JP2000339544A - 商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理システム

Info

Publication number
JP2000339544A
JP2000339544A JP15115199A JP15115199A JP2000339544A JP 2000339544 A JP2000339544 A JP 2000339544A JP 15115199 A JP15115199 A JP 15115199A JP 15115199 A JP15115199 A JP 15115199A JP 2000339544 A JP2000339544 A JP 2000339544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closing
sales
file
product
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15115199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3769144B2 (ja
Inventor
Keiichi Nagao
恵一 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP15115199A priority Critical patent/JP3769144B2/ja
Publication of JP2000339544A publication Critical patent/JP2000339544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3769144B2 publication Critical patent/JP3769144B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 見切り商品の新売価変更を迅速かつ正確に行
える取扱い容易な商品販売データ処理システムを提供す
る。 【解決手段】 見切り対象商品であると判別した商品に
ついての当日売上点数Niを当日単品売上ファイルから
読取可能で、見切り対象商品ごとの見切り売変情報(見
切り売価,見切り時刻,見切り売上点数を含む。)を設
定記憶された見切り売変情報ファイルから当該商品の見
切り売上点数Nmを読取可能に形成され、当日売上点数
Niが見切り売上点数Nm以下であると判別した場合に
当該見切り売変情報を見切りワークファイルへ出力可能
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単品マスタファイ
ルを有する上位機と,単品マスタファイルに記憶されて
いる単品マスタデータを利用して商品登録可能な複数の
POSターミナルとがネットワークを介してデータ通信
可能に接続され、上位機が各POSターミナルから取得
した当日売上点数等を含む当日単品売上情報を累計して
当日単品売上ファイルに記憶しつつ一括管理可能に形成
された商品販売データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図12において、商品販売データ処理シ
ステムは、単品マスタファイル33Mを有するストアコ
ントローラ(上位機)30と,単品マスタファイル33
Mに記憶されている単品マスタデータを利用して商品登
録可能な複数のPOSターミナル(電子キャッシュレジ
スタ)10とがネットワーク1,2を介してデータ通信
可能に接続され、上位機(30)が各POSターミナル
10から取得した当日売上点数等を含む当日単品売上情
報を累計して当日単品売上ファイル33TUに記憶しつ
つ一括管理可能に形成されている。
【0003】各POSターミナル10は、図12の場合
は、各POSコントローラ(上位機)20を介してスト
アコントローラ(上位機)30に接続されている。した
がって、単品マスタファイル33Mの単品マスタデータ
を各POSコントローラ(上位機)20の単品ファイル
に配信して、各POSターミナル10は、当該POSコ
ントローラ(上位機)20の単品ファイルに記憶された
単品データを利用して商品登録するように形成される場
合があるが、本質は変わらない。
【0004】なお、端末40は、ストアコントローラ
(上位機)30をサーバとするクライアント機(パソコ
ン)である。また、ネットワーク2にはプリンタ21が
接続されている。
【0005】ストアコントロ―ラ30は、各POSコン
トローラ20つまりは各POSターミナル10から取得
(収集)した当日売上点数等を含む当日単品売上情報を
累計して当日単品売上ファイル33TUに記憶する。ま
た売上日ごとの時間帯別売上点数および売上金額を単品
売上実績ファイル33UJに記憶する。
【0006】ここに、販売対象商品の中には、残り状況
(残数)と営業時間とを比較考量して値引きをして販売
するいわゆる見切り商品がある。しかし、見切り商品に
限らず各商品売価は、ストアコントローラ(上位機)3
0内の単品マスタファイル33Mの単品マスタデータ
(売価)を、端末40を用いて変更しなければならな
い。
【0007】具体的には、端末40において、一般商品
の値引き販売の決断時や見切り商品の売価を見切り販売
すべき決断時に売価変更指令を発し、次いでデータ[商
品(商品コード)と新売価]を入力(図13のST50
でYES)して、売価変更ファイル33BHに設定記憶
(更新)する(ST51)。これにより、単品マスタフ
ァイル33Mの売価を、売価変更ファイル33BHの新
売価に変更する売価変更処理が実行される(ST5
2)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般商品の
場合は顧客サービスの観点から時間的余裕がありかつ多
少の時間的ずれが生じても問題は少ないが、見切り商品
の場合は売れ残りとなれば廃棄処分しなければならない
商品を対象としているので、その時間的遅延および新売
価の必要以上の低金額化は営業損失を招く。一方、早め
に新単価に変更しておくことは、遅延の場合よりも被害
・損害が大きくなることが多い。
【0009】かくして、日々に売り切る商品つまり見切
り商品の新価格への変更は、営業利益を確保しつつ残数
を最小限乃至絶無化するタイミングと金額とを見極めて
決断しなければならない。しかるに、現実的には、売り
場担当者が、商品陳列棚を見回って商品の残り状況と閉
店までの残り営業時間とから見切りタイミングと値引き
後売価を決断するとともに、当該商品コードと商品名と
現在売価とをメモしかつ売り場と離れた事務室の端末4
0に出向いて入力しなければならない。
【0010】しかも、日々に同一作業を繰り返し行わな
ければならないので、販売業務の中でも極めて能率が悪
くかつ難しい作業である。さらに、売り場責任者クラス
でないとできない性質の作業であるから、交代要員の確
保が難しい。
【0011】この点に関して、商品陳列棚にある在庫数
を自動的に把握して、売価変更の勧告を行うシステムを
試行したが、これとて日々に商品陳列棚を回って確認し
つつ初期在庫をキー入力しなければならないので、却っ
て煩雑で実効が低いので普及が停滞しているのが実情で
ある。
【0012】したがって、ますますの競業激化の今日的
現実から、その作業の容易化および確実化の向上が強く
求められている。
【0013】本発明の目的は、見切り商品の新売価変更
を迅速かつ正確に行える取扱い容易な商品販売データ処
理システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、単品
マスタファイルを有する上位機と,単品マスタファイル
に記憶されている単品マスタデータを利用して商品登録
可能な複数のPOSターミナルとがネットワークを介し
てデータ通信可能に接続され、上位機が各POSターミ
ナルから取得した当日売上点数等を含む当日単品売上情
報を累計して当日単品売上ファイルに記憶しつつ一括管
理可能に形成された商品販売データ処理システムにおい
て、前記単品マスタファイルに記憶された商品ごとに見
切り対象商品判別フラグを記憶可能に形成するととも
に、見切り対象商品ごとの見切り売価,見切り時刻,見
切り売上点数を含む見切り売変情報を設定記憶可能な見
切り売変情報ファイルを設け、前記上位機が、単品マス
タファイルに記憶されている見切り対象商品判別フラグ
を参照して見切り対象商品を抽出しかつ抽出した商品に
ついての当日売上点数を前記当日単品売上ファイルから
読取可能であるとともに見切り売変情報ファイルから当
該商品についての見切り売上点数を読取可能に形成さ
れ、読取った当日売上点数と見切り売上点数とを比較し
て当日売上点数が見切り売上点数以下であると判別した
場合に当該見切り売変情報を見切りワークファイルへ出
力可能に形成された商品販売データ処理システムであ
る。
【0015】かかる発明では、単品マスタファイルに、
商品ごとに当該各商品が見切り対象商品であると判別す
るための見切り対象商品判別フラグを設定記憶してお
く。また、見切り売変情報ファイルに、見切り対象商品
ごとの見切り売価,見切り時刻,見切り売上点数を含む
見切り売変情報を設定記憶しておく。
【0016】上位機は、例えば見切り売変情報ファイル
に設定記憶された見切り時刻に近い時間帯内の一定時間
ごとに、単品マスタファイルに記憶されている見切り対
象商品判別フラグを参照して見切り対象商品を抽出す
る。見切り価変情報ファイルに見切り対象商品でない商
品がミス設定された当該他の商品を排除するためであ
る。
【0017】抽出した商品についての当日売上点数を当
日単品売上ファイルから読取りかつ見切り売変情報ファ
イルから当該商品についての見切り売上点数を読取ると
ともに、読取った当日売上点数と見切り売上点数とを比
較して、当日売上点数が見切り売上点数以下であるかを
判別する。
【0018】そして、当日売上点数が見切り売上点数以
下であると判別した場合に、当該見切り売変情報を見切
りワークファイルへ出力する。すなわち、当日の当該時
までの売上点数が、この点数が残っている場合には売れ
残りが発生するだろうと推定して設定記憶された見切り
売上点数以下である場合つまり当日の売上が予想よりも
少ない場合に、当該見切り売変情報(見切り売価)を見
切りワークファイルへ出力して、確認後の手動または自
動により単品マスタファイルの現在売価を見切り売価に
変更できる準備をする。見切り売価への売価変更に切換
える際に、その実行要求をするだけでよくなる。
【0019】したがって、売り場担当者が商品陳列棚を
見回って商品の残り状況と閉店までの残り営業時間とか
ら見切り販売の時刻および売価を決断し、当該商品コー
ドと商品名と現在売価とをメモしかつ売り場と離れた事
務室の端末に出向いて入力しなければならない煩雑で急
速な従来業務を一掃化できる。すなわち、見切り商品の
新売価変更を迅速かつ正確に行え、取扱いも非常に容易
である。
【0020】また、請求項2の発明は、前記上位機が、
読取った当日売上点数と見切り売上点数とを比較して当
日売上点数が見切り売上点数を超えると判別した場合
に、単品売上実績ファイルから当該時間帯と同じ時間帯
の複数の時間帯売上点数を読取ってそれらの平均売上点
数を算出するとともに当日売上点数が算出平均売上点数
以下であると判別した場合にも当該見切り売変情報を見
切りワークファイルへ出力可能に形成された商品販売デ
ータ処理システムである。
【0021】かかる発明では、上位機は、読取った当日
売上点数と見切り売上点数とを比較して当日売上点数が
見切り売上点数を超えると判別した場合に、単品売上実
績ファイルから当該時間帯と同じ時間帯の複数の時間帯
売上点数を読取ってそれらの平均売上点数を算出すると
ともに、当日売上点数が算出された平均売上点数以下で
あるか否かを判別する。そして、当日売上点数が算出さ
れた平均売上点数以下であると判別した場合にも、当該
見切り売変情報を見切りワークファイルへ出力する。
【0022】つまり、当日売上点数が見切り売上点数を
超える場合は予想よりも多く売れていることになるの
で、原則的には見切り売変情報ファイルに設定記憶した
見切り時刻で見切り販売しなくてもよい。しかし、完売
が確約されたわけではない。そこで、当該時間帯の販売
実績履歴に照らし、当日売上点数が算出された平均売上
点数以下である場合にも、見切り売変情報(見切り売
価)を見切りワークファイルへ出力して見切り販売可能
とする。売れ残りがでる虞があるからである。
【0023】なお、当日売上点数が算出された平均売上
点数を超える場合は、収益向上のチャンスなので、見切
り売変情報(見切り売価)を見切りワークファイルへ出
力しない。
【0024】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに完
売できる確率を向上できるから、収益を拡大できあるい
は売れ残りを大幅に減らすことができる。
【0025】また、請求項3の発明は、前記見切り売変
情報ファイルに設定記憶されている前記見切り売変情報
が前記見切りワークファイルへ出力されかつ自動実行が
選択済みである場合に、前記単品マスタファイルに記憶
されている当該商品についての売価を前記見切りワーク
ファイルに記憶されている前記見切り売価に自動変更可
能に形成された商品販売データ処理システムである。
【0026】かかる発明では、上位機は、見切り売変情
報ファイルに設定記憶されている見切り売変情報が見切
りワークファイルへ出力されかつ自動実行が選択済みで
ある場合に、単品マスタファイルに記憶されている当該
商品についての売価を、見切りワークファイルに記憶さ
れている見切り売価に自動変更する。
【0027】つまり、自動実行を選択しておけば、見切
り売変情報中の見切り時刻乃至それ以降になると、単品
マスタファイルに記憶されている当該商品売価を見切り
ワークファイルの見切り売価に自動変更する見切り販売
が自動的に実行される。
【0028】したがって、請求項1および請求項2の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに担当者の作業負担を大幅に軽減でき、見
切り販売のタイミングを見逃すことがない。
【0029】また、請求項4の発明は、前記見切り売変
情報ファイルに設定記憶されている前記見切り売変情報
を前記見切りワークファイルへ出力する際に当該商品に
ついての売価変更催促をオペレータが認識できるように
出力可能に形成された商品販売データ処理システムであ
る。
【0030】かかる発明では、上位機は、見切り売変情
報ファイルに設定記憶されている見切り売変情報を見切
りワークファイルへ出力する際に、当該商品についての
売価変更催促をオペレータが認識できるように出力(例
えば、表示出力,音声出力,印刷出力)する。つまり、
当日の売れ行きから見切り商品を見切り売価に変更すべ
きとする旨の注意喚起をする。
【0031】したがって、請求項1から請求項3までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに担当者に見切り販売の決断チャンスを
与えることができるから、担当者は当日かつ当該時刻の
売り場の客入り状態等の実際を最終確認しつつ慎重な決
断ができる。
【0032】また、請求項5の発明は、前記見切りワー
クファイルに記憶されかつ確認済フラグが設定されてい
ない未確認の前記見切り売変情報を表示出力可能である
とともに、確認済入力がなされた場合に当該商品に関す
る見切り売変情報に確認済フラグを設定可能に形成され
た商品販売データ処理システムである。
【0033】かかる発明では、上位機は、見切りワーク
ファイルに記憶されかつ未確認である見切り売変情報を
表示出力する。これを見た担当者は、見切り販売に踏み
切る状況を確認してから、確認済の旨の入力をする。す
ると、当該見切り売変情報に未確認済フラグが設定され
る。つまり、最新の見切り販売に踏み切る状況を確認す
ることができる。
【0034】したがって、請求項1から請求項4までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに以降において重複表示されることがな
いので見誤りを回避できかつ取扱いが一層容易になる。
【0035】さらに、請求項6の発明は、前記表示出力
された前記見切り売変情報を参照しつつ実行選択を入力
可能かつ実行選択入力がされた場合に前記単品マスタフ
ァイルに記憶されている当該商品売価を前記見切りワー
クファイルに記憶されている前記見切り売価に変更可能
に形成された商品販売データ処理システムである。
【0036】かかる発明では、担当者は、表示出力され
た見切り売変情報を参照しつつ実行選択を入力すること
ができる。上位機は、実行選択入力がされた場合に、単
品マスタファイルに記憶されている当該商品についての
売価を、見切りワークファイルに記憶されている見切り
売価に変更する。つまり、表示で再確認をした上で、見
切り販売を実行することができる。
【0037】したがって、請求項4および請求項5の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらに最終決断に担当者の意思決定を反映でき
るから、一段と慎重な運用ができる。
【0038】さらに、請求項7の発明は、前記単品マス
タファイルに記憶されている商品売価を前記見切りワー
クファイルに記憶されている前記見切り売価に変更する
場合に、電子棚ラベルの表示売価を当該見切り売価に自
動変更可能に形成された商品販売データ処理システムで
ある。
【0039】かかる発明では、上位機は、単品マスタフ
ァイルに記憶されている当該商品売価を見切りワークフ
ァイルに記憶されている見切り売価と同じ売価に変更す
る場合に、電子棚ラベルに表示されている売価を見切り
売価に自動変更する。つまり、商品陳列棚に陳列された
見切り商品の価格を、見切り販売に踏み切ると同時的に
当該新売価に切換えることができる。
【0040】したがって、請求項3から請求項6までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに売り場を含む全体の見切り販売体制を
確立できるとともに、見切り売価による商品の早期提供
や価格誤認の回避等に関する顧客サービスを一段と向上
できる。
【0041】さらにまた、請求項8の発明は、前記単品
マスタファイルに記憶されている商品売価を前記見切り
ワークファイルに記憶されている前記見切り売価に変更
した場合に前記見切りワークファイルに記憶されている
当該見切り売変情報を削除可能に形成された商品販売デ
ータ処理システムである。
【0042】かかる発明では、上位機は、単品マスタフ
ァイルに記憶されている当該商品売価を見切りワークフ
ァイルに記憶されている見切り売価に変更した場合に、
見切りワークファイルに記憶されている当該見切り売変
情報を削除する。
【0043】したがって、請求項3から請求項7までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらに同一見切り商品についての同一見切り
売価への重複変更を回避でき、かつ見切りワークファイ
ルの小容量化を図れる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本商品販売データ処理システ
ム(10,20,30)は、基本的構成・機能が従来例
の場合(図12,図13)と同様とされているが、さら
に図1〜図11に示す如く、上位機(30)が単品マス
タファイル33Mに記憶されている見切り対象商品判別
フラグを参照して見切り対象商品であると判別した商品
についての当日売上点数Niを当日単品売上ファイル3
3TUから読取可能で、見切り対象商品ごとの見切り売
変情報(見切り売価,見切り時刻,見切り売上点数を含
む。)が設定記憶されている見切り売変情報ファイル3
3MKから当該商品の見切り売上点数Nmを読取可能に
形成され、当日売上点数Niが見切り売上点数Nm以下
であると判別した場合に当該見切り売変情報を見切りワ
ークファイル33MWへ出力可能に形成されている。
【0045】なお、従来例の場合(図12)と共通する
部分には同一の符号を付して、それらの説明については
簡略化または省略する。
【0046】図1において、コンピュータからなるスト
アコントローラ(上位機)30は、制御部(CPU,R
OM,RAM等)とメモリ部(HDD等)を有し、店舗
全体を一括管理する。端末40は、制御部,メモリ部お
よび入出力装置(キーボード,表示器等を有するパソコ
ンから形成され、スロアコントローラ20をサーバとし
た場合のクライアント機を形成する。電子棚ラベル50
は、商品陳列棚に設けられ、単品マスタファイル33M
の売価を表示(図8のST15)する。
【0047】ストアコントローラ(上位機)30のメモ
リ部には、図1に示す如く、単品マスタファイル33
M,当日単品売上ファイル33TU,単品売上実績ファ
イル33UJおよび売価変更ファイル33BHの他に、
見切り売変情報ファイル33MKおよび自動見切りワー
クファイル33MWが設けられている。
【0048】単品マスタファイル33Mは、図2に示す
如く、商品コード(PLUコード),カテゴリー,商品
の名称および売価の他に、見切り対象商品フラグが設定
記憶可能に形成されている。各POSターミナル10で
の商品登録は、この単品マスタファイル33Mに設定記
憶された売価に準拠して実行される。
【0049】当日単品売上ファイル33TUには、図3
に示す如く、商品コード(PLUコード)と,各POS
ターミナル10(20)から取得した当日の売上点数N
iおよび売上金額とが記憶される。
【0050】売価変更ファイル33BHには、図4に示
す如く、商品コード(PLUコード)と新売価とが記憶
される。新売価は、端末40においてデータ入力(図8
のST10でYES)することにより、更新(ST1
3)される。そして、必要によって売価変更要求をした
場合に、単品マスタファイル33Mの売価を新売価に書
換える売価変更処理(ST14)が実行される。
【0051】この実施形態では、単品マスタファイル3
3Mの売価を新売価に書換える売価変更処理(ST1
4)が実行されると、電子棚ラベル50の表示売価を新
売価に表示切換え(ST15)することができる。デー
タ上と売り場との整合性を瞬時的にとれる。
【0052】単品売上実績ファイル33UJには、図5
に示す如く、売上日付,売上げ時間帯,商品コード(P
LUコード),売上点数および売上金額が記憶される。
例えば1週間内の各商品についての時間帯別売上実績を
保存する。
【0053】ここに、見切り売変情報ファイル33MK
は、図6に示す如く、見切り売変情報つまり見切り対象
商品(PLUコード)ごとの見切り売価Pm,見切り時
刻Tmおよび見切り売上点数Nmを設定記憶可能で、端
末40を用いて更新される(図8のST10でYES,
ST11でYES,ST12)。
【0054】すなわち、経験則を踏まえて売れ残りが生
じないであろうとする観点から決定した見切り売価P
m,見切り時刻Tmおよび見切り売上点数Nmを、設定
しておくためのファイルである。
【0055】自動見切りワークファイル33MWは、図
7に示す如く、見切り売変情報つまり商品コード(PL
Uコード)および見切り売価Pmを記憶可能である。な
お、この実施形態では、見切り売変情報として商品コー
ド(PLUコード)および見切り売価Pmと図示した
が、見切り時刻Tmを加えておいてもよい。
【0056】すなわち、見切り売変情報ファイル33M
Kに記憶されている見切り売変情報に則る見切り販売を
実行するためのは、この自動見切りワークファイル33
MWに設定(セット)しなければならない。また、確認
フラグ(0:未確認,1:確認済み)をセット(設定)
することができる。
【0057】ここに、上位機(30)は、例えば見切り
売変情報ファイル33MKに設定記憶された見切り時刻
Tmに近い時間帯内の一定時間(例えば、10分や5
分)ごとに、図2の単品マスタファイル33Mに記憶さ
れている見切り対象商品判別フラグを参照して見切り対
象商品を抽出(図10のST30)する。見切り価変情
報ファイル33MKに見切り対象商品でない商品がミス
設定された場合に、当該他の商品を排除することができ
る。
【0058】引続き、当日見切り売変情報ファイル33
MKを検索して抽出した商品についてのデータ(見切り
売変情報)が有る(設定記憶されている)か否かを判別
(ST31)する。
【0059】当該商品についての見切り売変情報が設定
記憶されている場合(ST31のYES)は、図3の当
日単品売上ファイル33TUから当日売上点数Niを取
得する(ST32)。この際、図2の単品マスタファイ
ル33Mから売価Piも取得しておく。さらに、現在時
刻Tiを取得しておく。
【0060】その後に、見切り売変情報ファイル33M
Kを検索して、見切り時刻Tmが過ぎておりかつ見切り
売価Pmが現在売価Pi以下の条件を満たす見切り売変
情報(PLUコード,見切り売価Pm,見切り売上点数
Nm)を取得する(ST33)。
【0061】そして、読取った当日売上点数Niと見切
り売上点数Nmとを比較して、当日売上点数Niが見切
り売上点数Nm以下であるかを判別する(ST34)。
当日売上点数Niが見切り売上点数Nm以下であると判
別した場合(ST34のNO)に、当該見切り売変情報
を図7の見切りワークファイル33MWへ出力する(S
T38)。
【0062】なお、ST38では、出力する見切り売変
情報を“見切り売価Pm等”と表記してあるが、PLU
コードをも含む。また、図7では、PLUコードと見切
り売価Pmとしているが、自動選択による実行を優先す
る場合には、見切り時刻Tmも出力可能に形成しておく
のが好ましい。
【0063】すなわち、当日の当該時までの売上点数N
iが、この点数Niが残っている場合には閉店時に売れ
残りが発生するだろうと推定して設定記憶しておいた見
切り売上点数Nm以下である場合、つまり当日の売上点
数Niが予想よりも少ない場合に、当該見切り売変情報
(見切り売価Pm)を見切りワークファイル33MKへ
出力して、確認後の手動または自動により売価Piを見
切り売価Pmに変更できる準備をする。見切り売価Pm
への売価変更に切換える際に、その実行要求をするだけ
でよくなる。
【0064】また、当日売上点数Niが見切り売上点数
Nmを超えると判別した場合(ST34のYES)に、
図5の単品売上実績ファイル33UJから当該時間帯
(例えば、19:00〜19:59)と同じ時間帯の各
日にわたる複数の時間帯売上点数Ntを取得(読取り)
して(ST35)、それらの平均売上点数Nhを算出
(ST36)する。
【0065】そして、当日売上点数Niが算出された平
均売上点数Nh以下であるか否かを判別(ST37)
し、当日売上点数Niが算出平均売上点数Nh以下であ
ると判別した場合(ST37のYES)にも、当該見切
り売変情報を見切りワークファイル33MWへ出力(S
T38)する。
【0066】つまり、当日売上点数Niが見切り売上点
数Nmを超える場合(ST34のYES)は予想よりも
多く売れていることになるので、原則的には見切り売変
情報ファイル33MKに設定記憶した見切り時刻Tmで
見切り販売しなくてもよい。しかし、完売が確約された
わけではない。そこで、当該時間帯の販売実績履歴に照
らし、当日売上点数Niが算出平均売上点数Nh以下で
ある場合にも、見切り売変情報(見切り売価)を見切り
ワークファイル33MWへ出力して見切り販売可能とす
る。
【0067】したがって、この段階でも、売り場担当者
が商品陳列棚を見回って商品の残り状況と閉店までの残
り営業時間とから見切り販売の売価Pmを決断し、当該
商品コードと商品名と現在売価Piとをメモしかつ売り
場と離れた事務室の端末40に出向いて入力しなければ
ならない煩雑で急速な従来業務を一掃化できる。すなわ
ち、見切り商品の新売価変更を迅速かつ正確に行え、取
扱いも非常に容易である。さらに完売できる確率を向上
できるから収益を拡大できあるいは売れ残りを大幅に減
らすことができる。
【0068】なお、当日売上点数NIが算出平均売上点
数Nhを超える場合(ST37のNO)は、収益向上の
チャンスなので、見切り売変情報(見切り売価)を見切
りワークファイル33MWへ出力しない。
【0069】さらに、この実施形態では、運用上の実際
と取扱い便宜のために、上位機(30)は、見切り売変
情報ファイル33MKに設定記憶されている見切り売変
情報を見切りワークファイル33MWへ出力する際に、
当該商品についての売価変更催促をオペレータが認識で
きるように出力する。この実施形態では端末40の表示
器に表示出力(ST39)する。なお、音声出力,印刷
出力でもよい。
【0070】つまり、当日の売れ行きから見切り商品を
見切り売価Pmに変更すべきとする旨の注意喚起をす
る。したがって、担当者に見切り販売の決断チャンスを
与えることができるから、担当者は当日かつ当該時刻の
売り場の客入り状態等の実際を最終確認しつつ慎重な決
断ができる。
【0071】一方、自動実行が選択済みである場合(図
11のST40でYES)は、単品マスタファイル33
Mに記憶されている商品売価Piを、見切りワークファ
イル33MWに記憶されている見切り売価Pmに自動変
更する。詳しくは、見切りワークファイル33MWに記
憶されている見切り売変情報(見切り売価Pm)を、図
4の売価変更ファイル33BHの新売価(Pm)として
書換える(ST42)。かくして、単品マスタファイル
33Mに記憶されている商品売価Piを売価変更ファイ
ル33BHの新売価(Pm)として書換える売価変更処
理が実行される(ST43)。
【0072】つまり、予め自動実行を選択しておけば、
見切り売変情報中の見切り時刻Tm(または、見切り時
刻Tmの経過後)になると、単品マスタファイル33M
の商品売価Piを見切り売価Pmに自動変更する見切り
販売を自動的に実行することができるから、担当者の作
業負担を大幅に軽減でき、見切り販売のタイミングを見
逃すことがない。
【0073】このように、単品マスタファイル33Mに
記憶されている商品売価Piを見切り売価Pmに変更し
た場合には、見切りワークファイル33MWに記憶され
ている当該見切り売変情報を削除する(ST44)。し
たがって、同一見切り商品についての同一見切り売価へ
の重複変更を回避でき、かつ見切りワークファイル33
MWの小容量化を図れる。
【0074】さらに、端末40で上位機(30)に表示
要求をすれば(図9)、見切りワークファイル33MW
に記憶されかつ未確認である見切り売変情報(データ)
を何時でも端末40側の表示器に表示出力(図9のST
20,ST21のYES,ST22)することができ
る。メッセージやアラームも選択的に行える(ST2
2)。
【0075】これを見た担当者は、見切り販売に踏み切
る状況を確認し、確認後に確認済の入力(ST23のY
ES)をすると、当該商品に関する見切り売変情報に確
認済フラグ(“1”)が設定(セット)される(ST2
4)。つまり、最新の見切り販売に踏み切る状況を確認
することができるとともに、以降において重複表示がな
いので見誤りを回避できかつ取扱いが一層容易になる。
【0076】ここで、担当者は、表示器に表示出力され
た見切り売変情報を参照しつつ端末40で実行選択を入
力(ST25のYES)することができる。上位機(3
0)は、この実行選択入力がなされた場合に、単品マス
タファイル33Mに記憶されている当該商品売価Piを
見切りワークファイル33MWに記憶されている見切り
売価Pmに自動変更する。
【0077】詳しくは、見切りワークファイル33MW
に記憶されている見切り売変情報(見切り売価Pm)
を、図4の売価変更ファイル33BHの新売価(Pm)
として書換える(ST27)。かくして、単品マスタフ
ァイル33Mに記憶されている当該商品売価Piを売価
変更ファイル33BHの新売価(Pm)として書換える
売価変更処理が実行される(ST28)。
【0078】つまり、表示で再確認をした上で、手動的
に見切り販売に切換え実行することができる。したがっ
て、最終決断に担当者の意思決定を反映できるから、一
段と慎重な運用ができる。
【0079】この場合にも、図11のST44の場合と
同様に、単品マスタファイル33Mに記憶されている当
該商品売価Piを見切り売価Pmに変更されたので、見
切りワークファイル33MWに記憶されている当該見切
り売変情報を削除する(ST29)。したがって、同一
見切り商品についての同一見切り売価への重複変更を回
避でき、かつ見切りワークファイル33MWの小容量化
を図れる。
【0080】さらに、単品マスタファイル33Mに記憶
されている商品売価Piを見切りワークファイル33M
Wに記憶されている見切り売価PMに変更する場合(図
11のST43,図9のST28)には、図8のST1
5の場合と同様に、電子棚ラベル50に表示されている
売価を見切り売価Pmと同じ売価に自動変更する(図1
1のST41,図9のST26)。
【0081】つまり、商品陳列棚に陳列された見切り商
品の売価を見切り販売に踏み切ると同時的に当該新売価
に切換えることができる。したがって、売り場を含む全
体の見切り販売体制を確立できるとともに、見切り売価
Pmによる商品の早期提供や価格誤認の回避等に関する
顧客サービスを一段と向上できる。
【0082】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、見切り対象商
品ごとの見切り売価,見切り時刻,見切り売上点数を含
む見切り売変情報を設定記憶可能な見切り売変情報ファ
イルを設け、見切り対象商品判別フラグを参照して抽出
した見切り対象商品の当日売上点数と見切り売上点数と
を比較して、当日売上点数が見切り売上点数以下である
と判別した場合に当該見切り売変情報を見切りワークフ
ァイルへ出力可能に形成された商品販売データ処理シス
テムであるので、売り場担当者が商品陳列棚を見回って
商品の残り状況と閉店までの残り営業時間とから見切り
販売の売価を決断し、当該商品コードと商品名と現在売
価とをメモしかつ売り場と離れた事務室の端末に出向い
て入力しなければならない煩雑で急速な従来業務を一掃
化できる。すなわち、見切り商品の新売価変更を迅速か
つ正確に行え、取扱いも非常に容易である。
【0083】また、請求項2の発明によれば、当日売上
点数が見切り売上点数を超えると判別した場合に、単品
売上実績ファイルから当該時間帯と同じ時間帯の複数の
時間帯売上点数を読取って平均売上点数を算出しかつ当
日売上点数が算出平均売上点数以下であると判別した場
合にも当該見切り売変情報を見切りワークファイルへ出
力可能に形成されているので、請求項1の発明の場合と
同様な効果を奏することができることに加え、さらに完
売できる確率を向上できるから収益を拡大できあるいは
売れ残りを大幅に減らすことができる。
【0084】また、請求項3の発明によれば、見切り売
変情報ファイルに設定記憶されている見切り売変情報が
見切りワークファイルへ出力されかつ自動実行が選択済
みである場合に、単品マスタファイルの売価を見切りワ
ークファイルの見切り売価に自動変更可能に形成されて
いるので、請求項1および請求項2の各発明の場合と同
様な効果を奏することができることに加え、さらに担当
者の作業負担を大幅に軽減でき、見切り販売のタイミン
グを見逃すことがない。
【0085】また、請求項4の発明によれば、見切り売
変情報ファイルの見切り売変情報を見切りワークファイ
ルへ出力する際に当該商品についての売価変更催促をオ
ペレータが認識できるように出力可能に形成されている
ので、請求項1から請求項3までの各発明の場合と同様
な効果を奏することができることに加え、さらに担当者
に見切り販売の決断チャンスを与えることができるか
ら、担当者は当日かつ当該時刻の売り場の客入り状態等
の実際を最終確認しつつ慎重な決断ができる。
【0086】また、請求項5の発明によれば、見切りワ
ークファイルの確認済フラグが設定されていない未確認
の見切り売変情報を表示出力可能かつ確認済入力がされ
た場合に当該見切り売変情報に確認済フラグを設定可能
に形成されているので、請求項1から請求項4までの各
発明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに以降において重複表示されることがないので
見誤りを回避できかつ取扱いが一層容易になる。
【0087】さらに、請求項6の発明によれば、表示出
力された見切り売変情報を参照しつつ実行選択を入力可
能かつ実行選択入力がされた場合に単品マスタファイル
の当該商品売価を見切りワークファイルの見切り売価に
変更可能に形成されているので、請求項4および請求項
5の各発明の場合と同様な効果を奏することができるこ
とに加え、さらに最終決断に担当者の意思決定を反映で
きるから、一段と慎重な運用ができる。
【0088】さらに、請求項7の発明によれば、単品マ
スタファイルの商品売価を見切りワークファイルの見切
り売価に変更する場合に、電子棚ラベルの表示売価を当
該見切り売価に自動変更可能に形成されているので、請
求項3から請求項6までの各発明の場合と同様な効果を
奏することができることに加え、さらに売り場を含む全
体の見切り販売体制を確立できるとともに、見切り売価
による商品の早期提供や価格誤認の回避等に関する顧客
サービスを一段と向上できる。
【0089】さらにまた、請求項8の発明によれば、単
品マスタファイルの商品売価を見切りワークファイルの
見切り売価に変更した場合に見切りワークファイルに記
憶されている当該見切り売変情報を削除可能に形成され
ているので、請求項3から請求項7までの各発明の場合
と同様な効果を奏することができることに加え、さらに
同一見切り商品についての同一見切り売価への重複変更
を回避でき、かつ見切りワークファイルの小容量化を図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、単品マスタファイルを説明するための
図である。
【図3】同じく、当日単品売上ファイルを説明するため
の図である。
【図4】同じく、売価変更ファイルを説明するための図
である。
【図5】同じく、売価売上実績ファイルを説明するため
の図である。
【図6】同じく、見切り売変情報ファイルを説明するた
めの図である。
【図7】同じく、自動見切りワークファイルを説明する
ための図である。
【図8】同じく、手動による売価変更処理動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】同じく、確認後の実行選択による売価変更処理
動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】同じく、売価変更催促出力動作および自動実
行選択による売価変更処理動作を説明するためのフロー
チャート(1)である。
【図11】同じく、売価変更催促出力動作および自動実
行選択による売価変更処理動作を説明するためのフロー
チャート(2)である。
【図12】従来例を説明するためのブロック図である。
【図13】従来例による売価変更動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1,2 ネットワーク 10 POSターミナル 20 POSコントローラ(上位機) 30 ストアコントローラ(上位機) 33M 単品マスタファイル 33TU 当日単品売上ファイル 33BH 売価変更ファイル 33UJ 売価売上実績ファイル 33MK 見切り売変情報ファイル 33MW 自動見切りワークファイル 40 端末 50 電子棚ラベル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単品マスタファイルを有する上位機と,
    単品マスタファイルに記憶されている単品マスタデータ
    を利用して商品登録可能な複数のPOSターミナルとが
    ネットワークを介してデータ通信可能に接続され、上位
    機が各POSターミナルから取得した当日売上点数等を
    含む当日単品売上情報を累計して当日単品売上ファイル
    に記憶しつつ一括管理可能に形成された商品販売データ
    処理システムにおいて、 前記単品マスタファイルに記憶された商品ごとに見切り
    対象商品判別フラグを記憶可能に形成するとともに、見
    切り対象商品ごとの見切り売価,見切り時刻,見切り売
    上点数を含む見切り売変情報を設定記憶可能な見切り売
    変情報ファイルを設け、 前記上位機が、単品マスタファイルに記憶されている見
    切り対象商品判別フラグを参照して見切り対象商品を抽
    出しかつ抽出した商品についての当日売上点数を前記当
    日単品売上ファイルから読取可能であるとともに見切り
    売変情報ファイルから当該商品についての見切り売上点
    数を読取可能に形成され、 読取った当日売上点数と見切り売上点数とを比較して当
    日売上点数が見切り売上点数以下であると判別した場合
    に当該見切り売変情報を見切りワークファイルへ出力可
    能に形成されている商品販売データ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記上位機が、読取った当日売上点数と
    見切り売上点数とを比較して当日売上点数が見切り売上
    点数を超えると判別した場合に、単品売上実績ファイル
    から当該時間帯と同じ時間帯の複数の時間帯売上点数を
    読取ってそれらの平均売上点数を算出するとともに当日
    売上点数が算出された平均売上点数以下であると判別し
    た場合にも当該見切り売変情報を見切りワークファイル
    へ出力可能に形成されている請求項1記載の商品販売デ
    ータ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記見切り売変情報ファイルに設定記憶
    されている前記見切り売変情報が前記見切りワークファ
    イルへ出力されかつ自動実行が選択済みである場合に、
    前記単品マスタファイルに記憶されている当該商品につ
    いての売価を前記見切りワークファイルに記憶されてい
    る前記見切り売価に自動変更可能に形成されている請求
    項1または請求項2記載の商品販売データ処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記見切り売変情報ファイルに設定記憶
    されている前記見切り売変情報を前記見切りワークファ
    イルへ出力する際に当該商品についての売価変更催促を
    オペレータが認識できるように出力可能に形成されてい
    る請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載され
    ている商品販売データ処理システム。
  5. 【請求項5】 前記見切りワークファイルに記憶されか
    つ確認済フラグが設定されていない未確認の前記見切り
    売変情報を表示出力可能であるとともに、確認済入力が
    なされた場合に当該商品に関する見切り売変情報に確認
    済フラグを設定可能に形成されている請求項1から請求
    項4までのいずれか1項に記載されている商品販売デー
    タ処理システム。
  6. 【請求項6】 前記表示出力された前記見切り売変情報
    を参照しつつ実行選択を入力可能かつ実行選択入力がさ
    れた場合に前記単品マスタファイルに記憶されている当
    該商品売価を前記見切りワークファイルに記憶されてい
    る前記見切り売価に変更可能に形成されている請求項4
    または請求項5記載の商品販売データ処理システム。
  7. 【請求項7】 前記単品マスタファイルに記憶されてい
    る商品売価を前記見切りワークファイルに記憶されてい
    る前記見切り売価に変更する場合に、電子棚ラベルの表
    示売価を当該見切り売価に自動変更可能に形成されてい
    る請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載され
    ている商品販売データ処理システム。
  8. 【請求項8】 前記単品マスタファイルに記憶されてい
    る商品売価を前記見切りワークファイルに記憶されてい
    る前記見切り売価に変更した場合に前記見切りワークフ
    ァイルに記憶されている当該見切り売変情報を削除可能
    に形成されている請求項3から請求項7までのいずれか
    1項に記載されている商品販売データ処理システム。
JP15115199A 1999-05-31 1999-05-31 商品販売データ処理システム Expired - Fee Related JP3769144B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15115199A JP3769144B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 商品販売データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15115199A JP3769144B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 商品販売データ処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000339544A true JP2000339544A (ja) 2000-12-08
JP3769144B2 JP3769144B2 (ja) 2006-04-19

Family

ID=15512484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15115199A Expired - Fee Related JP3769144B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 商品販売データ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3769144B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295487A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nri & Ncc Co Ltd 顧客誘導システム
US20040254874A1 (en) * 2003-06-10 2004-12-16 Tomas Bok System, method, and computer program product for executing a buy or sell order
JP2005352929A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Ricoh Co Ltd 商品販売管理方法及び商品販売管理プログラム
JP2019520628A (ja) * 2016-05-04 2019-07-18 マリエラ ラベルズ オーワイ 電子価格ラベルシステム
US10713638B2 (en) 2016-04-19 2020-07-14 Nec Platforms, Ltd. Electronic receipt system, electronic receipt center, clearance prediction information management method, and non-transitory computer readable medium having clearance information management program stored thereon

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295487A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Nri & Ncc Co Ltd 顧客誘導システム
US20040254874A1 (en) * 2003-06-10 2004-12-16 Tomas Bok System, method, and computer program product for executing a buy or sell order
US8306900B2 (en) * 2003-06-10 2012-11-06 Itg Software Solutions, Inc. System, method, and computer program product for executing a buy or sell order
JP2005352929A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Ricoh Co Ltd 商品販売管理方法及び商品販売管理プログラム
US10713638B2 (en) 2016-04-19 2020-07-14 Nec Platforms, Ltd. Electronic receipt system, electronic receipt center, clearance prediction information management method, and non-transitory computer readable medium having clearance information management program stored thereon
JP2019520628A (ja) * 2016-05-04 2019-07-18 マリエラ ラベルズ オーワイ 電子価格ラベルシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3769144B2 (ja) 2006-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000048259A (ja) 競業価格情報を管理するシステムおよび方法
JP5581348B2 (ja) コーディネート支援システム及びコーディネート支援装置並びにそのプログラム
JP4621131B2 (ja) 商品情報表示システム
JP4127844B1 (ja) 端末、方法及びコンピュータプログラム
JP2000339544A (ja) 商品販売データ処理システム
JP5138203B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JPH08329350A (ja) 商品販売登録データ処理装置
JPH07320158A (ja) 商品売価管理装置
JP2002074108A (ja) インターネットを利用した、興行チケット、旅行商品、航空券等の販売、ホテル宿泊、レストラン利用等の予約に関する販売・予約価格制御システム
JP4909618B2 (ja) 在庫管理装置及び在庫管理プログラム
JP2002109334A (ja) 商品表示方法および記録媒体
JP2006227727A (ja) 発注数検証装置及び発注数検証プログラム
JP4571581B2 (ja) 商品販売管理装置
JP3382493B2 (ja) 商品価格管理装置
JP2007188253A (ja) 商品販売管理装置
JP2005049940A (ja) 商品発注装置
JP2006227726A (ja) 発注数立案支援装置及び発注数立案支援プログラム
JPH02240767A (ja) 自動発注システム
JP2007183815A (ja) 商品販売管理装置
JP2002373267A (ja) 商品需給仲立システム、サーバ、方法、プログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、小売店用情報端末、小売店用アプリケーション、そのアプリケーションを記録した記録媒体、卸業者用情報端末、卸業者用アプリケーション及びそのアプリケーションを記録した記録媒体
JP2000207644A (ja) 商品販売デ―タ処理システム
JP2002222303A (ja) 通信販売管理システム、通信販売管理装置、通信販売管理方法および記録媒体
JP2002279249A (ja) 商品受注システム及び商品受注システム用プログラム
JP2008186369A (ja) 商品販売管理装置、商品販売データ処理システム、商品販売管理方法および商品販売データ処理方法
JP2010026590A (ja) 取引処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees