JP2000341225A - 試験装置 - Google Patents

試験装置

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JP2000341225A
JP2000341225A JP11145982A JP14598299A JP2000341225A JP 2000341225 A JP2000341225 A JP 2000341225A JP 11145982 A JP11145982 A JP 11145982A JP 14598299 A JP14598299 A JP 14598299A JP 2000341225 A JP2000341225 A JP 2000341225A
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Japan
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emergency call
positioning
test
base station
signal
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JP11145982A
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Kiyohiko Tatebayashi
清彦 立林
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開発、製造、実使用の各段階における緊急通
報端末の試験を、センターに試験機能を設けることな
く、行えるようにする。 【解決手段】 シールドケース56内で携帯電話発呼を
実行し、試験対象の車載機PSと基地局シミュレータ4
2とを無線接続する。当該無線接続を介して伝送される
通話信号が所定のフォーマットに従っているかどうか、
例えば測位結果等を示す信号が所定のフォーマットに従
い含まれているかどうかを、通信制御装置40にてチェ
ックする。アプリケーション層に属する項目を試験でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メーデーシステ
ム、HELPシステム等に代表される緊急通報システム
に関し、特にこの種のシステムにて使用される緊急通報
端末の開発乃至試験の際に使用される試験装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両事故が発生した場合、事故が発生し
たこと、事故が発生した場所等を警察署、消防署等の機
関に迅速に通報する必要がある。近年における携帯電話
の広範な普及に伴い事故発生から通報までの時間は短縮
されてきているとはいえ、通報を人手に任せておいたの
では時間短縮にも自ずから限度・限界がある。また、事
故の発生を目の当たりにした結果、事故の当事者乃至目
撃者は興奮していることが多い。即ち、事故発生現場の
位置等を正確に表現できず、通報先機関が必要とする情
報を伝えるのに時間がかかることが多い。
【0003】外国におけるメーデーシステムや日本にて
仕様検討中のHELPシステムでは、携帯電話機等の無
線通信装置と、GPS(Global Positioning System)受
信機等の測位装置とを、車両に搭載しておく。更に、そ
の車両が事故に直面したときに、無線通信装置からセン
ターを無線発呼し、測位装置から得られる自車位置等の
情報を含む緊急通報を発する。そして、緊急通報を受け
たセンターは、それに応じて警察署、消防署等の機関へ
の連絡を行う。以上の手順は一部又は全部自動化でき
る。従って、メーデーシステムやHELPシステムを利
用することにより、事故発生から通報までの時間を短縮
し、事故発生現場の位置を正確に通報し、関係各機関へ
迅速に連絡することができる。即ち、事故に遭遇した当
事者を早期に救出することができる等、人身・財貨の安
全・保全に寄与できる。
【0004】図1にシステムの概略構成を、図2に車両
に搭載される緊急通報端末即ち車載機の構成を、それぞ
れ示す。まず、図1に示されるシステムでは、警察署G
1や消防署G2等の機関に通信回線CHを介して接続さ
れたセンターCSを設けている。原理上、公衆電話回
線、専用線等、様々な回線を通信回線CHとして用いる
ことができる。
【0005】更に、各車両には車載機PSが搭載され
る。車載機PSは、緊急通報専用の端末として構成して
もよいが、経済性、車内スペースの節約、普及促進等を
考慮すると、近年広く普及しているカーナビゲーション
装置の一部機能として実現するのが望ましい。カーナビ
ゲーション装置は、通常、小形かつ安価で精度も比較的
よい測位装置であるGPS受信機により、自車の位置や
速度等の情報を得、その情報に基づき液晶等のディスプ
レイの画面上に現在地やその周辺の地図更には目的地に
関する情報を表示する構成を有している。そこで、車載
機PSをカーナビゲーション装置の一部機能として実現
する場合、通報内容に含めるべき情報である車両現在位
置を、GPS受信機から得るようにする。また、近年に
おける携帯電話の普及やそれを支える充実したインフラ
ストラクチャが既に存していることから、緊急通報の際
の各車載機PSとセンターCSとの接続は、携帯電話回
線経由で行うのが望ましい。
【0006】図2に示した車載機PSは、PDC(Perso
nal Digital Cellular)等の携帯電話機20及びGPS
受信機等の測位装置22を、CPUやメモリ等から構成
される処理・制御部24と接続した構成を有している。
携帯電話機20は、アンテナ16、マイク10及びスピ
ーカ12を有しており、マイク10及びスピーカ12を
口及び耳に近接させて通話する通常の通話形態の他、マ
イク10を高感度の音声ピックアップとして用いスピー
カ12を大出力で駆動する通話形態即ちハンズフリーモ
ードにて動作させることもできる。また、アンテナ16
は携帯電話機20に組み込まれているアンテナであって
もよいが、より好ましくは、外部アンテナを携帯電話機
20に接続しアンテナ16として用いるようにする。
【0007】測位装置22は、測位衛星から送信される
測位信号を受信するためのアンテナ18を有しており、
当該測位信号から導出した測位衛星までの距離や測位衛
星の軌道情報等から現在位置、速度等を求める(測位動
作)。この測位動作を測位装置22単独で行うようにし
てもよいが、より高い測位精度を得るには、DGPS(D
ifferential GPS)を利用するのが望ましい。DGPS
は、既知位置にて測位動作を実行した結果から測位誤差
補正データを導出し、これに基づき各移動体における測
位結果中の誤差分を抑えるという原理に基づくものであ
り、その一形態としては、測位結果又はその導出の基礎
となる情報を移動体から無線送信し、補正された測位結
果を移動体へ無線返送するというリバースDGPSがあ
る。リバースDGPSを含めDGPSの原理による測位
誤差補正を行うには、測位誤差補正データを保有してい
る機関と車載機PSとの間で、測位結果の導出の基礎と
なる情報、測位誤差補正データ又は補正前の若しくは補
正後の測位結果を無線送受信する必要がある。図2に示
した車載機PSには携帯電話機20が備わっているか
ら、この携帯電話機20を当該無線送受信に使用でき
る。更に、図1に示したセンターが測位誤差を検出し又
はFM多重放送等を通じこれに関する情報を収集し、携
帯電話機20を用いた無線回線接続を介しDGPSの原
理による補正を実行するようにしてもよい。
【0008】処理・制御部24は、測位装置22等から
入力した情報に関する演算処理や、図2に示した装置全
体の制御を実行する。例えば、カーナビゲーション装置
としては、測位装置22から入力した測位結果(或いは
携帯電話機20を用いた通信を通じその測位誤差が補正
された測位結果)を、地図情報等と共に液晶等のディス
プレイ14の画面上に表示させる。また、緊急通報端末
としては、エアバッグが膨満したこと又は膨満し始めた
ことを示す信号がエアバッグセンサ26から得られたと
きや、緊急ボタン28が使用者により操作されたとき
に、まず携帯電話機20にセンターCSとの接続のため
の発呼動作を実行させる。処理・制御部24は、更に、
接続確立後に、最新の測位結果又はその導出の基礎とな
る情報を含む緊急通報を、携帯電話機20からセンター
CSに送信させる。処理・制御部24は、発呼及び通報
と相前後して、ディスプレイ14の画面に、緊急ボタン
28が操作されたこと又はエアバッグが作動しているこ
と、センターCSへの通報を行っている(行った)こ
と、現在自車が存している位置等を、表示させる。ディ
スプレイ14に代えて又はこれと共に、音声出力装置を
使用してもよい。
【0009】緊急通報を受信すると、センターCSで
は、その緊急通報に含まれている位置情報に基づき、該
当する機関例えば事故地点を管轄する警察署G1等に、
連絡又は自動通報する。また、携帯電話機20に対し携
帯電話回線経由で指令を与えそれをハンズフリーモード
で動作させることにより、車両の内部・周辺の音声を聴
取・録音し現状に関する情報を収集する。従って、警察
車両等の早期出動に寄与でき、また警察署G1等への的
確な情報提供を行うことができる。
【0010】なお、図1では、センターCSと車載機P
Sとが直接無線接続されているが、これは図示の簡便化
のためである。原理上、センターCSが携帯電話基地局
機能を有していてもよいし、車載機PSからの呼が図示
しない携帯電話基地局経由でセンターCSに接続される
構成でもよい。また、本願中の説明では携帯電話システ
ムとしてPDCを想定するが、システムの構築に際し
て、他種の携帯電話システム或いはPHS(Personal Ha
ndy phone System)等を使用してもよい。加えて、説明
の具体化のため、緊急通報端末を車両に搭載する例を中
心として説明するが、車両以外の移動体に搭載すること
も可能であるし場合によっては人間が携帯することも可
能であろう。また、図2中の各回路は、通常時は、車載
補機を駆動するためのバッテリから駆動電力を得ること
ができる。しかし、事故に遭遇したとき等には、回路接
続の分断等によりこのバッテリから駆動電力を得られな
くなるかもしれない。図2中の補助バッテリ30は、そ
のような場合でも駆動電力が得られるように設けられた
バッテリである。補助バッテリ30は、通常時は車載補
機用のバッテリにより充電され、当該バッテリとの接続
が断たれたとき等には図2に示した装置の駆動に使用さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した緊急通報シス
テムに対しては、信頼性が高いことが要求される。例え
ば、通報の必要がないのに通報が自動的に行われてしま
い、センターで通報を受け取ったものの必要な情報が含
まれていなかった等の現象が、緊急通報端末の設計上の
ミス、製造不良乃至故障が原因でしばしば生じるようで
は問題である。そのため、緊急通報端末の開発・製造・
販売業者に対して、システムの規格・標準・仕様に適合
するよう緊急通報端末を開発・設計すること、若干劣悪
な通信環境下でも意図通り動作するよう緊急通報端末の
性能を向上させること、製品がエンドユーザの手に渡る
前に製造不良品を発見し対処すること、エンドユーザに
て発見された不良乃至不具合に迅速且つ的確に対処する
こと等が、厳しく要求される。更に、緊急通報端末のユ
ーザに対しては、常日頃から緊急通報端末の点検に心が
けることが要求される。
【0012】従って、開発、製造及び実使用の各局面
で、緊急通報端末を必要な頻度で試験・点検できるよう
にすることが望ましい。ここでいう試験・点検は、緊急
通報端末を実際に動作させたときにセンターとの間で所
定の通信規約に則り通信が行われること、そのときの通
話信号のフォーマットが所定のフォーマットに準拠して
いること、緊急通報端末・センター間の回線に異常乃至
混雑が発生しているときに所定の規格・仕様通り再発呼
等の手順が正確に実行されること、センター側からの指
令に従い緊急通報端末に所定の動作例えばハンズフリー
起動を実行させることができること等を、確認するもの
である。
【0013】この種の試験の実施方法としては、第1
に、センターに試験用緊急通報処理機能を設けておくと
いう方法がある。即ち、緊急通報端末から試験的にセン
ターに緊急通報を発しセンター側がこれに応答する、と
いう手順を実行することで、緊急通報端末の試験を行う
方法がある。しかし、試験実施のために別途ハードウエ
ア、ソフトウエア乃至通信回線を準備しておく必要が生
じるため、センターに試験用緊急通報処理機能を設けて
おくのは、コスト等の面で不都合である。試験方法とし
ては、第2に、携帯電話システムにて用いられている基
地局シミュレータの転用、という方法もある。従来か
ら、携帯電話システムでは、基地局の動作をシミュレー
トする基地局シミュレータと移動局との間で通信を行う
ことにより、基地局と移動局との間の通信が所定の通信
規約に則り行われ得るかどうかを試験している。その実
施に際し基地局に試験機能を設けておく必要はない。ま
た、この方法を緊急通報端末の試験に転用することは、
一応は可能である。
【0014】しかしながら、基地局シミュレータの機能
は主として通信規約解析である。従って、基地局と移動
局の間を所定の通信規約に則り無線接続できるかどうか
については、基地局シミュレータの使用・転用にて確認
できるが、移動局から基地局へ又はその逆へと無線送信
される通話情報がどのような内容かについてはチェック
できない。即ち、基地局シミュレータをHELPシステ
ム等の緊急通報システムにおける緊急通報端末の試験に
転用したとしても、緊急通報端末から位置情報が所定の
フォーマットで送信されているかどうかの確認等、アプ
リケーション層に属する試験は行えない。
【0015】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、アプリケーション
層に属する試験項目を含め、緊急通報端末の試験を行え
るようにすること、特に当該試験を低コストでかつ簡素
な装置で実施できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、本発明は、(1)緊急通報端末からセンターを無
線発呼しその緊急通報端末の位置を示す情報を含む緊急
通報を発する緊急通報システムにて、緊急通報端末の開
発乃至試験に使用される試験装置であって、(2)緊急
通報端末とセンターとの無線接続を阻害するシールド環
境にて、その緊急通報端末との間に無線による通話状態
を確立する基地局シミュレータと、(3)上記通話状態
が確立されているときに基地局シミュレータ及び上記無
線接続を介し緊急通報端末へと通話信号を送信し又は当
該緊急通報端末から通話信号を受信する通信制御装置
と、を備えることを特徴とする。従って、本発明によれ
ば、通話信号の送信及び受信を通じ緊急通報端末の機能
を試験することができる。そのため、基地局シミュレー
タ単独では行えないアプリケーション層に属する項目に
関する試験が可能である。また、センターに特別の機能
乃至設備を設ける必要がないため、低コストで且つ簡素
な装置での実施が可能である。また、基地局シミュレー
タに接続されたアンテナ及び緊急通報端末に接続された
アンテナをその内部空間に収納し、その内部空間を外部
空間に対して電磁遮蔽するシールドケースを設けること
により、シールド環境は容易に形成することができる。
【0017】更に、通信制御装置による試験は、例えば
次のようにして行う。まず、緊急通報端末から緊急通報
に係る呼を受け取った結果、基地局シミュレータと緊急
通報端末との間に通話状態が確立されたとする。このと
き、通信制御装置は、基地局シミュレータを介してその
緊急通報に係る通話信号を受け取り、その通話信号のシ
ーケンス乃至フォーマットを分析する。これにより、基
地局シミュレータのみでは行えないアプリケーション層
に属する試験を、緊急通報端末側からの発呼により行う
ことができる。
【0018】また、緊急通報端末が、測位衛星からの信
号に基づき測位演算を行う機能及び緊急通報時にその結
果又はその導出の基礎となる情報を通話信号にて送信す
る機能を備えているのであれば、緊急通報に係る通話信
号にその緊急通報端末の位置を示す情報又はその導出の
基礎となる情報が含まれているか否かの判定により、緊
急通報端末における測位機能やその結果の送信機能を試
験できる。
【0019】更に、試験装置にも同様の機能を有する測
位装置を設けておくのがのぞましい。そのようにすれ
ば、緊急通報に係る通話信号にその緊急通報端末の位置
を示す情報又はその導出の基礎となる情報が含まれてい
ると判定したとき、通信制御装置にて、その情報と測位
装置における測位演算の結果とを比較することにより、
緊急通報に係る通話信号に含まれていた情報の正否を判
定することができ、緊急通報端末における測位機能のよ
り詳細な試験が可能になる。
【0020】加えて、試験装置に設けた測位装置が、測
位誤差補正データに基づき測位演算の結果又はその導出
の基礎となる情報を補正する機能を有しているのであれ
ば、リバースDGPS等と呼ばれる処理が可能になる。
即ち、緊急通報に係る通話信号にその緊急通報端末の位
置を示す情報又はその導出の基礎となる情報が含まれて
いると判定したときに、通信制御装置にて、その情報を
測位装置に与えてDGPS等の補正処理を実行させ、そ
の結果を基地局シミュレータに返送する。このとき、緊
急通報端末には通常は表示或いは音声出力機能が設けら
れていることから、緊急通報端末における表示出力等を
監視することにより、リバースDGPS機能の試験を行
える。
【0021】これら、測位に関する試験を屋内で行うの
であれば、測位衛星を見通せる位置に設けられたアンテ
ナにより測位衛星からの信号を受信し試験対象たる緊急
通報端末を見通せる位置に設けられたアンテナによりそ
の信号を再輻射する装置を、用いるのが望ましい。
【0022】試験は、試験装置側からの発呼で行うこと
もできる。例えば、通話状態が確立されているときに、
通信制御装置が、緊急通報端末に緊急通報の発呼及び送
信を促す通話信号を生成し、基地局シミュレータが、こ
の通話信号を緊急通報端末に送信するようにすれば、緊
急通報を引き起こす現象例えばエアバッグの膨満を実際
に引き起こすことなしに、緊急通報を発せしめることが
できる。
【0023】また、緊急通報端末から緊急通報に係る呼
を受け取ったときに、通信制御装置が、通話状態を確立
できない旨を示す信号を基地局シミュレータを介してそ
の緊急通報端末に無線送信し、その後、その緊急通報端
末による再発呼の実況状況を監視及び分析するようにす
れば、通信異常状態・通信輻輳状態等に関連した試験を
行える。
【0024】また、通話状態が確立されているときに、
基地局シミュレータが、基地局シミュレータに接続され
ているハンドセットと緊急通報端末との間を無線接続を
介し接続するようにすれば、ハンドセットを用いて通話
に関する試験を行うことができる。更に、通話状態が確
立されているときに、通信制御装置が、緊急通報端末に
ハンズフリーモード起動を促す通話信号を生成し、基地
局シミュレータが、この通話信号を緊急通報端末に送信
するようにすれば、ハンズフリー通話に関する試験を行
える。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、理
解のしやすさと記載の簡明化のため、図1に示したシス
テム構成及び図2に示した車載機構成を前提とするが、
本発明はこれらの細部による限定を受けるべきものでは
ない。
【0026】まず、本発明は、開発段階での試験に適す
るセンターシミュレータとして実施でき、また、製品出
荷前のチェックや使用中の製品のチェック等に適する車
載機テスタとしても実施できる。図3に示したのは本発
明の一実施形態に係るセンターシミュレータ32であ
り、図4に示したのは本発明の一実施形態に係る車載機
テスタ32Aである。携帯電話システムにて用いられて
いる基地局シミュレータと同様、これらの実施形態に係
るセンターシミュレータ32及び車載機テスタ32Aに
は、試験対象の車載機PSを構成する携帯電話機20か
らの無線発呼が本物のセンターCSに届いてしまうこと
を防ぐべく、シールドケース56利用の接続装置が設け
られている。
【0027】図3及び図4に示すように、シールドケー
ス56内には、基地局シミュレータ42に接続されたア
ンテナ52が設けられている。基地局シミュレータ42
は、携帯電話システムにて携帯電話機の試験等に利用さ
れる基地局シミュレータに相当するものであり、携帯電
話基地局の機能をシミュレートする。基地局シミュレー
タ42の主たる機能は通信規約解析であり、車載機PS
がセンターCSとの間に所定の通信規約に則って無線接
続を確立できるかどうかに関する試験については専らこ
の基地局シミュレータ42により行うことができる。但
し、携帯電話に係る無線接続試験特に通信規約解析につ
いては従来から公知である。本願各実施形態にて特徴と
しているのは、通信インタフェース上のアプリケーショ
ン層に属する試験を実施できるようにしたことである。
通信制御装置40は、この種の試験に関連する部材であ
る。
【0028】シールドケース56内には、更に、アンテ
ナ54も配置されている。アンテナ54についてはいく
つかの実施態様がありうる。例えば、予めシールドケー
ス56内に外部アンテナたるアンテナ54を配置してお
く。試験時には、このアンテナ54からシールドケース
56の外部に引き出したケーブル乃至コネクタに、携帯
電話機20を接続する。或いは、試験に際し、シールド
ケース56を開扉して携帯電話機20又はその(外部)
アンテナ16をシールドケース56内に入れる。携帯電
話機20がシールドケース56内の外部アンテナ54に
接続され又は携帯電話機20又はその(外部)アンテナ
16内におかれた状態即ち図3又は図4に示した配置状
態で、緊急ボタン28を操作するか又はエアバッグを強
制作動させると、車載機PSの緊急通報機能が起動し、
まず携帯電話機20によりセンターCSへの発呼動作が
実行される。しかし、シールドケース56により無線輻
射がシールドされているため、本物のセンターCSには
接続されず、基地局シミュレータ42経由で通信制御装
置40やハンドセット44に接続される。また、図3又
は図4に示した配置状態で通信制御装置40やハンドセ
ット44から車載機PSに対する呼を発すると、この呼
は車載機PSに届く。
【0029】車載機PS側からの発呼による試験に際し
ては、基地局シミュレータ42は通信規約解析等を行
う。基地局シミュレータ42を介し携帯電話回線経由の
接続が確立されると、通信制御装置40は、通話チャネ
ルを介して伝送される信号が所定のフォーマット乃至シ
ーケンスに準拠しているかどうか、またその信号が正し
い内容・値であるか否か等に関する検出・確認動作を実
行する。即ち、通信制御装置40は、専らアプリケーシ
ョン層に属する項目の検出・確認を実行する。その結果
は、通信制御装置40に接続されているシステムコント
ローラ34により記憶・表示され、又は、ディスプレイ
58の画面に表示される。主として開発支援のための装
置であるセンターシミュレータ32の場合、通話信号シ
ーケンスの中のどの箇所に問題が発生しているのか、通
話信号の内容・値がどの点で不正常なのか等を含め、開
発段階で必要な情報を収集できるよう、システムコント
ローラ34にて比較的詳細な情報を記憶・表示する。こ
れに対し、自動車ディーラー、ガソリンスタンド等に設
置され日常点検に使用される車載機テスタ32Aの場
合、取扱の容易さを重視し、ディスプレイ58の画面に
おける合格/不合格等の単純な表示とする。なお、音声
出力を実行してもよい。
【0030】更に、図3に示したセンターシミュレータ
32では、システムコントローラ34からの指令に応じ
通信制御装置40が基地局シミュレータ42の動作条件
を設定できるため、回線BUSY状態等の通信異常状態
を強制的に作り出すことができる。この状態で車載機P
Sから呼が発せられても、その旨の制御信号が車載機P
Sに返るのみで、着信はできない。車載機PSは、この
ような場合に所定時間後に所定回数を限度として再発呼
を行うよう設計しておく。従って、車載機PSが正確に
自動再発呼を実行するかどうかを監視することにより、
通信異常時に関連する車載機PSの機能を試験すること
ができる。
【0031】図3に示したセンターシミュレータ32で
は、システムコントローラ34の制御の下に基地局シミ
ュレータ42から車載機PSへの発呼を行い、エアバッ
グセンサ26作動時の車載機PSの動作を試験すること
が可能である。システムコントローラ34は例えばラッ
プトップコンピュータであり、開発従事者が適宜これを
操作して指令を発する。この指令が模擬センサデータ出
力を指令するものである場合、通信制御装置40は、ま
ず、基地局シミュレータ42により車載機PSを発呼さ
せる。車載機PSとの接続が確立された後、通信制御装
置40は、エアバッグが膨満したことを示す模擬センサ
データを送信する。車載機PSは、模擬センサデータを
受信したとき、実際にエアバッグが作動していなくて
も、エアバッグが作動しているものと見なして緊急通報
動作を実行するよう、設計されているものとする。従っ
て、車載機PSから正常な緊急通報が発せられるかどう
かを通信制御装置40にて確認することにより、実際に
エアバッグを膨満させることなく、エアバッグセンサ2
6の出力をトリガとする動作の試験を行える。
【0032】また、通信制御装置40又はハンドセット
44から指令を発し、携帯電話機20をハンズフリーモ
ードで起動させることもできる。この機能を用いること
により、ハンズフリー通話時における動作状態を確認で
きる。また、ハンドセット44は、その他、車載機PS
との音声通話に関連する各種の試験に用いることができ
る。
【0033】実施できる試験としては、更に、車載機P
Sにおける測位機能に関連する試験がある。
【0034】中継分岐装置50(図3)及び中継装置5
0A(図4)は、測位衛星を見通せる位置例えばルーフ
の上等の屋外位置に置かれたアンテナ46と、アンテナ
18を見通せる位置におかれたアンテナ48を有してお
り、アンテナ46により受信した測位信号をアンテナ4
8から再輻射する。このように再輻射を行うのは、開発
段階の試験や製造時の試験が通常は屋内即ち測位衛星を
見通せない位置で行われることや、実使用時における試
験もディーラーやガソリンスタンド等やはり屋根の下で
行われることに、応じたものである。車載機PSを構成
する測位装置22は、このように再輻射された測位信号
に基づき測位演算を実行し、その結果を前述の如く緊急
通報に含める。従って、通信制御装置40では、緊急通
報中に測位結果特に位置情報が含まれているか否かを判
断できる。このように、車載機PSの測位機能を確認す
る試験を、屋内でも行うことができる。
【0035】センターシミュレータ32における中継分
岐装置50は、更に、受信した測位信号を分岐出力する
機能も有している。分岐出力された測位信号に基づきF
MDGPS受信機38は測位演算を実行し、その結果を
通信制御装置40又はシステムコントローラ34に供給
する。従って、緊急通報によって通信制御装置40及び
システムコントローラ34にもたらされる位置情報と、
FMDGPS受信機38からもたらされる位置情報例え
ば単独GPS測位演算の結果との比較により、測位装置
22における測位精度を確認することができる。
【0036】また、FMDGPS受信機38は、測位誤
差補正データに関する信号を含むFM多重放送を、アン
テナ36を用いて受信する。即ち、DGPSに係る測位
誤差補正データを用いない測位演算即ち単独GPS測位
演算を実行することも、FM多重放送に係る受信信号に
基づく測位演算即ちDGPS演算を実行することも、可
能である。従って、測位演算の基礎たる擬似距離・衛星
番号等の情報や測位結果たる位置情報を、シールドケー
ス56内の接続を介し通信制御装置40が車載機PSか
ら受け取ったときに、当該情報に基づきFMDGPS受
信機38がDGPS測位演算を実行し、その結果を、通
信制御装置40がシールドケース56内の接続を介し車
載機PSに返送すること(リバースDGPS)も可能で
ある。このとき、車載機PSのディスプレイ14におけ
る表示を見ること等により、リバースDGPSを正常に
実行できるかどうかを確認できる。また、ディスプレイ
14の画面上又はシステムコントローラ34の画面上
で、単独GPS測位演算の結果とDGPS測位演算の結
果とを対比することもできる。
【0037】更に、図3及び図4では受信した測位信号
を再輻射しているが、例えば、以前に受信収集しておい
た情報を測位信号として輻射することも可能である。そ
の場合、複数の地点について測位機能の試験を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 緊急通報システムの全体構成を示す図であ
る。
【図2】 車両に搭載される緊急通報端末即ち車載機の
概略構成を示す図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係るセンターシミュレ
ータの構成を示す図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る車載機テスタの構
成を示す図である。
【符号の説明】
20 携帯電話機、22 測位装置、24 処理・制御
部、26 エアバッグセンサ、28 緊急ボタン、32
センターシミュレータ、32A 車載機テスタ、34
システムコントローラ、40 通信制御装置、42
基地局シミュレータ、50 中継分岐装置、50A 中
継装置、56 シールドケース、CSセンター、PS
車載機(緊急通報端末)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K042 AA03 AA06 CA02 CA13 CA17 CA23 EA01 EA13 FA20 JA10 LA12 LA15 5K060 CC04 CC12 DD01 DD02 DD04 GG02 GG03 HH32 MM03 PP03 5K067 AA35 BB04 BB32 DD13 DD20 EE02 EE10 FF03 KK01 LL08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急通報端末からセンターを無線発呼し
    その緊急通報端末の位置を示す情報を含む緊急通報を発
    する緊急通報システムにて、緊急通報端末の開発乃至試
    験に使用される試験装置であって、 緊急通報端末とセンターとの無線接続を阻害するシール
    ド環境にて、その緊急通報端末との間に無線による通話
    状態を確立する基地局シミュレータと、 上記通話状態が確立されているときに基地局シミュレー
    タ及び上記無線接続を介し緊急通報端末へと通話信号を
    送信し又は当該緊急通報端末から通話信号を受信する通
    信制御装置と、 を備えることを特徴とする試験装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の試験装置において、 基地局シミュレータに接続されたアンテナ及び緊急通報
    端末に接続されたアンテナをその内部空間に収納し、そ
    の内部空間を外部空間に対して電磁遮蔽するシールドケ
    ースを備え、このシールドケースにより上記シールド環
    境を形成したことを特徴とする試験装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の試験装置におい
    て、 緊急通報端末から緊急通報に係る呼を受け取った結果上
    記通話状態が確立されたときに、通信制御装置が、基地
    局シミュレータを介して受け取った通話信号のフォーマ
    ット乃至シーケンスを分析することを特徴とする試験装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の試験装置であって、測位
    衛星からの信号に基づき測位演算を行う機能及びその結
    果又はその導出の基礎となる情報を緊急通報時に通話信
    号にて送信する機能を備えた緊急通報端末を試験する試
    験装置において、 緊急通報端末から緊急通報に係る呼を受け取った結果上
    記通話状態が確立されたときに、通信制御装置が、その
    緊急通報に係る通話信号にその緊急通報端末の位置を示
    す情報又はその導出の基礎となる情報が含まれているか
    否かを判定することを特徴とする試験装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の試験装置において、 測位衛星からの信号に基づき測位演算を行う測位装置を
    備え、 緊急通報に係る通話信号にその緊急通報端末の位置を示
    す情報又はその導出の基礎となる情報が含まれていると
    判定したときに、通信制御装置が、その情報と測位装置
    における測位演算の結果とを比較することにより、緊急
    通報に係る通話信号に含まれていた情報の正否を判定す
    ることを特徴とする試験装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の試験装置において、 測位装置が、測位誤差補正データに基づき測位演算の結
    果又はその導出の基礎となる情報を補正する機能を有
    し、 緊急通報に係る通話信号にその緊急通報端末の位置を示
    す情報又はその導出の基礎となる情報が含まれていると
    判定したときに、通信制御装置が、その情報を測位装置
    に与えて上記補正を実行させ、その結果を基地局シミュ
    レータに返送することを特徴とする試験装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載の試験
    装置において、 測位衛星を見通せる位置に設けられたアンテナにより測
    位衛星からの信号を受信し試験対象たる緊急通報端末を
    見通せる位置に設けられたアンテナによりその信号を再
    輻射する装置を備えることを特徴とする試験装置。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至7のいずれかに記載の試験
    装置において、 緊急通報端末から緊急通報に係る呼を受け取ったとき
    に、通信制御装置が、上記通話状態を確立できない旨を
    示す信号を基地局シミュレータを介して当該緊急通報端
    末に無線送信し、その後、その緊急通報端末による再発
    呼の実況状況を監視及び分析することを特徴とする試験
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の試験
    装置において、 上記通話状態が確立されているときに、基地局シミュレ
    ータが、基地局シミュレータに接続されているハンドセ
    ットと緊急通報端末との間を上記無線接続を介し接続す
    ることを特徴とする試験装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の試
    験装置において、 上記通話状態が確立されているときに、通信制御装置
    が、緊急通報端末にハンズフリーモード起動を促す通話
    信号を生成し、基地局シミュレータが、この通話信号を
    緊急通報端末に送信することを特徴とする試験装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    試験装置において、 上記通話状態が確立されているときに、通信制御装置
    が、緊急通報端末に緊急通報の発呼及び送信を促す通話
    信号を生成し、基地局シミュレータが、この通話信号を
    緊急通報端末に送信することを特徴とする試験装置。
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