JP2000349042A - 半導体素子の製造方法と製造装置 - Google Patents

半導体素子の製造方法と製造装置

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JP2000349042A JP11156689A JP15668999A JP2000349042A JP 2000349042 A JP2000349042 A JP 2000349042A JP 11156689 A JP11156689 A JP 11156689A JP 15668999 A JP15668999 A JP 15668999A JP 2000349042 A JP2000349042 A JP 2000349042A
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隆 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルスレーザ照射による瞬間高温アニールに
よる活性化を行う際に、レーザ光の損失を低減させてボ
ロンの活性化を行ない、IGBT、Power−MOS
等の裏面電極に理想的な不鈍物濃度プロファイルを実現
することができる半導体素子の製造方法とその製造装
置。 【解決手段】 照射したパルスのレーザ光22の反射光
を、再度、半導体基板31へ反射する凹面ミラー32を
半導体基板31の直上に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の製造
方法とその製造装置の技術に係り、特に、半導体素子の
裏面電極形成方法において、ボロンもしくはリンをイオ
ン注入した後にパルスレーザ光を照射し活性化させ、ア
ルミニウム合金膜を堆積させコレクタ電極を形成する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、IGBT(Insulated
Gate Bipolar Transistor)
やPower−MOSデバイスの場合、ソース・ドレイ
ン電極を半導体基板の表面に形成し、コレクタ電極を裏
面に形成する構造である。
【0003】例えば、IGBTの場合、コレクタ電極の
形成は、N型シリコン基板のコレクタ電極に隣接して、
ボロンの不純物濃度を制御したP型層形成が必要とな
る。P型層の形成にはイオン注入法によりボロンをドー
ピングした後、活性化により行なっている。この場合、
活性化は電気炉等で900℃程度/30minのアニー
ルで100%を達成できるが、既に表面にn+ソースや
p+ウェル及びソース・ドレイン電極が形成されている
ことから、900℃前後のアニールは実施できない。
【0004】そこで、ボロンをイオン注入せずクローム
・ニツケル・銀等の合金を蒸着し、その後450℃程度
/30minのアニールを行なうことにより、N型シリ
コン基板にコレクタ電極に隣接したP型層を有したコレ
クタ電極を形成している。
【0005】また、別の方法としては、ボロンをイオン
注入した後、瞬間アニール技術を用いて、打込まれたボ
ロンを電気的に活性化している。瞬間アニール技術は、
高出力のレーザ光、電子ビームあるいはフラッシュ光等
の放射線をシリコン基板表面に照射して、瞬間的に表面
層をアニールする技術で、大別すると、連続発振による
連続波(CW)方式と、Qスイッチ等によるパルス方式
がある。
【0006】瞬間アニール技術では、(1)短時間の加
熱が可能[CW方式:〜ms、パルス方式:ns〜μ
s]、(2)局部的の加熱が可能[熱処理領域を制御で
きる]、(3)表面層のみの加熱が可能[放射線の波長
やエネルギーによって熱処理小の深さを制御できる]、
(4)高温の加熱が可能[通常はシリコンの融点前
後]、(5)短時間の冷却が可能[〜10℃/sの冷却
速度]、(6)速い結晶成長速度を得ることが可能(〜
m/sで液体→固体化)等の特徴がある。
【0007】通常、十分なP型層を形成する方法とし
て、パルスレーザ照射による瞬間高温アニールによる活
性化を行う場合が多い。この方法はではパルスレーザの
パルス幅が約20ns(半値幅)と短く、基板の極表層
(1μm〜3μm)のみを加熱できるため、表面への熱
影響を与えずに、裏面のみを高温アニールを実現でき
る。
【0008】なお、この際に用いるパルスレーザは、短
パルス高出力のXeClエキシマレーザもしくはKrF
エキシマレーザである。
【0009】特に、短波長のパルスレーザを用いれば下
地である半導体基板に損傷を与えることなく半導体薄膜
を効率良くアニールすることができる。例えば、XeF
(波長351nm)、XeCl(308nm)、KrF
(248nm)、ArF(193nm)のエキシマレー
ザを用いることができる。レーザのエネルギー密度は、
例えば0.5〜2.5mJ/cmで照射している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クロー
ム・ニツケル・銀等の合金を蒸着後にアニール処理する
方法では、450℃程度/30minのアニールである
ことからP型層の形成を十分に行なうことができず、か
つ、複数のメタルを使用する必要がある。そのために製
作工程に時間がかかり、スループットの低下が避けられ
ない。
【0011】また、アニール処理途中にウエハ表面を支
持台に接触させる機会が多くなるため、ウエハ表面への
傷の発生やダストの付着率が高く、半導体特性に悪影響
を及ぼす恐れがある。
【0012】また、ボロンをイオン注入した後、パルス
レーザ照射による瞬間高温アニールによる活性化を行う
方法では、ボロンのイオン注入後のシリコン基板のレー
ザ光の反射率が50%と高く、このため、シリコン基板
へ照射したレーザ光の損失が大きく、レーザ発振器の高
出力化等が必要になり、装置の効率があまりよくない。
【0013】本発明はこれらの事情に基づいて成された
もので、半導体素子の製造工程でパルスレーザ照射によ
る瞬間高温アニールによる活性化を行う際に、レーザ光
の損失を低減させてボロンの活性化を行ない、IGB
T、Power−MOS等の裏面電極に理想的な不鈍物
濃度プロファイルを実現することができる半導体素子の
製造方法とその装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による手
段によれば、半導体基板の裏面電極の形成に際し、不純
物を前記半導体基板へイオン注入し、熱処理によって前
記不純物を活性化させる半導体素子の製造方法におい
て、前記熱処理は、レーザ発振器から出射したレーザ光
を光学系を介して前記半導体基板に照射するとともに、
前記半導体基板からの反射光をミラーで反射して前記半
導体基板に戻して照射することを特徴とする半導体素子
の製造方法である。
【0015】また請求項2の発明による手段によれば、
前記レーザ発振器からの出射するパルスレーザはXeC
lエキシマレーザもしくはKrFエキシマレーザで、レ
ーザ光の強度は前記半導体基板面で0.5J/cm
上で2.5J/cm以下であることを特徴とする半導
体素子の製造方法である。
【0016】また請求項3の発明による手段によれば、
前記ミラーは、凹面の反射部をもち、前記レーザ発振器
から照射されるレーザ光の光軸上に設けられ、中央部に
孔設された孔に前記パルスレーザ光を通過させて前記半
導体基板を照射し、前記反射面で前記半導体基板からの
反射光を前記半導体基板に反射することを特徴とする半
導体素子の製造方法である。
【0017】また請求項4の発明による手段によれば、
半導体基板の裏面電極の形成に際し、不純物を前記半導
体基板にイオン注入し、熱処理手段によって前記不純物
を活性化させる半導体素子の製造装置において、前記熱
処理手段は、レーザ発振器から出射したレーザ光を光学
系を介して前記半導体基板に照射する照射手段と、前記
半導体基板からの反射光を凹面ミラー面で反射して前記
半導体基板に戻して照射する凹面ミラーを有することを
特徴とする半導体素子の製造装置である。
【0018】また請求項5の発明による手段によれば、
前記凹面ミラーは、ミラー面がアルミニウム蒸着面か誘
電体多層膜面であることを特徴とする半導体素子の製造
装置である。
【0019】また請求項6の発明による手段によれば、
前記凹面ミラーの配置位置は、前記半導体基板の直上の
光軸上で前記光学系を形成している結像レンズの焦点距
離の位置であることを特徴とする半導体素子の製造装置
である。
【0020】また請求項7の発明による手段によれば、
前記凹面ミラーの曲率は、前記結像レンズの焦点距離か
ら前記半導体基板までの距離の2倍の値であることを特
徴とする半導体素子の製造装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0022】まず、本発明の対象となる半導体素子の主
要な製造工程について説明する。
【0023】図1は、本発明の半導体素子に係る実施の
形態を示すIGBTの断面図である。N型のシリコン基
板で形成されたウエハ1の表面において、高濃度のP型
が導入されたP+型のウエル領城、ゲート絶縁膜上のゲ
ート電極2、P型べース領域3、N型エミッタ領域
4、絶縁膜5が形成されている。エミッタ電極6は、N
型エミッタとP型べース各領域をショートさせるよう
に設けられている。
【0024】本発明では、このウエハ1の裏面に対し、
ボロンをドーピング注入したアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金をコレクク電極7の材料として用いている。
このコレクタ電極7に隣接して低濃度のP型層(P−
層)8が形成されており、良好な低抵抗オーミックコン
タクトを形成している。
【0025】次に、図1の構成の製造方法を説明する。
まず、ウエハ1の表面は、周知の技術を用いて、P
のウエル領域、ゲート絶縁膜上のゲ−ト電極2、P型べ
ース領域3、N型エミッタ領域4、絶縁膜5を形成す
る。その後、エミッタ電極6として、N型エミッタと
P型ベース各領域を電気的にショートさせるアルミニウ
ムを形成する。これら工程が終了するまでには、アニー
ルやリフロー等、各電極の熱処理の工程が適宜挿入され
る。
【0026】ウエハ1の表面の形成工程の後、本発明に
おいて重要なウエハ1の裏面側の形成工程にはいる。こ
れについて、図2(a)から(c)を参照しながら説明
する。ウエハ1の裏面に対し、ボロンをイオン注入する
(図2(a))。IE13〜IE15atoms/cm
とし加速電圧は、50KeVとする。その後ウエハ1
にレーザ照射しイオン注入されたボロンを活性化させる
(図2(b))。これによりウエハ1の中には低濃度の
P型層(P型層)8が形成される。その後、アルミニウ
ム又は積層メタル(V/Nc/Au)をスパッタリング
などで堆積させ、コレクタ電極を形成する(図2
(c))。
【0027】図3は、この発明を用いた図2(c)のコ
レクタ領域における、不純物濃度プロファイルを示す特
性曲線である。本発明では、ウエハ1の裏面へのレーザ
光の照射により、その影響をウエハ1裏面へのみ与え、
ウエハ1の表面までには与えるのを抑制することができ
る。
【0028】なお、この発明の製造方法は、その他、光
トリガ型サイリスタ、逆素子型のGTOサイリスタ等に
採用しても上記と同様の効果を発揮する。
【0029】次に、上述の工程で用いた本発明のレーザ
アニール装置について説明する。
【0030】図4は本発明のレーザアニール装置の構成
図である。すなわち、レーザ発振器21の光軸上の前方
には、レーザ光22の進路にしたがって、順次、ミラー
23、24、ホモジナイザ25、ミラー26、結像レン
ズ27、チャンバ28が設けられている。チャンバ28
には結像レンズ27の対面に当たる天井部に合成石英ガ
ラス製の窓29が形成され、チャンバ28内のその下方
には凹面ミラー32が設けられ、されにその下方に設け
られたXYテーブル30上には被処理体である半導体基
板31が裏面を上向きに載置されている。なお、この半
導体基板31の表面は保護テープで保護されてXYテー
ブル30に接している。また、レーザ発振器21はコン
トローラ33を介してコンピュータ34に接続されてい
る。
【0031】なお、レーザ発振の繰返し周波数は200
Hzもしくは300Hzとし、半導体基板31へのレー
ザ照射ビームサイズを1mm□〜5mm□の正方形ビー
ムとし、5インチまたは6インチまたは8インチの半導
体基板31の全面を100μm〜200μmの重ね合せ
量でXYテーブル30により走査させる。また、その際
のXYテーブル30の動作とレーザ発振器21の制御
は、コンピュータ34とコントローラ33により行な
う。
【0032】また、凹面ミラー32は、中央部にパルス
レーザ光22を通過させるための孔径φ500μm〜5
mmの孔36が孔設されている。ミラー面はアルミニウ
ムの蒸着で形成するか、石英基板上に弗化マグネシュウ
ム(MgF)等の誘電体多層膜を形成したもの用いて
いる。
【0033】これらの構成により、レーザ発振器21よ
り出力したレーザ光22は、ミラー23、24により、
レーザ光22の空間的強度分布を均一化させるビームホ
モジナイザ25に導かれ、ミラー26、結像レンズ27
を介し、真空排気設備を具備したチャンバ28に合成石
英ガラス製の窓29より、XYテーブル30上に配置さ
れた半導体基板31にに照射する。
【0034】また、半導体基板31の直上のチャンバ2
8に固定された凹面ミラー32は、半導体基板31から
反射してきた光を、凹面ミラー32で反射して半導体基
板31を照射する。したがって、半導体基板31の上面
には、レーザ発振器21から角光学系を経由して照射す
る直接光と、凹面ミラー32で反射した間接光の双方が
重畳して照射することになる。
【0035】また、図5は結像レンズ27と凹面ミラー
32との関係を示す説明図である。結像レンズ27のN
Aにより定まる入射角をαとし、その集光点までの距離
をf、集光点から半導体基板31までの距離をaとす
る。凹面ミラー32の配置位置は凹面中心がレーザ光2
2の集光点位置となる。凹面ミラー32の反射面の曲率
Rは集光点から半導体基板31までの距離aの2倍とな
る。凹面ミラー32の大きさはD、結像レンズ27のN
Aにより定められる角度αより決まり、D=2×2a×
tanαとなる。
【0036】結像レンズ27のNAを0.2とし、結像
レンズ27へのレーザ入射光の径dをφ30mmとした
場合、結像レンズ27から集光点までの距離fは、f=
(d/2)/tan(sin−10.2)≒73.48
mmとなり、集光点から半導体基板31までの距離aは
結像倍率1/6としたときa=12.25mmとなり、
凹面ミラー32の曲率R=2×aよりR≒24.49m
mとなる。
【0037】また、凹面ミラー32の外形DはD=2×
2a×tanαよりD=10mmとなる。この凹面ミラ
ー32によりレーザ光22のエネルギー損失を50%か
ら25%程度に低減できた。
【0038】以上に述べたように本発明では、レーザ光
22の50%の反射率の損失を低減するため、照射した
パルスのレーザ光22の反射光を、再度、半導体基板3
1へ反射する凹面ミラー32を半導体基板31の直上に
設けた。凹面ミラー32は、パルスレーザ光22を通過
させるための孔36を有し、その大きさはφ500μm
〜の5mmとすることとし、半導体基板31へ照射する
パルスレーザ光22の入射NAは0.2以下とし、凹面
ミラー32の反射面はAl蒸着膜もしくは誘電体多層膜
とし、その配置位置は基板から直上に結像レンズ27の
焦点距離の位置とした。これにより、半導体基板31よ
り反射した50%のうち半分の25%程度を半導体基板
31へ再度照射されることとなり、レーザ光22の損失
は50%から25%程度へと低減することが可能になっ
た。
【0039】したがって、レーザ光22の損失を低減さ
せたボロンの活性化を行なうことができ、IGBT、P
ower−MOSの裏面電極に理想的な不鈍物濃度プロ
ファイルを実現することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、レーザ光のエネルギー
損失を大幅に低減させ、半導体基板の裏面電極に理想的
な不純物濃度プロファイルを実現した半導体素子の製造
方法及びその製造装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体素子に係る実施の形態を示すI
GBTの断面図。
【図2】(a)〜(c)は、本発明において重要なウエ
ハ1の裏面側の形成工程を順に示す部分断面図。
【図3】図2(c)のコレクタ電極における不純物濃度
プロファイルを示す特性図。
【図4】本発明のレーザアニール装置の構成図。
【図5】本発明のレーザアニール装置の結像レンズと凹
面ミラーとの関係を示す説明図。
【符号の説明】
1ウエハ、2ゲ−ト電極2、3P型べース領域、4N+
型エミッタ領域、5絶縁膜、6エミッタ電極、7コレク
タ電極、8低濃度P型層、21レーザ発振器、27結像
レンズ、28チャンバ、32凹面ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 658A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の裏面電極の形成に際し、不
    純物を前記半導体基板へイオン注入し、熱処理によって
    前記不純物を活性化させる半導体素子の製造方法におい
    て、 前記熱処理は、レーザ発振器から出射したレーザ光を光
    学系を介して前記半導体基板に照射するとともに、前記
    半導体基板からの反射光をミラーで反射して前記半導体
    基板に戻して照射することを特徴とする半導体素子の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記レーザ発振器からの出射するパルス
    レーザはXeClエキシマレーザもしくはKrFエキシ
    マレーザで、レーザ光の強度は前記半導体基板面で0.
    5J/cm以上で2.5J/cm以下であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ミラーは、凹面の反射部をもち、前
    記レーザ発振器から照射されるレーザ光の光軸上に設け
    られ、中央部に孔設された孔に前記パルスレーザ光を通
    過させて前記半導体基板を照射し、前記反射面で前記半
    導体基板からの反射光を前記半導体基板に反射すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板の裏面電極の形成に際し、不
    純物を前記半導体基板にイオン注入し、熱処理手段によ
    って前記不純物を活性化させる半導体素子の製造装置に
    おいて、 前記熱処理手段は、レーザ発振器から出射したレーザ光
    を光学系を介して前記半導体基板に照射する照射手段
    と、前記半導体基板からの反射光を凹面ミラー面で反射
    して前記半導体基板に戻して照射する凹面ミラーを有す
    ることを特徴とする半導体素子の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記凹面ミラーは、ミラー面がアルミニ
    ウム蒸着面か誘電体多層膜面であることを特徴とする請
    求項4記載の半導体素子の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記凹面ミラーの配置位置は、前記半導
    体基板の直上の光軸上で前記光学系を形成している結像
    レンズの焦点距離の位置であることを特徴とする請求項
    4記載の半導体素子の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記凹面ミラーの曲率は、前記結像レン
    ズの焦点距離から前記半導体基板までの距離の2倍の値
    であることを特徴とする請求項6記載の半導体素子の製
    造装置。
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