JP2000502916A - 回転可能部分及び係止部を備えた整形外科手術装置 - Google Patents

回転可能部分及び係止部を備えた整形外科手術装置

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ピー. クリンズィン,ウイリアム
ピー. バブコック,マーティン
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ミソネタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ハンドルと、軸を備えたバレルとを有する型の手術ドライバ用のモジュールを具備する。モジュールは、モジュールを手術ドライバに解放可能に取り付ける解放可能な取付機構と、整形外科手術ツールを解放可能に受容するツール装着機構と、バレルの軸に対する複数の角度位置にツール装着手段を方向付けて整形外科手術ツールがバレルに対する複数の角度位置に装着される回転式方向付け機構とを具備する。装置は、バレルの軸に対する複数の不連続な角度位置の1つに回転式方向付け手段を解放可能に係止する解放可能な係止機構を含む。解放可能な係止機構は、係止位置と解放位置との間を移動できる係止部材を有する。バネは係止機構を係止位置に向けて付勢する。本発明の新規な係止機構は非モジュール装置にも使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 回転可能部分及び係止部を備えた整形外科手術装置 技術分野 本発明は、係止機構を備えた回転可能な部分を有する整形外科手術装置に関し 、特に、複数の向きの1つに係止される回転可能な部分を有する手術装置ととも に使用するモジュールに関する。 発明の背景 整形外科手術は外科医にとっては特に困難な挑戦である。典型的な整形外科手 術処置は高度の技術を要するものであり、物理的に大変な労力を要する。骨を取 り外すまたはなおすとき、強力な装置を使用して骨の強靭な部分を切断したりな おしたりする。手術処置(例えば切断)の正確な配置、隣接する軟部組織の存在 、及び手術切開部をできるだけ早く閉じることができる便宜の度合いについて考 慮されている。 整形外科駆動アセンブリは当業界内ではよく知られている。整形外科手術器具 を駆動するためのコードレスバッテリ式駆動アセンブリは、米国特許第3,73 4,207号、第4,050,528号、第4,091,880号、第4,441,5 63号、第4,641,076号、第4,728,876号及び第5,080,983 号に記載されている。整形外科駆動アセンブリは、穿孔、ねじ込み、リーマ仕上 、ワイヤドライビング、釘固定及び鋸引き(振動及び矢状の双方)等の多様な整 形外科処置用である。特に有効な整形外科駆動装置は振動型鋸または矢状型鋸と して知られているものである。そのような鋸では、切断歯は、軸線に沿って固定 された点に対して主に振動す る細長い刃の遠位端に配置される。装置の便宜を改良するために、バレル及びグ リップ(またはハンドル)部を備えたピストル形状の手で握れる大きさのツール の形態でそのような鋸を提供することが知られている。鋸刃は鋸のバレル部の遠 位端で刃マウントに装着され、刃マウントはモータから延在する駆動装置によっ て動かされる。鋸刃は、例えば、米国特許第4,386,609号及び米国特許出 願第08/469,807号に示される。 何年にもわたり、ツール(例えば鋸刃)用装着アセンブリをハンドピースのバ レル部の近位端に対して複数の向きに配置することができる特徴を含むピストル 形状の整形外科駆動装置が開発されている。装着機構がハンドピースのバレル部 の近位端に対して複数の向きに鋸刃を配置することができる特徴は、正確で精密 な整形外科ツール(例えば鋸刃)の配置及び外科医が感じる握りの快適さに寄与 する。これも外科医にとってはより快適であると思われる。例えば、外科医は、 遠く離れて最小限に露出した部位にある骨を切断しなければならないこともある 。外科医が自分自身を不自然な向きにしたり不自然な手の位置を用いたりする必 要がなく、装置の残りの部分に対して簡単に鋸刃の向きを変えることができる。 これらの装置は、手術処置が必要とする鋸刃の角度に関係なく、快適な握り及び 操作位置を与えることができる。そのような整形外科装置は、当業界では回転可 能鋸と称される装置を含む。 回転可能鋸設計はモジュール設計及び非モジュール設計を含む。モジュール装 置では、1つの駆動アセンブリまたはハンドピースを使用して、異なるツールマ ウントを備えた異なるツールモジュールを用いることによって、往復鋸刃または 振動鋸刃、ドリルビット及びワイヤ等の複数の異なる整形外科手術ツールを駆動 することができる。非モジュール装置では、多種多様な手術ツールを駆動するた めに異なる駆動装置またはハンドピースが一般に必要である。整形外科鋸の非モ ジュール設計は、a)アメリカ合衆国ミシガン州Kalamazoo の Stryker 販売の 矢状鋸モデル番号2108、b)アメリカ合衆国カリフォルニア州 Carpinteria の Hall/Zimmer販売の Versipower 整形外科振動鋸(モデル番号5048−0 2)、c)アメリカ合衆国メリーランド州 Andover の Dyonics が主に販売のコ ードレス矢状鋸(モデル番号2855)、D)Versipower 整形外科往復鋸を含 む。これらの鋸の各々は、装着機構が鋸刃を装置のバレル部に対して複数の向き に位置決めさせる特徴を含み、設計には向上の余地がある。 米国特許第5,263,972号には、Stryker 販売の矢状鋸(モデル番号21 08)に類似すると思われる非モジュール鋸が開示されている。2108矢状鋸 は装置のバレル部にアセンブリを含み、鋸のバレル部の軸線に対して等しく間隔 をおいた位置に配置された長手方向に延在する8つの円筒形穴を有するハウジン グ部品を含む。装置は長手方向に延在する2つの円筒形ピンを備えた要素を含み 、ピンは円筒形の穴に嵌合して、装置のバレル部に対して予め選択された向きに 鋸刃装着機構(及び装着された鋸刃)を係止する。ピンは、装置のバレル部の軸 線に沿って付勢力を提供するバネによって穴にバネ付勢する。装置のバレル部に 対して且つ8つの穴を備えたハウジング部品の軸に対して鋸を回転させるために 、ユーザは、ピン上のバネ付勢が制御されピンが8つの穴の第1の対から外れる まで、バレル部の遠位端をバレル部の残りの部分から長手方向に(遠位方向に) 引く。ピンを穴から取り外すと、鋸刃及び装着アセンブリ(及びピン)は、バレ ル部の残りの部分(例えば8つの穴)に対して自由に回転できる。所望の方向付 けが選択されると、ユーザはバレル部の遠位端を解放して、バネ付勢のもとでピ ンを8つの穴の 異なる対に入らせる。 2108矢状鋸の装着アセンブリが鋸刃装着機構を装置のバレル部に対して複 数の位置に配置させるが、改良を望まれる点が多数ある。2つのピンを使用する ため、製造が困難な設計であると信じられている。特にピンと穴のサイズに対す る許容度及びピンと穴の外周位置は慎重に監察されなければならないと信じられ ている。これらの許容度を慎重に注意するのでなければ、部品間の隙間嵌めが容 易に発生しうる。許容度問題は、典型的な整形外科手術処置中に外科医が出会う 振動量がかなりなものであるとみなされるとき、強調される。確かに、手の疲れ は、手術処置中に装置を操作することに一般的な困難さと同様、現在の多くの駆 動アセンブリに関連する問題である。鋸刃装着機構の向きを変えることのできる アセンブリも含めて、装置のすべての構成部品は一般に、少なくともある程度、 強い振動を受けがちである。 2108矢状鋸のアセンブリは過度の摩耗を受けやすく、種々の部品間(例え ば、ピンと穴)の受け入れがたい隙間嵌めが発生する結果となると信じられてい る。ピンと穴等の部品間の隙間嵌めによって、装置はバレル部の遠位部がバレル 部の残りの部分に対してはなはだしく振動するため、器具の全体的な正確さ及び 精密さに悪影響を与える可能性がある。手術装置の正確さに対してはいかなる悪 影響も問題ではあるが、最高度の品質水準のみが許容される高度な技術を要する 整形外科処置に使用される装置の場合は特に問題である。 2108矢状鋸の設計に関連する別の問題は、鋸刃の再方向付けが困難なユー ザもいるということである。バネ付勢の制御とバレル部(鋸刃装着機構)の遠位 端の回転をユーザが同じ手で行わなければならない設計では特にそうである。こ の複雑な手の動きが困難な ユーザもおり、この手の動きを鋭い鋸刃のそばで行わなければならないときは特 にそうである。 先行技術のモジュール整形外科振動鋸の例は、アメリカ合衆国ミネソタ州セン トポールのミネソタマイニングアンドマニュファクチャリング社(3M)販売の K-120矢状鋸取付部(K-120 Sagittal SawAttachment)として知られているモジ ュールを備えた空気圧被動ミニドライバ(Mini-Driver)駆動装置を具備する。 そのような装置では、鋸刃を装置のバレル部の遠位端に対する複数の位置に装着 することができる。しかし、バレルに対する鋸刃の向きを変えるために、ユーザ はバレルの係止可能なスロットからモジュールのピンを取り外して、なおした向 きにモジュールのピンを再取り付けしなければならない。その結果、バレル部に 対して鋸刃の向きをなおすことは簡単な作業ではない。ユーザによっては(特に 駆動装置に慣れていない人は)、鋸刃の向きをなおすことは時間がかかりやかい な仕事であり、それによって手術処置に必要な時間がはなはだしく長くなり、操 作が複雑になる。 先行技術のモジュール整形外科振動鋸の別の例は、ミネソタ州セントポールの ミネソタマイニングアンドマニュファクチャリング社(3M)販売の振動鋸取付 部(G220)を備えたマキシドライバ3(Maxi-Driver3)作動手術器具を具備する 。米国特許第4,736,742号の図12には、類似装置が開示されている(カ ラム9、30〜43行参照)。米国特許第4,736,742号に記載された装置 に対する改良がなされ、装置のバレル部に対する複数の位置に鋸刃の装着を係止 する特徴を提供する試みがなされた。第1に、長手方向に延在する複数のスロッ トを備えたスリーブ要素が設けられた。解放可能な係合機構が設けられ、スロッ トに係合して、装置のバレル部に対する予め選択された位置で鋸刃マウントを保 持しようとし た。この機構は、係合機構がスロットから外れることができるため、装置のバレ ル部に対する位置に鋸刃を満足に保持することができなかった。 ネジ山を切ったロックダウンカラーまたはリングを供給することによって装置 を改良する試みがなされた。モジュールのバレル部とロックダウンカラーとの相 補ネジによってロックダウンカラーを係合部材/スロットアセンブリにねじこむ ことができ、係合部材とスロットアセンブリとの間の係合を高めた。ネジ山を切 ったロックダウンカラーは、装置(モジュール)のバレル部の軸線に対して回転 することによって締められたり緩められたりした。しかし、ネジ山を切ったロッ クダウンカラー自体は、装置使用中の振動により弛みがちであった。 ひとたびロックダウンカラーが係合部材/スロットアセンブリに固定されてか らはロックダウンカラーが回る(弛む)のを防止しようとして、装置上にバネ付 勢ボタンを配置することによって問題を解決するための更なる試みがなされた。 ボタンは、ボタンが押されない限り、ロックダウンカラーが回転するのを防止す る位置に配置された。このアプローチは、鋸刃装着機構の向きを調節する前に外 科医がいくつかの工程を行わなければならなかった。第1に、ボタンを押す必要 がある。次に、ロックダウンカラーを緩め、バレル部の遠位端を回転し、ロック ダウンカラーを締めて、最後にボタンを放す必要がある。ロックダウンカラーを 緩めたり締めたりする間中、ボタンを押していなければならない。この機構は使 用がやっかいであり、結果として設計全体にわたり不便であり、鋸刃の向きを変 えるのは比較的複雑な作業になった。 発明の開示 本発明は、調節可能なバレル部を有する手術ドライバまたはハンドピースを具 備する。バレル部は手術ツール(例えば鋸刃)用のツールマウントを含む。係止 機構が、ツールマウント(及び鋸刃)はバレルの近位部に対する複数の位置の1 つに係止する。本発明はモジュール式と非モジュール式手術ハンドピースとの両 方に使用される。 本発明は、a)手術ツール(例えば鋸刃)の位置を装置のバレルの近位端に対 して即座に容易に便利に調節することができる特徴を有し、b)バレルの残りの 部分に対するバレルの遠位部のはなはだしい振動がなく、装置のバレルの近位端 に対する複数の予め選択された割送り位置の1つにツールを効果的に固定的に係 止し、c)ユーザがモジュールを取り外したり再度ハンドピースに取り付けたり する必要がなく、ツールの向きを調節して正しい位置に係止することができ、d )駆動装置の正確さ、精密さ、多様性及び便宜性に寄与することができ、e)外 科医が係止カラーをネジ止めする必要なく、ボタンまたはレバーを手で操作する ことによって容易に係止したり係止を解いたりすることができ、且つ、f)製造 が比較的容易で、寸法公差の変化に対して過度に敏感すぎない調節可能で係止可 能な装置を提供する。 本発明の係止機構の性能は、先行技術に見られる他の係止機構より寸法公差の わずかな変化を受けづらいと信じられている。結果として、本発明の係止機構は 、部品寸法公差の過度の徹底した精密さなしに容易に製造することができる。 1つの熊様では、本発明は手術ドライバ用のモジュールを具備する。手術ドラ イバは、ハンドルと軸を有するバレル部とを具備する。モジュールは、モジュー ルを手術ドライバに解放可能に取り付けるための解放可能な取付手段を具備する ため、モジュールは手術ドラ イバのバレル部の一部を形成する。モジュールは、整形外科手術ツールを解放可 能に受けるツール装着手段と、整形外科手術ツールが手術ドライバのバレル部に 対する複数の角度位置に装着されるように手術ドライバのバレル部の軸に対して 複数の角度位置にツール装着手段を方向付ける回転可能な方向付け手段と、回転 可能な方向付け手段を手術ドライバのバレル部の軸に対して複数の角度位置の1 つに解放可能に係止する独特な解放可能な係止手段と、係止部材を係止位置に向 けて付勢する付勢手段(好ましくはバネ)とを含む。 解放可能な係止手段は、係止位置と係止位置から間隔をおいて配置される解放 位置との間で移動できる係止部材を有する。モジュールは、手術ドライバのバレ ル部に対して固定される静止部と、軸の周りの静止部に対して回転する可動部と を有する。モジュールの可動部は、周縁に間隔をおいて配置される複数の溝また はスロットを有する実質的に円筒形なスリーブを具備する。各溝は一対のテーパ 壁を有することが好ましい。 解放可能な係止手段によって、ユーザは一方の手で装置の可動部を360度回 転しながら、他方の手で装置の残りの部分を保持して、付勢手段を制御すること ができる。独特な係止手段は手術ドライバの調節を簡略化しつつ、効果的で確実 な係止を保持する。 本発明の独特で解放可能な係止手段の1つの実施例において、係止部材は、モ ジュールの静止部に旋回式に装着される1つの偏心係止部材を具備する。係止部 材は、円筒形スリーブの溝の1つに受容されるテーパ壁を備えた戻り止めを有す る。 本発明の独特な係止手段の別の実施例において、解放可能な係止手段は、傾斜 凹部と、一端でレバーに他端で戻り止めに固定して取り付けられる係止キーとを 具備する。戻り止めは、スリーブのスロットに受容されるテーパ壁面を有する。 レバーの傾斜凹部に係合す る螺旋状傾斜面を備えたカムも設けられる。レバーは、戻り止めをスロットの1 つとの係合に向けて付勢するバネ付勢手段との係止位置と、スロットから間隔を おいて配置される戻り止めとの解放位置との間を移動できる。レバーを係止位置 から解放位置へ動かすと、螺旋状傾斜面は傾斜凹部に係合し、スロットのテーパ 壁との係合から戻り止めを駆動する。 いずれの実施例の係止部材も自動修正係止部材を有することが好ましい。この 特徴にはいくつかの要因が寄与する。例えば、戻り止めは円筒形スリーブの溝を 形成する材料よりは軟らかい材料から製造される。溝のテーパ壁の間の角度は、 戻り止めのテーパ壁の間の角度と相補的である。この角度は約2度〜約179度 の間であることが好ましく、40度であることが更に好ましい。また、係止部材 は静止部に装着され、スロットへの戻り止めの移動は、戻り止めを受けるスロッ トの軸線に対して約10度よりも大きい方向にあり、この方向はスロットの軸線 に対して実質的に垂直であることがより好ましい。 図面の簡単な説明 図1は、本発明のモジュール及び手術ドライバの概略側面図である。 図2は、本発明の装置の縦側面図であり、整形外科骨鋸の形態のモジュールは 装置に係合し、鋸刃は簡潔さのために省略してある。 図3は、図2の装置及びモジュールの縦正面図である。 図4は、図3の線4−4にほぼ沿って切り取った拡大断面図であり、他の詳細 を強調するためにモジュールは省略してある。 図5は、本発明の係止機構の第1の実施例の概略図であり、係止機構の内部詳 細を示すために部分的に取り外してある。 図6は、本発明の係止機構の第1の実施例を使用するモジュールの側面図であ り、このモジュールは図1の手術ドライバとともに使用して整形外科鋸を提供す る。 図7は、図6のモジュールの上面図である。 図8は、図7の線8−8にほぼ沿って切り取った図7のモジュールの拡大断面 図である。 図9は、本発明の係止機構の第1の実施例の部分の断面図であり、(1)実線 で示す係止位置、(2)第1セットの破線(かくれ線)で示す解放位置、及び( 3)第2セットの破線(かくれ線)で示す一部摩耗位置にある偏心係止要素を示 す。 図10は、係止機構の第1の実施例の偏心係止要素の概略図であり、装置のネ ジ止め特徴は他の詳細を強調するために取り外してある。 図11は、図10の偏心係止要素の別の概略図であり、図10の見方とは異な る見方によるの偏心係止要素を示す。 図12は、本発明の係止機構の第1の実施例で使用する複数の溝を有するスリ ーブの側面図である。 図13は、図12のスリーブの端面図である。 図14は、本発明のモジュールの第2の実施例の側面図であり、係止機構の第 2の実施例を使用する。 図15は、図14のモジュールの上面図である。 図16は、図14の係止機構の第2の実施例の係止ピンを揚げるために使用す るレバーの斜視図である。 図17は、図16のレバーと協動する傾斜挿入物の斜視図である。 図18は、図15の線18−18にほぼ沿って切り取った図15のモジュール の第2の実施例の拡大断面図である。 図19は、本発明の係止機構の第2の実施例で使用する複数の溝 を有するスリーブの側面図である。 図20は、図19のスリーブの端面図である。 実施態様の詳細な説明 図1は、手術ドライバ10と、手術ドライバ10とともに使用するモジュール 14との簡略例を示す。モジュール14は、手術ドライバ10に解放可能に取り 付けられるように製造される。ハンドピース10は、主にバレル部18とハンド グリップまたはハンドル部20とに分割されるハウジング16を有する。バレル 18及びハンドル20は、実質的にピストル型装置を形成するように互いに対し ある角度で位置することが好ましい。ハンドルとバレルとの間の角度は90度未 満で10度を超え、装置10を様々に使用する間に外科医に自然な手の位置を提 供することが好ましい。 手術ドライバ10は、モータ24等の駆動手段、ギアシステム26及び駆動シ ャフト28を含む。手術ドライバ10は、流体入口11を使用する流体(例えば 空気圧または気体)被動装置を具備することが好ましい。あるいは手術ドライバ 10は、電動(例えば電池またはコード)装置を具備してもよい。例えば、手術 ドライバ装置10は、米国特許第5,553,675号に開示された電池式ハンド ピースを具備してもよい。 ドライバ10は、複数の整形外科モジュールに連結され、それらを駆動するこ とが好ましい。整形外科モジュールは、整形外科手術処置中に特定の作業を行う ように設計される。例えば、モジュール14は、図1、2、6〜8に示すように 、振動骨鋸または矢状骨鋸を具備してもよい。あるいは、米国特許第4,736, 742号に記載のように、ドライバ10を、切断ツールを駆動する連動チャック またはリーマを駆動するのに使用するリーマドライバ等に転換する モジュールを具備してもよい。下記に記載の係止機構は、上記を初めとする多種 多様な整形外科モジュール及びアメリカ合衆国ミネソタ州セントポールのミネソ タマイニングアンドマニュファクチャリング社(3M)が販売のマキシドライバ 3作動手術器具システム用の振動鋸取付部(G140A)に組み込まれることは注目 しなければならない。 図8を参照すると、モジュール14はモジュール上の被動シャフト17を所定 の速度範囲を超えて回転させることによって駆動される。モジュール14は、整 形外科ツールを解放可能に受けるツール装着手段を有する。モジュール14用に 、ツール装着手段30は、截骨または整形外科骨鋸刃32を解放可能に受ける。 ツール装着手段については下記に詳述する。 図2〜4は圧縮ガスで作動されるドライバ10の実施例を示す。ドライバ10 は、ハンドル部20を有するフレームと、ロータ22を具備するフレームに装着 されたエアモータ21と、第1及び第2の間隔をおいた軸平行な出力シャフト1 9、23とを具備し、出力シャフト19、23は各々、モジュールの1つ(例え ば、14)の被動シャフト17(図8)と解放可能に係合する出力端部5、6を 有する。第2のシャフト19は、硬鋼円筒形ガイド7によって部分的に規定され るフレームを介して開口27を介してその出力端6とは反対側の第2のシャフト 19の端29からアクセス可能な貫通した中央開口3を有する。 ドライバ10は、ロータ22から出力シャフト19、23を駆動して出力シャ フト19、23の両方を回転させる手段を含み、第2の出力シャフト19は、ロ ータ22の回転時に第1の出力シャフト23の回転よりも実質的に遅い回転速度 で回転する。ドライバ10は更に、モジュールの1つ(例えば14)を、出力シ ャフト19、 23の一方の出力端3または5(モジュール14の場合、これは端5)と被動係 合するモジュール14の被動シャフト17を備えたフレームに解放可能に取り付 けるための解放可能な取付手段と、大気圧より大きい圧力下の流体(気体)供給 をエアモータ21へ連結してロータ22を回転させる手段とを含む。 図4に最良に見られるように、ロータ22から出力シャフト19、23を駆動 する手段は、玉軸受31によってフレームに回転可能に装着されるロータ22( の一体部分であることによって)に固定される第1の出力シャフト23と、第1 の出力シャフト23(と一体的に形成されることによって)に同軸的に固定され る第1の駆動ギア1と、第1の駆動ギア1の周りに同軸的にフレーム上に固定さ れるリングギア34と、第1の駆動ギア1の周りに第1の駆動ギア1及びリング ギア34の歯に係合する歯を有する複数の遊星ギア36と、第1の出力シャフト 23が突出する中央開口を有するキャリア38とを含む。キャリア38は、第1 の出力シャフト23の周りに同軸的に玉軸受40によってフレームに回転可能に 装着される。キャリア38は、第1の駆動ギア1の周りに間隔をおいて遊星ギア 36を回転可能に支持し、周縁部(上に一体的に形成されることによって)に同 軸的に固定される第2の駆動ギア42を有する。ロータ22から出力シャフト1 9、23を駆動する手段は、第2の出力シャフト19(上に形成されることによ って)に同軸的に固定される被動ギア44も含む。被動ギア44は、第2の駆動 ギア42の歯に係合する歯を有する。第2のシャフト19は間隔をおいたスリー ブ軸受43によってフレームに回転可能に装着される。 モジュール14をドライバ10のフレームに解放可能に取り付ける解放可能取 付手段が提供される。図3、4、8に最良に見られるように、モジュール14が ドライバ10に取り付けられるとき、モ ジュール14の被動シャフト17は、出力シャフト23の出力端部5に係合する 。解放可能な取付手段は、入口開口を有するソケット45を規定するフレームの 壁を具備する。ソケット45は、締り嵌めでモジュール14のフレーム50の部 分46を受ける。ソケット45の壁はソケットの入口開口とは反対側の内部端面 55を規定する内壁を含み、出力シャフト19、23は内壁を通って突出し、出 力シャフト19、23の出力端部5、6はソケット45内部に位置決めされる。 ソケット45は、内部端面55とソケット45の入口開口との間に突出して固定 される側壁57も含む。側壁57は、略長円形面であり、出力シャフト19、2 3の軸に対して円筒形に弓形である対向する端部を有する。 解放可能な取付手段は、モジュール14の係止ピン60(図6参照)を受ける 対向する横方向に切り込んだ貫通開口58を有する側壁57を具備する。ピン6 0はバネによって付勢され、ソケット45に受容されるモジュール14のフレー ム46の部分から外向きに突出する。解放可能な取付手段は、ソケット45に隣 接する内端とドライバ10の外面からアクセス可能な対向する外端とを有する貫 通開口58内に解除ボタン64を含む。解除ボタン64は、解除ボタン64がバ ネによって付勢される係止位置と解放位置との間を移動するように貫通開口58 内に装着される。係止位置では、ボタン64の内端はソケット45の側面57か ら間隔をおいて配置されるため、貫通開口58はモジュール14の係止ピン60 を受け取り、モジュール14をドライバ10へ係止することができる。ボタン6 4は、ボタン64の外端に手で係合されることによって解放位置へ移動でき、ボ タン64の内端がソケット45の側面57と整列する点で、互いに向けて押され 、貫通開口58から係止ピン60を取り外すため、モジュール14は装置10か ら離れることができる。側 壁57はソケット45の入口開口に隣接して外向きに斜角をつけられ、モジュー ル14のフレーム46がソケット45に挿入されるときに外向きに付勢される係 止ピン60を側面57に押し入れる引き込み面として作用する斜角面67を提供 する。 第2の出力シャフト19の出力端部6は、外周上に間隔をおいて配置される2 つの対向するテーパ状の突起部63を具備し、モジュール14以外(モジュール 14は出力シャフト19を使用しない)のモジュールの被動シャフトの端に2つ の類似形状の間隔をおいて配置されるテーパ状の突起部(図示せず)の間に係合 する。そのようなアセンブリにおいて、(モジュール14以外の)モジュールの テーパ状の端は、第2の出力シャフト19と被動シャフトとが係合するときに、 シャフトを適切に整列させる。 第1の出力シャフト23の出力端部5は、被動シャフト17内の横方向駆動プ レート69(図8)を受ける横方向スロット68を有する。駆動プレート69は 、被動シャフト17内のソケットを直径に沿って横切る長手方向スロットに摺動 可能に装着され、バネによってシャフト17の端部に向けて付勢される。第1の 出力シャフト23が装置10によって回転するとき、バネによって出力端部5と スロット68を備えた駆動プレート69との不適切な整列を正すことができる。 大気圧より大きい圧力下の流体(例えば気体)供給をエアモータ21へ連結し てロータ22を回転させる手段は、(1)フレームと一対のプラグ(図示しない が図4の参照符号82の近く)であって、プラグは第1及び第2の通路を規定す るフレームにあいた開口に挿入され、各通路は入口通路を有し且つ流体を異なる 位置に導くためにエアモータ21の両端に出口端を有するため、第1の通路を介 してエアモータに導かれる気体を図3に示すようにロータ22を第1 の方向に、すなわち時計回りに回転させ、第2の通路を介してエアモータ21に 導かれる気体を図3に示すようにロータ22を第1の方向とは反対の第2の方向 、すなわち反時計回りに回転させるフレームと一対のプラグと、(2)ハンドル 20の主要部76に取り付けられる略管状部77を含むフレームであって、ハン ドル20によって装置10を手でつかむことができ、その上部にエアモータ21 と出力シャフト19、23とが装着されるフレームと、を含む。管状部77(図 4)は、ホース22(図1)等から加圧流体源に解放可能に連結される入口端8 0と出口端79とを有する入口通路78の大部分と、フレームの管状部77の周 りに回転可能に装着された迅速断接式嵌め合い部83に係合するホース表面の差 込型迅速断接部とを規定する。 大気圧より大きい圧力下の流体(例えば気体)供給をエアモータ21へ連結し てロータ22を回転させる手段は、流体を入口通路78から第1及び第2の通路 の一方へ選択的に導くために開位置と閉位置との間にあるトリガ84を手で操作 することによって作動されて、入口通路78の出口端79と第1及び第2の通路 (上述)の入口端との間に位置決めされる主バルブ手段を含む。また、バルブ調 節手段も、入口通路78の出入口端80、79の間に設けられ、入口通路78を 介する空気の流れを調節する開位置と閉位置との間で実質的に無限に調節可能で ある。 主バルブ手段は、一対のバルブアセンブリ86、87を具備し、各々は、(1 )フレームの主要部76にOリングで封止され、ネジ92で主要部76に取り付 けられるフレームの取り外し可能なプレート状部91によって適所に保たれるハ ウジング部材88と、(2)ハウジング部材88に軸方向に摺動可能に装着され 、Oリング94でハウジング部材88に封止されるプランジャ93とを具備 する。プランジャ93はバネ95によって、ハウジング部材88のリップに対す る封止係合でプランジャ93のヘッド97の周りにOリング96を備えた位置へ 付勢され、入口通路78の出口端79にある流体がバルブアセンブリ86または 87が制御する第1の通路または第2の通路に入るのを防止する。プランジャ9 3は、トリガ72または84をハンドル20に対して内向きに動かしプランジャ 93を動かすことによって開位置へ移動でき、それによってプランジャ93上の Oリング96はその座から外れ、加圧流体を入口通路78から第1または第2の 通路へ通らせ、ロータ22を所望の方向へ回転させることができる。装置10は ローラ(図示せず)も含む。トリガの1つ(例えば84)が押されると、ローラ は押されなかったトリガ(例えば72)の路にカムして押されるのを防止する。 入口通路78内のバルブ調節手段は、入口通路78の一部を規定し入口通路7 8を横切って延在するガイド通路98を更に規定するフレーム部77の壁と、長 手方向に摺動して移動するようにガイド通路98に摺動可能に装着された端部1 00、101を有し、周縁部にOリング有してフレーム77と流密摺動係合する ように配置するスプール99と、断面が減少した中央部104とを有する。スプ ール99は、入口通路78から間隔をおいた中央部104との位置と入口通路7 8を封止する端部100との間にあるガイド通路98内に長手方向に摺動可能に ある。オン及びオフの位置の間にあるスプール99の位置によって、気体が入口 通路78を流れるのを制限される。オン位置及びオフ位置を初めとしてそれらの 間のいずれの位置にでもスプール99を位置決めするために、手で操作可能な手 段も存在する。 入口通路78及びガイド通路98を規定するフレームの壁手段または壁部77 は、対向する弓形外面106を有し、ガイド通路98 は外面106を通って開口している。この特徴は、少なくとも一部はハンドピー スにねじ込まれる管によって形成される。スプール99の端部100、101は 、少なくとも外面106へ延在する。スプール99をオン位置及びオフ位置を初 めとしてそれらの間のいずれの位置にも位置決めするための手で操作可能な手段 は、フレームの管状部77に回転可能に装着されるカム108を含む。カム10 8は、スプール99の端部100、101に係合して、フレームに対してカム1 08を手動回転させるときにオフ位置とオン位置との間にスプール99を動かす カム表面109を有する。カム108は、カム108を手動係合して回転させる のを容易にするために刻み目を入れた周縁部を有する。 第1及び第2の通路を介して気体が導かれるエアモータ21は公知の型であり 、略円筒形のチャンバ110を規定する壁を具備し、チャンバ110内にロータ 22がチャンバ110の軸から間隔をおいて置かれて軸に対して回転可能に装着 される。ロータ22は、複数の半径方向に延在するスロットを有し、その中にプ レート状羽根111が摺動可能に位置決めされ、ロータ22の半径方向に外側へ チャンバ110を規定する円筒形内面と摺動可能に封止係合するモータ21の流 体圧(及び遠心力)によって付勢される。第1または第2の通路のいずれかを介 してチャンバ110に導かれる流体(例えば気体)は、出力シャフトに隣接する ロータ22の端でプレート103によって規定される通路を介して入り、そこか ら気体の大部分は三日月型形状のキャビティを介してロータ22とチャンバ11 0との間の空間に流れ込み、約180度の回転でロータ22とともに動いてロー タ22を駆動して、そこで気体は第1及び第2の通路に対向するモータ21の側 に開口するスロット113を介して且つモータ21の外周に延在するキャビティ を介して漏れ、フレームに 形成されてキャビティと装置10のハンドル20の遠位端でフレームの管状部7 7に隣接する大気へ開口する出口との間に連通する排気通路114に入る。 気体によっては(気体の小部分は)ロータ22とともにスロット113を越え て移動し、三日月型キャビティ(図示せず)及び第1または第2の通路から排気 され、これらの通路によって加圧気体はモータ21に導入されない。その通路か ら気体はバルブアセンブリ86または87のハウジング部材88に漏れ入り、バ ルブアセンブリはプランジャ93とそのバルブアセンブリとの間で開口していず 、フレームのプレート状部91と主要部76との間に規定される通路に入り、主 排気路114と連通する管状部77の周りのチャンバ115へ入る通路118を 通る。 外科用装置10を振動骨鋸(図1〜3、5〜8に示す)に転用するモジュール 14の第1の実施例は、フレーム50を具備し、その第1の部分120は手術ド ライバハンドピース10のソケット45に受容される前述の突起部46を有する 。突起部46は横方向開口121を有し、その中に装置10の側壁58内で開口 58と解放可能に係合する係止ピン60が位置決めされる。ピン60は、ピン6 0の間隔をおいて配置される内面でフレーム50内に定着されるピンの係合によ って決定される制限内でフレーム50の開口内を移動でき、(1)ピン60の外 端が開口58に入りフレーム50をドライバ10に係止することができる外位置 と、(2)突起部46が装置10へ挿入されたり装置10から取り外されたりで きるフレーム50の開口内のピン60の解放位置との間に、直径を減少した中央 部によって規定される。フレーム50の突起部46は、整形外科用駆動装置10 と駆動係合しない第2の出力シャフト19の外端部6に隙間を与える内腔122 も有する。 モジュール14は手術ドライバ10のバレル部18の軸に対して複数の予め選 択された割送り角度位置にツール装着手段30を方向付けるための回転式方向付 け手段を有し、整形外科手術用ツール(例えば鋸刃32)は、手術ドライバ10 のバレル部の近位端に対して複数の角度位置に装着される。回転式方向付け手段 は、特定の手術処置に必要な刃角度とは無関係に外科医に快適な握りと操作位置 とを与える。回転式方向付け手段は、手術部位で最大の可視度を提供する。 回転式方向付け手段は、静止部203及び可動部202を含む振動骨鋸モジュ ール14のフレーム50を具備する。可動部202は静止部203に対して動く 。静止部203は突起部46を含む。 静止部203は、解放可能な取付手段がモジュール14をドライバ10に取り 付けるとき、手術ドライバ10のバレル部18に対して固定される。骨鋸10の 可動部202は、静止部203に対する複数の予め選択された割送り位置へ36 0度回転することができ、手術中に骨鋸の使用が便利であるように、鋸刃32を 装置10の近位端に対して複数の向きに向ける。 Oリング211、213は、流体単離と振動低下とを、更に可動部202が回 転する表面を、提供するために存在する。可動部202はOリング211、21 3上で360度完全回転する。外周にあるスロット237は1つ以上のセットピ ン(図示せず)を任意に受け、可動部202が静止部203から離れるのを防止 する。 回転式方向付け手段は、ユーザがモジュール50をバレル部18の近位端から 外さなくても、鋸刃32をバレル部18の近位端に対して回転させることができ ることは注目されよう。ここで使用されるように、回転式方向付け手段が「解放 可能な取付手段とは無関係」であると言われるときは、ユーザがモジュール50 をバレル部18 の近位端から外したり離したり(例えば、ソケット45、開口58、ピン60及 びボタン64を使用することによって)せずに、鋸刃32がバレル部18の近位 端に対して回転することができることを意味する。これは、刃の向きを変えるた めにモジュールを装置の残りの部分から離すことを必要とするミニドライバ(Mi ni-Driver)駆動装置及び K-120 矢状鋸取付部(K-120 Sagittal Saw Attachm ent)モジュールの機構とは反対である。 骨鋸モジュール14上の被動シャフト17は、2つの軸受132によってフレ ーム50内に規定されるキャビティを介して回転可能に装着される。被動シャフ ト17は、駆動プレート69を付勢する横方向バネを携える突起部46内に端を 有する。駆動プレート69は、上述のように第1の出力シャフト23によって係 合される大きさ及び形状である。被動シャフト17は、中心軸に対し中心を外れ た(偏心)ピン133も有する。被動シャフト17のすべての回転位置で、中心 ピン133の中心軸は、被動シャフト17に直角で軸に対して旋回運動する軸受 スリーブ135によってフレーム部50に装着される駆動部材134の軸と交差 する。軌道リンク136は一方の端で偏心ピン133に係合する同軸軸受137 を有し、ドライバ部材134の旋回軸と平行な両側に平面を備えた対向する平坦 な端部(図示せず)を有する。平坦な端部の平面は、駆動部材134内に長手方 向に延在するスロットにしっかりと受容される。スロットは十分な長さを有する ため、リンク136は、被動シャフト17の軸と駆動部材134の軸とによって 規定される平面にあるスロット内で旋回することができる。従って、その平面か ら外れたリンク136の移動は、駆動部材134の移動を引き起こす。その移動 は、被動シャフト17は装置10によって回転するため、軸に対する駆動部材1 34の往復運動である。 駆動部材134は、截骨または他のまたは整形外科骨鋸刃32を解放可能に取 り付けるツールマウントまたは取付アセンブリ141内に含まれる。取付アセン ブリ141及び刃32に関しては、米国特許第4,386,609号及び米国特許 出願第08/469,807号に、より完璧に記載されている。米国特許第4,3 86,609号により完全に記載されているように、刃32は、バネ145の付 勢に対して取付アセンブリ141に含まれる係止ボタン144を押すことによっ て挿入したり外したりすることができる。 モジュール14の可動部202は、その基礎部材205に可動的に取り付けら れるツール装着手段30を有することが好ましく、鋸刃は可動部202に対して 往復する。基礎部材205は、図12、13に最良に示される実質的に円筒形な 溝付スリーブ208に固定して取り付けられる。スリーブ208は複数のテーパ 状溝またはスロット209を有し、約45度の角度の増分でスリーブ208に対 してそれらは割送りされる。 モジュール14は、手術ドライバ10のバレル部18の軸に対して複数の離散 した角度位置の1つに回転式方向付け手段を解放可能に係止する解放可能な係止 手段も有する。先行技術の装置とは異なり、本発明の解放可能な係止手段は、鋸 刃32の使用中に(かなりの振動に出会うときでさえ)、可動部202を静止部2 03に対する位置に固定的に保持することができる装置を具備する。本発明の係 止手段は、製造及び修理が比較的容易であり、的確で正確で精密な手術処置を行 う装置の能力を高める。 バレル部18が回転する対象の軸は、バレル部18の中央軸線である必要はな く、可動部202の中央軸線でさえなくてもよい。軸は、バレル部18のいずれ の位置に沿って引いた軸でもよい。係止部材が回転式方向付け手段を係止する対 象の軸は、実質的に円筒形 なスリーブ208の軸線であることが好ましい。 図8に示す解放可能な係止手段は係止部材216を具備する。ピン217は穴 219を通って延在し、静止部203のキャビティ218内の偏心係止部材21 6の部分に旋回式に装着する。円筒形穴219は係止部材216の幾何学的中心 以外の位置に配置されるため、係止部材216は偏心係止部材を有することが好 ましい。 係止部材216はテーパ壁223を備えたテーパ状戻り止め222と、細長い アーム部229とを含む。テーパ状戻り止め222は、スリーブ208のスロッ ト209のテーパ(シータ、図13参照)と相補的であることが好ましい。スロ ット209のテーパは戻り止めの側壁223の間の角度とほぼ等しいことが好ま しい。この角度は、十分に確実な係止のために壁223とスロット209との間 に十分な面接触を提供するよう選択されなければならないが、壁223とスロッ ト209との間の係合を外すのが困難になる角度であってはいけない。また好ま しくは、この角度は自己解放テーパを提供するものでなければならない。すなわ ち、この角度(例えば、シータ)は、約2度よりも大きく179度未満であり、 ユーザが戻り止め222とスロット209との間の接触を妥当な力の量で容易に 外すことができることを確実にしながら、確実な係止を提供するために壁223 とスロット209との間には十分な面領域接触を提供するものであることが好ま しい。この角度は約30度〜約60度の間であることが更に好ましく、最も好適 な角度は約40度である。 限定されることを意図しない例として、外径約1.137インチ、長さ約1. 25インチ、最小内径約0.85インチのスリーブ208が挙げられ、スロット 209のテーパ(シータ)がおよそ40度(図13参照)、スロット209の深 さが約0.09インチ、幅が約0.140インチ、長さが約0.26インチであ れば、戻し止め の側壁223の間の角度は約40度でなければならない。側壁223のテーパの 開始点で戻し止め222の厚さは約0.18インチであり、厚さ約0.92イン チのテーパ状になる。あるいは、戻し止め222のテーパ(側壁間の角度)は、 テーパ状戻し止めとスロット209の底壁201との間の係合に抵抗するために 、スロット209のテーパ(シータ)よりわずかに大きくてもよい。 図9を参照すると、係止部材216は、スリーブ20が静止部203に対して 回転することができるように、スロット209のテーパ壁に係合する戻し止め2 22の側壁223との係止位置(実線)と、スロット209から間隔をおいて配 置される戻し止め222との解放位置(破線221)との間で移動するように静 止部203に旋回式に装着される。 圧縮バネ225は静止部203と係止部材216の戻し止め222との間に装 着される。バネ225は係止部材216を係止位置へ向けて付勢する。戻し止め 222は、バネ225の一端を戻し止め222上に保持するためにバネ止めまた はセンター271を有することが好ましい。 バネ225が与える付勢の方向は、可動部202の回転軸に沿った方向以外で あることが好ましい。バネ225が与える付勢の方向は、可動部202の回転軸 に実質的に垂直であることが更に好ましい。 ユーザは、係止部材216の手動係合可能な表面214を押すことによって、 係止部材216を係止位置から解放位置へ向けて動かすことができる。ピン21 7は係止部材216の幾何学的中心以外の点で偏心係止部材216を装着するた め、機械的利点を利用してバネ225の付勢を手で制御することができる。本発 明は、鋸刃に近い方の手でバネ付勢の制御と装置のバレルの遠位部の回転との両 方を行う(Stryker 2108 矢状鋸等の)先行技術とは反対に、ユーザが一方の手 で装置10を保持してバネ225の付勢を制御し、他方の手で可動部202を回 転することができることが注目されよう。本発明では鋸刃32に近い方のユーザ の手は比較的単純な作業を行い、バネ225の力を制御するという更なる作業を 行う負担をかけられない。代わりに装置10を保持する方の手がバネ225の付 勢を制御する。 戻し止め222とスロット209との間の係合は、静止部203に対する角度 位置に可動部202を係止する。複数のスロット209(好ましくは8スロット )によって、可動部202は静止部203に対する複数の位置に割送りされる。 このようにして、ツールマウント30及びツール32は、装置10のバレル部1 8に対する複数の向きに係止される。 係止手段(偏心係止部材216及びスロット209を含む)は装置10を使用 するモジュール14に関連して示されているが、図5〜11に示す係止手段は非 モジュール手術装置にも容易に使用することができる。例えば、単に解放可能な 取付手段を外して静止部203を手術装置10のバレル部18に固定することに よって、装置10を非モジュール手術装置にすることができる。 係止部材216は、摩耗を考慮して自動修正係止部材を具備することが好まし い。可動部202を静止部203に対して固定して係止するために、係止部材2 16は、戻り止め222のテーパ状側壁223と、スロット209のテーパ壁と の間に接触を保たなければならない。 スロット209は軸線Aを有する(図12)。テーパ状側壁223が軸線Aに 対してスロット209に入る角度は、10度より大きく、本発明の係止部材21 6の自動修正特徴に寄与するものである ことが好ましい。多様な要因がスロット209に入るテーパ状側壁223の角度 に影響を与える。例えば、係止部材216の多様な寸法、係止部材216の偏心 度、スリーブ208と係止部材216との相対位置等である。係止部材216の 自動修正特徴に寄与するために、戻り止め部222のテーパ状表面がスロット2 09に出入りする移動はテーパ状スロット209の軸線Aに実質的に垂直である ことが好ましい。この係止部材216とスロット209との相対運動もまた、テ ーパ壁223とスロット209との間のしっかりした係合を保ちながらテーパ壁 223とスロット209との間の係合が外れるのを容易にするのに寄与すると信 じられている。 係止部材216の自動修正特徴は図9に示される。破線230は、スロット2 09がわずかに摩耗した後の戻り止め222の位置を示す。壁223が摩耗する と、戻り止め部材222はスロット209内に深く沈み、スロット209の側壁 と戻り止め222の側壁223との接触を維持するよう設計されている。戻り止 め部材222がスロット209内に深く沈むと、先にはスロット209に接触し ていなかったテーパ壁223の部分がスロット209の壁に接触し始め、摩耗部 の代わりに確実な係止を維持する。 戻り止め222は、スロット209を製造するのに使用する材料よりのわずか に軟らかい材料から製造され、係止部材216の自動修正特徴を提供する一助と なることが好ましい。これは、戻り止め222が一般にスリーブ208よりも交 換が容易である点でも好ましい。例えば、スリーブ208は、約56〜60のロ ックウェルC硬度で熱処理される440Cステンレス鋼から製造されるが、戻り 止め222は約48〜53のロックウェルC硬度で熱処理される420ステンレ ス鋼から製造される。 図14〜20は、全体に14Aで示す本発明の手術ドライバに使 用するモジュールの第2の実施例の部分を示す。モジュール14Aは、モジュー ル14の要素に類似した多くの要素を有する。モジュール14の要素と同一また は極めて類似したモジュール14Aの要素には、モジュール14の対応部と同一 の参照符号をつけて、接尾辞「A」を加えた。 モジュール14Aにおいて、手術ドライバのバレル部の軸に対して複数の離散 した角度位置の1つに回転式方向付け手段を解放可能に係止する解放可能な係止 手段は、モジュール14の係止手段とは異なる。図19、20は、底壁201A の付いた複数のスロット209Aを備えたスリーブ208Aを示す。スリーブ2 08の開口端スロット209とは異なり、スリーブ208Aのスロットは各端で 閉鎖している。 モジュール14Aの係止機構は、モジュールハウジングの静止部203Aに旋 回式に装着されるレバー254を具備する。レバー254の下面を示す図16に 最良に見られるように、レバー254は傾斜凹部256を有する。係止手段は、 傾斜凹部256と相補的な螺旋状傾斜面262を有するカム260を含む。係止 機構は、レバー5254の穴251内にレバー254に固定的に取り付ける一端 271を有する爪キーまたは係止キー270も含む。係止機構は、端271の対 向する端に戻り止め277を含む。 戻り止め277は、静止部203Aに対するモジュール14Aの可動部202 Aの移動に抵抗するために、スリーブ208Aのスロット209Aの1つに受容 される寸法及び形状である。係止キー270及びレバー254は、スリーブ20 8A(図18)のスロット209Aに係合する戻り止め277との係止位置と、 スロット209Aから間隔をおいて配置される戻り止め277との(図18に示 す位置の上にわずかにあがったレバー254との)解放位置との間 を移動するように、静止部203Aに装着されるため、静止部203Aに対して 可動部202Aは回転する。 バネ280は係止キー270を係止位置へ向けて付勢する。ハウジングの静止 部203Aに対してレバー254を旋回させることによって、表面262、25 6は係止キー270及びレバー254に係合して解放位置へ向けてカムする(動 かす)。特に、レバー254が係止位置から解放位置へ向けて移動するときは、 表面256は表面262へ移動し、それによってスロット209Aから戻り止め 277を揚げて、スリーブ209Aを回転させる。静止部203A上の停止表面 259は、レバー254が解放位置及び係止位置をはるかに越えて移動するのを 防止する。 レバー254は、スロット209Aの1つとの係合へ向けて戻り止め277を 付勢するバネ280との係止位置(図18)と、スロット209Aから間隔をお いて配置される戻り止め277との解放位置との間を移動できる。レバー254 が係止位置から解放位置へ移動するとき、螺旋状傾斜面262は傾斜凹部256 に係合して、スロット209のテーパ状の壁との係合から戻り止め277を駆動 する。 モジュール14では係止部材216を係止位置へ動かすためにボタン214を 押し続けなければならないが、それとは異なり、モジュール14Aでは、レバー 254の係止位置から解放位置への移動がバネ280の付勢を制御し、ユーザは 戻り止め277を解放位置に保持するためにレバー254を指で押し続ける必要 がない。表面256及び表面262に近接した保持表面は互いに係合し、バネ2 80の付勢に対する解放位置にレバー254を保持する。これによって処置が単 純化され、ユーザはバレルの遠位部を所望の位置へ回転しながらバネの付勢を常 に制御する必要がない。 本発明は数実施例を用いて詳述した。当業者であれば本発明の範囲から逸脱す ることなく実施例に多くの非実質的な変更及び追加を施し得ることは明らかであ る。例えば、本発明の係止機構はピストル形状装置に関連して示してある。本発 明の係止機構は本発明の確実な係止特徴を得るために非ピストル形状手術装置に 容易に組み入れることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの駆動シャフトを備え、ハンドル部と軸を有するバレル部 とを具備する手術ドライバ用のモジュールであって、 該モジュールを該手術ドライバに取外し可能に取り付けて該モジュールが該手 術ドライバの該バレル部の一部を形成するようにする解放可能な取付手段と、 整形外科手術ツールを取外し可能に受容するツール装着手段と、 該少なくとも1つの駆動シャフトに係合する手段と、 該解放可能な取付手段から独立して、該手術ドライバの該バレル部の軸に関す る複数の角度位置に該ツール装着手段を方向付けし、該整形外科手術ツールを該 手術ドライバの該バレル部に対する複数の角度位置に装着できるようにする回転 式方向付け手段と、 該手術ドライバの該バレル部の該軸に関する複数の不連続な角度位置の1つに 該回転式方向付け手段を解放可能に係止する手段であって、係止位置と該バレル 部の該軸に沿った方向以外の方向に該係止位置から離間した解放位置との間を移 動できる係止部材を有する解放可能な係止手段と、 該係止部材を該係止位置へ向けて付勢するバネ付勢手段と、 を具備するモジュール。 2.前記モジュールは、前記解放可能な取付手段が該モジュールを前記手術ド ライバに取り付けるときに該手術ドライバの前記バレル部に対して固定される静 止部と、該静止部に対して動くようになっている可動部とを具備する請求項1記 載のモジュール。 3.前記モジュールの前記可動部は、周縁部に沿って離間配置されてそれぞれ が一対のテーパ壁を有する複数の溝を備える実質的円筒形のスリーブを具備し、 前記係止部材は、該モジュールの前記静止部に旋回式に装着される1つの偏心 係止部材を具備し、該係止部材は、該係止部材が前記係止位置にあるときに前記 円筒形スリーブの前記溝の1つに受容される寸法及び形状のテーパ壁群を有する 戻り止めを備える請求項2記載のモジュール。 4.前記係止部材は自動修正係止部材を具備する請求項3記載のモジュール。 5.前記戻り止めは、前記円筒形スリーブの前記溝を形成する材料よりも軟ら かい材料から製造される請求項4記載のモジュール。 6.前記溝の前記テーパ壁はその間に角度を成し、前記戻り止めの前記テーパ 壁はその間に角度を成し、 該溝の該テーパ壁間の該角度は該戻り止めの該テーパ壁間の該角度と相補的で ある請求項4記載のモジュール。 7.前記溝の前記テーパ壁間の前記角度及び前記戻り止めの前記テーパ壁間の 前記角度は、約2度〜約179度である請求項6記載のモジュール。 8.前記溝の前記テーパ壁間の前記角度及び前記戻り止めの前記テーパ壁間の 前記角度は、約40度である請求項7記載のモジュール。 9.前記解放可能な係止手段は、ユーザの他方の手で前記バネ付勢手段を抑制 しながら、ユーザの一方の手で装置の前記可動部を回転できるようにする請求項 2記載のモジュール。 10.前記モジュールの前記可動部は、周縁部に沿って離間配置されてそれぞ れが長手軸線及び一対のテーパ壁を有する複数のスロットを備える実質的円筒形 のスリーブを具備し、 前記係止部材は、該係止部材が前記係止位置にあるときに前記円筒形スリーブ の前記スロットの1つに受容される寸法及び形状のテ ーパ壁群を有する戻り止めを具備し、 該係止部材は、該スロット内への該戻り止めの移動が、該戻り止めを受ける該 スロットの該長手軸線に対して約10度よりも大きい方向にあるように、前記静 止部に装着される請求項2記載のモジュ一ル。 11.前記スロット内への前記戻り止めの前記移動は、該戻り止めを受ける該 スロットの前記長手軸線に実質的に垂直な方向にある請求項10記載のモジュー ル。 12.前記モジュールは、周縁部に沿って離間配置されてそれぞれが長手軸線 及び一対のテーパ壁を有する複数のスロットを備える実質的円筒形のスリーブを 具備し、 前記解放可能な係止手段は、傾斜凹部を有するレバーと、一端で該レバーへ固 定的に取り付けられ、且つ他端に前記スリーブのスロットに受容される寸法及び 形状のテーパ壁面群を有する戻り止めを備える係止キーと、該レバーの該傾斜凹 部に係合する螺旋状傾斜面を有するカムとを具備し、該レバーは、前記バネ付勢 手段が該戻り止めを該スロットの1つに係合する方向へ付勢する係止位置と、該 戻り止めが該スロットから離間して配置される解放位置との間を移動でき、 該レバーが該係止位置から該解放位置へ移動するときに、該螺旋状傾斜面は、 該傾斜凹部に係合して該スロットの該テーパ壁との係合から該戻り止めを駆動す る請求項10記載のモジュール。 13.少なくとも1つの駆動シャフトを備え、ハンドル部と軸を有するバレル 部とを具備する手術ドライバ用のモジュールであって、該モジュールは、 該モジュールを該手術ドライバに取外し可能に取り付けて、該モジュールが該 手術ドライバの該バレル部の一部を形成するようにす る解放可能な取付手段と、 整形外科手術ツールを取外し可能に受容するツール装着手段と、 該少なくとも1つの駆動シャフトに係合する手段と、 該手術ドライバの該バレル部の軸に関する複数の角度位置に該ツール装着手段 を方向付けし、該整形外科手術ツールを該手術ドライバの該バレル部に対する複 数の角度位置に装着できるようにする回転式方向付け手段と、 該手術ドライバの該バレル部の該軸に関する複数の不連続な角度位置の1つに 該回転式方向付け手段を解放可能に係止する手段であって、係止位置と該係止位 置から離間した解放位置との間を移動できる係止部材を有する解放可能な係止手 段と、 該解放可能な取付手段が該モジュールを該手術ドライバに取り付けるときに該 手術ドライバの該バレル部に対して固定されるようになっている静止部と、周縁 部に沿って離間配置されてそれぞれが長手軸線及び一対のテーパ壁を有する複数 のスロットを備える実質的円筒形のスリーブを具備して、該スリーブの軸に関し て回転する可動部と、 該係止部材を該係止位置に向けて付勢するバネ付勢手段と、 を具備し、 該係止部材は、該係止部材が該係止位置にあるときに該円筒形スリーブの該ス ロットの1つに受容される寸法及び形状のテーパ壁群を備えた戻り止めを具備す る、 モジュール。 14.前記係止部材は自動修正係止部材を具備する請求項13記載のモジュー ル。 15.前記戻り止めは、前記円筒形スリーブの前記溝を形成する材料よりも軟 らかい材料から製造され、 前記スロットの前記テーパ壁はその間に角度を成し、該戻り止めの前記テーパ 壁はその間に角度を成し、 該スロットの該テーパ壁間の該角度は該戻り止めの該テーパ壁間の該角度と相 補的である請求項14記載のモジュール。 16.前記解放可能な係止手段は、ユーザの他方の手で前記バネ付勢手段を抑 制しながら、ユーザの一方の手で装置の前記可動部を回転できるようにする請求 項13記載のモジュール。 17.前記円筒形スリーブの前記スロットのそれぞれは長手軸線を有し、 前記係止部材は、該スロット内への前記戻り止めの移動が、該戻り止めを受け る該スロットの該長手軸線に対して約10度よりも大きい方向にあるように、前 記静止部に装着される請求項13記載のモジュール。 18.前記スロット内への前記戻り止めの前記移動は、該戻り止めを受ける該 スロットの前記長手軸線に実質的に垂直な方向にある請求項17記載のモジュー ル。 19.前記解放可能な係止手段は、傾斜凹部を有するレバーと、一端で該レバ ーに且つ他端で前記戻り止めに固定的に取り付けられる係止キーと、該レバーの 該傾斜凹部に係合する螺旋状傾斜面を有するカムとを具備し、該レバーは、前記 バネ付勢手段が該戻り止めを該スロットの1つに係合する方向へ付勢する係止位 置と、該戻り止めが該スロットから離間して配置される解放位置との間を移動で き、 該レバーが該係止位置から該解放位置へ移動するときに、該螺旋状傾斜面は、 該傾斜凹部に係合して該スロットの該テーパ壁との係合から該戻り止めを駆動す る請求項13記載のモジュール。 20.非モジュール型の整形外科鋸であって、 軸を有するバレル部と、 該バレル部に対し角度を成して位置するハンドル部と、 該バレル部上に位置して整形外科鋸刃を取外し可能に受容する刃装着手段と、 該鋸の該バレル部の該軸に関する複数の角度位置に該刃装着手段を方向付けし 、該整形外科鋸刃を該鋸の該バレル部に対する複数の角度位置に装着できるよう にする回転式方向付け手段と、 該鋸の該バレル部の該軸に関する複数の角度位置の1つに該回転式方向付け手 段を解放可能に係止する手段であって、係止位置と該係止位置から離間した解放 位置との間を移動できる係止部材を有する解放可能な係止手段と、 該鋸の該バレル部に対して固定されるようになっている静止部と、周縁部に沿 って離間配置されてそれぞれが長手軸線と一対のテーパ壁とを有する複数のスロ ットを備える実質的円筒形のスリーブを具備して該スリーブの軸に関して回転す る可動部と、 該係止部材を該係止位置に向けて付勢するバネ付勢手段と、 を具備し、 該係止部材は、該係止部材が該係止位置にあるときに該円筒形スリーブの該ス ロットの1つに受容される寸法及び形状のテーパ壁群を備えた戻り止めを具備す る、 鋸。 21.前記係止部材は自動修正係止部材を具備する請求項20記載の鋸。 22.前記戻り止めは、前記円筒形スリーブの前記溝を形成する材料よりも軟 らかい材料から製造され、 前記スロットの前記テーパ壁はその間に角度を成し、該戻り止めの前記テーパ 壁はその間に角度を成し、 該スロットの該テーパ壁間の該角度は該戻り止めの該テーパ壁間の該角度と相 補的である請求項21記載の鋸。 23.前記解放可能な係止手段は、ユーザの他方の手でバネ付勢手段を抑制し ながら、ユーザの一方の手で前記装置の前記可動部を回転できるようにする請求 項20記載の鋸。 24.前記円筒形スリーブの前記スロットのそれぞれは長手軸線を有し、 前記係止部材は、該スロット内への前記戻り止めの移動が、該戻り止めを受け る該スロットの該長手軸線に対して約10度よりも大きい方向にあるように、前 記静止部に装着される請求項20記載の鋸。 25.前記スロット内への前記戻り止めの前記移動は、該戻り止めを受ける該 スロットの前記長手軸線に実質的に垂直な方向にある請求項24記載のモジュー ル。 26.前記解放可能な係止手段は、傾斜凹部を有するレバーと、一端で該レバ ーに且つ他端で前記戻り止めに固定的に取り付けられる係止キーと、該レバーの 該傾斜凹部に係合する螺旋状傾斜面を有するカムとを具備し、該レバーは、前記 バネ付勢手段が該戻り止めを該スロットの1つに係合する方向へ付勢する係止位 置と、該戻り止めが該スロットから離間して配置される解放位置との間を移動で き、 該レバーが該係止位置から該解放位置へ移動するときに、該螺旋状傾斜面は、 該傾斜凹部に係合して該スロットの該テーパ壁との係合から該戻り止めを駆動す る請求項20記載のモジュール。
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