JP2000338827A - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

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JP2000338827A
JP2000338827A JP11151187A JP15118799A JP2000338827A JP 2000338827 A JP2000338827 A JP 2000338827A JP 11151187 A JP11151187 A JP 11151187A JP 15118799 A JP15118799 A JP 15118799A JP 2000338827 A JP2000338827 A JP 2000338827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な画像濃度と高精細画像とを共に得るこ
とができるネガ―ポジ現像方式のデジタル画像形成装置
を得る。 【解決手段】 一様帯電された静電潜像担時体17のレ
ーザビーム露光部分に形成された静電潜像を、キャリア
とトナーとを混合して用いる2成分現像方式の現像装置
23で現像し、動作モードとして通常モードよりも高精
細な画像形成動作を行う高精細モードが指定された場
合、現像装置23におけるトナーの濃度を減少させる。
これにより、高精細モードにおいては、現像部分のドッ
ト画像が太り易いネガ―ポジ現像方式による現像がなさ
れても、ドット太りが抑制されて高精細な画像が得られ
る。また、通常モードにおいては、現像装置23に対す
るトナー供給量を十分な量に保つことが可能となり、十
分な画像濃度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像やコンピ
ュータからの画像情報を電気信号に置き換えて感光体に
レーザ露光を行うデジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成技術にお
いて、感光体上に露光された静電潜像を現像する方式と
して、ネガ―ポジ現像方式とポジ―ポジ現像方式とがあ
る。ネガ―ポジ現像方式というのは、一様帯電した感光
体に対し、画像形成部分のみを光露光し、感光体と同極
性のトナーによって光露光部分を現像する方式である。
これに対し、ポジ―ポジ現像方式というのは、一様帯電
した感光体に対し、画像形成部分以外の部分を光露光
し、この光露光部分以外の部分を現像する方式である。
【0003】図4は、ポジ―ポジ現像方式を説明するた
めの示す模式図である。図4中、楕円部分がレーザ光に
よる光露光部分aであり、ハッチングで示す部分がトナ
ーによる現像部分bである。光露光部分aにおける1つ
の楕円は、1ドットの光ビーム径を示している。図4に
示すように、ポジ―ポジ現像方式では、画像形成部分以
外の部分を光露光し、この光露光部分a以外の部分に現
像部分bが形成されることから、1ドット分のライン幅
が不安定になってしまう傾向がある。そして、レーザ光
による光ドットのエネルギー分布がガウス分布を示し、
光ドットの裾の部分にまでエネルギー分布が広がること
も、1ドットのライン幅が不安定になってしまう傾向に
拍車をかけている。このようなことから、デジタル画像
形成装置の場合、ポジ―ポジ現像方式では回避し得ない
1ドットのライン幅の不安定さを回避するために、ネガ
―ポジ現像方式が一般に用いられている。
【0004】図5は、ネガ−ポジ現像方式を説明するた
めの模式図である。図5中、点線で示す楕円部分がレー
ザ光による光露光部分aであり、ハッチングで示す部分
がトナーによる現像部分bである。前述したように、レ
ーザ光による光ドットのエネルギー分布はガウス分布を
示し、光ドットの裾の部分にまでエネルギー分布が広が
っている。このため、図5に示すように、現像部分bに
よって形成される1ドットのライン幅が太り易く、形成
される画像の解像度や細線のシャープネスがアナログの
画像形成装置に比べて劣り、高精細画像が得られにくい
傾向にある。このため、1ドットのライン幅が太らない
ような設定にして高精細画像を得ようとすると全体とし
て十分な濃度が得られず、十分な濃度を得ることができ
るように設定すると高精細画像が得られないという問題
がある。
【0005】ここで、高精細画像を得ることができるよ
うにしたデジタル画像形成装置や現像装置の発明として
は、特開平5−216330号公報、特開平6−118
798号公報及び特開平9―123522号公報に開示
された発明がある。
【0006】特開平5−216330号公報には、記録
密度によって決まるドット径に対して光スポット径、キ
ャリア径、トナー径及び感光体光導電膜厚の比率を規定
し、さらに、キャリア径に対するトナー径の比率を規定
することで、静電潜像に対するトナー付着特性と定着時
の広がり特性とを最適化し、これによって形成される画
像の解像度やシャープネスを向上させるようにした発明
が開示されている。
【0007】特開平6−118798号公報には、キャ
リアとトナーとを混合して用いる2成分現像剤を感光体
に接触させて現像する現像装置において、トナーの粒径
及びパッキングデンシティを規定することで、ライン画
像の再現性を向上させて良質な高精細画像を得ることが
できるようにした発明が開示されている。
【0008】特開平9―123522号公報には、感光
体に対する書き込みレーザ光の光出力エネルギーを可変
自在とした上で、全体ドット数に対する印字ドット数の
割合を画像情報密度として検知し、画像密度が高い場合
にはレーザ光の光出力エネルギーを抑制することで画像
かぶりを抑え、画像密度が低い場合にはレーザ光の光出
力エネルギーを高くすることで細線やハーフトーン等の
高精細画像を鮮明に記録することができるようにした発
明が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来から、乾式電子写
真方式によって高精細な画像を得ようとする場合には、
トナーの平均粒径を5μm程度に小さくする方法が知ら
れている。上述した特開平5−216330号公報及び
特開平6−118798号公報に開示された発明も、そ
のような小粒径トナーを用いることが示唆されている。
しかし、トナー粒径を小さくすると、トナー製造時の収
率の悪化によってトナーコストの上昇を招いてしまうと
いう問題がある。
【0010】また、経済性等を考慮すると、トナーや感
光体のようなサプライは、容易に入手可能な一般的なも
のを共通に使うのが望ましいのに対し、上述した特開平
5−216330号公報及び特開平6−118798号
公報に開示された発明の場合、そのようなサプライとし
てどうしても特殊なものの使用が要求されがちであると
いう問題もある。
【0011】さらに、形成される画像の解像度や細線の
シャープネスがアナログの画像形成装置に比べて劣ると
いうネガ―ポジ現像方式を用いたデジタル画像形成装置
の問題は、上述した特開平9―123522号公報に開
示された発明によっては解決されない。
【0012】本発明の目的は、十分な画像濃度と高精細
画像とを共に得ることができるネガ―ポジ現像方式のデ
ジタル画像形成装置を得ることである。
【0013】本発明の目的は、地汚れを防止することが
できるネガ―ポジ現像方式のデジタル画像形成装置を得
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデジタル
画像形成装置の発明は、静電潜像担持体と、静電潜像担
持体の表面を一様に帯電する帯電装置と、一様に帯電さ
れた静電潜像担持体の表面に画像信号に応じてレーザビ
ームを照射し露光することによって静電潜像担持体の露
光部分に静電潜像を形成するレーザ露光装置と、キャリ
アとトナーとを混合して用いる2成分現像方式で静電潜
像担持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、
動作モードとして通常モードよりも高精細な画像形成動
作を行う高精細モードが指定された場合、現像装置にお
けるトナーの濃度を減少させるトナー濃度減少手段と、
を備える。
【0015】したがって、現像装置は、静電潜像担持体
の露光部分に形成される静電潜像を現像するネガ―ポジ
現像方式で現像を行う。このため、現像部分によって形
成される1ドットのライン幅が太り易くなる傾向があ
る。これに対し、動作モードとして高精細モードが指定
されている場合、トナー濃度減少手段は現像装置におけ
るトナーの濃度を減少させる。このため、高精細モード
においては、現像装置によってネガ―ポジ現像方式によ
る現像がなされたとしても、静電潜像に対するトナー付
着量が適正化するために現像部分によって形成される1
ドットのライン幅の太りが抑制され、形成される画像の
解像度や細線のシャープネスに優れた画像が得られる。
また、現像装置におけるトナー濃度を薄くした場合に
は、トナーとキャリアとの接触確率が増してトナーの帯
電量が上昇するため、これによってもライン周辺のシャ
ープネスの向上が図られる。さらに、現像装置における
トナー濃度を薄くした場合にトナーとキャリアとの接触
確率が増してトナーの帯電量が上昇することは、非画像
部に付着する地汚れトナーの減少が図られる点でも好ま
しい。しかも、高精細モードにおいて高精細な画像が得
られることから、通常モードにおいては、現像装置に対
するトナー供給量を十分な量に保つことで十分な画像濃
度が得られる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ジタル画像形成装置において、通常モードから高精細モ
ードへの切り替え指定時に、作像前のプレ動作として、
現像装置からのトナー消費動作を実行させる第1のトナ
ー量調整手段を備える。
【0017】したがって、高精細モードへの切り替え時
には、作像前のプレ動作として第1のトナー量調整手段
によるトナー消費動作が実行され、現像装置内のトナー
量が予め高精細モードに適した量に調整される。これに
より、通常モードから高精細モードへの切り替わり動作
が円滑になり、高精細モードへの切り替え直後から高精
細な画像形成がなされる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のデジタル画像形成装置において、高精細モードか
ら通常モードへの切り替え指定時に、作像前のプレ動作
として、現像装置へのトナー補給動作を実行させる第2
のトナー量調整手段を備える。
【0019】したがって、通常モードへの切り替え時に
は、作像前のプレ動作として第2のトナー量調整手段に
よる現像装置へのトナー補給動作が実行され、現像装置
内のトナー量が予め通常モードに適した量に調整され
る。これにより、高精細モードから通常モードへの切り
替わり動作が円滑になり、通常モードへの切り替え直後
から十分な濃度の画像形成がなされる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載のデジタル画像形成装置において、原
稿画像を光学的に読み取って画像信号を生成するスキャ
ナ装置とこのスキャナ装置によって生成された画像信号
に対して必要な補正処理を加える画像処理部とを備え、
スキャナ装置によって生成された画像信号に基づいて画
像形成を行う場合であって高精細モード指定時には通常
モード時と比較して画像処理部におけるMTF補正処理
を強調するようにした。ここで、MTFは、Modulation
Transfer Function の略称である(本明細書の全体を
通じて同様)。
【0021】MTF補正処理は、光学系のMTF劣化を
補正するために、注目画素の周囲の濃度に対して注目画
素を黒強調又は白強調する処理である。このようなMT
F補正処理は、細線やドットをはっきり浮き上がらせて
シャープに再現する作用を奏する。そこで、請求項4記
載の発明では、高精細モード指定時には通常モード時と
比較して画像処理部におけるMTF補正処理を強調する
ような処理が行われることから、高精細モード時には、
細線や小さい文字の解像度が増すだけでなく、それらが
よりシャープに強調され、画像品質が向上する。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載のデジタル画像形成装置において、現
像装置に対するトナーの供給量を可変制御するトナー供
給量可変機構と、高精細モードの指定時にはトナー供給
量可変機構を駆動制御して現像装置に対するトナーの供
給量を減少させる第3のトナー量調整手段を備える。
【0023】高精細モード時には、通常モード時と比較
して現像装置のトナー濃度を減少させるために、現像装
置におけるトナー消費量も低下している。このため、高
精細モード時において、現像装置に対するトナーの供給
量を通常モード時と同じだけの供給量にすると、トナー
消費量よりもトナー供給量の方が増えてしまい、時間の
経過と共にトナー濃度を減少させ得なくなってしまう。
そこで、請求項5記載の発明では、高精細モード時、ト
ナー供給量可変機構を駆動制御して現像装置に対するト
ナーの供給量を減少させることで、現像装置の減少した
トナー濃度を時間の経過に拘らず一定に維持し、安定的
に高精細な画像形成を可能としている。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図3に基づいて説明する。図1は本実施の形態のデジ
タル画像形成装置1の縦断正面図、図2は画像読取ユニ
ット2で読み取った原稿画像をレーザ露光ユニット3で
作像する構造を説明するための模式図である。
【0025】本実施の形態のデジタル画像形成装置1
は、スキャナ装置としての画像読取ユニット2、レーザ
露光装置としてのレーザ露光ユニット3、画像プロセス
ユニット4、給紙搬送部5、定着ユニット6及び図1中
には図示しない回路部7(図2参照)を備える。
【0026】画像読取ユニット2は、本体ケース8の上
部に設けられたコンタクトガラス9の上に載置された原
稿10を光学的に読み取る構造を備えている。つまり、
画像読取ユニット2は、コンタクトガラス9の上に載置
された原稿10に光を照射する光源11を備え、この光
源11によって光照射された原稿10からの反射光を3
つのミラー12及びレンズ13からなる走査光学系14
によってCCDセンサによって構成された受光素子15
に導く構造となっている。ここで、走査光学系14は、
原稿10に沿って移動する走査構造と、原稿10に沿っ
て移動したとしても位置不動である受光素子15に対し
て読取倍率を変動させないような光路長を一定にする構
造とを備えている。この光路長を一定にする構造として
は、図2に示すように、ミラー12は、光進行方向順
に、第1ミラー12a、第2ミラー12b及び第3ミラ
ー12cから構成されている。そして、光源11及び第
1ミラー12aからなる第1走行体Aに対し、第2ミラ
ー12b及び第3ミラー12cからなる第2走行体Bが
2:1の速度で進行するようそれらの各部が駆動制御さ
れる。これにより、原稿10から受光素子15までの距
離は、走査光学系14が原稿10に沿って移動したとし
ても、常に一定となる。
【0027】次いで、レーザ露光ユニット3は、画像読
取ユニット2で読み取った原稿10の画像データ、つま
り、受光素子15の出力信号に基づいて生成される画像
データに従い半導体レーザ16から照射されたレーザ光
を画像プロセスユニット4に設けられた静電潜像担時体
としての感光ドラム17に照射露光する構造となってい
る。より詳しくは、半導体レーザ16から照射されたレ
ーザ光は、第1のレンズ18(図2参照)を介してポリ
ゴンミラー19に導かれ、このポリゴンミラー19の回
転によって所定領域に走査される。この時にポリゴンミ
ラー19の回転によってレーザ光が走査される方向は感
光ドラム17の軸方向である。そして、ポリゴンミラー
19を反射したレーザ光は、第2のレンズ20によって
集光されてミラー21で反射され、感光ドラム17に導
かれる。レーザ光は、感光ドラム17上においてその軸
方向に走査される。そこで、このような半導体レーザ1
6から照射されて感光ドラム17の軸方向に沿ってレー
ザ光が走査され、同時に感光ドラム17が回転駆動され
ることから、感光ドラム17には画像データに従った画
像が展開されることになる。
【0028】次いで、画像プロセスユニット4は、感光
ドラム17の周囲に、帯電装置22、現像装置23、転
写装置24及びクリーニングユニット25が感光ドラム
17の回転方向(図1及び図2中、矢印で示す)順に配
置されて構成されている。帯電装置22は、本実施の形
態の場合、帯電コロによる接触帯電方式によって感光ド
ラム17の表面を一様に帯電する。この時、感光ドラム
17は、例えば300mm/secの速度で回転駆動さ
れており、感光ドラム17の表面は、帯電装置22によ
って例えば−900Vに帯電される。もっとも、帯電装
置22としては、コロナ放電によって感光ドラム17を
帯電するワイヤ帯電構造のものが用いられていても良
い。そして、レーザ露光ユニット3における半導体レー
ザ16のオン・オフ制御処理によって半導体レーザ16
から発振されて感光ドラム17に導かれるレーザ光は、
帯電装置22と現像装置23との間で感光ドラム17に
照射される。この時、画像読取ユニット2及びレーザ露
光ユニット3における画像の読み取り密度および書き込
み密度は、例えば、共に600dpiである。また、半
導体レーザ16の光量は、例えば300μWであり、こ
れによって感光ドラム17の周囲の光照射部分の電位が
低下し、ベタ画像部では−100V程度の電位となる。
さらに、半導体レーザ16の発振による発光パルス時間
を各ドット毎に制御することで、階調表現も可能とな
る。これにより、一様に帯電された感光ドラム17の周
囲にレーザ光による静電潜像が形成される。そして、こ
うして形成された静電潜像は現像装置23によって現像
され、図示しないトナーが付着される。この現像装置2
3は、共に図示しないトナーとキャリアとを混合して用
いる2成分現像方式で静電潜像を現像するネガ―ポジ現
像方式で現像を行う構造のものである。このような現像
装置23は、その現像スリーブ26に、例えば−550
Vが印加されており、これによって現像ポテンシャルが
450Vに設定されている。なお、現像装置23の詳細
は後述する。こうして、現像装置23によって現像され
て顕像化した感光ドラム17の周囲の現像像は、転写装
置24によって感光ドラム17に接する位置まで案内さ
れた転写紙27に転写される。転写装置24は、帯電装
置22と同様に転写コロによる接触転写方式によって感
光ドラム17の周囲に吸着されたトナーによる現像像を
転写紙27に吸引転写する構造となっている。そして、
クリーニングユニット25は、転写装置24によって感
光ドラム17から転写紙27に転写しきれずに感光ドラ
ム17に残存するトナーを感光ドラム17から書き落と
し、書き落としたトナーをトナートレイ28に貯留する
構造となっている。
【0029】次いで、給紙搬送部5は、給紙カセット2
9及び手差し給紙口30にセットされた転写紙27をピ
ックアップして案内経路31に案内し、この案内経路3
1においてレジストローラ対32を含む複数個のローラ
対33によって転写紙27を排紙トレイ34まで案内搬
送する構造のものである。そして、案内経路31は、転
写装置24の位置で感光ドラム17に接し、定着ユニッ
ト6の内部を通過する。これにより、案内経路31を案
内搬送される転写紙27も、転写装置24の位置で感光
ドラム17に接し、定着ユニット6を通過する。
【0030】次いで、定着ユニット6は、ヒートローラ
35とこのヒートローラ35に圧接されるプレスローラ
36とを備え、これらのヒートローラ35とプレスロー
ラ36との間を画像転写後の転写紙27を通過させるこ
とにより、転写画像を転写紙27に溶融定着する構造の
ものである。
【0031】図3は、現像装置23の縦断正面図であ
る。ここで、現像装置23について詳細に説明する。現
像装置23は、現像器37にトナーを収容するトナーホ
ッパ38が取り付けられた構造のものであり、現像器3
7は、その内部に現像スリーブ26やアジテータ39等
を備え、トナー補給口40に位置させてトナー量可変機
構としてのトナー補給ローラ41及び規制フィルム42
を備える。このような現像器37は、その内部に時制を
帯びたキャリアが予め収容されており、トナー補給ロー
ラ41の回転によってトナーホッパ38から現像器37
の内部に供給されるトナーと予め収容されているキャリ
アとがアジテータ39の回転によって現像器37内で攪
拌・混合されるような構造となっている。そして、この
ような現像装置23は、トナーがまぶされたキャリアを
磁石を内蔵させた現像スリーブ26に付着させ、この現
像スリーブ26に接触するフィルム状のドクタブレード
43によって規制することで、現像スリーブ26の周囲
に現像に適した磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシで
感光ドラム17を擦りながら現像を行う。また、現像器
37の内部には現像器37内のトナー濃度を検出する磁
気センサ44が設けられている。この磁気センサ44
は、見かけ透磁率の変化を電気信号に変換してトナー濃
度を検出する構造のものである。
【0032】ここで、各部の電気・電子的処理について
説明する。
【0033】本実施の形態のデジタル画像形成装置1
は、各部を集中制御する制御部45を備える。この制御
部45は、中央制御装置としてのCPU、CPUに処理
実行させる動作プログラムや固定データを記憶する記憶
媒体としてのROM、CPUのワークエリアとして使用
されると共に動的なデータを格納するRAM、I/O等
のマイクロコンピュータからなり、ROM等の記憶媒体
に格納された動作プログラムに従って所定の演算処理を
行い、各部及び全体を集中制御する。デジタル画像形成
装置1は、マイクロコンピュータを内蔵する他のデータ
処理部(後述する)も備えるが、これらの各データ処理
部も制御部45による統括制御を受けて所定の処理を実
行する。したがって、制御部45は、デジタル画像形成
装置1全体を統括的に制御する機能を有することにな
る。
【0034】このような制御部45に制御される画像読
取ユニット2は、第1走行体Aと第2走行体Bとを走行
駆動するためのスキャナ駆動モータ46を備え、このス
キャナ駆動モータ46は制御部45に接続されて制御部
45に管理される読取処理部47によって駆動制御され
る。この読取処理部47は、原稿10の読み取り処理
時、必要なスキャナ駆動モータ制御クロック信号、CC
D動作用タイミング信号及び読取処理部47や他の処理
部で使用する各種のタイミング信号等を生成するタイミ
ング生成部と、受光素子15からの出力であるCCD信
号のレベル調整やサンプル&ホールドを行うアナログ回
路部と、A/D変換部と、シェーディング補正部と、制
御部45やその他のデータ処理部との間での交信を実行
するI/F等から構成されている。したがって、読取処
理部47は、制御部45での制御の下、各種のタイミン
グ信号を出力してタイミングを取りながら、スキャナ駆
動モータ46を駆動制御して走査光学系14による原稿
10の走査を行い受光素子15に原稿10からの反射光
を受光させ、これによって受光素子15から出力される
画像データを取り込み、この画像データに対してサンプ
ル&ホールド、A/D変換、シェーディング補正等の各
種処理を加える。そして、各種処理後の画像データを画
像処理部48に出力する。
【0035】画像処理部48は、読取処理部47からの
画像データに対して各種の処理を施す。つまり、画像処
理部48は、変倍処理、フィルタ処理、ガンマ補正処
理、MTF補正処理等を実行する。各種処理後の画像デ
ータは、画像メモリ部49にページ順に蓄積される。こ
うして画像メモリ部49に蓄積された画像データは、制
御部45からの指示によって書込処理部50に出力され
る。この書込処理部50は、主走査制御部、副走査制御
部及び半導体レーザパワー制御部等から構成され、主走
査制御部によって図示しないポリゴンミラー駆動モータ
を駆動制御してポリゴンミラー19を動作制御し、副走
査制御部によって図示しない感光ドラムモータを駆動制
御して感光ドラム17を動作制御する。このような主走
査制御及び副走査制御の下、書込処理部50は、画像デ
ータに従い半導体レーザ16をオン・オフ制御し、一様
帯電された感光ドラム17の表面にレーザ光を照射して
静電潜像を形成する。その後は、既に説明した画像プロ
セスユニット4における画像形成プロセスが実行され、
転写紙27に対する画像形成がなされる。
【0036】もっとも、本実施の形態のデジタル画像形
成装置1は、上述したようなデジタル複写機としての機
能ばかりでなく、デジタルプリンタとしての機能も持
つ。つまり、制御部45は、外部のコンピュータ等から
画像データを受け取ると、これを画像メモリ部49にペ
ージ順に蓄え、こうして画像メモリ部49に蓄えられた
画像データに従い書込処理部50によって感光ドラム1
7に静電潜像を形成し、これを現像装置23で現像し、
転写装置24で転写紙27に転写することで、転写紙2
7に対する画像形成を実行する。
【0037】ここで、本実施の形態のデジタル画像形成
装置1は、制御部45に接続された操作部51を備え
る。この操作部51は、本体ケース8の上面に配置され
た図示しない操作パネルからのオペレータの操作を反映
するために、その操作内容を制御部45に伝達する機能
を有する。このような操作部51からの操作として、本
実施の形態のデジタル画像形成装置1は、動作モードを
通常モードと高精細モードとに切り替え可能である。高
精細モードというのは、通常モードよりも高精細な画像
形成動作を行う動作モードである。以下、高精細モード
が指定された場合の処理を説明する。
【0038】操作部51での操作により、高精細モード
が指定された場合は、通常モード時に比べて現像器37
内のトナー濃度を薄くする処理が行われる。つまり、現
像器37においては、制御部45での制御によって、ベ
タ画像濃度が十分な濃度となるように、現像器37内の
トナー濃度(トナー重量/キャリア重量)が設定されて
いる。つまり、通常モード時、現像器37においては、
磁気センサ44によってトナー濃度を検出しており、こ
うして検出されたトナー濃度が適正、つまり、十分なベ
タ画像濃度が得られるようにトナー補給ローラ41の回
転駆動が制御されている。一例として、通常モード時に
おけるトナー濃度は2.5重量%を標準とする。この時
のブローオフ法によるトナー帯電量は−20μC/gで
あり、感光ドラム17の周囲でのベタ画像におけるトナ
ー付着量は約0.7mg/cm2である。これに対し、
本実施の形態のデジタル画像形成装置1においては、現
像方式としてネガ―ポジ現像方式が採用されているた
め、図5に基づいて既に説明した通り、ライン部はエッ
ジ電界効果によって常にベタ画像部よりもトナー付着量
が過多になる。このため、ベタ部が完全に埋まって十分
なベタ画像濃度が得られるように現像器37のトナー濃
度を設定すると、解像度や細線のシャープネスの低下を
招きやすい。そこで、本実施の形態のデジタル画像形成
装置1では、高精細モードが指定された場合は、通常モ
ード時に比べて現像器37内のトナー濃度を薄くする処
理が行われる。つまり、高精細モード時には、磁気セン
サ44によってトナー濃度を検出しながら、トナー補給
ローラ41の回転駆動量を制御してトナー補給量を減ら
し、トナー濃度を通常モード時よりも30%減少させる
処理が行われる(トナー濃度減少手段、第3のトナー量
調整手段)。これにより、トナー帯電量は3%アップ
し、感光ドラム17の周囲でのベタ画像におけるトナー
付着量は30%低下することになる。
【0039】このように、現像器37内のトナー濃度を
薄くして現像装置23による現像プロセスを実行するこ
とで、感光ドラム17の表面に形成された静電潜像に対
するトナーの付着量が下がり、ネガ―ポジ現像方式では
太りが生じやすい現像像が最適化し、静電潜像に忠実な
トナー付着量が得られる。また、現像器37内のトナー
濃度を薄くした場合には、トナーとキャリアとの接触確
率が増してトナーの帯電量が上昇するため、これによっ
てもライン周辺のシャープネスの向上が図られる。さら
に、現像器37内のトナー濃度を薄くした場合にトナー
とキャリアとの接触確率が増してトナーの帯電量が上昇
することは、非画像部に付着する地汚れトナーの減少が
図られる点でも好ましい。
【0040】なお、トナー濃度を通常モード時よりも3
0%減少させる等というような上述した条件下で実験を
行い、テストコピーをとってみると、通常モード時には
ベタID(反射濃度)が1.45で解像度が4.5本/
mmであったものが、高精細モード時にはベタID(反射
濃度)が1.30で解像度が6.3本/mmとなった。そ
して、高精細モード時においては、通常モード時に比
べ、地汚れや文字のシャープネス等が著しく改善され、
その結果、図面等の高精細なコピーが得られた。また、
デジタルプリンタとしての使用時においても、600d
piの1ドットペアラインの解像度に問題がなく、パー
ソナルコンピュータの4ポイント文字等の小さな文字に
ついても十分な解像度が得られた。
【0041】また、本実施の形態のデジタル画像形成装
置1においては、高精細モードが指定されて通常モード
時に比べて現像器37内のトナー濃度を薄くする処理が
行われるのに先立ち、制御部45での制御により、プレ
動作として現像器37からのトナー消費動作が行われる
(第1のトナー量調整手段)。つまり、操作部51での
操作によって高精細モードが指定されると、デジタル画
像形成装置1は待機状態となってフリーランを開始し、
現像器37においてトナー補給ローラ41による現像器
37へのトナー補給を停止したまま感光ドラム17の周
囲に黒ベタ横ラインを形成する。そして、感光ドラム1
7の周囲の黒ベタ横ラインについては、転写装置24に
よる転写紙27への転写動作を実行することなくクリー
ニングユニット25でトナー回収を行うことで感光ドラ
ム17から除去回収する。これにより、現像器37内の
トナーが消費される。そこで、磁気センサ44によって
検出される現像器37内のトナー濃度が30%低下した
時点でプレ動作を停止し、上述したような高精細モード
での画像形成動作に移行する。これにより、通常モード
から高精細モードへの切り替え時、現像器37内のトナ
ー量を予め高精細モードに適した量に調整することがで
き、したがって、通常モードから高精細モードへの切り
替わり動作を円滑にして高精細モードへの切り替え直後
から高精細な画像形成を行うことができる。
【0042】このようなプレ動作後に実行される高精細
モードでの画像形成においては、前述したように、磁気
センサ44によるトナー量検知の情報に基づいて、トナ
ー補給ローラ41の回転駆動量を制御してトナー補給量
を減らし、トナー濃度を通常モード時よりも30%減少
させる処理が行われる(第3のトナー量調整手段)。こ
のため、高精細モード時には、減少させた現像装置23
のトナー濃度を時間の経過に拘らず一定に維持すること
ができ、したがって、安定的に高精細な画像形成を行う
ことができる。
【0043】これに対し、高精細モードから通常モード
に切り替えられる場合、通常モードでの現像時には現像
器37内のトナー濃度が初期の設定値となるように制御
される。そして、高精細モードから通常モードに切り替
えられるに際しても、通常モードでの画像形成動作に先
立ち、プレ動作として現像器37に対するトナー補給動
作が行われる(第2のトナー量調整手段)。つまり、操
作部51での操作によって高精細モードから通常モード
が指定されると、デジタル画像形成装置1は待機状態と
なってフリーランを開始し、現像器37においてトナー
補給ローラ41による現像器37へのトナー補給が行わ
れる。そして、磁気センサ44によって検出される現像
器37内のトナー濃度が30%上昇した時点でプレ動作
を停止し、上述したような通常モードでの画像形成動作
に移行する。これにより、高精細モードから通常モード
への切り替え時、現像器37内のトナー量を予め通常モ
ードに適した量に調整することができ、したがって、高
精細モードから通常モードへの切り替わり動作を円滑に
して通常モードへの切り替え直後から十分な濃度の画像
形成を行うことができる。
【0044】また、本実施の形態のデジタル画像形成装
置1では、高精細モード指定時に、通常モード時と比較
して画像処理部48におけるMTF補正処理を強調する
処理を行う。つまり、高精細モード指定時には、MTF
補正値の係数が2倍に強められる。ここで、MTF補正
処理は、光学系のMTF劣化を補正するために、注目画
素の周囲の濃度に対して注目画素を黒強調又は白強調す
る処理である。このようなMTF補正処理は、細線やド
ットをはっきり浮き上がらせてシャープに再現する作用
を奏する。そこで、高精細モード指定時には通常モード
時と比較して画像処理部48におけるMTF補正処理を
強調する。これにより、画像濃度は低下するが、文字部
に関しては解像度及びシャープネスが著しく改善され
る。また、低コントラスト部や細線もシャープに再現さ
れ、文字やドットの品質が著しく向上する。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載のデジタル画像形成装置の
発明は、静電潜像担持体と、静電潜像担持体の表面を一
様に帯電する帯電装置と、一様に帯電された静電潜像担
持体の表面に画像信号に応じてレーザビームを照射し露
光することによって静電潜像担持体の露光部分に静電潜
像を形成するレーザ露光装置と、キャリアとトナーとを
混合して用いる2成分現像方式で静電潜像担持体に形成
された静電潜像を現像する現像装置と、動作モードとし
て通常モードよりも高精細な画像形成動作を行う高精細
モードが指定された場合、現像装置におけるトナーの濃
度を減少させるトナー濃度減少手段と、を備えるので、
高精細モードにおいては、現像部分によって形成される
1ドットのライン幅が太り易くなる傾向があるネガ―ポ
ジ現像方式による現像がなされたとしても、静電潜像に
対するトナー付着量が適正化するために現像部分によっ
て形成される1ドットのライン幅の太りを抑制すること
ができ、形成される画像の解像度や細線のシャープネス
に優れた画像を得ることができる。また、現像装置にお
けるトナー濃度を薄くした場合には、トナーとキャリア
との接触確率が増してトナーの帯電量が上昇するため、
これによってもライン周辺のシャープネスの向上が図ら
れる。さらに、現像装置におけるトナー濃度を薄くした
場合にトナーとキャリアとの接触確率が増してトナーの
帯電量が上昇することは、非画像部に付着する地汚れト
ナーの減少が図られる点でも好ましい。しかも、高精細
モードにおいて高精細な画像が得られることから、通常
モードにおいては、現像装置に対するトナー供給量を十
分な量に保つことが可能となり、十分な画像濃度が得ら
れる。つまり、高精細モードにおいては形成される画像
の解像度や細線のシャープネスに優れた高精細な画像を
得ることができ、通常モードにおいては十分な画像濃度
を得ることができ、十分な画像濃度と高精細画像とを共
に得ることができる。
【0046】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ジタル画像形成装置において、通常モードから高精細モ
ードへの切り替え指定時に、作像前のプレ動作として、
現像装置からのトナー消費動作を実行させる第1のトナ
ー量調整手段を備えるので、通常モードから高精細モー
ドへの切り替え時、第1のトナー量調整手段の動作によ
って現像装置内のトナー量を予め高精細モードに適した
量に調整することができ、したがって、通常モードから
高精細モードへの切り替わり動作を円滑にして高精細モ
ードへの切り替え直後から高精細な画像形成を行うこと
ができる。
【0047】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のデジタル画像形成装置において、高精細モードか
ら通常モードへの切り替え指定時に、作像前のプレ動作
として、現像装置へのトナー補給動作を実行させる第2
のトナー量調整手段を備えるので、高精細モードから通
常モードへの切り替え時、第2のトナー量調整手段の動
作によって現像装置内のトナー量を予め通常モードに適
した量に調整することができ、したがって、高精細モー
ドから通常モードへの切り替わり動作を円滑にして通常
モードへの切り替え直後から十分な濃度の画像形成を行
うことができる。
【0048】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一記載のデジタル画像形成装置において、原
稿画像を光学的に読み取って画像信号を生成するスキャ
ナ装置とこのスキャナ装置によって生成された画像信号
に対して必要な補正処理を加える画像処理部とを備え、
スキャナ装置によって生成された画像信号に基づいて画
像形成を行う場合であって高精細モード指定時には通常
モード時と比較して画像処理部におけるMTF補正処理
を強調するようにしたので、高精細モード時には、細線
や小さい文字の解像度やシャープネスを向上させて画像
品質を向上させることができる。
【0049】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載のデジタル画像形成装置において、現
像装置に対するトナーの供給量を可変制御するトナー供
給量可変機構と、高精細モードの指定時にはトナー供給
量可変機構を駆動制御して現像装置に対するトナーの供
給量を減少させる第3のトナー量調整手段を備えるの
で、高精細モード時、第3のトナー量調整手段によっ
て、減少させた現像装置のトナー濃度を時間の経過に拘
らず一定に維持することができ、したがって、安定的に
高精細な画像形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すデジタル画像形成
装置の縦断正面図である。
【図2】画像読取ユニットで読み取った原稿画像をレー
ザ露光ユニットによって静電潜像担時体上に作像するた
めの処理構造を説明するための模式図である。
【図3】現像装置の縦断正面図である。
【図4】デジタル画像形成装置におけるポジ―ポジ現像
方式での現像例を示す模式図である。
【図5】デジタル画像形成装置におけるネガ―ポジ現像
方式での現像例を示す模式図である。
【符号の説明】
2 スキャナ装置(画像読取ユニット) 3 レーザ露光装置(レーザ露光ユニット) 10 原稿 17 静電潜像担持体(感光ドラム) 22 帯電装置 23 現像装置 41 トナー供給量可変機構(トナー補給ローラ) 48 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 EA02 EA06 ED08 ED10 EF06 FA30 FB15 2H077 DB02 5C074 AA05 BB02 CC22 DD01 EE08 FF11 GG13 5C077 LL08 LL09 LL19 PP03 PP74 SS02 TT03 TT06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体と、 前記静電潜像担持体の表面を一様に帯電する帯電装置
    と、 一様に帯電された前記静電潜像担持体の表面に画像信号
    に応じてレーザビームを照射し露光することによって前
    記静電潜像担持体の露光部分に静電潜像を形成するレー
    ザ露光装置と、 キャリアとトナーとを混合して用いる2成分現像方式で
    前記静電潜像担持体に形成された前記静電潜像を現像す
    る現像装置と、 動作モードとして通常モードよりも高精細な画像形成動
    作を行う高精細モードが指定された場合、前記現像装置
    における前記トナーの濃度を減少させるトナー濃度減少
    手段と、を備えるデジタル画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記通常モードから前記高精細モードへ
    の切り替え指定時に、作像前のプレ動作として、前記現
    像装置からのトナー消費動作を実行させる第1のトナー
    量調整手段を備える請求項1記載のデジタル画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記高精細モードから前記通常モードへ
    の切り替え指定時に、作像前のプレ動作として、前記現
    像装置へのトナー補給動作を実行させる第2のトナー量
    調整手段を備える請求項1又は2記載のデジタル画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を光学的に読み取って前記画像
    信号を生成するスキャナ装置とこのスキャナ装置によっ
    て生成された前記画像信号に対して必要な補正処理を加
    える画像処理部とを備え、前記スキャナ装置によって生
    成された画像信号に基づいて画像形成を行う場合であっ
    て前記高精細モード指定時には前記通常モード時と比較
    して前記画像処理部におけるMTF補正処理を強調する
    ようにした請求項1ないし3のいずれか一記載のデジタ
    ル画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像装置に対するトナーの供給量を
    可変制御するトナー供給量可変機構と、前記高精細モー
    ドの指定時には前記トナー供給量可変機構を駆動制御し
    て前記現像装置に対するトナーの供給量を減少させる第
    3のトナー量調整手段を備える請求項1ないし4のいず
    れか一記載のデジタル画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005189283A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
US7636176B2 (en) 2003-01-31 2009-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, method and storage medium

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