JP2000352404A - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
- Publication number
- JP2000352404A JP2000352404A JP11164635A JP16463599A JP2000352404A JP 2000352404 A JP2000352404 A JP 2000352404A JP 11164635 A JP11164635 A JP 11164635A JP 16463599 A JP16463599 A JP 16463599A JP 2000352404 A JP2000352404 A JP 2000352404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- piston rod
- cylinder
- seat
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Actuator (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
いられるクッション機能を備えた流体圧シリンダに於
て、ボトム及びピストンの材料歩留まりを向上させて構
造の簡素化を図る。 【解決手段】 シリンダチューブ2、ボトム3、ピスト
ン4、ピストンロッド5、給排ポート6、シート7、筒
孔8、弁子9とで構成し、とりわけピストン4にピスト
ンロッド5を貫通して設けると共に、ピストンロッド5
に筒孔8を形成してここに弁子9を移動可能に設ける。
Description
フトのリフトシリンダ等として用いられるクッション機
能を備えた流体圧シリンダの改良に関する。
は、例えば特開平9−280289号に記載されたもの
が知られている。当該流体圧シリンダは、シリンダチュ
ーブの一端を塞ぐボトムと、シリンダチューブ内を軸方
向に移動可能なピストンと、ボトムに形成した給排ポー
トと、内部が上記給排ポートと連通し、ボトムと一体に
形成した筒部と、上記ピストンに設けた筒孔と、この筒
孔の内周下方に設けた段部と、段部を介して形成した大
径部と、段部に形成し筒孔の軸に垂直なシート面と、大
径部の側面に設置するストッパと、このストッパとシー
ト面との間に装着する環状部材と、この環状部材の外周
と筒孔の内周間に形成された自由流れ流路とを備え、上
記環状部材は、内径が筒部の外形より僅かに大きく、筒
部との間に間隙を有し、軸方向に移動可能であるととも
に、ピストンの上昇時には、環状部材がシート面から離
れ、自由流れ流路が開き、ピストンが下降して環状部材
が筒部に嵌合すると、ピストンとシリンダチューブとボ
トムと環状部材とに囲まれた圧力室内の圧力上昇によっ
て環状部材がシート面に当接して、自由流れ流路を閉
じ、上記圧力室の油が環状部材と筒部との間の間隙を介
して流出するものである。
のは、ピストンの筒孔に対応する筒部をボトムに突設し
ていると共に、ピストンロッドの凹部に対応する凸部を
ピストンに突設しているので、ボトム及びピストンの材
料歩留まりが非常に悪く、これらの構造が複雑化する難
点があった。本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解
消する為に創案されたもので、その課題とする処は、ボ
トム及びピストンの材料歩留まりを向上させて構造の簡
素化を図る様にした流体圧シリンダを提供するにある。
は、基本的には、シリンダチューブと、シリンダチュー
ブの一端を塞ぐボトムと、シリンダチューブに摺動可能
に設けられてボトム室とロッド室とに区分するピストン
と、ピストンを貫通して連結されたピストンロッドと、
ボトムに形成されてボトム室に連通する給排ポートと、
給排ポートのボトム室側に形成されたシートと、ピスト
ンロッドに形成されてボトム室に連通する筒孔と、筒孔
に移動可能に設けられてシートに当座し得る弁子と、か
ら構成した事に特徴が存する。
ると共に、ピストンロッドに筒孔を形成してここに弁子
を移動可能に設けたので、ボトム及びピストンの体積が
減少される。
面に基づいて説明する。図1は、本発明の流体圧シリン
ダの要部を示す縦断面図。図2は、ピストン及びピスト
ンロッドの上昇過程を示す図1と同様図である。
2、ボトム3、ピストン4、ピストンロッド5、給排ポ
ート6、シート7、筒孔8、弁子9とからその主要部が
構成されて居り、この例では、フォークリフトのリフト
シリンダに適用している。
の基本部分を為すもので、この例では、上下方向に長尺
で円筒状を呈している。
塞ぐもので、この例では、略円柱状を呈し、上面がフラ
ットでシリンダチューブ2との嵌め合せ部が形成されて
居らず、シリンダチューブ2の底部を閉塞すべくシリン
ダチューブ2の下端が単に突き合わされて溶接箇所10
が溶接されている。
可能に設けられてボトム室11とロッド室12とに区分
するもので、この例では、シリンダチューブ2に摺動可
能に嵌挿され、中心には貫孔13が穿設されて円環状を
呈し、外周にはシリンダチューブ2との間でシールを司
るシール材14が設けられている。
て連結されたもので、この例では、上下方向に長尺でボ
トム側(下側)にはピストン4の貫孔13に嵌入される
小径部15を備えている。而して、ピストン4とピスト
ンロッド5の間には、シールを司るシール材16が介設
されていると共に、抜け止め用のストッパ17が設けら
れている。ピストンロッド5の底端(下端)は、ボトム
3の上面に当合し得ると共に、ピストンロッド5の底部
(下部)には、ピストンロッド5の底端がボトム3の上
面に当合した際でも給排ポート6とボトム室11とを連
通させるスリット18が形設されている。
トム室11に連通するもので、この例では、ボトム3の
側面(左面)から上面に亘って略鉤状に穿設されてい
る。
側に形成されたもので、この例では、給排ポート6のボ
トム3の上面に臨む箇所をテーパ状に削除して形成され
ている。
ボトム室11に連通するもので、この例では、ピストン
ロッド5の小径部15に下端が開放すべく穿設されてい
る。
シート7に当座し得るもので、この例では、筒孔8に移
動可能に嵌挿されて略栓状を呈し、上側に形成された鍔
部19と、下側に形成されてシート7に当離座されるテ
ーパ状の座部20と、上下方向(軸線方向)に貫通され
た縦孔21と、これに直交して左右方向(軸線直角方
向)に貫通されて座部20がシート7に当座した際には
スリット18を介してボトム室11に連通される横孔2
2とを備えて居り、下側より上側の受圧面積が大きくさ
れている。而して、弁子9は、ピストンロッド5の筒孔
8側に設けられたストッパ23に依りその鍔部19が当
合されてピストンロッド5からの抜け出しが阻止されて
いる。
述解する。図1は、ピストン4及びピストンロッド5が
最下降されて流体圧シリンダ1が最収縮された状態であ
り、ピストンロッド5がボトム3に当合されていると共
に、弁子9の座部20がシート7に当座されている。
ト6から供給されると、これが弁子9の縦孔21→横孔
22→ピストンロッド5のスリット18を経てボトム室
11に達するので、ピストン4が上昇される。この時、
給排ポート6からの圧力流体が弁子9の縦孔21を経て
筒孔8内に於ける弁子9の上側に達すると共に、弁子9
の上側が下側より受圧面積が大きく、然も弁子9の自重
が働くので、弁子9の座部20がシート7に当座された
ままピストン4が上昇される。そして、弁子9は、図2
に示す如く、鍔部19がストッパ23に当合されてピス
トンロッド5の下方へ突出した状態に保たれたままピス
トン4と一緒に上昇される。その後、弁子9の座部20
がシート7から離座されるので、これらの間に形成され
た流路から圧力流体がボトム室11に供給される事に依
りピストン4が上昇される。
1の圧力流体が給排ポート6から排出されると、ピスト
ン4が下降される。そして、ピストン4がボトム3に近
づくと、図2に示す如く、弁子9の座部20がシート7
に当座してこれらの間の流路が遮断されるので、ボトム
室11の圧力流体が弁子9の横孔22→縦孔21→給排
ポート6を経て排出され、ピストン4が下降されながら
弁子9が筒孔8内に収納されて行き、図1に示す如く、
ピストン4が最下降状態になる。この時、ボトム室11
の圧力流体が弁子9の横孔22と縦孔21とに依り所謂
絞られるので、クッション機能が発揮される。
設けると共に、ピストンロッド5に筒孔8を形成してこ
こに弁子9を移動可能に設けたので、ボトム3及びピス
トン4の体積が減少される。この為、ボトム3及びピス
トン4の材料歩留まりが向上されてコストの低減と構造
の簡素化を図る事ができる。
移動するする様にしたが、これに限らず、例えばピスト
ンロッド5と弁子9との間に弁子9を下方に付勢する圧
縮スプリング等の弾性体を介設しても良い。この様にす
れば、弁子9が確実に下方に移動される。
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) シリンダチューブ、ボトム、ピストン、ピスト
ンロッド、給排ポート、シート、筒孔、弁子とで構成
し、とりわけピストンにピストンロッドを貫通して設け
ると共に、ピストンロッドに筒孔を形成してここに弁子
を移動可能に設けたので、ボトム及びピストンの材料歩
留まりを向上させて構造の簡素化を図る事ができる。
図。
図1と同様図。
ム、4…ピストン、5…ピストンロッド、6…給排ポー
ト、7…シート、8…筒孔、9…弁子、10…溶接箇
所、11…ボトム室、12…ロッド室、13…貫孔、1
4…シール材、15…小径部、16…シール材、17…
ストッパ、18…スリット、19…鍔部、20…座部、
21…縦孔、22…横孔、23…ストッパ。
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダチューブと、シリンダチューブ
の一端を塞ぐボトムと、シリンダチューブに摺動可能に
設けられてボトム室とロッド室とに区分するピストン
と、ピストンを貫通して連結されたピストンロッドと、
ボトムに形成されてボトム室に連通する給排ポートと、
給排ポートのボトム室側に形成されたシートと、ピスト
ンロッドに形成されてボトム室に連通する筒孔と、筒孔
に移動可能に設けられてシートに当座し得る弁子と、か
ら構成した事を特徴とする流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16463599A JP3659839B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16463599A JP3659839B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 流体圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000352404A true JP2000352404A (ja) | 2000-12-19 |
JP3659839B2 JP3659839B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=15796953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16463599A Expired - Fee Related JP3659839B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3659839B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008267514A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 油圧シリンダのクッシヨン装置 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP16463599A patent/JP3659839B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008267514A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 油圧シリンダのクッシヨン装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3659839B2 (ja) | 2005-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080116412A1 (en) | Diaphragm Valve | |
JP5323566B2 (ja) | 液圧シリンダ | |
EP2330314B1 (en) | Front fork | |
JP4587419B2 (ja) | メタルダイヤフラム弁 | |
JP2001518587A (ja) | 油圧弁アクチュエータ | |
GB1590608A (en) | Shock absorber | |
WO2015122408A1 (ja) | 弁装置 | |
KR20160026753A (ko) | 완충기 | |
US6182687B1 (en) | Pressure-dependent valve for a vibration damper | |
JP2012072685A (ja) | ガス噴射弁 | |
JPS5924292B2 (ja) | 車高調整式シヨツクアブソ−バ | |
ITRM20000200A1 (it) | Armatura di valvola per contenitore a pressione. | |
US4274517A (en) | Hydraulic shock absorber | |
US5960696A (en) | Hydraulic cylinder with press-fitted pipe | |
JP2000352404A (ja) | 流体圧シリンダ | |
KR102016852B1 (ko) | 배관용 자동 밸브 | |
JP2010242803A (ja) | 液圧シリンダ | |
JP3748167B2 (ja) | 油圧シリンダ | |
JP2001522439A (ja) | 衝撃吸収式流体圧シリンダ | |
JP2021021436A (ja) | 減衰力調整式緩衝器 | |
JP3008232U (ja) | 空気圧駆動装置 | |
JPH0616178Y2 (ja) | 流量制御弁 | |
JPH0422114Y2 (ja) | ||
US20210018107A1 (en) | Fast-Switching 2/2-Way Cartridge Valve | |
JP2501328Y2 (ja) | 充填装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040901 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080325 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090325 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090325 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100325 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110325 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130325 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130325 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |