JP2000340044A - 電線防水作業用の治具 - Google Patents

電線防水作業用の治具

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JP2000340044A
JP2000340044A JP11143912A JP14391299A JP2000340044A JP 2000340044 A JP2000340044 A JP 2000340044A JP 11143912 A JP11143912 A JP 11143912A JP 14391299 A JP14391299 A JP 14391299A JP 2000340044 A JP2000340044 A JP 2000340044A
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Kazushige Abe
一茂 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線に通したシール材と該シール材に被せる
熱収縮チューブの位置決めおよびセンタリングを容易に
行う治具を提供する。 【解決手段】 並設した電線挿通溝を備えた熱可塑性材
かるなるシール材10を用い、ワイヤハーネスの電線量
に応じて複数のシール材の電線挿通溝に電線を通した
後、これらシール材に熱収縮チューブを被せて加熱し、
シール材を溶解して電線間に浸透させると共に熱収縮チ
ューブを電線群の外周面に密着させる電線防水作業に用
いる治具20であり、ワイヤハーネス挿入用の開口を有
する円環形状の筒部21と、筒部の長さ方向の一端から
所定寸法をあけて設けたストッパー部と操作扞22とを
備え、ワイヤハーネスの所定位置に取り付け、シール材
の端面と、筒部の一端に突き当ててシール材を位置決め
し、この状態で熱収縮チューブを移動させてシール材お
よび筒部に被せて、熱収縮チューブの先端をストッパー
部に突き当てると、熱収縮チューブの長さ方向中心とシ
ール材の幅方向の中心とが一致させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線防水作業用に治
具に関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネス
の電線群をグロメットに通し、該グロメットを車体の貫
通穴に挿着して室内への防水を図るものにおいて、上記
グロメット内を通す電線群の止水作業を行う時に使用す
る治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電線の防水方法として、
米国特許第5378897号公報において、特開平9−
27221号公報において、図7および図8(a)〜
(g)に示すように、熱可塑性の基材に磁性体を混合し
てなる封止材1を用いて防水を図る方法が開示されてい
る。
【0003】上記方法では、図8(b)に示すように、
まず、熱収縮チューブ2をワイヤハーネスW/Hに被せ
ておく。ついで、図7に示す略櫛状に成形されたブロッ
クからなる封止材1の並列した溝1a内にワイヤハーネ
スの電線wを通して、多数の電線群に複数の封止材1を
取り付け、図8(c)に示すように、これら複数の封止
材1は電線群の防水位置に千鳥配置している。ついで、
図8(d)に示すように熱収縮チューブ2を移動して封
止材1に被せてから、加熱して熱収縮チューブ2を収縮
させて電線群に密着させている。ついで、図8(e)に
示すように高周波をかけて交流磁界内において封止材1
の磁性体を誘導加熱し、その発熱によって基材を溶解さ
せて、電線間に封止材を浸透させている。その後、図8
(f)(g)に示すように、グロメット3を被せ、テー
プ4で電線群とグロメットとを固定している。
【0004】上記方法では、封止材の溝に電線を通して
いるため、電線の隙間に確実に基材を充填してシールを
図ることができる利点を有すると共に、熱可塑性基材に
磁性体を混合した封止材1を用いているため、高周波を
かけることにより基材を溶解させることができ、従来の
ようにヒータ等の加熱手段を用いて樹脂を溶解させる必
要がない利点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記封止材1は、ワイ
ヤハーネス組立作業台上において布線される電線群に対
して、グロメット2の取付箇所で、かつ、グロメット2
の小径筒部2a内に位置する電線群に取り付けておく必
要がある。また、図8(c)に示すように封止材1をワ
イヤハーネスW/Hの電線群に2列で千鳥配置する場
合、図9(A)に拡大して示すように、熱収縮チューブ
2の中心と並列する封止材1の中心とを一致させる必要
がある。
【0006】しかしながら、熱収縮チューブ2を図9
(B)に示すようにズラせて封止材1に被せる場合、熱
収縮チューブ2が封止材1に引っ掛かり、封止材1が横
ズレしやすい。封止材1の位置がズレると、封止材1が
溶解し電線間に浸透して防水する位置が、グロメットを
取り付ける所要の位置よりズレてしまい、自動車に搭載
した時に水漏れが発生する問題がある。よって、作業員
が目視で封止材の位置が所定の防水位置からズレていな
いか位置確認する必要があり、作業手数がかかると共
に、目視確認では正確な位置決めを行い難い。なお、封
止材1を千鳥配置していない場合でも、同様な現象が生
じる。
【0007】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、熱収縮チューブの中心位置とシール材(封止材)の
中心位置を、所定の防水位置に位置合わせできる治具を
提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、略櫛歯状で並設した電線挿通溝を備えた
細長いブロック状の熱可塑性材かるなるシール材を用
い、ワイヤハーネスの電線量に応じて複数のシール材の
電線挿通溝に電線を通した後、これらシール材に熱収縮
チューブを被せて加熱し、上記シール材を溶解して電線
間に浸透させると共に熱収縮チューブを電線群の外周面
に密着させる電線防水作業に用いる治具であって、一部
にワイヤハーネス挿入用の開口を有する円環形状のワイ
ヤハーネス外嵌用の筒部と、該筒部の長さ方向の一端か
ら所定寸法をあけた位置で突出するストッパー部と、筒
部の他端側に突出させた操作扞を備え、上記ワイヤハー
ネスの所定位置に取り付けて、ワイヤハーネスに取り付
けたシール材の端面を上記筒部の一端に突き当ててシー
ル材を位置決めし、この状態で上記熱収縮チューブを移
動させて上記シール材および筒部に被せて、該熱収縮チ
ューブの先端を上記ストッパー部に突き当てると、熱収
縮チューブの長さ方向中心とシール材の幅方向の中心と
が一致するように設定している電線防水作業用の治具を
提供している。
【0009】上記操作扞をストッパー部として用い、熱
収縮チューブの突き当て面となる上記ストッパー兼操作
扞の突出端の位置に、周状の位置確認用ラインを筒部外
周面に付している。あるいは、上記ストッパー部は筒部
の外周面に段差を設けて突設している。
【0010】上記のように、熱収縮チューブをシール材
に被せるように移動させる前に上記治具を移動方向前方
ののワイヤハーネスに外嵌する。この治具の操作扞をも
ってワイヤハーネス上で移動させて、シール材の端面に
治具の筒部先端面に突き当てる。ついで、熱収縮チュー
ブを移動させてシール材に被せると共に筒部にも被せて
いき、先端をストッパー部に突き当てる。この時、シー
ル材に熱収縮チューブが引っ掛かても、シール材は筒部
先端に突き当たって移動できないため、ズレは生じな
い。熱収縮チューブの先端がストッパー部に突き当った
状態で、自動的に熱収縮チューブの中心とシール材の中
心とが一致させることができる。
【0011】上記ワイヤハーネスに取り付ける複数個の
シール材を、隣接した2列として千鳥配置する場合に
は、上記筒部の他端からストッパー兼操作扞までの長さ
L1を、上記熱収縮チューブの長さL2の1/2からシ
ール材の幅Dを引いた寸法(L1=L2/2−D)と
し、この2列の中心と上記筒部の長さ方向の中心を一致
させる設定とし、かつ、筒部の外周面に設ける開口は半
周以下としている。
【0012】上記した治具を用いると、シール材を電線
群に千鳥配置して取り付けた場合おいて、熱収縮チュー
ブと2列のシール材の間の中心位置とを一致させること
ができる。また、ワイヤハーネス挿入用の開口を筒部の
半周以下としておくことにより、長尺なシール材の長さ
方向の両側に筒部端面を突き当てることができる。
【0013】また、上記熱収縮チューブの突き当て面と
なるストッパー部を操作扞と兼ねた場合、操作扞の突出
端の位置に、周状の位置確認用ラインを筒部外周面に付
しておくと、ラインと熱収縮チューブの端面とが一致し
ているか異なかを一目で目視できる。
【0014】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1(A)(B)(C)は本発明の第
1実施形態の治具20を示し、一部にワイヤハーネス挿
入用の開口21aを有する円環形状のワイヤハーネス外
嵌用の筒部21と、筒部21の長さ方向の一端から突出
させたストッパー兼操作扞22とを備えている。
【0015】上記治具20は図3、図4に示すように、
ワイヤハーネスW/Hの電線群に複数のシール材10を
取り付け、これらシール材10をワイヤハーネスW/H
の防水位置で2列で千鳥配置するものに用いるものであ
る。よって、ストッパー兼操作扞22の取付位置と反対
側の筒部他端21bからストッパー兼操作扞22までの
長さL1を、上記シール材10に被せる熱収縮チューブ
11の長さL2の1/2からシール材10の幅Dを引い
た寸法(L1=L2/2−D)に設定している。また、
上記ワイヤハーネス挿入用の開口21aは筒部11の長
さ方向の全長にかけて設けているが、ワイヤハーネスが
挿入できる程度の半周以下としている。
【0016】さらに、熱収縮チューブ11の突き当て面
となるストッパー兼操作扞22の突出端の位置に、筒部
21の外周に周状の位置確認用ライン23を付してい
る。このライン23は例えば赤色の塗料で線を引いて目
立つようにしている。
【0017】上記シール材10は、前記従来例の封止材
1と同様な熱可塑性基材に磁性体を混合してなるシール
材を用いている。シール材の熱可塑性基材としてはポリ
エチレン、ポリアミド等が用いられ、磁性体としてはニ
ッケル等が用いられる。このシール材10に高周波をか
けると、交流磁界内において磁性体を誘導加熱し、その
発熱によって基材を溶解させ、同時に嵌合した熱収縮チ
ューブ11を熱収縮させる。なお、ヒータ等で熱収縮チ
ューブ11を収縮させて電線群の外周面に密着させた後
に、高周波をかけてシール材10を溶解させてもよい。
【0018】上記シール材10の形状は、図2(A)に
示すように、略櫛歯状で、平板状の連結基板部10a上
より一定間隔をあけて仕切板部10bを突設し、これら
仕切板部10bの先端に山型突出部10cを設け、隣接
する山型突出部10cを下辺を近接し、連結基板部10
aと仕切板部分10bと山型突出部10cにより囲ま
れ、前後両側が電線挿通用開口10eとなった電線挿通
溝10fを並設したブロック形状としている。
【0019】図2(B)(C)に示すように、シール材
10に対して、電線wを、隣接する山型突出部10cの
間10gを押し開いて電線挿通空間10fに通してい
る。1つの電線挿通空間10fには細物電線w−1の場
合は複数個通し、太物電線w−2の場合には1本通して
いる。グロメットを取り付けるワイヤハーネスは電線群
が非常に多いため、複数のシール材10を用いている。
【0020】上記シール材10は、ワイヤハーネス組立
作業台(図示せず)上で布線治具に支持されて布線され
ている電線群Wに対してシール材10を電線の長さ方向
と直交方向に取り付けている。この時、シール材10の
電線挿通溝10fに電線が全て通されると、別のシール
材10を電線に通していく。このように、電線群の数に
応じて複数のシール材10を取り付け、本実施形態では
5つのシール材10を取り付け、グロメットを取り付け
る防水位置で図3、4に示すように隣接した2列とし
て、千鳥配置している。
【0021】上記ワイヤハーネスの電線群には熱収縮チ
ューブ11を予め取り付けており、シール材10を電線
群に千鳥配置で取り付けた後、図3に示すように、熱収
縮チューブ11をシール材10に被せるように矢印で示
す移動方向の前方に上記治具20を電線群Wに外嵌す
る。この治具20のストッパー兼操作扞22を作業員が
手で掴んで電線群上を移動させ、図1(A)中に一点鎖
線で示すように、所定位置に取り付けられているシール
材10の長さ方向の両側に筒部21の先端が当たるよう
に治具20を回転させて位置決めする。
【0022】治具20の筒部先端をシール材10に突き
当てた後、熱収縮チューブ11を矢印X方向に移動さ
せ、シール材10に被せると共に治具20の筒部分21
にも被せて、その先端11aをストッパー兼操作扞22
に突き当てて停止する。この時、先端11aとライン1
3とが一致してライン13が隠れるが、ライン13が出
ていると、熱収縮チューブ11をライン13が隠れるま
で微移動させる。
【0023】上記熱収縮チューブ11の移動時に、熱収
縮チューブ11がシール材10に引っ掛かても、シール
材10は筒部先端21bに突き当たって移動できないた
め、シール材10のズレは生じない。熱収縮チューブ1
1の先端11aがストッパー兼操作扞22に突き当った
状態で、図4(B)に示すように、自動的に熱収縮チュ
ーブ11の中心とシール材10の一列目と二列目の中心
とを一致させることができる。
【0024】このように、シール材10と熱収縮チュー
ブ11との中心位置合わせを治具20で行った後、治具
20を電線群20より開口21aを通して取り外す。そ
の後、熱収縮チューブ11の外方より高周波をかける
と、交流磁界内においてシール材10の磁性体が誘導加
熱され、その発熱によって、熱可塑性の基材が溶解し、
電線の間に浸透していく。かつ、熱収縮チューブ11も
シール材の発熱により加熱されて収縮し電線群の外周に
密着する。なお、熱収縮チューブにも磁性体を混合した
ものを用いると、高周波をかけることにより、熱収縮チ
ューブも加熱により確実に収縮させることができる。
【0025】上記シール材10の溶解時に、シール材1
0を千鳥配置していることにより、シール材の浸透性は
よく、電線間の隙間がなくなり、電線の止水を確実に行
うことができる。
【0026】ついで、グロメット(図示せず)を電線群
に取り付け、その小径筒部を熱収縮チューブ11の外周
面に密着させた後、小径筒部の先端と電線群とをテープ
巻で固定する。なお、熱収縮チューブがグロメットを被
せる時に移動しない程度に電線群に外嵌されている場合
は、グロメットを取り付けた後に高周波をかけてシール
材10を溶解してもよい。
【0027】上記実施形態では、シール材10として熱
可塑性基材に磁性体を混合し、高周波で熱可塑性基材を
溶解させるようにしているが、シール材を熱可塑性基材
のみで形成したものを用いてもよい。その場合、シール
材を溶解させるために加熱する必要があるため、熱収縮
チューブを被せた後に、あるいはグロメットを被せた後
に、ヒータ等の加熱手段でシール材の取付部を加熱して
シール材を溶解させ、電線の隙間にシール材を充填して
いる。
【0028】このように、シール材が熱可塑性材のみか
らなる場合あるいは、磁性体を混合した熱可塑性材から
なる場合のいずれにおいても、シール材と、該シール材
に被せる熱収縮チューブとのセンタリングを容易かつ正
確に行うことができる。
【0029】また、上記実施形態はシール材を電線群に
千鳥配置しているが、図5に示すように、シール材10
を電線群Wに1列に配置した場合においても、上記治具
20を用いることにより、シール材10の位置決めと熱
収縮チューブ11の位置決めおよび、シール材10と熱
収縮チューブ11とのセンタリングを行うことができ
る。
【0030】図6は治具の第2実施形態を示し、熱収縮
チューブ11を突き当てるストッパー部を操作扞と兼用
せずに、筒部21’の先端より所定寸法をあけた位置に
全周にわたって段状に突出させたストッパー部23を設
けている。この段状に突出させた部分の他端側に操作扞
24を別個に突設している。このように、段状のストッ
パー部23を設けると、熱収縮チューブ11の先端をス
トッパー部23に突き当てることにより、熱収縮チュー
ブ11をシール材10とセタリングさせて位置決め保持
できる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
にかかわる治具を用いると、電線群の防水位置に取り付
けたシール材と、該シール材に被せる熱収縮チューブの
中心位置とシール材の中心位置とを簡単かつ確実に位置
合わせすることができる。よって、グロメット内におけ
る防水機能を向上させることができ、自動車に搭載した
時に水漏れが発生するのを確実に防止できる。
【0032】このように、治具を用いてシール材および
熱収縮チューブの正確な位置決めが行えるため、従来、
作業員が行っていた目視確認作業を省くことができ、ワ
イヤハーネスの生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の治具を示し、(A)
は斜視図、(B)は背面図、(C)は側面図である。
【図2】 本発明で用いるシール材を示し、(A)はシ
ール材の斜視図、(B)はシール材に電線を通す状態を
示す斜視図、(C)はシール材に電線を通している状態
の拡大断面図である。
【図3】 電線群に上記治具を取り付けた状態を示す斜
視図である。
【図4】 (A)はシール材を治具により位置決めして
いる状態を示す平面図、(B)は熱収縮チューブを治具
により位置決めしている状態を示す平面図である。
【図5】 変形例を示す図面である。
【図6】 治具の第2実施形態を示し、(A)は斜視
図、(B)は断面図である。
【図7】 従来の封止材の断面図である。
【図8】 (a)乃至(g)は従来の防水方法を示す図
面である。
【図9】 (A)(B)は従来の問題点を示す拡大平面
図である。
【符号の説明】
10 シール材 11 熱収縮チューブ 20 治具 21 筒部 21a 開口 22 ストッパー兼操作扞 W 電線群 W/H ワイヤハーネス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略櫛歯状で並設した電線挿通溝を備えた
    細長いブロック状の熱可塑性材かるなるシール材を用
    い、ワイヤハーネスの電線量に応じて複数のシール材の
    電線挿通溝に電線を通した後、これらシール材に熱収縮
    チューブを被せて加熱し、上記シール材を溶解して電線
    間に浸透させると共に熱収縮チューブを電線群の外周面
    に密着させる電線防水作業に用いる治具であって、 一部にワイヤハーネス挿入用の開口を有する円環形状の
    ワイヤハーネス外嵌用の筒部と、該筒部の長さ方向の一
    端から所定寸法をあけた位置で突出するストッパー部
    と、筒部の他端側に突出させた操作扞を備え、 上記ワイヤハーネスの所定位置に取り付けて、ワイヤハ
    ーネスに取り付けたシール材の端面を上記筒部の一端に
    突き当ててシール材を位置決めし、この状態で上記熱収
    縮チューブを移動させて上記シール材および筒部に被せ
    て、該熱収縮チューブの先端を上記ストッパー部に突き
    当てると、熱収縮チューブの長さ方向中心とシール材の
    幅方向の中心とが一致するように設定している電線防水
    作業用の治具。
  2. 【請求項2】 上記操作扞をストッパー部として用い、
    熱収縮チューブの突き当て面となる上記ストッパー兼操
    作扞の突出端の位置に、周状の位置確認用ラインを筒部
    外周面に付している請求項1に記載の電線防水作業用の
    治具。
  3. 【請求項3】 上記ストッパー部は筒部の外周面に段差
    を設けて突設している請求項1に記載の電線防水作業用
    の治具。
  4. 【請求項4】 上記ワイヤハーネスに取り付ける複数個
    のシール材を、隣接した2列として千鳥配置する場合に
    は、上記筒部の他端からストッパー兼操作扞までの長さ
    L1を、上記熱収縮チューブの長さL2の1/2からシ
    ール材の幅Dを引いた寸法(L1=L2/2−D)と
    し、この2列の中心と上記筒部の長さ方向の中心を一致
    させる設定とし、かつ、筒部の外周面に設ける開口は半
    周以下としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項
    に記載の電線防水作業用の治具。
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