JP2000357144A - 表示処理装置、表示処理システム、及び記憶媒体 - Google Patents

表示処理装置、表示処理システム、及び記憶媒体

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JP2000357144A
JP2000357144A JP11168593A JP16859399A JP2000357144A JP 2000357144 A JP2000357144 A JP 2000357144A JP 11168593 A JP11168593 A JP 11168593A JP 16859399 A JP16859399 A JP 16859399A JP 2000357144 A JP2000357144 A JP 2000357144A
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Hirohide Kurokawa
弘英 黒川
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、より簡単な操作によって他
のコンピュータ内のデータを表示、処理することを可能
とする表示処理装置、表示処理システム、及び記憶媒体
を提供することである。 【解決手段】 CPU11は、マウスカーソルによって
指定された画面の辺部分に対してリンク設定されている
他のPCに接続要求を行い、接続し、その接続相手PC
の画面の表示データを受信して、その表示データを表示
装置14の指定された画面の端からワイプ表示して、自
画面を逆側にスライドして退避させ、接続相手PCの画
面を表示する。そして、表示装置14に表示された相手
画面上及び相手PCの表示画面上にマウスカーソルを表
示し、マウスの位置データ、キー入力データ等を接続相
手に送信し、接続相手のデータを操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続された他のコンピュータの表示データを表示、操作す
る表示処理装置、表示処理システム、及び記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、OS(Operating System)に組み
込まれたウィンドウ・システムとして、一台のコンピュ
ータの画面上に複数のウィンドウを表示して、それぞれ
のウィンドウ上で別々のアプリケーション・ソフトを実
行することが可能な表示処理装置が知られている。
【0003】また、近年、コンピュータをネットワーク
に接続して、利用することが多くなっており、従来の表
示処理装置では、ネットワークによって接続されている
他のコンピュータ内のファイル等の内容を自分のコンピ
ュータの画面上に表示したい場合には、そのコンピュー
タ名、ファイルの保存されているディレクトリ名、ファ
イル名等を指定することにより自分のコンピュータの画
面上にそのファイルの内容を表示していた。そして、ユ
ーザーは、自分のコンピュータの画面上に表示されたそ
のファイルのデータの処理を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示処理装置では、1台のコンピュータの画面上にウィ
ンドウを複数表示することができるが、他のコンピュー
タの画面を表示することはできないという問題があっ
た。そのため、例えば、ネットワークによって接続さ
れ、隣接して設置されている複数のコンピュータを用い
て作業をしている際に、すぐ隣に設置されている他のコ
ンピュータの画面上に表示されているデータを自分のコ
ンピュータの画面上に表示されているデータ内に移動さ
せたい場合等には、そのデータが隣のコンピュータの画
面上に見えているにもかかわらず、ユーザーは、コンピ
ュータ名、ディレクトリ名、ファイル名等を指定して、
自分のコンピュータの画面上にそのデータを含むファイ
ルの内容を表示して、データの移動を行なうといった作
業を行なわなければならず、非常に手間がかかり、非効
率的であるといった問題があった。そのため、より簡単
な操作によって他のコンピュータのデータ等を表示し、
処理することのできる表示処理装置が望まれていた。
【0005】本発明の課題は、上記問題を解決するため
に、より簡単な操作によって他のコンピュータ内のデー
タを表示、処理することを可能とする表示処理装置、表
示処理システム、及び記憶媒体を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信回線により接続された他の表示処理装置の表示デー
タを操作する表示処理装置であって、前記接続された他
の表示処理装置における表示データの操作を自装置から
行うため操作割り込み情報を該他の表示処理装置に送信
して、該他の表示処理装置を操作割り込み可能状態に設
定する操作割込送信手段と、この操作割込送信手段によ
り操作割り込み可能状態に設定された他の表示処理装置
に対して自装置における操作データを送信して、該他の
表示処理装置における操作データとして処理させる操作
データ送信手段と、を備えることを特徴としている。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、通信回
線により接続された他の表示処理装置の表示データを操
作する表示処理装置であって、操作割込送信手段は、前
記接続された他の表示処理装置における表示データの操
作を自装置から行うため操作割り込み情報を該他の表示
処理装置に送信して、該他の表示処理装置を操作割り込
み可能状態に設定し、操作データ送信手段は、この操作
割込送信手段により操作割り込み可能状態に設定された
他の表示処理装置に対して自装置における操作データを
送信して、該他の表示処理装置における操作データとし
て処理させる。
【0008】請求項10記載の発明は、通信回線により
接続された複数の表示処理装置が、お互いに他の表示処
理装置の表示データを操作する表示処理システムであっ
て、操作する側の表示処理装置は、前記通信回線により
接続された他の表示処理装置における表示データの操作
を自装置から行うため操作割り込み情報を該他の表示処
理装置に送信して、該他の表示処理装置を操作割り込み
可能状態に設定する操作割込送信手段と、この操作割込
送信手段により操作割り込み可能状態に設定された他の
表示処理装置に対して自装置における操作データを送信
して、該他の表示処理装置における操作データとして処
理させる操作データ送信手段と、を備え、操作される側
の表示処理装置は、前記操作割込送信手段により送信さ
れた操作割り込み情報を受信して、自装置を操作割り込
み可能状態に設定する操作割込設定手段と、この操作割
込設定手段により、設定された操作割り込み可能状態に
おいて、前記操作データ送信手段により送信される他の
表示処理装置における操作データを受信して、自装置に
おける操作データとして処理する操作データ受信手段
と、を備えることを特徴としている。
【0009】この請求項10記載の発明によれば、通信
回線により接続された複数の表示処理装置が、お互いに
他の表示処理装置の表示データを操作する表示処理シス
テムであって、操作する側の表示処理装置は、操作割込
送信手段により、前記通信回線により接続された他の表
示処理装置における表示データの操作を自装置から行う
ため操作割り込み情報を該他の表示処理装置に送信し
て、該他の表示処理装置を操作割り込み可能状態に設定
し、操作データ送信手段が、操作割込送信手段により操
作割り込み可能状態に設定された他の表示処理装置に対
して自装置における操作データを送信して、該他の表示
処理装置における操作データとして処理させ、操作され
る側の表示処理装置は、操作割込設定手段により、前記
操作割込送信手段により送信された操作割り込み情報を
受信して、自装置を操作割り込み可能状態に設定し、操
作データ受信手段が、操作割込設定手段により設定され
た操作割り込み可能状態において、前記操作データ送信
手段により送信される他の表示処理装置における操作デ
ータを受信して、自装置における操作データとして処理
する。
【0010】したがって、自装置における操作データを
通信回線によって接続された他の表示処理装置に送信し
て、他の表示処理装置における操作データとして処理さ
せることができるため、自装置を操作することで、他の
表示処理装置の表示データを操作することができ、より
簡単に他の表示処理装置の表示データを操作することが
でき、作業効率を向上させることが可能となる。
【0011】請求項4記載の発明は、通信回線により接
続された他の表示処理装置の表示データを操作する表示
処理装置であって、前記接続された他の表示処理装置に
おいて第1表示画面に表示された表示内容を受信する受
信手段と、この受信手段により受信された第1表示画面
の表示内容を自装置の表示手段に第2表示画面として表
示する表示制御手段と、前記第2表示画面に対する入力
手段からのポインティング指示データを、前記他の表示
処理装置に送信して、該他の表示処理装置において前記
第1表示画面に対するポインティング指示データとして
処理させる送信手段と、を備えることを特徴としてい
る。
【0012】この請求項4記載の発明によれば、通信回
線により接続された他の表示処理装置の表示データを操
作する表示処理装置であって、受信手段は、前記接続さ
れた他の表示処理装置において第1表示画面に表示され
た表示内容を受信し、表示制御手段は、この受信手段に
より受信された第1表示画面の表示内容を自装置の表示
手段に第2表示画面として表示し、送信手段は、前記第
2表示画面に対する入力手段からのポインティング指示
データを、前記他の表示処理装置に送信して、該他の表
示処理装置において前記第1表示画面に対するポインテ
ィング指示データとして処理させる。
【0013】請求項11記載の発明は、通信回線により
接続された複数の表示処理装置が、お互いに他の表示処
理装置の表示データを操作する表示処理システムであっ
て、操作する側の表示処理装置は、前記通信回線により
接続された他の表示処理装置において第1表示画面に表
示された表示内容を受信する受信手段と、この受信手段
により受信された第1表示画面の表示内容を自装置の表
示手段に第2表示画面として表示する表示制御手段と、
前記第2表示画面に対する入力手段からのポインティン
グ指示データを、前記他の表示処理装置に送信して、該
他の表示処理装置において前記第1表示画面に対するポ
インティング指示データとして処理させる送信手段と、
を備え、操作される側の表示処理装置は、自装置におけ
る第1表示画面に表示された表示内容を送信する表示内
容送信手段と、操作する側の表示処理装置の送信手段に
より送信されるポインティング指示データを受信して、
前記自装置における第1表示画面に対するポインティン
グ指示データとして処理する指示データ受信手段と、を
備えることを特徴としている。
【0014】この請求項11記載の発明によれば、通信
回線により接続された複数の表示処理装置が、お互いに
他の表示処理装置の表示データを操作する表示処理シス
テムであって、操作する側の表示処理装置は、受信手段
により、前記通信回線により接続された他の表示処理装
置において第1表示画面に表示された表示内容を受信
し、表示制御手段が、受信手段により受信された第1表
示画面の表示内容を自装置の表示手段に第2表示画面と
して表示し、送信手段が、前記第2表示画面に対する入
力手段からのポインティング指示データを、前記他の表
示処理装置に送信して、該他の表示処理装置において前
記第1表示画面に対するポインティング指示データとし
て処理させ、操作される側の表示処理装置は、表示内容
送信手段により自装置における第1表示画面に表示され
た表示内容を送信し、指示データ受信手段が、操作する
側の表示処理装置の送信手段により送信されるポインテ
ィング指示データを受信して、前記自装置における第1
表示画面に対するポインティング指示データとして処理
する。
【0015】したがって、通信回線により接続された他
の表示処理装置の表示データを、自装置の表示手段に第
2表示画面として表示することができ、その自装置の表
示手段に表示された第2表示画面に対する操作を行なう
ことにより、接続された他の表示処理装置の表示データ
を操作することができるため、例えば、接続された他の
表示処理装置が自装置と離れて設置されている場合にお
いても、自装置の表示手段に表示された他の表示処理装
置の表示画面を見ながら他の表示処理装置の表示データ
を操作することができる。
【0016】請求項7記載の発明は、通信回線により接
続された他の複数の表示処理装置の表示データを操作す
る表示処理装置であって、自装置の表示画面の枠部分に
おける複数の位置夫々に前記他の複数の表示処理装置と
の接続情報を夫々設定して記憶する接続情報記憶手段
と、前記表示画面の枠部分に対する指示に応じて、前記
接続情報記憶手段に記憶された接続情報により指示され
た枠部分に設定された他の表示処理装置を特定する接続
装置特定手段と、この接続装置特定手段により特定され
た他の表示処理装置との間の通信接続を行って、該他の
表示処理装置との間で通信処理を行う通信手段と、を備
えることを特徴としている。
【0017】この請求項7記載の発明によれば、通信回
線により接続された他の複数の表示処理装置の表示デー
タを操作する表示処理装置であって、接続情報記憶手段
は、自装置の表示画面の枠部分における複数の位置夫々
に前記他の複数の表示処理装置との接続情報を夫々設定
して記憶し、接続装置特定手段は、前記表示画面の枠部
分に対する指示に応じて、前記接続情報記憶手段に記憶
された接続情報により指示された枠部分に設定された他
の表示処理装置を特定し、通信手段は、接続装置特定手
段により特定された他の表示処理装置との間の通信接続
を行って、該他の表示処理装置との間で通信処理を行
う。
【0018】請求項12記載の発明は、通信回線により
接続さた複数の表示処理装置が、お互いに他の表示処理
装置の表示データを操作する表示処理システムであっ
て、操作する側の表示処理装置は、自装置の表示画面の
枠部分における複数の位置夫々に前記他の複数の表示処
理装置との接続情報を夫々設定して記憶する接続情報記
憶手段と、前記表示画面の枠部分に対する指示に応じ
て、前記接続情報記憶手段に記憶された接続情報により
指示された枠部分に設定された他の表示処理装置を特定
する接続装置特定手段と、この接続装置特定手段により
特定された他の表示処理装置との間の通信接続を行っ
て、該他の表示処理装置との間で通信処理を行う通信手
段と、を備えることを特徴としている。
【0019】この請求項12記載の発明によれば、通信
回線により接続さた複数の表示処理装置が、お互いに他
の表示処理装置の表示データを操作する表示処理システ
ムであって、操作する側の表示処理装置は、接続情報記
憶手段により自装置の表示画面の枠部分における複数の
位置夫々に前記他の複数の表示処理装置との接続情報を
夫々設定して記憶し、接続装置特定手段により前記表示
画面の枠部分に対する指示に応じて、前記接続情報記憶
手段に記憶された接続情報により指示された枠部分に設
定された他の表示処理装置を特定し、通信手段が、接続
装置特定手段により特定された他の表示処理装置との間
の通信接続を行って、該他の表示処理装置との間で通信
処理を行う。
【0020】したがって、自装置の表示画面の枠部分の
位置を指定することにより、その指定された位置に対し
て設定された他の表示処理装置を特定し、その特定され
た他の表示処理装置と通信接続することができるため、
ユーザーは、通信接続しようとする表示処理装置が対応
して設定された自装置の表示画面の枠部分の位置を指定
するだけで、その表示処理装置と通信接続を行ない通信
処理を行なうことができるため、より簡単な操作により
他の表示処理装置の表示データを操作することが可能と
なる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図16を参照して本
発明を適用したネットワークシステムの実施の形態を詳
細に説明する。まず構成を説明する。
【0022】図1は、本実施の形態としてのネットワー
クシステム10の全体構成を示す図である。この図1に
示すように、ネットワークシステム10は、PC(Pers
onalComputer)1〜6が、LAN(Local Area Networ
k)7によって、それぞれ接続されている。
【0023】図2は、LAN7によって接続されたPC
の概略構成を示すブロック図である。この図2に示すよ
うに、各PC1〜6は、本体19に入力装置12、表示
装置14、通信制御装置17が接続されおり、通信制御
装置17によって、LAN7を介して接続されている他
のPCとデータの送受信を行なう。
【0024】図3は、ネットワークシステム10のPC
1〜6の要部構成を示すブロック図である。図3に示す
ように、PC1〜6は、それぞれ、CPU11(請求項
3記載の接続装置識別手段と、請求項7及び12記載の
接続装置特定手段と、請求項10記載の操作割込設定手
段と、に対応する。)、入力装置12、RAM13、表
示装置14、記憶装置15、記憶媒体16、及び通信制
御装置17によって構成されており、記憶媒体16を除
く各部は、バス18によって接続されている。
【0025】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶装置15に記憶されている当該ネットワークシ
ステム10に対応する各種アプリケーションプログラム
の中から指定されたアプリケーションプログラムをRA
M13内のプログラム格納領域に格納し、入力装置12
から入力される各種指示及び各種データをRAM13内
に格納し、この入力指示及び入力データに応じてRAM
13内に格納したアプリケーションプログラムにしたが
って各種処理を実行し、その処理結果をRAM13内に
格納するとともに格納した処理結果を表示装置14に表
示する。そして、RAM13内に格納した処理結果を入
力装置12からの入力指示に従って記憶装置15内の保
存先に保存する。
【0026】また、CPU11は、後述する他画面接続
処理(図10)を実行する際には、通信接続要求を接続
相手PCに送信し、その通信接続要求が承認された場合
には、入力装置12から入力されるマウスの位置信号、
キーの押下信号等の操作データを通信制御装置17によ
りLAN7を介して接続相手PCに送信する(本処理に
おけるCPU11及び通信制御装置17が、請求項1、
及び10記載の操作割込送信手段、請求項1、2、及び
10記載の操作データ送信手段、及び請求項4、6、及
び11記載の送信手段に対応する。)とともに、LAN
7を介して接続相手PCから送信される表示データを通
信制御装置17により受信し、表示装置14に表示する
(本処理におけるCPU11及び通信制御装置17が請
求項4、及び11記載の受信手段に対応し、CPU11
及び表示装置14が請求項4、5、及び11記載の表示
制御手段に対応する。)。
【0027】更に、CPU11は、後述する接続承認処
理(図11)を実行する際に、相手PCから、通信接続
要求があった場合には、その通信接続要求相手のマシー
ン名、オペレータ名、及び承認メニューを含む承認メッ
セージを表示装置14に表示し、選択された承認レベル
を判別し、その承認レベルに応じて通信制御装置17に
よりLAN7を介して、接続相手PCにOK応答、拒否
応答等を送信し、接続を許可した場合には、表示装置1
4に表示される表示データを相手PCに送信し、また、
操作を許可した場合には、相手PCから送信されるマウ
スの位置信号、キーの押下信号等の操作データを通信制
御装置17によって受信し、その受信した操作に従った
処理を実行する(本処理におけるCPU11及び通信制
御装置17が、請求項10記載の操作データ受信手段、
請求項11記載の表示内容送信手段、及び指示データ受
信手段に対応する。)。
【0028】また、CPU11は、後述するマップ表示
処理(図12)を実行する際には、入力装置12からの
入力指示に従って、RAM13内の他画面リンク設定メ
モリ13h(図5)に設定された画面の各辺に対応する
リンク設定アドレスデータの変更を行ない、その変更さ
れたリンク設定アドレスデータに従って、画面マップを
表示装置14に表示する(本処理におけるCPU11及
びRAM13が請求項7、8、及び12記載の接続情報
記憶手段に対応し、本処理におけるCPU11及び表示
装置14が請求項3記載の識別表示手段に対応す
る。)。
【0029】入力装置12は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウス
を備え、キーボードで押下されたキーの押下信号やマウ
スの位置信号をCPU11に出力する。表示装置14
は、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶表示画面等によ
り構成され、CPU11から入力される表示データを表
示する。
【0030】RAM13は、CPU11が上記各種アプ
リケーションプログラムを実行する際に各種データを展
開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU
11が他画面接続処理、接続承認処理、及びマップ表示
処理を実行する際に各種データを展開するメモリ領域を
形成する。図4は、RAM13内に形成された各種デー
タを格納するメモリ領域を模式的に示す図である。この
図4に示すようにRAM13内には、他画面フラグ13
a、マウスカーソル座標メモリ13b、接続相手先メモ
リ13c、表示変更倍率メモリ13d、自画面退避メモ
リ13e、選択レベルメモリ13f、第2マウスカーソ
ル座標メモリ13g、及び他画面リンク設定メモリ13
hが形成されている。
【0031】他画面フラグ13aには、相手PCの画面
上にマウスカーソルがある場合にフラグがセットされ、
自画面上にマウスカーソルがある場合にリセットされ
る。マウスカーソル座標メモリ13bは、自分のマウス
カーソルの位置座標を格納し、接続相手先メモリ13c
は、自分のマウスカーソルが存在する画面のPC名、す
なわち、接続相手PC名を格納する。表示変更倍率メモ
リ13dは、相手PCの画面と自画面との大きさの比率
を表示変更倍率として格納する。自画面退避メモリ13
eは、相手PCの画面を表示装置14によって表示する
ために自画面表示データを一時退避させる際に、その自
画面表示データを格納する。
【0032】選択レベルメモリ13fは、CPU11が
接続承認処理を実行する際に、相手PCからの接続要求
に対して選択された承認レベルを格納し、第2マウスカ
ーソル座標メモリ13gは接続相手PCのマウスカーソ
ルの座標を表示する際に、その相手PCのマウスカーソ
ルの位置座標を格納する。
【0033】図5は、他画面リンク設定メモリ13hの
データ構成を示す図である。この図5に示すように他画
面リンク設定メモリ13hは、自表示画面と表示画面を
リンクさせるLAN7上の相手PCを設定するためのメ
モリであり、「辺部分」と「リンク設定アドレス」とに
対応するデータから構成されており、「辺部分」に対応
するデータとして「上辺」、「左辺」、「下辺」、「右
辺」が設定され、「リンク設定アドレス」のデータとし
て、各辺部分(上辺、左辺、下辺、右辺)に対応してリ
ンクされた相手PCのアドレスが設定される。例えば、
図6に示すようにPC1の画面に対して、上辺にPC2
の画面、左辺にPC3の画面、右辺にPC4の画面、下
辺にPC5の画面がそれぞれリンク設定されているとす
ると、図5に示す「リンク設定アドレス」の「上辺」に
対応するデータとしてPC2のアドレスが設定され、
「左辺」に対応するデータとしてPC3のアドレスが設
定され、「右辺」に対応するデータとしてPC4のアド
レスが設定され、「下辺」に対応するデータとしてPC
5のアドレスが設定される。このリンク設定アドレスデ
ータは、各PC1〜6によってそれぞれ任意に設定され
ており、また、設定を自由に変更することも可能であ
る。
【0034】図6は、リンク設定された画面の一例を示
す図である。この図6に示すように、PC1の画面の上
辺、左辺、下辺、右辺に、それぞれPC2、PC3、P
C5、PC4の画面がリンク設定されている。すなわ
ち、PC1の画面の上辺には、PC2の画面の下辺がつ
ながっており、PC1の画面の左辺には、PC3の画面
の右辺がつながっており、PC1の画面の下辺には、P
C5の画面の上辺がつながっており、PC1の画面の右
辺には、PC4の画面の左辺がつながっている。
【0035】記憶装置15は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体16を有しており、この記
憶媒体16は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体16は記憶装置
15に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体16には当該システムに対
応する各種アプリケーションプログラム、他画面接続処
理プログラム、接続承認処理プログラム、マップ表示処
理プログラム、及び各種処理プログラムで処理されたデ
ータ等を記憶する。
【0036】また、この記憶媒体16に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に前記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体16に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0037】通信制御装置17(請求項7、9、12記
載の通信手段に対応する。)は、CPU11から入力さ
れる各種データをLAN7を介して、他のPCに送信す
るとともに、他のPCからLAN7を介して送信される
各種データを受信し、その受信したデータをCPU11
に出力する。
【0038】図7は、マウスカーソルが他のPCの画面
上に移動する様子を示す図である。この図7は、LAN
7に接続されているPC1〜6の内の2台のPC、例え
ば、PC1とPC3とが隣接して設置され、PC1の画
面の各辺に対して図6に示すようにPC2〜5の画面が
それぞれリンク設定されている場合において、マウス1
22bを移動することによって、PC1の表示装置14
bの画面上に表示されているマウスカーソルを表示装置
14bの画面の左端に移動させ、マウス122bをさら
に左方向に移動させることにより、PC1の画面の左辺
に対してリンク設定されているPC3の表示装置14a
の画面上にPC1のマウスカーソルが移動した状態を示
している。
【0039】この図7に示すように、PC1のマウスカ
ーソルがPC3の表示装置14aの画面上に表示されて
いる状態で、PC1の本体19bに接続されたマウス1
22bによる操作データ(マウスの移動、クリック、ド
ラッグ等)及びキーボード121bによるキー入力デー
タは、LAN7を介して、PC3の本体19aに送信さ
れ、PC3によって処理され、その処理結果は、PC3
の表示装置14aに表示される。すなわち、PC1のマ
ウス122b及びキーボード121bによりPC3を操
作することができる。
【0040】また、図7に示すようにPC1のマウスカ
ーソルがPC3の画面上に表示されている場合でも、P
C3の表示装置14bの画面上には、PC3のマウス1
22aによって移動するマウスカーソルが表示されてお
り、PC3のマウス122a及びキーボード121aに
よる操作データ、入力データをPC3の本体19aによ
って処理することも可能である。
【0041】そして、図7に示すようにPC1のマウス
カーソルがPC3の表示装置14aの画面上に表示され
ると同時に、PC1の表示装置14bには、図8に示す
ようにPC3の画面がワイプ表示されてくる。図8は、
リンク設定された他のPCの画面が表示装置14にワイ
プ表示される様子を示す図である。この図8は、例え
ば、PC1の画面上にPC3の画面が表示される場合を
示している。この図8に示すようにPC1の左辺にリン
ク設定されているPC3の画面が表示される場合には、
PC1の画面の左側からPC3の画面がワイプ表示さ
れ、PC1の画面は、右方向にスライドして退避する。
そして、PC1の表示装置14bにPC3の画面が表示
されると、そのPC3の画面上にPC1のマウスカーソ
ルが表示され、マウス122bによる操作により、PC
3のデータを操作することができる。そのため、例え
ば、PC1とPC3とが隣接して設置されておらず、P
C1のユーザーがPC3の表示装置14aを見ることが
できない状態においても、PC1の表示装置14bにP
C3の画面を表示させることができるので、PC1のユ
ーザーは、その画面を見ながらPC3のデータを操作す
ることができる。
【0042】図9は、PC3の画面上に承認メッセージ
が表示される様子を示す図である。この図9に示すよう
に、PC1の表示装置14bに表示されたマウス122
bの動きに合わせて画面上を移動するマウスカーソル
が、例えば破線で示すように表示装置14bの画面上を
移動して画面左端の矢印で示す位置まで移動し、PC1
の画面の左辺に対してリンク設定されているPC3の表
示装置14aの画面に進入しようとすると、PC3の表
示装置14aには、PC1のマウスカーソルの進入を承
認するか否かをPC3のユーザーに問うためのメッセー
ジが表示される。このメッセージは、例えば、「PC1
を操作しているBさんが、マウスリンクを要求していま
す。受付けますか?」というような接続を要求する側の
マシーン名及びオペレータ名を示し、更に、例えば、レ
ベル0=拒否、レベル1=画面表示のみ許可、レベル2
=全ての操作を許可等の画面接続に対して、どのレベル
まで承認するかを問う承認メニューを含む。
【0043】次に動作を説明する。図10に示すフロー
チャートに基づき接続相手PCの画面に進入する側のC
PU11により実行される他画面接続処理について説明
する。
【0044】まず、PCが起動し、入力装置12からオ
ペレータ名を入力される(ステップS1)と、CPU1
1は、表示装置14に初期画面を表示し(ステップS
2)、他画面フラグ13aをリセットする(ステップS
3)。そして、入力装置12による操作(マウスの移
動、クリック、キー入力等)が有るか否かを判別し(ス
テップS4)、操作が有った場合には、ステップS5に
移行し、操作がなかった場合には、操作があるまで、ス
テップS4を繰り返す。
【0045】ステップS5では、入力装置12による操
作がマウスの移動であったか否かを判別し、マウスの移
動であった場合には、表示装置14に表示されている画
面上のマウスカーソルをマウスの移動量、移動方向に応
じて移動させ(ステップS6)、ステップS7に移行
し、マウスの移動でなかった場合には、ステップS26
に移行する。
【0046】ステップS7では、他画面フラグ13aに
フラグが有る(セットされている)か否かを判別し、フ
ラグが有る場合には、表示変更倍率メモリ13dに格納
された変更倍率に従ってマウスの移動量を変更し(ステ
ップS8)、その変更された移動量と移動方向とを通信
制御装置17によって接続相手PCにLAN7を介して
送信し(ステップS9)、ステップS10に移行する。
他画面フラグ13aにフラグが無い(セットされていな
い)場合には、そのまま、ステップS10に移行する。
【0047】ステップS10では、マウスの移動によっ
て移動した表示装置14に表示されている画面上のマウ
スカーソルの位置が画面の端であるか否かを判別し、画
面の端である場合にはステップS11に移行し、画面の
端でない場合にはステップS4に戻る。ステップS11
では、他画面フラグ13aにフラグが有るか否かを判別
し、有る場合には、現在接続されている通信接続を切断
することを接続相手PCに通知し(ステップS12)、
接続を切断して、自画面退避メモリ13eに格納されて
いる自画面表示データを表示装置14に表示して(ステ
ップS13)、ステップS3に戻り、フラグが無い場合
には、ステップS14に移行する。
【0048】ステップS14では、マウスカーソルがあ
る画面の端は、画面の上辺、左辺、下辺、右辺の内のど
の辺であるかを指定し、その指定された辺に対するリン
ク設定があるか否かを他画面リンク設定メモリ13h
(図5)を参照して判別し、リンク設定がある場合に
は、他画面リンク設定メモリ13hのリンク設定アドレ
スに設定された相手PCのアドレスへ通信接続要求を行
ない(ステップS15)、ステップS16に移行し、リ
ンク設定がない場合には、ステップS4に戻る。
【0049】ステップS16では、ステップS15で行
われた通信接続要求に対して相手PCから接続OKの応
答があったか否かを判別し、あった場合には、接続相手
PCの情報を接続相手先メモリ13cに設定し(ステッ
プS17)、他画面フラグ13aにフラグをセットし
(ステップS18)、ステップS19に移行する。接続
OKの応答がなかった場合には、ステップS4に戻る。
【0050】ステップS19では、接続相手PCからL
AN7を介して送信された接続相手PCの表示装置に表
示されている画面の表示データを通信制御装置17によ
って受信する。次いで、CPU11は、受信した表示デ
ータを表示装置14に表示できるサイズへ変更し(ステ
ップS20)、そのサイズ変更した際の変更倍率を表示
変更倍率メモリ13dに設定する(ステップS21)。
【0051】そして、表示装置14に表示されていた自
画面表示データの内容を自画面退避メモリ13eに格納
して退避させ(ステップS22)、マウスカーソル座標
メモリ13bに画面中央位置の座標を設定し(ステップ
S23)、表示倍率変更メモリ13dに設定された変更
倍率に従ってサイズ変更した相手PCの表示画面を指定
された画面の一辺からワイプ表示し(ステップS2
4)、マウスカーソル座標メモリ13bに設定された座
標位置にマウスカーソルを表示させ(ステップS2
5)、ステップS4に戻る。
【0052】ステップS5において、マウス移動でなか
ったと判別した場合には、ステップS26に移行し、マ
ウスのクリックまたはキーボードのキー操作であるか否
かを判別し、クリックまたはキー操作であった場合に
は、ステップS27に移行し、クリックまたはキー操作
でなかった場合には、ステップS4に戻る。ステップS
27では、他画面フラグ13aにフラグが有るか否かを
判別し、フラグが有る場合には、接続相手PCにクリッ
クまたはキー操作の操作データを送信して(ステップS
29)、ステップS30に移行し、フラグが無い場合に
は、クリックまたはキー操作の操作データに従った処理
を実行し(ステップS28)、処理結果を表示装置14
に表示して、ステップS4に戻る。
【0053】ステップS30では、接続相手PCからク
リックまたはキー操作に対する拒否応答が有ったか否か
を判別し、拒否応答があった場合には、操作を拒否され
た旨のメッセージを表示装置14に表示して(ステップ
S31)、ステップS4に戻り、拒否応答がなかった場
合には、クリックまたはキー操作による処理が実行され
た後の接続相手PCの表示装置に表示されている最新の
画面の表示データを通信制御装置17により受信し(ス
テップS32)、その受信した表示データを表示変更倍
率メモリ13dに設定された変更倍率に従って表示装置
14に表示できる画面サイズへ倍率変更し(ステップS
33)、その倍率変更された接続相手PCの画面の表示
データを表示して(ステップS34)、ステップS25
に移行し、ステップS25において、マウスカーソルを
表示して、ステップS4に戻る。
【0054】次に、図11に示すフローチャートに基づ
き、接続相手PCから画面に進入される側のCPU11
によって実行される接続承認処理について説明する。
【0055】相手PCからの通信接続要求を受信すると
CPU11は、接続要求相手のマシーン名、及びオペレ
ータ名を表示装置14に表示する(ステップS40)と
ともに、レベル0=拒否、レベル1=表示のみ許可、レ
ベル2=全ての操作を許可等の承認レベルを示す承認メ
ニューを表示し(ステップS41)、入力装置12から
入力される指示に応じて、承認レベルを選択する(ステ
ップS42)。
【0056】次いで、CPU11は、選択された承認レ
ベルがレベル0であるか否かを判別し(ステップS4
3)、レベル0であった場合、すなわち接続の拒否が選
択された場合には、処理を終了し、レベル0でなかった
場合には、接続OK応答を接続要求相手であるPCに通
信制御装置17により送信し(ステップS44)、選択
された承認レベル(レベル1またはレベル2)を選択レ
ベルメモリ13fに記憶し(ステップS45)、表示装
置14に現在表示されている画面内容の表示データを接
続要求相手であるPCに通信制御装置17により送信し
(ステップS46)、第2マウスカーソル座標メモリ1
3gに画面中央位置の座標を設定し、接続相手PCのマ
ウスの動きに合わせて画面上を移動する第2マウスカー
ソルを第2マウスカーソル座標メモリ13gに設定され
ている座標に基づき表示装置14にの画面の中央に表示
して(ステップS47)、ステップS48に移行する。
【0057】ステップS48では、接続相手PCからの
操作データを通信制御装置17によって受信したか否か
を判別し、受信した場合には、その操作データがマウス
の移動であるか否かを判別し(ステップS49)、受信
しなかった場合には、受信するまでステップS48を繰
り返す。ステップS49において、マウスの移動である
と判別された場合には、第2マウスカーソルを受信した
操作データに基づく移動方向及び移動量に応じて画面上
を移動させ(ステップS50)、ステップS48に戻
り、マウスの移動でなかった場合には、ステップS51
に移行する。
【0058】ステップS51では、通信制御装置17に
よって受信した操作データがマウスのクリックまたはキ
ーボードのキー操作であるか否かを判別し、クリックま
たはキー操作であった場合には、ステップS52に移行
し、クリックまたはキー操作でなかった場合には、ステ
ップS55に移行する。ステップS52では、選択レベ
ルメモリ13fに設定された承認レベルがレベルが1で
あるか否かを判別し、レベル1であった場合、すなわち
表示のみを許可し、操作を拒否する承認であった場合に
は、接続相手PCにクリックまたはキー操作に対する拒
否応答を送信し(ステップS53)、ステップS48に
戻り、レベル1でなかった場合には、レベル2である、
すなわち操作を許可する承認であると判断し、受信した
クリックまたはキー操作の操作データに従った処理を実
行し(ステップS54)、ステップS48に戻る。
【0059】ステップS55では、通信制御装置17に
よって受信した操作データが通信接続の切断を指示する
ものであるか否かを判別し、通信接続の切断であった場
合には、選択レベルメモリ13fに設定されている承認
レベルをクリアして(ステップS56)、処理を終了
し、通信接続の切断でなかった場合には、ステップS4
8に戻る。
【0060】次いで、図12に示すフローチャートに基
づき、CPU11によって実行されるマップ表示処理に
ついて説明する。
【0061】入力装置12から画面マップを表示するた
めの指示が入力されると、CPU11は、他画面リンク
設定メモリ13h(図5)を参照して、画面の各辺に対
応するリンク設定アドレスの設定が有るか否かを判別し
(ステップS60)、設定がある場合には、その他画面
リンク設定メモリ13hの設定内容に従った画面マップ
を表示装置14に表示し(ステップS61)、ステップ
S62に移行し、設定がない場合には、ステップS65
に移行する。
【0062】ステップS62では、他画面フラグ13a
にフラグが有る(セットされている)か否かを判別し、
フラグが有る場合には、表示装置14に表示された画面
マップの接続相手先メモリ13cに設定されている接続
相手PCの画面に対応する画面位置をハイライト表示
し、ステップS65に移行し、フラグが無い(セットさ
れていない)場合には、表示装置14に表示された画面
マップにおいて、自画面位置をハイライト表示してステ
ップS65に移行する。
【0063】ステップS65では、入力装置12による
操作(マウスの移動、クリック、キー入力等)が有った
か否かを判別し、操作があった場合には、その操作によ
る入力指示が他画面リンク設定メモリ13h(図5)に
設定されたデータの変更であるか否かを判別し(ステッ
プS66)、操作がなかった場合には、操作があるまで
ステップS65を繰り返す。ステップS66において、
入力装置12による操作が他画面リンク設定メモリ13
hの設定の変更であると判別した場合には、その変更対
象となる辺部分を指定し(ステップS68)、その指定
した辺部分に対して接続するPCを指定し(ステップS
69)、その指定されたPCのアドレスをリンク設定ア
ドレスデータとして他画面リンク設定メモリ13h(図
5)に設定し、ステップS65に戻り、ステップS66
において、設定の変更ではなかったと判別した場合に
は、処理の終了であるか否かを判別する(ステップS6
7)。処理の終了であった場合には、処理を終了し、処
理の終了でない場合には、ステップS65に戻る。
【0064】図13、14は、表示装置14の画面右下
に表示される画面マップを拡大して示す図である。図1
3に示す画面マップは、自分のマシーンの画面の各辺に
リンク設定されたPCを表示しており、例えば、自分の
マシーンの画面の右辺にリンク設定されたPC4がハイ
ライト表示されている。この図13に示す画面マップか
ら、現在、表示装置14に自画面の右辺にリンク設定さ
れているPC4の画面内容が表示されている状態であ
り、自分のマウスカーソルがPC4の画面上に表示され
ていることがわかる。
【0065】また、図14に示す画面マップは、自分の
マシーンが他のマシーンの画面の各辺にリンク設定され
ている様子を表示している。この図14に示す画面マッ
プにおいて、PC3とPC5とが、画面の右辺に自分の
マシーンの画面をリンク設定しており、PC2が、画面
の上辺に自分のマシーンの画面をリンク設定しており、
PC4が、画面の左辺に自分のマシーンの画面をリンク
設定していることが表示されている。
【0066】図13、14に示す図では、表示装置14
の画面右下に画面マップが表示されているが、この画面
マップ表示は、画面上の任意の位置に移動することが可
能としてもよく、また、画面マップの表示サイズを変更
することも可能である。更に図13に示すような画面マ
ップと図14に示すような画面マップとの表示を切り換
えることが可能であり、また、表示装置14に画面マッ
プを表示する状態と、表示しない状態とに切り換えるこ
とも可能である。
【0067】以上のように、CPU11は、各辺に対応
してリンク設定されている他のPCの表示画面に進入す
る場合には、マウスカーソルによって指定された画面の
一辺に対してリンク設定されているPCに接続要求を行
い、接続相手の画面の表示データを受信して、その表示
データを自画面に表示できるサイズに倍率変更する。そ
して、倍率変更された表示データを表示装置14の指定
された画面の端からワイプ表示して、自画面を逆側にス
ライドして退避させ、接続相手の画面を表示する。そし
て、表示装置14に表示された相手画面上及び相手PC
の表示装置にマウスカーソルを表示し、マウスの位置デ
ータ、キー入力データ等を接続相手に送信し、接続相手
のデータを操作する。また、相手画面上のマウスカーソ
ルを自画面上に移動させることにより、接続相手との接
続を切断し、退避させていた自画面を再び表示する。
【0068】また、CPU11は、各辺に対応してリン
ク設定されている他のPCから進入される場合には、接
続要求を受信すると、その接続要求相手のマシーン名、
オペレータ名、及び承認メニューを含む承認メッセージ
を表示する。そして、表示した承認メニューの内の選択
された承認レベルに従って、通信制御装置17により表
示データを相手PCに送信し、相手PCから送信される
操作データを通信制御装置17によって受信し、その受
信した操作データに従って処理を実行する。
【0069】そして、マップ表示の指示が入力された場
合には、CPU11は、他画面リンク設定メモリ13h
の設定に基づく画面マップを表示装置14に表示し、リ
ンク設定変更の指示が入力装置12から入力された場合
には、その入力指示に従って、他画面リンク設定メモリ
13hのリンク設定アドレスに設定されたデータを変更
し、その変更後のデータに基づく画面マップを表示装置
14に表示する。
【0070】したがって、マウスを移動するという非常
に簡単な操作によって、他のPCの画面にマウスカーソ
ルを進入させることができるとともに、他のPC画面を
表示装置14に表示することができ、そのデータを操作
することが可能であるため、他のPCのデータの処理を
行ないたい場合に、ユーザーが、目的のデータを有する
PC名、ディレクトリ名、ファイル名等を指定する手間
が省け、作業効率を向上させることが可能となる。
【0071】また、隣接してPCが設置されている場合
に、隣のPCの表示装置の画面にマウスカーソルを進入
させることができ、1つの表示装置の画面上に2つのマ
ウスカーソルを表示させ、その2つのマウスカーソルに
より操作を行なうことができるため、例えば、パソコン
スクール等において、PCの操作方法を教える場合等に
非常に便利である。
【0072】また、他のPCから接続要求があった場合
には、要求相手マシーン名、オペレータ名、及び承認メ
ニューを含む承認メッセージを表示し、選択された承認
レベルに応じた操作のみを接続相手PCに許可するた
め、不正な相手の進入を防ぐことができ、安全性の向上
を図ることができる。
【0073】また、画面マップを表示装置14に表示さ
せることができるため、リンク設定された画面の状態を
一目で確認することができ、さらに、自分のマウスカー
ソルが存在する画面位置をハイライト表示することによ
り自分が現在どのPCと接続され、自分の表示装置14
に表示されている画面がどのPCの画面であるかを確認
することができ、便利である。
【0074】なお、上記実施の形態においては、LAN
7に接続されたPC同士の画面をリンク設定する構成と
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、図15に示すようにPC1の画面の右辺にLAN
7、LAN8、電話回線等、及びWAN(Wide Area Ne
twork)9を介して接続されたPC2の画面をリンク設
定する構成とすることも可能である。図15に示すよう
にPC1の画面の右辺にPC2の画面がリンク設定され
ている場合には、図16に示すようなリンク設定された
マシーンの情報(電話番号、IPアドレス、PC名称、
画面イメージの保存場所等)がPC1のRAM13内の
他画面リンク設定メモリ13hに設定される。
【0075】そして、接続相手PCの画面イメージを、
通信負荷及びCPU11の負荷が少ない時に受信して記
憶装置15内に保存しておき、その後、実際に接続相手
PCの操作を行なうまでは、その保存された画面イメー
ジを表示装置14に表示し、接続相手PCの操作を行な
い処理を実行する際に、再度通信を行なうようにしても
よく、その場合には、実際に利用する時の通信負荷及び
CPU11の負荷を軽減させることが可能となる。ま
た、ピアツーピア型の小規模LANによって接続された
PC同士の画面をリンク設定する構成とすることも可能
である。
【0076】また、上記実施の形態においては、一つの
画面の上辺、下辺、左辺、右辺の4つの辺に対応して4
台のPCの画面をリンク設定する構成としたが、例え
ば、マトリクス状にリンク設定する構成としてもよく、
その場合、例えば3×3のマトリクス状にPCを設定す
れば一つの画面に8台のPCの画面をリンク設定するこ
とができ、更に、例えば、8×8のマトリクス状にPC
の画面をリンク設定すれば63台のPCをリンク設定す
ることができる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の表示処理装置、請求項1
0記載の表示処理システム、及び請求項13記載の記憶
媒体によれば、自装置における操作データを通信回線に
よって接続された他の表示処理装置に送信して、他の表
示処理装置における操作データとして処理させることが
できるため、自装置を操作することで、他の表示処理装
置の表示データを操作することができ、より簡単に他の
表示処理装置の表示データを操作することができ、作業
効率を向上させることが可能となる。
【0078】請求項2記載の表示処理装置によれば、自
装置におけるポインティング座標データにより他の表示
処理装置のポインタの表示処理を実行させることができ
るため、自装置におけるポインタを操作することによ
り、他の表示処理装置の表示データ上のポインタを操作
することができ、作業効率を向上させることが可能とな
る。
【0079】請求項3記載の表示処理装置によれば、通
信回線により接続された複数の表示処理装置の内、現在
接続されている表示処理装置を自装置の表示画面内に表
示することができるため、自装置が現在どの表示処理装
置と接続しているかを容易に認識することができる。
【0080】請求項4記載の表示処理装置、請求項11
記載の表示処理システム、及び請求項14記載の記憶媒
体によれば、通信回線により接続された他の表示処理装
置の表示データを、自装置の表示手段に第2表示画面と
して表示することができ、その自装置の表示手段に表示
された第2表示画面に対する操作を行なうことにより、
接続された他の表示処理装置の表示データを操作するこ
とができるため、例えば、接続された他の表示処理装置
が自装置と離れて設置されている場合においても、自装
置の表示手段に表示された他の表示処理装置の表示画面
を見ながら他の表示処理装置の表示データを操作するこ
とができる。
【0081】請求項5記載の表示処理装置によれば、他
の表示処理装置の表示画面を自装置に合わせた表示サイ
ズに変換して、自装置の表示手段に表示することができ
るため、他の表示処理装置の表示画面と自装置の表示画
面とのサイズが異なる場合にも対応することができる。
【0082】請求項6記載の表示処理装置によれば、自
装置に表示された他の表示処理装置の表示画面に対する
相対的表示位置座標を他の表示処理装置の表示画面にお
ける相対的表示位置座標に変換して、送信することがで
きるため、他の表示処理装置の表示画面と自装置の表示
画面とのサイズが異なり、そのため、相対的表示位置座
標が異なる場合にも対応することができる。
【0083】請求項7記載の表示処理装置、請求項12
記載の表示処理システム、及び請求項15記載の記憶媒
体によれば、自装置の表示画面の枠部分の位置を指定す
ることにより、その指定された位置に対して設定された
他の表示処理装置を特定し、その特定された他の表示処
理装置と通信接続することができるため、ユーザーは、
通信接続しようとする表示処理装置が対応して設定され
た自装置の表示画面の枠部分の位置を指定するだけで、
その表示処理装置と通信接続を行ない、通信処理を行な
うことができ、より簡単な操作により他の表示処理装置
の表示データを操作することが可能となる。
【0084】請求項8記載の表示処理装置によれば、自
装置の表示画面の各辺部分に対応して夫々任意の他の表
示装置を設定することができるため、ユーザーは、表示
画面の辺を指定するだけで、希望する表示処理装置と通
信接続を行ない、通信処理を行なうことができ、より簡
単な操作により他の表示処理装置の表示データを操作す
ることが可能となる。
【0085】請求項9記載の表示処理装置によれば、通
信接続を行なう際に、通信接続の要求を送信し、その通
信接続要求が承認された場合にのみ通信接続を行なうた
め、不正な相手からの通信接続及び、不正な表示データ
の操作を防ぐことができ、安全性の向上を図ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態としてのネットワークシステム1
0の全体構成を示す図である。
【図2】図1のLAN7によって接続されたPCの概略
構成を示すブロック図である。
【図3】図1のPC1〜6の要部構成を示すブロック図
である。
【図4】図3のRAM13内に形成された各種データを
格納するメモリ領域を模式的に示す図である。
【図5】図4の他画面リンク設定メモリ13hのデータ
構成を示す図である。
【図6】リンク設定された画面の一例を示す図である。
【図7】マウスカーソルが他のPCの画面上に移動する
様子を示す図である。
【図8】表示装置14にリンク設定された他のPCの画
面がワイプ表示される様子を示す図である。
【図9】表示装置14に承認メッセージが表示される様
子を示す図である。
【図10】PC1〜6によって実行される他画面接続処
理を示すフローチャートである。
【図11】PC1〜6によって実行される接続承認処理
を示すフローチャートである。
【図12】PC1〜6によって実行されるマップ表示処
理を示すフローチャートである。
【図13】表示装置14に表示される画面マップの一例
を示す図である。
【図14】表示装置14に表示される画面マップの一例
を示す図である。
【図15】本実施の形態の一変形例としてのネットワー
クシステムの全体構成を示す図である。
【図16】図15のPC1の他画面リンク設定メモリ1
3hにリンク設定されたマシーンの情報が格納された様
子を示す図である。
【符号の説明】
1〜6 PC(Personal Computer) 7、8 LAN 9 WAN 10 ネットワークシステム 11 CPU 12 入力装置 13 RAM 13a 他画面フラグ 13b マウスカーソル座標メモリ 13c 接続相手先メモリ 13d 表示変更倍率メモリ 13e 自画面退避メモリ 13f 選択レベルメモリ 13g 第2マウスカーソルメモリ 13h 他画面リンク設定メモリ 14、14a、14b 表示装置 15 記憶装置 16 記憶媒体 17 通信制御装置 18 バス 19a、19b 本体 121a、121b キーボード 122a、122b マウス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線により接続された他の表示処理装
    置の表示データを操作する表示処理装置であって、 前記接続された他の表示処理装置における表示データの
    操作を自装置から行うため操作割り込み情報を該他の表
    示処理装置に送信して、該他の表示処理装置を操作割り
    込み可能状態に設定する操作割込送信手段と、 この操作割込送信手段により操作割り込み可能状態に設
    定された他の表示処理装置に対して自装置における操作
    データを送信して、該他の表示処理装置における操作デ
    ータとして処理させる操作データ送信手段と、 を備えることを特徴とする表示処理装置。
  2. 【請求項2】前記操作データ送信手段は、操作データと
    してポインティング座標データを前記他の表示処理装置
    に送信して、該他の表示処理装置においてポインティン
    グ座標データに従ったポインタの表示処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示処理装置。
  3. 【請求項3】前記接続された他の表示処理装置を識別す
    る接続装置識別手段と、 この接続装置識別手段により識別された他の表示処理装
    置を自装置の表示画面に識別表示する識別表示手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1あるいは2記載
    の表示処理装置。
  4. 【請求項4】通信回線により接続された他の表示処理装
    置の表示データを操作する表示処理装置であって、 前記接続された他の表示処理装置において第1表示画面
    に表示された表示内容を受信する受信手段と、 この受信手段により受信された第1表示画面の表示内容
    を自装置の表示手段に第2表示画面として表示する表示
    制御手段と、 前記第2表示画面に対する入力手段からのポインティン
    グ指示データを、前記他の表示処理装置に送信して、該
    他の表示処理装置において前記第1表示画面に対するポ
    インティング指示データとして処理させる送信手段と、 を備えることを特徴とする表示処理装置。
  5. 【請求項5】前記表示制御手段は、前記受信された第1
    表示画面の表示サイズを、自装置の表示手段に表示可能
    な所定画面サイズに変換して前記第2表示画面を表示す
    ることを特徴とする請求項4記載の表示処理装置。
  6. 【請求項6】前記送信手段は、前記第2表示画面に対し
    て指示された相対的表示位置座標を、前記第1表示画面
    における相対的表示位置座標に変換して前記他の表示処
    理装置に送信して、該他の表示処理装置において前記第
    1表示画面に前記指示を表示させることを特徴とする請
    求項4あるいは5記載の表示処理装置。
  7. 【請求項7】通信回線により接続された他の複数の表示
    処理装置の表示データを操作する表示処理装置であっ
    て、 自装置の表示画面の枠部分における複数の位置夫々に前
    記他の複数の表示処理装置との接続情報を夫々設定して
    記憶する接続情報記憶手段と、 前記表示画面の枠部分に対する指示に応じて、前記接続
    情報記憶手段に記憶された接続情報により指示された枠
    部分に設定された他の表示処理装置を特定する接続装置
    特定手段と、 この接続装置特定手段により特定された他の表示処理装
    置との間の通信接続を行って、該他の表示処理装置との
    間で通信処理を行う通信手段と、 を備えることを特徴とする表示処理装置。
  8. 【請求項8】前記接続情報記憶手段は、前記自装置の表
    示画面の各辺部分に対して夫々任意の前記他の表示処理
    装置との接続情報を設定して記憶することを特徴とする
    請求項7記載の表示処理装置。
  9. 【請求項9】前記通信手段は、前記枠位置に対して設定
    された他の表示処理装置との通信接続の際は、その通信
    接続の要求を前記特定された他の表示処理装置に対して
    送信し、その接続要求先の表示処理装置において接続が
    承認された際に、前記通信接続を行うことを特徴とする
    請求項7あるいは8記載の表示処理装置。
  10. 【請求項10】通信回線により接続された複数の表示処
    理装置が、お互いに他の表示処理装置の表示データを操
    作する表示処理システムであって、 操作する側の表示処理装置は、 前記通信回線により接続された他の表示処理装置におけ
    る表示データの操作を自装置から行うため操作割り込み
    情報を該他の表示処理装置に送信して、該他の表示処理
    装置を操作割り込み可能状態に設定する操作割込送信手
    段と、 この操作割込送信手段により操作割り込み可能状態に設
    定された他の表示処理装置に対して自装置における操作
    データを送信して、該他の表示処理装置における操作デ
    ータとして処理させる操作データ送信手段と、を備え、 操作される側の表示処理装置は、 前記操作割込送信手段により送信された操作割り込み情
    報を受信して、自装置を操作割り込み可能状態に設定す
    る操作割込設定手段と、 この操作割込設定手段により、設定された操作割り込み
    可能状態において、前記操作データ送信手段により送信
    される他の表示処理装置における操作データを受信し
    て、自装置における操作データとして処理する操作デー
    タ受信手段と、 を備えることを特徴とする表示処理システム。
  11. 【請求項11】通信回線により接続された複数の表示処
    理装置が、お互いに他の表示処理装置の表示データを操
    作する表示処理システムであって、 操作する側の表示処理装置は、 前記通信回線により接続された他の表示処理装置におい
    て第1表示画面に表示された表示内容を受信する受信手
    段と、 この受信手段により受信された第1表示画面の表示内容
    を自装置の表示手段に第2表示画面として表示する表示
    制御手段と、 前記第2表示画面に対する入力手段からのポインティン
    グ指示データを、前記他の表示処理装置に送信して、該
    他の表示処理装置において前記第1表示画面に対するポ
    インティング指示データとして処理させる送信手段と、
    を備え、 操作される側の表示処理装置は、 自装置における第1表示画面に表示された表示内容を送
    信する表示内容送信手段と、 操作する側の表示処理装置の送信手段により送信される
    ポインティング指示データを受信して、前記自装置にお
    ける第1表示画面に対するポインティング指示データと
    して処理する指示データ受信手段と、 を備えることを特徴とする表示処理システム。
  12. 【請求項12】通信回線により接続さた複数の表示処理
    装置が、お互いに他の表示処理装置の表示データを操作
    する表示処理システムであって、 操作する側の表示処理装置は、 自装置の表示画面の枠部分における複数の位置夫々に前
    記他の複数の表示処理装置との接続情報を夫々設定して
    記憶する接続情報記憶手段と、 前記表示画面の枠部分に対する指示に応じて、前記接続
    情報記憶手段に記憶された接続情報により指示された枠
    部分に設定された他の表示処理装置を特定する接続装置
    特定手段と、 この接続装置特定手段により特定された他の表示処理装
    置との間の通信接続を行って、該他の表示処理装置との
    間で通信処理を行う通信手段と、を備えることを特徴と
    する表示処理システム。
  13. 【請求項13】通信回線により接続された他の表示処理
    装置の表示データを操作するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記接続された他の表示処理装置における表示データの
    操作を自装置から行うため操作割り込み情報を該他の表
    示処理装置に送信して、該他の表示処理装置を操作割り
    込み可能状態に設定するためのコンピュータが実行可能
    なプログラムコードと、 操作割り込み可能状態に設定された他の表示処理装置に
    対して自装置における操作データを送信して、該他の表
    示処理装置における操作データとして処理させるための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】通信回線により接続された他の表示処理
    装置の表示データを操作するためのコンピュータが実行
    可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記接続された他の表示処理装置において第1表示画面
    に表示された表示内容を受信するためのコンピュータが
    実行可能なプログラムコードと、 受信された第1表示画面の表示内容を自装置の表示手段
    に第2表示画面として表示するためのコンピュータが実
    行可能なプログラムコードと、 前記第2表示画面に対する入力手段からのポインティン
    グ指示データを、前記他の表示処理装置に送信して、該
    他の表示処理装置において前記第1表示画面に対するポ
    インティング指示データとして処理させるためのコンピ
    ュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】通信回線により接続された他の複数の表
    示処理装置の表示データを操作するためのコンピュータ
    が実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 自装置の表示画面の枠部分における複数の位置夫々に前
    記他の複数の表示処理装置との接続情報を夫々設定して
    記憶するためのコンピュータが実行可能なプログラムコ
    ードと、 前記表示画面の枠部分に対する指示に応じて、前記接続
    情報記憶手段に記憶された接続情報により指示された枠
    部分に設定された他の表示処理装置を特定するためのコ
    ンピュータが実行可能なプログラムコードと、 特定された他の表示処理装置との間の通信接続を行っ
    て、該他の表示処理装置との間で通信処理を行うための
    コンピュータが実行可能なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002269025A (ja) * 2001-03-12 2002-09-20 Sharp Corp 表示処理装置
US7903271B2 (en) 2003-12-02 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, progress display processing method, computer readable program storage medium and program

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