JP2000343034A - ゲーム機器用入力装置 - Google Patents

ゲーム機器用入力装置

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JP2000343034A
JP2000343034A JP11157134A JP15713499A JP2000343034A JP 2000343034 A JP2000343034 A JP 2000343034A JP 11157134 A JP11157134 A JP 11157134A JP 15713499 A JP15713499 A JP 15713499A JP 2000343034 A JP2000343034 A JP 2000343034A
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input device
rotor
vibration
vibration motor
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Masahiro Soma
正博 相馬
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Alps Electric Co Ltd
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  • Dc Machiner (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型かつ軽量で、コストを低減することが可
能なゲーム機器用入力装置を提供する。 【解決手段】 固定子45と、回転軸43から放射状に
突出された複数の磁心本体部42…を具備し、かつ一部
の磁心本体部42、42に駆動用巻線44a、44bが
巻回されて駆動磁心部42a、42bが構成され、かつ
各駆動磁心部42a、42bが回転軸43を中心として
3つの磁心本体部42…に非対称に形成されてなる回転
子41とを備えた振動モータを有するゲーム機器用入力
装置を採用する。この振動モータは、駆動力を発生する
駆動磁心部42a、42bが回転軸43を中心として非
対称に形成されているので、回転子41が1回転する間
にその回転速度が周期的に変動することにより振動が発
生し、操作者の触感を刺激してより臨場感溢れるゲーム
が楽しめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム者が操作キ
ー、操作ボタン、又は操作レバー等を操作することによ
り、コンピュータを用いたゲーム機器の画面上でリアル
タイムで臨場感に溢れたゲームを楽しむことができるゲ
ーム機器用入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常の汎用コンピュータにゲームソフト
を予め記憶またはゲームの都度入力させてゲーム機器と
して用いる場合には、キーボードやマウス等を入力装置
として用いているが、多くの場合には、ゲーム専用のゲ
ーム機器が用いられている。ところで、ゲーム者がゲー
ムを行う際に操作する入力装置としては、ゲーム機器か
ら分離されたゲーム専用のコントローラ、ジョイスティ
ック等がもっぱら用いられている。
【0003】例えば、コントローラと称される入力装置
は、いわゆる多面スイッチを有するもので、略直方体状
(あるいはその変形)のケースの上面に十字キー、キー
トップ、選択キー等が設けられ、前面の右側及び左側そ
れぞれに1つまたは2つ以上のボタンキーが設けられて
なるものである。そして、ケースの上面側の内面には、
十字キー、キートップ、選択キー等に接続する接点パタ
ーンが設けられたプリント基板が配置されており、前面
側の内面にも、ボタンキー各々に接続する接点パターン
が設けられたプリント基板が配置されている。これらの
プリント基板は電気的に接続されており、さらに、コネ
クタを介してケーブルによりゲーム機器に接続されてい
る。なお、ケーブルを用いずに無線によりゲーム機器に
接続されている構成のものもある。
【0004】この入力装置を操作するには、左右の手の
平でケースの両側を押さえ、右手の親指を十字キー(ま
たはキートップ)に、左手の親指をキートップ(または
十字キー)に、左右の人差指及び中指をそれぞれボタン
キーに、それぞれ添え、ゲームの進行に応じて各指によ
りこれら各種キーを適宜操作することにより、表示画面
上に投影されたゲームを楽しむことができる。
【0005】また最近では、振動機能付きの入力装置が
普及している。この入力装置は、ケースに内蔵された振
動発生装置によりゲームの進行に合わせて振動を発生さ
せるもので、生じた振動がケースを経てゲーム者の手に
伝わり、ゲーム者の触感を刺激することで、より臨場感
にあふれたゲームが楽しめる。
【0006】上記の振動発生装置としては、例えば、モ
ータと該モータの回転軸に取り付けられた偏心分銅とか
ら構成されたものが用いられる。偏心分銅は、例えば、
形状が略半円柱体状とされた金属板の積層体からなるも
ので、その側平面側にモータの回転軸が取り付けられて
いる。従ってこの回転軸の取付位置は、偏心分銅の重心
から外れた位置とされている。この振動発生装置は、偏
心分銅の重心の位置と回転軸の取付位置とが一致してい
ないので、偏心分銅が回転すると、偏心分銅の重量及び
回転軸の回転速度に対応した振動が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の振動機
能付きの入力装置においては、偏心分銅が必要とされて
いるため、入力装置自体の重量が大きくなり、また偏心
分銅を収納するスペースを確保するため入力装置自体が
大きくなり、更に部品コストが高くなり、更にまたモー
タと偏心分銅を取り付ける工程が必要で製造コストが高
くなるという課題があった。また、この振動発生装置を
作動させると、モータの回転軸と偏心分銅との間に、振
動の大きさに対応した引張応力が生じるため、回転軸と
偏心分銅との接合の信頼性を高くする必要があり、製造
コストが更に高くなるという課題があった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、小型かつ軽量で、コストを低減す
ることが可能なゲーム機器用入力装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。本発明のゲーム
機器用入力装置は、コンピュータを用いたゲーム機器に
信号を入力するものであって、該ゲーム機器用入力装置
に振動を与える振動モータを備え、該振動モータは、磁
界を発生させる固定子と、回転軸と該回転軸から放射状
に突出された3以上の磁心本体部を具備すると共に一部
の磁心本体部に駆動用巻線が巻回されて駆動磁心部が構
成され、かつこれらの駆動磁心部が前記回転軸を中心と
して前記の3以上の磁心本体部に非対称に形成されてな
る回転子とを備えたことを特徴とする。
【0010】上記のゲーム機器用入力装置の振動モータ
は、一部の磁心部に駆動用巻線が巻回されて駆動磁心部
が構成されており、駆動磁心部と固定子との間では回転
子の駆動力が発生するが、磁心部と固定子との間では回
転子の駆動力が発生せず、更にこれらの駆動巻線部が回
転軸を中心として非対称に形成されているので、回転子
が1回転する間にその回転速度が周期的に変動する。ま
た、駆動巻線が巻回されてなる駆動巻線部が回転軸を中
心として非対称に形成されているために、回転子の重心
の位置と回転軸との位置が一致していない。従って、か
かるゲーム機器用入力装置においては、回転子の回転速
度が変動すると共に回転子の重心が回転軸に一致してい
ないので、この振動モータの作動によって振動が発生
し、ゲーム機器用入力装置自体に振動を与えることが可
能となる。なお、前記のゲーム機器用入力装置において
は、3以上の磁心部のうちの少なくとも過半数以上の磁
心部に駆動用巻線が巻回されて駆動磁心部が構成される
ことが、回転子を円滑に回転させることができる点で好
ましい。
【0011】また、本発明のゲーム機器用入力装置は、
コンピュータを用いたゲーム機器に信号を入力するもの
であって、該ゲーム機器用入力装置に振動を与える振動
モータを備え、該振動モータは、磁界を発生させる固定
子と、回転軸及び該回転軸から放射状に突出された3以
上の磁心本体部を具備すると共に一部の磁心本体部に駆
動用巻線が巻回されて駆動磁心部が構成され、かつ少な
くとも1つの磁心本体部が回転軸の回転時に振動を生成
させるように異なる重量とされてなる回転子とを備えた
ことを特徴とする。
【0012】上記のゲーム機器用入力装置の振動モータ
においては、少なくとも1つの磁心本体部が回転軸の回
転時に振動を生成させるように異なる重量とされてなる
ために、回転子の重心の位置と回転軸との位置が一致し
ていない。従って、かかるゲーム機器用入力装置によれ
ば、回転子の重心が回転軸に一致していないので、振動
モータの駆動によって振動を発生させ、ゲーム機器用入
力装置自体に振動を与えることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のゲーム機器用入力装置の
一実施形態について図面に基づき説明する。図1及び図
2には、本発明の実施形態であるゲーム機器用入力装置
を示す。図1及び図2において、1はゲーム機器用入力
装置の筐体部分の上側を構成する上ケース、2は筐体部
分の下側を構成する下ケース、3は上ケース1及び下ケ
ース2により構成される内部空間に収納されるフレキシ
ブル基板(可撓性を有するフィルム状の基板)、4はフ
レキシブル基板3を上ケース1の内面に押圧し固定する
プレートである。
【0014】この上ケース1の上面には、その一端側に
十字キー11が、他端側に4種類のキーからなるキート
ップ12が、中央部に選択キー13がそれぞれ設けら
れ、同上面の背面側(操作者側)の端部には後述する操
作レバー22、22を挿通しその頭部を突出させるため
の穴14、14が形成されている。この穴14、14の
両側には、半割状の部材15、15が背面側に突出する
ようにそれぞれ形成されている。一方、同上面の前面側
(操作者と反対側)の両端部には前方に突出するように
横断面がコの字型の突部16、16が形成されている。
【0015】下ケース2内にはプリント基板21が取り
付けられ、このプリント基板21上には操作レバー2
2、22が配設されるとともにプリント基板21から信
号を取り出すケーブル23が接続されている。また、こ
のプリント基板21の前面側の端部には、コネクタ24
が設けられている。そして、操作レバー22、22の両
側には前記部材15、15と接続することで中空の収納
部を構成する半割状の部材25、25が背面側に突出す
るようにそれぞれ形成され、下ケース2の前面側の両端
部には前記突部16、16と接続する突部26、26が
形成され、突部26、26それぞれにはボタンキー2
7、27が取り付けられている。また、一方の半割状の
部材25には、振動モータM1が収納されている。部材
25の底面にはモータホルダ28が設けられ、振動モー
タM1はこのモータホルダ28内に収納されて固定され
ている。
【0016】図3にはこの振動モータM1の断面構造を
示す。この振動モータは、断面視略円環状の固定子45
と、この固定子45の内部に配置された回転子41とか
ら概略構成されている。固定子45は、磁界を発生させ
るもので、例えば多磁極化した永久磁石を用いることが
できる。回転子41は、回転軸43と、この回転軸43
から放射状に突出する3つの磁心本体部42…と、駆動
用巻線44a、44bとからなるもので、2つの磁心本
体部42、42に駆動用巻線44a、44bが巻回され
て駆動磁心部42a、42bが構成されている。このよ
うにして各駆動磁心部42a、42bは、回転軸43を
中心として3つの磁心本体部42…に非対称に各々形成
されている。なお、各駆動磁心部42a、42bに巻回
される駆動用巻線44a、44bの巻数は各々同一とさ
れている。回転軸43の両端は図示しない軸受に回転自
在に支持されると共に、その一端には各駆動用巻線44
a、44bに電力を供給するブラシが接触されている。
【0017】図3に示す振動モータは、駆動磁心部42
a、42bにそれぞれ駆動用巻線44a、44bが巻回
されているので、駆動磁心部42a、42bと固定子4
5との間では駆動力が発生するが、残りの磁心本体部4
2と固定子45との間では駆動力が発生せず、更に駆動
磁心部42a、42bが回転軸43を中心として3つの
磁心本体部42…に非対称に形成されているので、回転
子41が1回転する間にその回転速度が周期的に変動す
る。また、駆動用巻線44a、44bが巻回されている
駆動磁心部42a、42bが、回転軸43を中心として
3つの磁心本体部42…に非対称に形成されているた
め、回転子41の重心の位置と回転軸43の位置とが一
致していない。従って、この振動モータを作動させる
と、回転子41の回転速度が変動すると共に回転子41
の重心が回転軸43に一致していないために、振動が発
生する。
【0018】また、振動モータM1として、図4に示す
構造の振動モータを用いても良い。この振動モータは、
断面視略円環状の固定子55と、この固定子55の内部
に配置された回転子51とから概略構成されている。固
定子55は、前述した固定子45と同様のもので、多磁
極化された永久磁石を用いることができる。回転子51
は、回転軸53と、この回転軸53から放射状に突出す
る3つの磁心本体部52…と、駆動用巻線54a、54
b、54cとからなるもので、2つの磁心本体部52、
52に駆動用巻線54b、54cが各々巻回されて第1
駆動磁心部52b、52cが構成され、残りの磁心本体
部部52に駆動用巻線54aが巻回されて第2駆動磁心
部52aが構成されている。この第2駆動磁心部52a
に巻回される駆動用巻線54aの巻数は、駆動用巻線5
4b、54cの巻数よりも少なくなっている。また、第
1駆動磁心部52b、52cに巻回される駆動用巻線5
4b、54cの巻数は各々同一とされている。このよう
にして、各駆動磁心部52a、52b、52cは、回転
軸53を中心として3つの磁心本体部52…に非対称に
各々形成されている。また、回転軸53の両端は図示し
ない軸受に回転自在に支持されると共に、その一端には
各駆動用巻線54a、54b、54cに電力を供給する
ブラシが接触されている。
【0019】図4に示す振動モータは、第2駆動磁心部
52aに巻回される駆動用巻線54aの巻数が、第1駆
動磁心部52b、52cに巻回される駆動用巻線54
b、54cの巻数よりも少ないため、第2駆動磁心部5
2aと固定子55との間で発生する駆動力が、第1駆動
磁心部52b、52cと固定子55との間で発生する駆
動力よりも小さくなり、更に各駆動磁心部52a、52
b、52cが回転軸53を中心として3つの磁心本体部
53…に非対称に形成されているので、回転子51が1
回転する間にその回転速度が周期的に変動する。また、
各駆動磁心部52a、52b、52cが、回転軸53を
中心として3つの磁心本体部52…に非対称に各々形成
されているので、回転子51の重心の位置と回転軸53
の位置とが一致していない。従って、この振動モータを
作動させると、図3に示した振動モータと同様に、回転
子51の回転速度が変動すると共に回転子51の重心が
回転軸53に一致していないために振動が発生する。
【0020】更に振動モータM1として、図5に示す振
動モータを用いても良い。図5に示す振動モータは、断
面視略円環状の固定子65と、この固定子65の内部に
配置された回転子61とから概略構成されている。固定
子65は、前述した固定子45と同様のもので、多磁極
化された永久磁石を用いることができる。回転子61
は、回転軸63と、この回転軸63から放射状に突出す
る4つの磁心本体部62…と、駆動用巻線64a、64
b、64cとからなるもので、3つの磁心本体部62、
62、62に駆動用巻線64a、64b、64cが巻回
されて駆動磁心部62a、62b、62cが構成されて
いる。このようにして各駆動磁心部62a、62b、6
2cは、回転軸63を中心として4つの磁心本体部62
…に非対称に各々形成されている。なお、各駆動磁心部
62a、62b、62cに巻回される駆動用巻線64
a、64b、64cの巻数は各々同一とされている。回
転軸63の両端は図示しない軸受に回転自在に支持され
ると共に、その一端には各駆動用巻線64a、64b、
64cに電力を供給するブラシが接触されている。
【0021】図5に示す振動モータは、駆動磁心部62
a、62b、62cと固定子65との間では駆動力が発
生するが、残りの磁心本体部62と固定子65との間で
は駆動力が発生せず、更に駆動磁心部62a、62b、
62cが回転軸63を中心として4つの磁心本体部62
…に非対称に形成されているので、回転子61が1回転
する間にその回転速度が周期的に変動する。また、駆動
磁心部62a、62b、62cが、回転軸63を中心と
して4つの磁心本体部62…に非対称に形成されている
ため、回転子61の重心の位置と回転軸63の位置とが
一致していない。従って、この振動モータを作動させる
と、回転子61の回転速度が変動すると共に回転子61
の重心が回転軸63に一致していないために、振動が発
生する。
【0022】更に振動モータM1として、図6に示す振
動モータを用いても良い。図6に示す振動モータは、断
面視略円環状の固定子75と、この固定子75の内部に
配置された回転子71とから概略構成されている。固定
子75は、前述した固定子45と同様のもので、多磁極
化された永久磁石を用いることができる。回転子71
は、回転軸73と、この回転軸73から放射状に突出す
る4つの磁心本体部72…と、駆動用巻線74a、74
b、74cとからなるもので、3つの磁心本体部72、
72、72に駆動用巻線74a、74b、74cが巻回
されて駆動磁心部72a、72b、72cが構成されて
いる。このようにして各駆動磁心部72a、72b、7
2cは、回転軸73を中心として4つの磁心本体部72
…に非対称に各々形成されている。なお、各駆動磁心部
72a、72b、72cに巻回される駆動用巻線74
a、74b、74cの巻数は各々同一とされている。ま
た、駆動用巻線が巻回されていない磁心本体部72に
は、駆動用巻線74a、74b、74cよりも重量が大
きいおもり76が取り付けられている。このようにし
て、一部の磁心本体部72が、他の磁心本体部72…の
重量と異なる重量とされている。回転軸73の両端は図
示しない軸受に回転自在に支持されると共に、その一端
には各駆動用巻線74a、74b、74cに電力を供給
するブラシが接触されている。
【0023】図6に示す振動モータは、駆動磁心部72
a、72b、72cと固定子75との間では駆動力が発
生するが、残りの磁心本体部72と固定子75との間で
は駆動力が発生せず、更に駆動磁心部72a、72b、
72cが回転軸73を中心として4つの磁心本体部72
…に非対称に形成されているので、回転子71が1回転
する間にその回転速度が周期的に変動する。また、駆動
磁心部72a、72b、72cが、回転軸73を中心と
して4つの磁心本体部72…に非対称に形成されている
と共に、一部の磁心本体部72が、振動を発生させるよ
うに他の磁心本体部72…の重量と異なる重量とされて
いるため、回転子71の重心の位置と回転軸73の位置
とが一致していない。従って、この振動モータを作動さ
せると、回転子71の回転速度が変動すると共に回転子
71の重心が回転軸73に一致していないために、振動
が発生する。
【0024】従って、ゲームの進行に合わせて上記のい
ずれかの振動モータM1を作動させて振動を発生させる
と、この振動が上ケース1及び下ケース2経て操作者の
手に伝わり、ゲーム者の触感を刺激する。
【0025】次に図2に示すように、フレキシブル基板
3は、所定の配線パターンが形成されたもので、上ケー
ス1の十字キー11、キートップ12、選択キー13に
対応するそれぞれの位置に、これらのキー11〜13の
作動に対応して入/切操作を行うための接点パターン3
2、32、…が形成されている。そして、このフレキシ
ブル基板3の前面側の略中央部が下方に延びてコネクタ
24と接続するテープ配線33とされ、突部16、16
に対応する両端部が下方に延びてテープ接点34、34
とされている。
【0026】このテープ接点34には2つの接点を有す
るラバー接点36が載置され、このラバー接点36はテ
ープ接点34とともにホルダー(支持部材)37に嵌め
込まれて固定され、このホルダー37には、ラバー接点
36のフレキシブル基板3側の接点に接続するようにボ
タンキー27が嵌め込まれ、ON/OFF操作されるよ
うになっている。
【0027】そして、このホルダー37は、下ケース2
の突部26内に嵌め込まれ、ボタンキー27がラバー接
点36のフレキシブル基板3と離間する側の接点に接続
され、ON/OFF操作されるようになっている。
【0028】一方、テープ配線33は、その先端部が下
ケース2のコネクタ24に挿入されることで電気的に接
続されるようになっている。そして、フレキシブル基板
3及びプレート4には、上ケース1に設けられた位置決
め用のピン(突部)82、82、…を挿通するための穴
83が形成されている。
【0029】このゲーム機器用入力装置を組み立てるに
は、まず、下ケース2内の所定位置にプリント基板21
を嵌め込み、ケーブル23を外方に引き出しておく。ま
た、振動モータM1をモータホルダ28内に収納して固
定する。次いで、フレキシブル基板3のテープ接点34
にラバー接点36を載置し、このラバー接点36及びテ
ープ接点34にホルダー37を嵌め込み、このホルダー
37に、ラバー接点36のフレキシブル基板3側の接点
に接続するようにボタンキー27を嵌め込む。
【0030】次いで、テープ配線33を下方に向けつ
つ、上ケース1の位置決め用のピン82、82、…に、
フレキシブル基板3及びプレート4の穴83を挿通し、
フレキシブル基板3をプレート4により上ケース1の内
面に押圧する。次いで、上ケース1を、フレキシブル基
板3及びプレート4を収納した状態で下ケース2に嵌め
込み、一体化する。以上により、ゲーム機器用入力装置
を組み立てることができる。
【0031】このゲーム機器用入力装置では、十字キー
11、キートップ12、選択キー13及びボタンキー2
7、27、…各々を作動させることにより、各作動に対
応する信号がフレキシブル基板3よりテープ配線33、
プリント基板21、ケーブル23を介してコンピュータ
ゲーム機器に入力される。
【0032】以上説明したように、本実施形態のゲーム
機器用入力装置によれば、振動モータM1のみによって
振動を発生させることができ、偏心分銅を備える必要が
ないので、ゲーム機器用入力装置を小型、軽量とするこ
とができ、また、部品点数が少なくなって部品コストの
低減を図ることができる。更に、偏心分銅が不要となる
ため、従来のように回転軸と偏心分銅との接合の信頼性
を考慮する必要がなく、また偏心分銅を取り付ける工程
も不要となり、ゲーム機器用入力装置の製造コストをよ
り低減できる。
【0033】以上、本発明のコントローラの一実施形態
について図面に基づき説明してきたが、具体的な構成は
本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で設計の変更等が可能である。例えば、
回転軸から突出する磁心部の数は、4つに限られずそれ
以上であっても良い。また、駆動用巻線の巻数等も任意
に変更することができる。このように回転子の構成を変
更することにより、同じ大きさの振動モータであって
も、発生させる振動の大きさを任意に変更することがで
きる。また、上記の入力装置では、操作者側に突出する
一対の部材25、25のうちの一方に振動モータを取り
付けたが、もう一方の部材25に、異なる大きさの振動
を発生させる振動モータを取り付けて、ゲームの進行に
応じて2種類の振動を発生させる構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1のゲーム機
器用入力装置によれば、駆動力を発生する駆動巻線部が
回転軸を中心として非対称の位置に形成されているた
め、回転子の回転速度が周期的に変動すると共に回転子
の重心の位置と回転軸との位置が一致せず、この振動モ
ータの作動によって振動が発生し、ゲーム機器用入力装
置自体に振動を与えることができ、操作者の触感を刺激
してより臨場感溢れるゲームが楽しめる。
【0035】また、請求項2のゲーム機器用入力装置に
よれば、少なくとも1つの磁心本体部が回転軸の回転時
に振動を生成させるように異なる重量とされてなるため
に、ゲーム機器用入力装置自体に振動を与えることがで
き、操作者の触感を刺激してより臨場感溢れるゲームが
楽しめる。
【0036】従って、本発明のゲーム機器用入力装置に
よれば、振動モータのみによって振動を発生させること
ができ、偏心分銅を備える必要がないので、ゲーム機器
用入力装置を小型、軽量とすることができ、また、部品
点数が少なくなって部品コストの低減を図ることができ
る。更に、偏心分銅が不要となるため、従来のように回
転軸と偏心分銅との接合の信頼性を考慮する必要がな
く、また偏心分銅を取り付ける工程も不要となり、ゲー
ム機器用入力装置の製造コストをより低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態であるゲーム機器用入力装
置を示す斜視図である。
【図2】 図1に示すゲーム機器用入力装置の分解斜視
図である。
【図3】 本発明の実施形態であるゲーム機器用入力装
置に備えられた振動モータの断面構造を示す模式図であ
る。
【図4】 本発明の実施形態であるゲーム機器用入力装
置に備えられた別の振動モータの断面構造を示す模式図
である。
【図5】 本発明の実施形態であるゲーム機器用入力装
置に備えられた他の振動モータの断面構造を示す模式図
である。
【図6】 本発明の実施形態であるゲーム機器用入力装
置に備えられたその他の振動モータの断面構造を示す模
式図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 3 フレキシブル基板 11 十字キー 12 キートップ 13 選択キー 15 部材 22 操作レバー 25 部材 41 回転子 42 磁心本体部 42a、42b 駆動磁心部 43 回転軸 44a、44b 駆動用巻線 45 固定子 M1 振動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いたゲーム機器に信号
    を入力するゲーム機器用入力装置であって、 該ゲーム機器用入力装置に振動を与える振動モータを備
    え、 該振動モータは、磁界を発生させる固定子と、 回転軸と該回転軸から放射状に突出された3以上の磁心
    本体部を具備すると共に一部の磁心本体部に駆動用巻線
    が巻回されて駆動磁心部が構成され、かつこれらの駆動
    磁心部が前記回転軸を中心として前記の3以上の磁心本
    体部に非対称に形成されてなる回転子とを備えたことを
    特徴とするゲーム機器用入力装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータを用いたゲーム機器に信号
    を入力するゲーム機器用入力装置であって、 該ゲーム機器用入力装置に振動を与える振動モータを備
    え、 該振動モータは、磁界を発生させる固定子と、 回転軸及び該回転軸から放射状に突出された3以上の磁
    心本体部を具備すると共に一部の磁心本体部に駆動用巻
    線が巻回されて駆動磁心部が構成され、かつ少なくとも
    1つの磁心本体部が回転軸の回転時に振動を生成させる
    ように異なる重量とされてなる回転子とを備えたことを
    特徴とするゲーム機器用入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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