JP2000351651A - 濃色着色遮光ガラス及びその製法 - Google Patents

濃色着色遮光ガラス及びその製法

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JP2000351651A JP11163505A JP16350599A JP2000351651A JP 2000351651 A JP2000351651 A JP 2000351651A JP 11163505 A JP11163505 A JP 11163505A JP 16350599 A JP16350599 A JP 16350599A JP 2000351651 A JP2000351651 A JP 2000351651A
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Noboru Murata
昇 村田
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】約150〜200℃の低温熱処理で、耐摩耗
性、耐薬品性等に優れる可視光線透過率が20〜30%
の着色膜を有する遮光ガラスを得ること。 【解決手段】ガラス表面に、マトリックスとしてのシリ
カ中にCuO−Fe23−Mn23系からなる黒色系顔
料が分散された着色膜が被覆された濃色着色遮光ガラス
であって、該シリカは、アルコキシシランの加水分解物
もしくは部分加水分解物並びにコロイダルシリカより構
成され、そのアルコキシシランの加水分解物もしくは部
分加水分解物の固形分に対するコロイダルシリカの重量
比が60:40〜40:60であり、且つ該黒色系顔料
は、シリカ固形分との合計重量の5〜10重量%を含有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス板に濃色の
膜を成膜してなり、適度に遮光し、防眩する窓ガラスと
して各種分野で採用できるプライバシーガラスとも言わ
れる濃色着色遮光ガラス(以下「プライバシーガラス」
という)及びその製法に関するもので、該プライバシー
ガラスは、特に建築用、自動車等の車両用、船舶航空機
等の輸送機用窓ガラスとして、単板あるいは他のガラス
板との合わせ、複層ガラスとして最適に採用できるもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、特公昭54−40568号公報
には高反射率高耐久性を有する熱線反射ガラスに関し、
鉄酸化物、クロム酸化物、およびコバルト酸化物を含む
金属酸化物皮膜をガラス表面に形成した熱線反射ガラス
であって、可視光線透過率が35%以上ものが開示さ
れ、また、特開平6−80441号公報には、熱処理可
能なスパッタ被膜されたガラス製品およびその成型方法
に関し、a)Ni(Ni合金)の酸化物または窒化物か
らなる第1層と、b)Ni(Ni合金)金属からなる第
2層と、c)前記a)に記載の金属酸化物または窒化物
からなる第3層と、更にd)Sn,Zn,Ti(それら
の合金)の酸化物からなる第4層とを含むコーティング
を有するガラス基板からなる熱処理可能なガラス製品で
あって、例えば膜面の可視光線反射率が31〜33%で
あることが開示されている。
【0003】また、特開平4−219347号公報に
は、薄膜付窓ガラスの製造方法とその薄膜付窓ガラスに
関し、ガラス基板上に、光によりゲル化する塗布液をフ
レキソ印刷により塗布した後、光照射し、さらに熱処理
して薄膜を形成することが、また塗布液としてキレート
化剤と、その存在下で光によりゲル化する金属アルコキ
シドと、更に着色剤を含むことが開示され、あるいは更
に予め着色セラミックカラーインクにより印刷したうえ
で、前記塗布液を塗布し、上記した如くの処理により薄
膜を形成することが開示されている。
【0004】或いは更に特開平8−208274号公報
には、着色膜形成用塗布液、着色膜及び着色膜を形成し
たガラス物品に関し、Ti,V,Cr,Mn,Fe,C
o,Ni,Cu及びZnのうち1種以上の元素を含む複
合酸化物顔料を分散させた液を含む着色膜形成用塗布液
が、また該塗布液中に、Sn,In,Zn,Al,T
i,Si及びGaの群から選ばれる1種以上の金属化合
物を含むことが、更に着色膜上に該着色膜より低屈折率
の被膜が順次形成されていることが開示されている。
【0005】さらに、特開平10−297938号公報
には、透明ガラス基板の表面に、2種以上の着色性の酸
化物成分からなる黒色原料を分散したシリカ系のゾルを
前躯体とする濃色グレー系の着色膜を形成してなるプラ
イバシーガラスであって、その可視光線透過率があ20
〜40%、可視光線反射率が10%未満であるプライバ
シーガラスが開示されている。
【0006】本発明は、それら公知例とは異なり、耐擦
傷性、耐摩耗性、および耐薬品性に優れ、無彩色のグレ
ー色調を有し、プライバシー性に優れ、また光反射性を
抑えてグレアー感がなく、目に対する刺激も小さく、周
辺環境との調和しやすいプライバシーガラスを提供する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
54−40568号公報あるいは特開平6−80441
号公報記載のものは、金属化合物の熱分解法、あるいは
スパッタリング法により膜形成するもので、可視光線透
過率が比較的高いとともに、ガラス製品は反射が強く、
ギラツキ感、すなわちグレアーな感を呈し、目に対する
刺激が強く、周辺環境、特に自然環境に順応し得るもの
ではない。
【0008】また、特開平4−219347号公報記載
のものは、ガラス基板上に成膜した後に高温熱処理する
ものであり、設備等が高価となる欠点がある。
【0009】さらに、特開平8−208274号公報記
載のものは、TV管パネルなど陰極線管用パネル表面に
適用されるものであり、ガラス本体の透過率の低下を抑
えつつ画面のコントラスト比を向上させることを狙いと
するものであり、ガラス基板に成膜後に自動車用窓ガラ
スなどのような曲げ強化行った後、付加価値を付けるた
めに後処理としてアンテナ性能を高めるためのメッキ処
理、反成膜面への撥水処理を行う場合、膜起因よる不具
合が発生する可能性があるという危惧がある。
【0010】さらに、特開平10−297938号公報
記載のものは、塗膜を約200〜400℃の高温で加熱
することにより強固で耐久性に優れた膜を形成するもの
であるため、熱効率および装置を耐熱仕様にする必要が
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の問
題点を解消したものであって、約150〜200℃とい
う低温度で塗膜を加熱するだけで耐擦傷性、耐摩耗性、
および耐薬品性に優れた硬化膜を形成出来るとともに、
該膜付きガラスは、無彩色のグレー色調を有し、プライ
バシー性に優れ、また光反射性を抑えてグレアー感がな
く、目に対する刺激も小さく、周辺環境との調和しやす
いプライバシーガラスを提供するものである。
【0012】すなわち、本発明のプライバシーガラス
は、透明ガラス板の表面に、マトリックスとしてのシリ
カ中にCuO−Fe23−Mn23系からなる黒色系顔
料が分散された着色膜が被覆されたプライバシーガラス
であって、該シリカは、アルコキシシランの加水分解物
もしくは部分加水分解物並びにコロイダルシリカより構
成され、そのアルコキシシランの加水分解物もしくは部
分加水分解物の固形分に対するコロイダルシリカの重量
比が60:40〜40:60であり、且つ該黒色系顔料
は、シリカ固形分との合計重量の5〜10重量%含有さ
れてなることを特徴とする。
【0013】また、本発明のプライバシーガラスは、着
色膜が濃色グレー色を有し、膜厚が3μm以上6μm以
下であり、しかも可視光線透過率が20〜30%、ヘー
ズ値が1.0%以下であることが好ましい。
【0014】またさらに、本発明のプライバシーガラス
は、JIS R 3212に規定する耐摩耗試験法に基
づいたテーバー摩耗試験(荷重:500gf×2,10
0回転)の試験前と試験後のヘイズ値の変化量(試験後
のヘイズ値/試験前のヘイズ値)が、5.0以下である
ことが好ましい。
【0015】さらに、本発明のプライバシーガラスの製
法は、プライバシーガラスを製造するにあたり、(a)
透明ガラス板を用意する工程と、(b)黒色系顔料をマ
トリックスとしてのシリカ固形分との合計重量の5〜1
0重量%となるように調合した黒色顔料およびシリカ系
混合ゾルを、分散剤、硬化触媒および溶媒とを含む液に
添加し、分散混合して塗布液を調製する工程と、(c)
前記塗布液を、前記ガラス板表面上に塗布する工程、
(d)塗布したガラス板を熱処理する工程と、によって
ガラス板表面上に着色膜を形成することを特徴とする。
【0016】また、本発明で用いるシリカ系のゾルは、
成分が一般式R2Si(O−R1)3(式中、R1は炭
素数1または2のアルキル基、R2はエポキシ基を含有
する有機基を示す。)で表わされるオルガノトリアルコ
キシシランの加水分解物もしくは部分加水分解物並びに
コロイダルシリカの混合ゾルであることが好ましい。
【0017】さらに、本発明で用いる硬化触媒は、シリ
カ固形分との合計重量の4〜6重量%添加することが好
適であり、その硬化触媒としては、Al・Xm3
m(式中、XはOR1(R1は炭素数1〜4のアルキル
基)、Yは一般式R2COCH2 COOR3(R2、R
3はいずれも炭素数1〜4のアルキル基)で示される化
合物に由来する配位子から選ばれる1つであり、mは
0,1または2である)で示されるアルミニウムキレー
ト化合物であることがより好ましい。さらにまた、熱処
理温度は150〜200℃の温度であることが好まし
い。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において、透明ガラス基板
としては、アルカリ(ソーダ)石灰系ガラス、アルミノ
珪酸系ガラス、ほう珪酸ガラス等各種のガラスが採用で
き、それらの製板法はフロート法、フルコール法、ペン
バーノン法、ロールアウト法、ロールアウト−表面研磨
法等いずれでもよいが、ソーダ石灰系ガラスをフロート
法により製板したものが最も一般的である。
【0019】前記透明ガラス基板は、透明であれば着
色、無着色を問わない。勿論金属線入りガラス等の介在
物を有するガラスや、強化板ガラス、曲げ板ガラス等の
加工されたガラスも対象となる。
【0020】本発明の製法において、濃色グレー系着色
膜を形成するうえで、マトリックスとしてのシリカ系の
混合ゾルの成分として、例えばオルガノアルコキシシラ
ンを出発原料として、一般式R2Si(O−R1)
3(式中、R1は炭素数1または2のアルキル基、R2
はエポキシ基を含有する有機基を示す。)で表わされる
オルガノトリアルコキシシランを採用し、その加水分解
物や、部分加水分解物を含むものを前駆体とすることが
できる。
【0021】また、コロイダルシリカとしては、各種溶
媒で分散されている市販品があるが、例えば、低級アル
コール(例えば、メタノール、エタノール、イソプロパ
ノール)を分散溶媒と使用しているものが適する。
【0022】なお、マトリックスとしてのシリカは、ガ
ラス形成酸化物であり、着色顔料とのバインディング性
に優れ、耐摩耗性、耐薬品性、耐候性等各種物性にバラ
ンスよく優れさせるため、シリカ分中のアルコキシシラ
ン加水分解物の固形分:コロイダルシリカの重量比が6
0:40〜40:60であることが望ましい。
【0023】コロイダルシリカの添加比率が60を越え
る場合には、膜に濁りが生じヘーズ値が高くなり、40
未満の場合には、耐摩耗性が悪化し規格をクリアー出来
ない。
【0024】黒色顔料としては、CuO−Fe23−M
23系からなる黒色系顔料を使用することにより、良
好な無彩色濃色グレー系の着色膜を形成することがで
き、耐薬品性、耐候性等においても優れた膜を形成でき
る。なお、該顔料は、市販品を用いても差し支えない。
前記黒色系顔料の平均粒径は25〜50nm程度である
ことが好ましい。25nm未満では液中での分散安定性
に乏しく、50nm超過では、成膜品に曇りが生じ易い
という不具合がある。
【0025】黒色系顔料は、シリカ固形分(アルコキシ
シランの加水分解物もしくは部分加水分解物の固形分と
コロイダルシリカとの合計重量)の5〜10重量%含有
され、該顔料の含有量が10重量%を越えると所望の透
過率を得るためには膜厚を薄くする必要があり、薄くな
った場合、耐摩耗性、耐薬品性が劣る傾向にある。ま
た、5重量%未満であると所望の透過率を得るためには
膜厚を厚くする必要があり、厚くした場合、クラックが
発生し易くなる傾向にある。プライバシー性を得るうえ
で更に重要なファクターは可視光線透過率であり、その
範囲は20〜30%とすることが好ましい。可視光線透
過率が30%を越えると、透過性が増大し、プライバシ
ー性を維持するのが困難である。また可視光線透過率が
20%未満であると、逆に透視性が阻害され、窓材とし
ての役割をなし難い。
【0026】また、光反射によるグレアー感を抑え、目
を刺激せず、周辺環境、特に自然環境と融和、調和させ
るためには、可視光線反射率が10%未満、更に好まし
くは5%以下とするのがよい。なお、可視光線反射率
は、特にことわりがない限り膜面側の反射率をいう。
【0027】硬化触媒としては、Al・Xm3m(式
中、XはOR1(R1は炭素数1〜4のアルキル基)、
Yは一般式R2COCH2COOR3(R2、R3はい
ずれも炭素数1〜4のアルキル基)で示される化合物に
由来する配位子から選ばれる1つであり、mは0,1ま
たは2である)で示されるアルミニウムキレート化合物
が好ましく、その添加量としてはシリカ固形分(アルコ
キシシランの加水分解物もしくは部分加水分解物の固形
分とコロイダルシリカとの合計重量)の4〜6重量%が
好ましく、4重量%未満であると硬化被膜の耐擦傷性が
不十分であり、6重量%を越えると硬化被膜にクラック
が生じやすくなり、更に硬化被膜の透明性が低下する危
険性がある。上記シリカ系のゾル形成用原料、黒色系顔
料、硬化触媒は、アルコール系、エステル系等の有機溶
媒に添加し、更に分散剤としての界面活性剤や、分散助
剤、粘度調整剤としての樹脂を添加する。界面活性剤と
しては、アニオン系やノニオン系の界面活性剤がよく、
樹脂としてはセルロース系、ポリビニルアルコール系等
の樹脂が好適に採用できる。
【0028】これらをボールミル、アトライタ、サンド
ミル、ジェットミル、ダイノーミル、ホモジナイザー等
の分散装置を使用することにより黒色顔料を微粉砕し、
均一混合する。
【0029】次いでこれらを塗布液として、ガラス基板
上へ塗布する。塗布手段としてはディップコート、フロ
ーコート、スピンコート、ロールコート、スプレーコー
ト、スクリーン印刷、フレキソ印刷等の公知手段が採用
でき、適宣マスキングすることにより、例えば自動車の
シェードバンドにおけるような部分的な膜形成は勿論、
任意の形状、図柄に塗膜形成することもできる。
【0030】膜厚は、熱処理後において3〜6μm程度
にするのが望ましく、3μm未満であると、濃色グレー
系の色調が得難く、可視光線透過率も高すぎてプライバ
シー性に劣るとともに膜強度も弱くなる。他方6μmを
越えると熱処理において、膜の亀裂や剥離が生じ易い。
【0031】塗布後、150℃〜200℃の比較的低温
で、約30分〜60分加熱することにより、溶媒や有機
物の殆どが飛散するのと同時にシリカがバインダ作用を
発揮する。比較的低温度で加熱するだけで、耐久性の良
好な膜が形成されるのは、膜中にシリカの一部としての
コロイダルシリカを用いていること、或いは硬化触媒と
して前記に示したアルミニウムキレート化合物を用いて
いること等による。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。但し、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
ない。なお、本発明および比較例で得られた、硬化被膜
を有するプライバシーガラスは、以下に示す測定法によ
り諸物性を測定した。
【0033】〔光学特性〕:(可視光線透過率、可視光
線反射率) JIS R 3106に規定する透過率測定方法、反射
率測定方法に基づき、分光光度計(U 4000型、日
立製作所製スペクトロフォトメーター)で波長340〜
1800nmの間の透過率を測定し、平均可視光線透過
率Tv(%)(380〜780nm)と平均可視光線反
射率Tr(%)(380〜780nm)を求めた。これ
と合わせ、目視により色調観察し、無彩色の濃色グレー
色調を合格とした。
【0034】〔光学特性〕:(曇価) 分光光度計(NDH−20D型、日本電色工業(株)製
ヘーズメーター)でヘイズ値を測定して、1.0以下の
ものを合格とした。
【0035】〔耐摩耗性〕:JIS R 3212 に
規定する耐摩耗性試験方法に基づき、テーバー摩耗試験
機(摩耗輪CS−10F、荷重500gf×2、100
回転)により摩耗試験し、試験後のヘイズ値(H%)を
測定し、試験前のヘイズ値(Ho%)に対する変化量
(△H%)を求めて、5.0以下のものを合格とした。
【0036】〔耐薬品性〕:耐酸性;3wt%硫酸(H
2SO4)水溶液を着色膜面に滴下し、常温で約4時間放
置後、外観の変化を目視で評価した。滴下部と、周辺部
分の透過・反射色調に変化が認められず、異常ないもの
を合格とした。
【0037】〔耐候性〕:部分マスキングしたうえで、
サンシャインウエザーメーター(約83℃、降雨無し)
により、約600時間経過後の外観変化(色調の変化、
曇りの発生、膜のひび割れ等)を目視で評価した。マス
キング部との間に違和感なく異常ないものを合格とし
た。
【0038】〔耐煮沸性〕:部分マスキングしたうえ
で、JIS R 3212の耐熱試験方法に基づき、煮
沸水に約2時間浸漬した後、外観を目視で評価した。マ
スキング部との間に違和感なく異常ないものを合格とし
た。
【0039】〔耐湿性〕:部分マスキングしたうえで、
50℃、95RH%以上の環境室内に24時間保持した
後、外観を目視で評価した。マスキング部との間に違和
感なく異常ないものを合格とした。
【0040】実施例1 (オルガノアルコキシシランの加水分解物の調製)水温
を10℃に調整した冷却器内に攪拌機を備えたガラス製
の容器を設置し、γ−グリキドキシプロピルトリメトキ
シシラン(GPTMS)100gを加え、攪拌しなが
ら、0.01N−HCl23gを30分間かけ滴下して
加水分解物を得た。更に、24時間攪拌することによ
り、シリカ固形分として43wt%のシリカ系ゾルを調
整した。
【0041】(顔料分散)顔料が酸化物換算でシリカ
(固形分)に対して7.5wt%となり、オルガノアル
コキシシラン加水分解物の固形分:コロイダルシリカの
重量比が50:50、Alキレートをシリカ系ゾルの固
形分物に対して5wt%になるように、シリカ加水分解
物20.7gに加えて、(Cu,Fe,Mn)O・(F
e,Mn)23 で示される黒色顔料〔ダイピロキサイド
#3550:大日精化工業(株)製、平均1次粒径約5
0nm〕1.3gと、メタノール分散コロイダルシリカ
(日産化学工業(株)製、メタノールゾル)44.4g
及びAlキレート0.9g、i−プロパノール溶液3
2.7gをミルポットの中に添加し、直径0.65mm
のジルコニアビーズとともにボールミルで約24時間粉
砕、分散、混合処理することにより黒色顔料を含む固形
分濃度が約20wt%の分散溶液を得た。
【0042】(硬化被膜の形成)この分散液を塗布液と
した浸漬槽内に、片面をマスキングしたガラス基板を浸
漬し引き上げるディッピング法により塗布し、該被塗布
ガラス基板を約200℃で約1時間程度加熱乾燥するこ
とにより、膜厚約4.5μmの着色膜付着ガラスを得
た。上記方法で得られた硬化被膜を有するガラスは、表
1に示すように、耐摩耗性,外観,耐薬品性が良好で、
さらに耐煮沸性にも優れたガラスであることが確認され
た。
【0043】
【表1】
【0044】実施例2 オルガノアルコキシシラン加水分解物の固形分:コロイ
ダルシリカ=60:40重量比とした以外は、実施例1
と同様の操作で膜厚が約4μmの着色膜付着ガラスを得
た。評価結果は、実施例1同様優れた物性を有するもの
であった。
【0045】実施例3 オルガノアルコキシシラン加水分解物の固形分:コロイ
ダルシリカ=40:60重量比とした以外は、実施例1
と同様の操作で膜厚が約4.5μmの着色膜付着ガラス
を得た。評価結果は、実施例1同様優れた物性を有する
ものであった。
【0046】実施例4 顔料が酸化物換算でシリカ(固形分)に対して10wt
%とした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が約3.
5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、実施例
1同様優れた物性を有するものであった。
【0047】実施例5 顔料が酸化物換算でシリカ(固形分)に対して5wt%
とした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が約5.5
μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、実施例1
同様優れた物性を有するものであった。
【0048】実施例6 Alキレートをシリカ系ゾルの固形分物に対して4wt
%になるようにした以外は、実施例1と同様の操作で膜
厚が約4.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果
は、実施例1同様優れた物性を有するものであった。
【0049】実施例7 Alキレートをシリカ系ゾルの固形分物に対して6wt
%になるようにした以外は、実施例1と同様の操作で膜
厚が約4.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果
は、実施例1同様優れた物性を有するものであった。
【0050】比較例1 オルガノアルコキシシラン加水分解物の固形分:コロイ
ダルシリカ=70:30重量比とした以外は、実施例1
と同様の操作で膜厚が約4.5μmの着色膜付着ガラス
を得た。評価結果は、表2に示すように耐摩耗性におい
て規格値より劣っていた。
【0051】
【表2】
【0052】比較例2 オルガノアルコキシシラン加水分解物の固形分:コロイ
ダルシリカ=30:70重量比とした以外は、実施例1
と同様の操作で膜厚が約4μmの着色膜付着ガラスを得
た。評価結果は、表2に示すように光学特性の曇価にお
いて濁りがみらるとともに耐煮沸性において膜がガラス
基板より剥離した。
【0053】比較例3 顔料が酸化物換算でシリカ(固形分)に対して12wt
%とした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が約2.
5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、2表に
示すように耐摩耗性において膜剥離が確認された。
【0054】比較例4 顔料が酸化物換算でシリカ(固形分)に対して3wt%
とした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が約6.5
μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、表2に示
すように膜厚が厚いために外観観察においてクラックが
確認された。
【0055】比較例5 Alキレートをシリカ系ゾルの固形分に対して3wt%
になるようにした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚
が約4.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果
は、表2に示すように耐摩耗性において規格値より劣っ
ていた。
【0056】比較例6 Alキレートをシリカ系ゾルの固形分に対して7wt%
になるようにした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚
が約4.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果
は、表2に示すように外観観察においてクラック、濁り
が確認されるとともに、耐煮沸性において膜がガラス基
板より剥離した。
【0057】比較例7 オルガノアルコキシシラン加水分解物の固形分:コロイ
ダルシリカ=70:30重量比とし、顔料が酸化物換算
でシリカ(固形分)に対して12wt%とし、Alキレ
ートをシリカ系ゾルの固形分物に対して7wt%になる
ようにした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が約
2.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、表
2に示すように外観観察において濁りが確認され、耐摩
耗性で膜剥離が確認されるとともに、耐煮沸性において
膜がガラス基板より剥離した。
【0058】比較例8 オルガノアルコキシシラン加水分解物の固形分:コロイ
ダルシリカ=30:70重量比とし、顔料が酸化物換算
でシリカ(固形分)に対して3wt%とし、Alキレー
トをシリカ系ゾルの固形分物に対して2wt%になるよ
うにした以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が約6.
5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、表2に
示すように外観観察において濁りが確認され、耐摩耗性
が規格値より劣っており、耐煮沸性において膜がガラス
基板より剥離した。
【0059】比較例9 シリカ分としてコロイダルシリカを添加せずオルガノア
ルコキシシラン加水分解物のみを使用して顔料が酸化物
換算でシリカ(固形分)に対して12wt%となり、A
lキレートをシリカ系ゾルの固形分物に対して2wt%
になるように、した以外は、実施例1と同様の操作で膜
厚が約2.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果
は、表2に示すように、耐摩耗性で膜剥離が確認され
た。
【0060】比較例10 シリカ分としてコロイダルシリカを添加せずオルガノア
ルコキシシラン加水分解物のみを使用して顔料が酸化物
換算でシリカ(固形分)に対して3wt%となり、Al
キレートをシリカ系ゾルの固形分に対して2wt%にな
るように、した以外は、実施例1と同様の操作で膜厚が
約6.5μmの着色膜付着ガラスを得た。評価結果は、
表2に示すように、耐摩耗性で膜剥離が確認された。
【0061】比較例11 (オルガノアルコキシシランの加水分解物の調製)水温
を10℃に調整した冷却器内に攪拌機を備えたガラス製
の容器を設置し、メチルトリエトキシシラン100gを
加え、攪拌しながら、0.01N−HCl30gを30
分間かけ滴下して加水分解物を得た。更に、24時間攪
拌することにより、シリカ固形分として29%のシリカ
系ゾルを調製した。
【0062】(顔料分散)顔料が酸化物換算でシリカ
(固形分)に対して12wt%となり、Alキレートを
シリカ系ゾルの固形分物に対して5wt%になるよう
に、シリカ加水分解物64.2gに加えて、(Cu,F
e,Mn)O・(Fe,Mn)23で示される黒色顔料
〔ダイピロキサイド#3550:大日精化工業(株)
製、平均1次粒径約50nm〕2.2gと、Alキレー
ト0.9g、i−プロパノール溶液32.7gをミルポ
ットの中に添加し、直径0.65mmのジルコニアビー
ズとともにボールミルで約24時間粉砕、分散、混合処
理することにより黒色顔料を含む固形分濃度が約20w
t%の分散溶液を得た。
【0063】(硬化被膜の形成)この分散液を塗布液と
した浸漬槽内に、片面をマスキングしたガラス基板を浸
漬し引き上げるディッピング法により塗布し、該被塗布
ガラス基板を約200℃で約1時間程度加熱乾燥するこ
とにより、膜厚約2.5μmの着色膜付着ガラスを得
た。上記方法で得られた硬化被膜を有するガラスは、第
2表に示すように、耐摩耗性で膜剥離が確認され、耐煮
沸性試験において膜がガラス基板より剥離した。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
比較的低温でプライバシーガラスを製造できるため、曲
げ加工、整形まで完了した自動車用ガラスに、グレー色
系ないし黒色系の着色膜を全面もしくは部分的に成膜す
ることが可能となる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明ガラス板の表面に、マトリックスとし
    てのシリカ中にCuO−Fe23−Mn23系からなる
    黒色系顔料が分散された着色膜が被覆された濃色着色遮
    光ガラスであって、該シリカは、アルコキシシランの加
    水分解物もしくは部分加水分解物並びにコロイダルシリ
    カより構成され、そのアルコキシシランの加水分解物も
    しくは部分加水分解物の固形分に対するコロイダルシリ
    カの重量比が60:40〜40:60であり、且つ該黒
    色系顔料は、シリカ固形分との合計重量の5〜10重量
    %含有されてなることを特徴とする濃色着色遮光ガラ
    ス。
  2. 【請求項2】着色膜は、濃色グレー色を有し、その膜厚
    が3μm以上6μm以下であり、しかも可視光線透過率
    が20〜30%、ヘーズ値が1.0%以下であることを
    特徴とする請求項1記載の濃色着色遮光ガラス。
  3. 【請求項3】JIS R 3212に規定する耐摩耗試
    験法に基づいたテーバー摩耗試験(荷重:500gf×
    2,100回転)の試験前と試験後のヘイズ値の変化量
    (試験後のヘイズ値/試験前のヘイズ値)が、5.0以
    下であることを特徴とする請求項1または2記載の濃色
    着色遮光ガラス。
  4. 【請求項4】請求項1記載の濃色着色遮光ガラスを製造
    するにあたり、(a)透明ガラス板を用意する工程と、
    (b)黒色系顔料をマトリックスとしてのシリカ固形分
    との合計重量の5〜10重量%となるように調合した黒
    色顔料およびシリカ系混合ゾルを、分散剤、硬化触媒お
    よび溶媒とを含む液に添加し、分散混合して塗布液を調
    製する工程と、(c)前記塗布液を、前記ガラス板表面
    上に塗布する工程、(d)塗布したガラス板を熱処理す
    る工程と、によってガラス板表面上に着色膜を形成する
    ことを特徴とする濃色着色遮光ガラスの製法。
  5. 【請求項5】シリカ系のゾルの成分が、一般式R2Si
    (O−R1)3(式中、R1は炭素数1または2のアル
    キル基、R2はエポキシ基を含有する有機基を示す。)
    で表わされるオルガノトリアルコキシシランの加水分解
    物もしくは部分加水分解物並びにコロイダルシリカの混
    合ゾルであることを特徴とする請求項4記載の濃色着色
    遮光ガラスの製法。
  6. 【請求項6】硬化触媒は、シリカ固形分との合計重量の
    4〜6重量%添加することを特徴とする請求項4記載の
    濃色着色遮光ガラスの製法。
  7. 【請求項7】硬化触媒が、Al・Xm3m(式中、X
    はOR1(R1は炭素数1〜4のアルキル基)、Yは一
    般式R2COCH2COOR3(R2、R3はいずれも
    炭素数1〜4のアルキル基)で示される化合物に由来す
    る配位子から選ばれる1つであり、mは0,1または2
    である)で示されるアルミニウムキレート化合物である
    ことを特徴とする請求項6記載の濃色着色遮光ガラスの
    製法。
  8. 【請求項8】熱処理温度は150〜200℃であること
    を特徴とする請求項4記載の濃色着色遮光ガラスの製
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008536791A (ja) * 2005-04-19 2008-09-11 ショット アクチエンゲゼルシャフト 装飾コーティングを有するガラス、又はガラス・セラミック製品
US7553519B2 (en) * 2004-03-26 2009-06-30 Eurokera Glass-ceramic and glass plates, heating plates, and preparation

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