JP2000500536A - 繊維ウエブ乾燥装置 - Google Patents

繊維ウエブ乾燥装置

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JP2000500536A
JP2000500536A JP9519418A JP51941897A JP2000500536A JP 2000500536 A JP2000500536 A JP 2000500536A JP 9519418 A JP9519418 A JP 9519418A JP 51941897 A JP51941897 A JP 51941897A JP 2000500536 A JP2000500536 A JP 2000500536A
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ファルメット・コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 繊維ウエブを乾燥するための装置において、熱を良好に導きかつ空気を通さない2つの無端ベルトを有し、これらのベルトが互いに平行な通路の1部分を走行するように配置され、第1ベルト(1)が加熱されかつ第2ベルト(2a)が冷却されそして繊維ウエブ(3)が、該繊維ウエブが前記加熱ベルト(1)と接触しかつ前記織物が繊維ウエブと前記冷却ベルト(2a)との間にあるように前記ベルト(1,2a)の間に少なくとも1枚の織物とともに導かれる。本発明は加えて熱を良好に導きかつ空気を通さない第3のベルト(2b)を備え、このベルトは前記ベルトの走行方向で前記第2ベルト(2a)の後ろに置かれかつ前記第1ベルト(1)とともに第2乾燥領域を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維ウエブ乾燥装置 技術分野 本発明は、乾燥装置が、空気を通さずかつ熱を良好に導く第1および第2無端 ベルト、第1ベルトがそのまわりに回転するように配置される第1回転ローラ、 および第2ベルトがそのまわりに回転するように配置される第2回転ローラを備 え、前記第1および第2ベルトがそれらの間に乾燥領域を形成するように互いに 平行な通路の1部分を走行するように配置され、前記第1ベルトが加熱されかつ 第2ベルトが冷却され、そして繊維ウエブおよび無端ループを形成する少なくと も1枚の織物が、前記繊維ウエブが前記加熱される第1ベルトと接触しかつ前記 織物が前記繊維ウエブと前記冷却される第2ベルト、ならびに無端織物を案内す るための案内ローラとの間にあるように前記ベルト間に導入される、繊維ウエブ 乾燥装置に関する。 背景技術 フインランド特許第59439号は繊維ウエブを乾燥する方法を開示している 。この方法において、繊維ウエブは2つの無端金属ベルト間に導入され、これら のベルトは装置の反対端で回転ローラのまわりを走行するように配置されている 。互いに向かい合う側で、両ベルトは、繊維ウエブが一方のバンドと接触しかつ フエルトまたはワイヤが繊維ウエブと第2ベルトとの間にあるような方法におい てベルト間で同一速度において、互いにかつ繊維ウエブおよび1枚の織物または それ以上の織物と平行に走行する。繊維ウエブを乾燥させるために、ウエブに対 して支持しているベルトが加熱され、それにより繊維ウエブ中の水分は蒸発しか つフエルトまたはワイヤに向かって移動する。同時に、フエルトまたはワイヤに 面しているベルトは冷却され、それにより水蒸気はベルト上で凝縮物に冷却され 、それにより繊維ウエブからの蒸気の流れを冷却されたベルトに向けさせる。冷 却ベルト上に形成された凝縮物は装置の入口端で下方ベルトの表面上に実質上水 分がないように装置の乾燥領域の後に取り除かれる。 乾燥過程の間中、冷却ベルト上に蓄積される凝縮物の量は装置の入口端から装 置の出口端に向かって増加する。これは、もちろん、繊維ウエブから冷却ベルト に向かって蒸気を移動するための装置の能力にある程度影響を及ぼしている。と くに多量の水分を含んでいる厚いウエブが乾燥されるとき、乾燥装置はかなり長 くすることができ、それは機械および建物投資に関する限り装置のコストを増大 する。 発明の開示 本発明の目的は、より短い乾燥装置の使用および従来の技術に比してより良好 な乾燥結果の達成を可能にするように、より効率のよい繊維ウエブの乾燥を可能 にする乾燥装置を提供することある。本発明による乾燥装置は、第2ベルトが第 1ベルトの回転ローラ間の長さの1部分のみで第1ベルトと平行に走行するよう に配置され、乾燥装置が、空気を通さず、熱を導きかつ第3回転ローラのまわり に回転しかつ乾燥領域を第2ベルトとともに形成するように第1ベルトと平行な 通路の第2ベルト部分の後ろで走行するように配置される第無端ベルトからなり 、そして乾燥装置全体を通って繊維ウエブと案内される第1織物からなることに よつて特徴付けられている。 本発明の必須の概念は、2つのまたはそれ以上の冷却ベルトが繊維ウエブを乾 燥するのに使用されることであり、ベルトは乾燥装置の長手方向に相前後して位 置決めされそして各ベルトがベルトの表面上に蓄積された凝縮物から離れて自由 にされている。この方法において、ウエブの乾燥が有効に行われるように乾燥を 弱める凝縮物の作用を減少することができる。 本発明を添付図面を参照してさらに詳しく説明する。 図面の簡単な説明 第1図は本発明による乾燥装置の概略側面図、 第2図は冷却ベルトが第1図の装置において変更されている点の細部を示す概 略図、 第3図は本発明による他の乾燥装置の概略側面図、そして、 第4図は本発明による乾燥装置の第3の実施例を示す概略全体図である。 発明を実施するための最良の形態 第1図は本発明による乾燥装置を示し、該装置は熱を良好に伝えかつ空気を通 さない無端乾燥ベルト、すなわち、第1ベルト1ならびに第2ベルト2aおよび 第3ベルト2bを備え、第1ベルト1、第2および第3ベルト2aおよび2bは これらの第2ベルト2aおよび第3ベルト2bが互いに相前後しているように実 質上互いに配置されている。ベルトは第1および第2ベルトならびに第1および 第3ベルトがそれぞれそれらのベルトがそれらの間に乾燥領域を2つづつ形成す るように互いに平行な通路の1部分を走行するように配置されている。第1ベル トに対して配置された繊維ウエブベルト1の表面と、他方で、互いに向かい合っ ているベルト2aおよび2bとの間で走行し、そして繊維ウエブに対して支持し ている、フエルトまたはワイヤのごとき、第1織物4が第1ウエブ3と第2ベル ト2aおよび2bとの間に走行する。追加の織物、すなわち、より粗い第2およ び第3織物5aおよび5bが織物4と第2および第3ベルト2aおよび2bとの 間にある。第1ベルト1は第1回転ローラ6aおよび6bのまわりに回転するよ うに配置されそして第2ベルト2aはそれぞれ第2回転ローラ7aおよび7bの まわりを回転するように配置され、そして第3ベルト2bは第3回転ローラ8a および8bのまわりを回転するように配置されている。粗い織物5aおよび5b は案内ローラ9aおよび9bによつてそして織物4は案内ローラ10によつてそ れぞれ案内される。 繊維ウエブを乾燥するために、加熱室11aおよび11bが第1ベルトに対し て配置され、これらの室に第1ベルト1を加熱する熱い加圧蒸気が供給される。 第2および第3ベルトの内側で、加熱室11aおよび11bの反対側に、冷却室 12aおよび12bがあり、これらの室に水のごとき冷却媒体があり、その結果 第2および第3ベルト2aおよび2bは冷却されたままである。その場合に、第 1ベルトの熱は繊維ウエブ3に含まれる水分を蒸発させかつ織物4を通って粗い 織物5aおよび5bへ移動しそして第2および第3ベルト2aおよび2bの表面 上にそれぞれ凝縮させる。織物5aおよび5bから水分を除去するために、吸い 込み箱13aおよび13bが織物5aおよび5bに対して位置決めされ、吸い込 み箱は織物を通して空気を吸引し、それにより織物から水分を吸引している。さ らに、凝縮された水分は、例えば、ドクターブレード14aおよび14bによつ て第2および第3ベルトの表面から除去される。続いて、ベルトおよび織物は、 第1ベルトと平行に走行するように再び回転するために、戻る。加熱室11aお よび11bおよび冷却室12aおよび12bはそれぞれ、蒸気または水分のごと き、その中の加圧媒体が室外に流れるのを防止するために、それ自体公知の方法 において対応するベルトの表面に対して密封体により密封される。このような密 封はそれ自体一般に知られておりかつ本発明に必須でなく、そのためにここでは さらに説明されない。 周囲圧力と異なる圧力が、繊維ウエブが熱くなりかつ蒸気が冷えているときベ ルト1とベルト2aおよび2bとの間に一般に発生されるため、その側部でベル ト間には密封体があり、これらの密封体は空気がベルト間に流れるのをまたは蒸 気がそこから外に流れるのを防止している。ベルト間のかかる密封は一般にそれ 自体知られておりそして本発明に必須ではなく、そのためにここではさらに説明 されない。さらに、装置の入口端はそれ自体公知の方法において繊維ウエブ3お よび織物4および5aを通して蒸気を供給することにより繊維ウエブ3および織 物4および5aに含まれる空気を排出する蒸気排出室15からなり、それにより 、空気の分子は蒸気の粒子に置き換えられる。さらに、第2および第3ベルト間 の空間に蒸気室16があり、その室はこの空間に空気が流れ得ないように室内の 空気圧より幾分高い圧力を有している。加えて、第3織物5bが蒸気室16内に 到来するとき、蒸気は織物を通って該織物と第3ベルトとの間の空気排出空間1 7へ流れ、そのために第3ベルトは乾燥領域に空気を全く運ばない。また、熱い 蒸気が記載されたように蒸気室内の圧力を保持しかつ空気排出を強めるために蒸 気室16に別個に供給され得る。 織物4はベルト2aおよび2b間の空間を通って走行しかつこの間中繊維ウエ ブ3を支持する。織物4および繊維ウエブ3がこの点において下方から支持され るため、加圧加熱室は上方の対応する点において使用されないが、加熱室11a および11bは第2および第3ベルト2aおよび2b間の冷却室12a12bが 加熱室11Aおよび11bと実質上反対に配置されるように位置決めされる。 第2図は第2および第3ベルトとの間の点において本発明の装置の細部をより 正確に略示している。使用される参照符号は第1図にしたがつている。 第2図から明らかなように、第2ベルト2aおよび第2織物5aは回転ローラ 7bの後ろで互いに分かれ、ドクターブレード14aがベルト2aの表面からこ のベルト上に蓄積された凝縮物を掻き落としている。対応して、第2織物5aの 1方の側には吸い込み箱13aがあり、この箱は第2織物から水分を吸い取り、 そして他方の側には追加的にまたは代わりに第2織物から水分を除去するために 織物を通して空気を吹き付ける吹き付け箱18を設けることができる。織物5a と5b間には蒸気室16があり、該蒸気室にその中の圧力が周囲の部屋の圧力よ り高いように蒸気が供給され得る。蒸気はこの室から第3の織物5bを通って空 気排出空間17へ流れ、そこから空気が、織物5bが実質上空気なしにローラ8 aのまわりを動くようにいつでも吸い込まれる。 第3図は本発明による装置の他の乾燥装置を概略側面図で示している。この実 施例において、2枚の別個でない追加の織物が第2ベルト2aと第3ベルト2b のまわりを走行するが、一方の追加の織物5が2つのベルト2aと2bのまわり に閉ループを形成する。追加の織物から水分を除去するために、織物はベルト2 aおよび2bとの間で別個の案内ローラ9のまわりを走行しかつベルト2aおよ び2bとの間から戻ってベルト2bと第1織物4との間を走行するように案内さ れる。ここで、吸い込み箱13aは追加の織物5に対して配置され、その箱によ つて水分が織物から吸い取られる。所望ならば、吹き付け箱が、吸い込み箱13 aとともにまたはそれなしに、第2図に示された方法において使用され得る。同 様に、追加の織物5aから水分を除去するために、他の吸い込み箱または空気吹 き付けまたは蒸気吹き付け箱が、追加の織物が第3のベルト2aと接触して戻る 前に使用されることができる。さらに、追加の織物5が第3ベルトの後で繊維ウ エブから分かれるとき、水分が、例えば、第1図に示した方法において織物から 除去され、その結果この織物は、該織物が乾燥装置の入口端に到来するときでき るだけ少ない水分を含有し得る。1枚の共通の追加の織物に加えて、追加の織物 が、もちろん、また、第2および第3のベルト2a,2bのまわりにまたは第2 図に示されるように一方のみのまわりに閉ループを形成する織物として使用され ることが可能である。第3図はまた、蒸気室16内の第1織物に対して支持する 支持部材19を示し、この支持部材は、例えば、第1の織物4をかつそれによつ て繊維ウエブ3を支持するフオイル箱またはシユー、吸い込み箱等であつてもよ い。 第4図は本発明による乾燥装置の第3実施例の概略全体側面図を示している。 図面を明瞭にするために、他の図に関連して以前に説明されたものは、この図と 関係がないならば、この図から除外されている。この実施例において、第2ベル ト2aおよび第3ベルト2bは、真ん中の回転ローラ7bおよび8aが装置の高 さ方向において最も外方の回転ローラ7aおよび8bより低いように取り付けら れる回転ローラ7a,7bおよび8a,8bと、互いに角度を形成するように配 置されている。その場合に、ベルト1および2aならびに1と2bは、それぞれ 、互いに平行な距離を走行するが、ベルト2aおよび2bは互いに角度を形成す る。ローラ7bと8bとの間で、乾燥装置はベルト1の表面に対して支持する支 持部材20からなり、この支持部材は、図に見られるように、ベルト1がそのま わりを走行しかつベルト1、繊維ウエブ3および第1織物4がそれに対して支持 している、緩やかに屈曲されたシユー、ローラ等であつてもよい。 本発明は上記明細書かつ図面において例としてのみ示されそして本発明は決し てそれに限定されない。種々の公知の密封体および空気排出解決法が本発明の必 須の重要性からなることなく本発明の実施に利用することができる。同様に、織 物、すなわち、フエルトまたはワイヤからの水分除去は種々の方法において行わ れ得る。また、2以上のワイヤまたはフエルトが互いに使用可能でかつ第2ベル トおよび第3ベルトのまわりを走行するワイヤまたはフエルトの数および構造は 異なってもよい。同様に、第1ベルトの加熱および第2および第3ベルトの冷却 はそれ自体公知の方法において種々実施されることができる。所望ならば、3つ またはそれ以上の冷却ベルトが2つの冷却ベルトの代わりに繊維ウエブの種類に 応じて乾燥されかつ繊維ウエブはいずれかの方法において乾燥される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.空気を通さずかつ熱を良好に導く第1および第2無端ベルト(1,2a) 、第1ベルト(1)がそのまわりに回転するように配置される第1回転ローラ( 6a,6b)、および第2ベルト(2a)がそのまわりに回転するように配置さ れる第2回転ローラ(7a,7b)を備え、前記第1および第2ベルト(1,2 a)がこれらのベルトがそれらの間に乾燥領域を形成するように互いに平行な通 路の1部分を走行するように配置され、前記第1ベルト(1)が加熱されかつ第 2ベルト(2a)が冷却され、そして繊維ウエブ(3)および無端ループを形成 する少なくとも1枚の織物(4)が、前記繊維ウエブ(3)が前記加熱される第 1ベルト(1)と接触しかつ前記織物(4)が前記繊維ウエブ(3)と前記冷却 される第2ベルト(2a)、ならびに無端織物を案内するための案内ローラ(9 a,9b,10)との間にあるように前記ベルト(1,2a)間に導入される、 繊維ウエブ乾燥装置において、 前記第2ベルト(2a)が前記第1ベルト(1)の回転ローラ(6a,6b) 間の長さの1部分のみで前記第1ベルト(1)と平行に走行するように配置され 、空気を通さず、熱を良好に導きかつ第3回転ローラ(8a,8b)のまわりに 回転しかつ乾燥領域を前記第2ベルト(2a)ともに形成するように前記第1ベ ルト(1)と平行な通路の第2ベルト(2a)部分の後ろで走行するように配置 される第3無端ベルト(2b)を備え、そして乾燥装置全体を通って繊維ウエブ (3)と案内される第1織物(4)を備えていることを特徴とする繊維ウエブ乾 燥装置。 2.少なくとも1つの冷却ベルト(2a,2b)と前記第1織物(4)との間 に配置されかつ少なくとも1つの冷却ベルト(2a,2b)のまわりに閉ループ を形成する追加の織物(5,5a,5b)、および該追加の織物(5,5a,5 b)から凝縮された水分を除去するための手段を備えていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の繊維ウエブ乾燥装置。 3.前記第2ベルト(2a)と前記第1織物(4)との間に置かれかつ前記第 2ベルト(2a)のまわりに閉ループを形成する第2織物(5a)および該第2 織物(5a,5b)から凝縮された水分を除去するための手段を備えていること を特徴とする請求の範囲第2項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 4.第3ベルト(2b)と前記第1織物との間に置かれかつ前記第3ベルト( 2b)のまわりに閉ループを形成する第3織物(5b)および該第3織物(5b )から凝縮された水分を除去するための手段を備えていることを特徴とする請求 の範囲第2項または第3項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 5.前記第2ベルト(2a)と第3ベルト(2b)ならびに前記第1織物(4 )との間に置かれかつ前記第2および第3ベルト(2a,2b)のまわりに閉ル ープを形成する1枚の追加の織物(5)を備え、そして該追加の織物(5)が別 個の水分除去手段を通って前記第2および第3ベルト(2a,2b)との間に走 行するように配置されることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の繊維ウエブ の乾燥装置。 6.前記第2および第3ベルト(2a,2b)をそれぞれ冷却するために、冷 却室(12a,12b)が、前記ベルトによつて形成されるループ内で、該ベル トの表面に対して密封され、前記冷却室に前記ベルト(2a,2b)を冷却する のに必要とされる水分が供給され、前記冷却室(12a,12b)と反対に置か れかつ前記冷却室に向かい合う加熱室(11a,11b)が、前記第1ベルト( 1)によつて形成されるループ内で、第1ベルト(1)の表面に対して密封され 、前記加熱室(11a,11b)内に存在する圧力が前記加熱室と反対に置かれ る前記冷却室(12a,12b)の圧力と実質上同一であることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 7.前記第2および第3ベルトの間に残る空間が蒸気室(16)に形成され、 該室内の圧力が周囲の空間の圧力より高いことを特徴とする請求の範囲第1項な いし第6項のいずれか1項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 8.前記周囲の空間の圧力より高い圧力を有する蒸気が、空気が前記乾燥装置 の乾燥領域に流れることができないように前記蒸気室(16)に導入されること を特徴とする請求の範囲第7項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 9.空気排出室(17)が、前記第3ベルト(2b)と前記第1織物(4)と の間に置かれた前記織物(5)と、前記蒸気室(16)と反対である前記織物( 5,5b)の側の前記第3ベルト(2b)との間に形成され、蒸気が前記蒸気室 から前記織物(5,5b)を通って前記空気排出室(17)へ流れるように前記 空気排出室から空気を吸い込むことを特徴とする請求の範囲第7項または第8項 に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 10.前記装置が前記第2および第3ベルト(2a,2b)の表面上に凝縮さ れた水分を除去するための手段を備えていることを特徴とする請求の範囲第1項 ないし第9項のいずれか1項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 11.各追加の織物(5,5a,5b)から水分を除去するための前記手段が 各織物(5,5a,5b)に対して支持する吸い込み箱(13,13a,13b )の少なくとも1からからなり、その吸い込み箱によつて空気およびそれととも に水分が前記織物(5,5a,5b)からそれぞれの吸い込み箱(13,13a ,13b)に吸い込まれることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第10項の いずれか1項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。 12.支持部材(19)が前記織物(4,5)を支持するために前記第1織物 (4)または前記追加の織物(5)の表面に対して支持しかつそれにより前記繊 維ウエブ(3)が前記第2および第3ベルト(2a,2b)との間に配置される ことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第11項のいずれか1項に記載の繊維 ウエブの乾燥装置。 13.前記第2および第3ベルト(2a,2b)が前記第1ベルト(1)と平 行に走行するが、前記第2ベルト(2a)の前記第2回転ローラ(7b)および 前記第3ベルト(2b)の前記第1回転ローラが、それぞれ、前記第1ベルト( 1)から離れて前記ベルトの最も外方の回転ローラ(7a,8b)間の高さから 或る距離に置かれるように互いにに角度を形成するように配置され、そして前記 乾燥装置が前記真ん中の回転ローラ(7b,8a)との間に置かれかつシユー等 のごとき繊維ウエブから離れて向かい合う前記ベルト(1)の表面に対して支持 する支持部材(20)を備え、その表面に沿って前記ベルト(1)が回転しかつ それに対して前記ベルト(1)、前記繊維ウエブ(3)および前記第1織物(4 )が押し付けられることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第12項のいずれ か1項に記載の繊維ウエブの乾燥装置。
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