酢酸ナトリウムまたは酢酸カリウム、並びに三級アミン、例えば、ピリジン
、2,4,6-トリメチルピリジン、キノリン、トリエチルアミン、N-エチル-ジイソ
プロピルアミン、N-エチル-ジシクロヘキシルアミン、1,4-ジアザビシクロ[2,2,
2]オクタンまたは1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデカ-7-エンであることが好ま
しく、使用しうる溶媒として、例えば、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、
1,4-ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、N-メチル-ピロリドンまたはこれらの混合物が挙げられる。アルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩または酢酸塩が補助塩
基として使用される場合、水がまた補助溶媒として反応混合物に添加されてもよ
い。
c)一般式Iの化合物
(式中、
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、 2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミ
ジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基
、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒド
ロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-
1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノ
リン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-
オキソ-1,2,4-べンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H
-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミ
ダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-5-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニ
ル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ
[4,5-b]ピリジン-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、かつ
ω-位のアルキルアミノ基のアルキル部分の置換について上記されたフェニル
基、ナフチル基及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素
化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニ
トロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ
基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルア
ミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1
-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル
基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基
、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチ
オ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル
基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイル
アミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子
、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ
基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは先に定義されたとおりであり、
Y2はN原子を表し、かつ
zはNR1-基(式中、R1は先に定義されたとおりである)を表す)
の基を表す)
を調製するために、
一般式Xのアミン
R-H (X)
(式中、
Rは先に定義されたとおりである)
を一般式XIの炭酸誘導体
(式中、
X1は核脱離基、好ましくは1H-イミダゾール-1-イル基、1H-1,2,4-トリアゾール
基、トリクロロメトキシ基または2,5-ジオキソピロリジン-1-イルオキシ基であ
る)、及び
一般式VIIIの化合物
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,x,m及びnは先に定義されたとおりであり、かつ
zはNR1-基(式中、R1は先に定義されたとおりである)を表す)
の化合物と反応させ、
必要により、続いて保護基を開裂し、または前記方法を使用して前駆体官能基
を修飾する。
理論的には2工程反応がワンポット方法として、好ましくは最初の工程で2種
の成分XまたはVIIIの一種を好適な溶媒中でかなり低い温度で等モル量の一般式X
Iの炭酸誘導体と反応させ、次いで少なくとも等モル量のその他の成分VIII
またはXを添加し、その反応を高温で終了させることにより一般に行われる。ビ
ス-(トリクロロメチル)-カーボネートとの反応は少なくとも2当量(ビス-(トリ
クロロメチル)-カーボネートを基準とする)の三級塩基、例えば、トリエチルア
ミン、N-エチル-ジイソプロピルアミン、ピリジン、1,5-ジアザビシクロ[4,3,0]
ノナ-5-エン、1,4-ジアザビシクロ[2,2,2]オクタンまたは1,8-ジアザビシクロ[5
,4,0]ウンデカ-7-エンの存在下で行われることが好ましい。溶媒(これは無水で
あるべきである)の例として、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン、1,3-ジメチル-2-イ
ミダゾリジノンまたはアセトニトリルが挙げられ、ビス-(トリクロロメチル)-カ
ーボネートがカルボニル成分として使用される場合、無水クロロ炭化水素、例え
ば、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタンまたはトリクロロエチレンが好ましい
。反応温度は反応の第一工程について-30〜+25℃、好ましくは-5〜+10℃であり
、また反応の第二工程について+15℃〜使用される溶媒の沸騰温度、好ましくは+
20℃〜+70℃である(また、H.A.Staab及びw.
Rohr,"Synthesen mit heterocyclischen Amiden (Azoliden)",
p.53-93,Verlag Chemie,Weinheim/Bergstr., 1967;P.Majer
及びR.S.Randad,J.Org.Chem.59,1937−1938 (1994);K.
Takeda,Y.Akagi,A.Saiki,T.Sukahara及びH.Ogura,
Tetrahedron Letters 24(42),4569−4572(1983)を参照のこと)。
d)一般式Iの化合物(基R及びzに結合されたカルボニル基は尿素カルボニル
基を表し、その尿素カルボニルは少なくとも一つのNH-基により隣接され、かつ
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基によ
り置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位でC4-10-シ
クロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、 2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
チエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]
ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基
、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-
べンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミ
ダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニ
ル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソ
ピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン
-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基のアルキル部分の置換について上記されたフェニル
基、ナフチル基及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素
化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニ
トロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ
基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルア
ミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1
-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル
基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基
、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチ
オ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル
基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイル
アミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子
、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ
基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは先に定義されたとおりであり、かつ
Y2はN原子を表す)
の基を表し、
zは基NR1を表し、かつ
R1は水素原子を表し、またはRが窒素原子の位置で末置換であり、必要によりω-
位で置換されていてもよい非分岐アルキルアミノ基を表すことを条件として、R1
はまたアルキル基またはフェニルアルキル基を表してもよい)
を調製するために、
一般式X'のアミン
R-H (X')
(式中、Rは先に定義されたとおりである)を、
一般式XI'の炭酸誘導体
(式中、
X2はフェノキシ基(X3が(1H)-1,2,3,4-テトラゾール-1-イル基である場合)、4-
ニトロフェノキシ基(X3が4-ニトロフェノキシ基である場合)、及び塩素原子(
X3が2,4,5-トリクロロフェノキシ基である場合)を表す)、及び一般式VIII'の
化合物
(式中、
R2,R3,R4,R11,X,A,m及びnは先に定義されたとおりであり、かつ
R1は水素原子を表し、またはRが窒素原子の位置で未置換であり、必要によりω-
位で置換されていてもよい非分岐アルキルアミノ基であることを条件として、R1
はまたアルキル基またはフェニルアルキル基を表してもよい)
と反応させ、
必要により続いて保護基を開裂し、または前記方法を使用して前駆体官能基を修
飾する。
その反応は一般にウレタン(これは単離しうる)の中間体生成を伴って二工程
である。しかしながら、その反応はまたワンポット反応で行われてもよい。好ま
しくは、最初の工程で、2種の成分X'またはVIII'の一種が好適な溶媒中で低温
で等モル量の一般式XI'の炭酸誘導体と反応させられ、次いで少なくとも等モル
量のその他の成分VIII'またはX'が添加され、その反応が高温で完結される。そ
の反応は無水溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン、1,3-ジメチル-2-イミ
ダゾリジノン、アセトニトリルまたは無水クロロ炭化水素、例えば、ジクロロメ
タン、1,2-ジクロロエタンもしくはトリクロロエチレン中で行われることが好ま
しい。反応温度は第一工程について-15〜+40℃、好ましくは-10〜+25℃であり、
第二反応工程について+20℃〜使用される溶媒の沸騰温度、好ましくは+20℃〜10
0℃である(また、R.W.Adamiak及び
J.Stawinski,Tetrahedron Letters 1977,22,1935−1936;A.
W.Lipkowski,S.W.Tam及びP.S.Portoghese,J.Med.Chem.
29,1222−1225 (1986); J.Izdebski及びD.Pawlak,
Synthesis 1989,423-425を参照のこと)。
e)一般式Iの化合物
(式中、zは基NHを表し、かつ
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基によ
り置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、 2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
チエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]
ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基
、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-
べンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミ
ダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニ
ル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソ
ピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン
-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキル基の置換について上記されたフェニル基、ナフチル基及びビ
フェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素化されていてもよい単
環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基
、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカル
ボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキ
ル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ
基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメ
チルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキル
アミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボ
ニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基、シ
アノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメ
チルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置
換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また
異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾイ
ルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基またはアセチルアミ
ノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは先に定義されたとおりであり、かつY2はN原子を
表す)
の基を表す)
を調製するために、
一般式XIIのイソシアネート
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは先に定義されたとおりである)を、
一般式Xのアミン
R-H (X)
(式中、
Rは先に定義されたとおりである)
と反応させ、必要により続いて保護基を開裂し、または上記方法を使用して前駆
体官能基を修飾する。
その反応は0℃〜150℃、好ましくは20℃〜100℃の温度で、必要により無水溶
媒、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンもしくは1,3-ジメチル-2-イミダゾ
リジノンまたはこれらの混合物の存在下で行われる。
f)一般式Iの化合物
(式中、
Rは窒素原子の位置で未置換の非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、 2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
チエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]
ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基
、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-
ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミ
ダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニ
ル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソ
ピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン
-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基の置換について上記されたフェニル基、ナフチル基
及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素化されていても
よい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ素原子、塩素原
子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコ
キシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキ
シカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシ
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチル
アミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾ
イルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジア
ルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)
カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1
-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基
、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオ
ロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、
二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、
また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベン
ゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基またはアセチル
アミノ基により更に置換されていてもよい〕
を表し、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は先に定義されたとおりである)を表す)
を調製するために、
一般式XIIIのイソシアネート
R=C=O (XIII)
(式中、Rは先に定義されたとおりである)を、
一般式VIIIの化合物
(式中、R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは先に定義されたとおりであり、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は先に定義されたとおりである)を表す)
と反応させ、必要により、続いて保護基を開裂し、または前記方法を使用して前
駆体官能基を修飾する。
その反応は0〜150℃の温度、好ましくは20〜100℃の温度で、必要により無水
溶媒、例えば、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドンまたは1,3-ジメチル-2-イミダゾ
リジノンの存在下で行われる。
g)一般式Iの化合物(式中、R,Z,R2,R3,R4,R11,A,m及びnは先に示され
た意味を有し、かつXはAが結合を表さないことを条件として先に定義されたとお
りであり、またはXはAが単結合を表す場合に酸素原子を表す)を調製するために
、
一般式XIVのカルボン酸
(式中、
R,Z,R11,m及びnは先に定義されたとおりであり、
R2,は先にR2について示された意味を有し、または上記保護基により置換された
基R2を表し、
A’は先にAについて示された意味を有し、またはAがアミノ酸の2価の基を表す
場合には、それは必要により基R9の前駆体基、例えば、シアノプロピル基を側鎖
中に有する)
を一般式XVの化合物
H-NR3R4 (XV)
(式中、
R3及びR4は先に定義されたとおりである)
にカップリングし、
必要により、続いて保護基を開裂し、または上記方法を使用して前駆体官能基を
修飾する。
そのカップリングはペプチド化学から知られており、また前記された方法を使
用して、特にDCC、DIC、HBTU、TBTUもしくはBOPを試薬として使用して、または
混合酸無水物方法を使用して行われる。
使用される出発化合物XIVが鏡像体上純粋である場合、C-末端アミノ酸の部分
ラセミ化がカップリング工程中に予想され、またトリエチルアミンが補助塩基と
して使用され、かつジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドまたはN-メチ
ル-ピロリドンが溶媒として使用される場合には、おそらく定量的ラセミ化が予
想される。
h)一般式I(式中、Xは酸素原子を表す)を調製するために、
一般式XVIのカルボン酸(式中、
R,Z,R11,m及びnは先に定義されたとおりであり、かつ
R2,は先にR2について示された意味を有し、または上記保護基により置換された
基R2を表す)
を一般式XVIIの化合物
(式中、
A’は先にAについて示された意味を有し、またはAがアミノ酸の2価の基を表す
場合、A’は必要により基R9の前駆体基、例えば、シアノプロピル基を側鎖中に
有し、かつ
R3及びR4は先に定義されたとおりである)
にカップリングし、
必要により、続いて保護基を開裂し、または上記方法を使用して前駆体官能基を
修飾する。
そのカップリングはペプチド化学により知られており、また上記された方法を
使用して、特にDCC、DIC、HBTU、TBTUまたはBOPを試薬として使用して、または
混合酸無水物方法を使用して行われる。
使用される出発化合物XVIが鏡像体上純粋である場合、カップリング工程中に
部分ラセミ化が予想され、またはトリエチルアミンが補助塩基として使用され、
かつジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドまたはN-メチル-ピロリド
ンが溶媒として使用される場合、定量的ラセミ化がXVIのキラル中心に基いて予
想される。
i)一般式Iの化合物
(式中、
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、 2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
チエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]
ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基
、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-
ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミ
ダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イ
ル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニ
ル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソ
ピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン
-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基のアルキル部分の置換について上記されたフェニル
基、ナフチル基及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素
化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニ
トロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ
基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルア
ミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1
-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル
基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基
、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチ
オ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル
基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイル
アミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子
、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ
基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは先に定義されたとおりであり、かつY2はN原
子を表す)
の基を表し、
Zはメチレン基を表し、
Xは2個の水素原子を表し、
Aは単結合を表し、
mは値1を表し、かつ
nは値0を表す)
を調製するために、
一般式XVIIIのカルボン酸
(式中、
R2,R3及びR4は先に定義されたとおりである)
を一般式Xのアミン
R-H (X)
(式中、Rは先に定義されたとおりである)
とカップリングさせる。
そのカップリングはペプチド化学により知られており、また上記された方法を
使用して、特にDCC、DIC、HBTU、TBTUまたはBOPを試薬として使用して、
または混合酸無水物方法を使用して行われる。
j)一般式Iの化合物
(式中、
R3及びR4は水素原子を除いて先に示された意味を有し、Zはメチレン基を表し、X
は2個の水素原子を表し、Aは単結合を表し、mは数1であり、かつnは数0であ
る)
を調製するために、
一般式XVaの二級アミン
H-NR3’R4’ (XVa)
(式中、
R3’及びR4’は水素原子を除いて先にR3及びR4について示された意味を有する)
をホルムアルデヒド及び一般式XIXのCH-酸化合物
(式中、
Rは先に定義されたとおりであり、かつ
R2は先に定義されたとおりであるが、但し、存在する酸官能基、例えば、ヒドロ
キシ基が好適な保護基により適当に保護されることを条件とする)
と反応させる。
その反応は溶媒としてアルコール、例えば、メタノールもしくはエタノール、
または低級脂肪族カルボン酸、例えば、氷酢酸を使用して室温〜当該溶媒の沸点
の温度でわずかに酸性の媒体中で行われることが好ましい。好ましい別法におい
て、一般式XVaの二級アミンの無機酸塩、例えば、塩酸塩が氷酢酸中でパラホ
ルムアルデヒド及び一般式XIXのケトンとともに50℃〜80℃の温度に加熱される
。
k)一般式Iの化合物
(式中、R,R2,R3,R4,R11,X,Z,m及びnは先に定義されたとおりであり、か
つAは式III(-CX-基を介してNR3R4-基に結合された)
(式中、
R8は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、かつ
R9はω-位でアミノイミノメチルアミノ基により置換された非分岐C1-5-アルキ
ル基を表す)
の2価の基を表す)
を調製するために、
一般式XXの化合物
(式中、
R,R2,R3,R4,R11,X,Z,m及びnは先に定義されたとおりであり、
R8は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、かつ
R9はω-位で一級アミノ基により置換された非分岐C1-5-アルキル基を表す)を
一般式XXIの炭酸誘導体
(式中、
Nu2は脱離基、例えば、それぞれアルキル部分中に1〜10個の炭素原子を有する
アルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基もしくはアルキルスル
ホニル基、例えば、メトキシ基、エトキシ基、メチルチオ基、エチルチオ基、メ
チルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、イソプ
ロピルスルフィニル基、メチルスルホニル基もしくはエチルスルホニル基、塩素
原子、SO2H基、SO3H-基もしくはOPOCl2-基、または一般式XXII
(式中、
R13及びR16(これらは同じであってもよく、また異なっていてもよい)は水素原
子またはC1-3-アルキル基を表す)
の基である)
と反応させる。
場合により、例えば、Nu2がアルコキシ基である場合、一般式XXIの化合物を使
用する代わりに、その無機酸塩、例えば、中性硫酸塩または塩酸塩を使用するこ
とが有利である。
これらの反応は文献(G.B.L.Smith,J.Amer.Chem.Soc.51,476
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及びS.Makisumi,J.Biochem.94,123-128[1983]を参照のこと)により知られ
ている方法と同様にして0℃〜+100℃、好ましくは+40℃〜+80℃の温度で、不活
性溶媒、例えば、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、アセ
トニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N-メチル-ピロリ
ドンまたはこれらの混合物を使用して、またNu2-基の性質に応じて、頻繁に補助
塩基、特にアルカリ金属炭酸塩、例えば、炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリウム
、または三級アミン、好ましくはN-エチル-ジイソプロピルアミンもしくはトリ
エチルアミンの存在下で行われる。
本発明に従って修飾された一般式Iのアミノ酸は少なくとも一つのキラル中心
を含む。基Aがまたキラルである場合、これらの化合物は鏡像体の二つのジアス
テレオマー対の形態で生じうる。本発明は個々の異性体を含むだけでなく、これ
らの混合物を含む。
ジアステレオマーはそれらの異なる物理化学的性質に基いて、例えば、好適な
溶媒による分別結晶化、キラル静止相または好ましくはアキラル静止相を使用す
る高圧液体クロマトグラフィーまたはカラムクロマトグラフィーにより分離され
る。
一般式Iにより含まれるラセミ体は、例えば、好適なキラル静止相(例えば、
キラルAGP、キラルパックAD)によるHPLCにより分離しうる。また、塩基性官能基
または酸性官能基を含むラセミ体は、光学活性酸、例えば、(+)-または(-)-酒石
酸、(+)-または(-)-ジアセチル酒石酸、(+)-または(-)-酒石酸モノメチルまたは
(+)-シヨウノウスルホン酸或いは光学活性塩基、例えば、(R)-(+)-1-フェニルエ
チルアミン、(S)-(-)-1-フェニルエチルアミンまたは(S)-ブルシンと反応して生
成されるジアステレオマー光学活性塩により分離しうる。
異性体を分離するための通常の方法によれば、一般式Iの化合物のラセミ体が
溶媒中で等モル量の上記光学活性酸または塩基の一種と反応させられ、得られた
結晶性ジアステレオマー光学活性塩がそれらの異なる溶解性に基いて分離される
。この反応はあらゆる種類の溶媒中で行われてもよい。但し、それらが塩の溶解
性に関して十分に異なることを条件とする。メタノール、エタノールまたはこれ
らの混合物が50:50の容積比で使用されることが好ましい。次いで光学活性塩の
それぞれが水に溶解され、塩基、例えば、炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリウム
、水酸化ナトリウム溶液または水酸化カリウム溶液で中和され、このようにして
相当する遊離化合物が(+)-または(-)-形態で得られる。
一般式Iの範囲内に入る(R)-鏡像体単独または2種の光学活性ジアステレオマ
ー化合物の混合物はまた上記合成を(R)-配置の好適な反応成分で行うことにより
得られてもよい。
一般式Iの化合物を合成するのに必要とされる一般式VII,IX,X,X’,XI,X
I',XIII,XV,XVa,XVII,XXI,XXIIの出発物質、並びに使用されるアミノ酸は
市販されており、または文献により知られている方法により調製しうる。
Zが基NR1を表す一般式VIIIの化合物並びにXが酸素原子を表す一般式VIII'の
化合物はペプチド化学者に良く知られている方法を使用して市販の出発物質から
得られる。
一般式XIIのイソシアネートは、R1が水素原子を表し、かつその他の基が先に
定義されたとりである一般式VIII'のα−アミノ酸誘導体、またはその塩酸塩か
らピリジンの存在下でホスゲン、ジホスゲンまたはトリホスゲンと反応させるこ
とにより容易に得られる(また、J.S.Nowick,N.A.Powell,T.M.Nguyen及びG
.Noronha,J.Org.Chem.57,7364-7366[1992]を参照のこと)。
一般式XIV及びXVIのカルボン酸は相当するカルボン酸エステルから、好ましく
は水酸化リチウムの存在下でケン化により得られる。
一般式XVIIIのカルボン酸は相当するカルボン酸エステルをケン化することに
より得られ、これらのエステルは順に好適な二級アミン、4-アリール-4-オキソ
ブタン酸エステル及びホルムアルデヒドからマンニッヒ反応により調製される。
一般式XIXの化合物は通常の方法を使用して好適な4-オキソブタン酸及び一般
式Xのアミンから得られる。
一般式XXの中間体化合物は一般式Iに入り、こうして本件出願の範囲内にある
。これらの化合物は、例えば、本明細書に記載された方法a)〜h)を使用して得ら
れる。
一般式Iの化合物は、特に医薬用途のために無機酸または有機酸とのそれらの
生理学上許される塩に変換しうる。この目的に適した酸の例として、塩酸、臭化
水素酸、リン酸、硝酸、硫酸、メタンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、酢酸
、フマル酸、コハク酸、乳酸、マンデル酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸または
マレイン酸が挙げられる。
更に、こうして得られた一般式Iの新規化合物が酸官能基、例えば、カルボキ
シ基を含む場合、それらは所望により無機塩基または有機塩基との付加塩、特に
医薬用途のために、その生理学上許される付加塩に変換されてもよい。考えられ
る塩基として、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、シク
ロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、エタノールアミン、ジエタノール
アミン及びトリエタノールアミンが挙げられる。
一般式Iの新規化合物及びその生理学上許される塩はCGRP-拮抗特性を有し、
しかもCGRP-レセプター結合研究で良好なアフィニティーを示す。これらの化合
物は以下に記載される薬理学的試験系でCGRP-拮抗特性を示す。
以下の実験を行ってヒトCGRP-レセプターに対する一般式Iの化合物のアフィ
ニティー及びそれらの拮抗特性を実証した。
A.ヒトCGRP-レセプターを発現するSK-N-MC-細胞による結合研究
SK-N-MC-細胞をダルベッコ改良イーグル培地中で培養する。集密培地を除去す
る。細胞をPBS-緩衝液(ギブコ041-04190 M)で2回洗浄し、0.02% EDTAと混合し
たPBS-緩衝液の添加により脱着し、遠心分離により単離する。20mlの平衡塩溶液
[BSS(単位mM): NaCl 120,KCl 5.4,NaHCO316.2,MgSO4 0.8,NaHPO4 1.0,Ca
Cl2 1.8,D-グルコース5.5,HEPES 30,PH7.40]中で再度懸濁させた後、細胞を1
00xgで2回遠心分離し、BSS中で再度懸濁させる。細胞数を測定した後、ウル
トラ−タラックスを使用して細胞を均一にし、10分間にわたって3000xgで遠心
分離する。上澄みを捨て、ペレットを再度遠心分離し、1%ウシ血清アルブミン及
び0.1%バシトラシンに富んだトリス緩衝液(10mMトリス,50mM NaCl,5mM MgCl2
,1mM EDTA,pH7.40)中で再度懸濁させる。ホモジネートを-80℃で凍結する。
膜製剤はこれらの条件下で6週以上安定である。
解凍後に、ホモジネートをアッセイ緩衝液(50mMトリス,150mM NaCl,5mM Mg
Cl2,1mM EDTA,pH 7.40)で1:10に希釈し、ウルトラ−タラックスで30秒均一に
する。ホモジネート230μlを周囲温度で180分間にわたって50pMの125I-ヨードチ
ロシル-カルシトニン-遺伝子関連ペプチド(アメーシャム)及び次第に増加する濃
度の試験物質とともに合計250μlの容積でインキュベートする。細胞回収装置に
よりポリエチレンイミン(0.1%)で処理したGF/B-ガラス繊維フィルターを使用し
て、インキュベーションを迅速濾過により終了させる。ガンマカウンターを使用
して、タンパク質結合放射能を測定する。非特異的結合をインキュベーション中
に1μMのヒトCGRP-αの存在後に結合された放射能と定義する。
コンピュータ補助非線形曲線適用を使用して、濃度結合曲線を分析する。
一般式Iの化合物は記載された試験で10000 nM以下のIC50値を示す。
B.SK-N-MC-細胞中の拮抗作用
SK-N-MC-細胞(百万の細胞)を250μlのインキユベーション緩衝液(ハンクスH
EPES,1mM 3-イソブチル-1-メチルキサンチン,1%BSA,pH7.4)で2回洗浄し、3
7℃で15分間プレインキュベートする。次第に増加する濃度(10-11〜10-6M)のア
ゴニストとしてのCGRP(10 μl)の添加または3種〜4種の濃度の物質の更なる
添加後に、インキュベーションを更に15分間続ける。
次いで細胞内CAMPを20 μlの1M HClの添加及び遠心分離(2000xg,4℃で15分
間)により抽出する。上澄みを液体窒素中で凍結し、-20℃で貯蔵する。
サンプルのCAMP含量をラジオイムノアッセイ(アメーシャム)により測定し、
拮抗作用する物質のpA2-値をグラフにより測定する。
一般式Iの化合物は記載されたin vitro試験モデルで10-11〜10-5Mの投薬量範
囲でCGRP-拮抗特性を示す。
一般式Iの化合物及び生理学上許される酸または塩基とのその塩は、それらの
薬理学的性質に鑑みて、こうして頭痛、特に偏頭痛及び群発性頭痛の応急措置及
び予防措置に適している。更に、一般式Iの化合物はまた下記の疾患に対し有益
な効果を有する。非インスリン依存性真性糖尿病(NIDDM)、心血管疾患、皮膚病
、特に日焼けを含む熱誘発皮膚損傷及び放射線誘発皮膚損傷、炎症疾患、例えば
、炎症性関節疾患(関節炎)、炎症性肺病、アレルギー性鼻炎、喘息、過度の血
管拡張及びその結果の循環の低下を伴う疾患、例えば、ショック及び敗血症、並
びにモルヒネ耐性。加えて、一般式Iの化合物は一般に痛みを軽減する効果を有
する。
このような効果を得るのに必要とされる投薬量は静脈内経路または皮下経路に
よると約0.0001〜3 mg/kg体重、好ましくは0.01〜1 mg/kg体重であり、またそれ
ぞれの場合に1日1〜3回経口、鼻内または吸入投与される時には0.01〜10 mg/
kg体重、好ましくは0.1〜10 mg/kg体重である。
この目的のために、本発明に従って調製された一般式Iの化合物は、必要によ
りその他の活性物質、例えば、鎮吐薬、プロキネチクス(prokinetics)、神経弛
緩薬、抗鬱剤、ノイロキニンーアンタゴニスト、抗痙攣薬、ヒスタミン-H1-受容
体アンタゴニスト、抗ムスカリン薬、β-ブロッカー、α-アゴニスト
及びα-アンタゴニスト、バッカクアルカロイド、軽い鎮静剤、非ステロイド消
炎薬、コルチコステロイド、カルシウム-アンタゴニスト、5-HT1D-アゴニストま
たはその他の抗偏頭痛薬と組み合わせて、一種以上の不活性な通常の担体及び/
または希釈剤、例えば、トウモロコシ澱粉、ラクトース、グルコース、微結晶性
セルロース、ステアリン酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、クエン酸、酒
石酸、水、水/エタノール、水/グリセロール、水/ソルビトール、水/ポリエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、セチルステアリルアルコール、カルボキ
シメチルセルロースまたは脂肪物質、例えば、硬質脂肪またはこれらの好適な混
合物と一緒に製剤化されて通常のガレン製剤、例えば、単純錠剤または被覆錠剤
、カプセル、粉末、懸濁液、溶液、計量エアゾールまたは座薬を生じうる。
こうして、上記組み合わせについて考えられる付加的な活性物質として、例え
ば、メロキシカム、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、メトクロプラミド、
ドムペリドン、ジフェンヒドラミン、シクリジン、プロメタジン、クロルプロマ
ジン、デキサメタゾン、フルナリジン、デキストロプロポキシフェン、メペリジ
ン、プロプラノロール、ナドロール、アテノロール、クロニジン、インドラミン
、カルバマゼピン、フェニトイン、バルプロエートアミトリプチリン、リドカイ
ン、ジルチアゼムまたはスマトリプタン及びその他の5-HT1D-アゴニスト例えば
、ナラトリプタン、ゾルミトリプタン、アビトリプタン、リザトリプタン及びエ
レトリプタンが挙げられる。これらの活性物質の投薬量は通常推奨される最低投
薬量の約1/5〜通常推奨される投薬量の1/1まで、例えば、スマトリプタン20〜10
0mgである。
更に、本発明は抗体の産生及び精製(アフィニティークロマトグラフィーによ
る)に有益な助剤として、また、125Iまたは131Iによる直接標識もしくは例えば
ハロゲン原子をトリチウムで置換することによる好適な前駆体の滴定による好適
な放射能標識後に、RIAアッセイ及びELISAアッセイに、また神経伝達物質研究に
おける診断上または分析上の補助としての使用に関する。
以下の実施例は本発明を説明することを目的とする。備考
全ての化合物について同様に、満足な元素分析、IR、UVN、1H-NMR及び一般に
質量スペクトルがある。特にことわらない限り、チャンバー飽和によらずに、シ
リカゲル60 F254(E.メルク、ダルムスタット、製品No.5729)のTLC既製プレー
トを使用してRf値を測定した。配置の詳細がない場合、これが純粋な鏡像体であ
るのか、または部分ラセミ化もしくは完全ラセミ化が起こったか否かは決められ
ない。下記の溶離剤または溶離剤混合物をクロマトグラフィーに使用した。
FM1=ジクロロメタン/シクロヘキサン/メタノール/アンモニア7/1.5/1.5/0.2(v/
v/v/v)
FM2=ジクロロメタン/メタノール/アンモニア7.5/2.5/0.5(v/v/v)
FM3=ジクロロメタン/メタノール8/2(v/v)
FM4=ジクロロメタン/酢酸エチル/メタノール/シクロヘキサン/濃アンモニア水=5
9/25/7,5/7,5/1(v/v/v/v/v)
FM5=酢酸エチル/ジクロロメタン=7/3(v/v)
FM6=酢酸エチル/石油エーテル=1/1(v/v)
FM7=ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア水=80/20/1(v/v/v)
下記の略号を実験の記載に使用した。
MP.:融点
(D):(分解)
DIEA: N,N-ジイソプロピル-エチルアミン
Boc:(1,1-ジメチルエトキシ)カルボニル
TBTU: 2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウ
ム-テトラフルオロボレート
HOBt: 1-ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物
CDT: 1,1'-カルボニルジ(1,2,4-トリアゾール)
THF:テトラヒドロフラン
DMF:ジメチルホルムアミド
Fmoc: (9-フルオレニルメトキシ)カルボニル
EE: 酢酸エチル
PE: 石油エーテル
LM: 溶媒
Lfd.No.:品目番号
実施例に使用される文字及び数字から構成される記号の意味が下記の要約に示
される。 A.中間体化合物の調製例A1
一般構造式:
の化合物の調製
1,3−ジヒドロ−4−(3−メトキシフェニル)−1−(4−ピペリジニル)−2H−イミダゾール−2−オン
a)4−[1,3−ジヒドロ−4−(3−メトキシフェニル)−2(2H)−オキ
ソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピペリジン
4−アミノ−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ピペリジン20.0g
(0.10モル)、無水酢酸ナトリウム8.2g(0.1モル)及びジクロロメタン150mlの
混合物に、ジクロロメタン50ml中の3−メトキシフェナシルブロミド25.0g(0.1
09モル)の溶液を攪拌しながら0℃〜+1O℃の反応温度に保って滴下して添加し
た。その混合物を室温で5時間攪拌し、次いでシアン酸ナトリウム19.5g(0.296
モル)、氷酢酸18ml及び水10mlを添加し、攪拌を室温で12時間続けた。その混合
物を氷水1リットル中で攪拌し、ジクロロメタン相を分離し、水200ml、5%の
炭酸水素ナトリウム水溶液、20%のクエン酸水溶液で2回洗浄し、もう一度水洗
し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。残渣をメタノールに吸収
させた。
それを一夜放置し、結晶化した沈殿を吸引濾過し、tert.ブチル−メチルエー
テルで充分洗浄し、真空で乾燥させた後に、無色の結晶11.5g(理論値の30.8%)
を得た。MS:M+=373
同様にして、下記の化合物を得た。
(1)4−[1,3−ジヒドロ−4−フェニル−2(2H)−オキソイミダゾール
−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピペリジン
Rf:0.51 (FM4)
(2)4−[1,3−ジヒドロ−4−(4−メトキシフェニル)−2(2H)−オ
キソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)
−ピペリジン
収率: 理論値の23.8%
(3)4−[1,3−ジヒドロ−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−
2(2H)−オキソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキ
シカルボニル)−ピペリジン
IR(KBr): 1685.7cm-1 (C=O)
(4)4−[1,3−ジヒドロ−5−メチル−4−フェニル−2(2H)−オキソ
イミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピ
ペリジン
Rf:0.23(ジクロロメタン/メタノール9/1v/v)
IR(KBr): 1687.6cm-1(C=O)
MS: M+=357
(5)4−[1,3−ジヒドロ−4−(3−ニトロフェニル)−2(2H)−オキ
ソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−
ピペリジン
収率: 理論値の29.1%
MS:M+=388
(6)4−[4−(3−ブロモフェニル)−1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキ
ソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−
ピペリジン
収率: 理論値の13.1%
IR(KBr): 1685cm -1 (C=O)
MS: M+=421/423(Br)
(7)4−[1,3−ジヒドロ−4,5−ジフェニル−2(2H)−オキソイミダ
ゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピペリジ
ン
IR(KBr): 1685,1699cm-1(C=O)
MS: M+=419
(8)4−[1,3−ジヒドロ−4−(4−フルオロフェニル)−2(2H)−オ
キソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)
−ピペリジン
IR(KBr): 1682cm-1 (C=O)
MS: M+=388
(9)4−[4−(4−ビフェニリル)−1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソ
イミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピ
ペリジン
収率: 理論値の21.6%、無色の結晶
Rf:0.6(酢酸エチル)
IR(KBr):1681.8cm-1 (C=O)
(10)4−[1,3−ジヒドロ−4−(2−ナフチル)−2(2H)−オキソイミ
ダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピペリ
ジン
収率: 理論値の30%、結晶
IR(KBr): 1679.9cm-1 (C=O)
(11)4−[1,3−ジヒドロ−4−(2−メトキシフェニル)−2(2H)−オ
キソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)
−ピペリジン
Rf:0.86(FM1)
(12)4−[4−(3,4−ジクロロフェニル)−1,3−ジヒドロ−2(2H)
−オキソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニ
ル)−ピペリジン
収率:理論値の62%、無色の結晶
Rf:0.34(酢酸エチル)
IR(KBr): 1687cm-1 (C=O)
(13)4−[4−(3−クロロフェニル)−1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキ
ソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−
ピペリジン
収率: 理論値の21%
Rf:0.6(酢酸エチル/メタノール 9/1v/v)
(14)4−[1,3−ジヒドロ−4−(3−ヒドロキシフェニル)−2(2H)−
オキソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル
)−ピペリジン
収率: 理論値の60%
IR(KBr): 1682cm-1 (C=O)
MS:M+=359
(15)4−[4−[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−
ジヒドロ−2(2H)−オキソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメ
チルエトキシカルボニル)−ピペリジン
収率: 理諭値の3.2%
IR(KBr): 1687.6cm-1 (C=O)
Rf:0.95(ジクロロメタン/メタノール 9/1v/v)
(16)4−[4−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)−1,3−ジヒドロ
−2(2H)−オキソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチルエト
キシカルボニル)−ピペリジン
収率: 理論値の4.6%
IR(KBr): 1684cm-1 (C=O)
フィルム)
b)1,3−ジヒドロ−4−(3−メトキシフェニル)−1−(4−ピペリジニル)−2H−イミダゾール−2−オン
ジクロロメタン150ml中の4−[1,3−ジヒドロ−4−(3−メトキシフェ
ニル)−2(2H)−オキソイミダゾール−1−イル]−1−(1,1−ジメチ
ルエトキシカルボニル)−ピペリジン11.5g(0.0308モル)の溶液をトリフルオ
ロ酢酸15mlと混合し、次いで室温で一夜攪拌した。その反応混合物を真空で乾燥
させ、残渣を水10mに吸収させ、明らかにアンモニア性にした。得られる沈殿を
吸引濾過し、水で充分洗浄し、50℃で真空で乾燥させた。無色の結晶7.0g(理論
値の83.1%)を得た。Rf値0.2(ジクロロメタン/メタノール 9/1v/v)。
同様にして、下記の化合物を得た。
(1)1,3−ジヒドロ−4−フェニル−1−(4−ピペリジニル)−2H−イミ
ダゾール−2−オン
フィルム)
IR(KBr): 1672cm-1(C=O)
(2)1,3−ジヒドロ−4−(4−メトキシフェニル)−1−(4−ピペリジニ
ル)−2H−イミダゾール−2−オン
IR(KBr): 1670cm-1 (C=O)
MS: M+=273
(3)1,3−ジヒドロ−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(
4−ピペリジニル)−2H−イミダゾール−2−オン
IR(KBr):1687.6cm-1 (C=O)
(4)1,3−ジヒドロ−5−メチル−4−フェニル−1−(4−ピペリジニル)
−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の76.2%
IR(KBr):1679.9cm-1(C=O)
MS: M+=257
(5)1,3−ジヒドロ−4−(3−ニトロフェニル)−1−(4−ピペリジニル
)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の94%
IR(KBr): 1677.8(C=O);1137.8,1197.6,1349.9(NO2)cm-1
(6)4−(3−ブロモフェニル)−1,3−ジヒドロ−1−(4−ピペリジニル
)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 定量的
IR(KBr): 1676cm-1 (C=O)
(7)1,3−ジヒドロ−4,5−ジフェニル−1−(4−ピペリジニル)−2H
−イミダゾール−2−オン
IR(KBr): 1670cm-1(C=O)
MS:M+=319
(8)1,3−ジヒドロ−4−(4−フルオロフェニル)−1−(4−ピペリジニ
ル)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の30%
Rf:0.2(溶離剤:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア9/1/0.3v/v/v)
IR(KBr): 1682cm-1(C=O)
(9)4−(4−ビフェニリル)−1,3−ジヒドロ−1−(4−ピペリジニル)
−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 定量的
トリフルオロ酢酸塩のIR(KBr): 1679.9cm-1(C=O)
(10)1,3−ジヒドロ−4−(2−ナフチル)−1−(4−ピペリジニル)−2
H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の28.2%
Rf:0.03(FM1)
トリフルオロ酢酸塩のIR(KBr): 1678cm-1(C=O)
(11)7−(2−メトキシフェニル)−1−(4−ピペリジニル)−2H−イミダ
ゾール−2−オン
収率: 理論値の18.8%
Rf:0.22(FM1)
トリフルオロ酢酸塩のIR(KBr): 1681.6cm-1(C=O)
(12)4−(3,4−ジクロロフェニル)−1,3−ジヒドロ−1−(4−ピペリ
ジニル)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 定量的
トリフルオロ酢酸塩のIR(KBr):3197(N-H);1685(C=O)cm-1
(13)4−(3−クロロフェニル)−1,3−ジヒドロ−1−(4−ピペリジニル
)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の98%
Rf:0.25(溶離剤:エチルエタノエート/メタノール/濃アンモニア9/1/0.3v/
v/v)
(14)1,3−ジヒドロ−4−(3−ヒドロキシフェニル)−1−(4−ピペリジ
ニル)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の90%
Rf:0.075(FM1)
IR(KBr): 1670(C=O)cm-1
MS:M+=259
(15)4−[3,5−ビス−(トリフルオロメチル)フェニル]−1,3−ジヒド
ロ−1−(4−ピペリジニル)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の71%
Rf:0.15(FM1)
IR(KBr): 1701 (C=O)cm-1
MS:M+=379
(16)4−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)−1,3−ジヒドロ−1−
(4−ピペリジニル)−2H−イミダゾール−2−オン
収率: 理論値の44%
Rf:0.71(FM1;マチェレイ−ナゲル ポリグラム8SILG/UV25,TLC用の既製フ
ィルム)
IR(KBr): 1676(C=O)cm-1 例A2 2,4−ジヒドロ−5−フェニル−2−(4−ピペリジニル)−3H−1,2, 4−トリアゾール−3−オン
a)1−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニル)−4−ピペリジノン−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ヒドラゾン
1−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニル)−4−ピペリジノン
16.0g(0.05モル)、tert.ブチルヒドラジノホルメート7.25g(0.055モル)及
びエタノール250mlの混合物を1時間還流させた。溶媒を真空で蒸留して除き、
残っている油状残渣をジエチルエーテルですり砕いた。こうして生成した結晶性
沈殿を吸引濾過し、少量のジエチルエーテルで洗浄した。生成物を真空で乾燥さ
せた後、無色の結晶21.7g(理論値の99.7%)を得た。m.p.156-158℃(分解)。
b)N−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N’−[1−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−ヒドラジン
氷酢酸200ml中の1−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニル)−
4−ピペリジノン−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ヒドラゾン21.7g
(0.05モル)の溶液を、計算した容積の水素が吸収されるまで室温で3バールの
水素圧で酸化白金(IV)2.0gの存在下で水素化した。触媒を濾別し、濾液を真空で
蒸発させ、残渣を少量のジエチルエーテルに溶解した。室温で3時間放置した後
に沈殿した結晶を吸引濾過し、少量のジエチルエーテルで洗浄し、室温で真空で
乾燥させた。m.p.135-137℃かつRf=0.235(溶離剤3)の無色の結晶21.8g(理
論値の99.6%)を得た。
ESI-MS: (M+H)+=438
c)[1−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−ヒドラジン塩酸塩
N−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N’−[1−(9H−フルオ
レン−9−イルメトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−ヒドラジン21.8g
(0.0498モル)をトリフルオロ酢酸100mlに溶解し、室温で1時間攪拌した。過
剰のトリフルオロ酢酸を真空で除去し、残渣を水50mlに溶解し、10%の炭酸ナト
リウム水溶液でアルカリ性にした。その溶液をジクロロメタンで充分抽出し、合
わせた抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。こうして得ら
れた残渣を酢酸エチルに吸収させ、エーテル性塩化水素溶液の添加により塩酸塩
に変換した。無水エタノールで再結晶した後、融点160-162℃の無色の結晶6.2g
(理論値の33.3%)を得た。
C20H23N3O2+HCl (373.88)
計算値:C 64.25 H 6.47 N 11.24 Cl 9.48
実測値: 64.14 6.46 10.99 9.46
d)2,4−ジヒドロ−5−フェニル−2−[1−(9H−フルオレン−9−イル
メトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン
テトラヒドロフラン60ml中の[1−(9H−フルオレン−9−イルメトキシカ
ルボニル)−4−ピペリジニル]−ヒドラジン5.56g(0.0165モル)の溶液及び
テトラヒドロフラン30ml中のN−(エトキシカルボニル)−ベンゾチオンアミド
3.7g(0.0177モル)の溶液を合わせ、1時間還流させ、その後硫化水素を放出し
た。溶媒を真空で蒸留して除き、残っている油状残渣を少量のアセトニトリルと
ともに沸騰させた。その混合物を冷却し、次いで外部から氷水で更に冷却し、得
られる沈殿を吸引濾過した。無色の結晶4.0g(理論値の52%)を得た。融点142
℃かつRf=0.38(溶離剤4)。
IR(KBr): 1685.7cm-1 (C=O)
e)2,4−ジヒドロ−5−フェニル−2−(4−ピペリジニル)−3H−1,2 ,4−トリアゾール−3−オン
2,4−ジヒドロ−5−フェニル−2−[1−(9H−フルオレン−9−イル
メトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−3H−1,2,4−トリアゾール
−3−オン9.0g(0.0193モル)、テトラヒドロフラン50ml及びジエチルアミン70
mlの混合物を薄層クロマトグラフィーにより監視された反応の終了まで室温で攪
拌した。溶媒を真空で除去し、残っている残渣を水300mlと混合し、30分間にわ
たって超音波処理にかけた。不溶物を吸引濾過により分離し、水性濾液を真空で
蒸発させた。こうして得られた残渣を少量のメタノールとともに沸騰させ、冷却
後にそれを吸引濾過した。乾燥後に、融点294℃(D)かつRf =0.1(溶離剤1)の
無色の結晶0.58g(理論値の12.3%)を得た。
IR(KBr): 1681.8cm-1 (C=O)例A3
一般構造式:
の化合物の調製3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−ピリド[2,3− d]−ピリミジノン
a)N−(2−ピリジニル)−2,2−ジメチルプロパンアミド
ジクロロメタン400ml中の2−アミノピリジン94.1g(1.0モル)及びトリエチ
ルアミン173ml(1.25モル)の溶液に、ジクロロメタン150ml中のピバロイルクロ
リド132.5g(1.099モル)を氷水で冷却しながら滴下して添加した。その混合物
を室温で2時間攪拌し、濾過して生成したトリエチルアミン塩酸塩を除去した。
濾液を水洗し、5%の炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗浄し、次いで硫酸ナト
リウムで乾燥させた。通常の方法で処理した後、融点74-76℃の無色の結晶157.5
g(理論値の88.4%)を得た。
下記の化合物を同様の方法で得た。
N−(4−ピリジニル)−2,2−ジメチルプロパンアミド
収率:理論値の74%
mp.137-140℃(ジイソプロピルエーテル)
IR(KBr): 1687cm-1(C=O)
b)N−(3−ホルミル−2−ピリジニル)−2,2−ジメチルプロパンアミド
-78℃の反応温度を保ちながら、n−ヘキサン中のn−ブチルリチウムの1.6モ
ルの溶液781ml(1.25モル)を無水テトラヒドロフラン300ml中のN−(2−ピリ
ジニル)−2,2−ジメチルプロパンアミド89.1g(0.5モル)の溶液に滴下して
添加した。その混合物を徐々に0℃に加熱し、この温度で3時間攪拌した。次い
でその混合物を-78℃に再度冷却し、この温度に保ちながら、無水テトラヒドロ
フラン150ml中のジメチルホルムアミド109.6g(1.5モル)の溶液をそれに滴下し
て添加した。その混合物を0℃に上昇させ、次いで氷水1リットル中で攪拌した
。それを最初に12%の塩酸水溶液で酸性にし、次いで固体炭酸カリウムの添加に
よりアルカリ性にし、ジエチルエーテルで充分抽出した。合わせたエーテル抽出
物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。ジイソプロピルエーテルによる再
結晶後に、結晶性残渣は83℃のm.p.を有していた。収量:94.0g(理論値の91.2%)
。
下記の化合物を同様の方法で得た。
(1)N−(4−ホルミル−3−ピリジニル)−2,2−ジメチルプロパンアミド
収率:理論値の52%
Rf:0.5(ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア90/10/0.1v/v/v)
塩酸塩のIR(KBr): 1695cm-1 (C=O)
MS: M+=206
(2)N−(3−ホルミル−4−ピリジニル)−2,2−ジメチルプロパンアミド
定量的収率で得られた赤みを帯びた油を更に精製しないで更に処理した。
c)N−[3−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ]メチル]−2−ピリジニル]−2,2−ジメチルプロパンアミド
メタノール80ml中のN−(3−ホルミル−2−ピリジニル)−2,2−ジメチ
ルプロパンアミド8.2g(0.0398モル)及び4−アミノ−1−(フェニルメチル)
ピペリジン7.6g(0.04モル)の溶液を合計1.7g(0.045モル)のホウ水素化ナト
リウムと数回に分けて合わせ、合計24時間還流させた。溶媒を真空で除去し、残
渣を水と酢酸エチルの間に分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒
を除いた。残渣をジイソプロピルエーテルですり砕き、吸引濾過した。融点138
℃の無色の結晶6.0g(理論値の39.6%)を得た。
下記の化合物を同じ方法で得た。
(1)N−[4−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ]メ
チル]−3−ピリジニル]−2,2−ジメチルプロパンアミド
収率:理論値の94%
Rf:0.4(ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア90/10/0.1v/v/v)
黄色みを帯びた油を更に精製しないで下記の段階に使用した。
(2)N−[3−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ]メ
チル]−4−ピリジニル]−2,2−ジメチルプロパンアミド
収率:理諭値の11.6%
IR(KBr): 1689(C=O)cm-1
d)2−アミノ−3−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−アミノ]メチル]−ピリジン
N−[3−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ]メチ
ル]−2−ピリジニル]−2,2−ジメチルプロパンアミド6.0g(0.0158モル)
及び濃塩酸100mlの混合物を3時間還流させた。その混合物を真空で蒸発させ、
残っている残渣を少量の水に溶解し、固体炭酸カリウムの添加によりアルカリ性
にした。それを酢酸エチルで充分抽出し、合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで乾
燥させ、真空で蒸発させた。残渣をジイソプロピルエーテルで充分すり砕き、融
点114℃の無色の結晶4.2g(理論値の89.7%)を得た。
下記の化合物を同じ方法で得た。
(1)3−アミノ−4−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミ
ノ]メチル]−ピリジン
収率:理論値の96%
Rf:0.42(ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア90/10/0.1v/v/v)
黄色みを帯びた油を更に精製しないで下記の段階に使用した。
(2)4−アミノ−3−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミ
ノ]メチル]−ピリジン
収率:定量的
黄色みを帯びた油を更に精製しないで下記の段階に使用した。
e)3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2(1H)−ピリド[2,3−d]−ピリミジノン
2−アミノ−3−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ
]メチル]−ピリジン4.2g(0.0142モル)、N,N’−カルボニルジイミダゾー
ル2.4g(0.0148モル)及びジメチルホルムアミド50mlの混合物を30分間にわたっ
て100℃に加熱した。まだ温かい混合物を氷水300ml中で攪拌し、生成した沈殿を
吸引濾過し、アセトニトリルで再結晶した。真空で乾燥させた後に、融点187℃
の無色の結晶4.5g(理論値の98.3%)を得た。
下記の化合物を同じ方法で得た。
(1)3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−
2(1H)−ピリド[3,4−d]−ピリミジノン
無色の結晶
収率:理論値の33%
IR(KBr): 1676cm-1(C=O)
MS:M+=322
(2)3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−
2(1H)−ピリド[4,3−d]−ピリミジノン
mp.155℃(D)
収率:理論値の99%
IR(KBr): 1680cm-1(C=O)
f)3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−ピリド[2,3−d]−ピリミジノン
メタノール50ml中の3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4−
ピペリジニル]−2(1H)−ピリド[2,3−d]−ピリミジノン4.7g(0.01
46モル)の溶液を、水素の吸収が停止するまで50℃の温度で20%のパラジウム/
木炭2.0gの存在下で水素化した。触媒及び溶媒の除去後に、Rf=0.35(FM1)の
無色の油3.3g(理論値の97.3%)を得た。
IR(KBr): 1660.6cm-1(C=O)
下記の化合物を同じ方法で得た。
(1)3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−ピリド[3,
4−d]−ピリミジノン
無色の結晶
収率:理論値の95%
IR(KBr): 1662cm-1 (C=O)
MS: M+ =232
(2)3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−ピリド[4,
3−d]−ピリミジノン
黄色みを帯びた樹脂
収率:理論値の97%
IR(KBr): 1672cm-1 (C=O)
Rf=0.12(FM1)例A4
メチル3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−7−カルボキシレート
a)(E)−1−(ジメチルアミノ)−2−[4−(メトキシカルボニル)−2−ニトロフェニル]−エテン
メチル4−メチル−3−ニトロベンゾエート98.3g(0.504モル)、N,N−ジ
メチルホルムアミドジメチルアセタール78.0g(0.655モル)及びジメチルホルム
アミド1リットルの混合物を3時間にわたって140℃に加熱した。溶媒を真空で
蒸留して除き、残渣をメタノール1リットルで充分にすり砕いた。真空で乾燥さ
せた後、赤色の無定形物質119.5g(理論値の94.7%)を得、これを更に精製しな
いで更に処理した。
b)4−(メトキシカルボニル)−2−ニトロベンズアルデヒド
(E)−1−(ジメチルアミノ)−2−[4−(メトキシカルボニル)−2−
ニトロフェニル]−エテン119.5g(0.478モル)及び水/テトラヒドロフラン混合
物(1/1v/v)1.3リットルの混合物に、メタ過ヨウ素酸ナトリウム308.0g(1.44モ
ル)を数回に分けて添加し、その間、反応温度を氷水による外部冷却により+30
未満に調節した。その混合物を室温で更に2.5時間攪拌し、次いで濾過した。沈
殿を酢酸エチルで充分に洗浄した。有機相を分離し、水相を酢酸エチルで充分に
抽出した。合わせた酢酸エチル相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させ
た。油(これは1日後に結晶化した)を更に精製しないで更に処理した。
収量:87g(理論値の87%)。
c)メチル4−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ]メチル]−3−ニトロベンゾエート
メタノール1リットル中の4−アミノ−1−(フェニルメチル)−ピペリジン
41.0g(0.215モル)及び4−(メトキシカルボニル)−2−ニトロベンズアルデ
ヒド45.0g(O.215モル)の溶液に、室温でホウ水素化ナトリウム8.3g(0.22モル
)を数回に分けて添加し、次いでその混合物を同温度で30分間攪拌した。その混
合物を氷水1リットル中で攪拌し、tert.ブチル−メチルエーテルで充分に抽出
した。合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させ、残渣をで
きるだけ少量のメタノールに溶解し、メタノール性塩化水素溶液による処理によ
り塩酸塩に変換した。結晶性塩を吸引濾過し、メタノール及びジエチルエーテル
で洗浄し、次いで水に吸収させ、飽和炭酸カリウム水溶液でアルカリ性にした。
得られた混合物を酢酸エチルで充分に抽出し、合わせた酢酸エチル抽出液を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、蒸発させた。黄褐色の油58.2g(理論値の70.6%)を得、
これを更に精製しないで更に処理した。
d)メチル3−アミノ−4−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]アミノ]メチル]−ベンゾエート
メタノール800ml中のメチル4−[[[1−(フェニルメチル)−4−ピペリ
ジニル]アミノ]メチル]−3−ニトロベンゾエート58.0g(0.151モル)の溶液
を5%のロジウム/木炭10gの存在下で室温で7時間にわたって水素化した。触
媒を濾別し、濾液を真空で蒸発させた。無色の結晶50.0g(理論値の93.7%)を得
、これを更に精製しないで更に処理した。
e)メチル3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2(1H)−オキソキナゾリン−7−カルボキシレート
例A3e)と同様にしてメチル3−アミノ−4−[[[1−(フェニルメチル)−
4−ピペリジニル]アミノ]メチル]−ベンゾエート及びN,N’−カルボニル
−ジイミダゾールから理論値の66.3%の収率で調製した。わずかに黄色みを帯び
た結晶。
IR(KBr):1714.6; 1664.5cm-1 (C=O)
f)メチル3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−7−カルボキシレート
メタノール400ml中のメチル3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル
)−4−ピペリジニル]−2(1H)−オキソキナゾリン−7−カルボキシレー
ト35.5g(0.0936モル)の溶液を10%のパラジウム/木炭5gの存在下で50℃で5
時間にわたって水素化した。触媒を濾別し、濾液を真空で蒸発させた。残渣を酢
酸エチル150mlですり砕き、次いで吸引濾過した。真空で乾燥させた後、無色の
結晶20.4g(理論値の75.3%)を得、これを更に精製しないで更に処理した。
IR(KBr): 1718.5; 1672.2cm-1(C=O)
同様にして、下記の化合物を調製した。
(1)3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナゾリノン
Rf:0.3(FM1)
IR(KBr): 1662.5cm-1(C=O)
(2)3,4−ジヒドロ−8−メトキシ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)
−キナゾリノン
Rf:0.35(FM1)
(3)3,4−ジヒドロ−6,7−ジメトキシ−3−(4−ピペリジニル)−2(
1H)−キナゾリノン
Rf:0.40(FM1)例A5
3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−1H−チエノ[3,4−d]ピリミジン−2−オン−トリフルオロアセテート
a)メチル4−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−3−カルボキシレー ト
メチル4−アミノチオフェン−3−カルボキシレート塩酸塩50.0g(0.258モル
)、トルエン700ml、トリエチルアミン26g(0.257モル)及びエチルクロロカー
ボネート27ml(0.283モル)の混合物を5時間にわたって還流させた。不溶物を
濾別し、濾液を真空で蒸発させ、残渣を石油エーテルで結晶化させた。融点52℃
の無色の結晶59.0g(理論値の99.8%)を得た。
同じ方法で、結晶性メチル3−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン− 2−カルボキシレート
をメチル3−アミノチオフェン−3−カルボキシレート及
びエチルクロロカーボネートから理論値の98.7%の収率で得た。
IR(KBr): 1739.7; 1622cm-1 (C=O,C=C)
b)4−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−3−カルボアルデヒド
tert.ブチル−メチルエーテル800ml中の水素化リチウムアルミニウム12.9g(
0.34モル)の氷冷懸濁液に、約0℃の反応温度で、tert.ブチル−メチルエーテ
ル200ml中のメチル4−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−3−カル
ボキシレート59.lg(0.258モル)の溶液を滴下して添加し、次いでその混合物を
10℃で更に2時間攪拌した。次いで水13ml、2Nの水酸化ナトリウム水溶液13ml及
び水39mlを次々に滴下して添加し、その混合物を室温で1時間攪拌した。それを
濾過し、活性化酸化マンガン(IV)500gを数回に分けて攪拌しながら濾液に添加し
た。反応の完結(これは薄層クロマトグラフィーにより監視することができた)
後に、その混合物を再度濾過し、次いで濾液を真空で蒸発させた。固化した結晶
性残渣を更に精製しないで更に処理した。収量:28.2g(理論値の54.9%)。
同じ方法で、3−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−2−カルボア ルデヒド
をメチル3−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−2−カルボ
キシレートから理諭値の71.9%の収率で得た。
c)4−[[[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジニル
]アミノ]メチル]−3−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン
4−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−3−カルボアルデヒド28.2
g(0.142モル)、4−アミノ−1−(1,1−ジメチル−エトキシカルボニル
)ピペリジン28.2g(0.141モル)及びトルエン300mlの混合物を、水生成が停止す
るまで水分離器を使用して還流させた。溶媒を真空で除去し、残渣をメタノール
300mlに溶解し、室温でホウ水素化ナトリウム5.5g(0.145モル)と数回に分けて
合わせた。その混合物を室温で更に1時間攪拌し、次いで真空で蒸発させ、残渣
を水とtert.ブチル−メチルエーテルの間に分配した。有機相を硫酸ナトリウム
で乾燥させ、真空で溶媒を除いた。油状残渣を精製しないで更に処理した。収率
:54.0g(理論値の99.9%)。
同じ方法で、2−[[[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4− ピペリジニル]アミノ]メチル]−3−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフ ェン
を3−(エトキシカルボニルアミノ)−チオフェン−2−カルボアルデヒド
、4−アミノ−1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ピペリジン及びホ
ウ水素化ナトリウムから理論値の100%の収率で得た。
IR(KBr): 1728.1; 1693.4cm-1 (C=O)
d)3,4−ジヒドロ−3−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−1H−チエノ[3,4−d]ピリミジン−2−オン
ジメチルホルムアミド300ml中の4−[[[1−(1,1−ジメチルエトキシ
カルボニル)−4−ピペリジニル]アミノ]メチル]−3−(エトキシカルボニ
ルアミノ)−チオフェン54.0g (0.141モル)の溶液を4時間還流させた。反応
の終了(これは薄層クロマトグラフィーにより監視し得る)後に、まだ温かい混
合物を氷水1リットル中で攪拌した。結晶性沈殿を吸引濾過し、循環空気乾燥器
中で30℃で乾燥させた。
収率:47.5g(理論値の99.8%)
同じ方法で、3,4−ジヒドロ−3−[1−(1,1−ジメチルエトキシカル ボニル)−4−ピペリジニル]−1H−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2− オン
を2−[[[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジ
ニル]アミノ]メチル]−3−(エトキシカルボニル−アミノ)−チオフェンか
ら理論値の71%の収率で得た。融点200℃の無色の結晶(アセトニトリル)。
IR(KBr):1683.8;1654.8cm-1(C=O)
e)3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−1H−チエノ[3,4−d]ピリミジン−2−オン−トリフルオロアセテート
3,4−ジヒドロ−3−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4
−ピペリジニル]−1H−チエノ[3,4−d]ピリミジン−2−オン10.0g(0.
0296モル)及びトリフルオロ酢酸50mlの混合物を室温で30分間攪拌した。過剰の
トリフルオロ酢酸の除去後に残っている残渣をジエチルエーテルですり砕き、吸
引濾過した。無色の結晶5.8g(理論値の55.8%)を得、これを更に精製しないで
使用した。
IR(KBr): 1664.5cm-1(C=O)
同じ方法で、結晶性3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−1H−チ エノ[3,2−d]ピリミジン−2−オンートリフルオロアセテート
を3,4−
ジヒドロ−3−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジ
ニル]−1H−チエノ[3,2−d]ピリミジン−2−オン及びトリフルオロ酢
酸から理諭値の100%の収率で得た。
IR(KBr): 1685.7;1656.8cm-1(C=O)例A6 3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)キノロン塩酸塩
3−(4−ピリジニル)−2(1H)キノロン(D.R.Bragg及びD.G.Wibberley,
J.Chem.Soc.1961,5074-5077)1.1g(4.949ミリモル)、エタノール100ml、1N
の塩酸5ml(5ミリモル)及び酸化白金(IV)0.2gの混合物を室温で4時間にわた
って水素化した。触媒を濾別し、濾液を真空で蒸発させ、残渣をイソプロパノー
ルですり砕いた。沈殿した結晶を吸引濾過し、イソプロパノール及びジエチルエ
ーテルで洗浄し、真空で乾燥させた。収量:0.64g(理論値の56.2%)。
IR(KBr): 1666.4cm-1(C=O)
MS:M+=230
m/e=146,84例A7 3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キノロン
3−(4−ピリジニル)−2(1H)−キノロン8.6g(0.0387モル)、エタノ
ール1.2リットル、1Nの塩酸39ml(0.039モル)及び10%のパラジウム/木炭8.0g
の混合物を、約0.08モルの水素が吸収されるまで40℃の温度で水素化した。その
混合物から触媒を除き、濾液を真空で乾燥させ、残渣を水200mlに吸収させ、ア
ンモニア性にした。食塩を飽和点まで添加し、パーフォレーターを使用してその
混合物をジクロロメタンで連続抽出した。ジクロロメタン相を蒸発させ、FM1を
溶離剤として使用して残っている残渣をシリカゲルによるクロマトグラフィーに
より副生物から分離した。適当なフラクションを合わせ、溶媒を除き、少量のイ
ソプロパノールに溶解し、エタノール性塩化水素溶液で塩酸塩に変換した。無色
の結晶。
収量:2.68g(理論値の26.2%)
MS: M+=228
IR(KBr): 1651cm-1(C=O)例A8 5−クロロ−3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナ ゾリノン
ジクロロメタン50ml中の5−クロロ−3,4−ジヒドロ−3−[1−(フェニ
ルメチル)−4−ピペリジニル]−2(1H)−キナゾリノン(例A4e)と同様に
して調製した)6.3g(0.0177モル)の氷***液をα−クロロエチルクロロカーボ
ネート3.34g(0.0234モル)と滴下して混合し、その間反応温度を0℃に保ち、
その後にその混合物を徐々に室温にもどした。反応混合物を真空で蒸発させ、残
渣をメタノール50mlに吸収させ、4時間還流させた。冷却後、生成した無色の沈
殿を吸引濾過した。収量:2.0g(理論値の42.5%)。
IR(KBr): 1666.4cm-1 (C=O)例A9
6−ブロモ−3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナゾリノン臭化水素酸塩
氷酢酸150ml及び水35mlの混合物中の酢酸ナトリウム6.16g(0.075モル)及び3
,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナゾリノン11.565
g(0.05モル)の溶液に、攪拌し、13〜15℃の反応温度を維持しながら、氷酢酸20
ml中の無水臭素8.8g(0.055モル)の溶液を滴下して添加した。その混合物を濾
過し、濾液を真空で蒸発させた。無機成分を除去するために、残渣をジクロロメ
タン50mlに5回吸収させ、濾過し、蒸発させ、次いで少量のアセトニトリルです
り砕き、その後に結晶化が起こった。結晶を吸引濾過し、アセトニトリル/ジエ
チルエーテル(1/1 v/v)で洗浄し、真空で乾燥させた後、融点288℃(分解)の無
色の結晶5.5gを得た。母液を処理することにより、同じ性質の物質更に4.5gを得
た。合計収量:10.0g(理論値の51%)。
C13H17Br2N3O(391.10)
計算値:C 39.92 H 4.38 Br 40.86 N 10.74
実測値: 39.72 4.36 41.56 10.24
IR(KBr):1670.3cm-1 (C=O)例A10 3−(4−ピペリジニル)−2,4(1H,3H)−キナゾリンジオン
a)2−ア ミノ−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−ベンズアミド
テトラヒドロフラン200ml中の4−アミノ−1−(フェニルメチル)ピペリジ
ン28ml(134ミリモル)の氷***液に、無水イサト酸21.9g(134ミリモル)を数回
に分けて添加した。得られた懸濁液を室温で2.5時間攪拌し、還流温度で2.5時間
攪拌し、次いで溶媒を除去した。残渣を熱エタノール100mlに溶解し、活性炭5g
の添加後に得られた溶液を熱時濾過した。冷却後に沈殿した結晶物質を吸引濾過
し、ジイソプロピルエーテルで洗浄し、50℃で真空で乾燥させた。無色の結晶28
.3gを得た。同じ性質の生成物更に5.1gを合わせた母液から単離した。
合計収量:33.4g(理論値の80.6%)
IR(KBr):1620 cm-1(C=O)
MS:M+=309
b)3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2,4(1H,3H) −キナゾリンジオン
例A3e)と同様にして2−アミノ−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリ
ジニル]−ベンズアミド及びN,N’−カルボニルジイミダゾールから理論値の
97.8%の収率で調製した。融点223℃の無色の結晶。
IR(KBr):1720; 1647cm-1(C=O)
MS:M+=335
c)3−(4−ピペリジニル)−2,4(1H,3H)−キナゾリンジオン
例A3f)と同様にして3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2
,4(1H,3H)−キナゾリンジオンからパラジウム/木炭の存在下で水添分
解により理論値の70%の収率で調製した。
Rf:0.075(FM1)
IR(KBr):1703;1657cm-1 (C=O)例A11
3,4−ジヒドロ−3−[1−(4−ピペリジニル)−4−ピペリジニル]−2(1H)−キナゾリノン
a)3,4−ジヒドロ−3−[1−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−4−ピペリジニル]−2(1H)−キナゾリノン
3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナゾリノン5.
75g(0.0249モル)、1−(フェニルメチル)−4−ピペリジノン4.75g(0.0251
モル)及びエタノール100mlの混合物を超音波浴中で30分間処理し、次いでチタ
ン(IV)イソプロポキシド9.5ml(0.031モル)と混合し、それにより10分後に結晶
物質を生成した。次いで超音波浴を更に2.5時間にわたって使用して加熱を35℃
の最高温度まで続け、混合物を室温に冷却し、次いでシアノホウ水素化ナトリウ
ム1.05g(0.0167モル)を数回に分けて添加し、その間に希薄なメタノール性塩
化水素溶液を使用してpHを5−6に保ち、それを室温で25時間保存した。この時
間後に、シアノホウ水素化ナトリウム更に1.05g(0.0167モル)を添加し、同じ
操作を上記のように使用した。合計48時間の反応時間後に、混合物を水の添加に
より分解し、通常の方法で処理した。溶離剤としてFM4を使用して、得られた粗
生成物をシリカケルによるカラムクロマトグラフィーにより精製した。無色の結
晶物質7.05g(理論値の70%)を得た。
同じ方法で、エキソ−4−(8−メチル−8−アザビシクロ[3,2,1]オ クタ−3−イル)−1−(フェニルメチル)ピペラジン
をトロピノン及び1−(
フェニルメチル)ピペラジンから理論値の48.9%の収率で得た。無色の無定形物
質、Rf=0.36(FM1)。
b)3,4−ジヒドロ−3−[1−(4−ピペリジニル)−4−ピペリジニル]−2(1H)−キナゾリノン
パールマン触媒を使用した以外は、例A3f)と同様にして3,4−ジヒドロ−3
−[1−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−4−ピペリジニル]
−2(1H)−キナゾリノンから水添分解により理論値の92%の収率で調製した
。無色の結晶、Rf=0.48(マチェレイ−ナゲル、ポリグラム8SILG/UV。。,TLC
用の既製フィルム;溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/シクロヘキサン/濃
アンモニア 68/20/10/5 v/v/v/v)
IR(KBr):1660.6cm-1(C=O)
MS:M+=314例A12
3−(4−ピペリジニル)−3,4,4a,5,6,7,8,8a−オクタヒドロ−2(1H)−キナゾリノン−アセテート
メタノール70ml中の3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H
)−キナゾリノン−アセテート5.0g(17.17ミリモル)の溶液を、水素吸収が停
止するまで室温で酸化ロジウム(III)-酸化白金(IV)水和物触媒(46.45%のロジ
ウム、20.15%の白金)1.0gの存在下で水素化した。触媒及び溶媒を除去し、残
渣をジイソプロピルエーテル10ml及び数滴のイソプロパノールですり砕き、得ら
れる結晶を吸引濾過した。真空で乾燥した後、無色の結晶4.4g(理論値の86.2%
)を得た。Rf=0.3(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア7.5/2.
5/0.5 v/v/v)。
IR(KBr):1641cm-1(C=O)
MS:M+=237例A13 1,1−ジオキシド−2−(4−ピペリジニル)−3(4H)−1,2,4−ベ ンゾチアジアジノン
a)2−ニトロ−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−ベンゼンスルホン酸アミド
氷水で外部冷却を行いながら、クロロホルム250ml中の2−ニトロベンゼンス
ルホニルクロリド44.3g(0.2モル)の溶液をクロロホルム250ml中の4−アミノ
−1−(フェニルメチル)ピペリジン38.0g(0.2モル)及びトリエチルアミン22
.0g(0.22モル)の溶液に滴下して添加した。冷却を停止した後、その混合物を
室温で更に30分間攪拌し、次いでその反応混合物を水1リットルで2回抽出した
。水性抽出液をジクロロメタン100mlでもう一度抽出し、次いで合わせた有機
相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。75.0g(理論値の99.9%)の
収量で得られた高度に粘稠な淡褐色の物質を精製しないで更に処理した。
IR(KBr):3363.7(NH);1541.0(NO2);1365.5(NO2またはSO2);1346.2(NO2またはSO2)
; 1168.8(SO2)cm-1
b)2−アミノ−N−[(1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−ベンゼンスルホン酸アミド
エタノール2.Oリットル中の2−ニトロ−N−[1−(フェニルメチル)−4
−ピペリジニル]−ベンゼンスルホン酸アミド75.0g(0.2モル)の溶液に、室温で
水700ml中のナトリウムジチオニト2水和物174.0g(0.828モル)の溶液を滴下し
て添加した。発熱反応の熱が消え去った後、その混合物を4.5時間にわたって還
流させ、次いでエタノールを蒸留して除き、残っている水相をジクロロメタンで
充分に抽出した。
合わせたジクロロメタン抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発させ、溶離
剤としてジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア80/20/0.25(v/v/v)を使用
して、残っている残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製
した。高度に粘稠な油6.5g(理論値の8.6%)を得た。
IR(KBr):1319.2,1153.4cm-1(SO2)
c)1,1−ジオキシド−2−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−3(4H)−1,2,4−ベンゾチアジアジノン
例A3e)と同様にして2−アミノ−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリ
ジニル]−ベンゼンスルホン酸アミド及びN,N’−カルボニルジイミダゾール
から理論値の78%の収率で調製した。融点169-171℃の無色の結晶。
IR(KBr):1693.4(C=O);1359.7,1340.4,1188.1(SO2)cm-1
d)1,1−ジオキシド−2−(4−ピペリジニル)−3(4H)−1,2,4− ベンゾチアジアジノン
パラジウム/木炭に代えてパールマン触媒を使用した以外は、例A3f)と同様に
して理論値の90%の収率で調製した。無色の無定形物質。
IR(KBr):1705.0(C=O)cm-1 例A14 3,4−ジヒドロ−2,2−ジオキシド−3−(4−ピペリジニル)−2,1, 3−ベンゾチアジアジン
a)3,4−ジヒドロ−2,2−ジオキシド−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2,1,3−ベンゾチアジアジン
ピリジン200ml中の2−アミノ−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリ
ジニル]−ベンゼンメタンアミン11.0g(0.0372モル)の溶液をピリジン200ml中の
スルファミド3.4g(0.0354モル)の溶液に1.5時間以内に還流温度で滴下して添
加し、次いでその混合物を6時間にわたって還流させた。その混合物から溶媒を
除き、溶離剤として酢酸エチル/メタノール9/1(v/v)を使用して残渣をカラム
クロマトグラフィーにより精製した。無色の無定形物質5.5g(理論値の43.5%)
を得た。
IR(KBr):1344.3,1166.9cm-1(SO2)
b)3,4−ジヒドロ−2,2−ジオキシド−3−(4−ピペリジニル)−2,1 ,3−ベンゾチアジアジン
例A3f)と同様にして3,4−ジヒドロ−2,2−ジオキシド−3−[1−(フ
ェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2,1,3−ベンゾチアジアジンからパ
ラジウム/木炭の存在下で接触水素化により定量的収率で調製した。無色の無定
形物質。
IR(KBr):1263.3,1105.1 cm-1(SO2)例A15 D,L−4−フェニル−1−(4−ピペリジニル)−イミダゾリジン−2,5− ジオン
a)N2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−D,L−フェニルグリシンアミド
THF-DMF混合物(1/1v/v)200ml中のN2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニ
ル)−D,L−フェニルグリシン10.0g(0.0398モル)、4−アミノ−1−(フ
ェニルメチル)ピペリジン7.57g(0.0398モル)、トリエチルアミン10ml、TBTU
12.8g(0.0399モル)及びN−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物5.4g(0.035
3モル)の混合物を室温で一夜攪拌した。溶媒の除去後に残っている残渣を酢酸
エチルに吸収し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
させ、真空で蒸発させた。無色の無定形物質14.8g(理論値の87.8%)を得た。
IR(KBr):1701.1,1676.0,1652.9cm-1(C=O)
同様にして、N2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N−[1−( フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−D,L−フェニルアラニンアミド
をN2
−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−D,L−フェニルアラニン及び
4−アミノ−1−(フェニルメチル)ピペリジンから理論値の85%の収率で得た
。無色の無定形物質、Rf =0.83(溶離剤:ジクロロメタン/シクロヘキサン/メ
タノール/濃アンモニア=70/15/15/2v/v/v/v)
IR(KBr):1683.8,1651.0cm-1(C=O)
b)N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−D,L−フェニルグリシンアミド−ビス−トリフルオロアセテート
例A5e)と同様にして、N2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N−
[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−D,L−フェニルグリシンア
ミド及びトリフルオロ酢酸から定量的収率で調製した。無色の無定形物質、
Rf=0.56(FM1)
同様にして、N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−D,L− フェニルアラニンアミド−ビス−トリフルオロアセテート
をN2−(1,1−ジ
メチルエトキシカルボニル)−N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニ
ル]−D,L−フェニルアラニンアミドから理論値の92%の収率で得た。
IR(KBr):1670.3cm-1(C=O)
c)D,L−4−フェニル−1−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−イミダゾリジン−2,5−ジオン
例A3e)と同様にして、N−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−
D,L−フェニルグリシンアミド及びN,N’−カルボニルジイミダゾールから
理論値の57.3%の収率で調製した。
無色の結晶、Rf=0.68
IR(KBr):1774.4,1712.7cm-1(C=O)
同様にして、D,L−4−(フェニルメチル)−1−[1−(フェニルメチル )−4−ピペリジニル]−イミダゾリジン−2,5−ジオン
をN−[1−(フェ
ニルメチル)−4−ピペリジニル]−D,L−フェニルアラニンアミドから理論
値の93%の収率で得た。無色の微細な結晶、Rf=0.6(溶離剤:ジクロロメタン/
メタノール/シクロヘキサン/濃アンモニア=7/1.5/1.5/0.2v/v/v/v)
IR(KBr):1764.8,1708.8cm-1(C=O)
MS:M+=363
d)D,L−4−フェニル−1−(4−ピペリジニル)−イミダゾリジン−2,5 −ジオン
例A3f)と同様にして、D,L−4−フェニル−1−[1−(フェニルメチル)
−4−ピペリジニル]−イミダゾリジン−2,5−ジオンからパラジウム/木炭
の存在下で水添分解により理論値の84.3%の収率で調製した。無色の無定形物質
、Rf=0.5
IR(KBr):1766.7,1706.9cm-1(C=O)
同様にして、D,L−4−(フェニルメチル)−1−(4−ピペリジニル)− イミダゾリジン−2,5−ジオン
をD,L−4−(フェニルメチル)−1−[1
−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−イミダゾリジン−2,5−ジオン
から得た。無色の結晶、Rf=0.24(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/シク
ロヘキサン/濃アンモニア=7/1.5/1.5/0.2v/v/v/v)
IR(KBr):1766.7,1705.0cm-1(C=O)例A16 1,3−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(2H)−イミダゾ[4,5 −c]キノロン
a)1−[2−(アセチルアミノ)フェニル]−2−ブロモエタノン
乾燥臭素45.0g(0.282モル)を室温でクロロホルム400ml中の1−[2−(ア
セチルアミノ)フェニル]エタノン50.0g(0.282モル)の沸騰溶液に滴下して添
加した。溶媒を蒸留して除き、残渣をジクロロメタンと飽和氷冷炭酸水素ナトリ
ウム溶液の間に分配した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させ
、残渣をジエチルエーテルですり砕き、吸引濾過した。真空で乾燥させた後、無
色の結晶35.4g(理論値の49%)を得た。Rf=0.48(溶離剤:石油エーテル/酢酸エ
チル2/1v/v)
IR(KBr):1685.69,1664.47cm-1(C=O)
MS:M+=255/257(Br)
b)4−[2−(アセチルアミノ)フェニル]−1,3−ジヒドロ−1−[1−
(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2H−ベンゾイミダゾール−2−オン
ジクロロメタン300ml中の4−アミノ−1−(フェニルメチル)ピペリジン26.
3g(0.138モル)及びDIEA 17.8g(0.138モル)の溶液に、ジクロロメタン150ml
中の1−[2−(アセチルアミノ)フェニル]−2−ブロモエタノン35.4g(0.1
38モル)の溶液を滴下して添加し、その混合物を更に2時間にわたって室温に保
った。次いで氷で外部冷却しながら、シアン酸ナトリウム13.5g(0.20モル)及
び氷酢酸12mlを添加し、その混合物を解凍氷浴中で一夜攪拌した。それを
水及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶媒
を除去した。残渣を酢酸エチル−メタノール混合物(9/1v/v)50mlですり砕き、得
られる結晶を吸引濾過し、酢酸エチルで洗浄し、真空で乾燥させた。無色の結晶
37.0g(理論値の68.7%)を得た。Rf=0.41(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール
9/1v/v)
IR(KBr):1678cm-1(C=O)
MS:M+=390(Br)
c)4−(2−アミノフェニル)−1,3−ジヒドロ−1−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2H−イミダゾール−2−オン
4−[2−(アセチルアミノ)フェニル]−1,3−ジヒドロ−1−[1−(
フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2H−イミダゾール−2−オン3.0g(
7.68ミリモル)、5Nの水酸化ナトリウム溶液50ml及びエタノール25mlの混合物を
3時間還流させた。冷却後に、有機相を分離し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真
空で蒸発させた。無色の無定形物質を定量的収率で得た。Rf=0.53(溶離剤:ジ
クロロメタン/メタノール9/1v/v)
d)1,3−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2(2H)−イミダゾ[4,5−c]キノロン
クロロホルム50ml中の4−(2−アミノフェニル)−1,3−ジヒドロ−1−
[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−2H−イミダゾール−2−オ
ン2.67g(7.66ミリモル)の溶液をパラホルムアルデヒド3.0gと混合し、3.5時間還
流させた。溶媒の蒸発後に残っている残渣をメタノール100mlに吸収させ、メタ
ノール性塩化水素溶液で酸性にした。室温で1時間攪拌した後、その混合物を飽
和炭酸水素ナトリウム溶液300mlに注いだ。得られる混合物を酢酸エチルで充分
抽出し、合わせた抽出物を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。溶離
剤としてFM4を使用して、残渣をシリカゲルによるカラムクロマトグラフィーに
より精製した。適当なフラクションから、無色の無定形物質0.5g(理論値の18.2
%)を単離した。Rf=0.24(FM4)。
IR(KBr): 1689cm-1(C=O)
MS:M+=358(Br)
e)1,3−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(2H)−イミダゾ[4, 5−c]キノロン
例A3f)と同様にして、1,3−ジヒドロ−3−[1−(フェニルメチル)−4
−ピペリジニル]−2(2H)−イミダゾ[4,5−c]キノロンからパラジウ
ム/木炭の存在下で水添分解により理論値の98.5%の収率で調製した。無色の結
晶、Rf=0.63(FM1)。例A17
β−(メトキシカルボニル)−アレーンブタン酸の調製3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブ タン酸
a)4−(フェニルメトキシ)−ベンズアルデヒド
エタノール100ml中の4−ヒドロキシベンズアルデヒド36.6g(0.3モル)の溶
液に、水100ml中の水酸化ナトリウム12.0g(0.3モル)の溶液及びエタノール100
ml中の臭化ベンジル36.5ml(0.307モル)の溶液を次々に滴下して添加し、次い
でその混合物を1時間にわたって50℃に保った。エタノールを徹底的に蒸留して
除き、最後に真空で除き、残っている水性エマルションを水と酢酸エチルの間に
分けた。酢酸エチル相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。残って
いる残渣が石油エーテルですり砕くと結晶化し、これをジイソプロピルエーテル
で再結晶した。融点118-122℃の無色の結晶48.0g(理論値の75.4%)を得た。
b)3−(メトキシカルボニル)−4−[(4−フェニルメトキシ)フェニル]− 3−ブテン酸
無水メタノール300ml中のナトリウム2.3g(0.1モル)の新たに調製した溶液
に、ジメチルスクシネート14.6g(0.1モル)を添加し、0.5時間攪拌した後、無水
メタノール100ml中の4−(フェニルメトキシ)−ベンズアルデヒド21.2g(0.1
モル)の溶液を滴下して添加した。次いでその混合物を6時間還流させ、メタノ
ールを常圧で蒸留して除き、残っている残渣を30分間にわたって80℃の反応温度
に保った。得られた粘稠なスラリーを氷酢酸−水混合物(1/1 v/v)1リットル中
で攪拌し、得られる混合物を酢酸エチルで充分に抽出した。合わせた酢酸エチル
抽出物を順に飽和炭酸カリウム溶液で抽出した。炭酸カリウム抽出液を酢酸で慎
重に酸性にし、次いで酢酸エチルで充分に抽出した。これらの抽出物を水洗し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で溶媒を除いた。ジクロロメタン/石油エーテ
ル/氷酢酸25/74/1(v/v/v)を使用して、残渣をシリカゲルによるカラムクロマ
トグラフィーにより精製した。ジアステレオマーの無色の部分結晶化した混合物
を16.0g(理論値の49%)の収量で得た。Rf=0.68(溶離剤:酢酸エチル/石油エ
ーテル1:2v/v)。
IR(KBr): 1699.2cm-1(C=O)
同様にして、下記の化合物を得た。
(1)3−(メトキシカルボニル)−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニル
]−3−ブテン酸を3−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド及びジメチル
スクシネートから理論値の21%の収率で得た。
IR(KBr):1738,1726cm-1(C=O)
ESI-MS:(M-H)-=287
(M+H)+=289
(M+Na)+=311
(2)3−(メトキシカルボニル)−4−(1−ナフチル)−3−ブテン酸を1−
ナフトアルデヒド及びジメチルスクシネートから理論値の60%の収率で得た。
無色の油
IR(KBr):1712cm-1(C=O)
MS:M+=270
(3)3−(メトキシカルボニル)−4−[3,5−ジメチル−4−フェニルメト キシフェニル]−3−ブテン酸
を3,5−ジメチル−4−フェニルメトキシベン
ズアルデヒド及びジメチルスクシネートから理論値の66%の収率で得た。
無色の油、これを精製しないで更に処理することができた。
(4)4−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)−3−(メトキシカルボニ ル)−3−ブテン酸
を4−アミノ−3,5−ジブロモベンズアルデヒド及びジメ
チルスクシネートから理論値の21%の収率で得た。
(5)3−(メトキシカルボニル)−4−(3−フェニルメトキシフェニル)−3 −ブテン酸
を3−フェニルメトキシベンズアルデヒド及びジメチルスクシネート
から理論値の37%の収率で得た。
c)4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブタン酸
例A3f)と同様にして、3−(メトキシカルボニル)−4−[(4−フェニルメ
トキシ)フェニル]−3−ブテン酸からパラジウム/木炭の存在下で水添分解に
より理論値の96%の収率で調製した。無色の油、Rf=0.5(溶離剤:酢酸エチル/
石油エーテル/氷酢酸66.3/33.3/0.4v/v/v)。
同様にして、下記の化合物を得た。
(1)β−(メトキシカルボニル)−3−(トリフルオロメチル)−ベンゼンブタ ン酸
を3−(メトキシカルボニル)−4−[3−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]−3−ブテン酸から理論値の80%の収率で得た。Rf:0.59(溶離剤:酢酸エ
チル/石油エーテル1/1v/v)。
ESI-MS:(M-H)-=289
(2)β−(メトキシカルボニル)−1−ナフタリンブタン酸を3−(メトキシカ
ルボニル)−4−(1−ナフチル)−3−ブテン酸から理論値の31%の収率で得
たが、触媒として酸化白金(IV)を使用した。
IR(KBr):1734,1711(C=O)cm-1
MS:M+=272β−(メトキシカルボニル)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1−ナフタリン ブタン酸
を理論値の8.4%の収率で副生物として単離した。
IR(KBr):1736,1712(C=O)cm-1
MS:M+=276
(3)3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼ ンブタン酸
を3−(メトキシカルボニル)−4−[3,5−ジメチル−4−フェ
ニルメトキシフェニル]−3−ブテン酸から理論値の48%の収率で得た。
Rf=0.11(FM1)
IR(KBr):1716(C=O)cm-1
MS:M+=266
(4)3−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブタン酸を3−(
メトキシカルボニル)−4−(3−フェニルメトキシフェニル)−3−ブテン酸
から理論値の59%の収率で得た。
Rf=0.24(石油エーテル/酢酸エチル/氷酢酸6/4/0.2v/v/v)
IR(KBr):1714(C=O)cm-1
MS:M+=238
(5)4−アミノ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブタン酸を3−(メト
キシカルボニル)−4−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)−3−ブテ
ン酸からトリエチルアミンの存在下で定量的収率で得た。
Rf=0.53(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/氷酢酸90/10/1.5v/v/v))
IR(KBr):1728(C=O)cm-1
MS:M+=237
d)3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼン
ブタン酸
氷酢酸200ml中の4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブ
タン酸12.0g(0.05モル)の溶液に、水150ml及び酢酸ナトリウム8.0gを添加し、
次いで氷酢酸60ml中の臭素15.58g(0.0975モル)の溶液を滴下して添加した。そ
の混合物を室温で更に1時間攪拌し、次いで真空で2/3まで蒸発させ、残渣を水
と酢酸エチルの間に分けた。酢酸エチル抽出物を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥
させ、真空で蒸発させた。ジイソプロピルエーテルとともに攪拌した後、無色の
結晶を得た。収量:12.0g(理論値の62.2%)。Rf=0.4(溶離剤:酢酸エチル/石
油エーテル/氷酢酸49.8/49.8/0.4v/v/v)。
IR(KBr):1724cm-1(C=O)
MS:M+=394/396/398(Br2)
例A18 1−(3−ピリジニル)ピペラジン
a)1−(フェニルメチル)−3−(3−ピリジニル)ピペラジン
無水ジエチルエーテル300ml中の3−フルオロピリジン5.0g(0.0515モル)及
び1−(フェニルメチル)ピペラジン43.5mlの溶液に、沸騰温度で、2.5時間以
内に、シクロヘキサン−ジエチルエーテル混合物(7/3v/v)中のフェニルリチウム
の2モル溶液56ml(0.112モル)を滴下して添加し、次いで得られる混合物を更
に4時間にわたって還流温度に保った。通常の方法で処理した後に油として得ら
れた粗反応生成物を、溶離剤としてFM1/シクロヘキサン(7/3v/v)を使用してシリ
カゲル(30-60μm)によるカラムクロマトグラフィーにより精製した。無色の油12
.0g(理論値の92%)を得た。Rf 0.52(FM4;マチェレイ−ナゲル、ポリグラMS:M+=253
b)1−(3−ピリジニル)ピペラジン
例A3f)と同様にして、1−(フェニルメチル)−3−(3−ピリジニル)ピペ
ラジンからパラジウム/木炭の存在下で水添分解により理論値の55%の収率で調
製した。
無色の油、Rf 0.35(FM1)
IR(KBr):1652.9cm-1(C=N)例A19 1−(1−シクロヘキシル−4−ピペリジニル)ピペラジン−トリス−トリフル オロアセテート
a)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−[1−(フェニルメチル
)−4−ピペリジニル]ピペラジン
メタノール250ml中の1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)ピペラジ
ン15.0g(0.8054モル)及び1−(フェニルメチル)−4−ピペリジノン14.26ml
(0.08053モル)の溶液を酢酸の滴下添加により5〜6のpHに調節し、合計4.13g
(0.0624モル)の95%のシアノホウ水素化ナトリウムと数回に分けて混合し、そ
の間酢酸の更なる滴下添加により5〜6のpHを維持するように注意した。室温で
18時間攪拌した後、その混合物を真空で蒸発させ、残渣をソーダでアルカリ性に
し、水と酢酸エチルの間に分けた。酢酸エチル相を通常の方法で処理した後、高
度に粘稠な無色の油21.76g(理論値の75.2%)を得た。Rf 0.66(FM1)。
b)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−(4−ピペリジニル)ピ ペラジン
例A3f)と同様にして、1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−[
1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]ピペラジンから水添分解により理
論値の79.7%の収率で調製したが、パラジウム/木炭に代えてパールマン触媒を
使用した。
無色の結晶、Rf=0.3(FM1)。
c)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−(1−シクロヘキシル−4−ピペリジニル)ピペラジン
例A19a)と同様にして、1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−
(4−ピペリジニル)ピペラジン及びシクロヘキサノンから理論値の99%の収率
で調製した。無色の高度に粘稠な油。
MS:M+=251
d)1−(1−シクロヘキシル−4−ピペリジニル)ピペラジン−トリス−トリフ ルオロアセテート
例A5e)と同様にして、1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−(
1−シクロヘキシル−4−ピペリジニル)ピペラジン及びトリフルオロ酢酸か
ら定量的収率で調製した。無色の結晶、Rf=0.2(FM1)。例A20 1−(1−エチル−4−ピペリジニル)ピペラジン−三塩酸塩
a)1−(1−エチル−4−ピペリジニル)−4−(フェニルメチル)ピペラジン
例A19a)と同様にして、1−エチル−4−ピペリジノン及び1−(フェニルメ
チル)ピペラジンから理論値の71%の収率で調製した。無色の無定形物質、Rf=
0.46(FM4)
b)1−(1−エチル−4−ピペリジニル)ピペラジン−三塩酸塩
1−(1−エチル−4−ピペリジニル)−4−(フェニルメチル)ピペラジン
36.3g(0.126モル)、1Nの塩酸300ml及びメタノール200mlの混合物を、水素の吸
収が停止するまで室温で10%のパラジウム/木炭4.0gの存在下で水素化した。通
常の方法で処理した後、無色の結晶性物質22.9g(理論値の59.3%)を得た。
MS:M+=197
同じ方法で、エキソ−1−(8−メチル−8−アザビシクロ[3,2,1]オ クタ−3−イル)ピペラジン三塩酸塩
をエキソ−4−(8−メチル−8−アザビ
シクロ[3,2,1]オクタ−3−イル)−1−(フェニルメチル)ピペラジン
(例A11a)を参照のこと)からパラジウム/木炭の存在下で水添分解により理論
値の91%の収率で得た。
MS:M+=209例A21 1−エチル−4−(4−ピペリジニル)ピペリジン
a)1−(フェニルメトキシカルボニル)−4−(4−ピペリジニル)ピペリジン
ビピペリジン二塩酸塩72.375g(0.3モル)、メタノール1500ml、水75ml及びブ
ロモフェノールブルー100mgの混合物に、攪拌しながら室温で、トルエン75ml中
のベンジルクロロカーボネート51.18g(0.3モル)の溶液及び6Nの水酸化ナトリウ
ム溶液(約80ml)を同時に滴下して添加し、その結果、指示薬の色が連続して変
化した。全てを添加した後(これは約4時間を要した)、その混合物を水300ml
で希釈し、有機溶媒を真空で蒸留して除いた。残っている水相を塩酸で酸性にし
、その間外部冷却し、ジエチルエーテルで充分に抽出し、次いで50%の水酸化カ
リウム溶液でアルカリ性にした。その混合物をジクロロメタンで充分に抽出し、
合わせたジクロロメタン抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥させ、真空で蒸発させ
た。残っている無色の高度に粘稠な徐々に結晶化する油を更に精製しないで更に
処理した。収量:87.3g(理論値の96.2%)。
IR(KBr):1701.1cm-1(C=O)
b)1−エチル−4−[1−(フェニルメトキシカルボニル)−4−ピペリジニル
]ピペリジン
メタノール/水混合物(1/1v/v)450ml中の1−(フェニルメトキシカルボニル
)−4−(4−ピペリジニル)ピペリジン18.14g(0.061モル)の溶液に、攪拌
し、その間15〜20℃の温度を保ちながら、95%のシアノホウ水素化ナトリウム10
.05g(0.152モル)及びブロモクレゾール・パープル50mgを添加した。次いでメ
タノール50ml中のアセトアルデヒド10.57g(0.24モル)の溶液及び1Nの塩酸を交
互に滴下して添加し、その結果、混合物の色が青色から黄色に連続して変化した
。全てを添加し、反応が終了した後、その混合物を塩酸でpH2に調節し、ジエチ
ルエーテル200mlで2回抽出した。次いで水相をアルカリ性にし、ジクロロメタ
ンで充分に抽出した。合わせたジクロロメタン抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥
させ、真空で蒸発させた。残っている無色の結晶化する残渣を、溶離剤としてFM
1を使用してシリカゲル(30-60μm)によるカラムクロマトグラフィーにより精製
した。融点93-96℃の無色の結晶の収量:7.9g(理論値の39.2%)。
IR(KBr):1699.2cm-1(C=O)
c)1−エチル−4−(4−ピペリジニル)ピペリジン
メタノール70ml、水30ml及び氷酢酸10ml中の1−エチル−4−[1−(フェニ
ルメトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]ピペリジン7.6g(0.023モル)の
溶液を、水素の吸収が停止するまで10%のパラジウム/木炭の存在下で室温で3
バールの水素圧で水素化した。通常の方法で処理した後、所望の化合物を定量的
収率で無色の油として得た。例A22 ヘキサヒドロ−1−メチル−4−(4−ピペリジニル)−1H−1,4−ジアゼ ピン
a)へキサヒドロ−1−メチル−4−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−1H−1,4−ジアゼピン
例A11a)と同様にして、ヘキサヒドロ−1−メチル−1H−1,4−ジアゼピ
ン及び1−(フェニルメチル)−4−ピペリジノンから理論値の35%の収率で調
製した。無色の粘稠な油。
MS:M+=287
下記の化合物を同じ方法で調製した。(1) 1−メチル−4−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]−ピペラ ジン
1−メチルピペラジン及び1−(フェニルメチル)−4−ピペリジノンから調
製した。
収率:理論値の39.9%、無色の粘稠な油(2) 1−アセチル−4−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]ピペラ ジン
1−アセチルピペラジン及び1−(フェニルメチル)−4−ピペリジノンから
調製した。
収率: 理論値の24.2%、無色の粘稠な油
Rf:0.46(溶離剤:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア50/50/2v/v/v)
IR(KBr):1647cm-1(C=O)
MS:M+=301
(3)4−(ジメチルアミノ)−1−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]ピペリジン
4−(ジメチルアミノ)ピペリジン及び1−(フェニルメチル)−4−ピペリ
ジノンから調製した。
収率: 理論値の28.9%、無色の粘稠な油
Rf:0.58(溶離剤:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア50/50/2v/v/v)
MS:M+=301
(4)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−[4−(フェニルメチル)−1−ピペラジニル]ピペリジン
1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジノン及び1−(
フェニルメチル)ピペラジンから調製した。
収率: 理論値の86.6%、無色の無定形物質
Rf:0.58(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール9/1v/v)
b)ヘキサヒドロ−1−メチル−4−(4−ピペリジニル)−1H−1,4−ジア ゼピン
例A3f)と同様にして、ヘキサヒドロ−1−メチル−4−[1−(フェニルメチ
ル)−4−ピペリジニル]−1H−1,4−ジアゼピンから水添分解により定量
的収率で調製したが、パラジウム/木炭に代えてパールマン触媒を使用した。無
色の粘稠な油。
MS:M+=197
下記の化合物を同じ方法で得た。(1) 1−メチル−4−(4−ピペリジニル)ピペラジン
1−メチル−4−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]ピペラジン
から定量的収率で調製した。無色の粘稠な油。
MS:M+=183(2) 1−アセチル−4−(4−ピペリジニル)ピペラジン
1−アセチル−4−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル]ピペラジ
ンから理論値の81.9%の収率で調製した。無色の結晶。
IR(KBr):1631 cm-1(C=O)(3) 4−(ジメチルアミノ)−1−(4−ピペリジニル)ピペリジン
4−(ジメチルアミノ)−1−[1−(フェニルメチル)−4−ピペリジニル
]ピペリジンから理論値の76.8%の収率で調製した。無色の無定形物質。
(4)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−(1−ピペラジニル)ピペリジン塩酸塩
1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−[4−(フェニルメチル
)−1−ピペラジニル]ピペリジン塩酸塩から調製した。
収率: 理論値の96%、無色の結晶
Rf:0.23(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール9/1v/v)例A23
4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペリジン−ビス−トリフルオロアセテート
a)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジンカルボン酸
ピペリジン−4−カルボン酸25.9g(0.2モル)、1Nの水酸化ナトリウム溶液200m
l(0.2モル)及びテトラヒドロフラン200mlの混合物に、ジ−tert.−ブ
チルピロカーボネート48.0g(0.22モル)を添加し、その混合物を室温で一夜攪拌
した。テトラヒドロフランを蒸留して除き、最後に真空で蒸留し、残っている水
溶液をクエン酸で酸性にした。沈殿した無色の結晶を吸引濾過し、循環空気乾燥
器中で40℃で乾燥させた。収率:45.5g(理論値の99.2%)。
IR(KBr):1733.9,1662.5cm-1(C=O)
b)1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペリジン
例A15a)と同様にして、1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−
ピペリジンカルボン酸及び1−メチルピペラジンからTBTUの存在下で理論値の76
%の収率で調製した。無色の無定形物質、Rf:0.64(溶離剤:ジクロロメタン/
メタノール/濃アンモニア50/50/1v/v/v)
IR(KBr):1693,1678cm-1(C=O)
下記の化合物を同じ方法で調製した。
(1)1−メチル−4−[[4−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−ピペリジン
1−メチル−4−ピペリジンカルボン酸及び1−(1,1−ジメチルエトキシ
カルボニル)ピペラジンから理論値の97%の収率で調製した。無色の結晶。
IR(KBr):1683.8,1629.8cm-1(C=O)(2) 1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−(イソニコチノイル) ピペラジン
1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−ピペラジン及び4−ピリジン
カルボン酸から理論値の76.8%の収率で調製した。融点139.2-140.2℃かつRf=0
.84(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア90/10/1v/v/v)の無色
の結晶。
IR(KBr):1689.5,1625.9cm-1(C=O)
c)4−[(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペリジン−ビス−トリフルオロアセテート
例A5e)と同様にして、1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−[
(4−メチル−1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペリジン及びトリフルオロ
酢酸から理論値の89%の収率で調製した。無色の無定形物質。
下記の化合物を同じ方法で調製した。(1) 1−メチル−4−[(1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペリジン
1−メチル−4−[[4−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−1−ピ
ペラジニル]カルボニル]−ピペリジン及びトリフルオロ酢酸から理論値の57%
の収率で調製した。無色の無定形物質。
IR(KBr):1679.9,1645.2cm-1 (C=O)
MS:M+=211(2) 4−(イソニコチノイル)ピペラジン−トリフルオロアセテート
1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−(イソニコチノイル)ピ
ペラジン及びトリフルオロ酢酸から理論値の98.3%の収率で調製した。無色の無
定形物質。
IR(KBr):1676.0cm-1(C=O)例A24
一般構造式:
Boc−A−NR3R4
の化合物の調製
1−[N2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N6−(フェニルメトキ シカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)ピペラジン
Boc-Lys(Z)-OH 18.8g(0.0494モル)、DIEA 6.5g(0.05モル)、TBTU 16g
(0.05モル)、HOBt6.6g(0.049モル)及びジメチルホルムアミド100mlの混合物
に、DMF40mlに溶解した1−(4−ピリジニル)ピペラジン8.1g(0.0494モル)を
攪拌しながら滴下して添加し、その混合物を室温で一夜攪拌した。溶媒を真空で
除去し、残渣を酢酸エチルに吸収した。次いで酢酸エチル相を飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液70mlで連続3回洗浄し、飽和食塩水溶液70m1で1回洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。黄色みを帯びた油24.2g(理論値の93.2
%)を得、これを更に精製しないで下記の反応に使用した。
IR(KBr):1650,1713cm-1(C=O)
Rf(FM1):0.59
同様にして、下記の化合物を調製した。 例A25
一般式:
Cbz−A−NR3R4
の化合物の調製
1−[N2−(フェニルメトキシカルボニル)−N6−(1,1−ジメチルエトキ シカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)ピペラジン
ジメチルホルムアミド600ml中のZ-Lys(Boc)-OH100g(0.263モル)、TBTU86.1g
(0.268モル)及びHOBt36.3g(0.263モル)の混合物に、1−(4−ピリジニル)−
ピペラジン43.0g(0.263モル)及びDIEA47.2ml(0.268モル)を攪拌しながら添加
し、その混合物を室温で一夜攪拌した。その反応混合物を真空で蒸発させ、残渣
を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液の間に分けた。水相を酢酸エチル
/メタノール(10/1、v/v)の混合物でもう2回抽出し、合わせた有機相を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液で1回洗浄した。有機相を、硫酸ナトリウムで乾燥させ
た後に、真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチル70mlに吸収させ、水100mlで4回、
1%の硫酸水素カリウム溶液100mlで6回、水100mlで1回、3%のアンモニア水
溶液100mlで2回そして水100mlで2回洗浄した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
させた後に蒸発させた。所望の生成物120g(理論値の87%)を油として得、これ
を更に精製しないでその後の反応に使用した。
IR(KBr):1709cm-1(C=O)
Rf(FM1):0.59
EI-MS:M+=525
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A26
一般式:
H−A−NR3R4
の化合物の調製
1−[N6−(フェニルメトキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリ ジニル)ピペラジン
1−[N2−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−N6−(フェニルメト
キシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)ピペラジン24.2g(4
6ミリモル)及び塩化メチレン150mlの混合物に、トリフルオロ酢酸50mlを添加し
、その反応混合物を室温で一夜攪拌した。その反応混合物を飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液の添加により中和し、有機相を乾燥させ、真空で蒸発させた。所望の
化合物12g(理論値の62%)を無色の油として得た。
IR(KBr):1648cm-1 (C=O)
Rf(FM1):0.5
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A27
一般式:
H−A−NR3R4
の化合物の調製
1−[N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−L−リシル]−4−( 4−ピリジニル)ビペラジン
メタノール1000ml及びIMの硫酸水素カリウム水溶液240ml中の1−[N2−(フ
ェニルメトキシカルボニル)−N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)
−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)ピペラジン120g(0.228モル)の溶液
を、水素の吸収が停止するまで30gのパラジウム/木炭(10%)の存在下で20℃で
3バールの水素圧で水素化した。触媒を濾別し、濾液を真空で蒸発させ、残渣を
イソプロパノール/メタノール中に吸収させ、濃アンモニア水溶液の添加により
pH7-8に調節した。その溶液を濾過し、蒸発、乾燥させた。油 87g(理論値の97
%)を得た。
IR(KBr):1634,1701cm-1(C=O)
Rf:0.79(酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水6/4/1 (v/v/v)
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A28
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−3,5−ジブロ
モ−D−チロシル]−N6−(フェニルメトキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−
チロシン2.58g(5.88ミリモル)、DIEA1.03g(8ミリモル)、TBTU1.93g(6ミ
リモル)、HOBt0.79g(5.8ミリモル)及びジメチルホルムアミド100mlの混合物
に、攪拌しながら、ジメチルホルムアミド50mlに溶解した1−[N6−[(フェ
ニルメトキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)ピペラジ
ン2.5g(5.88ミリモル)を滴下して添加した。その反応混合物を室温で一夜攪拌し
、次いで真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチルに吸収させた。有機相を飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で2回洗浄し、飽和食塩水溶液で1回洗浄し、乾燥させ、真
空で蒸発させた。精製をカラムクロマトグラフィー(酸化アルミニウム、活性段
階III(含水量6%)(ICNバイオメディカルズ)、溶離剤:酢酸エチル/メタノール
/アンモニア=8/2/0.5(v/v/v)、続いてメタノール/アンモニア=7/3(v/v))によ
り行った。無定形物質4.0g(理論値の80%)を得た。
IR(KBr):1643,1709cm-1(C=O)
Rf:0.52(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=845/847/849(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。 例A29
一般式:
の化合物の調製
1−(4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル)−4−(4−ピリジニル)ピペラジン
テトラヒドロフラン1000ml中の4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[(1,
1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−D−フェニルアラニン39g(0.089モル)
、TBTU 35.7g(0.111モル)、HOBt 12.3g(0.089モル)、1−(4−ピリジニル
)−ピペラジン14.5g(0.089モル)及びDIEA 19.6ml(0.111モル)の混合物を室
温で一夜攪拌した。その反応混合物を飽和食塩水溶液で1回そして飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液で2回抽出した。合わせた水相をテトラヒドロフランで1回抽
出し、合わせたテトラヒドロフラン相を飽和食塩水溶液で1回洗浄した。有機相
を硫酸ナトリウムで乾燥させた後、それを真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチルに
吸収させた。酢酸エチル相を再度乾燥させた後に濾過し、真空で蒸発させた。中
間体化合物52.5gを粘稠な油として得、次いでこれを塩化メチレン300ml及ひトリ
フルオロ酢酸80mlと混合し、室温で一夜攪拌した。その反応混合物を真空で蒸発
させ、生成した残渣をエーテルですり砕いた。所望の生成物45.8g(理論値の72%
)を白色の無定形固体として得た。
IR(KBr):1643,1674cm-1(C=O)
Rf:0.36(酢酸エチル/メタノール=6/4(v/v)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。
例A30
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−3,5−ジブロ
モ−D−チロシル]−N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
N−[(9−フルオレニルメトキシ)カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−
チロシン63g(0.1123モル)、1−[N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニ
ル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン44g(0.1123モル)
、TBTU 39.7g(0.1235モル)、HOBt 15.5g(0.1123モル)、DIEA21.7ml(0.1235モル
)及びジメチルホルムアミド600mlの混合物を室温で20時間攪拌した。その反応
混合物を真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチル/メタノール(10/1v/v)と飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液の間に分けた。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
1回洗浄し、乾燥させた後に真空で蒸発させた。残渣をイソプロパノールから2
回再結晶し(22.6g;理論値の22%)、母液を合わせ、蒸発させ、カラムクロマトグ
ラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM;溶離剤
:酢酸エチル/メタノール=8/2(v/v))により精製した。所望の最終生成物更に2
8.0g(理論値の26.7%)を得た。合計収率:理論値の49%。
IR(KBr):1641,1705cm-1(C=O)
Rf:0.46(酢酸エチル/メタノール=6/4(v/v))
ESI-MS:(M+H)+=933/935/937(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した。 例A31
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)−N6−(1,1−ジメチルエ トキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
N−[(9−フルオレニルメトキシ)カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−
チロシン63g(0.1123モル)、1−[N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニ
ル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン44g(0.1123モル)
、TBTU 39.7g(0.1235モル)、HOBt 15.5g(0.1123モル)及びテトラヒドロフラ
ン1500mlの混合物に、DIEA 21.7ml(0.1235モル)を徐々に滴下して添加し、次
い
でその反応混合物を室温で2時間攪拌した。ジエチルアミン200mlの添加後に、
その混合物を再度室温で一夜攪拌した。その反応混合物を飽和食塩水溶液1000ml
と混合し、充分に攪拌し、水相を分離した。水相をテトラヒドロフラン500mlで
3回抽出し、有機相を合わせた後に、その混合物を飽和食塩水溶液500mlで3回
洗浄し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液200mlで3回洗浄し、飽和食塩水溶液500
mlで1回洗浄した。有機相を乾燥させ、次いで真空で蒸発させた。残渣をカラム
クロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュA
STM;溶離剤:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=8/1/0.25(v/v/v))に
より精製した。所望の最終生成物40.0g(理論値の50%)を得た。
IR(KBr):1641,1699cm-1(C=O)
Rf:0.2(酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=6/4/1 (v/v/v))
ESI-MS:(M+H)+=711/713/715(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。 例A32
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)−N6−(フェニルメトキシカ ルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
1−[N2−[N−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−3,5−ジブ
ロモ−D−チロシル]−N5−(フェニルメトキシカルボニル)−L−リシル]
−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン4g(4.7ミリモル)及び塩化メチレン80m
lの混合物に、トリフルオロ酢酸20mlを添加し、その反応混合物を室温で一夜攪
拌した。その反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液の添加により中和し、
有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。無定形固体2.2g(理論
値の64%)を得た。
IR(KBr):1643,1680cm-1(C=O)
Rf:0.5(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=745/747/749(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。
例A33
4−(4−ピリジニル)−1−[3−(4−ピリジニル)−D,L−アラニル]ピペラジン塩酸塩
メタノール100mlに溶解した1−[N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カル
ボニル]−3−(4−ピリジニル)−D,L−アラニル]−4−(4−ピリジニ
ル)−ピペラジン16.4g(0.04モル)をエーテル性塩酸20mlと混合し、その反応
混合物を40℃に加熱した。所望の化合物が反応混合物から結晶化した。
収量:9.2g(理論値の60%)
Rf:0.1(FM1)
mp.: 198-200℃例A34
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)−N6−(1,1−ジメチルエ トキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
1−[N2−[N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)−3,5−ジブ
ロモ−D−チロシン]−N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−L−
リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン50g(53.5ミリモル)及びジエ
チルアミン300mlの混合物を攪拌しながら60℃に加熱した。メタノール100mlを添
加し、攪拌を60℃で更に5時間続けた。その反応混合物を真空で蒸発させ、残
渣をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-23
0メッシュASTM;溶離剤:酢酸エチル/メタノール=6/4(v/v))により精製した。白
色のフォーム26g(理論値の68%)を得た。
IR(KBr):1641,1691cm-1(C=O)
Rf:0.2(酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=6/4/1 (v/v/v))
ESI-MS:(M+H)+=710/712/714(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した。 例A35
1−[N2−[N−[[[2−(2−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カル
ボニル]−3,5−ジブロモ−D−チロシル]−N6−(フェニルメトキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
テトラヒドロフラン80ml中の1−[N2−(3,5−ジブロモ−D−チロシル
)−N6−(フェニルメトキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジ
ニル)−ピペラジン1.0g(1.34ミリモル)の溶液に、2−メトキシフェネチルイ
ソシアネート0.28g(1.6ミリモル)を添加し、その混合物を室温で3日間にわた
って攪拌した。その反応混合物を真空で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM;溶離剤:塩化
メチレン/メタノール/シクロヘキサン/アンモニア=350/75/75/10(v/v/v/v))
により精製した。無色の無定形固体0.5g(理論値の40%)を得た。
IR(KBr): 1639cm-1 (C=O)
Rf:0.49(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=922/924/926(Br2)例A36
一般式:
の化合物の調製
メチル4−アミノ−3,5−ジブロモ−N2−[[(2−フェニルエチル)アミノ]カルボニル]−D−フェニルアラニン
テトラヒドロフラン150ml中のCDT1.27g(7.73ミリモル)の混合物を氷で冷却し
ながらトリエチルアミン0.72ml(5.15ミリモル)及びメチル−4−アミノ−3,
5−ジブロモ−D−フェニルアラニン塩酸塩2.0g(5.15ミリモル)と混合し、氷
で冷却しながら更に30分間攪拌し、室温で1時間攪拌した。次いでベンゼンエタ
ンアミド0.82ml(6.44ミリモル)を添加し、その混合物を5時間還流させた。そ
の反応混合物を真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチルに吸収させ、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗浄した。有機相を乾燥させた後、溶媒を真空で除去し、残渣
をエーテルとともに攪拌し、沈殿を濾別した。無定形固体1.69g(理論値の66%)
を得た。
IR(KBr):1632,1732cm-1 (C=O)
Rf:0.63(酢酸エチル)
ESI-MS:(M+H)+=498/500/502(Br2)
下記の化合物を同じ方法で調製した(夫々の場合、n=1)。
例A37
一般式:の化合物の調製
4−アミノ−3,5−ジブロモ−N2−[4−(2−クロロフェニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニン
メタノール30ml及び水20mlの混合物中のメチル4−アミノ−3,5−ジブロモ
−N2−[4−(2−クロロフェニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−D
−フェニルアラニン2.8g(4.9ミリモル)の溶液に、水酸化リチウム0.25g(10.0
ミリモル)を添加し、次いでその混合物を室温で3時間攪拌した。水酸化ナトリ
ウム2.0g(50ミリモル)の添加後に、その混合物を水50mlで希釈した。その反応混
合物を超音波浴中で15分間攪拌し、次いで室温で一夜攪拌し、真空で蒸発させた
。残渣を水100mlと混合し、水相をエーテル50mlで2回抽出した。2Mの塩酸水溶
液の添加により、水相をpH3-4に調節し、酢酸エチルで3回抽出した。合わせた
酢酸エチル相を水で1回洗浄し、次いで乾燥させ、真空で蒸発させた。黄褐色の
油1.6g(理論値の58%)を得た。
IR(KBr):1616,1724cm-1(C=O)
Rf:0.33(酢酸エチル/メタノール=8/2(v/v))
ESI-MS:(M+H)+=557/559/561/563(Br2,Cl)
下記の化合物を同じ方法で調製した(夫々の場合、n=1)。 例A38
一般式:
の化合物の調製
3,5−ジブロモ−N−[[[2−(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]−D−チロシン
水200ml中のメチル3,5−ジブロモ−N−[[[2−(3−メトキシフェニ
ル)エチル]アミノ]カルボニル]−D−チロシン24g(46.3ミリモル)及び水
酸化リチウム5.0g(50ミリモル)の混合物を60℃で1時間攪拌した。固体生成物
を吸引濾過し、濾液を酢酸エチル200mlで洗浄した。1Mの塩酸水溶液の添加によ
り、水相をpH3-4に調節し、酢酸エチル150mlで3回抽出した。合わせた酢酸エチ
ル相を水で1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。残渣を
エーテルですり砕いた。無色の固体9.1g(理論値の38%)を得た。
IR(KBr):1719cm-1(C=O)
Rf:0.57(酢酸エチル/メタノール/氷酢酸=9.5/0.5/0.2(v/v/v))
下記の化合物を同じ方法で調製した(夫々の場合、n=1)。
例A39
メチルN6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N2−[N−[[[
2−(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]−3,5−ジブロ モ−D−チロシル]−L−リシン
3,5−ジブロモ−N−[[[2−(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ
]カルボニル]−D−チロシン10g(19.4ミリモル)、DIEA 2.6g(20ミリモル)
、TBTU 6.4g(20ミリモル)、HOBt 2.64g(19.5ミリモル)及びジメチルホルム
アミド200mlの混合物に、攪拌しながらジメチルホルムアミド50ml中のH-Lys(Boc
)-OMe 5.O4g(19.4ミリモル)の溶液を滴下して添加し、その混合物を室温で一
夜攪拌した。その反応混合物を真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチル250mlに吸収
さ
せた。次いで酢酸エチル相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100mlで2回、20%
のクエン酸水溶液100mlで1回そして最後に飽和食塩水溶液100mlで1回洗浄した
。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させ、残渣をカラムクロマト
グラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶
離剤:酢酸エチル/石油エーテル=2/1 (v/v))により精製した。溶媒を真空で除
去した後に、残渣をエーテルですり砕き、得られた無定形固体(9.5g;理論値の66
%)を吸引濾過し、乾燥させた。
IR(KBr):1632,1657,1682,1734cm-1(C=O)
Rf:0.64(酢酸エチル)
ESI-MS:(M+H)+=757/759/761(Br2)
(M+Na)+=779/781/783(Br2)例A40
N6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N2−[N−[[[2−(
3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]−3,5−ジブロモ−D −チロシル]−L−リシン
メチルN6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N2−[N−[[
[2−(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]−3,5−ジブ
ロモ−D−チロシル]−L−リシン7.75g(10.4ミリモル)、水酸化リチウム3.5g(
140ミリモル)及び水150mlの混合物を室温で一夜攪拌した。水相を酢酸エチルで
1回洗浄し、1Mの硫酸水素カリウム水溶液の添加により酸性にし、次いで酢酸エ
チルで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。黄色
みを帯びた油6.9g(理論値の91%)を得た。
IR(KBr):1653cm-1(C=O)
Rf:0.7(酢酸エチル/メタノール/氷酢酸=9/0.5/0.5(v/v/v))
ESI-MS:(M-H)-=741/743/745(Br2)例A41
1−[N2−[N−(フェニルメトキシカルボニル)−3,5−ジクロロ−D−
チロシル]−N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
3,5−ジクロロ−N−[(フェニルメトキシ)カルボニル]−D−チロシン
5g(13.0ミリモル)、1−[N6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル
]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン5.1g(13.0ミリモル)
、DIEA 1.81g(14ミリモル)、TBTU 4.17g(13ミリモル)、HOBt 1.75g(13.0ミリモ
ル)及びテトラヒドロフラン200mlの混合物を室温で一夜攪拌した。その反応混合
を真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチル/メタノール(95/5)に吸収させ、飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液で2回洗浄した。有機相を乾燥させ、真空で蒸発させ、残
渣をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカケル60、マチェレイ−ナゲル、70-23
0メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタノール=6/4(v/v))により精製した。
黄色みを帯びた油6.0g(理論値の61%)を得た。
Rf:0.47(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=757/759/761 (Cl2)例A42
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−[[[2−(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カル
ボニル]−3,5−ジブロモ−D−チロシル]−N6−[(1,1−ジメチルエ
トキシ)−カルボニル]−L−リシル]−4−(1−メチル−4−ピペリジニル
)−ピペラジン
N6−[(ジメチルエトキシ)カルボニル]−[N2−[N−[[[2−(3−
メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−チ
ロシル]−L−リシン1.1g(1.5ミリモル)、DIEA 0.79g(6.1ミリモル)、TBTU
0.52g(1.6ミリモル)、HOBt 0.2g(1.5ミリモル)及ひジメチルホルムアミド1
00mlの混合物に、ジメチルホルムアミド30ml中の1−(1−メチル−4−ピペリ
ジニル)−ピペラジン0.44g(1.5ミリモル)の溶液を室温で滴下して添加し、次
いでその混合物を一夜攪拌し、真空で蒸発させた。残渣を酢酸エチル/メタノー
ル(95/5)に吸収させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液70mlで2回洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。無色のフォーム1.1g(理論値の81%)
を得た。
Rf:0.34(酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=7/2/1 (v/v/v))
同様にして、下記の化合物を調製した(n=1)。
例A43
1−[N2−(3,5−ジクロロ−D−チロシル)−N6−[(1,1−ジメチル
エトキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
メタノール200ml及び1Mの硫酸水素カリウム水溶液20mlの混合物中の1−[N2
−[N−[(フェニルメトキシ)カルボニル]−3,5−ジクロロ−D−チロシ
ル]−N6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−リシル]−4
−(4−ピリジニル)−ピペラジン6g(7.9ミリモル)の溶液をパラジウムブラ
ック触媒0.5gの存在下で室温で3バールの水素圧のもとに40分間にわたって水素
化した。触媒を濾別し、その反応混合物を真空で蒸発、乾燥させ、残渣を濃アン
モニア水溶液2mlの添加により約10のpHに調節した。生成物をイソプロパノ
ールで数回抽出し、合わせたイソプロパノール抽出液を真空で蒸発させ、残渣を
カラムクロマトグラフィー(リクロプレプ、Si60粒子サイズ:20-40μm、メルク
社(ダルムスタット);溶離剤:塩化メチレン/メタノール/アンモニア=350/75
/75/10(v/v/v/v))により精製した。無色の無定形固体物質2.5g(理論値の51%
)を得た。
IR(KBr):1641,1705cm-1(C=O)
Rf:0.27(FM1)例A44
一般式:
Fmoc−A−NR3R4
の化合物の調製
1−[N2−[(9−フルオレニルメトキシ)カルボニル]−NG−(2,2,5
,7,8−ペンタメチルクロマン−6−スルホニル)−L−アルギニル]−4− (4−ピリジニル)−ピペラジン
Fmoc-Arg(Pmc)-OH 7.0g(10.6ミリモル)、DIEA 1.42g(11.0ミリモル)、TBTU 3.
53g(11.0ミリモル)、HOBt 1.35g(11.0ミリモル)及びDMF 50mlの混合物に、攪拌
しながらDMF 20ml中の1−(4−ピリジニル)−ピペラジン1.74g(10.6ミリモル
)の溶液を滴下して添加した。その反応混合物を室温で更に3.5時間攪拌し、次い
で高真空で40℃で蒸発させた。残渣を酢酸エチルに溶解し、有機相を飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で2回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させ
た。残渣をジエチルエーテルですり砕き、吸引濾過し、乾燥させた。所望の最終
生成物7.85g(理論値の96%)を得、これを更に精製しないで反応させた。
Rf:0.5(FM1)
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A45
一般式:
H−A−NR3R4
の化合物の調製
1−[NG−(2,2,5,7,8−ペンタメチルクロマン−6−スルホニル)−L−アルギニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
THF 100ml中の1−[N2−[(9−フルオレニルメトキシ)カルボニル]−NG
−(2,2,5,7,8−ペンタメチルクロマン−6−スルホニル)−L−ア
ルギニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン8.5g(11.1ミリモル)の溶液
をジエチルアミン16mlと混合し、次いで室温で2.5時間攪拌した。その反応混合
物を真空で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マチ
ェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:FM1)により精製した。無定形固
体3.3g(理論値の54%)を得た。
Rf:0.19(FM1)
IR(KBr):1637cm-1(C=O)
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A46
1−[N6,N6−ジメチル−N2−[(フェニルメトキシ)カルボニル]−L− リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
1−[N6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−N2−[(フェニ
ルメトキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジ
ン9.6g(18.3ミリモル)をジクロロメタン中トリフルオロ酢酸の5%の溶液200m
l中で一夜攪拌した。次いでその反応混合物を真空で蒸発させた。所望の1−[
N2−[(フェニルメトキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジ
ニル)−ピペラジン13.47g(理論値の97%)をトリフルオロ酢酸塩として得た。
次いで粗生成物7.0g(9.1ミリモル)を水200mlに溶解し、40%のホルムアルデヒ
ド溶液4.1ml(45.6ミリモル)を氷浴で冷却しながら添加した。その反応混合物
を室温で10分間攪拌し、氷浴で冷却しながらホウ水素化ナトリウム1.5g(40ミリ
モル)と慎重に混合し、次いで氷で外部冷却しながら40%のホルムアルデヒド溶
液4.1ml(45.6ミリモル)と混合し、その後その反応混合物を室温で更に10分間
攪拌し、氷浴で冷却しながらホウ水素化ナトリウム1.5g(40ミリモル)と再度混合
した。その反応混合物のpHを反応中連続的に監視し、トリフルオロ酢酸の滴下添
加によりpH3〜pH6に保った。次いでその混合物を5℃で30分間攪拌し、炭酸カ
リウムの添加によりpH10に調節し、酢酸エチル50mlで4回抽出した。合わせた有
機相を乾燥させ、真空で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカ
ケル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタ
ノール/濃アンモニア水=6.5/3/0.3(v/v/v))により精製した。無色の油2.3g(理
論値の56%)を得た。
IR(KBr):1711,1649cm-1(C=O)
Rf:0.2(FM7)
ESI-MS:(M+H)+=454例A47
一般式:の化合物の調製
メチル(R,S)−4−アミノ−3,5−ジブロモ−γ−オキソ−β−[[4−(4−ピリジニル)−1−ピペリジニル]メチル]−ベンゼンブタノエート
メチル4−アミノ−3,5−ジブロモ−γ−オキソ−ベンゼンブタノエート10
g(27ミリモル)、4−(4−ピリジニル)−ピペリジン5.4g(27ミリモル)及
びパラホルムアルデヒド1.5g(45ミリモル)の混合物を氷酢酸20ml中で懸濁させ
、油浴(浴温度:100℃)中で攪拌しながら加熱した。3時間後に、パラホルム
アルデヒド更に1.5g(45ミリモル)を添加し、その混合物を100℃で更に3時間
攪拌し、次いで125℃で1時間攪拌した。溶媒を真空で除去し、残渣を水800mlに
吸収させた。水相を炭酸ナトリウムの添加によりアルカリ性にし、酢酸エチル50
0mlで2回抽出した。合わせた酢酸エチル抽出液を乾燥させ、真空で蒸発させ、
残渣をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70
−230メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタノール=9:1)により精製した。所
望の最終生成物1.0g(理論値の6.8%)を油として得た。
IR(KBr): 1716.5cm-1(C=O)
Rf:0.7(FM1)
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A48
一般式:の化合物の調製
(R,S)−4−アミノ−3,5−ジブロモ−γ−オキソ−β−[[4−(4−ピリジニル)−1−ピペリジニル]メチル]−ベンゼンブタン酸
メチル(R,S)−4−アミノ−3,5−ジブロモ−γ−オキソ−β−[[4
−(4−ピリジニル)−1−ピペリジニル]メチル]−フェニルブタノエート1.
0g(1.9ミリモル)、1Nの水酸化ナトリウム溶液5ml及びジオキサン50mlの混合
物を室温で一夜攪拌し、60℃で1時間攪拌した。次いでその反応混合物を1Nの塩
酸5mlの添加により中和し、真空で蒸発させ、残渣を真空乾燥チャンバー中で乾
燥させた。所望の生成物0.97g(理論値の100%)を得、これを更に精製しないで更
に反応させた。
Rf:0.15(FM1)
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A49 3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブ タン酸
酢酸200ml中の4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル)−ベンゼンブタ
ン酸12g(0.043モル)の溶液に、水150ml及び酢酸ナトリウム8gを添加し、酢酸
60ml中の臭素5mlの溶液を攪拌しながら滴下して添加し、次いでその反応混合物
を真空で徹底的に蒸発させ、残渣を水中で攪拌した。水相を酢酸エチルで繰り返
し抽出し、合わせた有機相を水洗した。有機抽出物を乾燥させ、真空で蒸発させ
、固体残渣をジイソプロピルエーテルで再結晶した。所望の最終生成物12g(理論
値の70%)を得た。
Rf:0.4(酢酸エチル/石油エーテル/氷酢酸=5/5/0.4(v/v/v)
ESI-MS:(M+H)+=394/6/8(Br2)例A50
一般式:
の化合物の調製
メチル(R,S)−2−[(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)メチ
ル]−4−[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]−4−オキソーブタノエート
THF 80ml中の3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシ−β−(メトキシカルボニル
)−ベンゼンブタン酸2.0g(5ミリモル)の溶液を攪拌しながらTBTU1.6g(5ミリ
モル)、HOBt0.76g(5ミリモル)、4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキ
ソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジン1.25g(5ミリモル)及びDI
EA1.03g(8ミリモル)と混合した。その反応混合物を室温で6時間攪拌し、次い
で真空で蒸発させた。残渣を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と混合し、酢酸エチ
ルで数回抽出した。合わせた有機抽出物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水
で連続して洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。所望の生成
物3.0g(理論値の50%)を得、それを精製しないで更に反応させた。
IR(KBr): 1714.8cm-1(C=O)
Rf:0.7(酢酸エチル/石油エーテル=7/3(v/v))
同様にして、下記の化合物を調製した。 例A51
(R)−1−[2−アミノ−3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
THF400ml中の水素化リチウムアルミニウム3.8g(100ミリモル)の懸濁液に、
攪拌しながら室温で30分以内に1−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)−4−
(1−ピペリジニル)−ピペリジン14.4g(20ミリモル)を数回に分けて添加し
た。その反応混合物を30分間にわたって室温に保ち、2時間還流させ、次いで水
1ml及び濃塩酸水溶液5.1mlの慎重な添加により中和した。メタノール100mlの添
加後に、固体沈殿を吸引濾過し、濾液を真空で蒸発させた。残渣をカラムクロマ
トグラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、
溶離剤:塩化メチレン/メタノール/濃アンモニア水=8/2/0.2(v/v/v))により精
製した。所望の生成物5.4g(理論値の57%)を無定形固体として得た。
IR(KBr): 3420cm-1(NH2)
Rf:0.4(FM2)
ESI-MS:M+=473/475/477(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した。(R)−1−[2−アミノ−3−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)プ ロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
1−(4−アミノ−3,5
−ジブロモ−D−フェニルアラニル)−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
から理論値の56.5%の収率で調製した。Rf0.12(溶離剤:ジクロロメタン/メタ
ノール/シクロヘキサン/濃アンモニア7/1.5/1.5/0.2(v/v/v/v))例A52
(R)−1−[3−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)−2−[N−
[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
ジオキサン350ml中の1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[(1,1
−ジメチルエトキシ)カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(1−ピペ
リジニル)−ピペリジン10g(0.017モル)の溶液に、ホウ水素化ナトリウム3.1g
(0.082モル)を添加し、その反応混合物を5℃に冷却した。次いでジオキサン1
00ml中の酢酸4.92g(0.082モル)の溶液を攪拌しながら滴下して添加した。その
反応混合物を室温で更に1時間攪拌し、85℃で3時間攪拌した。次いで氷水を添
加し、有機溶媒を真空で除去し、水性残渣を塩化メチレンで繰り返し抽出した。
合わせた有機相を乾燥させ、真空で蒸発させ、残渣をカラムクロマトグラフィー
(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:塩化メ
チレン/メタノール/シクロヘキサン/濃アンモニア水=3600/150/150/20(v/v/v
/v))により精製した。無色のフオーム4.1g(理論値の42%)を得た。
IR(KBr):1705cm-1(C=O)例A53
(R)−1−[2−アミノ−3−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
(R)−1−[3−(4−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)−2−[N−
[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]−4−(1−
ピペリジニル)−ピペリジン4g(7ミリモル)及び塩化メチレン100mlの混合物
に、トリフルオロ酢酸40mlを10℃で攪拌しながら徐々に滴下して添加した。その
反応混合物を室温で2時間攪拌し、次いで真空で蒸発させた。残渣を氷水と混合
し、濃アンモニア水溶液の添加により塩基性にし、ジエチルエーテル200mlで3
回抽出した。合わせたエーテル抽出液を乾燥させ、真空で蒸発させた。無定形固
体3.4g(理論値の100%)を得た。
IR(KBr):1683.8,1616.3cm-1(C=O)
Rf:0.02(FM4)例A54
メチル(R,S)−4−[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾ
リン−3−イル]−1−ピペリジニル]−4−オキソ−2−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−メチル]−ブタノエート
例A15a)と同様にしてメチル(R,S)−3−カルボキシ−2−[[3−(ト
リフルオロメチル)フェニル]メチル]−プロパノエート及び3,4−ジヒドロ
−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナゾリノンから理論値の27.3%の
収率で調製した。無色の無定形物質、Rf=0.25(溶離剤:酢酸エチル)
MS:M+=503
下記の化合物を同じ方法で得た。メチル(R,S)−4−[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾ リン−3−イル]−1−ピペリジニル]−4−オキソ−2−[(3,5−ジブロ モ−4−ヒドロキシフェニル)メチル]ブタノエート
を(R,S)−3−カルボ
キシ−2−[(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)メチル]−プロパ
ノエート及び3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−キナ
ゾリノンから理論値の98%の収率で調製した。Rf=0.66(溶離剤:ジタロロメタ
ン/シクロヘキサン/メタノール/濃アンモニア=7/1.5/1.5/0.2(v/v/v/v))例A55
(R,S)−4−[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−
3−イル]−1−ピペリジニル]−4−オキソ−2−[(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)メチル]ブタン酸
メチル(R,S)−4−[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナ
ゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]−4−オキソ−2−[(3,5−ジブ
ロモ−4−ヒドロキシフェニル)メチル]−ブタノエート3.0g(4.92ミリモル)
、1Nの水酸化ナトリウム溶液30ml(30ミリモル)及ひメタノール20mlの混合物を
室温で3時間攪拌し、次いで水100mlで希釈し、1Nの塩酸30mlを滴下して添加し
た。沈殿を吸引濾過し、循環空気乾燥器中で50℃で乾燥させた。無色の無定形物
質、Rf=0.38(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/氷酢酸9/1/0.15(v/v/v))
。
収量:2.5g(理論値の85.4%)
下記の化合物を同じ方法で得た。 (R,S)−4−[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン −3−イル]−1−ピペリジニル]−4−オキソ−2−[[3−(トリフルオロ メチル)フェニル]メチル]ブタン酸
をメチル(R,S)−4−[4−[3,4
−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]
−4−オキソ−2−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−ブタ
ノエートから理論値の79%の収率で得た。Rf=0.34(溶離剤:酢酸エチル/氷酢
酸99.8/0.2(v/v))。
IR(KBr): 1703,1643cm-1(C=O)例A56
メチル3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキ
ソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−N−メチル−D−チロシン
a)1−(クロロカルボニル)−4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]ピペリジン
トルエン中ホスケンの20%溶液7.0ml(約14ミリモル)及びテトラヒドロフラ
ン300ml中のトリエチルアミン2.02g(20ミリモル)の混合物に、約0℃の反応温
度を保ちながら、テトラヒドロフラン100ml中の4−[3,4−ジヒドロ−2(
1H)−オキソキナゾリン−3−イル]ピペリジン塩酸塩1.5g(5.60ミリモル)
の懸濁液を数回に分けて添加した。その混合物を0℃〜+5℃の温度で更に1時間
攪拌し、濾過して得られるトリエチルアミン塩酸塩を除去し、濾液から溶媒を除
いた。残渣をジイソプロピルエーテルですり砕き、吸引濾過した。真空で乾燥さ
せた後、無色の結晶0.7g(理論値の42.6%)を得た。Rf=0.17(溶離剤:ジクロ
ロメタン/アセトン9.5/0.5(v/v))。これを更に精製しないで更に処理した。
b)メチル3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オ
キソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−N−メチル−D−チロシン
テトラヒドロフラン500ml中のメチル3,5−ジブロモ−N−メチル−D−チ
ロシン4.9g(13.3ミリモル)及びトリエチルアミン4.04g(40ミリモル)の溶液
に、室温で3時間以内に、テトラヒドロフラン1リットル中の1−(クロロカル
ボニル)−4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル
]ピペリジン3.92g(13.34ミリモル)の溶液を滴下して添加した。次いでその混
合物を還流温度に12時間加熱し、冷却し、濾過して沈殿したトリエチルアミンを
除去した。濾液を蒸発させ、残渣を酢酸エチルと20%のクエン酸水溶液の間に分
けた。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で再度蒸発させ、溶離剤として
酢酸エチル/石油エーテル9/1(v/v)を使用して残渣をシリカゲルによるカラム
クロマトグラフィーにより精製した。適当なフラクションを処理して無色の無定
形物質3.2g(理論値の38.5%)を得た。Rf=0.45(溶離剤:酢酸エチル)。
IR(KBr): 1739.7,1660.6cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=623/625/627(Br2)
(M+Na)+=645/647/649(Br2)
(M+K)+=661/663/665(Br2)例A57 メチル3,5−ジブロモ−4−メトキシ−D−フェニルアラニン
3,5−ジブロモ−4−メトキシ−D−フェニルアラニン塩酸塩5.5g(14.12
ミリモル)及びメタノール55mlの混合物に、飽和メタノール性塩化水素溶液150m
lを添加し、その混合物を室温で20時間攪拌した。溶媒の蒸発後に残っている残
渣を水50mlとともに攪拌し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液でpH8に調節した。沈
殿を吸引濾過し、イソプロパノール10mlとともに攪拌し、一夜放置した。不溶物
を濾別し、濾液を真空で蒸発させた。残渣を粗生成物として更に反応させた。収
量:無色の油1.0g(理論値の28.7%)、Rf=0.55(溶離剤:ジクロロメタン/酢
酸エチル/シクロヘキサン/メタノール/濃アンモニア=300/80/25/25/3(v/v/v/
v/v))例A58
1−(4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル)−4−(4−ピリミジニル)−ピペラジン
a)1−(2−クロロ−4−ピリミジニル)−4−(フェニルメチル)ピペラジン
2,4−ジクロロピリミジン9.9g(0.0664モル)、水200ml及び1−(フェニ
ルメチル)ピペラジン11.7ml(0.0673モル)の混合物を超音波浴中で2時間にわ
たって40℃に加熱した。冷却後、混合物を炭酸カリウムでアルカリ性にし、酢酸
エチルで充分抽出した。通常の方法で処理した後に得られた粗生成物を、溶離剤
としてFM2及びFM4を使用してシリカゲル(30-60μm)によるカラムクロマトグラフ
ィーにより精製した。適当なフラクションを処理して無色の油7.4g(理論値の
UV254、TLC用の既製フィルム)。
MS:M+=288/290(Cl)
b)1−(4−ピリミジニル)ピペラジン
エタノール100ml中の1−(2−クロロ−4−ピリミジニル)−4−(フェニ
ルメチル)ピペラジン7.4g(0.0256モル)の溶液を2gの10%のパラジウム/木炭
の存在下で4時間にわたって40℃で5バールの水素圧のもとに水素化した。通常
の処理後に得られた粗生成物を、溶離剤としてFM1/シクロヘキサン9/1(v/v)を
使用してシリカゲル(30-60μm)によるカラムクロマトグラフィーにより精製した
。無色の結晶、Rf=0.3(FM1/シクロヘキサン9/1 (v/v));マチェレイ−ナゲル
40.7%)
c)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−D−フェニルアラニル)−4−(4−ピリミジニル)ピペラジン
例A15a)と同様にして4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−(1,1−ジメチ
ルエトキシカルボニル)−D−フェニルアラニン及び1−(4−ピリミジニル)
ピペラジンからTBTUの存在下で理論値の92%の収率で調製した。無色の無定形物
の既製フィルム)。
IR(KBr):1705.0,1643.3cm-1(C=O)
MS:M+=582/584/586(Br2)
d)1−(4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル)−4−(4−ピリミジニル)ピペラジン
例A1b)と同様にして1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−(1,1−ジ
メチルエトキシカルボニル)−D−フェニルアラニル)−4−(4−ピリミジニ
ル)ピペラジンから理論値の52%の収率で調製した。無色の無定形物質、Rf=
ルム)。
IR(KBr): 1681.8cm-1(C=O)
MS: M+=482/484/486(Br2)例A59
一般式:
の化合物の調製
(R,S)−4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−
3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル]メチル]−4−オキソブタン酸
エチル4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−
イル)−1−ピペリジニル]−2−[[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニ
ル]メチル]−2−(エトキシカルボニル)−4−オキソブタノエート4.8g(8.3
ミリモル)、エタノール200ml及び1Nの水酸化ナトリウム溶液41.5mlの混合物を3
時間還流させた。エタノールを真空で除去し、次いで残渣を水50mlで希釈し、1N
の塩酸水溶液でpH3に調節した。沈殿した物質を吸引濾過し、充分に水洗し、次
いで真空で乾燥させた。mp.139-141℃の無色の結晶3.8g(理論値の96%)を得
た。Rf=0.65(溶離剤:EE/MeOH/氷酢酸90/10/1 v/v/v)
IR(KBr): 1724,1647cm-1(C=O)
MS:M+なし、m/e=246,231,147
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A60
一般式:の化合物の調製
エチル4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−2−[[4−(1,1−ジメチルエチル)フェニル
]メチル]−2−(エトキシカルボニル)−4−オキソブタノエート
4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−ピペ
リジン2.31g(10ミリモル)、β,β−ビス−(エトキシカルボニル)−4−(
1,1−ジメチルエチル)−ベンゼンブタン酸3.64g(10ミリモル)、トリエチ
ルアミン5ml、TBTU 3.5g(11ミリモル)、テトラヒドロフラン200ml及びジメチ
ルホルムアミド20mlの混合物を室温で5時間攪拌した。溶媒を真空で除去し、残
渣をジクロロメタンに吸収させ、得られる溶液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、溶
媒を除いた。シリカゲル400gによるカラムクロマトグラフィー(アミコン、35-7
0μm、溶離剤としての酢酸エチル)による精製後に、無色の無定形物質4.8g(理
論値の83%)を得た。Rf=0.63(溶離剤:EE)。
IR(KBr): 1734,1668,1653cm-1(C=O)
MS:M+=577(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した。 例A61
一般式:
の化合物の調製β,β−ビス−(エトキシカルボニル)−1−メチル−1H−インドール−3− ブタン酸
例A1b)と同様にしてtert.−ブチルβ,β−ビス−(エトキシカルボニル)−
1−メチル−1H−インドール−3−ブタノエートからジクロロメタン中のトリ
フルオロ酢酸の作用により理論値の63.5%の収率で生成した。mp.127-130℃の
無色の結晶(ジイソプロピルエーテル)。
IR(KBr): 1738,1712cm-1(C=O)
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A62
一般式:
の化合物の調製
tert.−ブチルβ,β−ビス−(エトキシカルボニル)−3,5−ジメチルベンゼンブタノエート
無水テトラヒドロフラン400ml中のジエチル[(1,1−ジメチルエトキシカ
ルボニル)メチル]−マロノエート13.8g(50.2ミリモル)の溶液に、氷入りの
水で外部冷却しながら水素化ナトリウム2.3g(52.7ミリモル)を添加した。30分
間攪拌し、0〜+5℃の反応温度に保った後、テトラヒドロフラン80ml中の3,5
−ジメチルベンジルブロミド10.0g(50.2ミリモル)の溶液を滴下して添加し、
その混合物を14時間以内に室温に温めた。その反応混合物から真空で溶媒を除去
し、10%のクエン酸200mlを残渣に添加し、得られる混合物を酢酸エチルで充分
に抽出した。通常の処理後に、合わせた抽出物がRf=0.67(溶離剤:ジクロロメタ
ン)の無色の油19.7g(理論値の100%)を生じ、これを更に精製しないで下記の工
程に使用した。
同様にして、下記の化合物を調製した。
例A63
(フェニルメチル)−β,β−ビス−(エトキシカルボニル)−4−(1,1−ジメチルエチル)−ベンゼンブタノエート
例A62と同様にしてジエチル[(フェニルメトキシカルボニル)メチル]−マ
ロノエート及び4−(1,1−ジメチルエチル)−ベンジルブロミドから水素化
ナトリウムの存在下で理論値の53%の収率で調製した。
Rf=0.21(溶離剤:ジクロロメタン/石油エーテル2/1v/v)の無色の油。
IR(KBr): 1738cm-1(C=O)例A64
メチル4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]−2−[[3−(1−メチルエトキシ)フェニル]メチル]−4−オキソブタノエート
無水ジメチルホルムアミド30ml中のメチル4−[4−(3,4−ジヒドロ−2
(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[(3−
ヒドロキシフェニル)メチル]−4−オキソブタノエート2.0g(4.43ミリモル)
の溶液に、パラフィンオイル中の水素化ナトリウムの55%の懸濁液0.2g(4.4ミ
リモル)を添加した。室温で30分間攪拌した後、イソプロピルヨージド0.5ml(4
.8ミリモル)を滴下して添加し、室温及び70℃の夫々で2時間ずつ保った。揮発
性成分の除去後に残っている残渣を水と酢酸エチルの間に分けた。有機相を飽和
塩化ナトリウム溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、再度蒸発させた。
粗生成物を、最初にジクロロメタン、その後にメタノール/濃アンモニア(9/1v/
v)を溶離剤として使用してシリカゲル(60μm)によるカラムクロマトグラフィー
により精製した。収量はRr=0.32(FM4)の無色の無定形物質0.9g(理論値の42
%)であった。
IR(KBr): 1734,1668cm-1(C=O)
MS:M+=493
同じ方法で、メチル4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナ ゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[(3−エトキシフェニル)メ チル]−4−オキソブタノエート
をメチル4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(
1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[(3−ヒ
ドロキシフェニル)メチル]−4−オキソブタノエート及びエチルヨージドから
理論値の67%の収率で得た。Rf=0.29(FM4)の無色の無定形物質。
IR(KBr): 1734,1666cm-1(C=O)
MS:M+=479例A65 β,β−ビス−(エトキシカルボニル)−4−(1,1−ジメチルエチル)−ベ ンゼンブタン酸
例A58b)と同様にしてフェニルメチルβ,β−ビス−(エトキシカルボニル)
−4−(1,1−ジメチルエチル)−ベンゼンブタノエートからパラジウム/木
炭の存在下で接触水素化により理論値の95%の収率で調製した。Rf=0.16(溶離
剤:ジクロロメタン)の無色の高度に粘稠な油。
IR(KBr): 1739cm-1(C=O)例A66
1−メチル−4−[(1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペラジン−ビス−( トリフルオロアセテート)
a)4−[[4−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−1−メチルピペラジン
ジクロロメタン20ml中のトリホスゲン1.1g(3.7ミリモル)の溶液に、1−メ
チルピペラジン1.2g(10ミリモル)、DIEA 0.38ml(22ミリモル)及びジクロロ
メタン35mlの混合物を30分以内に室温で滴下して添加し、次いで1−(1,1−
ジメチルエトキシカルボニル)ピペラジン1.9g(10ミリモル)の溶液及びジクロ
ロメタン20ml中のDIEA 0.38mlを添加した。室温で1時間攪拌した後、不溶物を
濾別し、濾液を真空で蒸発させた。溶離にジクロロメタン/メタノール/濃アン
モニア(80/20/1 v/v/v)を使用して、シリカゲル(アミコン、35-70μm)で粗生成
物を精製した後、mp.130℃の無色の結晶700mg(理論値の22%)を得た。
IR(KBr): 1691,1641cm-1(C=O)
b)1−メチル−4−[(1−ピペラジニル)カルボニル]−ピペラジン−ビス− (トリフルオロアセテート)
アンモニア水による処理を省いた以外は、例A1b)と同様にして、4−[[4−
(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−
1−メチルピペラジン及びトリフルオロ酢酸から理論値の99.6%の収率で調製し
た。Rf=0.17(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア50/50/0.5)
の無色の無定形物質。
IR(KBr): 1678cm-1(C=O)
MS:M+=212
例A671−[4−[4−(ジメチルアミノ)ブチル]フェニル]−ピペラジン二塩酸塩
a)N,N−ジメチル−4−フルオロ−γ−オキソベンゼンブタン酸アミド
テトラヒドロフラン470ml中の4−フルオロ−γ−オキソベンゼンブタン酸30.
5g(0.155モル)の溶液に、N,N’−カルボニルジイミダゾール35.0g(0.216
モル)を攪拌しながら室温で添加し、更に2.5時間にわたって室温に保った。次
いで、ジメチルアミン13.7g(0.304モル)を氷−エタノール混合物により強い外
部冷却のもとに添加した。混合物を12時間にわたって室温で放置した後、溶媒を
真空で除去し、残渣をジクロロメタンと10%のクエン酸溶液の間に分け、有機相
を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空でもう一度蒸発させた。シリカゲルによるカ
ラムクロマトグラフィー(溶離剤:酢酸エチル)による精製後に、粗生成物がRf
=0.31(溶離剤:酢酸エチル/氷酢酸99.99/0.01)の無色の結晶30.22g(理論値の
87%)を生じた。
IR(KBr): 1680,1647cm-1(C=O)
b)N,N−ジメチル−γ−オキソ−4−[4−(フェニルメチル)−1−ピペラ ジニル]−ベンゼンブタン酸アミド
N,N−ジメチル−4−フルオロ−γ−オキソベンゼンブタン酸アミド33.48g
(0.15モル)、1−(フェニルメチル)ピペラジン29.6g(0.168モル)及びDIEA
6mlの混合物を6時間還流させた。(フェニルメチル)ピペラジン更に30g(0.1
7モル)を添加し、その混合物を更に7時間還流させた。その混合物を少量のジ
クロロメタンに吸収させ、溶離のためにジクロロメタン/メタノール/濃アンモ
ニア99/1/0.5を使用して、シリカゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精
製した。適当なフラクションから得られた残渣をジイソプロピルエーテルととも
に
攪拌し、次いで生成した結晶をエタノールで再結晶した。無色の結晶42.22g(理
論値の74%)を得た。Rf=0.69(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/濃アンモ
ニア95/5/0.5v/v/v)。
IR(KBr): 1662,1643cm-1(C=O)
c)4−[4−[4−(ジメチルアミノ)−1−ヒドロキシブチル]フェニル]− 1−(フェニルメチル)ピペラジン
例A51と同様にしてN,N−ジメチル−γ−オキソ−4−[4−(フェニルメ
チル)−1−ピペラジニル]−ベンゼンブタン酸アミドから水素化リチウムアル
ミニウムによる還元により理論値の61%の収率で調製した。Rf=0.62(溶離剤:
酢酸エチル/メタノール1/1 v/v)の無色の無定形物質。
MS:M+=367
d)1−[4−[4−(ジメチルアミノ)ブチル]フェニル]−ピペラジン二塩酸 塩
例A20b)と同様にして4−[4−[4−(ジメチルアミノ)−1−ヒドロキシ
ブチル]フェニル]−1−(フェニルメチル)ピペラジンからパラジウム/木炭
及び塩酸の存在下で接触水素化により定量的収率で調製した。Rf=0.37(溶離剤:
酢酸エチル/メタノール50/50/0.5 v/v/v)の無色の無定形物質。
B.最終化合物の調製実施例1
一般式:
の化合物の調製
1−[N−[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール
−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−チロシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン(No.83)
3,5−ジブロモ−N2−[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベ
ンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシ
ン2g(3.44ミリモル)、1−(4−ピリジニル)−ピペラジン0.59g(3.6ミリモ
ル)、TBTU 1.27g(3.96ミリモル)、HOBt 0.47g(3.44ミリモル)、DIEA 0.7ml
(3.96ミリモル)及びテトラヒドロフラン100mlの混合物を周囲温度で一夜攪拌
した。その反応混合物を飽和食塩水溶液で1回、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で2回、そして再度飽和食塩水溶液で抽出した。有機相を乾燥させ、真空で蒸発
させ、次いで粗生成物をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マチェ
レイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタノール=9/1(v/v
))により精製した。無定形固体550mg(理論値の22%)を得た。
IR(KBr):1601,1636,1696cm-1(C=O)
Rf:0.67(FM2)
ESI-MS:(M+H)+=726/728/730(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。 実施例2
一般式:の化合物の調製
1−[N2−[4−アミノ−N−[[4−(2−クロロフェニル)−1−ピペラ
ジニル]カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−L−リシ
ル]−4−(4−ピリジニル)ピペラジン−ビス−(トリフルオロアセテート)(No.61)
4−アミノ−N2−[[4−(2−クロロフェニル)−1−ピペラジニル]カ
ルボニル]−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニン0.56g(1.0ミリモル)、
1−[N6−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−L−リシル]−4−
(4−ピリジニル)ピペラジン0.41g(1.05ミリモル)、TBTU 0.35g(1.10ミリ
モル)、HOBt 0.14g(1.0ミリモル)、DIEA 0.2ml(1.10ミリモル)及びジメチ
ルホルムアミド100mlの混合物を周囲温度で一夜攪拌した。その反応混合物を真
空で蒸発させ、塩化メチレンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液の間に分けた。次
いで有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で1回洗浄し、水洗し、乾燥させ、
真空で蒸発させた。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マ
チェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタノール=8/2
(v/v))により精製し、塩化メチレン30mlに吸収させ、周囲温度で3時間にわたっ
てトリフルオロ酢酸3mlとともに攪拌した。反応混合物を真空で蒸発させ、残渣
をエーテルですり砕き、得られた無定形固体(0.43g、理論値の37%)を吸引濾過
した。
IR(KBr): 1643,1678cm-1(C=O)
Rf:0.6(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=832/834/836/838(Br2,Cl)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。 実施例3
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[3,5−ジブロモ−N−[[[(2−メトキシフェニル)メチル
]アミノ]カルボニル]−D,L−チロシル]−N6−(フェニルメトキシカル
ボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
1−[N2−[3,5−ジブロモ−D−チロシル)−N6−(フェニルメトキシ
カルボニル)−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン1.0g(1.34
ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液(50ml)を-10℃に冷却したテトラヒドロフラ
ン50ml中のCDT 0.33g(2.01ミリモル)の懸濁液に40分の期間にわたって滴下し
て添加した。次いでその反応混合物を周囲温度で2時間攪拌し、2−メトキシベ
ンゼンメタンアミン0.22ml(1.675ミリモル)と混合した。次いでその混合物を
2時間還流させ、周囲温度で一夜攪拌した。その反応混合物を真空で蒸発させ、
残渣をエーテルですり砕き、得られた固体(1.1g、理論値の90%)を吸引濾過し、
乾燥させた。
IR(KBr): 1641,1717cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=908/910/912(Br2)
(M+H+Na)++=466.7(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した。 実施例4
一般式:の化合物の調製
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[4−(1,3,3a,4,5,6
,7,7a−オクタヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル
)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピ
リジニル)−ピペラジン(No.91)
CDT 0.35g(2.1ミリモル)、4−(1,3,3a,4,5,6,7,7a−オ
クタヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−ピペリジン
1.0g(1.4ミリモル)、DIEA 0.5ml(2.8ミリモル)及びテトラヒドロフラン100m
lの混合物を氷で冷却しながら1時間攪拌し、次いで周囲温度で30分間攪拌した
。撹拌しながら、1−(4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル
)−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン0.46g(1.75ミリモル)及びDIEA0.32m
l(1.8ミリモル)を添加し、3時間還流させた。その反応混合物を酢酸エチル10
0mlで希釈し、有機相を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2回洗浄した。次いで
合わせた水相を酢酸エチル/テトラヒドロフラン=1/1(v/v)で1回抽出し、合わ
せた有機相を飽和食塩水溶液で1回洗浄した。有機相を乾燥させ、溶媒を真空で
除去した後、残渣をカラムクロマトグラフィー(MN-シリカケル60、マチェレイ
−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタノール=9/1(v/v))
により精製した。無色のフオーム120mg(理論値の12%)を得た。
IR(KBr): 1626,1686cm-1(C=O)
Rf:0.62(FM3)
ESI-MS:(M+H)+=731/733/735(Br2)
(M+H+Na)++=377/378/379(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。 実施例5
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−(4−フェニル−1−ピペラジニル)カルボニル]−3,5
−ジブロモ−D−チロシル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラ
ジン(No.17)
メタノール中の1−[N2−[N−(4−フェニル−1−ピペラジニル)カル
ボニル]−3,5−ジブロモ−D−チロシル]−N6−[(1,1−ジメチルエ
トキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン80
0mg(0.86ミリモル)の溶液に、塩化水素で飽和したメタノール2mlを添加し、
その混合物を周囲温度で一夜攪拌した。塩酸塩が完全に沈殿するまで、その反応
混合物を酢酸エチルと混合し、生成した沈殿を濾別した。沈殿を水で洗浄した後
に、それをカラムクロマトグラフィー(MN-シリカケル60、マチェレイ−ナケル
、70-230メッシュASTM、溶離剤:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=5/5
/0.5(v/v/v))により精製した。無定形固体0.38g(理論値の55%)を得た。
IR(KBr): 1639cm-1 (C=O)
Rf:0.55(FM2)
ESI-MS:(M+H)+=799/801/803(Br2)
(M+2H)++=400/401/402(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。
実施例6
一般式:
の化合物の調製
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモー[N2−[N−[4−(2−クロロフェ
ニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−L−リシ
ル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン−ビス−(トリフルオロアセテート
)(No .61)
塩化メチレン30ml中の1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−[N2−[N−
[4−(2−クロロフェニル)−1−ピペラジニル]カルボニル]−D−フェニ
ルアラニル]−N6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−リシ
ル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン0.42g(0.45ミリモル)の混合物に
、トリフルオロ酢酸3mlを添加した。その反応混合物を周囲温度で3時間攪拌し
、次いで真空で蒸発させた。残っている残渣をエーテルですり砕き、得られるベ
ージュ色の無定形固体(0.43g、理論値の37%)を吸引濾過した。
IR(KBr): 1643,1678cm-1(C=O)
Rf:O.6(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=832/834/836/838(Br2,Cl)
同様にして、下記の化合物を調製した。 実施例7
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−[[[(2−メトキシフェニル)メチル]アミノ]カルボニ
ル]−3,5−ジブロモ−D,L−チロシル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
1−[N2−[N−[[[2−(2−メトキシフェニル)メチル]アミノ]カ
ルボニル]−3,5−ジブロモ−D,L−チロシル]−N6−[(フェニルメト
キシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン910m
g(1.0ミリモル)、氷酢酸50ml、氷酢酸中臭化水素の33%溶液25ml及びアニソー
ル2mlの混合物を周囲温度で一夜攪拌した。その反応混合物をジエチルエーテル
中で攪拌し、生成した粘着性沈殿を吸引濾過した。粗生成物をカラムクロマトグ
ラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離
剤:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=8/2/0.2(v/v/v))により精製し
た。無定形固体0.37g(理論値の48%)を得た。
IR(KBr):1630cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=774/776/778(Br2)
(M+2H)++=387.7/388.7/389.7(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。
実施例8
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−[4−(4−フルオロフェニル)−1−オキソブチル]−3
,5−ジブロモ−D−チロシル]−N6−[(1,1−ジメチルエトキシ)カル ボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン
ジメチルホルムアミド4ml及びテトラヒドロフラン10mlの混合物中の4−(4
−フルオロフェニル)−ブタン酸0.18g(0.001モル)の溶液に、1−[N2−(
3,5−ジブロモ−D−チロシル)−N6−[(フェニルメトキシ)カルボニル
]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン0.71g(0.001モル)、
TBTU0.32g(0.001モル)及びDIEA0.13g(0.001モル)の混合物を攪拌しなが
ら添加し、その混合物を窒素雰囲気中で2日攪拌した。次いでその反応混合物を
真空で蒸発させ、残っている残渣をジクロロメタンに吸収させた。有機相を20%
のクエン酸水溶液で抽出し、次いで10%の炭酸水素ナトリウム水溶液で抽出し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過し、真空で蒸発させた。残渣をエーテルととも
に攪拌した後、所望の生成物0.68g(理論値の77%)が無定形残渣として残る。
IR(KBr):1641,1676cm-1(C=O)
Rf:0.65(FM2)
ESI-MS:(M+H)+=875/877/879(Br2)
(M+H+Na)++=449/450/451(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。
実施例9
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−[[[(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニ
ル]−3,5−ジクロロ−D−チロシル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン−ビス−トリフルオロアセテート(No.20)
-10℃に冷却したテトラヒドロフラン約30ml中のCDT0.33g(2ミリモル)及びト
リエチルアミン1mlの懸濁液に、攪拌しながらテトラヒドロフラン50ml中の1−
[N2−(3,5−ジブロモ−D−チロシル]−N6−[(1,1−ジメチルエト
キシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン1.0g
(1.6ミリモル)の溶液を60分以内に滴下して添加した。その反応混合物を0℃
で1時間攪拌し、次いで周囲温度で2時間攪拌し、(3−メトキシフェニル)−
エタンアミン0.24g(1.6ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液と混合し、3時間
還流させ、周囲温度で一夜攪拌した。真空で溶媒を除去した後、残渣をカラムク
ロマトグラフィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM
、溶離剤:FM1)により精製した。得られる中間体化合物をトリフルオロ酢酸5ml
及びジクロロメタン80mlの混合物中で一夜攪拌し、溶媒を真空で除去し、残渣を
エーテルですり砕いた。所望の化合物709mg(理論値の43%)を無定形固体として
得た。
IR(KBr):1643,1676cm-1(C=O)
Rf:0.41 (FM2)
ESI-MS:(M+H)+=700/702/704(Br2)
(M+2H)++=350.7/351.7/352.7(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。 実施例10
一般式:
の化合物の調製
1−[N2−[N−[4−(2,3−ジクロロフェニル)−1−ピペラジニル]
カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−チロシル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン−トリス−(トリフルオロアセテート)(No.74)
テトラヒドロフラン50ml中のCDT0.35g(2.1ミリモル)の溶液に、冷却し(0
℃)、攪拌しながら1−[N2−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)−N6−[
(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジ
ニル)−ピペラジン1.0g(1.4ミリモル)を添加し、その混合物を0℃で30分間
攪拌し、周囲温度で更に30分間攪拌した。1−(2,3−ジクロロフェニル)ピ
ペラジン塩酸塩0.47g(1.75ミリモル)及びトリエチルアミン0.25mlの添加後に
、その反応混合物を5時間還流させ、冷却後に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液70
mlと混合した。有機相を分離し、水相をテトラヒドロフラン50mlで2回抽出した
。合わせた有機相を飽和食塩水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾
過し、真空で蒸発させた。残渣をエーテルですり砕き、吸引濾過し、次いでジク
ロロメタン50ml及びトリフルオロ酢酸5mlの混合物とともに2時間攪拌した。真
空で反応混合物を蒸発させ、残渣をエーテルですり砕いた後、無定形固体0.8g(
理論値の47%)が残される。
IR(KBr):1643.3,1676cm-1 (C=O)
Rf:0.78(FM7)
ESI-MS:(M+H)+=867/869/871/873/875(Br2,Cl2)
(M+2H)++=434/435/436/437(Br2,Cl2)
下記の化合物を同じ方法で調製した(夫々の場合、n=1)。 実施例11
1−[N2−[N−[[[2−(2,5−ジメトキシフェニル)エチル]アミノ
]カルボニル]−3,5−ジブロモ−D,L−チロシル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン(No.3)
1−[N2−[N−[[[2−(2,5−ジメトキシフェニル)エチル]アミ
ノ]カルボニル]−3,5−ジブロモ−D−チロシル]−N6−[(フェニルメ
トキシ)カルボニル]−L−リシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン0.
8g(0.84ミリモル)、氷酢酸50ml、氷酢酸中臭化水素の33%溶液25ml及びアニソ
ール2mlの混合物を周囲温度で12時間攪拌した。その反応混合物をジエチルエー
テル中で攪拌し、得られる沈殿を吸引濾過した。固体残渣をカラムクロマトグラ
フィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤
:酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=8/2/0.2(v/v/v))により精製した
。所望の生成物0.3g(理論値の44%)を無定形固体として得た。
IR(KBr):1643.3cm-1(C=O)
Rf:0.17(酢酸エチル/メタノール/濃アンモニア水=6/4/1)
ESI-MS:(M+H)+=818/820/822(Br2)
(M+2H)++=409.5/410.5/411.5(Br2)実施例12
1−[N2−[3,5−ジブロモ−N−[[[2−(3−メトキシフェニル)エ
チル]アミノ]カルボニル]−D−チロシル]−L−アルギニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン−ビス−(トリフルオロアセテート)(No.4)
トリフルオロ酢酸20ml、アニソール1.3ml及びエタンジチオール0.9mlの攪拌混
合物を氷で冷却しながら固体1−[N2−[3,5−ジブロモ−N−[[[2−
(3−メトキシフェニル)エチル]アミノ]カルボニル]−NG−(2,2,5
,7,8−ペンタメチルクロマン−6−スルホニル)−D−チロシル]−L−ア
ルギニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペラジン2.1g(1.9ミリモル)と混合
し、氷で冷却しながら更に45分間攪拌し、次いで周囲温度で3時間撹拌した。得
られる沈殿を吸引濾過し、捨て、濾液を真空で蒸発させ、残っている残渣をトル
エンと混合し、真空で再度蒸発させた。得られる固体残渣をジエチルエーテルと
アセトンの混合物ですり砕き、生成した白色の固体を吸引濾過し、乾燥させた。
所望の表題化合物1.7g(理論値の65%)を得た。
IR(KBr):1674,1645cm-1(C=O)
Rf:0.15(FM:BuOH/AcOH/H2O 4/1/1(v/v/v))
ESI-MS:(M+H)+=816/818/820(Br2)
(M+2H)++=408.6/409.6/410.6(Br2)実施例13
一般式:
の化合物の調製
(R,S)−1−[2−(4−アミノ−3,5−ジブロモベンゾイル)−4−[
4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピ
ペリジニル]−4−オキソブチル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン(No .291)
(R,S)−4−アミノ−3,5−ジブロモ−γ−オキソ−β−[[4−(4
−ピリジニル)−1−ピペリジニル]メチル]−ベンゼンブタン酸0.97g(1.8ミ
リモル)、4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル
)−ピペリジン0.48g(1.8ミリモル)、トリエチルアミン2ml、TBTU0.58g(1.8
ミリモル)、HOBt0.24g(1.8ミリモル)、THF25ml及びDMF25mlの混合物を周囲温
度で4時間攪拌した。その反応混合物を真空で蒸発させ、残渣を酢酸エチルとメ
タノールの混合物(95/5(v/v))中に吸収させ、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄した。有機相を乾燥させ、真空で蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(MN-シリカゲル60、マチェレイ−ナゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:
酢酸エチル/メタノール:9/1 (v/v);次いでMN-シリカゲル60、マチェレイ−ナ
ゲル、70-230メッシュASTM、溶離剤:塩化メチレン/エタノール=9/1 (v/v))に
より精製した。所望の生成物0.2g(理論値の15%)を白色の無定形固体として得
た。
IR(KBr):1668.3cm-1(C=O)
Rf:0.5(FM2)
ESI-MS:(M+H)+=737/739/741(Br2)
(M+Na)+=759/761/763(Br2)
同様にして、下記の化合物を調製した。
実施例14
1−[4−アミノ−N−[[4−[7−(アミノカルボニル)−3,4−ジヒド
ロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニ
ル]−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン(No.312)
a)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(メトキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−
ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニル
)−ピペリジン(No.307)
実施例3と同様にしてメチル3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−
2(1H)−オキソキナゾリン−7−カルボキシレート、1−[4−アミノ−3
,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジ
ン及びCDTから理論値の27.2%の収率で調製した。
無色の無定形物質、Rf0.5(溶離剤:ジクロロメタン/シクロヘキサン/メタノ
ール/濃アンモニア=7/1.5/1.5/0.2(v/v/v/v))
IR(KBr):1718.5,1670.3,1618.2cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=796/798/800(Br2)
(M+Na)+=818/820/822(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。
メチル3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−オキソキ
ナゾリン−7−カルボキシレート、1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−
フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン及びCDTから理論
値の30.3%の収率で調製した。1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[ 4−[3,4−ジヒドロ−7−(メトキシカルボニル)−2(1H)−オキソキ ナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニ ル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
(No.304)、Rf=0.75(FM1)
IR(KBr):1720.4,1668.3,1620.1cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=802/804/806(Br2)
(M+Na)+=824/826/828(Br2)
メチル3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−オキソキ
ナゾリン−7−カルボキシレート、1−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)−
4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン及びCDTから理論値の35%の収率で調製
した。1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(メトキシカルボニル)− 3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジ ニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
(No.422)、Rf0.54(溶離剤:ジクロロメタン/シクロヘキサン/メタノール/
濃アンモニア=7/1.5/1.5/0.2(v/v/v/v))
IR(KBr):1720.4,1668.3,1627.8cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=803/805/807(Br2)
(M+Na)+=825/827/829(Br2)
メチル−3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)−2(1H)−オキソ
キナゾリン−7−カルボキシレート、1−(3,5−ジブロモ−D−チロシル)
−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン及びCDTから理論値の45%の収率で調製
した。1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(メトキシカルボニル)− 3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジ ニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン
(
No.420)、Rf0.56(FM1)
IR(KBr):1718.5,1664.5,1624.0cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=797/799/801(Br2)
(M+Na)+=819/821/823(Br2)
b)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1
−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン(No.309)
例A37)と同様にして1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3
,4−ジヒドロ−7−(メトキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン
−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4
−(4−ピリジニル)−ピペリジンから水酸化リチウムによるケン化により理論
値の95%の収率で調製した。無色の無定形物質、Rf0.25(溶離剤:ジクロロメ
タン/メタノール/濃アンモニア=7.5/2.5/0.5(v/v/v))
IR(KBr):1666.4,1614.3cm-1(C=O)
ESI-MS:(M-H)-=780/782/784(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(メトキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−
ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジニ
ル)−ピペリジンから理論値の60.2%の収率で調製した。1−[4−アミノ−3 ,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7−(ヒドロキシカルボニ ル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボ ニル]−D−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
(No
.306)、Rf0.15(FM1)
IR(KBr):1635.5cm-1、ブロード(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=788/790/792(Br2)
(M+Na)+=810/812/814(Br2)
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(メトキシカルボニル)−3,
4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル
]カルボニル]−D−チロシル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジンから
理論値の62%の収率で調製した。1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[7− (ヒドロキシカルボニル)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン −3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(1− ピペリジニル)−ピペリジン
(No.423)、Rf0.03(溶離剤:ジクロロメタン/シ
クロヘキサン/メタノール/濃アンモニア=7.5/1.5/1.5/0.2(v/v/v/v))
IR(KBr):1635.5cm-1、ブロード(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=789/791/793(Br2)
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(1,3−ジヒドロ−5−(メトキシ
カルボニル)−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペ
リジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジ
ンから理論値の80%の収率で調製した。1−[3,5−ジブロモ−N−[[4− (1,3−ジヒドロ−5−(ヒドロキシカルボニル)−2(2H)−オキソベン ゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル ]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン
(No.151)、無色の無定形物質。
IR(KBr):1701.1,1625.9cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=767/769/771(Br2)
(M+2H)++=383/384/385(Br2)
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(メトキシカルボニル)−3,
4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル
]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジンから理
論値の82%の収率で調製した。1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−( ヒドロキシカルボニル)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン− 3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピ リジニル)−ピペリジン
(No.421)、Rf0.03(FM1)。無色の無定形物質
IR(KBr):1625広いcm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=783/785/787(Br2)
(M+Na)+=805/807/809(Br2)
c)1−[4−アミノ−N−[[4−[7−(アミノカルボニル)−3,4−ジヒ
ドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボ
ニル]−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン(No.312)
実施例1と同様にして、1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−
[3,4−ジヒドロ−7−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナ
ゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル
]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン及び炭酸アンモニウムからTBTUの存在
下で理論値の40.6%の収率で調製した。無色の無定形物質、Rf0.8(溶離剤:ジ
クロロメタン/メタノール/濃アンモニア=7.5/2.5/0.5(v/v/v))。
IR(KBr):1670.3,1616.3cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=781/783/785(Br2)
(M+Na)+=803/805/807(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1
−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニ
ル)−ピペリジン及びエタノールアミンから理論値の34.6%の収率で調製した。1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(2−ヒドロキシエ チルアミノカルボニル)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン− 3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4− (4−ピリジニル)−ピペリジン
、(No.313)Rf=0.7(溶離剤:ジクロロメタン
/メタノール/濃アンモニア=7.5/2.5/0.5v/v/v)。
IR(KBr):1662.5,1618.2cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=825/827/829(Br2)
(M+Na)+=847/849/851(Br2)
(M+2H)++=413/414/415(Br2)
(M+H+Na)++=424/425/426(Br2)
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1
−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニ
ル)−ピペリジン及び1−メチルピペラジンから理論値の44.9%の収率で調製し
た。1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−[(4−メチル −1−ピペラジニル)カルボニル]−3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキ ナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニ ル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン
、(No.430)Rf=0.28(溶離剤:酢酸
エチル/メタノール/濃アンモニア=8/1.5/0.3v/v/v)。
IR(KBr):1618.2cm-1 (C=O)
ESI-MS:(M+H)+=864/866/868(Br2)
(M+Na)+=886/888/890(Br2)
(M+2H)++=432/433/434.7(Br2)
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1
−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピリジニ
ル)−ピペリジン及びメチルアンモニウムクロリドから理論値の37%の収率で調
製した。1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(メチルア ミノカルボニル)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イ ル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4− ピリジニル)−ピペリジン
、(No.424)Rf=0.49(FM1)
IR(KBr):1662.5,1622cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=795/797/799(Br2)
(M+Na)+=817/819/821(Br2)
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1
−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジ
ニル)−ピペリジン及び炭酸アンモニウムから理論値の12%の収率で調製した。 1−[4−アミノ−N−[[4−[7−(アミノカルボニル)−3,4−ジヒ ドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボ ニル]−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジニル )−ピペリジン
、(No.310)、Rf=0.7(溶離剤:ジクロロメタン/メタノール/
濃アンモニア=7.5/2.5/0.5(v/v/v))。
IR(KBr):1670.3,1618.2cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=787/789/791(Br2)
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−7
−(ヒドロキシカルボニル)−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1
−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジ
ニル)−ピペリジン及びエタノールアミンから理論値の11.4%の収率で調製した
。1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[7−(2−ヒドロキシ エチルアミノカルボニル)−3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン −3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4 −(1−ピペリジニル)−ピペリジン
、(No.311)、Rf=0.65(溶離剤:ジクロ
ロメタン/メタノール/濃アンモニア=7.5/2.5/0.5(v/v/v))。
IR(KBr):1660.6,1620.1cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=831/833/835(Br2)
(M+2H)++=416/417/418(Br2)
(M+H+Na)++=427/428/429(Br2)実施例15
4−(1−アセチル−4−ピペリジニル)−1−[4−アミノ−3,5−ジブロ
モ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イ
ル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−ピペリジン(No .372)
a)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−4−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン
4−アミノ−3,5−ジブロモ−N2−(9−フルオレニルメトキシカルボニ
ル)−D−フェニルアラニン5.60g(0.01モル)、HOBt1.35g(0.01モル)、TBTU
3.21g(0.01モル)、DIEA1.29g(0.01モル)、4−[1−(1,1−ジメチルエ
トキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン2.68g(0.01モル)及び
テトラヒドロフラン150mlの混合物を室温で2時間攪拌した。その反応が完結し
た後、ジエチルアミン20mlを添加し、その混合物を室温で更に18時間攪拌した。
その反応混合物を真空で蒸発させ、残渣をジクロロメタン200mlに吸収させ、飽
和塩化ナトリウム溶液100ml及び飽和炭酸水素ナトリウム溶液で連続して洗浄し
、硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒の除去後に残っている赤みを帯びた油を
、溶離剤として最初にジクロロメタン、次いでFM4を使用してシリカゲル(30-60
μm)によるカラムクロマトグラフィーにより精製した。表題化合物を無色の無定
形物質の形態で4.31g(理論値の73.3%)の収量で得た。
IR(KBr):1687.6cm-1(C=O)
MS:M+=586/588/590(Br2)
b)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2
(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−
D−フェニルアラニル]−4−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン
実施例4と同様にして、1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−D−フェニル
アラニル]−4−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−ピペリ
ジニル]−ピペリジン、CDT及び3,4−ジヒドロ−3−(4−ピペリジニル)
−2(1H)−キナゾリノンから定量的収率で調製した。無色の無定形物質。
IR(KBr):1676cm-1(C=O)
MS:(M+H)+=844/846/848(Br2)
(M+Na)+=866/868/870(Br2)
c)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2
(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピペリジニル)−ピペリジン(No.521)
アンモニアに代えて水酸化ナトリウム溶液を使用した以外は、例A1b)と同様に
して、1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ
−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル
]−D−フェニルアラニル]−4−[1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニ
ル)−4−ピペリジニル]−ピペリジンからトリフルオロ酢酸で処理することに
より理論値の75%の収率で調製した。無色の無定形物質。
IR(KBr):1666.4,1620.1cm-1(C=O)
MS:(M+H)+=744/746/748(Br2)
(M+2H)++=372/373/374.5(Br2)
d)4−(1−アセチル−4−ピペリジニル)−1−[4−アミノ−3,5−ジブ
ロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−
イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−ピペリジン(No.372)
ジクロロメタン50ml中の1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−
(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピペリジニル)−
ピペリジン0.372g(0.499ミリモル)及びDIEA0.07g(5.5ミリモル)の溶液を氷
−水で外部冷却しながらアセチレンクロリド0.043g(5.48ミリモル)と滴下して
混合し、次いで室温で1時間攪拌した。溶媒を真空で除去し、残渣を水とともに
攪拌し、濾過した。フィルター残渣を真空で乾燥させ、溶離剤としてFM4を使用
してシリカゲル(30-60μm)によるカラムクロマトグラフィーにより精製した。好
適な溶離液を蒸発させ、残渣をジエチルエーテルですり砕き、吸引濾過した。無
色の結晶230mg(理論値の58.5%)を得た。
IR(KBr):1622cm-1(C=O)
MS:(M+H)+=786/788/790(Br2)
(M+Na)+=808/810/812(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2( 1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D −フェニルアラニル]−4−(1−ベンゾイル−4−ピペリジニル)−ピペリジ ン
(No.485)
無色の結晶
Rf0.74(FM1)
IR(KBr):1626,1668cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=848/850/852(Br2)実施例16
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(
1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D
−フェニルアラニル]−4−(1−メチルスルホニル−4−ピペリジニル)−ピ ペリジン(No.486)
ジクロロメタン50ml中の1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−
(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリ
ジニル]カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(4−ピペリジニル)−
ピペリジン0.372g(0.499ミリモル)及びDIEA0.07g(5.5ミリモル)の溶液を氷
−水で外部冷却しながらメタンスルホニルクロリド0.063g(5.5ミリモル)と滴
下して混合し、次いで室温で1時間攪拌した。溶媒を真空で除去し、残渣を水と
ともに攪拌し、濾過した。フィルター残渣を真空で乾燥させ、溶離剤として最初
にジクロロメタン、次いでFM4を使用してシリカゲル(30-60μm)によるカラムク
ロマトグラフィーにより精製した。好適な溶離液を蒸発させ、残渣をジエチルエ
ーテルですり砕き、吸引濾過した。無色の結晶220mg(理論値の53.5%)を得た。
IR(KBr):1668,1618cm-1(C=O)
MS: (M+H) +=822/824/826(Br2)
(M+Na)+=844/846/848(Br2)
(M+K) +=860/862/864(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。
(1)1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)− オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−4−(メチ ルスルホニルオキシ)−D−フェニルアラニル]−4−[1−(メチルスルホニ ル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン
(No.523)、理論値の12%の収率
Rf0.54(FM1)
IR(KBr):1628,1665cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=901/903/905(Br2)
(2)1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)− オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシ ル]−4−[1−(メチルスルホニル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン
(No
.524)、理論値の12%の収率
Rf0.50(FM1)
ESI-MS:(M+H)+=823/825/827(Br2)
(3)(R,S)−1−[4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキ ナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[(1−ナフチル)メチル] −1,4−ジオキソブチル]−4−[1−(メチルスルホニル)−4−ピペリジ ニル]−ピペリジン
(No.668)、理論値の56%の収率
Rf0.70(FM1)
IR(KBr):1630,1666cm-1(C=O)
MS:M+=699実施例17
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(
1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D
−フェニルアラニル]−4−[1−(3−カルボキシ−1−オキソプロピル)− 4−ピペリジニル]−ピペリジン(No.487)
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2
(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−
D−フェニルアラニル]−4−(4−ピペリジニル)−ピペリジン0.372g(0.49
9ミリモル)、無水コハク酸0.11g(1.1ミリモル)及びテトラヒドロフラン150ml
の混合物を1時間還流させた。その反応混合物から真空で溶媒を除き、溶離剤と
してFM1を使用して残渣をシリカゲル(30-60μm)によるカラムクロマトグラフィ
ーにより精製した。好適な溶離液を蒸発させ、残渣をジエチルエーテルですり砕
き、吸引濾過した。無色の結晶175mg(理論値の41.5%)を得た。
IR(KBr):1668,1608cm-1(C=O)
MS:(M-H)-=842/844/846(Br2)
(M+Na)+=868/870/872(Br2)実施例18
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(
1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D
−フェニルアラニル]−4−(1−ヘキシル−4−ピペリジニル)−ピペリジン (No.488)
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2
(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−
D−フェニルアラニル]−4−(4−ピペリジニル)−ピペリジン0.372g(0.499
ミリモル)、ヘキサナール0.05g(0.499ミリモル)、氷酢酸0.03g(0.5ミリモル
)及びテトラヒドロフラン150mlの混合物を室温で1時間撹拌した。95%のトリ
アセトキシホウ水素化ナトリウム0.116g(0.52ミリモル)の添加後に、そ
の混合物を更に2.5時間にわたって室温に保った。溶媒を真空で除去し、20%の
炭酸ナトリウム水溶液とジクロロメタンの間に分け、有機相を硫酸マグネシウム
で乾燥させ、蒸発させた。溶離剤としてFM4を使用して残渣をシリカゲル(30-60
μm)によるカラムクロマトグラフィーにより精製した。好適な溶離液を蒸発させ
、残渣をジエチルエーテルですり砕き、吸引濾過した。無色の結晶100mg(理論値
の24.2%)を得た。
IR(KBr):1666,1620cm-1(C=O)
MS:(M+H)+=828/830/832(Br2)
(M+Na)+=850/852/854(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。
(1)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ− 2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル] −D−フェニルアラニル]−4−(1−シクロプロピルメチル−4−ピペリジニ ル)−ピペリジン
(No.489)、理論値の23%の収率
Rf0.65(FM1)
IR(KBr):1622,1666cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=798/800/802(Br2)
(2)1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ− 2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル] −D−フェニルアラニル]−4−[1−(エトキシカルボニルメチル)−4−ピ ペリジニル]−ピペリジン
(No.493)、理論値の43%の収率
Rf0.72(FM1)
IR(KBr):1620,1666cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=730/732/734(Br2)
(3)1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)− オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシ ル]−4−[1−(シクロプロピルメチル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン
(No.525)、理論値の46.5%の収率
Rf0.50(FM1)
IR(KBr):1622,1662cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=799/801/803(Br2)実施例19
一般式:
の化合物の調製
1−[N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−
イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−3−エテニル−D,L−フェニルアラニル]−4−(ヘキサヒドロ−1H−1−アゼピニル)−ピペリジン(No.532 )
1−[3−ブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキ
ナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D,L−フェニルア
ラニル]−4−(ヘキサヒドロ−1H−アゼピニル)−ピペリジン200mg(3ミリ
モル)、ビニル−トリブチルスズ(アルドリッチNo.27143-8)108mg(0.33ミリ
モル)、テトラキス−(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(メルクNo.81
8193)50mg、痕跡量の2,6−ジ−tert.−ブチル−4−メチルフェノール及び
無水トルエン10mlの混合物を5時間還流させた。冷却した反応混合物を活性炭フ
ィルターで濾過し、濾液を真空で蒸発させた。最初に純粋なジクロロメタン、次
いでメタノール/濃アンモニア(9/1 v/v)を使用して、残渣をシリカゲルによる
カラムクロマトグラフィーによる溶離について精製した。好適な溶離物をすり砕
き、tert.−ブチル−メチルエーテルとともに吸引濾過した。収量はRf0.25(F
M1)の無色の結晶60mg(理論値の32.6%)であった。
MS:M+=612
同様にして、下記の化合物を調製した(夫々の場合、n=1)。
実施例20
一般式:
の化合物の調製
(R,S)−1−[4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾ
リン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−(エトキシカルボニル)−2−[
[1−メチル−1H−インドール−3−イル]メチル]−1,4−ジオキソブチ ル]−4−(4−メチル−1−ピペラジニル)−ピペリジン(No.599)
実施例1と同様にして(R,S)−4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H
)
−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−(エトキシカルボ
ニル)−2−[[1−メチル−1H−インドール−3−イル]メチル]−4−オ
キソブタン酸、4−(4−メチル−1−ピペラジニル)ピペリジン及びTBTUから
理論値の10%の収率で生成した。Rf=0.2(ジクロロメタン/メタノール/濃アン
モニア90/10/1 v/v/v)の無色の無定形物質。
IR(KBr):1722,1662,1637cm-1(C=O)
MS:M+=711
同様にして、(R,S)−1−[4−[4−(アミノカルボニルアミノ)−1 −ピペリジニル]−2−(エトキシカルボニル)−2−[[1−メチル−1H− インドール−3−イル]メチル]−1,4−ジオキソブチル]−4−(4−メチ ル−1−ピペラジニル)−ピペリジン
(No.601)を(R,S)−4−[4−(1
,3−ジヒドロ−4−フェニル−2(2H)−オキソイミダゾール−1−イル)
−1−ピペリジニル]−2−(エトキシカルボニル)−2−[[1−メチル−1
H−インドール−3−イル]メチル]−4−オキソブタン酸、4−(4−メチル
−1−ピペラジニル)ピペリジン及びTBTUから理論値の20%の収率で得た。
Rf=0.25(ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア90/10/1 v/v/v)の無色の
無定形物質。
ESI-MS:(M+H)+=624
(M+Na)+=646
(M+H+Na)++=323.8実施例21
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキ
ソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(ヒドロキシカルボニル)−ピペリジン(No.211)
例A38と同様にして、1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(1,3−ジヒ
ドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル
]カルボニル]−D−チロシル]−4−(エトキシカルボニル)−ピペリジン及
び
水酸化リチウム水溶液から理論値の79%の収率で生成した。Rf0.54(エチルエタ
ノエート/メタノール/氷酢酸9/1/0.3 v/v/v)の無色の無定形物質。
IR(KBr):1691.5,1622.0cm-1(C=O)
ESI-MS:(M-H)-=690/2/4(Br2)実施例22
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキ
ソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピペリジニル)−ピペラジン(No.214)
例A24と同様にして、3,5−ジブロモ−N−[[4−(1,3−ジヒドロ−
2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カル
ボニル]−D−チロシン、1−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−4−
(1−ピペラジニル)ピペリジン及びTBTUから、得られた中間体生成物をトリフ
ルオロ酢酸(例A1bに従って)で更に変換して理論値の4.2%の収率で生成した。
Rf0.25(FM1)の無色の無定形物質。
IR(KBr):1624.0cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=732/4/6(Br2)実施例23
(R)−1−[2−[N−[[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベ
ンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−N−メチル
アミノ]−3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン(No.219)
a)1−(クロロカルボニル)−4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−ピペリジン
トルエン100ml中の4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミ
ダゾール−1−イル)ピペリジン3.0g(13.8ミリモル)及びDIEA2.7ml(15ミリ
モル)の溶液に、トルエン15ml中のジホスゲン1.8ml(14.9ミリモル)の溶液を
氷入りの水で外部冷却して滴下して添加し、その混合物を更に17時間にわたって
室温に保った。沈殿を吸引濾過し、石油エーテルで洗浄し、ジクロロメタン50ml
に溶解した。得られた溶液を7%の炭酸水素ナトリウム水溶液夫々50mlとともに
2回攪拌し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。収量はRf0.25(ジ
クロロメタン/アセトン9/1 v/v)の無色の物質3.0g(理論値の78%)であり、こ
れを更に精製しないで更に処理した。
b)(R)−1−[3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−2−( N−メチルアミノ)−プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン
無水テトラヒドロフラン100ml中の水素化リチウムアルミニウム2.3g(60ミリモ
ル)の懸濁液に、無水テトラヒドロフラン100ml中の1−[3,5−ジブロモ−N
−(1,1−ジメチルエトキシカルボニル)−D−チロシル]−4−(1−ピペ
リジニル)ピペリジン11.0g(18.66ミリモル)の溶液を室温で攪拌しながら滴下
して添加した。それを室温で更に15分間攪拌し、次いで3時間還流させた。20%
の塩化アンモニウム水溶液3mlをその冷却混合物に添加し、次いでそれを硫酸マ
グネシウムで乾燥させた。フィルターケーキを濾過し、エチルエタノエート−メ
タノール混合物(1/1 v/v)300mlで洗浄し、合わせた濾液を真空で蒸発させた。溶
離のためにエチルエタノエート/メタノール(8/2 v/v)を使用して、残渣をシリ
カゲルによるカラムクロマトグラフィーにより精製した。
1.Rf0.13(溶離剤:メタノール)の無色の物質2.9g(理論値の31%)を好適
なフラクションから単離し、これを1−(3,5−ジブロモ−N−メチル−D−
チロシル)−4−(1−ピペリジニル)ピペリジンと同定した。
IR(KBr):1668.3cm-1(C=O)
MS:M+=501/3/5(Br2)、そして
2.Rf0.05(溶離剤:メタノール)の無色の物質1.8g(理論値の20%)、これ
を目的化合物と同定した。
ESI-MS:(M+H)+=488/490/492(Br2)
(M+2H)++=244/245/246.5(Br2)
c)(R)−1−[2−[N−[[4−(1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソ
ベンゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−N−メチ
ルアミノ]−3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン(No.219)
ジメチルホルムアミド30ml中の1−(クロロカルボニル)−4−(1,3−ジ
ヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル)−ピペリジン0.57
g(2.02ミリモル)の溶液をテトラヒドロフラン50mlとジメチルホルムアミド20m
lの混合物中の(R)−1−[3−(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニ
ル)−2−(N−メチルアミノ)−プロピル]−4−(1−ピペリジニル)−ピ
ペリジン0.9g(1.84ミリモル)及びDIEA0.65ml(3.7ミリモル)の混合物に滴下
して添加した。それを室温で一夜攪拌し、沈積物を真空で蒸発させた。残渣をテ
トラヒドロフランとエチルエタノエートの混合物(1/1 v/v)300mlで処理し、得ら
れる溶液を夫々100mlの炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液とともに2回攪拌し、
硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空で蒸発させた。溶離のためにジクロロメタン/
メタノール(8.5/1.5 v/v)を使用して、残渣をシリカゲルでカラムクロマトグラ
フィーにより精製した。Rf0.46(ジクロロメタン/シクロヘキサン/メタノー
ル/濃アンモニア75/15/15/2 v/v/v/v)の無色の物質390mg(理論値の29%)を好
適なフラクションから単離した。
IR(KBr):1695.3,1624.0cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=731/3/5(Br2)実施例24
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[5−[(4−モルホリニル)カルボニ
ル]−1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール−1−イル]
−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン(No.223)
N,N’−カルボニルジイミダゾール100mg(0.6ミリモル)を室温で無水テト
ラヒドロフラン10ml中の1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(1,3−ジヒ
ドロ−5−(ヒドロキシカルボニル)−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール
−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4−
ピリジニル)−ピペリジン400mg(0.5ミリモル)の溶液に添加し、30分間にわた
って50℃に加熱し、次いでモルホリン90mg(1ミリモル)を添加した。2時間に
わたって50-60℃に加熱した後、その溶液を真空で除去し、溶離剤として最初に
ジクロロメタン、次いでジクロロメタン/メタノール9/1(v/v)、そして最後に
ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア9/1/0.2(v/v/v)を使用して、残渣
をシリカゲル(30-60μm)でカラムクロマトグラフィーにより精製した。無定形の
無色の物質250mg(理論値の60%)を好適な抽出物から生じた。
IR(KBr):1712.7,1625.9cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=838/840/842(Br2)
(M+2H)++=419/420/421.5(Br2)
同様にして、下記の化合物を得た。1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−[5−[(4−メチル−1−ピペラジニ ル)カルボニル]−1,3−ジヒドロ−2(2H)−オキソベンゾイミダゾール −1−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]−4−(4− ピリジニル)−ピペリジン(No.224)
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−
(1,3−ジヒドロ−5−(ヒドロキシカルボニル)−2(2H)−オキソベン
ゾイミダゾール−1−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル
]−4−(4−ピリジニル)−ピペリジン、1−メチルピペラジン及びN,N’
−カルボニルジイミダゾールから理論値の52%の収率で得た。無色の無定形物質
IR(KBr):1710.8,1625.9cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=851/853/855(Br2)
(M+2H)++=426/427/428(Br2)実施例25
1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(
1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D
−フェニルアラニル]−4−[1−(カルボキシメチル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン(No.494)
メタノールに代えてテトラヒドロフランを使用した以外は、例A37と同様にし
て、1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−
2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]
−D−フェニルアラニル]−4−[1−(エトキシカルボニルメチル)−4−ピ
ペリジニル]−ピペリジンから水酸化リチウム水溶液の作用により理論値の51%
の収率で生成した。無色の無定形物質。
ESI-MS:(M-H)-=800/802/804(Br2)
(M+H)+=802/804/806(Br2)
(M+Na)+=824/826/828(Br2)実施例26
1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキ
ソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カルボニル]−D−チロシル]
−4−[1−(ヒドロキシカルボニルメチル)−4−ピペリジニル]−ピペリジン(No.526)
実施例18と同様にして、1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(3,4−ジ
ヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]カル
ボニル]−D−チロシル]−4−(4−ピペリジニル)−ピペリジン、エチルグ
リオキシレート及びトリアセトキシホウ水素化ナトリウムから、中間体生成物と
して得られ、特性決定されなかった1−[3,5−ジブロモ−N−[[4−(3
,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニ
ル]カルボニル]−D−チロシル]−4−[1−(エトキシカルボニルメチル)
−4−ピペリジニル)−ピペリジンを例A55に従って苛性ソーダで更にケン化し
て生成した。無色の無定形物質を理論値の35%の収率で得る。
IR(KBr):1625.9cm-1広い(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=803/805/807(Br2)
(M+Na)+=825/827/829(Br2)実施例27
1−[4−アミノ−N−[(4−アミノ−1−ピペリジニル)カルボニル]−3
,5−ジブロモ−D−フェニルアラニル]−4−(1−メチル−4−ピペリジニ ル)−ピペリジン(No.564)
95%のシアノホウ水素化ナトリウム(アルドリッチ15.615-9)653mg(10.4ミ
リモル)を1−[4−アミノ−3,5−ジブロモ−N−[(4−オキソ−1−ピ
ペリジニル)カルボニル]−D−フェニルアラニル]−4−(1−メチル−4−
ピペリジニル)−ピペリジン930mg(1.48ミリモル)、酢酸アンモニウム(メル
クNo.1115)1143mg(14.8ミリモル)及び無水メタノール30mlの混合物中で室温
で攪拌し、一夜攪拌した。沈積物を濃塩酸でpH2以下に調節し、真空で蒸発させ
た。残渣を水に吸収させ、40%の苛性ソーダでアルカリ性にした。ジクロロメタ
ンで徹底的に抽出し、続いて合わせた抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空
で蒸発させた。溶離のためにジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア(60/40
/5 v/v/v)を使用して、残渣をシリカゲル(アミコン、35-70μm)100gでカラム
クロマトグラフィーにより精製した。好適なフラクションから、目的物質250mg(
理論値の27%)をRf0.15(ジクロロメタン/メタノール/濃アンモニア50/50/0.5
v/v/v)の無色の無定形生成物として単離した。
IR(KBr):1618cm-1広い(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=627/629/631(Br2)
(M+Na)+=649/651/653(Br2)
(M+2H)++=314/315/316(Br2)実施例28
(R,S)−1−[4−[4−(3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾ
リン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[(3,4−ジクロロフェニル)
メチル]−1,4−ジオキソブチル]−4−(ヒドロキシカルボニルメチル)−ピペリジン(No.596)
例A55と同様にして、(R,S)−1−[4−[4−(3,4−ジヒドロ−2
(1H)−オキソキナゾリン−3−イル)−1−ピペリジニル]−2−[(3,
4−ジクロロフェニル)メチル]−1,4−ジオキソブチル]−4−(エトキシ
カルボニルメチル)−ピペリジンから苛性ソーダによるケン化により理論値の86
%の収率で生成した。Rf0.76(エチルエタノエート/メタノール/氷酢酸70/30
/1 v/v/v)の無色の無定形物質。
IR(KBr):1716,1635cm-1(C=O)
ESI-MS:(M-H)-=613/615/617(Cl2)
(M+H)+=615/617/619(Cl2)
(M+Na)+=637/639/641(Cl2)実施例29
1−[N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H)−オキソキナゾリン−3−
イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−3−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)−D,L−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン(N o .632)
トリブチルスズ(IV)−アジド(Synthesis1976,330)8.5g(35ミリモル)をトル
エン400ml中の1−[3−シアノ−N−[[4−[3,4−ジヒドロ−2(1H
)−オキソキナゾリン−3−イル]−1−ピペリジニル]カルボニル]−D,L
−フェニルアラニル]−4−(1−ピペリジニル)−ピペリジン1.6g(2.68ミリ
モル)の溶液に添加し、その混合物を4日間にわたって還流させた。溶媒の除去
後に残っている残渣をエチルエタノエートとともに攪拌し、得られた沈殿を吸引
濾過し、溶離剤としてFM1を使用して、シリカゲルでカラムクロマトグラフィー
により精製した。通常に更に処理した後、収量はRf0.2(FM1)の無色の結晶400
mg(理論値の24%)である。
IR(KBr):1653cm-1(C=O)
ESI-MS:(M+H)+=641
(M+Na)+=663
下記の実施例は活性物質として一般式Iの所望の化合物を含む医薬上有益な形
態の調製を記載する。実施例I 活性物質1mgを含む粉末吸入用カプセル
組成:
1個の粉末吸入用カプセルは下記の成分を含む。
活性物質 1.0mg
ラクトース 20.0mg
硬質ゼラチンカプセル 50.0mg
71.0mg調製の方法
活性物質を吸入剤に必要とされる粒子サイズに粉砕する。粉砕した活性物質を
ラクトースと均一に混合する。その混合物を硬質ゼラチンカプセルに詰める。実施例II 組成:
1ストロークは下記の成分を含む。
活性物質 1.0 mg
ベンザルコニウムクロリド 0.002 mg
ジナトリウムエデテート 0.0075mg
精製水 15.0μlまで添加調製の方法 リッジに移す。実施例III 活性物質1mgを含むネブライザー用の吸入可能な溶液
組成:
1個のバイアルは下記の成分を含む。
活性物質 0.1 g
塩化ナトリウム 0.18 g
ベンザルコニウムクロリド 0.002g
精製水 20.0 mlまで添加調製の方法
活性物質、塩化ナトリウム及びベンザルコニウムクロリドを水に溶解する。実施例IV 活性物質1mgを含む噴射剤ガス計量エアゾール
組成:
1ストロークは下記の成分を含む。
活性物質 1.0 mg
レシチン 0.1 %
噴射剤ガス 50.0 μlまで添加調製の方法
微粉砕した活性物質をレシチン及び噴射剤ガスの混合物中で均一に懸濁させる
。懸濁液を計量弁で加圧容器に移す。実施例V 活性物質1mgを含む鼻用スプレー
組成:
活性物質 1.0 mg
塩化ナトリウム 0.9 mg
ベンザルコニウムクロリド 0.025 mg
ジナトリウムエデテート 0.05 mg
精製水 0.1 ml まで添加調製の方法
活性物質及びアジュバントを水に溶解し、好適な容器に移す。実施例VI 5ml当たり活性物質5mgを含む注射液
組成:
活性物質 5 mg
グルコース 250 mg
ヒト血清アルブミン 10 mg
グリコフロール 250 mg
注射用の水 5 mlまで添加調製
グリコフロール及びグルコースを注射用の水(WfI)に溶解する。ヒト血清アル
ブミンを添加する。活性物質を加熱しながら溶解する。溶液にWfIを補給して必
要とされる容積にする。窒素ガスのもとにアンプルに移す。実施例VII 20ml 当たり活性物質100mgを含む注射液
組成:
活性物質 100 mg
リン酸二水素一カリウム=KH2PO4 12 mg
リン酸水素二ナトリウム=Na2HPO4・2H2O 2 mg
塩化ナトリウム 180 mg
ヒト血清アルブミン 50 mg
ポリソルベート80 20 mg
注射用の水 20 ml まで添加調製
ポリソルベート80、塩化ナトリウム、リン酸二水素一カリウム及びリン酸水素
二ナトリウムを注射用の水(WfI)に溶解する。ヒト血清アルブミンを添加する。
活性物質を加熱しながら溶解する。溶液にWfIを補給して必要とされる容積にす
る。アンプルに移す。実施例VIII 活性物質10mgを含む凍結乾燥物
組成:
活性物質 10 mg
マンニトール 300 mg
ヒト血清アルブミン 20 mg調製
マンニトールを注射用の水(WfI)に溶解する。ヒト血清アルブミンを添加する
。活性物質を加熱しながら溶解する。溶液にWfIを補給して必要とされる容積に
する。バイアルに移し、凍結乾燥する。
凍結乾燥物用の溶媒:
ポリソルベート80=トゥイーン80 20 mg
マンニトール 200 mg
注射用の水 10 mlまで添加調製
ポリソルベート80及びマンニトールを注射用の水(WfI)に溶解し、アンプルに
移す。実施例IX 活性物質20mgを含む錠剤
組成:
活性物質 20 mg
ラクトース 120 mg
トウモロコシ澱粉 40 mg
ステアリン酸マグネシウム 2 mg
ポビドンK 25 18 mg調製
活性物質、ラクトース及びトウモロコシ澱粉を均一に混合する。ポビドンの水
溶液でグラニュールにする。ステアリン酸マグネシウムと混合する。錠剤プレス
でプレスする。錠剤の重量200mg。実施例X 活性物質20mgを含むカプセル
組成:
活性物質 20 mg
トウモロコシ澱粉 80 mg
高度に分散したケイ酸 5 mg
ステアリン酸マグネシウム 2.5 mg調製
活性物質、トウモロコシ澱粉及びケイ酸を均一に混合する。ステアリン酸マグ
ネシウムと混合する。次いでカプセル充填機を使用して、その混合物をサイズ3
の硬質ゼラチンカプセルに詰める。実施例XI 活性物質50mgを含む座薬
組成:
活性物質 50 mg
硬質脂肪(アデプス・ソリダス) 1700 mgにするのに充分な量を添加調製
硬質脂肪を約38℃で融解する。粉砕した活性物質を溶融硬質脂肪中で均一に分
散させる。次いで約35℃に冷却した後、融解物を冷却金型に注入する。実施例XII 活性物質10mgを含む鼻内適用のための水溶液
組成:
活性物質 10.0 mg
中性塩の生成に必要とされる量の塩酸
メチルパラヒドロキシベンゾエート(PHB) 0.01 mg
プロピルパラヒドロキシベンゾエート(PHB) 0.005 mg
精製水 1.0 mlまで添加調製
活性物質を精製水に溶解する。溶液が透明になるまで、塩酸を添加する。PHB
メチルエステル及びプロピルエステルを添加する。その溶液に精製水を補給して
必要とされる容積にする。その溶液を滅菌濾過し、適当な容器に移す。実施例XIII 活性物質5mgを含む鼻内適用のための水溶液
組成:
活性物質 5 mg
1,2−プロパンジオール 300 mg
ヒドロキシエチルセルロース 5 mg
ソルビン酸 1 mg
精製水 1 mlまで添加調製
活性物質を1,2−プロパンジオールに溶解する。ヒドロキシエチルセルロー
スをソルビン酸を含む精製水中で調製し、活性物質溶液に添加する。その溶液を
滅菌濾過し、適当な容器に移す。実施例XIV 活性物質5mgを含む静脈内適用のための水溶液
組成:
活性物質 5 mg
1,2−プロパンジオール 300 mg
マンニトール 50 mg
注射用の水(WfI) 1 mlまで添加調製
活性物質を1,2−プロパンジオールに溶解する。その溶液にWfIを適当に補
給して必要とされる容積にする。マンニトールを添加し、その溶液にWfIを適当
に補給して必要とされる容積にする。その溶液を滅菌濾過し、個々の容器に移し
、オートクレーブ処理する。実施例XV 活性物質7.5mgを含む静脈内注射用のリポソーム製剤
組成:
活性物質 7.5 mg
卵レシチン、例えば、リポイドE80 100.0 mg
コレステロール 50.0 mg
グリセリン 50.0 mg
注射用の水 1.0 mlまで添加調製
活性物質をレシチンとコレステロールの混合物に溶解する。その溶液をグリセ
リンとWfIの混合物に添加し、高圧均一化技術またはミクロフルイダイザー技術
により均一化する。この方法で得られたリポソーム製剤を無菌条件下で適当な容
器に移す。実施例XVI 活性物質20mgを含む鼻内適用のための懸濁液
組成:
活性物質 20.0 mg
カルボキシメチルセルロース(CMC) 20.0 mg
リン酸一水素ナトリウム/リン酸
二水素ナトリウム緩衝液pH6.8 充分な量
塩化ナトリウム 8.0 mg
メチルパラヒドロキシベンゾエート 0.01 mg
プロピルパラヒドロキシベンゾエート 0.003mg
精製水 1.0 mlまで添加調製
活性物質をCMC水溶液中で懸濁させる。その他の成分を懸濁液に次々に添加し
、その懸濁液に精製水を補給して必要とされる容積にする。実施例XVII 活性物質10mgを含む皮下適用のための水溶液
組成:
活性物質 10.0 mg
リン酸一水素ナトリウム/リン酸
二水素ナトリウム緩衝液pH7.0 充分な量を添加
塩化ナトリウム 4.0 mg
注射用の水 0.5 mlまで添加調製
活性物質をリン酸緩衝液に溶解し、塩化ナトリウムの添加後に、その溶液に水
を補給して必要とされる容積にする。その溶液を滅菌濾過し、適当な容器に移し
た後にオートクレーブ処理する。実施例XVIII 活性物質5mgを含む皮下適用のための水溶液
組成:
活性物質 5.0 mg
ポリソルベート80 0.5 mg
注射用の水 0.5 mlまで添加調製
活性物質をポリソルベート80溶液中で懸濁させ、好適な分散技術(例えば、湿
式混錬、高圧均一化、ミクロ流動化、等)により約1μmの粒子サイズに減少す
る。その懸濁液を無菌条件下で適当な容器に移す。
【手続補正書】
【提出日】1999年4月28日(1999.4.28)
【補正内容】
請求の範囲
1.一般式
の修飾アミノ酸、それらの互変異性体、ジアステレオマー、鏡像体、それらの混
合物又はそれらの塩。
〔式中、
Rは非分岐C1-7-アルキル基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基またはビフェ
ニリル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキ
ソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H
)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イ
ル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾ
リン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3
-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オ
キソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾー
ル-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基(最後の二
つの基はそれぞれ4位及び/または5位或いは5位及び/または6位で低級直鎖
もしくは分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジ
ニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾ
リル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル-1-メチルピラゾリル基、イミダゾリ
ル基または1-メチルイミダゾリル基により一置換または二置換されていてもよく
、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、 炭素
原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子または
硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしくは追加の
窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されていてもよい
)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記
5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されてい
てもよく、またこうして形成された二環式ヘテロ芳香族環は1,4-ブタジエニレン
基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕、
必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニリ
ル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、
3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)
-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキ
シド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-
チエニル)-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2
-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダ
ゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル
基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒド
ロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、または1,3-ジヒドロ-2H-2-
オキソイミダゾ-[4,5-b]ピリジン-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
または硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしくは
追加の窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されていて
もよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記
5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されてい
てもよく、またこうして形成された二環式ヘテロ芳香族環は1,4-ブタジエニレン
基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
(ω-位のアルキル基及びアルキルアミノ基の置換について上記されたフェニ
ル基、ナフチル基及びビフェニリル基並びに炭素骨格中の必要によりまた部分水
素化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフ
ッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、C3-8-シクロアルキル
基、ニトロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオ
ロメチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カル
ボキシ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基
、
アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイ
ルアミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノ
カルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基
、(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボ
ニル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニ
ル基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチ
ルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホ
ニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は
同じであってもよく、または異なっていてもよく、上記ベンゾイル基、ベンゾイ
ルアミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、
塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基
またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい)
により置換されていてもよい〕、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2または3を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、oは
また1を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対である場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-であり、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)であり、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-3-アルキル基、ヒドロキシ基、シアノ基、ア
ミノカルボニル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニル
アミノ基、フェニルメチル基またはフェニル基を表し、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではないことを条件として、R6はR5
と一緒になって付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を構成することを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-
ブタジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-6-アルキル基〔これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、ヒドロキシ基、アルコ
キシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ピペリジニル基、
モルホリニル基、ピロリジニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、アミノカ
ルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アセチルアミノ基、シアノ基、アミ
ノカルボニルアミノ基もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基またはフェニ
ル基、ピリジニル基もしくはジアジニル基により一置換または二置換されていて
もよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい〕、
C5-7-シクロアルキル基、フェニル基、ピリジニル基、シアノ基、アミノ基、ベ
ンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルコ
キシカルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ
基、アルキルアミノカルボニルアミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアミノ基
、N-(アミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-
N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、フ
ェニルアミノカルボニルアミノ基、[フェニル(アルキルアミノ)]カルボニルアミ
ノ基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(フェニルアミノ
カルボニル)-N-フェニルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボニルアミノ基、フェ
ニルアルキルアミノカルボニルアミノ基、ピリジニルアミノカルボニルアミノ基
、N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-
N-フェニルアミノ基、N-(アミノカルボニルアミノカルボニル)-N-フェニルアミ
ノ基、N-(ピリジニル)-N-(アミノカルボニル)アミノ基、N-(ピリジニル)-N-(ア
ルキルアミノカルボニル)アミノ基、フェニルアミノ基、ピリジニル
アミノ基、4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル
基またはジアジニルアミノ基、
飽和、モノ不飽和またはジ不飽和5員〜7員のアザ、ジアザ、トリアザ、オキ
ソアザ、チアザ、チアジアザまたはS,S-ジオキシド-チアジアザ-複素環
〔上記複素環は炭素原子または窒素原子を介して結合されていてもよく、かつ
窒素原子に隣接する1個または2個のカルボニル基を含んでいてもよく、
窒素原子の一つの位置でアルキル基、アルカノイル基、アロイル基、ヒドロキ
シカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキ
シカルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されて
いてもよく、
1個または2個の炭素原子の位置で分岐アルキル基もしくは非分岐アルキル基
またはフェニル基、フェニルメチル基、ナフチル基、ビフェニリル基、ピリジニ
ル基、ジアジニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基
、1,3-チアゾリル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル
基、イミダゾリル基または1-メチルイミダゾリル基により置換されていてもよく
、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、
またC3-6-アルキレン基が2個の隣接炭素原子を介して上記複素環に更に結合
されていてもよく、または上記不飽和複素環の一つのオレフィン二重結合がベン
ゼン環、ピリジン環、ジアジン環、1,3-オキサゾール環、チオフェン環、フラン
環、チアゾール環、ピロール環、N-メチル-ピロール環、キノリン環、イミダゾ
ール環またはN-メチル-イミダゾール環と縮合されていてもよい〕
を表し,または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表す場合
、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく、または
Y1が炭素原子である場合、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)またカルボニ
ル基または飽和もしくはモノ不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ-複素環(
これは必要によりその環中に1個または2個のカルボニル基を含んでいてもよく
、またそれが不飽和である場合、二重結合の位置でベンゾ縮合されて
いてもよく、また窒素原子の一つの位置でメチル基、アミノカルボニル基、ヒド
ロキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアル
コキシカルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換さ
れていてもよく、
R5,R7及びRNに記載の基に含まれたフェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基
、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル基
、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル基
または1-メチルイミダゾリル基、並びに炭素骨格中のベンゾ複素環、チエノ複素
環、ピリド縮合複素環及びジアジノ縮合複素環は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基
、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アルキル
スルホニルアミノ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル
基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基
、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ
基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミ
ノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボ
ニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ヒドロキシアルキルアミノカルボニル
基、(4-モルホリニル)カルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペ
リジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1-アゼピニル)カルボニル基、(4-メチ
ル-1-ピペラジニル)カルボニル基、メチレンジオキシ基、アミノカルボニルアミ
ノ基、アミノカルボニルアミノアルキル基、アルキルアミノカルボニルアミノ基
、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチ
オ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル
基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイル
アミノ基、ベンゾイルアミノカルボニルアミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基
は順にフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル
基、トリフルオロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により更に置換
されていてもよく、
また特に明記しない限り、上記の基に含まれるアルキル基は1個〜5個の炭素
原子を含んでいてもよく、
Xは酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zはメチレン基または基-NR1
(R1は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表す)
を表し、
R11は水素原子、C1-3-アルキル基、合計2〜4個の炭素原子を有するアルコキ
シカルボニル基またはフェニルメチル基を表し、
nは数1または2を表し、またはmが1である場合、nはまた0であってもよく
、
mは数0または1を表し、
R2はフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホ
ルミル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-イ
ンドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、2-チエニ
ル基、3-チエニル基、チアゾリル基、1H-インダゾール-3-イル基、1-メチル-1H-
インダゾール-3-イル基、ベンゾ[b]フル-3-イル基、ベンゾ[b]チエン-3-イル基
、ピリジニル基、キノリニル基またはイソキノリニル基を表し、
炭素骨格中の上記芳香族基及びヘテロ芳香族基は更にフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子または分岐もしくは非分岐アルキル基、C3-8-シクロアルキル基
、フェニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルア
ルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボ
キシアルキル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、ジアルキルアミノア
ルキル基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニ
ルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイルアミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、
メチルスルホニルオキシ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基
、ジアルキルアミノカルボニル基、アルカノイル基、シアノ基、テトラゾリル基
、フェニル基、ピリジニル基、チアゾリル基、フリル基、トリフルオロメトキシ
基、
トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフ
ルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく
、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベ
ンゾイル基、ベンゾイルアミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にフェニル
部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、トリフル
オロメチル基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により更に置換されていても
よく、
Aは結合または式
(これは-CX基を介してNR3R4基に結合されている)
の2価の基を表し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、かつ
R9は水素原子または分岐もしくは非分岐C1-5-アルキル基(それが分岐してい
ない場合、これはそのω-位でヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、アルキ
ルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-アゼチジニル基、1-ピロリジニル基、1-ピ
ペリジニル基、ヘキサヒドロ-1-アゼピニル基、メチルチオ基、ヒドロキシカル
ボニル基、アミノカルボニル基、アミノイミノメチルアミノ基、アミノカルボニ
ルアミノ基、フェニル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3
-イル基、1-ホルミル-1H-インドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4
-イミダゾリル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはピリジ
ニル基により置換されていてもよく、上記複素環、フェニル基及びナフチル基は
順に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメチル基、アル
コキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基
、アミノカルボニル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、メチルスルホニル
オキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基もし
くはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されて
いてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、
R9について記載された基に含まれるヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、グ
アニジノ基、インドリル基及びイミダゾリル基はペプチド化学に普通使用される
保護基、好ましくはアセチル基、ベンジルオキシカルボニル基またはtert.ブチ
ルオキシカルボニル基で置換されていてもよい)を表し、
R3は水素原子、
C1-7-アルキル基(これはω-位でシクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル
基、ジアジニル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
ミノ基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アセ
チルアミノ基、1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、4-(1-ピペリジニル)-1-
ピペリジニル基、4-モルホリニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、[ビス-
(2-ヒドロキシエチル)]アミノ基、4-アルキル-1-ピペラジニル基または4-(ω-ヒ
ドロキシアルキル)-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)、
フェニル基またはピリジニル基、
(上記複素環基及びフェニル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはメチル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ
基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、シアノ基、メチルスル
ホニルオキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により一
置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであっても
よく、また異なっていてもよい)、
を表し、
R4は水素原子または必要によりフェニル基もしくはピリジニル基により置換さ
れていてもよいC1-3-アルキル基を表し、または
R3及びR4は囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
式中、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子であってもよく、
rは数0、1または2を表し、
qは数0、1または2を表し、
R10は水素原子またはアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アミノイミノメチル基、アミノカルボニルアミノ
基、アルキルアミノカルボニルアミノ基、シクロアルキルアミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアルキル基、アミ
ノカルボニルアミノアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、カルボキシアルキル基またはカルボキシ基、
フェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、ピ
リジニルカルボニル基またはフェニルカルボニル基(これらは炭素骨格中でフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、アルコキシ基、メチル
スルホニルオキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチ
ルアミノ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニ
ルアミノメチル基、シアノ基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキシ
アルキル基、カルボアルコキシアルキル基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルア
ミノ)アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルキル基、ω-(ジアルキルアミ
ノ)ヒドロキシアルキル基、ω-(カルボキシ)アルカノイル基、トリフルオロメト
キシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基もしく
はトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されてい
てもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基、2,4
(1H,3H)-ジオキソピリミジニル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジニ
ル基(これらはフェニル基により置換されていてもよく、または二重結合の位置
でベンゼン環、ピリジン環またはジアジン環に縮合されていてもよい)、 1,1-
ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
4員〜10員のアザシクロアルキル基、5員〜10員のオキサザ基、チアザ基もし
くはジアザシクロアルキル基または6員〜10員のアザビシクロアルキル基を表し
、
上記単環式複素環及び二環式複素環は窒素原子または炭素原子を介して結合さ
れていてもよく、また
C1-7-アルキル基;アルカノイル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニ
ル基、ピリジニルカルボニル基、カルボキシアルカノイル基、カルボキシアルキ
ル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アミノカル
ボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルキルスルホニル基、シクロアルキ
ル基またはシクロアルキルアルキル基;必要により環中で置換されていてもよい
シクロアルキルカルボニル基、アザシクロアルキルカルボニル基、ジアザシクロ
アルキルカルボニル基またはオキサアザシクロアルキルカルボニル基により置換
されていてもよく、
これらの置換基中に含まれる脂環式部分は3個〜10個の環員を含んでもよく、
またヘテロ脂環式部分は4個〜10個の環員を含んでもよく、また
上記フェニル基及びピリジニル基は順にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子、アルキル基、アルコキシ基、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチ
ル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、アミ
ノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノメチル基、シアノ基、カルボキ
シ基、カルボアルコキシ基、カルボキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル
基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルカノイル基、ω-(カルボキシ)
アルカノイル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置
換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよ
く、また異なっていてもよく、または
R10はR12及びY3と一緒になって4員〜7員の脂環式環(メチレン基は-NH-基ま
たは-N(アルキル)-基により置換されていてもよい)を表し、
基R10中の窒素原子に結合された水素原子は保護基により置換されていてもよ
く、
R12は水素原子、
C1-4-アルキル基(非分岐アルキル基はω-位でフェニル基、ピリジニル基、ジ
アジニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-ピロリジニ
ル基、1-ピペリジニル基、4-メチル-1-ピペラジニル基、4-モルホリニル基また
はヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基により置換されていてもよい)、
アルコキシカルボニル基、シアノ基もしくはアミノカルボニル基または電子の
遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれの場合に水素原子を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素結合(R10
が先に定義されたとおりであり、かつR13が水素原子を表す)を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素結合を
表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって部分水素化された、ま
たは芳香族の5員〜7員の単環式または二環式の炭素環または複素環を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに上記のその他の基中に存在する
アルキル基は、特にことわらない限り、1個〜7個の炭素原子を含んでもよく、
全ての上記シクロアルキル基及び上記のその他の基中に存在するシクロアルキ
ル基は、特にことわらない限り、5個〜10個の炭素原子を含んでもよい〕
2.式の部分アミノ酸構造がD配置または(R)配置であり、また式
(これは基A中に存在してもよい)
の部分アミノ酸構造に関してL配置または(S)配置であり、または式VI
の部分構造が式Vの(R)配置の部分構造に空間上類似して構成される請求の範
囲第1項に記載の一般式Iの修飾アミノ酸。
3.Rが非分岐C1-5-アルキル基〔これはω-位で
C4-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキ
ソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H
)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-3-イ
ル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾ
リン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3
-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベンゾチアジアジン-2-イル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソ
イミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾール-1
-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基(最後の二つの
基はそれぞれ4位及び/または5位または5位及び/または6位で低級の直鎖ま
たは分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジニル
基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル-1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル基
または1-メチルイミダゾリル基により一置換または二置換されていてもよく、こ
れらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
1個または2個の窒素原子を含み、かつ炭素原子を介して結合された6員ヘテ
ロ芳香族環( 1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原
子を介して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結
合されていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタ
ジエニレン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよい〕、または
必要により窒素原子の位置でC1-3-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-4-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-ベン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基
、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2
(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリ
ミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-
イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
1個または2個の窒素原子を含み、かつ炭素原子を介して結合された6員ヘテ
ロ芳香族環(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接窒素原子を介
して5員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合され
ていてもよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニ
レン基の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキル基及びアルキルアミノ基及び炭素骨格中の必要によりまた部
分水素化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置
換について上記されたフェニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は更にフッ素
原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、C5-7-シクロアルキル基、
ニトロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメ
チル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキ
シ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、ア
ミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、ベンゾイル基、ベンゾイル
アミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカ
ルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、
(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニ
ル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル
基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチル
チオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニ
ル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同
じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記ベンゾイル基、ベンゾイ
ルアミノ基及びベンゾイルメチルアミノ基は順にフェニル部分中でフッ素原子、
塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基
もしくはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、oはまた1を
表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対である場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-を表し、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)であり、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-3-アルキル基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ
カルボニル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルメチル基またはフェニル基を表し、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではないことを条件として、R6はR5
と一緒になって付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を構成することを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-
ブタジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基または1-ナフチル基、2-ナフチル基、ヒドロキシ基、
アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ピペリジニ
ル基、モルホリニル基、ピロリジニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、
アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アセチルアミノ基、シアノ
基、アミノカルボニルアミノ基もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基によ
り一置換されていてもよく、またはフェニル基、ピリジニル基もしくはジアジニ
ル基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであっ
てもよく、また異なっていてもよい)、
シクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル基、シアノ基、アミノ基、ベンゾ
イルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルコキシ
カルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、
アルキルアミノカルボニルアミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアミノ基、N-
(アミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-ア
ルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、フェニ
ルアミノカルボニルアミノ基、[N-フェニル(アルキルアミノ)]カルボニルアミノ
基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(フェニルアミノカ
ルボニル)-N-フェニルアミノ基、ベンゾイルアミノカルボニルアミノ基、フェニ
ルアルキルアミノカルボニルアミノ基、ピリジニルアミノカルボニルアミノ基、
N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-
フェニルアミノ基、N-(アミノカルボニルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ
基、N-(ピリジニル)-N-(アミノカルボニル)アミノ基、N-(ピリジニル)-N-(アル
キルアミノカルボニル)アミノ基、フェニルアミノ基、ピリジニルアミノ基、ジ
アジニルアミノ基または4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル基、
飽和、一不飽和または二不飽和の5員〜7員のアザ、ジアザ、トリアザ、オキ
サザ、チアザ、チアジアザまたはS,S-ジオキシドチアジアザ複素環(上記複素環
は炭素原子または窒素原子を介して結合されていてもよく、また
窒素原子に隣接する1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
窒素原子の一つの位置でアルキル基、アルカノイル基、アロイル基、ヒドロキ
シカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキ
シカルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されて
いてもよく、
1個または2個の炭素原子の位置で分岐または非分岐アルキル基、フェニル基
、フェニルメチル基、ナフチル基、ビフェニリル基、ピリジニル基、ジアジニル
基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾリル
基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル基、イミダゾリル
基または1-メチルイミダゾリル基により置換されていてもよく、これらの置換基
は同じであってもよく、また異なっていてもよく、
またC3-4-アルキレン基が2個の炭素原子を介して上記複素環に更に結合され
ていてもよく、または上記不飽和複素環の一つのオレフィン二重結合がベンゼン
環、ピリジン環、ジアジン環、1,3-オキサゾール環、チオフェン環、フラン環、
チアゾール環、ピロール環、N-メチル-ピロール環、キノリン環、イミダゾール
環またはN-メチル-イミダゾール環と縮合されていてもよい)を表し、または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表すこと
を条件として、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく
、または
Y1が炭素原子を表す場合、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)またカルボニ
ル基または飽和もしくは一不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ-複素環(こ
れは窒素原子に隣接する環中に1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
またそれが不飽和である場合、二重結合の位置でまたべンゾ縮合されていてもよ
く、また窒素原子の一つの位置でメチル基、アミノカルボニル基、ヒドロキシカ
ルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカ
ルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていて
もよい)
を表し、
R5,R7及びRNに記載された基中に含まれるフェニル基、ピリジニル基、ジアジ
ニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,3-チアゾ
リル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル基、1-メチルピラゾリル基、イミダゾ
リル基または1-メチルイミダゾリル基、並びに炭素骨格中のべンゾ縮合複素環、
チエノ縮合複素環、ピリド縮合複素環及びジアジノ縮合複素環は更
にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C4-7-シクロアルキル
基、ニトロ基、アルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アル
キルスルホニル基、アルキルスルホニルアミノ基、フェニル基、フェニルアルコ
キシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキ
ル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、べ
ンゾイル基、べンゾイルアミノ基、べンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニ
ル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、ヒドロキ
シアルキルアミノカルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、(1-ピロリジ
ニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1-アゼピ
ニル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、メチレンジオキ
シ基(アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノアルキル基、アルキ
ルアミノカルボニルアミノ基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキ
シ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはト
リフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されていても
よく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上
記の基中に含まれるアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原
子を含んでもよく、
Xが酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zがメチレン基または基-NR1-
(R1は水素原子またはC1-3-アルキル基を表す)
を表し、
R11が水素原子、C1-3-アルキル基または合計2個〜4個の炭素原子を有するア
ルコキシカルボニル基を表し、
nが数1または2を表し、またはmが1である場合、nがまた0であってもよく
、
mが数0または1を表し、
R2がフエニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、
1-ホルミル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H
-インドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、2-チ
エニル基、3-チエニル基、チアゾリル基、1H-インダゾール-3-イル基、1-メチル
-1H-インダゾール-3-イル基、べンゾ[b]フル-3-イル基、べンゾ[b]チエン-3-イ
ル基、ピリジニル基、キノリニル基またはイソキノリニル基を表し、その炭素骨
格中の上記芳香族基及びヘテロ芳香族基は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子、または分岐もしくは非分岐アルキル基、C4-7-シクロアルキル基、フェ
ニルアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキ
シ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシア
ルキル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシ基、ジアルキルアミノアミノア
ルキル基、ジアルキルアミノアルコキシ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基
、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイルアミノ
基、べンゾイルメチルアミノ基、メチルスルホニルオキシ基、アミノカルボニル
基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、アルカノイ
ル基、シアノ基、テトラゾリル基、フェニル基、ピリジニル基、チアゾリル基、
フリル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロ
メチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、
二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよ
く、また異なっていてもよく、
Aが結合または式
(カルボニル基を介して一般式(I)のR3R4N-基に結合された)の2価の基を表
し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはC1-3-アルキル基を表し、かつ
R9は水素原子または分岐もしくは非分岐C1-4-アルキル基(これは、それが非
分岐である場合、ω-位で
ヒドロキシ基、メルカプト基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、1-アゼチジニル基、1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、ヘキサヒドロ-1
-アゼピニル基、メチルチオ基、ヒドロキシカルボニル基、アミノカルボニル基
、アミノイミノメチルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、フェニル基、1H-
インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホルミル-1H-イン
ドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル基、1-ナフチル
基、2-ナフチル基またはピリジニル基により置換されていてもよく、上記複素環
及びフェニル基は順にその炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子
、またはメチル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、シアノ基、トリフルオロメトキ
シ基、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメ
チルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二
置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく
、また異なっていてもよく、R9について記載された基中に含まれるヒドロキシ基
、メルカプト基、アミノ基、グアニジノ基、インドリル基及びイミダゾリル基は
保護基により置換されていてもよい)を表し、
R3が水素原子、
C1-4-アルキル基(これはω-位でシクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル
基、ジアジニル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルア
ミノ基、カルボキシ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アセ
チルアミノ基、1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、4-(1-ピペリジニル)-1-
ピペリジニル基、4-モルホリニル基、ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル基、[ビ
ス-(2-ヒドロキシエチル)]アミノ基、4-メチル-1-ピペラジニル基
または4-(ω-ヒドロキシアルキル)-1-ピペラジニル基により置換されていてもよ
い)、
フェニル基またはピリジニル基を表し、
上記複素環基及びフェニル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはメチル基、アルコキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ
基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、シアノ基、メチルスル
ホニルオキシ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基もしくはトリフルオロメチルスルホニル基により一
置換、二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであっ
てもよく、また異なっていてもよく、
R4が水素原子または必要によりフェニル基もしくはピリジニル基により置換さ
れていてもよいメチル基もしくはエチル基を表し、または
R3及びR4が囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子であってもよく、
rは数0、1または2を表し、
qは数0、1または2を表し、
R10は水素原子またはアミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アミノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、
ジアルキルアミノアルキル基、アミノイミノメチル基、アミノカルボニルアミノ
基、アルキルアミノカルボニルアミノ基、シクロアルキルアミノカルボニルアミ
ノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアルキル基、アミ
ノカルボニルアミノアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルアルキル基、カルボキシアルキル基もしくはカルボキシ基、
フェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、ピ
リジニルカルボニル基またはフェニルカルボニル基(これらは炭素骨格中でフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはアルキル基、アルコキシ基、メチル
スルホニルオキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチ
ルアミノ基、アミノカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アミノカルボニ
ルアミノメチル基、シアノ基、カルボキシ基、カルボアルコキシ基、カルボキシ
アルキル基、カルボアルコキシアルキル基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルア
ミノ)アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルキル基、ω-(ジアルキルアミ
ノ)ヒドロキシアルキル基、ω-(カルボキシ)アルカノイル基、トリフルオロメト
キシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基または
トリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置換または三置換されていて
もよく、またこれらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)
、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基、2,4
(1H,3H)-ジオキソピリミジニル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジニ
ル基(これらはフェニル基により置換されていてもよく、または二重結合の位置
でべンゼン環、ピリジン環またはジアジン環に縮合されていてもよい)、1,1-ジ
オキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べンゾチアジアジン-2-イル基、
4員〜10員のアザシクロアルキル基、5員〜10員のオキサザ基、チアザ基もし
くはジアザシクロアルキル基または6員〜10員のアザビシクロアルキル基(上記
単環式複素環及び二環式複素環は窒素原子または炭素原子を介して結合されてい
てもよく、また
C1-7-アルキル基;アルカノイル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニ
ル基、ピリジニルカルボニル基、カルボキシアルカノイル基、カルボキシアルキ
ル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニル基、アミノカル
ボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルキルスルホニル基、シクロアルキ
ル基またはシクロアルキルアルキル基;必要により環中でアルキル置換されてい
てもよいシクロアルキルカルボニル基、アザシクロアルキルカルボニル基、ジア
ザシクロアルキルカルボニル基またはオキサザシクロアルキルカルボニル基によ
り置換されていてもよく、
これらの置換基に含まれる脂環式部分は3〜10の環員を含んでもよく、またヘ
テロ脂環式部分は4〜10の環員を含んでもよく、また
上記フェニル基及びピリジニル基は順にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子、アルキル基、アルコキシ基、メチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチ
ル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基、アミ
ノカルボニルアミノ基、アミノカルボニルアミノメチル基、シアノ基、カルボキ
シ基、カルボアルコキシ基、カルボキシアルキル基、カルボアルコキシアルキル
基、アルカノイル基、ω-(ジアルキルアミノ)アルカノイル基、ω-(カルボキシ)
アルカノイル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフ
ルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置
換、二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであって
もよく、また異なっていてもよい)を表し、または
R10はR12及びY3と一緒になって4員〜7員の脂環式環を表し、その中のメチレ
ン基は-NH-基または-N(アルキル)-基により置換されていてもよく、
基R10中の窒素原子に結合された水素原子は保護基により置換されていてもよ
く、
R12は水素原子、C1-2-アルキル基(これはω-位でフェニル基、ピリジニル基
、ジアジニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-ピロリ
ジニル基、1-ピペリジニル基、4-メチル-1-ピペラジニル基、4-モルホリニル基
またはヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル基により置換されていてもよい)、
アルコキシカルボニル基、シアノ基もしくはアミノカルボニル基または電子の
遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれの場合に水素原子を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素を表し
、この場合、R10が先に定義されたとおりであり、かつR13が水素原子を表し、ま
たは
Y3が炭素原子である場合、R12はまたR14と一緒になって別の炭素−炭素結合を
表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって部分水素化された、ま
たは芳香族の5員〜7員の単環式または二環式の炭素環または複素環を表し、
上記アルキル基及びアルコキシ基並びに記載されたその他の基中に存在するア
ルキル基は、特にことわらない限り、1個〜4個の炭素原子を含んでもよく、
上記シクロアルキル基及び記載されたその他の基中に存在するシクロアルキル
基は、特にことわらない限り、5個〜7個の炭素原子を含んでもよい、
請求の範囲第1項または第2項に記載の一般式Iの修飾アミノ酸、それらの互変
異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体又はそれらの塩。
4.Rが非分岐C1-3-アルキル基(これはω-位で
c5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2
-オキソイミダゾール-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-
イル基(最後の二つの基は炭素骨格中でフェニル基、ピリジニル基またはジアジ
ニル基により置換されていてもよい)、
窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子または二つの窒素原子を含み、かつ炭素
原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(イミノ基の窒素はアルキル基によ
り置換されていてもよい)
により置換されていてもよく、または
ピリジニル基により置換されていてもよく、
1,4-ブタジニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘテ
ロ芳香族単環式環及びピリジニル基の両方に結合されていてもよく、またこう
して形成された二環式ヘテロ芳香族環は1,4-ブタジニレン基の炭素原子を介して
結合されていてもよい)、または
必要により窒素原子の位置でメチル基またはエチル基により置換されていても
よい非分岐C1-4-アルキルアミノ基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキ
ソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール
-1-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-ィル基、3,4-
ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H
-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル基、炭素原子を介して結合された5
員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子または2個の窒
素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されていてもよい)
、または
ピリジニル基、
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して5員ヘ
テロ芳香族単環式環及びピリジニル基の両方に結合されていてもよく、こうして
形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基の炭素原子を介し
て結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキル基及びアルキルアミノ基並びに必要により部分水素化されて
いてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環の置換について上記
されたフェニル基、ナフチル基及びビフェニリル基は炭素骨格中で更にフッ素原
子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基、ト
リフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニ
ルアミノ基、アルカノイル基、シアノ基またはトリフルオロメトキシ基により一
置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよい)、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、それはまた
数1を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対を表す場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-を表し、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)を表し、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-3-アルキル基、ヒドロキシ基、シアノ基、アミノ
カルボニル基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基もしくはアミノカルボニ
ルアミノ基または必要により芳香族部分でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原
子またはメチル基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により置換されていてもよいフェニル
メチル基もしくはフェニル基を表し、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではない場合、R6はR5と一緒になっ
て付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を表すことを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-ブタ
ジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基または1-ナフチル基、2-ナフチル基、ヒドロキシ基、
アルコキシ基、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ピペリジニ
ル基、モルホリニル基、ピロリジニル基、ヘキサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、ア
ミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、アセチルアミノ基、シアノ基、
アミノカルボニルアミノ基もしくはアルキルアミノカルボニルアミノ基により一
置換されていてもよく、またはフェニル基、ピリジニル基もしくはジアジニル基
により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同じであっても
よく、また異なっていてもよい)、
シクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル基、シアノ基、アミノ基、べンゾ
イルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、アルコキシ
カルボニル基、フェニルアルコキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、
アルキルアミノカルボニルアミノ基、ジアルキルアミノカルボニルアミノ基、N-
(アミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-ア
ルキルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、フェニ
ルアミノカルボニルアミノ基、[N-フェニル(アルキルアミノ)]カルボニルアミノ
基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-アルキルアミノ基、N-(フェニルアミノカ
ルボニル)-N-フェニルアミノ基、べンゾイルアミノカルボニルアミノ基、フェニ
ルアルキルアミノカルボニルアミノ基、ピリジニルアミノカルボニルアミノ基、
N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、N-(アルキルアミノカルボニル)-N-
フェニルアミノ基、N-(アミノカルボニルアミノカルボニル)-N-フェニルアミノ
基、N-(ピリジニル)-N-(アミノカルボニル)アミノ基、N-(ピリジニル)-N-(アル
キルアミノカルボニル)アミノ基、フェニルアミノ基、ピリジニルアミノ基、ジ
アジニルアミノ基または4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル]-1-
ピペリジニル基、
飽和、一不飽和または二不飽和の5員〜7員のアザ、ジアザ、トリアザ、オキ
サザ、チアザ、チアジアザまたはS,S-ジオキシドチアジアザ複素環
(上記複素環は炭素原子または窒素原子を介して結合されていてもよく、また
窒素原子に隣接する1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
窒素原子の一つの位置でアルキル基、アルカノイル基、ヒドロキシカルボニル
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカルボニル
アルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていてもよく、
1個または2個の炭素原子の位置でメチル基、フェニル基、フェニルメチル基
、ナフチル基、ビフェニリル基、チエニル基、ピリジニル基またはジアジニル基
により置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異な
ってもよく、
またC3-4-アルキレン基が2個の隣接炭素原子を介して上記複素環に更に結合
されていてもよく、または上記複素環の一つのオレフィン二重結合がチオフェン
環、べンゼン環、ピリジン環、キノリン環またはジアジン環に縮合されていても
よい)
を表し、または
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表す場合
、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく、または
Y1が炭素原子を表す場合、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)またカルボニ
ル基または飽和もしくは一不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ-複素環(こ
れは窒素原子に隣接する環中に1個または2個のカルボニル基を含んでもよく、
またそれが不飽和である場合、二重結合の位置でまたべンゾ縮合されていてもよ
く、また窒素原子の一つの位置でメチル基、アミノカルボニル基、ヒドロキシカ
ルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基、フェニルアルコキシカ
ルボニルアルキル基、フェニルメチル基またはフェニル基により置換されていて
もよい)
を表してもよく、
RNに記載された基中に含まれるフェニル基、ピリジニル基またはジアジニル基
、並びに炭素骨格中のチエノ縮合複素環、べンゾ縮合複素環、ピリド縮合複素環
またはジアジノ縮合複素環は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、メチ
ル基、ニトロ基、メトキシ基、エトキシ基、メチルスルホニルアミノ基、トリフ
ルオロメチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、
カルボキシ基、カルボキシアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミ
ノ基、プロピオニルアミノ基、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基
、ジメチルアミノカルボニル基、ヒドロキシアルキルアミノカルボニル基、(4-
モルホリニル)カルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル
)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1-アゼピニル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)カルボニル基、メチレンジオキシ基、アミノカルボニルアミノ基、ア
ミノカルボニルアミノアルキル基、メチルアミノカルボニルアミノ基、アセチル
基、シアノ基またはトリフルオロメトキシ基により一置換、二置換または三置換
されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていても
よく、また上記の基中に含まれるアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜
3個の炭素原子を含んでもよく、
Xが酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zがメチレン基または基-NR1-
(R1は水素原子またはメチル基である)を表し、
R11が水素原子またはメチル基もしくはメトキシカルボニル基を表し、
nが数1または2を表し、またはmが数1である場合、nがまた0を表してもよ
く、
mが数0または1を表し、
R2がフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-ホ
ルミル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-イ
ンドール-3-イル基、4-イミダゾリル基、1-メチル-4-イミダゾリル
基、2-チエニル基、3-チエニル基、チアゾリル基、ピリジニル基またはキノリニ
ル基を表し、
上記芳香族基及びヘテロ芳香族基は炭素骨格中で更にフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子、分岐もしくは非分岐C1-5-アルキル基、アリル基、ビニル基、
メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、1-メチルエトキシ基、ジメチルアミノ
エトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、アセ
チルアミノ基、プロピオニルアミノ基、アミノカルボニル基、メチルアミノカル
ボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、アセチル基、シアノ基、メチルスルホ
ニルオキシ基もしくはトリフルオロメトキシ基、テトラゾリル基、フェニル基、
ピリジニル基、チアゾリル基またはフリル基により一置換、二置換または三置換
されていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよく、また異なってい
てもよく、
Aが結合または式
(カルボニル基を介して一般式(I)のNR3R4-基に結合された)
の2価の基を表し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはメチル基を表し、かつ
R9は水素原子または非分岐C1-4-アルキル基(これはω-位で
ヒドロキシ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ヒドロキシカ
ルボニル基、アミノカルボニル基、アミノイミノメチルアミノ基、アミノカルボ
ニルアミノ基、フェニル基またはピリジニル基により置換されていてもよく、そ
のフェニル基及びピリジニル基は順に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしく
は臭素原子またはメチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基
、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基もしくはシアノ基により置
換されていてもよく、またR9について示された基中に含まれるヒドロキシ基、ア
ミノ基及びグアニジノ基は保護基、例えば、フェニルメトキシカルボニル基また
はtert.ブチルオキシカルボニル基により置換されていてもよい)を表し、
R3が水素原子、
必要によりω-位でシクロヘキシル基、フェニル基、ピリジニル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、カルボキシ基、アミノカ
ルボニル基、アミノカルボニルアミノ基、アセチルアミノ基、1-ピロリジニル基
、1-ピペリジニル基または4-(1-ピペリジニル)-1-ピペリジニル基により置換さ
れていてもよいC1-4-アルキル基、
フェニル基またはピリジニル基
(上記フェニル基及びピリジニル基は更に炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子も
しくは臭素原子またはメチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキ
シ基、アミノ基、アセチルアミノ基、アミノカルボニル基もしくはシアノ基によ
り置換されていてもよい)
を表し、
R4が水素原子または必要によりフェニル基もしくはピリジニル基により置換さ
れていてもよいC1-2-アルキル基を表し、または
R3及びR4が囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
式中、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y6はまた窒素原
子であってもよく、
rは数0、1または2を表し、
qは数0、1または2を表し、
但し、r及びqについて示された数の合計が0、1、2または3であることを条件
とし、
R10は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ジアルキルアミノ基、アミ
ノアルキル基、アルキルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、フェ
ニルアミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニ
ルメチル基、カルボキシメチル基またはカルボキシ基、
フェニル基、ピリジニル基、ジアジニル基、ピリジニルカルボニル基またはフ
ェニルカルボニル基(これらは炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素
原子、またはメチル基、エチル基、プロピル基、メトキシ基、ヒドロキシ基、ω
-(ジアルキルアミノ)-アルキル基、ω-(ジアルキルアミノ)ヒドロキシアルキル
基もしくはアルカノイル基により一置換または二置換されていてもよく、これら
の置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基、2,4
(1H,3H)-ジオキソピリミジニル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリジニル
基(これらはフェニル基により置換されていてもよく、または二重結合の位置で
べンゼン環、ピリジン環またはジアジン環に縮合されていてもよい)、 5員〜
7員のアザシクロアルキル基、4員〜7員のオキサザシクロアルキル基もしくは
ジアザシクロアルキル基または7員〜9員のアザビシクロアルキル基、(上記単
環式複素環及び二環式複素環は窒素原子または炭素原子を介して結合されており
、また
C1-7-アルキル基、またはアルカノイル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカ
ルボニル基、カルボキシアルカノイル基、カルボキシアルキル基、アルコキシ部
分中に1個〜4個の炭素原子を有するアルコキシカルボニルアルキル基もしくは
アルコキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、シクロアルキル基もしくは
シクロアルキルアルキル基または必要により環中でアルキル置換されていてもよ
いアザシクロアルキルカルボニル基もしくはジアザシクロアルキルカルボニル基
により置換されていてもよく、
これらの置換基中に含まれる脂環式基は3個〜7個の環員を含んでもよく、ま
たヘテロ脂環式基は4個〜7個の環員を含んでもよく、また
上記フェニルカルボニル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメ
チル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基もしくは
アセチルアミノ基により置換されていてもよい)
を表し、または
R10はR12及びY3と一緒になって4員〜6員の脂環式環(メチレン基が-NH-基ま
たは-N(CH3)-より置換されていてもよい)を表し、
基R10中の窒素原子に結合された水素原子は保護基、例えば、フェニルメトキ
シカルボニル基またはtert.ブチルオキシカルボニル基により置換されていても
よく、
R12は水素原子、C1-2-アルキル基(これはω-位でフェニル基、ピリジニル基
、アミノ基、アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、1-ピロリジニル基、1-ピ
ペリジニル基または4-メチル-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)
、
メトキシカルボニル基もしくはエトキシカルボニル基、シアノ基もしくはアミ
ノカルボニル基または電子の遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれ水素原子を表し、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素結合を
表し、この場合、R10は先に定義されたとおりであり、かつR13は水素原子を表し
、または
Y3が炭素原子である場合、R12はR14と一緒になってまた別の炭素-炭素結合を
表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって部分水素化された、ま
たは芳香族の5員または6員の単環式または二環式の炭素環または複素環(1個
または2個の窒素原子を含む)を表し、
全ての上記アルキル基及びアルコキシ基並びに記載されたその他の基中に存在
するアルキル基は、特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原子を含んでもよ
く、また
全ての上記シクロアルキル基及び記載されたその他の基中に存在するシクロア
ルキル基は、特にことわらない限り、5個〜7個の炭素原子を含んでもよい、請
求の範囲第1項または第2項に記載の一般式Iの修飾アミノ酸、それらの互変異
性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体、これらの混合物又はこれら
の塩。
5.Rが非分岐C1-3-アルキル基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
1個または2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基または(4-ビフェ
ニリル)基(上記芳香族基は更にフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子または
メチル基、メトキシ基、アミノ基もしくはアセチルアミノ基により置換されてい
てもよい)、
2-ピロリル基、3-ピロリル基、ピリジニル基、1H-インドール-3-イル基、キノ
リニル基またはイソキノリニル基
により置換されていてもよい)、または
必要により窒素原子の位置でメチル基またはエチル基により置換されていても
よい非分岐C1-4-アルキルアミノ基(これはω-位で
C5-7-シクロアルキル基、
フェニル基(これはフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはメチル基
、ニトロ基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基、アミノ基もし
くはアセチルアミノ基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置
換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
2-ピロリル基、3-ピロリル基、ピリジニル基、1H-インドール-3-イル基、
キノリニル基またはイソキノリニル基
により置換されていてもよい)、または
式
の基を表し、
式中、
pは数1または2を表し、
oは数2を表し、またはY1及びY2が同時に窒素原子ではない場合、それはまた
数1を表してもよく、
Y1は窒素原子(R5が電子の遊離対を表す場合)、または炭素原子を表し、
Y2は窒素原子または基>CH-を表し、
R5は電子の遊離対(Y1が窒素原子を表す場合)を表し、またはY1が炭素原子を
表す場合、R5は水素原子、C1-2-アルキル基またはシアノ基もしくはフェニル基
を表してもよく、
R6は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではないことを条件として、R6はR5
と一緒になってまた付加的な結合を表してもよく、
R7は水素原子を表し、またはY1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒にな
って付加的な結合を表すことを条件として、R7はRNと一緒になってまた1,4-ブタ
ジエニレン基を表してもよく、
RNは水素原子またはC1-3-アルキル基(これはω-位で
1個または2個のフェニル基もしくはピリジニル基(これらの置換基は同じで
あってもよく、また異なっていてもよい)、または
ヒドロキシ基もしくはメトキシ基
により置換されていてもよい)、
フェニル基(これはフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはメチル基、
ニトロ基、メトキシ基、エトキシ基、トリフルオロメチル基、ヒドロキシ基もし
くはシアノ基により一置換または二置換されていてもよく、これらの置換基は同
じであってもよく、また異なっていてもよい)、またはメチレンジオキシ基によ
り置換されたフェニル基、
2-ピリジニル基または4-ピリジニル基、
アミノ基、べンゾイルアミノ基、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニ
ル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、アミノカルボニルアミノ
基、メチルアミノカルボニルアミノ基、N-(アミノカルボニル)-N-メチルアミノ
基、N-(メチルアミノカルボニル)-N-メチルアミノ基、N-(アミノカルボニル)-N-
(4-フルオロフェニル)アミノ基、N-(メチルアミノカルボニル)-N-フェニルアミ
ノ基、フェニルアミノカルボニルアミノ基、[N-フェニル(メチルアミノ)]カルボ
ニルアミノ基、N-(フェニルアミノカルボニル)-N-メチルアミノ基、N-(フェニル
アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基、べンゾイルアミノカルボニルアミノ基
、N-(アミノカルボニル)-N-フェニルアミノ基または必要によりフェニル環中で
アミノカルボニルアミノ基もしくはメチルスルホニルアミノ基により置換されて
いてもよいフェニルアミノ基、
1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-フェニ
ル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミ
ダゾール-1-イル基、1,3,3a,4,5,6,7,7a-オクタヒドロ-2(2H)-オキソベンゾイミ
ダゾール-1-イル基、1H-インドール-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン
-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル基、1,
3(2H)-ジオキソ-1H-イソインドール-2-イル基、1H-ベンゾイミダゾール-1-イル
基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オ
キソキナゾリン-1-イル基、2(3H)-オキソベンゾオキサゾール-3-イル基、1,3-ジ
ヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-d]ピリミジン-3-イル基、2,3,4,5-テトラヒ
ドロ-2(1H)-オキソ-1,3-べンゾジアゼピン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソピリド[2,3-d]ピリミジン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、3,4-
ジヒドロ-2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノキサリン-3-イル
基、3,4,4a,5,6,7,8,8a-オクタヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、
1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べンゾチアジアジン-2-イル基、2,4(1H,3H
)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロー2(1H)-オキソチ
エノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-3-イル基、2,4-ジヒドロ-5-フェニル-3(3H)-オキソ-1,2,4-トリアゾー
ル-2-イル基、1,3-ジヒドロ-5-メチル-4-フェニル-2(2H)-オキソイミダゾール-1
-イル基、2,5-ジオキソ-4-フェニルイミダゾリジン-1-イル基、2,5-ジオキソ-4-
(フェニルメチル)-イミダゾリジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2,2-ジオキシド-2,
1,3-べンゾチアジアジン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(4-ビフェニリル)-2(2H)-
オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(2-ナフチル)-2(2H)-オキソイ
ミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4,5-ジフェニル-2(2H)-オキソイミダゾー
ル-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、
4-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-1-イル基、4-[3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソ
キナゾリン-3-イル]-1-ピペリジニル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリド[3,4
-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2[1H]-オキソピリド[4,3-d]ピリミジン
-3-イル基または2,3-ジヒドロ-4(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基
を表し、
上記単環式複素環及び二環式複素環は窒素原子の一つの位置でメトキシカルボ
ニルメチル基により置換されていてもよく、かつ/または
上記単環式複素環及び二環式複素環は炭素骨格中及び/またはこれらの基中に
含まれるフェニル基でフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子、またはメチル基
、トリフルオロメチル基、メトキシ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、フ
ェニル基、フェニルメチル基、カルボキシ基、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ヒドロキシエ
チルアミノカルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カ
ルボニル基または(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基により一置換、二置
換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、ま
た異なっていてもよく、また最後の三つの置換基による多置換は除外され、また
は
Y1が窒素原子ではなく、かつR5及びR6が一緒になって付加的な結合を表すこと
を条件として、RNはR7と一緒になってまた1,4-ブタジエニレン基を表してもよく
、または
Y1が炭素原子を表すことを条件として、RNはR5と一緒になって(Y1を含んで)
またカルボニル基または飽和もしくは一不飽和の5員もしくは6員の1,3-ジアザ
-複素環(これは窒素原子に隣接する環中にカルボニル基を含んでもよく、窒素
原子の一つの位置でフェニル基により置換されていてもよく、
またそれが不飽和である場合には、二重結合の位置でべンゾ縮合されていても
よい)
を表してもよく、
Xが酸素原子または2個の水素原子を表し、
Zがメチレン基または基-NR1-
(R1は水素原子またはメチル基を表す)
を表し、
R11が水素原子、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基またはメチル
基を表し、
nが数1を表し、かつmが数0を表し、または
nが数0を表し、かつmが数1を表し、
R2がフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基、1,2,3,4-テトラヒドロ-1-ナ
フチル基、1H-インドール-3-イル基、1-メチル-1H-インドール-3-イル基、1-(1,
1-ジメチルエトキシカルボニル)-1H-インドール-3-イル基、2-チエニル基、3-チ
エニル基、チアゾリル基またはアルキル部分中に1個〜3個の炭素原子を有する
アルキルチアゾリル基、ピリジニル基またはキノリニル基を表し、
上記フェニル基及びナフチル基はフッ素原子、塩素原子もしくは臭素原子また
は分岐もしくは非分岐C1-5-アルキル基、C1-3-アルコキシ基、ビニル基、アリル
基、トリフルオロメチル基、メチルスルホニルオキシ基、2-(ジメチルアミノ)エ
トキシ基、ヒドロキシ基、シアノ基、ニトロ基もしくはアミノ基、テトラゾリ
ル基、フェニル基、ピリジニル基、チアゾリル基またはフリル基により一置換、
二置換または三置換されていてもよく、またこれらの置換基は同じであってもよ
く、また異なっていてもよく、また最後の五つの置換基による多置換は除外され
、
Aが結合または式
(カルボニル基を介して一般式(I)のNR3R4-基に結合された)の2価の基を表
し、
式中、
R8及びR9は一緒になってn-プロピレン基を表し、または
R8は水素原子またはメチル基を表し、かつ
R9は水素原子または非分岐C1-4-アルキル基(これはω-位でアミノ基、メチル
アミノ基、ジメチルアミノ基、アミノイミノメチルアミノ基またはアミノカルボ
ニルアミノ基により置換されていてもよく、上記置換基中、窒素原子に結合され
た水素原子は保護基、例えば、フェニルメトキシカルボニル基またはtert.ブチ
ルオキシカルボニル基により置換されていてもよい)を表し、
R3が水素原子または
必要によりω-位でアミノ基、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基または4-(1-
ピペリジニル)-1-ピペリジニル基により置換されていてもよいC1-4-アルキル基
を表し、
R4が水素原子またはメチル基もしくはエチル基を表し、または
R3及びR4が囲まれた窒素原子と一緒になって一般式
の基を表し、
式中、
Y3は炭素原子を表し、またはR12が電子の遊離対を表す場合、Y3はまた窒素原
子を表してもよく、
rは数1を表し、
qは数1を表し、
R10は水素原子、アルキル基、ジアルキルアミノ基、アミノアルキル基、アル
キルアミノアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、フェニルアミノカルボニ
ルアミノ基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルメチル基、カルボ
キシメチル基もしくはカルボキシ基または環中に4個〜7個の炭素原子を有する
シクロアルキル基、
べンゾイル基、ピリジニルカルボニル基、フェニル基、ピリジニル基またはジ
アジニル基(これらのそれぞれは炭素骨格中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子、またはアセチル基、メチル基、エチル基もしくはメトキシ基、または必
要によりアルキル部分中でヒドロキシ置換されていてもよいアルキル部分中に1
個〜4個の炭素原子を有するジメチルアミノアルキル基により置換されていても
よい)、
窒素原子を介して結合された1,3-ジヒドロ-2-オキソ-2H-イミダゾリル基(こ
れは二重結合の位置でべンゼン環またはピリジン環に縮合されていてもよい)、
1-ピロリジニル基、1-ピペリジニル基、4-(ジメチルアミノ)-1-ピペリジニル
基、4-ピペリジニル基または4-モルホリニル基(4−ピペリジニル基の窒素原子
はそれぞれ1個〜7個の炭素原子を有するアルカノイル基もしくはアルキル
基またはべンゾイル基、メチルスルホニル基、3-カルボキシプロピオニル基、シ
クロプロピルメチル基、アルコキシカルボニルメチル基もしくはカルボキシメチ
ル基或るいは保護基、例えば、フェニルメトキシカルボニル基もしくはtert.ブ
チルオキシカルボニル基により置換されていてもよい)を表し、またはそれはヘ
キサヒドロ-1H-1-アゼピニル基、8-メチル-8-アザビシクロ[3,2,1]オクタ-3-イ
ル基、4-アルキル-1-ピペラジニル基、ヘキサヒドロ-4-アルキル-1H-1,4-ジアゼ
ピン-1-イル基、1-アルキル-4-ピペリジニルカルボニル基もしくは4-アルキル-1
-ピペラジニルカルボニル基を表してもよく、または
R10はR12及びY3と一緒になって5員脂環式環(メチレン基が-NH-基または-N(C
H3)-基により置換されていてもよい)を表し、
R12は水素原子、C1-2-アルキル基(これはω-位で1-ピロリジニル基、1-ピペ
リジニル基または4-メチル-1-ピペラジニル基により置換されていてもよい)、
メトキシカルボニル基もしくはエトキシカルボニル基またはシアノ基、
電子の遊離対(Y3が窒素原子を表す場合)を表し、かつ
R13及びR14はそれぞれ水素原子を表し、または
Y3が炭素原子であることを条件として、R12はR14と一緒になってまた別の炭素
-炭素結合を表し、この場合、R10は先に定義されたとおりであり、かつR13は水
素原子を表し、または
Y3が炭素原子であることを条件として、R12はR14と一緒になってまた別の炭素
-炭素結合を表し、かつR10はR13及び囲まれた二重結合と一緒になって5員環を
介して縮合されたインドール基を表し、
全ての上記アルキル基及びその他の記載された基中に存在するアルキル基は、
特にことわらない限り、1個〜3個の炭素原子を含んでもよい、
請求の範囲第1項または第2項に記載の一般式Iの修飾アミノ酸、それらの互変
異性体、それらのジアステレオマー、それらの鏡像体又はそれらの塩。
6.無機または有機の酸または塩基との請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1
項に記載の化合物の生理学上許される塩。
7.必要により一種以上の不活性担体及び/または希釈剤と一緒に請求の範囲第
1項〜第5項のいずれか一項に記載の化合物または請求の範囲第6項に記載の生
理学上許される塩を含む医薬組成物。
8.請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載の化合物を含有する頭痛の
応急措置及び予防措置、非インスリン依存性真性糖尿病、心血管疾患、皮膚病、
炎症性疾患、アレルギー性鼻炎、喘息、過度の血管拡張を伴う疾患及びその結果
としての低下された血液循環、又はモルヒネ耐性の治療に適する医薬組成物。
9.請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項に記載の化合物を非化学的方法に
より一種以上の不活性担体及び/または希釈剤に混入することを特徴とする請求
の範囲第7項に記載の医薬組成物の調製方法。
10.一般式Iの化合物
(式中、
Rは非分岐C1-7-アルキル基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
ル基、
1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-イル基、
2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-3-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒド
ロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキ
ソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-
d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピリミジン-
1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1
H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2(1H)-オキ
ソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べンゾチアジ
アジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾピリジニル基、1,3-ジヒ
ドロ-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オ
キソイミダゾール-1-イル基または3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソピリミジン-3-イ
ル基
(最後の二つの基はそれぞれ4位及び/または5位または5位及び/または6位
で低級直鎖または分岐アルキル基、フェニル基、ビフェニリル基、ピリジニル基
、ジアジニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、1,3-オキサゾリル基、1,
3-チアゾリル基、イソオキサゾリル基、ピラゾリル-1-メチルピラゾリル基、イ
ミダゾリル基または1-メチルイミダゾリル基により一置換または二置換されてい
てもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また異なっていてもよい)、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子も
しくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしくは
付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されてい
てもよい)、また
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、かつ
ω-位のアルキル基の置換について上記されたフェニル基、ナフチル基及びビ
フェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素化されていてもよい単
環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子またはアルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキ
シ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシ
カルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシア
ルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルア
ミノ基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイルアミノ基、べンゾイ
ルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアル
キルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カ
ルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-
ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノ
イル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリ
フルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一
置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであっても
よく、また異なっていてもよく、また上記べンゾイル基、べンゾイルアミノ基及
びべンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子
もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基またはア
セチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとりであ
り、
Y2はCH-基を表し、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
の基を表す)
を調製するために、
一般式VII
RCO2H (VII)
(式中、
Rは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
のカルボン酸を一般式VIII
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとお
りであり、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
を表す)
の化合物とカップリングし、
必要により、続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、または前駆体
官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
11.一般式Iの化合物(式中、Rは請求の範囲第10項に定義されたとおりで
あり、ZはNR1-基を表し、かつR1,R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは請求の範囲
第1項〜第5項に定義されたとおりである)を調製するために、
一般式IXの化合物
R−CO−Nu (IX)
(式中、
Rは請求の範囲第10項に定義されたとおりであり、かつ
Nuは脱離基を表す)を、
一般式VIIIの化合物
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとお
りであり、かつ
ZはNR1-基(R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)を表す
)
とカップリングさせ、
必要により、続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、または前駆体
官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
12.一般式Iの化合物
(式中、
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基
、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2
(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリ
ミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-
イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
貞ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基のアルキル部分の置換について上記されたフェニル
基、ナフチル基及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素
化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニ
トロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ
基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイルア
ミノ基、べンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1
-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル
基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基
、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチ
オ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル
基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じ
であってもよく、また異なっていてもよく、また上記べンゾイル基、べンゾイル
アミノ基及びべンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子
、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ
基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または 式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりで
あり、
Y2はN原子を表し、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
を表す)
の基を表す)
を調製するために、
一般式Xのアミン
R-H (X)
(式中、
Rは先に定義されたとおりである)
を一般式XIの炭酸誘導体
(式中、
X1は核脱離基である)、及び
一般式VIIIの化合物
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとお
りであり、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
の化合物と反応させ、
必要により、続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、または前駆
体官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
13.一般式Iの化合物(基R及びZに結合されたカルボニル基は尿素カルボニル
基を表し、その尿素カルボニルは少なくとも一つのNH-基により隣接され、かつR
は必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン−3-イル基、3,4-ジヒドロ-2
(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べン
ゾチアジアジン-2-
イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,
3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-5-
フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-2(2H)-オキソイミ
ダゾ[4,5-C]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2(1H)-オキソピリミ
ジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基ま
たは1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基のアルキル部分の置換について上記されたフェニル
基、ナフチル基及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素
化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、二
トロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ
基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミ
ノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイルア
ミノ基、べンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカル
ボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1
-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボ
ニル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニ
ル基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチ
ルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホ
ニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は
同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記べンゾイル基、べンゾ
イルアミノ基及びべンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素
原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、ア
ミノ基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおり
であり、かつY2はN原子を表す)
の基を表し、
Zは基NR1を表し、かつ
R1は水素原子を表し、またはRが窒素原子の位置で未置換であり、必要によりω-
位で置換されていてもよい非分岐アルキルアミノ基を表すことを条件として、R1
はまたアルキル基またはフェニルアルキル基を表してもよい)を調製するために
、
一般式X'のアミン
R-H (X')
(式中、Rは先に定義されたとおりである)を、
一般式XI'の炭酸誘導体
(式中、
X2はフェノキシ基(X3が(1H)-1,2,3,4-テトラゾール-1-イル基である場合)、4-
ニトロフェノキシ基(X3が4-ニトロフェノキシ基である場合)、及び塩素原子(
X3が2,4,5-トリクロロフェノキシ基である場合)を表す)、及び一般式VIII'の
化合物(式中、
R2,R3,R4,R11,X,A,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとお
りであり、かつ
R1は水素原子を表し、またはRが窒素原子の位置で未置換であり、必要によりω-
位で置換されていてもよい非分岐アルキルアミノ基であることを条件として、R1
はまたアルキル基またはフェニルアルキル基を表してもよい)
と反応させ、
必要により続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、または前駆体官
能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
14.一般式Iの化合物
(式中、Zは基NHを表し、かつ
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
ィル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基
、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2
(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリ
ミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-
イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキル基の置換について上記されたフェニル基、ナフチル基及びビ
フェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素化されていてもよい単
環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ素原子、塩素原子もし
くは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基
、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキシカル
ボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシアルキ
ル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチルアミノ
基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイルアミノ基、べンゾイルメ
チルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジアルキル
アミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)カルボ
ニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1-ピペ
ラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基、シ
アノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメ
チルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、二置
換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、また
異なっていてもよく、また上記べンゾイル基、べンゾイルアミノ基及びべンゾイ
ルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子、塩素原子もしくは臭
素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基またはアセチルアミ
ノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりで
あり、かつY2はN原子を表す)
の基を表す)
を調製するために、
一般式XIIのイソシアネート
(式中、
R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとお
りである)を、
一般式xのアミン
R-H (X)
(式中、
Rは先に定義されたとおりである)
と反応させ、必要により続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、ま
たは前駆体官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
15.一般式Iの化合物
(式中、
Rは窒素原子の位置で未置換の非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-l-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基
、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-5-フェニル-2
(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H)-オキソピリ
ミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]ピリジン-3-
イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基の置換について上記されたフェニル基、ナフチル基
及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素化されていても
よい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ素原子、塩素原
子もしくは臭素原子、アルキル基、C3-8-シクロアルキル基、ニトロ基、アルコ
キシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロメチル基、アルコキ
シカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボキシ基、カルボキシ
アルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基、アセチル
アミノ基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイルアミノ基、べンゾ
イルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノカルボニル基、ジア
ルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基、(1-ピペリジニル)
カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボニル基、(4-メチル-1
-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニル基、アルカノイル基
、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオ
ロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホニル基により一置換、
二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基は同じであってもよく、
また異なっていてもよく、また上記べンゾイル基、べンゾイルアミノ基及びべン
ゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ素原子、塩素原
子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、アミノ基または
アセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕
を表し、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
を表す)
を調製するために、
一般式XIIIのイソシアネート
R=C=O (XIII)
(式中、Rは先に定義されたとおりである)を、
一般式VIIIの化合物(式中、R2,R3,R4,R11,A,X,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義さ
れたとおりであり、かつ
ZはNR1-基(式中、R1は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
を表す)
と反応させ、必要により、続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、
または前駆体官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
16.一般式Iの化合物(式中、XはAが結合を表さないことを条件として請求の
範囲第1項〜第5項に定義されたとおりであり、またはXはAが単結合を表す場合
に酸素原子を表す)を調製するために、
一般式XIVのカルボン酸
(式中、
R,Z,R11,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりであり、
R2'は請求の範囲第1項〜第5項にR2について示された意味を有し、または保護
基により置換された基R2を表し、
A’は請求の範囲第1項〜第5項にAについて示された意味を有し、またはAがア
ミノ酸の2価の基を表す場合には、A’は必要により基R9の前駆体基を側鎖中に
有する)
を一般式XVの化合物
H-NR3R4 (XV)
(式中、
R3及びR4は請求の範囲第1項〜第5項に示された意味を有する)
とカップリングし、
必要により、続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、または前駆体
官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
17.一般式I(式中、Xは酸素原子を表す)の化合物を調製するために、
一般式XVIのカルボン酸
(式中、
R,Z,R11,m及びnは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりであり、か
つ
R2,は請求の範囲第1項〜第5項にR2について示された意味を有し、または保護
基により置換された基R2を表す)
を一般式XVIIの化合物
(式中、
A’は請求の範囲第1項〜第5項にAについて示された意味を有し、またはAがア
ミノ酸の2価の基を表す場合、A’は必要により基R9の前駆体基を側鎖中に有し
、かつ
R3及びR4は請求の範囲第1項〜第5項に示された意味を有する)
とカップリングし、
必要により、続いて保護基をこうして得られた化合物から開裂し、または前駆体
官能基を修飾し、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
18.一般式Iの化合物
(式中、
Rは必要により窒素原子の位置でC1-6-アルキル基またはフェニルメチル基により
置換されていてもよい非分岐C1-6-アルキルアミノ基〔これはω-位で
C4-10-シクロアルキル基、
1個もしくは2個のフェニル基、1-ナフチル基、2-ナフチル基またはビフェニ
リル基、
1H-インドール-3-イル基、1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソベンゾイミダゾール-1-
イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナゾリン-1-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソキナ
ゾリン-3-イル基、2,4(1H,3H)-ジオキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,
4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(
1H)-オキソチエノ[3,4-d]ピリミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチ
エノ[3,2-d]ピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソチエノ[3,2-d]ピ
リミジン-1-イル基、3,4-ジヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-1-イル基、3,4-ジ
ヒドロ-2(1H)-オキソキナゾリン-3-イル基、2(1H)-オキソキノリン-3-イル基、2
(1H)-オキソキノキサリン-3-イル基、1,1-ジオキシド-3(4H)-オキソ-1,2,4-べン
ゾチアジアジン-2-イル基、1,3-ジヒドロ-4-(3-チエニル)-2H-2-オキソイミダゾ
ール-1-イル基、1,3-ジヒドロ-4-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基
、1,3-ジヒドロ-5-フェニル-2H-2-オキソイミダゾール-1-イル基、1,3-ジヒドロ
-2(2H)-オキソイミダゾ[4,5-c]キノリン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-
5-フェニル-2(1H)-オキソピリミジン-3-イル基、3,4-ジヒドロ-6-フェニル-2(1H
)-オキソピリミジン-3-イル基または1,3-ジヒドロ-2H-2-オキソイミダゾ[4,5-b]
ピリジン-3-イル基、
炭素原子を介して結合された5員ヘテロ芳香族環(これは窒素原子、酸素原子
もしくは硫黄原子を含み、または窒素原子に加えて、酸素原子、硫黄原子もしく
は付加的な窒素原子を含み、イミノ基の窒素原子はアルキル基により置換されて
いてもよい)、または
炭素原子を介して結合された6員ヘテロ芳香族環(これは1個、2個または3
個の窒素原子を含む)
(1,4-ブタジエニレン基はそれぞれの場合に二つの隣接炭素原子を介して上記5
員ヘテロ芳香族単環式環及び6員ヘテロ芳香族単環式環の両方に結合されていて
もよく、こうして形成された二環式ヘテロ芳香族環はまた1,4-ブタジエニレン基
の炭素原子を介して結合されていてもよい)
により置換されていてもよく、
ω-位のアルキルアミノ基のアルキル部分の置換について上記されたフェニル
基、ナフチル基及びビフェニリル基そしてまた炭素骨格中の必要により部分水素
化されていてもよい単環式ヘテロ芳香族環及び二環式ヘテロ芳香族環は更にフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、C3-8-シクロアルキル基
、ニトロ基、アルコキシ基、フェニル基、フェニルアルコキシ基、トリフルオロ
メチル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、カルボ
キシ基、カルボキシアルキル基、ジアルキルアミノアルキル基、ヒドロキシ基、
アミノ基、アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、べンゾイル基、べンゾイ
ルアミノ基、ベンゾイルメチルアミノ基、アミノカルボニル基、アルキルアミノ
カルボニル基、ジアルキルアミノカルボニル基、(1-ピロリジニル)カルボニル基
、(1-ピペリジニル)カルボニル基、(ヘキサヒドロ-1H-アゼピン-1-イル)カルボ
ニル基、(4-メチル-1-ピペラジニル)カルボニル基、(4-モルホリニル)カルボニ
ル基、アルカノイル基、シアノ基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチ
ルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基またはトリフルオロメチルスルホ
ニル基により一置換、二置換または三置換されていてもよく、これらの置換基
は同じであってもよく、また異なっていてもよく、また上記べンゾイル基、べン
ゾイルアミノ基及びべンゾイルメチルアミノ基は順にそのフェニル部分中でフッ
素原子、塩素原子もしくは臭素原子またはアルキル基、トリフルオロメチル基、
アミノ基またはアセチルアミノ基により更に置換されていてもよい〕、または
式
(式中、
R5,R6,R7,RN,Y1,o及びpは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおり
であり、かつY2はN原子を表す)
の基を表し、
Zはメチレン基を表し、
Xは2個の水素原子を表し、
Aは単結合を表し、
mは値1を表し、かつ
nは値0を表す)
を調製するために、
一般式XVIIIのカルボン酸
(式中、
R2,R3及びR4は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりである)
を一般式Xのアミン
R-H (X)
(式中、Rは先に定義されたとおりである)
とカップリングさせ、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
19.一般式Iの化合物
(式中、
R3及びR4は水素原子を除いて請求の範囲第1項〜第5項に示された意味を有し、
Zはメチレン基を表し、Xは2個の水素原子を表し、Aは単結合を表し、mは数1を
表し、かつnは数oを表す)
を調製するために、
一般式XVaの二級アミン
H-NR3'R4' (XVa)
(式中、
R3’及びR4’は水素原子を除いて請求の範囲第1項〜第5項にR3及びR4について
示された意味を有する)
をホルムアルデヒド及び一般式XIXのCH-酸化合物
(式中、
Rは請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりであり、かつ
R2は請求の範囲第1項〜第5項に定義されたとおりであるが、但し、存在する酸
官能基が好適な保護基により適当に保護されることを条件とする)
と反応させ、
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
20.一般式Iの化合物
(式中、Aは式III
(-CX-基を介してNR3R4-基に結合された)
(式中、
R8は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、かつ
R9はω-位でアミノイミノメチルアミノ基により置換された非分岐C1-5-アルキ
ル基を表す)
の2価の基を表す)
を調製するために、
一般式XXの化合物
(式中、
R,R2,R3,R4,R11,X,Z,m及びnは請求の範囲第1項〜第6項に定義された
とおりであり、
R8は水素原子またはアルキル基もしくはフェニルアルキル基を表し、かつ
R9はω-位で一級アミノ基により置換された非分岐C1-5-アルキル基を表す)
を一般式XXIの炭酸誘導体
(式中、
Nu2は脱離基または一般式XXII
(式中、
R15及びR16(これらは同じであってもよく、また異なっていてもよい)は水素原
子またはC1-3-アルキル基を表す)
の基である)
と反応させ、そして
所望により、前記反応中に使用された保護基を再度開裂し、かつ/または
所望により、こうして得られた一般式Iの化合物をその立体異性体に分割し、
かつ/または
こうして得られた一般式Iの化合物をその塩、更に特別には医薬上の使用のた
めにその生理学上許される塩に変換することを特徴とする請求の範囲第1項〜第
6項のいずれか1項に記載の一般式Iの化合物の調製方法。
21.抗体の産生及び精製のための請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に
記載の一般式Iの化合物の使用。
22.RIAアッセイ、ELISAアッセイ、または神経伝達物質研究における診断上ま
たは分析上の補助としての請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の一
般式Iの標識化合物の使用。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61K 31/00 629 A61K 31/00 629
637 637
643 643
31/435 607 31/435 607
31/445 31/445
606 606
614 614
615 615
31/47 603 31/47 603
31/495 601 31/495 601
604 604
31/505 605 31/505 605
606 606
31/52 601 31/52 601
31/535 606 31/535 606
31/54 606 31/54 606
31/55 31/55
38/00 C07D 211/62
C07D 211/62 211/74
211/74 401/04
401/04 401/12
401/12 401/14
401/14 409/14
409/14 413/14
413/14 417/14
417/14 451/04
451/04 471/04 117Z
471/04 117 117N
471/10 102
471/10 102 103
103 473/30
473/30 495/04 105Z
495/04 105 G01N 33/532 Z
G01N 33/532 A61K 37/02
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S
D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG
,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT
,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,
CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F
I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP
,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,
LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M
W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD
,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,
TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW
(72)発明者 エンゲル ヴォルフハルト
ドイツ連邦共和国 デー88400 ビベラッ
ハ モーツァルトシュトラーセ 13
(72)発明者 ピーペル ヘルムート
ドイツ連邦共和国 デー88400 ビベラッ
ハ カッペレンヴェーク 5
(72)発明者 ドーツ ヘンリー
ドイツ連邦共和国 デー88447 ヴァルト
ハウゼン フライヘル フォン ケーニッ
ヒ シュトラーセ 6
(72)発明者 ハーレルマイアー ゲルハルト
ドイツ連邦共和国 デー88437 マゼール
ハイム グリューナー ヴェーク 8
(72)発明者 エンツェロート ミハエル
ドイツ連邦共和国 デー88447 ヴァルト
ハウゼン セバスチャン ザイラー シュ
トラーセ 44
(72)発明者 ヴィーネン ヴォルフガング
ドイツ連邦共和国 デー88400 ビベラッ
ハ キルシェンヴェーク 27