JP2000351441A - 方向転換装置 - Google Patents

方向転換装置

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JP2000351441A
JP2000351441A JP16403999A JP16403999A JP2000351441A JP 2000351441 A JP2000351441 A JP 2000351441A JP 16403999 A JP16403999 A JP 16403999A JP 16403999 A JP16403999 A JP 16403999A JP 2000351441 A JP2000351441 A JP 2000351441A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パレットから切り出される物品の向きを統一
可能な方向転換装置を提供する。 【解決手段】 検出器7の位置信号Yに基づき、コント
ローラ35がケース1の向きを判定する。第1の中間部
ローラコンベヤ15の搬送速度と第2の中間部ローラコ
ンベヤ16の搬送速度とを等しく設定し、上流側ローラ
コンベヤ4から両中間部ローラコンベヤ15,16へ向
かう長辺が搬送方向に平行なケース1を、その向きを転
向させずに、下流側ローラコンベヤ6へ受け渡す。ま
た、第2の中間部ローラコンベヤ16の搬送速度を第1
の中間部ローラコンベヤ15の搬送速度よりも高く設定
し、上流側ローラコンベヤ4から両中間部ローラコンベ
ヤ15,16へ向かう短辺が搬送方向に平行なケース1
を、その長辺がガイド部材8に当接するように転向させ
て、下流側ローラコンベヤ6へ受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は方向転換装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7乃至図9はパレット積付けパターン
の一例を示すもので、このパレット積付けパターンで
は、製品が収納されているケース1をパレット2上に、
11箇ずつ10段に積み重ねている。
【0003】最上段から数えて奇数番目の段では、パレ
ット2の一方(図8に示すa側)の短辺寄り部分に2箇
のケース1を、その長辺がパレット2の短辺に平行に位
置するように並べ、パレット2の他方(図8に示すb
側)の短辺寄り部分に他の9箇のケース1を、その長辺
がパレット2の長辺に平行に位置するように3箇ずつ3
列に並べている。
【0004】また、最上段から数えて偶数番目の段で
は、奇数段目の段とは逆に、パレット2の他方(図8に
示すb側)の短辺寄り部分に2箇のケース1を、その長
辺がパレット2の短辺に平行に位置するように並べ、パ
レット2の一方(図8に示すa側)の短辺寄り部分に他
の9箇のケース1を、その長辺がパレット2の長辺に平
行に位置するように3箇ずつ3列に並べている。
【0005】上述したパレット積付けパターンにおい
て、ローラコンベヤなど搬送手段3の側方にパレット2
を位置させて製品を出荷する際には、例えば、A,B,
C,D,E,F…の順で、図7に示すように、ケース1
を搬送手段3へ切り出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、符号A
〜C,E〜G,H〜Jを付したケース1と、符号D,K
を付したケース1とでは、向きが90°異なるため、搬
送手段3の下流端に到達したケース1をトラックなどに
搭載する際に、ケース1の向きを揃える作業を行なう必
要がある。
【0007】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、パレットから順に切り出される物品の向きを統一可
能な方向転換装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の方向転換装置では、物品
搬送方向上流側から下流側へ向かって延びる上流側ロー
ラコンベヤと、ローラ幅が上流側ローラコンベヤの略半
分で且つ該上流側ローラコンベヤの物品搬送方向下流端
にそれぞれ物品搬送方向上流端が隣接するように並列に
配置した第1の中間部ローラコンベヤ及び第2の中間部
ローラコンベヤと、ローラ幅が上流側ローラコンベヤと
同等で且つ前記の両中間部ローラコンベヤの物品搬送方
向下流端に物品搬送方向上流端が隣接するように配置し
た下流側ローラコンベヤと、各ローラコンベヤの物品搬
送ラインに沿って上流側ローラコンベヤの物品搬送方向
上流端から第1の中間部ローラコンベヤを経て下流側ロ
ーラコンベヤの物品搬送方向下流端へ延びるガイド部材
と、上流側ローラコンベヤ上の物品の向きを検知可能な
検出器と、該検出器からの信号に応じて両中間部ローラ
コンベヤの搬送速度を調整するコントローラとを備えて
いる。
【0009】本発明の請求項2に記載の方向転換装置で
は、本発明の請求項1に記載の方向転換装置の構成に加
えて、下流側ローラコンベヤを、物品搬送方向に直列に
配置した複数のローラコンベヤによって形成している。
【0010】本発明の請求項1あるいは請求項2に記載
の方向転換装置のいずれにおいても、検出器からの信号
に基づきコントローラが、第1の中間部ローラコンベヤ
の搬送速度と第2の中間部ローラコンベヤの搬送速度と
を等しく設定して、上流側ローラコンベヤから両中間部
ローラコンベヤへ向かう長辺が搬送方向に平行な物品
を、その向きを転向させずに、下流側ローラコンベヤへ
受け渡す。
【0011】また、検出器からの信号に基づきコントロ
ーラが、第2の中間部ローラコンベヤの搬送速度を第1
の中間部ローラコンベヤの搬送速度よりも高く設定し
て、上流側ローラコンベヤから両中間部ローラコンベヤ
へ向かう短辺が搬送方向に平行な物品を、その長辺がガ
イド部材に当接するように転向させて、下流側ローラコ
ンベヤへ受け渡す。
【0012】本発明の請求項2に記載の方向転換装置に
おいては、下流側ローラコンベヤを形成している複数の
ローラコンベヤの搬送速度を下流側へ向かうほど低くな
るように設定し、搬送方向下流端での物品の移動速度を
段階的に遅くする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例とともに説明する。
【0014】図1乃至図6は本発明の方向転換装置の実
施の形態の一例を示すものである。
【0015】この方向転換装置は、物品搬送方向上流側
(図1に示すa側)から下流側(図1に示すb側)へ向
かって直列に配置した上流側ローラコンベヤ4、中間部
ローラコンベヤ5、及び下流側ローラコンベヤ6と、上
流側ローラコンベヤ4の下流端部近傍に配置した検出器
7と、各ローラコンベヤ4,5,6を作動させるコント
ローラ35と、各ローラコンベヤ4,5,6の物品搬送
ラインに沿って延びるガイド部材8とを備えている。
【0016】上流側ローラコンベヤ4は、物品搬送方向
上流側から下流側へ略水平に延びるフレーム9と、該フ
レーム9に等間隔に枢支された複数のキャリアローラ1
0と、物品搬送方向に略水平に延び且つフレーム9の下
方に回転自在に配置されたドライブ軸11と、該ドライ
ブ軸11と各キャリアローラ10の一側端部寄り部分と
に巻き掛けた丸ベルト12と、ドライブ軸11の一端部
に回転軸が連結されたモータなどの駆動源13とを有す
る。
【0017】この上流側ローラコンベヤ4は、駆動源1
3によって約50m/分程度の搬送速度で運転されるよ
うになっている。
【0018】上流側ローラコンベヤ4の物品搬送方向下
流側端寄り部分に並ぶ複数本のキャリアローラ10は、
物品搬送方向下流へ向かって左側(図1に示すc側)端
の取付け位置よりも右側(図1に示すd側)端の取付け
位置が、僅かに物品搬送方向下流側へ変位しており、こ
のキャリアローラ10上に搬送方向上流側から搬送され
てくるケース1に対して、左側へ偏向させる力を作用さ
せるようになっている。
【0019】中間部ローラコンベヤ5は、キャリアロー
ラ14a,14bの幅が上流側ローラコンベヤ4のキャ
リアローラ10の略半分で且つ上流側ローラコンベヤ4
の物品搬送方向下流端にそれぞれ物品搬送方向上流端が
隣接するように、並列に配置した第1の中間部ローラコ
ンベヤ15と第2の中間部ローラコンベヤ16とによっ
て形成されている。
【0020】物品搬送方向下流側に向かって左側に位置
する第1の中間部ローラコンベヤ15と右側に位置する
第2の中間部ローラコンベヤ16とは、物品搬送方向上
流側から下流側へ略水平に延びる共通のフレーム17
と、該フレーム17に各ローラコンベヤ15,16ごと
に等間隔に枢支された複数のキャリアローラ14a,1
4bとを有する。
【0021】また、第1の中間部ローラコンベヤ15
は、フレーム17の物品搬送方向上流側端部の下方に配
置された駆動用プーリ18と、フレーム17の物品搬送
方向下流端部の下方に配置されたプーリ19と、駆動用
プーリ18とプーリ19とに巻き掛けられ且つ各キャリ
アローラ14aに対して下方から外接する平ベルト20
と、前記の駆動用プーリ18を回動させる駆動源(図示
せず)とを有する。
【0022】この第1の中間部ローラコンベヤ15は、
駆動源により約25乃至50m/分程度の搬送速度で可
変速運転されるようになっている。
【0023】更に、第2の中間部ローラコンベヤ16
は、フレーム17の物品搬送方向上流側端部の下方に配
置された駆動用プーリ21と、フレーム17の物品搬送
方向下流端部の下方に配置されたプーリ22と、駆動用
プーリ21とプーリ22とに巻き掛けられ且つ各キャリ
アローラ14bに対して下方から外接する平ベルト23
と、前記の駆動用プーリ21を回動させる駆動源(図示
せず)とを有する。
【0024】この第2の中間部ローラコンベヤ16は、
駆動源により約50乃至100m/分程度の搬送速度で
可変速運転されるようになっている。
【0025】下流側ローラコンベヤ6は、第1及び第2
の各中間部ローラコンベヤ15,16の物品搬送方向下
流端に、物品搬送方向上流端が隣接し且つ物品搬送方向
上流側から下流側へ略水平に延びるフレーム24と、該
フレーム24に物品搬送方向上流側から下流側へ順に等
間隔に枢支され且つローラ幅が上流側ローラコンベヤ4
と同等の複数のフリーローラ25a、1本のモータロー
ラ26a、複数のフリーローラ25b、1本のモータロ
ーラ26b、複数のフリーローラ25c、1本のモータ
ローラ26cとを有しており、フリーローラ25a及び
モータローラ26aによって第1の下流側ローラコンベ
ヤ27を形成し、フリーローラ25b及びモータローラ
26bによって第2の下流側ローラコンベヤ28を形成
し、フリーローラ25c及びモータローラ26cによっ
て第3の下流側ローラコンベヤ29を形成している。
【0026】これらの各下流側ローラコンベヤ27,2
8,29は、互いに隣接するモータローラ26a,26
b,26cとフリーローラ25a,25b,25c、及
びフリーローラ25a,25b,25cとフリーローラ
25a,25b,25cにそれぞれ巻き掛けた丸ベルト
30によって、モータローラ26a,26b,26cに
内装されているモータの回転力をフリーローラ25a,
25b,25cへ伝達する。
【0027】上記の第1の下流側ローラコンベヤ27
は、モータローラ26aによって約50m/分程度の搬
送速度で運転され、また、第2の下流側ローラコンベヤ
28は、モータローラ26bによって約35m/分程度
の搬送速度で運転され、第3の下流側ローラコンベヤ2
9は、モータローラ26cによって約20m/分程度の
搬送速度で運転されるようになっている。
【0028】検出器7は、上流側ローラコンベヤ4の物
品搬送方向下流側近傍に位置するようにフレーム9の一
側に略垂直に取り付けられ且つ受光ユニット(図示せ
ず)を内装したポール31aと、該ポール31aに対峙
するようにフレーム9の他側に略垂直に取り付けられ且
つ前記の受光ユニットへ向かって検出光を出射する投光
ユニット(図示せず)及び位置検出ユニット(図示せ
ず)を内装したポール31bとで構成されている。
【0029】ポール31aの受光ユニットは、投光ユニ
ットからの検出光が入射しなくなったときに通過信号X
を出力しるように、また、ポール31bの位置検出ユニ
ットは、該位置検出ユニットの前を移動するケース1の
通過位置(ポール31bからケース1までの距離)に応
じた位置信号Yを出力するようになっている。
【0030】コントローラ35は、検出器7からの通過
信号X及び位置信号Yに基づき、上流側ローラコンベヤ
4から中間部ローラコンベヤ5へ乗り移ろうとするケー
ス1の向きを判定し、各ローラコンベヤ4,5,6の搬
送速度を設定するように構成されている。
【0031】ガイド部材8は、上流側ローラコンベヤ4
の左右両側に設けた第1のガイド部材32a,32b
と、第1の中間部ローラコンベヤ15の左側に設けた第
2のガイド部材33と、下流側ローラコンベヤ6の左右
両側に設けた第3のガイド部材34a,34bとによっ
て構成されている。
【0032】第1のガイド部材32a,32bは、上流
側ローラコンベヤ4の物品搬送方向上流端から下流端ま
でのキャリアローラ10の両端部寄りの部分に沿って互
いに平行に延びている。
【0033】第2のガイド部材33は、第1のガイド部
材32a,32bの下流側の端部近傍から第1の中間部
ローラコンベヤ15の物品搬送方向中間に位置するキャ
リアローラ14の幅中央部に向かって斜めに延び且つ当
該部分から第1の中間部ローラコンベヤ15の中心線に
沿って第1の中間部ローラコンベヤ15の物品搬送方向
下流端まで延びている。
【0034】左側の第3のガイド部材34aは、その物
品搬送方向上流側の端部が第2のガイド部材33の物品
搬送方向下流の端部の近傍に位置し且つ下流側ローラコ
ンベヤ6の物品搬送方向上流端から下流端まで前記の第
1のガイド部材32a,32bに対して平行に延びてい
る。
【0035】右側の第3のガイド部材34bは、上記の
ガイド部材34aに相対し且つ該ガイド部材34aに近
接離反し得るようになっている。
【0036】図1乃至図6に示す方向転換装置によっ
て、パレット2(図7乃至図9参照)から順に切り出さ
れるケース1を搬送する際には、左右の第3のガイド部
材34a,34bの間隔を、ケース1の短辺の寸法より
も若干大きくなるように設定しておく。
【0037】次いで、コントローラ35を作動させる
と、上流側ローラコンベヤ4、両中間部ローラコンベヤ
15,16、及び第1の下流側ローラコンベヤ27が約
50m/分程度の搬送速度、第2の下流側ローラコンベ
ヤ28が約35m/分程度の搬送速度、第3の下流側ロ
ーラコンベヤ29が約25m/分程度の搬送速度でそれ
ぞれ運転される。
【0038】この状態で、パレット2上の最上段のケー
ス1をA,B,C,D,E,F…の順で切り出して上流
側ローラコンベヤ4に送給すると、各ケース1が順次搬
送方向下流側へ向かって移動する。
【0039】このとき、コントローラ35は、ケース1
がポール31a,31b間を通過する際に出力される受
光ユニットの通過信号Xに基づき、それぞれのケース1
が上流側ローラコンベヤ4から中間部ローラコンベヤ5
へ乗り移ることを把握し、また、ケース1の通過位置に
応じて出力される位置検出ユニットの位置信号Yに基づ
き、4番目に送給される符号Dを付したケース1及び1
1番目に送給される符号Kを付したケース1の短辺が搬
送方向に対して平行になっていることを把握する。
【0040】これにより、上流側ローラコンベヤ4から
中間部ローラコンベヤ5へ乗り移ろうとしているケース
1の向きを判定し、第1の中間部ローラコンベヤ15と
第2の中間部ローラコンベヤ16の搬送速度を決定す
る。
【0041】すなわち、符号A〜C,E〜G,H〜Jの
ケース1が上流側ローラコンベヤ4から中間部ローラコ
ンベヤ5へ乗り移ろうとする際には、両中間部ローラコ
ンベヤ15,16が約50m/分程度の搬送速度で運転
され、長辺が搬送方向に平行なケース1は、その向きを
転向されることなく、第2のガイド部材33に沿って中
間部ローラコンベヤ5から下流側ローラコンベヤ6へ乗
り移る。
【0042】また、符号D,Kのケース1が上流側ロー
ラコンベヤ4から中間部ローラコンベヤ5へ乗り移ろう
とする際には、所定時間だけ、第1の中間部ローラコン
ベヤ15の搬送速度が約25m/分程度に搬送速度に減
速運転されるとともに、第2の中間部ローラコンベヤ1
6の搬送速度が約100m/分程度に増速運転され、両
中間部ローラコンベヤ15,16の搬送速度差に応じ
て、短辺が搬送方向に平行なケース1は、その長辺が第
2のガイド部材33に当接するように転向し、中間部ロ
ーラコンベヤ5から下流側ローラコンベヤ6へ乗り移
る。
【0043】下流側ローラコンベヤ6に送給されたケー
ス1は、第1の下流側ローラコンベヤ27によって約5
0m/分程度の搬送速度で搬送されて第2の下流側ロー
ラコンベヤ28へ送給され、該第2の下流側ローラコン
ベヤ28によって約35m/分程度の搬送速度に減速さ
れて第3の下流側ローラコンベヤ29へ送給され、該第
3の下流側ローラコンベヤ29によって約20m/分程
度の搬送速度に減速される。
【0044】これにより、物品搬送方向下流端でのケー
ス1の移動速度が段階的に遅くなる。
【0045】このように、図1乃至図6に示す方向転換
装置では、検出器7からの位置信号Yに基づき、コント
ローラ35がケース1の向きを判定し、第1の中間部ロ
ーラコンベヤ15の搬送速度と第2の中間部ローラコン
ベヤ16の搬送速度とを等しく設定することにより、上
流側ローラコンベヤ4から両中間部ローラコンベヤ1
5,16へ向かう長辺が搬送方向に平行なケース1を、
その向きを転向させずに、下流側ローラコンベヤ6へ送
給し、また、第2の中間部ローラコンベヤ16の搬送速
度を第1の中間部ローラコンベヤ15の搬送速度よりも
高く設定することにより、上流側ローラコンベヤ4から
両中間部ローラコンベヤ15,16へ向かう短辺が搬送
方向に平行なケース1を、その長辺がガイド部材8に当
接するように転向させて、下流側ローラコンベヤ6へ送
給するので、パレット2から順に切り出されるケース1
の向きを容易に統一することが可能となる。
【0046】また、下流側ローラコンベヤ6を構成して
いる第1、第2、及び第3の各下流側ローラコンベヤ2
7,28,29の搬送速度を下流側へ向かうほど低くな
るように設定し、物品搬送方向下流端でのケース1の移
動速度を段階的に遅くするので、トラックなどへケース
1の搭載作業を容易に行うことができる。
【0047】なお、本発明の方向転換装置は上述した実
施の形態のみに限定されるものではなく、本発明をケー
ス以外の種々の物品の向きを揃える作業に適用するこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の方向転換装
置によれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
【0049】(1)本発明の請求項1あるいは請求項2
に記載の方向転換装置のいずれにおいても、検出器から
の位置信号に基づき、コントローラがケースの向きを判
定し、第1及び第2の各中間部ローラコンベヤの搬送速
度を等しく設定することにより、上流側ローラコンベヤ
から両中間部ローラコンベヤへ向かう長辺が搬送方向に
平行な物品を、その向きを転向させずに、下流側ローラ
コンベヤへ受け渡し、また、第2の中間部ローラコンベ
ヤの搬送速度を第1の中間部ローラコンベヤの搬送速度
よりも高く設定することにより、上流側ローラコンベヤ
から両中間部ローラコンベヤへ向かう短辺が搬送方向に
平行な物品を、その長辺がガイド部材に当接するように
転向させて、下流側ローラコンベヤへ受け渡すので、パ
レットから順に切り出される物品の向きを容易に統一す
ることが可能となる。
【0050】(2)また、本発明の請求項2に記載の方
向転換装置においては、下流側ローラコンベヤを構成し
ている複数の下流側ローラコンベヤの搬送速度を下流側
へ向かうほど低くなるように設定することにより、搬送
方向下流端でのケースの移動速度が段階的に遅くなるの
で、トラックなどへの物品搭載作業を容易に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方向転換装置の実施の形態の一例の平
面図である。
【図2】図1に関連する側面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】図2に関連する上流側ローラコンベヤの丸ベル
ト巻掛け部分の拡大図である。
【図5】図2のV−V矢視図である。
【図6】図2のVI−VI矢視図である。
【図7】ケースを積付けたパレット及び搬送手段の一例
の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図である。
【図9】図8のIX−IX矢視図である。
【符号の説明】
1 ケース(物品) 4 上流側ローラコンベヤ 6 下流側ローラコンベヤ 7 検出器 8 ガイド部材 15 第1の中間部ローラコンベヤ 16 第2の中間部ローラコンベヤ 27 第1の下流側ローラコンベヤ 28 第2の下流側ローラコンベヤ 29 第3の下流側ローラコンベヤ 35 コントローラ Y 位置信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品搬送方向上流側から下流側へ向かっ
    て延びる上流側ローラコンベヤと、ローラ幅が上流側ロ
    ーラコンベヤの略半分で且つ該上流側ローラコンベヤの
    物品搬送方向下流端にそれぞれ物品搬送方向上流端が隣
    接するように並列に配置した第1の中間部ローラコンベ
    ヤ及び第2の中間部ローラコンベヤと、ローラ幅が上流
    側ローラコンベヤと同等で且つ前記の両中間部ローラコ
    ンベヤの物品搬送方向下流端に物品搬送方向上流端が隣
    接するように配置した下流側ローラコンベヤと、各ロー
    ラコンベヤの物品搬送ラインに沿って上流側ローラコン
    ベヤの物品搬送方向上流端から第1の中間部ローラコン
    ベヤを経て下流側ローラコンベヤの物品搬送方向下流端
    へ延びるガイド部材と、上流側ローラコンベヤ上の物品
    の向きを検知可能な検出器と、該検出器からの信号に応
    じて両中間部ローラコンベヤの搬送速度を調整するコン
    トローラとを備えてなることを特徴とする方向転換装
    置。
  2. 【請求項2】 下流側ローラコンベヤを、物品搬送方向
    に直列に配置した複数のローラコンベヤによって形成し
    た請求項1に記載の方向転換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002187613A (ja) * 2000-12-20 2002-07-02 Toppan Printing Co Ltd 角型容器の方向変換方法並びにその装置
JP2014133352A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Ricoh Co Ltd 画像記録システム、及び画像書き換えシステム
JP2016135678A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 株式会社イシダ 姿勢転換機構、および、これを備える箱詰め装置
CN112340118A (zh) * 2020-11-18 2021-02-09 平江县华文食品有限公司 整理装置及包装设备

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