JP2000341894A - モータの内部構造 - Google Patents

モータの内部構造

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JP2000341894A
JP2000341894A JP11149791A JP14979199A JP2000341894A JP 2000341894 A JP2000341894 A JP 2000341894A JP 11149791 A JP11149791 A JP 11149791A JP 14979199 A JP14979199 A JP 14979199A JP 2000341894 A JP2000341894 A JP 2000341894A
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teeth
circumferential
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Tatsuya Noda
達哉 野田
Hiroki Okada
弘樹 岡田
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアと巻線との充分な絶縁を図ること、およ
び、モータの小型化を可能とする。 【解決手段】 回転軸1と、回転軸1に固定され径方向
に突出し且つ軸方向に延びるティース部10を有したコ
ア2と、巻線巻装部30を有し電気的に絶縁がなされる
絶縁部材3と、巻線巻装部30に巻回される巻線4とを
備えたモータMTの内部構造において、ティース部10
の軸方向両端部の周方向の長さを、軸方向両端部間の中
間部38における周方向の長さよりも小さくすると共
に、巻線巻装部30の各平面部間のコーナー部31,3
2,33,34の外面を円弧状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの内部構造に
関するものであり、特に、回転軸に固定されるコアのテ
ィース部に絶縁部材を介して巻線が巻回されるモータの
内部構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のモータの内部構造として
は、例えば、特開平10−225040号公報に開示さ
れるものが知られている。
【0003】この公報に示されるモータの内部構造は、
図9の(a)及び(b)に示されるように、径方向外方
に突出し軸方向に延びるティース部を有するコアと、こ
のコアに装着されティース部の軸方向両端面及び周方向
端面を覆う巻線巻装部を有する樹脂製の絶縁部材と、巻
線巻装部のコーナー部を除く部位に凸部が形成されこの
凸部設けられたガイド溝と、ガイド溝内に挿入され巻線
巻装部上に巻装された巻線とを備え、ガイド溝の底面と
巻線巻装部の表面との間に段差が形成されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
の公報に示されるモータ構造において、コアに対して電
気的に絶縁を行う絶縁部材は樹脂(例えば、PBT)よ
り成り立っており、ティース部の表面を覆うように絶縁
部材が被さっているが、この構成においては絶縁部材の
肉厚が薄く、絶縁部材の強度が低いと、巻線が樹脂製の
絶縁部材にくい込んだり噛み付いたりする。また、巻線
巻装部のコーナー部の形状が直角に近い形状であると、
巻線はコーナー部で急激に曲げられ、局所的にテンショ
ン(巻線の締付力)が集中する。このため、巻線を絶縁
部材の巻線巻装部に巻回する場合においては、巻線の絶
縁被膜に傷が付き易くなり、絶縁耐久性が低下してしま
う。更に、巻線が回転側に設けられている場合には回転
力により巻線の被覆が剥がれるものとなり、巻線がコア
に短絡してしてしまう場合には、モータとして充分機能
しなくなってしまう。
【0005】つまり、巻線巻装部のコーナー部の外面を
円弧状に形成したとしても、その曲率半径が小さく直角
に近いものであると巻線とコーナー部は面接触にはなら
ず、点接触に近いものとなり、巻線にかかるテンション
を充分に吸収できないものとなり、テンションが原因で
巻線巻装部のコーナー部にクラックが生じてしまう。例
えば、図9の(b)に示すティース部での巻線巻装部に
おけるA領域を見てみると、B位置及びC位置で巻線が
曲げられるのでテンションは分散されるものの、上記し
たようにB位置及びC位置の曲率半径が小さいとB位置
およびC位置でテンションが局所的に集中してしまう。
【0006】尚、B位置及びC位置の曲率半径を大きく
するためには、コーナー部の肉厚を小さくするか、ある
いは、凸部が設けられていない巻線巻装部の部位の肉厚
を厚くする必要がある。しかしながら、前者の方法を取
ると、コーナー部での肉厚が小さくなってしまうことか
らコーナー部にクラックが更に発生し易くなってしま
う。また、後者の方法を取ると、巻線の高さが高くな
り、巻線の巻回に支障をきたす。
【0007】更に、上記した公報に示される構成におい
ては、絶縁に必要な厚さに加えて、更にガイド溝を設け
るために凸部の厚さを必要とし、巻線を巻回したときの
巻線の高さは凸部の高さ分高くなり、その結果、モータ
は大型化してしまう。
【0008】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、絶縁部材の肉厚を絶縁に必要な厚さ
以上に厚くして巻線高さを高くすることなく、コアと巻
線との充分な絶縁を図ることを技術的課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、回転軸と、回転軸に固定され
径方向外方に突出し且つ軸方向に延びるティース部を有
するコアと、コアに装着されティース部の軸方向両端面
及び周方向端面を覆う巻線巻装部を有する絶縁部材と、
絶縁部材によりコアに対して電気的に絶縁されるように
巻線巻装部上に巻回される巻線とを備えたモータの内部
構造において、ティース部の軸方向両端部の周方向の長
さを、軸方向両端部間の中間部における周方向の長さよ
りも小さくすると共に、ティース部の軸方向両端面及び
周方向端面に沿う巻線巻装部の各平面部間のコーナー部
の外面を円弧状に形成したことである。
【0010】これによれば、ティース部の軸方向両端部
の周方向の長さを、軸方向両端部間の中間部における周
方向の長さよりも小さくすると共に、ティース部の軸方
向両端面及び周方向端面に沿う巻線巻装部の各平面部間
のコーナー部の外面を円弧状に形成するだけで、円弧状
のコーナー部外面の曲率半径を平面部の肉厚を絶縁に必
要な肉厚に維持しながら、大きくすることが可能とな
る。これにより、コーナー部での強度が増し、巻線が巻
かれる場合においても充分な絶縁が行えると共に、巻線
高さが高くなることはない。
【0011】この場合、絶縁部材の巻線巻装部のコーナ
ー部の肉厚を各平面部の肉厚に比べ厚くすれば、平面部
の肉厚を厚くしなくてもコーナー部の肉厚が厚くなり、
従来に比べ絶縁部材の平面部での肉厚を厚くすることな
く、コーナー部の肉厚を平面部の肉厚に比べ厚くするこ
とが可能となるので、コーナー部における絶縁部材の強
度が更に向上し、巻線が絶縁部材に対してくい込んだり
噛み付いたりしても、充分な絶縁が可能となる。
【0012】また、各平面部のいずれか一方およびそれ
に連なるコーナー部の一部にガイド溝が設けられ、ガイ
ド溝に巻線が巻回されるようにすれば、平面部およびコ
ーナー部でガイド溝にガイドされて巻線が巻回されるの
で、従来のようにテンションが局所的に集中することが
ない。この場合、ガイド溝を設けるための凸部を部分的
に形成しなくて良いため、モータの小型化が可能とな
る。
【0013】更には、ティース部の周方向長さを中間部
から軸方向両端部へ向けて連続的に小さくすれば、ティ
ース部の形状を変えるだけで、充分な絶縁が可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1実施形態におけ
るモータMTの構造を示す。回転子RTは、回転軸1に
コア2が圧入または嵌着して固定されている。このコア
2は、コアの回転中心を基準として周方向に略T字型と
なったティース部10が外方に突出し放射状に複数個
(ここでは、10極)存在する円板状の複数の金属製の
プレート板が回転軸方向に積層され構成されている。こ
のコア2のティース部10に対し巻線4が施されるが、
ティース部10の腹部(T字型のティース部10におい
て周方向において細くなった周方向端面36および軸方
向端面37)と巻線4との電気的な絶縁を図るため、コ
ア2の軸方向両側から、図1に示すコア形状に合った絶
縁部材(インシュレータ)3a,3bが嵌まり装着さ
れ、ティース部10の回転軸方向端壁(軸方向端面)3
7と腹部の周方向側壁(周方向端面)36は絶縁部材3
a,3bにより覆われ、電気的に絶縁される。絶縁部材
3a,3bが装着された状態では、コア外周面は絶縁部
材3a,3bにより覆われず露出する。コア2との絶縁
が保たれた状態の基で、ティース部10の細くなった腹
部の周囲を覆う絶縁部材3a,3bの部位である巻線巻
装部30に巻線4が巻かれる。
【0015】尚、図1においては、説明のために簡略化
して2つのティース部10を飛ばして、巻線4が1ケ所
だけ巻かれた様子を示しているが、実際にはコア2の有
する全てのティース部10に絶縁部材3a,3bを介し
て巻線4が周方向に一段づつずらした状態で巻回され
る。
【0016】ティース部10に巻かれた巻線4の各々の
端部4a,4bは、回転軸1に圧入固定されたフック1
1に各々接続され、溶接等により固定されている。各々
のフック11はCu等の導電効率が良い材質でできたテ
ィース部10の数に相当する個数だけ設けられたコンミ
ュテータ6に電気的に接続される。
【0017】回転軸1は、コア2を挟んで両側で軸受に
よりハウジングに支持され、回転軸が軸受に支持された
状態の基では、円板状の積層されたコア2の外径と対向
して対向面湾曲した磁石5が所定距離離れた状態でハウ
ジング(図示せず)に固定される。このような構成で、
コンミュテータ6に電気的に接続されたブラシを介して
外部から電圧を印加することにより、モータ内部の巻線
4に電流が流れ、これにより、磁束がコア2と磁石5と
の間に形成され、電気的な吸引/反発力により回転子R
Tは回転可能に両持ちで支持され、回転可能となる。
【0018】以上では、モータMTの内部構成の概略を
説明したが、次に、本発明について説明する。本発明で
はT字型となったティース部10のコーナー部31〜3
4での構成を特徴としている。コア2は、図2に示され
るように何枚かのプレス加工によって形成されたプレー
ト部材(例えば、材質がSPC270D)から成り立っ
ており、このプレート部材が回転軸方向に積層され回転
軸1に固定され、回転軸方向両側から絶縁部材3a,3
bが軸方向端面37および周方向端面36を覆うよう被
さった構成を取っている。この絶縁部材3a,3bは積
層されたコア2のT字型ティース部10の腹部(周方向
端面36および軸方向両端面37)を完全に覆う構造を
取っており、巻線巻装部30での曲率半径(曲率)dr
を有するコーナー部31〜34間に形成される平面部3
5(ティース部10においてコア2が積層された部位で
平面となっている部位)の肉厚を絶縁に必要な厚さ以上
としないよう、コーナー部31〜34において、ティー
ス部10の軸方向両端面37における周方向の長さを軸
方向からコア2を覆う絶縁部材3の軸方向両端面間に形
成される中間部38における周方向の長さより小さく
し、コーナー部31〜34での外面(外周)を円弧状に
形成している。このことにより、コーナー部31〜34
での絶縁部材3は中間部38に存在する平面部35での
肉厚d以上の曲率drを有する形状(R形状)となり、
コーナー部31〜34での肉厚が平面部35での肉厚に
比べ大きなる(dr>d)。これにより、軸方向両端側
でのコア形状を変えるだけで、絶縁に必要な厚さ以上に
絶縁部材2の肉厚を厚くすることなくコーナー部31〜
34での曲率半径が大きくなり、従来のように巻線4が
コーナー部で急激に曲げられ、局所的にテンションが集
中することを防止できると共に、巻線4の被覆に傷が付
かないようにすることができる。
【0019】つまり、従来においては、回転軸方向に積
層されるコア形状が全て同一形状であり、コーナー部以
外の平面部35での肉厚を回転軸方向と周方向において
同じにしようとすると、コーナー部31〜34での肉厚
が薄くなってしまう。そこに巻線4を巻回すると、絶縁
部材3が樹脂で形成される場合には樹脂に食いこんだ
り、噛み込んだりして、クラックが発生する。一方、コ
ーナー部31〜34での強度を強くするため、絶縁部材
3の肉厚を全体的に厚くして、絶縁部材3の巻線巻装部
30に巻線4を巻回する方法も考えられるが、これでは
モータ自体が大型化してしまうものとなる。これを解決
するために、従来の平面部35での肉厚dを維持し、コ
ーナー部31〜34において樹脂強度を向上させる構成
を取った。具体的には、絶縁部材3(3a,3b)の巻
線巻装部30でのコーナー部31〜34の厚さ(=曲
率)drをその間に形成される平面部35の厚さdに比
べ、肉厚を厚くし(dr>d)、プレート部材が積層さ
れたコア2(2u,・・,2b)の積層両端2u,2b
のティース部1の腹部における周方向の大きさは、ティ
ース部1の腹部における中間部38の周方向の大きさを
Lとした場合、Lより小さいL−2d(r−1)とし、
中間部38よりd(r−1)だけ引っ込んだ位置に積層
両端2u,2dのプレート部材を設けることにより、各
コーナー部31〜34の肉厚をdr、平面部35におけ
る肉厚をdとすることができる。
【0020】従って、巻線巻回部30に巻線4を巻回し
た場合、従来に比べ絶縁部材3の平面部35における肉
厚をd以上に厚くすることなく、コーナー部31〜34
での肉厚をかせぎ、強度を向上させることができる。
【0021】次に、第2実施形態について説明する。図
5では、基本的には図1〜図4に示される第1実施形態
と同じであるが、図2に示す絶縁部材3a,3bの回転
軸方向の両端の形状において、絶縁部材3a,3bのコ
ーナー部31〜34を含む回転軸方向における積層端面
全域にガイド溝3agが設けられている点が異なってい
る。このガイド溝3agは軸方向端面37あるいは周方
向端面36における平面部35のいずれか一方およびそ
れに連なるコーナー部31〜34の一部に設けることが
可能であり、図5においては、軸方向端面37における
周方向のコーナー間に設けられている。このようなガイ
ド溝3agを設けることにより、絶縁部材上に巻線4を
何重も積層して巻く場合には、図6に示されるように巻
線4が1段ずつ巻線半径分だけ横にずれ、精度良く整列
して巻くことが可能になり、巻線ボリュームを減らすこ
とができる。また、この場合にはコーナー部31〜34
から連続してガイド溝3agが設けられるので、巻線4
を巻回する場合、巻き始めから巻線4はガイド溝3ag
にスムーズにのせることができ、しかもコーナー部31
〜34における曲率半径が上記と同様、従来に比べ大き
なR形状となっているため、局所的にテンションが集中
せず、巻線の傷付きを防ぐことができ、信頼性が向上す
るものとなる。
【0022】尚、上記したガイド溝3agはティース部
10の巻線が巻回される巻線巻装部30の全域に設ける
ことが可能であり、回転軸方向に設けてもよく、更には
回転軸方向および周方向に設けても良い。
【0023】更に、別の実施形態においては、ティース
部10におけるコア2の周方向の長さを中間部38から
軸方向両端部37へ向けて連続的に小さくすることでも
同様の効果を奏することができる。つまり、これは回転
軸方向のコア2の軸方向における積層両端のコーナー部
31〜34の形状を、周方向の端部2utが図7の第3
実施形態に示されるようにコーナー部31〜34で肉厚
となるようテーパ状となっていても良く、また、ティー
ス部10における軸方向端部の周方向端部2urが常に
均一となるよう、図8の第4実施形態に示されるように
R形状となっていても良い。
【0024】例えば、本実施形態においては、積層され
るコア2の板厚を1mmのものを16枚積層させ、絶縁
部材3の平面部35での肉厚を0.4mm、コーナー部
31〜34での肉厚drを1.4mmとしている。
【0025】
【効果】本発明によれば、ティース部の軸方向両端部の
周方向の長さを、軸方向両端部間の中間部における周方
向の長さよりも小さくすると共に、ティース部の軸方向
両端面及び周方向端面に沿う巻線巻装部の各平面部間の
コーナー部の外面を円弧状に形成するだけで、円弧状の
コーナー部外面の曲率半径を平面部の肉厚を絶縁に必要
な肉厚に維持しながら、大きくすることが可能となる。
これにより、コーナー部での強度が増し、巻線が巻かれ
る場合においても充分な絶縁が行えると共に、巻線高さ
が高くなることはない。
【0026】この場合、絶縁部材の巻線巻装部のコーナ
ー部の肉厚を各平面部の肉厚に比べ厚くすれば、平面部
の肉厚を厚くしなくてもコーナー部の肉厚が厚くなり、
従来に比べ絶縁部材の平面部での肉厚を厚くすることな
く、コーナー部の肉厚を平面部の肉厚に比べ厚くするこ
とが可能となるので、コーナー部における絶縁部材の強
度が更に向上し、巻線が絶縁部材に対してくい込んだり
噛み付いたりしても、充分な絶縁ができる。
【0027】また、各平面部のいずれか一方およびそれ
に連なるコーナー部の一部にガイド溝が設けられ、ガイ
ド溝に巻線が巻回されるようにすれば、平面部およびコ
ーナー部でガイド溝にガイドされて巻線が巻回されるの
で、従来のようにテンションが局所的に集中することが
ない。この場合、ガイド溝を設けるための凸部を部分的
に形成しなくて良いため、モータの小型化できる。
【0028】更には、ティース部の周方向長さを中間部
から軸方向両端部へ向けて連続的に小さくすれば、ティ
ース部の形状を変えるだけで、充分な絶縁ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態におけるモータの内部
構造を説明するための斜視図である。
【図2】 図1に示すティース部の要所部分拡大図であ
る。
【図3】 図2に示すA−A断面図である。
【図4】 図3に示すコーナー部の要所部分拡大図であ
る。
【図5】 図2に示す絶縁部材にガイド溝を設けた第2
実施形態におけるティース部の構造を示す要所部分拡大
図である。
【図6】 図5に示すガイド溝に巻線を巻回した状態を
示した概略図である。
【図7】 図4に示すコーナー部でのコア形状を代えた
第3実施形態における平面図である。
【図8】 図4に示すコーナー部でのコア形状を代えた
第4実施形態における平面図である。
【図9】 従来のモータのテーィス部での構造を示した
図であり、(a)はティース部の斜視図であり、(b)
はティース部における腹部の断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 コア 2u,2b コアの両端 3,3a,3b 絶縁部材(インシュレータ) 3ag ガイド溝 4 巻線 5 磁石 10 ティース部 30 巻線巻装部 31,32,33,34 コーナー部 35 平面部 36 周方向端面(周方向端部) 37 軸方向端面(軸方向端部) 38 中間部 MT モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、該回転軸に固定され径方向外
    方に突出し且つ軸方向に延びるティース部を有するコア
    と、該コアに装着され前記ティース部の軸方向両端面及
    び周方向端面を覆う巻線巻装部を有する絶縁部材と、該
    絶縁部材により前記コアに対して電気的に絶縁されるよ
    うに前記巻線巻装部上に巻回される巻線とを備えたモー
    タの内部構造において、 前記ティース部の軸方向両端部における周方向の長さ
    を、前記軸方向両端部間の中間部における周方向の長さ
    よりも小さくすると共に、前記ティース部の前記軸方向
    両端面及び周方向端面に沿う前記巻線巻装部の各平面部
    間のコーナー部の外面を円弧状に形成したことを特徴と
    するモータの内部構造。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材の前記巻線巻装部の前記コ
    ーナー部の肉厚を前記各平面部の肉厚に比べ厚くしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータの内部構造。
  3. 【請求項3】 前記各平面部のいずれか一方およびそれ
    に連なる前記コーナー部の一部にガイド溝が設けられ、
    該ガイド溝に前記巻線が巻回されることを特徴とする請
    求項2に記載のモータの内部構造。
  4. 【請求項4】 前記ティース部の周方向長さを前記中間
    部から前記軸方向両端部へ向けて連続的に小さくしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモータの内部構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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