JP2000358189A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法

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JP2000358189A
JP2000358189A JP11168296A JP16829699A JP2000358189A JP 2000358189 A JP2000358189 A JP 2000358189A JP 11168296 A JP11168296 A JP 11168296A JP 16829699 A JP16829699 A JP 16829699A JP 2000358189 A JP2000358189 A JP 2000358189A
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Keita Sonoda
啓太 園田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者の意図に添った露出補正を行うことが
できる撮像装置を提供する。 【解決手段】 撮像素子14からの画像信号データを用
いて所定の演算処理を行い、得られた制御値で露出制御
手段42によりシャッター12を制御することにより入
射する光量を制御し、露出補正量設定手段71により露
出補正量が設定された場合には上記演算された制御値を
その設定された露出補正量に基づいて補正する。そし
て、この補正された制御値を用いて本露光時の露出制御
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像や動画像
を撮像する撮像装置及びその制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記憶媒体として、静止画像や動画像を撮像、記
録、再生する電子カメラ等の撮像処理装置は既に市販さ
れており、カラー液晶パネル等の電子ファインダーを備
える電子カメラも販売されている。
【0003】これらの電子カメラは、撮影前の画像を連
続して表示して電子カメラの使用者が構図を決定するこ
とや、撮影した画像を撮影直後に再生する機能を有し、
その利便性は高く、電子カメラの使用者にとって有益な
ものとなっている。
【0004】上記のような電子カメラでは、手動での露
出補正量の設定が主流となっている。従来の電子カメラ
等の画像処理装置における露出補正は、被写体輝度を適
正レベルへ追従する露出制御ループの内で行われてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の露出補正方法をとって、例えば+x段の露
出補正を行った時の輝度信号が、A/Dコンバータのフ
ルレンジを超えた場合、フルレンジを超えた輝度の高い
信号分は、オーバーフロウしてデジタル化されない。上
記露出制御ループ内では、+x段の露出補正を行った輝
度信号のA/Dコンバータ出力の平均値が、初期設定の
輝度信号のA/Dコンバータ出力の平均値のx倍(適正
露出レベル)になるまで、フルレンジに達していない信
号分の露出レベルを上げようと露出制御する。
【0006】その結果、操作者は+x段の補正を設定し
たにもかかわらず、それ以上の過剰補正がされていると
認識し、操作者の意図に反する露出補正となってしまう
という問題点があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、使用者の意図に添った露出
補正を行うことができる撮像装置及びその制御方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置及びそ
の制御方法は次のように構成したものである。
【0009】(1)撮像装置において、撮像素子に入射
する光量の調節を行うための光量調節手段を含む撮像光
学系と、該撮像光学系を介して前記撮像素子に入射した
光量を測定する測光手段と、その測定結果に基づいて前
記光量調節手段を制御して入射光量を制御する露出制御
手段と、露出補正量を設定する露出補正量設定手段とを
有し、該露出補正量設定手段により露出補正量が設定さ
れた場合には、前記測定結果に基づいて算出された前記
露出制御手段の制御値を前記露出補正量設定手段により
設定された露出補正量に基づいて補正するようにした。
【0010】(2)上記(1)の撮像装置において、露
出制御手段は測定結果によらず制御値を変更可能とし
た。
【0011】(3)上記(1)または(2)の撮像装置
において、光量調節手段は光量調節用絞りであり、露出
制御手段は前記光量調節用絞りの口径を制御するように
した。
【0012】(4)上記(1)ないし(3)何れかの撮
像装置において、測光手段は撮像素子とした。
【0013】(5)上記(1)ないし(4)何れかの撮
像装置において、制御値は撮像素子の蓄積時間を制御す
るための値とした。
【0014】(6)撮像装置の制御方法において、撮像
素子に入射する光量の調節を行うための光量調節手段を
含む撮像光学系を介して前記撮像素子に入射した光量を
測光手段により測定し、その測定結果に基づいて前記光
量調節手段を制御して入射光量を露出制御手段により制
御し、露出補正量を設定する露出補正量設定手段により
露出補正量が設定された場合には、前記測定結果に基づ
いて算出された前記露出制御手段の制御値を前記露出補
正量設定手段により設定された露出補正量に基づいて補
正するようにした。
【0015】(7)上記(6)の撮像装置の制御方法に
おいて、露出制御手段は測定結果によらず制御値を変更
可能とした。
【0016】(8)上記(6)または(7)の撮像装置
の制御方法において、光量調節手段は光量調節用絞りで
あり、露出制御手段は前記光量調節用絞りの口径を制御
するようにした。
【0017】(9)上記(6)ないし(8)何れかの撮
像装置の制御方法において、測光手段は撮像素子であ
り、該撮像素子により入射光量を測定するようにした。
【0018】(10)上記(6)ないし(9)何れかの
撮像装置の制御方法において、制御値は撮像素子の蓄積
時間を制御するための値であり、露出制御手段により前
記撮像素子の蓄積時間を制御するようにした。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本実施例を
説明する。
【0020】図1は、本実施例による撮像装置の構成を
示すブロック図である。
【0021】図1において、100は画像処理装置であ
る。10は変倍系レンズ群、11は合焦系レンズ群、1
2は入射光量の調節を行う、絞り機能を備えたシャッタ
ー(光量調節手段)、14は光学像を電気信号に変換す
る撮像素子、15は撮像素子14の感度を設定する撮像
感度調節手段で本実施例においては0〜24dBまでリ
ニアに可変可能なゲインアンプを採用している。
【0022】16は撮像素子14のアナログ信号出力を
ディジタル信号に変換するA/D変換器、18は撮像素
子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロッ
ク信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であ
り、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50によ
り制御される。
【0023】変倍系レンズ群10による変倍率はWid
e(ワイド)端からTele(テレ)端までを8分割
し、Wide端とTele端を含めて9ポジションの変
倍を可能とする構成を採用している。
【0024】20は画像処理回路であり、A/D変換器
16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデー
タに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0025】また、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてシステム制御回路50が自動露出
制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、
TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォ
ーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理を行っている。
【0026】さらに、画像処理回路20においては、撮
像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得ら
れた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホ
ワイトバランス)処理も行っている。
【0027】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、
画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、
圧縮・伸長回路32を制御する。
【0028】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画
像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0029】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28は液晶表示器であるTFTLCD等から成る画
像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表
示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示
部28により表示される。
【0030】画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。
【0031】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をON/OFFすること
が可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装
置100の電力消費を大幅に低減することができる。
【0032】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の制止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
【0033】これにより、複数枚の静止画像を連続して
撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ
大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可
能となる。
【0034】また、メモリ30はシステム制御回路50
の作業領域としても使用することが可能である。
【0035】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。
【0036】40は絞り機能を備えるシャッター12、
タイミング発生回路18による撮像素子14の電荷排出
動作から読み出し動作までの蓄積時間を制御する電子シ
ャッター制御手段及び、撮像感度調節手段15を制御す
る露出制御手段であり、フラッシュ48と連携すること
によりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0037】42は合焦系レンズ11のフォーカシング
を制御する測距制御手段、44は変倍系レンズ10のズ
ーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアであ
る保護手段102の動作を制御するバリア制御手段であ
る。
【0038】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0039】自動露出(露光)制御手段40、測距制御
手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像し
た画像データを画像処理回路20によって演算した演算
結果に基づき、システム制御回路50が自動露出制御手
段40、測距制御手段42に対して制御を行う。自動露
出制御手段40の詳細については後に述べることとす
る。
【0040】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0041】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成さ
れている。
【0042】また、表示部54は、その一部の機能が光
学ファインダー104内に設置されている。
【0043】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表
示、長秒時撮影表示、夜景撮影表示、セルフタイマー表
示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮
影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表
示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、
(赤目緩和ランプ点灯、前回の撮影からの)経過時間表
示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量
表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による
情報表示、記録媒体200及び記録媒体210の着脱状
態表示、通信I/F(インターフェース)動作表示、日
付け・時刻表示、等がある。
【0044】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表
示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッター
スピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
【0045】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0046】60,62,64,66,68,70及び
71は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力
するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッ
チパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装
置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0047】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0048】60はモードダイアルスイッチで、電源オ
フ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接
続モード等の各機能モードを切り替え設定することがで
きる。
【0049】62はシャッタースイッチ(SW1)で、
不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、A
F(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、
AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッ
シュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0050】64はシャッタースイッチ(SW2)で、
不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮
像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メ
モリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書
き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路2
2での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像デー
タを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録
媒体200或いは記録媒体210に画像データを書き込
む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
【0051】66は画像表示ON/OFFスイッチで、
画像表示部28のON/OFFを設定することができ
る。この機能により、光学ファインダー104を用いて
撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部
への電流供給を遮断することにより、省電力を図ること
が可能となる。
【0052】68はクイックレビューON/OFFスイ
ッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生する
クイックレビュー機能を設定する。尚、本実施例では特
に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイッ
クレビュー機能の設定を備えるものとする。
【0053】67,69はそれぞれ変倍系レンズ群10
の駆動方向を指示するTeleスイッチ(SW)及び、
Wideスイッチ(SW)である。Teleスイッチ及
びWideスイッチは、機械的に何れか一方のスイッチ
のみがON状態になるように構成されるものとする。
【0054】70は各種ボタンやタッチパネル等から成
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロ/
非マクロ切り替えボタン、マルチ画面再生改ページボタ
ン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマ
ー/長秒時(スローシャッター)/夜景撮影モード切り
替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュ
ー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラ
ス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質
選択ボタン、日付け/時間設定ボタン等がある。
【0055】また、露出補正用に、露出補正量設定手段
71がある。カメラ使用者が71に露出補正量を設定し
て入力したら、71は上記露出補正量をシステム制御回
路50に入力する。
【0056】80は電源制御手段で、電池検出回路、D
C−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び
システム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコン
バータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を
含む各部へ供給する。
【0057】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電
池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプ
ター等から成る電源手段である。
【0058】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインターフェース(I/F)、9
2及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒
体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或い
はコネクタ96に記録媒体200或いは記録媒体210
が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手
段である。
【0059】尚、本実施例では記録媒体を取り付けるイ
ンターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説
明している。勿論、記録媒体を取り付けるインターフェ
ース及びコネクタは、単数或いは複数、何れの系統数を
備える構成としても構わない。また、異なる規格のイン
ターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成と
しても構わない。
【0060】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わな
い。
【0061】さらに、インターフェース90及びインタ
ーフェース94、そしてコネクタ92及びコネクタ96
をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)
カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、
LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE
1394カード、P1284カード、SCSIカード、
PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続する
ことにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器
との間で画像データや画像データに付属した管理情報を
転送し合うことができる。
【0062】102は、画像処理装置100の変倍系レ
ンズ10及び、合焦系レンズ11を含む撮像部を覆うこ
とにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである
保護手段である。
【0063】104は光学ファインダーであり、画像表
示部28による電子ファインダー機能を使用することな
しに、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことが
可能である。また、光学ファインダー104内には、表
示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告
表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、
絞り値表示、露出補正表示、マクロ撮影設定表示等が設
置されている。
【0064】110は通信手段で、RS232CやUS
B、IEEE1394、P1284、SCSI、モデ
ム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0065】112は通信手段110により画像処理装
置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信
の場合はアンテナである。
【0066】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理
装置100とのインターフェース204、画像処理装置
100と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0067】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理
装置100とのインターフェース214、画像処理装置
100と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0068】上記構成において、撮像素子14は入射し
た光量を測定する測光手段を構成している。
【0069】以下、図1と図2及び図3を参照して、第
1の実施例による撮像装置の動作を説明する。
【0070】図2は第1の実施例による撮像装置(画像
処理装置100)の主ルーチンにおける制御動作を示す
フローチャートであり、図2を用いて説明する。
【0071】モードダイアル60を電源OFFの状態か
ら電源ONの状態(撮像モード)にすると、システム制
御回路50がモードダイアルの状態を検出する(ステッ
プS102)。
【0072】次にシャッタースイッチ(SW1)62が
押されたら(ステップS103)、システム制御回路5
0は、撮像手段を起動し(ステップS104)、撮像素
子14からの画像信号データを用いて所定の演算処理を
行い、得られた演算結果に基づいて測距制御手段42に
対し測距処理を行って合焦系レンズ11の焦点を被写体
に合わせ、AF制御を行う(ステップS105)。
【0073】続いて、システム制御回路50は、露出制
御手段40を起動して適正露出にするようAE制御を行
う(ステップS200)。AE制御の詳細内容について
は後述する。次に、システム制御回路50は、撮像素子
14からの画像信号データを用いて所定の演算処理を行
い、得られた演算結果がホワイトバランスとして適正と
判断されるまで画像処理回路20を用いて、AWB(オ
ートホワイトバランス)制御を行う(ステップS10
6)。
【0074】次に、シャッタースイッチ(SW2)64
が押されたら(ステップS107)、記録する画像を撮
影するための本露光を行う(ステップS108)。本露
光の内容については後述する。最後に、インターフェー
ス90或いはインターフェース94、コネクタ92或い
はコネクタ96を介して、メモリカードやコンパクトフ
ラッシュカード等の記録媒体200或いは記録媒体21
0へ画像データの書き込みを行う(ステップS10
9)。シャッタースイッチ(SW2)64が押されない
場合、スイッチ(SW2)64が押されるまで待機す
る。
【0075】次にAE制御について、図1,図3を用い
て説明する。図3は図2のステップS200の露出制御
動作を示すフローチャートである。
【0076】システム制御回路50は、露出制御手段4
0を起動し(ステップS201)、起動された露出制御
手段40は、適正露出フラグを0とする(ステップS2
02)。適正露出フラグとは、適正露出になればビット
を1とし、適正露出でなければビットを0とするもので
ある。引き続いて測光に必要な測光領域設定等の測光手
段の初期設定を行う(ステップS203)。次にシステ
ム制御回路50は露出制御算出手段を起動し、被写体輝
度(Bv)値、撮像感度(Sv)値を初期設定し(ステ
ップS204)、上記露出制御値算出手段が、絞り制御
(Av)値、電子シャッター制御(Tv)値を解析して
算出し(ステップS205)、絞り手段(ステップS2
06)、電子シャッター手段(ステップS207)であ
るシャッター12の制御を行う。
【0077】上記の露出制御算出手段は、図示していな
いが、システム制御回路50のプログラム領域に書き込
まれているものである。
【0078】続いて、システム制御回路50はメモリ制
御22、タイミング発生18を用いて、撮像素子14に
露光した(ステップS208)信号を読み出し(ステッ
プS209)、画像処理回路20は、読み出された信号
をA/Dコンバータを介して輝度出力Youtを導出す
る(ステップS210)。続いて、システム制御回路5
0は、画像処理回路からの輝度出力Youtと目標輝度
レベルYrefとの比をとり、その平均を導出する(ス
テップS211)。
【0079】続いて、システム制御回路50は、上記の
YoutとYrefとの比の平均から、適正露出レベル
からのずれ量(ΔBv)(ステップS212)、被写体
輝度(Bv)(ステップS213)値を導出する。
【0080】上記の被写体輝度(Bv)及びΔBv値を
得た後、ΔBv値が適正露出レベルに達して、予め設定
した誤差(±n)に収まれば(ステップS214)、適
正露出フラグを1とする(ステップS215)。ΔBv
値が適正露出レベルに達していなければ(ステップS2
14)、Bv値を露出制御値算出手段に入力し(ステッ
プS205)、絞り手段、電子シャッター手段であるシ
ャッター12を制御して所定範囲内に追い込む動作を繰
り返す(ステップS205〜S214)。
【0081】上記の露出フラグが1になった(ステップ
S215)後、システム制御回路50は、露出補正量設
定手段71で設定し、システム制御回路50に入力され
た、露出補正量αを読みに行き(ステップS216)、
ΔBvに露出補正量αを加減算して露出補正を行い(ス
テップS217)、被写体輝度(Bv)値を算出する
(ステップS218)。
【0082】以上で、AE制御を終了する(ステップS
219)。
【0083】次に、本露光についての説明を加える。
【0084】本露光は、AE制御で、最終的に決定した
補正量を加減算したBv値に対して適正になるようなA
v値,Tv値(制御値)で行う。
【0085】この本露光時のAv値,Tv値の決定方法
として、以下のような場合が考えられる。
【0086】補正前のBv値に対して、Av値のみの
変更で補正する。
【0087】補正前のBv値に対して、Tv値のみの
変更で補正する。
【0088】補正前のBv値に対して、Av値,Tv
値それぞれを変更して補正する。
【0089】図4に示すように、適正露出レベル時のB
v,Svの値に基づいた絞り制御、及び電子シャッター
制御によって読み出された輝度信号のA/Dコンバータ
出力の平均値をcとする。また、+x段の露出補正を行
った場合の輝度信号のA/Dコンバータ出力の平均値を
dとする。+x段の露出補正を行った場合の輝度信号
が、A/Dコンバータのフルレンジを超えた場合、フル
レンジを超えた輝度の高い信号分は、オーバーフロウし
てデジタル化されず、d=xcとはならない。しかし、
図3に示すように、露出補正は露出制御ループの外で行
われているので、フルレンジに達していない信号分の露
出レベルが上げられることはない。
【0090】その結果、操作者は+x段の露出補正が行
われていると認識し、操作者の意図に添った露出補正と
なる。
【0091】次に、図1と図5と図6と図7及び図8を
参照して、第2の実施例による撮像装置の動作を説明す
る。
【0092】図5は、第2の実施例による撮像装置(画
像処理装置100)の主ルーチンにおける制御動作フロ
ーチャートであり、図5を用いて説明する。
【0093】モードダイアル60を電源OFFの状態か
ら電源ONの状態(撮像モード)にすると、システム制
御回路50がモードダイアルの状態を検出する(ステッ
プS302)。
【0094】次に、画像表示スイッチ66をON状態に
する(ステップS303)と、システム制御回路50
は、撮像手段を起動する(ステップS303)。画像表
示スイッチ66がOFF状態(ステップS304)であ
れば、第1の実施例で説明した図2におけるスイッチ
(SW1)62のON状態の待機(ステップS103)
へと進み、以後は、第1の実施例と同様の動作を行う。
【0095】撮像手段が起動された後、続いて、システ
ム制御回路50は、露出制御手段40を起動して適正露
出にするようAE制御1を行う(ステップS400)。
AE制御1の詳細内容については後述する。
【0096】次に、システム制御回路50は、撮像素子
14からの画像信号データを用いて所定の演算処理を行
い、得られた演算結果がホワイトバランスとして適正と
判断されるまで画像処理回路20を用いて、AWB(オ
ートホワイトバランス)制御を行う(ステップS30
5)。
【0097】次に、露出補正量設定手段71をON状態
にすると(ステップS306)、システム制御回路50
は、露出補正のためのAE制御2を行う(ステップS5
00)。AE制御2の詳細内容については後述する。こ
の時、露出補正量は、露出補正量設定手段71を操作し
ながら、画像表示部28上に表示して、設定を行うこと
ができる。
【0098】AE制御2を行った後、また露出補正量設
定手段71がOFF状態であった時(ステップS30
6)、シャッタースイッチ(SW1)62が押されたら
(ステップS306)、システム制御回路50は、AF
制御に対して適正な露出になるよう露出補正を打ち消す
AE制御3を行う(ステップS600)。AE制御3の
詳細内容については後述する。シャッタースイッチ(S
W1)62が押されなかったら(ステップS307)、
露出補正量設定手段71またはシャッタースイッチ(S
W1)62がON状態になるのを待機する。AE制御3
が行われた後、システム制御回路50は、撮像素子14
からの画像信号データを用いて所定の演算処理を行い、
得られた演算結果に基づいて測距制御手段44に対し測
距処理を行って合焦系レンズ11の焦点を被写体に合わ
せ、AF制御を行う(ステップS308)。
【0099】続いて、システム制御回路50は、上記で
打ち消した露出補正を反映するためのAE制御4を行う
(ステップS700)。AE制御4の詳細内容について
は後述する。
【0100】次に、シャッタースイッチ(SW2)64
が押されたら(ステップS309)、記録する画像を撮
影するための本露光を行う(ステップS310)。本露
光についての内容を後述する。最後にインターフェース
90或いはインターフェース94、コネクタ92或いは
コネクタ96を介して、メモリーカードやコンパクトフ
ラッシュカード等の記録媒体200或いは記録媒体21
0へ画像データの書き込みを行う(ステップS31
1)。シャッタースイッチ(SW2)64が押されない
場合、シャッタースイッチ(SW1)62が押されるま
で待機する。
【0101】次にAE制御1について、図1,図6を用
いて説明する。図6はAE制御1における制御動作を示
すフローチャートである。
【0102】システム制御回路50は、露出制御手段4
0を起動し(ステップS401)、起動された露出制御
手段40は、適正露出フラグを0とする(ステップS4
02)。引き続いて測光に必要な測光領域設定等の測光
手段の初期設定を行う(ステップS403)。次にシス
テム制御回路50は露出制御算出手段を起動し、被写体
輝度(Bv)値、撮像感度(Sv)値を初期設定し(ス
テップS404)、上記露出制御値算出手段が、図示し
ていないがプログラム線図から、絞り制御(Av)値、
電子シャッター制御(Tv)値を解析して算出し(ステ
ップS405)、絞り手段(ステップS406)、電子
シャッター手段(ステップS407)で制御を行う。
【0103】続いて、システム制御回路50はメモリ制
御22、タイミング発生18を用いて、撮像素子14に
露光した(ステップS408)信号を読み出し(ステッ
プS409)、画像処理回路20は、読み出された信号
をA/Dコンバータを介して輝度出力Youtを導出す
る(ステップS410)。続いて、システム制御回路5
0は、画像処理回路からの輝度出力Youtと目標輝度
レベルYrefとの比をとり、その平均を導出する(ス
テップS411)。
【0104】続いて、システム制御回路50は、上記の
YoutとYrefとの比の平均から、適正露出レベル
からのずれ量(ΔBv)(ステップS412)、被写体
輝度(Bv)(ステップS413)値を導出する。
【0105】上記の被写体輝度(Bv)及びΔBv値を
得た後、ΔBv値が適正露出レベルに達して、予め設定
した誤差(±n)に収まれば(ステップS414)、適
正露出フラグを1とする(ステップS415)。ΔBv
値が適正露出レベルに達していなければ(ステップS4
14)、Bv値を露出制御値算出手段に入力し(ステッ
プS415)、絞り手段、電子シャッター手段を制御し
て所定範囲内に追い込む動作を繰り返す(ステップS4
05〜S414)。
【0106】以上で、AE制御1を終了する(ステップ
S416)。
【0107】次にAE制御2について、図1,図7を用
いて説明する。図7はAE制御2における制御動作を示
すフローチャートである。
【0108】システム制御回路50は、上記のAE制御
1から出力された被写体輝度(Bv)値、撮像感度(S
v)値を露出制御値算出手段に入力し(ステップS50
2)、上記露出制御値算出手段が、図示していないがプ
ログラム線図から、絞り制御(Av)値、電子シャッタ
ー制御(Tv)値を解析して算出し(ステップS50
2)、絞り手段(ステップS503)、電子シャッター
手段(ステップS504)で制御を行う。
【0109】続いて、システム制御回路50はメモリ制
御22、タイミング発生18を用いて、撮像素子14に
露光した(ステップS505)信号を読み出し(ステッ
プS506)、画像処理回路20は、読み出された信号
をA/Dコンバータを介して輝度出力Youtを導出す
る(ステップS507)。続いて、システム制御回路5
0は、画像処理回路からの輝度出力Youtと目標輝度
レベルYrefとの比をとり、その平均を導出する(ス
テップS508)。
【0110】続いて、システム制御回路50は、上記の
YoutとYrefとの比の平均から、適正露出レベル
からのずれ量(ΔBv)(ステップS509)、被写体
輝度(Bv)(ステップS510)値を導出する。
【0111】上記の被写体輝度(Bv)及びΔBv値を
得た後、ΔBv値が適正露出レベルに達して、予め設定
した誤差(±n)に収まれば(ステップS511)、適
正露出フラグを1とする(ステップS512)。ΔBv
値が適正露出レベルに達していなければ(ステップS5
11)、Bv値を露出制御値算出手段に入力し(ステッ
プS502)、絞り手段、電子シャッター手段を制御し
て所定範囲内に追い込む動作を繰り返す(ステップS5
02〜S511)。
【0112】上記の露出フラグが1になった(ステップ
S512)後、システム制御回路50は露出補正量αを
読みに行き(ステップS513)、ΔBvに露出補正量
αを減算して露出補正を行い(ステップS514)、被
写体輝度(Bv)値を算出する(ステップS515)。
【0113】以上で、AE制御2を終了する(ステップ
S516)。
【0114】次にAE制御3について、図1,図8を用
いて説明する。図8はAE制御3における制御動作を示
すフローチャートである。
【0115】システム制御回路50は、上記のAE制御
2から出力された被写体輝度(Bv)値、撮像感度(S
v)値を露出制御値算出手段に入力し(ステップS60
2)、上記露出制御値算出手段が、図示していないがプ
ログラム線図から、絞り制御(Av)値、電子シャッタ
ー制御(Tv)値を解析して算出し(ステップS60
2)、絞り手段(ステップS603)、電子シャッター
手段(ステップS604)で制御を行う。
【0116】続いて、システム制御回路50はメモリ制
御22、タイミング発生18を用いて、撮像素子14に
露光した(ステップS605)信号を読み出し(ステッ
プS606)、画像処理回路20は、読み出された信号
をA/Dコンバータを介して輝度出力Youtを導出す
る(ステップS607)。続いて、システム制御回路5
0は、画像処理回路からの輝度出力Youtと目標輝度
レベルYrefとの比をとり、その平均を導出する(ス
テップS608)。
【0117】続いて、システム制御回路50は、上記の
YoutとYrefとの比の平均から、適正露出レベル
からのずれ量(ΔBv)(ステップS609)、被写体
輝度(Bv)(ステップS610)値を導出する。
【0118】上記の被写体輝度(Bv)及びΔBv値を
得た後、ΔBv値が適正露出レベルに達して、予め設定
した誤差(±n)に収まれば(ステップS611)、適
正露出フラグを1とする(ステップS612)。ΔBv
値が適正露出レベルに達していなければ(ステップS6
11)、Bv値を露出制御値算出手段に入力し(ステッ
プS602)、絞り手段、電子シャッター手段を制御し
て所定範囲内に追い込む動作を繰り返す(ステップS6
02〜S611)。
【0119】以上で、AE制御3を終了する(ステップ
S613)。
【0120】次にAE制御4について、図2,図7を用
いて説明する。尚、AE制御4はAE制御3と同様の動
作を行うので、図7を用いて説明する。
【0121】システム制御回路50は、上記のAE制御
3から出力された被写体輝度(Bv)値、撮像感度(S
v)値を露出制御値算出手段に入力し(ステップS50
2)、上記露出制御値算出手段が、図示していないがプ
ログラム線図から、絞り制御(Av)値、電子シャッタ
ー制御(Tv)値を解析して算出し(ステップS50
2)、絞り手段(ステップS503)、電子シャッター
手段(ステップS504)で制御を行う。
【0122】続いて、システム制御回路50はメモリ制
御22、タイミング発生18を用いて、撮像素子14に
露光した(ステップS505)信号を読み出し(ステッ
プS506)、画像処理回路20は、読み出された信号
をA/Dコンバータを介して輝度出力Youtを導出す
る(ステップS507)。続いて、システム制御回路5
0は、画像処理回路からの輝度出力Youtと目標輝度
レベルYrefとの比をとり、その平均を導出する(ス
テップS508)。
【0123】続いて、システム制御回路50は、上記の
YoutとYrefとの比の平均から、適正露出レベル
からのずれ量(ΔBv)(ステップS509)、被写体
輝度(Bv)(ステップS510)値を導出する。
【0124】上記の被写体輝度(Bv)及びΔBv値を
得た後、ΔBv値が適正露出レベルに達して、予め設定
した誤差(±n)となれば(ステップS511)、適正
露出フラグを1とする(ステップS512)。ΔBv値
が適正露出レベルに達していなければ(ステップS51
1)、Bv値を露出制御値算出手段に入力し(ステップ
S502)、絞り手段、電子シャッター手段を制御して
所定範囲内に追い込む動作を繰り返す(ステップS50
2〜S511)。
【0125】上記の露出フラグが1になった(ステップ
S512)後、システム制御回路50は露出補正量αを
読みに行き(ステップS513)、ΔBvに露出補正量
αを減算して露出制御2で打ち消された露出補正を再び
反映させ(ステップS514)、被写体輝度(Bv)値
を算出する(ステップS515)。
【0126】以上で、AE制御4を終了する(ステップ
S516)。
【0127】次に、本露光についての説明を加える。
【0128】本露光は、AE制御4で、最終的に決定し
た補正量を加減算したBv値に対して、適正になるよう
なAv値,Tv値で行う。
【0129】この本露光時のAv値,Tv値の決定方法
として、以下のような場合が考えられる。
【0130】補正前のBv値に対して、Av値のみの
変更で補正する。
【0131】補正前のBv値に対して、Tv値のみの
変更で補正する。
【0132】補正前のBv値に対して、Av値,Tv
値それぞれを変更して補正する。
【0133】画像表示部28をONにすることによっ
て、露出補正量設定手段71の操作による露出補正量α
が反映された被写体画像が画像表示部28に映し出され
る。
【0134】その結果、操作者は、操作者の意図に添っ
た露出補正であるか、確認することが可能である。
【0135】また、AF制御前に露出補正量αを打ち消
すことで、AF制御に対して、適正な露出レベルにする
ことができる。
【0136】尚、図2,図3,図5〜図8の動作はメモ
リ52に格納されているプログラムに基づいてシステム
制御回路50の指示により実行するものである。
【0137】このように本実施例では、露出補正を露出
制御ループの外で行うことで、露出補正された画像は、
A/Dコンバータのフルレンジを超えていない飽和して
いない範囲は、設定した露出補正量以上に露出補正され
ることがないので、カメラ操作者の意図に添った露出補
正を行うことができる。
【0138】また、露出補正時に、LCDを表示するこ
とで、カメラ操作者が、設定した露出補正量が反映され
た画像を確認することを可能とする。
【0139】また、オートフォーカス制御の前に、設定
した露出補正量を打ち消すことで、オートフォーカス制
御に対して、適正な露出レベルにすることができる。
【0140】尚、本実施例において、記録媒体200及
び記録媒体210は、PCMCIAカードやコンパクト
フラッシュ等のメモリカード、ハードディスク等だけで
なく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやC
D−WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディス
ク等で構成されていても良い。また、記録媒体200及
び記録媒体210がメモリカードとハードディスク等が
一体となった複合媒体であっても良い。さらに、その複
合媒体から一部が着脱可能な構成としても良い。
【0141】そして、本実施例においては、記録媒体2
00及び記録媒体210は画像処理装置100と分離し
ていて任意に接続可能な着脱可能な記録媒体として説明
したが、何れか或いは全ての記録媒体が画像処理装置1
00に固定したままとなっていても良い。また、画像処
理装置100に記録媒体200或いは記録媒体210
が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっ
ても構わない。
【0142】そして、画像処理装置100に記録媒体2
00及び記録媒体210が装着する構成として説明した
が、記録媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構
成であっても良い。
【0143】さらに、本実施例においては画像表示を本
装置内の画像表示部で行っているが、TFT LCD等
から成る画像表示部28の代わりにビデオアンプとビデ
オ信号出力端子を備えて、装置外部の表示装置に表示す
る場合や、通信手段110及びコネクタ112を用いて
外部装置に画像データを転送して表示を行う場合におい
ても同じ効果を発揮する。
【0144】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者の意図に添った露出補正を行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1,2の実施例による撮像装置の構成を示
すブロック図
【図2】 第1の実施例による主ルーチンにおける制御
動作を示すフローチャート
【図3】 第1の実施例による露出制御動作を示すフロ
ーチャート
【図4】 第1の実施例による露出制御におけるA/D
変換時の輝度信号を示す図
【図5】 第2の実施例による主ルーチンにおける制御
動作を示すフローチャート
【図6】 第2の実施例による露出制御1における制御
動作を示すフローチャート
【図7】 第2の実施例による露出制御2,4における
制御動作を示すフローチャート
【図8】 第2の実施例による露出制御3における制御
動作を示すフローチャート
【符号の説明】
10 変倍系レンズ 11 合焦系レンズ 12 シャッター(光量調節手段) 14 撮像素子(測光手段) 15 撮像感度調節手段 40 露出制御手段 42 測距制御手段 44 ズーム制御手段 46 バリア制御手段 50 システム制御回路 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチ(SW1) 64 シャッタースイッチ(SW2) 71 露出補正量設定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子に入射する光量の調節を行うた
    めの光量調節手段を含む撮像光学系と、該撮像光学系を
    介して前記撮像素子に入射した光量を測定する測光手段
    と、その測定結果に基づいて前記光量調節手段を制御し
    て入射光量を制御する露出制御手段と、露出補正量を設
    定する露出補正量設定手段とを有し、該露出補正量設定
    手段により露出補正量が設定された場合には、前記測定
    結果に基づいて算出された前記露出制御手段の制御値を
    前記露出補正量設定手段により設定された露出補正量に
    基づいて補正することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 露出制御手段は測定結果によらず制御値
    を変更可能であることを特徴とする請求項1記載の撮像
    装置。
  3. 【請求項3】 光量調節手段は光量調節用絞りであり、
    露出制御手段は前記光量調節用絞りの口径を制御するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 測光手段は撮像素子であることを特徴と
    する請求項1ないし3何れか記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 制御値は撮像素子の蓄積時間を制御する
    ための値であることを特徴とする請求項1ないし4何れ
    か記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 撮像素子に入射する光量の調節を行うた
    めの光量調節手段を含む撮像光学系を介して前記撮像素
    子に入射した光量を測光手段により測定し、その測定結
    果に基づいて前記光量調節手段を制御して入射光量を露
    出制御手段により制御し、露出補正量を設定する露出補
    正量設定手段により露出補正量が設定された場合には、
    前記測定結果に基づいて算出された前記露出制御手段の
    制御値を前記露出補正量設定手段により設定された露出
    補正量に基づいて補正することを特徴とする撮像装置の
    制御方法。
  7. 【請求項7】 露出制御手段は測定結果によらず制御値
    を変更可能であることを特徴とする請求項6記載の撮像
    装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 光量調節手段は光量調節用絞りであり、
    露出制御手段は前記光量調節用絞りの口径を制御するこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の撮像装置の制御
    方法。
  9. 【請求項9】 測光手段は撮像素子であり、該撮像素子
    により入射光量を測定することを特徴とする請求項6な
    いし8何れか記載の撮像装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 制御値は撮像素子の蓄積時間を制御す
    るための値であり、露出制御手段により前記撮像素子の
    蓄積時間を制御することを特徴とする請求項6ないし9
    何れか記載の撮像装置の制御方法。
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