JP2000338262A - 位置検出型通過センサ - Google Patents
位置検出型通過センサInfo
- Publication number
- JP2000338262A JP2000338262A JP11188009A JP18800999A JP2000338262A JP 2000338262 A JP2000338262 A JP 2000338262A JP 11188009 A JP11188009 A JP 11188009A JP 18800999 A JP18800999 A JP 18800999A JP 2000338262 A JP2000338262 A JP 2000338262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- angle
- reflection surface
- reflection plate
- regression
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立、設置が容易な位置検出型通過センサを
小型で安価に実現する。 【構成】 投受光ユニット1二個と回帰反射板2で構成
されるセンサユニット3を二個対向させ、その間を検出
領域とする位置検出型通過センサにおいて、回帰反射板
を反射率あるいは偏光特性の異なる縞模様状にする。
小型で安価に実現する。 【構成】 投受光ユニット1二個と回帰反射板2で構成
されるセンサユニット3を二個対向させ、その間を検出
領域とする位置検出型通過センサにおいて、回帰反射板
を反射率あるいは偏光特性の異なる縞模様状にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の領域を通過する
物体の位置を検出する通過センサにおいて、その通過位
置を得るための通過角度検出方法に関する。
物体の位置を検出する通過センサにおいて、その通過位
置を得るための通過角度検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4のような、投受光ユニット1
を上下に二個と回帰反射板2で構成されるセンサユニッ
ト3を二個対向させ、その間を検出領域とする通過セン
サにおいて、通過物体7の位置を得るためには、通過物
体を二箇所の投受光ユニットで検出し、各々の検出角度
および投受光ユニット間距離から通過位置を算出してい
る(特願平11−112719参照)。この検出角度
は、図5に示す投受光ユニット1内で高速に回転振動し
ている光ビーム走査器11の回転角度を検出する角度検
出器15より得られるデータで、角度検出器の方式とし
て静電容量式、電磁式、位置検出光ダイオード(PS
D)を使用する方式等が知られている。
を上下に二個と回帰反射板2で構成されるセンサユニッ
ト3を二個対向させ、その間を検出領域とする通過セン
サにおいて、通過物体7の位置を得るためには、通過物
体を二箇所の投受光ユニットで検出し、各々の検出角度
および投受光ユニット間距離から通過位置を算出してい
る(特願平11−112719参照)。この検出角度
は、図5に示す投受光ユニット1内で高速に回転振動し
ている光ビーム走査器11の回転角度を検出する角度検
出器15より得られるデータで、角度検出器の方式とし
て静電容量式、電磁式、位置検出光ダイオード(PS
D)を使用する方式等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような位置検出型
通過センサにおいて、通過位置は、検出領域の対角4箇
所に配置される投受光ユニット中、任意の2箇所からの
検出角度より算出されるため、センサの組立、設置の際
は光軸を合わせるだけでなく、各角度検出器の基準とな
る角度(例えば水平方向を0度)を精度良く合わせる必
要がある。基準角度を機械的に合わせることは困難なた
め、従来は、センサの校正機能により角度データを補正
する方法が用いられるが、複雑な処理と工程が必要とな
る。
通過センサにおいて、通過位置は、検出領域の対角4箇
所に配置される投受光ユニット中、任意の2箇所からの
検出角度より算出されるため、センサの組立、設置の際
は光軸を合わせるだけでなく、各角度検出器の基準とな
る角度(例えば水平方向を0度)を精度良く合わせる必
要がある。基準角度を機械的に合わせることは困難なた
め、従来は、センサの校正機能により角度データを補正
する方法が用いられるが、複雑な処理と工程が必要とな
る。
【0004】また、通過物体の高速化、検出領域の拡大
化に対応するには、より高精度な角度検出器が要求され
るようになるため、装置の大型化、コスト高という問題
点がある。
化に対応するには、より高精度な角度検出器が要求され
るようになるため、装置の大型化、コスト高という問題
点がある。
【0005】本発明は、組立、設置が容易な位置検出型
通過センサを、装置の大型化、コスト高の一因となる角
度検出器を使用せずに提供することを目的とする。
通過センサを、装置の大型化、コスト高の一因となる角
度検出器を使用せずに提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回帰反射板に反射率あるいは偏光特性の
異なる縞模様を形成し、その縞模様に対応した受光信号
より通過角度を検出するものである。
に、本発明は、回帰反射板に反射率あるいは偏光特性の
異なる縞模様を形成し、その縞模様に対応した受光信号
より通過角度を検出するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を一実施例にも
とづき説明する。図2において、レーザダイオード8か
ら発せられた光は、コリメートレンズ9で平行光線に変
換され、ハーフミラー10を通過した後、光ビーム走査
器11のミラー12で扇状に走査され、投受光ユニット
1の外部へ出射される。この投光ビーム6は、測定領域
を構成する他方のセンサユニット内の回帰反射板2で反
射され、光ビーム走査器のミラーに戻って来る。その後
ハーフミラーで反射され、受光レンズ13により受光素
子14に集光され受光信号が得られる。回帰反射板2は
等間隔または等角度間隔などの規則的な間隔で反射面
4、非反射面5が縞模様状に形成されており、受光信号
には図3(a)で示すパルス波形が観測される。このパ
ルス波形は回帰反射板上の反射面、非反射面によるもの
で、光ビーム走査器の回転角度に対応している。ここ
で、投光ビーム走査内を通過物体7が通過すると、投光
ビームは遮光され、図3(b)に示すような通過角度に
対応した受光信号となる。
とづき説明する。図2において、レーザダイオード8か
ら発せられた光は、コリメートレンズ9で平行光線に変
換され、ハーフミラー10を通過した後、光ビーム走査
器11のミラー12で扇状に走査され、投受光ユニット
1の外部へ出射される。この投光ビーム6は、測定領域
を構成する他方のセンサユニット内の回帰反射板2で反
射され、光ビーム走査器のミラーに戻って来る。その後
ハーフミラーで反射され、受光レンズ13により受光素
子14に集光され受光信号が得られる。回帰反射板2は
等間隔または等角度間隔などの規則的な間隔で反射面
4、非反射面5が縞模様状に形成されており、受光信号
には図3(a)で示すパルス波形が観測される。このパ
ルス波形は回帰反射板上の反射面、非反射面によるもの
で、光ビーム走査器の回転角度に対応している。ここ
で、投光ビーム走査内を通過物体7が通過すると、投光
ビームは遮光され、図3(b)に示すような通過角度に
対応した受光信号となる。
【0008】したがって、図1に示すように、上記のよ
うな投受光ユニット1二個と回帰反射板2を配置したセ
ンサユニット3を二個対向させ、その間を検出領域する
通過センサを構成すると、光ビーム走査器の角度検出に
角度検出器を使用せずに通過物体の通過角度が得られ、
通過位置が算出される。
うな投受光ユニット1二個と回帰反射板2を配置したセ
ンサユニット3を二個対向させ、その間を検出領域する
通過センサを構成すると、光ビーム走査器の角度検出に
角度検出器を使用せずに通過物体の通過角度が得られ、
通過位置が算出される。
【0009】また、受光信号のパルス波形は光ビーム走
査器の角度情報を示すと共に、対向するセンサユニット
間の相対位置関係をも含んでいる。よって、対向するセ
ンサユニットから夫々得られる角度信号は、お互いの回
帰反射板より角度情報を得ることにより基準角度が一致
したデータとなる。また、センサユニット内の上下に配
置される二個の投受光ユニットは、同じ回帰反射板より
角度情報を得ることにより同じ基準角度を持つ。したが
って、センサの組立、設置の際は光軸を合わせるだけで
良く、基準角度を合わせる作業は不要となる。
査器の角度情報を示すと共に、対向するセンサユニット
間の相対位置関係をも含んでいる。よって、対向するセ
ンサユニットから夫々得られる角度信号は、お互いの回
帰反射板より角度情報を得ることにより基準角度が一致
したデータとなる。また、センサユニット内の上下に配
置される二個の投受光ユニットは、同じ回帰反射板より
角度情報を得ることにより同じ基準角度を持つ。したが
って、センサの組立、設置の際は光軸を合わせるだけで
良く、基準角度を合わせる作業は不要となる。
【0010】また、回帰反射板2にフィルター等を使用
し、高反射、低反射による縞模様を形成した場合や、偏
光板や偏光特性のある反射板を使用し縞模様を形成した
場合も上記効果が得られるとともに、さらに上記実施例
に比べ、分解能が2倍となる結果が得られる。
し、高反射、低反射による縞模様を形成した場合や、偏
光板や偏光特性のある反射板を使用し縞模様を形成した
場合も上記効果が得られるとともに、さらに上記実施例
に比べ、分解能が2倍となる結果が得られる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ビーム走査器に角度検出器を使用せずに、通過物体の
角度を検出するため、小型で安価な位置検出型通過セン
サを提供できる。また、光軸を合わせるだけで各投受光
ユニットの基準角度が一致するため、組立、設置が容易
になる。
光ビーム走査器に角度検出器を使用せずに、通過物体の
角度を検出するため、小型で安価な位置検出型通過セン
サを提供できる。また、光軸を合わせるだけで各投受光
ユニットの基準角度が一致するため、組立、設置が容易
になる。
【図1】本発明の一実施例を示す位置検出型通過センサ
の概略構成図である。
の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す投受光ユニット部の概
略構成図である。
略構成図である。
【図3】受光信号の波形を示す図である。
【図4】従来例を示す位置検出型通過センサの概略構成
図である。
図である。
【図5】従来例を示す投受光ユニット部の概略構成図で
ある。
ある。
1 投受光ユニット 2 回帰反射板 3 センサユニット 4 反射面 5 非反射面 11 光ビーム走査器 15 角度検出器
Claims (1)
- 【請求項1】 投受光ユニット(1)二個と回帰反射板
(2)で構成されるセンサユニット(3)を二個対向さ
せ、その間を検出領域とする位置検出型通過センサにお
いて、回帰反射板を反射率あるいは偏光特性の異なる縞
模様状にすることを特徴とする位置検出型通過センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188009A JP2000338262A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 位置検出型通過センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188009A JP2000338262A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 位置検出型通過センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000338262A true JP2000338262A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=16216060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188009A Pending JP2000338262A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 位置検出型通過センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000338262A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007131708A1 (de) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Büromat IT Systeme Zwickau GmbH | Vorrichtung und verfahren zum erkennen von objekten |
JP2019027850A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | キヤノン電子株式会社 | 光走査型測定装置 |
WO2020146017A1 (en) * | 2019-01-11 | 2020-07-16 | Nec Laboratories America, Inc. | Walk-through gate with signal separation |
CN114111583A (zh) * | 2020-08-27 | 2022-03-01 | 神华神东煤炭集团有限责任公司 | 一种基于激光测距的采动裂缝监测装置及方法 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11188009A patent/JP2000338262A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007131708A1 (de) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Büromat IT Systeme Zwickau GmbH | Vorrichtung und verfahren zum erkennen von objekten |
US7995206B2 (en) | 2006-05-12 | 2011-08-09 | BITS Zwickau Büromat IT-Systeme GmbH | Apparatus and method for recognizing objects |
JP2019027850A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | キヤノン電子株式会社 | 光走査型測定装置 |
WO2020146017A1 (en) * | 2019-01-11 | 2020-07-16 | Nec Laboratories America, Inc. | Walk-through gate with signal separation |
JP2022509169A (ja) * | 2019-01-11 | 2022-01-20 | エヌイーシー ラボラトリーズ アメリカ インク | 信号分離を含むウォークスルーゲート |
US11415669B2 (en) | 2019-01-11 | 2022-08-16 | Nec Corporation | Walk-through gate with signal separation |
JP7201811B2 (ja) | 2019-01-11 | 2023-01-10 | エヌイーシー ラボラトリーズ アメリカ インク | 信号分離を含むウォークスルーゲート |
CN114111583A (zh) * | 2020-08-27 | 2022-03-01 | 神华神东煤炭集团有限责任公司 | 一种基于激光测距的采动裂缝监测装置及方法 |
CN114111583B (zh) * | 2020-08-27 | 2023-10-20 | 神华神东煤炭集团有限责任公司 | 一种基于激光测距的采动裂缝监测装置及方法 |
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