JP2000354368A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

Info

Publication number
JP2000354368A
JP2000354368A JP11163905A JP16390599A JP2000354368A JP 2000354368 A JP2000354368 A JP 2000354368A JP 11163905 A JP11163905 A JP 11163905A JP 16390599 A JP16390599 A JP 16390599A JP 2000354368 A JP2000354368 A JP 2000354368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
supplied
transformer
switching
switching power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11163905A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Shishime
卓治 志々目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichicon Corp
Original Assignee
Nichicon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichicon Corp filed Critical Nichicon Corp
Priority to JP11163905A priority Critical patent/JP2000354368A/ja
Publication of JP2000354368A publication Critical patent/JP2000354368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過電圧の発生を防止することによって、過電
圧保護回路の個数を減少させる。 【解決手段】 直流電圧をスイッチングして交流電圧に
変換するFET40 を有し、変圧器32の一次巻線に前記交流
電圧が供給される。変圧器32の一方の二次巻線36に誘起
された交流電圧をダイオード42、平滑コンデンサ44が直
流電圧に変換する。変圧器32の他方の二次巻線38に誘起
された交流電圧をダイオード48、平滑コンデンサ50が直
流電圧に変換する。平滑コンデンサ50間の電圧を表して
いる抵抗器54の両端間電圧がシャントレギュレータ56の
ゲート・アノード間に供給されている。レギュレータ56
のカソードがフォトカプラ58に接続され、その出力がFE
T40を制御する制御回路60に供給されている。レギュレ
ータ56とフォトカプラ58の直列回路には抵抗器62を介し
て平滑コンデンサ44から直流電圧が供給されている上
に、抵抗器64を介して平滑コンデンサ50からも直流電圧
が供給されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置に関し、特に、これを構成する部品の短絡、開放等
の異常状態において発生する過電圧を抑制するものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のスイッチング電源には、例
えば図2に示すようなものがあった。このスイッチング
電源は、直流電源2の両端が、変圧器4の一次巻線N1
とスイッチング素子6との直列回路に接続されている。
変圧器4は2つの二次巻線N2、N3を有し、二次巻線
N2には、ダイオード7と平滑コンデンサ8とからなる
直流化回路が設けられている。また二次巻線N3にもダ
イオード10と平滑コンデンサ12が接続されている。
この平滑コンデンサ12の両端間電圧が分圧用抵抗器1
4,16によって分圧され、シャントレギュレータ18
に供給されている。このシャントレギュレータ18は、
フォトカプラ20の発光ダイオード20aと直列に接続
され、この直列回路は、平滑コンデンサ8の両端間に接
続されている。分圧用抵抗器16の両端間には、平滑コ
ンデンサ12の両端間電圧に比例した電圧が供給され、
これがシャントレギュレータ18の基準電圧よりも大き
くなったとき、発光ダイオード20aが発光し、フォト
カプラ20の受光トランジスタ20bに電気信号が発生
する。これが制御回路22に供給されて、スイッチング
素子6が制御される。平滑コンデンサ8の両端間と、平
滑コンデンサ12の両端間には、それぞれ過電圧保護回
路24、26が取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このスイッチング電源
装置では、2つの過電圧保護回路24、26が設けられ
ている。これは、次の理由による。例えば二次巻線N2
またはダイオード6が開放となったとき、平滑コンデン
サ8の両端間には電圧が発生しなくなる。その結果、フ
ォトカプラ20及びシャントレギュレータ18が動作し
なくなり、制御回路22は、スイッチング素子6を制御
不能となり、変圧器4の二次巻線N2、N3に過大な電
圧が発生するからである。
【0004】しかし、このように各出力系にそれぞれ過
電圧保護回路24、26を設けることは、部品点数の増
大、かつコスト高となる。
【0005】本発明は、過電圧の発生を防止することに
よって、過電圧保護回路の個数を減少させたスイッチン
グ電源装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるスイッチン
グ電源装置は、直流電圧をスイッチングして交流電圧に
変換するスイッチング素子を有し、一次巻線と少なくと
も2つの二次巻線とを有する変圧器において、前記一次
巻線に前記交流電圧が供給される。この変圧器の一方の
二次巻線に誘起された交流電圧を第1の直流化手段が、
直流化する。前記変圧器の他方の二次巻線に誘起された
交流電圧を第2の直流化手段が直流化する。前記第1の
直流化手段の出力電圧を表す電圧と基準電圧とを比較手
段が比較する。この比較手段における比較結果に基づい
て前記スイッチング手段を制御手段が制御する。前記第
1及び第2の直流化手段それぞれから前記比較手段に動
作電圧を動作電圧供給手段が供給する。
【0007】前記比較手段は、導通素子を有し、導通素
子は、第1乃至第3の端子を有し、第2及び第3の端子
間に前記第1の直流化手段の出力電圧を表す電圧が供給
され、これが予め定めた基準電圧を超えたとき、第1及
び第3の端子間が導通する。比較手段は、さらに電圧発
生素子を有し、これは、導通素子と直列に接続されてい
る。動作電圧供給手段は、導通素子及び電圧発生素子の
直列回路と第1の直流化手段の出力との間に接続された
第1の電流制限素子と、前記直列回路と第2の直流化手
段の出力との間に接続された第2の電流制限素子とを有
する。
【0008】本スイッチング電源装置によれば、比較手
段には、第1及び第2の直流化手段の双方から動作電圧
供給手段を介して動作電圧が供給されている。従って、
第1及び第2の直流化手段、これら第1及び第2の直流
化手段に接続されている変圧器の二次巻線のいずれかに
故障が生じても、一方の直流化手段から比較手段には動
作電圧が供給され、比較手段は正常に動作する。よっ
て、制御手段も、正常にスイッチング手段を制御するの
で、いずれの二次巻線に誘起される交流電圧も異常に高
圧となることはない。よって、過電圧保護回路を第1及
び第2の直流化手段の出力側にそれぞれ設ける必要がな
く、スイッチング電源装置の部品点数を減少させること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この実施の形態のスイッチング電
源装置は、直流電源30を有し、この直流電源30は、
例えば商用交流電源を整流、平滑することによって得ら
れる。このスイッチング電源装置30は、この他に変圧
器32を有している。変圧器32は、一次巻線34と、
複数、例えば2つの二次巻線36、38を有している。
一次巻線34は、スイッチング素子、例えば電力FET
40のドレイン・ソース導電路と直列に接続され、この
直列回路は、直流電源30に接続されている。FET4
0をオン・オフ制御することによって、一次巻線34に
は、スイッチングされた直流電圧、即ち矩形波電圧が印
加される。なお、スイッチング素子としては、FETの
他に、バイポーラトランジスタやIGBT等を使用する
こともできる。また、単一のスイッチング素子に代え
て、複数のスイッチング素子からなるダイオードブリッ
ジを用いたインバータを構成してもよい。
【0010】二次巻線36には、ダイオード42と平滑
コンデンサ44とからなる直流化回路が設けられてい
る。この直流化回路の出力が、非制御系出力として、図
示していない負荷に供給される。なお、この直流化回路
の出力端子間、即ち平滑コンデンサ44の両端間に過電
圧保護回路46が設けられている。
【0011】もう1つの二次巻線38にも、ダイオード
48と平滑コンデンサ50とからなる直流化回路が設け
られている。この直流化回路の出力が制御系出力であ
る。いずれの直流化回路の出力端子の一端も、共に接地
されている。なお、いずれの直流回路も、単一のダイオ
ードを整流回路として使用するものを示した。しかし、
これらに代えて複数のダイオードによって構成されたダ
イオードブリッジ回路をそれぞれ使用することもでき
る。また、二次巻線36、38は、中間タップを有する
ものとすることもできる。
【0012】平滑コンデンサ50の両端間に、分圧器と
して抵抗器52、54が直列に接続されている。抵抗器
54の両端間電圧は、平滑コンデンサ50の電圧、即ち
制御系の出力電圧に比例した電圧を表している。この電
圧が、比較手段の一部を構成する導通素子、例えばシャ
ントレギュレータ56の第2及び第3端子、即ちアノー
ドとゲートとの間に供給されている。シャントレギュレ
ータ56の第1及び第2の端子間、即ちカソード・アノ
ード間は、電圧発生手段、例えばフォトカプラ58の発
光ダイオード58aと直列に接続されている。フォトカ
プラ58は、受光トランジスタ58bを有し、この受光
トランジスタ58bで受光された信号が制御回路60に
供給され、制御回路60が、FET40のオン・オフそ
れぞれの期間を制御し、平滑コンデンサ50の両端間の
電圧、即ち制御系の出力電圧が予め定めた値に維持され
るようにする。これに伴い平滑コンデンサ44間の電圧
も予め定められた電圧となる。
【0013】これら発光ダイオード58aとシャントレ
ギュレータ56との直列回路は、動作電圧供給手段、例
えば電流制限用抵抗器62を介して平滑コンデンサ44
の両端に接続されている。また、発光ダイオード58a
とシャントレギュレータ56との直列回路は、同じく動
作電圧供給手段、例えば電流制限用抵抗器64を介して
平滑コンデンサ50の両端に接続されている。
【0014】図2に示した従来のスイッチング電源装置
では、平滑コンデンサ12の両端間に過電圧保護回路が
設けられている。このスイッチング電源装置では、平滑
コンデンサ12に相当する平滑コンデンサ50の両端間
に、過電圧保護回路は設けられていない。その代わりに
抵抗器64を介して平滑コンデンサ50の電圧が発光ダ
イオード58aとシャントレギュレータ56の直列回路
に供給されている。
【0015】このように構成されたスイッチング電源装
置では、通常状態では、コンデンサ44の両端間の電圧
またはコンデンサ50の両端間の電圧のうち、いずれか
高いものによって発光ダイオード58aとシャントレギ
ュレータ56とに動作電圧が供給され、平滑コンデンサ
50の電圧が予め定めた電圧となるように制御回路60
によってFET40が制御されている。
【0016】なんらかの理由で、例えば二次巻線36ま
たはダイオード42が開放されると、平滑コンデンサ4
4から発光ダイオード58aとシャントレギュレータ5
6とには動作電圧は供給されない。しかし、平滑コンデ
ンサ50の両端間電圧によって、発光ダイオード58a
とシャントレギュレータ56とに抵抗器64を介して動
作電圧が供給されるので、これらは正常に動作する。従
って、制御回路60は、二次巻線36またはダイオード
42が開放されていても、平滑コンデンサ50の両端間
電圧が予め定めた値となるように、FET40を正常に
制御するので、平滑コンデンサ50の両端間に過電圧保
護回路を設ける必要がなく、スイッチング電源装置の回
路部品点数を減少させることができる。
【0017】なお、上記の実施の形態では、比較手段と
して、シャントレギュレータ56とフォトカプラ58と
を使用したが、これに限ったものではなく、例えば分圧
抵抗器54の電圧と予め定めた基準電圧との誤差を出力
する誤差増幅器を使用することもできる。この場合で
も、誤差増幅器への動作電圧は、平滑コンデンサ44、
50それぞれから供給するようにする。また、フォトカ
プラ58に代えて、変圧器を使用することもできる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、過電圧
保護回路の個数を減少させて、部品点数を減少させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態のスイッチング電源装置
のブロック図である。
【図2】従来のスイッチング電源装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
30 直流電源 32 変圧器 34 一次巻線 36 38 二次巻線 40 FET(スイッチング素子) 42 48 ダイオード(直流化回路) 44 50 平滑コンデンサ(直流化回路) 56 シャントレギュレータ(比較手段) 58 フォトカプラ(比較手段) 62 64 抵抗器(動作電圧供給手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧をスイッチングして交流電圧に
    変換するスイッチング素子と、 一次巻線と少なくとも2つの二次巻線とを有し、前記一
    次巻線に前記交流電圧が供給される変圧器と、 この変圧器の一方の二次巻線に誘起された交流電圧を直
    流化する第1の直流化手段と、 前記変圧器の他方の二次巻線に誘起された交流電圧を直
    流化する第2の直流化手段と、 前記第1の直流化手段の出力電圧を表す電圧と基準電圧
    とを比較する比較手段と、 この比較手段における比較結果に基づいて前記スイッチ
    ング手段を制御する制御手段と、 前記第1及び第2の直流化手段それぞれから前記比較手
    段に動作電圧を供給する動作電圧供給手段とを、具備す
    るスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチング電源におい
    て、前記比較手段は、第1乃至第3の端子を有し第2及
    び第3の端子間に前記第1の直流化手段の出力電圧を表
    す電圧が供給され、これが予め定めた基準電圧を超えた
    とき、第1及び第3の端子間が導通する導通素子と、こ
    れと直列に接続された電圧発生素子とを有し、前記動作
    電圧供給手段は、前記導通素子及び電圧発生素子の直列
    回路と第1の直流化手段の出力との間に接続された第1
    の電流制限素子と、前記直列回路と第2の直流化手段の
    出力との間に接続された第2の電流制限素子とを、有す
    るスイッチング電源装置。
JP11163905A 1999-06-10 1999-06-10 スイッチング電源装置 Pending JP2000354368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11163905A JP2000354368A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 スイッチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11163905A JP2000354368A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 スイッチング電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000354368A true JP2000354368A (ja) 2000-12-19

Family

ID=15783065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11163905A Pending JP2000354368A (ja) 1999-06-10 1999-06-10 スイッチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000354368A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154373A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Rb Controls Co スイッチング電源
CN102820645A (zh) * 2012-06-08 2012-12-12 深圳市共进电子股份有限公司 高精度的过压保护电路及具有多路输出的开关电源电路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008154373A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Rb Controls Co スイッチング電源
JP4698567B2 (ja) * 2006-12-18 2011-06-08 アール・ビー・コントロールズ株式会社 スイッチング電源
CN102820645A (zh) * 2012-06-08 2012-12-12 深圳市共进电子股份有限公司 高精度的过压保护电路及具有多路输出的开关电源电路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6278624B1 (en) High availability DC power supply with isolated inputs, diode-or-connected outputs, and power factor correction
KR100296635B1 (ko) 저전압보호회로를갖는스위칭모드전원공급장치
US20070058400A1 (en) Switching power supply circuit and frequency converter
US4024451A (en) Stabilized DC power supply device
US7161783B2 (en) Overcurrent protection circuit for switching power supply
US8867245B1 (en) Switching power supply having high-power integrated circuit and monolithic integrated circuit therefor
US11368101B2 (en) Power conversion system
KR20190064473A (ko) 인버터 회로, x선 조사 장치
JP4375839B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2002051542A (ja) 電源装置
JP2000354368A (ja) スイッチング電源装置
US20090027923A1 (en) Power supply device and power supply control method
JP6344086B2 (ja) 制御装置
US11915628B2 (en) Display device including overload protection circuit
JP2007116873A (ja) 電源装置
JP2002159181A (ja) スイッチング電源装置およびそれを用いた電子装置
JP3033721B2 (ja) 出力電流モニタ方式
JPH02280640A (ja) 無停電電源装置の制御電源回路
JPH10304662A (ja) スイッチング電源装置
JP2000358369A (ja) スイッチング電源装置
JPH11136944A (ja) 電源装置
JP2010016962A (ja) スイッチング電源装置
JP2576137B2 (ja) インバ−タ装置の直流電圧検出回路
JPH05122934A (ja) スイツチング式直流電源装置
JP2005176460A (ja) 無停電電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090224